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技術 消毒補助具

出願人 株式会社リブドゥコーポレーション
発明者 久保竜太郎鈴木雅也
出願日 2015年3月25日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2015-061874
公開日 2016年10月13日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-179104
状態 特許登録済
技術分野 手術用機器 手術・診断のための補助具
主要キーワード 破断開始位置 略シート状 太破線 弱化線 イソジン 止血帯 カットフィルム 化学熱傷
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月13日)のものです。
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図面 (4)

課題

止血帯患者の皮膚との間に消毒液が染み込むことを防止する。

解決手段

消毒補助具1は、手術前に患者の腕または脚を消毒する際に、当該腕または脚に取り付けられる。消毒補助具1は、不透液性または撥液性の中央部12と、吸液性周辺部13とを備える。中央部12は、開口11が設けられた伸縮性を有するシート部であり、患者の腕または脚が開口11に挿入された際に手術部位と止血帯との間に位置し、腕または脚の全周に密着する。周辺部13は、中央部12の周囲から、開口11から離れる方向へと広がるシート部である。消毒補助具1では、腕または脚の末梢側に塗布された消毒液が中枢側に流れた場合であっても、消毒液が止血帯と皮膚との間に染み込むことを防止することができる。その結果、止血帯の下の皮膚が、消毒液との接触により化学熱傷を起こしたり、当該皮膚に色素沈着が生じることを防止することができる。

概要

背景

従来より、患者の腕や脚の外科手術等の際に、術野からの出血量を低減するために、患者の上腕大腿部等に巻き付け血流を止める止血帯が利用されている。当該止血帯としては、例えば、特許文献1に記載されたタニケットが知られている。当該タニケットを使用する際には、まず、患者の上腕や大腿部等に巻き付けられた帯状タニケットカフに、タニケット機器から空気が送り込まれる。そして、タニケットカフが膨張することにより、患者の上腕や大腿部等が圧迫され、タニケットカフよりも末梢側の部位における血流が止められる。

概要

止血帯と患者の皮膚との間に消毒液が染み込むことを防止する。消毒補助具1は、手術前に患者の腕または脚を消毒する際に、当該腕または脚に取り付けられる。消毒補助具1は、不透液性または撥液性の中央部12と、吸液性周辺部13とを備える。中央部12は、開口11が設けられた伸縮性を有するシート部であり、患者の腕または脚が開口11に挿入された際に手術部位と止血帯との間に位置し、腕または脚の全周に密着する。周辺部13は、中央部12の周囲から、開口11から離れる方向へと広がるシート部である。消毒補助具1では、腕または脚の末梢側に塗布された消毒液が中枢側に流れた場合であっても、消毒液が止血帯と皮膚との間に染み込むことを防止することができる。その結果、止血帯の下の皮膚が、消毒液との接触により化学熱傷を起こしたり、当該皮膚に色素沈着が生じることを防止することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

手術前患者の腕または脚を消毒する際に、前記腕または前記脚に取り付けられる消毒補助具であって、開口が設けられた伸縮性を有するシート部であり、患者の腕または脚が前記開口に挿入された際に手術部位止血帯との間に位置し、前記腕または前記脚の全周に密着する不透液性または撥液性の中央部と、前記中央部の周囲から、前記開口から離れる方向へと広がるシート部である周辺部と、を備えることを特徴とする消毒補助具。

請求項2

請求項1に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、吸液性を有することを特徴とする消毒補助具。

請求項3

請求項1または2に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、外縁から前記開口へと向かう弱化線を含むことを特徴とする消毒補助具。

請求項4

請求項3に記載の消毒補助具であって、前記外縁に、前記弱化線と連続する、または、前記弱化線の延長線上に位置する切り欠き部が設けられることを特徴とする消毒補助具。

請求項5

請求項1ないし4のいずれかに記載の消毒補助具であって、前記周辺部の外縁の形状が、前記開口が中央部に位置する略円形であることを特徴とする消毒補助具。

請求項6

請求項1ないし5のいずれかに記載の消毒補助具であって、前記腕または前記脚の先端側に向かって凸となる略錐台状であることを特徴とする消毒補助具。

請求項7

請求項6に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、外縁から前記開口へと向かう補強部を含むことを特徴とする消毒補助具。

