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技術 インターホン装置の固定設置ユニット、インターホン装置、及びインターホンシステム

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 池田光治橋本尚典木村克彦辻本郁夫前嶋真行
出願日 2015年3月23日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2015-060109
公開日 2016年10月13日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2016-181765
状態 特許登録済
技術分野 インターホン 電話機の構造
主要キーワード 室内装置 本体モジュール 露出パネル 室外装置 近距離無線通信ユニット 非住宅 住戸単位 引込み線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月13日)のものです。
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図面 (6)

課題

解決手段

本体ユニット11と着脱自在なパネルユニット12は、表示部122、マイク124及びスピーカ123を備える。本体ユニット11は、他のインターホン装置から送信された第1映像信号と第1音声信号を受信する通信I/F111と、通信I/F111において受信した第1映像信号を表示部122に出力するために変換した第2映像信号を出力するとともに、通信I/F111において受信した第1音声信号をスピーカ123に出力するために変換した第2音声信号を出力するとともに、マイク124から出力された第3音声信号が入力される接続I/F116と、を備える。

概要

背景

近年、インターホン装置の機能が拡充してきており、ディスプレイを搭載した機種が普及してきている。当該ディスプレイには、ロビードアに設置されるインターホン装置のカメラ撮影された来訪者の画像を表示できる。液晶ディスプレイ有機ELディスプレイの技術進歩は早く、毎年のように大画面化、高輝度化高解像度化が進んでいる。また同じ性能のディスプレイを比較した場合、年々価格が低下している。一方、インターホン装置の基本機能である通話機能は、ディスプレイ機能と比較して技術進歩が緩やかである。

特許文献1は、壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に装着され、本体モジュールに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルを備える情報処理装置を開示する。

概要

インターホン装置のユーザインタフェースを簡単に低コスト交換可能とする。本体ユニット11と着脱自在なパネルユニット12は、表示部122、マイク124及びスピーカ123を備える。本体ユニット11は、他のインターホン装置から送信された第1映像信号と第1音声信号を受信する通信I/F111と、通信I/F111において受信した第1映像信号を表示部122に出力するために変換した第2映像信号を出力するとともに、通信I/F111において受信した第1音声信号をスピーカ123に出力するために変換した第2音声信号を出力するとともに、マイク124から出力された第3音声信号が入力される接続I/F116と、を備える。

目的

本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インターホン装置のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換可能とするインターホン装置の固定設置ユニット、インターホン装置、及びインターホンシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表示部、マイク及びスピーカを備える装着ユニット着脱自在に装着されるインターホン装置固定設置ユニットであって、他のインターホン装置から送信された第1映像信号と第1音声信号を受信する通信部と、前記通信部において受信した第1映像信号を前記表示部に出力するために変換した第2映像信号を出力するとともに、前記通信部において受信した第1音声信号を前記スピーカに出力するために変換した第2音声信号を出力するとともに、前記マイクから出力された第3音声信号が入力される接続部と、を備え、前記通信部は、前記接続部において入力された第3音声信号を前記他のインターホン装置に送信するために変換した第4音声信号を送信することを特徴とするインターホン装置の固定設置ユニット。

請求項2

前記他のインターホン装置との通信を制御する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインターホン装置の固定設置ユニット。

請求項3

前記装着ユニットは、ユーザの操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記制御部は、前記操作部から入力される信号を解釈することを特徴とする請求項2に記載のインターホン装置の固定設置ユニット。

請求項4

前記制御部は、前記装着ユニットが非装着の状態で、前記他のインターホン装置から受信する信号が正常であるか否か確認することを特徴とする請求項2または3に記載のインターホン装置の固定設置ユニット。

請求項5

前記制御部は、外部ネットワークを介して外部サーバから更新プログラムを受信して、プログラムバージョンアップすることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のインターホン装置の固定設置ユニット。

