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技術 画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 津田諭
出願日 2015年3月17日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-052927
公開日 2016年9月29日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-173436
状態 特許登録済
技術分野 電子写真一般。全体構成、要素 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 警告表示内容 引出し量 回復シーケンス 両開き扉 構造体側 各画像形成エンジン 引出し式 発音体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月29日)のものです。
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図面 (16)

課題

光に敏感な像保持体を含む引出し式構造体が引き出されたときの被爆光量を有効に検知する。

解決手段

構造体180が筐体190から引き出されたときの被曝光量を測定する測定部183と、測定部183を、装置本体との間の通信路に接続する構造体側接続部185とを備え、装置本体が、構造体180が筐体190内に収容された状態において構造体側接続部185に接続される本体側第1接続部201と、構造体180が筐体190から引き出された状態において構造体側接続部185に接続される本体側第2接続部202とを備えた。

概要

背景

特許文献1には、上面カバーを開けて感光体交換する構造の記録装置であって、感光体近傍にフォトセンサを設けて光量に応じて警告を発することが開示されている。

概要

光に敏感な像保持体を含む引出し式構造体が引き出されたときの被爆光量を有効に検知する。構造体180が筐体190から引き出されたときの被曝光量を測定する測定部183と、測定部183を、装置本体との間の通信路に接続する構造体側接続部185とを備え、装置本体が、構造体180が筐体190内に収容された状態において構造体側接続部185に接続される本体側第1接続部201と、構造体180が筐体190から引き出された状態において構造体側接続部185に接続される本体側第2接続部202とを備えた。

目的

本発明は、光に敏感な像保持体を含む引出し式の構造体を備え、その構造体が引き出されたときの被爆光量を有効に検知することができる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

装置本体を備えた筐体と、該筐体から引出し自在に該筐体内に収容された、静電潜像を保持し現像により形成されたトナー像を保持する像保持体を含む構造体とを有し、用紙上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置であって、前記構造体が、前記筐体から引き出されたときの前記像保持体の被曝光量を測定する測定部と、前記測定部を前記装置本体との間の通信路に接続する構造体側接続部とを備え、前記装置本体が、前記構造体が前記筐体内に収容された状態において前記構造体側接続部に接続される本体側第1接続部と、前記構造体が前記筐体から引き出された状態において前記構造体側接続部に接続される本体側第2接続部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。

請求項2

前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのいずれもが前記構造体側接続部との接続が断たれたことを受けて警告を報じる第1警告部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記構造体側接続部が前記本体側第2接続部に接続されているときに、前記像保持体の被曝光量に応じた警告を報じる第2警告部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記構造体がさらに、駆動されて音を発する発音部と、前記構造体側接続部が前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのいずれとも非接続状態にあるときの被曝光量累積値が予め定められた閾値に達したときに該発音部を駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項5

前記本体側第1接続部が、前記構造体側接続部との間で有線で接続される接続部であり、前記本体側第2接続部が、前記構造体側接続部との間で無線で接続される接続部であって、前記構造体側接続部が、前記前記本体側第1接続部との間で有線で接続される構造体側第1接続部と、前記本体側第2接続部との間で無線で接続される構造体側第2接続部とを有するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。

請求項6

前記構造体が、前記筐体から引出し自在に該筐体に収容される枠体と、少なくとも前記像保持体および前記測定部を備え前記枠体に着脱自在に装着される組立体とを有し、前記組立体がさらに、前記構造体側接続部が前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのうちの少なくとも前記本体側第1接続部に接続されている状態において前記装置本体からの該構造体側接続部を経由する電力充電される2次電池と、情報が書き込まれて該情報を記憶する記憶部とを備え、該測定部および該記憶部は、少なくとも該組立体が前記枠体から取り外されている状態において該2次電池からの電力で動作するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、上面カバーを開けて感光体交換する構造の記録装置であって、感光体近傍にフォトセンサを設けて光量に応じて警告を発することが開示されている。

先行技術

0003

特開平05−061287号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、光に敏感な像保持体を含む引出し式構造体を備え、その構造体が引き出されたときの被爆光量を有効に検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

請求項1は、
装置本体を備えた筐体と、該筐体から引出し自在に該筐体内に収容された、静電潜像を保持し現像により形成されたトナー像を保持する像保持体を含む構造体とを有し、用紙上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置であって、
前記構造体が、前記筐体から引き出されたときの前記像保持体の被曝光量を測定する測定部と、前記測定部を前記装置本体との間の通信路に接続する構造体側接続部とを備え、
前記装置本体が、前記構造体が前記筐体内に収容された状態において前記構造体側接続部に接続される本体側第1接続部と、前記構造体が前記筐体から引き出された状態において前記構造体側接続部に接続される本体側第2接続部とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。

0006

請求項2は、前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのいずれもが前記構造体側接続部との接続が断たれたことを受けて警告を報じる第1警告部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。

0007

請求項3は、前記構造体側接続部が前記本体側第2接続部に接続されているときに、前記像保持体の被曝光量に応じた警告を報じる第2警告部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。

