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技術 現金取扱装置および現金自動預払機

出願人 富士通フロンテック株式会社
発明者 秋田重一根岸学川端正吾大塚幸夫
出願日 2016年1月8日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2016-003068
公開日 2016年9月8日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-164773
状態 特許登録済
技術分野 金融・保険関連業務,支払い・決済 紙幣の取り扱い
主要キーワード 太線実線 回収用カセット 集配業者 店舗カード 現金自動預入 オーバーフロー用 現金自動取扱装置 メニュー画面表示処理
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重要な関連分野

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図面 (20)

課題

店舗における売上金の入出金を行う現金取扱装置および現金自動預払機に関し、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額確定を迅速かつ安全に行えるようにする。

解決手段

入出金制御部108は、店舗ユーザによる操作部105での入出金指示に従って、判別計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して入出金口104と店舗現金収納部101との間で現金の入出金の動作を行わせる。現金移動制御部109は、店舗ユーザによる操作部105での売上金銀行入金指示に従って、判別・計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して店舗現金収納部101内の現金を銀行現金収納部102に移動させると共に、ATM通信部107を介してATM120と通信することにより、移動した現金額の銀行への入金処理を実行する。

概要

背景

店舗の1日の売上金は通常、店舗の管理者により銀行の窓口に持参され、店舗口座入金される。あるいは、集配業者が店舗内に設置した自動入出金機投入されて、判別計数が行われ、必要に応じて釣銭出金されて補充され、1日の売上が確定される。売上が確定した現金は、自動入出金機内の現金収納カセット収納され、集配業者の所有に移る。集配業者は、現金収納カセット内の売上金を回収し、銀行に運んで店舗の銀行口座に入金する。

しかし、銀行の窓口まで売上金を持参する場合、売上の確定が銀行の営業時間や混雑度合いに左右され、また売上金を持ち歩かねばならない危険がある。また、自動入出金機を介して集配業者を使う場合、集配業者に翌日分の釣銭を発注することで発生する現金輸送コストが多く発生する。

このような課題に対して、以下のような従来技術が知られている。
まず、現金の預入払出機能を有する現金自動取扱装置と、電子式キャッシュレジスタ端末とを連結し、釣銭の補充回収搬送の必要情報に応じて、現金を釣銭の支払い装置現金自動預入払出装置の間で搬送させるようにした技術が知られている(例えば特許文献1に記載の技術)。

また、店舗売上金がPOS販売時点管理端末装置内の現金入出金部に保管され、閉店時等の締め処理により、現金入出金部内の現金が現金カセット部から取りだされて搬送され、収納計数部で計数され、POS端末装置内の現金収納部に収納された後、締めデータが集配金センタに送られて金融機関センタの店舗の口座入金金額振り込まれ、集配業者が現金収納部内の売上金を回収するようにした技術が知られている(例えば特許文献2に記載の技術)。

さらに、店舗内では、現金の入金および釣銭の出金を、POSレジスタ釣銭機とで行い、釣銭機内の回収用カセットから取り出した紙幣現金自動払機にて受容入金指示データを作成し、金融機関ホストコンピュータが、現金自動受払機からの入金指示データにより所定の口座への入金処理を行い、POSサーバが金融機関ホスト・コンピュータと通信して店舗の売上金額の確定を行うようにした技術が知られている(例えば特許文献3に記載の技術)。

概要

店舗における売上金の入出金を行う現金取扱装置および現金自動預払機に関し、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額の確定を迅速かつ安全に行えるようにする。入出金制御部108は、店舗ユーザによる操作部105での入出金指示に従って、判別・計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して入出金口104と店舗現金収納部101との間で現金の入出金の動作を行わせる。現金移動制御部109は、店舗ユーザによる操作部105での売上金銀行入金指示に従って、判別・計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して店舗現金収納部101内の現金を銀行現金収納部102に移動させると共に、ATM通信部107を介してATM120と通信することにより、移動した現金額の銀行への入金処理を実行する。

目的

本発明は、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額の確定を迅速かつ安全に行えるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

店舗現金収納する店舗現金収納部と、銀行現金を収納する銀行現金収納部と、貨幣判別および計数する判別・計数部と、現金を入出金する入出金口と、現金の操作を店舗ユーザに指示させる操作部と、前記入出金口と前記店舗現金収納部と前記銀行現金収納部との間で現金を搬送する搬送機構と、現金自動預払機との通信を制御する現金自動預払機通信部と、前記店舗ユーザによる前記操作部での入出金指示に従って、前記判別・計数部で判別および計数、および前記搬送機構を制御して前記入出金口と前記店舗現金収納部との間で現金の入出金の動作を行わせる入出金制御部と、前記店舗ユーザによる前記操作部での売上金銀行入金指示に従って、前記判別・計数部で判別および計数、および前記搬送機構を制御して前記店舗現金収納部内の現金を前記銀行現金収納部に移動させると共に、前記現金自動預払機通信部を介して前記現金自動預払機と通信することにより前記移動した現金額の銀行への入金処理を実行する現金移動制御部と、を備えることを特徴とする現金取扱装置

請求項2

前記現金移動制御部はさらに、前記店舗ユーザによる前記操作部での売上金カセット取出し指示に従って、前記現金自動預払機通信部および前記現金自動預払機を介しての前記移動した現金額の銀行への入金処理は実行せずに、前記判別・計数部で判別および計数、および前記搬送機構を制御して前記店舗現金収納部内の現金を前記銀行現金収納部に移動させる、ことを特徴とする請求項1に記載の現金取扱装置。

請求項3

前記現金移動制御部は、前記店舗ユーザによる前記操作部での売上金カセット取出し指示に従って、前記店舗現金収納部内の現金を前記銀行現金収納部に移動させるごとに、当該移動の現金額を前記銀行現金収納部の在高累算する、ことを特徴とする請求項2に記載の現金取扱装置。

請求項4

前記入出金制御部または前記現金移動制御部によって前記店舗現金収納部における現金の在高が更新された場合に、前記入出金の動作または前記売上金銀行入金指示または前記売上金カセット取出し指示に対応する動作に関する取引情報を、ネットワークを介して現金管理を行うクラウドサービス装置に送信するクラウド通信部を、更に備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現金取扱装置。

請求項5

前記売上金銀行入金指示または前記売上金カセット取出し指示を前記クラウドサービス装置より実行する、ことを特徴とする請求項4に記載の現金取扱装置。

請求項6

前記入出金の動作は、売上金の入金の動作、釣銭の出金の動作、および両替の動作を含む、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現金取扱装置。

請求項7

前記店舗ユーザによる前記操作部での前記売上金銀行入金指示または前記売上金カセット取出し指示の後に、銀行カードを認証し、当該認証に成功した場合に前記現金移動制御部を動作させる認証部を更に備える、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の現金取扱装置。

請求項8

前記銀行現金収納部は、集配業者または銀行員が開錠または施錠することで脱着または装着が可能な現金カセットである、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の現金取扱装置。

請求項9

前記店舗現金収納部は、金種別に現金を収納する固定式現金スタッカである、ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の現金取扱装置。

請求項10

前記現金移動制御部から現金移動開始電文を受信すると銀行ホスト装置に対して入金開始要求電文を送信し、当該銀行ホスト装置から入金開始を許可する応答電文を受信すると前記現金移動制御部に対して銀行入金の開始を許可する電文を送信し、前記現金移動制御部から現金移動完了電文を受信すると前記銀行ホスト装置に入金電文を送信し、前記銀行ホスト装置から入金完了電文を受信すると自装置内の現金情報を更新する、ことを特徴とする請求項1または4ないし9のいずれかに記載の現金自動預払機。

技術分野

0001

本発明は、店舗における売上金の入出金を行う現金取扱装置および現金自動預払機に関する。

背景技術

0002

店舗の1日の売上金は通常、店舗の管理者により銀行の窓口に持参され、店舗口座入金される。あるいは、集配業者が店舗内に設置した自動入出金機投入されて、判別計数が行われ、必要に応じて釣銭が出金されて補充され、1日の売上が確定される。売上が確定した現金は、自動入出金機内の現金収納カセット収納され、集配業者の所有に移る。集配業者は、現金収納カセット内の売上金を回収し、銀行に運んで店舗の銀行口座に入金する。

0003

しかし、銀行の窓口まで売上金を持参する場合、売上の確定が銀行の営業時間や混雑度合いに左右され、また売上金を持ち歩かねばならない危険がある。また、自動入出金機を介して集配業者を使う場合、集配業者に翌日分の釣銭を発注することで発生する現金輸送コストが多く発生する。

