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技術 コンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、コンテンツ表示方法

出願人 株式会社メディアドゥ
発明者 藤田恭嗣
出願日 2015年4月7日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2015-078693
公開日 2016年12月1日 (7ヶ月経過) 公開番号 2016-200876
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード データ入出力速度 電子ペーパー装置 小口部分 個人的嗜好 ベクタ情報 ページ移動操作 ページ配列 表示対象ページ

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課題

複数のページを有するコンテンツの表示を、より柔軟に行うことができるコンテンツ表示装置を提供すること。

解決手段

複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示装置1は、前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部14と、前記コンテンツに含まれるページの情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部15と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段12と、ユーザによる上下左右ページ移動指示受け付け入力受付手段11と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段13と、を備えることを特徴とする。

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背景

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従来、コンピュータ携帯電話スマートフォン端末タブレット端末など、種々の端末装置の普及に伴い、それらの端末装置を利用して様々なコンテンツを表示する技術が利用されている。

昨今では、小説漫画雑誌など、多種多様書籍が電子書籍として、上述したような端末装置によって閲覧可能に提供されている。

特に、多くのスマートフォン端末やタブレット端末、一部のコンピュータ、電子書籍の閲覧専用端末などは、ディスプレイ装置をユーザが指で触れることによって入力可能なタッチパネル装置を備えており、このような端末装置では、実際に本をめくるような動作によって、電子書籍のような複数ページを有するコンテンツを閲覧可能に構成されていることも多い。

多くの場合、コンテンツの情報は端末装置の有する補助記憶装置や、ネットワークや各種の入出力手段によって接続される外部記憶装置に保持されている。そして、このような補助記憶装置/外部記憶装置のデータ入出力速度は比較的低速であることが多い。そのため、ユーザからのページの移動指示があるごとに、表示対象ページを補助記憶装置/外部記憶装置から取得する構成とした場合には、ユーザの指示から実際にページが表示されるまでの処理時間が長く、ユーザが快適に電子書籍を閲覧することは難しい。

そのため、一般的なコンテンツ表示装置においては、コンテンツに含まれる各ページの情報を予め読み込み、端末装置の有する主記憶装置上にそれらのページ情報を展開しておく。一般的には、主記憶装置は補助記憶装置や外部記憶装置と比較して非常に高速であるため、ページ情報を事前に主記憶装置上に展開しておけば、ユーザのページ移動指示から実際に移動先のページを表示するまでに要する処理時間も短く、ユーザは快適にコンテンツの閲覧を行うことができる。

図8は、タッチパネル装置を備える端末装置を用いたコンテンツ表示装置による、複数のページを有するコンテンツの表示方法の一例として、右開き、全9ページのコンテンツを表示する場合を示す模式図である。前述の通り、補助記憶装置(あるいは外部記憶装置)より取得した当該コンテンツに含まれる各ページの情報を、予め主記憶装置上に展開する。

図8(a)は、主記憶装置上に全ページ情報を展開した後に、2ページ目を電子書籍表示装置に表示している場合を示している。ここでは、実際に表示されている2ページ目以外のページ情報は、主記憶装置上に展開されている状態である。

この状態で、次のページ(3ページ目)へ移動したい場合には、ユーザは図9に示すような操作を行う。まず、図9(a)に示すように、2ページ目が表示されているタッチパネル装置の、左側部分に指を触れる。

そして、図9(b)に示すように、タッチパネル装置に指を触れたまま、画面をなぞるように右側へと指を動かす。そうすると、タッチパネル装置上の2ページ目の表示は指の動き追従して右側へと移動してゆき、タッチパネル装置の左側より、3ページ目の表示が現れる。

そして、そのまま指をタッチパネル装置の右側へとはらうように動かすことにより、図9(c)に示すように、タッチパネル装置に3ページ目が表示された状態となる。このように、タッチパネル装置に指を触れ、特定の方向へ払うような入力方法を、一般にフリック入力と呼ぶ。図9に例示したように、左から右へとはらう動作による入力を右フリック入力、逆に右から左へとはらう動作による入力を左フリック入力と呼び、同様に、下から上へとはらう動作による入力を上フリック入力、逆に上から下へとはらう動作による入力を下フリックと呼ぶ。

また、コンテンツ表示装置におけるページ移動指示の他の入力方法として、画面に軽く指を触れてすぐ離す、タップ入力が用いられることも多い。例えば、タッチパネル装置上に表示されたページの左側の縁の近傍に対するタップ入力で、左側のページへと移動する、同様に、右、上、下の縁の近傍に対するタップ入力によって、それぞれの方向のページへと移動するという形態でのページ移動指示である。

図8(b)は、図9に示した右フリック入力後に、3ページ目がコンテンツ表示装置に表示されている場合を示している。ここでは、図8(a)の状態から表示ページが3ページ目へと移動しているが、主記憶装置上においては、全てのページが読み込まれたままの状態である。

ここでは、ユーザが右フリック入力を行い、現在表示しているページの次のページを表示する場合の動作を例として説明したが、ユーザが左フリック入力を行った場合には、同様の処理によって現在表示しているページの前のページの表示がなされる。また、右開きのコンテンツを例に挙げたが、左開きのコンテンツについても、左フリック入力によって次のページを、右フリック入力によって前のページを表示することで実施できる。