0008

請求項4は、前記構造体がさらに、駆動されて音を発する発音部と、前記構造体側接続部が前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのいずれとも非接続状態にあるときの被曝光量累積値が予め定められた閾値に達したときに該発音部を駆動する駆動部とを備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の画像形成装置である。

0009

請求項5は、前記本体側第1接続部が、前記構造体側接続部との間で有線で接続される接続部であり、前記本体側第2接続部が、前記構造体側接続部との間で無線で接続される接続部であって、前記構造体側接続部が、前記前記本体側第1接続部との間で有線で接続される構造体側第1接続部と、前記本体側第2接続部との間で無線で接続される構造体側第2接続部とを有するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の画像形成装置である。

0010

請求項6は、前記構造体が、前記筐体から引出し自在に該筐体に収容される枠体と、少なくとも前記像保持体および前記測定部を備え前記枠体に着脱自在に装着される組立体とを有し、
前記組立体がさらに、前記構造体側接続部が前記本体側第1接続部と前記本体側第2接続部とのうちの少なくとも前記本体側第1接続部に接続されている状態において前記装置本体からの該構造体側接続部を経由する電力充電される2次電池と、情報が書き込まれて該情報を記憶する記憶部とを備え、該測定部および該記憶部は、少なくとも該組立体が前記枠体から取り外されている状態において該2次電池からの電力で動作するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の画像形成装置である。

発明の効果

0011

請求項1によれば、構造体が引き出された状態にあるときも構造体と装置本体との間の通信路が接続され、被爆光量が装置本体に伝えられる。

0012

請求項2によれば、作業者注意が促される。

0013

請求項3によれば、きめ細かな警告により警告に応じた対応が可能となる。

0014

請求項4によれば、組立体が枠体から取り外された状態にあっても、被爆光量が予め定められた光量に達したことの注意喚起がなされる。

0015

請求項5によれば、第2接続部が有線で接続される場合と比べ、構造体の、第2接続部への接続が可能な引出し量許容範囲が広い。

0016

請求項6によれば、組立体が枠体から取り外された状態にあるときも、像保持体の被爆光量が正確に検知できる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタ概略構成図である。
図1を参照して説明したプリンタの外観を示した模式図である。
像保持体モジュール概略構造を示した図である。
枠体が筐体から引き出された状態(実線)と収納された状態(破線)との双方を示した模式図である。
回路基板と本体側の第1の接続端子とを示した図である。
回路基板と本体側の第2の接続端子とを示した図である。
像保持体モジュールの交換に伴う処理を示した図である。
演算処理内容および警告表示内容を示した図である。
第2実施形態における、本体内の第1の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。
第2実施形態における、本体内の第2の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。
第2実施形態における、像保持体モジュールの交換に伴う処理を示した図である。
第3実施形態における、像保持体モジュールの概略構造を示した図である。
積算光量が閾値光量を越えたことの演算を行なう回路の一例を示した図である。
第4実施形態における、本体内の第1の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。
第4実施形態における、像保持体モジュールがプリンタ本体の筐体から引き出された状態にあるときの回路基板を示した図である。

実施例

0018

以下、本発明の実施の形態を説明する。

0019

図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタの概略構成図である。

0020

このプリンタ100の下部には複数(ここでは2台)の用紙トレイ150が備えられていて、各用紙トレイ150には、画像プリントに使用される、使用前の用紙Pが、積み重ねられた状態に収容されている。画像プリントにあたり、複数の用紙トレイ150のうちの指定された用紙トレイから、用紙取出ロール151により、用紙Pが1枚ずつ取り出されて、用紙搬送ロール152等により用紙搬送路153上を矢印D方向に搬送される。

0021

また、プリンタ100には、4基の画像形成エンジン130が搭載されている。各々の画像形成エンジン130では、各画像形成エンジン130Y,130M,130C,130Kごとにそれぞれ色が異なる単色トナーによる単色トナー像が形成される。

0022

ここで、画像形成エンジン130について、トナーの色を表すときは、画像形成エンジンを表す符号‘130’にさらにトナーの色を表す符号である、‘Y’(イエロー)、‘M’(マゼンタ)、‘C’(シアン)、‘K’(黒)を付して示す。色には無関係の説明については、色を表す符号は省略し、画像形成エンジン130と称する。画像形成エンジン以外の他の要素についても同様である。

0023

本実施形態では、4基の画像形成エンジン130は全て同一の構成となっている。各画像形成エンジン130は、矢印A方向に回転する感光体131と、その周囲に配置された、帯電器132、露光器133、現像器134、およびクリーナ135を備えている。

0024

帯電器132は、感光体131に接触していて、その感光体131の表面を一様に帯電する。

0025

露光器133は、画像信号に基づいて変調された露光光133aを感光体131に照射して、感光体131上に静電潜像を形成する。

0026

各露光器133には、制御部200から、その画像形成エンジン130が分担する色トナーで形成される単色の画像を表わす画像信号が入力される。そして露光器133からは、その単色の画像を表わす画像信号で変調された露光光133aが照射され、感光体131上には、その単色の画像を表わす画像信号に対応する静電潜像が形成される。

