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技術 バヨネット加圧調理器(bayonet pressure cooker)および対応する製造方法

出願人 セブソシエテアノニム
発明者 エリックシャムロワユベールシャイヤール
出願日 2016年3月28日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-064160
公開日 2016年11月24日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2016-195760
状態 特許登録済
技術分野 加熱調理器
主要キーワード 傾斜セグメント 断面線図 貫通オリフィス リップガスケット 角度セクタ 容器要素 正面線図 円対称性
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

ロックシステムを最適化するバヨネット加圧調理器を提供する。

解決手段

加圧下で食物調理するための器具であって、容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋3と、蓋3のシェルおよび容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋3をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部5A〜5Cを形成するバヨネットロック手段と、を少なくとも備え、一連の突出部のうち少なくとも1つの突出部5A〜5Cのそれぞれは、対応するシェルを通して形成されるそれぞれの開口部7A〜7Cに隣接する器具とする。

概要

背景

特に家庭用の、圧力下で食物調理するための器具は、よく知られている。それらは、一般的に、金属容器を備え、金属容器は柔軟な環状の封止ガスケットを介して漏れのないようにそれに嵌合される同様の金属のカバー受け入れるように設計され、それによって、圧力上昇が可能である調理筐体を構成する。

蓋は、加圧調理器が、蓋が容器に対してロックされ調理筐体の圧力上昇が可能である構成から、蓋が容器から自由に分離され得るロック解除する構成に移ることを可能にする、ロック手段を介して容器に接続されるように設計される。

従来技術においてよく知られている様々な種類のロック手段が存在する。最も広く行き渡っているシステムの1つは、蓋が回転して移動したときに摺動して相互に当接するようになる容器および蓋上の傾斜部を使用して、圧力上昇の効果の下で容器および蓋の分離を妨げる機械的保持接続をもたらすことに依存するバヨネットロックシステムである。蓋の傾斜部は、従来、蓋の環状の落とし縁の内側に向かう局在的な折り畳みによって形成され、容器の傾斜部は、容器の自由上縁を折り畳み切断することによって得られる。

そのようなバヨネットロックシステムは、一般的には十分なものであるが、それは、それでもやはりいくつかの欠点を有する。

特に、使用者が、蓋を容器に対して正しく位置決めすることは困難である場合があるが、それは特に、蓋の傾斜部の位置を決定することが、特に不慣れな使用者にとっては困難である場合があるからである。同様に、知られているバヨネット加圧調理器の使用者は、容器の傾斜部と蓋の傾斜部との間の良好な相互の係合を確実にすることに困難を感じ得る。それに加えて、それらの特定の設計の結果として、容器の傾斜および蓋の傾斜部は、耐変形性を示し、特に曲げ抵抗を示し、決して最適ではない。これにより、容器および蓋の傾斜部が家庭用加圧調理器にとって特に必要である、規格および仕様を満たすことができる接続部を形成することを確実にするために、比較的長い長さにわたって容器周に沿って(およびそれぞれ、蓋の周に沿って)延在するかなりの厚さの傾斜部に頼る必要が生じる。

特に、いくつかの規格では、バヨネット加圧調理器のロック機構が、容器と蓋とを分離することなく500キロパスカル(kPa)の試験圧力に耐えることができなければならないことを指定している。こうして、知られている加圧調理器において使用される従来のバヨネットロックシステムは、非常に長い、蓋および容器の傾斜部を使用することに依存しており、それによって、容器の縁の周の少なくとも半分にわたって延在するノッチが(蓋の傾斜部を係合させるために)それらの中に形成されている、容器の縁の外観が比較的構造化されていないという理由から特に、加圧調理器に比較的魅力のない外観を与えることになる。

こうして、知られている加圧調理器において使用されるバヨネットロックシステムは、特に、問題になっている加圧調理器にアクセサリを追加するためのオプションを制限する結果を有する、またそれらの一般的な外観に対して著しい影響も有する容器および蓋の縁に対するかなり特有の形状および寸法を必ず有することになる。さらに、容器および蓋の傾斜部の長さが比較的長いので、蓋の傾斜部のすべてが対応する容器の傾斜部のすべてと完全に一致し、したがって効果的で、信頼性のあるロッキングを得ることを引き起こすために、比較的大きい角度のあるストロークで容器に対して蓋を回す必要がある。この大きい角度のあるストロークも、容器の傾斜部と蓋の傾斜部との間の(封止リングにも当接する)摩擦が関わるので達成することが困難であり得る。

要するに、バヨネット加圧調理器に対する知られているロックシステムは、特にそれらの機械的挙動機械的強度および変形に耐える能力)に関して、それらの重さに関して、それらの魅力に関して、それらの人間工学に関して、およびそれらの使いやすさに関して、すべて最適化されているわけではない。特に使いやすさに関して、知られているバヨネットロックシステムの能力が、それらが自然で直観的な方式でどのように使用されるべきであるかを提案することについて(その能力は一般的に「アフォーダンス」と称される)最適であることからほど遠いことがわかる。

概要

ロックシステムを最適化するバヨネット加圧調理器を提供する。加圧下で食物を調理するための器具であって、容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋3と、蓋3のシェルおよび容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋3をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部5A〜5Cを形成するバヨネットロック手段と、を少なくとも備え、一連の突出部のうち少なくとも1つの突出部5A〜5Cのそれぞれは、対応するシェルを通して形成されるそれぞれの開口部7A〜7Cに隣接する器具とする。

目的

本発明の別の目的は、単純な方式で安価に製造され得るロック手段を備える一方で、特に頑で、信頼性が高い、新規性のある加圧調理器具を提案することである

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

加圧下で食物調理するための器具(1)であって、容器(2)、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように前記容器(2)に対してロックするための蓋(3)と、前記蓋(3)のシェルおよび前記容器(2)のシェルにそれぞれ固定され、前記容器(2)に対して前記蓋(3)をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部(5A〜5J、6A〜6J)を形成するバヨネットロック手段と、を少なくとも備え、前記一連の突出部のうち少なくとも1つの突出部(5A〜5J)のそれぞれは、対応するシェルを通して形成されるそれぞれの開口部(7A〜7J)に隣接することを特徴とする器具(1)。

請求項2

前記開口部は、前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)を画成することにも寄与する少なくとも1つの縁(70A)によって画成されることを特徴とする請求項1に記載の器具(1)。

請求項3

前記開口部の前記縁(70A〜70J)は、他の一連の突出部のうちの突出部(6A〜6J)が当接するようになる支持面を形成することを特徴とする請求項2に記載の器具(1)。

請求項4

前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)は、前記対応するシェルの変形された部分によって形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の器具(1)。

請求項5

前記開口部(7A〜7J)の縁(70A〜70J)は、変形された部分の一部を形成することを特徴とする請求項2および請求項4に記載の器具(1)。

請求項6

前記変形された部分は、前記対応するシェルをダイスタンプ法で加工することによって得られることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の器具(1)。

請求項7

前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)は、前記開口部(7A〜7J)の前記縁(70A〜70J)の一部を形成する周縁部によって画成される隆起部によって形成されることを特徴とする請求項2、請求項3、または請求項5に記載の器具(1)。

請求項8

前記周縁部は、前記対応するシェル上に局在し取り付けられている第1の部分と、他の一連の突出部のうちの突出部(6A〜6J)が当接するようになる支持面を形成する自由な第2の部分と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の器具(1)。

請求項9

前記自由な第2の部分は、実質的に水平の平面内に置かれることを特徴とする請求項8に記載の器具(1)。

請求項10

前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)は、ランシングによって形成されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の器具(1)。

請求項11

前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)は、対向する凸面および凹面を示す容積要素によって形成されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の器具(1)。

請求項12

前記開口部の前記縁は、2つの端部分の間に置かれる中心部分によって形成され、前記中心部分のみが、湾曲し、したがって前記開口部(7A〜7J)に隣接する前記突出部(5A〜5J)の一部を形成する輪郭をもたらすように径方向に変形され、前記端部分は前記突出部(5A〜5J)の一部を形成しないことを特徴とする請求項2に記載の器具(1)。

