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技術 キャリーカート

出願人 紅葉淳一
発明者 紅葉淳一
出願日 2015年4月12日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2015-081323
公開日 2016年12月1日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2016-199176
状態 特許登録済
技術分野 ハンドカート 傷病者運搬具
主要キーワード パイプ軸心 湾曲形状部分 横巾寸法 掛止鍔 中途適所 矩形状面 姿勢調節機構 字リング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年12月1日)のものです。
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図面 (16)

課題

日常的なショッピング荷物の搬送に有効に利用可能な上、災害発生時などには非常持ち出し物品類を搭載したり、高齢者障害者怪我人などを乗せたりして安全に走行非難することができ、しかも上などの悪路を走破する性能を備え、一部の部品担架として別利用することができる新たな搬送装置技術を提供する。

解決手段

本体フレーム2左右下端操舵用自在キャスター23、上端操舵用ハンドル21を設け、同上端下間適所からは、左右車輪32を有する左右脚3を垂下し、同上下端間適宜高さに設けた展開機構42を介し荷台枠4を軸着し、該展開機構42と操舵用自在キャスター23との間適所、および、操舵用自在キャスター23付近に嵌合座(22,33)を設け、同荷台枠4遊端43に起臥自在な支脚5を設け、姿勢調節機構6とすると共に、該本体フレーム2下端に脱着自在なフットプレートFを装着してなるキャリーカート1である。

概要

背景

着目点
我が国は、人口の急激な高齢化に伴い、日常買い物にも徒歩で出かけざるを得ない高齢者全国的に増加しており、これに拍車掛けるように、少子化による地域の過疎化や、郊外大型商業施設の開発などの様々な事情が重なり、自宅からスーパーマーケットなどの生鮮食料品店までの距離が遠くなり、所謂「買い物弱者」と云われる人々が増加の一途を辿っている。
このように「買い物弱者」となってしまった人々は、スーパーマーケットまで徒歩で通い、日々の食料品や生活雑貨などの重い購入品を携えて持ち帰らなければならず、体力的に大きな負担を負わざるを得なくなるが、こうした負担を軽減するものとして、荷台を設けた手押し車ショッピングカートなどが大いに役立つものとして多くの関連商品市場に普及している。

一方で、海岸線に近い地域に住む、高齢者や障害者などは、例えば津波など長距離を徒歩で非難しなければならないような災害発生の時に、どのようにして安全且つ速やかに非難するかという課題を抱えており、自動車を利用した非難は交通渋滞を招き、反って非難を遅れさせてしまうという欠点があり、緊急避難の為だけに車椅子購入を検討せざるを得ず、新たな経済的負担を負わなければならないのが実情となっている。

(従来の技術)
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、通常の座椅子として利用可能な上、座面後部の車輪と、バックレスト上部の握部とによって人力軽快に搬送可能としたものや、同特許文献1(2)および同特許文献1(3)などに見られるような、ストレッチャーの一端に折り畳み椅子を一体に組み込み、患者を乗せて搬送し易くしたもの、同特許文献(4)のように、一端に車椅子の適所着脱自在に連結可能とし、1人で押し引き搬送可能とした担架などが散見される。

しかし、前者特許文献1(1)に示されているような座椅子に車輪を取り付けたものは、室内を搬送するのに有利なものとなっているが、屋外搬送には不向きなものであり、特許文献1(2)および1(3)のようなストレッチャーの一端に折り畳み椅子を組み込んだものや、後者特許文献1(4)のように、担架の一端に車椅子を連結可能としたものなどは、ストレッチャーや担架などを必要とする病院介護施設に備えるのに有効であるが、一般家庭に準備して置くのには、利用範囲も狭く、大型で広い保管場所も必要なことから、実用的でないという致命的な欠点があった。
(1)特開平10−225482号公報 (2)特開2003−319973号公報 (3)特開2011−147482号公報 (4)特開2013−48677号公報

概要

日常的なショッピング荷物の搬送に有効に利用可能な上、災害発生時などには非常持ち出し物品類を搭載したり、高齢者や障害者、怪我人などを乗せたりして安全に走行、非難することができ、しかも上などの悪路を走破する性能を備え、一部の部品を担架として別利用することができる新たな搬送装置技術を提供する。本体フレーム2左右下端操舵用自在キャスター23、上端操舵用ハンドル21を設け、同上端下間適所からは、左右車輪32を有する左右脚3を垂下し、同上下端間適宜高さに設けた展開機構42を介し荷台枠4を軸着し、該展開機構42と操舵用自在キャスター23との間適所、および、操舵用自在キャスター23付近に嵌合座(22,33)を設け、同荷台枠4遊端43に起臥自在な支脚5を設け、姿勢調節機構6とすると共に、該本体フレーム2下端に脱着自在なフットプレートFを装着してなるキャリーカート1である。

目的

この発明は、ショッピングカートや台車などのように荷物を搭載し、人が押し引きして運搬可能とするカート類に関連するものであり、特に、災害発生に伴う非難や、救命搬送などの際に、高齢者や負傷者などを人力搬送可能とする台車や担架などとして利用可能としたキャリーカートを製造、提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレーム下端左右に、夫々操舵用自在キャスター上端操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠基端水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとしたことを特徴とするキャリーカート

請求項2

上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を、水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとしたことを特徴とするキャリーカート。

請求項3

上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間に横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、該荷台枠横幅に略一致する横幅寸法とし、本体フレームの上端に操舵用ハンドル部から荷台枠の遊端に沿って敷設可能な長さ寸法とした帯状矩形シートの、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設した担架シートを設け、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとしたことを特徴とするキャリーカート。

請求項4

上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間に横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、該荷台枠横幅に略一致する横幅寸法とし、本体フレームの上端に操舵用ハンドル部から荷台枠の遊端に沿って敷設可能な長さ寸法とした帯状矩形シートの、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設し、且つ、該帯状矩形シートの四角を含む外周縁の複数適所夫々に、左右対称均衡状配置とした担架棒用ループを有する担架シートを設け、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとしたことを特徴とするキャリーカート。