0004

このような課題に対して、以下のような従来技術が知られている。
まず、現金の預入払出機能を有する現金自動取扱装置と、電子式キャッシュレジスタ端末とを連結し、釣銭の補充回収搬送の必要情報に応じて、現金を釣銭の支払い装置現金自動預入払出装置の間で搬送させるようにした技術が知られている(例えば特許文献1に記載の技術)。

0005

また、店舗売上金がPOS販売時点管理端末装置内の現金入出金部に保管され、閉店時等の締め処理により、現金入出金部内の現金が現金カセット部から取りだされて搬送され、収納計数部で計数され、POS端末装置内の現金収納部に収納された後、締めデータが集配金センタに送られて金融機関センタの店舗の口座入金金額振り込まれ、集配業者が現金収納部内の売上金を回収するようにした技術が知られている(例えば特許文献2に記載の技術)。

0006

さらに、店舗内では、現金の入金および釣銭の出金を、POSレジスタ釣銭機とで行い、釣銭機内の回収用カセットから取り出した紙幣現金自動払機にて受容入金指示データを作成し、金融機関ホストコンピュータが、現金自動受払機からの入金指示データにより所定の口座への入金処理を行い、POSサーバが金融機関ホスト・コンピュータと通信して店舗の売上金額の確定を行うようにした技術が知られている(例えば特許文献3に記載の技術)。

先行技術

0007

特開平8−190673号公報
特開2000−259948号公報
特開2003−263679号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、現金自動取扱装置と電子式キャッシュレジスタ端末の釣銭の支払い装置との間で現金を搬送させる技術では、スーパーマーケットのような中・大規模店舗の場合、現金自動取扱装置と店舗内の全てのキャッシュレジスタ端末の釣銭の支払い装置との間で現金を搬送させる機構を設置する工事が必要となり、現実的でない。

0009

また、締め処理によりPOS端末装置内の現金入出金部から現金収納部に搬送された売上金を集配業者が回収するようにした技術は、設置されるPOS端末装置が少ない店舗向けであり、やはりPOS端末装置の設置数が多くなる中・大規模店舗には適さない。

0010

さらに、POSレジスタと連動した釣銭機内の回収用カセットから取り出した紙幣を現金自動受払機にて受容し口座への入金処理と売上金額の確定を行うようにした技術も、釣銭機ごとに売上金を現金自動受払機に移動させなければならず、釣銭機の設置数が多くなる中・大規模店舗には適さない。

0011

そこで、本発明は、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額の確定を迅速かつ安全に行えるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

態様の一例では、店舗現金を収納する店舗現金収納部と、銀行現金を収納する銀行現金収納部と、貨幣を判別および計数する判別・計数部と、現金を入出金する入出金口と、現金の操作を店舗ユーザに指示させる操作部と、入出金口と店舗現金収納部と銀行現金収納部との間で現金を搬送する搬送機構と、現金自動預払機との通信を制御する現金自動預払機通信部と、店舗ユーザによる操作部での入出金指示に従って、判別・計数部で判別および計数を行わせながら搬送機構を制御して入出金口と店舗現金収納部との間で現金の入出金の動作を行わせる入出金制御部と、店舗ユーザによる操作部での売上金銀行入金指示に従って、判別・計数部で判別および計数を行わせながら搬送機構を制御して店舗現金収納部内の現金を銀行現金収納部に移動させると共に、現金自動預払機通信部を介して現金自動預払機と通信することにより移動した現金額の銀行への入金処理を実行する現金移動制御部と、を備える。

発明の効果

0013

本発明によれば、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額の確定を迅速かつ安全に行うと共に、夜間金庫を利用する場合の盗難リスク等を回避することが可能になる。

図面の簡単な説明

0014

現金取扱装置の実施形態の基本機能を示す構成図である。
実施形態の全体システム構成図である。
現金取扱装置の実施形態の制御系ブロック図である。
現金取扱装置の実施形態の搬送系のブロック図である。
実施形態の動作説明図(売上金入金処理の説明)である。
実施形態の動作説明図(売上金入金による現金収納処理の説明)である。
実施形態の動作説明図(釣銭出金処理の説明)である。
実施形態の動作説明図(売上金カセット移動処理の説明)である。
実施形態の動作説明図(カセット回収動作の説明)である。
実施形態の表示画面例(その1)を示す図である。
実施形態の表示画面例(その2)を示す図である。
実施形態の表示画面例(その3)を示す図である。
現金取扱装置の全体動作の処理例を示すフローチャートである。
売上金入金処理の詳細例を示すフローチャート(その1)である。
売上金入金処理の詳細例を示すフローチャート(その2)である。
釣銭出金処理の処理例を示すフローチャートである。
両替処理の詳細例を示すフローチャート(その1)である。
両替処理の詳細例を示すフローチャート(その2)である。
両替処理の詳細例を示すフローチャート(その3)である。
売上金銀行入金処理(現金取扱装置側)の詳細例を示すフローチャートである。
売上金銀行入金処理(ATM側)の例を示すフローチャートである。
売上金カセット取出し処理の例を示すフローチャートである。
現金管理クラウドにおける入出金機データ取得処理の例を示すフローチャートである。
現金管理クラウドにおける情報照会応答処理の例を示すフローチャートである。

実施例

0015

以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、現金取扱装置100の実施形態の基本機能を示す構成図である。

0016

店舗現金収納部101は、店舗現金を収納する。 店舗現金収納部101は例えば、金種(例えば、五千円券、万円券、千円券等)別に現金を収納する複数(#1〜#N)の固定式現金スタッカ111である。

0017

銀行現金収納部102は、銀行現金を収納する。銀行現金収納部102は例えば、集配業者(警備会社を含む)または銀行員が開錠または施錠することで脱着または装着が可能な#1および#2(1台でも3台以上であってもよい。)の現金カセット112である。

0018

判別・計数部103は、貨幣を判別および計数する。
入出金口104は、店舗ユーザが、現金を入出金する開口部である。

0019

操作部105は、必要な情報を店舗ユーザに提示しながら、現金の操作を店舗ユーザに指示させる
搬送機構106は、入出金口104と店舗現金収納部101と銀行現金収納部102との間で現金を搬送する。

0020

ATM通信部107は、現金自動預払機(ATM:Automated Teller Machine。以下「ATM」と記載する。)120との通信を制御する。

0021

入出金制御部108は、店舗ユーザによる操作部105での入出金指示に従って、判別・計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して入出金口104と店舗現金収納部101との間で現金の入出金の動作を行わせる。入出金の動作は例えば、売上金の入金の動作、釣銭の出金の動作、および両替の動作を含む。

0022

現金移動制御部109は、店舗ユーザによる操作部105での売上金銀行入金指示に従って、判別・計数部103で判別および計数を行わせながら搬送機構106を制御して店舗現金収納部101内の現金を銀行現金収納部102に移動させる。また、現金移動制御部109は、ATM通信部107を介してATM120と通信することにより移動した現金額の銀行への入金処理を実行する。ATM120は、銀行ホスト140と通信することにより、入金処理を制御する。

0023

ここで、現金取扱装置100は、クラウド通信部110をさらに備える。クラウド通信部110は、ネットワークを介して現金管理を行うクラウドサービス装置である現金管理クラウド130との通信を制御する。入出金制御部108または現金移動制御部109によって店舗現金収納部101における現金の在高更新された場合に、入出金の動作または銀行入金処理の動作に関する取引情報が、クラウド通信部110を介して現金管理クラウド130に送信される。

0024

図2は、図1の構成例を有する現金取扱装置100を含む実施形態の全体システム構成図である。複数の現金取扱装置100は、例えば店舗ごとに設置される。現金取扱装置100は、やはり例えば店舗ごとに設置されるATM120と連携しながら、店舗の売上金の入金処理、釣銭の出金処理、両替処理、売上金の銀行への入金処理等を実行する。各ATM120は、銀行ホスト140と通信をしながら、売上金の銀行への入金処理を制御する。また、各ATM120は、銀行ホスト140と通信をしながら、店舗に来店した顧客による銀行に対する一般的なATM入出金操作受け付け、現金の預け入れ支払い、振込み等の各操作を制御する。また、現金取扱装置100は、売上に関する情報を現金管理クラウド130に送信する。現金管理クラウド130は、各店舗ごとの現金取扱装置100における売上に関する情報を管理する。店舗内等に設置された情報照会端末201は、店舗の売上げに関する情報を照会することができる。

0025

図3および図4は、図1の現金取扱装置100の基本機能を実現するためのブロック図であり、図3は制御系のブロック構成を示す。また、図4は搬送系のブロック構成を示し、図4(a)は紙幣の搬送系のブロック図、図4(b)は硬貨の搬送系のブロック図を示す。図1図3、および図4において、同じ番号が付された部分は、互いに同じ部分である。また、参照番号に付された記号「A」は紙幣を処理する機能部分を示し、同じく記号「B」は硬貨を処理する機能部分を示す。