0027

現像器134は、感光体131に対面した領域にトナーを運ぶ現像ロール134aを備えていて、感光体131上に形成された静電潜像をトナーで現像して感光体131上に単色のトナー像を形成する。

0028

各画像形成エンジン130の上部には、各トナーカートリッジ139が備えられている。各トナーカートリッジ139には、対応する画像形成エンジン130ごとの単色のトナーが収容されている。トナーカートリッジ139内のトナーは現像器134内に供給されてトナー像の形成に使用される。このトナーカートリッジ139は交換自在となっており、空になると新たなトナーカートリッジ139に交換される。

0029

画像形成エンジン130の下部には、中間転写ユニット160が配置されている。この中間転写ユニット160には、無端の中間転写ベルト161と、その中間転写ベルト161を回転駆動する駆動ロール162と、その中間転写ベルト161に張力を与える張力付与ロール163と、中間転写ベルト161を2次転写ロール170に押し当てる押当てロール164とを備えている。中間転写ベルト161は、それら駆動ロール162、張力付与ロール163、および押当てロール164に支持されていて、駆動ロール162からの回転駆動力を受けて、4基の画像形成エンジン130に沿う移動経路を通って矢印B方向に循環移動する。さらに、この中間転写ユニット160には、4基の1次転写ロール165とクリーナ166が備えられている。

0030

4基の1次転写ロール165は、中間転写ベルト161を間に挟んで各画像形成エンジン130の感光体131と対向する位置に配置されていて、感光体131上に形成されたトナー像を中間転写ベルト161上に転写する役割を担っている。

0031

4基の画像形成エンジン130のそれぞれの感光体131上に形成されたトナー像は、各1次転写ロール163の作用により、矢印B方向に移動している中間転写ベルト161上に順次重なるように転写される。

0032

感光体131は、トナー像の転写後において、クリーナ135により、その表面に残存するトナー等が取り除かれる。

0033

中間転写ベルト161上に順次重なるように転写されたトナー像は、2次転写ロール170の作用により、タイミングを合わせて搬送されてきた用紙P上に転写される。トナー像の転写を受けた用紙Pは、用紙搬送路153上をさらに搬送されて定着器175による加熱および加圧を受け、その用紙P上に定着トナー像からなる画像がプリントされて、このプリンタ100から不図示の排紙トレイ上に排出される。

0034

一方、中間転写ベルト161は、トナー像転写後において、クリーナ166により、その表面に残存するトナー等が取り除かれる。

0035

ここで、4基の画像形成エンジン130は、各画像形成エンジン130ごとに、像保持体131、帯電器132、およびクリーナ135を含む像保持体モジュール181(図2参照)と、現像器134を含む現像器モジュール182とにモジュール化されている。そして4基の画像形成エンジン130を構成する、4基の像保持体モジュール181と4基の現像器モジュール182からなる合計8基のモジュールは、引出し式の枠体180(図2を合わせて参照)に搭載されていて、それら合計8基のモジュールが一体的に、このプリンタ100の筐体190(図2参照)から枠体180ごと引き出され、あるいは筐体内に収納される構造となっている。枠体180を引出した状態において、各モジュール単位で交換が可能となっている。

0036

また、この図1に示すプリンタ100には、制御部200とUI(ユーザインタフェース)300とが備えられている。制御部200は、このプリンタ100の、上述した各部の、連携した動作の制御を担っている。

0037

また、UI300は、タッチパネル式表示画面310を備え、各種の操作画面を表示してユーザによる操作を受け付ける役割を担っている。このプリンタ100では、その操作画面上でのユーザによる操作に応じた処理が実行される。また、この表示画面310は、後述する警告を表示する役割も担っている。

0038

図2は、図1を参照して説明したプリンタの外観を示した模式図である。ここでは、プリンタ100のうちの、枠体180およびその枠体180に搭載されているモジュール181,182を除く構成部分を、プリンタ本体と称する。

0039

このプリンタ100の筐体190には、両開き扉191が設けられている。

0040

この図2には、その扉191を開けた状態が示されている。この扉191の奥には、枠体180が収容されており、その枠体180には、4基の像保持体モジュール181と4基の現像器モジュール182が交互に搭載されている。

0041

各像保持体モジュール181に備えられえている帯電器132は、その帯電器132の支持体132aとの間に配置されたばね部材132bにより、像保持体131に押し当てられている。

0042

また、4基の像保持体モジュール181の、手前側(扉191側)には光センサ183が設置されている。光センサ183を手前側に設置してあるのは、扉191を開けた時点から遅退なく被爆光量を検知するためである。

