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技術 コネクタ付きケーブルアセンブリ、及びコネクタアセンブリ

出願人 スリーエムイノベイティブプロパティズカンパニー
発明者 澤邉俊之
出願日 2015年3月13日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2015-050966
公開日 2016年9月23日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2016-171022
状態 特許登録済
技術分野 雄雌嵌合接続装置細部
主要キーワード 次成型体 対向部側 後面プレート ケーブル開口 ハウジング前面 前面プレート コネクタ付きケーブル 回り止め構造
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができるコネクタ付きケーブルアセンブリを提供する。

解決手段

コネクタ付きケーブルアセンブリは、相手コネクタとの対向部、及びケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタ接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ケーブル開口部を介してハウジング内に配置され、接触子と電気的に接続されるケーブルと、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。

概要

背景

特許文献1には、ハウジングと、ハウジングの前面側に設けられ、対応するコネクタ接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ハウジングの後面側に設けられ、接触子と電気的に接続されるケーブルと、を備えるコネクタ付きケーブルアセンブリが記載されている。このコネクタ付きケーブルアセンブリのハウジングの両側には、対応する相手側のコネクタと連結するためのネジ部材が設けられている。

概要

ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができるコネクタ付きケーブルアセンブリを提供する。コネクタ付きケーブルアセンブリは、相手コネクタとの対向部、及びケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ケーブル開口部を介してハウジング内に配置され、接触子と電気的に接続されるケーブルと、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、前記ハウジングの前記相コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、前記ケーブル開口部を介して前記ハウジング内に配置され、前記接触子と電気的に接続されるケーブルと、前記ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、前記ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、前記ハウジングの前側の前記相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、前記ハウジングは、前記後面プレート及び前記前面プレートに挟まれ、前記前面プレートは、前記ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、前記後面プレートに固定される、コネクタ付きケーブルアセンブリ

請求項2

前記固定部材は、前記ハウジングの両方の横側に配置される一対のネジ部材によって構成され、前記ネジ部材は、後端側に形成されると共に、前記ハウジングの外部であって前記後面プレートより後側に突出する雄ネジ部と、前端側に形成されると共に、前記ハウジングの外部であって前記前面プレートより前側に突出する雌ネジ部と、前記雄ネジ部と前記雌ネジ部とを連結すると共に、少なくとも一部が前記ハウジングの内部に配置される中継部と、を備え、前記ネジ部材は、前記後面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通すると共に、前記前面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通する、請求項1に記載のコネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項3

前記ネジ部材と、前記後面プレートの前記横側開口部及び前記前面プレートの前記横側開口部の少なくとも一方とは、前記ネジ部材が前記後面プレート及び前記前面プレートに対して回転することを防止する形状に構成されている、請求項2に記載のコネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項4

前記後面プレートには、前記ケーブル開口部と位置合わせされる中央開口部と、前記中央開口部の両方の横側にそれぞれ形成される横側開口部と、が形成される、請求項1〜3の何れか一項に記載のコネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項5

前記後面プレートは、前記ケーブル開口部の両方の横側にそれぞれ配置される一対の横側プレートを備え、前記横側プレートには、それぞれ横側開口部が形成される、請求項1〜3の何れか一項に記載のコネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項6

前記ハウジングは、互いに電気的に接続された前記接触子及び前記ケーブルを含んで樹脂成型することによって形成される、請求項1〜5の何れか一項に記載のコネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項7

前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、前記ハウジングの前記相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、前記ケーブル開口部を介して前記ハウジング内に配置され、前記接触子と電気的に接続されるケーブルと、前記ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、前記ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、前記ハウジングの前側の前記相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、前記ハウジングの両方の横側に配置されるネジ部材と、を備え、前記ネジ部材は、前記後面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通すると共に、前記前面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通し、前記前面プレートを押圧し、雌ネジ部が形成された前端側のキャップ部と、ナットで固定されるように雄ネジ部が形成された後端部と、を備え、前記後面プレートと前記前面プレートとの間で前記ハウジングを挟み込む、コネクタ付きケーブルアセンブリ。

