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技術 印刷制御装置、印刷装置及びプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 石黒敬二松永淳雄工藤政行村上昌史小林計英松居高行
出願日 2015年3月26日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-065218
公開日 2016年10月20日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-182788
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 プリンティングのための記録情報の処理 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード バックテンションロール 評価方式 最大性能 加算係数 アライニングロール 速度選択 データ振り分け 間欠印刷
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月20日)のものです。
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図面 (12)

課題

印刷が停止してしまうことを抑制する。

解決手段

画像形成装置は、印刷データを解析して画素集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する印刷データコマンド解析部103と、生成された中間データをラスタデータに変換するRIP処理部104と、予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出するRIP性能評価部105と、算出された処理予測時間を用いて、印刷機構部200の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する印刷速度選択部108とを備える。

概要

背景

公報記載の従来技術として、初期の処理速度で印刷ジョブを実行中に、初期処理速度での連続印刷続行が不可能とみなされる特定の条件が発生したと判断された場合に、初期処理速度より処理の遅い遅延処理速度に切り替えて残存する印刷ジョブを続行することが可能な画像形成装置であって、実行すべき印刷ジョブを取得し、初期処理速度を複数の異なる処理速度に設定した場合における、実行すべき印刷ジョブの完了までに要する処理時間を予測し、予測した処理時間の内、一番短い処理時間となる処理速度を初期処理速度として決定する画像形成装置が存在する。(特許文献1参照)

概要

印刷が停止してしまうことを抑制する。画像形成装置は、印刷データを解析して画素集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する印刷データコマンド解析部103と、生成された中間データをラスタデータに変換するRIP処理部104と、予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出するRIP性能評価部105と、算出された処理予測時間を用いて、印刷機構部200の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する印刷速度選択部108とを備える。

目的

本発明の目的は、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

印刷データを解析して画素集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段により生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記処理予測時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷制御装置

請求項2

前記選択手段は、前記予め定められた量の中間データに相当するページ数分の記録材を、前記算出手段により算出された前記処理予測時間にて前記印刷機構部が印刷すると仮定した場合の印刷速度を算出し、前記予め定められた複数の速度のうち、算出した当該印刷速度を超えない速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。

請求項3

前記算出手段は、中間データに含まれるデータの属性または中間データのデータ量と、ラスタデータへの変換にかかると予測される時間とを予め対応させた対応関係を用いて前記処理予測時間を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。

請求項4

前記算出手段は、前記生成手段が予め定められたページ数の中間データを生成する実際の生成時間と、前記変換手段が当該予め定められたページ数の中間データをラスタデータに変換する実際の変換時間とを合計した実際の最大速度を算出し、前記選択手段は、前記実際の最大速度を前記処理予測時間として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。

請求項5

前記算出手段は、前記印刷機構部での印刷中に前記処理予測時間の算出を行い、前記選択手段は、印刷開始の際の印刷速度として、前記予め定められた複数の速度のうち最大性能の速度を選択し、印刷が停止すると、前記算出手段により印刷中に算出された前記処理予測時間を用いて印刷再開の際の印刷速度を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。

請求項6

前記算出手段は、印刷が停止して再開する際に、印刷の停止から再開までに生成された中間データのページ数及びラスタデータのページ数を考慮して、前記処理予測時間を補正することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。

請求項7

記録材の一方の面を印刷する第1の印刷機構部と記録材の他方の面を印刷する第2の印刷機構部とがある場合に、前記算出手段は、前記第1の印刷機構部にて印刷される印刷データに対する第1の処理予測時間と、前記第2の印刷機構部にて印刷される印刷データに対する第2の処理予測時間とを算出し、前記選択手段は、前記算出手段により算出された前記第1の処理予測時間及び前記第2の処理予測時間を前記第1の印刷機構部と前記第2の印刷機構部との間で交換し、遅い方の処理予測時間を超えない印刷速度であって前記予め定められた複数の速度のうち最大の速度を前記第1の印刷機構部及び前記第2の印刷機構部の共通の印刷速度として選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御装置。

請求項8

印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段が中間データを生成する実際の生成時間と前記変換手段が中間データをラスタデータに変換する実際の変換時間とにより、印刷データから予め定められた量のラスタデータを準備するのにかかると予測される時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷制御装置。

請求項9

印刷速度として予め定められた複数の速度を有する印刷手段と、印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段により生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記処理予測時間を用いて、前記印刷手段の印刷速度として、前記予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷装置

請求項10

コンピュータに、印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する機能と、生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する機能と、生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する機能と、算出された前記処理予測時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する機能とを実現させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、印刷制御装置印刷装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

公報記載の従来技術として、初期の処理速度で印刷ジョブを実行中に、初期処理速度での連続印刷続行が不可能とみなされる特定の条件が発生したと判断された場合に、初期処理速度より処理の遅い遅延処理速度に切り替えて残存する印刷ジョブを続行することが可能な画像形成装置であって、実行すべき印刷ジョブを取得し、初期処理速度を複数の異なる処理速度に設定した場合における、実行すべき印刷ジョブの完了までに要する処理時間を予測し、予測した処理時間の内、一番短い処理時間となる処理速度を初期処理速度として決定する画像形成装置が存在する。(特許文献1参照)

先行技術

0003

特開2014−119676号公報

発明が解決しようとする課題

0004

印刷において、印刷データが複雑な場合やデータ量が多い場合、印刷のための事前処理が印刷速度に追いつかなくなり、連続印刷ができずに印刷が停止してしまう場合(いわゆる間欠印刷)がある。事前処理の時間は印刷データの複雑さやデータ量によって変わるため、複数の速度から印刷速度を指定する手法でも運用するのが難しかった。
本発明の目的は、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制することにある。

課題を解決するための手段

0005

請求項1記載の発明は、印刷データを解析して画素集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段により生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記処理予測時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷制御装置である。
請求項2記載の発明は、前記選択手段は、前記予め定められた量の中間データに相当するページ数分の記録材を、前記算出手段により算出された前記処理予測時間にて前記印刷機構部が印刷すると仮定した場合の印刷速度を算出し、前記予め定められた複数の速度のうち、算出した当該印刷速度を超えない速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置である。
請求項3記載の発明は、前記算出手段は、中間データに含まれるデータの属性または中間データのデータ量と、ラスタデータへの変換にかかると予測される時間とを予め対応させた対応関係を用いて前記処理予測時間を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置である。
請求項4記載の発明は、前記算出手段は、前記生成手段が予め定められたページ数の中間データを生成する実際の生成時間と、前記変換手段が当該予め定められたページ数の中間データをラスタデータに変換する実際の変換時間とを合計した実際の最大速度を算出し、前記選択手段は、前記実際の最大速度を前記処理予測時間として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置である。
請求項5記載の発明は、前記算出手段は、前記印刷機構部での印刷中に前記処理予測時間の算出を行い、前記選択手段は、印刷開始の際の印刷速度として、前記予め定められた複数の速度のうち最大性能の速度を選択し、印刷が停止すると、前記算出手段により印刷中に算出された前記処理予測時間を用いて印刷再開の際の印刷速度を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷制御装置である。
請求項6記載の発明は、前記算出手段は、印刷が停止して再開する際に、印刷の停止から再開までに生成された中間データのページ数及びラスタデータのページ数を考慮して、前記処理予測時間を補正することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御装置である。
請求項7記載の発明は、記録材の一方の面を印刷する第1の印刷機構部と記録材の他方の面を印刷する第2の印刷機構部とがある場合に、前記算出手段は、前記第1の印刷機構部にて印刷される印刷データに対する第1の処理予測時間と、前記第2の印刷機構部にて印刷される印刷データに対する第2の処理予測時間とを算出し、前記選択手段は、前記算出手段により算出された前記第1の処理予測時間及び前記第2の処理予測時間を前記第1の印刷機構部と前記第2の印刷機構部との間で交換し、遅い方の処理予測時間を超えない印刷速度であって前記予め定められた複数の速度のうち最大の速度を前記第1の印刷機構部及び前記第2の印刷機構部の共通の印刷速度として選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御装置である。
請求項8記載の発明は、印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段が中間データを生成する実際の生成時間と前記変換手段が中間データをラスタデータに変換する実際の変換時間とにより、印刷データから予め定められた量のラスタデータを準備するのにかかると予測される時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷制御装置である。
請求項9記載の発明は、印刷速度として予め定められた複数の速度を有する印刷手段と、印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する変換手段と、前記生成手段により生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記処理予測時間を用いて、前記印刷手段の印刷速度として、前記予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する選択手段とを備える印刷装置である。
請求項10記載の発明は、コンピュータに、印刷データを解析して画素の集合であるラスタデータの前段階のデータである中間データを生成する機能と、生成された前記中間データを前記ラスタデータに変換する機能と、生成された予め定められた量の中間データをラスタデータに変換するのにかかると予測される時間である処理予測時間を算出する機能と、算出された前記処理予測時間を用いて、印刷機構部の印刷速度として、予め定められた複数の速度のうちいずれかの速度を選択する機能とを実現させるためのプログラムである。