請求項5

担架シートが、荷台枠横幅に略一致する横幅寸法とし、本体フレームの上端に操舵用ハンドル部から荷台枠の遊端に沿って敷設可能な長さ寸法とした帯状矩形シートの、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に差し込み装着可能な、可撓性スリーブ突設してなるものとした、請求項3または4何れか一方記載のキャリーカート。

請求項6

吊り枠が、各繋着枝の適所に、雄雌何れか一方の面ファスナーを設けた繋着板を有し、担架シートが、各吊り枠繋着枝に個別に対応する周縁各所に、各繋着板の面ファスナーに着脱自在な雄雌何れか他方の面ファスナーを設けた舌片を突設してなるものとした、請求項3ないし5何れか一項記載のキャリーカート。

請求項7

担架シートが、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝先端に嵌着可能なキャップ金具を貼着または埋設状に一体化してなるものとした、請求項3ないし6何れか一項記載のキャリーカート。

請求項8

左右各車輪に、左右各滑走板上夫々に左右各車輪を搭載し、各滑走板上に立設した左右装着片を介し、車輪と各掛止部との間に露出する車軸に対して、夫々が前後揺動自在に懸架状装着、および、取り外し自在に、左右橇板を夫々組み合わせてなるものとした、請求項1ないし7何れか一項記載のキャリーカート。

技術分野

0001

この発明は、ショッピングカート台車などのように荷物を搭載し、人が押し引きして運搬可能とするカート類に関連するものであり、特に、災害発生に伴う非難や、救命搬送などの際に、高齢者負傷者などを人力搬送可能とする台車や担架などとして利用可能としたキャリーカートを製造、提供する分野は勿論のこと、その輸送保管、組み立ておよび設置に必要となる設備器具類を提供、販売する分野から、それら資材機械装置部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力エネルギー源である電気オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。

背景技術

0002

着目点
我が国は、人口の急激な高齢化に伴い、日常買い物にも徒歩で出かけざるを得ない高齢者が全国的に増加しており、これに拍車掛けるように、少子化による地域の過疎化や、郊外大型商業施設の開発などの様々な事情が重なり、自宅からスーパーマーケットなどの生鮮食料品店までの距離が遠くなり、所謂「買い物弱者」と云われる人々が増加の一途を辿っている。
このように「買い物弱者」となってしまった人々は、スーパーマーケットまで徒歩で通い、日々の食料品や生活雑貨などの重い購入品を携えて持ち帰らなければならず、体力的に大きな負担を負わざるを得なくなるが、こうした負担を軽減するものとして、荷台を設けた手押し車やショッピングカートなどが大いに役立つものとして多くの関連商品市場に普及している。

0003

一方で、海岸線に近い地域に住む、高齢者や障害者などは、例えば津波など長距離を徒歩で非難しなければならないような災害発生の時に、どのようにして安全且つ速やかに非難するかという課題を抱えており、自動車を利用した非難は交通渋滞を招き、反って非難を遅れさせてしまうという欠点があり、緊急避難の為だけに車椅子購入を検討せざるを得ず、新たな経済的負担を負わなければならないのが実情となっている。

0004

(従来の技術)
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、通常の座椅子として利用可能な上、座面後部の車輪と、バックレスト上部の握部とによって人力で軽快に搬送可能としたものや、同特許文献1(2)および同特許文献1(3)などに見られるような、ストレッチャーの一端に折り畳み椅子を一体に組み込み、患者を乗せて搬送し易くしたもの、同特許文献(4)のように、一端に車椅子の適所着脱自在に連結可能とし、1人で押し引き搬送可能とした担架などが散見される。

0005

しかし、前者特許文献1(1)に示されているような座椅子に車輪を取り付けたものは、室内を搬送するのに有利なものとなっているが、屋外搬送には不向きなものであり、特許文献1(2)および1(3)のようなストレッチャーの一端に折り畳み椅子を組み込んだものや、後者特許文献1(4)のように、担架の一端に車椅子を連結可能としたものなどは、ストレッチャーや担架などを必要とする病院介護施設に備えるのに有効であるが、一般家庭に準備して置くのには、利用範囲も狭く、大型で広い保管場所も必要なことから、実用的でないという致命的な欠点があった。
(1)特開平10−225482号公報 (2)特開2003−319973号公報 (3)特開2011−147482号公報 (4)特開2013−48677号公報

発明が解決しようとする課題

0006

問題意識
上述したとおり、従前までに提案のある各種、搬送用座椅子や、椅子機能を有するストレッチャーおよび担架などは、何れも、日常的な買い物、および、物品の搬送などに利用することができず、住宅内専用のものとして利用したり、または、救急搬送や、災害非難、介護などに利用したりするものとなっており、利用範囲が狭いという欠点が残るものであり、特に、災害時の非難などに伴い屋外を走行するのには適さず、更に、濘や雪道などに遭遇すると、全く走行機能を奪われてしまうものであるため、より広範囲の用途に利用可能な搬送装置の構成につき、更なる改善の可能性を痛感するに至ったものである。

0007

(発明の目的)
そこで、この発明は、日常的なショッピングや荷物の搬送に有効に利用可能な上、災害発生時などには非常持ち出し物品類を搭載したり、高齢者や障害者、怪我人などを乗せたりして安全に走行、非難することができ、しかも上などの悪路を走破する性能を備え、一部の部品を担架として別利用することができる新たな搬送装置技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造のキャリーカートを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。

課題を解決するための手段

0008

(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明のキャリーカートは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレーム下端左右に、夫々操舵用自在キャスター上端操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠基端水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとした構成を要旨とするキャリーカートである。

0009

この基本的な構成からなるキャリーカートは、その表現を変えて示すならば、上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとした構成からなるキャリーカートとなる。

0010

より具体的には、上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間に横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、該荷台枠横幅に略一致する横幅寸法とし、本体フレームの上端に操舵用ハンドル部から荷台枠の遊端に沿って敷設可能な長さ寸法とした帯状矩形シートの、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設した担架シートを設け、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとした構成からなるキャリーカートとなる。