請求項13

前記開口部(7A〜7J)のそれぞれに隣接する前記突出部は、前記蓋(3)の前記シェルに固定されている前記第1の一連の突出部のうちの前記突出部(5A〜5J)を形成することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の器具(1)。

請求項14

前記蓋(3)の前記シェルは、円板形状のカバー要素(3A)を、円板形状のカバー要素(30A)に固定された第1の円形縁(30B)と自由な第2の円形縁(31B)との間で延在する環状ベルト(3B)と一緒に備え、前記開口部(7A〜7J)は、前記第1および前記第2の円形縁(30B、31B)から一定の距離にある前記ベルト(3B)内に配置されることを特徴とする請求項13に記載の器具(1)。

請求項15

前記第1の一連の突出部のうちの前記突出部(5A〜5J)は、前記蓋(3)の内側に向かって径方向に突出することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の器具(1)。

請求項16

前記容器(2)は、底部(2A)を、前記底部(2A)と前記容器(2)の内側に通じる開口部を画成する自由な上縁(2C)との間で延在する環状の側壁(2B)と一緒に備え、前記第2の一連の突出部のうちの前記突出部(6A〜6J)は、前記自由な上縁(2C)から外向きに突出する環状リム(60)によって形成され、ノッチ(61A〜61J)は、前記第1の一連の突出部のうちの前記突出部(5A〜5J)を通すように、前記環状リム(60)を通して形成されることを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか一項に記載の器具(1)。

請求項17

前記環状リム(60)は、自由な上縁(2C)から実質的に外向き径方向に延在するカラーを、前記カラーに固定されている上縁(600A)と前記容器(2)に対して前記蓋(3)をロックするために前記第1の一連の突出部のうちの前記突出部(5A〜5J)が当接するようになる自由な底部縁(600B)との間で実質的に下方に延在するスカート部と一緒に備えることを特徴とする請求項16に記載の器具(1)。

請求項18

加圧下で食物を調理するための器具(1)を製造する方法であって、前記器具(1)は、容器(2)、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように前記容器(2)に対してロックするための蓋(3)と、前記蓋(3)のシェルおよび前記容器のシェルにそれぞれ固定され、前記容器(2)に対して前記蓋(3)をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部(5A〜5J、6A〜6J)を形成するバヨネットロック手段と、を少なくとも備え、前記方法は、前記シェルのうちの少なくとも1つを通して複数の開口部(7A〜7J)を形成するステップと、前記複数の開口部のうちのそれぞれの開口部にそれぞれ隣接する複数の突出部(5A〜5J)を形成するステップであって、前記複数の突出部(5A〜5J)は、前記第1および前記第2の一連の突出部のうちの少なくとも1つを形成する、ステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項19

前記複数の突出部(5A〜5J)を形成する前記ステップは、対応するシェルの局部的な径方向の変形によって前記突出部のそれぞれを形成する操作を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。

請求項20

前記シェルの前記局部的な径方向の変形は、前記シェルを構成する材料をダイスタンプ法で加工することによって実行されることを特徴とする請求項19に記載の方法。

請求項21

前記複数の開口部(7A〜7J)を作る前記ステップは、前記複数の突出部(5A〜5J)を形成する前記ステップの前に実行されることを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか一項に記載の方法。

請求項22

前記複数の開口部のうち開口部(7A〜7J)のそれぞれは、少なくとも1つのそれぞれの縁(70A〜70J)によって画成され、前記複数の突出部(5A〜5J)を形成する前記ステップは、前記縁(70A〜70J)のそれぞれが前記突出部(5A〜5J)のうちの1つの一部を形成するように前記縁(70A〜70J)のそれぞれを径方向に変形するステップを含むことを特徴とする請求項18から請求項21のいずれか一項に記載の方法。

請求項23

前記複数の開口部(7A〜7J)を作る前記ステップは、対応するシェルをレーザー切断する操作によって実行されることを特徴とする請求項18から請求項22のいずれか一項に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、加圧下で食物調理するための器具の一般的な技術的分野に関するものであり、特に、それは、調理筐体であって蒸気による加圧下でそれらの中に含まれる食物を調理するために圧力上昇が可能である調理筐体を形成するための加圧調理器屋内電気器具に関するものである。

0002

本発明は、より具体的には、少なくとも
容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋と、
蓋のシェル(shell)および容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部を形成するバヨネットロック手段(bayonet locking means)と、を備える加圧下で食物を調理するための器具に関するものである。

0003

本発明は、加圧下で食物を調理するための、少なくとも、
容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋と、
蓋のシェルおよび容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部を形成するバヨネットロック手段と、を備える器具を製造する方法にも関係する。

背景技術

0004

特に家庭用の、圧力下で食物を調理するための器具は、よく知られている。それらは、一般的に、金属容器を備え、金属容器は柔軟な環状の封止ガスケットを介して漏れのないようにそれに嵌合される同様の金属のカバー受け入れるように設計され、それによって、圧力上昇が可能である調理筐体を構成する。

0005

蓋は、加圧調理器が、蓋が容器に対してロックされ調理筐体の圧力上昇が可能である構成から、蓋が容器から自由に分離され得るロック解除する構成に移ることを可能にする、ロック手段を介して容器に接続されるように設計される。

0006

従来技術においてよく知られている様々な種類のロック手段が存在する。最も広く行き渡っているシステムの1つは、蓋が回転して移動したときに摺動して相互に当接するようになる容器および蓋上の傾斜部を使用して、圧力上昇の効果の下で容器および蓋の分離を妨げる機械的保持接続をもたらすことに依存するバヨネットロックシステムである。蓋の傾斜部は、従来、蓋の環状の落とし縁の内側に向かう局在的な折り畳みによって形成され、容器の傾斜部は、容器の自由上縁を折り畳み切断することによって得られる。

0007

そのようなバヨネットロックシステムは、一般的には十分なものであるが、それは、それでもやはりいくつかの欠点を有する。

0008

特に、使用者が、蓋を容器に対して正しく位置決めすることは困難である場合があるが、それは特に、蓋の傾斜部の位置を決定することが、特に不慣れな使用者にとっては困難である場合があるからである。同様に、知られているバヨネット加圧調理器の使用者は、容器の傾斜部と蓋の傾斜部との間の良好な相互の係合を確実にすることに困難を感じ得る。それに加えて、それらの特定の設計の結果として、容器の傾斜および蓋の傾斜部は、耐変形性を示し、特に曲げ抵抗を示し、決して最適ではない。これにより、容器および蓋の傾斜部が家庭用加圧調理器にとって特に必要である、規格および仕様を満たすことができる接続部を形成することを確実にするために、比較的長い長さにわたって容器周に沿って(およびそれぞれ、蓋の周に沿って)延在するかなりの厚さの傾斜部に頼る必要が生じる。

0009

特に、いくつかの規格では、バヨネット加圧調理器のロック機構が、容器と蓋とを分離することなく500キロパスカル(kPa)の試験圧力に耐えることができなければならないことを指定している。こうして、知られている加圧調理器において使用される従来のバヨネットロックシステムは、非常に長い、蓋および容器の傾斜部を使用することに依存しており、それによって、容器の縁の周の少なくとも半分にわたって延在するノッチが(蓋の傾斜部を係合させるために)それらの中に形成されている、容器の縁の外観が比較的構造化されていないという理由から特に、加圧調理器に比較的魅力のない外観を与えることになる。

0010

こうして、知られている加圧調理器において使用されるバヨネットロックシステムは、特に、問題になっている加圧調理器にアクセサリを追加するためのオプションを制限する結果を有する、またそれらの一般的な外観に対して著しい影響も有する容器および蓋の縁に対するかなり特有の形状および寸法を必ず有することになる。さらに、容器および蓋の傾斜部の長さが比較的長いので、蓋の傾斜部のすべてが対応する容器の傾斜部のすべてと完全に一致し、したがって効果的で、信頼性のあるロッキングを得ることを引き起こすために、比較的大きい角度のあるストロークで容器に対して蓋を回す必要がある。この大きい角度のあるストロークも、容器の傾斜部と蓋の傾斜部との間の(封止リングにも当接する)摩擦が関わるので達成することが困難であり得る。

