図面 (/)

技術 箱詰装置

出願人 株式会社イシダ
発明者 岩佐卓也岩佐清作
出願日 2015年3月18日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2015-054710
公開日 2016年10月6日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2016-175649
状態 未査定
技術分野 容器詰包装操作 包装位置への供給I(物品の供給)
主要キーワード ポンプ吸引口 事前配置 箱用シート 詰め込み作業 集積コンベア 前段装置 後段装置 段ボール部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年10月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

箱詰装置が占める空間を小さくすること。

解決手段

箱詰装置100は、物品コンベア10と、物品入口13と、箱用シート載置部71と、箱成形部73と、詰め込み部56と、箱搬送コンベア51と、を備える。物品コンベア10は、物品上流端110から下流端120へ向かう方向に移動させる。物品入口13は、物品コンベア10よりも上流端110のより近くに配置される。箱用シート載置部71は、物品コンベア10よりも上流端110のより近くに配置される。箱成形部73は、箱用シート載置部71に載置された箱用シートSを折り曲げて箱Bを成形する。詰め込み部56は、物品コンベア10よりも下流端120のより近くに配置され、物品Pを詰め込むために箱Bを待機させる。箱搬送コンベア51は、箱Bを、箱成形部73から、物品コンベア10の下方を経由して、詰め込み部56まで移動させる。

概要

背景

袋状のフィルム包装された物品の製造は、出荷のために段ボール箱などの梱包用の箱の中に複数の物品を詰め込む詰め込み作業で終了する。近年では、複数の物品の事前配置作業および詰め込み作業は、箱詰装置によって自動的に行われる。

さらに、製造現場では、詰め込み作業に先立って箱の加工作業も行われる。すなわち、筒状かつ平坦な加工前の箱用シートが、折り目に従って折り曲げられ、立体的成形され、粘着テープによって箱の形状を維持される。このような箱の加工作業もまた、機械によって自動化されていることが多い。

特許文献1(特開2013−18519号公報)が開示する装置は、詰め込み作業を担うものである。この装置は、直交する2つのコンベアを含んでいるので、工場に設置するには広い床面積が必要である。

特許文献2(特開平7−125110号公報)が開示する装置は、箱の加工作業を担うものである。ここには、この装置が単独で開示されており、詰め込み作業の内容には言及されていない。

概要

箱詰装置が占める空間を小さくすること。箱詰装置100は、物品コンベア10と、物品入口13と、箱用シート載置部71と、箱成形部73と、詰め込み部56と、箱搬送コンベア51と、を備える。物品コンベア10は、物品を上流端110から下流端120へ向かう方向に移動させる。物品入口13は、物品コンベア10よりも上流端110のより近くに配置される。箱用シート載置部71は、物品コンベア10よりも上流端110のより近くに配置される。箱成形部73は、箱用シート載置部71に載置された箱用シートSを折り曲げて箱Bを成形する。詰め込み部56は、物品コンベア10よりも下流端120のより近くに配置され、物品Pを詰め込むために箱Bを待機させる。箱搬送コンベア51は、箱Bを、箱成形部73から、物品コンベア10の下方を経由して、詰め込み部56まで移動させる。

目的

そのために有利な措置は、物品の事前配置作業、箱の加工作業、および、詰め込み作業に関与する箱詰装置全体の構造を最適化して、箱詰装置が占める空間を小さくすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

上流端から下流端までを占める、複数の物品を箱に詰め込む箱詰装置であって、前記物品を前記上流端から前記下流端へ向かう方向に移動させる物品コンベアと、前記物品コンベアよりも前記上流端のより近くに配置された物品入口と、前記物品コンベアよりも前記上流端のより近くに配置された箱用シート載置部と、前記箱用シート載置部に載置された箱用シートを折り曲げて前記箱を成形する箱成形部と、前記物品コンベアよりも前記下流端のより近くに配置され、前記物品を詰め込むために前記箱を待機させる詰め込み部と、前記箱を、前記箱成形部から、前記物品コンベアの下方を経由して、前記詰め込み部まで移動させる箱搬送コンベアと、を備える、箱詰装置。

