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技術 消火器

出願人 モリタ宮田工業株式会社
発明者 近藤学大柴茂樹
出願日 2015年3月31日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-072195
公開日 2016年11月10日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-189949
状態 特許登録済
技術分野 防災
主要キーワード 仮想開口 ゲージカバー ブルドン管圧力計 吐き出し管 密封固定 リング状突起 金属インサート 目盛板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年11月10日)のものです。
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図面 (12)

課題

ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器にはブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない消火器を提供すること。

解決手段

本発明の消火器は、消火薬剤を収容する耐圧容器10と、耐圧容器10の開口部11を封止する封板20と、耐圧容器10内の圧力を表示するブルドン管圧力計30と、封板20を破封する針部41を有するバルブ40とを備え、ブルドン管圧力計30が、圧力導入孔を形成する円筒状脚部31と、円筒状脚部31に連続して形成された渦巻部32と、渦巻部32の端部に取り付けられる指針33と、渦巻部32と平行に配置して指針33の変位を示す目盛板34とで構成され、円筒状脚部31を、封板20に取り付けたことを特徴とする。

概要

背景

特許文献1は、容器内部圧力を確認することを目的として、エアゾール式消火器の容器に直接ブルドン管圧力計を取り付けたエアゾール式消火器を提案している。
特許文献2は、エアゾール缶密封状態を維持したまま、その内部状態を確認することができる圧力計などの計器を取り付けることが可能なバルブを提案している。
特許文献2では、バルブは、環状カール部にマウンテンカップ環状凹部をかしめることにより、エアゾール缶を密封して内容物の吐出を制御する。バルブは、ステム収納するハウジングの内部と、エアゾール缶の外部とを連通する計器用連通部を備えている。ブルドン管圧力計は、この計器用連通部に取り付けている。

概要

ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器にはブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない消火器を提供すること。本発明の消火器は、消火薬剤を収容する耐圧容器10と、耐圧容器10の開口部11を封止する封板20と、耐圧容器10内の圧力を表示するブルドン管圧力計30と、封板20を破封する針部41を有するバルブ40とを備え、ブルドン管圧力計30が、圧力導入孔を形成する円筒状脚部31と、円筒状脚部31に連続して形成された渦巻部32と、渦巻部32の端部に取り付けられる指針33と、渦巻部32と平行に配置して指針33の変位を示す目盛板34とで構成され、円筒状脚部31を、封板20に取り付けたことを特徴とする。

目的

本発明は、ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器にはブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない消火器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

消火薬剤を収容する耐圧容器と、前記耐圧容器の開口部を封止する封板と、前記耐圧容器内の圧力を表示するブルドン管圧力計と、前記封板を破封する針部を有するバルブとを備え、前記ブルドン管圧力計が、圧力導入孔を形成する円筒状脚部と、前記円筒状脚部に連続して形成された渦巻部と、前記渦巻部の端部に取り付けられる指針と、前記渦巻部と平行に配置して前記指針の変位を示す目盛板とで構成される消火器であって、前記円筒状脚部を、前記封板に取り付けたことを特徴とする消火器。

請求項2

前記封板が、前記針部によって破封される有底筒状の破封部と、前記破封部の外周に形成される覆い部と、前記覆い部に形成した小孔とを有し、前記覆い部の外縁部で、前記開口部を形成する開口縁部を封止し、前記円筒状脚部の開口端部を前記小孔に挿入して、前記開口端部を前記耐圧容器内に臨ませ、前記円筒状脚部の外周と前記小孔との間を密封固定したことを特徴とする請求項1に記載の消火器。

請求項3

前記破封部を、前記封板の中心から一方向にずらした位置に配置し、前記小孔を、前記封板の前記中心又は前記封板の前記中心から他方向にずらした位置に配置したことを特徴とする請求項2に記載の消火器。

請求項4

前記封板が、前記針部によって破封される有底筒状の破封部と、前記破封部の外周に形成される覆い部と、前記破封部の側面に形成した小孔とを有し、前記覆い部の外縁部で、前記開口部を形成する開口縁部を封止し、前記円筒状脚部の開口端部を前記小孔に挿入して、前記開口端部を前記耐圧容器内に臨ませ、前記円筒状脚部の外周と前記小孔との間を密封固定したことを特徴とする請求項1に記載の消火器。