請求項8

前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、前記ハウジングの前記相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、前記ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、前記ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、前記ハウジングの前側の前記相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、前記ハウジングは、前記後面プレート及び前記前面プレートに挟まれ、前記前面プレートは、前記ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、前記後面プレートに固定される、コネクタアセンブリ

技術分野

0001

本発明の一側面は、コネクタ付きケーブルアセンブリ、及びコネクタアセンブリに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、ハウジングと、ハウジングの前面側に設けられ、対応するコネクタ接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ハウジングの後面側に設けられ、接触子と電気的に接続されるケーブルと、を備えるコネクタ付きケーブルアセンブリが記載されている。このコネクタ付きケーブルアセンブリのハウジングの両側には、対応する相手側のコネクタと連結するためのネジ部材が設けられている。

先行技術

0003

特開2006−202679号公報

0004

上述のようなコネクタ付きケーブルアセンブリにおいては、ハウジングの周方向に対する電磁波の漏れについては当該ハウジングで覆われることによって抑制できる。一方、接触子が設けられるハウジングの前面側から電磁波が漏れる可能性があった。従って、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することが要請されていた。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリは、前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ケーブル開口部を介してハウジング内に配置され、接触子と電気的に接続されるケーブルと、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。

0006

このような側面においては、前面プレートが、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲んでいる。また、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。従って、ハウジングのうち、接触子が設けられる相手コネクタとの対向部側は前面プレートによって覆うことができる。また、当該前面プレートを固定部材及び後面プレートによって固定することができる。以上により、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができる。

発明の効果

0007

本発明の一側面によれば、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができる。

図面の簡単な説明

0008

実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリの斜視図である。
実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリの展開斜視図である。
実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリの展開斜視図である。
実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリの一部断面図である。
実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリを他のコネクタ付きケーブルアセンブリと接続した状態を示す平面図である。
前面プレートの拡大図である。
変形例に係るコネクタ付きケーブルアセンブリの後面プレートを示す図である。

実施例

0009

以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また「X軸方向」、「Y軸方向」及び「Z軸方向」の語は、図示する方向に基づいており便宜的なものである。

0010

図1図4に示すように、コネクタ付きケーブルアセンブリ100は、ハウジング2と、接触子3と、ケーブル4と、後面プレート6と、前面プレート7と、ネジ部材(固定部材)8と、を備える。このうち、コネクタアセンブリ10は、ハウジング2と、接触子3と、後面プレート6と、前面プレート7と、ネジ部材8と、によって構成される。本実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリ100は、他の対応する相手側のコネクタ付きケーブルアセンブリ200(図5参照)のコネクタアセンブリと嵌合することによって、ケーブル同士を電気的に接続するためのものである。本実施形態に係るコネクタ付きケーブルアセンブリ100の用途は特に限定されるものではないが、例えば、基板外観検査装置カメラ演算器とを電気的に接続するためのケーブルに適用される場合がある。特に、コネクタ付きケーブルアセンブリ100は、高周波の信号を扱う装置において、特に好適に用いられる。

0011

なお、本明細書中においては、ケーブル4が水平方向に延びると共に、ハウジング2の一方の主面2aが上側に配置されて他方の主面2bが下側に配置されている状態(図1に示す状態)を基準として、説明を行う。ただし、コネクタ付きケーブルアセンブリ100の使用時においては、向きが限定されるものではない。また、説明のために、コネクタ付きケーブルアセンブリ100に対してXYZ座標系を設定して説明を行う。水平面内において互いに直交する「X軸方向」「Y軸方向」を定義すると共に、X軸方向及びY軸方向に直交する「Z軸方向」を定義する。請求項における「前後方向」がY軸方向に該当するものとし、「前側」がY軸方向正側に該当し、「後側」がY軸方向負側に該当するものとする。また、請求項における「横側」がX軸方向正側またはX軸方向負側に該当するものとする。ハウジング2の主面2a,2bが対向する方向をZ軸方向とし、主面2aが配置される側をZ軸方向正側とし、主面2bが配置される側をZ軸方向負側とする。また、特に言及がない限り、以下の説明は、コネクタ付きケーブルアセンブリ100が組み上がった状態(すなわち、図1の状態)を基準とするものとする。