0011

さらに具体的なものとして示すならば、上下に長く、所定左右幅を有し、前傾姿勢とした本体フレームの下端左右に、夫々操舵用自在キャスター、上端に操舵用ハンドル部を設け、同本体フレームの上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車軸を設け、それら左右車軸の各両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立且つ走行可能な重量バランスとし、当該本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間に横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けた吊り枠の複数本を組み込んだ上、該荷台枠横幅に略一致する横幅寸法とし、本体フレームの上端に操舵用ハンドル部から荷台枠の遊端に沿って敷設可能な長さ寸法とした帯状矩形シートの、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設し、且つ、該帯状矩形シートの四角を含む外周縁の複数適所夫々に、左右対称均衡状配置とした担架棒用ループを有する担架シートを設け、当該本体フレーム下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとした構成からなるキャリーカートとなる。

発明の効果

0012

以上のとおり、この発明のキャリーカートによれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、安定して自立し、操舵用ハンドル部を押し引き操作することにより、安全且つ円滑に操舵および軽快走行可能なものとなり、日常的な買い物に気軽に利用することができる外、災害非難などに際し、フットプレートを装着して歩行困難者を乗せて速やかに搬送することができるから、徒歩や公共交通機関などを利用するなどして長距離を頻繁に移動しなければならない所謂「買い物弱者」と云われる人々の日常的外出および買い物に大いに役立つものとなる上、津波からの緊急的非難の際に高齢者などを乗せて家族や介護者が押し引き操作することにより、速やかに非難することができるという秀れた特徴が得られるものである。

0013

加えて、複数個の吊り枠を脱着自在に組み合わせたものは、担架シートを迅速且つ簡単に張着することが可能となり、荷台枠に直接着座する場合に比較して、着座した人の身体を柔軟性をもって左右がわからサポートし、より安定な着座を実現化することができ、左右に操舵しながら走行する場合にも、着座者不用意脱落をより確実に防止できるものとなり、秀れた座り心地と高い安全性とを達成したものとなる上、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設した担架シートによれば、複雑な脱着操作を不要とし、各繋着部を対応する繋着枝に装着するだけで担架シートの装着を速やかに完了することができ、緊急時の非難などにも即応可能なものとすることができ、さらに、担架棒用ループを設けた担架シートは、この発明のキャリーカートから取り外した状態にて、左右担架棒を装着することにより、通常の担架としても利用可能なものとすることができ、より幅広い利用が可能なものになるという効果を発揮するものである。

0014

そして、左右各車輪に夫々左右橇板を脱着容易に組み合わせた、この発明のキャリーカートによれば、通常の車輪では思うように走行させることができず、複数人で抱え上げるようにして搬送せざるを得なかったような泥濘や雪上などの悪路であったても、左右橇板を簡単な操作によって装着するだけで1人の押し引き操作にて円滑に滑走させることができるものとなり、雪中における日常的な買い物にも有益に利用することができる上、雪中の災害発生に伴う緊急避難に際しても、人や物資を乗せて速やかに搬送することができるものになるという大きな効果を奏することになる。

発明を実施するための最良の形態

0015

上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
本体フレームは、当該キャリーカートのをなす主要骨格部分を形作り、荷台枠と左右脚とを充分な強度を持って一体化し、操舵用ハンドルによる押し引き操作を可能とし、荷台枠用の展開機構および姿勢調節機構などが有効に機能するよう配設可能とする機能を担い、上下に長く、前傾姿勢とした場合の下端左右に操舵用自在キャスターを有し、上端に操舵用ハンドルを設け、上下端間適所からは、下向きに垂下した左右脚の下端夫々に左右車輪を軸着し、左右各操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に自立可能な重量バランスとし、上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構とすると共に、下端に設けた着脱機構を介し、フットレストとなるフットプレートを脱着自在に装着してなるものとしなければならず、上下端間に縦板状をなし、上端左右に延びる操舵用ハンドルを設けたものとすることができる外、2本以上の縦フレームを有するものや、それら縦フレーム間に適宜配置および本数の横フレーム筋交いなどを設けたものなどとすることができる外、後述の実施例にも取り上げてあるように、左右平行に縦設する縦フレームと、それら左右縦フレーム間に掛け渡す複数本の横フレームとを梯子状に組み合わせてなるものとすることが可能である。

0016

操舵用自在キャスターは、本体フレーム下端を走行自在に支持すると共に、操舵用ハンドルを左右方向に操舵すると、その操舵角度に応じて向きを変え、本体フレーム下端を円滑に走行するよう支持可能とする機能を担い、当該キャリーカートが自立する姿勢とした場合に、接地する少なくとも1個の前車輪とすることができ、該前車輪の水平軸に直交する姿勢の支持軸を介して本体フレーム下端に軸着したものとすべきであり、停止中に前車輪の回転を一時的に停止する解除機能付きストッパを設けたものとすることが可能であり、後述する実施例にも示すとおり、本体フレーム左右下端夫々に左右一対をなすよう同一形状のものを配設したものとするのが望ましく、該操舵用自在キャスターを取り外し、本体フレーム下端を接地端とし、走行の際には、該接地端を浮上させ、左右脚の車輪のみで走行するよう操舵用ハンドル操作するようにしたものとすることが可能である。

0017

操舵用ハンドルは、当該キャリーカートを引き押し、持ち上げなどして移動する際の手持ち部分として機能し、充分な強度をもって本体フレームの上端に一体化したものとしなければならず、円や楕円、四角、多角形の棒状のものとしたり、円弧形などに湾曲した曲線棒状のものとしたり、後述する実施例にも示すように、ループ状に湾曲した一部輪状をなすものなどとしたりすることが可能であり、滑り止め用握り易さを考慮した手指係合用チャンネル凹凸形状などを設けたもの、また、利用者の手を保護する軟質合成樹脂天然ゴム皮革製などのグリップにて外装したものなどとすることが可能であり、さらにまた、硬質合成樹脂や木製のグリップやハンドルなどに置き換えることなどが可能である。

