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技術 可搬型の印刷装置

出願人 富士通コンポーネント株式会社
発明者 高村陽一坂倉太一
出願日 2015年4月2日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2015-076224
公開日 2016年11月24日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2016-196108
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 目的に特徴のあるプリンター
主要キーワード 可動タイプ センサ検出回路 用紙カバー 照度検出センサ 制御回路ユニット リセット要求信号 オン命令 オフ命令
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年11月24日)のものです。
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図面 (13)

課題

暗い環境下でも操作者印字内容を確認することができる可搬型印刷装置を提供する。

解決手段

サーマルプリンタ1は、用紙5にデータを印刷するサーマルヘッド21と、印刷後の用紙5の印刷面を照らすLED53又はLED90とを備える。LED53又はLED90を点灯することで、深夜や早朝などの暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる。また、LED90の場合、筐体70の内部の用紙収容部75を照らすことができる。

概要

背景

従来より、ライト付きのプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このプリンタは、操作者印字機構を移動させながら、紙面上に印刷を行う。ライトはプリンタのケーシングの下部に取り付けられている。また、ライトは、ケーシングの下部と対向するように配置された、これから印字しようとする紙面を照らす。

また、従来より、可搬型プリンタが知られている。宅配業者などが、このような可搬型プリンタを深夜や早朝などの暗い環境下で且つ屋外で使用する場合がある。

概要

暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる可搬型印刷装置を提供する。サーマルプリンタ1は、用紙5にデータを印刷するサーマルヘッド21と、印刷後の用紙5の印刷面を照らすLED53又はLED90とを備える。LED53又はLED90を点灯することで、深夜や早朝などの暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる。また、LED90の場合、筐体70の内部の用紙収容部75を照らすことができる。

目的

本発明は、暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる可搬型の印刷装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

用紙にデータを印刷する印刷手段と、印刷後の用紙の印刷面を照らす照明手段とを備えることを特徴とする可搬型印刷装置

請求項2

前記用紙を収容する用紙収容手段と、前記用紙収容手段を覆う蓋と、前記蓋が閉じている場合には、前記照明手段が前記印刷後の用紙の印刷面を照らし、前記蓋が開いている場合には、前記照明手段が前記用紙収容手段を照らすように、前記照明手段を可動させる可動手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の可搬型の印刷装置。

請求項3

前記用紙を収容する用紙収容手段と、前記用紙収容手段を覆う蓋とを備え、前記照明手段は、前記蓋に搭載され発光する光源と、前記光源からの光を前記用紙収容手段及び前記印刷後の用紙の印刷面に向けて拡散する拡散手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の可搬型の印刷装置。

請求項4

前記可搬型の印刷装置の周辺照度を検出する照度検出手段と、前記照明手段の点灯及び消灯を制御する制御手段とを備え、前記照度検出手段で検出された照度が予め決められた所定値よりも小さい場合に、前記制御手段は前記照明手段を点灯させることを特徴とする請求項1乃至3に記載の可搬型の印刷装置。

技術分野

0001

本発明は、可搬型印刷装置に関する。

背景技術

0002

従来より、ライト付きのプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このプリンタは、操作者印字機構を移動させながら、紙面上に印刷を行う。ライトはプリンタのケーシングの下部に取り付けられている。また、ライトは、ケーシングの下部と対向するように配置された、これから印字しようとする紙面を照らす。

0003

また、従来より、可搬型プリンタが知られている。宅配業者などが、このような可搬型プリンタを深夜や早朝などの暗い環境下で且つ屋外で使用する場合がある。

先行技術

0004

特開平10−329366号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来の可搬型プリンタでは、暗い環境下で印刷された場合に、操作者に印字内容見えにくいという課題がある。

0006

本発明は、暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる可搬型の印刷装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、明細書に開示された印刷装置は、用紙にデータを印刷する印刷手段と、印刷後の用紙の印刷面を照らす照明手段とを備えることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる。