請求項2

前記物品入口よりも前記上流端のより近くに配置された物品検査部、をさらに備える、請求項1に記載の箱詰装置。

請求項3

前記物品検査部と前記箱用シート載置部とが箱詰装置の横方向に並んでいる、請求項2に記載の箱詰装置。

請求項4

前記物品コンベアは、前記物品入口から入れられた前記物品を一つずつ搬送する物品搬送コンベアと、複数の前記物品を集積するために用いられる物品集積コンベアと、前記物品搬送コンベアに搬送されている前記物品を持ち上げて、前記物品集積コンベアに置く集積機構と、を含む、請求項1から3のいずれか1つに記載の箱詰装置。

請求項5

前記物品集積コンベアの幅は、前記物品搬送コンベアの幅以上である、請求項4に記載の箱詰装置。

請求項6

前記物品搬送コンベアよりも前記下流端のより近くに配置され、前記集積機構によって持ち上げられなかった前記物品を受け取る物品廃棄部、をさらに備える請求項4または請求項5に記載の箱詰装置。

請求項7

前記箱成形部は前記物品コンベアの下方に配置されている、請求項1から6のいずれか1つに記載の箱詰装置。

請求項8

前記箱成形部と前記詰め込み部の間に配置された、前記箱に粘着テープを貼るテープ貼付部、をさらに備え、前記テープ貼付部は前記物品コンベアの下方に配置されている、請求項1から7のいずれか1つに記載の箱詰装置。

請求項9

前記箱を授受するために箱詰装置における前記上流端および前記下流端以外の端部に配置された端部箱受渡口と、前記箱を前記端部箱受渡口から排出させる端部箱排出機構と、をさらに備える、請求項1から8のいずれか1つに記載の箱詰装置。

請求項10

請求項9に記載の箱詰装置である第1箱詰装置と、前記第1箱詰装置と並んで配置された第2箱詰装置と、を備え、前記第2箱詰装置は、上流端から下流端までを占め、前記物品を前記上流端から前記下流端へ向かう方向に移動させる物品コンベアと、前記物品コンベアよりも前記上流端のより近くに配置された物品入口と、前記物品コンベアよりも前記下流端のより近くに配置され、前記物品を詰め込むために前記箱を待機させる詰め込み部と、前記箱を、前記物品コンベアの下方を経由して、前記詰め込み部まで移動させる箱搬送コンベアと、前記箱を授受するために箱詰装置における前記上流端および前記下流端以外の端部に配置された端部箱受渡口と、を備え、前記第2箱詰装置は、前記物品を詰め込むために、前記第1箱詰装置の前記端部箱受渡口から排出された前記箱を、前記第2箱詰装置の前記端部箱受渡口を経由して受け取ることができる、箱詰システム

技術分野

0001

本発明は、箱詰装置に関する。

背景技術

0002

袋状のフィルム包装された物品の製造は、出荷のために段ボール箱などの梱包用の箱の中に複数の物品を詰め込む詰め込み作業で終了する。近年では、複数の物品の事前配置作業および詰め込み作業は、箱詰装置によって自動的に行われる。

0003

さらに、製造現場では、詰め込み作業に先立って箱の加工作業も行われる。すなわち、筒状かつ平坦な加工前の箱用シートが、折り目に従って折り曲げられ、立体的成形され、粘着テープによって箱の形状を維持される。このような箱の加工作業もまた、機械によって自動化されていることが多い。

0004

特許文献1(特開2013−18519号公報)が開示する装置は、詰め込み作業を担うものである。この装置は、直交する2つのコンベアを含んでいるので、工場に設置するには広い床面積が必要である。

0005

特許文献2(特開平7−125110号公報)が開示する装置は、箱の加工作業を担うものである。ここには、この装置が単独で開示されており、詰め込み作業の内容には言及されていない。

発明が解決しようとする課題

0006

限られた敷地面積に立つ工場において、製品製造設備全体のスループット、すなわち単位時間あたりの処理量を確保するためには、多くの製造装置密集して設置する必要がある。そのために有利な措置は、物品の事前配置作業、箱の加工作業、および、詰め込み作業に関与する箱詰装置全体の構造を最適化して、箱詰装置が占める空間を小さくすることである。