請求項6

請求項1から5のいずれかに記載の固定設置ユニットと、前記固定設置ユニットに着脱自在に装着される前記装着ユニットと、を備えることを特徴とするインターホン装置。

請求項7

室内に設置される請求項6に記載のインターホン装置と、室外に設置される前記他のインターホン装置と、を備えることを特徴とするインターホンシステム

技術分野

0001

本発明は、マンション住戸内などに設置されるインターホン装置固定設置ユニット、インターホン装置、及びインターホンシステムに関する。

背景技術

0002

近年、インターホン装置の機能が拡充してきており、ディスプレイを搭載した機種が普及してきている。当該ディスプレイには、ロビードアに設置されるインターホン装置のカメラ撮影された来訪者の画像を表示できる。液晶ディスプレイ有機ELディスプレイの技術進歩は早く、毎年のように大画面化、高輝度化高解像度化が進んでいる。また同じ性能のディスプレイを比較した場合、年々価格が低下している。一方、インターホン装置の基本機能である通話機能は、ディスプレイ機能と比較して技術進歩が緩やかである。

0003

特許文献1は、壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に装着され、本体モジュールに設けられた電源回路から電力供給を受ける露出パネルを備える情報処理装置を開示する。

先行技術

0004

特開2009−218945号公報

発明が解決しようとする課題

0005

インターホン装置に用いられるディスプレイも年々進歩しており、数年経つと陳腐化する。しかしながら、数年おきにインターホン装置全体を交換するのは不経済である。また他のAV機器と異なり、インターホン装置は施工業者による、配線付け替え施工設定が必要になる。

0006

本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、インターホン装置のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換可能とするインターホン装置の固定設置ユニット、インターホン装置、及びインターホンシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明のある態様のインターホン装置の固定設置ユニットは、表示部、マイク及びスピーカを備える装着ユニットが着脱自在に装着されるインターホン装置の固定設置ユニットであって、他のインターホン装置から送信された第1映像信号と第1音声信号を受信する通信部と、前記通信部において受信した第1映像信号を前記表示部に出力するために変換した第2映像信号を出力するとともに、前記通信部において受信した第1音声信号を前記スピーカに出力するために変換した第2音声信号を出力するとともに、前記マイクから出力された第3音声信号が入力される接続部と、を備え、前記通信部は、前記接続部において入力された第3音声信号を前記他のインターホン装置に送信するために変換した第4音声信号を送信する。

0008

なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。

発明の効果

0009

本発明によれば、インターホン装置のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換できる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態に係るインターホンシステムの構成を示す図である。
図2(a)−(b)は、埋込型インターホン室内装置における本体ユニットパネルユニットの構造の一例を示す模式図である。
図3(a)−(b)は、露出型のインターホン室内装置における本体ユニットとパネルユニットの構造の一例を示す模式図である。
本発明の実施の形態に係るインターホン室内装置の本体ユニット及びパネルユニットの構成を示すブロック図である。
変形例に係るインターホン室内装置の本体ユニット及びパネルユニットの構成を示すブロック図である。

実施例

0011

図1は、本発明の実施の形態に係るインターホンシステム1の構成を示す図である。本実施の形態ではインターホンシステム1をマンションに設置する例を想定する。インターホンシステム1はロビーインターホン装置40、制御装置30、インターホン室内装置10及びドアインターホン装置20を備える。

0012

ロビーインターホン装置40はロビーに設置されたインターホン室外装置であり、来訪者は部屋番号を入力して、訪問先の住戸内に設置されたインターホン室内装置10を発呼する。制御装置30は機械室管理人室などの共用スペースに設置される。制御装置30はロビーインターホン装置40とインターホン室内装置10との間の信号を中継する。ドアインターホン装置20は住戸玄関に設置される。インターホン室内装置10とドアインターホン装置20は親機子機の関係にある。

