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技術 起動状態識別装置、制御方法及びプログラム

出願人 NECエンベデッドプロダクツ株式会社
発明者 井上誠
出願日 2015年3月11日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2015-048107
公開日 2016年9月23日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-170474
状態 特許登録済
技術分野 計算機・初期化
主要キーワード パワーオンリセット期間 CPU電源 判定指示 リセット解除状態 充電源 家電装置 電流制限素子 放電素子
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

電源起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴う制御部のリセットであるかを判定することができる起動状態識別装置を提供する。

解決手段

起動状態識別装置において、リセット判定部は、リセット信号オンオフすることにより制御部をリセットする。蓄電部は、リセット判定部がリセット信号を出力した場合に、電気充電する。電圧判定部は、蓄電部出力電圧が、電源の起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴う制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する。起動状態判定部は、電圧判定部が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、電源の起動に伴う制御部のリセットであると判定し、電圧判定部が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う制御部のリセットであると判定する。

概要

背景

液晶ユニットなどの家電装置起動は、電源投入による電源初回の起動と、動作中の何らかの異常発生に起因するリセットによる再起動とがある。
特許文献1には、関連する技術として、制御部のリセットによる再起動がノイズによるものであるか否かを判定し、その判定結果を反映した信号を出力する技術が記載されている。

概要

電源の起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴う制御部のリセットであるかを判定することができる起動状態識別装置を提供する。起動状態識別装置において、リセット判定部は、リセット信号オンオフすることにより制御部をリセットする。蓄電部は、リセット判定部がリセット信号を出力した場合に、電気充電する。電圧判定部は、蓄電部出力電圧が、電源の起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴う制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する。起動状態判定部は、電圧判定部が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、電源の起動に伴う制御部のリセットであると判定し、電圧判定部が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う制御部のリセットであると判定する。

目的

この発明は、上記の課題を解決することのできる起動状態識別装置、制御方法及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電源から入力される電圧に基づいてリセット信号オンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定部と、前記リセット判定部が前記リセット信号を出力した場合に、電気充電する蓄電部と、前記蓄電部の充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定部と、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定部と、を備える起動状態識別装置

請求項2

前記起動状態判定部が異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定した場合に、当該異常発生を報知する報知部、を備える請求項1に記載の起動状態識別装置。

請求項3

前記蓄電部は、前記起動状態判定部が出力する電気を充電する、請求項1または請求項2に記載の起動状態識別装置。

請求項4

前記蓄電部は、前記リセット判定部が出力する電気を充電する、請求項1または請求項2に記載の起動状態識別装置。

請求項5

前記蓄電部に接続され、前記蓄電部が電気を充電する際に流す電流を制限する電流制限素子、を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の起動状態識別装置。

請求項6

前記蓄電部に接続され、前記電源から入力される電圧が所定の電圧低下になると前記蓄電部が充電している電気を放電する放電素子、を備える請求項1から請求項5の何れか一項に記載の起動状態識別装置。

請求項7

電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットし、前記リセット信号を出力した場合に、電気を充電し、充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力し、前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する、制御方法

請求項8

コンピュータを、電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定手段、前記リセット判定手段が前記リセット信号を出力した場合に、蓄電部の充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定手段、前記電圧判定手段が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定手段が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定手段、として機能させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、起動状態識別装置制御方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

液晶ユニットなどの家電装置起動は、電源投入による電源初回の起動と、動作中の何らかの異常発生に起因するリセットによる再起動とがある。
特許文献1には、関連する技術として、制御部のリセットによる再起動がノイズによるものであるか否かを判定し、その判定結果を反映した信号を出力する技術が記載されている。

先行技術

0003

特開2002−177577号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、一般的に、液晶ユニットなどの家電装置の起動は、電源投入による電源の初回の起動と、動作中の何らかの異常に起因する制御部のリセットによる再起動とを判別することは行われず、ユーザは動作中の何らかの異常の発生に気づかない可能性がある。