0026

図3に示されるように、図1の店舗現金収納部101は例えば、店舗紙幣収納部101Aと店舗硬貨収納部101Bとから構成される。さらに、図4に示されるように、店舗紙幣収納部101Aは#1〜#4の紙幣スタッカ111Aにより構成され、店舗硬貨収納部101Bは#1〜#6の硬貨スタッカ111Bにより構成される。紙幣スタッカ111Aおよび硬貨スタッカ111Bは、図1の現金スタッカ111に対応する。#1、#2、および#3の各紙スタッカ111Aは例えば、五千円券、万円券、千円券を収納し、#4の紙幣スタッカ111Aは例えば計数用に使用される。#1、#2、#3、#4、#5、および#6の各硬貨スタッカ111Bは例えば、500円、50円、5円、100円、10円、および1円の各硬貨を収納する。

0027

図3に示されるように、図1の銀行現金収納部102は例えば、銀行紙幣収納部102Aと銀行硬貨収納部102Bとから構成される。さらに、図4に示されるように、銀行紙幣収納部102Aは#1および#2の紙幣カセット112Aにより構成され、銀行硬貨収納部102Bは硬貨カセット112Bにより構成される。紙幣カセット112Aおよび硬貨カセット112Bは、図1の現金カセット112に対応する。

0028

図3に示されるように、図1の判別・計数部103は、紙幣判別部103−1A、硬貨判別部103−1B、紙幣計数部103−2A、および硬貨計数部103−2Bにより構成される。

0029

図3に示されるように、図1の入出金口104は、紙幣入出金口104A、および硬貨入出金口104Bにより構成される。

0030

図3において、制御部301は、図1の入出金制御部108および現金移動制御部109の各機能を、ソフトウェア処理によって実現する。制御部301は、例えばCPU(中央演算処理装置)、制御プログラムを記憶するROM(リードオンリーメモリ)、プログラムの実行時に適宜使用されるRAM(ランダムアクセスメモリ)、および図3の紙幣リジェクト部304Aおよび硬貨リジェクト部304B以外の各部とのインタフェース回路を備えたマイクロプロセッサである。

0031

図3において、操作部105、ATM通信部107、およびクラウド通信部110は、図1に示されるものと同じである。

0032

また図3および図4に示されるように、現金取扱装置100は、紙幣一時保留部302Aと硬貨一時保留部302Bを備える。紙幣一時保留部302Aは、売上金の入金処理時に、入金された紙幣を、紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2Aで判別・計数した後に、店舗ユーザに入金処理の確定または中止を選択させるために、一時保持する。硬貨一時保留部302Bは、同じく売上金の入金処理時に、入金された硬貨を、硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2Bで判別・計数した後に、店舗ユーザに入金処理の確定または中止を選択させるために、一時保持する。

0033

さらに図3に示されるように、現金取扱装置100は、紙幣リジェクト部304Aおよび硬貨リジェクト部304Bを備える。紙幣リジェクト部304Aおよび硬貨リジェクト部304Bはそれぞれ、#1および#2の2個ずつから構成される。#1の紙幣リジェクト部304Aは、#1〜#3のいずれの紙幣スタッカ111Aへの紙幣の収納時に、オーバーフローとなった紙幣を収納する。#2の紙幣リジェクト部304Aは、紙幣判別部103−1Aで判別不能となった紙幣を収納する。#1の硬貨リジェクト部304Bは、#1〜#6のいずれの硬貨スタッカ111Bへの硬貨の収納時に、オーバーフローとなった硬貨を収納する。#2の硬貨リジェクト部304Bは、硬貨判別部103−1Bで判別不能となった硬貨を収納する。

0034

加えて図3において、現金取扱装置100は、売上金の入出金処理用のIDカードと、売上金を銀行の口座に入金する処理用銀行キャッシュカードをそれぞれ認証するための、例えばカードリーダ装置である認証部303を備える。

0035

図4(a)の一点鎖線で囲まれた部分106A+103Aは、図1の搬送機構106のうちの紙幣搬送機構106Aと、図4(a)では省略してあるが、図3の紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2A(以下、「紙幣判別・計数部103A」と記載する)を含んでいる。同様に、図4(b)の一点鎖線で囲まれた部分106B+103Bは、図1の搬送機構106のうちの硬貨搬送機構106Bと、図4(b)では省略してあるが、図3の硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2B(以下、「硬貨判別・計数部103B」と記載する)を含んでいる。

0036

以上の構成を有する実施形態の動作を、図5から図9の動作説明図、および図10から図12の操作部105の表示パネルの表示画面例を用いて、以下に説明する。図5(a)、図6(a)、図7(a)、図8(a)、および図9(a)の構成は図4(a)に対応し、図5(b)、図6(b)、図7(b)、図8(b)、および図9(b)の構成は図4(b)に対応する。

0037

図5は、図1から図4の実施形態における売上金入金処理時の搬送系の動作説明図である。まず、制御部301(図3)は、店舗ユーザが操作を開始する初期状態では、操作部105の表示パネルに、図10(a)に例示されるメニュー画面を表示している。店舗ユーザが、この表示パネル上で「売上金入金」ボタンタッチすると、制御部301が入出金制御部108(図1)の機能の実行を開始し、操作部105の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる。店舗ユーザが売上金入金用の店舗カードを認証部303(図3)のカードリーダに読み取らせると、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、その店舗カードの認証を行い、認証OKならば、操作部105の表示パネルに、図10(c)に例示される入金誘導画面を表示させる。店舗ユーザが売上金の紙幣または硬貨を図5(a)の紙幣入出金口104Aまたは図5(b)の硬貨入出金口104Bから入金すると、制御部301が実行する入出金制御部108の機能が、図5(a)の紙幣搬送機構106Aまたは図5(b)の硬貨搬送機構106Bを制御するとともに、紙幣搬送機構106A内に設置されている特には図示しない紙幣判別・計数部103A(図3の紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2A)と、硬貨搬送機構106B内に設置されている特には図示しない硬貨判別・計数部103B(図3の硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2B)を動作させ、この結果、入金された紙幣は、図5(a)の太線実線矢印501Aで示される経路上で判別および計数され、入力された硬貨は、図5(b)の太線実線矢印501Bで示される経路上で判別および計数される。このとき、適宜、計数用の#4の紙幣スタッカ111Aが使用される。その後、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、図5(a)の紙幣搬送機構106Aを制御して判別・計数が終了した紙幣を紙幣一時保留部302Aに搬送し、図5(b)の硬貨搬送機構106Bを制御して判別・計数が終了した硬貨を硬貨一時保留部302Bに搬送する。

0038

制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、操作部105の表示パネルに、紙幣または硬貨の計数動作実行には図10(d)に例示される現金計数画面を表示させ、その実行が終了すると図11(a)に例示される現金計数金額画面を表示させる。

0039

入金時に受け入れることができない紙幣は、図5(a)の太線実線矢印502Aで示されるように、紙幣入出金口104Aから紙幣一時保留部302Aに搬送されずにそのまま返却される。同様に、入金時に受け入れることができない硬貨は、図5(b)の太線実線矢印502Bで示されるように、硬貨入出金口104Bから硬貨一時保留部302Bに搬送されずにそのまま返却される。

0040

続いて、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、操作部105の表示パネルに、図11(b)に例示される現金計数金額確認画面を表示させる。

0041

このとき、店舗ユーザが「中止」ボタンにタッチした場合、制御部301が実行する入出金制御部108の機能が、図5(a)の紙幣搬送機構106Aを制御することにより、図5(a)の太線実線矢印503Aで示されるように、紙幣一時保留部302Aから紙幣入出金口104Aに、入金された紙幣を返却させる。同様に、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、図5(b)の硬貨搬送機構106Bを制御することにより、図5(b)の太線実線矢印503Bで示されるように、硬貨一時保留部302Bから硬貨入出金口104Bに、入金された硬貨を返却させる。

0042

図6は、図5の売上金入金処理に続いて実行される現金収納処理時の搬送系の動作説明図である。図11(b)に例示される現金計数金額確認画面において、店舗ユーザが「確定」ボタンにタッチすると、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、紙幣搬送機構106Aを制御して、図6(a)の太線実線矢印601Aで示されるように、紙幣一時保留部302A内の各紙幣を#1〜#3のうち該当する紙幣スタッカ111Aに搬送して収納させる。また、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、紙幣が搬送された紙幣スタッカ111Aの在高を加算更新する。

0043

制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、オーバーフローが発生した紙幣スタッカ111Aに関する紙幣については、紙幣搬送機構106Aを制御して、図6(a)の太線破線矢印602Aで示されるように、紙幣一時保留部302Aからオーバーフロー用の#1の紙幣リジェクト部304Aに搬送して収納させる。