0011

要するに、バヨネット加圧調理器に対する知られているロックシステムは、特にそれらの機械的挙動機械的強度および変形に耐える能力)に関して、それらの重さに関して、それらの魅力に関して、それらの人間工学に関して、およびそれらの使いやすさに関して、すべて最適化されているわけではない。特に使いやすさに関して、知られているバヨネットロックシステムの能力が、それらが自然で直観的な方式でどのように使用されるべきであるかを提案することについて(その能力は一般的に「アフォーダンス」と称される)最適であることからほど遠いことがわかる。

0012

したがって、本発明では、上記の様々な欠点を改善することを提案し、ロック手段が特に高い性能を有する一方で、軽く、安全であり、扱いやすく、良好なアフォーダンス特性およびより魅力的な外観も備える、新規性のある加圧調理器具を、特に、使いやすさおよび耐変形性に関して提案する。

0013

本発明の別の目的は、単純な方式で安価に製造され得るロック手段を備える一方で、特に頑で、信頼性が高い、新規性のある加圧調理器具を提案することである。

0014

本発明の別の目的は、使用時に高いレベルの安全性を備える新規性のある加圧調理器具を実現することである。

0015

本発明の別の目的は、十分に試され、試験された原理に基づき動作する工具を使用してロック手段が製造され得る新規性のある加圧調理器具を提案することである。

0016

本発明の別の目的は、容器に対して蓋の位置を適切に決めることを円滑にする設計の新規性のある加圧調理器具を提案しようとするものである。

0017

本発明の別の目的は、蓋が容器に対して正しくロックされていることを使用者が容易にかつ直観的に確認することを可能にする設計の新規性のある加圧調理器具を提案しようとするものである。

0018

本発明の別の目的は、特に単純で費用のかからないステップに依存する加圧調理器具を製造し、その一方で、非常に効果的で安全なロック手段を有する調理器具を得ることを可能にする新規性のある方法を提案しようとするものである。

0019

本発明の別の目的は、単純で費用のかからない工具を使用して実行され得る加圧調理器具を製造する新規性のある方法を提案することである。

0020

本発明の目的は、加圧下で食物を調理するための、少なくとも、
容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋と、
蓋のシェルおよび容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部を形成するバヨネットロック手段とを備える器具を使用して達成され、
前記器具は前記一連の突出部のうちの少なくとも1つの各突出部が対応するシェルを通して形成されるそれぞれの開口部に隣接することを特徴とする。

0021

本発明の目的は、加圧下で食物を調理するための、少なくとも、
容器、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器に対してロックするための蓋と、
蓋のシェルおよび容器のシェルにそれぞれ固定され、容器に対して蓋をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部を形成するバヨネットロック手段とを備える器具を製造する方法でも達成され、
前記方法は、
前記シェルのうちの少なくとも1つを通して複数の開口部を形成するステップと、
前記複数の開口部のうちのそれぞれの開口部にそれぞれ隣接する複数の突出部を形成するステップであって、前記複数の突出部は前記第1および前記第2の一連の突出部のうちの少なくとも1つを形成する、ステップと、を含むことを特徴とする。

図面の簡単な説明

0022

本発明の他の特徴および利点は、単に非限定的な例示として与えられている添付図面を参照しつつなされる次の説明を読むことでより詳しく理解され得る。
蓋が容器から分離している状態の、本発明による加圧下で食物を調理するための器具の第1の実施形態を示す斜視図である。
蓋が容器の適所にあり、ロックされている状態の、図1の器具を示す斜視図である。
図1および図2の器具の蓋を示す部分断面図である。
図3の蓋を示す別の断面図である。
ロックする準備ができている構成で、容器の自由な上縁に対して、蓋が容器上に嵌合されている状態の、図1および図2の器具を示す部分的に下から見た斜視図である。
蓋が容器上に嵌合され、ロックされている状態の、図1の器具を示す一部下から見た不完全な斜視図である。
図6の加圧調理器の一実施形態の詳細を示す断面平面上の断面線図である。
図6の加圧調理器の一実施形態の詳細を示す断面平面上の断面線図である。
蓋が容器上にロックされたときに封止リングが本発明による加圧調理器内に位置決めされる方式を示す断面線図である。
封止リングの、ただし本発明による加圧調理器のロックされていない蓋における、位置決めをさらに示す部分断面図である。
図1から図10の加圧調理器において使用される形状に対応する、蓋の傾斜部に対する例示的な形状の正面線図である。
図11の傾斜部の代わりに、または傾斜部に関連して使用され得る蓋の傾斜部に対する代替的な形状を示す正面線図である。
図11の傾斜部の代わりに、または傾斜部に関連して使用され得る蓋の傾斜部に対する代替的な形状を示す正面線図である。
上の図のものと(ロック手段は8個の蓋および容器の突出部を有し、上の図の変更形態のように10個を有しないことを除き)類似する器具を示す、それのロック解除する構成における、下から見た図である。
図14の器具の、それのロックしている構成における、下から見た図である。
ロックが行われることを可能にしない不正確な構成で蓋が容器に嵌合されている状態の図14および図15の加圧調理器を示す下から見た図である。
蓋が容器上でロックされている状態の、本発明の第2の実施形態による調理器具の全体図である。
図17細部の拡大図である。
蓋がロック解除され、容器上に束縛されることなく載っている状態の、図17および図18の加圧調理器を示す図である。
本発明の第3の実施形態における加圧調理器の蓋を示す下から見た部分斜視図である。
図20の蓋を示す上から見た部分斜視図である。
本発明の第4の実施形態における加圧調理器の蓋を示す下から見た部分斜視図である。
本発明の第5の実施形態における加圧調理器の蓋を示す下から見た部分斜視図である。

実施例

0023

図に示されているように、本発明は、蒸気、たとえば水蒸気、の圧力の存在下において、大気圧よりも高い圧力レベルで様々な食物を調理することを目的とする加圧下で食物を調理するための器具1に関するものである。蒸気は、食物が存在しているときに器具1内の調理液体を加熱することによって発生させられ、その液体は、たとえば、水性液体であり得る。本発明の器具1は、好ましくは、家庭で使用するためのものであるが、本発明がプロまたはセミプロの器具にも応用できることは理解される。

0024

本発明による器具1は、外圧が供給されない状態で、もっぱら熱源(組み込まれているか、または外部にある)の効果の下で圧力上昇を生じるように設計される。したがって、加圧下で食物を調理するための器具1は、好ましくはそれの内容物を加熱するために独立した料理板上に置くことを意図されている、加圧調理器を構成する。

0025

本発明による調理器具1は、調理のために食物を受ける調理容器を形成する少なくとも1つの容器2を備え、この例では、それは、器具1が通常動作状態にあるとき、すなわち、それが水平面上に立っているときに垂直方向に近い方向に延在する中心軸X−X’に対して実質的に円対称である。容器2は、従来、ステンレス鋼もしくはアルミニウムなどの金属、または適宜(たとえば、セラミックポリテトラフルオロエチレンPTFE)、エナメルニス、...の層で)コーティングされ得る他の好適な材料から作られている。容器2は、たとえば、適切な技術(たとえば、熱間鍛造)によって容器2の残り部分に固定される多層熱伝導性の底部であってよい、底部2Aを有する。容器2は、底部2Aと自由な上縁2Cとの間で上方に延在する環状の側壁2Bも有し、これは、この例では、円形であり、容器2の内側に通じる開口部を画成する。自由な上縁2Cの形状は、器具1をロックするための手段を参照しつつ以下でより詳しく説明される。容器2は、容器の取っ手2D、2E(たとえば、図17から図19を参照)などの、把持部材も有するものとしてよく、好ましくは、それらのうちの2つがあり、それらの部材はたとえば中心軸X−X’に対して対角線の反対方向の位置で容器2の側壁2Bに留められ得る。

0026

本発明による器具1は、容器2と連結してそれらと連携し調理筐体を形成するための蓋3も有する。より正確には、蓋3は、それと連携して容器2に対してロックし、圧力を上昇させることに適している調理筐体、すなわち、器具1の内側の圧力が上昇することを可能にするように十分に気密封止されている調理筐体を形成するためのものである。この気密封止特性を得るために、器具1は、有利には、蓋3と容器2との間に配置し、それにより筐体の内側と外側との間の蒸気および/または空気が制御されることなく漏れることを防ぐ働きをする、たとえばエラストマーから作られた、可撓性リング4などの、封止ガスケットを備える。