0005

そこでこの発明は、上記の課題を解決することのできる起動状態識別装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明の起動状態識別装置は、電源から入力される電圧に基づいてリセット信号オンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定部と、前記リセット判定部が前記リセット信号を出力した場合に、電気充電する蓄電部と、前記蓄電部の充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定部と、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定部と、を備える。

0007

また、本発明の制御方法において、電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットし、前記リセット信号を出力した場合に、電気を充電し、充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力し、前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する。

0008

また、本発明のプログラムは、コンピュータを、電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定手段、前記リセット判定手段が前記リセット信号を出力した場合に、蓄電部の充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであるか異常発生に伴う前記制御部のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定手段、前記電圧判定手段が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定手段、として機能させる。

発明の効果

0009

本発明の起動状態識別装置の処理により、電源10の起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴う制御部のリセットであるかを判定することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の起動状態識別装置の最小構成を示す図である。
本発明の第一の実施形態による起動状態識別システムを示す図である。
本実施形態による起動状態識別システムの処理フローを示す図である。
本実施形態による起動状態識別システムにおける電圧波形を示す図である。
本発明の第二の実施形態による起動状態識別システムを示す図である。

実施例

0011

本発明の起動状態識別装置40は、図1で示すように、少なくとも蓄電部403と、電圧判定部404と、を備える。
蓄電部403は、リセット判定部がリセット信号を出力した場合に、電気を充電する。なお、リセット信号は、制御部をリセット状態からリセット解除状態遷移させるためのLowレベルからHighレベルに遷移する信号である。リセット状態とは、制御部の記憶部をクリアしたり、プログラムを再読み込みするなどの初期化を行っている期間の制御部の状態であり、制御部としては通常動作を行わない状態のことである。また、リセット解除状態とは、制御部が初期化を完了した後の通常動作を行うことができる状態のことである。

0012

電圧判定部404は、起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する。なお、起動判定しきい値電圧は、充電した電気に基づいて蓄電部403が出力する出力電圧が、電源10の起動に伴う制御部のリセットであるか異常発生に伴うリセットであるかの判定に用いる予め定めた電圧である。

0013

起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、電源の起動に伴う制御部のリセットであると判定し、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う制御部のリセットであると判定する。

0014

<第一の実施形態>
まず、本発明の第一の実施形態による起動状態識別装置40を備える起動状態識別システム1について説明する。
本実施形態による起動状態識別システム1は、図2に示すように、電源10と、リセット判定部20と、CPU電源30と、起動状態識別装置40と、を備える。

0015

電源10は、リセット判定部20に電力を供給する。このとき、電源10は、リセット判定部20に電圧を出力する。
リセット判定部20は、電源10がオフ状態からオン状態に遷移したと判定した場合に、CPU50のリセットに必要なパワーオンリセット期間が経過した後、電源10がオフ状態からオン状態に遷移したことを示すリセット信号を出力する。具体的には、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧と予め定めた起動判定しきい値電圧とを比較する。起動判定しきい値電圧は、電源10の出力電圧がこの値を超えた場合にオフ状態からオン状態になったと判定する電圧である。リセット判定部20は、比較結果に基づいて、電源10が起動したか否かを判定する。リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも高い場合、電源10が起動したと判定する。また、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも低いまたは同一である場合に電源10が起動していないと判定する。例えば、リセット判定部20は、リセットIC(IntegratedCircuit)である。
CPU電源30は、後述する起動状態識別装置40が備えるCPU50(制御部)に電力を供給する。

0016

起動状態識別装置40は、充電源401と、電流制限素子402と、蓄電部403と、電圧判定部404と、起動状態判定部406と、報知制御部407と、報知部408と、放電素子409と、記憶部410と、CPU50と、を備える。

0017

充電源401は、リセット判定部20からリセット信号を入力した場合、電流制限素子402を介して、蓄電部403に電気を供給する。具体的には、例えば、充電源401は、リセット判定部20が出力する電流バッファリングして蓄電部403に供給する。例えば、充電源401は、ゲートICである。