0044

また制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、判別に失敗した紙幣については、紙幣搬送機構106Aを制御して、図6(a)の太線破線矢印603Aで示されるように、#2の紙幣リジェクト部304Aに搬送して収納させる。

0045

同様に、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、硬貨搬送機構106Bを制御して、図6(b)の太線実線矢印601Bで示されるように、硬貨一時保留部302B内の各硬貨を#1〜#6のうち該当する硬貨スタッカ111Bに搬送して収納させる。また、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、硬貨が搬送された硬貨スタッカ111Bの在高を加算更新する。

0046

制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、オーバーフローが発生した硬貨スタッカ111Bに関する硬貨については、硬貨搬送機構106Bを制御して、図6(b)の太線破線矢印602Bで示されるように、硬貨一時保留部302Bからオーバーフロー用の#1の硬貨リジェクト部304Bに搬送して収納させる。

0047

また制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、判別に失敗した硬貨については、硬貨搬送機構106Bを制御して、図6(b)の太線破線矢印603Bで示されるように、#2の硬貨リジェクト部304Bに搬送して収納させる。

0048

図7は、図1から図4の実施形態における釣銭出金処理時の搬送系の動作説明図である。店舗ユーザが操作部105の表示パネルに表示されている図10(a)に例示されるメニュー画面上で「釣銭出金」ボタンにタッチすると、制御部301が入出金制御部108(図1)の機能の実行を開始し、操作部105の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる。店舗ユーザが売上金入金用の店舗カードを認証部303(図3)のカードリーダに読み取らせると、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、その店舗カードの認証を行い、認証OKならば、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる。店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチして釣銭として出金したい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する。

0049

この結果、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、紙幣搬送機構106Aを制御することにより、図7(a)の太線実線矢印701Aで示されるように、指定された紙幣の金種に対応する紙幣スタッカ111Aから紙幣を取り出し、紙幣搬送機構106A内に設置されている特には図示しない紙幣判別・計数部103A(図3の紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2A)により紙幣の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ紙幣入出金口104Aに搬送してそこから出金させる。同様に、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、硬貨搬送機構106Bを制御することにより、図7(b)の太線実線矢印701Bで示されるように、指定された硬貨の金種に対応する硬貨スタッカ111Bから硬貨を取り出し、硬貨搬送機構106B内に設置されている特には図示しない硬貨判別・計数部103B(図3の硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2B)により紙幣の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ硬貨入出金口104Bに搬送してそこから出金させる。

0050

このとき、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、操作部105の表示パネルに、図11(d)に例示される現金取出し誘導画面を表示させる。

0051

制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、判別に失敗した紙幣については、紙幣搬送機構106Aを制御して、図7(a)の太線破線矢印702Aで示されるように、その紙幣を#2の紙幣リジェクト部304Aに搬送して収納させる。同様に、制御部301が実行する入出金制御部108の機能は、判別に失敗した硬貨については、硬貨搬送機構106Bを制御して、図7(b)の太線破線矢印702Bで示されるように、その硬貨を#2の硬貨リジェクト部304Bに搬送して収納させる。

0052

図8は、実施形態における売上金カセット移動処理時の搬送系の動作説明図である。売上金カセット移動処理は、紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B内の売上金を紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bに移動する処理である。この処理にはさらに、2種類の処理がある。第1の処理は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルに表示されている図10(a)に例示されるメニュー画面上で「売上金銀行入金」ボタンにタッチした場合に実行される「売上金銀行入金処理」である。第2の処理は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルに表示されている図10(a)に例示されるメニュー画面上で「カセット取出し」ボタンにタッチした場合に実行される「売上金カセット取出し処理」である。売上金銀行入金処理および売上金カセット取出し処理ともに、店舗ユーザが指定した出金額(出金金種の指定を含む)が、紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B内から紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bに移動されて、指定された出金額分の現金が店舗現金から銀行扱いの現金に移動させられる点は共通である。ここで、売上金銀行入金処理ではさらに、現金移動制御部109がATM通信部107を介してATM120と通信を行うことにより、ATM120が銀行ホスト140(図1図2)に対して、売上金銀行入金の処理の開始時に読み取った銀行カードによって指定された銀行口座への入金処理を実行する。これにより、紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bに移動させられた現金は、即座に銀行側の現金となる。一方、売上金カセット取出し処理では、現金移動制御部109がATM通信部107を介してATM120と通信を行わず、単に店舗現金から所定の出金額が切り離されただけで、紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bに移動させられた現金はまだ銀行側の現金とはなっていない。この場合には、後述するカセット回収動作において、例えば警備会社が銀行紙幣収納部102Aおよび銀行硬貨収納部102B内の現金を回収した後、警備会社側で代行入金処理を実行することにより、当該現金が初めて銀行側の現金となる。このようにして、店舗ユーザは、店舗内にATM120を設置して現金取扱装置100をそのATM120と連携させるか否かを選択することができる。そして、店舗ユーザは、店舗内にATM120を設置した場合には、上記売上金銀行入金処理を実行することにより、ダイレクトに銀行への入金処理を実行でき、店舗内にATM120を設置しない場合には、上記売上金カセット取出し処理を実行することにより、警備会社等によるカセット回収動作を介して銀行への入金処理を実行できる。

0053

ここで、現金取扱装置100がATM120と連携しないときには、メニュー画面上で「売上金銀行入金」ボタンは表示せずに「カセット取出し」ボタンのみが表示されるように制御することが望ましい。

0054

まず、売上金銀行入金処理について説明する。店舗ユーザが操作部105の表示パネルに表示されている図10(a)に例示されるメニュー画面上で「売上金銀行入金」ボタンにタッチすると、制御部301が現金移動制御部109(図1)の機能の実行を開始し、操作部105の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる。店舗ユーザが銀行入金用の銀行カードを認証部303(図3)のカードリーダに読み取らせると、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、その銀行カードの認証を行い、認証OKならば、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる。店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチして売上金から出金させて銀行入金させたい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する。

0055

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定された金種および金額を判別することにより、制御部301が把握している紙幣スタッカ111Aおよび硬貨スタッカ111B内の店舗現金在高の範囲内であるか否かを判別する。

0056

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定金額が店舗現金在高をオーバーしている場合には、操作部105の表示パネルに、図12(c)に例示される再入力誘導画面を表示させ、店舗ユーザに金種と金額を再入力させる。

0057

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定金額が店舗現金在高の範囲内であれば、ATM通信部107(図1図3)を介してATM120に現金移動開始を通知し、売上金銀行入金の処理の開始時に読み取った銀行カードに対応する銀行口座への入金が可能か否かを銀行ホスト140に問い合わせる。

0058

その結果、銀行ホスト140よりATM120を介して許可が得られたら、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、紙幣搬送機構106Aを制御することにより、図8(a)の太線実線矢印801Aで示されるように、指定された紙幣の金種に対応する紙幣スタッカ111Aから紙幣を取り出し、紙幣搬送機構106A内に設置されている特には図示しない紙幣判別・計数部103A(図3の紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2A)により紙幣の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ銀行紙幣収納部102A内の#1または#2の紙幣カセット112Aに搬送して収納させる。同様に、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、硬貨搬送機構106Bを制御することにより、図8(b)の太線実線矢印801Bで示されるように、指定された硬貨の金種に対応する硬貨スタッカ111Bから紙幣を取り出し、硬貨搬送機構106B内に設置されている特には図示しない硬貨判別・計数部103B(図3の硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2B)により硬貨の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ銀行硬貨収納部102B内の#1または#2の硬貨カセット112Bに搬送して収納させる。その後、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、ATM通信部107を介してATM120に、現金移動完了を通知する。ATM120は、この通知を受信すると、銀行ホスト140(図1図2)に対して、売上金銀行入金の処理の開始時に読み取った銀行カードによって指定された銀行口座への入金処理を実行する。

0059

そして、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、操作部105の表示パネルに、図12(a)に例示される売上金銀行入金完了画面を表示させ、売上金銀行入金処理を正常終了させる。店舗ユーザがこの画面において「メニューに戻る」ボタンにタッチすると、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、操作部105の表示パネルの表示を、図10(a)に例示されるメニュー画面の表示に戻る。

0060

銀行ホスト140よりATM120を介して許可が得られなかったら、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、操作部105の表示パネルに、図12(d)に例示される異常終了画面を表示させ、売上金銀行入金の処理を中止する。

0061

次に、売上金カセット取出し処理について説明する。店舗ユーザが操作部105の表示パネルに表示されている図10(a)に例示されるメニュー画面上で「カセット取出し」ボタンにタッチすると、制御部301が現金移動制御部109(図1)の機能の実行を開始し、操作部105の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる。店舗ユーザが銀行入金用の銀行カードを認証部303(図3)のカードリーダに読み取らせると、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、その銀行カードの認証を行い、認証OKならば、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる。店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチして売上金から出金させて銀行入金させたい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する。

