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技術 シート積載装置

出願人 キヤノンファインテックニスカ株式会社
発明者 西優希
出願日 2015年2月27日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-038113
公開日 2016年9月5日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-160009
状態 特許登録済
技術分野 堆積物収容具
主要キーワード 支持エッジ 傾斜角度ゼロ 込シート 字状線 曲変形量 線状材料 コーナエッジ シート角
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

排紙不良を引き起こすことなく積載可能なシート積載装置を提供する。

解決手段

搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第1支持部と、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第2支持部と、第1支持部と第2支持部との間に設けられる中間部を備え、中間部は、シートの搬送方向及び鉛直方向に直交する方向から見て第1支持部がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域とに分けた場合に、下方領域に位置する部位を有する。

概要

背景

一般にこの種の装置は、画像形成装置製本処理装置原稿画像読取装置などシートを取り扱う装置において、処理したシートを収容するか、処理するために上流側から送られたシートを一時的に積載して保持する装置として知られている。

このように上流側から送られたシートを積載して収容するスタック装置は種々の構造が知られている。例えば特許文献1には、画像形成装置の読取部に原稿シート給送するフィーダ装置が開示されている。

同文献には給紙トレイ上に積載した原稿シートを読取部を介して上方に配置された排紙トレイ収納する機構が提案されている。そして給紙トレイの上方に排紙トレイを配置し、この排紙トレイはプレート状の主トレイと、その排紙方向先端部に延長されたループ形状の補助トレイで構成されている。

また、上流側から送られたシートを下段トレイに収納し、その上方に第2のトレイを配置して異なるシート(割り込シート異サイズシートなど)を収納する排紙機構も知られている。この上下複数のトレイにおいて上方に位置するトレイを金属ワイヤなどで形成することも知られている。

概要

排紙不良を引き起こすことなく積載可能なシート積載装置を提供する。搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第1支持部と、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第2支持部と、第1支持部と第2支持部との間に設けられる中間部を備え、中間部は、シートの搬送方向及び鉛直方向に直交する方向から見て第1支持部がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域とに分けた場合に、下方領域に位置する部位を有する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

線状部材で構成され、搬送されたシート積載するシート積載装置であって、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第1支持部と、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第2支持部と、前記第1支持部と前記第2支持部との間に設けられる中間部を備え、前記中間部は、シートの搬送方向及び鉛直方向に直交する方向から見て前記第1支持部がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域とに分けた場合に、前記下方領域に位置する部位を有することを特徴とするシート積載装置。

請求項2

前記部位は、前記第1支持部及び前記第2支持部の、前記搬送方向に関して下流端よりも、前記搬送方向に関して上流に位置することを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。

請求項3

前記第1支持部と前記第2支持部とは、シート搬送方向上流側は第1の角度を有し、シート搬送方向下流側は第2の角度を有し、前記第2の角度は、前記第1の角度よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積載装置。

請求項4

前記第1支持部と前記第2支持部との、前記搬送方向に交差する方向の間隔は、前記搬送方向下流側が前記搬送方向上流側よりも狭くなるように構成することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。

請求項5

前記中間部は、前記第1支持部と前記第2支持部とにより支持されたシートと接触しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。

技術分野

0001

本発明は、上流側から送られるシート集積するシート積載装置に係わり、シート排紙構造の改良に関する。

背景技術

0002

一般にこの種の装置は、画像形成装置製本処理装置原稿画像読取装置などシートを取り扱う装置において、処理したシートを収容するか、処理するために上流側から送られたシートを一時的に積載して保持する装置として知られている。

0003

このように上流側から送られたシートを積載して収容するスタック装置は種々の構造が知られている。例えば特許文献1には、画像形成装置の読取部に原稿シート給送するフィーダ装置が開示されている。

0004

同文献には給紙トレイ上に積載した原稿シートを読取部を介して上方に配置された排紙トレイ収納する機構が提案されている。そして給紙トレイの上方に排紙トレイを配置し、この排紙トレイはプレート状の主トレイと、その排紙方向先端部に延長されたループ形状の補助トレイで構成されている。

0005

また、上流側から送られたシートを下段トレイに収納し、その上方に第2のトレイを配置して異なるシート(割り込シート異サイズシートなど)を収納する排紙機構も知られている。この上下複数のトレイにおいて上方に位置するトレイを金属ワイヤなどで形成することも知られている。

