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技術 遊技機および遊技用装置

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男永田憲司富永信介
出願日 2015年3月6日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-044540
公開日 2016年9月8日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-163629
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 入力端子番号 電源ショート 信号検知回路 BOX内 リセットカウンタ 量産機 GND接続 高低関係
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月8日)のものです。
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図面 (20)

課題

本発明は、電源入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、誤動作を防止することかできる遊技機および遊技機の周辺に設けられる遊技用装置を提供する。

解決手段

本発明は、遊技を行う遊技機であって、カウントスイッチ23と、電源回路311と、入力回路580の電圧検知回路581とを備えている。電圧検知回路581で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合に、カウントスイッチ23から出力される検出信号に基づきカウントスイッチ23の検出状態を特定可能となる。

概要

背景

遊技機は、変動表示を表示する表示装置遊技制御演出制御を行う半導体回路演出に用いられるLED(発光ダイオード)や可動物を駆動するモータなど多数の電気で駆動する部品を搭載している。そして、それぞれの部品は、駆動するために必要な電圧が異なり、例えば半導体回路であれば5Vの駆動電圧が、モータであれば32Vの駆動電圧がそれぞれ必要となる。そこで、遊技機では、電源基板にDC32Vに変換する電圧変換部、DC24Vに変換する電圧変換部、DC12Vに変換する電圧変換部やDC5Vに変換する電圧変換部などの複数の電圧変換部を設けて、それぞれの部品で必要となる駆動電圧に変換している。

また、遊技機では、電源が所定の電圧に低下した際にも、誤動作させずに動作させる必要がある。そのため、遊技機では、例えばDC5Vに変換する電圧変換部の入力側に、動作補償用コンデンサを接続して、電源遮断時に動作補償用コンデンサから出力される放電電流により電圧変換部から出力される電圧が5Vとなるように補償する構成が提案されている(特許文献1)。

概要

本発明は、電源の入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、誤動作を防止することかできる遊技機および遊技機の周辺に設けられる遊技用装置を提供する。本発明は、遊技を行う遊技機であって、カウントスイッチ23と、電源回路311と、入力回路580の電圧検知回路581とを備えている。電圧検知回路581で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合に、カウントスイッチ23から出力される検出信号に基づきカウントスイッチ23の検出状態を特定可能となる。

目的

本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、電源の入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、誤動作を防止することかできる遊技機および遊技機の周辺に設けられる遊技用装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技を行う遊技機であって、検出対象を検出する検出手段と、前記検出手段に電力を供給する電源手段と、前記電源手段から供給される電圧を検知する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合に、前記検出手段から出力される検出信号に基づき前記検出手段の検出状態を特定可能となる、遊技機。

請求項2

遊技を行う遊技機の周辺に設けられる遊技用装置であって、検出対象を検出する検出手段と、前記検出手段に電力を供給する電源手段と、前記電源手段から供給される電圧を検知する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合に、前記検出手段から出力される検出信号に基づき前記検出手段の検出状態を特定可能となる、遊技用装置。

技術分野

0001

本発明は、遊技を行うパチンコ遊技機スロットマシンなどの遊技機および遊技機の周辺に設けられる遊技用装置に関する。

背景技術

0002

遊技機は、変動表示を表示する表示装置遊技制御演出制御を行う半導体回路演出に用いられるLED(発光ダイオード)や可動物を駆動するモータなど多数の電気で駆動する部品を搭載している。そして、それぞれの部品は、駆動するために必要な電圧が異なり、例えば半導体回路であれば5Vの駆動電圧が、モータであれば32Vの駆動電圧がそれぞれ必要となる。そこで、遊技機では、電源基板にDC32Vに変換する電圧変換部、DC24Vに変換する電圧変換部、DC12Vに変換する電圧変換部やDC5Vに変換する電圧変換部などの複数の電圧変換部を設けて、それぞれの部品で必要となる駆動電圧に変換している。

0003

また、遊技機では、電源が所定の電圧に低下した際にも、誤動作させずに動作させる必要がある。そのため、遊技機では、例えばDC5Vに変換する電圧変換部の入力側に、動作補償用コンデンサを接続して、電源遮断時に動作補償用コンデンサから出力される放電電流により電圧変換部から出力される電圧が5Vとなるように補償する構成が提案されている(特許文献1)。

先行技術

0004

特開2003−299860号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1のように動作補償用コンデンサを用いて出力電圧を補償する構成では、例えば電源OFF−電源ONを繰り返した場合、動作補償用コンデンサの充放電にかかる時間などから、十分に出力電圧を補償することができず、誤動作が生じる可能性があった。また、遊技機では、機種により電源に接続される部品の構成が異なるため、動作補償用コンデンサで接続される部品への出力電圧を補償する場合、機種により動作補償用コンデンサの容量などを最適化する必要が有り、最適化できなければ誤動作が生じる可能性があった。

0006

本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、電源の入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、誤動作を防止することかできる遊技機および遊技機の周辺に設けられる遊技用装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

(1)遊技を行う遊技機(例えば、パチンコ遊技機1、スロットマシンなど)であって、
検出対象を検出する検出手段(例えば、カウントスイッチ23、ゲートスイッチ32aなど)と、
前記検出手段に電力を供給する電源手段(例えば、電源回路311など)と、
前記電源手段から供給される電圧を検知する電圧検知手段(例えば、入力回路580の電圧検知回路581など)とを備え、
前記電圧検知手段で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合(例えば、スイッチ閾値である7.5Vを超えた場合など)に、前記検出手段から出力される検出信号に基づき前記検出手段の検出状態を特定可能(例えば、入力回路580はカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどから出力される検出信号に基づきカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの検出状態を特定可能にする)となる。

0008

このような構成によれば、電源の入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、所定の電圧値超えた場合に限り信号検知手段が検出信号を検知可能であるため誤動作を防止することができる。

0009

(2)遊技を行う遊技機の周辺に設けられる遊技用装置(例えば、パチンコ遊技機1の台間に設けられる各台計数装置遊技島の端に設けられる各種装置、遊技店の中に設けられる計数装置など)であって、
検出対象を検出する検出手段(例えば、パチンコ遊技機1の台間に設けられる各台計数装置のカウントスイッチなど)と、
前記検出手段に電力を供給する電源手段(例えば、各台計数装置の電源回路など)と、
前記電源手段から供給される電圧を検知する電圧検知手段(例えば、入力回路580の電圧検知回路581など)とを備え、
前記電圧検知手段で検知した電圧が所定の電圧値を超えた場合(例えば、スイッチ閾値である7.5Vを超えた場合など)に、前記検出手段から出力される検出信号に基づき前記検出手段の検出状態を特定可能(例えば、信号検知回路582が各台計数装置のカウントスイッチなどから出力される検出信号に基づき各台計数装置のカウントスイッチなどの検出状態を特定可能にする)となる。

0010

このような構成によれば、電源の入り切りのような動作を繰返し行って電源から出力される電圧が不安定になったとしても、所定の電圧値超えた場合に限り信号検知手段が検出信号を検知可能であるため誤動作を防止することができる。

0011

(3) (1)の遊技機において、
前記検出手段に供給される電圧(例えば、12Vの出力電圧VDD)と異なる電圧(例えば、32Vの出力電圧VSL)に基づいて前記遊技機の電断を判定する電断判定手段(例えば、電断判定回路585など)をさらに備える。

0012

このような構成によれば、電断の判定に用いられる電圧と異なる検出手段に供給される電圧を直接監視しているので、信号検知手段が誤動作する前に制御を行うことができる。

0013

(4) (1)または(3)の遊技機において、
前記検出信号を検知した状態と前記検出信号を検知していない状態とで異なる状態に遷移する信号検知手段(例えば、信号検知回路582)をさらに備え、
前記信号検知手段は、前記電圧検知手段で検知した電圧が前記所定の電圧値超えない場合(例えば、スイッチ閾値である7.5Vを超えない場合など)、前記検出信号を検知していない状態となる(信号レベルがLレベルのままである)。

0014

このような構成によれば、検出手段の誤動作によって検知された状態の検出信号を用いて誤って判定されることを防止することができる。

0015

(5) (1)または(3)の遊技機において、
前記信号検知手段から出力される信号(例えば、信号検知回路582からの出力信号)と、前記電圧検知手段から出力される信号(例えば、電圧検知回路581からの電圧異常信号)との合成信号に基づき前記検出手段の検出状態を判定する検出判定手段(例えば、CPU56で入力回路580から出力される出力信号を判定する)をさらに備える。

0016

このような構成によれば、検出手段の誤動作によって検知された状態の検出信号を用いて誤って判定されることを防止することができる。

0017

(6) (1)、(3)〜(5)の遊技機において、
前記電圧検知手段で検知した電圧が前記所定の電圧値を超えない場合に報知を行う報知手段(例えば、演出表示装置9などの表示装置、スピーカ27R,27Lなど音声装置ホール管理用コンピュータなどと通信する通信装置などを用いてエラー報知を行う)をさらに備える。

0018

このような構成によれば、検出手段に誤動作が生じていることを認識させることができる。

0019

(7) (1)、(3)〜(6)の遊技機において、
前記遊技機を制御する制御手段(例えば、主基板31や演出制御基板80など)は、前記遊技機を起動する際、前記検出手段に電力を供給する前記電源手段の負荷を軽減するように前記遊技機の構成部の起動順を制御する(例えば、演出制御基板80に接続されるLEDやモータに対して、他の装置に供給する出力電圧VDDのタイミングを、誤動作を防止したい装置に供給する出力電圧VDDのタイミングに対して遅らせるように遊技の演出を制御する)。

0020

このような構成によれば、検出手段に供給する電力の電圧の立ち上がりが早くなり、検出手段において誤動作が生じる虞を軽減することができる。

0021

(8) (1)、(3)〜(7)の遊技機において、
前記遊技機は、遊技盤(例えば遊技盤6)と、前記遊技盤を取付け可能な遊技枠とを備え、
前記遊技盤に前記検出手段を設け、前記遊技枠に前記電源手段を設けて、
前記遊技盤を前記遊技枠に取付けた場合に、前記検出手段は、ドロワコネクタ(例えば、遊技盤6側に設けた凸型ドロワコネクタ33a、遊技枠5a側に設けた凹型ドロワコネクタ33)を介して前記電源手段と接続される。

0022

このような構成によれば、ドロワコネクタを用いて遊技盤に設けた検出手段と、遊技枠に設けた電源手段とを接続することができるので、遊技盤の交換が容易になる。

図面の簡単な説明

0023

パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。
パチンコ遊技機を正面からみた背面図である。
主基板(遊技制御基板)における回路構成の一例を示すブロック図である。
中継基板入力ドライバ回路、および主基板における詳細な回路構成の一例を示すブロック図である。
主基板に設けられたCPU、入力ポートおよび出力ポートの詳細な回路構成の一例を示すブロック図である。
入力ポートにおける入力端子および出力端子接続構成の一例を説明するための図である。
出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その1)を説明するための図である。
出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その2)を説明するための図である。
出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その3)を説明するための図である。
CPUからのデータの出力方式の変形例を説明するための図である。
電源の入り切りを行った場合の電源電圧の変化および遊技機の動作について説明するための図である。
電源回路に接続されるカウントスイッチおよび入力ドライバ回路などの構成を説明するためのブロック図である。
カウントスイッチおよび入力回路の構成を説明するための回路図および出力信号を示す図である。
入力回路の回路構成を説明するための回路図である。
従来のカウントスイッチおよび入力回路の構成を説明するための回路図および出力信号を示す図である。
当り種別表を示す図である。
乱数を示す説明図である。
大当り判定テーブルおよび大当り種別判定テーブルを示す説明図である。
変動パターンを決定するために用いる変動パターンテーブルを表形式で示す図である。
演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。
遊技制御用マイクロコンピュータにおける保留記憶バッファの構成例を示す説明図である。
タイマ割込処理を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理を示すフローチャートである。
演出制御メイン処理を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理を示すフローチャートである。
主基板(遊技制御基板)における回路構成の変形例を示すブロック図である。
スロットマシンの構成を示すブロック図である。
遊技盤が遊技枠に取付けられる前と取付けられた後の様子を示す図である。

実施例

0024

以下、本実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本実施の形態はパチンコ遊技機に限られず、コイン遊技機、スロットマシン等のその他の遊技機であってもよく、変動表示を実行する変動表示部に特定表示結果が導出されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能な遊技機であれば、どのような遊技機であってもよい。

0025

以下、本実施の形態を、図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機1を正面からみた正面図である。図2パチンコ機を示す背面図である。なお、以下の説明において、図1手前側をパチンコ遊技機1の前面側、奥側を背面側として説明する。また、本実施例におけるパチンコ遊技機1の前面とは、遊技者側からパチンコ遊技機1を見たときに該遊技者と対向する対向面である。

0026

パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠100a(図2参照)と、外枠100aの内側に開閉可能に取付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠100aに対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取付けられる機構板(図示せず)と、それらに取付けられる種々の部品(後述する遊技盤6を除く)とを含む構造体である。パチンコ遊技機1では、遊技媒体としての遊技球を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる。

0027

ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球(遊技媒体)を貯留する余剰球受皿4、および、打球を発射する打球操作ハンドル操作ノブ)5等が設けられている。また、ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取付けられている。遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打込まれた遊技球(遊技媒体)が流下可能な遊技領域7が形成されている。

0028

余剰球受皿(下皿)4を形成する部材には、たとえば下皿本体の上面における手前側の所定位置(たとえば下皿の中央部分)等に、スティック形状棒形状)に構成され、遊技者が把持して複数方向(前後左右)に傾倒する操作が可能なスティックコントローラ122が取付けられている。なお、スティックコントローラ122には、遊技者がスティックコントローラ122の操作桿操作手(たとえば左手等)で把持した状態において、所定の操作指(たとえば人差し指等)で押引操作すること等により所定の指示操作が可能なトリガボタン125(図3参照)が設けられ、スティックコントローラ122の操作桿の内部には、トリガボタン125に対する押引操作等による所定の指示操作を検知するトリガセンサ121(図3参照)が内蔵されている。また、スティックコントローラ122の下部における下皿の本体内部等には、操作桿に対する傾倒操作を検知する傾倒方向センサユニット123(図3参照)が設けられている。また、スティックコントローラ122には、スティックコントローラ122を振動動作させるためのバイブレータ用モータ126(図3参照)が内蔵されている。