0007

本発明の課題は、箱詰装置が占める空間を小さくすること、および、それによって工場における製造設備全体のスループットを改善することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第1観点に係る箱詰装置は、上流端から下流端までを占める。箱詰装置は、複数の物品を箱に詰め込む。箱詰装置は、物品コンベアと、物品入口と、箱用シート載置部と、箱成形部と、詰め込み部と、箱搬送コンベアと、を備える。物品コンベアは、物品を上流端から下流端へ向かう方向に移動させる。物品入口は、物品コンベアよりも上流端のより近くに配置される。箱用シート載置部は、物品コンベアよりも上流端のより近くに配置される。箱成形部は、箱用シート載置部に載置された箱用シートを折り曲げて箱を成形する。詰め込み部は、物品コンベアよりも下流端のより近くに配置され、物品を詰め込むために箱を待機させる。箱搬送コンベアは、箱を、箱成形部から、物品コンベアの下方を経由して、詰め込み部まで移動させる。

0009

この構成によれば、箱詰装置は、箱詰装置の上流端から下流端へ向かう方向に移動させる物品コンベアと、当該物品コンベアよりも上流端のより近くに配置された箱用シート載置部と、箱を物品コンベアの下方を経由して詰め込み部まで移動させる箱搬送コンベアとを備える。したがって、箱用シートまたは成形された箱は、搬送方向の上流から下流へ、コンベアの下方を経由して移動するので、物品コンベアと上流端の間、および物品コンベアの下方の空きスペースは箱の移動のために有効利用される。その結果、箱詰装置全体が占める空間を小さくできる。

0010

本発明の第2観点に係る箱詰装置は、第1観点に係る箱詰装置において、物品入口よりも上流端のより近くに配置された物品検査部をさらに備える。

0011

この構成によれば、箱詰め工程の前段階で、物品は物品検査部によって検査される。したがって、異常な物品が箱に詰め込まれることを抑制できる。

0012

本発明の第3観点に係る箱詰装置は、第2観点に係る箱詰装置において、物品検査部と箱用シート載置部とが箱詰装置の横方向に並んでいる。

0013

この構成によれば、従来の箱詰装置の上流端付近の空きスペースに、箱用シート載置部が配置される。したがって、箱詰装置が空間を効率的に利用できる。

0014

本発明の第4観点に係る箱詰装置は、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る箱詰装置において、物品コンベアが、物品搬送コンベアと、物品集積コンベアと、集積機構と、を含む。物品搬送コンベアは、物品入口から入れられた物品を一つずつ搬送する。物品集積コンベアは、複数の物品を集積するために用いられる。集積機構は、物品搬送コンベアに搬送されている物品を持ち上げて、物品集積コンベアに置く。

0015

この構成によれば、箱詰装置の前段に設置された包装機が自身のタイミングで逐次排出する複数の物品を、効率的に集積することができる。

0016

本発明の第5観点に係る箱詰装置は、第4観点に係る箱詰装置において、物品集積コンベアの幅が、物品搬送コンベアの幅以上である。

0017

この構成によれば、様々な態様で物品を集積させることができる。

0018

本発明の第6観点に係る箱詰装置は、第4観点または第5観点に係る箱詰装置において、物品廃棄部をさらに備える。物品廃棄部は、物品搬送コンベアよりも下流端のより近くに配置され、集積機構によって持ち上げられなかった物品を受け取る。

0019

この構成によれば、集積機構が無視した物品は、物品搬送コンベアという手段だけによって物品廃棄部へ運ばれる。したがって、物品コンベアは、箱に詰め込まれなかった物品を廃棄するための特別な自動排出機構を必要としない。

0020

さらに、物品検査部で発見された不良品振り分け作業を、物品搬送コンベアおよび集積機構に担わせることもできる。したがって、物品検査部もまた、不良品を振り分けあるための特別な自動排出機構を必要としない。

0021

本発明の第7観点に係る箱詰装置は、第1観点から第6観点のいずれか1つに係る箱詰装置において、箱成形部が物品コンベアの下方に配置されている。

0022

この構成によれば、箱の成形作業が物品コンベアの下方で行われる。したがって、物品コンベア下方の空きスペースが有効利用され、箱詰装置の占める空間を小さくできる。

0023

本発明の第8観点に係る箱詰装置は、第1観点から第7観点のいずれか1つに係る箱詰装置において、箱に粘着テープを貼るテープ貼付部をさらに備える。テープ貼付部は、箱成形部と詰め込み部の間に配置される。テープ貼付部は物品コンベアの下方に配置されている。