0043

扉191よりも下部に配置されている2基の用紙トレイ150は、1つずつ引出し自在となっていて、引き出された用紙トレイ150に用紙が補充される。

0044

また、扉191よりも上部に配置されている4基のトナーカートリッジ139は、トナーカートリッジ139ごとに筐体190から引き出されて交換される。

0045

さらに、この筐体190の上面には、図1にも示した表示画面310が配置されている。

0046

ここで、この枠体190は、本発明にいう枠体の一例に相当し、像保持体モジュール181は、本発明にいう組立体の一例に相当する。また、本実施形態では、枠体190と、その枠体190に搭載されている4基の像保持体モジュール181と4基の現像器モジュール182とを合わせた全体が本発明にいう構造体の一例に相当する。

0047

図3は、像保持体モジュールの概略構造を示した図である。

0048

この像保持体モジュール181には、像保持体131、帯電器132、およびクリーナ135が備えられている。また、図2にも示すように、手前側に光センサ183が設置されている。また、奥側には、回路基板184が備えられている。この回路基板184には、プリンタ本体との間の通信路の接続を担う接続端子185が設けられている。
また、この回路基板185には、記憶回路(不図示)が搭載されている。この記憶回路には、この像保持体モジュール181の使用履歴や後述する被爆光量など、その像保持体モジュール181に関する様々な内容が記録され、必要に応じて書き換えられる。

0049

また、光センサ183で検知された被爆光量は、回路基板184に設けられた接続端子185を介してプリンタ本体に備えられている制御部200(図1参照)に伝えられる。

0050

像保持体131の上部には、帯電器132が配置されている。

0051

像保持体モジュール181を含む枠体180を筐体190から引き出すと、像保持体モジュール181に備えられている像保持体131が光に晒される。このとき、像保持体131の、帯電器132が接している領域には光は当たらず、その両側に光が当たる。このため、この像保持体131は、その領域によって光被労の程度が異なることになる。この光被労の違いが大きいと、それがプリントした画像上に横縞状の画像欠陥として表われてしまう。このため、ここでは、光センサ183が搭載されていて、被爆光量が検知される。

0052

ただし、この像保持体モジュール181が、筐体190から引き出された状態において、被爆光量が例えば限界に達したことを如何にしてプリンタ本体に伝えるかが問題となる。そこで、本実施形態では、以下の構成を採用している。

0053

図4は、枠体が筐体から引き出された状態(実線)と収納された状態(破線)との双方を示した模式図である。

0054

図3を参照して説明した通り、枠体180に搭載されている像保持体モジュール181には、その奥側に回路基板184が備えられていて、その回路基板184には、接続端子185が設けられている。この回路基板184に設けられている接続端子185は、本発明にいう構造体側接続部の一例に相当する。

0055

また、プリンタ本体側、すなわち筐体190内には、その奥側に第1の接続端子201が備えられており、手前側に第2の接続端子202が備えられている。第1の接続端子201および第2の接続端子202は、本発明にいう、それぞれ本体側第1接続部および本体側第2接続部の各一例に相当する。

0056

像保持体モジュール181を搭載した枠体180が、矢印Rで示す収納の向きに押し込まれると、回路基板184上の接続端子185は、本体側第1の接続端子201に接続される一方、枠体180が矢印Fで示す引出しの向きに引き出されると、回路基板184上の接続端子185は、本体側の第2接続端子202に接続される。したがって、枠体180が筐体190から引き出されている状態であっても、像保持体モジュール181に設置されている光センサ183で検知された光量情報は、本体側の制御部200(図1参照)にリアルタイムで伝えられ、時間遅延なしに、その光量に応じた対応が可能となる。

0057

図5は、回路基板と本体側の第1の接続端子とを示した図である。

0058

この図5には、像保持体モジュール181を搭載した枠体180が筐体190内に矢印Rの向きに押し込まれてきたときの、本体側の第1の接続端子201に接続される直前の位置にある回路基板184が1点鎖線で示されている。また、この図5には、その枠体180が矢印Rの向きにさらに押し込まれて本体側の第1の接続端子201に接続された状態の、回路基板184が実線で示されている。

0059

回路基板184上の接続端子185は、第1接点185a〜第5接点185eの5つの接点を有する。これら5つの接点のうち、第1接点185aと第5接点185eは、回路基板184上を矢印R方向に長く延びた形状の接点である。これに対し、第2接点185bは、回路基板184上の、矢印Rの向きの後方の部分にのみ設けられている、長さの短い接点である。また、第3接点183cと第4接点185dは、回路基板184上の、矢印Rの向きの前方の部分にのみ設けられている、長さの短い接点である。

0060

枠体180(図4参照)が矢印Rの向きに最終位置まで押し込まれると、回路基板184上の接続端子185は、本体側の第1の接続端子201に接続される。回路基板184上の接続端子185と同様、この第1の接続端子201には、第1接点〜第5接点201a〜201eが設けられている。そして、その第1の接続端子201は、枠体180(図4参照)が矢印Rの向きに最終位置まで押し込まれたとき、回路基板184上の接続端子185に、1点鎖線Aで示す位置で接した状態となる。すなわち、回路基板184上の接続端子185を構成する5つの接点185a〜185eのうちの第2接点185bを除く4つの接点185a,185c〜185dが、第1の接続端子201を構成する5つの接点201a〜201eのうちの第2接点201bを除く4つの接点201a,201c〜201dに、それぞれ接続される。ただし、回路基板184上の第2接点185bは、矢印Rの向きの後方にのみ設けられている長さの短い接点であるため、接続されない。