0029

打球供給皿(上皿)3を形成する部材には、たとえば上皿本体の上面における手前側の所定位置(たとえばスティックコントローラ122の上方)等に、遊技者が押下操作等により所定の指示操作を可能なプッシュタン120が設けられている。プッシュボタン120は、遊技者からの押下操作等による所定の指示操作を、機械的、電気的、あるいは、電磁的に、検出できるように構成されていればよい。プッシュボタン120の設置位置における上皿の本体内部等には、プッシュボタン120に対してなされた遊技者の操作行為を検知するプッシュセンサ124(図3参照)が設けられていればよい。図1に示す構成例では、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置が、上皿及び下皿の中央部分において上下の位置関係にある。これに対して、上下の位置関係を保ったまま、プッシュボタン120及びスティックコントローラ122の取付位置を、上皿及び下皿において左右のいずれかに寄せた位置としてもよい。あるいは、プッシュボタン120とスティックコントローラ122の取付位置が上下の位置関係にはなく、たとえば左右の位置関係にあるものとしてもよい。

0030

なお、遊技者が操作可能な操作手段として、スティックコントローラを設けた例を示したが、これに限らず、操作手段としては、単なるプッシュボタン、レバースイッチ、および、ジョグダイヤル等のその他の操作手段を設けてもよい。

0031

遊技領域7の中央付近には、各々を識別可能複数種類識別情報としての演出図柄を変動表示(可変表示ともいう)可能な変動表示部としての演出表示装置9が設けられている。遊技領域7における演出表示装置9の右側方には、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8aと、各々を識別可能な複数種類の識別情報としての第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器8bとが設けられている。

0032

第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bのそれぞれは、数字および文字を変動表示可能な簡易で小型の表示器(たとえば7セグメントLED)で構成されている。演出表示装置9は、液晶表示装置(LCD)で構成されており、表示画面において、第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示を行なう演出図柄表示領域が設けられる。演出図柄表示領域には、たとえば左,中,右の3つの装飾用演出用)の演出図柄を変動表示する図柄表示エリアが形成される。

0033

第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8bのそれぞれは、主基板(遊技制御基板)に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータによって制御される。演出表示装置9は、演出制御基板に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。第1特別図柄表示器8aで第1特別図柄の変動表示が実行されているときに、その変動表示に伴って演出表示装置9で演出表示が実行され、第2特別図柄表示器8bで第2特別図柄の変動表示が実行されているときに、その変動表示に伴って演出表示装置9で演出表示が実行されるので、遊技の進行状況を把握しやすくすることができる。

0034

第1特別図柄表示器8aに特定表示結果としての大当り表示結果大当り図柄)が導出表示されたとき、または、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときには、演出表示装置9においても、特定表示結果としての大当り表示結果(大当り図柄の組合せ)が導出表示される。このように変動表示の表示結果として特定表示結果が表示されたときには、遊技者にとって有利な価値(有利価値)が付与される有利状態としての特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御される。

0035

また、演出表示装置9において、最終停止図柄(たとえば左右中図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、大当り図柄(たとえば左中右の図柄が同じ図柄で揃った図柄の組合せ)と一致している状態で停止、揺動拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動表示したり、表示図柄の位置が入れ替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これら状態をリーチ状態という。)で行なわれる演出をリーチ演出という。

0036

ここで、リーチ状態は、演出表示装置9の表示領域において停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄の変動表示が継続している表示状態、または、全部もしくは一部の演出図柄が大当り組合せの全部または一部を構成しながら同期して変動表示している表示状態である。言い換えると、リーチとは、複数の変動表示領域において識別情報が特定表示結果を構成しているが少なくとも一部の変動表示領域が変動表示中である状態をいう。この実施形態において、リーチ状態は、たとえば、左,右の図柄表示エリアで同じ図柄が停止し、中の図柄表示エリアで図柄が停止していない状態で形成される。リーチ状態が形成されるときの左,右の図柄表示エリアで停止された図柄は、リーチ形成図柄、または、リーチ図柄と呼ばれる。

0037

そして、リーチ状態における表示演出が、リーチ演出表示(リーチ演出)である。また、リーチの際に、通常と異なる演出がランプや音で行なわれることがある。この演出をリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクタ人物等を模した演出表示であり、図柄(演出図柄等)とは異なるもの)を表示させたり、演出表示装置9の背景画像表示態様(たとえば、色等)を変化させたりすることがある。このキャラクタの表示や背景の表示態様の変化をリーチ演出表示という。また、リーチの中には、それが出現すると、通常のリーチに比べて、大当りが発生しやすいように設定されたものがある。このような特別のリーチをスーパーリーチという。

0038

演出表示装置9の右方には、各々を識別可能な識別情報としての第1特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器(第1変動表示部)8aが設けられている。第1特別図柄表示器8aは、0〜9の数字等の特別図柄を変動表示可能な簡易で小型の表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。また、演出表示装置9の右方(第1特別図柄表示器8aの右隣)には、各々を識別可能な識別情報としての第2特別図柄を変動表示する第2特別図柄表示器(第2変動表示部)8bが設けられている。第2特別図柄表示器8bは、0〜9の数字等の特別図柄を変動表示可能な簡易で小型の表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。

0039

以下、第1特別図柄と第2特別図柄とを特別図柄と総称することがあり、第1特別図柄表示器8aと第2特別図柄表示器8bとを特別図柄表示器(変動表示部)と総称することがある。

0040

なお、この実施の形態では、2つの特別図柄表示器(第1特別図柄表示器8aおよび第2特別図柄表示器8b)を備える場合を示しているが、遊技機は、特別図柄表示器を1つのみ備えるものであってもよい。

0041

第1特別図柄または第2特別図柄の変動表示は、変動表示の実行条件である第1始動条件または第2始動条件が成立(たとえば、遊技球が第1始動入賞口13または第2始動入賞口14を通過(入賞を含む)したこと)した後、変動表示の開始条件(たとえば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて開始され、変動表示時間(変動時間)が経過すると表示結果(停止図柄)を導出表示する。なお、遊技球が通過するとは、入賞口やゲート等の予め入賞領域として定められている領域を遊技球が通過したことであり、入賞口に遊技球が入った(入賞した)ことを含む概念である。また、表示結果を導出表示するとは、図柄(識別情報の例)を最終的に停止表示させることである。

0042

演出表示装置9の下方には、第1始動入賞口13を有する入賞装置が設けられている。第1始動入賞口13に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第1始動口スイッチ13aによって検出される。

0043

また、第1始動入賞口(第1始動口)13を有する入賞装置の下方には、遊技球が入賞可能な第2始動入賞口14を有する可変入賞球装置15が設けられている。第2始動入賞口(第2始動口)14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、第2始動口スイッチ14aによって検出される。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が第2始動入賞口14に入賞可能になり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。可変入賞球装置15が開状態になっている状態では、第1始動入賞口13よりも、第2始動入賞口14に遊技球が入賞しやすい。また、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、遊技球は第2始動入賞口14に入賞しない。したがって、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態では、第2始動入賞口14よりも、第1始動入賞口13に遊技球が入賞しやすい。なお、可変入賞球装置15が閉状態になっている状態において、入賞はしづらいものの、入賞することは可能である(すなわち、遊技球が入賞しにくい)ように構成されていてもよい。以下、第1始動入賞口13と第2始動入賞口14とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。

0044

第2特別図柄表示器8bの上方には、第2始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち第2保留記憶数を表示する4つの表示器からなる第2特別図柄保留記憶表示器18bが設けられている。第2特別図柄保留記憶表示器18bは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第2特別図柄表示器8bでの変動表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。

0045

また、第2特別図柄保留記憶表示器18bのさらに上方には、第1始動入賞口13に入った有効入賞球数すなわち第1保留記憶数(保留記憶を、始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)を表示する4つの表示器からなる第1特別図柄保留記憶表示器18aが設けられている。第1特別図柄保留記憶表示器18aは、有効始動入賞がある毎に、点灯する表示器の数を1増やす。そして、第1特別図柄表示器8aでの変動表示が開始される毎に、点灯する表示器の数を1減らす。

0046

遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が第1始動入賞口13に入り第1始動口スイッチ13aで検出されると、第1特別図柄の変動表示を開始できる状態であれば(たとえば、特別図柄の変動表示が終了し、第1の開始条件が成立したこと)、第1特別図柄表示器8aにおいて第1特別図柄の変動表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の変動表示が開始される。すなわち、第1特別図柄および演出図柄の変動表示は、第1始動入賞口13への入賞に対応する。第1特別図柄の変動表示を開始できる状態でなければ、第1保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第1保留記憶数を1増やす。

0047

遊技球が第2始動入賞口14に入り第2始動口スイッチ14aで検出されると、第2特別図柄の変動表示を開始できる状態であれば(たとえば、特別図柄の変動表示が終了し、第2の開始条件が成立したこと)、第2特別図柄表示器8bにおいて第2特別図柄の変動表示(変動)が開始されるとともに、演出表示装置9において演出図柄の変動表示が開始される。すなわち、第2特別図柄および演出図柄の変動表示は、第2始動入賞口14への入賞に対応する。第2特別図柄の変動表示を開始できる状態でなければ、第2保留記憶数が上限値に達していないことを条件として、第2保留記憶数を1増やす。

0048

演出表示装置9は、第1特別図柄表示器8aによる第1特別図柄の変動表示時間中、および第2特別図柄表示器8bによる第2特別図柄の変動表示時間中に、装飾用(演出用)の図柄としての演出図柄の変動表示を行なう。第1特別図柄表示器8aにおける第1特別図柄の変動表示と、演出表示装置9における演出図柄の変動表示とは同期している。また、第2特別図柄表示器8bにおける第2特別図柄の変動表示と、演出表示装置9における演出図柄の変動表示とは同期している。また、第1特別図柄表示器8aにおいて大当り図柄が停止表示されるときと、第2特別図柄表示器8bにおいて大当り図柄が停止表示されるときには、演出表示装置9において大当りを想起させるような演出図柄の組合せが停止表示される。また、演出表示装置9については、大当りを発生させる契機となる変動表示において、大当りとなる可能性がある旨ことを報知する大当り予告演出が行なわれる場合がある。

0049

また、演出表示装置9の表示画面の下部には、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計数合算保留記憶数)を表示する保留記憶表示部(合算保留記憶表示部)が設けられる。これにより、変動表示の開始条件が成立していない実行条件の成立数の合計を把握しやすくすることができる。第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、および、演出表示装置9のそれぞれにおいて、保留記憶数を示すための発光表示および画像表示は、保留表示、または、保留記憶表示と呼ばれる。

0050

また、図1に示すように、可変入賞球装置15の下方には、特別可変入賞球装置20が設けられている。特別可変入賞球装置20は開閉板を備え、第1特別図柄表示器8aに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときと、第2特別図柄表示器8bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開閉板が開放状態に制御されることによって、入賞領域となる大入賞口が開放状態になる。大入賞口に入賞した遊技球はカウントスイッチ23で検出される。

0051

大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が開放状態と閉鎖状態とを繰返す繰返し継続制御が行なわれる。繰返し継続制御において、特別可変入賞球装置20が開放されている状態が、ラウンドと呼ばれる。これにより、繰返し継続制御は、ラウンド制御とも呼ばれる。本実施の形態では、大当りの種別が複数設けられており、大当りとすることが決定されたときには、いずれかの大当り種別が選択される。

0052

演出表示装置9の左方には、各々を識別可能な普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10が設けられている。この実施の形態では、普通図柄表示器10は、0〜9の数字を変動表示可能な簡易で小型の表示器(たとえば7セグメントLED)で実現されている。すなわち、普通図柄表示器10は、0〜9の数字(または、記号)を変動表示するように構成されている。また、小型の表示器は、たとえば方形状に形成されている。

0053

遊技球がゲート32を通過しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の変動表示が開始される。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄。たとえば、図柄「7」。)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ遊技者にとって不利な閉状態から遊技者にとって有利な開状態に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、すなわちゲートスイッチ32aによって遊技球が検出される毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の変動表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。

0054

遊技盤6の下部には、入賞しなかった打球が取込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部および左右下部には、所定の音声出力として効果音音声発声する4つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、前面枠に設けられた枠LED28が設けられている。

0055

また、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニット(以下、単に「カードユニット」ともいう。)が、パチンコ遊技機1に隣接して設置される(図示せず)。

0056

次に、パチンコ遊技機1の背面(裏面)の構造について図2を参照して説明する。図2は、パチンコ機を示す背面図である。

0057

図2に示すように、パチンコ遊技機1裏面側では、演出表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータが搭載された演出制御基板80を含む変動表示制御ユニット49、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)31、音声出力回路70、LEDドライバ基板(図示省略)、および、球払出制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37等の各種基板が設置されている。

0058

さらに、パチンコ遊技機1裏面側には、DC32V、DC12VおよびDC5V等の各種電源電圧を作成する電源回路が搭載された電源基板910や発射制御基板(図示略)が設けられている。電源基板910は、発射制御基板の背面側に取り付けられ、その背面側に払出制御基板37が重なっているが、払出制御基板37に重なることなく外部から視認可能に露出した露出部分には、パチンコ遊技機1における主基板31および各電気部品制御基板(演出制御基板80および払出制御基板37)やパチンコ遊技機1に設けられている各電気部品(電力が供給されることによって動作する部品)への電力供給を実行あるいは遮断するための電力供給許可手段としての電源スイッチが設けられている。さらに、露出部分における電源スイッチの内側(基板内部側)には、交換可能なヒューズが設けられている。

0059

なお、電気部品制御基板には、電気部品制御用マイクロコンピュータを含む電気部品制御手段が搭載されている。電気部品制御手段は、遊技制御手段等からのコマンドとしての指令信号制御信号)にしたがってパチンコ遊技機1に設けられている電気部品(遊技用装置:球払出装置97、演出表示装置9、LEDなどの発光体、スピーカ27a,27b等)を制御する。以下、主基板31を電気部品制御基板に含めて説明を行うことがある。その場合には、電気部品制御基板に搭載される電気部品制御手段は、遊技制御手段と、遊技制御手段等からの指令信号にしたがってパチンコ遊技機1に設けられている電気部品を制御する手段とのそれぞれを指す。また、主基板31以外のマイクロコンピュータが搭載された基板サブ基板ということがある。

0060

パチンコ遊技機1裏面において、上方には、各種情報をパチンコ遊技機1外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板(図示略)が設置されている。ターミナル基板には、少なくとも、球切れ検出スイッチ167の出力を導入して外部出力するための球切れ用端子、賞球情報賞球個数信号)を外部出力するための賞球用端子および球貸し情報(球貸し個数信号)を外部出力するための球貸し用端子が設けられている。また、中央付近には、主基板31からの各種情報をパチンコ遊技機1外部に出力するための各端子を備えた情報端子基板情報出力基板)36が設置されている。

0061

なお、前記球切れ用端子、賞球情報(賞球個数信号)及び球貸し情報(球貸し個数信号)は、主基板31から情報端子基板36を介して外部に出力するようにしてもよい。すなわち、このようにターミナル基板(図示略)に設けられた球切れ用端子、賞球用端子、球貸し用端子を情報端子基板36に設けることで、配線や基板の取り付け作業等を容易にすることができる。また、ターミナル基板及び情報端子基板36それぞれに設けられる各端子を1つの基板にまとめて搭載してもよく、このようにすることで製造コストを削減することができる。