このように、主記憶装置上にコンテンツに含まれる全てのページを展開した状態にしておくことで、ユーザによるページ移動指示から実際のページ表示までにかかる時間を短縮する技術が一般的に用いられている。

また、電子書籍のようなコンテンツに対して、実際の本により近い扱いを行うための技術が多数公開されている。例えば、特許文献1には、ページの移動時に、図9に示したようなページの平行移動動作に代えて、紙をめくるような表示を行い、めくったページの裏側を表示することによって、実際の本をめくった場合により近い表示をユーザへと提供することを可能とする技術が公開されている。

特許文献2には、電子書籍の内容と共に小口部分を表示し、小口部分に指を触れながら、その指をずらす、あるいは端末装置を傾けるといったような操作によって、パラパラと連続してページめくりを行う手段を提供し、実際の本に準じた操作を行うことを可能とする技術が公開されている。

概要

複数のページを有するコンテンツの表示を、より柔軟に行うことができるコンテンツ表示装置を提供すること。 複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示装置1は、前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部14と、前記コンテンツに含まれるページの情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部15と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段12と、ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付ける入力受付手段11と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段13と、を備えることを特徴とする。

目的

例えば、特許文献1には、ページの移動時に、図9に示したようなページの平行移動動作に代えて、紙をめくるような表示を行い、めくったページの裏側を表示することによって、実際の本をめくった場合により近い表示をユーザへと提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項

以下の情報は公開日時点(2016年12月1日)のものです。

請求項1

複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示装置であって、前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、前記コンテンツに含まれるページ情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段と、ユーザによる上下左右ページ移動指示受け付け入力受付手段と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段と、を備えることを特徴とする、コンテンツ表示装置。

請求項2

前記ページ情報一時記憶部が、前記ページ表示手段によって表示中のページを左右方向に移動した場合に表示され得るページの情報を備える第1のページ情報配列と、前記ページ表示手段によって現在表示中のページの前記第1のページ情報配列中における位置を示す第1の位置情報と、前記ページ表示手段によって表示中のページを上下方向に移動した場合に表示され得るページの情報を備える第2のページ情報配列と、前記ページ表示手段によって現在表示中のページの前記第2のページ情報配列中における位置を示す第2の位置情報と、を保持し、前記ページ情報管理手段が、前記ページ移動指示に基づいて、前記第1の位置情報の更新及び前記第2の位置情報の更新を行うことを特徴とする、請求項1に記載のコンテンツ表示装置。

請求項3

前記ページ移動指示が、ユーザによる上下左右のフリック入力を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ表示装置。

請求項4

前記ページ移動指示が、ユーザによる、前記ページ表示手段によって表示されるページの上下左右の縁の近傍へのタップ入力を含むことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載のコンテンツ表示装置。

請求項5

前記コンテンツが、電子書籍であることを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載のコンテンツ表示装置。

請求項6

前記ページ情報が画像情報であることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れかに記載のコンテンツ表示装置。

請求項7

複数のページを有するコンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、前記コンテンツに含まれるページの情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、入力受付手段と、ページ情報管理手段と、ページ表示手段と、を備えるコンテンツ表示装置の動作方法であって、前記ページ情報管理手段が、前記コンテンツ情報記憶部の保持するコンテンツ情報から前記ページ情報を取得し、前記ページ情報一時記憶部へと記録するステップと、前記入力受付手段が、ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付けるステップと、前記ページ表示手段が、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するステップと、を備えることを特徴とする、コンテンツ表示装置の動作方法。

請求項8

複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示プログラムであって、コンピュータ装置を、前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、前記コンテンツに含まれるページ情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段と、ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付ける入力受付手段と、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段と、として機能させることを特徴とする、コンテンツ表示プログラム。

詳細

以下の情報は 公開日時点 (2016年12月1日)のものです。

技術分野

0001

本発明は、コンテンツの表示装置表示プログラム、及び表示方法、より詳細には、電子書籍などの複数のページを有するコンテンツの表示装置、表示プログラム、及び表示方法に関する。


背景技術

0002

従来、コンピュータや携帯電話、スマートフォン端末、タブレット端末など、種々の端末装置の普及に伴い、それらの端末装置を利用して様々なコンテンツを表示する技術が利用されている。

0003

昨今では、小説や漫画、雑誌など、多種多様な書籍が電子書籍として、上述したような端末装置によって閲覧可能に提供されている。

0004

特に、多くのスマートフォン端末やタブレット端末、一部のコンピュータ、電子書籍の閲覧専用端末などは、ディスプレイ装置をユーザが指で触れることによって入力可能なタッチパネル装置を備えており、このような端末装置では、実際に本をめくるような動作によって、電子書籍のような複数ページを有するコンテンツを閲覧可能に構成されていることも多い。