0012

ハウジング2は、接触子3とケーブル4とが電気的に接続される部分を内部に収容して保護するための部材である。ハウジング2は、扁平な直方体状の形状を有しており、Z軸方向に対向する主面2a,2bと、Y軸方向に対向するハウジング前面部2c及びハウジング後面部2dと、X軸方向に対向する側面2e,2fと、を備えている。ハウジング前面部2cは、ハウジング2の前側(Y軸方向正側)に形成され、ハウジング後面部2dは、ハウジング2の後側(Y軸方向負側)に形成される。側面2eは、ハウジング2の一方の横側(X軸方向正側)に形成され、側面2fは、ハウジング2の他方の横側(X軸方向負側)に形成される。ハウジング2は、前側に設けられる相手コネクタとの対向部11と、後側に設けられるケーブル部12と、横側に設けられる横側部13,14と、を備える。また、ハウジング2の内部には、接触子3とケーブル4との接続部が内在している。

0013

相手コネクタとの対向部11は、ハウジング2のハウジング前面部2c側に形成され、他の相手側のコネクタの対向部と対向すると共に互いに嵌合するための部分である。相手コネクタとの対向部11には、ハウジング2内に配置された接触子3を外部へ突出させるための開口部が形成される。開口部は、ハウジング前面部2cの略中央位置に形成される。ケーブル部12は、ハウジング2のハウジング後面部2d側に形成され、ケーブル4の先端部を連結するための部分である。ケーブル部12には、内部空間に配置されたケーブル4を外部へ引き出すためのケーブル開口部12a(図3参照)が形成される。ケーブル開口部12aは、ハウジング後面部2dの略中央位置に形成される。横側部13,14は、ハウジング2の側面2e,2f側に形成され、ネジ部材8を挿通させるための部分である。横側部13,14には、ネジ部材8を挿通させるための横側開口部13a,14aが形成される。横側開口部13a,14aは、ハウジング2のハウジング前面部2cとハウジング後面部2dとの間を前後方向に貫通する円形状の貫通孔である。なお、横側開口部13a,14aは、ハウジング前面部2cとハウジング後面部2dとの間を貫通していれば貫通孔でなくともよく、側面2e,2f側に開放された溝部等であってもよい。

0014

図4に示すように、接触子3は、ハウジング2の相手コネクタとの対向部11側に設けられ、対応する相手側のコネクタ付きケーブルアセンブリ200の接触子53(図5参照)と嵌合可能な導電性の部材である。接触子3は、ケーブル4の複数の個別絶縁電線とそれぞれ接続される複数の端子部22(図4参照)と、対応する相手側のコネクタ付きケーブルアセンブリ200と嵌合する嵌合部21と、を備えている。嵌合部21は、ハウジング2の開口部を介してハウジング2の相手コネクタとの対向部11から前方に突出している。嵌合部21は、対応するコネクタ付きケーブルアセンブリ200の接触子53の嵌合部と嵌合する。ケーブル4は、ハウジング2の内部からケーブル開口部12aを介してケーブル部12から外部へ引き出される。接触子3の複数の端子部22がそれぞれコネクタ付きケーブルアセンブリ200の対応する接触子と電気的に接続される。これによって、ケーブル4の各個別絶縁電線はコネクタ付きケーブルアセンブリ200のケーブル54の各個別絶縁電線と電気的に接続される。

0015

本実施形態では、ハウジング2はオーバーモールドによって形成されている。すなわち、ハウジング2は、互いに電気的に接続された接触子3及びケーブル4を含んで樹脂成型することによって形成される。具体的には、ケーブル4と接触子3を接続後、樹脂で1次成型する。その後、1次成型体の前面と後面を除く胴体全周に導電テープ巻き付ける。その後、導電テープを包み込む形でハウジング2を形成する(2次成型)。このように、オーバーモールドによって形成する場合、ハウジング2の樹脂として、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)、ポリアミドポリウレタンサントプレン、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのような熱可塑性材料を適用してよい。