0061

ここで、第1の接続端子201の第1接点201aはグランド用の接点である。また、第2接点201bは、光量情報入力用の接点である。

0062

また、第3接点201cと第4接点201dは、回路基板184に搭載されている不図示の記憶回路のアクセス用である。これら第3接点201cと第4接点201dが回路基板184上の第3接点185cと第4接点185dに接続されている状態で、本体側の制御部200(図1参照)によりその記憶回路に情報が書き込まれ、あるいはその記憶回路から情報が読みだされる。さらに第5接点201eは電源用の接点である。すなわち、回路基板184が第1の接続端子201に接続されている状態のときは、回路基板184に電力が供給され、その回路基板184に搭載されている記憶回路がアクセスされる。

0063

図6は、回路基板と本体側の第2の接続端子とを示した図である。

0064

この図6には、像保持体モジュール181を搭載した枠体180が、筐体190から矢印Fの向きに引き出されたときの、本体側の第2の接続端子202に接続される直前の位置にある回路基板184が1点鎖線で示されている。また、この図6には、その枠体180が矢印Fの向きにさらに引き出されて、本体側の第2接続端子202に接続された状態の回路基板184が実線で示されている。

0065

回路基板184上の接続端子185の構成は、図5を参照して説明した通りである。本体側の第2の接続端子202も、図5に示した第1の接続端子201と同様、第1接点202a〜第5接点202eを有する。

0066

枠体180(図4参照)が最終位置まで引き出されると、第2の接続端子202は、1点鎖線Bで示す位置で回路基板184に接する。すなわち、第2の接続端子202を構成している5つの接点202a〜202eのうちの、第1接点202a,第2接点202b、および第5接点202eが、回路基板184上の第1接点185a,第2接点185b、および第5接点185eにそれぞれ接続される。ただし、第3接点202cと第4接点202dは、回路基板184には、未接続のままとなる。ここで、光センサ183は、回路基板184上の第2接点185b(および第1接点185a(グランド)と第5接点185e(電源))に接続されている。すなわち、この図6に示す回路基板184が第2の接続端子202に接続された状態では、光センサ183で検知された光量情報が第2接点202bを介して本体側の制御部200(図1参照)に伝えられる。一方、回路基板184上の第3接点185cと第4接点185dは、第2の接続端子202とは非接続状態にある。したがって、本実施形態の場合、枠体180が引き出された状態にあるときは、回路基板184上に搭載されている記憶回路(不図示)はアクセスされない。光センサ183で検知された光量に関する情報は本体内の制御部200(図1参照)に送られ、回路基板184上の記憶回路には、枠体180が筐体190内に収容された後に、制御部200によって書き込まれる。

0067

回路基板184が第1の接続端子201に接続されていること、すなわち枠体180が本体の筐体190内に収納されていることは、図5に示すように、第3接点201cおよび第4接点201dを介して回路基板184上の記憶回路のアクセスが可能であることで検知される。また、枠体180が筐体190から引き出されて回路基板184が第2の接続端子202に接続されていることは、図6に示すように、回路基板184上の第2接点185bと第2の接続端子202の第2接点202bとが導通していることで検知される。換言すると、回路基板184上の記憶回路へのアクセスが不能であって、かつ回路基板184上の第2接点184bとの導通が検知されないときは、回路基板184は、本体側の第1の接続端子201および第2の接続端子202のいずれにも接続されていない非接続状態にあることを意味している。この非接続状態としては、さらに第1の状態と第2の状態との状態が存在する。すなわち、第1の状態は、枠体180が図4に実線で示す引き出した状態と破線で示す収納した状態との間の、途中まで引き出した(途中まで収納した)状態である。第2の状態は、引き出された状態にある枠体180から像保持体モジュール181が取り出されることにより、保持体モジュール181上の回路基板184が第2の接続端子202から切断された状態である。

0068

図7は、像保持体モジュールの交換に伴う処理を示した図である。

0069

図1に示す制御部200は、回路基板184が本体側の第1の接続端子201に接続されている「第1接続」の状態にあるか否か(ステップS101)、および回路基板184が本体側の第2の接続端子202に接続されている「第2接続」の状態にあるか否か(ステップS102)を、繰り返し監視している。そして第1接続の状態にあるときには、ユーザからの指示に従って通常の画像形成シーケンスが実行される(ステップS103)。ただし、ここでは、画像形成シーケンスの実行に先立って、後述する光被労回復シーケンス等が実行されることがある。