図面の簡単な説明

0009

本実施の形態に係る印刷装置の構成を示す図である。
(A)は、サーマルプリンタ外観図である。(B)は、用紙カバー部が閉じている場合の図2(A)のA−A線の断面図である。(C)は、用紙カバー部が開いている場合の図2(A)のA−A線の断面図である。
照明ユニットがサーマルプリンタの筐体から取り外されている状態を示す図である。
(A),(B)は、可動タイプの照明ユニットが用いられた場合のサーマルプリンタの断面図である。
(A)〜(D)は、サーマルプリンタ1の斜視図である。
(A)、(B)は、用紙カバー部が用紙収容部を照らすLEDを有する場合のサーマルプリンタの断面図である。(C)は、用紙カバー部の部分拡大図である。
(A)は、状態表示部上に所望の色の塗料を塗布する例を示す図であり、図7(B)は、状態表示部上に着色フィルムを貼り付ける例を示す図である。
(A)は、用紙カバー部に窓が形成された場合のサーマルプリンタの正面図である。(B)は、用紙カバー部に窓が形成された場合のサーマルプリンタの断面図である。
(A)は、サーマルプリンタの変形例の正面図である。(B)は、サーマルプリンタの変形例の断面図である。
照明ユニットがサーマルプリンタに設けられている場合のサーマルプリンタの動作を示すフローチャートである。
照度検出センサがサーマルプリンタに設けられている場合のサーマルプリンタの動作を示すフローチャートである。
図10のサーマルプリンタの動作の変形例を示すフローチャートである。

実施例

0010

以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。

0011

図1は、本実施の形態に係る印刷装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る印刷装置は、例えば、可搬型のサーマルプリンタ1である。サーマルプリンタ1は、情報処理装置2(コンピュータスマートフォン又はタブレット端末など)から印字データを受信し、印字データを記録用紙に印刷する。サーマルプリンタ1は、オペレーションパネル10、メカユニット20、制御回路ユニット30、照明ユニット50及びバッテリ60を備えている。

0012

また、制御回路ユニット30内には、電源制御回路33及び制御手段としてのMCU(Micro Control Unit)36が設けられている。電源制御回路33は、MCU36と接続されており、バッテリ60から制御回路ユニット30に供給される電力を制御する。MCU36は、サーマルプリンタ1の動作の制御を行う。バッテリ60は、本実施の形態に用いられるサーマルプリンタの電源供給源である。

0013

オペレーションパネル10は、電源スイッチ11、用紙送りスイッチ12及びLED(Light Emitting Diode)13を備えている。電源スイッチ11は、ユーザにより操作されて、サーマルプリンタ1の電源をオン又はオフするための制御信号を制御回路ユニット内の電源制御回路33に伝え、電源のオン又はオフの制御を行う。この電源スイッチ11としては、押しボタンスイッチ等が用いられる。

0014

用紙送りスイッチ12は、ユーザによる用紙送り操作のためのスイッチである。用紙送りスイッチ12はオペレーションパネル制御回路35を介して用紙送り用のコマンドをMCU36に送信する。LED13は、オペレーションパネル制御回路35を介してMCU36からの指示に応じて発光する。

0015

メカユニット20は、印刷手段としてのサーマルヘッド21、用紙送りモータ22、ヘッド温度検出サーミスタ23、カバーオープン検出センサ24、フォトセンサ25及び照度検出センサ26を備えている。照度検出センサ26は照度検出手段として機能する。

0016

サーマルヘッド21は、直線的に並んだ発熱抵抗体に選択的に電位を与えて発熱させ、この熱により反応する感熱紙等の用紙に文字イメージデータを印刷する。用紙送りモータ22は、例えば、ステッピングモータであり、用紙を搬送するために使用される。ヘッド温度検出サーミスタ23は、サーマルヘッド21の温度を検出する。カバーオープン検出センサ24は、メカユニット20を覆うカバー開閉状態を検出する。フォトセンサ25は、マークや用紙の有無の検出のために使用される光学式読取センサであり、発光素子及び受光素子を有する。発光素子は光を用紙に照射し、受光素子は用紙からの反射光を受信し、反射光をアナログ信号としてA/D変換回路42に出力する。照度検出センサ26は、サーマルプリンタ1の周辺照度を検出し、検出された照度を示す信号をセンサ検出回路34に出力する。

0017

制御回路ユニット30は、電源制御回路33及びMCU36のほか、サーマルヘッド駆動回路31、モータ駆動回路32、センサ検出回路34、オペレーションパネル制御回路35、発振器37、インターフェース(I/F)回路38、リセット回路39、RAM(Random Access Memory)40、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)41、A/D変換回路42、コネクタ43及び照明点灯消灯用のスイッチ44を備えている。