発明の効果

0006

請求項1記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷速度の低下を抑えながら、印刷が停止してしまうことを抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、ラスタデータへの変換の予測時間を算出するのが容易になる。
請求項4記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、実際の処理時間に基づいて、印刷が停止してしまうことが抑制される。
請求項5記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷の停止後に印刷を再開した場合に、印刷が停止してしまうことが抑制される。
請求項6記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷の停止を抑制するために選択可能な印刷速度の上限が高くなる。
請求項7記載の発明によれば、2つの印刷機構部により両面を印刷する構成においても、印刷が停止してしまうことを抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制することができる。
請求項9記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制することができる。
請求項10記載の発明によれば、印刷データの複雑さまたはデータ量を考慮せずに印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことを抑制する機能を、コンピュータにより実現できる。

図面の簡単な説明

0007

本実施の形態に係る画像形成システムの全体構成例を示した図である。
画像形成装置の概略構成の一例を示した図である。
画像形成装置が備えるコントローラ機能構成例を示したブロック図である。
(a)、(b)は、性能評価情報の一例を示す図である。
画像形成装置が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る画像形成装置が備えるコントローラの機能構成例を示したブロック図である。
実施の形態2に係る画像形成装置が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態3に係る画像形成装置が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態4に係る画像形成装置が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
実施の形態5に係る一方のコントローラ及び他方のコントローラの機能構成例を示したブロック図である。
実施の形態5に係る画像形成装置が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。

実施例

0008

以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
システム構成
まず、本実施の形態に係る画像形成システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、画像形成システム1は、画像を形成する機能を有する画像形成装置10と、画像形成装置10に対して画像形成の指示を行うホストコンピュータ20とを備えている。また、画像形成装置10及びホストコンピュータ20は、ネットワーク30によって相互に接続される。本実施の形態では、印刷装置の一例として、画像形成装置10が用いられる。

0009

画像形成装置10は、例えば、プリント機能スキャン機能コピー機能およびファクシミリ機能等を備えた装置である。ここで、画像形成装置10は、記録材の一例として、帯状に形成された媒体であり、連続した紙である連続紙連帳紙)に画像を形成して印刷処理を行う。印刷処理を実行するにあたり、画像形成装置10は、ネットワーク30を介してホストコンピュータ20から印刷データを受信する。そして、画像形成装置10は、受信した印刷データをもとに印刷処理を実行する。印刷データは、印刷対象となる画像データと、印刷処理における設定が記述された制御命令とを含んでいる。また、印刷データには、1ページ分を印刷するのに用いる連続紙の長さ(以下、単位ページ長さと称する)を示す情報なども含まれる。

0010

また、画像形成装置10は、連続紙への印刷処理(画像形成)を行う印刷機構部200と、印刷機構部200の制御を行うコントローラ100とを備えている。本実施の形態では、印刷制御装置の一例として、コントローラ100が用いられる。また、印刷手段の一例として、印刷機構部200が用いられる。

0011

ホストコンピュータ20は、画像形成装置10に対して画像形成の指示を行う際に用いられるコンピュータ装置である。このホストコンピュータ20は、例えばユーザの操作をもとに、印刷対象とする文書について印刷データを生成し、生成した印刷データを、ネットワーク30を介して画像形成装置10に送信して画像形成の指示を行う。ホストコンピュータ20としては、例えば、デスクトップPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯情報端末(いわゆる、スマートフォンタブレット端末等)などを用いると良い。

0012

ネットワーク30は、画像形成装置10とホストコンピュータ20との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)である。

0013

<画像形成装置10の概略構成>
次に、画像形成装置10の概略構成について説明する。図2は、画像形成装置10の概略構成の一例を示した図である。

0014

コントローラ100は、 CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)(何れも不図示)を備えている。ROMは、CPUにより実行される制御プログラムを記憶している。CPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、RAMを作業エリアにして制御プログラムを実行する。CPUにより制御プログラムが実行されることで、コントローラ100の各機能が実現される。また、コントローラ100は、例えばタッチパネルなどの操作パネルを含み、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う。

0015

なお、コントローラ100にて実行される制御プログラムの提供形態としては、予めROMに提供された状態にて提供され、RAMにロードされる形態がある。ほかに、ROMがEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の書き換え可能なメモリである場合には、CPUがセッティングされた後に、制御プログラムだけがROMにインストールされ、RAMにロードされる形態がある。また、制御プログラムは、磁気記録媒体磁気テープ磁気ディスクなど)、光記録媒体光ディスクなど)、光磁気記録媒体半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて、コントローラ100にダウンロードしてもよい。

0016

印刷機構部200には、連続用紙Pの供給を行う給紙装置201、給紙装置201により供給された連続用紙Pに対して印刷を行う印刷ユニット202、印刷ユニット202を通過した連続用紙Pを巻き取る巻き取り装置203が設けられている。なお、この印刷機構部200では、送り孔スプロケット孔)が形成された連続用紙P、送り孔が形成されていない連続用紙Pが使用可能となっている。

0017

印刷ユニット202には、入力された印刷データに対応して画像形成を行う画像形成部210が設けられている。また、搬送されてきた連続用紙Pを、画像形成部210を経由させて搬送する搬送手段として機能する用紙搬送部240が設けられている。さらに、例えばフラッシュランプを有し連続用紙Pに形成されたトナー像定着する定着器260が設けられている。

0018

画像形成部210には、図中矢印に示す方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム211、感光体ドラム211の表面を帯電する帯電器212、感光体ドラム211上に形成された静電潜像をトナー現像する現像器213が設けられている。また、感光体ドラム211上に形成されたトナー像を連続用紙Pに転写する転写器214が設けられている。本実施の形態では、感光体ドラム211と転写器214とが互いに対向する部分が転写部250となっており、この転写部250にて、感光体ドラム211上のトナー像が、連続用紙Pに転写される。

0019

また、画像形成部210には、転写後の感光体ドラム211の表面を清掃するドラムクリーナ215が設けられている。また、感光体ドラム211を露光するレーザ露光器216が設けられている。レーザ露光器216は、取得した画像データに基づいて点灯制御されたレーザ光により、感光体ドラム211上を走査露光する。

0020

用紙搬送部240には、逆転可能に設けられ連続用紙Pを画像形成部210に搬送するバックテンションロール241が設けられている。また、バックテンションロール241よりも下流側に、アライニングロール(不図示)が設けられている。また、装置本体202Aにおけるフロント側に設けられるとともに連続用紙Pの搬送方向に沿って設けられ連続用紙Pのガイドを行うガイド壁(不図示)が設置されている。アライニングロールは、ピンレスの連続用紙Pが搬送される際に、この連続用紙Pをこのガイド壁に突き当て連続用紙Pの位置決めを行う。

0021

また、用紙搬送部240では、バックテンションロール241よりも連続用紙Pの搬送方向下流側に、ピン有りの連続用紙Pを転写部250に搬送する第1トラクタT1、第2トラクタT2が設けられている。さらに、転写部250を通過したピン有りの連続用紙Pを定着器260に向けて搬送する第3トラクタT3が設けられている。

