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技術 金属管切断装置

出願人 日新鋼管株式会社
発明者 牧原保雅井川茂信
出願日 2015年3月24日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-060567
公開日 2016年10月13日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2016-179524
状態 特許登録済
技術分野 管切断
主要キーワード 平均曲率半径 挟持体 進入側 保持溝 切断刃 切断装置 駆動力 アクチュエータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

角形金属管の切断時に切断刃離脱側に生じるバリをより小さくすることができる金属管切断装置を提供する。

解決手段

角形金属管2を挟持する一対の挟持体10,11は、互いに対向する保持溝101,111をそれぞれ有している。保持溝101,111は、一対の挟持体10,11が角形金属管2を挟持するとき、切断刃12が角形金属管2の第1角部2bから角形金属管2に進入するとともに第1角部2bに対向する角形金属管2の第2角部2cから角形金属管2を離脱するように角形金属管2を保持する。切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝101,111の内面101c,111cは、複数の角形金属管2における第2角部2cの外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされている。

概要

背景

従来用いられていたこの種の金属管切断装置としては、例えば下記の特許文献1に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来の金属管切断装置は、一対の挟持体切断刃とを備えている。一対の挟持体により金属管が挟持された状態で、挟持体の端面に沿って切断刃が変位されることで、金属管の軸方向に直交する方向に金属管が切断される。

特許文献1の構成は、断面が円形丸形金属管を切断しようとするものである。しかしながら、金属管としては、断面が四角形角形金属管も構造物建設等に広く利用されている。角形金属管は、丸形金属管とは異なり四隅に角部を有している。このため、上記のような一対の挟持体と切断刃とを備える金属管切断装置により角形金属管を切断しようとする場合、丸形金属管とは異なる配慮が必要となる。

図4は、角形金属管を切断する従来の金属管切断装置を示す正面図である。図4において、角形金属管2を挟持する第1及び第2挟持体40,41には、切断刃42が角形金属管2に進入する側から順に進入側対向面400,410、保持溝401,411及び離脱側対向面402,412が設けられている。進入側対向面400,410及び離脱側対向面402,412は、切断刃42の変位方向に沿って延在された平面とされている。

第1挟持体40の保持溝401は、第1及び第2内面401a,401bにより構成されている。第1及び第2内面401a,401bは、互いに直交する方向に延在された平面により構成されている。
同様に、第2挟持体41の保持溝411は、第3及び第4内面411a,411bにより構成されている。第3及び第4内面411a,411bも、互いに直交する方向に延在された平面により構成されている。
第1内面401aは第3内面411aと直交する方向に延在されており、第2内面401bは第4内面411bと直交する方向に延在されている。

ここで、角形金属管2の規格は角形金属管2の辺の長さ(互いに平行な一対の外面間の距離)によって定められている(日本工業規格G3466等)。また、角形金属管2の角部の寸法(角部の曲率半径)には、一定の許容差が認められている。図4に示す従来の金属管切断装置では、角形金属管2の角部の大きな寸法差に対応するため、第1及び第2挟持体40,41の保持溝401,411が平面のみにより構成されて、角形金属管2の角部と第1〜第4内面401a〜411bとの間に空隙43が形成されている。

概要

角形金属管の切断時に切断刃の離脱側に生じるバリをより小さくすることができる金属管切断装置を提供する。角形金属管2を挟持する一対の挟持体10,11は、互いに対向する保持溝101,111をそれぞれ有している。保持溝101,111は、一対の挟持体10,11が角形金属管2を挟持するとき、切断刃12が角形金属管2の第1角部2bから角形金属管2に進入するとともに第1角部2bに対向する角形金属管2の第2角部2cから角形金属管2を離脱するように角形金属管2を保持する。切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝101,111の内面101c,111cは、複数の角形金属管2における第2角部2cの外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされている。

目的

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、角形金属管の切断時に切断刃の離脱側に生じるバリをより小さくすることができる金属管切断装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

角形金属管を挟持する一対の挟持体と、前記一対の挟持体の端面に沿って変位されることで、前記一対の挟持体により挟持された前記角形金属管を前記角形金属管の軸方向に直交する方向に切断する切断刃とを備え、前記一対の挟持体は、互いに対向する保持溝をそれぞれ有しており、前記保持溝は、前記一対の挟持体が前記角形金属管を挟持するとき、前記切断刃が前記角形金属管の第1角部から前記角形金属管に進入するとともに前記第1角部に対向する前記角形金属管の第2角部から前記角形金属管を離脱するように前記角形金属管を保持し、前記切断刃が前記角形金属管を離脱する側における前記保持溝の内面は、複数の角形金属管における前記第2角部の外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされていることを特徴とする金属管切断装置

請求項2

前記一対の挟持体は、前記一対の挟持体が前記角形金属管を挟持しているときに、前記切断刃が前記角形金属管を離脱する側において前記保持溝から続く離脱側対向面が互いに近接されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の金属管切断装置。