0062

図示しない遊技機設置島から供給される球を貯留可能な球タンク38に貯留されたパチンコ球は、タンクレールを通り、カーブを経てケースカバーで覆われた球払出装置97に至る。球払出装置97の上方の球経路761には、通路内に球がない旨を検出する遊技媒体切れ検出手段としての球切れ検出スイッチ167が設けられている。球切れ検出スイッチ167が球切れを検出すると、球払出装置97の払出動作が停止する。球切れ検出スイッチ167はパチンコ球通路内のパチンコ球の有無を検出するスイッチである。球切れ検出スイッチ167がパチンコ球の不足を検知すると、遊技機設置島に設けられている補給機構からパチンコ遊技機1に対してパチンコ球の補給が行なわれる。

0063

入賞に基づく景品としてのパチンコ球や球貸し要求に基づくパチンコ球が多数払出されて上皿3が満杯になると、パチンコ球は溢れ球通路(図示略)を経て下皿4に導かれる。さらにパチンコ球が払出されると、スイッチ片(図示略)が貯留状態検出手段としての満タンスイッチ(図示略)を押圧して、貯留状態検出手段としての満タンスイッチ19がオンする。その状態では、球払出装置内の払出モータの回転が停止して球払出装置の動作が停止するとともに打球発射装置の駆動も停止する。なお、満タンスイッチ19がオンした状態において、球払出装置の動作及び打球発射装置の駆動は必ずしも停止させなくてもよいし、あるいはオンした時点から所定時間経過後に停止させるようにしてもよい。

0064

図3は、主基板(遊技制御基板)31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図3では、払出制御基板37および演出制御基板80等も示されている。主基板31には、プログラムにしたがってパチンコ遊技機1を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(遊技制御手段に相当)560が搭載されている。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ゲーム制御遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM55、プログラムにしたがって制御動作を行なうCPU56およびI/Oポート部57を含む。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ROM54およびRAM55が内蔵された1チップマイクロコンピュータである。遊技制御用マイクロコンピュータ560には、さらに、ハードウェア乱数ハードウェア回路が発生する乱数)を発生する乱数回路503が内蔵されている。

0065

また、RAM55は、その一部または全部がバックアップ電源(図示せず)によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサ放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグ等)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。

0066

なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムにしたがって制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560(またはCPU56)が実行する(または、処理を行なう)ということは、具体的には、CPU56がプログラムにしたがって制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。

0067

また、I/Oポート部57には、入力ドライバ回路58,58aを介してスイッチやセンサなどの電子部品からの信号を主基板31に入力するための入力ポート(図18参照)や、主基板31からソレノイドなどの電子部品や演出制御基板80に信号を出力するための出力ポート(図18参照)が含まれている。なお、出力ポートは、単方向性回路を設けることで中継基板310から主基板31の内部に向かう信号が規制され、中継基板310からの信号は主基板31の内部(遊技制御用マイクロコンピュータ560側)に入り込まない。なお、出力ポートの外側(中継基板310側)に、さらに、単方向性回路である信号ドライバ回路が設けられていてもよい。

0068

乱数回路503は、特別図柄の変動表示の表示結果により大当りとするか否か判定するための判定用の乱数を発生するために用いられるハードウェア回路である。乱数回路503は、初期値(たとえば、0)と上限値(たとえば、65535)とが設定された数値範囲内で、数値データを、設定された更新規則にしたがって更新し、ランダムなタイミングで発生する始動入賞時が数値データの読出(抽出)時であることに基づいて、読出される数値データが乱数値となる乱数発生機能を有する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数回路503が更新する数値データの初期値を設定する機能を有している。

0069

中継基板310は、主基板31と各種電子部品との接続を中継する基板である。具体的には、中継基板310は、入力ドライバ回路58aと、出力回路59と、ダミーLED312とを含む。

0070

中継基板310には、ゲートスイッチ32a、カウントスイッチ23、開放センサ315の各々の電子部品からの信号が入力される入力ドライバ回路58aが設けられている。入力ドライバ回路58aは、これらの電子部品からの信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える。

0071

図4は、中継基板310の入力ドライバ回路58a、および主基板31における詳細な回路構成の一例を示すブロック図である。ただし、説明の容易化のため、電子部品としては、カウントスイッチ23およびn−1個の開放センサ315のみを図示している。

0072

図4を参照して、中継基板310には、入力ドライバ回路58aからの信号をインターフェイスIC61およびn個の入力ポート63に入力するための複数の入力信号線SL1〜SLnが設けられている。複数の入力信号線SL1〜SLnのうち、ゲートスイッチ32a、カウントスイッチ23、開放センサ315の各々の電子部品と接続されず信号の入力がない信号線の電圧は、所定電圧に固定される。図4に示すように、たとえば、入力なしの入力信号線SLnは、接地GND接続)されていてもよいし、一定の電圧を発生させる電源(図示しない)に接続されていてもよい。これにより、電子部品からの信号の入力が不安定になることを回避するとともに、ICなどの素子破壊を防ぐことができる。

0073

入力ドライバ回路58aは、ゲートスイッチ32a、カウントスイッチ23、開放センサ315といった電子部品と、主基板31に設けられた所定数の入力ポート63との間に設けられている。具体的には、入力ドライバ回路58aは、インターフェイスIC61を介して所定数の入力ポート63に接続されている。入力ドライバ回路58aは、これらの電子部品からの信号が遊技制御用マイクロコンピュータ560に入力された場合に、電子部品が動作する安定した信号にして所定数の入力ポート63に入力する。具体的には、入力ドライバ回路58aは、プルダウン抵抗プルアップ抵抗を含んでおり、これらの電子部品からの信号(電圧)がHighレベルであるのか、Lowレベルであるのかを明確にするためのプルダウン処理またはプルアップ処理などを施して、そのレベルを確実に所定数の入力ポート63(遊技制御用マイクロコンピュータ560)に入力する。これにより、入力ドライバ回路58aは、電子部品が安定して動作する信号として遊技制御用マイクロコンピュータ560の入力ポート63に入力する。

0074

また、複数の開放センサ315を設ける場合でもどの開放センサ315が開放を検知しているかを知る必要がないのであれば、入力ドライバ回路58aは、複数の開放センサ315の各々から受けた信号をまとめて1つの信号に変換して、開放センサ315用の入力ポート63に入力するように構成されていてもよい。複数の信号をまとめて1つの信号とする場合に、中継基板310に入力する前に1つの信号にまとめる構成でも、中継基板310内で1つの信号にまとめる構成でも、主基板31内で1つの信号にまとめる構成でもよい。さらに、中継基板310内で1つの信号にまとめる構成の場合、入力ドライバ回路58aに入力する前に1つの信号にまとめる構成でも、入力ドライバ回路58a内で1つの信号にまとめる構成でも、入力ドライバ回路58aから出力された信号を1つの信号にまとめる構成でもよい。また、主基板31内で1つの信号にまとめる構成の場合、インターフェイスIC61に入力する前に1つの信号にまとめる構成でも、インターフェイスIC61内で1つの信号にまとめる構成でも、インターフェイスIC61から出力された信号を1つの信号にまとめる構成でもよい。

0075

インターフェイスIC61は、たとえば、入力ドライバ回路58aから供給されるHighレベルが11VでLowレベルが7Vのような負論理の信号を、0V−5Vの正論理の信号に変換して所定数の入力ポート63に供給する。また、インターフェイスIC61は、カウントスイッチ23のリード線短絡されたり、リード線が切断されたりして異常な状態になったことを検出する機能を有しており、異常を検知すると異常信号を出力するように構成されている。なお、本実施の形態では、インターフェイスIC61を主基板31に設ける構成について説明したが、これに限定されるものではなく、インターフェイスIC61を中継基板310に設けてもよい。つまり、中継基板310からCPU56の入力ポート63に対して電子部品からの信号が直接入力される構成であってもよい。また、入力ドライバ回路58aから供給される信号をCPU56の入力ポート63に入力できる信号に変換する構成の一例としてインターフェイスIC61を説明したが、これに限定されるものではなく、電子部品からの信号に応じてトランジスタなどの適切な素子を用いてもよい。

0076

上記のように、遊技機の機種によって数や種類が異なる可能性が高い電子部品であるゲートスイッチ32a、カウントスイッチ23、開放センサ315からの入力は、中継基板310を介して主基板31に入力される。これにより、遊技機の機種によってこれらの電子部品の種類や数が異なる場合でも、その種類や数に対応するように中継基板310の入力ドライバ回路58aの構成を変更してやれば、主基板31の構成を変更する必要はなくなる。そのため、遊技機の機種によらず主基板31を共通化することができる。

0077

これに対して、再び図3を参照すると、第1始動口スイッチ13aおよび第2始動口スイッチ14aといった電子部品(特定の検知手段)からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ560に与える入力ドライバ回路58は、中継基板310には設けられず、主基板31に設けられている。すなわち、遊技機の機種によらず設けられ、入賞に関わる電子部品である第1始動口スイッチ13aおよび第2始動口スイッチ14aからの検出信号は、中継基板310を介さずに主基板31(入力ドライバ回路58)に入力される。これにより、入賞に関わる電子部品からの信号の入力を受ける入力ドライバ回路58は、封止されたBOX内(主基板31内)に収められるため、不正な方法で出玉を獲得する不正行為(ゴト行為)を防止することができる。

0078

ここでは、入賞に関わる電子部品として第1始動口スイッチ13aおよび第2始動口スイッチ14aについて説明したが、これに限られない。たとえば、入賞に関わる電子部品は、Vゾーンへの入賞検出用のスイッチや、賞球個数所定値以上であることを検出するセンサなどであってもよい。また、特定の検知手段は、入賞に関わる電子部品に限定されず、遊技機の機種に依存せずに共通に設けられる電子部品(例えば不正検知センサなど)などであってもよい。

0079

出力回路59は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの信号を電子部品に与える。具体的には、出力回路59は、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、大入賞口を形成する特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21、および所定の可動体314(たとえば、第2種の一対の羽根部材)を同時に駆動する一対のソレノイド314a,314bを遊技制御用マイクロコンピュータ560からの指令にしたがって駆動する。

0080

中継基板310には、出力回路59からの信号を外部に出力するための複数の出力信号線が設けられている。複数の出力信号線のうち、電子部品への信号の出力に使用されない信号線は、ダミーLED312に接続される。そのため、ダミーLED312の発光の有無により遊技制御用マイクロコンピュータ560の起動状態を把握することができる。

0081

出力回路59は、各々の電子部品(ソレノイド16、ソレノイド21、ソレノイド314a,314b)と所定数の出力ポートとの間に設けられている。出力回路59は、所定数の出力ポートから出力される信号を各々の電子部品を動作させる信号に変換する。そして、出力回路59は、出力信号線を介して、変換した信号を各々の電子部品に出力する。たとえば、出力回路59は、各々の電子部品について、所定数の出力ポートのうち当該電子部品用に設けられた出力ポートから出力された信号(電圧)を、当該電子部品を動作させる電圧に変換する。また、出力回路59は、一対のソレノイド314a,314b用に設けられた1つの出力ポートから出力された信号を分岐してソレノイド314aおよびソレノイド314bに出力する。これにより、ソレノイド314aとソレノイド314bとを同期させて動作させる場合に、ソレノイド314aとソレノイド314bとに出力される信号を同期させる同期回路などの複雑な構成を設ける必要がない。

0082

なお、所定の可動体314を駆動する一対のソレノイド314a,314bを制御する駆動制御回路として機能する出力回路59は、中継基板310に設けられている。一方、ソレノイド314a,314bが駆動する所定の可動体314の可動を検出するセンサ313は、中継基板310ではなく主基板31に設けられている入力ドライバ回路313aに検出信号を入力する。なお、センサ313は、例えば発光部と受光部とを有する光学センサで、所定の可動体314が発光部からの光を受光部で受光できないように遮光することで所定の可動体314の駆動を検出する。所定の可動体314に対して駆動するソレノイド314a,314bとその駆動を検出するセンサ313とは一対の電子部品であるが、それぞれの接続先を同じ中継基板310とせずに、別々の基板に接続している。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、センサ313からの検出信号が入力ドライバ回路313aを介して入力され、ソレノイド314a,314bの駆動状態を監視することができる。

0083

具体的には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、中継基板310に対して不正行為が行われ、ソレノイド314a,314bが不正に駆動されても、主基板31に対して不正行為が行われていなければ入力ドライバ回路313aを介してセンサ313からの検出信号が入力されるので、ソレノイド314a,314bの不正駆動を把握することができる。

0084

また、中継基板310には、主基板31に電力を供給している電源回路311の複数の電源(5V電源、12V電源、32V電源)のうち、主基板31に設けたCPU56に電力を供給する電源(5V電源)以外の電源(12V電源、32V電源)から電力が供給される。そのため、中継基板310に電力を供給している12V電源、32V電源が不正にショートされたとしても、CPU56に電力を供給している5V電源には影響がない。そのため、電源をショートさせることによりCPUやその他のICの誤動作を利用した「電源ショートゴト」と呼ばれる不正を防止することができる。なお、例えCPU56に電力を供給している5V電源と同じ電圧を供給する電源(5V電源等)であっても、別系統(別の電源IC)の電源であれば中継基板310に供給してもよい。

0085

次に、図5図8を参照しながら、主基板31に搭載されたCPU56へのデータの入力方式、およびCPU56からのデータの出力方式について説明する。

0086

図5は、主基板31に設けられたCPU56、入力ポート63および出力ポート64の詳細な回路構成の一例を示すブロック図である。主基板31には、複数の入力ポートおよび複数の出力ポートが設けられている。図5では、説明の容易化のため、複数の入力ポート63として、3つの入力ポート63A,63B,63Cが図示されており、複数の出力ポート64として、3つの出力ポート64A,64B,64Cが図示されている。なお、入力ポート63および出力ポート64は、それぞれ少なくとも2つ以上であればよく、3つ以上であってもよいし、2つであってもよい。

0087

まず、入力ポート63を介したCPU56へのデータの入力方式について説明する。
図5を参照して、CPU56は、データバス65を介して、データを複数の入力ポート63から受け付ける。当該データは、入力ポート63に外部(たとえば、インターフェイスIC61など)から入力された信号に対応するデータである。

0088

また、CPU56は、複数の入力ポート63のうちどれを対象に処理を行なうかを選択するために、信号線I1〜Inを介して、チップセレクト信号を入力ポート63に供給する。具体的には、CPU56は、入力ポート63Cからデータの入力を受け付ける場合には、信号線Inを介して、チップセレクト信号をアクティブにして入力ポート63Cに供給する。そして、入力ポート63Cは、対応するチップセレクト信号(アクティブな状態にされたチップセレクト信号)がCPU56から供給されたときに、データをCPU56に供給する。