0018

車輪を有する左右脚は、夫々が当該キャリーカートの地上における引き押し移動を円滑に行えるようにすると共に、荷台枠を地上より浮上させた状態に充分な強度を持って支持可能とする機能を担い、本体フレームの上下端間適所から下向きに垂下した下端の水平車軸に、各車軸の両端寄りに設けた掛止部間に位置するよう車輪を軸着し、当該操舵用自在キャスターと左右車輪とが接地した場合に、キャリーカート全体を自立且つ安定走行可能な重量バランスに支持可能とするものとしなければならず、走行中に減速可能な制動機構や、停止状態に固定可能な車輪ロック機構などを設けたものとすることが可能であり、左右車軸の各掛止部は、一対の掛止部と、その間に配した車輪との間、夫々に橇板の左右装着片組合せ可能とし、且つ軸方向に離脱するのを規制可能とする機能を有していて、車軸の外周壁より突出する突起状や鍔状のものとすることができ、車軸の切削加工と共に一体に設ける外、車軸に刻設した環状溝にCリングEリングなどを着脱可能に装着したものとするか、車軸の外周壁に熔接などにて一体化するかなど、何れかによって設けたものとすることができ、また、車軸両端外周壁に刻設した環状の嵌合溝に置き換えることができる。

0019

荷台枠は、それ自体の上面面積上に、積載対象となる荷物や人の全荷重(体重)、または、その上面面積に隣接する本体フレーム上側(バックレストとなる範囲)との間で互いに荷物や人の荷重(体重)を分担して積載、保持可能とする機能を分担し、本体フレームの上下端間適宜高さに設けた展開機構を介し、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着し、当該本体フレームの展開機構と操舵用自在キャスターとの間となる適所、および、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設け、同荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設け、当該荷台枠用姿勢調節機構としてなるものとしなければならず、浅い器状の箱型のものとすることができる外、後述する実施例にも示すとおり、平面格子型のものとすることができ、例えば、荷台枠が、外枠と、該外枠内に複数本の緯筋を装架し、外枠とそれに隣接する緯筋との間、または、互いに隣接する緯筋相互間の少なくとも適宜2箇所の間隔を、橇板の左右寸法を僅かに超えるものとして橇板装着箇所となすと共に、それら2箇所の橇板装着箇所には夫々、当該荷台枠を水平姿勢とし、橇板を上下反転姿勢にて装着した場合に、同橇板左右装着片と前端末端湾曲形状部分との間に対応する各2箇所夫々に経筋を架設して掛止部とし、橇板を利用しない場合には、左右車輪から取り外し、上下を反転させ、各左右装着片を下向きにし、左右橇板を荷台枠上面がわから下面がわに噛合状に組合せるよう、収納可能なものとすることができる。

0020

荷台枠用の展開機構は、荷台枠の不要時に、荷台枠を本体フレームに沿わせるよう折り畳み可能とする機能を担い、荷台枠の基端を水平軸心回りに軸着するものとすべきであり、後述する実施例にも示すとおり、本体フレームの対応する横フレームを横軸とし、該横軸に緩装した回り管に、荷台枠の基端を一体化し、本体フレームに対して荷台枠を水平軸心回りに軸着してなるものとすることができ、本体フレームおよび同本体フレームに沿わせるよう折り畳んだ荷台枠の適所間に永久磁石などの吸着脱自在な仮固定部分や、バネ性を持って一方が他方に嵌合状に着脱自在な仮固定部分などを有する臥着機構を設けたものとすることができる。

0021

支脚は、本体フレームに対し、荷台枠の遊端がわを所定角度姿勢とするよう、本体フレーム上下端間中途箇所の荷台枠基端軸着部より下がわであって、同本体フレーム下端の操舵用自在キャスター支持部付近までの上下端間となる少なくとも1箇所に、連結状となって支持可能とする機能を担い、荷台枠に搭載する荷物や人の荷重を支持するに充分な強度を有するものとしなければならず、後述する実施例にも示すように、台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けたものとするのが良い。

0022

姿勢調節機構は、本体フレームに対して展開した荷台枠の遊端がわの角度姿勢を調節可能とする機能を担い、その調節角度を充分な強度をもって維持可能なものとすべきであり、当該本体フレーム操舵用自在キャスター付近の少なくとも何れか一方に嵌合座を設けるようにし、荷台枠の遊端適所に、起立機構を介して起臥自在に設けた支脚の下向きとした先端に、当該嵌合座に嵌合可能な嵌合枠を設けたものとすることが可能であり、嵌合座および嵌合枠を仮固定可能なネジ固定部や磁石吸着部、施錠部などを追加したものとすることができる。

0023

フットプレートは、本体フレーム下端に着脱可能となり、装着中には荷台枠に着座した人のフットレストとなる機能を担い、着座した人の両足底を受けるに充分な面積を確保し、充分な強度を持ったものとしなければならず、平板状、波板状網板状、パンチングメタル板状など様々な形状のものとすることができ、当該本体フレーム下端への着脱機構を有するものとすべきであり、クリップにより弾性的に着脱可能としたものや、ボルトナット類を用いて着脱可能としたものなどの外、後述する実施例にも示してあるように、当該本体フレーム下端の左右パイプ開口に、挿し込み装着可能な左右棒部を突設し、着脱機構としたものとすることができる。

0024

吊り枠は、荷台枠、およびその展開機構より上がわとなる本体フレームに沿って担架シートを張設可能とする機能を担い、該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に脱着自在に装着可能なものとし、荷台枠左右端間に横架可能な横巾寸法に設定し、両端夫々には繋着枝を立設したものとしなければならず、より具体的には、後述する実施例にも示すように、当該本体フレームの上端付近から展開機構、および、荷台枠遊端に及ぶ上下範囲の複数適所、夫々に荷台枠左右端間に横架可能な水平梁の左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形であって、該水平梁の左右端間中途適所に、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方への着脱を可能とする嵌着機構を設けたものとするのが良い。