請求項3

前記離脱側対向面間の離間距離は、1mm以下とされていることを特徴とする請求項2記載の金属管切断装置。

技術分野

0001

本発明は、金属管を切断する金属管切断装置に関する。

背景技術

0002

従来用いられていたこの種の金属管切断装置としては、例えば下記の特許文献1に示されている構成を挙げることができる。すなわち、従来の金属管切断装置は、一対の挟持体切断刃とを備えている。一対の挟持体により金属管が挟持された状態で、挟持体の端面に沿って切断刃が変位されることで、金属管の軸方向に直交する方向に金属管が切断される。

0003

特許文献1の構成は、断面が円形丸形金属管を切断しようとするものである。しかしながら、金属管としては、断面が四角形角形金属管も構造物建設等に広く利用されている。角形金属管は、丸形金属管とは異なり四隅に角部を有している。このため、上記のような一対の挟持体と切断刃とを備える金属管切断装置により角形金属管を切断しようとする場合、丸形金属管とは異なる配慮が必要となる。

0004

図4は、角形金属管を切断する従来の金属管切断装置を示す正面図である。図4において、角形金属管2を挟持する第1及び第2挟持体40,41には、切断刃42が角形金属管2に進入する側から順に進入側対向面400,410、保持溝401,411及び離脱側対向面402,412が設けられている。進入側対向面400,410及び離脱側対向面402,412は、切断刃42の変位方向に沿って延在された平面とされている。

0005

第1挟持体40の保持溝401は、第1及び第2内面401a,401bにより構成されている。第1及び第2内面401a,401bは、互いに直交する方向に延在された平面により構成されている。
同様に、第2挟持体41の保持溝411は、第3及び第4内面411a,411bにより構成されている。第3及び第4内面411a,411bも、互いに直交する方向に延在された平面により構成されている。
第1内面401aは第3内面411aと直交する方向に延在されており、第2内面401bは第4内面411bと直交する方向に延在されている。

0006

ここで、角形金属管2の規格は角形金属管2の辺の長さ(互いに平行な一対の外面間の距離)によって定められている(日本工業規格G3466等)。また、角形金属管2の角部の寸法(角部の曲率半径)には、一定の許容差が認められている。図4に示す従来の金属管切断装置では、角形金属管2の角部の大きな寸法差に対応するため、第1及び第2挟持体40,41の保持溝401,411が平面のみにより構成されて、角形金属管2の角部と第1〜第4内面401a〜411bとの間に空隙43が形成されている。

先行技術

0007

特開2000−210812号公報

発明が解決しようとする課題

0008

図5は、図4の領域Vの拡大図である。切断刃42が角形金属管2を離脱する側(図中下側)においては、角形金属管2の素材が切断刃42の変位に引きずられて延びることでバリ44が形成される。上記のような従来の金属管切断装置では、角形金属管2の角部と第2及び第4内面401b,411bとの間に空隙43が形成されているので、バリ44の形成が阻害されず、比較的大きなバリ44が形成されてしまう。

0009

本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、角形金属管の切断時に切断刃の離脱側に生じるバリをより小さくすることができる金属管切断装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係る金属管切断装置は、角形金属管を挟持する一対の挟持体と、一対の挟持体の端面に沿って変位されることで、一対の挟持体により挟持された角形金属管を角形金属管の軸方向に直交する方向に切断する切断刃とを備え、一対の挟持体は、互いに対向する保持溝をそれぞれ有しており、保持溝は、一対の挟持体が角形金属管を挟持するとき、切断刃が角形金属管の第1角部から角形金属管に進入するとともに第1角部に対向する角形金属管の第2角部から角形金属管を離脱するように角形金属管を保持し、切断刃が角形金属管を離脱する側における保持溝の内面は、複数の角形金属管における第2角部の外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされている。

発明の効果

0011

本発明の金属管切断装置によれば、切断刃が角形金属管を離脱する側における保持溝の内面が複数の角形金属管における第2角部の外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされているので、切断刃が角形金属管を離脱する側においてバリの形成を阻害でき、角形金属管の切断時に切断刃が離脱する側に生じるバリをより小さくすることができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施の形態1による金属管切断装置を示す正面図である。
図1の領域IIの拡大図である。
本発明の実施の形態2による金属管切断装置の要部を拡大して示す正面図である。
角形金属管を切断する従来の金属管切断装置を示す正面図である。
図4の領域Vの拡大図である。

実施例

0013

以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による金属管切断装置1を示す正面図である。図1に示す金属管切断装置1は、角形金属管2の軸方向2aに直交する方向に沿って角形金属管2を切断する装置である。角形金属管2は、一定の曲率を有する角部を四隅に有する金属管である。角形金属管2の素材としては、様々な金属を用いることができるが、例えば塗装鋼やめっき鋼等を用いることができる。