0062

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定された金種および金額を判別することにより、制御部301が把握している紙幣スタッカ111Aおよび硬貨スタッカ111B内の店舗現金在高の範囲内であるか否かを判別する。

0063

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定金額が店舗現金在高をオーバーしている場合には、操作部105の表示パネルに、図12(c)に例示される再入力誘導画面を表示させ、店舗ユーザに金種と金額を再入力させる。

0064

制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、指定金額が店舗現金在高の範囲内であれば、紙幣搬送機構106Aを制御することにより、図8(a)の太線実線矢印801Aで示されるように、指定された紙幣の金種に対応する紙幣スタッカ111Aから紙幣を取り出し、紙幣搬送機構106A内に設置されている特には図示しない紙幣判別・計数部103A(図3の紙幣判別部103−1Aおよび紙幣計数部103−2A)により紙幣の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ銀行紙幣収納部102A内の#1または#2の紙幣カセット112Aに搬送して収納させる。同様に、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、硬貨搬送機構106Bを制御することにより、図8(b)の太線実線矢印801Bで示されるように、指定された硬貨の金種に対応する硬貨スタッカ111Bから紙幣を取り出し、硬貨搬送機構106B内に設置されている特には図示しない硬貨判別・計数部103B(図3の硬貨判別部103−1Bおよび硬貨計数部103−2B)により硬貨の判別および計数を行わせながら、指定された金額分だけ銀行硬貨収納部102B内の#1または#2の硬貨カセット112Bに搬送して収納させる。

0065

その後、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、操作部105の表示パネルに、図12(b)に例示される売上金カセット取出し完了画面を表示させ、売上金カセット取出し処理を正常終了させる。この場合、店舗ユーザは、紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B内から紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bへの売上金の移動を複数回に分けて実行することができ、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、今回の取出し額と、紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112B内の累計額とを併記して、操作部105の表示パネルに表示させることができる。店舗ユーザがこの画面において「メニューに戻る」ボタンにタッチすると、制御部301が実行する現金移動制御部109の機能は、操作部105の表示パネルの表示を、図10(a)に例示されるメニュー画面の表示に戻る。

0066

図9は、実施形態におけるカセット回収動作の説明図である。集配業者または銀行員は、定期的にまたは店舗から連絡を受けて店舗を訪問し、現金取扱装置100内の銀行現金収納部102(図9(a)の銀行紙幣収納部102Aおよび図9(b)の銀行硬貨収納部102B)を開錠することで、図9(a)または図9(b)の太線実線矢印で示されるように、#1または#2の紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112Bを回収し、その後、空の紙幣カセット112Aおよび硬貨カセット112Bを装填して、銀行現金収納部102(図9(a)の銀行紙幣収納部102Aおよび図9(b)の銀行硬貨収納部102B)を施錠する。

0067

店舗ユーザが、図8で前述した店舗内のATM120と連携する売上金銀行入金処理を利用している場合には、上記回収された紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112B内の現金は、集配業者または銀行員によってそのまま銀行に収納される。

0068

一方、店舗ユーザが、店舗内にATM120を設置せずに、図8で前述した売上金カセット取出し処理を利用している場合には、前述したように、上記回収された紙幣カセット112Aまたは硬貨カセット112B内の現金については、例えば警備会社に運ばれた後に、そこで代行入金処理が行われて銀行入金処理が実行され、その後に警備会社によって銀行に収納される。

0069

以上の動作を実現するための本実施形態のより具体的な処理例について、以下に説明する。

0070

図13は、現金取扱装置100(図1図2図3)の全体動作の処理例を示すフローチャートである。この処理は、例えば図3の制御部301が、内部の特には図示しないROM等に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。

0071

制御部301は起動後、ステップS1301と、ステップS1302からS1307までの各判定処理を、繰り返し実行する。

0072

この繰返し処理において、制御部301はまず、操作部105(図1)の表示パネルに、図10(a)に例示されるメニュー画面を表示する(ステップS1301)。

0073

次に、制御部301は、図10(a)に例示されるメニュー画面上でいずれかのメニュー項目が選択されるまで待機する(ステップS1302の判定がNOの繰返し)。

0074

ステップS1302の判定がYESになると、制御部301は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルのメニュー画面(図10(a))上で、「売上金入金」ボタンにタッチしたか否かを判定する(ステップS1303)。ステップS1303の判定がYESになった場合には、制御部301は、売上金入金処理を実行する(ステップS1308)。この処理の詳細については、図14および図15のフローチャートを用いて後述する。売上金入金処理が終了すると、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0075

ステップS1303の判定がNOの場合には、制御部301は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルのメニュー画面(図10(a))上で、「釣銭出金」ボタンにタッチしたか否かを判定する(ステップS1304)。ステップS1304の判定がYESになった場合には、制御部301は、釣銭出金処理を実行する(ステップS1309)。この処理の詳細については、図16のフローチャートを用いて後述する。釣銭出金処理が終了すると、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0076

ステップS1304の判定がNOの場合には、制御部301は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルのメニュー画面(図10(a))上で、「両替」ボタンにタッチしたか否かを判定する(ステップS1305)。ステップS1305の判定がYESになった場合には、制御部301は、両替処理を実行する(ステップS1310)。この処理の詳細については、図17から図19のフローチャートを用いて後述する。両替処理が終了すると、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0077

ステップS1305の判定がNOの場合には、制御部301は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルのメニュー画面(図10(a))上で、「売上金銀行入金」ボタンにタッチしたか否かを判定する(ステップS1306)。ステップS1306の判定がYESになった場合には、制御部301は、売上金銀行入金処理を実行する(ステップS1311)。この処理の詳細については、図20および図21のフローチャートを用いて後述する。売上金銀行入金処理が終了すると、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0078

ステップS1306の判定がNOの場合には、制御部301は、店舗ユーザが操作部105の表示パネルのメニュー画面(図10(a))上で、「カセット取出し」ボタンにタッチしたか否かを判定する(ステップS1307)。ステップS1307の判定がYESになった場合には、制御部301は、売上金カセット取出し処理を実行する(ステップS1312)。この処理の詳細については、図22のフローチャートを用いて後述する。売上金カセット取出し処理が終了すると、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0079

ステップS1307の判定がNOの場合には、制御部301は、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。なお、メニュー画面上でその他の処理が指定可能な場合には、その他の処理が実行されてもよい。

0080

以上の動作のうち、ステップS1308、S1309、およびS1310の各処理は、図1の入出金制御部108の機能に対応する。また、ステップS1311の処理は、図1の現金移動制御部109の機能に対応する。

0081

図14および図15は、図13のステップS1308の売上金入金処理の詳細例を示すフローチャートであり、図5および図6で説明した動作を実現する。

0082

制御部301はまず、操作部105(図1)の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる(ステップS1401)。

0083

次に、制御部301は、認証部303(図3)のカードリーダがカードをスキャンするまで待機する(ステップS1402の判定がNOの繰返し)。

0084

カードがスキャンされる(ステップS1402の判定がYESになる)と、制御部301は、スキャンされたカードが店舗カードであるか否かを判定する(ステップS1403)。

0085

スキャンされたカードが店舗カードではない場合(ステップS1403の判定がNOの場合)には、制御部301は、ステップS1401のカードスキャン誘導画面の表示に戻って他のカードの挿入を促す。

0086

スキャンされたカードが店舗カードである場合(ステップS1403の判定がYESの場合)には、制御部301は、紙幣入出金口104Aおよび硬貨入出金口104B(図3)のシャッターオープンする(ステップS1404)。

0087

次に、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図10(c)に例示される入金誘導画面を表示させる(ステップS1405)。

0088

その後、制御部301は、店舗ユーザが紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bへの入金を開始するまで待機する(ステップS1406の判定がNOの繰返し)。

0089

店舗ユーザが入金を開始する(ステップS1406の判定がYESになる)と、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図10(d)に例示される現金計数画面を表示させる(ステップS1407)。これとともに、図5の説明で前述したように、制御部301は、入金された紙幣を紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bから入金された紙幣または硬貨の判別および計数のための制御動作を実行し、判別・計数が終了した紙幣または硬貨を、店舗ユーザに入金処理の確定または中止を選択させるために、紙幣一時保留部302Aまたは硬貨一時保留部302Bに保持させる。

0090

制御部301は、紙幣計数部103−2Aまたは硬貨計数部103−2B(図3)によって上記計数動作が完了したか否かを判定する(ステップS1408)。

0091

ステップS1408の判定がNOの間は、制御部301は、操作部105の表示パネルに新たな現金計数金額画面(図11(a))を表示させる処理(ステップS1407)と、ステップS1408の計数終了判定の処理を繰り返し実行する。