先行技術

0006

特開2014−40318号公報

発明が解決しようとする課題

0007

上述のように画像形成装置などの上流側から送られるシートを積載トレイに集積する装置で、トレイに金属ワイヤなどの線状材料で構成することが知られているが、シート先端が線状材料に引っ掛かってしまう問題がある。

0008

本発明は、シート先端の引っ掛かりが抑えられたシート積載装置の提供を課題としている。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するため本発明は、線状部材で構成され、搬送されたシートを積載するシート積載装置であって、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第1支持部と、搬送されるシートの搬送方向に延在し、搬送されたシートを支持する第2支持部と、第1支持部と第2支持部との間に設けられる中間部を備える。中間部は、シートの搬送方向及び鉛直方向に直交する方向から見て第1支持部がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域とに分けた場合に、下方領域に位置する部位を有することを特徴としている。

発明の効果

0010

上記構成により、本発明のシート積載装置は、排出されるシートの引っ掛かりを低減し、安定したシート排出が可能となる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係わるシート積載装置を内蔵した後処理装置を備えた画像形成装置の全体構成の説明図。
図1の装置における後処理装置を示す斜視説明図。
図1の装置におけるシート排紙機構を示す説明図。
本発明に係わるシート積載装置の第1実施形態の説明図であり、(a)はシートを搬出する途中の状態を、(b)はシートを搬出した状態を示す。
図3の第1実施形態におけるサブスタッカの形状を示し、(a)は平面形状を、(b)は側面形状を、(c)は排紙方向上流側からの側面形状を示す。
シート積載装置の第2実施形態の説明図であり、(a)はシート排出状態を示す斜視構成を、(b)は側面形状を示す。
シート積載装置の第3実施形態の説明図であり、(a)はシート排出状態を示す斜視構成を、(b)は側面形状を示す。
図3の装置における排紙動作説明図であり、(a)はシートのスキュ状態を示し、(b)はシートの撓み状態を示す。
図3の装置における排紙動作説明図であり、(a)はサブスタッカにシートが支持された状態を示し、(b)は(a)の側面形状を示す。

実施例

0012

下図示の実施形態に従って本発明を詳述する。図1は本発明のシート積載装置Cを備えた画像形成装置Aの構成を示す断面図である。同図において、符号Bは後処理装置を示し、シート積載装置Cは後処理装置Bに内蔵されている。そして画像形成装置Aでシート上に画像を形成し、排紙口11a、11b(以下、本体排紙口という。)に搬出する。この排紙口11aには後処理装置Bの搬入口20が連結され、画像形成されたシートを後処理装置B内に搬入する。

0013

後処理装置Bには、画像形成装置Aから送られたシートをパンチ穴開け処理、綴じ処理スタンプ処理、折り処理など後処理する処理ユニットが内蔵され、後処理されたシートは、後処理装置Bに内蔵されているシート積載装置Cに収納される。

0014

シート積載装置Cは、上下方向に複数配置された第1スタックトレイ23と第2スタックトレイ25で構成されている。図示の後処理装置Bにはシートに後処理を施す第1の後処理部22aと、第2の後処理部22bと、後処理したシートを収納するスタックトレイ23(後述の第1スタックトレイ)が設けられている。

0015

また後処理装置Bにはシート排出パス24が設けられ画像形成装置Aから送られたシートを後処理することなく第2スタックトレイ25に収納するようになっている。本発明は、この第2スタックトレイ25のシート積載構造に関する。

0016

なお、図示の装置ではシート排出パス24に画像形成装置Aから送られたシートを後処理することなく第2スタックトレイ25に送る構成を示したが、シート排出パス24に第1、第2の後処理部22a、22bとは異なる後処理部を設け、この処理部で処理したシートを第2スタックトレイ25に送るように構成しても良い。

0017

図1に示す画像形成装置Aについて説明する。画像形成装置Aは、装置ハウジング1(以下本体ハウジングという)に画像形成するシートを収容する給紙部2と、画像形成部4と、排紙部7と、画像読取部5が設けられている。