0013

なお図1では単純化するため1つの住戸しか描いていないが、実際には多数の住戸が存在し、制御装置30は複数のインターホン室内装置10とロビーインターホン装置40との間を中継する。また制御装置30は、インターホン室内装置10に接続された各種のセンサ(、あるいは共用部に設置された各種のセンサ)などにより、他の住戸のインターホン室内装置10あるいは室外装置にアラート信号を送信する。

0014

本実施の形態ではインターホン室内装置10を、本体ユニット11とパネルユニット12に分離する。本体ユニット11は、建造物設定場所(例えば、壁)に固定されるべき固定設置ユニットである。パネルユニット12は本体ユニット11に着脱自在に装着される装着ユニットである。

0015

図2(a)−(b)は、埋込型のインターホン室内装置10における本体ユニット11aとパネルユニット12の構造の一例を示す模式図である。図2(a)−(b)に示す埋込型のインターホン室内装置10では、本体ユニット11aの筐体部11bが壁に埋め込まれる。本体ユニット11aの前面は開口しており、中の収納部11cには回路基板、パネルユニット12と接続するための配線等が収納されている。

0016

本体ユニット11aの前面の外周部には、パネルユニット12a、bを装着するための取付機構が設けられる。当該取付構造と対をなす取付機構がパネルユニット12a、bの裏面に設けられる。例えば本体ユニット11aの前面の外周部にオス型の嵌合部材を設け、パネルユニット12a、bの裏面にメス型の嵌合部材を設けてもよい。

0017

パネルユニット12a、bの裏面に設けられる取付機構は、パネルユニット12の種類や大きさ関わらず共通である。従って図2(b)に示すように本体ユニット11aの開口部の大きさより、大きなパネルユニット12bも装着可能である。

0018

図3(a)−(b)は、露出型のインターホン室内装置10における本体ユニット11dとパネルユニット12の構造の一例を示す模式図である。図3(a)−(b)に示す露出型のインターホン室内装置10は壁に掛けられていてもよいし、接着部材により壁に接着されてもよい。また取り付け金具により壁に取り付けられてもよいし、ねじで壁に固定されてもよい。図2(a)−(b)に示す埋込型のインターホン室内装置10と比較して、本体ユニット11dの筐体部11bが薄くなる。それ以外は埋込型のインターホン室内装置10と基本的に同じである。

0019

図2(a)−(b)及び図3(a)−(b)では簡略化して描いているが、本体ユニット11a、11dには、幹線2やドアインターホン装置20の配線や、その他I/Fの配線など実際には数本〜20本以上の配線が接続される。例えば埋込型の場合には、筐体部11bの天井側の側壁図2(a)−(b)では筐体部11bの引込み線が来ている面辺り)にこれらの配線の挿入孔を設けている。この場合、本体ユニット11aを埋め込むための穴に対して、配線を通すための孔の深さを深くする必要がなくなる。また露出型の場合には、筐体部11bの壁面側の底面(図3(a)−(b)では筐体部11bと幹線2の分岐との接点の辺り)にこれらの配線の挿入孔を設けている。この場合、本体ユニット11dをはめ込むためにあけた壁の穴を、配線を通すための穴に兼用することができる。

0020

図4は、本発明の実施の形態に係るインターホン室内装置10の本体ユニット11及びパネルユニット12の構成を示すブロック図である。本体ユニット11は通信I/F111、信号分離部112、制御部113、映像信号処理部114、音声信号処理部115、及び接続I/F116を備える。パネルユニット12は接続I/F121、表示部122、スピーカ123、マイク124及び操作部125を備える。

0021

通信I/F111は、本体ユニット11と通信線を介して接続されるドアインターホン装置20との通信におけるインタフェース機能と、幹線2を経由した通信のインタフェース機能を備える。通信I/F111は、それぞれの通信におけるプロトコルに従い通信信号を制御する。