0005

多くの場合、コンテンツの情報は端末装置の有する補助記憶装置や、ネットワークや各種の入出力手段によって接続される外部記憶装置に保持されている。そして、このような補助記憶装置/外部記憶装置のデータ入出力速度は比較的低速であることが多い。そのため、ユーザからのページの移動指示があるごとに、表示対象ページを補助記憶装置/外部記憶装置から取得する構成とした場合には、ユーザの指示から実際にページが表示されるまでの処理時間が長く、ユーザが快適に電子書籍を閲覧することは難しい。

0006

そのため、一般的なコンテンツ表示装置においては、コンテンツに含まれる各ページの情報を予め読み込み、端末装置の有する主記憶装置上にそれらのページ情報を展開しておく。一般的には、主記憶装置は補助記憶装置や外部記憶装置と比較して非常に高速であるため、ページ情報を事前に主記憶装置上に展開しておけば、ユーザのページ移動指示から実際に移動先のページを表示するまでに要する処理時間も短く、ユーザは快適にコンテンツの閲覧を行うことができる。

0007

図8は、タッチパネル装置を備える端末装置を用いたコンテンツ表示装置による、複数のページを有するコンテンツの表示方法の一例として、右開き、全9ページのコンテンツを表示する場合を示す模式図である。前述の通り、補助記憶装置(あるいは外部記憶装置)より取得した当該コンテンツに含まれる各ページの情報を、予め主記憶装置上に展開する。

0008

図8(a)は、主記憶装置上に全ページ情報を展開した後に、2ページ目電子書籍表示装置に表示している場合を示している。ここでは、実際に表示されている2ページ目以外のページ情報は、主記憶装置上に展開されている状態である。

0009

この状態で、次のページ(3ページ目)へ移動したい場合には、ユーザは図9に示すような操作を行う。まず、図9(a)に示すように、2ページ目が表示されているタッチパネル装置の、左側部分に指を触れる。

0010

そして、図9(b)に示すように、タッチパネル装置に指を触れたまま、画面をなぞるように右側へと指を動かす。そうすると、タッチパネル装置上の2ページ目の表示は指の動きに追従して右側へと移動してゆき、タッチパネル装置の左側より、3ページ目の表示が現れる。

0011

そして、そのまま指をタッチパネル装置の右側へとはらうように動かすことにより、図9(c)に示すように、タッチパネル装置に3ページ目が表示された状態となる。このように、タッチパネル装置に指を触れ、特定の方向へ払うような入力方法を、一般にフリック入力と呼ぶ。図9に例示したように、左から右へとはらう動作による入力を右フリック入力、逆に右から左へとはらう動作による入力を左フリック入力と呼び、同様に、下から上へとはらう動作による入力を上フリック入力、逆に上から下へとはらう動作による入力を下フリックと呼ぶ。

0012

また、コンテンツ表示装置におけるページ移動指示の他の入力方法として、画面に軽く指を触れてすぐ離す、タップ入力が用いられることも多い。例えば、タッチパネル装置上に表示されたページの左側の縁の近傍に対するタップ入力で、左側のページへと移動する、同様に、右、上、下の縁の近傍に対するタップ入力によって、それぞれの方向のページへと移動するという形態でのページ移動指示である。

0013

図8(b)は、図9に示した右フリック入力後に、3ページ目がコンテンツ表示装置に表示されている場合を示している。ここでは、図8(a)の状態から表示ページが3ページ目へと移動しているが、主記憶装置上においては、全てのページが読み込まれたままの状態である。

0014

ここでは、ユーザが右フリック入力を行い、現在表示しているページの次のページを表示する場合の動作を例として説明したが、ユーザが左フリック入力を行った場合には、同様の処理によって現在表示しているページの前のページの表示がなされる。また、右開きのコンテンツを例に挙げたが、左開きのコンテンツについても、左フリック入力によって次のページを、右フリック入力によって前のページを表示することで実施できる。

0015

このように、主記憶装置上にコンテンツに含まれる全てのページを展開した状態にしておくことで、ユーザによるページ移動指示から実際のページ表示までにかかる時間を短縮する技術が一般的に用いられている。

0016

また、電子書籍のようなコンテンツに対して、実際の本により近い扱いを行うための技術が多数公開されている。例えば、特許文献1には、ページの移動時に、図9に示したようなページの平行移動動作に代えて、紙をめくるような表示を行い、めくったページの裏側を表示することによって、実際の本をめくった場合により近い表示をユーザへと提供することを可能とする技術が公開されている。

0017

特許文献2には、電子書籍の内容と共に小口部分を表示し、小口部分に指を触れながら、その指をずらす、あるいは端末装置を傾けるといったような操作によって、パラパラと連続してページめくりを行う手段を提供し、実際の本に準じた操作を行うことを可能とする技術が公開されている。


先行技術

0018

特表2012−514811号公報
特開2013−196313号公報


発明が解決しようとする課題

0019

先述したように、電子書籍のような複数のページを有するコンテンツについて、実際の本のような紙媒体と同様に扱うことを目的とした技術が多数公開されている。一方で、コンテンツ表示装置として用いるコンピュータやスマートフォン端末、タブレット端末などの端末装置による他の操作、例えばウェブブラウザソフトウェアによるHTMLファイルの閲覧や、電子メールクライアントによる電子メールの閲覧などにおいては、画面を縦にスクロールしながら閲覧を行う方法が一般的であり、電子書籍のようなコンテンツの表示装置のように、横方向にページをめくっていく動作とは操作方向が異なる。