0025

吊り枠の水平梁は、嵌着機構を介して本体フレームや荷台枠の適所に着脱自在に装着可能となり、装着状態における荷台枠左右端相当位置より、上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて繋着枝を立設可能とする機能を担い、荷台枠左右端間に相当するよう横架可能な棒状のものとするのが望ましく、後述する実施例にも示しているとおり、左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝を立設した概略凵形としてなるものとするのが良い。

0026

吊り枠の繋着枝は、吊り枠の左右端間に、担架シートを掛け渡すよう支持可能とする機能を担い、担架シートの周縁各所に設けた繋着部を、脱着自在に装着し、充分な強度をもって繋着・支持可能なものとしなければならず、後述する実施例に示すように、各スリーブを装着可能な外径寸法および長さ寸法に設定したものとすることができる外、各繋着枝の適所に、雄雌何れか一方の面ファスナーを設けた繋着板を有するものとすることができ、また、吊り枠の嵌着機構は、本体フレームおよび荷台枠の少なくとも何れか一方に容易に着脱可能とする機能を担い、後述する実施例にも示すように、本体フレームまたは荷台枠の適所に弾性的に挟着可能な一対の対峙片からなるものとすることができる外、本体フレームおよび荷台枠の適所に鞘状や筒状の被嵌部を設け、被嵌部に対応する水平梁中途部より棒状の嵌合棒を突設し、各嵌合棒を対応する各被嵌部に差し込むように組合せ可能なものとすることができ、さらにまた、締め付け固定用ネジを有するものとすることができ、また、本体フレームまたは荷台枠の取り付け対象箇所に該当するパイプ部分に直径方向取付け孔穿設し、該取り付孔にピンやネジなどを装着するよう仮固定可能としたものなどとすることができる。

0027

担架シートは、この発明のキャリーカート本体フレームおよび荷台枠に対し、着脱自在に組み込み、荷台枠を座面部、荷台枠より上部の本体フレームをバックレスト部として人が安定感をもって着座できるよう外装可能とする機能を担い、帯状矩形シートの各吊り枠繋着枝に、個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に装着可能な繋着部を配設し、本体フレームおよび荷台枠への脱着が容易、且つ折畳んで簡単に収納可能なものとしなければならず、該帯状矩形シートの四角を含む外周縁の複数適所夫々に、左右対称・均衡状配置とした担架棒用ループを有するものとするのが望ましく、後述する実施例に示すとおり、帯状矩形シートの各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝に差し込み装着可能な可撓性スリーブを突設してなるものや、吊り枠が、各繋着枝の適所に、雄雌何れか一方の面ファスナーを設けた繋着板を有するものの場合に、担架シートが、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着板の面ファスナーに着脱自在な雄雌何れか他方の面ファスナーを設けた舌片延伸してなるものとすることができる。

0028

さらに、担架シートが、各吊り枠繋着枝に個別に対応可能な周縁各所に、各繋着枝先端に嵌着可能なキャップ金具を貼着または埋設状に一体化してなるものとすることが可能であり、該帯状矩形シートの四角を含む外周縁の複数適所夫々に、左右対称・均衡状配置とした担架棒用ループを有し、キャリーカートから取り外した単独の状態にて左右縁に沿って平行に担架棒を挿し通し,別途、担架として利用可能なものとするのが望ましく、各担架棒用ループは、複数人が同時に担ぐ際の把持部となる機能を兼ねたものとすることができ、さらにまた、各担架棒用ループは、担架シートの左右縁を縦貫するよう設けた担架棒用左右筒状部に置き換えることが可能である外、担架棒用左右筒状部および担架棒用ループを併設したものとすることができる。

0029

左右橇板は、左右各車輪が搭載状とするよう組み込み可能であって、左右各脚の下端夫々に、独立した滑走板を組み込み可能とする機能を担い、左右滑走板上夫々に対応する左右車輪を搭載し、各滑走板上に立設した左右装着片を介し、車輪と各掛止部との間に露出する車軸に対して、夫々が前後揺動自在に懸架状装着、および、取り外し自在に夫々組み合わせ可能とするものとしなければならず、より具体的には、左右1組みを荷台枠平面積内に収まる平面形状・寸法、且つ、車輪を搭載可能な左右巾寸法、雪上を安定滑走可能な前後長寸法とし、前端および末端を互いに前後対称の上向き湾曲形状とし、滑走板の中央上面から左右装着片を立設してなるものとすべきであり、左右何れか一方の装着片に軸孔、左右何れか他方の装着片に軸溝を夫々設けたものとし、各車輪と各掛止部との間に露出する車軸に対して、着脱容易なものとすることができ、後述する実施例に示すように、左右何れか一方の装着片に軸孔、左右何れか他方の装着片に軸溝を夫々設け、該軸溝に対し、同軸溝を開閉可能とするようC字リングの基端を遊端回転自在に軸着したものとすることが可能であり、さらに、滑走板上面の前後適所に、収納中、荷台枠に嵌着可能な嵌着部を設け、また、滑走板下面の前後進行方向に沿うよう、1本または複数本の凸条レールを突設したものとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。

図面の簡単な説明

0030

図面は、この発明のキャリーカートの技術的思想具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
キャリーカートを示す正面図である。
一部分解状態のキャリーカートを示す正面図である。
橇板を示す三面図である。
荷台枠を展開するキャリーカートを示す側面図である。
荷台枠の支持角度を変えるキャリーカートを示す側面図である。
左右橇板を収納したキャリーカートを示す正面図である。
各種装備品を装着したキャリーカートを示す斜視図である。
吊り枠の一形態を示す三面図である。
吊り枠の他の一形態を示す三面図である。
担架シートを装着するキャリーカートを示す斜視図である。
担架シートを装着したキャリーカートを示す斜視図である。
担架棒を装着し単独利用する担架シートを示す平面図である。
担架シートを装着するキャリーカートの他の例を示す斜視図である。
吊り枠のさらに他の例を示す三面図である。
キャップ状金具を有する担架シートの要部を示す斜視図である。