0022

信号分離部112は、通信I/F111を介してロビーインターホン装置40またはドアインターホン装置20から受信した信号を分離する。例えばロビーインターホン装置40にカメラが設置されている場合、ロビーインターホン装置40から映像信号と音声信号を含む信号が送信されてくる。この場合、信号分離部112は受信信号から映像信号と音声信号を分離する。信号分離部112は分離した映像信号を映像信号処理部114に出力し、音声信号を音声信号処理部115に出力する。なお信号分離部112に通信I/F111を介して他の機器から制御信号が送信されてきた場合、信号分離部112は制御信号を制御部113に出力する。

0023

制御部113はインターホン室内装置10全体を制御する。制御部113はハードウェア資源ソフトウェア資源協働、又はハードウェア資源単体により実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてファームウェアオペレーティングシステムアプリケーション等のプログラムを利用できる。制御部113は基本処理として、ロビーインターホン装置40又はインターホン室内装置10との通信を制御する。

0024

映像信号処理部114及び音声信号処理部115もそれぞれ、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源単体により実現できる。

0025

映像信号処理部114は、信号分離部112において分離された映像信号を表示部122に出力すべき映像信号に変換する。信号分離部112から入力された映像信号が圧縮符号化されている場合、映像信号処理部114は当該映像信号を伸張復号する。また映像信号処理部114は表示部122の表示解像度に応じて、受信した映像信号の解像度アップグレード又はダウングレードする。アップグレード又はダウングレードは、画素補間処理又は画素間引き処理により実現できる。また映像信号処理部114は表示部122の表示レートに応じて、受信した映像信号のフレームレートを調整する。なお映像信号処理部114は、汎用的な表示デバイスのI/F仕様合致した映像信号が出力できるように信号変換してもよい。

0026

このように映像信号処理部114は、表示部122のドライバ入力可能な状態の映像信号に変換する。映像信号処理部114は、当該ドライバがデジタル対応の場合はデジタル信号で出力し、アナログ対応の場合はアナログ信号に変換する。なお当該ドライバがアナログ対応の場合であっても、当該ドライバの手前において、パネルユニット12側または本体ユニット11側にD/A変換器を設ければデジタル信号で出力できる。すなわち、映像信号処理部114は、パネルユニット12の表示部122に応じて映像信号を変更するものであればよい。

0027

音声信号処理部115は、信号分離部112において分離された音声信号をスピーカ123に出力すべき音声信号に変換する。信号分離部112から入力された音声信号が圧縮符号化されている場合、音声信号処理部115は当該音声信号を伸張復号する。また音声信号処理部115は、マイク124から入力される音声信号を、ロビーインターホン装置40又はドアインターホン装置20に送信すべき信号に変換する。例えば当該音声信号を圧縮符号化する。また音声信号処理部115は、音声認識処理ボイススイッチ処理などの音声に関するアプリケーションを実行することもできる。音声信号処理部115と、マイク122及びスピーカ123との間もアナログ信号であってもよいし、デジタル信号であってもよい。

0028

接続I/F116は、パネルユニット12の接続I/F121と接続するためのインタフェースである。接続I/F116と接続I/F121との間は配線13で接続される。図4では映像信号用の配線13aと、音声信号用の配線13bと、制御信号用の配線13cを別々に設ける例を描いている。なお通信チャンネルを分離できていれば配線数は何本でもよい。1本の配線に多重化して通信してもよい。

0029

表示部122は、液晶ディスプレイパネルや、有機ELディスプレイパネル等のディスプレイパネルとドライバを備える。当該ドライバは映像信号処理部114から入力される映像信号をディスプレイパネルに表示させる。スピーカ123は、音声信号処理部115から入力される音声信号を物理的な振動に変換して出力する。マイク124は音声を集音し、電気信号に変換して音声信号処理部115に出力する。

0030

操作部125は居住者の操作を受け付けるためのユーザインタフェースである。具体的には通話ボタン解錠ボタンを備える。その他に非常ボタン警報音停止ボタン、各種設定のための設定ボタン等を備えることができる。操作部125はこれらのボタンの押下状態(ON/OFF状態)を示す制御信号を制御部113に出力する。制御部113は操作部125から入力される制御信号を解釈する。例えば、操作部125の通話ボタンが押下された信号が入力されると、制御部113はロビーインターホン装置40又はドアインターホン装置20と通話チャンネル確立する。また操作部125の解錠ボタンが押下された信号が入力されると、制御部113は制御装置30に解錠信号を送信し、ロビーの扉の鍵を解錠する。