0020

また、コンテンツの内容についても、小説や漫画、雑誌など、多種多様なものがあり、右開きで表示することが好ましいもの、左開きで表示することが好ましいもの、あるいは上下方向に連続する形態で表示した方が好ましいものなど、様々である。更に、コンテンツ表示装置を使用する各ユーザの個人的嗜好まで考慮すれば、どのような方向にめくる形態でコンテンツを表示することが最も好ましいかということは、一概に言い切れることではない。

0021

そこで、本発明では、複数のページを有するコンテンツの表示を、より柔軟に行うことができるコンテンツ表示装置を提供することを課題とする。


課題を解決するための手段

0022

上記課題を解決するために、本発明に係るコンテンツ表示装置は、
複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示装置であって、
前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、
前記コンテンツに含まれるページ情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、
前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段と、
ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付ける入力受付手段と、
前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段と、を備えることを特徴とする。

0023

このように、ユーザがからの移動指示に基づいて、上下左右にページを移動可能な構成とすることにより、表示するコンテンツの内容や、ユーザの嗜好に沿った、柔軟なコンテンツの閲覧方法をユーザへと提供することができる。

0024

本発明の好ましい形態では、前記ページ情報管理手段が、前記ページ表示手段によって表示中のページを左右方向に移動した場合に表示され得るページの情報を備える第1のページ情報配列と、前記ページ表示手段によって現在表示中のページの前記第1のページ情報配列中における位置を示す第1の位置情報と、前記ページ表示手段によって表示中のページを上下方向に移動した場合に表示され得るページの情報を備える第2のページ情報配列と、前記ページ表示手段によって現在表示中のページの前記第2のページ情報配列中における位置を示す第2の位置情報と、を保持し、
前記ページ情報管理手段が、前記ページ移動指示に基づいて、前記第1の位置情報の更新及び前記第2の位置情報の更新を行うことを特徴とする。
このような構成とすることにより、ページ情報の読み込み待ち状態になることを回避しながらも、ページ情報一時記憶部の保持するページ情報の量を抑えることができるため、ページ情報一時記憶部として用いる主記憶装置などの容量が小さい端末装置でも、本発明に係るコンテンツ表示装置を実現することができる。

0025

本発明の好ましい形態では、前記ページ移動指示が、ユーザによる上下左右のフリック入力を含むことを特徴とする。
このような構成とすることにより、ユーザは直感的な操作によってページの移動指示を入力することができる。

0026

本発明の好ましい形態では、前記ページ移動指示が、ユーザによる、前記ページ表示手段によって表示されるページの上下左右の縁の近傍へのタップ入力を含むことを特徴とする。
このような構成とすることにより、ユーザは少ない動作によって簡単にページの移動指示を入力することができる。

0027

本発明の好ましい形態では、前記コンテンツが、電子書籍であることを特徴とする。
このように、右開きや左開き、あるいは縦書き横書きなど、様々な形態を有する電子書籍の閲覧手段として本発明に係るコンテンツ表示装置を用いることにより、その特徴をより効果的に活用することができる。

0028

本発明の好ましい形態では、前記ページ情報が画像情報であることを特徴とする。
画像情報は、ベクタ情報などと比較して高速にページ情報の読み込みを行うことが可能であるため、本発明に係るコンテンツ表示装置の特徴をより効果的に活用することができる。

0029

本発明に係るコンテンツ表示装置の動作方法は、
複数のページを有するコンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、前記コンテンツに含まれるページの情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、入力受付手段と、ページ情報管理手段と、ページ表示手段と、を備えるコンテンツ表示装置の動作方法であって、 前記ページ情報管理手段が、前記コンテンツ情報記憶部の保持するコンテンツ情報から前記ページ情報を取得し、前記ページ情報一時記憶部へと記録するステップと、
前記入力受付手段が、ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付けるステップと、
前記ページ表示手段が、前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するステップと、を備えることを特徴とする。

0030

本発明に係るコンテンツ表示プログラムは、
複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示プログラムであって、
コンピュータ装置を、
前記コンテンツの情報を保持するコンテンツ情報記憶部と、
前記コンテンツに含まれるページ情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部と、
前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報を管理するページ情報管理手段と、
ユーザによる上下左右のページ移動指示を受け付ける入力受付手段と、
前記ページ情報一時記憶部の保持するページ情報に基づいてページを表示するページ表示手段と、として機能させることを特徴とする。


発明の効果

0031

上下左右にページ移動可能な、柔軟なコンテンツの表示方法を提供することができる。


図面の簡単な説明

0032

本発明に係るコンテンツ表示装置の機能ブロック図である。
本発明に係るコンテンツ表示装置によるコンテンツの表示の一例を示す模式図である。
本発明に係るコンテンツ表示装置によるコンテンツの表示の一例を示す模式図である。
本発明に係るコンテンツ表示装置によるコンテンツの表示処理を示すフローチャートである。
本発明に係るコンテンツ表示装置による初期ページの表示処理を示すフローチャートである。
本発明に係るコンテンツ表示装置によるページ移動後のページの表示処理を示すフローチャートである。
本発明に係るコンテンツ表示装置によるコンテンツの表示の一例を示す模式図である。
従来のコンテンツ表示装置を示す模式図である。
コンテンツ表示装置のページ移動のための入力動作を示す模式図である。