請求項5

前記破封部を、前記耐圧容器の外方に突出させ、前記渦巻部を、前記破封部の前記外周に配置したことを特徴とする請求項4に記載の消火器。

請求項6

前記渦巻部及び前記目盛板を、前記開口部によって形成される仮想開口面に平行に配置したことを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の消火器。

請求項7

前記渦巻部及び前記目盛板を、前記開口部によって形成される仮想開口面に対して角度を持って配置したことを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の消火器。

請求項8

前記バルブが、前記針部を押圧するレバーと、前記針部による前記封板の破封によって前記消火薬剤を噴出させる吐出孔と、前記封板を覆うキャップ部とを有し、前記キャップ部が、前記覆い部の前記外縁部を前記開口縁部に押圧する第1押圧部と、前記破封部の天面外縁を押圧する第2押圧部とを有し、前記封板と前記キャップ部との間には、前記第1押圧部と前記第2押圧部とで封止されたキャップ内空間を形成し、前記キャップ内空間に、前記ブルドン管圧力計を配置したことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の消火器。

請求項9

前記覆い部の前記外縁部を前記開口縁部にカシメ固定したことを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の消火器。

請求項10

前記キャップ部が、前記第1押圧部の外方に係止部を有し、前記耐圧容器とねじ結合される袋ナットを備え、前記袋ナットによって、前記係止部を前記耐圧容器に押圧して、前記バルブを前記耐圧容器に取り付けることを特徴とする請求項8に記載の消火器。

請求項11

前記キャップ部が、前記耐圧容器とねじ結合されるナット部を有し、前記ナット部によって、前記第1押圧部を前記開口縁部に押圧して、前記バルブを前記耐圧容器に取り付けることを特徴とする請求項8に記載の消火器。

請求項12

前記耐圧容器がアルミ材で形成され、前記耐圧容器の内面には、アルミ防腐樹脂層を形成していることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の消火器。

技術分野

0001

本発明は、消火薬剤を収容する耐圧容器内の圧力を表示するブルドン管圧力計を備えた消火器に関する。

背景技術

0002

特許文献1は、容器内部圧力を確認することを目的として、エアゾール式消火器の容器に直接ブルドン管圧力計を取り付けたエアゾール式消火器を提案している。
特許文献2は、エアゾール缶密封状態を維持したまま、その内部状態を確認することができる圧力計などの計器を取り付けることが可能なバルブを提案している。
特許文献2では、バルブは、環状カール部にマウンテンカップ環状凹部をかしめることにより、エアゾール缶を密封して内容物の吐出を制御する。バルブは、ステム収納するハウジングの内部と、エアゾール缶の外部とを連通する計器用連通部を備えている。ブルドン管圧力計は、この計器用連通部に取り付けている。

先行技術

0003

実願昭56−101219号(実開昭58−9160号)のマイクロフィルム
特開2012−205805号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、特許文献1は容器に直接ブルドン管圧力計を取り付けるものであり、特許文献2はブルドン管圧力計を計器用連通部に取り付けるものである。