0024

この構成によれば、箱のテープ貼付作業が物品コンベアの下方で行われる。したがって、物品コンベア下方の空きスペースを有効に利用できる。

0025

本発明の第9観点に係る箱詰装置は、第1観点から第8観点のいずれか1つに係る箱詰装置において、端部箱受渡口と、端部箱排出機構と、をさらに備える。端部箱受渡口は、箱を授受するために箱詰装置における上流端および下流端以外の端部に配置される。端部箱排出機構は、箱を端部箱受渡口から排出させる。

0026

この構成によれば、複数の箱詰装置が、それぞれの端部箱受渡口を経由して箱を授受することができる。したがって、複数の箱詰装置は、箱の加工作業を行う機構を共有することができる。

0027

本発明の第10観点に係る箱詰システムは、第1箱詰装置と、第2箱詰装置と、を備える。第1箱詰装置は、第9観点に係る箱詰装置である。第2箱詰装置は、第1箱詰装置と並んで配置される。第2箱詰装置は、第9観点に係る箱詰装置である。第2箱詰装置は、上流端から下流端までを占める。第2箱詰装置は、物品コンベアと、物品入口と、詰め込み部と、箱搬送コンベアと、端部箱受渡口と、を備える。物品コンベアは、物品を上流端から下流端へ向かう方向に移動させる。物品入口は、物品コンベアよりも上流端のより近くに配置されている。詰め込み部は、物品コンベアよりも下流端のより近くに配置され、物品を詰め込むために箱を待機させる。箱搬送コンベアは、箱を、物品コンベアの下方を経由して、詰め込み部まで移動させる。端部箱受渡口は、箱を授受するために箱詰装置における上流端および下流端以外の端部に配置されている。第2箱詰装置は、物品を詰め込むために、第1箱詰装置の端部箱受渡口から排出された箱を、第2箱詰装置の端部箱受渡口を経由して受け取ることができる。

0028

この構成によれば、箱詰システムに含まれる2台の箱詰装置は、箱の加工作業を行う機構を共有することができる。

発明の効果

0029

本発明の第1観点、第7観点、および第8観点に係る箱詰装置は、占める空間が小さい。

0030

本発明の第2観点に係る箱詰装置は、異常な物品が箱に詰め込まれることを抑制できる。

0031

本発明の第3観点に係る箱詰装置は、空間を効率的に利用する。

0032

本発明の第4観点に係る箱詰装置は、物品を効率的に集積することができる。

0033

本発明の第5観点に係る箱詰装置は、様々な態様で物品を集積させることができる。

0034

本発明の第6観点に係る箱詰装置は、物品を廃棄するための特別な自動排出機構を必要としない。

0035

本発明の第9観点に係る複数の箱詰装置は、箱の加工作業を行う機構を共有することができる。

0036

本発明の第10観点に係る箱詰システムは、占める空間が小さい。

図面の簡単な説明

0037

本発明に係る箱詰装置100の平面図である。
箱詰装置によって扱われる物品Pを示す図である。
本発明に係る箱詰装置100の2階部分を示す図である。
本発明に係る箱詰装置100の1階部分を示す図である。
本発明に係る箱詰装置100の内部構成を示す模式図である。
本発明に係る箱詰システム200の平面図である。
本発明に係る箱詰システム200の1階部分を示す図である。

実施例

0038

<第1実施形態>
(1)全体構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る箱詰装置100の平面図である。箱詰装置100は、前段装置コンベアAPから搬送される複数の物品Pを整列させ、箱Bの中に詰め込み、それを後段装置コンベアASへと引き渡すためのものである。

0039

箱詰装置100は、その上流端110から下流端120までの空間を占めている。箱詰装置100は、物品検査部60、箱加工部70、および物品配置部80を備える。

0040

図2は、取り扱われる物品Pを示す。物品Pは袋状のフィルムで包装された商品である。

0041

箱詰装置100において、図3に示す2階部分と、図4に示す1階部分とは、それぞれ異なった作業を行う。

0042

(2)詳細構成
(2−1)物品検査部60
図1に示すように、物品検査部60は、箱詰装置100の上流端110の近くに設けられている。さらに、図3に示すように、物品検査部60は、箱詰装置100の2階部分に設けられている。