0092

ステップS1408の判定がYESになると、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図11(b)に例示される現金計数金額確認画面を表示させる(ステップS1409)。

0093

その後、制御部301は、店舗ユーザが図11(b)に例示される現金計数金額確認画面の「確定」と「中止」のいずれのボタンにタッチしたかを判定する(図15のステップS1410の判定がNO→ステップS1411の判定がNO→ステップS1410の判定の繰返し処理)。

0094

店舗ユーザが「確定」ボタンにタッチする(ステップS1410の判定がYESになる)と、制御部301は、図6の説明で前述したように、紙幣一時保留部302Aまたは硬貨一時保留部302B内の各紙幣または硬貨を、店舗現金収納部101(図1)を構成する、店舗紙幣収納部101A内の該当する紙幣スタッカ111Aまたは店舗硬貨収納部101B内の該当する硬貨スタッカ111Bに搬送して収納する(ステップS1413)。

0095

そして、制御部301は、店舗現金収納部101の在高、すなわち、紙幣または硬貨が新たに収納された紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bの在高を、収納が行われた分だけ加算更新する(ステップS1414)。

0096

その後、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(売上金の入金の履歴)を記録する(ステップS1415)。

0097

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(売上金の入金の情報)を送信する(ステップS1416)。

0098

その後、制御部301は、図14および図15のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1308の売上金入金処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0099

図11(b)に例示される現金計数金額確認画面で店舗ユーザが「中止」ボタンにタッチする(ステップS1411の判定がYESになる)と、制御部301はまず、紙幣入出金口104Aおよび硬貨入出金口104B(図3)の入出金口シャッターをクローズする(ステップS1417)。

0100

そして、図5の説明で前述したように、制御部301は、紙幣一時保留部302Aまたは硬貨一時保留部302Bから紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bに、入金された現金(紙幣または硬貨)を返却させ(ステップS1418)、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bのシャッターをオープンする(ステップS1419)。

0101

制御部301は、店舗ユーザが入出金口から返却された現金を取って返却が完了するまで待機する(ステップS1420の判定がNOの繰返し)。

0102

ステップS1420の判定がYESになると、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bのシャッターをクローズする(ステップS1421)。

0103

その後、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(売上金の入金の返却の履歴)を記録する(ステップS1422)。

0104

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(売上金の入金の返却の情報)を送信する(ステップS1423)。

0105

その後、制御部301は、図14および図15のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1308の売上金入金処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0106

入金時に受け入れることができない紙幣または硬貨についての処理と、いずれかの紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bでオーバーフローが発生した場合の処理と、紙幣または硬貨が判別できなかった場合のリジェクトの処理は、図5および図6で前述した通りであり、それらの処理に対応するフローチャートは省略する。

0107

図16は、図13のステップS1309の釣銭出金処理の詳細例を示すフローチャートであり、図7で説明した動作を実現する。

0108

制御部301はまず、操作部105(図1)の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる(ステップS1601)。

0109

次に、制御部301は、認証部303(図3)のカードリーダがカードをスキャンするまで待機する(ステップS1602の判定がNOの繰返し)。

0110

カードがスキャンされる(ステップS1602の判定がYESになる)と、制御部301は、スキャンされたカードが店舗カードであるか否かを判定する(ステップS1603)。

0111

スキャンされたカードが店舗カードではない場合(ステップS1603の判定がNOの場合)には、制御部301は、ステップS1601のカードスキャン誘導画面の表示に戻って他のカードの挿入を促す。

0112

スキャンされたカードが店舗カードである場合(ステップS1603の判定がYESの場合)には、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる(ステップS1604)。

0113

制御部301は、店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチして釣銭として出金したい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する画面入力が終了するまで待機する(ステップS1605の判定がNOの繰返し)。

0114

ステップS1605の判定がYESになると、図7の説明で前述したように、制御部301は、該当する紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bから紙幣または硬貨を取り出して紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104B(図3)に搬送してそこから出金させる出金処理を実行する(ステップS1606)。

0115

これに引き続いて、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図11(d)に例示される現金取出し誘導画面を表示させる(ステップS1607)。

0116

続いて、制御部301は、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bのシャッターをオープンする(ステップS1608)。

0117

その後、制御部301は、店舗現金収納部101の在高、すなわち、紙幣または硬貨が出金された紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bの在高を、出金が行われた分だけ減算更新する(ステップS1609)。

0118

続いて、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(釣銭出金の履歴)を記録する(ステップS1610)。

0119

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(釣銭出金の情報)を送信する(ステップS1611)。

0120

その後、制御部301は、店舗ユーザが入出金口から釣銭の現金の取出しが終了するまで待機する(ステップS1612の判定がNOの繰返し)。

0121

ステップS1612の判定がYESになると、入出金口のシャッターをクローズする(ステップS1613)。

0122

その後、制御部301は、図16のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1309の釣銭出金処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0123

出金時に紙幣または硬貨が判別できなかった場合のリジェクトの処理は、図7で前述した通りであり、それらの処理に対応するフローチャートは省略する。

0124

図17から図19は、図13のステップS1310の両替処理の例を詳細示すフローチャートである。両替処理は、ある金額の現金を入金してそれと同額の別の金種の現金を出金する処理であるから、図14および図15で説明した売上金入金処理と図16で説明した釣銭出金処理の組合せとして実現できる。そこで、図17から図19のフローチャートの説明において、図14および図15の場合と同じステップ番号を付した部分は同じ処理を実行するものとする。

0125

まず、両替金の入金のための図17および図18のステップS1401からS1414までの一連の処理は、売上金入金のための図14および図15のステップS1401からS1414までの一連の処理と同じである。これにより、両替金が紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bから入金されて、該当する店舗現金収納部101(図1)を構成する店舗紙幣収納部101A内の該当する紙幣スタッカ111Aまたは店舗硬貨収納部101B内の該当する硬貨スタッカ111B(図6参照)に搬送されて収納され、店舗現金収納部101(紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B)の在高を、収納が行われた分だけ加算更新される。

0126

また、中止による両替金の入金の返却ための図18のステップS1417からS1423までの一連の処理は、売上金の入金の返却ための図15のステップS1417からS1423までの一連の処理と同じである。これにより、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bに両替金として入金された現金が返却され、ジャーナルの処理履歴が更新され、現金管理クラウド130に処理情報が送信される。

0127

次に、両替金の出金のための図19のステップS1604およびS1605の処理は、釣銭出金のための図16の同じステップ番号の処理群と同じである。これにより、店舗ユーザが両替金として出金する金種および金額を指定できる。

0128

その後、制御部301は、先に入金された金額が上記両替指定された出金金額以上であるか否かを判定する(ステップS1901)。ステップS1901の判定がNOならば、制御部301は、ステップS1604の処理に戻り、店舗ユーザに新たな両替の出金額を指定させる。

0129

ステップS1901の判定がYESとなった後の図19のステップS1606からS1609、S1612、およびS1613の一連の処理は、釣銭出金のための図16の同じステップ番号の処理群と同じである。これにより、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bのシャッターがオープンされて、両替のための現金が取り出されるとともに、店舗現金収納部101(紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B)の在高を、両替出金が行われた分だけ減算更新された後、シャッターがクローズされる。

0130

その後、制御部301は、両替のために入金された金額と両替指定された出金金額との差額、すなわちお釣りがあるか否かを判定する(ステップS1902)。

0131

ステップ1902の判定がNOとなった場合には、制御部301は、ステップS1903の処理に移行する。

0132

ステップS1902の判定がYESとなった後の図19のステップS1606からS1609、S1612、およびS1613の一連の処理は、釣銭出金のための図16の同じステップ番号の処理群と同じである。これにより、紙幣入出金口104Aまたは硬貨入出金口104Bのシャッターが再びオープンされて、釣銭のための現金が取り出されるとともに、店舗現金収納部101(紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111B)の在高が釣銭出金が行われた分だけ減算更新された後、シャッターがクローズされる。

0133

最後に、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(両替のための入金と出金および釣銭の出金の履歴)を記録する(ステップS1903)。

0134

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(両替のための入金と出金および釣銭の出金の情報)を送信する(ステップS1904)。

0135

その後、制御部301は、図17から図19のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1310の両替処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0136

図20は、図13のステップS1311売上金銀行入金処理の詳細例を示すフローチャートであり、図8で説明した動作を実現する。

0137

制御部301はまず、操作部105(図1)の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる(ステップS2001)。