0005

そこで本発明は、ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器にはブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない消火器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1記載の本発明の消火器は、消火薬剤を収容する耐圧容器と、前記耐圧容器の開口部を封止する封板と、前記耐圧容器内の圧力を表示するブルドン管圧力計と、前記封板を破封する針部を有するバルブとを備え、前記ブルドン管圧力計が、圧力導入孔を形成する円筒状脚部と、前記円筒状脚部に連続して形成された渦巻部と、前記渦巻部の端部に取り付けられる指針と、前記渦巻部と平行に配置して前記指針の変位を示す目盛板とで構成される消火器であって、前記円筒状脚部を、前記封板に取り付けたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の消火器において、前記封板が、前記針部によって破封される有底筒状の破封部と、前記破封部の外周に形成される覆い部と、前記覆い部に形成した小孔とを有し、前記覆い部の外縁部で、前記開口部を形成する開口縁部を封止し、前記円筒状脚部の開口端部を前記小孔に挿入して、前記開口端部を前記耐圧容器内に臨ませ、前記円筒状脚部の外周と前記小孔との間を密封固定したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の消火器において、前記破封部を、前記封板の中心から一方向にずらした位置に配置し、前記小孔を、前記封板の前記中心又は前記封板の前記中心から他方向にずらした位置に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載の消火器において、前記封板が、前記針部によって破封される有底筒状の破封部と、前記破封部の外周に形成される覆い部と、前記破封部の側面に形成した小孔とを有し、前記覆い部の外縁部で、前記開口部を形成する開口縁部を封止し、前記円筒状脚部の開口端部を前記小孔に挿入して、前記開口端部を前記耐圧容器内に臨ませ、前記円筒状脚部の外周と前記小孔との間を密封固定したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の消火器において、前記破封部を、前記耐圧容器の外方に突出させ、前記渦巻部を、前記破封部の前記外周に配置したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項3又は請求項5に記載の消火器において、前記渦巻部及び前記目盛板を、前記開口部によって形成される仮想開口面に平行に配置したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項3又は請求項5に記載の消火器において、前記渦巻部及び前記目盛板を、前記開口部によって形成される仮想開口面に対して角度を持って配置したことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項2から請求項6のいずれかに記載の消火器において、前記バルブが、前記針部を押圧するレバーと、前記針部による前記封板の破封によって前記消火薬剤を噴出させる吐出孔と、前記封板を覆うキャップ部とを有し、前記キャップ部が、前記覆い部の前記外縁部を前記開口縁部に押圧する第1押圧部と、前記破封部の天面外縁を押圧する第2押圧部とを有し、前記封板と前記キャップ部との間には、前記第1押圧部と前記第2押圧部とで封止されたキャップ内空間を形成し、前記キャップ内空間に、前記ブルドン管圧力計を配置したことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項3又は請求項5に記載の消火器において、前記覆い部の前記外縁部を前記開口縁部にカシメ固定したことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項8に記載の消火器において、前記キャップ部が、前記第1押圧部の外方に係止部を有し、前記耐圧容器とねじ結合される袋ナットを備え、前記袋ナットによって、前記係止部を前記耐圧容器に押圧して、前記バルブを前記耐圧容器に取り付けることを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項8に記載の消火器において、前記キャップ部が、前記耐圧容器とねじ結合されるナット部を有し、前記ナット部によって、前記第1押圧部を前記開口縁部に押圧して、前記バルブを前記耐圧容器に取り付けることを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項1から請求項11のいずれかに記載の消火器において、前記耐圧容器がアルミ材で形成され、前記耐圧容器の内面には、アルミ防腐樹脂層を形成していることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明の消火器によれば、ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器にはブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない。

図面の簡単な説明

0008

本発明の第1の実施例による消火器の要部断面図
図1の要部拡大図
同消火器のブルドン管圧力計を示す要部斜視図
同ブルドン管圧力計を示す一部を断面とした要部斜視図
本発明の第2の実施例による消火器の要部断面図
同消火器の一部を断面とした要部正面図
本発明の第3の実施例による消火器の要部断面図
本発明の第4の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図
本発明の第5の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図
本発明の第6の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図
本発明の第7の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図

0009

本発明の第1の実施の形態による消火器は、円筒状脚部を、封板に取り付けたものである。本実施の形態によれば、渦巻部に連続して形成されている円筒状脚部を、耐圧容器の開口部を封止する封板に直接取り付けることで、ブルドン管圧力計の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器には、ブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がない。

0010

本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による消火器において、封板が、針部によって破封される有底筒状の破封部と、破封部の外周に形成される覆い部と、覆い部に形成した小孔とを有し、覆い部の外縁部で、開口部を形成する開口縁部を封止し、円筒状脚部の開口端部を小孔に挿入して、開口端部を耐圧容器内に臨ませ、円筒状脚部の外周と小孔との間を密封固定したものである。本実施の形態によれば、覆い部に形成した小孔をブルドン管圧力計の圧力導入用孔として用いることができ、ブルドン管圧力計の取り付けに伴う気密性は、円筒状脚部の外周と小孔との間でのみ行えばよい。

0011

本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による消火器において、破封部を、封板の中心から一方向にずらした位置に配置し、小孔を、封板の中心又は前記封板の中心から他方向にずらした位置に配置したものである。本実施の形態によれば、破封部を封板の中心から一方向にずらすことで、ブルドン管圧力計を配置できるスペースを確保することができる。