0031

図1ないし図12に示す事例は、本体フレーム2左右下端に操舵用自在キャスター23,23、上端に操舵用ハンドル21を設け、同上下端間適所からは、左右車輪32,32を有する左右脚3,3を垂下し、同上下端間適宜高さに設けた展開機構42を介し荷台枠4を軸着し、該展開機構42と操舵用自在キャスター23,23との間適所、および、操舵用自在キャスター23,23付近に嵌合座(22,33)を設け、同荷台枠4遊端43に起臥自在な支脚5を設け、姿勢調節機構6とすると共に、該本体フレーム2下端に着脱機構F0を介して脱着なフットプレートFを装着してなるものとした、この発明のキャリーカートにおける代表的な一実施例を示すものである。

0032

それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明のキャリーカート1は、その本体フレーム2が、1本の金属パイプの長さ中央に直線状の操舵用ハンドル部21、および該操舵用ハンドル部21の左右下に左右一対の平行棒状に垂下した縦フレーム部20,20を有し、椅子として脚部ないしバックレストとして利用可能な寸法および強度設定のものとし、それら縦フレーム部20,20下端の所定短尺範囲は、夫々パイプ軸心(図示せず)に対し、後方に向け30°前後(側面視)の角度に折曲し、両パイプ下端開口を後方に向けて開口したものとし、同縦フレーム部20,20両下端の所定短尺範囲下に、夫々操舵用自在キャスター23,23を懸架し、且つ操舵用ハンドル部21上端から縦フレーム部20,20下端までの長さは、上部パイプ軸心を地状面に対し45°前後の傾斜姿勢にて、利用対象者が押し引き操作し易い高さとなる寸法範囲内に設定するようにする。

0033

そして、左右縦フレーム10,10の操舵用ハンドル部21下となる中途部間および下端間には、夫々横フレーム22,22を水平に横架するようにし、梯子状をなすよう一体化した上、同左右縦フレーム20,20の上下端間中途適所から、夫々左右外がわに開脚状の垂下姿勢とするよう左右脚3,3の各上端を一体化し、それら左右脚3,3の上下端間適所同士、および、それら左右脚3,3の上下端間適所と、それらに対峙する左右縦フレーム20,20の上下端間中途適所とを、互いに補強筋33,33,……にて俯瞰視台形枠状に連結し、右脚3下端から右外がわに向け、また、左脚3下端から左外がわに向け、夫々水平同心状配置となるよう車軸30,30を延伸し、各車軸30,30には、各両端寄りに掛止鍔(掛止部)31,31を環装・一体化し、それら掛止鍔31,31との間に僅かな隙間を設けるよう各車輪32,32を軸着し、当該左右操用自在キャスター23,23と左右車輪32,32とを接地した場合に自立可能な重量バランスになるものとした。

0034

図1図2図4、および図5に示すとおり、荷台枠4は、荷台や椅子の座面などとして利用可能な矩形状面積および強度を確保するよう、緯筋44,44、経筋45,45を有してなる矩形柵枠状であって、経筋45,45の夫々適所が、橇板7,7用装着箇所46,46としてなるのものとし、その外枠40基端41が、回り管を有した左右ヒンジからなる展開機構42,42を介し、左右縦フレーム部20,20上下端間の所定高さ位置に展開・折り畳み自在に軸着し、これとは反対がわとなる同外枠40遊端43には、適宜間隔を隔てて平行する2本の所定長パイプ50,50先端間に、半円筒形の嵌合枠60を横架し、他端間に回り管からなる起立機構51を設け、該起立機構(回り管)51を介し、同荷台枠4に対し仰臥状に折り畳み収納および展開可能とした支脚5を回動自在に軸着し、同支脚5嵌合枠60は、左右縦フレーム部20,20上下端間の補強筋33、および、操舵用自在キャスター23,23間の横フレーム部22を嵌合座22,33とし、何れか一方の嵌合座22(33)に嵌合することによって荷台枠4の本体フレーム2に対する支持角度を適宜変更・調節可能なものとする荷台枠4用姿勢調節機構6を設けたものとし、さらに、荷台枠4の遊端43を上向きに折畳んだ場合に、重なり合う本体フレーム2適所に、荷台枠4の磁性金属からなる適所を吸着・仮固定可能な永久磁石からなる臥着機構Mを埋設したものとしている。

0035

図3および図6に示してあるように、左右橇板7,7は、前後を反転させることにより、左右車輪32,32の何れにも入れ替え装着可能な前後対称形状のものとしてあり、左右橇板7,7が、その1組みを荷台枠4平面積内に収まる平面形状・寸法、且つ、各橇板7,7が、車輪32,32を夫々搭載可能な左右巾寸法、雪上を安定滑走可能な前後長寸法とし、前端73および末端73を互いに前後対称の上向き湾曲形状とし、各滑走板70滑走面71の左右巾中央の前後方向適宜範囲に直線状の凸条レール72を突設し、滑走板70の中央上面から左右装着片8,8を立設し、左右何れか一方の装着片8中央の、滑走板70上に車輪2を搭載した場合に、車軸21が一致する高さ位置に軸孔80を穿設し、左右何れか他方の装着片8には、滑走板70上に車輪2を搭載した場合に、車軸21が一致する高さ位置から水平一方向に向けて装着口81を開口する⊂形の軸溝82を設けたものとし、該軸溝82近傍に装着口81を開閉可能とするC字リング83を軸着し、図3ないし図5に示すように、左右各車輪32,32と各掛止鍔31,31との間に露出する車軸30,30に対して、着脱容易な形状としてなり、さらに、図3および図6に示すように、滑走板70上面の前端73と装着片8,8との間、および、装着片8,8と末端73との間の夫々に、弾性状金具などからなる嵌着部74,74を設け、荷台枠4装着箇所46,46に弾性嵌合状に繋着・収納可能なものとする。