0018

電流制限素子402は、蓄電部403が充電源401から供給される電気を充電する際に流す電流を制限する。例えば、電流制限素子402は、抵抗である。

0019

蓄電部403は、リセット判定部20が電源10から入力される電圧に基づいてリセット信号を出力した場合に、充電源401から供給される電気を充電する。例えば、蓄電部403は、キャパシタである。

0020

電圧判定部404は、蓄電部403が充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、予め定めた異常判定しきい値電圧を超えたか否かを判定する。異常判定しきい値電圧は、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか起動状態識別システム1における異常発生に伴うCPU50のリセットであるかを判定するために定めたしきい値電圧である。電圧判定部404は、判定結果を起動状態判定部406に出力する。

0021

リセット処理部405は、リセット判定部20から入力した信号がHighレベルである期間にはCPU50を動作させる。また、リセット処理部405は、リセット判定部20から入力した信号がLowレベルである期間にはCPU50の動作を停止させる。したがって、リセット処理部405は、リセット判定部20からLowレベルの信号を入力するパワーオンリセット期間にはCPU50の動作を停止させる。

0022

起動状態判定部406は、電圧判定部404が蓄電部403の出力電圧が異常判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであると判定する。また、起動状態判定部406は、電圧判定部404が蓄電部403の出力電圧が異常判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、起動状態識別システム1における異常発生に伴うCPU50のリセットであると判定する。起動状態判定部406は、起動状態識別システム1における異常発生に伴うCPU50のリセットであると判定した場合、起動状態識別システム1における異常発生を報知するための異常報知信号を報知制御部407に出力する。

0023

報知制御部407は、起動状態判定部406から異常報知信号を入力すると、入力した異常報知信号に基づいて、報知部408に異常発生を報知させる制御を行う。

0024

報知部408は、報知制御部407による制御に基づいて、起動状態識別システム1における異常発生を報知する。例えば、報知部408は、表示部を備える。報知部408は、表示部を備える場合、文字を含む画像を表示することによりユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知する。また、例えば、報知部408は、発光ダイオードを備える。報知部408は、発光ダイオードを備える場合、1つ以上の発光ダイオードを備え、種々の色の光を出力することによりユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知する。また、例えば、報知部408は、スピーカを備える。報知部408は、スピーカを備える場合、音声を含む音を出力することによりユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知する。また、例えば、報知部408は、バイブレータ振動部)を備える。報知部408は、バイブレータを備える場合、振動することによりユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知する。

0025

放電素子409は、電源10から入力される電圧が所定の電圧低下になると蓄電部403が充電している電気を放電する。例えば、放電素子409は、ダイオードである。
記憶部410は、起動状態識別装置40が行う処理に必要な種々の情報を記憶する。

0026

次に、本実施形態による起動状態識別システム1の処理について説明する。なお、電源10がオフ状態からオン状態になる初回以前、すなわち、電源10の初回の起動以前には、リセット判定部20自身は起動していない。そのため、以下で説明する起動状態識別システム1の処理は、電源10の初回の起動以降についての処理である。
なお、蓄電部403の出力電圧は、電源10の初回の起動時刻t1以前は、ゼロボルトであり、電圧判定部404は、Lowレベルの電圧を出力しているものとする。

0027

電源10がオフ状態からオン状態になる(ステップS1)。例えば、電源10は、図4(A)に示すように、時刻t1に起動し、オフ状態からオン状態になる。電源10は、オン状態になると、リセット判定部20に電圧を出力する。

0028

リセット判定部20は、電源10から電圧を入力すると、電源10から入力した電圧と予め定めた起動判定しきい値電圧とを比較する。
リセット判定部20は、比較結果に基づいて、電源10が起動したか否かを判定する(ステップS2)。起動判定しきい値電圧は、電源10の出力電圧がこの値を超えた場合にオフ状態からオン状態になったと判定する電圧である。リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも高い場合、電源10が起動したと判定する。また、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも低いまたは同一である場合に電源10が起動していないと判定する。