0018

本体ハウジング1は、図示しないフレームに、上述の給紙部2と画像形成部4と、排紙部7を内蔵し、そのフレームの上に画像読取部(不図示)を配置している。この画像読取部には図示しないフィーダユニットが一体に組み込まれている。画像読取部(スキャナユニット)とフィーダユニットはすでに種々の機構が知られているのでその説明を省く。

0019

上記給紙部2は、異なるサイズのシートを収納可能な複数の給紙カセットと、各給紙カセットから画像形成部4にシートを搬送する給紙経路3で構成されている。

0020

上記画像形成部4は、シート上に画像形成する機構として、種々の方法が知られそのいずれも採用可能である。例えば、感光体ドラム無端ベルトなど)の上に、レーザ発光器LE発光器などで静電潜像を形成し、トナーインク)を付着して現像した後に、チャージャでシートに画像転写する。そして加熱装置6(定着ローラなど)で定着して排紙経路9から排紙口11aまたは11bに搬出する。

0021

画像形成部4としては、上述の静電印刷機構のほか、インクジェット印刷機構サーマル印刷機構オフセット印刷機機構、などが採用可能である。

0022

上記排紙部7は、画像形成部4からのシートを本体排紙口11a(11b)に搬送する排紙経路9と、搬送手段(不図示;搬送ローラ搬送ベルトなど)で構成されている。本体排紙口は、本体ハウジング1の異なる位置に第1排紙口11aと、第2排紙口11bが形成されている。このため排紙経路9は、分岐した第1分岐経路9aと第2分岐経路9bで構成され、第1分岐経路9aは第1排紙口11aに、第2分岐経路9bは第2排紙口11bにシートを移送する。

0023

上記排紙経路9の分岐部9xには経路切換手段10が配置され、シートを第1,第2分岐経路9a、9bに振り分け搬送する。これは例えば後処理するシートは第1分岐経路9aから第1排紙口11aに搬出し、後処理しないシートは第2分岐経路9bから第2排紙口11bに搬出する。

0024

そして、第1排紙口11aには、後述する後処理装置Bにおける後処理されたシートを収納する第1スタックトレイ23が、第2排紙口11bには、後処理することなくシートをスタックする第2スタックトレイ25が連結される。

0025

前記第1、第2排紙口11a、11bの下流側には排紙エリア17が配置され、この排紙エリア17に後処理装置Bが取り付けられる。排紙エリア17は図1に示すように下方に画像形成装置Aが、上方に画像読取部(不図示)が配置される空間に形成されている。

0026

また排紙部7には、画像形成されたシートを表裏反転して再び画像形成部4に送るデュープレックス経路8が設けられている。図示の装置は第2排紙口11bにシートを搬送する第2分岐経路9bとは、別に第2排紙口11bから画像形成部4にシートを搬送するデュープレックス経路8が配置されている。

0027

上記デュープレックス経路8について説明すると、画像形成装置Aには、第1、第2排紙口11a、11bとは別に第3排紙口11cが設けられている。この第3排紙口11cにはシートの搬送方向を反転するスイッチバックパス8aと、このパスから送られたシートを表裏反転して給紙経路3に転送するUターンパス8bが連結されている。

0028

また第2排紙口方向の排紙経路9bには第2の経路切換え手段12が配置されシートを第2排紙口11bに案内するか、第3排紙口11cに案内する。この第3排紙口11cに案内されたシートは正逆転ローラ18の逆転によってスイッチバックパス8aに沿って搬送方向の逆方向に搬送され、Uターンパス8bに案内される。このようにしてシートは表裏反転され、その裏面側に画像形成され、排紙経路9に送られる。

0029

画像読取部は、図示しないが原稿シートをセットするプラテンと、原稿シートをスキャンするキャリッジと、キャリッジで走査した原稿画像の反射光光電変換する読取素子で構成されている。また、プラテンには原稿を給送するフィーダユニットが搭載可能に構成され、給紙トレイにセットした原稿シートを1枚ずつ分離してプラテンの読取部に搬送して画像読取後に排紙トレイに収納する。これらの画像読取部は、画像形成装置Aの排紙エリア17の上方に搭載されている。