実施例

0033

以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明は、電子書籍のような、複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示装置、コンピュータ装置をコンテンツ表示装置として機能させるプログラム、及びコンテンツ表示装置によるコンテンツ表示方法に関する。

0034

図1の機能ブロック図に記載するように、本発明に係るコンテンツ表示装置1は、表示対象となるコンテンツ情報を保持するコンテンツ情報記憶部14と、コンテンツの表示を行う際に当該コンテンツに含まれるページの情報を一時的に保持するページ情報一時記憶部15と、ユーザから上下左右方向へのページ移動指示などの入力を受け付ける入力受付手段11と、コンテンツに含まれるページの情報をページ情報一時記憶部へと記録し、管理するページ情報管理手段12と、ページをユーザが閲覧可能に表示するページ表示手段13と、を備える。

0035

なお、コンテンツ表示装置1には、演算装置(CPU)、主記憶装置(RAM)、補助記憶装置(HDDSSD、フラッシュメモリなど)、出力装置液晶ディスプレイ有機ELディスプレイ電子ペーパーなど)、入力装置タッチパネルやボタンキーボードなど)を備える、デスクトップノートパソコン、スマートフォン端末、タブレット端末などのようなコンピュータ装置を用いる。より具体的には、コンテンツ表示を行うためのプログラムをコンピュータ装置の補助記憶装置上に記録しておき、必要に応じて当該プログラムを主記憶装置上に展開し、演算装置による処理を行う。また、先述のコンピュータ装置と同様の構成を備えるコンテンツ表示の専用端末装置の形態としてもよい。

0036

また、インターネットやLANなどのネットワークを経由して、あるいはUSBなどのシリアルバス規格を用いて通信可能な外部記憶装置や、SDカードのような着脱可能な外部記憶装置などより、コンテンツを取得する手段を備える構成としてもよい。

0037

本実施形態において、入力受付手段11には、タッチパネル装置を用いる。そして、ユーザから受け付ける入力方法は、図9に示すような、タッチパネル装置に指を触れ、その指を特定の方向にはらうように動かす、フリック入力である。例えば、指をタッチパネル装置に触れ、右方向にはらうように動かす入力を、右フリック入力と呼ぶ。同様に、左方向にはらうように動かす入力を左フリック入力、上方向にはらうように動かす入力を上フリック入力、下方向にはらうように動かす入力を下フリック入力と呼ぶ。このような、上下左右の任意の方向へのフリック入力をユーザより受け、それをユーザによるコンテンツのページ移動の指示として用いる。

0038

また、他の入力方法を用いてもよい。例えば、タッチパネル装置に軽く指を触れてすぐに離すタップ入力を、タッチパネル装置の上下左右の任意の端部の近傍に受けることにより、対応する方向へのページ移動指示の入力として受け付ける、あるいはタッチパネル装置に指を触れたまま任意の方向へと指を移動するスワイプ入力をページ移動指示の入力として受け付けるような構成としてもよい。

0039

更に、タッチパネル装置以外にボタンやキーボードなどの入力装置を備えるコンピュータ装置を用いて、それらのボタンやキーボードの入力をページ移動指示の入力として受け付けるような構成としてもよい。

0040

本実施形態において、コンテンツ情報記憶部14は、補助記憶装置を用いて実現する。例えば、電子書籍などのファイル形式として広く普及しているepub形式や、電子文書のファイル形式として広く普及しているPDF形式、あるいはjpeg形式やpng形式などの形式の画像ファイル集合など、任意の形態にて、補助記憶装置に各コンテンツの有する複数のページ情報を記憶する。なお、補助記憶装置に加えて、あるいは補助記憶装置に代えて、先述したような外部記憶装置をコンテンツ情報記憶部14として用いる構成としてもよい。

0041

ページ情報一時記憶部15は、主記憶装置を用いて実現する。コンピュータ装置が備えるRAMなどの主記憶装置は、一般的には、補助記憶装置や外部記憶装置と比較して、非常に高速な入出力が可能である。そのため、コンテンツの表示を行う際に、ページ情報管理手段12を用い、コンテンツ情報記憶部14から当該コンテンツに含まれるページ情報をページ情報一時記憶部15へと記録しておくことで、ページ表示手段13は表示するページの情報を高速に取得することができる。

0042

ページ表示手段13には、液晶ディスプレイ装置や有機ELディスプレイ装置電子ペーパー装置のような、ディスプレイ装置を用いる。そして、先述したように、入力手段11として利用可能なタッチパネル装置を備えることが好ましい。

0043

次いで、図4に示すフローチャートを参照して、コンテンツ表示装置1によるコンテンツの表示、及びユーザの指示に基づいたページ移動処理を説明する。

0044

ユーザより選択を受け付けるなど、任意の方法で表示対象とするコンテンツを特定した後に、まずステップS11にて、初期ページを表示する。ここでは、例えば、常にコンテンツの1ページ目を表示する、以前に表示したコンテンツであれば最後に表示したページを表示するなど、任意の方法によって特定される初期ページの表示を行う。