0018

サーマルヘッド駆動回路31は、MCU36からの駆動命令に応じて、サーマルヘッド21を駆動する。モータ駆動回路32は、MCU36からの駆動命令に応じて、用紙送りモータ22へ駆動電流を供給する。センサ検出回路34は、カバーオープン検出センサ24で検出された信号及び照度検出センサ26で検出された信号をMCU36に出力する。オペレーションパネル制御回路35は、MCU36からの指示に応じてLED13のオン又はオフを制御するとともに、用紙送りスイッチ12からの制御信号をMCU36へ出力する。

0019

発振器37は、所定周波数クロック信号をMCU36に供給する。インターフェース(I/F)回路38は、情報処理装置2から印字データやコマンドを受信すると共に、情報処理装置2からのコマンドに対する応答信号を情報処理装置2に返信する。リセット回路39は、サーマルプリンタ1の電源がオフになると、MCU36にリセット要求信号を出力してサーマルプリンタ1を初期状態にする。

0020

RAM40は、情報処理装置2から入力された受信データを一時的に記憶したり、処理途中のデータを一時的に記憶する。EEPROM41は不揮発性メモリであり、MCU36が実行するためのソフトウエア等を内蔵しており、MCU36からの要求に応じて読み出される。A/D変換回路42は、フォトセンサ25からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号をMCU36に出力する。つまり、MCU36は、A/D変換回路42を介してフォトセンサ25からの出力値(レベル)を受信する。コネクタ43は、取り外し可能な照明ユニット50を装着する。スイッチ44の押下により、MCU36はLED53のオン又はオフ命令点灯制御回路52に出力する。LED53が消灯しており、スイッチ44が押下されると、MCU36はLED53のオン命令を点灯制御回路52に出力する。LED53が点灯しており、スイッチ44が押下されると、MCU36はLED53のオフ命令を点灯制御回路52に出力する。

0021

照明ユニット50はサーマルプリンタ1の筐体から取り外し可能であるが、サーマルプリンタ1の筐体に一体形成されていてもよい。照明ユニット50は、コネクタ51と、点灯制御回路52と、照明手段としてのLED53とを備えている。コネクタ51は、コネクタ43を介してバッテリ60及びMCU36に連結される。点灯制御回路52は、MCU36から送られてくるLED53のオン又はオフ命令に応じて、バッテリ60からLED53に供給される電力のオン又はオフを制御する、つまりLED53のオン又はオフを制御する。LED53は、印刷された用紙を照らす及びサーマルプリンタ1の筐体内部の用紙搭載位置を照らす。

0022

図2(A)は、サーマルプリンタ1の外観図である。図2(B)は、用紙カバー部71が閉じている場合の図2(A)のA−A線の断面図である。図2(C)は、用紙カバー部71が開いている場合の図2(A)のA−A線の断面図である。図3は、照明ユニット50がサーマルプリンタ1の筐体70から取り外されている状態を示す図である。

0023

図2(A)に示すように、サーマルプリンタ1の筐体70の正面には、蓋である用紙カバー部71及び照度検出センサ26が設けられている。そして、照明ユニット50は、サーマルプリンタ1の筐体70の正面の略中央に設けられている。また、照明ユニット50は、印刷された用紙5を排出する排出口74の近傍に設置されている。LED53は、光線55で印刷された用紙5を照らす。

0024

図2(B)及び図2(C)に示すように、用紙カバー部71の後端には、筐体70と連結するためのヒンジ部73が設けられており、用紙カバー部71は筐体70に対して開閉する。さらに、用紙カバー部71の先端には、プラテンローラ72が設けられている。用紙5は、例えばロール紙であり、筐体70の内部の用紙収容部75(用紙収容手段の一例)に収容される。用紙5は、サーマルヘッド21とプラテンローラ72とで挟まれ、サーマルヘッド21の加熱によって印刷される。印刷後の用紙5は、排出口74から図2(B)の上側に排出される。図2(B)に示すように、LED53は、光線55で印刷された用紙5を照らす。図2(B)及び図2(C)に示すように、用紙カバー部71の開閉によらず、LED53の照射方向は固定されており、印刷された用紙5が排出される位置を照らす。

0025

図3に示すように、筐体70の正面で且つ照明ユニット50を取り付ける位置に、コネクタ43が設けられている。照明ユニット50のコネクタ51は、コネクタ43に取り付けられる。

0026

図4(A),(B)は、可動タイプの照明ユニット50が用いられた場合のサーマルプリンタ1の断面図であり、図4(A)は用紙カバー部71が開いている状態を示し、図4(B)は用紙カバー部71が閉じている状態を示す。図4(A),(B)では、図の上側がサーマルプリンタ1の正面側を示し、図の下側がサーマルプリンタ1の背面側を示す。