0030

なお、画像形成装置Aは、プリンタ複写機ファクシミリ印刷機などのスタンドアロン装置あるいはネットワーク端末装置として構成することが可能である。

0031

[後処理装置]
後処理装置Bは、図1に示すように第1、第2の後処理部22a、22bと第1、第2スタックトレイ23、25、及び上流側シートパス21a(第1搬送経路)とそれに続く下流側シートパス21b(第3搬送経路)、上流側シートパス21aの上方に配設されたシート排出パス24(第2搬送経路)で構成されている。

0032

後処理装置Bは画像形成装置Aの本体ハウジング1に形成された排紙エリア17に取り付けられ、排紙方向上流側の第1ユニット19Aと下流側の第2ユニット19Bで構成している。そして、第1ユニット19Aと第2ユニット19Bは、分離可能フレーム構成し、排紙エリア17に選択的に装着可能に構成されている。

0033

第1ユニット19Aには、図1に示すように穿孔手段31(第1後処理手段)が配設された第1の後処理部22aと、第1の後処理部22aにシートを案内する上流側シートパス21aと、シート排出パス24、上流側シートパス21aに沿ってシートを搬送する第1送出ローラ対32(第1搬送手段)と、シート排出パス24を案内されたシートを排出するための第2送出ローラ対39(第2搬送手段)と、を備えている。

0034

シート排出パス24は、上流側シートパス21aの上方に配置され、シート排出パス24と上流側シートパス21aの両経路は略平行に形成されている。

0035

本発明は、排紙口33から搬出されるシートを支持するシート積載機構に係わり、排紙口33と、排紙口の下流側に配置されたシート積載部材40と、を備え、シート積載部材40には排紙口33から送られたシートの排紙方向両側辺部Sr,Slを支持する第1側辺支持部41と、第2側辺支持部42を設ける。この第1、第2側辺支持部41,42は、排紙直交方向の中央部(シートセンタ部)に所定の空間(目視開口)Arを、例えば後述する各実施形態のように形成する。

0036

上記空間(目視開口)Arには、シートの排紙直交方向中央部Scを支持する中央支持部43を設ける。これによって排紙口33から送られたシートは排紙方向両側辺部Sr,Slを第1、第2側辺支持部41,42に支持され、その中央部Scは中央支持部43に支持されることとなる。

0037

そこで、中央支持部43の形状を、両側辺支持部41,42の高さ位置より低い位置Hzから両側辺支持部の高さ位置Hx、Hyにシートを掬い上げる排紙方向に傾斜した形状に構成する。

0038

このようなシート積載部材40は、排紙口33に連結されシート全体を支持するシート積載構造として構成するか、或いは排紙口33に連設されたメインスタッカメイントレイ)25の先端部にサブスタッカとして連結するか、いずれかの構成を採用する。以下、排紙口33にメインスタッカ25を配置し、その先端部にサブスタッカ27を連結する場合について本発明を説明する。

0039

図3に従ってメインスタッカ25の構成について説明する。排紙口33は、シート排出パス24の経路出口に配置されている。このシート排出パス24は前述したように画像形成装置Aの排紙経路9に連結されている。排紙口33の下流側には搬出されたシートを積載するスタッカ部材25がメインスタッカとして配置されている。このメインスタッカ25には、シート後端位置規制する規制部材フェンス部材)26が配置され、排紙口33から搬出されたシートはメインスタッカ25上に積載され、その後端縁は規制部材26に位置決めされる。

0040

このようなメインスタッカ25の構造については種々のものがすでに知られている。その形状は装置仕様によって異なるが、排紙口33から送られるシートを積載して支持するトレイ構造か、テーブル構造か、フォーク構造などが知られている。そしてこれらは合成樹脂などのプレート部材ワイヤーパイプなどの折り曲げ部材、間隔を隔てた複数のフォーク部材等で構成される。以下、図示するメインスタッカ25の構造は合成樹脂のトレイ形状のスタッカ部材で構成する場合を示す。

0041

なお本発明は、シート積載部材40をメインスタッカ25とサブスタッカ27で構成することなく、単一のスタッカ部材で構成することも可能である。以下排紙口33から送られたシートを、その基端部S2をメインスタッカ25で、先端部S1をサブスタッカ27で支持する構造について本発明を説明する。