請求項8

請求項7に記載の消毒補助具であって、前記周辺部の一部が、前記外縁から前記開口へと向かう折り畳み線にて2つ折りにされて互いに接合されることにより、前記補強部であるリブが形成されることを特徴とする消毒補助具。

技術分野

0001

本発明は、手術前患者の腕または脚を消毒する際に、腕または脚に取り付けられる消毒補助具に関する。

背景技術

0002

従来より、患者の腕や脚の外科手術等の際に、術野からの出血量を低減するために、患者の上腕大腿部等に巻き付け血流を止める止血帯が利用されている。当該止血帯としては、例えば、特許文献1に記載されたタニケットが知られている。当該タニケットを使用する際には、まず、患者の上腕や大腿部等に巻き付けられた帯状タニケットカフに、タニケット機器から空気が送り込まれる。そして、タニケットカフが膨張することにより、患者の上腕や大腿部等が圧迫され、タニケットカフよりも末梢側の部位における血流が止められる。

先行技術

0003

特開2012−75912号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上述のようなタニケットを使用した患者の腕や脚の外科手術の際には、タニケットカフの装着位置よりも末梢側の部位(すなわち、手術部位を含む部位)に、イソジン液等の消毒液が塗布される。このとき、消毒液がタニケットカフと患者の皮膚との間に染み込むと、手術時間が比較的長い場合等、タニケットカフの下の皮膚がイソジン液との接触により化学熱傷を起こしたり、当該皮膚に色素沈着が生じることがある。

0005

本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、止血帯と患者の皮膚との間に消毒液が染み込むことを防止することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載の発明は、手術前に患者の腕または脚を消毒する際に、前記腕または前記脚に取り付けられる消毒補助具であって、開口が設けられた伸縮性を有するシート部であり、患者の腕または脚が前記開口に挿入された際に手術部位と止血帯との間に位置し、前記腕または前記脚の全周に密着する不透液性または撥液性の中央部と、前記中央部の周囲から、前記開口から離れる方向へと広がるシート部である周辺部とを備える。

0007

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、吸液性を有する。

0008

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、外縁から前記開口へと向かう弱化線を含む。

0009

請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の消毒補助具であって、前記外縁に、前記弱化線と連続する、または、前記弱化線の延長線上に位置する切り欠き部が設けられる。

0010

請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の消毒補助具であって、前記周辺部の外縁の形状が、前記開口が中央部に位置する略円形である。

0011

請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の消毒補助具であって、前記腕または前記脚の先端側に向かって凸となる略錐台状である。

0012

請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の消毒補助具であって、前記周辺部が、外縁から前記開口へと向かう補強部を含む。

0013

請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の消毒補助具であって、前記周辺部の一部が、前記外縁から前記開口へと向かう折り畳み線にて2つ折りにされて互いに接合されることにより、前記補強部であるリブが形成される。

発明の効果

0014

本発明では、止血帯と患者の皮膚との間に消毒液が染み込むことを防止することができる。

図面の簡単な説明

0015

第1の実施の形態に係る消毒補助具を示す平面図である。
患者に装着された消毒補助具を示す斜視図である。
第2の実施の形態に係る消毒補助具を示す平面図である。

実施例

0016

図1は、本発明の第1の実施の形態に係る消毒補助具1を示す平面図である。消毒補助具1は、腕や脚の外科手術等に利用される医療用品である。消毒補助具1は、手術前に患者の腕または脚を消毒する際に、当該腕または脚に取り付けられる。

0017

消毒補助具1は、略シート状の部材である。以下の説明では、消毒補助具1の図1に示す面を「表面21」と呼び、表面21とは反対側の面を「裏面22」と呼ぶ。消毒補助具1は、平面視において中央部に略円形の開口11を有する環状であり、図1に示す例では略円環状である。消毒補助具1が使用される際には、手術部位を有する患者の腕または脚が、消毒補助具1の裏面22側から開口11に挿入される。消毒補助具1の外径は、例えば、20cm以上60cm以下である。消毒補助具1の内径は、例えば、3cm以上15cm以下である。