0016

後面プレート6は、ハウジング2のハウジング後面部2d側のケーブル部12に配置されると共に、ハウジング後面部2dの形状及びケーブル開口部12aと位置合わせされる部材である。後面プレート6は、X軸方向における中央位置に形成される中央部6Aと、中央部6AからX軸方向正側へ突出するように形成される横側部6Bと、中央部6AからX軸方向負側へ突出するように形成される横側部6Cと、を備える。また、後面プレート6には、ケーブル開口部12aと位置合わせされる中央開口部6aと、中央開口部6aの両方の横側にそれぞれ形成される横側開口部6b,6cと、が形成される。中央開口部6aは、中央部6Aに形成される貫通孔であり、ケーブル開口部12aと連通することで、ケーブル4が挿通される。横側開口部6b,6cは、横側部6B,6Cに形成される貫通孔であり、ハウジング2の横側開口部13a,14aとそれぞれ連通することで、ネジ部材8がそれぞれ挿通される。組み立て時において、後面プレート6は、ハウジング2のハウジング後面部2dと接触する。なお、中央開口部6a及び横側開口部6b、6cは貫通孔でなくともよく、後面プレート6の外縁部から切り欠きを設けることによって形成されていてもよい。

0017

前面プレート7は、ハウジング2のハウジング前面部2c側の相手コネクタとの対向部11に配置されて、ハウジング前面部2cを取り囲む部材である。前面プレート7の外形は、Y軸方向から見たときに、ハウジング前面部2cの外形と略同形状である。ただし、前面プレート7の外形は、ハウジング前面部2cの外形と異なる形状・大きさであってもよい。前面プレート7には、接触子3と位置合わせされる中央開口部7aと、中央開口部7aの両方の横側にそれぞれ形成される横側開口部7b,7cと、が形成される。中央開口部7aは、接触子3の嵌合部21を取り囲む形状に形成されており、当該嵌合部21が挿通される。横側開口部7b,7cは、中央開口部7aの横側の縁部を切り欠くことによって形成される貫通部であり、ハウジング2の横側開口部13a,14aとそれぞれ連通することで、ネジ部材8がそれぞれ挿通される。なお、横側開口部7b,7cの形状については、ネジ部材8の構成と合わせて後述する。組み立て時において、前面プレート7は、ハウジング2のハウジング前面部2cと接触する。なお、中央開口部7a及び横側開口部7b、7cは貫通孔でなくともよく、前面プレート7の外縁部から切り欠きを設けることによって形成されていてもよい。ただし、ハウジング前面部2c側で電磁波をシールドするために、前面プレート7は、切れ目なく全周においてハウジング前面部2cを完全に覆っていることが好ましい。ただし、前面プレート7は、ハウジング前面部2cを完全に覆っている必要はなく、一部において覆っていない部分を有していてよい。

0018

ネジ部材8は、ハウジング2内を前後方向に延びると共に、前面プレート7を後面プレート6に固定するための部材である。ネジ部材8は、前側から後側へ順に、キャップ部8Aと、回り止め部8Dと、中継部8Cと、後端部8Bと、を備えている。

0019

キャップ部8Aは、ネジ部材8の前端側に設けられて内周面雌ネジ部8aが形成された筒状の部材である。キャップ部8Aは、前端側が開口しており、対応する相手側のコネクタ付きケーブルアセンブリ200のネジ部材58の雄ネジ部58aを受容可能である(図5参照)。キャップ部8A及び雌ネジ部8aは、ハウジング2の外部であって前面プレート7より前側に突出する。

0020

後端部8Bは、ネジ部材8の後端側に設けられて外周面に雄ネジ部8cが形成された部分である。後端部8Bは、ハウジング2の外部であって後面プレート6より後側に突出する。後端部8Bの雄ネジ部8cには、ナット16が締め付けられる。ナット16は二つ締め付けられており(所謂ダブルナット)、これによって、ネジ部材8の緩みが防止される。