0070

また、第2接続の状態にあるときは、光センサ183で検出された光量情報を受け取ってその光量に関する演算処理が行われ(ステップS104)、表示画面310(図2図4参照)上にその演算結果に応じた警告が表示される(ステップS105)。制御部200(図1参照)による、このステップS105における警告表示は、本発明にいう第2の警告部の一例に相当する。

0071

また、第1接続の状態にもなく第2接続の状態にもない非接続状態にあるときは、その非接続状態に対応した警告が表示される(ステップS106)。制御部200(図1参照)による、このステップS106における警告表示は、本発明にいう第1の警告部の一例に相当する。

0072

図8は、演算処理内容および警告表示内容を示した図である。

0073

図8(A)は、ステップS104における演算処理内容の1つであって、ここでは、光センサ183で検知された光量(瞬時光量)が閾値Th1を越えているか否かが判定される。この閾値Th1は、像保持体モジュール181の交換作業を行なう十分な時間を確保できないことが予想される瞬時光量であるか否かを判定するための閾値である。瞬時光量が閾値Th1を越えていたときは、表示画面310上に、「部屋の照明を暗くしてください。」という警告が表示される。

0074

また、図8(B)も、ステップS104における演算処理内容の1つである。ここでは、光センサ183で検知した光量が積算されて積算光量が算出される。そしてその積算光量の増加の速度から、積算光量があと何分で閾値Th2を越えることになるかが算出される。この閾値Th2は、像保持体131の光被労が、この画像形成装置100で形成される画像上に欠陥として表われるおそれがあるレベルに達することを意味する閾値である。そして、この積算光量があと5分で閾値Th2を越えそうなときは、表示画面310上に、「5分以内に作業を終了させてください。」という警告が表示される。

0075

図8(C)も同様であり、積算光量があと3分で閾値Th2を越えそうになると、表示画面310上の警告表示が、「3分以内に作業を終了させてください。」に変更される。

0076

さらに、図8(D)に示すように、積算光量があと1分で閾値Th2を越えそうになると、表示画面310上の警告表示が、「作業を直ちに終了して扉を閉めてください。」に変更される。

0077

図8(E)は、図7のステップS106における警告表示である。この場合は、光量は検知できず、「正しく装着してください。」なる警告表示が行なわれる。

0078

さらに、図8(F)は、第1接続(ステップS101)が一旦オフになって再びオンになったときに行なわれることがある表示である。

0079

第1接続(ステップS101)が一旦オフになって再びオンになったとき、制御部200(図1参照)では、第1接続がオフになって再びオンになるまでの間の積算光量が閾値Th2を越えているか否かが判定される。積算光量が閾値Th2を越えているということは、像保持体131の光被労が画面上に欠陥としてあらわれるおそれがあるレベルに達していることを意味している。またここでは、「第1接続」と「第2接続」とのいずれの状態にもなかった空白時間が閾値Th3を越えているか否かが判定される。「第1接続」と「第2接続」とのいずれも状態にもないときは、光量検知が不能であり、安全をみて、閾値Th3を越える空白時間があったときは、光被労が画像上にあらわれるおそれがあるとするものである。なお、ここでは、積算光量の増加の速度と空白時間を乗算することにより非接続状態にあったときの積算光量を推定するなど、積算光量と空白時間の双方を総合した演算を行ってもよい。

0080

そして、光被労が画像上の欠陥としてあらわれるおそれがあるときは、画像形成プロセスに先立って光被労回復処理が実行される。この光被労回復処理自体は従来から知られている技術であり、ここでの説明は省略する。そして、その光被労回復処理が行われている間、表示画面310上には「光被労のおそれがあります。回復処理を実行しています。」のメッセージが表示される。

0081

なお、ここでは警告は表示画面310上への表示により行なっているが、例えばブザー音等の音による警告を併用してもよい。

0082

ここで説明した実施形態では、4基の像保持体モジュール181と4基の現像器モジュール182が枠体180に搭載され、枠体180ごと引き出され、収納される構造について説明したが、本発明は、この構造でなくても適用可能である。例えば1つの像保持体モジュール181と1つの現像器モジュール182のペアが、1ペアずつ独立に引出し、収納可能な構造にも本発明を適用することができる。この場合、像保持体モジュール181と現像器モジュール182とのペアが本発明にいう構造体の一例に相当する。

0083

また、本発明は、像保持体モジュール181が単独に引出し、収納可能な構造にも本発明を適用することができる。この場合、像保持体モジュール181自体が本発明にいう構造体の一例に相当する。

0084

また、上述の実施形態では、光センサ183は、4基の像保持体モジュール181のそれぞれに搭載されているが、枠体180に搭載してもよい。その場合、像保持体モジュール181を枠体180から取り出したときは、枠体180に搭載された光センサ183では、その取り出した像保持体モジュール181の被爆光量が不正確となるため、その取り出した像保持体モジュール181については上述の実施形態と同様に光量検知不能として取り扱われる。あるいは、その取り出した像保持体モジュール181の被爆光量についても、枠体180に取り付けた光センサ183で検知した光量で代表させ、あるいは、その光量に安全係数掛けた値を、その取り出した像保持体モジュール181の被爆光量としてもよい。