0022

印刷機構部200では、まず、給紙装置201から印刷ユニット202に対して連続用紙Pが供給される。そして、この連続用紙Pは、バックテンションロール241や第1トラクタT1、第2トラクタT2などによって転写部250へと搬送される。一方で、印刷ユニット202では、画像データがレーザ露光器216に供給される。そして、帯電器212により帯電された感光体ドラム211の表面が、レーザ露光器216により点灯制御されたレーザ光で走査露光され、感光体ドラム211上に静電潜像が形成される。

0023

形成された静電潜像は、現像器213により現像され、感光体ドラム211上にはトナー像が形成される。そして、このトナー像は、転写器214によって連続用紙P上に転写される。その後、トナー像が転写された連続用紙Pは、定着器260まで搬送される。そして、連続用紙P上の未定着トナー像は、定着器260によって熱による定着処理を受けることで連続用紙P上に定着される。その後、この連続用紙Pは、印刷ユニット202から排出され、次いで、この連続用紙Pは、巻き取り装置203により巻き取られる。

0024

ところで、印刷機構部200は、印刷ずれなどが発生しないように印刷品質を維持するために、印刷中は同じ紙送り速度に従って印刷処理を行う。本実施の形態では、この印刷機構部200による印刷速度として、例えば3段階(Tmax、Tmid、Tmin)など、予め定められた複数の速度から選択可能であるものとする。例えば3段階の印刷速度のうち最も速いTmaxで印刷処理を行えば、最も速く効果的に印刷が行われる。ただし、印刷機構部200が印刷する速度に応じて、印刷機構部200が受け取ることができるラスタデータをコントローラ100にて準備できない場合には、印刷機構部200は一旦停止状態移行する。ここで、ラスタデータとは、画像を色の付いた点の羅列として表現した、画素の集合の画像データである。

0025

印刷の停止状態に移行した場合、印刷機構部200に対してラスタデータの準備が可能になると、印刷動作が再開される。ただし、一旦停止状態に移行すると、停止せずに同じ速度で連続的に印刷する場合と比べて、ラスタデータを準備するまでの時間に加えて、停止状態に移行する処理時間や停止状態から再開するまでの処理時間等のオーバヘッドが生じる。さらに、停止及び再開を繰り返すことによって、印刷ユニット202の画像形成部210や用紙搬送部240などへの負荷が生じ、印刷機構部200の寿命への影響が少なくない。そこで、本実施の形態では、印刷の停止を抑制するための処理を行っている。以下、この印刷停止を抑制するための処理について説明する。

0026

<画像形成装置の機能構成
次に、画像形成装置10が備えるコントローラ100の機能構成について説明する。図3は、画像形成装置10が備えるコントローラ100の機能構成例を示したブロック図である。

0027

図示のように、コントローラ100は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受け付けを行うパネル表示操作部101と、印刷データを受信する受信処理部102と、印刷データを解析して中間形式のデータ(以下、中間データと称する)を生成する印刷データコマンド解析部103と、中間データについてRIP処理をしてラスタデータを生成するRIP処理部104と、RIP処理にかかると予測される時間を算出するRIP性能評価部105とを有している。

0028

また、コントローラ100は、RIP処理にかかると予測される時間を評価するのに基準となる値(以下、性能評価情報と称する)を格納する性能評価情報格納部106と、印刷時に採用可能な印刷速度が登録されたリスト(以下、印刷速度リストと称する)を格納する印刷速度リスト格納部107と、印刷速度リストに登録された印刷速度のうちいずれかの印刷速度を選択する印刷速度選択部108と、ラスタデータを順番に印刷機構部200に出力し、また印刷速度選択部108にて選択された印刷速度に設定する制御命令を印刷機構部200に出力する機構制御部109とを有している。

0029

パネル表示操作部101は、画像形成装置10に関する各種情報を画面に表示する。また、パネル表示操作部101は、画面に対するユーザからの操作入力を受け付ける。

0030

受信処理部102は、ホストコンピュータ20から送信された印刷データを受信する。また、受信処理部102は、印刷データを受信すると、受信した印刷データを印刷データ用のメモリに保存する。

0031

生成手段の一例としての印刷データコマンド解析部103は、受信処理部102にて印刷データ用のメモリに保存された印刷データを解析し、中間データを生成する。また、印刷データコマンド解析部103は、中間データを生成すると、生成した中間データを中間データ用のメモリに保存する。ここで、一般的に、印刷データに含まれる画像データは、例えばPS(Post Script)やPDF(Portable Document Format)のようなページ記述言語(PDL(Page Description Language))で記載されている。このようなページ記述言語で記載された画像データは、複雑な形状の図形で表現されている場合があり、印刷の事前処理として、基本的な形状の図形(プリミティブ図形)のデータに変換する処理を行うのが一般的である。このプリミティブ図形への変換により生成されるデータが中間データであり、中間データは、ラスタデータの前段階のデータといえる。

0032

変換手段の一例としてのRIP処理部104は、印刷データコマンド解析部103にて中間データ用のメモリに保存された中間データについてRIP処理を行い、中間データをラスタデータに変換する。また、RIP処理部104は、変換後のラスタデータをラスタデータ用のメモリに保存し、順番に機構制御部109に出力する。ここで、RIP(Raster image processor)処理とは、画像として出力するためにラスタデータに変換する処理である。

0033

算出手段の一例としてのRIP性能評価部105は、印刷データコマンド解析部103にて中間データ用のメモリに保存された中間データについて、RIP処理にかかると予測される時間をページごとに算出し、各ページにて算出した予測時間の平均を求める。具体的には、RIP性能評価部105は、1ページに相当する中間データと、RIP処理にかかると予測される時間を評価するのに基準となる値を定めた性能評価情報とをもとに、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間を算出する。即ち、ラスタデータに変換する前段階のデータである中間データに基づいて、その後に実行されるRIP処理の時間が予測される。

0034

ここで、性能評価情報は、例えば、中間データに含まれるデータの属性と、ラスタデータへの変換にかかると予測される時間とを予め対応させた情報である。そのため、RIP性能評価部105は、1ページに相当する中間データに含まれるデータの属性と性能評価情報とをもとに、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間を算出する。ここで、データの属性とは、プリミティブ図形の種類であり、例えば、文字線分、円などである。例えば、データの属性が文字の場合、1つの文字当たり「0.00001分」というように、文字に応じたRIP処理の予測時間が性能評価情報として予め定められている。

0035

また、性能評価情報としては、中間データに含まれるデータの属性ではなく、例えば、中間データのデータ量と、ラスタデータへの変換にかかると予測される時間とを予め対応させた情報であっても良い。この場合、RIP性能評価部105は、1ページに相当する中間データのデータ量と性能評価情報とをもとに、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間を算出する。本実施の形態では、対応関係の一例として、性能評価情報が用いられる。

0036

このように、RIP性能評価部105は、中間データの各ページにてRIP処理に要する予測時間を算出する。そして、RIP性能評価部105は、各ページにてRIP処理に要する予測時間を算出すると、算出した予測時間を平均して、1ページ当たりのRIP処理にかかると予測される時間の平均値(以下、予測RIP平均時間と称する)を求める。本実施の形態では、予め定められた量の中間データの一例として、1ページに相当する中間データが用いられる。

0037

なお、性能評価情報として、データの属性に応じて定めた値を用いるか、またはデータ量に応じて定めた値を用いるかは、設定により予め決められているものとする。また、予測RIP平均時間を求めるために対象とするページ数も、設定等により予め定められている。即ち、RIP性能評価部105は、中間データの予測RIP平均時間を求めるにあたり、ホストコンピュータ20から送信された印刷データの先頭ページから予め定められたページ数分の中間データを対象として、予測RIP平均時間を算出する。

0038

性能評価情報格納部106は、ユーザ等により作成された性能評価情報を格納する。この性能評価情報は、上述した通り、RIP性能評価部105が1ページに相当する中間データに対するRIP処理の予測時間を算出するのに用いられる。

0039

印刷速度リスト格納部107は、印刷機構部200にて印刷処理が行われる際に採用可能な印刷速度を予め登録した印刷速度リストを格納する。この印刷速度リストには、印刷機構部200の性能上、実行可能な印刷速度が予め登録されており、例えば、3段階の印刷速度であるTmax、Tmid、Tminのように複数の印刷速度が登録されている。