0045

図5は、初期ページの表示処理を示すフローチャートである。これを参照して、図2に例示するような、全9ページを有する右開きのコンテンツについて、初期ページを2ページ目とした場合の表示処理について説明する。

0046

まず、ステップS21において、ページ情報管理手段12により、コンテンツに含まれるページを左右方向に移動した際に表示に用いるための左右方向のページ情報配列を生成し、ページ情報一時記憶部15へと記録する。これは、図2において一点鎖線によって示した領域Aに含まれるページ情報の配列を生成し、ページ情報一時記憶部15へと記録する処理である。なお、ここで、説明の簡単のために、左右方向のページ情報配列に含まれる各ページ情報を、1ページ目から順に、h1、h2・・・h9とする。

0047

そして、ステップS22で、ステップS21で生成した左右方向のページ情報配列中における、初期ページの位置情報を設定し、ページ情報一時記憶部15へと記録する。図2に示す例では、初期ページが2ページ目なので、ここでは左右方向の位置情報としてh2を設定する。

0048

ステップS23では、ステップS21で生成した左右方向のページ情報配列から、ステップS22で設定した左右方向の位置情報に基づいてページ情報、すなわち図2中にh2と示すページ情報の取得を行い、ページ表示手段13による表示を行う。

0049

そして、本発明に係るコンテンツ表示装置1では、左右方向へのページ移動に加え、上下方向へのページ移動を可能とするために、図2において二点鎖線によって示す領域Bに含まれるような、コンテンツに含まれるページを上下方向に移動した際に表示に用いるための上下方向のページ情報配列の生成、及びページ情報一時記憶部15への記録を、ステップS24で行う。なお、ここで、説明の簡単のために、上下方向のページ情報配列に含まれる各ページ情報を、1ページ目から順に、v1、v2・・・v9とする。

0050

ステップS25では、ステップS24で生成した上下方向のページ情報配列中における初期表示ページの位置情報を設定し、ページ情報一時記憶部15へと記録する。図2に示す例では、初期ページが2ページ目なので、ここでは上下方向の位置情報としてv2を設定する。

0051

以上の処理によって、図2のように、表示対象のページをマトリクス状に配置した状態を考えた場合に、表示中のページ(2ページ目)を含む行に含まれる全ページの情報(領域A)、及び表示中のページを含む列に含まれる全ページの情報(領域B)を、ページ情報一時記憶部15へと読み込む。

0052

これにより、ユーザが入力手段11によって左右方向のページ移動指示と上下方向のページ移動指示のどちらの方向のページ移動指示を行った場合においても、ページ情報一時記憶部15より移動先のページ情報を取得することができるため、移動先のページを高速に表示することができる。

0053

なお、図2中に破線で示したその他のページについても予めページ情報一時記憶部15へと読み込んでおけば、ユーザが左右方向と上下方向を組み合わせたページ移動指示を順次行った場合においても、各ページを高速に表示することができる。しかし、そのような構成とするには、非常に大きな容量のページ情報一時記憶部15、すなわち大容量の主記憶装置が必要となる。更に、上下左右移動によって移動し得る範囲は実際には無限に広がるため、その範囲に含まれる全てのページ情報を予め読み込むことは実質的に不可能である。

0054

そのため、先に述べたように、表示中のページを含む行及び列に属するページ情報のみを予め読み込んでおき、ページ情報一時記憶部15の使用容量を抑えながらも、上下左右移動後のページの表示を高速に行うことが可能な構成としている。

0055

ステップS11において初期ページの表示を行った後に、ステップS12において、ユーザからのページ移動指示の入力を受け付ける。先に述べたように、本実施形態においては、ユーザからの特定方向へのフリック入力によるページ移動の指示を受け付ける。

0056

ここで、右フリック入力を検知した場合には、ステップS13に進み、左右方向への移動による次ページの表示を行う。

0057

図6(a)は、左右方向へのページ移動後のページの表示を行う処理を示すフローチャートである。これを参照して、図2に示したように、右開きのコンテンツについて、初期ページとして2ページ目を表示している状態において右フリック入力を受けた場合に、現在表示中のページの左側に位置する3ページ目(h3)の表示を行う処理を説明する。

0058

まず、ステップS31において、左右方向の位置情報の更新処理を行う。ここでは、2ページ目を表示していた状態より右フリック入力を受けたため、左右方向の位置情報を一つ先のページへ、すなわち、図2において左方向に位置するh3へと更新する。そして、ステップS32で、左右方向のページ情報配列より、更新後の左右方向の位置情報(h3)を参照し、ページ表示手段13による表示を行う。

0059

ステップS31、S32の処理によって移動後のページの表示を行ったが、このままでは、上下方向のページ情報配列中における位置情報はv2のままであり、左右方向と上下方向とで、表示中のページの情報に齟齬が出てしまう。そのため、ステップS33において、上下方向の位置情報についても一つ先のページへ、すなわち、図2において下方向に位置するv3へと更新する。