0021

回り止め部8Dは、キャップ部8Aの後端部に形成されている。回り止め部8Dの少なくとも一部は、前面プレート7の横側開口部7b,7c内に配置される。回り止め部8Dは、横側開口部7b,7cのZ軸方向両側の縁部と対向すると共に、接触することによってネジ部材8の回転を防止する受面8bを備えている。受面8bは、円柱の周面の一部を平面状に切り欠くことによって形成される。受面8bは、Z軸方向正側及び負側に形成されており、互いに平行をなしている。

0022

中継部8Cは、雌ネジ部8aを備えるキャップ部8Aと雄ネジ部8cを備える後端部8Bとを連結する部分である。中継部8Cとキャップ部8Aとの間には、回り止め部8Dが配置される。中継部8Cは、少なくとも一部がハウジング2の内部、すなわち横側開口部13a,14a内に配置される。

0023

ここで、図6を参照して、横側開口部7bとネジ部材8の各部分との寸法関係について説明する。なお、横側開口部7cとネジ部材8の各部分との寸法関係は、横側開口部7bと同趣旨であるため、説明を省略する。

0024

図6に示すように、中央開口部7aは、X軸方向に沿って延びる縁部34,36と、Z軸方向に沿って延びる縁部37と、を備えている。横側開口部7bは、中央開口部7aの縁部37からX軸方向正側へ向かって延びるように形成される。横側開口部7bは、X軸方向に沿って延びる縁部31,32と、Z軸方向へ延びる縁部33と、を備えている。横側開口部7bの縁部31は、中央開口部7aの縁部34よりZ軸方向負側に配置されている。横側開口部7bの縁部32は、中央開口部7aの縁部36よりZ軸方向正側に配置されている。横側開口部7bの縁部33は、中央開口部7aの縁部37よりX軸方向正側に配置されている。

0025

横側開口部7bの縁部31と縁部32との間のZ軸方向における寸法L1は、後端部8B及び中継部8Cの直径よりも大きい。これによって、横側開口部7bは、ネジ部材8の後端部8B及び中継部8Cを挿通させることができる。寸法L1は、回り止め部8Dの受面8b間のZ軸方向における寸法よりも大きい。一方、寸法L1は、回り止め部8Dの受面8b以外の円弧面8dの直径よりも小さい。従って、回り止め部8Dが横側開口部7b内に配置された状態で回転させようとした場合、受面8bが縁部31,32と干渉することにより、ネジ部材8の回転が防止される。寸法L1は、キャップ部8Aの直径よりも小さい。従って、キャップ部8Aは、後端面と縁部31,32とが接触することにより、横側開口部7bを通過することができない状態となる。これにより、キャップ部8Aは、後面にて前面プレート7の横側開口部7b付近をハウジング2に対して押圧することができる。なお、縁部37と縁部33との間のX軸方向における寸法L2は、ネジ部材8の後端部8B、中継部C及び回り止め部8Dと干渉しない程度の大きさが確保されていればよい。なお、横側開口部7bは中央開口部7aと連通しており一体化された貫通孔として形成されているが、横側開口部7bと中央開口部7aとは、互いに独立した貫通孔であってもよい。すなわち、縁部37の部分で横側開口部7bと中央開口部7aが仕切られていてもよい。

0026

以上のような構成により、ハウジング2は、後面プレート6及び前面プレート7に挟まれる。一対のネジ部材8は、前面プレート7における対応箇所に形成される横側開口部7b,7cを貫通し、ハウジング2における対応箇所(横側部13,14)に形成される横側開口部13a,14aを貫通し、後面プレート6における対応箇所(横側部6B,6C)に形成される横側開口部6b,6cを貫通する。キャップ部8Aは前面プレート7よりも前側に配置され、回り止め部8Dの少なくとも一部は横側開口部7b,7c内に配置され、中継部8Cの少なくとも一部は横側開口部13a,14a内に配置され、後端部8Bの少なくとも一部は後面プレート6よりも後側に配置される。当該状態で後端部8Bの雄ネジ部8cがナット16(ダブルナット)で固定される。これによって、前面プレート7は、ハウジング2内を前後方向に延びるネジ部材8によって、後面プレート6に固定される。また、ネジ部材8のキャップ部8Aが前面プレート7をハウジング2に対して押圧するような状態とすることができる。従って、前面プレート7、ハウジング2、後面プレート6、及びネジ部材8は、互いに十分な強度で固定される。ネジ部材8は、回り止め部8Dが横側開口部7b,7c内に配置されていることにより、回転が防止されている。