0027

従来の方式で、蓋3は、ステンレス鋼もしくはアルミニウムなどの金属、または適宜(たとえば、セラミック、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エナメル、ニス、...の層で)コーティングされ得る他の適切な材料から作られる。それは、有利には、容器2に対して形状が補完的であり、たとえば、一般的には円板形状であり、容器に嵌合されロックされたときに、それは、容器2の底部2Aが延在する平均平面に実質的に平行である平均平面に有利には延在する(すなわち、特に実質的に水平である平面)。図に示されている実施形態において、蓋3のシェルは、容器2の環状壁2Bの自由な上縁2Cによって画成されるアクセス開口部の形状および寸法に対して補完的である形状および寸法の円板形状のカバー要素3Aを含む。図に示されている実施形態において、蓋3のシェルは、円板形状のカバー要素3Aに(特にそれの周のところで)固定された第1の円形縁30Bおよび、たとえば、それ自体カラー32B(図9図10、および図17から図19に示されている変更形態にはない)によって延長される、自由な第2の円形縁31Bから下方に延在する、たとえば、実質的に円筒形または円錐台形の形状の、環状ベルト3Bも備える。図に示されているように、蓋3が容器2に結合されて調理筐体を形成するときに、円板形状のカバー要素3Aは、一般的に、水平である、すなわち、容器2の底部2Aが延在する平均平面に特に平行である平均平面内に延在し、その一方で、環状ベルト3Bは、実質的に垂直に、すなわち、中心軸X−X’に平行に延在し、末端カラー32Bは実質的に平行に延在する。当然、これは、いかなる形でも、図に示されているように、また実際によく知られているように、円板形状のカバー要素3Aがわずかに丸みを帯びるか、局所的に湾曲していることを除外しない。

0028

図に示されている実施形態において、環状ベルト3Bは、落とし縁が円板形状のカバー要素3Aの周から下方に延在することによって形成される。これらの実施形態において、蓋3は、容器2の頂部に載って実質的に嵌合され、環状ベルト3Bが環状側壁2Bおよび自由な上縁2Cの頂部の外側を囲むように設計される。それでも、環状ベルト3Bがその代わりに容器2の内側に挿入され、容器2によって囲まれ、その内側に収容されることを意図されることを、それによって本発明の範囲を超えることなく、企図することが完全に可能である。

0029

本発明による加圧下で食物を調理するための器具1は、有利には、圧力調整器手段(図示せず)、たとえば、好ましくは蓋3に装着され、「動作圧力」と称される、調理筐体の内側に存在する圧力を実質的に一定の所定の値に維持するように配置構成された弁を備え、その圧力は、たとえば実質的に10kPaから120kPaの範囲内にあってよく、好ましくは約100kPaである、値だけ大気圧より高い。そのような圧力調整器手段が動作する一般的原理は、それ自体よく知られており、したがって、ここではより詳しく説明する必要はない。

0030

加圧下で食物を調理するための器具1は、図に示されていない他の動作する部材(たとえば、感圧セーフティフィンガー過剰圧力安全弁、など)を備えるものとしてよく、図は簡単のため、また説明を簡潔にするために「剥き出しになっている」蓋のみを示す。図1および図2は、特に、調理筐体の内側を蓋に装着するためのものである様々な動作する部材(操作弁、安全弁、セーフティフィンガー、...)に連通させるためのものである蓋3を通して形成された様々なオリフィス視覚化するのに役立つ。

0031

したがって、容器2および蓋3は、好ましくは金属で作られたそれぞれの補完的シェルであって、それらが互いに結合された後、蒸気からの圧力下で食物が調理される閉じた容器部を画成する結果として得られる金属シェルを形成する、補完的シェルを構成する。

0032

本発明による器具1は、容器2に対して蓋3をロックし、蓋3および容器2を結合することによって形成される調理筐体が筐体内に存在する圧力の効果の下で蓋3からの漏出を起こす危険性なく、少なくともそれの動作圧力に到達することを可能にするようにする手段も有する。「ロック手段」という用語は、本明細書では、容器2および蓋3が調理筐体内の圧力上昇の効果の下で蓋3が容器2から分離することを防ぐ十分な頑丈さを有する方式で機械的に一緒に接続されることを確実にするように設計された手段を指定するために使用される。

0033

本発明によれば、ロック手段は、バヨネットロック手段である、すなわち、蓋3が、蓋が容器2上に置かれ、それの上に束縛されることなく載っている、ロックの準備ができている構成から、それらが自由に分離することを防ぐために容器2および蓋3が相互作用するロック構成移行することを引き起こすように、蓋3が好ましくは中心軸X−X’に関する、蓋3と容器2との間の相対的回転によって容器2に取り付けられることを可能にするロック手段である。この目的のために、調理器具1のバヨネットロック手段は、蓋3のシェルおよび容器2のシェルにそれぞれ固定され、容器2に対して蓋3をロックするために相互に連携するように設計されている第1の一連の突出部5A〜5Jおよび第2の一連の突出部6A〜6Jを形成する。よく知られているように、各一連の突出部5A〜5J、6A〜6Jは、対で連携するように設計されている、すなわち、一連の突出部のうちの1つの各突出部は、他の一連の突出部のうちの対応する突出部の下を通るように容器2に対して蓋3を回すことによって移動されるように設計されている。したがって、各一連の突出部のうちの突出部5A〜5J、6A〜6Jの間のこの機械的連携は、蓋3および容器2の望ましくない分離を防ぐ連動をもたらすが、それは、垂直方向(中心軸X−X’で表される)で蓋3および容器2を分離しようとする力に反応して、対で重ね合わされている突出部は、相互にブロックする形で係合する。

0034

図に示されている実施形態において、第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5J(蓋3のシェルに固定されている)は、蓋3の内側に向かって径方向に突出し、第2の一連の突出部のうちの突出部6A〜6J(容器2のシェルに固定されている)は、容器2のシェルから外向き径方向に突出する。それでも、図示されていない代替的実施形態において、第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5Jが蓋3の外側に向かって突出し、第2の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jが容器の中心に向かって容器2のシェルから突出することを企図することが完全に可能である。したがって、本発明は、ロックする傾斜部の特定の構成に限定されず、すなわち、蓋の突出部5A〜5Jおよび容器の突出部6A〜6Jは、特に軸X−X’の周りで、蓋3に対して容器2を回すことによって互いに連携するそれぞれの蓋および容器の傾斜部を形成し、したがって、蓋の傾斜部は、調理筐体の内側の内圧に耐えることができる容器2と蓋3との間の機械的接続確立するように容器の傾斜部の下(または適宜、上)に位置決めされることが要点である。各突出部5A〜5Jは、有利には中実の、すなわち、穿孔のない、金属片によって形成される。

0035

本発明によれば、一連の突出部のうちの少なくとも1つの各突出部5A〜5Jは、対応するシェル(すなわち、問題になっている一連の突出部のうちの突出部が接続されるシェル)を通して形成されるそれぞれの開口部7A〜7Jに隣接する。図に示されているように、開口部は、問題になっているシェルの全厚を通して形成される貫通開口部であり、それによって貫通オリフィスを形成する。

0036

「隣接する」という言い回しは、本明細書では、各突出部5A〜5Jがそれぞれの開口部7A〜7Jのすぐ近くにあり、たとえば、開口部7A〜7Jの一部と接し、および/または画成することを意味するために使用される。たとえば、これは、問題になっている各突出部5A〜5Jが、隣接している開口部7A〜7Jに対応していることを意味する。したがって、問題になっている突出部5A〜5Jの数は、対応する隣接する開口部7A〜7Jの数に特に等しい。有利には、各突出部5A〜5Jは、それに隣接する開口部7A〜7Jを画成することにも寄与する縁を介して対応するシェル(場合によっては蓋もしくは容器の)にそれぞれ接続される。したがって、図に示されているこの実施形態において、各突出部5A〜5Jは、それらに隣接するそれぞれの開口部7A〜7Jと共通の少なくとも1つの縁を共有する。