0060

以上の処理により、図3に模式図を示すように、表示中のページを3ページ目へと移動し、そして、左右方向のページ情報配列と上下方向のページ情報配列との間の整合性がとれた状態となる。

0061

このように、表示ページの移動に伴って、ページ情報一時記憶部15の保持する左右方向及び上下方向のそれぞれのページ情報配列中における、現在表示中のページの位置情報を更新することにより、ページ情報一時記憶部15上における使用領域を、表示対象のコンテンツのページ数の2倍のページ分に抑えることができる。

0062

ステップS13におけるページ移動処理の終了後には、ステップS12に戻り、再びユーザからのページ移動指示の入力を受け付ける。

0063

ステップS12において左フリック入力を検知した場合には、ステップS14に進み、ステップS13における処理とは逆の方向に表示中のページを移動し、図6(a)に示した処理に従って、ページ情報一時記憶部15の保持する左右方向及び上下方向のページ情報配列中における位置情報の更新を行い、再びステップS12に戻る。

0064

ステップS12において、上フリック入力が検知された場合には、ステップS15に進み、上下方向の移動による次のページの表示処理を行う。

0065

図6(b)は、上下方向へのページ移動後のページの表示を行う処理を示すフローチャートである。これを参照して、図2に示したように、右開きのコンテンツについて、初期ページとして2ページ目を表示している状態において上フリック入力を受けた場合に、現在表示中のページの下側に位置する3ページ目(v3)の表示を行う処理を説明する。

0066

まず、ステップS41において、上下方向の位置情報の更新処理を行う。ここでは、2ページ目を表示していた状態より上フリック入力を受けたため、上下方向の位置情報を一つ先のページへ、すなわち、図2において下方向に位置するv3へと更新する。そして、ステップS42で、上下方向のページ情報配列より、更新後の上下方向の位置情報(v3)を参照し、ページ表示手段13による表示を行う。

0067

ステップS41、S42の処理によって移動後のページの表示を行ったが、このままでは、左右方向のページ情報配列中における位置情報はh2のままであり、左右方向と上下方向とで、表示中のページの情報に齟齬が出てしまう。そのため、ステップS43において、左右方向の位置情報についても一つ先のページへ、すなわち、図2において左方向に位置するh3へと更新する。

0068

以上の処理により、図3に模式図を示すように、先に説明した右フリックによる左右移動でのページ移動後と同様の、3ページ目を表示している状態となる。

0069

ステップS13におけるページ移動処理の終了後には、ステップS12に戻り、再びユーザからのページ移動指示の入力を受け付ける。

0070

ステップS12において上フリック入力を検知した場合には、ステップS16に進み、ステップS15における処理とは逆の方向に、表示中のページを移動し、図6(b)に示した処理に従って、ページ情報一時記憶部15の保持する左右方向及び上下方向のページ情報配列中における位置情報の更新を行い、再びステップS12に戻る。

0071

このように、上下方向の移動についても、左右方向と同様、移動後のページの表示処理、ページ情報一時記憶部15の保持する左右方向及び上下方向のそれぞれのページ情報配列中における、現在表示中のページの位置情報の更新処理を行う。

0072

また、本発明に係るコンテンツ表示装置1によるページ移動処理についても、図9を用いて説明したように、ページが経過的に切り替わるような表示とすることが好ましい。例えば、右フリック入力による2ページ目から3ページ目へのページ移動を受け付ける場合には、図9に示すように、フリック入力動作に合わせて2ページ目の右端が、コンテンツ表示装置1の右側の画面外に移動していき、左側の画面外より、移動先である3ページ目の右端が表示され始める、といった表示である。このような構成とするためには、左右方向における位置情報の更新を確定する前に移動方向に存在するページ情報の参照を可能としておき、フリック入力動作が完了する前に指が離された、あるいは途中で指の移動方向が変わったなど、フリック入力動作が中止された場合には、ページの移動と、左右方向及び上下方向の位置情報の更新を行わない構成とすればよい。上下方向へのページ移動についても同様である。

0073

このような構成とすれば、ユーザへと入力のフィードバックを的確に示すことができる。特に本発明に係るコンテンツ表示装置1は、左右移動に加えて上下移動を可能としているため、ユーザが左右方向へのフリック入力を意図した動作を行ったが、ユーザの入力動作の不備、あるいは入力受付手段11の誤検知などにより、上下方向へのフリック入力として検知されてしまった、といったような誤操作を、ユーザは正確に認知することができる。

0074

なお、左右方向のページ移動、上下方向のページ移動共に、コンテンツ中最初のページ、あるいは最後のページを表示している状態で、最初のページから前のページへ、あるいは最後のページから次のページへと移動する方向のページ移動指示が入力された場合には、アニメーション表示文字表示などの任意の方法によって、ユーザへと移動先とするページが存在しないことを通知した上で、ステップS12に戻り、再びユーザからのページ移動指示の入力を受け付ける構成とすることが好ましい。

0075

そして、ステップS12において、予め決定された任意の操作によってユーザが表示中のコンテンツを閉じるための入力を行った場合には、ステップS17に進み、表示中のコンテンツを閉じ、コンテンツ表示装置1によるコンテンツの表示は終了する。