0089

ここで、CPU56に接続されている信号線I1は、分岐して入力ポート63A,63Bに接続されている。そのため、CPU56から入力ポート63A,63Bに供給されるチップセレクト信号は共通する。

0090

これにより、CPU56は、入力ポート63の数より少ないチップセレクト信号を生成し供給すればよく、入力ポート63を選択するための処理時間を短縮することができる。例えば、CPU56は、1つのチップセレクト信号を生成し供給するために20msec必要である場合に、3つの入力ポート63にチップセレクト信号を供給すると20×3=60msec必要となる。しかし、3つの入力ポート63のうち2つの入力ポート63に供給するチップセレクト信号を共通化すれば、CPU56は、1つの入力ポート63にチップセレクト信号を供給する時間(20msec)を短縮することができる。また、CPU56に設けられたチップセレクト信号用の端子の数よりも多い入力ポート63を制御対象とすることができる。さらに、入力ポート63Bがテスト信号を入力するためのポートであり、店頭に並ぶ機種以外のデモ用、試験用などの所定の機種にのみ搭載されるポートである場合、量産される機種(量産機)には入力ポート63Bが搭載されない。量産機では搭載されない入力ポート63Bのために、入力ポート63Aと異なるチップセレクト信号を供給していたのではCPU56の処理能力を有効に活用することができない。そこで、本実施の形態では、入力ポート63A,63Bのチップセレクト信号を共通化することで、量産機では搭載されない入力ポート63Bのために入力ポート63Aと異なるチップセレクト信号を供給することなく、CPU56の処理能力を有効に活用している。なお、量産機では、入力ポート63Bを搭載しない構成に限定されず、入力ポート63Aおよび入力ポート63Bを搭載しない構成であってもよい。

0091

また、テスト信号を入力するための入力ポート63Bは、表面実装により主基板31の基板表面に形成される。ここで、表面実装とは、基板にスルーホールを設けずに、入力ポート63Bの端子を、入力ポート63Bを実装する面ではんだ付けする実装である。これにより、基板表面における入力ポート63Bの形成領域に対向する基板裏面の領域に、表面実装されない電子部品の配線パターンを形成することができる。もちろん、入力ポート63Bは、表面実装部品に限定されるものではなく、DIP(Dual-in-line package)部品などであって、基板にスルーホールを設けて、入力ポート63Bの端子を、入力ポート63Bを実装する基板面の反対側の面ではんだ付けしてもよい。

0092

なお、図5の例では、入力ポート63A,63Bの2つの入力ポートのチップセレクト信号が共通である構成について説明したが、これに限定されるものではなく、少なくとも2つ以上の入力ポート63に供給されるチップセレクト信号が共通であればよい。

0093

図6は、入力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の一例を説明するための図である。図6を参照して、入力ポート63は、外部からの信号を入力する複数の入力端子と、CPU56へ信号を出力する複数の出力端子とを含む。複数の入力端子には、各々の入力端子を識別するための識別情報として入力端子番号割り当てられている。また、複数の出力端子には、各々の出力端子を識別するための識別情報として出力端子番号が割り当てられている。なお、出力端子番号0〜7の出力端子は、それぞれ、入力端子番号0〜7の入力端子に入力された信号に基づいたデータを出力するものとする。

0094

チップセレクト信号が共通する入力ポート63A,63Bは、互いに識別情報が重複しない入力端子および出力端子が使用される。具体的には、入力ポート63Aで外部からの信号の入力に使用される入力端子は入力端子番号0〜2の入力端子であり、入力ポート63Bで使用される入力端子は入力端子番号3〜7の入力端子である。一方、入力ポート63Aで外部からの信号の入力に使用されない入力端子(入力端子番号3〜7の入力端子)、および入力ポート63Bで使用されない入力端子(入力端子番号0〜2の入力端子)は所定の電圧に固定される。

0095

これらの使用されない入力端子は、所定の電圧に固定されていればよく、たとえば、図6に示すように接地(GND接続)されていてもよいし、一定の電圧を発生させる電源(図示しない)に接続されていてもよい。また、これらの使用されない入力端子は、入力ポートが設けられた主基板31とは異なる基板(例えば、中継基板など)において、所定の電圧に固定されていてもよい。これにより、遊技機の機種によって所定の電圧に固定する入力端子が異なるような場合であっても、別の基板において適宜、所定の電圧に固定する処理を行うような構成にしておけば、主基板31の構成を変更する必要はなくなる。そのため、遊技機の機種によらず主基板31を共通化することができる。

0096

また、入力ポート63AでCPU56へのデータの出力に使用される出力端子は出力端子番号0〜2の出力端子であり、入力ポート63Bで使用される出力端子は出力端子番号3〜7の出力端子である。入力ポート63AでCPU56へのデータの出力に使用されない出力端子(出力端子番号3〜7の出力端子)、および入力ポート63Bで使用されない出力端子(出力端子番号0〜2の出力端子)は未接続にする。

0097

このように入力ポートにおける使用しない入力端子を所定の電圧に固定し、使用しない出力端子を未接続にすることにより、外部からの信号の入力が不定になることを回避するとともに静電気などによる素子(入力ポート)の破壊を防ぐことができる。

0098

次に、出力ポート64を介したCPU56からのデータの出力方式について説明する。
再び図5を参照して、CPU56は、データバス65を介して、データを複数の出力ポート64に供給する。当該データは、出力ポート64から外部(たとえば、出力回路59、第1特別図柄表示器8aなどの各種表示器、中継基板77など)に出力される信号に対応するデータである。

0099

また、CPU56は、複数の出力ポート64のうちどれを対象に処理を行なうかを選択するために、信号線O1〜Onを介して、チップセレクト信号を複数の出力ポート64に供給する。具体的には、CPU56は、出力ポート64Cを介してデータを外部に出力する場合には、信号線Onを介して、チップセレクト信号をアクティブにして出力ポート64Cに供給する。そして、出力ポート64Cは、対応するチップセレクト信号(アクティブな状態にされたチップセレクト信号)がCPU56から供給されたときに、データバス65を介して供給されたデータに基づいた信号を外部に出力する。

0100

ここで、CPU56に接続されている信号線O1は、分岐して出力ポート64A,64Bに接続されている。そのため、CPU56から出力ポート64A,64Bに供給されるチップセレクト信号は共通する。

0101

これにより、CPU56は、出力ポート64の数より少ないチップセレクト信号を生成し供給すればよく、出力ポート64を選択するための処理時間を短縮することができる。例えば、CPU56は、1つのチップセレクト信号を生成し供給するために20msec必要である場合に、3つの出力ポート64にチップセレクト信号を供給すると20×3=60msec必要となる。しかし、3つの出力ポート64のうち2つの出力ポート64に供給するチップセレクト信号を共通化すれば、CPU56は、1つの出力ポート64にチップセレクト信号を供給する時間(20msec)を短縮することができる。また、CPU56に設けられたチップセレクト信号用の端子の数よりも多い出力ポート64を制御対象とすることができる。さらに、出力ポート64Bがテスト信号を出力するためのポートであり、店頭に並ぶ機種以外のデモ用、試験用などの所定の機種にのみ搭載されるポートである場合、量産される機種(量産機)には出力ポート64Bが搭載されない。量産機では搭載されない出力ポート64Bのために、出力ポート64Aと異なるチップセレクト信号を供給していたのではCPU56の処理能力を有効に活用することができない。そこで、本実施の形態では、出力ポート64A,64Bのチップセレクト信号を共通化することで、量産機では搭載されない出力ポート64Bのために出力ポート64Aと異なるチップセレクト信号を供給することなく、CPU56の処理能力を有効に活用している。なお、量産機では、出力ポート64Bを搭載しない構成に限定されず、出力ポート64Aおよび出力ポート64Bを搭載しない構成であってもよい。

0102

また、テスト信号を出力するための出力ポート64Bは、表面実装により主基板31の基板表面に形成される。これにより、基板表面における出力ポート64Bの形成領域に対向する基板裏面の領域に、表面実装されない電子部品の配線パターンなどを形成することができる。もちろん、出力ポート64Bは、表面実装部品に限定されるものではなく、DIP部品などであって、基板にスルーホールを設けて、出力ポート64Bの端子を、出力ポート64Bを実装する基板面の反対側の面ではんだ付けしてもよい。

0103

なお、図5の例では、出力ポート64A,64Bの2つの出力ポートのチップセレクト信号が共通である構成について説明したが、これに限定されるものではなく、少なくとも2つ以上の出力ポート64に供給されるチップセレクト信号が共通であればよい。

0104

図7は、出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その1)を説明するための図である。図7を参照して、出力ポート64は、CPU56からのデータを入力する複数の入力端子と、外部へ信号を出力する複数の出力端子とを含む。複数の入力端子には、各々の入力端子を識別するための識別情報として入力端子番号が割り当てられている。また、複数の出力端子には、各々の出力端子を識別するための識別情報として出力端子番号が割り当てられている。なお、出力端子番号0〜7の出力端子は、それぞれ、入力端子番号0〜7の入力端子に入力されたデータに基づいた信号を出力するものとする。

0105

チップセレクト信号が共通する出力ポート64A,64Bは、互いに識別情報が重複しない入力端子および出力端子が使用される。具体的には、図7の例では、出力ポート64AでCPU56からのデータの入力に使用される入力端子は入力端子番号0〜2の入力端子であり、出力ポート64Bで使用される入力端子は入力端子番号3〜7の入力端子である。そして、出力ポート64AでCPU56からのデータの入力に使用されない入力端子(入力端子番号3〜7の入力端子)、および出力ポート64Bで使用されない入力端子(入力端子番号0〜2の入力端子)は所定の電圧に固定される。たとえば、これらの使用されない入力端子は、図7に示すように接地(GND接続)されていてもよいし、一定の電圧を発生させる電源(図示しない)に接続されていてもよい。

0106

また、出力ポート64Aで外部への信号の出力に使用される出力端子は出力端子番号0〜2の出力端子であり、出力ポート64Bで使用される出力端子は出力端子番号3〜7の出力端子である。出力ポート64Aで外部への信号の出力に使用されない出力端子(出力端子番号3〜7の出力端子)、および出力ポート64Bで使用されない出力端子(出力端子番号0〜2の出力端子)は未接続にする。

0107

このように出力ポートにおける使用しない入力端子を所定の電圧に固定し、使用しない出力端子を未接続にすることにより、CPU56からのデータの入力が不定になることを回避するとともに、静電気などによる素子(出力ポート)の破壊を防ぐことができる。

0108

図8は、出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その2)を説明するための図である。図8を参照して、出力ポート64A,64Bでは、すべての入力端子がCPU56からのデータの入力に使用される(データバス65に接続される)。ただし、出力ポート64Aで外部への信号の出力に使用される出力端子は出力端子番号0〜2の出力端子であり、出力ポート64Bで使用される出力端子は出力端子番号3〜7の出力端子である。また、出力ポート64Aで外部への信号の出力に使用されない出力端子(出力端子番号3〜7の出力端子)、および出力ポート64Bで使用されない出力端子(出力端子番号0〜2の出力端子)は未接続にする。

0109

図8の例に示す構成によると、未接続にされた出力端子をテストパッドとして使用することができる。たとえば、出力ポート64Aの場合には出力端子番号3〜7の出力端子をテストパッドとして使用することにより、出力ポート64Bに入力されたデータを、出力ポート64Aの入力端子番号3〜7で入力されたデータに基づいた信号が適切に出力されているか否かを確認することができる。なお、出力端子自体をテストパッドとして使用する場合に限定されるものではなく、例えば出力端子から配線パターンを引き出しておき、計測機器と接続しやすいようにピンを設けておいてもよい。

0110

また、外部への信号の出力に使用されない出力端子は、出力ポートが設けられた主基板31とは異なる基板(例えば、中継基板など)において、未接続にしてもよい。これにより、遊技機の機種によって未接続にする出力端子が異なるような場合であっても、別の基板において適宜、未接続処理を行なうような構成にしておけば、主基板31の構成を変更する必要はなくなる。そのため、遊技機の機種によらず主基板31を共通化することができる。

0111

図9は、出力ポートにおける入力端子および出力端子の接続構成の例(その3)を説明するための図である。図9の例では、図8の例と同じように、出力ポート64A,64Bでは、すべての入力端子がCPU56からのデータの入力に使用される。また、出力ポート64A,64Bで外部への信号の出力に使用される出力端子も図8の例と同じである。ただし、出力ポート64Aで外部への信号の出力に使用されない出力端子(出力端子番号3〜7の出力端子)、および出力ポート64Bで使用されない出力端子(出力端子番号0〜2の出力端子)は、LED駆動回路29を介してダミーLED29aに接続される。なお、図9では、出力ポート64Aの出力端子番号3の出力端子および出力ポート64Bの出力端子番号0の出力端子のみ接続されるLED駆動回路29およびダミーLED29aを図示したが、他の出力端子については図面の簡略化のため「発光素子」と記載してLED駆動回路29およびダミーLED29aの図示を省略している。

0112

このような出力ポートの入力端子および出力端子の接続構成によると、ダミーLED29aの発光の有無により出力ポート64の動作状態を把握することができる。

0113

また、外部への信号の出力に使用されない出力端子は、出力ポートが設けられた主基板31とは異なる基板(例えば、中継基板など)において、ダミーLEDに接続されてもよい。これにより、遊技機の機種によってダミーLEDに接続する出力端子が異なるような場合であっても、別の基板において適宜、ダミーLEDに接続するような構成にしておけば、主基板31の構成を変更する必要はなくなる。そのため、遊技機の機種によらず主基板31を共通化することができる。

0114

次に、図10を参照して、CPU56からのデータの出力方式の変形例について説明する。図10は、CPU56からのデータの出力方式の変形例を説明するための図である。具体的には、図10(a)は、CPU56、デコードIC66および出力ポート64の接続構成を示すブロック図である。図10(b)は、アドレス信号とチップセレクト信号との対応表である。

0115

上述した図5においては、CPU56が信号線O1〜Onを介して、チップセレクト信号を複数の出力ポート64に供給する構成について説明した。図10では、CPU56は、デコードIC66および信号線O1〜Onを介して、チップセレクト信号を複数の出力ポート64に供給する。具体的には、CPU56は、出力ポート64を指定するためのアドレス信号をデコードIC66に供給する。デコードIC66は、そのアドレス信号を、出力ポート64を選択するためのチップセレクト信号に変換する。

0116

詳細には、CPU56は、アドレス信号として、3桁(ビット)で構成されるアドレス信号(1桁目「A0」、2桁目「A1」、3桁目「A2」)をデコードIC66に供給する。また、CPU56は、デコードIC66を選択するためのチップセレクト信号、および変換機能を有効にするためのイネーブル信号もデコードIC66に供給する。そして、デコードIC66は、アクティブにされたチップセレクト信号、およびアクティブにされたイネーブル信号の供給を受けた場合に、アドレス信号を、出力ポート64を選択するためのチップセレクト信号に変換する。たとえば、デコードIC66は、アドレス信号が「001」である場合には、信号線O1を介して、アクティブにしたチップセレクト信号を出力ポート64A,64Bに供給し、アドレス信号が「111」である場合には、信号線Onを介して、アクティブにしたチップセレクト信号を出力ポート64Cに供給する。