0012

本発明の第4の実施の形態は、第1の実施の形態による消火器において、封板が、針部によって破封される有底筒状の破封部と、破封部の外周に形成される覆い部と、破封部の側面に形成した小孔とを有し、覆い部の外縁部で、開口部を形成する開口縁部を封止し、円筒状脚部の開口端部を小孔に挿入して、開口端部を耐圧容器内に臨ませ、円筒状脚部の外周と小孔との間を密封固定したものである。本実施の形態によれば、破封部の側面に形成した小孔をブルドン管圧力計の圧力導入用孔として用いることができ、ブルドン管圧力計の取り付けに伴う気密性は、円筒状脚部の外周と小孔との間でのみ行えばよい。

0013

本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による消火器であって、破封部を、耐圧容器の外方に突出させ、渦巻部を、破封部の外周に配置したものである。本実施の形態によれば、ブルドン管圧力計を破封部の外周にできるスペースに配置することができる。

0014

本発明の第6の実施の形態は、第3又は第5の実施の形態による消火器であって、渦巻部及び目盛板を、開口部によって形成される仮想開口面に平行に配置したものである。本実施の形態によれば、開口部からの高さ寸法を小さくしてブルドン管圧力計を配置することができる。

0015

本発明の第7の実施の形態は、第3又は第5の実施の形態による消火器であって、渦巻部及び目盛板を、開口部によって形成される仮想開口面に対して角度を持って配置したものである。本実施の形態によれば、開口部の面積が小さくても、ブルドン管圧力計を配置できるとともに、目盛板を目視しやすい方向にブルドン管圧力計を配置することができる。

0016

本発明の第8の実施の形態は、第2から第6のいずれかの実施の形態による消火器であって、バルブが、針部を押圧するレバーと、針部による封板の破封によって消火薬剤を噴出させる吐出孔と、封板を覆うキャップ部とを有し、キャップ部が、覆い部の外縁部を開口縁部に押圧する第1押圧部と、破封部の天面外縁を押圧する第2押圧部とを有し、封板とキャップ部との間には、第1押圧部と第2押圧部とで封止されたキャップ内空間を形成し、キャップ内空間に、ブルドン管圧力計を配置したものである。本実施の形態によれば、ブルドン管圧力計をキャップ内空間に配置することで、ブルドン管圧力計を保護することができる。

0017

本発明の第9の実施の形態は、第3又は第5の実施の形態による消火器であって、覆い部の外縁部を開口縁部にカシメ固定したものである。本実施の形態によれば、封板の開口縁部へのカシメ固定によってブルドン管圧力計を取り付けることができる。

0018

本発明の第10の実施の形態は、第8の実施の形態による消火器であって、キャップ部が、第1押圧部の外方に係止部を有し、耐圧容器とねじ結合される袋ナットを備え、袋ナットによって、係止部を耐圧容器に押圧して、バルブを耐圧容器に取り付けるものである。本実施の形態によれば、キャップ部の耐圧容器へのねじ結合によってブルドン管圧力計を取り付けることができる。

0019

本発明の第11の実施の形態は、第8の実施の形態による消火器であって、キャップ部が、耐圧容器とねじ結合されるナット部を有し、ナット部によって、第1押圧部を開口縁部に押圧して、バルブを耐圧容器に取り付けるものである。本実施の形態によれば、キャップ部の耐圧容器へのねじ結合によってブルドン管圧力計を取り付けることができる。

0020

本発明の第12の実施の形態は、第1から第11のいずれかの実施の形態による消火器であって、耐圧容器がアルミ材で形成され、耐圧容器の内面には、アルミ防腐樹脂層を形成しているものである。本実施の形態によれば、耐圧容器には、ブルドン管圧力計の取り付けのための孔を設ける必要がないため、アルミ防腐樹脂層を傷つけることがなく、アルミ材が液体薬剤化学反応を生じることがない。

0021

以下本発明の一実施例による消火器について説明する。
図1は本発明の第1の実施例による消火器の要部断面図、図2図1の要部拡大図、図3は同消火器のブルドン管圧力計を示す要部斜視図、図4は同ブルドン管圧力計を示す一部を断面とした要部斜視図である。