0076

以上のように、予め左右方向のページ情報配列と上下方向のページ情報配列の2つのページ情報配列を生成し、ページ情報一時記憶部15上に記録した後、ユーザのページ移動指示の入力に基づいて、左右方向のページ情報配列中における表示中のページの位置情報の更新と、上下方向のページ情報配列中における表示中のページの位置情報の更新を、それらの間の整合性を保ちながら行うことによって、ページ情報一時記憶部15の使用容量を抑えながらも、高速なページ移動処理を実現することができる。

0077

なお、本実施形態においては、ステップS11の初期ページの表示処理が終了後にステップS12へと進み、ページ移動指示の入力を受け付ける構成としているが、ステップS11の初期ページの表示処理と並行して、ページ移動指示の割り込み入力を受け付け可能な構成としてもよい。ページ移動指示の割り込み入力を受け付けた場合には、初期ページの表示処理における、左右方向及び上下方向のページ情報配列の生成処理と並行して、ページの移動処理を行う。

0078

このような構成とすれば、ページ情報一時記憶部15の保持するページ情報の更新作業が完了するまでの処理時間よりも、ユーザが次のページ移動操作を行うまでの時間が短い場合においても、ユーザは次々にページ移動を行うことができる。この際に、左右方向及び/又は上下方向のページ情報配列の生成処理が完了していない場合でも、左右方向における位置情報、及び上下方向における位置情報の更新処理を行っておけば、各ページ情報配列の生成完了時に、左右方向及び上下方向の位置情報の整合性を保った状態でページの表示を行うことができる。

0079

また、図5のステップS21、S22、S24、S25における、左右方向及び上下方向のページ情報配列の生成及び位置情報の設定作業は、説明の簡単のために左右方向における処理と上下方向における処理とを順に行う構成としたが、ページ情報配列の生成処理、及び位置情報の設定処理は、このような順序に限るものではない。

0080

例えば、表示するページに隣接するページ情報を優先的に読み込めば、先述したようにページ移動指示の割り込み入力を受け付け可能な構成とした場合にも、隣接するページの表示を高速に行うことができる。

0081

また、初期ページの表示処理において、上下方向についてのページ情報配列の生成(ステップS24)と位置情報の設定(ステップS25)を先に行い、上下方向のページ情報配列より初期ページを特定して表示する構成としてもよいし、左右方向及び上下方向についてのページ情報配列の生成処理を並列して実行する構成や、初期ページのみを優先して読み込むような構成としてもよい。

0082

なお、本実施形態においては、図2及び図3に示すように、表示中のページを含む行及び列の全ページ情報を備えるページ情報配列をページ情報一時記憶部15へ保持させる構成としているが、任意の数のページのみを備えるページ情報配列をページ情報一時記憶部15へ保持させる構成としてもよい。

0083

例えば、図6において一点鎖線で示す領域Cに囲まれる領域中のページ情報、すなわち、表示中のページの上下左右に隣接する1ページずつのページ情報のみをページ情報一時記憶部15へ保持させる構成としてもよい。このような構成とした場合には、ステップS13からS16におけるページ移動処理において、左右方向及び上下方向の各ページ情報配列中における位置情報の更新に加え、各ページ配列中に含まれるページ情報自体の更新処理も必要となるが、ページ情報一時記憶部15の使用容量をより小さくすることができる。これは特に、ページ数が多く、全てのページ情報をページ情報一時記憶部15へと展開するために大きな容量が必要となるコンテンツなどにおいて有効である。

0084

このように、ページ情報一時記憶部15へ保持させるページ情報の量を制限することにより、コンテンツ表示装置1の演算装置の処理能力や、主記憶装置の容量、補助記憶装置の入出力速度、あるいは表示対象とするコンテンツの総ページ数など、様々な要因を加味した調整を行うことができる。

0085

更に、ページ情報一時記憶部15へ保持させるページ情報の量をユーザによって設定可能な構成としてもよい。このような構成とすれば、各ユーザの使用の形態に合わせた設定を行うことができる。

0086

コンテンツ表示装置1によって表示するコンテンツ中の各ページの内容は任意である。例えば、画像データや文字データ、ベクタデータ、そのような各種の形式のデータの組み合わせなどが挙げられる。文字データやベクタデータのように、そのままでは出力装置により画像として出力することが不可能な形式のデータである場合には、ページ情報管理手段12によって左右方向及び上下方向のページ情報配列を生成する際に変換処理を行い、ページ情報一時記憶部15へ画像の状態で記録することが好ましい。このように、ページ情報一時記憶部15が変換済みの画像を保持する構成とすれば、ページ表示手段13がページ情報一時記憶部15の保持するページ情報を表示する処理を高速に実行することができる。

0087

ただし、コンテンツ中の各ページは画像データであることが好ましい。このような構成であれば、先述したような変換処理を行わずとも、ページ情報一時記憶部15へと画像データを記録することができ、高速な動作が期待できる。

0088

1コンテンツ表示装置
11入力受付手段
12ページ情報管理手段
13ページ表示手段
14コンテンツ情報記憶部
15 ページ情報一時記憶部


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