0085

以上で第1実施形態の説明を終了し、以下、第2実施形態以降の各実施形態について説明する。

0086

以下に説明する第2実施形態以降の各実施形態においては、上述の第1実施形態との相違点のみ図示および説明を行なう。

0087

図9は、第2実施形態における、本体内の第1の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。ここで、図9(A)には、回路基板184の接続端子185が設けられている表面が示されており、図9(B)には、その同じ回路基板184の裏面が示されている。

0088

また、図10は、第2実施形態における、本体内の第2の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。

0089

上述の第1実施形態の回路基板184(図5参照)の場合、第3接点185cと第4接点185dは、矢印Rの向きの前方に寄った位置に設けられている、長さの短い接点である。

0090

これに対し、この第2実施形態の場合、図9(A)および図10に示す通り、回路基板185上の第3接点185cおよび第4接点185dは、第1接点185aおよび第5接点185eと同様、引出し/差込みの向きに長く延びた端子である。ただし、第2接点185bについては、上述の第1実施形態の場合と同様、第1の接続端子201とは接続されずに第2の接続端子202とのみ接続される、長さの短い接点である。

また、図10は、第2実施形態における、本体内の第2の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。

0091

また、図9(B)に示すように、この回路基板184には、記憶回路186およびバッテリ187が搭載されている。上述の第1実施形態においても、回路基板184に記憶回路が搭載されている旨説明したが、第1実施形態の場合、記憶回路は主要な役割は担っていなかったため、不図示のままであった。これに対し、この第2実施形態では積極的な役割を担うため、記憶回路186を図示している。また、バッテリ187は、本体側からの電力供給を受けて充電される2次電池である。この回路基板184は像保持体モジュール181(図2参照)に設けられているため、その像保持体モジュール181が枠体180から取り外されると、バッテリ187への充電は停止する。ただし、光センサ183および記憶回路186は、そのバッテリ187から電力供給を受けて動作し続けることができる。

0092

また、上述の通り、回路基板184上の第3接点185cおよび第4接点185dは長く延びた接点であるため、記憶回路186は、回路基板184が第1の接続端子201および第2の接続端子202のいずれに接続されている場合であっても、本体側からのアクセスが可能である。

0093

図11は、第2実施形態における、像保持体モジュールの交換に伴う処理を示した図である。この図11は、上述の第1実施形態の説明における図7に対応している。

0094

ここでは、図7におけるステップと同じ処理を行なうステップには、図7に付した符号と同一の符号を付して示し、説明は省略する。

0095

この図11に示す処理において、ステップS101〜S103は、図7において説明済であり、重複説明は省略する。

0096

ステップS102において第2接続の状態にあると判定されると、光センサ183で検知した光量が記憶回路186に記憶される。ここで、この記憶回路186には積算光量が記憶される。あるいは一定周期ごとの瞬時光量を上書きなしに順次記憶しておいてもよい。また、光センサ183で検知した光量は、本体側の制御部200にリアルタイムで伝えられる。前述の第1実施形態では、積算光量は制御部200で算出されていたが、この第2実施形態では、第1接続でも第2接続でもなく本体側では光量を知ることができない非接続状態においても光量を記憶しておくため(ステップS202)、常に記憶回路186に光量を書き込むこととしている。

0097

この記憶回路186に書き込まれた光量は、本体側の制御部200に送信される。また、制御部200では、図8(A)の判定および警告表示を行なうために、光センサ183で検知される瞬時光量の情報を遅延なく知る必要がある。このため、制御部200には、光センサ183で検知されたその時点その時点の瞬時光量も送信される。制御部200では、演算処理(ステップS104)が行なわれ、必要に応じ、警告表示(ステップS105)が行われる。ステップS104の演算処理およびステップS105の警告表示については、図7を参照して説明済であり、ここでの説明は省略する。

0098

第1接続の状態でも第2接続の状態でもない非接続状態にあるときは、回路基板184への通電は断たれているが、その非接続状態にあっても光センサ183および記憶回路186はバッテリ187からの電力供給を受けて動作し続けることができ、光センサ183による光量検知および記憶回路186への光量の書込みが継続される。

0099

ただし、この非接続状態のときは本体側の制御部200では瞬時光量や積算光量を知ることはできないので、図8(A)〜図8(D)の警告表示を行うことはできない。このため、非接続状態にあるときは、上述の第1実施形態の場合と同様、図8(E)に示した警告表示(ステップS106)が行なわれる。

0100

この非接続状態の後、第2接続の状態に戻ると、ステップS104における演算処理において、非接続状態にあったときの光量も含む全積算光量に基づく判定が行なわれる。

0101

第1接続の状態に戻ると、第1実施形態において説明した通り、画像形成シーケンスに先立って光被労回復シーケンス等が実行されることがある。光疲労回復シーケンス等を実行するか否かは、記憶回路186に記憶されている光量に基づいて判定される。