0022

本実施例による消火器は、消火薬剤を収容する耐圧容器10と、耐圧容器10の開口部11を封止する封板20と、耐圧容器10内の圧力を表示するブルドン管圧力計30と、封板20を破封する針部41を有するバルブ40とを備えている。
耐圧容器10の開口部11は開口縁部12で形成され、開口縁部12は、端部が外方となるようにカーリングされている。耐圧容器10は、アルミ材で形成され、耐圧容器10の内面には、アルミ防腐樹脂層13を形成している。アルミ防腐樹脂層13は樹脂成形により形成するが、塗装により形成してもよい。耐圧容器10の内部には、粉末薬剤又は液体薬剤が封入されている。また、耐圧容器10の内部には、薬剤吸い出すための吐き出し管14を有している。
封板20は、針部41によって破封される有底筒状の破封部21と、破封部21の外周に形成される覆い部22と、破封部21の側面に形成した小孔23とを有する。破封部21は、耐圧容器10の外方に突出させている。
ブルドン管圧力計30は、圧力導入孔を形成する円筒状脚部31と、円筒状脚部31に連続して形成された渦巻部32と、渦巻部32の端部に取り付けられる指針33と、渦巻部32と平行に配置して指針33の変位を示す目盛板34とで構成される。渦巻部32及び目盛板34は、破封部21の外周に配置している。渦巻部32及び目盛板34は、開口部11によって形成される仮想開口面に平行に配置している。
円筒状脚部31は、開口端部31aを小孔23に挿入し、開口端部31aを耐圧容器10内に臨ませている。円筒状脚部31の外周と小孔23との間は、溶接接着剤によって密封固定する。
バルブ40は、針部41を押圧するレバー42と、針部41による封板20の破封によって消火薬剤を噴出させる吐出孔43と、封板20を覆うキャップ部44とを有している。

0023

キャップ部44は、覆い部22の外縁部22aを開口縁部12に押圧する第1押圧部44aと、破封部21の天面外縁21aを押圧する第2押圧部44bとを有している。封板20とキャップ部44との間には、第1押圧部44aと第2押圧部44bとで封止されたキャップ内空間44cが形成される。第1押圧部44a及び第2押圧部44bは、段部で形成され、この段部にOリング51、52が配置される。Oリング51は、第1押圧部44aと外縁部22aとの間に配置され、Oリング52は、第2押圧部44bと天面外縁21aとの間に配置される。
ブルドン管圧力計30はキャップ内空間44cに配置される。バルブ40は樹脂によって成形され、バルブ40の外方からブルドン管圧力計30を視認できるように、少なくともキャップ部44の一部は透明性を有している。
開口部11は、覆い部22の外縁部22aを開口縁部12にカシメ固定することで封止される。なお、外縁部22aにはリング状突起22bが形成されている。リング状突起22bは、カシメ固定の際に、開口縁部12に押し付けられて気密性を高めている。

0024

本実施例によれば、渦巻部32に連続して形成されている円筒状脚部31を、耐圧容器10の開口部11を封止する封板20に直接取り付けることで、ブルドン管圧力計30の取り付けのための取付部材を必要とせず、また耐圧容器10には、ブルドン管圧力計30の取り付けのための孔を設ける必要がない。
また本実施例によれば、破封部21の側面に形成した小孔23をブルドン管圧力計30の圧力導入用孔として用いることができ、ブルドン管圧力計30の取り付けに伴う気密性は、円筒状脚部31の外周と小孔23との間でのみ行えばよい。
また本実施例によれば、ブルドン管圧力計30を破封部21の外周にできるスペースに配置することができる。
また本実施例によれば、開口部11からの高さ寸法を小さくしてブルドン管圧力計30を配置することができる。
また本実施例によれば、ブルドン管圧力計30をキャップ内空間44cに配置することで、ブルドン管圧力計30を保護することができる。
また本実施例によれば、封板20の開口縁部12へのカシメ固定によってブルドン管圧力計30を取り付けることができる。
また本実施例によれば、耐圧容器10には、ブルドン管圧力計30の取り付けのための孔を設ける必要がないため、アルミ防腐樹脂層13を傷つけることがなく、アルミ材が液体薬剤と化学反応を生じることがない。