0027

図4(A),(B)に示すように、照明ユニット50は、照明ユニット50が筐体70に対して回転するための回転軸56を備えている。回転軸56は、筐体70に回転可能に固定されている。尚、図4(A),(B)の可動タイプの照明ユニット50も、図3に示すように、筐体70から取り外し可能なように構成されてもよい。

0028

照明ユニット50の近傍には、照明ユニット50を回転させる可動手段としての回転補助機構85が設けられている。回転補助機構85は、照明ユニット50を筐体70の背面側から正面側に押す第1可動部材77と、一端が第1可動部材77に固定され、他端が支持部79に固定されており、第1可動部材77を筐体70の背面側に引っ張る弾性体78(例えば、ゴム又はバネなど)と、弾性体78を支持する支持部79と、回転可能に筐体70の内壁に固定されている歯車80と、歯車80を介して第1可動部材77と連動する第2可動部材81とを備えている。第1可動部材77には、歯車80と噛み合う歯77aが形成されており、第2可動部材81には、歯車80と噛み合う歯81aが形成されている。用紙カバー部71の先端には、第2可動部材81を筐体70の背面側に押す当接部76が形成されている。

0029

図4(A)に示すように、用紙カバー部71が開かれると、第1可動部材77が弾性体78により筐体70の背面側に引き付けられる。これにより、照明ユニット50は筐体70に収容されるように回転し、LED53は、筐体70の内部の用紙収容部75を照らす。第1可動部材77が筐体70の背面側に引き付けられると、歯77aが歯車80を反時計周りに回転させる。この回転が、歯81aを介して第2可動部材81を筐体70の背面側から正面側に移動させる。

0030

図4(B)に示すように、用紙カバー部71が閉じられると、用紙カバー部71の当接部76が第2可動部材81を筐体70の正面側から背面側に押し込む。歯81aは歯車80を時計周りに回転させる。この回転が、第1可動部材77を歯77aを介して筐体70の背面側から正面側に移動させる。照明ユニット50は、第1可動部材77によって筐体70の背面側から正面側に押し出される。これにより、照明ユニット50は、筐体70の外部に押し出されるように回転し、LED53は、筐体70の外部を照らす、つまり、排出口74から排出された印刷後の用紙5を照らす。

0031

このように、LED53は、用紙カバー部71が開かれた場合には、筐体70の内部の用紙収容部75を照らし、用紙カバー部71が閉じられた場合には、排出口74から排出された印刷後の用紙5を照らすので、操作者は、暗い環境下でも印刷内容を確認することができ、さらに暗い環境下でも用紙交換を容易にできる。

0032

図5(A)〜(D)は、サーマルプリンタ1の斜視図である。図5(A)に示すように、第2可動部材81は、筐体70の左右の内壁86の少なくともいずれか一方に可動可能に取り付けられている。また、第2可動部材81以外の不図示の回転補助機構85も、筐体70の左右の内壁の少なくともいずれか一方に取り付けられている。図4(A),(B)に示す当接部76に代えて、用紙カバー部71の先端には、図5(B)に示すように、凹状の当接部76aが形成されていてもよい。この場合、用紙カバー部71が閉じられると、第2可動部材81が当接部76aに差し込まれ、第2可動部材81が当接部76aによって押し下げられる。

0033

また、図5(C)に示すように、筐体70の左右の内壁86の少なくともいずれか一方に溝87が形成され、第2可動部材81が溝87に可動可能に取り付けられていてもよい。この場合、用紙カバー部71の先端には、図5(D)に示すように、突起状の当接部76bが形成される。用紙カバー部71が閉じられると、当接部76bが溝87に差し込まれ、第2可動部材81が当接部76bによって溝87に沿って押し下げられる。

0034

図6(A)、(B)は、用紙カバー部71が用紙収容部75を照らすLEDを有する場合のサーマルプリンタ1の断面図であり、図6(A)は用紙カバー部71が開いている状態を示し、図6(B)は用紙カバー部71が閉じている状態を示す。図6(C)は、用紙カバー部71の部分拡大図である。