0043

物品検査部60は、前段装置コンベアAPによって運ばれた物品Pについて、重量、貼付されたシールの状態、異物混入の有無などを検査するためのものである。物品検査部60が送信した検査結果を表す信号は、図示しない信号線を介して伝達され、物品配置部80によって受信される。

0044

物品検査部60は、検査済みの物品Pを物品配置部80に引き渡す。

0045

(2−2)箱加工部70
図1に示すように、箱加工部70は箱詰装置100の上流端110の近くに設けられている。

0046

箱加工部70は、箱用シートSを加工することによって、箱Bを作るためのものである。

0047

箱加工部70は、図3に示す2階部分に配置された箱用シート載置部71、および、図4に示す1階部分に配置された箱用シート排出部72、箱成形部73、および、テープ貼付部74を有する。

0048

(2−2−1)箱用シート載置部71
図3に示す箱用シート載置部71は、多数の箱用シートSを収容している。箱用シートSは、筒状かつ平坦な段ボール部材である。箱用シート載置部71は、制御シーケンスに従って、箱用シートSを1枚ずつ、1階部分に配置された箱用シート排出部72へと落とす。

0049

(2−2−2)箱用シート排出部72
図4に示す箱用シート排出部72は、1枚の箱用シートSを受け取り、それを箱成形部73へ送る。

0050

(2−2−3)箱成形部73
箱成形部73は、物品配置部80のフレーム81(図1)の中に設置されている。

0051

箱成形部73は、箱用シートSをその折り目に従って折り曲げ、立体的に成形するためのものである。すなわち、箱成形部73を構成する図示しない機構が、四角形の側面を作るとともに、底面のフラップを折り曲げる。箱成形部73は、その後、立体的な形状を持つ箱Bをテープ貼付部74へ送る。

0052

(2−2−4)テープ貼付部74
テープ貼付部74もまた、物品配置部80のフレーム81(図1)の中に設置されている。

0053

テープ貼付部74は、箱Bの底面に粘着テープを貼付し、箱Bの形状を維持するためのものである。

0054

(2−3)物品配置部80
図1に示す物品配置部80は、フレーム81と、その中に配置された物品コンベア10、集積機構20、物品群移動機構30、および箱取扱部50を有する。

0055

図5に示すように、物品コンベア10、集積機構20、および物品群移動機構30は、箱詰装置100の2階部分に配置され、箱取扱部50は1階部分に配置されている。

0056

(2−3−1)物品コンベア10
物品コンベア10は、図1に示す上流端110から下流端120へ向かう搬送方向xに物品Pを搬送するためのものである。

0057

図5に示すように、物品コンベア10は、2階部分に設けられた物品搬送コンベア11および物品集積コンベア12を有している。物品搬送コンベア11および物品集積コンベア12は、いずれも搬送方向xに物品Pを搬送する。

0058

物品集積コンベア12は、物品搬送コンベア11と平行に配置されており、かつ、物品搬送コンベア11の幅以上の広い幅を有する。

0059

図5において、物品搬送コンベア11の一端の付近に概略的に示されている物品入口13は、例えばフレーム81(図1)に設けられている。物品検査部60から排出された物品Pは、物品入口13から物品配置部80の内部へ入り、物品搬送コンベア11の上に載置される。

0060

1階部分に設けられた物品廃棄部14は、物品搬送コンベア11における物品入口13から遠い端部を超えて搬送されて落下した物品Pを収容する。

0061

(2−3−2)集積機構20
集積機構20は、物品コンベア10と協働して、複数の物品Pを集積させて物品群Gを作るためのものである。具体的には、集積機構20は、物品搬送コンベア11の上に載置された物品Pを1つずつ持ち上げて、物品集積コンベア12の上に集積させる。

0062

図5には、2次元的に整列した物品群Gの集積の態様が示されている。集積機構20は、これとは異なり、部分的に重なって1列に整列した態様など、その他の様々な態様に物品Pを集積させて物品群Gを作ることができる。

0063

集積機構20は、例えばパラレルリンクロボットから構成されており、フレーム81(図1)に固定されている。集積機構20は、集積ヘッド21、複数の集積吸着具22、3本のアーム23、サーボ機構24、吸引管25を有する。