0018

消毒補助具1は、中央部12と、周辺部13とを備える。中央部12は、開口11が設けられた伸縮性を有するシート部である。図1に示す例では、中央部12の外縁121の形状は略矩形状である。中央部12の外縁121は、周辺部13の内縁であり、中央部12と周辺部13との間の境界でもある。中央部12は、不透液性または撥液性を有する部位である。中央部12は、例えば、ゴムシートにより形成される。周辺部13は、中央部12の周囲から、開口11から離れる方向(すなわち、開口11の中央を中心とする径方向外方)へと広がるシート部である。図1に示す例では、周辺部13の外縁131(すなわち、消毒補助具1の外縁)の形状は、開口11が中央部に位置する略円形である。周辺部13は、吸液性を有する部位である。周辺部13は、例えば、不織布により形成される。

0019

消毒補助具1は、例えば、中央部に略矩形の開口が形成された不織布シートの裏面22側に、当該略矩形の開口よりも大きく、かつ、中央部に略円形の開口11が形成されたゴムシートが接合されることにより形成される。不織布シートとゴムシートとの接合は、例えば、上記略矩形の開口に沿って(すなわち、中央部12の外縁121に沿って)不織布シートに貼付された両面テープにより行われる。

0020

周辺部13は、周辺部13の外縁131から開口11へと向かう弱化線14を含む。換言すれば、弱化線14は、径方向に沿って延びる。図1では、弱化線14を太破線にて示す。弱化線14は、例えば、周辺部13の外縁131と中央部12の外縁121との間にて周辺部13に設けられ、中央部12には設けられない。弱化線14は、例えば、複数の小さい切れ目や穴が断続的に配列されたミシン目である。当該ミシン目を構成する切れ目や穴は、消毒補助具1の表面21から裏面22へと貫通するものであってもよく、貫通しないものであってもよい。弱化線14は、例えば、周辺部13の外縁131から開口11へと向かうスリットリニアカットフィルムにて覆うことにより形成されてもよい。周辺部13の外縁131には、弱化線14と連続する、または、弱化線14の延長線上に位置する切り欠き部15が設けられる。図1に示す例では、切り欠き部15は、外縁131から弱化線14に近づくに従って周方向の幅が漸次減少する略三角形状である。

0021

図1に示す例では、1つの弱化線14および1つの切り欠き部15が周辺部13に設けられる。周辺部13は、それぞれが周辺部13の外縁131から開口11へと向かう複数の弱化線14含んでいてもよい。また、周辺部13の外縁131には、複数の弱化線14にそれぞれ連続する、または、複数の弱化線14の延長線上にそれぞれ位置する複数の切り欠き部15が設けられてもよい。

0022

次に、消毒補助具1を使用して行われる腕や脚の手術前の消毒について説明する。以下の説明では、脚のから下の部位の手術が行われるものとして説明する。まず、図2に示すように、タニケットカフ等の略円筒状または略円環状の止血帯9が大腿部に装着される。装着時には止血帯9による大腿部の加圧は行われておらず、大腿部における血流も停止されていない。続いて、消毒補助具1の開口11に、消毒補助具1の裏面22側から患者の脚が挿入される。消毒補助具1の中央部12は、患者の脚が開口11に挿入された際に当該脚の手術部位と止血帯9との間に位置し、脚の全周に密着する。

0023

図2に示す例では、消毒補助具1は、脚の止血帯9よりも末梢側において、止血帯9に近接して配置される。消毒補助具1は、脚に装着された状態において、脚の末梢側(すなわち、先端側)に向かって凸となる略錐台状である。消毒補助具1では、例えば、図1に示す開口11の直径に対する中央部12の内縁122(すなわち、開口11のエッジ)の周長の割合を、周辺部13の外径に対する周辺部13の外縁131の周長の割合よりも大きくすることにより、消毒補助具1の形状が略錐台状とされる。図2に示すように、止血帯9の末梢側の部位は、消毒補助具1により覆われる。換言すれば、消毒補助具1は、止血帯9の少なくとも一部を覆う止血帯カバー(例えば、タニケットカバー)である。