0035

図6(A)〜(C)に示すように、用紙カバー部71は、筐体70の内部の用紙収容部75を照らすLED90と、LED90の光線55を拡散するレンズ部91とを備えていてもよい。この場合、LED90のオン又はオフの制御は、MCU36により実行される。尚、LED90は照明手段及び光源として機能し、レンズ部91は拡散手段として機能する。図6(C)に示すように、レンズ部91は、LED90の光線55を筐体70の外部に向けて反射するための反射面93と、LED90の点灯又は消灯の状態を表示する状態表示部92とを有する。状態表示部92は第1拡散部として機能する。LED90の一部の光線55は反射面93によって状態表示部92に向かって反射し、状態表示部92を介して筐体70の外部に出力される。従って、レンズ部91は、LED90の光線55を筐体70の内部に拡散するだけでなく、筐体70の外部に案内する。これにより、LED90は、筐体70の内部の用紙収容部75を照らす光源として機能するとともに、LED90の点灯又は消灯の状態を表示する光源として機能する。操作者は、状態表示部92を見ることで、LED90の点灯又は消灯を把握できる。

0036

図7(A)は、状態表示部上に所望の色の塗料を塗布する例を示し、図7(B)は、状態表示部上に着色フィルムを貼り付ける例を示す。筐体70の外部を照らす光線55の色を筐体70の内部を照らす光線55の色から変える場合には、図7(A)に示すように、状態表示部92上に所望の色の塗料94を塗布してもよい、又は図7(B)に示すように、状態表示部92上に着色フィルム95を貼り付けてもよい。

0037

図8(A)は、用紙カバー部71に窓96が形成された場合のサーマルプリンタ1の正面図であり、図8(B)は、用紙カバー部71に窓96が形成された場合のサーマルプリンタ1の断面図である。図8(A)、(B)に示すように、用紙カバー部71は、操作者が用紙残量を確認するための透明な窓96を備えていてもよい。これにより、操作者は、筐体70の内部を照らすLED90の光線55によって、筐体70の外側から用紙残量を確認することができる。

0038

図9(A)は、サーマルプリンタ1の変形例の正面図であり、図9(B)は、サーマルプリンタ1の変形例の断面図である。

0039

図6(A)〜(C)及び図8(A)、(B)では、レンズ部91がLED90の光線55を筐体70の外部に案内することによって、用紙カバー部71は、状態表示部92を有する。しかし、図9(A)、(B)に示すように、レンズ部91は、状態表示部92の代わりに、排出口74から排出された印刷後の用紙5を照らす用紙照明部97を備えていてもよい。用紙照明部97は、状態表示部92と同様に、反射面93によって反射されたLED90の一部の光線を利用する。LED90の光線55は、用紙収容部75内の用紙5を照らすと共にレンズ部91を介して筐体70の外部に案内される。つまり、LED90は、筐体70の内部の用紙収容部75を照らす光源として機能するとともに、排出口74から排出された印刷後の用紙5を照らす光源として機能する。尚、LED90のオン又はオフの制御は、MCU36により実行される。

0040

ここで、サーマルヘッド21及びプラテンローラ72の位置について検討する。図8(B)に示すように、用紙カバー部71の先端にプラテンローラ72が設けられ、筐体70にサーマルヘッド21が設けられると、用紙照明部97は排出口74から排出された印刷後の用紙5の裏面(非印刷面)を照らすことになる。従って、用紙照明部97が排出口74から排出された印刷後の用紙5の表面(印刷面)を照らすために、図9(B)に示すように、用紙カバー部71の先端には、サーマルヘッド21が設けられ、筐体70のサーマルヘッド21と対向する位置にプラテンローラ72が設けられている。

0041

図10は、照明ユニット50がサーマルプリンタ1に設けられている場合のサーマルプリンタ1の動作を示すフローチャートである。

0042

まず、MCU36は、電源がオンであるか否かを判別する(ステップS1)。電源がオンでない場合には(ステップS1でNO)、当該判別を繰り返す一方、電源がオンである場合には(ステップS1でYES)、MCU36は、待機する(ステップS2)。次に、MCU36は、印字データを情報処理装置2から受信したか否かを判別する(ステップS3)。MCU36が印字データを受信していない場合には(ステップS3でNO)、手順はステップS2に戻る。一方、MCU36が印字データを受信している場合には(ステップS3でYES)、MCU36は印字処理を実行する、即ち、サーマルヘッド駆動回路31及びモータ駆動回路32に駆動命令を出力し、サーマルヘッド21及び用紙送りモータ22を駆動させる(ステップS4)。ついで、MCU36は、LED53のオン命令を出力し、LED53を点灯させる(ステップS5)。これにより、LED53は、排出口74から排出された印刷後の用紙5の印刷面を照らす。尚、LED53の代わりに、サーマルプリンタ1にLED90が設けられている場合には、ステップS5で、MCU36は、LED90のオン命令を出力し、LED90を点灯させる。これにより、LED90は、排出口74から排出された印刷後の用紙5の印刷面を照らすと共に筐体70の内部の用紙収容部75を照らす。