0037

図に示されている実施形態によれば、各開口部7A〜7Jは、好ましくは、第1の表面内に延在し(たとえば、図に示されている例のシリンダ)、各対応する突出部5A〜5Jは、好ましくは、第1の表面に実質的に平行でない表面内に延在する。

0038

有利には、各突出部5A〜5Jは、対応する隣接する開口部7A〜7Jの上もしくは下に配置されているそれの少なくとも一部を有する縁を介してそれが延在する(蓋および/または容器の)シェルに接続され、それにより、縁および対応する隣接する開口部7A〜7Jは、少なくとも一部は、垂直に位置決めされる。

0039

図に示されている実施形態において、それぞれの開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jは、蓋3のシェルに固定されている第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5Jを形成する。以下でより詳しく説明されているように、図に示されている例における第1の一連の突出部のうちの各突出部5A〜5Jは、特に蓋3の内側に向かって径方向に突出する容積要素を形成する、蓋3のシェルの局所的に変形された部分によって構成され、第2の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jは、たとえば(および以下でより詳しく説明されているように)特に容器2の外側に向かって容器2の上縁2Cから径方向に延在する金属タングの形態をとる。当然、蓋3のシェルに固定されている突出部5A〜5Jが蓋の外側に向かって突出するフラットまたは容積要素によって形成されることを企図することも代替的手段として完全に可能であり、容器2に固定されている突出部6A〜6Jは、容器2の内側に向かって突出するフラットまた容積要素によって構成される。したがって、本発明は、上で説明されているように、一連の突出部のうちの少なくとも1つが複数の対応する開口部7A〜7Jに結合されている限り、突出部の可能なすべての組合せ(フラット/容積内向き/外向きに突出する)に関係する。

0040

有利には、図に示されているように、第2の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jは、自由な上縁2Cから外向きに突出する環状リム60によって形成され、第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5Jを通すためのノッチ61A〜61Jはノッチ61A〜61Jの間に延在する環状リム60の一部分が蓋3のシェルに固定されている第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5Jと連携することになる容器の傾斜部を形成するような方式で環状リム60を通して形成される。したがって、環状リム60は、有利には、実質的に水平方向に延在するか、またはわずかに下方に傾斜し、たとえば、環状リム60を形成する材料を切り取ることによって、その中を通して形成されるノッチ61A〜61Jを有し、ノッチ61A〜61Jは蓋の突出部5A〜5Jに通すのに使用される、実質的にフラットなリングの形態をとる。ノッチ61A〜61Jは、有利には、蓋の突出部5A〜5Jの輪郭に対して補完的な丸みのある輪郭を有する。したがって、蓋3が、容器2の上に置かれたときに、環状ベルト3Bから突出する突出部5A〜5Jは、環状リム60の下に位置決めされるようにノッチ61A〜61Jを通過し得る。次いで、蓋3は、単に垂直軸X−X’の周りで容器2に対して蓋3を回すことだけでロック構成をとり得る事前ロックする構成をとり、それによって、蓋3の突出部5A〜5Jおよび環状リム60のノッチ6A〜61Jの突出部を角度を付けてオフセットする効果を有し、「バヨネット」型のロックを確立する。特に図1図7、および図8からわかるように、環状リム60は、好ましくは、自由な上縁2Cから実質的に外向き径方向に延在するカラーを、カラーに固定されている上縁600Aと容器2に対して蓋3をロックするために第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5J(特に蓋3の傾斜部を形成する)が当接するようになる自由な底部縁600Bとの間で実質的に下方に延在するスカート部600と一緒に備える。この実施形態は、それが容器の傾斜部に垂直方向X−X’において特に大きい断面二次モーメントが与えられることを可能にし、したがって、特に安定し、頑丈である容器2と蓋3との間の機械的接続が得られるので、機械的な面に関して言えば特に有利であることがわかる。

0041

代替えとして、スカート部600がノッチ61A〜61Jを含む、環状リム60の全周上に連続的に延在することを、それが本発明の範囲を超えることなく、企図することが完全に可能であるとしても、スカート部600は、好ましくは不連続であり、ノッチ61A〜61Jとの位置合わせには存在しない。

0042

図に示されているように、開口部7A〜7Jは、好ましくは第1および第2の円形縁30B、31Bから一定の距離にある環状ベルト3A内に配置され、したがって、各開口部7A〜7Jは、ベルト3Bを構成する材料とそれの全周に実質的に連続的に接する。したがって、各開口部7A〜7Jを画成する縁は、有利には、たとえば単なるノッチの外側の開いている縁と対照的に、閉じた縁である。したがって、開口部7A〜7Jのそれぞれは、蓋3の環状ベルト3Bの厚さを通して作られ、特に、材料を取り除くことによって得られる貫通窓を形成する。

0043

したがって、各突出部5A〜5Jは、対応するシェル(すなわち、特に、蓋3のシェル、より正確にはその環状ベルト3B)を通して作られ、少なくとも1つの縁70A〜70J、および好ましくは少なくとも2つの対向する縁(たとえば、第1の縦方向の縁70A〜70Jおよび第2の縦方向の縁71A〜71J)によって画成されるそれぞれの開口部7A〜7Jと結合される。縁70A〜70Jは、好ましくは、開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jを画成することにも寄与する。言い換えると、縁70A〜70Jは、有利には、開口部7A〜7Jおよび対応する突出部5A〜5Jに共通である、すなわち、それは、開口部7A〜7Jおよび結合される突出部5A〜5Jに隣接することに寄与する。好ましくは、開口部7A〜7Jの縁70A〜70Jは、他の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jが当接するようになる支持面を形成する。

0044

好ましくは、開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jは、対応するシェル(特に、蓋3のシェル、およびより正確にはそれの環状ベルト3B)の変形された部分によって形成され、変形された部分は、たとえば、対応するシェルをダイスタンプ法で加工することによって得られる。言い換えると、変形された部分を形成するシェルの局部的な径方向変形は、シェルを形成する材料の局部的な塑性変形によって得られる。ダイスタンプ法に頼ることで、特に単純で、高速で、費用のかからない方式で、特に剛性があり、頑丈である変形された、垂直方向の曲げに耐える優れた特性を特に示す変形された部分を得ることが可能になる。

0045

縁70A〜70Jは、有利には、変形された部分の一部を形成する。このことは、問題になっている突出部5A〜5Jを形成する変形されたエンベロープ部分は、縁70A〜70Jの少なくとも1つの部分(特に、図1から図19に示されている変更形態における底部縁に対応する、上述の第1の縦方向の縁)が径方向に変形され(たとえば、上述のダイスタンプ法の操作時に)、湾曲し、したがって対応する突出部5A〜5Jの一部を形成する輪郭を示すような方式でそれぞれの開口部7A〜7Jに対して位置決めされることを意味する。図1から図16に示されている実施形態において、局部的な径方向の変形は、縁70A〜70Jが蓋3のシェルの湾曲(すなわち、特に環状ベルト3Bの湾曲)に従う初期輪郭(径方向変形の前の)から実質的に水平である、すなわち、中心軸X−X’に垂直な平面内に有利に延在する湾曲した輪郭に移行することを引き起こすように蓋3の中心に向かって開口部7A〜7Jの底部縁70A〜70Jを押すことを含む。図1から図16の例において、開口部7A〜7Jの縁70A〜70Jは、対応する突出部5A〜5Jの頂部を形成し、なおもより好ましい方式で、他の一連の突出部のうちの突出部(特に、容器の傾斜部)が当接するようになる支持面を形成する。言い換えると、湾曲した輪郭の縁70A〜70Jは、容器2に対して蓋3をロックするために容器2の傾斜部の下に摺動する。好ましくは、図1から図16の実施形態と同様に、開口部7A〜7Jの底部縁70A〜70Jのみが、湾曲した輪郭を示すように径方向に変形され、対向する上縁71A〜71Jは、実質的に変形されず、したがって、対応するシェル(特に、蓋3のシェル、およびより正確にはそれの環状ベルト3B)との連続性を保ち続ける。それでも、図17から図19の実施形態と同様に、突出部5A〜5Jを形成するための局部的な径方向の変形が、径方向に類似の方式で開口部7A〜7Jの底部縁70Aおよび上縁71Aの両方を変形するような方式で行われることを企図することは完全に可能である。したがって、図17から図19の実施形態において、容器2のロックする傾斜部を形成する各突出部6A〜6Jは、それの底部縁と上縁(たとえば、70Aおよび71A、図19参照)との間の対応する開口部内に挿入され、変形された底部縁70Aは対応する突出部6Aに当接し、蓋3が容器2から分離されるのを防ぐ。