0025

図5は本発明の第2の実施例による消火器の要部断面図、図6は同消火器の一部を断面とした要部正面図である。なお、第1の実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施例による消火器は、第1の実施例によるカシメ固定に代えて、袋ナット60を用いてバルブ40を耐圧容器10に取り付けるものである。
本実施例では、キャップ部44は、第1押圧部44aの外方に係止部44dを有している。また、本実施例では、耐圧容器10の開口部11近傍の外周面とねじ結合される袋ナット60を備えている。
そして、袋ナット60によって、係止部44dを耐圧容器10に押圧して、バルブ40を耐圧容器10に取り付ける。
本実施例によれば、キャップ部44の耐圧容器10へのねじ結合によってブルドン管圧力計30を取り付けることができる。
なお、本実施例では、キャップ部44の側部及び上部の一部に透明ゲージカバー45を設けている。第1の実施例で説明したように、少なくともキャップ部44の一部に透明性を持たせる構成の一つとして、キャップ部44の一部に透明ゲージカバー45を設けてもよい。

0026

図7は本発明の第3の実施例による消火器の要部断面図である。なお、上記各実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施例による消火器は、第1の実施例によるカシメ固定に代えて、ナット部70を用いてバルブ40を耐圧容器10に取り付けるものである。
本実施例では、キャップ部44は、耐圧容器10とねじ結合されるナット部70を有し、ナット部70によって、第1押圧部44aを開口縁部12に押圧して、バルブ40を耐圧容器10に取り付ける。
バルブ40は樹脂成形されているため、ナット部70は金属インサート成型によってねじ加工されている。
本実施の形態によれば、キャップ部44の耐圧容器10へのねじ結合によってブルドン管圧力計30を取り付けることができる。

0027

図8は本発明の第4の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図、図9は本発明の第5の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図である。なお、上記各実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第4及び第5の実施例による消火器は、ブルドン管圧力計30の取り付け位置を上記各実施例と異ならせている。
第4及び第5の実施例による封板20は、破封部21と、覆い部22と、覆い部22に形成した小孔24とを有している。すなわち、第1から第3の実施例による封板20は、小孔23を破封部21の側面に形成しているが、第4及び第5の実施例による封板20は、小孔24を覆い部22に形成している。
また第4及び第5の実施例による封板20は、破封部21を、封板20の中心から一方向にずらした位置に配置し、小孔24を、封板20の中心又は封板20の中心から他方向にずらした位置に配置している。
円筒状脚部31は、開口端部31aを小孔24に挿入し、開口端部31aを耐圧容器10内に臨ませている。円筒状脚部31の外周と小孔23との間は、溶接や接着剤によって密封固定する。
第4及び第5の実施例によれば、覆い部22に形成した小孔24をブルドン管圧力計30の圧力導入用孔として用いることができ、ブルドン管圧力計30の取り付けに伴う気密性は、円筒状脚部31の外周と小孔24との間でのみ行えばよい。
また第4及び第5の実施例によれば、破封部21を封板20の中心から一方向にずらすことで、ブルドン管圧力計30を配置できるスペースを確保することができる。

実施例

0028

図10は本発明の第6の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図、図11は本発明の第7の実施例による消火器の一部を断面とした要部正面図である。なお、上記各実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第1から第5の実施例によるブルドン管圧力計30は、渦巻部32及び目盛板34を、開口部11によって形成される仮想開口面に平行に配置したが、第6及び第7の実施例によるブルドン管圧力計30は、渦巻部32及び目盛板34を、開口部11によって形成される仮想開口面に対して角度を持って配置している。図10及び図11では、ブルドン管圧力計30は、渦巻部32及び目盛板34を、仮想開口面に対して90度の角度とした場合を示している。
第6及び第7の実施例によれば、開口部11の面積が小さくても、ブルドン管圧力計30を配置できるとともに、目盛板34を目視しやすい方向にブルドン管圧力計30を配置することができる。

0029

本発明は、非常時に1回のみ使用できるものに限らず、繰り返し使用できる消火器にも適用できる。

0030

10耐圧容器
11 開口部
12開口縁部
13アルミ防腐樹脂層
20封板
21破封部
21a 天面外縁
22 覆い部
22a 外縁部
23、24小孔
30ブルドン管圧力計
31円筒状脚部
32渦巻部
33指針
34目盛板
40バルブ
41 針部
42レバー
43吐出孔
44キャップ部
44a 第1押圧部
44b 第2押圧部
44cキャップ内空間
44d係止部
45 透明ゲージカバー
60袋ナット
70ナット部

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