0117

なお、CPU56がチップセレクト信号に代えてアドレス信号を出力して、デコードIC66がアドレス信号をチップセレクト信号に変換する構成以外、図5で説明した構成と同じであるため詳細な説明を繰返さない。デコードIC66を設けることで、3つのアドレス信号で、8つのチップセレクト信号を生成することができるため、より多くの出力ポート64を制御することか可能となる。また、図10では、CPU56からのデータの出力方式の変形例として説明したが、入力ポート63を介したCPU56へのデータの入力方式に対しても同様にデコードICを設け、CPU56からのアドレス信号をデコードICでチップセレクト信号に変換して、入力ポート63に供給してもよい。

0118

次に、再び図3を参照して、演出制御側の構成について説明する。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄を変動表示する第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄を変動表示する普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18bおよび普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行なう。

0119

演出制御基板80は、演出制御用マイクロコンピュータ100、ROM102、RAM103、VDP109、および、I/Oポート部105等を搭載している。ROM102は、表示制御等の演出制御用のプログラムおよびデータ等を記憶する。RAM103は、ワークメモリとして使用される。ROM102およびRAM103は、演出制御用マイクロコンピュータ100に内蔵されてもよい。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100と共動して演出表示装置9の表示制御を行なう。

0120

演出制御用マイクロコンピュータ100は、主基板31から演出制御基板80の方向への一方向にのみ信号を通過させる中継基板77を介して、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出内容を指示する演出制御コマンドを受信し、演出表示装置9の変動表示制御を行なう他、ランプドライバ回路35を介して、枠側に設けられている枠LED28の表示制御を行なうとともに、音声出力回路70を介してスピーカ27からの音出力の制御を行なう等、各種の演出制御を行なう。なお、詳細は後述するが、ランプドライバ回路35および音声出力回路70は、中継基板320に設けられている。

0121

また、演出制御用CPU101は、スティックコントローラ122のトリガボタン125に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、トリガセンサ121から、I/Oポート部105の入力ポートを介して入力する。また、演出制御用CPU101は、プッシュボタン120に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、プッシュセンサ124から、I/Oポート部105の入力ポートを介して入力する。また、演出制御用CPU101は、スティックコントローラ122の操作桿に対する遊技者の操作行為を検出したことを示す情報信号としての操作検出信号を、傾倒方向センサユニット123から、I/Oポート部105の入力ポートを介して入力する。また、演出制御用CPU101は、I/Oポート部105の出力ポートを介してバイブレータ用モータ126に駆動信号を出力することにより、スティックコントローラ122を振動動作させる。

0122

次に、電源回路311から出力される電圧が不安定となった場合に、当該電源回路311により駆動されている部品が誤動作するのを防止することができる構成について説明する。特に、入賞に関する第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの部品が誤動作した場合、遊技に与える影響が大きいため誤動作を防止する必要がある。具体的に、電源回路311から出力される電圧が不安定となった場合に、誤動作が生じる原因について説明する。図11は、電源の入り切りを行った場合の電源電圧の変化および遊技機の動作について説明するための図である。

0123

まず、電源回路311では、図11に示すようにDC32Vの出力電圧VSL、DC12Vの出力電圧VDDおよびDC5Vの出力電圧VCCの3つの出力電圧を出力することができる。そして、パチンコ遊技機1は、出力電圧VSLが電断閾値の20Vを下回った場合に、後述する電断判定回路で電断が発生したと判定する。図11に示す例では、電源回路311の電源をON状態からOFF状態切り替え、さらにON状態にする動作を行った場合の出力電圧VSL、出力電圧VDDおよび出力電圧VCCの電圧変化が図示されている。

0124

電源回路311の電源をON状態からOFF状態に切り替えると、出力電圧VSLの電圧が低下を開始し電断閾値の20Vを下回った時点で、電断判定回路が電断を判定して出力する電断信号が非検知から検知に切り替わる。CPU56は、電断判定回路から電断を検知したことを示す電断信号が入力されると、所定のデータのバックアップ処理を行った後に、動作状態から停止状態に状態が切り替わる。なお、CPU56の停止状態は、リセットを行うのではなく、処理がウェイト状態となる状態である。また、出力電圧VSLは、OFF状態に切り替わった直後に電圧の低下が始まるが、出力電圧VDDおよび出力電圧VCCは、それぞれの電圧に変換する電圧変換部に接続してあるコンデンサなどの影響により出力電圧VSLに比べて遅れて低下が始まる。

0125

出力電圧VDDによる駆動しているカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの部品は、出力電圧VDDがスイッチ閾値である7.5V以下になると遊技球を検出した状態を示すスイッチ信号を出力することになる。ここで、スイッチ閾値は、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの部品が遊技球を検出したか否かの検出の基準となる閾値電圧であり、当該部品に供給されている電圧より低い電圧に設定されている。しかし、当該部品に供給される電圧が低下してスイッチ閾値以下になってしまうと、遊技球を検出したか否かに関わらず出力するスイッチ信号がスイッチ閾値以下となり正常な動作を保証することができない。例えば、カウントスイッチ23は、スイッチ閾値以下をLレベル(検出状態)、スイッチ閾値より大きいとHレベル(非検出状態)となるように論理が設定されている場合に、供給される電圧が低下してスイッチ閾値以下になってしまうと、遊技球を検出したか否かに関わらず出力がLレベルとなり誤った論理となる。そして、CPU56は、出力電圧VDDがスイッチ閾値以下となった時点では、既に停止中となっているため、通常、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどからのスイッチ信号が誤った論理である検出状態(Lレベル)となっても入賞をカウントされることはない。

0126

ところが、出力電圧VDDがスイッチ閾値である7.5V以下になった後に、電源回路311の電源をON状態に切り替えると、出力電圧VSLの電圧がすぐに上昇を開始し電断閾値の20Vを上回った時点で、電断判定回路が電断でないと判定して出力する電断信号が電断検知から電断非検知に切り替わる。CPU56は、電断判定回路から電断非電断の電断信号が入力されると、バックアップ処理したデータを読み込み、停止状態から動作状態に状態が切り替わる。

0127

しかし、出力電圧VDDおよび出力電圧VCCは、電圧変換部に接続されたコンデンサへの充電や、その他の電子部品への電力供給により出力電圧VSLに遅れて上昇が始まる。そのため、出力電圧VDDによる駆動しているカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの部品は、ON状態に切り替え直後、出力電圧VDDがスイッチ閾値である7.5V以下のままであるので、遊技球を検出した状態を示すスイッチ信号を継続して出力することになる。この電源回路311の電源をON状態に切り替えた直後の誤動作期間(図11に示す斜線領域)はCPU56が動作中であるため、CPU56は、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの部品から、遊技球を検出した状態を示すスイッチ信号が入力されると入賞をカウントして遊技球を払出す誤動作を起こすことになる。

0128

そこで、本実施の形態に係るパチンコ遊技機1では、電源回路311の出力電圧が不安定になったとしても、誤動作を防止することかできる構成について説明する。図12は、電源回路311に接続されるカウントスイッチ23および入力ドライバ回路58aなどの構成を説明するためのブロック図である。まず、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aに接続される入力ドライバ回路58aは、入力回路580を含んでいる。入力回路580は、電源回路311から供給される電圧を検知する電圧検知回路581と、電圧検知回路581で検知した電圧が所定の電圧値(例えば、スイッチ閾値(7.5V))以上である場合に、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどから出力される検出信号に基づきカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの検出状態を特定可能にする信号検知回路582とを含んでいる。なお、電圧検知回路581が、検知した電圧が所定の電圧値(例えば、スイッチ閾値(7.5V))より大きい場合に、入力回路580の信号検知回路582がカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどから出力される検出信号に基づきカウントスイッチ23やゲートスイッチ32aなどの検出状態を特定可能にしてもよい。

0129

電源回路311は、カウントスイッチ23やゲートスイッチ32aを駆動するために出力電圧VDDを供給し、入力ドライバ回路58aおよびCPU56を駆動するために出力電圧VCCを供給している。さらに、電源回路311は、図3に示すソレノイド16などを駆動するために出力電圧VSLを供給するとともに、パチンコ遊技機1の電断を判定するための電断判定回路585に出力電圧VSLを供給している。

0130

電圧検知回路581および信号検知回路582からの出力信号は、入力ポート63を介してCPU56に入力される。電断判定回路585からの出力もCPU56に入力される。

0131

次に、電圧検知回路581と信号検知回路582とを含む入力回路の動作について説明する。図13は、カウントスイッチおよび入力回路の構成を説明するための回路図および出力信号を示す図である。図14は、入力回路の回路構成を説明するための回路図である。その前に、従来のカウントスイッチおよび入力回路の構成を説明する。図15は従来のカウントスイッチおよび入力回路の構成を説明するための回路図および出力信号を示す図である。図15(a)では、トランジスタが設けられている入力回路580aが、カウントスイッチ23に接続されている。カウントスイッチ23は、入力回路580aと接続される信号線がグランドに接地され、他の信号線が出力電圧VDDに接続されている。そして、カウントスイッチ23に遊技球が通過していない場合、内蔵するトランジスタがON状態となり入力回路580に接続される信号線がトランジスタを介して出力電圧VDDに接続されることで信号レベルがHレベルとなる。カウントスイッチ23に遊技球が通過した場合、内蔵するトランジスタがOFF状態となり入力回路580に接続される信号線がグランドに接地されることで信号レベルがLレベルとなる。ここで、カウントスイッチ23から出力される検出信号の信号レベルは、スイッチ閾値(7.5V)以下がLレベル、スイッチ閾値より高いレベルがHレベルとする。

0132

入力回路580aは、内部にトランジスタTrが設けられており、検出信号の信号レベルがLレベルの場合トランジスタがOFF状態となり、入力ポート63と接続されている信号線が出力電圧VCCに接続されることで信号レベルがHレベルとなる。入力回路580aは、検出信号の信号レベルがHレベルの場合トランジスタTrがON状態となり、入力ポート63と接続されている信号線がトランジスタTrを介してグランドに接地されることで信号レベルがLレベルとなる。ここで、入力回路580aから出力される出力信号の信号レベルは、閾値(3.5V)以下がLレベル、閾値より高いレベルがHレベルとする。

0133

ここで、出力電圧VDDの電圧が不安定になり、例えばスイッチ閾値(7.5V)以下になった場合、カウントスイッチ23に遊技球が通過していない場合に、内蔵するトランジスタがON状態となり入力回路580aに接続される信号線がトランジスタを介して出力電圧VDDに接続されても検出信号レベルがHレベルとならずにLレベルとなる。そうすると、入力回路580aは、検出信号の信号レベルがLレベルの場合トランジスタがOFF状態となり、入力ポート63と接続されている信号線が出力電圧VCCに接続されているので信号レベルが、カウントスイッチ23に遊技球が通過した場合と同じHレベルとなる。

0134

つまり、図15(b)に示すように、入力回路580aから入力ポート63を介してCPU56に出力される出力信号は、カウントスイッチ23に遊技球が通過した場合と出力電圧VDDの電圧が不安定になる場合とで同じHレベルとなり、カウントスイッチ23に遊技球が通過しない場合はLレベルとなる。そのため、CPU56は、出力電圧VDDの電圧が不安定になる場合、カウントスイッチ23に遊技球が通過したと誤って認識して入賞をカウントして遊技球を払出す誤動作を起こす。

0135

一方、本実施の形態に係る入力回路58では、電圧検知回路581と信号検知回路582とを含むので、以下に説明する動作となり誤動作を防止することができる。まず、図13(a)では、電圧検知回路581と信号検知回路582とを1つのパッケージ集積された入力回路580が、カウントスイッチ23に接続されている。もちろん、電圧検知回路581と信号検知回路582とは1つのパッケージに集積されていなくてもよい。

0136

カウントスイッチ23は、入力回路580と接続される信号線が出力電圧VDDに接続され、他の信号線がグランドに接地されている。そして、カウントスイッチ23に遊技球が通過していない場合、内蔵するトランジスタがON状態となり入力回路580に接続される信号線がトランジスタを介してグランドに接地されることで信号レベルがLレベルとなる。カウントスイッチ23に遊技球が通過した場合、内蔵するトランジスタがOFF状態となり入力回路580に接続される信号線が出力電圧VDDに接続されることで信号レベルがHレベルとなる。ここで、カウントスイッチ23から出力される検出信号の信号レベルは、スイッチ閾値(7.5V)以下がLレベル、スイッチ閾値より高いレベルがHレベルとする。

0137

入力回路580は、電圧検知回路581で出力電圧VDDの電圧レベルを監視し、所定の電圧値(例えば、スイッチ閾値(7.5V))以上の場合、カウントスイッチ23に遊技球が通過したか、通過していないかの検出状態を特定することができる。つまり、入力回路580は、出力電圧VDDの電圧レベルが所定の電圧値以上の場合、カウントスイッチ23に遊技球が通過していなければ、信号検知出力の出力信号レベルがLレベルで、カウントスイッチ23に遊技球が通過していれば、信号検知出力の出力信号レベルがHレベルとなる。また、入力回路580は、出力電圧VDDの電圧レベルが所定の電圧値(例えば、スイッチ閾値(7.5V))以上の場合、電圧検知出力の電圧異常信号レベルがLレベルで、所定の電圧値未満の場合、電圧検知出力の電圧異常信号レベルがHレベルとなる。

0138

次に、入力回路580の回路構成をさらに詳しく説明する。入力回路580は、図14に示すように検出信号を閾値と比較する比較回路5821、比較回路5821の出力により駆動するトランジスタ5822とを含む信号検知回路582と、出力電圧VDDの電圧レベルを監視する電源監視回路5811と、電源監視回路5811の出力により駆動するトランジスタ5812とを含む電圧検知回路581とで構成されている。カウントスイッチ23からの検出信号が入力回路580に入力されると、まず、検出信号が比較回路5821に入力される。比較回路5821は、検出信号の信号レベルがHレベルの場合、閾値より大きくなるためLレベルの信号を出力し、検出信号の信号レベルがLレベルの場合、閾値以下となるためHレベルの信号を出力する。比較回路5821が出力した信号は、トランジスタ5822に入力される。トランジスタ5822は、比較回路5821が出力した信号がHレベルの場合にON状態となり、比較回路5821が出力した信号がLレベルの場合にOFF状態となる。トランジスタ5822がOFF状態になると、出力信号の信号線が出力電圧VCCに接続されることで出力信号の信号レベルがHレベルとなる。一方、トランジスタ5822がON状態になると、出力信号の信号線がトランジスタ5822を介してグランドに接地されることで出力信号の信号レベルがLレベルとなる。ここで、入力回路580から出力される出力信号の信号レベルは、閾値(3.5V)以下がLレベル、閾値より高いレベルがHレベルとする。