0024

次に、脚の消毒補助具1よりも末梢側の部位全体に、イソジン液等の消毒液が塗布される。上述のように、消毒補助具1の中央部12は、不透液性または撥液性を有し、その内縁122にて脚の全周に密着する。このため、脚に塗布された消毒液が中枢側(すなわち、脚の付け根側)に流れた場合であっても、消毒補助具1の中央部12と脚との接触位置よりも中枢側に流れることを防止することができる。これにより、消毒液が止血帯9と皮膚との間に染み込むことを防止することができる。その結果、止血帯9の下の皮膚が、消毒液との接触により化学熱傷を起こしたり、当該皮膚に色素沈着が生じることを防止することができる。

0025

消毒補助具1では、上述のように、周辺部13が吸液性を有する。このため、脚に塗布された消毒液が中枢側に流れて消毒補助具1の表面21に付着した場合であっても、消毒液が表面21上を流れて消毒補助具1の外縁131に到達するよりも前に、当該消毒液を周辺部13にて吸収して保持することができる。これにより、消毒液が消毒補助具1から落下して患者の消毒液塗布部以外の皮膚に付着することを抑制することができる。

0026

また、上述のように、周辺部13の外縁131の形状は、開口11が中央部に位置する略円形である。このように、消毒補助具1の外形を止血帯9の形状に合わせることにより、消毒補助具1を過剰に大きくすることなく、消毒補助具1により止血帯9の少なくとも末梢側の部位を覆うことができる。その結果、消毒補助具1を適切な大きさとしつつ止血帯9に消毒液が付着することを抑制することができる。さらに、消毒補助具1が脚の先端側に向かって凸となる略錐台状であることにより、消毒補助具1が重力等により変形することを抑制することができる。したがって、消毒補助具1が止血帯9よりも下方に位置する場合であっても、消毒補助具1が止血帯9とは反対側に垂れ下がって止血帯9が消毒補助具1から露出することを抑制することができる。その結果、止血帯9に消毒液が付着することを、より一層抑制することができる。

0027

脚に塗布された消毒液が乾燥すると、消毒補助具1が患者の脚から取り外される。消毒補助具1の取り外しの際には、例えば、看護士等が、周辺部13の切り欠き部15の周方向両側を掴み、切り欠き部15から弱化線14に沿って消毒補助具1を引き裂く。これにより、消毒補助具1が、患者の脚の消毒液が塗布された部位と接触しないように、当該脚から取り外される。

0028

消毒補助具1では、周辺部13が外縁131から開口11へと向かう弱化線14を含むことにより、消毒補助具1を容易に引き裂く(すなわち、破断する)ことができる。これにより、消毒補助具1を患者から容易に取り外すことができる。また、弱化線14が周辺部13のみに設けられ、中央部12に設けられないことにより、弱化線14を構成する切れ目や穴が消毒補助具1を貫通する場合であっても、消毒補助具1の中央部12に付着した消毒液が裏面22側へと染み出して止血帯9に付着することを抑制することができる。さらに、周辺部13の外縁131に、弱化線14に連続する、または、弱化線14の延長線上に位置する切り欠き部15が設けられることにより、消毒補助具1の破断開始位置を容易に認識することができる。さらに、弱化線14に沿う消毒補助具1の引き裂きを容易に開始することができる。その結果、消毒補助具1を患者から、より一層容易に取り外すことができる。

0029

患者の腕の消毒が行われる場合も同様に、止血帯9が装着された患者の腕が、消毒補助具1の開口11に裏面22側から挿入される。消毒補助具1の中央部12は、患者の腕が開口11に挿入された際に当該腕の手術部位と止血帯9との間に位置し、腕の全周に密着する。これにより、上述のように、消毒液が止血帯9と皮膚との間に染み込むことを防止することができる。また、消毒補助具1は、腕に装着された状態において、腕の末梢側(すなわち、先端側)に向かって凸となる略錐台状である。これにより、上記と同様に、消毒補助具1が重力等により変形することを抑制することができ、その結果、止血帯9に消毒液が付着することを抑制することができる。

0030

図3は、本発明の第2の実施の形態に係る消毒補助具1aを示す平面図である。消毒補助具1aは、周辺部13が補強部16を含む点を除き、図1に示す消毒補助具1と略同様の構造を有する。以下の説明では、消毒補助具1aの消毒補助具1と対応する構成に、消毒補助具1の構成と同符号を付す。