0031

このように本実施の形態では、本体ユニット11に信号処理および制御に関する機能を集約し、パネルユニット12にユーザインタフェースに関する機能を集約している。施工業者は、まず本体ユニット11を設置場所に設置し、本体ユニット11の通信I/F111を幹線2に接続する。また玄関の外側に設置されたドアインターホン装置20と本体ユニット11の通信I/F111を通信線で接続する。

0032

その後、パネルユニット12が本体ユニット11に非装着の状態で、制御部113は、ドアインターホン装置20及び/又はロビーインターホン装置40との通信状態を確認してもよい。例えばドアインターホン装置20と通信線で接続され、ドアインターホン装置20から接続確認信号が受信されることを契機に、制御部113は、ドアインターホン装置20から受信する信号が正常であるか否か確認する。また施工業者がドアインターホン装置20のマイクに話しかけ、制御部113がドアインターホン装置20から正常に音声信号を受信できているか確認してもよい。ロビーインターホン装置40との通信状態も同様に確認する。例えば、ロビーインターホン装置40から正常に音声信号および映像信号を受信できているか確認する。

0033

新築物件リニューアル物件では、この状態で入居者に引き渡す形態でもよい。入居者は、好みのパネルユニット12を選択して本体ユニット11に装着する。大画面の高画質ディスプレイが搭載されたパネルユニット12を選択することもできるし、スペックを抑えた低価格のパネルユニット12を選択することもできる。

0034

上述のように本体ユニット11側に信号処理および制御に関する機能が集約しているため、パネルユニット12が装着されていない状態でも施工確認が可能である。また本体ユニット11の施工確認が正常であったにも関わらず、表示部122に映像が表示されない場合、パネルユニット12側または本体ユニット11とパネルユニット12間の配線13に不具合があると推定できる。スピーカ123から音声が出力されない場合も同様である。これに対して、パネルユニット12が装着された状態で施工確認を行うと、不具合箇所を絞り込むことができない。

0035

上述のように本体ユニット11の方が、パネルユニット12より製品サイクルが長い。そこで本体ユニット11の機能拡充はソフトウェアアップデートで対応してもよい。例えば制御部113は、外部ネットワークを介して外部のサーバ4から更新プログラムを受信して、プログラムをバージョンアップする。本実施の形態では幹線2、制御装置30、ゲートウェイ装置3を介してインターネット上のサーバ4にアクセスし、更新プログラムを受信する。制御部113はRAM内に更新プログラムをダウンロードし、更新プログラムをインストールする。その際、制御部113はパネルユニット12からパネルユニット12の種別バージョン等の識別情報を取得して、装着しているパネルユニット12に対応する適切なプログラムをダウンロードする。例えば、パネルユニット12の表示解像度に合った画像処理プログラムをダウンロードする。

0036

このように本体ユニット11のプログラムを遠隔アップデートすることにより、本体ユニット11の陳腐化を遅らせることができる。また新たな機能追加もできる。また自動アップデート機能オンにしていれば、ユーザが意識することなく、本体ユニット11を最新の状態に維持することができる。

0037

以上説明したように本実施の形態によれば、長期間使用できる本体ユニット11と、すぐに陳腐化するパネルユニット12を分離することにより、パネルユニット12を簡単に低コストで交換できる。パネルユニット12の交換では施工業者による作業が発生しないため簡単に交換できる。またパネルユニット12はユーザインタフェース機能特化しているため、インターホン室内装置10全体を交換する場合と比較して、低価格で交換できる。従って入居者はすぐに陳腐化するパネルユニット12を簡単に最新のものに交換できる。