0027

以上説明したように、本発明の一側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリは、前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ケーブル開口部を介してハウジング内に配置され、接触子と電気的に接続されるケーブルと、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。

0028

このような側面においては、前面プレートが、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲んでいる。また、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。従って、ハウジングのうち、接触子が設けられる相手コネクタとの対向部側を完全に前面プレートによって覆うことができる。また、当該前面プレートを固定部材及び後面プレートによって固定することができる。ハウジング2を2次成形する前に、1次成形体の前面と後面を除く胴体全周に導電体テープを巻き付ける。以上により、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができる。

0029

また、他の側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリにおいて、固定部材は、ハウジングの両方の横側に配置される一対のネジ部材によって構成され、ネジ部材は、後端側に形成されると共に、ハウジングの外部であって後面プレートより後側に突出する雄ネジ部と、前端側に形成されると共に、ハウジングの外部であって前面プレートより前側に突出する雌ネジ部と、雄ネジ部と雌ネジ部とを連結すると共に、少なくとも一部がハウジングの内部に配置される中継部と、を備え、ネジ部材は、後面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通すると共に、前面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通してよい。これにより、ネジ部材の後端側の雄ネジ部にナット等を締め付けることで、前面プレートをネジ部材及び後面プレートによって固定することができる。また、ネジ部材の前端側の雌ネジ部にて、対応する相手側のコネクタのネジ部材の雄ネジ部を締め付けることができる。

0030

また、他の側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリにおいて、ネジ部材と、後面プレートの横側開口部及び前面プレートの横側開口部の少なくとも一方とは、ネジ部材が後面プレート及び前面プレートに対して回転することを防止する形状に構成されていてよい。これにより、対応する相手側のコネクタの雄ネジ部を回転させた場合に、後面プレート及び前面プレートに対してネジ部材が供回りすることを防止できる。従って、コネクタ同士の連結の信頼性を向上できる。

0031

また、他の側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリにおいて、後面プレートには、ケーブル開口部と位置合わせされる中央開口部と、中央開口部の両方の横側にそれぞれ形成される横側開口部と、が形成されてよい。これにより、両方の横側開口部のそれぞれに固定部材(ネジ部材)を挿通させることができる。従って、後面プレートを一枚のプレートで構成することができる。

0032

また、他の側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリにおいて、ハウジングは、互いに電気的に接続された接触子及びケーブルを含んで樹脂成型することによって形成されてよい。取り扱い性を向上させるために樹脂成型によってハウジングを形成する場合、柔らかい樹脂が用いられる場合がある。従って、例えばネジ部材をハウジング自体に固定しようとする場合、回転力によってハウジングが変形してしまう可能性がある。一方、前面プレートと後面プレートでハウジングを挟む構成とすることで、ハウジングからの反発力を得ることで沈み込みを抑制できる。また、後面プレートの後側においてネジ部材の雄ネジ部をナットで締めつけることで、ハウジングに作用する力を抑制できる。従って、ハウジングが柔らかい樹脂で構成されていても、ネジ部材に十分なトルク掛けることができる。また、製造ミスが発生した場合のリワークにも容易に対応することができる。

0033

本発明の一側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリは、前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ケーブル開口部を介してハウジング内に配置され、接触子と電気的に接続されるケーブルと、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、ハウジングの両方の横側に配置されるネジ部材と、を備え、ネジ部材は、後面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通すると共に、前面プレートにおける対応箇所に形成される横側開口部を貫通し、前面プレートを押圧し、雌ネジ部が形成された前端側のキャップ部と、ナットで固定されるように雄ネジ部が形成された後端部と、を備え、後面プレートと前面プレートとの間でハウジングを挟み込む。