0040

選択手段の一例としての印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうちいずれかの印刷速度を選択する。ここで、印刷速度選択部108は、まず、RIP性能評価部105にて計算された予測RIP平均時間を取得する。次に、印刷速度選択部108は、1ページ分の連続紙の長さである単位ページ長さを、1ページ当たりのRIP処理にかかると予測される時間の平均値である予測RIP平均時間で割って、予測最大速度を計算する。

0041

この予測最大速度は、1ページ分の連続用紙を、印刷機構部200が予測RIP平均時間をかけて印刷すると仮定した場合の印刷速度であり、1ページ当たりのRIP処理を印刷速度に換算した値といえる。付言すると、予測最大速度は、ラスタデータの準備が遅れずに印刷することができると予測される最大の印刷速度である。

0042

即ち、予測最大速度以下の速度で印刷が実行された場合には、RIP処理によりラスタデータが準備された状態で、印刷が行われると予測される。一方、予測最大速度よりも速い速度で印刷が実行された場合には、RIP処理が追いつかずラスタデータを準備できなくなり、連続印刷が行われずに停止すると予測される。そのため、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する。そして、印刷速度選択部108は、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109に出力する。

0043

機構制御部109は、RIP処理部104から受け取ったラスタデータを順番に印刷機構部200に出力する。また、機構制御部109は、印刷速度選択部108にて選択された印刷速度に設定する制御命令を印刷機構部200に出力する。これにより、印刷機構部200は、印刷速度選択部108にて選択された印刷速度で、受け取ったラスタデータを順次印刷する。

0044

<性能評価情報の説明>
次に、性能評価情報格納部106に格納される性能評価情報について説明する。図4(a)、(b)は、性能評価情報の一例を示す図である。

0045

まず、図4(a)に示す性能評価情報は、RIP処理にかかると予測される時間をデータの属性に応じて定めたものである。図4(a)に示す例では、プリミティブ図形として、「文字」、「線分」、「円」、「イメージ」が定められている。イメージとは、文字、線分、円以外の図形を示す。また、各プリミティブ図形において、加算係数が定められている。加算係数は、RIP処理にかかると予測される時間を求めるための係数である。

0046

例えば、プリミティブ図形が「文字」の場合、文字サイズが10ポイントより小さい場合、加算係数は「0.00001」、文字サイズが10〜20ポイントの場合、加算係数は「0.00002」、文字サイズが20ポイントより大きい場合、加算係数は「0.00003」である。例えば5ポイントの文字が1000文字含まれているページであれば、加算係数(=0.00001)×文字数(=1000)という計算により、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間は「0.01分」と算出される。

0047

また、図4(b)に示す性能評価情報は、RIP処理にかかると予測される時間をデータ量に応じて定めたものである。図4(b)に示す例では、データ量が10キロバイトで、加算係数が「0.02」であることが定められている。例えば、1ページ分の中間データのデータ量が100キロバイトであれば、(100キロバイト/10キロバイト)×加算係数(=0.02)という計算により、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間は「0.2分」と算出される。

0048

このような性能評価情報を用いて、例えば、予測RIP平均時間が「1/230分」と計算された場合について説明する。この場合、単位ページ長さが0.4mであるとすると、予測最大速度は、0.4m/(1/230分)という計算により、「92m/分」と算出される。ここで、印刷速度リストに、例えば、「100m/分」、「90m/分」、「80m/分」という3つの印刷速度が登録されていれば、印刷速度選択部108は、92m/分を超えない範囲で最も速い速度として、「90m/分」を選択する。

0049

<印刷速度を選択して印刷を実行する手順>
次に、画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順について説明する。図5は、画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。初期状態として、ホストコンピュータ20が印刷データを画像形成装置10に対して送信したものとする。印刷データが送信されることにより、受信処理部102が印刷データを受信する。そして、印刷データコマンド解析部103が印刷データを解析して中間データを生成し、RIP処理部104が中間データを変換してラスタデータを生成する。

0050

ここで、受信処理部102による受信処理、印刷データコマンド解析部103による解析処理、RIP処理部104によるRIP処理は、順番に行われることとしても良いが、それぞれ独立して行われても良いものとする。それぞれ独立して行われる場合、印刷データコマンド解析部103は、印刷データ用のメモリに印刷データが保存されていれば解析処理を行い、RIP処理部104は、中間データ用のメモリに中間データが保存されていればRIP処理を行う。

0051

そして、印刷データコマンド解析部103が中間データを生成し、生成した中間データを中間データ用のメモリに保存すると、RIP性能評価部105は、メモリに保存された中間データのうち、まだ参照していない1ページ分の中間データを選択して参照する(ステップ101)。ここで、RIP性能評価部105は、中間データの先頭ページから順番に1ページずつ選択するものとする。次に、RIP性能評価部105は、評価方式に関して、データ量に応じて定めた性能評価情報を用いる設定がされているか否かを判定する(ステップ102)。

0052

データ量に応じて定めた性能評価情報を用いる設定がされていると判定された場合(ステップ102でYes)、RIP性能評価部105は、参照している1ページ分の中間データのデータ量と、性能評価情報格納部106に格納された性能評価情報とをもとに、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間を算出する(ステップ103)。次に、RIP性能評価部105は、これまでに算出した各ページのRIP処理の予測時間、即ち、中間データの先頭ページから参照しているページまでの各ページについて算出したRIP処理の予測時間を平均して、予測RIP平均時間を求める(ステップ104)。

0053

一方、ステップ102において、データ量に応じて定めた性能評価情報を用いる設定がされていないと判定された場合(ステップ102でNo)、データの属性に応じて定めた性能評価情報を用いる設定がされていることになる。そのため、RIP性能評価部105は、参照している1ページ分の中間データに含まれるデータの属性と、性能評価情報格納部106に格納された性能評価情報とをもとに、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間を算出する(ステップ105)。具体的には、RIP性能評価部105は、参照している1ページ分の中間データのプリミティブ図形を検出し、検出した各プリミティブ図形の加算係数の総和を算出する。この総和が、そのページの中間データのRIP処理にかかると予測される時間である。そして、ステップ104に移行する。

0054

次に、RIP性能評価部105は、予測RIP平均時間を求めるにあたり、中間データの先頭ページから予め定められたページ数分の評価が完了したか否かを判定する(ステップ106)。予め定められたページ数分の評価が完了していないと判定された場合(ステップ106でNo)、ステップ101に移行する。一方、予め定められたページ数分の評価が完了したと判定された場合(ステップ106でYes)、印刷速度選択部108は、単位ページ長さを、予め定められたページ数分の評価結果である予測RIP平均時間で割って、予測最大速度を計算する(ステップ107)。

0055

次に、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、計算した予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する(ステップ108)。そして、印刷速度選択部108は、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109に出力する。次に、機構制御部109は、印刷速度選択部108にて選択された印刷速度に設定する制御命令を印刷機構部200に出力し、また、RIP処理部104から受け取ったラスタデータを順番に印刷機構部200に出力する(ステップ109)。そして、印刷機構部200は、制御命令にて指定された印刷速度で印刷を実行する(ステップ110)。ここで、機構制御部109が、ラスタデータを印刷機構部200に出力する前に、印刷速度を設定する制御命令を印刷機構部200に出力することにより、制御命令にて指定された印刷速度にて印刷が行われる。そして、本処理フローは終了する。

0056

以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置10は、中間データのページごとにRIP処理にかかると予測される時間を算出する。次に、画像形成装置10は、RIP処理の予測時間を平均して予測RIP平均時間を算出し、さらに予測最大速度を計算する。そして、画像形成装置10は、印刷機構部200にて採用可能な印刷速度の中から、予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する。

0057

例えば、従来の構成では、図3に示すRIP性能評価部105や印刷速度選択部108が含まれておらず、印刷データの複雑さやデータ量によっては、印刷速度にRIP処理が追いつかなくなり、印刷が停止してしまう場合があった。また、RIP処理などの速度に比べて印刷速度が遅く、RIP処理によるラスタデータが溜まってしまい、もっと速い速度で印刷が可能であるにも関わらず設定された印刷速度にて印刷が行われる場合もあった。