0139

入力回路580には、出力電圧VDDの電源監視回路5811が設けられている。電源監視回路5811は、出力電圧VDDの電圧レベルが所定の電圧値(例えば、スイッチ閾値(7.5V))以上の場合にLレベルの信号を出力し、所定の電圧値未満の場合にHレベルの信号を出力する。電源監視回路5811が出力した信号は、トランジスタ5812に入力されるとともに、出力電圧VDDの電圧レベルの論理を表す電圧異常信号として入力回路580から出力される。トランジスタ5812は、電源監視回路5811が出力した信号がHレベルの場合にON状態となり、電源監視回路5811が出力した信号がLレベルの場合にOFF状態となる。トランジスタ5812がOFF状態になると、出力信号の信号線が出力電圧VCCに接続されることで出力信号の信号レベルがHレベルとなる。一方、トランジスタ5812がON状態になると、出力信号の信号線がトランジスタ5812を介してグランドに接地されることで出力信号の信号レベルがLレベルとなる。つまり、入力回路580は、図14に示すようにトランジスタ5812とトランジスタ5822とを組み合わせることで、検出信号の論理と出力電圧VDDの電圧レベルの論理とをAND演算で合成して出力信号として出力する回路として機能し、検出信号がHレベルで、かつ出力電圧VDDの電圧レベルが所定の電圧値以上の場合のみ出力信号がHレベルとなる。そのため、出力電圧VDDの電圧が不安定な場合(Lレベル)には、入力回路580の出力信号は、必ずLレベルとなる。よって、出力電圧VDDの電圧が不安定になった場合でも、入力回路580は、電圧検知回路581を含んでいるので、出力信号の信号レベルをカウントスイッチ23に遊技球が通過した場合と同じHレベルとならないように制御することができる。

0140

図13(b)に示すように、入力回路580から入力ポート63を介してCPU56に出力される出力信号は、カウントスイッチ23に遊技球が通過した場合、信号レベルがHレベルとなり、カウントスイッチ23に遊技球が通過しない場合と出力電圧VDDの電圧が不安定になる場合とで同じLレベルとなる。そのため、CPU56は、出力電圧VDDの電圧が不安定になる場合、カウントスイッチ23に遊技球が通過したと誤って認識して入賞をカウントして遊技球を払出す誤動作を防止することができる。

0141

次に、パチンコ遊技機1の動作について説明する。本実施の形態では、大当りの種別が複数設けられており、大当りとすることが決定されたときには、いずれかの大当り種別が選択される。図16は、当り種別表を示す図である。図16の当り種別表においては、大当りにおける当りの種別ごとに、大当り遊技状態の終了後の大当り確率、大当り遊技状態の終了後のベース大当り遊技状態終了後の変動表示時間、大当りにおける開放回数ラウンド数)、および、各ラウンドの開放時間が示されている。

0142

具体的に、大当り遊技状態においては、特別可変入賞球装置20が、開放状態とされた後、所定の開放状態の終了条件(開放状態において所定期間(たとえば29秒間)が経過したこと、または、所定個数(たとえば10個)の入賞球が発生したという開放終了条件)が成立したことに応じて閉鎖状態とされる。そして、開放終了条件が成立すると、継続権が発生し、特別可変入賞球装置20の開放が再度行なわれる。継続権の発生は、大当り遊技状態における開放回数が予め定められた上限値となる15ラウンド(最終ラウンド)に達するまで繰返される。

0143

「大当り」のうち、大当り遊技状態に制御された後、特別遊技状態として、通常状態確変状態でない通常の遊技状態)に比べて大当りとすることに決定される確率が高い状態である確変状態(確率変動状態略語であり、高確率状態ともいう)に移行する大当りの種類(種別)は、「確変大当り」と呼ばれる。また、本実施の形態では、特別遊技状態としては、確変状態に付随して、特別図柄や演出図柄の変動時間(変動表示期間)が非時短状態よりも短縮される時短状態に制御される場合がある。なお、特別遊技状態としては、確変状態とは独立して時短状態に制御される場合があるようにしてもよい。

0144

このように、時短状態に移行することによって、特別図柄や演出図柄の変動表示時間が短縮されるので、時短状態となったときには、有効な始動入賞が発生しやすくなり大当り遊技が行なわれる可能性が高まる。

0145

なお、「大当り」のうち、15ラウンドの大当り遊技状態に制御された後、確変状態に移行しない大当りの種類(種別)は、「通常大当り」と呼ばれる。

0146

また、特別遊技状態としては、確変状態に付随して、可変入賞球装置15が開状態になる頻度を高くすることにより可変入賞球装置15に遊技球が進入する頻度を高くして可変入賞球装置15への入賞を容易化(高進入化、高頻度化)する電チューサポート制御状態に制御される場合がある。

0147

ここで、電チューサポート制御について説明する。電チューサポート制御としては、普通図柄の変動表示時間(変動表示開始時から表示結果の導出表示時までの時間)を短縮して早期に表示結果を導出表示させる制御(普通図柄短縮制御)、普通図柄の停止図柄が当り図柄になる確率を高める制御(普通図柄確変制御)、可変入賞球装置15の開放時間を長くする制御(開放時間延長制御)、および、可変入賞球装置15の開放回数を増加させる制御(開放回数増加制御)が行なわれる。このような制御が行なわれると、当該制御が行なわれていないときと比べて、可変入賞球装置15が開状態となっている時間比率が高くなるので、第2始動入賞口14への入賞頻度が高まり、遊技球が始動入賞しやすくなる(第1特別図柄表示器8a,第2特別図柄表示器8bや演出表示装置9における変動表示の実行条件が成立しやすくなる)。また、このような制御によって第2始動入賞口14への入賞頻度が高まることにより、第2始動条件の成立頻度および/または第2特別図柄の変動表示の実行頻度が高まる遊技状態となる。

0148

このような電チューサポート制御により第2始動入賞口14への入賞頻度が高められた状態(高頻度状態)は、発射球数に対して入賞に応じて賞球として払出される遊技球数の割合である「ベース」が、当該制御が行なわれないときと比べて、高い状態であるので、「高ベース状態」と呼ばれる。また、このような制御が行なわれないときは、「低ベース状態」と呼ばれる。また、このような制御は、可変入賞球装置15、すなわち、電動チューリップにより入賞をサポートすることにより可変入賞球装置15への入賞を容易化する制御であり、「電チューサポート制御」と呼ばれる。

0149

この実施の形態においては、大当り確率の状態を示す用語として、「高確率状態(確変状態)」と、「低確率状態(非確変状態)」とを用い、ベースの状態の組合せを示す用語として、「高ベース状態(電チューサポート制御状態)」と、「低ベース状態(非電チューサポート制御状態)」とを用いる。

0150

また、この実施の形態においては、大当り確率の状態およびベースの状態の組合せを示す用語として、「低確低ベース状態」、「低確高ベース状態」、および、「高確高ベース状態」を用いる。「低確低ベース状態」とは、大当り確率の状態が低確率状態で、かつ、ベースの状態が低ベース状態であることを示す状態である。「低確高ベース状態」とは、大当り確率の状態が低確率状態で、かつ、ベースの状態が高ベース状態であることを示す状態である。「高確高ベース状態」とは、大当り確率の状態が高確率状態で、かつ、ベースの状態が高ベース状態であることを示す状態である。

0151

図16に示すように、15ラウンドの大当りとしては、通常大当りと、確変大当りとの複数種類の大当りが設けられている。

0152

通常大当りは、15ラウンドの大当り遊技状態の終了後に、非確変状態、時短状態、および、電チューサポート制御状態(低確高ベース状態)に制御される大当りである。確変大当りは、15ラウンドの大当り遊技状態の終了後に、確変状態、時短状態、および、電チューサポート制御状態(高確高ベース状態)に移行する制御が行なわれる大当りである。確変大当りにおいては、確変状態、時短状態、および、電チューサポート制御状態が、変動表示が100回という所定回数実行されるまでという条件と、次回の大当りが発生するまでという条件とのいずれか早い方の条件が成立するまでの期間継続する。このように時短状態が継続する変動表示の回数は、時短回数とも呼ばれる。

0153

また、通常大当りにおいては、時短状態、および、電チューサポート制御状態が、変動表示が100回という所定回数実行されるまでという条件と、次回の大当りが発生するまでという条件とのいずれか早い方の条件が成立するまでの期間継続する。なお、通常大当りは、非確変状態、非時短状態、および、非電チューサポート制御状態(低確低ベース状態)に制御される大当りとなるように制御するものであってもよい。

0154

図17は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダムR:大当りにするか否かを判定する当り判定用のランダムカウンタである。ランダムRは、10MHzで1ずつ更新され、0から加算更新されてその上限である65535まで加算更新された後再度0から加算更新される。(2)ランダム1(MR1):大当りの種類(種別、通常大当り、および、確変大当りのいずれかの種別)および大当り図柄を決定する(大当り種別判定用、大当り図柄決定用)。(3)ランダム2(MR2):変動パターンの種類(種別)を決定する(変動パターン種別判定用)。(4)ランダム3(MR3):変動パターン(変動表示時間)を決定する(変動パターン判定用)。(5)ランダム4(MR4):普通図柄に基づく当りを発生させるか否か決定する(普通図柄当り判定用)。(6)ランダム5(MR5):ランダム4の初期値を決定する(ランダム4初期値決定用)。

0155

この実施の形態では、特定遊技状態である大当りとして、通常大当り、および、確変大当りという複数の種別が含まれている。したがって、大当りとする決定がされたときには、大当り種別判定用乱数(ランダム1)の値に基づいて、大当りの種別が、これらいずれかの大当り種別に決定される。さらに、大当りの種別が決定されるときに、同時に大当り種別判定用乱数(ランダム1)の値に基づいて、大当り図柄も決定される。したがって、ランダム1は、大当り図柄決定用乱数でもある。

0156

また、変動パターンは、まず、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)を用いて変動パターン種別を決定し、変動パターン判定用乱数(ランダム3)を用いて、決定した変動パターン種別に含まれるいずれかの変動パターンに決定する。そのように、この実施の形態では、2段階の抽選処理によって変動パターンが決定される。変動パターン種別とは、複数の変動パターンをその変動態様の特徴にしたがってグループ化したものである。変動パターン種別には、1または複数の変動パターンが属している。

0157

この実施の形態では、通常大当り、および、確変大当りである場合には、変動パターンが、ノーマルリーチを伴うノーマルリーチ変動パターン種別と、スーパーリーチを伴うスーパーリーチ変動パターン種別とに種別分けされている。このような変動パターン種別は、予め定められた割合で選択される。また、はずれである場合には、リーチを伴わない変動パターン種別である通常変動パターン種別と、ノーマルリーチ変動パターン種別と、スーパーリーチ変動パターン種別とに種別分けされている。

0158

このような変動パターン種別は、表示結果がはずれとなる場合に、時短状態であるときと、時短状態でないときとで、変動パターン種別の選択割合が異なる(時短状態では、時短状態でないときと比べて、通常変動パターン種別のような変動表示時間が短い変動パターン種別が選択される割合が高く設定されている)ように設定されていることにより、時短状態であるときには、時短状態でないときと比べて、変動表示時間が短縮される。

0159

なお、このような変動パターン種別は、変動表示をする各特別図柄の保留記憶数が所定数以上であるときと、所定数未満であるときとで選択割合が異なるように設定されることにより、変動表示をする各特別図柄の保留記憶数が所定数以上であるときには、各特別図柄の保留記憶数が所定数未満であるときと比べて、変動表示時間が短縮される保留数短縮制御を実行するようにしてもよい。たとえば、保留数短縮制御状態では、保留数短縮制御状態でないときと比べて、通常変動パターン種別のような変動表示時間が短い変動パターン種別が選択される割合が高くなるように設定されることで、保留数短縮制御状態でないときと比べて、変動表示時間の平均時間が短くなるようにしてもよい。また、保留数短縮制御では、保留数短縮制御状態でないときと比べて、同じ変動パターン種別が選択される場合でも、その変動パターン種別の変動表示時間自体を短くしてもよい。

0160

また、変動パターンは、変動パターン種別を決定してから変動パターンを決定する2段階の決定方法ではなく、1回の乱数抽選により変動パターンが決定される1段階の決定方法としてもよい。

0161

図18は、大当り判定テーブルおよび大当り種別判定テーブルを示す説明図である。図18(A)は、大当り判定テーブルを示す説明図である。大当り判定テーブルとは、ROM54に記憶されているデータの集まりであって、ランダムRと比較される大当り判定値が設定されているテーブルである。大当り判定テーブルには、通常状態(確変状態でない遊技状態、すなわち非確変状態)において用いられる通常時(非確変時)大当り判定テーブルと、確変状態において用いられる確変時大当り判定テーブルとがある。

0162

通常時大当り判定テーブルには、図18(A)の左欄に記載されている各数値が大当り判定値として設定され、確変時大当り判定テーブルには、図18(A)の右欄に記載されている各数値が大当り判定値として設定されている。確変時大当り判定テーブルに設定された大当り判定値は、通常時大当り判定テーブルに設定された大当り判定値と共通の大当り判定値(通常時大当り判定値または第1大当り判定値という)に、確変時固有の大当り判定値が加えられたことにより、確変時大当り判定テーブルよりも多い個数(10倍の個数)の大当り判定値(確変時大当り判定値または第2大当り判定値という)が設定されている。これにより、確変状態には、通常状態よりも高い確率で大当りとする判定がなされる。

0163

CPU56は、所定の時期に、乱数回路503のカウント値を抽出して抽出値大当り判定用乱数(ランダムR)の値と比較するのであるが、大当り判定用乱数値図18(A)に示すいずれかの大当り判定値に一致すると、特別図柄に関して大当り(通常大当り、または、確変大当り)にすることに決定する。なお、図18(A)に示す「確率」は、大当りになる確率(割合)を示す。

0164

図18(B),(C)は、ROM54に記憶されている大当り種別判定テーブルを示す説明図である。図18(B)は、遊技球が第1始動入賞口13に入賞したことに基づく保留記憶(第1保留記憶ともいう)を用いて大当り種別を決定する場合(第1特別図柄の変動表示が行なわれるとき)に用いる第1特別図柄大当り種別判定テーブル(第1特別図柄用)である。図18(C)は、遊技球が第2始動入賞口14に入賞したことに基づく保留記憶(第2保留記憶ともいう)を用いて大当り種別を決定する場合(第2特別図柄の変動表示が行なわれるとき)に用いる第2特別図柄大当り種別判定テーブルである。