0014

金属管切断装置1は、第1及び第2挟持体10,11(一対の挟持体)と切断刃12とを有している。

0015

第1及び第2挟持体10,11は、図示しないアクチュエータ駆動力により互いに近づく方向及び離れる方向に変位可能とされている。図1に示すように第1及び第2挟持体10,11が互いに接近されることで、角形金属管2が第1及び第2挟持体10,11によって挟持される。

0016

切断刃12は、第1及び第2挟持体10,11の端面に沿って変位可能とされている。図中上方から下方に向けて切断刃12が第1及び第2挟持体10,11の端面に沿って変位されることで、第1及び第2挟持体10,11により挟持された角形金属管2が軸方向2aに直交する方向に切断される。

0017

第1及び第2挟持体10,11には、切断刃12が角形金属管2に進入する側(図中上方)から順に、進入側対向面100,110、保持溝101,111及び離脱側対向面102,112が設けられている。進入側対向面100,110及び離脱側対向面102,112は、切断刃12の変位方向に沿って延在された平面とされている。

0018

第1挟持体10の保持溝101は、第1〜第3内面101a〜101cにより構成されている。第1内面101aは、進入側対向面100から続く平面である。第2内面101bは、第1内面101aに直交する方向に延在された第1内面101aに続く平面である。第3内面101cは、切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝101の内面であり、第2内面101bに続く曲面とされている。第3内面101cには、離脱側対向面102が続いている。

0019

同様に、第2挟持体11の保持溝111は、第4〜第6内面111a〜111cにより構成されている。第4内面111aは、進入側対向面110から続く平面である。第5内面111bは、第4内面111aに直交する方向に延在された第4内面111aに続く平面である。第4内面111aは第1内面101aと直交する方向に延在されており、第5内面111bは第2内面101bと直交する方向に延在されている。第6内面111cは、切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝111の内面であり、第5内面111bに続く曲面とされている。第6内面111cには、離脱側対向面112が続いている。

0020

保持溝101,111は、第1及び第2挟持体10,11が角形金属管2を挟持するとき、切断刃12が角形金属管2の第1角部2bから角形金属管2に進入するとともに角形金属管2の第2角部2cから角形金属管2を離脱するように角形金属管2を保持する。第2角部2cは、第1角部2bに対向する角部である。すなわち、切断刃12は、第1及び第2角部2b,2cを結ぶ対角線に沿って変位される。

0021

次に、図2は、図1の領域IIの拡大図である。上述のように、切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝101,111の内面である第3及び第6内面101c,111cは曲面とされている。図2に示すように、第3及び第6内面101c,111cの曲率半径は、複数の角形金属管2における第2角部2cの外面の曲率半径R2を平均化した平均曲率半径とされている。曲率半径R2を平均化する複数の角形金属管2は、特別な調整作業を要することなく金属管切断装置1によって順に切断される角形金属管である。角部の曲率半径が大きく異なる角形金属管2には、対応する別の挟持体10,11が用いられる。

0022

図中二点鎖線は、第2及び第5内面101b,111bの延長面であり、従来構成における保持溝の下部の構成を示している。第3及び第6内面101c,111cの曲率半径が上述の平均曲率半径とされているので、角形金属管2の第2角部2cと第3及び第6内面101c,111cとの間の隙間は極めて小さくなる。

0023

このような金属管切断装置1では、切断刃12が角形金属管2を離脱する側における保持溝101,111の第3及び第6内面101c,111cが複数の角形金属管2における第2角部2cの外面の曲率半径を平均化した平均曲率半径を有する曲面とされているので、切断刃12が角形金属管2を離脱する側においてバリの形成を阻害でき、角形金属管2の切断時に切断刃12が離脱する側に生じるバリをより小さくすることができる。

0024

実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2による金属管切断装置1の要部を拡大して示す正面図である。図3に示すように、本実施の形態2の第1及び第2挟持体10,11は、角形金属管2を挟持しているときに離脱側対向面102,112が互いに近接されるように形成されている。離脱側対向面102,112が近接されるとは、離脱側対向面102,112が互いに非接触であるが、離脱側対向面102,112の離間距離が極めて小さくされていることを意味する。離脱側対向面102,112の離間距離は、1mm以下、好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは0.1mm以下とされる。その他の構成は、実施の形態1と同じである。

0025

このような金属管切断装置1では、第1及び第2挟持体10,11が角形金属管2を挟持しているときに離脱側対向面102,112が近接されるように第1及び第2挟持体10,11が形成されているので、角形金属管2の第2角部2cの周辺の隙間をより小さくすることができる。これにより、より確実に角形金属管2の切断時に生じるバリを小さくすることができる。

0026

1金属管切断装置
2角形金属管
2a 軸方向
2b 第1角部
2c 第2角部
10,11 第1及び第2挟持体(一対の挟持体)
100,110進入側対向面
101,111保持溝
102,112離脱側対向面
12 切断刃

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