0058

一方、本実施の形態に係る画像形成装置10は、RIP処理前にデータの複雑さやデータ量を評価し、どれくらいの印刷速度であれば停止せずに印刷を行えるか判断して印刷速度を選択する。そのため、本実施の形態に係る画像形成装置10を用いることにより、例えば、印刷データの複雑さやデータ量を考慮せず印刷する構成と比較して、印刷が停止してしまうことが抑制される。さらに、本実施の形態に係る画像形成装置10は、印刷速度の選択において、停止せずに印刷を行えると予測される速度のうち最も速い速度を選択するため、印刷速度の低下を抑えながら、印刷の停止が抑制される。

0059

また、本実施の形態において、RIP性能評価部105は、予測RIP平均時間を用いて予測最大速度を計算したが、例えば、複数ページに相当する中間データのRIP処理にかかると予測される時間をもとに予測最大速度を計算しても良い。この場合、印刷速度選択部108は、複数ページ分の連続紙の長さを、複数ページに相当する中間データのRIP処理の予測時間で割って、予測最大速度を計算する。

0060

[実施の形態2]
次に、実施の形態2に係る画像形成装置10について説明する。実施の形態1において、画像形成装置10は、中間データをもとにRIP処理にかかると予測される時間を算出して予測RIP平均時間を計算し、計算したRIP平均時間から予測最大速度を求めて印刷速度の設定を行った。これに対し、実施の形態2に係る画像形成装置10は、中間データをもとにRIP処理にかかると予測される時間を算出するのではなく、実際に印刷データの解析処理及びRIP処理に要した時間を算出して、印刷速度の設定を行う。

0061

図6は、実施の形態2に係る画像形成装置10が備えるコントローラ100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係るパネル表示操作部101、受信処理部102、印刷速度リスト格納部107、機構制御部109はそれぞれ、実施の形態1と同様に機能する。また、実施の形態2に係る画像形成装置10は、中間データを用いてRIP処理の予測時間を算出しないため、性能評価情報格納部106を備えていない。

0062

印刷データコマンド解析部103は、印刷データ用のメモリに保存された印刷データの解析を行い中間データの生成を行うが、この解析処理にあたり、ページごとに解析処理の開始時刻及び終了時刻を中間データ用のメモリに保存する。

0063

RIP処理部104は、中間データ用のメモリに保存された中間データについてRIP処理を行い、中間データをラスタデータに変換するが、このRIP処理にあたり、ページごとにRIP処理の開始時刻及び終了時刻をラスタデータ用のメモリに保存する。

0064

RIP性能評価部105は、ホストコンピュータ20から受信した印刷データについて、先頭ページから予め定められたページ数分の解析処理及びRIP処理が終了すると、各ページについて解析処理及びRIP処理に実際に要した時間を計算する。そして、RIP性能評価部105は、計算した時間を予め定められたページ数で割り、平均時間を求める。ここで計算される平均時間は、印刷データの1ページ当たりの解析処理及びRIP処理に実際に要した時間であり、実RIP平均時間と称することとする。付言すると、実RIP平均時間は、実際の処理時間をもとに算出される時間であり、印刷データから1ページに相当するラスタデータを準備するのにかかると予測される時間といえる。また、本実施の形態では、予め定められた量のラスタデータの一例として、1ページに相当するラスタデータが用いられる。

0065

印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうちいずれかの印刷速度を選択する。ここで、印刷速度選択部108は、単位ページ長さを、1ページ当たりの解析処理及びRIP処理に実際に要した時間の平均値である実RIP平均時間で割って、実最大速度を計算する。

0066

この実最大速度は、1ページ分の連続用紙を、印刷機構部200が実RIP平均時間をかけて印刷すると仮定した場合の印刷速度であり、1ページ当たりの解析処理及びRIP処理を印刷速度に換算した値といえる。付言すると、実最大速度は、解析処理及びRIP処理により印刷データからラスタデータを準備するのが遅れることなく、印刷することができると予測される最大の速度である。

0067

即ち、実最大速度以下の速度で印刷が実行された場合には、RIP処理によりラスタデータが準備された状態で、印刷が行われると予測される。一方、実最大速度よりも速い速度で印刷が実行された場合には、RIP処理が追いつかずラスタデータを準備できなくなり、連続印刷が行われずに停止すると予測される。そのため、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、実最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する。そして、印刷速度選択部108は、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109に出力する。

0068

次に、画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順について説明する。図7は、実施の形態2に係る画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。初期状態として、ホストコンピュータ20が印刷データを画像形成装置10に対して送信したものとする。印刷データが送信されることにより、受信処理部102が印刷データを受信する。

0069

まず、印刷データコマンド解析部103は、受信処理部102にて印刷データ用のメモリに保存された印刷データがあるか否かを判定する(ステップ201)。印刷データがあると判定された場合(ステップ201でYes)、印刷データコマンド解析部103は、メモリに保存された印刷データのうち、まだ参照していない1ページ分の印刷データを選択して参照する(ステップ202)。ここで、印刷データコマンド解析部103は、印刷データの先頭ページから順番に1ページずつ選択するものとする。

0070

そして、印刷データコマンド解析部103は、参照した1ページ分の印刷データの解析処理を実行する(ステップ203)。ここで、印刷データコマンド解析部103は、参照した1ページ分の解析処理を開始する前に、開始時刻をメモリに記録する。また、参照した1ページ分の解析処理が終了すると、印刷データコマンド解析部103は、終了時刻をメモリに記録する。さらに、印刷データコマンド解析部103は、解析処理により生成した中間データを中間データ用のメモリに保存する。

0071

ステップ203の後、またはステップ201において印刷データがないと判定された場合(ステップ201でNo)、RIP処理部104は、印刷データコマンド解析部103にて中間データ用のメモリに保存された中間データがあるか否かを判定する(ステップ204)。中間データがあると判定された場合(ステップ204でYes)、RIP処理部104は、メモリに保存された中間データのうち、まだ参照していない1ページ分の中間データを選択して参照する(ステップ205)。ここで、RIP処理部104は、中間データの先頭ページから順番に1ページずつ選択するものとする。

0072

そして、RIP処理部104は、参照した1ページ分の中間データのRIP処理を実行する(ステップ206)。ここで、RIP処理部104は、参照した1ページ分のRIP処理を開始する前に、開始時刻をメモリに記録する。また、参照した1ページ分のRIP処理が終了すると、RIP処理部104は、終了時刻をメモリに記録する。さらに、RIP処理部104は、RIP処理による変換後のラスタデータをラスタデータ用のメモリに保存し、順番に機構制御部109に出力する。

0073

ステップ206の後、またはステップ204において中間データがないと判定された場合(ステップ204でNo)、次に、RIP性能評価部105は、印刷データについて予め定められたページ数分の解析処理及びRIP処理が完了したか否かを判定する(ステップ207)。予め定められたページ数分の処理が完了していないと判定された場合(ステップ207でNo)、ステップ201に移行し、続けて印刷データに対する処理が行われる。

0074

一方、予め定められたページ数分の処理が完了したと判定された場合(ステップ207でYes)、RIP性能評価部105は、印刷データコマンド解析部103及びRIP処理がメモリに記録した情報をもとに、先頭ページから予め定められたページ数分の各ページの処理時間を計算する(ステップ208)。具体的には、RIP性能評価部105は、印刷データコマンド解析部103がページごとに記録した開始時刻及び終了時刻から、ページごとの解析処理時間を計算する。また、RIP性能評価部105は、RIP処理がページごとに記録した開始時刻及び終了時刻から、ページごとのRIP処理時間を計算する。

0075

そして、RIP処理部104は、各ページの解析処理時間及びRIP処理時間を全て合計し、合計時間を予め定められたページ数で割って、実RIP平均時間を求める(ステップ209)。次に、印刷速度選択部108は、単位ページ長さを実RIP平均時間で割って、実最大速度を計算する(ステップ210)。そして、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、計算した実最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する(ステップ211)。次のステップ212及びステップ213の処理は、それぞれ図5のステップ109及びステップ110の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。そして、本処理フローは終了する。