0165

図18(B)、および、図18(C)特別図柄大当り種別判定テーブルのそれぞれは、変動表示結果を大当り図柄にする旨の判定がなされたときに、大当り種別判定用の乱数(ランダム1)に基づいて、大当りの種別を「通常大当り」、「確変大当り」のうちのいずれかに決定するとともに、大当り図柄を決定するために参照される。

0166

図18(B)の第1特別図柄大当り種別判定テーブルには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。図18(C)の第2特別図柄大当り種別判定テーブルには、ランダム1の値と比較される数値であって、「通常大当り」、「確変大当り」のそれぞれに対応した判定値(大当り種別判定値)が設定されている。

0167

また、図18(B),(C)に示すように、大当り種別判定値は、第1特別図柄および第2特別図柄の大当り図柄を決定する判定値(大当り図柄判定値)としても用いられる。「通常大当り」に対応した判定値は、第1特別図柄および第2特別図柄の大当り図柄の「3」に対応した判定値としても設定されている。「確変大当り」に対応した判定値は、第1特別図柄および第2特別図柄の大当り図柄の「7」に対応した判定値としても設定されている。

0168

このような大当り種別判定テーブルを用いて、CPU56は、大当り種別として、ランダム1の値が一致した大当り種別判定値に対応する種別を決定するとともに、大当り図柄として、ランダム1の値が一致した大当り図柄を決定する。これにより、大当り種別と、大当り種別に対応する大当り図柄とが同時に決定される。

0169

なお、図18(B)の第1特別図柄大当り種別判定テーブルと図18(C)の第2特別図柄大当り種別判定テーブルとは、確変大当りに決定される割合が同じである。このような場合には、第1特別図柄と第2特別図柄とで大当り種別判定テーブルを分けなくてもよい。また、大当り種別の割振りを異ならせてもよい。たとえば、図18(C)の第2特別図柄大当り種別判定テーブルの方が、図18(B)の第1特別図柄大当り種別判定テーブルよりも、確変大当りに決定される割合を高くしてもよい。そうすることにより、第2特別図柄の変動表示の方が、第1特別図柄の変動表示よりも、確変大当りとなる割合を高くすることができる。また、第1特別図柄大当り種別判定テーブルの方が、第2特別図柄大当り種別判定テーブルよりも、確変大当りに決定される割合が高くなるようにしてもよい。

0170

次に、図19を用いて、遊技制御用マイクロコンピュータ560において、特別図柄および演出図柄の変動パターンを選択決定するために用いる変動パターンテーブルについて説明する。図19は、変動パターンを決定するために用いる変動パターンテーブルを表形式で示す図である。

0171

図19に示す判定テーブルは、ランダム2と変動パターン種別との関係を示す変動パターン種別判定テーブルと、各変動パターン種別についてランダム3と各種別に属する変動パターンとの関係を示す変動パターン判定テーブルとを含む。

0172

図19の各テーブルでの「変動パターン種別」または「変動パターン」の欄において、「通常」または「通常変動」は、リーチとならない通常変動パターンを示している。

0173

また、図19の各テーブルでの「ノーマルリーチ」は、リーチ状態となったときに特に派手な演出を実行しないノーマルリーチの変動パターンを示している。「スーパーリーチ」は、リーチ状態となったときに特別な演出画像を表示するリーチ演出を行なう変動パターンを示している。

0174

また、前述したように、「スーパーリーチ」は、「ノーマルリーチ」と比べて大当りとなるときに選択される割合が高く、大当りとなる信頼度が高い変動パターンである。さらに、「スーパーリーチ」は、「ノーマルリーチ」と比べて変動時間が長い(たとえば、ノーマルリーチ10秒、スーパーリーチ30秒)変動パターンである。なお、ノーマルリーチのA,Bの符号、および、スーパーリーチのA,Bの符号はリーチ演出の種類を示しており、ノーマルリーチA<ノーマルリーチB<スーパーリーチA<スーパーリーチBとなるような関係で大当り期待度が高いことを示している。

0175

なお、“期待度”とは、大当りに対する期待度、確変に対する期待度等を含む概念である。具体的には、大当りに対する期待度(信頼度ともいう)とは、各リーチ変動パターンが選択された場合に大当りとなる期待度(大当りとなる割合)であり、たとえば、リーチ変動が100回行なわれた場合に60回大当りとなるのであれば、大当りに対する期待度が60%(大当りが出現する出現率(確率)が60%)となる。また、確変に対する期待度とは、確変状態に移行する期待度(確変となる割合)のことをいう。

0176

「はずれ」は、変動表示の最終的な表示結果が「はずれ」の表示結果となる変動パターンである。「通常大当り」は、変動表示の最終的な表示結果が「通常大当り」の表示結果となる変動パターンである。「確変大当り」は、変動表示の最終的な表示結果が「確変大当り」の表示結果となる変動パターンである。

0177

これらの情報に基づいて、たとえば、「変動パターン」の欄に示された「スーパーリーチA はずれ (30秒)」という変動パターンは、「はずれ表示結果となる変動時間が30秒のスーパーリーチAの変動パターン」であることが示される。

0178

図19のテーブルで「ランダム2範囲」および「変動パターン種別」という記載がされた欄は、「ランダム2範囲」と「変動パターン種別」との関係を示す変動パターン種別判定テーブル部としての機能を示す欄である。たとえば、図19(a)を例にとれば、「通常」、「ノーマルリーチ」、「スーパーリーチ」というような複数の変動パターン種別のそれぞれに、ランダム2(1〜251)のすべての値が複数の数値範囲に分けて割振られている。たとえば、図19(a)を例にとれば、所定のタイミングで抽出したランダム2の値が1〜251の乱数値のうち、140〜229に割振られた判定値のいずれかの数値と合致すると、変動パターン種別として「ノーマルリーチ」とすることが決定される。

0179

また、図19のテーブルで「ランダム3範囲」および「変動パターン」という記載がされた欄は、「ランダム3範囲」と「変動パターン」との関係を示す変動パターン判定テーブル部としての機能を示す欄である。変動パターン種別判定テーブルの各種別に対応して示されている変動パターンが、各種別に属する変動パターンである。たとえば、図19(a)を例にとれば、「ノーマルリーチ」の種別に属する変動パターンは、「ノーマルリーチA はずれ」および「ノーマルリーチB はずれ」である。

0180

各変動パターン種別に対応する複数の変動パターンのそれぞれに、ランダム3(1〜220)のすべての値が、複数の数値範囲に分けて割振られている。たとえば、図19(a)を例にとれば、「ノーマルリーチ」の変動パターン種別とすることが決定されたときに、所定のタイミングで抽出したランダム3が1〜220の乱数値のうち、1〜140に割振られた判定値のいずれかの数値と合致すると、変動パターンとして、「ノーマルリーチA はずれ (10秒)」の変動パターンとすることが決定される。

0181

第1特別図柄または第2特別図柄について変動表示結果がはずれとなるときには、変動パターンを決定するために、次のように判定テーブルを選択する。非時短状態において、変動表示結果がはずれとなるときには、図19(a)の通常状態はずれ時判定テーブルを選択する。一方、時短状態において、変動表示結果がはずれとなるときには、図19(b)の時短状態はずれ時判定テーブルを選択する。なお、図19(a),図19(b)の判定テーブルを用いることで、保留数に関わらず、通常状態はずれ時、時短状態はずれ時でのリーチ割合を一定にしている。

0182

また、時短状態であるか否かにかかわらず第1特別図柄または第2特別図柄について変動表示結果が大当りとなるときには、変動パターンを決定するために、次のように判定テーブルを選択する。変動表示結果が通常大当りとなるときには、図19(c)の通常大当り時判定テーブルを選択する。時短状態であるか否かにかかわらず変動表示結果が確変大当りとなるときには、図19(d)の確変大当り時判定テーブルを選択する。

0183

図19(b)の時短状態はずれ時判定テーブルでは、図19(a)の通常状態はずれ時判定テーブルと比べて、リーチ変動(ノーマルリーチ変動およびスーパーリーチ変動を含む)よりも変動時間が短い通常変動(非リーチはずれ変動(リーチとならずにはずれ表示結果となる変動))に決定される割合が高く、通常変動よりも変動時間が長いリーチ変動に決定される割合が低くなるように、データが設定されている。さらに、通常変動の変動パターンとして、図19(b)の時短状態はずれ時判定テーブルでは、図19(a)の通常状態はずれ時判定テーブルと比べて、変動時間が短い変動パターンが設定されている。

0184

これにより、非時短状態(通常状態)のときと比べて、時短状態のときの方が、変動時間が短い変動パターンが選択される割合が高いので、時短状態のときの方が、非時短状態のときよりも平均的に短い変動時間で変動表示が行なわれることとなる。このように判定テーブルを選択することにより時短状態を実現することができる。また、通常変動を非時短状態よりも時短状態ときの方が、変動時間が短くなるように設定することで、時短状態中保留消化を短縮することができる。

0185

また、はずれとなるときに選択される図19(a)および図19(b)の判定テーブルでは、リーチの種別の選択割合がノーマルリーチ>スーパーリーチとなるような高低関係で選択されるようにデータが設定されている。一方、大当りとなるときに選択される図19(c)および図19(d)の判定テーブルでは、リーチの種別の選択割合がノーマルリーチ<スーパーリーチというような割合の高低関係で選択されるようにデータが設定されている。これにより、大当りとなるときには、はずれとなるときと比べて、スーパーリーチのリーチ演出が行なわれる割合(リーチが選択されるときにおけるスーパーリーチのリーチ演出が占める割合)が高くなるので、スーパーリーチのリーチ演出が行なわれることにより、遊技者の期待感を高めることができる。

0186

また、大当りのうち確変大当りとなるときに選択される図19(d)の判定テーブルでは、大当りのうち通常大当りとなるときに選択される図19(c)の判定テーブルと比べて、ノーマルリーチに対してスーパーリーチ演出の種別が選択される割合が高くなるようにデータが設定されている。これにより、確変大当りとなるときには、通常大当りとなるときと比べて、スーパーリーチのリーチ演出が行なわれる割合(リーチが選択されるときにおけるスーパーリーチのリーチ演出が占める割合)が高くなるので、スーパーリーチのリーチ演出が行なわれることにより、遊技者の確変大当りへの期待感を高めることができる。

0187

なお、このような変動パターンは、変動表示をする第1特別図柄および第2特別図柄の合算保留記憶数(合計値)が所定数以上であるとき(たとえば、合算保留記憶数が3以上)と、所定数未満であるときとで選択割合が異なるように設定されることにより、合算保留記憶数が所定数以上であるときには、合算保留記憶数が所定数未満であるときと比べて、変動時間が短縮される保留数短縮制御を実行するようにしてもよい。ただし、保留数短縮制御が実行される条件下でも(たとえば、合算保留記憶数が3以上)リーチ(ノーマルリーチ、スーパーリーチ含む)の割合を一定にすることで、リーチに対する期待感が保たれる。また、リーチの中でもスーパーリーチBのみ変動時間が短縮されないようにして、保留数時短制御を実行するようにしてもよい。さらに、保留数時短制御は変動時間が短い通常変動が高い割合で選択されるようにすることで実行可能としてもよく、各変動パターン自体の変動時間を短くすることで実行可能としてもよいし、その組合せでもよい。

0188

図20は、遊技制御用マイクロコンピュータ560が送信する演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。遊技制御用マイクロコンピュータ560においては、図20に示すように、遊技制御状態に応じて、各種の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100へ送信する。

0189

図20のうち、主なコマンドを説明する。コマンド80XX(H)は、特別図柄の変動表示に対応して演出表示装置9において変動表示される演出図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である(それぞれ変動パターンXXに対応)。つまり、図19に示すような使用され得る変動パターンのそれぞれに対して一意な番号を付した場合に、その番号で特定される変動パターンのそれぞれに対応する変動パターンコマンドがある。「(H)」は16進数であることを示す。また、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。したがって、演出制御用CPU101は、コマンド80XX(H)を受信すると、演出表示装置9において演出図柄の変動表示を開始するように制御する。

0190

コマンド8C01(H)〜8C03(H)は、大当りとするか否か、および大当り種別を示す表示結果指定コマンドである。

0191

コマンド8D01(H)は、第1特別図柄の変動表示を開始することを示す第1図柄変動指定コマンドである。コマンド8D02(H)は、第2特別図柄の変動表示を開始することを示す第2図柄変動指定コマンドである。コマンド8F00(H)は、第1,第2特別図柄の変動を終了することを指定するコマンド(図柄確定指定コマンド)である。

0192

コマンドA001〜A002(H)は、大当りの種別(通常大当り、または、確変大当り)ごとに大当り遊技状態の開始を指定する大当り開始指定コマンドである。

0193

コマンドA1XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放中の表示を示す大入賞口開放中指定コマンドである。A2XX(H)は、XXで示す回数目(ラウンド)の大入賞口開放後(閉鎖)を示す大入賞口開放後指定コマンドである。

0194

コマンドA301〜A302(H)は、大当りの種別(通常大当り、または、確変大当り)ごとに大当り遊技状態の終了を指定する大当り終了指定コマンドである。

0195

コマンドA401(H)は、第1始動入賞があったことを指定する第1始動入賞指定コマンドである。コマンドA402(H)は、第2始動入賞があったことを指定する第2始動入賞指定コマンドである。

0196

コマンドB000(H)は、遊技状態が通常状態(低確率状態)であることを指定する通常状態指定コマンドである。コマンドB001(H)は、遊技状態が時短状態(高ベース状態)であることを指定する時短状態指定コマンドである。コマンドB002(H)は、遊技状態が確変状態(高確率状態)であることを指定する確変状態指定コマンドである。

0197

コマンドC0XX(H)は、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計数(合算保留記憶数)を指定する合算保留記憶数指定コマンドである。コマンドC0XX(H)における「XX」が、合算保留記憶数を示す。コマンドC100(H)は、合算保留記憶数を1減算することを指定する演出制御コマンド(合算保留記憶数減算指定コマンド)である。なお、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、合算保留記憶数を減算する場合には合算保留記憶数減算指定コマンドを送信するが、合算保留記憶数減算指定コマンドを使用せず、合算保留記憶数を減算するときに、減算後の合算保留記憶数を指定する合算保留記憶数指定コマンドを送信するようにしてもよい。

0198

なお、この実施の形態では、保留記憶数を指定するコマンドとして、合算保留記憶数を指定する合算保留記憶数指定コマンドを送信する場合を示しているが、第1保留記憶と第2保留記憶とのうち増加した方の保留記憶数を指定するコマンドを送信するように構成してもよい。具体的には、第1保留記憶が増加した場合に第1保留記憶数を指定する第1保留記憶数指定コマンドを送信し、第2保留記憶が増加した場合に第2保留記憶数を指定する第2保留記憶数指定コマンドを送信するようにしてもよい。