0064

サーボ機構24が、アーム23を介して、集積ヘッド21を3次元的に動かし、または回転させる。集積ヘッド21には、複数の集積吸着具22が設けられている。吸引管25は、集積吸着具22の内部空間を図示しない真空ポンプと連通させている。集積吸着具22が物品Pと密着した時に真空ポンプが空気を吸引することにより、集積ヘッド21は1つの物品Pを持ち上げることができる。

0065

物品検査部60から送信されて物品配置部80が受信した検査結果の信号の中に、不良品に関する情報が含まれている場合、集積機構20は物品Pを持ち上げる動作を控えることができる。この場合、集積機構20に無視された物品Pは、物品搬送コンベア11によって搬送され、物品廃棄部14へ落下する。

0066

集積機構20はまた、自身の実行する集積動作に用いることができないほど多くの物品Pが物品搬送コンベア11によって搬送された場合に、その一部を無視して、物品廃棄部14へ落下させることができる。

0067

(2−3−3)物品群移動機構30
物品群移動機構30は、物品群Gを持ち上げて、箱Bに詰め込むためのものである。

0068

物品群移動機構30は、ロボットから構成されており、フレーム81(図1)に固定されている。物品群移動機構30は、詰め込みヘッド31、詰め込み吸着具32、マスト33、移動ガイド34、U字管35、可撓ホース36、およびポンプ吸引口37を有する。

0069

移動ガイド34は、図示しないモータを有しており、マスト33を図5に示すx軸方向またはz軸方向に移動させることができる。したがって、マスト33の先端に設けられた詰め込みヘッド31は、xz平面を移動することができる。集積ヘッド21よりも大型である詰め込みヘッド31には、多数の詰め込み吸着具32が設けられており、物品群Gを構成する複数の物品Pを一度に持ち上げることができる。

0070

詰め込み吸着具32の内部空間は、マスト33の内部、U字管35、可撓ホース36、およびポンプ吸引口37を介して、図示しない真空ポンプと連通している。詰め込み吸着具32が物品群Gと密着した時に真空ポンプが空気を吸引することにより、詰め込みヘッド31は物品群Gを一度に持ち上げることができる。

0071

真空ポンプが空気を吸引している間には、可撓ホース36が脈動することがある。この脈動が詰め込みヘッド31に伝わると、詰め込みヘッド31に不要な力が加わり、箱詰め動作に悪影響を及ぼすおそれがある。U字管35は、その脈動が詰め込みヘッド31に伝わるのを抑制している。

0072

(2−3−4)箱取扱部50
箱取扱部50は、箱詰め動作に際し箱Bを移動させるためのものである。

0073

箱取扱部50は、箱搬送コンベア51、箱受渡コンベア52、端部箱排出機構53、端部箱受渡口54、55、および、詰め込み部56を有する。

0074

テープ貼付部74を出た箱Bは、箱搬送コンベア51によって、詰め込み部56まで搬送される。詰め込み部56は、物品集積コンベア12よりも下流端120(図1寄りで、かつ、物品群移動機構30の下方に位置する、箱搬送コンベア51の面上の箇所である。詰め込み部56で待機している箱Bの中へ、物品群移動機構30によって、物品群Gが一度に詰め込まれる。1つの箱Bに対して、この詰め込み作業が何度か繰り返された後、箱搬送コンベア51は箱Bを移動させ、後段装置コンベアASへ引き渡す。

0075

(3)動作
前段装置コンベアAPから1つずつ搬送される物品Pは、物品検査部60で検査された後、物品入口13で物品配置部80へ引き渡される。併せて、物品検査部60は物品Pの検査結果の信号を物品配置部80へ送信する。

0076

箱加工部70では、箱Bの加工作業が行われる。箱用シート載置部71から1枚の箱用シートSが落とされ、箱用シート排出部72はそれを箱成形部73へ送る。箱成形部73は、箱用シートSを折り曲げて箱Bを作る。テープ貼付部74は、箱Bの底面に粘着テープを貼付し、箱Bの形状を維持する。その後、箱搬送コンベア51が箱Bを詰め込み部56まで搬送し、箱Bは上部が空いた状態でそこで待機する。