0034

このような側面においては、前面プレートが、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲んでいる。また、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ネジ部材を介して後面プレートに固定される。従って、ハウジングのうち、接触子が設けられる相手コネクタとの対向部側を前面プレートによって覆うことができる。また、当該前面プレートをネジ部材及び後面プレートによって固定することができる。以上により、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができる。また、ネジ部材の前端側のキャップ部は、雌ネジ部を有しているため、対応する相手側のコネクタのネジ部材の雄ネジ部を受け入れることができる。また、後端部の雄ネジ部はナットで固定され、前端側のキャップ部は前面プレートを押圧することができるため、前面プレートと後面プレートとの間でハウジングを十分に挟み込むことができる。このように、ハウジング、前面プレート、後面プレート、及びネジ部材が互いにしっかりと固定された状態となることで、相手側のコネクタのネジ部材の雄ネジ部をキャップ部に締め付けた場合であっても、ネジ部材が供回りすることを防止できる。

0035

本発明の一側面に係るコネクタアセンブリは、前側に設けられる相手コネクタとの対向部、及びケーブル開口部が形成されて後側に設けられるケーブル部を備えるハウジングと、ハウジングの相手コネクタとの対向部側に設けられ、対応するコネクタの接触子と嵌合可能な導電性の接触子と、ハウジングの後側のケーブル部に配置されると共に、ケーブル開口部と位置合わせされる後面プレートと、ハウジングの前側の相手コネクタとの対向部に配置されて、ハウジング前面部を取り囲む前面プレートと、を備え、ハウジングは、後面プレート及び前面プレートに挟まれ、前面プレートは、ハウジング内を前後方向に延びる少なくとも1つの固定部材によって、後面プレートに固定される。

0036

このような側面においては、上述のコネクタ付きケーブルアセンブリと同様に、ハウジングからの電磁波の漏れをより確実に抑制することができる。

0037

本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。

0038

例えば、上述の実施形態では、ハウジングがオーバーモールドによって形成されていたが、ハウジングがシェルタイプであってもよい。この場合、接触子とケーブルとを接続した後、分割されたシェル状のハウジングで挟み込むようにして覆うことによって、ハウジングが構成される。

0039

上述の実施形態では、前面プレート7の横側開口部7b,7cの互いに平行な縁部31,32と、ネジ部材8の回り止め部8Dの互いに平行な受面8b,8bと、によって回り止め構造が構成されていた。ただし、回り止め構造の具体的な形状は特に限定されず、回り止め部8Dが回転しようとしたときに、前面プレート7の横側開口部7b,7cと干渉することで、回り止めが防止される形状であればどのような形状を採用してもよい。例えば、横側開口部7b,7c及び回り止め部8Dが三角形等の多角形状であってよく、キー溝などの形状が採用されてもよい。

0040

上述の実施形態では、前面プレートにのみ回り止め構造が形成されていたが、後面プレートに形成してもよく、前面プレートと後面プレートの両方に形成してもよい。また、回り止め構造が設けられていなくともよい。また、ハウジング2の横側開口部13a,14aの形状を回り止めのための形状としてもよい。

0041

上述の実施形態では、後面プレートには、中央開口部と、中央開口部の両方の横側にそれぞれ形成される横側開口部と、が形成されていた。これに代えて、図7に示すように、後面プレートが、ケーブル開口部の両方の横側にそれぞれ配置される一対の横側プレート66B,66Cを備え、横側プレート66B,66Cには、それぞれ横側開口部66b,66cが形成されてよい。このように、互いに分離された横側プレート66B,66Cを上述の後面プレート6の横側部6B,6Cと対応する位置に配置してよい。

0042

このように、他の側面に係るコネクタ付きケーブルアセンブリにおいて、後面プレートは、ケーブル開口部の両方の横側にそれぞれ配置される一対の横側プレートを備え、横側プレートには、それぞれ横側開口部が形成されてよい。このように、後面プレートを一対の横側プレートに分割することで、一枚当たりのプレートの形状をシンプルにすることができる。

0043

2…ハウジング、3…接触子、4…ケーブル、6…後面プレート、7…前面プレート、8…ネジ部材(固定部材)、8A…キャップ部、8B…後端部、10…コネクタアセンブリ、11…相手コネクタとの対向部、12…ケーブル部、100…コネクタ付きケーブルアセンブリ。

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