0029

リセット判定部20は、電源10が起動していないと判定した場合(ステップS2、NO)、ステップS2に戻す。
また、リセット判定部20は、電源10が起動したと判定した場合(ステップS2、YES)、図4(B)に示すように、リセット信号(LowレベルからHighレベルに遷移する信号)を充電源401、リセット処理部405、及び、起動状態判定部406に出力する(ステップS3)。なお、電源10がオフ状態からオン状態になる初回、すなわち、電源10の起動時には、リセット判定部20自身も起動するため、リセット処理部405は、図4(B)に示す時刻t1からパワーオンリセット期間が経過した後に、リセット信号をCPU50に出力する。CPU50は、リセット信号を入力すると、動作を開始する。

0030

起動状態判定部406は、CPU50が動作を開始すると、図4(C)に示すように、起動状態を判定するタイミングを示す起動状態判定指示信号を入力する。起動状態判定部406は、起動状態判定指示信号を入力すると、動作可能となり、電圧判定部404が出力する出力電圧がHighレベルであるか、Lowレベルであるかを判定する(ステップS4)。具体的には、起動状態判定部406は、電圧判定部404から入力する電圧が異常判定しきい値電圧よりも高いか否かを判定する。起動状態判定部406は、電圧判定部404から入力した電圧が異常判定しきい値電圧よりも高い場合に、電圧判定部404が出力する出力電圧がHighレベルであると判定する。また、起動状態判定部406は、電圧判定部404から入力した電圧が異常判定しきい値電圧よりも低いまたは同一である場合に、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定する。

0031

CPU50が動作を開始する直前には、蓄電部403は充電されておらず、蓄電部403が電圧判定部404に出力する電圧は、図4(D)に示すように、ゼロボルトである。そして、CPU50が動作を開始する直後には、蓄電部403は充電を開始して、蓄電部403が電圧判定部404に出力する電圧は、図4(D)に示すように、ゼロボルトから上昇する。
電圧判定部404は、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧がゼロボルトから上昇し始めた直後には、図4(E)に示すように、その電圧が電圧判定しきい値電圧よりも低いと判定し、Lowレベルの電圧を出力する。
したがって、電源10が起動し、CPU50が動作を開始する直後には、起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するLowレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも低いと判定し(ステップS4、「Low」)、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定する。起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定した場合、CPU50のリセットが電源10の起動に伴うリセットであると判定する(ステップS5)。

0032

また、蓄電部403が充電を開始して、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧は、図4(D)に示すように、上昇する。すると、図4(E)に示すように、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも高くなり、電圧判定部404は、その電圧が電圧判定しきい値よりも高いと判定し、Highレベルの電圧を出力する。

0033

したがって、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも高くなった後、電源10の再起動以外の何らかの原因によりリセット判定部20がリセット信号を充電源401、リセット処理部405、及び、起動状態判定部406に出力する。その場合、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧は維持され、起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するHighレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも高いと判定する。起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するHighレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも高いと判定した場合(ステップS4、「High」)、電圧判定部404が出力する出力電圧がHighレベルであると判定する。

0034

起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力する出力電圧がHighレベルであると判定した場合(ステップS4、「High」)、CPU50のリセットが異常発生に伴うリセットであると判定する(ステップS6)。起動状態判定部406は、CPU50のリセットが異常発生に伴うリセットであると判定すると、異常発生を報知する報知信号を報知制御部407に出力する。

0035

報知制御部407は、異常報知信号を入力すると、入力した異常報知信号に基づいて、報知部408に異常発生を報知させる制御を行う(ステップS7)。報知部408は、報知制御部407による制御に基づいて、起動状態識別システム1における異常発生を報知する(ステップS8)。