0042

[シート積載部材の第1実施形態]
図4および図5に示すシート積載部材40について説明する。排紙口33には、前述のメインスタック部材25が配置され、その先端部に、図示するサブスタック部材27が配置されている。図示のサブスタック部材27はメインスタック部材25に対してその排紙方向先端部に付設される構造を示している。図示のメインスタック部材25は合成樹脂のモールド成形で、サブスタック部材27は線状部材の折り曲げ加工で形成されている。

0043

図4は、図2に示すメインスタック部材25の先端部(排紙方向)に取り付けられたサブスタック部材27の一実施形態(第1実施形態)を示している。同図(a)はシート先端部S1が排紙口33から搬出された途中(排紙途上)の状態を示す斜視図であり、(b)はシート先端部S1がサブスタック部材27に支持された集積終了後の状態を示している。

0044

図4に示すサブスタック部材27は、金属ワイヤで構成されるが、中実又は中空の金属や樹脂等の線状部材(断面は円形状に限らず楕円形状、矩形状などの帯状のものも本発明の線状部材に含まれるものであって、任意形状が採用可能)で、シートの排紙方向右側辺Srを支持する第1支持部41と、シートの排紙方向左側辺を支持する第2支持部42と、第1支持部41と第2支持部42を連結する、中間部としての第3支持部43で構成されている。

0045

なお、本発明において、中間部はシートの下面に接触して支持する構成に限らず、シートの下面に接触しないように配置されるものであって、シートの排紙方向及び鉛直方向に直交する方向から見て(図5(b))第1支持部41がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域に分けた場合に、下方領域において第1支持部41と第2支持部42を連結するものとしてもよい。

0046

第1支持部41と第2支持部42との間には、排紙直交方向中央に所定の空間(目視開口)Arが形成され、この空間Arに第3支持部43が配置される。第1支持部41、第2支持部42の排紙方向(搬送方向)先端部にはシートコーナSx、Syを支持するコーナ支持エッジ44,45が形成されている。このコーナ支持エッジ44,45は積載するシート角部の垂れ下がりを抑えるように配置する。

0047

また第1支持部41,第2支持部42は、最小サイズシート幅より狭い間隔Wを空けて連結され、排紙方向上流側の間隔W1と排紙方向下流側の間隔W2とは、同一幅もしくはW1>W2に形成する。図5(a)に示す第1支持部41と第2支持部42の間隔は[W1>W2]となるように形成されている。

0048

これはシートが間隔(空間Ar)を隔てて配置されている第1支持部41と第2支持部42の間で、シート中央部が下方に垂れ下がりU字状に湾曲し排紙動作中に引っ掛かりが生じるため、[W1>W2]に形成して、間隔W2での垂れ下がり量を減少させるためである。

0049

つまり、第1支持部41と第2支持部42の間隔をより搬送方向下流側の幅が狭くなるように[W1>W2]設定し、排紙方向先端側が狭くなるように間隔を異ならせている。その間隔差(W1−W2)は排紙されるシートの変形量(シート中央の垂れ下がり量)、スキュ量(傾斜量)、レジスト量偏り量)に応じて設定されている。

0050

上記第1支持部41と第2支持部42の排紙方向高さ形状(図5(b)(c)参照)は、前述のメインスタック部材25の高さ形状に沿う角度(図示のものは略水平角度)に対し、シート搬送方向下流側を傾斜角度θ傾斜角度を大きく設定している。つまり第1支持部41と第2支持部42の高さ方向における形状を、排紙方向上流側は略水平角度で、屈曲点Qを境に角度θ(θ>0)に屈曲させている。これは排紙されるシート中央が垂れ下がる湾曲変形を軽減するためにシートに腰付けをするためである。従って角度θは排紙されるシートの性状に応じて設定されている。

0051

上記第3支持部43は第1支持部41と第2支持部42の間を連結するように形成された空間(目視開口)Arに配置され、シート中央Scの高さ位置(Hz)を側辺支持部の高さ(第1支持部41の高さHx1、第2支持部42の高さHy1;Hx1=Hy1=ゼロ)に対して低い位置(Hz1)に配置し、この位置から側縁支持部の高さ位置(Hz2=ゼロ)に向かって傾斜させる。