0043

ついで、MCU36は印刷が完了したか否かを判別する(ステップS6)。例えば、MCU36は印刷完了コマンドを受信するか又は印字データを所定時間受信しない場合に、印刷が完了したと判断する。印刷が完了していない場合には(ステップS6でNO)、手順はステップS4に戻る。印刷が完了した場合には(ステップS6でYES)、MCU36は、印字終了の内部フラグを立てて(ステップS7)、所定時間(例えば、10秒)待機する(ステップS8)。所定時間経過後に、MCU36は、LED53のオフ命令を出力し、LED53を消灯させ(ステップS9)、ステップS2に戻る。LED53の代わりに、サーマルプリンタ1にLED90が設けられている場合には、ステップS8で、MCU36は、LED90のオフ命令を出力し、LED90を消灯させる。

0044

図11は、照度検出センサ26がサーマルプリンタ1に設けられている場合のサーマルプリンタ1の動作を示すフローチャートである。図10のサーマルプリンタ1の動作と同じ工程には同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。

0045

ステップS4の後、MCU36は、照度検出センサ26で検出された照度が予め決められた所定値より低いか否かを判別する(ステップS10)。照度検出センサ26で検出された照度が予め決められた所定値より低い場合には(ステップS10でYES)、MCU36は、LED53のオン命令を出力し、LED53を点灯させ(ステップS11)、手順はステップS6に進む。尚、LED53の代わりに、サーマルプリンタ1にLED90が設けられている場合には、ステップS11で、MCU36は、LED90のオン命令を出力し、LED90を点灯させる。照度検出センサ26で検出された照度が予め決められた所定値より高い場合には(ステップS10でNO)、手順はステップS6に進む。本動作では、サーマルプリンタ1の周辺環境が暗い場合に、MCU36はLED53又は90が点灯させるので、バッテリ60の消費電力を抑えることができる。

0046

図12は、図10のサーマルプリンタ1の動作の変形例を示すフローチャートである。図10のサーマルプリンタ1の動作と同じ工程には同一のステップ番号を付し、その説明を省略する。

0047

ステップS2の後、MCU36は、スイッチ44が押下されたか否かを判別する(ステップS12)。スイッチ44が押下された場合には(ステップS12でYES)、MCU36は、LED53のオン命令を出力し、LED53を点灯させ(ステップS13)、ステップS2に戻る。これにより、LED53は、印刷後の用紙5が排出される排出口74の近傍を照らす。LED53の代わりに、サーマルプリンタ1にLED90が設けられている場合には、ステップS13で、MCU36は、LED90のオン命令を出力し、LED90を点灯させる。これにより、LED90は、筐体70の内部の用紙収容部75を照らすと共に、状態表示部92を点灯する又は印刷後の用紙5が排出される排出口74の近傍を照らす。

0048

スイッチ44が押下されていない場合には(ステップS12でNO)、MCU36は、カバーオープン検出センサ24で検出された信号に基づいて、用紙カバー部71が開かれているか否かを判別する(ステップS14)。用紙カバー部71が開かれている場合には(ステップS14でYES)、MCU36は、LED53のオン命令を出力し、LED53を点灯させ(ステップS15)、ステップS14に戻る。これにより、LED53が図2(C)に示すように用紙カバー部71の裏側を照らす又は図4(A)に示すように筐体70の内部の用紙収容部75を照らす。LED53の代わりに、サーマルプリンタ1にLED90が設けられている場合には、ステップS15で、MCU36は、LED90のオン命令を出力し、LED90を点灯させる。これにより、LED90が図4(A)に示すように筐体70の内部の用紙収容部75を照らす。用紙カバー部71が閉じられている場合には(ステップS14でNO)、手順はステップS3に進む。

0049

以上説明したように、本実施の形態によれば、LED53が排出口74から排出された印刷後の用紙5の印刷面を照らすので、暗い環境下でも操作者が印字内容を確認することができる。

0050

尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。

0051

1サーマルプリンタ
5 用紙
21サーマルヘッド
26照度検出センサ
36 MCU
50照明ユニット
53,90LED
70筐体
71用紙カバー部
85回転補助機構
91レンズ部
92状態表示部
96 窓

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