0038

またパネルユニット12の色やデザインに複数のバリエーションを用意すれば、入居者は、自己趣向に沿ったパネルユニット12を選択できる。またパネルユニット12はマンション単位で交換する必要はなく、住戸単位で交換可能であるため入居者は好きな時期に新しいパネルユニット12に交換できる。

0039

またパネルユニット12との接続I/Fは、パネルユニット12の種類に関わらず共通であるため、メーカは本体ユニット11の開発コスト下げることができる。また本体ユニット11の開発サイクルと無関係に、パネルユニット12の開発サイクル及び発売サイクルを短くできる。

0040

図5は、変形例に係るインターホン室内装置10の本体ユニット11及びパネルユニット12の構成を示すブロック図である。図4に示したパネルユニット12は、ユーザインタフェース機能に特化したものであったが、変形例ではタブレット端末のようにパネルユニット12にも処理機能を持たせる例である。

0041

パネルユニット12の処理部126は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源単体により実現できる。処理部126は、本体ユニット11の制御部113、映像信号処理部114および音声信号処理部115と同様の機能を実現できる。従って、インターネットブラウザ機能を搭載したパネルユニット12や音声認識機能を搭載したパネルユニット12も製品ラインナップに追加できる。

0042

変形例に係る本体ユニット11では、信号分離部112と、映像信号処理部114及び音声信号処理部115との間に経路切替部117が追加される。経路切替部117は、制御部113からのモード切替信号に応じて信号経路切り替える。処理部126が搭載されているパネルユニット12が装着されている場合、経路切替部117はバイパス経路に切り替える。バイパス経路が選択されている場合、経路切替部117は、信号分離部112から入力される信号を、接続I/F116、バイパス用配線13d、接続I/F121を介してパネルユニット12の処理部126にバイパスする。

0043

処理部126が搭載されてないユーザインタフェース機能に特化したパネルユニット12が装着されている場合、経路切替部117は、信号分離部112から入力される信号を、映像信号処理部114、音声信号処理部115または制御部113に出力する。この場合、図4の説明と同じになる。

0044

変形例では、本体ユニット11とパネルユニット12のプログラムを個別にバージョンアップできる。その際、ユニット間でバージョンアップ状況を把握し、ユニット間でバージョンの不一致が発生しないようにする。また他方が通信処理中にはバージョンアップを実行しないようにする。このように、本体ユニット11とパネルユニット12のプログラムを個別にアップデートすることにより、インターホン機能、ユーザインタフェース機能、付加機能を別々にアップデートすることができる。

0045

以上説明したように変形例によれば、本体ユニット11に経路切替部117を設けることにより、処理機能を持ったパネルユニット12にも対応可能な、より汎用性の高い本体ユニット11を生成できる。

0046

以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。

0047

例えば本体ユニット11またはパネルユニット12に、タブレット端末やスマートフォン端末と通信可能な無線通信部(例えば、無線LANユニット近距離無線通信ユニット(例えば、Bluetooth(登録商標))を設けてもよい。この場合、市販のタブレット端末やスマートフォン端末をインターホン室内装置10と連携させることができる。

0048

上記の実施の形態ではマンションに設置されるインターホンシステム1を説明したが、戸建てに設置されるインターホンシステム1にも適用できる。戸建てに設置されるインターホンシステム1では、制御装置30及びロビーインターホン装置40が設けられず、インターホン室内装置10及びドアインターホン装置20が構成要素となる。また、マンション用に限らず、オフィス工場等の非住宅用途に使用されるインターホンシステム1にも適用できる。