0046

ロックする突出部の能動的な機械面を形成するために径方向に変形された開口部縁70A〜70Jに頼ることは、特に有利であることがわかるが、それは、非常に強い、曲げに耐える突出部を得ることを可能にし、中心軸X−X’によって表される垂直方向に対して断面二次モーメントが高いからである。

0047

各開口部7A〜7Jの径方向平面上に直交する突出部は、好ましくは、実質的に矩形であるか、またはアーチ形であり、一般的に水平である方向において縦方向に延在する細長スロットの形態をとる。

0048

たとえば、縁70A〜70Jの径方向の変形の前の各開口部7A〜7J(図1から図19の変更形態における)は、垂直中心軸X−X’に垂直である平均延長平面内に実質的に置かれる実質的に真っすぐな、または湾曲した細長いスロットの形態をとる。各開口部7A〜7Jは、好ましくは、たとえば、切断により、蓋3および/または容器2の対応するシェルから材料を局部的に除去することによって作られる。したがって、図1から図19に示されている実施形態において、各開口部7A〜7Jは、環状ベルト3B内で直接切り出される。有利には、縁70A〜70Jは、2つの端部分701A、702Aの間に置かれる中心部分700A(図11から図13参照)によって形成され、中心部分のみが、湾曲し、したがって開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jの一部を形成する輪郭をもたらすように径方向に変形され、端部分701A、702Aはそれら自体突出部5A〜5Jの一部を形成しない。したがって、図11から図13の例において、端部分701A、702Aは、環状ベルト3Bの湾曲に従い、環状ベルト3Bから、特に蓋3の方へ突出する中心部分700Aと異なり、それらとの連続性を保ち、容器2に対して蓋3をロックするために容器の傾斜部を当接するようになる自由な上縁を有するある種のガセットを形成する。言い換えると、突出部5A〜5Jを形成しようとする径方向の変形は、縁70A〜70Jの全長にわたって形成されず、それらの中心部分にのみ形成され(好ましくは、縁70A〜70Jの大部分を構成する)、突出部5A〜5Jを形成するためにシェルを形成する材料上に(たとえば、ダイスタンプ法により)加えられる変形力の効果の下で縁70A〜70Jの端部の方へ材料が制御されることなく引き裂かれるのを回避する。

0049

好ましくは、図1から図19および図23の変更形態で特に示されているように、開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jは、容積要素、すなわち、本質的に平面でなく、湾曲している、たとえば、反っている表面を備える3次元要素によって形成される。したがって、そのような容積要素は、単純なフラットなタングとは異なる。容積要素は、対向する凸面50A〜50Jおよび凹面51A〜51Jを備える。図1から図19に示されている実施形態において、それぞれの開口部7A〜7Jに隣接する突出部は、蓋3に固定される第1の一連の突出部のうちの突出部5A〜5Jを形成し、特に、それらは、蓋3の内側の方へ径方向に突出し、それにより、各容積要素の凸面50A〜50Jは、有利には、器具1の内側に面するように配置構成される。容積要素は、有利には、対応するシェル(容器および/または蓋の)の局部的な径方向の変形によって形成される。言い換えると、各容積要素は、有利には、容器2および/または蓋3のシェルを構成する材料の局所的な容積変形によって形成される。したがって、各容積要素は、問題になっている(蓋および/または容器の)シェルと一体になるように作られ、シェルから突出し、一方の側に、凸面50A〜50Jを、他方の側に、「負」の凹面51A〜51Jを画成する、たとえば、形成工具が用いられた場所の印象に対応する、隆起部を形成する。バヨネットロック手段の第1および/または第2の一連の突出部を形成するためにそのような容積要素に頼ることは、単に材料を変形することによって、優れた機械的特性、特に加圧調理器の従来技術のバヨネットロック手段において使用される金属タングよりもかなり大きい曲げ強度を備える突出部を得ることを容易にする。蓋3および/または容器2のシェルの局部的な径方向の変形によって得られる容積要素に頼ることは、特に、ロックする力が他の一連の突出部のうちの対応する突出部によって加えられる垂直軸に対して大きい断面二次モーメントを有する部分を備えるロックする突出部を得ることを可能にする。さらに、曲げ強度に特に有害である、ヒンジの効果は、容積要素の3次元性質、およびそれが突出するシェルと一体に作られるという事実によって最小限に抑えられる。それによって得られる突出部の容積部の性質と併せた(容積要素が局部的な径方向の変形によって得られるという事実に由来する)材料のこの連続性は、容積要素が非常に局部的であり、それが突出するシェル(蓋3および/または容器2の)の周の著しい長さにわたって延在しないとしても、非常に大きい剛性を有し、曲げに対する高い抵抗を示すロックする傾斜部が得られることをもたらす。特に、本発明は、4よりも小さい、好ましくは3よりも小さい、なおもより好ましくは2よりも小さい、長さL対高さHの比を示すロックする突出部5A〜5Jを得ることを容易にする。

0050

したがって、本発明を用いることで、長くなくてよく、十分な機械的特性を備えるために金属板から作られる必要がないバヨネットロック突出部を得ることが可能である。このように長さを縮小することで、第1および第2の一連の突出部5A〜5Jおよび6A〜6Jを互いに連携させるために必要な角運動のサイズを著しく縮小することが可能になる。容積要素のサイズが小さいので、容器2に関する蓋3の事前ロックする構成から、比較的小さい、たとえば、30°未満、およびより好ましくは20°未満、たとえば約15°の角度までの蓋3と容器2との間の相対的回転によって容器2上の蓋3のロックされた構成に移行することが可能である。

0051

好ましくは、図1から図16の実施形態と同様に、開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jは、ランシング(lancing)によって形成される。たとえば、開口部7A〜7Jは、ダイスタンプ操作時に、その操作の効果の下でシェルを形成する材料の局部的な制御された引き裂きによって直接得られ得るか、または反対に、それは、変形操作(たとえば、レーザービームまたは他の何らかの切削工具を用いた切断)の前もしくは後に作られ得る。各突出部5A〜5Jは、図示されているように、シングルランシング(single lancing)によって、または代替的にダブルランシング(double lancing)によって形成され得る。ランシングに頼ることは、それが、特に高い剛性を有し、曲げに対して高い抵抗を有する、また非常に単純で、高速で、費用のかからない方式で製造され得る容積要素を得ることを可能にするので特に有利であることがわかる。

0052

図1から図16および図23に示されているように、開口部7A〜7Jに隣接する突出部5A〜5Jは、開口部7A〜7Jの縁70A〜70Jの一部を好ましくは形成する周縁部によって画成される隆起部(blister)によって有利には形成される。有利には、周縁部は、対応するシェル上に局在し取り付けられている第1の部分と、他の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jが当接するようになる支持面を形成する自由な第2の部分(たとえば、中心部分700Aによって形成される)とを有する。したがって、周縁部の第1の部分は、問題になっている突出部5A〜5Jが突出するシェルの表面に置かれ、第2の部分はロックする突出部5A〜5Jを形成するようにシェルから突出する。有利には、突出部5A〜5Jを特に形成する隆起部の周縁部の自由な第2の部分は、中心軸X−X’に実質的に垂直である、水平の平面内に置かれ、それは、好ましくは、問題になっている突出部5A〜5Jが突出するシェル上に配置され取り付けられている2つの端部の間の丸い輪郭に沿って延在する(すなわち、図に示されている実施形態では、蓋3の環状ベルト3B)。好ましくは、隆起部の周縁部の第1の部分は、少なくとも一部は、上方に広がる輪郭、たとえば、実質的にV字形図11)またはU字形(図12および図13)である輪郭に沿って延在する。図に示されているように、周縁部の第2の部分が問題になっている開口部7A〜7Jの縁70A〜70Jの中心部分700Aによって特に形成されるように2つの端部の間で縦方向に延在し、隆起部の第1の周縁部分は、その2つの端部にそれぞれ対応する2つの端部の間に縦方向に延在する。したがって、各突出部は、根元と頂部との間の中心軸X−X’によって表される垂直方向に延在し、頂部は隆起部の周縁部の第2の部分によって形成される。有利には、第1の部分は、それ自体、頂部から根元の方へ進む互いの方へ収束する少なくとも2つのセグメントによって形成される。