0138

次に、制御部301は、認証部303(図3)のカードリーダがカードをスキャンするまで待機する(ステップS2002の判定がNOの繰返し)。

0139

カードがスキャンされる(ステップS2002の判定がYESになる)と、制御部301は、スキャンされたカードが銀行カードであるか否かを判定する(ステップS2003)。

0140

スキャンされたカードが銀行カードではない場合(ステップS2003の判定がNOの場合)には、制御部301は、ステップS2001のカードスキャン誘導画面の表示に戻って他のカードの挿入を促す。

0141

スキャンされたカードが原稿カードである場合(ステップS2003の判定がYESの場合)には、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる(ステップS2004)。

0142

制御部301は、店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチして銀行の口座に入金するために売上金から出金したい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する画面入力が終了するまで待機する(ステップS2005の判定がNOの繰返し)。

0143

ステップS2005の判定がYESになると、制御部301は、店舗現金収納部101(図1)の在高、すなわち、出金指定された各金種に対応する店舗紙幣収納部101A内の各紙幣カセット112Aまたは店舗硬貨収納部101B内の各硬貨カセット112Bの各在高が、店舗ユーザが指定した出金の各金種の在高以上であるか否かを判定する(ステップS2006)。

0144

ステップS2006の判定がNOならば、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図12(c)に例示される再入力誘導画面を表示させ(ステップS2008)、その後、ステップS2004の処理に戻って、店舗ユーザに金種と金額を再入力させる。

0145

ステップS2006の判定がYESならば、制御部301は、ATM通信部107(図3)を介してATM120(図1図2)に、現金移動開始電文を送信し、売上金銀行入金の処理の開始時に読み取った銀行カードに対応する銀行口座への入金が可能か否かを問い合わせる(ステップS2007)。

0146

その後、制御部301は、ATM通信部107を介してATM120から電文を受信するまで待機する(ステップS2009の判定がNOの繰返し)。

0147

ステップS2009の判定がYESになると、制御部301は、ATM120から許可電文が受信したか否かを判定する(ステップS2010)。

0148

ATM120から不許可電文が受信されることによりステップS2010の判定がNOになった場合は、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図12(d)に例示される異常終了画面を表示させる(ステップS2018)。

0149

その後、制御部301は、図20のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1311の売上金銀行入金処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0150

ATM120から許可電文が受信されることによりステップS2010の判定がYESになった場合は、制御部301は、図8の説明で前述したように、指定された金種に対応する紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bから紙幣または硬貨を指定された金額分だけ取り出し、銀行紙幣収納部102内の#1または#2の紙幣カセット112Aまたは銀行硬貨収納部102B内の硬貨カセット112Bに移動させる(ステップS2011)。

0151

その後、制御部301は、店舗現金収納部101の在高、すなわち、紙幣または硬貨が移動のために出金された紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bの在高を、出金が行われた分だけ減算更新する(ステップS2012)。

0152

一方、制御部301は、銀行現金収納部102の在高、すなわち、紙幣または硬貨が移動のために収納された銀行紙幣収納部102Aまたは銀行硬貨収納部102Bの在高を、収納が行われた分だけ加算更新する(ステップS2013)。

0153

続いて、制御部301は、ATM通信部107(図3)を介してATM120に、現金移動完了電文を送信する(ステップS2014)。この現金移動完了電文には、移動された現金、すなわち銀行口座へ入金される現金の金種および金額が含まれる。

0154

その後、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(売上金銀行入金の履歴)を記録する(ステップS2015)。

0155

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(売上金銀行入金の情報)を送信する(ステップS2016)。

0156

その後、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図12(a)に例示される売上金銀行入金完了画面を表示させ、売上金銀行入金処理を正常終了させる(ステップS2017)。

0157

店舗ユーザが上記売上金銀行入金完了画面において「メニューに戻る」ボタンにタッチすると、制御部301は、図20のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1311の売上金銀行入金処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0158

図21は、現金取扱装置100で実行される売上金銀行入金処理に対応して、図1または図2のATM120で実行される売上金銀行入金処理の例を示すフローチャートである。この処理は、ATM120内の特には図示しないマイクロプロセッサが同じく特には図示しないROM等に記憶された制御プログラムを特には図示しないRAM等を作業メモリとして実行する動作である。以下の説明では、ATM120が処理を実行すると記述した場合には、実際にはこのマイクロプロセッサが処理を実行すると解釈するものとする。

0159

ATM120はまず、現金取扱装置100内の制御部301からATM通信部107(図3)を介して、現金移動開始電文(図20のステップS2007の説明を参照)を受信するまで待機する(ステップS2101の判定がNOの繰返し)。

0160

ステップS2101の判定がYESになると、ATM120は、銀行ホスト140(図1図2)と通信を開始し、銀行ホスト140に対して入金開始電文を送信する(ステップS2102)。この入金開始電文には、現金取扱装置100からの現金移動開始電文によって通知された、現金取扱装置100での売上金銀行入金の処理の開始時に読み取られた銀行カードに対応する銀行口座の情報(図20のステップS2007の説明を参照)が含まれる。

0161

ATM120は、銀行ホスト140から ステップS2102の電文送信に対する応答電文を受信する(ステップS2103)。

0162

ATM120は、ステップS2103で受信した応答電文が、入金許可を示しているか否かを判定する(ステップS2104)。

0163

ATM120は、ステップS2104の判定がYESならば現金取扱装置100に現金の移動を許可する許可電文を送信する(ステップS2105)。

0164

その後、ATM120は、現金取扱装置100内の制御部301からATM通信部107(図3)を介して、現金移動完了電文(図20のステップS2014の説明を参照)を受信するまで待機する(ステップS2106の判定がNOの繰返し)。

0165

ステップS2106の判定がYESになると、ATM120は、銀行ホスト140に、入金電文を送信する(ステップS2107)。この入金電文には、現金取扱装置100から通知された現金移動完了電文に含まれる移動された現金、すなわち銀行口座へ入金される現金の金種および金額が含まれる。

0166

その後、ATM120は、銀行ホスト140から、銀行口座への入金が完了したことを示す入金完了電文を受信する(ステップS2108)。

0167

そして、ATM120は、ATM120内(自装置内)の現金情報を移動金種および金額の分だけ加算更新し(ステップS2109)、その後、ステップS2101の受信待機処理に戻る。

0168

ATM120は、銀行からの応答電文が不許可になることによりステップS2104の判定がNOならば、現金取扱装置100に現金の移動を許可しない不許可電文を送信し(ステップS2110)(図20のステップS2010→S2018の説明を参照)、その後、ステップS2101の受信待機処理に戻る。

0169

図22は、図13のステップS1312の売上金カセット取出し処理の詳細例を示すフローチャートであり、図8で説明した動作を実現する。

0170

制御部301はまず、操作部105(図1)の表示パネルに、図10(b)に例示されるカードスキャン誘導画面を表示させる(ステップS2201)。

0171

次に、制御部301は、認証部303(図3)のカードリーダがカードをスキャンするまで待機する(ステップS2202の判定がNOの繰返し)。

0172

カードがスキャンされる(ステップS2202の判定がYESになる)と、制御部301は、スキャンされたカードが銀行カードであるか否かを判定する(ステップS2203)。

0173

スキャンされたカードが銀行カードではない場合(ステップS2203の判定がNOの場合)には、制御部301は、ステップS2201のカードスキャン誘導画面の表示に戻って他のカードの挿入を促す。

0174

スキャンされたカードが銀行カードである場合(ステップS2203の判定がYESの場合)には、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図11(c)に例示される出金金種・枚数指定画面を表示させる(ステップS2204)。

0175

制御部301は、店舗ユーザがこの表示画面上の所望の部分にタッチしてカセット112Aまたは112Bに移動するために売上金から出金したい紙幣または硬貨の金種と金額を指定する画面入力が終了するまで待機する(ステップS2205の判定がNOの繰返し)。

0176

ステップS2205の判定がYESになると、制御部301は、店舗現金収納部101(図1)の在高、すなわち、出金指定された各金種に対応する店舗紙幣収納部101A内の各紙幣カセット112Aまたは店舗硬貨収納部101B内の各硬貨カセット112Bの各在高が、店舗ユーザが指定した出金の各金種の在高以上であるか否かを判定する(ステップS2206)。

0177

ステップS2206の判定がNOならば、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図12(c)に例示される再入力誘導画面を表示させ(ステップS2208)、その後、ステップS2204の処理に戻って、店舗ユーザに金種と金額を再入力させる。

0178

ステップS2206の判定がYESならば、制御部301は、図8の説明で前述したように、指定された金種に対応する紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bから紙幣または硬貨を指定された金額分だけ取り出し、銀行紙幣収納部102内の#1または#2の紙幣カセット112Aまたは銀行硬貨収納部102B内の硬貨カセット112Bに移動させる(ステップS2208)。