0102

次に、第3実施形態について説明する。

0103

図12は、第3実施形態における、像保持体モジュールの概略構造を示した図である。この図12は、前述した第1実施形態における図3に対応する図である。この図12に示す像保持体モジュール181には、ビープ音を発する発音体188が備えられている。その他の点は、図3に示した像保持体モジュールと同一であり、説明は省略する。

0104

また、この発音体188が備えられていて、回路基板184上にこの発音体188にビープ音を発音させる回路部分が追加されていることを除き、上述の第2実施形態(図9図11参照)と同一であり、それら図9図11に対応する図面の図示および説明は省略し、この発音体188の発音に関する点のみ説明する。

0105

この発音体188は、回路基板184が本体側の第1の接続端子201とも第2の接続端子202とも非接続状態にあるときの積算光量があらかじめ定められた閾値光量を越えたときに駆動されてビープ音を発する。ここでは、積算光量が閾値光量を越えたか否かの演算は、回路基板184上に搭載された簡単な回路で実現している。

0106

図13は、積算光量が閾値光量を越えたことの演算を行なう回路の一例を示した図である。

0107

回路基板184が本体側の第1の接続端子201に接続された第1接続の状態にあるか、あるいは本体側の第2の接続端子202に接続された第2接続の状態にあるときは、スイッチ411がオンとなっていて、コンデンサ412が満充電の状態が保たれている。第1接続の状態でもなく第2接続でもない非接続状態になると、このスイッチ411はオフとなる。なお、このスイッチ411は機械的なスイッチである必要はなく、トランジスタ等の電子部品で実現してもよい。放電回路413には、光センサ183で検出された光量に応じた制御電圧Vbが入力され、コンデンサ412に充電された電荷は、その放電回路413を通って、制御電圧Vbに応じた放電速度放電される。この放電によりコンデンサ412の電圧がその放電速度に応じた速度で低下していく。このコンデンサ412の電圧がコンパレータ414によりしきい値電圧Vthと比較され、コンパレータ414によりコンデンサ412の電圧がしきい値電圧Vthを下回わったことが検出されると発音体188が駆動されてビープ音を発する。

0108

この発音体188からのビープ音の発音により、作業者の注意が喚起される。

0109

さらに、第4実施形態について説明する。

0110

図14は、第4実施形態における、本体内の第1の接続端子に接続された状態の回路基板を示した図である。

0111

また、図15は、第4実施形態における、像保持体モジュールがプリンタ本体の筐体から引き出された状態にあるときの回路基板を示した図である。

0112

これら図14図15のいずれにおいても、回路基板184の表面(A)と裏面(B)が示されている。

0113

この回路基板184に設けられている接続端子185は、第1接点185aと、第3〜第5接点185c〜185eで構成されている。すなわち、図5図6に示す第1実施形態における回路基板184上の接続端子185と比べると、第1実施形態において光センサ183で検知した光量を本体側に送信するための第2端子185bは設けられていない。

0114

また、この第4実施形態の回路基板184には、その裏面に、バッテリ187と無線チップ189が搭載されている。

0115

また、プリンタ本体側には、前述の第1実施形態における第2の接続端子202が配置されている箇所(図4参照)に、第2の接続端子202に代えて、回路基板184上の無線チップ189との間で無線通信を行なうアンテナ202’が配置されている。

0116

バッテリ187は、図14に示す回路基板184が第1の接続端子201に接続されている第1接続の状態にあるときに充電され、像保持体モジュール181がプリンタ筐体から引き出されると充電が断たれる。

0117

すなわち、この回路基板184上の回路や光センサ183は、第1接続の状態以外の状態にあるときは、すなわち、像保持体モジュール181が筐体190からきちんと引き出された第2接続の状態においても、バッテリ187で駆動される。そして、光センサ187により検知された光量の情報は、無線チップ189とアンテナ202’との間の無線通信を介して、本体側の制御部200に伝えられる。この第4実施形態におけるその他の点は前述した第1実施形態と同一であり、説明は省略する。

0118

この第4実施形態の場合、像保持体モジュール181をプリンタ筐体から引き出したときに回路基板184と本体側との間の通信は無線で行われるため、第1実施形態の、引き出されたときに有線で通信を行なう場合と比べ、像保持体モジュール181の引出し量が多少足りなくても回路基板184と本体側との間の通信が行なわれる。すなわち、ここでは無線通信を採用したことで、引出し量がラフでもよく、像保持体モジュール181の交換の作業性が向上している。

0119

100プリンタ
130画像形成エンジン
131感光体
132帯電器
133露光器
134現像器
135クリーナ
180枠体
181像保持体モジュール
183光センサ
184回路基板
185接続端子
186記憶回路
187バッテリ
188発音体
189無線チップ
190筐体
191 扉
200 制御部
201 第1の接続端子
202 第2の接続端子
202’アンテナ
310表示画面
411 スイッチ
412コンデンサ
413放電回路
414 コンパレータ

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