0053

各突出部5A〜5J、および同様に、各隣接する開口部7A〜7Jは、好ましくは、径方向の中央平面P0〜P3に対して対称的である。より正確には、図1の例において、周縁部の第1の部分は、交わる底端部、および径方向に変形された中心部分700Aによって接続される頂端部を有するV字形を形成する2つの傾斜部分を備える。図12の実施形態において、隆起部の周縁部の第1の部分は、連続的に丸く、径方向に変形された中心部分700Aによって接続された2つの自由な頂端部の間に延在する形状を備える。最後に、図13の実施形態において、容積要素を形成する隆起部の周縁部の第1の部分は、径方向に変形された中心部分700Aによって接続される自由な頂端部を有する全体的に「ボート」の形状を備えるように水平セグメントによって一緒に接続されている2つの傾斜セグメントを備える。

0054

特に、突出部5A〜5Jが図1から図16に示されているようなV字形ガセットを備えるときに、それらは、また、封止リング4の支持体として働き、これはしたがって蓋3が容器2から分離しているときに問題になっているガセットによって保持され、蓋3に対して封止リング4を保持するための追加の要素を必要としない。封止リング4は、有利にはリップガスケットであり、それは好ましくは円対称性を備え、それはまた蓋3から容易に分離されるものとしてよく、突出部5A〜5Jを形成するガセットが「円錐」形状であるためなおもより容易に適所に戻され、その形状は封止リング4が、それがガセットの自由な上縁70A〜70Jに当接し圧接するそれの最終位置に達するまで摺動することを可能にする(図10参照)。封止リング4は、有利には、開口部7A〜7Jの内側に局所的に貫通することを回避し、開口部7A〜7Jが、有利に、蓋3および/または容器2に対して封止リング4にインデックスを付けるための開口部を形成せず、またそれらが、封止リング4が押し出されるか、またはクリープする可能性がある開口部を形成せず、それによって、異常に高い圧力がかかった場合に封止リング4が開口部を通して突出することを可能にするように設計される。

0055

当然、本発明は、図11から図13に示されているように、実質的に上方に収束する形状が、突出部5A〜5Jが容器2の環状リム60を通して形成される対応するノッチ61A〜61J内に自動的に位置決めされることをより容易にすることによって特に有利であることがわかる場合であっても、周縁部の特定の形状に決して限定されない。

0056

有利には、特に図8からわかるように、各突出部5A〜5Jは、径方向平面P0〜P3上の投影で見たときに根元から頂部の方へ広がっている輪郭を備える。したがって、各突出部5A〜5Jは、有利には、径方向平面P0〜P3と、接平面(すなわち、図11から図13における板の平面)の両方において下方に収束するガセットの形態をとり、それによって、ガセットが容器2の環状リム60を通して形成された対応するノッチ61A〜61J内に自動的に位置決めされることをより容易にする。

0057

また、容器および蓋の傾斜部が、互いから同じ角距離のところに分布することを企図することも可能である。それでも、好ましい変更形態において、図14から図16に示されているように、蓋の突出部5A〜5J(特にダイスタンプ法で加工されたガセットによって形成される)、および容器2の環状リム60を通して形成された対応するノッチ61A〜61Jも、第2の角度αで相隔てて対で並ぶ、それらのうちの4つを除き、第1の角度βで角度に関して相隔てて並ぶ。そのような不規則な角度に関する構成は、次の2つの利点を備える。

0058

蓋3が、容器2(図15)に対してロックされた後、第1の角度βよりも大きくなるように有利に選択された、第2の角度αは、金属構造内に好ましい変形のゾーンを形成し、そこでは、封止リング4は、好ましくは、異常に高い圧力が生じた場合に抜ける(クリープする)ことができ、蒸気の漏れを生じ、それにより内部圧力を低下させる。

0059

2つの異なる角度αおよびβを使用することで、蓋3が軸X−X’に対して対称的である2つの異なる相対的位置(その1つは図14に示されている)のみの適所に置かれることを可能にする。対照的に、図16は、蓋3のガセット5A〜5Jが容器2の対応するノッチ61A〜61Jに対して要求される位置に備えられていない場合、それらのうちの2つのみ5Aおよび5Eが、容器2内のノッチに位置合わせして備えられ、それによって、蓋3に対して容器2の位置決めが正しくなくなることを防ぐことができることを示している。

0060

それでも、力平衡を改善するために、角度αおよびβが等しく、その場合にガセット5A〜5Jが角度に関して規則正しく相隔てて並ぶこと、さもなければガセット5A〜5Jのすべてが、蓋3がただ1つの相対的位置の適所に置かれることを可能にするように、異なる角度で相隔てて並ぶそれらのうちの2つを除き同じ角度によって角度に関して規則正しく相隔てて並ぶことのいずれかを企図することが完全に可能である。好ましくは、図1から図16の実施形態において、突出部5A〜5Jは、蓋3の環状ベルト3B上の、ベルト3Bの自由な第2の円形縁31Bから一定の距離のところに局在し、それにより、突出部5A〜5Jの下で、環状ベルト3Bが容器2に対して蓋3の自動センタリングを行うためのスカート部を形成することを確実にする。ほとんど連続的な方式で容器2の側方リム60と連携させることによって(ノッチ61A〜61Jを除く)、この自動センタリングを行うスカート部は、蓋3が容器2に対して、それがその上に置かれたときに自然に、また自発的に、センタリングされた位置をとることを可能にする。

0061

本発明は、また、そのようなものとして、加圧下で食物を調理するための器具1を製造する方法、および特に、上で説明されているような器具1を製造する方法に関するものである。したがって、器具1に関係する上の全説明は、そのようなものとして、完全に有効であり、本発明の製造方法に、必要な変更を加えて、適用可能であり、逆の場合も同じである。

0062

したがって、問題になっている方法は、加圧下で食物を調理するための、少なくとも、
容器2、および、それと連携して圧力上昇に適している調理筐体を形成するように容器2に対してロックするための蓋3と、
蓋3のシェルおよび容器2のシェルにそれぞれ固定され、容器2に対して蓋3をロックするために互いに連携するためのものである第1および第2の一連の突出部5A〜5J、6A〜6Jを形成するバヨネットロック手段と、を備える器具1を製造する方法である。

0063

本発明によれば、方法は、
シェルのうちの少なくとも1つを通して複数の開口部7A〜7Jを形成するステップであって、各開口部7A〜7Jは有利には少なくとも1つのそれぞれの縁70A〜70Jによって画成される、ステップと、
複数の開口部7A〜7Jのうちのそれぞれの開口部にそれぞれ隣接する複数の突出部5A〜5Jを形成するステップであって、複数の突出部5A〜5Jは第1および第2の一連の突出部のうちの少なくとも1つを形成する、ステップと、を含む。

0064

好ましくは、複数の突出部5A〜5Jを形成するステップは、対応するシェルの局部的な径方向の変形によって突出部5A〜5Jのそれぞれを形成する操作を含む。有利には、シェルの局部的な径方向の変形は、シェルを構成する材料をダイスタンプ法で加工することによって実行される。それでも、たとえば、ハイドロフォーミング法またはマグネトフォーミング(magnetoforming)法などの、材料を変形させるための他の技術に頼ることを企図することは、本発明の範囲をそれによって超えることなく、完全に可能である。

0065

好ましくは、複数の開口部7A〜7Jを作るステップは、対応するシェルをレーザー切断する操作によって実行され、それによって、正確に迅速に切断することが可能になるが、他の切断手段も場合によっては使用され得ることは理解される。