0179

その後、制御部301は、店舗現金収納部101の在高、すなわち、紙幣または硬貨が移動のために出金された紙幣スタッカ111Aまたは硬貨スタッカ111Bの在高を、出金が行われた分だけ減算更新する(ステップS2209)。

0180

一方、制御部301は、銀行現金収納部102の在高、すなわち、紙幣または硬貨が移動のために収納された銀行紙幣収納部102Aまたは銀行硬貨収納部102Bの在高を、収納が行われた分だけ加算更新する(ステップS2210)。

0181

続いて、制御部301は、特には図示しないジャーナルに、取引履歴(売上金銀行入金の履歴)を記録する(ステップS2211)。

0182

さらに、制御部301は、クラウド通信部110(図3)を介して現金管理クラウド130(図1図2参照)に、取引情報(売上金銀行入金の情報)を送信する(ステップS2212)。

0183

その後、制御部301は、操作部105の表示パネルに、図12(b)に例示される売上金カセット取出し完了画面を表示させ、売上金カセット取出し処理を正常終了させる(ステップS2213)。

0184

店舗ユーザが上記売上金カセット取出し完了画面において「メニューに戻る」ボタンにタッチすると、制御部301は、図22のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1312の売上金カセット取出し処理を終了して、ステップS1301のメニュー画面表示処理に戻る。

0185

図23は、現金管理クラウド130(図1図2)における現金取扱装置データ取得処理の例を示すフローチャートである。この処理は、現金管理クラウド130内の特には図示しないマイクロプロセッサが同じく特には図示しないROM等に記憶された制御プログラムを特には図示しないRAM等を作業メモリとして実行する動作である。以下の説明では、現金管理クラウド130が処理を実行すると記述した場合には、実際にはこのマイクロプロセッサが処理を実行すると解釈するものとする。

0186

まず、現金管理クラウド130は、現金取扱装置100内の制御部301からクラウド通信部110(図3)を介してデータを受信するまで待機する(ステップS2301の判定がNOの繰返し)。前述した売上金入金処理における図14のステップS1416またはS1423、釣銭出金処理における図16のステップS1611、両替処理における図18のステップS1423または図19のステップS1904、売上金銀行入金処理における図20のステップS2016、あるいは売上金カセット取出し処理における図22のステップS2212のいずれかの処理が実行されることにより、現金取扱装置100内の制御部301からクラウド通信部110を介して取引情報が送信されると、ステップS2301の判定がYESとなる。

0187

この結果、現金管理クラウド130は、取引の「日時」「法人名」「店舗名」「操作者/(承認者)」「取引種別」「取引結果」「取引金額/金種」「店舗現金収納部101(店舗紙幣収納部101A内の各紙幣カセット112A、店舗硬貨収納部101B内の各硬貨カセット112B)の現金在高」「銀行現金収納部102(銀行紙幣収納部102A内の各紙幣カセット112A、銀行硬貨収納部102B内の硬貨カセット112B)の現金在高」「エラー詳細情報(エラーの場合)」等の情報を、現金取扱装置100の番号ごと(店舗ごと)に、現金管理クラウド130内の特には図示しないディスク記憶装置等に記憶されているデータベース(DB)に記録する(ステップS2302)。

0188

そして、現金管理クラウド130は、現金取扱装置100内のクラウド通信部110を介して制御部301(図3)に、受信完了電文を送信する(ステップS2303)。
その後、現金管理クラウド130は、ステップS2301の受信待機処理に戻る。

0189

図24は、現金管理クラウド130における情報照会応答処理の例を示すフローチャートである。この処理は、図23の場合と同様に、現金管理クラウド130内の特には図示しないマイクロプロセッサが制御プログラムを実行する動作である。本実施形態では、各店舗の現金取扱装置100で扱われる売上金および銀行入金は、現金管理クラウド130で一括して管理され、この管理内容は、例えばインターネット等のネットワークを介して接続される情報照会端末201(図2)から照会することができる。図24のフローチャートで例示される処理は、情報照会端末201から情報照会があった場合に現金管理クラウド130が応答する処理の例である。

0190

現金管理クラウド130はまず、情報照会端末201から情報照会要求を受信するまで待機する(ステップS2401の判定がNOの繰返し)。

0191

ステップS2401の判定がYESになると、現金管理クラウド130は、要求のあった情報照会が、現金取扱装置100の個別情報に対する照会であるか否かを判定する(ステップS2402)。

0192

ステップS2402の判定がYESの場合には、現金管理クラウド130は、現金取扱装置100の番号ごと(店舗ごと)に、「銀行現金収納部102への入金額妥当性」「店舗現金収納部101の現金在高と妥当性」「店舗現金量の妥当性」「異常取引の抽出」「操作者権限の妥当性」等の情報を、現金管理クラウド130内の特には図示しないディスク記憶装置等に記憶されているデータベース(DB)(図23のステップS2302の説明を参照)から抽出して、情報照会要求を送信した情報照会端末201に応答して表示する(ステップS2403)。その後、現金管理クラウド130は、ステップS2401の受信待機処理に戻る。

0193

ステップS2402の判定がNOならば、現金管理クラウド130は、要求のあった情報照会が、現金取扱装置100の全体情報に対する照会であるか否かを判定する(ステップS2404)。

0194

ステップS2403の判定がYESの場合には、現金管理クラウド130は、店舗を運営する法人ごとに全店舗の現金取扱装置100分について、「銀行現金収納部102への入金額と妥当性」「店舗現金収納部101の現金在高と妥当性」「店舗現金量の妥当性」「異常取引の抽出」「操作者権限の妥当性」等の情報を、現金管理クラウド130内のDBから抽出して、情報照会要求を送信した情報照会端末201に応答して表示する(ステップS2405)。その後、現金管理クラウド130は、ステップS2401の受信待機処理に戻る。

0195

ステップS2404の判定がNOならば、現金管理クラウド130は、要求のあった情報照会が、現金取扱装置100のサポート情報に対する照会であるか否かを判定する(ステップS2406)。

0196

ステップS2406の判定がYESの場合には、現金管理クラウド130は、現金取扱装置100の番号ごと(店舗ごと)に、ステップS2403と同様の情報に「取引履歴の表示」と「エラー履歴の表示」を加えた情報を、現金管理クラウド130内のDBから抽出して、情報照会要求を送信した情報照会端末201に応答して表示する(ステップS2407)。

0197

次に、現金管理クラウド130は、店舗を運営する法人ごとに全店舗の現金取扱装置100分について、ステップS2405と同じ情報を、現金管理クラウド130内のDBから抽出して、情報照会要求を送信した情報照会端末201に応答して表示する(ステップS2408)。その後、現金管理クラウド130は、ステップS2401の受信待機処理に戻る。

0198

ステップS2406の判定がNOならば、現金管理クラウド130は、ステップS2401の受信待機処理に戻る。

0199

以上説明した実施形態では、現金取扱装置100において、ATM120と通信をすることにより、売上金から銀行口座入金への移替えが容易に行えるようになる。店舗内にPOSレジスタが多数あるような場合であっても、各POSレジスタの釣銭機の売上金の現金を現金取扱装置100に入金させることにより、従来通り現金取扱装置100でまとめて売上金、釣銭出金、両替等の管理が行えるほか、まとめて銀行口座への入金処理と売上資金から銀行資金への移動を行うことが可能となる。これにより、店舗の規模によらず、釣銭等の現金の管理が容易に行え、銀行口座への入金および売上金額の確定を迅速かつ安全に行うことが可能となる。

0200

また、売上金銀行入金処理は、ATM120を介さずに、現金取扱装置100と銀行ホスト140において、行うことも可能である。

0201

さらに、売上金銀行入金処理は、現金管理クラウド130にアクセス可能な情報照会端末201(図2参照)から、現金取扱装置100を指定して、リモートで行うことも可能である。

0202

100現金取扱装置
101店舗現金収納部
101A 店舗紙幣収納部
101B 店舗硬貨収納部
102銀行現金収納部
102A銀行紙幣収納部
102B 銀行硬貨収納部
103判別・計数部
103A紙幣判別・計数部
103−1A 紙幣判別部
103−2A紙幣計数部
103B硬貨判別・計数部
103−1B 硬貨判別部
103−2B硬貨計数部
104入出金口
104A紙幣入出金口
104B硬貨入出金口
105 操作部
106搬送機構
107ATM通信部
108 入出金制御部
109現金移動制御部
110クラウド通信部
111スタッカ
112カセット
120 ATM(現金自動預払機)
130現金管理クラウド
140銀行ホスト
201 情報照会端末
301 制御部
302A紙幣一時保留部
302B 硬貨一時保留部
303 認証部
304A 紙幣リジェクト部
304B 硬貨リジェクト部

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