0199

コマンドC2XX(H)およびコマンドC3XX(H)は、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞時における大当り判定、大当り種別判定、変動パターン種別判定等の入賞時判定結果の内容を示す演出制御コマンドである。このうち、コマンドC2XX(H)は、入賞時判定結果のうち、大当りとなるか否か、および、大当りの種別の判定結果を示す図柄指定コマンドである。また、コマンドC3XX(H)は、入賞時判定結果のうち、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲となるかの判定結果(変動パターン種別の判定結果)を示す変動種別コマンドである。

0200

この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、始動入賞時に、大当りとなるか否か、大当りの種別、変動パターン種別判定用乱数の値がいずれの判定値の範囲となるかを判定する。そして、図柄指定コマンドのEXTデータに、大当りとなることを指定する値、および、大当りの種別を指定する値を設定し、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行なう。また、変動種別コマンドのEXTデータに変動パターン種別の判定結果としての判定値の範囲を指定する値を設定し、演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行なう。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100が、図柄指定コマンドに設定されている値に基づいて、表示結果が大当りとなるか否か、大当りの種別を認識できるとともに、変動種別コマンドに基づいて、変動パターン種別を認識できる。

0201

図21は、遊技制御用マイクロコンピュータ560における保留記憶バッファの構成例を示す説明図である。

0202

図21(A)は、保留記憶特定情報記憶領域(保留特定領域)の構成例を示す説明図である。保留特定領域は、RAM55に形成(RAM55内の領域である)され、図21(A)に示すように、合算保留記憶数を計数する合計保留記憶数カウンタの値の最大値(この例では8)に対応した領域が確保されている。図21(A)には、合計保留記憶数カウンタの値が5である場合の例が示されている。

0203

図21(A)に示すように、保留特定領域には、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への入賞に基づいて入賞順に「第1」または「第2」であることを示すデータがセットされる。したがって、保留特定領域には、第1始動入賞口13および第2始動入賞口14への入賞順を特定可能なデータが記憶される。なお、保留特定領域は、RAM55に形成されている。

0204

図21(B)は、保留記憶に対応する乱数等を保存する保存領域(保留記憶バッファ)の構成例を示す説明図である。図21(B)に示すように、第1保留記憶バッファには、第1保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。また、第2保留記憶バッファには、第2保留記憶数の上限値(この例では4)に対応した保存領域が確保されている。第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファは、RAM55に形成されている。第1保留記憶バッファおよび第2保留記憶バッファには、ハードウェア乱数である大当り判定用乱数(ランダムR)、および、ソフトウェア乱数である大当り種別決定用乱数(ランダム1)、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)、および、変動パターン判定用乱数(ランダム3)が記憶される。

0205

第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への入賞に基づいて、CPU56は、乱数回路503およびソフトウェア乱数を生成するためのランダムカウンタからこのような乱数値を抽出し、それらを、第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファにおける保存領域に保存(格納)する処理を実行する。具体的に、第1始動入賞口13への入賞に基づいて、これら乱数値が抽出されて第1保留記憶バッファに保存される。また、第2始動入賞口14への入賞に基づいて、これら乱数値が抽出されて第2保留記憶バッファに保存される。

0206

このように第1保留記憶バッファまたは第2保留記憶バッファに前述のような始動入賞に関する情報が記憶されることを「保留記憶される」と示す場合がある。なお、変動パターン種別判定用乱数(ランダム2)および変動パターン判定用乱数(ランダム3)は、始動入賞時において抽出して保存領域に予め格納しておくのではなく、後述する変動パターン設定処理(特別図柄の変動開始時)に抽出するようにしてもよい。

0207

このように保留特定領域および保存領域に記憶されたデータは、変動表示開始時に読出されて変動表示のために用いられる。なお、保留特定領域および保存領域に記憶されたデータを始動入賞時に読出して、可変表示結果が「大当り」となる可能性などが予告される対象となる可変表示を開始するより前に、特別図柄の変動表示の保留情報などに基づいて実行可能となる先読み予告演出に用いてもよい。

0208

第1始動入賞口13または第2始動入賞口14への始動入賞があったときには、図柄指定コマンド、変動種別コマンド、合算保留記憶数指定コマンド等のコマンドが主基板31から演出制御基板80へと送信される。演出制御用マイクロコンピュータ100のRAM103に設けられた始動入賞時受信コマンドバッファには、受信した図柄指定コマンド、変動種別コマンド、合算保留記憶数指定コマンド等の各種コマンドを対応付けて格納できるように、受信したコマンドを特定可能なデータを記憶する記憶領域が確保されている。

0209

この実施の形態において、第1特別図柄および第2特別図柄の変動表示に対応して行なわれる演出図柄の演出制御パターンは、複数種類の変動パターンに対応して、演出図柄の変動表示動作、リーチ演出等における演出表示動作、あるいは、演出図柄の変動表示を伴わない各種の演出動作というような、様々な演出動作の制御内容を示すデータ等から構成されている。また、予告演出制御パターンは、予め複数パターンが用意された予告パターンに対応して実行される予告演出となる演出動作の制御内容を示すデータ等から構成されている。各種演出制御パターンは、パチンコ遊技機1における遊技の進行状況に応じて実行される各種の演出動作に対応して、その制御内容を示すデータ等から構成されている。

0210

次に、パチンコ遊技機1の動作について説明する。パチンコ遊技機1においては、主基板31における遊技制御用マイクロコンピュータ560が予め定められたメイン処理を実行すると、所定時間(たとえば2ms)毎に定期的にタイマ割込がかかりタイマ割込処理が実行されることにより、各種の遊技制御が実行可能となる。

0211

メイン処理においては、たとえば、必要な初期設定処理、通常時の初期化処理、通常時以外の遊技状態復旧処理、乱数回路設定処理(乱数回路503を初期設定)、表示用乱数更新処理(変動パターンの種別決定、変動パターン決定等の各種乱数の更新処理)、および、初期値用乱数更新処理(普通図柄当り判定用乱数発生カウンタのカウント値の初期値の更新処理)等が実行される。

0212

図22は、タイマ割込処理を示すフローチャートである。タイマ割込が発生すると、CPU56は、図22に示すステップS(以下、単に「S」と示す)20〜S34のタイマ割込処理を実行する。タイマ割込処理において、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断検出処理を実行する(S20)。次いで、入力ドライバ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号を入力し、それらの状態判定を行なう(スイッチ処理:S21)。

0213

次に、CPU56は、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8b、普通図柄表示器10、第1特別図柄保留記憶表示器18a、第2特別図柄保留記憶表示器18b、普通図柄保留記憶表示器41の表示制御を行なう表示制御処理を実行する(S22)。第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび普通図柄表示器10については、S32,S33で設定される出力バッファの内容に応じて各表示器に対して駆動信号を出力する制御を実行する。

0214

また、遊技制御に用いられる普通図柄当り判定用乱数および大当り種別判定用乱数等の各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行なう(判定用乱数更新処理:S23)。CPU56は、さらに、初期値用乱数および表示用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行なう(初期値用乱数更新処理,表示用乱数更新処理:S24,S25)。

0215

さらに、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行なう(S26)。特別図柄プロセス処理では、第1特別図柄表示器8a、第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグにしたがって該当する処理を実行し、特別図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。

0216

次いで、普通図柄プロセス処理を行なう(S27)。普通図柄プロセス処理では、CPU56は、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグにしたがって該当する処理を実行し、普通図柄プロセスフラグの値を、遊技状態に応じて更新する。

0217

また、CPU56は、演出制御用マイクロコンピュータ100に演出制御コマンドを送出する処理を行なう(演出制御コマンド制御処理:S28)。さらに、CPU56は、たとえばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報始動情報確率変動情報等のデータを出力する情報出力処理を行なう(S29)。

0218

また、CPU56は、第1始動口スイッチ13a、第2始動口スイッチ14aおよびカウントスイッチ23の検出信号に基づく賞球個数の設定等を行なう賞球処理を実行する(S30)。

0219

この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を出力ポートに出力する(S31:出力処理)。

0220

また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行なうための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行なう(S32)。

0221

さらに、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行なうための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行なう(S33)。また、CPU56は、出力バッファに設定された表示制御データに応じて、S22において駆動信号を出力することによって、普通図柄表示器10における普通図柄の演出表示を実行する。

0222

その後、割込許可状態に設定し(S34)、処理を終了する。以上の制御によって、この実施の形態では、遊技制御処理は所定時間毎に起動されることになる。

0223

図23は、特別図柄プロセス処理(S26)を示すフローチャートである。特別図柄プロセス処理では第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bおよび大入賞口を制御するための処理が実行される。特別図柄プロセス処理においては、始動口スイッチ通過処理を実行する(S311)。そして、内部状態に応じて、S300〜S307のうちのいずれかの処理を行なう。

0224

S300〜S307の処理は、以下のような処理である。
特別図柄通常処理(S300)は、変動表示の表示結果を大当りとするか否かの決定、および、大当りとする場合の大当り種別の決定等を行なう処理である。変動パターン設定処理(S301)は、変動パターンの決定および変動表示時間タイマ計時開始等の制御を行なう処理である。

0225

表示結果指定コマンド送信処理(S302)は、演出制御用マイクロコンピュータ100に、表示結果指定コマンドを送信する制御を行なう処理である。特別図柄変動中処理(S303)は、変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動表示時間が経過すると、特別図柄停止処理にプロセスを進める処理である。特別図柄停止処理(S304)は、決定された変動パターンに対応する変動表示時間の経過が変動表示時間タイマにより計時されたときに第1特別図柄表示器8aまたは第2特別図柄表示器8bにおける変動表示を停止して停止図柄を導出表示させる処理である。

0226

大入賞口開放前処理(S305)は、大当りの種別に応じて、特別可変入賞球装置20において大入賞口を開放する制御等を行なう処理である。大入賞口開放中処理(S306)は、大当り遊技状態中ラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行なう処理である。大入賞口の閉成条件が成立し、かつ、まだ残りラウンドがある場合には、大当り終了処理に移行する。大当り終了処理(S307)は、大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行なわせるための制御等を行なう処理である。

0227

次に、演出制御用マイクロコンピュータ100の動作を説明する。図24は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)が実行する演出制御メイン処理を示すフローチャートである。

0228

演出制御用CPU101は、電源が投入されると、演出制御メイン処理の実行を開始する。演出制御メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔(たとえば、2ms)を決めるためのタイマの初期設定等を行なうための初期化処理を行なう(S701)。その後、演出制御用CPU101は、タイマ割込フラグの監視(S702)を行なうループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用CPU101は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。演出制御メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用CPU101は、そのフラグをクリアし(S703)、以下の演出制御処理を実行する。

0229

演出制御処理において、演出制御用CPU101は、まず、受信した演出制御コマンドを解析し、受信した演出制御コマンドがどのようなことを指示するコマンドであるかを特定可能なフラグ等のデータをセットする処理(たとえば、RAM103に設けられた各種コマンド格納領域に受信したコマンドを特定可能なデータを格納する処理等)等を行なう(コマンド解析処理:S704)。次いで、演出制御用CPU101は、演出制御プロセス処理を行なう(S705)。演出制御プロセス処理では、S704で解析した演出制御コマンドの内容にしたがって演出表示装置9での演出図柄の変動表示等の各種演出を行なうために、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して演出制御を実行する。

0230

次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100が用いる乱数(演出図柄の左停止図柄決定用のSR1−1、演出図柄の中停止図柄決定用のSR1−2、演出図柄の右停止図柄決定用のSR1−3、先読み予告演出実行決定用のSR2、先読み予告演出における変動対応表示画像決定用のSR3、先読み予告演出における示唆演出画像決定用のSR4を含む各種乱数)を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(S706)。このような乱数SR1−1〜SR4のそれぞれは、ソフトウェアによりカウント値を更新するランダムカウンタのカウントにより生成されるものであり、それぞれについて予め定められた範囲内でそれぞれ巡回更新され、それぞれについて定められたタイミングで抽出されることにより乱数として用いられる。また、合算保留記憶表示部の表示状態の制御を行なう保留記憶表示制御処理を実行する(S707)。その後、S702に移行する。

0231

このような演出制御メイン処理が実行されることにより、演出制御用マイクロコンピュータ100では、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信され、受信した演出制御コマンドに応じて、演出表示装置9、各種ランプ、および、スピーカ27等の演出装置を制御することにより、遊技状態に応じた各種の演出制御が行なわれる。

0232

たとえば、演出制御用マイクロコンピュータ100においては、受信した変動パターンコマンドを受信したときに、演出図柄の変動表示を開始させ、図柄確定指定コマンドを受信したときに、演出図柄の変動表示を停止させる。変動パターンコマンドは、変動表示時間の長さ、リーチ演出の有無、リーチ演出を実行するときのリーチ種別(ノーマルリーチ、スーパーリーチ等の種別)、および、変動表示結果(大当り、はずれ、大当りの種別)等の変動表示態様を指定するために必要な情報が特定なデータよりなるコマンドである。変動表示は、各変動パターンコマンドに対応する変動表示時間で実行されるように制御される。また、演出図柄の停止図柄は、表示結果指定コマンドに基づいて、はずれとなるか、大当りとなるかの判別、および、大当りとなるときの大当り種別の判別を行なうことに基づいて決定する。

0233

図25は、図24に示された演出制御メイン処理における演出制御プロセス処理(S705)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用CPU101は、S500の先読み予告処理を行なった後、演出制御プロセスフラグの値に応じてS800〜S807のうちのいずれかの処理を行なう。各処理においては、以下のような処理を実行する。演出制御プロセス処理では、演出表示装置9の表示状態が制御され、演出図柄の変動表示が実現されるが、第1特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示に関する制御も、第2特別図柄の変動表示に同期した演出図柄の変動表示に関する制御も、一つの演出制御プロセス処理において実行される。

0234

先読み予告処理(S500):先読み予告を実行するか否か等の先読み判定、および、先読み予告を実行するときの演出態様の決定等の処理を行なう。ここで、先読み予告とは、ある保留情報(保留記憶)に基づいた特別図柄の変動表示(図柄変動)の順番到来する前に、その保留情報を先読みしてその保留情報に基づいた特別図柄の変動表示の内容を判定して、将来の特別図柄の変動表示がどのようになるものであるのかについて、それよりも前の段階で予告する技術である。たとえば、4番目に消化される保留情報が大当りであるときに、1〜3番目に消化される保留情報に基づいた各々の特別図柄の変動表示において、後に大当りが発生する可能性のあることを所定の演出態様で予告するといった類の演出が先読み予告として行なわれる。以下では、先読み予告の対象とした保留情報に基づいた変動表示を“ターゲットの変動表示”と称する。

0235

変動パターンコマンド受信待ち処理(S800):遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信しているか否か確認する。具体的には、コマンド解析処理でセットされる変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する。変動パターンコマンドを受信していれば、演出制御プロセスフラグの値を演出図柄変動開始処理(S801)に対応した値に変更する。

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