0066

有利には、複数の開口部7A〜7Jを作るステップは、複数の突出部5A〜5Jを形成するステップの前に実行され、それによって、有利には、各開口部7A〜7Jの縁を使用し、開口部の付近のシェルを構成する材料を変形させることによって、たとえば、型押しまたは折り畳みによって、突出部5A〜5Jのそれぞれを形成することを可能にする。開口部7A〜7Jの存在は、ダイスタンプ法による加工をより容易にし、また縁70A〜70Jの一部を使用して容器2に対して蓋3をロックするために他の一連の突出部のうちの突出部と相互作用するための特に剛性の高い支持面を形成することを可能にする。したがって、図1から図16に特に示されているこの特に有利な実装において、複数の突出部5A〜5Jを形成するステップは、上で詳しく説明されているように、縁70A〜70Jのそれぞれが突出部5A〜5Jのうちの1つの一部を形成するように縁70A〜70Jのそれぞれを径方向に変形するステップを含む。

0067

図1から図16に示されている特に有利な実装において、方法は、環状ベルト3Bを形成する落とし縁によってそれの周のところで延長される円板形状のカバー要素3Aとともに円板の形態で蓋要素を得るために円板形状の地金板をダイスタンプ法で加工するステップから始まる。次いで、この方法で得られるような蓋要素は、切断操作を受け、ベルト3Bの周囲に沿って互いから相隔てて並ぶ、上述の開口部に対応する環状ベルト3Bを通る細いスロットを形成しようとする。好ましくは、スロットは、突出部5A〜5Jを形成することを目的として環状ベルト3Bの局部的な径方向の変形のその後の操作の終わりに、径方向に変形された縁70A〜70Jは、実質的に水平である平面内に置かれ、したがって、実質的に水平であり平面である支持面を形成するようにわずかにアーチ形になっている。好ましくは、問題になっている切断ステップは、環状ベルト3Bの外側からスロットを形成する切り込みを作る、レーザー切断ビームに引き続いて蓋3の環状ベルト3Bの異なる角度セクタを備えるように蓋要素を回転チャックに取り付けることによって実行される。その後、スロットがこの方法で作られた後に、容積要素は、各スロットの底部縁70A〜70Jを蓋3の内側の方に押すことによって、たとえば、縁70A〜70Jのところで、その下に置かれている材料をダイスタンプ法で加工することによって形成され、環状ベルト3Bの内面から突き出て、突出部5A〜5Jを形成する一連のロックする「ガセット」を得る。

0068

本発明の製造方法の代替的実装において、フラットな金属片に開口部を(もう一度アーチ形のスロットの形態で)作ること、次いで、フラットな金属片内に、フラットな金属片をそれの開口部7A〜7Jのそれぞれのところでダイスタンプ法で加工し、対応する底部縁70A〜70Jを変形させ、それにより、ガセットがフラットな金属片と一体に形成される、上で説明されているものと類似するガセットが突き出るフラットな金属片を得ることによって突出部5A〜5Jを作ることが可能である。次いで、方法は、金属片をそれのガセットで湾曲させ、それの内面から突き出るガセットを有する環状ベルトを得るその後のステップを含む。その後、次いで、方法は、円板形状の閉鎖要素とともにこの方法で得られるようなガセットを備えるベルトを組み立て、完全な蓋サブアセンブリを得る組み立て操作(たとえば、溶接による)を含む。さらに別の可能性において、ガセットを備える円板形状の環状ベルトは、それ自体すでに円板形状の閉鎖要素に固定されている、環状外側ベルトの内面に嵌合され得る。

0069

図17から図19の実施形態を参照すると、対応する製造方法は、開口部7A〜7Jを作るステップが結合される突出部5A〜5Jを形成するステップの後に適宜実行され得るという事実を特徴とする。たとえば、図17から図19の加圧調理器を得るために、金属蓋要素は、最初に、環状ベルト3Bによってそれの周ところで延長される円板形状のカバー要素3Aを有する蓋要素を得るために円板形状の地金板をダイスタンプ法で加工することによって製造される。次いで、問題になっている環状ベルト3Bは、ダイスタンプ法による加工操作を受け、環状ベルト3Bを、好ましくはそれの全高に反って局所的に変形し、蓋3の中心に向かう径方向の突出部を形成する。次いで、これらの径方向の突出部は、図に示されているように、環状リム60を通り、捕捉するためにそれぞれの水平スロットを備えるように切断される。代替的実装において、環状ベルト3Bを切断することによって開始し、次いで、図17から図19の加圧調理器を得るためにそれをダイスタンプ法で加工することも可能である。

0070

また、容積要素によって形成されない突出部5A〜5Jに頼ることを企図することも完全に可能である。たとえば、図20から図22の実施形態において、各突出部5A〜5Jは、対応する開口部7A〜7Jの縁70A〜70Jのうちの1つを介してシェルの残り部分に接続されたフラットなフラップの形態をとる。この構成において、一般的にU字形の輪郭(特に、ひっくり返したU字形)に従う切り込みは、シェル(この例では、環状ベルト3B)を通して作られ、たとえば、実質的に矩形の形状であり、それの側部のうちの1つ(特にそれの底部の長い側)を介してシェルの残り部分に取り付けられ得るフラップを画成する。次いで、中心に向かう半径方向推力が問題になっているフラップに加えられ、それの底部側の周りの回転運動によってそれを内向きに折り畳み、それをシェルの残り部分に取り付ける。これは、同時に、突出部5A〜5Jおよび、実質的に矩形であり、フラップの底部縁も形成する底部縁70A〜70Jによって特に画成される、対応する開口部7A〜7Jを形成することを可能にする。フラップは、実質的にゼロであるか(図22)、または90°未満(たとえば、約45°−図20および図21)である角度で水平平面に対して傾くものとしてよい。

0071

図23の例において、突出部5A〜5Jは、これで、容積特性を備え、それらは、他の一連の突出部のうちの突出部6A〜6Jと接触することになる支持面および連動面がもはや縁70Aによって、むしろダイスタンプ法により加工された容積要素の凸面50Aによって直接形成されることはないことを除き、図1から図16のガセットと実質的に同じ原理に基づき得られる。

0072

容器2は、たとえばダイスタンプ法で地金板を加工することによって製造され、これにより、径方向外向きに延在するそれの自由な上縁2Cのところにカラーを有する円筒形の容器要素を得ることを可能にする。次いで、カラーは切断され、蓋3のロックする突出部5A〜5Jを通るためのノッチ61A〜61Jを形成する。

0073

要約すれば、本発明は、特に図1から図16に示されている好ましい実施形態において、厚さの小さい金属を使用することによってそれが必要とする材料の量を最適化することによって、特に頑丈で、効果的であるバヨネットロックシステムを容易に低コストで得ることを可能にする。したがって、図1から図16の実施形態において、本発明は、1ミリメートル(mm)未満の厚さを有し、たとえば、0.6mmから1mmの範囲内にある厚さを有する、より好ましくは約0.9mmである、板から金属蓋3を製造することを可能にする。同じ方式で、容器2は、それの環状リム60とともに、1mm未満である、たとえば、約0.8mmまたは0.9mmである初期厚さの地金板を形成することによって製造されるものとしてよく、いくつかの形成技術(ダイスタンプ、引き伸ばし、...)を実行することで、容器2の側壁2Bは板の初期厚さよりも小さい厚さを備え、側方リム60は板の初期厚さより大きい厚さを備えることになると理解される。他の形成技術(ハイドロフォーミング、フローターニング(flowturning)、...)を使用することで、他の厚さの変更形態がもたらされ得る。

0074

したがって、本発明の加圧調理器は、従来技術のバヨネット加圧調理器よりも著しく小さい重量を備える。

0075

蓋3を通して形成された開口部7A〜7Jの存在は、使用者が一瞥しただけで蓋の傾斜部がどのように位置決めされるかを把握すること、場合によっては、容器および蓋の傾斜部の相互の係合を直接視覚化することを可能にするが、それは、単に開口部の付近の材料を変形することだけで、目立った機械的挙動を示すロックする傾斜部を得ることを円滑にもする。

0076

本発明は、クランプラグジョー、またはセグメントなどの、嵌合されるべき分離した部分を必要とすることなく、容器2および蓋3と一体で作られるコンポーネントから構成されるロックする手段を得ることも可能にする。

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