0036

図7図10および図11に示してあるように、フットプレートFは、フットレストとして充分な面積よび強度を確保し、上面に滑り止め用凹凸形状やゴムなどの滑り止め層被覆した矩形平板状であって、基端適所より、着脱機構F0となる左右一対の平行連結棒F0,F0を延伸し、左右縦フレーム部20,20下端の所定短尺範囲のパイプ開口に着脱自在に嵌合・装着可能としたものである。

0037

図7ないし図12のように、合計4個の吊り枠9,9,…は、荷台枠4左右端間と略同等の左右長をもって横架可能な水平梁90の、左右端から上向きないし水平方向の何れか適宜方向に向けて突出する繋着枝91,91を夫々立設した概略凵形とし、該水平梁90の左右端間中途適所に、本体フレーム2,2または荷台枠4の何れか一方に着脱可能な、概略Ω断面形板バネ状の左右嵌着機構92,92を設けたものとし、各嵌着機構92,92は装着対象箇所の形状に応じて固定姿勢を異にしてある。

0038

図7ないし図12に示すとおり、担架シートTは、当該キャリーカート1用のシートカバーとしての使用を可能とする寸法および強度設定とした長方形状の帯状矩形シートTからなり、装着状態にて各吊り枠9,9,…各繋着枝91,91に対応する外周縁から、夫々繋着枝91に被着状に装着可能な寸法のスリーブT0,T0,……を延伸し、さらに、外周縁の均衡する複数適所に担架棒用ループT6,T6,……を設けたものとした。

0039

図13ないし図15の事例のように、吊り枠9の水平梁90の本体フレーム2,2または荷台枠4の何れか適所に設けた平行筒状(平行鞘状)の左右被嵌部24,24(47,47)に対応する中途左右適所には、夫々左右各被嵌部24,24(47,47)に挿込み状に組み合わせ可能な嵌合棒95,95を平行状に突設し、各繋着枝91,91の左右外がわには、雄雌何れか一方の面ファスナー94を貼着・一体化した繋着板93,93を設け、これに対応する担架シートTの外周縁適所には、周縁補強用となる短冊ベースT4下面中央に、下向きキャップ状開口部T5を一体化してなり、繋着枝91,91に嵌着可能としたキャップ状金具T3,T3を、同金具キャップ状開口部T5を露出するよう埋設したものとし、さらに、同担架シートTの各繋着板93,93に対応する外周縁各所には、雄雌何れか他方の面ファスナーT2を設けた舌片T1を延伸してなるものとしてある。

0040

(実施例1の作用・効果)
以上のとおりの構成からなるこの発明のキャリーカート1は、図1図2図4ないし図6に示すとおり、操舵用自在キャスター23,23、および、左右脚3,3車輪32,32を接地し、バランス良く自立すると共に、操舵用ハンドル部21を押し引き操作し、左右操舵および前後走行自在となるものであり、展開機構42の回り管を中心に、荷台枠4遊端43を上方に回動操作し、本体フレーム2に平行に重なるよう配置すると、同本体フレーム2に埋設した臥着機構Mとしての永久磁石が、荷台枠4を吸着し、仮固定するものとなり、さらに、図6のように、荷台枠4の本体フレーム2に接合する荷台面がわより、左右橇板7,7を、その左右装着片8,8が該荷台枠4の荷台裏面がわへ突出するよう組合せ、各嵌着部74,74,……を同荷台枠4橇板装着箇所46,46,……に弾性的に嵌着し、荷台枠4と本体フレーム2との間に挟み込むよう収納可能なものとなっている。

0041

図4のように、展開機構42の回り管を中心に展開した荷台枠4は、遊端43起立機構(回り管)51を中心に展開した支脚5遊端の嵌合枠60を、横フレーム部(嵌合座)22に嵌合するよう組合せ、本体フレーム2に対し、例えば、約90°の姿勢にするよう調節可能であり、また、図5に示すように、該嵌合枠60を補強筋(嵌合座)33に嵌合するよう組合せると、本体フレーム2に対し、例えば、約105°の姿勢に仮固定することが可能であり、当該キャリーカート1の設計・製造の段階に、荷台枠4および支脚5の長さ、および、横フレーム部(嵌合座)22や補強筋(嵌合座)33の配置、嵌合座の本数などを適宜設定することによって荷台枠4の本体フレーム2に対する支持角度を夫々所望値に決定したり、支持姿勢角度を増減したりすることが可能である。

0042

図1図3ないし図5の事例のとおり、左右橇板7,7は、夫々左右装着片8,8の中、一方の装着片8の装着口81を、車軸32外端がわに装着し、同外端がわ掛止鍔31と車輪32との間に軸孔80を対応させると共に、他方の装着片8の軸溝82に、その装着口81より車軸32基端がわ掛止鍔31と車輪32との間を装着した上、C字リング83を閉鎖して脱落しないよう装着可能なものとなっており、雪上であっても荷物や人などを搭載し、操舵用ハンドル部21を牽引するようにして操舵用自在キャスター23,23を雪上より浮上させ、左右橇板7,7のみ接地させるようにして円滑に滑走運搬でき、各橇板7,7の各滑走面71,71凸条レール72,72が直進定性を高めるものとなる上、左右各滑走板70の各前端73,73および各末端73,73が、上方に反り上がった形状となっているから、前進および後進ともに円滑に走行できる外、操舵用自在キャスター23,23を雪上に接地させて制動し、雪上や坂道の途中などにも勝手に自走することなく安全に停止させて置くことができ、左右橇板7,7を取り外す際には、各C字リング83,83を開放するだけで簡便に取り外すことができる。