0077

物品検査部60では、物品搬送コンベア11の上を1つずつ搬送される物品Pを、集積機構20が物品集積コンベア12の上に集積させ、物品群Gとして整列させる。

0078

物品群移動機構30は物品群Gを一度に持ち上げ、詰め込み部56で待機している箱Bの中へ詰め込む。詰め込み作業が何度か繰り返された後、箱搬送コンベア51が箱Bを排出し、後段装置コンベアASに引き渡す。

0079

(4)特徴
(4−1)
箱用シートSまたは成形された箱Bは、搬送方向xの上流から下流へ、物品コンベア10の下方を経由して移動するので、物品コンベア10と上流端110の間のスペース、および物品コンベア10の下方の空きスペースは、箱Bの移動のために有効利用される。その結果、箱詰装置全体100が占める空間を小さくできる。

0080

(4−2)
詰め込み作業の前に、物品Pは物品検査部60によって検査される。したがって、異常な物品Pが箱Bに詰め込まれることを抑制できる。

0081

(4−3)
箱詰装置100の上流端110付近のスペースに、箱用シート載置部71が配置される。したがって、箱詰装置100が空間を効率的に利用できる。

0082

(4−4)
箱詰装置100は、物品搬送コンベア11および物品集積コンベア12という、2つのコンベアを有する。したがって、箱詰装置100の前段に設置された機器が自身のタイミングで逐次排出する複数の物品Pを、箱詰装置100は効率的に集積することができる。

0083

(4−5)
物品集積コンベア12は、物品搬送コンベア11幅以上の広い幅を有する。したがって、箱詰装置100は、2次元的に整列した態様や、部分的に重なって1列に整列した態様など、様々な態様で物品を集積させることができる。

0084

(4−6)
集積機構20が無視した物品は、物品搬送コンベア11という手段だけによって物品廃棄部14へ運ばれる。したがって、物品コンベア10は、短時間の間に多数の物品Pが搬送されたことによって箱Bに詰め込まれる機会を逃した物品Pを廃棄するための特別な自動排出機構を必要としない。

0085

さらに、物品検査部60で発見された不良品の振り分け作業を、物品搬送コンベア11および集積機構20に担わせることもできる。したがって、物品検査部60もまた、不良品を振り分けあるための特別な自動排出機構を必要としない。

0086

(4−7)
箱Bの成形作業が行われる箱成形部73は、物品コンベア10の下方にある。したがって、物品コンベア10の下方の空きスペースが有効利用され、箱詰装置100が占める空間を小さくできる。

0087

(4−8)
箱Bのテープ貼付作業が行われるテープ貼付部74は、物品コンベア10の下方にある。したがって、物品コンベア10の下方の空きスペースをさらに有効利用できる。

0088

(5)変形例
(5−1)
第1実施形態に係る箱詰装置100においては、箱成形部73およびテープ貼付部74は、物品配置部80のフレーム81の中に設置されている。これに代えて、箱成形部73およびテープ貼付部74の一方または両方は、フレーム81の外に設置されてもよい。

0089

この構成によれば、物品コンベア10の下方の空間を、箱加工部70の部分的収容以外の目的のために用いることができる。

0090

(5−2)
第1実施形態に係る箱詰装置100においては、箱詰め工程の後、箱Bの上面を閉じるために粘着テープを貼付する手段は特に設けられていなかった。これに代えて、詰め込み部56よりも下流端120の近くに、箱Bの上面に粘着テープを貼付するための追加のテープ貼付部を設けてもよい。

0091

この構成によれば、箱詰めの工程の後で完全に封止された箱Bが排出されるので、人手による作業をより削減することができる。

0092

(5−3)
第1実施形態に係る箱詰装置100においては、テープ貼付部74は詰め込み部56よりも上流端110の近くに配置されており、専ら箱Bの底面を閉じるためだけに用いられていた。テープ貼付部74を詰め込み部56よりも上流端110の近く配置することに代えて、テープ貼付部74を詰め込み部56よりも下流端120の近くに配置し、それによって、箱の上面および底面の両方に対して一度にテープの貼付を行ってもよい。