0052

これによりシート中央Scが両側辺Sr、Slから下方に湾曲変形していても、引っ掛かりによる搬送不良を低減し第3支持部43の傾斜面43θに沿ってシートが掬い上げられる。つまり、中間部としての第3支持部43の排紙方向上流に位置する部位は、シートの排紙方向及び鉛直方向に直交する方向から見て(図5(b)参照)第1支持部41がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域に分けた場合に、下方領域に位置している。

0053

なお、上記傾斜面43θは、シートの最初に係合する始点46からシート中央部Scを徐々に第1支持部41第2支持部42の高さ位置に掬い上げるような形状となる。このため第3支持部43の掬い上げ開始点46(第3支持部の掬上げ開始位置;図9(a)参照)のシートの排紙方向における長さは第1支持部41及び第2支持部42よりも排紙口33に近い位置に設定されている。

0054

従って、第3支持部43の高さ位置(Hz1)は、シート中央に生ずる最大歪曲変形量(δ;図5(c)参照)より低い位置(Hz1>δ)に設定する。この値はシート中央に生ずる垂れ下がり変形量(δ)を実測して設定することが好ましい。また、第3支持部43は排紙方向と直交する辺とならないように形成することが好ましく、図4及び図5に図示されるように第1支持部41及び第2支持部42から所定の角度をつけて形成することで、排紙されるシートの先端と接触しても搬送不良が発生しにくい形状とすることが可能となる。

0055

[シート積載部材の第2実施形態]
次に、図6に示すサブスタック部材50の異なる実施形態を示す。図示の実施形態はプラスチック等の樹脂成型、金属のプレス成型など、シート側辺を支持する第1、第2側辺支持部51,52と、中間部としての中央支持部53で形成されている。図示の第1、第2側辺支持部51と52は先端辺支持部54で互いに連結され、先端辺支持部54に中央支持部53が連結され(図示のものは片持ち支持)ている。

0056

そして第1、第2側辺支持部51,52の高さ位置(Hx1とHy1)はメインスタック部材25(図3参照)のシート支持面25aに沿った略水平方向(傾斜角度ゼロ)に形成され、屈曲点Qを境に排紙方向上流側(角度ゼロ)に対し排紙方向下流側の傾斜角度(θ>ゼロ)を大きく設定している。この傾斜角度の変曲は、前述した理由と同一であり、角度θによってシートに腰付けするためである。従って角度θは、θ>ゼロ(せり上がり傾斜)か、θ<ゼロ(垂れ下がり傾斜)のいずれかにシート材質に応じた角度で設定する。

0057

上記中央支持部53は、第1、第2側辺支持部51,52の間に形成された空間(目視開口)Arに配置されている。そしてシート中央Scの高さ位置を側辺支持部の高さ位置(第1側辺支持部の高さHx1、第2側辺支持部の高さHy1;Hx1=Hy1=ゼロ)に対し、これより低い位置(Hz1)から側縁支持部の高さ位置(Hz2>ゼロ)に傾斜させている。

0058

中央支持部53の排紙シートと係合する上流側端部の高さ位置(Hz1)は、側辺支持部の上流側端部の高さ位置(Hx1,Hy1)より低く設定され、下流側端部の高さ位置(Hz2)は側辺支持部の下流側端部の高さ位置(Hx2,Hy2)と同一高さに設定する。つまり、中間部としての中央支持部53の排紙方向上流に位置する部位は、シートの排紙方向及び鉛直方向に直交する方向から見て(図6(b)参照)第1側辺支持部51がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域に分けた場合に、下方領域に位置している。

0059

この形状でシート中央Scが両側辺Sr、Slから下方に湾曲変形していても中央支持部53の傾斜面53θに沿ってシートが掬い上げられ、左右の第1、第2側辺支持部51,52の高さ(Hx1,Hy1;いずれも高さゼロ)に対し、これらよりも高いHz2に設定してある。これによって、左右の側辺支持部51,52に支持され中央は下方に垂れ下がって湾曲したシートは、排紙方向に進むに従って中央支持部53と係合したのちには、これに沿って上方に湾曲した形状に変化して排紙完了位置に到達する。