0036

また、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも高くなった後、電源10が再起動した場合、電源10が停止したときに、蓄電部403の蓄積する電気が放電される。そして、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧は、電圧判定しきい値電圧よりも低くなる。
このとき、電圧判定部404は、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも低いと判定し、Lowレベルの電圧を出力する。そして、電源10が起動するときに、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧がゼロから上昇する。
したがって、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも高くなった後、電源10が再起動した場合、起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するLowレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも低いと判定し、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定する。そして、起動状態判定部406は、CPU50のリセットが電源10の再起動に伴うリセットであると判定する。

0037

以上、本発明の第一の実施形態による起動状態識別システム1について説明した。上述の起動状態識別システム1において、リセット判定部20は、電源10から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることによりCPU50をリセットする。蓄電部403は、リセット判定部20がリセット信号を出力した場合に、電気を充電する。電圧判定部404は、蓄電部403の充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する。起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであると判定し、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴うCPU50のリセットであると判定する。
こうすることで、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかを判定することができる。

0038

また、報知制御部407は、起動状態判定部406から異常報知信号を入力すると、入力した異常報知信号に基づいて、報知部408に異常発生を報知させる制御を行う。報知部408は、報知制御部407による制御に基づいて、起動状態識別システム1における異常を報知する。
こうすることで、ユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知することができる。

0039

<第二の実施形態>
次に、本発明の第二の実施形態による起動状態識別装置40を備える起動状態識別システム1について説明する。
本実施形態による起動状態識別システム1は、図5に示すように、電源10と、リセット判定部20と、CPU電源30と、起動状態識別装置40と、を備える。

0040

なお、本実施形態による起動状態識別システム1は、充電源401がCPU50において構成される点が、第一の実施形態による起動状態識別システム1と異なる。
本実施形態による起動状態識別システム1の処理は、第一の実施形態による起動状態識別システム1と同様である。

0041

以上、本発明の第二の実施形態による起動状態識別システム1について説明した。上述の起動状態識別システム1において、リセット判定部20は、電源10から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることによりCPU50をリセットする。蓄電部403は、電源10から入力される電圧に基づいてリセット判定部20がリセット信号を出力した場合に、電気を充電する。電圧判定部404は、蓄電部403が充電した電気に基づいて出力する出力電圧が、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかの判定に用いる予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する。起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであると判定し、電圧判定部404が出力電圧が起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、異常発生に伴うCPU50のリセットであると判定する。
こうすることで、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかを判定することができる。

0042

また、報知制御部407は、起動状態判定部406から異常報知信号を入力すると、入力した異常報知信号に基づいて、報知部408に異常発生を報知させる制御を行う。報知部408は、報知制御部407による制御に基づいて、起動状態識別システム1における異常発生を報知する。
こうすることで、ユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知することができる。

0043

なお本発明の実施形態における記憶部410は、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部やメモリは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。

0044

なお本発明の実施形態における処理フローは、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。

0045

なお本発明の実施形態について説明したが、上述の起動状態識別装置40は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式コンピュータ読み取り可能な記憶部に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記憶部とは、磁気ディスク光磁気ディスクCD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラム通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。

0046

また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル差分プログラム)であってもよい。

0047

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができるものである。例えば、リセット処理部405は、リセット判定部20から入力した信号がHighレベルである期間にはCPU50を動作させ、Lowレベルである期間にはCPU50の動作を停止させるものとして説明した。しかしながら、論理反転させた設計を行い、リセット処理部405が、リセット判定部20から入力した信号がLowレベルである期間にはCPU50を動作させ、Highレベルである期間にはCPU50の動作を停止させるものであってもよい。

0048

1・・・起動状態識別システム
10・・・電源
20・・・リセット判定部
30・・・CPU電源
40・・・起動状態識別装置
50・・・CPU
401・・・充電源
402・・・電流制限素子
403・・・蓄電部
404・・・電圧判定部
406・・・起動状態判定部
407・・・報知制御部
408・・・報知部
409・・・放電素子
410・・・記憶部

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