0076

また、図7に示す手順では、各ページについて順番に、印刷データコマンド解析部103の処理、RIP処理部104の処理、RIP性能評価部105の処理が行われることとしたが、図5に示す手順と同様に、それぞれの処理が独立して行われても良いものとする。この場合、ステップ201〜ステップ203の処理、ステップ204〜ステップ206の処理、ステップ207の処理が並行して行われる。その結果、予め定められたページ数分の処理が完了したと判定されると(ステップ207でYes)、ステップ208以降の処理が行われる。

0077

このように、実施の形態2に係る画像形成装置10は、ページごとに、実際に印刷データの解析処理及びRIP処理に要した時間を算出する。また、画像形成装置10は、解析処理及びRIP処理の時間を平均して実RIP平均時間を算出し、さらに実最大速度を計算する。そして、画像形成装置10は、印刷機構部200にて採用可能な印刷速度の中から、実最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する。このように印刷速度を選択することにより、印刷の停止が抑制される。

0078

また、本実施の形態において、RIP性能評価部105は、実RIP平均時間を用いて実最大速度を計算したが、例えば、複数ページに相当する印刷データの解析処理及びRIP処理に実際に要した時間をもとに実最大速度を計算しても良い。この場合、印刷速度選択部108は、複数ページ分の連続紙の長さを、複数ページに相当する印刷データの解析処理及びRIP処理に実際に要した時間で割って、実最大速度を計算する。

0079

[実施の形態3]
次に、実施の形態3に係る画像形成装置10について説明する。実施の形態3では、ハードウェア構成及び機能部の構成は実施の形態1または実施の形態2と同様であるが、印刷速度を切り替えるタイミングが異なる。実施の形態1及び実施の形態2において、画像形成装置10は、印刷を開始する際の印刷速度を設定した。これに対し、実施の形態3に係る画像形成装置10は、印刷が停止した後に印刷を再開する際の印刷速度を設定する。

0080

具体的には、印刷を開始するにあたり、印刷速度選択部108は、印刷速度として、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、最大性能である最も速い速度を選択する。そして、印刷が実行されている間、RIP性能評価部105は、印刷データコマンド解析部103やRIP処理部104による処理に合わせて、予測RIP平均時間または実RIP平均時間を更新する。また、RIP処理が印刷に追いつかないエラーや、解析処理またはRIP処理でのエラーなど、何らかの異常が発生して印刷が停止すると、印刷速度選択部108は、その時点で算出されている予測RIP平均時間をもとに予測最大速度を計算し、印刷再開時の印刷速度を選択する。さらに、実RIP平均時間を算出する構成では、異常が発生して印刷が停止すると、印刷速度選択部108は、その時点で算出されている実RIP平均時間をもとに実最大速度を計算し、印刷再開時の印刷速度を選択する。

0081

なお、本実施の形態では、印刷の開始時に、採用可能な印刷速度のうち最も速い速度を選択することとして説明するが、このような構成に限られるものではなく、採用可能な印刷速度であればどのような速度を選択しても良い。

0082

次に、画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順について説明する。図8は、実施の形態3に係る画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示す例では、実施の形態1と同様に、画像形成装置10が予測RIP平均時間を算出するものとして説明する。また、初期状態として、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち最も速い速度の設定が行われ、印刷が開始されるものとする。

0083

ここで、印刷の開始にあたり、受信処理部102による受信処理、印刷データコマンド解析部103による解析処理、RIP処理部104によるRIP処理が行われ、生成されたラスタデータが印刷機構部200に出力される。また、印刷が開始された後も、受信処理部102による受信処理、印刷データコマンド解析部103による解析処理、RIP処理部104によるRIP処理が行われ、生成されたラスタデータが印刷機構部200に順次出力され、印刷が行われる。

0084

また、印刷データコマンド解析部103が中間データを生成し、生成した中間データを中間データ用のメモリに保存すると、RIP性能評価部105は、メモリに保存された中間データのうち、まだ参照していない1ページ分の中間データを選択して参照する(ステップ301)。次のステップ302〜ステップ305の処理は、図5のステップ102〜ステップ105の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0085

次に、RIP性能評価部105は、連続して印刷可能であるか、即ち、何らかの異常が発生して印刷が停止していないか否かを判定する(ステップ306)。連続して印刷可能と判定された場合(ステップ306でYes)、ステップ301に移行し、続けて予測RIP平均時間を更新する処理が行われる。一方、連続して印刷可能ではないと判定された場合(ステップ306でNo)、印刷速度選択部108は、単位ページ長さを、その時点で算出されている予測RIP平均時間で割って、予測最大速度を計算する(ステップ307)。

0086

次に、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、計算した予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する(ステップ308)。そして、印刷速度選択部108は、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109に出力する。次に、機構制御部109は、印刷速度選択部108にて選択された印刷速度に設定する制御命令を印刷機構部200に出力し、さらに、この時点でメモリに保存されているラスタデータを順番に印刷機構部200に出力する(ステップ309)。そして、印刷機構部200は、制御命令にて指定された印刷速度で印刷を再開する(ステップ310)。そして、本処理フローは終了する。

0087

また、印刷が再開された後には、印刷ジョブが終了するまで、図8に示す処理が繰り返し行われる。即ち、印刷が再開し、再度停止した場合には、その時点で算出されている予測RIP平均時間により予測最大速度が計算され、改めて印刷速度の選択が行われる。

0088

さらに、図8に示す手順では予測RIP平均時間を算出する場合について説明したが、画像形成装置10は、実施の形態2と同様に、実RIP平均時間を算出するものとしても良い。この場合、ステップ304において、RIP性能評価部105は実RIP平均時間を計算する。そして、印刷が停止すると、印刷速度選択部108は、その時点で算出されている実RIP平均時間をもとに実最大速度を計算し、印刷速度の選択を行う。

0089

このように、実施の形態3に係る画像形成装置10は、印刷の開始時には、採用可能な印刷速度のうち、例えば最も速い速度を選択する。そして、画像形成装置10は、印刷を実行中、予測RIP平均時間や実RIP平均時間を更新し、何らかの異常が発生して印刷が停止すると、その時点の予測RIP平均時間や実RIP平均時間に基づいて印刷速度の選択を行う。そのため、印刷の停止後に再開する場合にも、再開後に印刷が停止してしまうことが抑制される。

0090

[実施の形態4]
次に、実施の形態4に係る画像形成装置10について説明する。実施の形態4では、ハードウェア構成及び機能部の構成は実施の形態1〜3のいずれかと同様であるが、印刷速度を切り替えるタイミング及び印刷速度の選択手順が異なる。実施の形態4に係る画像形成装置10は、何らかの異常が発生して印刷が停止した後に印刷を再開する際、解析処理やRIP処理がすでに済んでいるデータ量を考慮して、印刷速度の選択を行う。

0091

ここで、異常が発生した場合に印刷が停止しても、コントローラ100での解析処理やRIP処理は継続して行われる場合がある。そのような場合、印刷を再開する時点ですでに解析処理済みの中間データやRIP処理済みのラスタデータが蓄積されている。そのため、そのようなデータの蓄積を考慮することで、蓄積がない場合と比べて、より速い速度で印刷することが許容されることとなる。そこで、本実施の形態では、画像形成装置10は、解析処理済みのページ数及びRIP処理済みのページ数の情報をもとに、蓄積されているデータ量を把握する。そして、画像形成装置10は、蓄積されているデータ量を考慮して、予測RIP平均時間や実RIP平均時間を補正し、印刷速度の選択を行う。

0092

次に、画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順について説明する。図9は、実施の形態4に係る画像形成装置10が印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す例では、実施の形態2と同様に、画像形成装置10が実RIP平均時間を算出するものとして説明する。また、初期状態として、何らかの異常が発生したために印刷が停止した状態にあるものとする。

0093

まず、異常発生により印刷が停止すると、印刷データコマンド解析部103は、印刷の停止から再開までに生成された中間データのページ数の情報をRIP性能評価部105に出力する(ステップ401)。この中間データのページ数には、RIP処理部104により中間データからラスタデータに変換されたページ数も含まれる。また、RIP処理部104は、印刷の停止から再開までに生成されたラスタデータのページ数の情報をRIP性能評価部105に出力する(ステップ402)。