0049

なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。

0050

[項目1]
表示部(122)、マイク(124)及びスピーカ(123)を備える装着ユニット(12)が着脱自在に装着されるインターホン装置(10)の固定設置ユニット(11)であって、
他のインターホン装置(20、40)から送信された第1映像信号と第1音声信号を受信する通信部(111)と、前記通信部(111)において受信した第1映像信号を前記表示部(122)に出力するために変換した第2映像信号を出力するとともに、前記通信部(111)において受信した第1音声信号を前記スピーカ(123)に出力するために変換した第2音声信号を出力するとともに、前記マイク(124)から出力された第3音声信号が入力される接続部(116)と、を備え、
前記通信部(111)は、前記接続部(116)において入力された第3音声信号を前記他のインターホン装置(20、40)に送信するために変換した第4音声信号を送信する。
これにより、インターホン装置(10)のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換できる。
[項目2]
前記他のインターホン装置(20、40)との通信を制御する制御部(113)をさらに備えることを特徴とする項目1に記載のインターホン装置(10)の固定設置ユニット(11)。
これにより、インターホン装置(10)の装着ユニット(12)側に制御部を設けない構成が可能である。
[項目3]
前記装着ユニット(12)は、ユーザの操作を受け付ける操作部(125)をさらに備え、
前記制御部(113)は、前記操作部(125)から入力される信号を解釈することを特徴とする項目2に記載のインターホン装置(10)の固定設置ユニット(11)。
これにより、装着ユニット(12)側に制御機能を搭載する必要がなくなり、装着ユニット(12)を低コストで作成できる。
[項目4]
前記制御部(113)は、前記装着ユニット(12)が非装着の状態で、前記他のインターホン装置(20、40)から受信する信号が正常であるか否か確認することを特徴とする項目2または3に記載のインターホン装置(10)の固定設置ユニット(11)。
これにより、装着ユニット(12)が装着後に不具合が発生した場合、不具合箇所を絞り込むことができる。
[項目5]
前記制御部(113)は、外部ネットワークを介して外部のサーバ(4)から更新プログラムを受信して、プログラムをバージョンアップすることを特徴とする項目2から4のいずれかに記載のインターホン装置(10)の固定設置ユニット(11)。
これにより、装着ユニット(12)より製品サイクルが長い固定設置ユニット(11)の陳腐化を遅らせることができる。
[項目6]
項目1から5のいずれかに記載の固定設置ユニット(11)と、
前記固定設置ユニット(11)に着脱自在に装着される前記装着ユニット(12)と、
を備えることを特徴とするインターホン装置(10)。
これにより、インターホン装置(10)のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換できる。
[項目7]
室内に設置される項目6に記載のインターホン装置(10)と、
室外に設置される前記他のインターホン装置(20、40)と、
を備えることを特徴とするインターホンシステム(1)。
これにより、インターホン装置(10)のユーザインタフェースを簡単に低コストで交換できる。

0051

1インターホンシステム、 2幹線、 3ゲートウェイ装置、 4サーバ、 10インターホン室内装置、 11本体ユニット、 111通信I/F、 112信号分離部、 113 制御部、 114映像信号処理部、 115音声信号処理部、 116 接続I/F、 117経路切替部、 12パネルユニット、 121 接続I/F、 122 表示部、 123スピーカ、 124マイク、 125 操作部、 126 処理部、 13配線、 20ドアインターホン装置、 30制御装置、 40ロビーインターホン装置。

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  • アイホン株式会社の「 インターホン機器」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】ボタン部材のがたつきを防止することができるインターホン機器を提供する。【解決手段】ボタン部材10の操作部11に、その外周面の後端から外方へ突設された鍔片12を設ける一方、カバー部材20における... 詳細

  • シン,ウン スの「 端末ホルダー及び端末ケース」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題・解決手段】端末ホルダー及び端末ケースを開示する。一実施例による端末ホルダーは端末に付着可能な固定板と、前記固定板に備えられる固定部と、前記固定部に選択的に連結され、前記固定部に連結された状態で... 詳細

  • アイホン株式会社の「 インターホンシステム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】種々のコンテンツ表示用データを居室親機に簡便に表示可能なインターホンシステムを提供する。【解決手段】インターホンシステム1は、複数の住居の各々に備えられ、表示部11を有する居室親機10と、複数... 詳細

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