0043

図3、および図7ないし図11に示すように、本体フレーム2に対し90°の姿勢に展開支持した荷台枠4の上面に、上下反転させ、各前端73,73および各末端73,73を左右に向けた左右橇板7,7を組合せ、各嵌着部74,74,……を嵌合して仮固定し、平面的座面を確保したものにすると共に、本体フレーム2左右縦フレーム部20,20各下端のパイプ開口から平行連結棒(着脱機構)F0,F0を挿し込んでフットプレートFを装着し、さらに、上下合計4個の各吊り枠9,9,……を本体フレーム2の操舵用ハンドル部21、左右縦フレーム部20,20の操舵用ハンドル部21と展開機構(回り管)42との上下中間位置、展開機構(回り管)42付近、および、荷台枠4の遊端43に夫々左右間に水平横架するよう各嵌着機構92,92,……にて嵌合装着した上、夫々の左右繋着枝91,91,……間に、担架シートTの夫々に対応する左右スリーブT0,T0,……を被着状に装着し、図11のように同担架シートTを張設し、フットプレートF上に足を載せ、張設外装した該担架シートTを介して荷台枠4上に着座し、荷台枠4以上の本体フレーム2左右縦フレーム部20,20ないし操舵用ハンドル部21に対応するバックレスト・ヘッドレスト相当範囲に、背中および頭部を預けるようにして着座することが可能となり、緊急非難などに際し、体の不自由な人や高齢者などを、金属棒などに触れさせることなく、クッション性をもって安定に保持するよう乗せて容易に搬送することができるものとなる。

0044

前記フットプレートF、各吊り枠9,9,……および担架シートTは、簡単に取り外してコンパクトに収納することができる外、図12に示してあるように、左右の各ループT6,T6,……に、別に準備した左右一対の担架棒T7,T7を装着することによって通常の担架としても利用可能なものとなっている。

0045

図13ないし図15に示すとおり、各吊り枠9,9,……が、各水平梁90,90,……に嵌合棒95,95を突設し、各繋着枝91,91,……の中途適所に雄雌何れか一方の面ファスナー94を設けた繋着板93,93,……を有し、担架シートTが、各吊り枠9,9,……繋着枝91,91,……に個別に対応する周縁各所に、各繋着板93,93,……の面ファスナー94,94,……に着脱自在な雄雌何れか他方の面ファスナーT2,T2,……を設けた舌片T1,T1を延伸し、さらに、同周縁各所に各繋着枝91,91,……先端に嵌着可能なキャップ状金具T3,T3,……を埋設してなるものは、当該キャリーカート1本体フレーム2被嵌部24,24,……や、荷台枠4被嵌部47,47,……に、各嵌合棒95,95を対応させて差し込むだけで、簡単且つ確実に各吊り枠9,9,……を組み込むことができ、さらに、各キャップ状金具T3,T3,……キャップ状開口部T5,T5,……を対応する各繋着枝91,91,……先端に嵌着した上、各繋着部T1,T1,……である舌片T1,T1,……の面ファスナーT2,T2,……を、各吊り枠9,9,……繋着板93,93,……の面ファスナー94,94,……に着脱自在に仮貼着し、こうした簡便な装着作業によって該担架シートTを充分な強度をもって張り渡し状に張着することができ、しかも面ファスナーT2,T2,……を引き剥がすだけで担架シートTを迅速且つ簡単に取り外すことができ、各吊り枠9,9,……も各嵌合棒95を被嵌部24,24,……(47,47,……)から引き抜くようにして速やかに取り外すことができる。

0046

(結 び)
叙述の如く、この発明のキャリーカートは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの担架機能を有する椅子などに比較して大幅に部品点数を削減し、耐久強度を高めて、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、車輪走行から雪上滑走および雪上滑走から車輪走行に切り換える操作性にも秀でており、特に雪上運搬を容易且つ安全なものとすることができるから、交通機関物流発達により、これまでに無いほど生活圏が拡大した現代社会にあって、増加の一途を辿る所謂「買い物弱者」と云われる人々の日常の買い物を、積雪の多い厳期にも大いに助けることができ、さらに、災害発生に伴う緊急避難や救急搬送にも即座に対応可能なものとなり、応用範囲を格段に広めたものとすることができ、既に橇付きの台車やキャリーカートを開発済みにも拘わらず、構造の複雑化や重量の増加、販売価格の高騰などを避けるなどの理由から、実際には、これまで橇機能を持たない一般的なキャリーカートのみを提供せざるを得なかったキャリーカート業界および台車やキャリーカートを取り扱う販売業界は固よりのこと、高齢者や体の不自由な歩行困難者を抱える一般家庭や、救急搬送用機器の製造および販売業界などにも高く評価されることとなり、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。

0047

1キャリーカート
2本体フレーム
20 同 左(右)縦フレーム部
21 同操舵用ハンドル部
22 同横フレーム部(嵌合座)
23 同操舵用自在キャスター
24 同 被嵌部
3 左(右)脚
30 同 左(右)車軸
31 同掛止鍔(掛止部)
32 同車輪
33 同補強筋(嵌合座)
4荷台枠
40 同外枠
41 同基端
42 同展開機構(回り管)
43 同遊端
44 同 緯筋
45 同 経筋
46 同橇板装着箇所
47 同 被嵌部
5支脚
50 同所定長パイプ
51 同起立機構(回り管)
6 荷台枠4用姿勢調節機構
60 同 嵌合枠
M 臥着機構(永久磁石)
7 左(右)橇板
70 同 左(右)各滑走板
71 同滑走面
72 同凸条レール
73 同前端(末端)
74 同 嵌着部
8 左(右)装着片
80 同軸孔
81 同装着口
82 同軸溝
83 同 C字リング
Fフットプレート
F0 同着脱機構(平行連結棒)
9 吊り枠
90 同水平梁
91 同 繋着枝
92 同 嵌着機構
93 同 繋着板
94 同面ファスナー
95 同 嵌合棒
T担架シート(帯状矩形シート)
T0 同スリーブ(繋着部)
T1 同舌片(繋着部)
T2 同 面ファスナー
T3 同キャップ状金具
T4 同短冊型ベース
T5 同 キャップ状開口部
T6 同担架棒用ループ
T7 同 担架棒

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