0094

ここで、印刷データコマンド解析部103は、印刷が行われている間、図7のステップ202及びステップ203の処理を実行し、各ページの解析処理の開始時刻及び終了時刻をメモリに記録している。また、RIP処理部104は、印刷が行われている間、図7のステップ205及びステップ206の処理を実行し、各ページのRIP処理の開始時刻及び終了時刻をメモリに記録している。そのため、1ページ当たりの解析処理の平均時間、1ページ当たりのRIP処理の平均時間の計算が可能である。

0095

そこで、RIP性能評価部105は、印刷の停止から再開までに生成された中間データのページ数の情報を受け取ると、受け取ったページ数に、1ページ当たりの解析処理の平均時間を掛けて、解析処理に要したと考えられる時間を算出する(ステップ403)。また、RIP性能評価部105は、印刷の停止から再開までに生成されたラスタデータのページ数に、1ページ当たりのRIP処理の平均時間を掛けて、RIP処理に要したと考えられる時間を算出する(ステップ404)。

0096

そして、RIP性能評価部105は、ステップ403で算出した時間とステップ404で算出した時間とを合計する(ステップ405)。ここでの合計時間(以下、余力値と称する)は、印刷が停止した後に実行された解析処理及びRIP処理の時間であって、蓄積されているデータ量を表す指標である。そして、蓄積がない場合と比べて、この合計時間の分だけ印刷速度を速くすることが許容されるといえる。

0097

次に、RIP性能評価部105は、ステップ405で求めた余力値を、印刷ジョブで印刷することを指示された全ページ数のうち、まだ印刷されていないページ数で割ることにより、1ページ当たりの余力値を算出する(ステップ406)。次に、RIP性能評価部105は、算出した1ページ当たりの余力値を、実RIP平均時間から差し引いて、実RIP平均時間を補正する(ステップ407)。次に、印刷速度選択部108は、単位ページ長さを、補正後の実RIP平均時間で割って、実最大速度を計算する(ステップ408)。

0098

次に、印刷速度選択部108は、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、計算した実最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する(ステップ409)。そして、印刷速度選択部108は、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109に出力する。次に、機構制御部109は、印刷速度選択部108にて選択された印刷速度に設定する制御命令を印刷機構部200に出力し、さらに、この時点でメモリに保存されているラスタデータを印刷機構部200に出力する(ステップ410)。そして、印刷機構部200は、制御命令にて指定された印刷速度で印刷を再開する(ステップ411)。そして、本処理フローは終了する。

0099

例えば、1ページ当たりの解析処理の平均時間を「1/460分」、1ページ当たりのRIP処理の平均時間を「1/460分」とすると、実施の形態2のように実RIP平均時間を補正しない場合、実RIP平均時間は、両者を足して「1/230分」と求められる。そして、単位ページ長さが0.4mであるとすると、実最大速度は、0.4m/(1/230分)という計算により「92m/分」と算出される。

0100

一方、本実施の形態のように実RIP平均時間を補正する場合について説明する。ここで、印刷の停止から再開までに生成された中間データのページ数を「100ページ」とすると、解析処理に要したと考えられる時間は「100/460分」である。また、印刷の停止から再開までに生成されたラスタデータのページ数を「25ページ」とすると、RIP処理に要したと考えられる時間は「25/460分」である。そのため、余力値は、両者を足して「125/460分」と求められる。

0101

また、印刷ジョブで印刷することを指示された全ページ数が「500ページ」、印刷済みのページ数が「250ページ」であるとすると、まだ印刷されていないページ数は「250ページ」となる。そのため、1ページ当たりの余力値は、(125/460分)/250ページという計算により「1/920分」と求められる。そのため、補正後の実RIP平均時間は、(1/230−1/920)分という計算により「3/920分」と算出される。そして、実最大速度は、0.4m/(3/920分)という計算により「122m/分」と算出され、補正前よりも実最大速度が大きくなる。その結果、印刷速度選択部108にて選択可能な印刷速度の上限が高くなるといえる。

0102

また、図9に示す手順では実RIP平均時間を算出する場合について説明したが、画像形成装置10は、実施の形態1と同様に、予測RIP平均時間を算出するものとしても良い。ここで、実施の形態1では、RIP処理にかかると予測される時間はページごとに算出されるが、解析処理に関する時間は算出されない。そのため、RIP性能評価部105は、印刷の停止から再開までに生成されたラスタデータのページ数に、予測RIP平均時間を掛けて算出される値を、余力値とする。また、実施の形態1の構成でも、各ページの解析処理の開始時刻及び終了時刻をメモリに記録しておき、ステップ403のように解析処理に要したと考えられる時間を算出して余力値に足し合わせることとしても良い。

0103

このように、実施の形態4に係る画像形成装置10は、印刷が停止してから再開するまでの処理済みのデータの蓄積を余力値として算出し、予測RIP平均時間や実RIP平均時間から余力値を引いて補正を行う。補正により予測RIP平均時間や実RIP平均時間が短くなるため、予測最大速度や実最大速度が大きくなる。その結果、補正前よりも印刷速度選択部108にて選択可能な印刷速度の上限が高くなる。

0104

また、本実施の形態において、画像形成装置10は、印刷を再開する際の余力値を考慮して印刷速度を選択することとしたが、解析処理及びRIP処理が進んで余力値が大きくなるのを待って、印刷を再開することとしても良い。例えば、画像形成装置10は、採用可能な印刷速度のうち最速の印刷速度を設定できるような余力値になるまで、印刷停止状態を継続し、余力値が条件に達した段階で印刷を再開しても良い。

0105

この場合、RIP性能評価部105は、まず、単位ページ長さを、印刷機構部200で採用可能な最速の印刷速度で割ることにより、補正後の実RIP平均時間(または予測RIP平均時間)を求める。そして、RIP性能評価部105は、補正前の実RIP平均時間(または予測RIP平均時間)から補正後のRIP平均時間を引くことにより、余力値を求める。そして、解析処理及びRIP処理が進み、解析処理に要したと考えられる時間とRIP処理に要したと考えられる時間とを合計した時間が余力値に達すると、印刷機構部200が印刷を開始する。

0106

[実施の形態5]
次に、実施の形態5に係る画像形成装置10について説明する。実施の形態1〜4は、1台の画像形成装置10を用いて連続紙の片面に画像を形成したが、実施の形態5では、2台の画像形成装置10が連結され、連続紙の両面に画像を形成するように構成される。ここで、一方の画像形成装置10は表面の印刷を行い、他方の画像形成装置10は裏面の印刷を行うため、両者の印刷速度が異なれば両面印刷が正常に行われない。そのため、本実施の形態では、2台の画像形成装置10が情報を交換し、印刷速度を合わせた上で印刷を実行する。

0107

以下では、2台の画像形成装置10を、画像形成装置10A、画像形成装置10Bとする。また、画像形成装置10Aは、コントローラ100A及び印刷機構部200Aを備え、画像形成装置10Bは、コントローラ100B及び印刷機構部200Bを備える。そして、印刷機構部200Aは連続紙の表面に画像を形成し、印刷機構部200Bは連続紙の裏面に画像を形成するものとして説明する。また、本実施の形態では、第1の印刷機構部の一例として、印刷機構部200Aが用いられ、第2の印刷機構部の一例として、印刷機構部200Bが用いられる。

0108

図10は、実施の形態5に係る一方のコントローラ100A及び他方のコントローラ100Bの機能構成例を示したブロック図である。コントローラ100Aは、図3に示す実施の形態1のコントローラ100の機能部に加えて、データ振り分け制御部110Aを備えている。同様に、コントローラ100Bは、図3に示すコントローラ100の機能部に加えて、データ振り分け制御部110Bを備えている。

0109

コントローラ100Aのデータ振り分け制御部110Aは、ホストコンピュータ20から送信された印刷データを受信すると、受信した印刷データが表面のデータであるか否かを判定する。表面のデータであれば、データ振り分け制御部110Aは、受信した印刷データを自装置の受信処理部102Aに出力する。一方、裏面のデータであれば、データ振り分け制御部110Aは、受信した印刷データをコントローラ100Bのデータ振り分け制御部110Bに出力する。データ振り分け制御部110Bは、データ振り分け制御部110Aから受け取った印刷データを、自装置の受信処理部102Bに出力する。