0093

この構成によれば、詰め込み部56よりも上流端110に近い箇所に、他の機器を搭載しやすくなる。

0094

<第2実施形態>
(1)全体構成
図6は、本発明の第2実施形態に係る箱詰システム200の平面図である。箱詰システム200は、第1箱詰装置100Aおよび第2箱詰装置100Bを有している。第1箱詰装置100Aは、前述した第1実施形態に係る箱詰装置100と同様の構成である。第2箱詰装置100Bは、物品検査部60Bと物品配置部80Bとを有する点で箱詰装置100と共通するが、箱加工部70を有しない点で箱詰装置100とは異なる。加えて、第2箱詰装置100Bは、各構成要素の配置が、第1箱詰装置100Aの各構成要素とは対称である。

0095

(2)動作
箱Bの加工は、第1箱詰装置100Aの箱加工部70Aによってのみ行われる。

0096

図7は、箱詰システム200の1階部分を示す図である。第1箱詰装置100Aの箱用シート排出部72Aから供給された箱用シートSは、箱成形部73Aで成形され、テープ貼付部74Aで底面に粘着テープを貼付される。

0097

その後、詰め込み作業は、第1箱詰装置100Aおよび第2箱詰装置100Bの双方において行われる。

0098

第1箱詰装置100Aにおける詰め込み作業の準備のために、箱Bは、第1箱詰装置100Aの箱取扱部50Aの箱搬送コンベア51Aによって、テープ貼付部74Aから詰め込み部56Aへ搬送される。

0099

第2箱詰装置100Bにおける詰め込み作業の準備のために、箱Bは、まず、第1箱詰装置100Aの端部箱排出機構53(図5)によって、搬送方向xと直行する方向yに押し出され、箱受渡コンベア52Aへ送られる。次に、第1箱詰装置100Aの箱受渡コンベア52は、箱Bを、端部箱受渡口55Aから外へ排出する。次に、箱Bは、第2箱詰装置100Bにおいて、端部箱受渡口55B、次いで箱受渡コンベア52Bを経由して、箱取扱部50Bの箱搬送コンベア51Bに送られる。次に、箱Bは、箱搬送コンベア51Bによって、詰め込み部56Bへ搬送される。

0100

(3)特徴
第1箱詰装置100Aおよび第2箱詰装置100Bが、それぞれの端部箱受渡口55A、55Bを経由して箱Bを授受することができる。したがって、第1箱詰装置100Aおよび第2箱詰装置100Bは、箱加工部70Aを共有することができる。

0101

(4)変形例
第1実施形態に係る箱詰装置100の変形例を、第2実施形態に係る箱詰システム200の第1箱詰装置100Aおよび第2箱詰装置100Bの一方または両方に適用してもよい。

0102

AP前段装置コンベア
AS後段装置コンベア
B 箱
P物品
S箱用シート
10物品コンベア
11物品搬送コンベア
12 物品集積コンベア
13物品入口
14 物品廃棄部
20集積機構
30物品群移動機構
50、50A、50B 箱取扱部
51、51A、51B 箱搬送コンベア
52、52A、52B箱受渡コンベア
53 端部箱排出機構
54 端部箱受渡口
55、55A、55B 端部箱受渡口
56、56A、56B詰め込み部
60、60A、60B 物品検査部
70、70A 箱加工部
80、80A、80B 物品配置部
100、100A、100B箱詰装置
110上流端
120下流端
200 箱詰システム

先行技術

0103

特開2013−18519号公報
特開平7−125110号公報

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 大森機械工業株式会社の「 ロボット箱詰め装置」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】 2個の物品を同時に別々の箱内に供給するに際し、簡単な構成・制御でノズル部を箱の角部付近に位置させるロボット箱詰め装置を提供すること【構成】 ノズル部4を備えた物品1を2列で搬送する第一搬... 詳細

  • 大森機械工業株式会社の「 移送装置および移送方法」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】 軽量で薄型の複数の物品が結束されない状態で収容部に収められている場合であっても、これらの一括した取り出しを確実に行ない、次工程に移送することが可能な移送装置および移送方法を提供する。【解決... 詳細

  • 广州鳳天包装材料有限公司の「 高級化粧品用の郵便梱包機」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題】高速で処理できる高級化粧品用の郵便梱包機を提供する。【解決手段】機体10を含み、前記機体10の内には回転チャンバー15が設置され、前記回転チャンバー15の中の頂壁には運動装置13がスライドでき... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