0031

図3に示す例では、周辺部13は複数の補強部16を含む。各補強部16は、周辺部13の外縁131から開口11へと略直線状に向かう。換言すれば、各補強部16は、周辺部13の外縁131から略径方向に沿って延びる。周辺部13では、例えば、4つの補強部16が、周方向に略等角度間隔にて配列される。4つの補強部16の径方向内側の端部は、例えば、略矩形状の中央部12の4つの角部近傍にそれぞれ設けられる。補強部16は、消毒補助具1aの表面21側に突出するリブである。消毒補助具1aでは、周辺部13の一部が、外縁131から開口11へと向かう折り畳み線にて2つ折りにされ、当該折り畳み線の両側の部位が裏面22側にて互いに接合されることにより、補強部16が形成される。中央部12では、周辺部13の上記接合の影響により、補強部16から開口11に向かう部位が表面21側に凸状に盛り上がっている。

0032

消毒補助具1aの使用方法は、上述の消毒補助具1の使用方法と同様である。消毒補助具1aが患者の腕または脚に装着された状態では、消毒補助具1aは、図2に示す消毒補助具1と同様に、腕または脚の先端側に向かって凸となる略錐台状である。これにより、消毒補助具1aが重力等により変形することを抑制することができる。

0033

また、消毒補助具1aでは、周辺部13が上述の補強部16を含むため、消毒補助具1aが重力等により変形することをさらに抑制することができる。したがって、消毒補助具1aが止血帯9(図2参照)よりも下方に位置する場合であっても、消毒補助具1aが止血帯9とは反対側に垂れ下がって止血帯9が消毒補助具1aから露出することを抑制することができる。その結果、止血帯9に消毒液が付着することを抑制することができる。

0034

消毒補助具1aでは、上述のように、周辺部13の一部が、外縁131から開口11へと向かう折り畳み線にて2つ折りにされて互いに接合されることにより、補強部16であるリブが形成される。これにより、周辺部13に容易に補強部16を設けることができる。

0035

上記消毒補助具1,1aでは、様々な変更が可能である。

0036

例えば、図3に示す消毒補助具1aでは、補強部16は裏面22側に突出してもよく、表面21および裏面22の両側に突出してもよい。補強部16は、必ずしもリブ状である必要はなく、周囲の部位よりも強度が高い様々な構造であってよい。例えば、補強部16は、周辺部13において周囲の部位よりも厚い厚肉部であってもよい。また、消毒補助具1aでは、周辺部13に補強部16が1つのみ設けられてもよい。

0037

消毒補助具1,1aが患者の腕または脚に装着される際には、消毒補助具1,1aは、必ずしも止血帯9を覆う位置に装着される必要はない。消毒補助具1,1aは、止血帯9から腕または脚の末梢側(すなわち、先端側)に、ある程度離間して装着されてもよい。

0038

消毒補助具1,1aでは、周辺部13の外縁131の形状、中央部12の外縁121の形状、および、開口11の形状は、様々に変更されてよい。例えば、開口11は略楕円形であってもよい。中央部12の外縁121が複数の直線にて構成される多角形である場合、中央部12と周辺部13との接合に使用される両面テープ等を、外縁121に沿って容易に貼付することができる。

0039

また、上述の切り欠き部15は、患者からの取り外し時に消毒補助具1,1aを容易に引き裂くことができる場合、省略されてもよい。弱化線14も同様に、患者からの取り外し時に消毒補助具1,1aを容易に引き裂くことができる場合、省略されてもよい。

0040

周辺部13は、必ずしも吸液性を有する必要はない。周辺部13は、例えば、不透液性または撥液性を有する中央部12と同じ材料で形成されてもよい。この場合、不透液性または撥液性を有する1つのシート部材において、開口11の周囲の部位が中央部12とされ、中央部12の周囲の部位が周辺部13とされてもよい。

0041

上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。

0042

1,1a消毒補助具
9止血帯
11 開口
12 中央部
13周辺部
14弱化線
15切り欠き部
16補強部
131 (周辺部の)外縁

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