0110

また、コントローラ100Aの印刷速度選択部108A及びコントローラ100Bの印刷速度選択部108Bは、予測最大速度を計算すると、計算した予測最大速度の情報を交換する。そして、印刷速度選択部108A及び印刷速度選択部108Bは、2つの予測最大速度のうち遅い方の予測最大速度を選択し、選択した予測最大速度を越えない範囲で最も速い速度を印刷速度リストから選択する。そして、選択した印刷速度にて印刷が行われる。

0111

次に、本実施の形態に係る画像形成システム1にて印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順について説明する。図11は、実施の形態5に係る画像形成装置10Aが印刷速度を選択して印刷を実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図11に示す例では、実施の形態1と同様に、画像形成装置10Aが予測RIP平均時間を算出するものとして説明する。また、初期状態として、ホストコンピュータ20が印刷データを画像形成システム1に対して送信したものとする。

0112

ここで、ホストコンピュータ20から印刷データが送信されると、まず、画像形成装置10Aのデータ振り分け制御部110Aが印刷データを受信する。そして、印刷データ振り分け制御部110Aは、受信した印刷データが表面のデータであるか否かを判定する。表面のデータであれば、データ振り分け制御部110Aは、受信した印刷データを受信処理部102Aに出力する。一方、裏面のデータであれば、データ振り分け制御部110Aは、受信した印刷データを画像形成装置10Bのデータ振り分け制御部110Bに出力する。また、データ振り分け制御部110Bは、データ振り分け制御部110Aから受け取った印刷データを、受信処理部102Bに出力する。このようにして、受信処理部102A及び受信処理部102Bが印刷データを受信し、続けて、解析処理、RIP処理が行われる。

0113

そして、印刷データコマンド解析部103Aが中間データを生成し、生成した中間データを中間データ用のメモリに保存すると、RIP性能評価部105Aによりステップ501〜ステップ507の処理が行われる。このステップ501〜ステップ507の処理は、図5のステップ101〜ステップ107の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0114

次に、印刷速度選択部108Aは、ステップ507で予測最大速度を計算すると、計算した予測最大速度を、連結された他方の画像形成装置10Bが計算した予測最大速度と交換する(ステップ508)。即ち、印刷速度選択部108Aは、計算した予測最大速度を画像形成装置10Bの印刷速度選択部108Bに送信し、印刷速度選択部108Bにて計算された予測最大速度を受信する。次に、印刷速度選択部108Aは、自身で計算した予測最大速度と、印刷速度選択部108Bにて計算された予測最大速度とを比較して、遅い方の予測最大速度を選択する。

0115

そして、印刷速度選択部108Aは、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち、遅い方の予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択する(ステップ509)。次に、印刷速度選択部108Aは、選択した印刷速度に設定する制御命令を機構制御部109Aに出力する。次のステップ510及びステップ511の処理は、図5のステップ109及びステップ110の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。そして、本処理フローは終了する。

0116

また、図11に示す手順として、画像形成装置10Aの処理手順について説明したが、画像形成装置10Bも同様の手順により処理を行う。即ち、画像形成装置10Bは、画像形成装置10Aのデータ振り分け制御部110Aから印刷データを受け取ると、印刷データコマンド解析部103Bが中間データを生成し、生成した中間データを中間データ用のメモリに保存する。これにより、RIP性能評価部105Bがステップ501の処理を開始し、それ以降のステップの処理が実行される。

0117

また、一般に、2台の画像形成装置10を連結させて両面を印刷する場合、2台の画像形成装置10には同じモデルの装置が用いられる。この場合、印刷速度リストも同じであるため、ステップ509では2台の画像形成装置10で共通の印刷速度が選択される。ただし、ステップ509において、2台の画像形成装置10で共通の印刷速度が選択されたことを確認するために、印刷速度選択部108A及び印刷速度選択部108Bは、印刷速度を選択した後、選択した印刷速度の情報を交換することとしても良い。

0118

このように、実施の形態5に係る画像形成システム1では、2台の画像形成装置10が連結されており、両者の印刷速度を合わせるために、情報を交換して印刷速度を合わせた上で印刷を実行する。そのため、2台の画像形成装置10を用いて連続紙の両面を印刷する構成においても、印刷の停止が抑制される。

0119

また、本実施の形態では、2台の画像形成装置10で予測最大速度の情報を交換して印刷速度を合わせることとしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、2台の画像形成装置10で予測RIP平均時間の情報を交換して、印刷速度を合わせることとしても良い。この場合、画像形成装置10A及び画像形成装置10Bは、それぞれで算出した予測RIP平均時間のうち、長い方の予測RIP平均時間を選択し、両者で共通する予測最大速度を計算すれば良い。
さらに、画像形成装置10Aは、自身で計算した予測最大速度をもとに、印刷速度リストに登録された印刷速度のうち予測最大速度を超えない範囲で最も速い速度を選択し、選択した印刷速度の情報を画像形成装置10Bと交換することとしても良い。この場合、画像形成装置10A及び画像形成装置10Bは、それぞれで選択された2つの印刷速度のうち、遅い方の印刷速度で印刷を実行すれば良い。

0120

さらに、本実施の形態では、画像形成装置10Aのデータ振り分け制御部110Aは、表面のデータか裏面のデータかにより出力先振り分けていたが、このような構成に限られるものではない。例えば、データ振り分け制御部110Aは、画像形成装置10のコントローラ100の負荷状態に応じて出力先を振り分けることとしても良い。この場合、例えば、画像形成装置10Aのコントローラ100Aの負荷が高い状態であれば、データ振り分け制御部110Aは、表面のデータであっても、画像形成装置10Bのデータ振り分け制御部110Bに出力する。そして、画像形成装置10Bのコントローラ100Bは、表面のデータについて、解析処理、RIP処理を行う。

0121

ただし、コントローラ100の負荷状態に応じて出力先を振り分けても、画像形成装置10Aの印刷機構部200Aが表面の印刷を行い、画像形成装置10Bの印刷機構部200Bが裏面の印刷を行うことは変わらない。そのため、表面のラスタデータは印刷機構部200Aに出力され、裏面のラスタデータは印刷機構部200Bに出力される。また、予測RIP平均時間や実RIP平均時間等を求める際には、画像形成装置10A及び画像形成装置10Bで情報のやり取りが行われて集計される。そして、表面のデータに関する予測RIP平均時間や実RIP平均時間が計算されるとともに、裏面のデータに関する予測RIP平均時間や実RIP平均時間が計算される。例えば、表面のデータに関する予測RIP平均時間を用いて、表面のデータに関する予測最大速度が計算されて、計算された予測最大速度をもとに、表面の印刷を行う印刷機構部200Aの印刷速度が選択される。

0122

なお、本実施の形態に係る画像形成装置10A及び画像形成装置10Bは、図3に示す実施の形態1の構成に加えてデータ振り分け制御部110Aまたはデータ振り分け制御部110Bを備えた構成としたが、このような構成に限られるものではない。本実施の形態に係る画像形成装置10A及び画像形成装置10Bを、実施の形態2〜4のいずれかの構成にデータ振り分け制御部110Aまたはデータ振り分け制御部110Bを備えた構成としても良い。

0123

また、実施の形態1〜5において、画像形成装置10は、選択された印刷速度や、各ページのRIP処理にかかると予測される時間、予測RIP平均時間、実RIP平均時間などの情報を、パネル表示操作部101などの画面に表示したり、外部に設けられた他装置に送信したりしても良い。

0124

なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。

0125

1…画像形成システム、10…画像形成装置、20…ホストコンピュータ、30…ネットワーク、100…コントローラ、101…パネル表示操作部、102…受信処理部、103…印刷データコマンド解析部、104…RIP処理部、105…RIP性能評価部、106…性能評価情報格納部、107…印刷速度リスト格納部、108…印刷速度選択部、109…機構制御部、110A,110B…データ振り分け制御部、200…印刷機構部

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