0060

従って、中央支持部53の排紙方向上流端の高さ位置(Hz1)は、シート中央に生ずる最大歪曲変形量(δ;図6(c)参照)より低い位置(Hz1>δ)に設定する。この値はシート中央に生ずる垂れ下がり変形量(δ)を実測して設定することが好ましい。また中央支持部53の排紙方向下流端の高さ位置(Hz2)は左右の側辺支持部51、52の高さ位置Hx2、Hy2より高い位置に設定することも可能である。さらに、中央支持部53を排紙方向に直交する辺を持たない構成とすることで、排紙されるシートの先端と接触してもシートジャムが発生しにくい形状とすることが可能となる。

0061

[シート積載部材の第3実施形態]
図7に示すサブスタック部材55の異なる実施形態を示す。図示の実施形態は、中実または中空の線状部材を折り曲げ略U字形状の支持部を左右に1対的に間隔に配置する。そして外側に位置する線分で第1、第2側辺支持部56,59に、内側に位置する線分で中央支持部57,58を構成する。

0062

第1、第2側辺支持部56,59は、前述のものと同様にメインスタック部材25(図3参照)の搬送方向先端部に連結する。また、中央部としての中央支持部57,58もメインスタック部材25に連結してあり、U字状線状部材はその基端部をメインスタック部材25に固定されている。

0063

第1、第2側辺支持部56,59の高さ位置(Hx1とHy1)はメインスタック部材25(図3参照)のシート支持面25aに沿った略水平方向(傾斜角度ゼロ)に形成されている。また、第1、第2側辺支持部56,59は屈曲点Qを境に排紙方向上流側(角度ゼロ)に対し排紙方向下流側の傾斜角度(θ>ゼロ)が大きく設定されている。この傾斜角度の変曲は、前述した理由と同一であり、角度θによってシートに腰付けするためである。

0064

中央支持部57と58は、排紙方向上流側は図7(b)に示すように角度α1で下降方向に傾斜し、屈曲点Qを境に角度α2でせり上がり方向に傾斜している。そして排紙口33から搬出されたシートは、左右の側辺Sr、Slを第1、第2側辺支持部56,59に支持され、シート中央は中央支持部57,58に沿って排紙口33から搬送方向に搬出される。

0065

つまり、中間部としての中央支持部57及び58の、排紙方向上流端と排紙方向下流端との間に位置する部位は、シートの排紙方向及び鉛直方向に直交する方向から見て(図7(b)参照)第1側辺支持部56がシートと接触する部分を境に上方領域と下方領域に分けた場合に、下方領域に位置している。

0066

そこで排紙口33から搬出されたシートは中央部が垂れ下がって排紙直交方向に湾曲し、その湾曲程度は排紙口33から排紙方向に徐々に増大する。このシートは先端が中央支持部57,58の傾斜面57θ、58θに沿って掬い上げられ、排紙終了姿勢では第1、第2側辺支持部56,59と同一高さ位置で支持される。

0067

また、排紙方向先端部は図示のような円弧形状とすることで、排紙方向に直交する辺を持たない構成とすることで、排紙されるシートの先端と接触してもシートジャムが発生しにくい形状とすることが可能となる。

0068

[排紙動作説明]
上述の第1乃至第3実施形態について共通するシート排紙動作を説明する。説明の都合上第1実施形態に基づいて説明する。排紙口33に送られたシートは図2に示すようにメインスタッカ25に進入する。このシート先端S1がサブスタッカ27に進入すると図8(a)に示すようにシートの両側辺部(右側辺部Sr、左側辺部Sl)は第1支持部41と、第2支持部42に支持されながら下流側に進む。

0069

このとき両支持部41,42の間の空間(目視開口)Arに位置するシート中央部Scは垂れ下がって歪曲なり状変形)する。この状態(シート左右を両支持部41,42に支持されただけの状態)では、スキュしたシート(排紙口33から傾いて送られたシート)、或いはレジストしたシート(排紙口33から偏って送られたシート)は、左右いずれか一方の支持部から外れてその姿勢は大きく歪められる。また従来の左右側辺支持部を先端連結部で連結した形状のサブスタッカ部材ではシート先端が先端連結部に引っ掛かってシートジャムを引き起こす。

0070

図8(a)に示す本発明のサブスタッカ構造は、第1支持部41と第2支持部42の間の空間Ar(目視開口)に、第3支持部43が配置されている。この第3支持部43は、側辺支持部の高さ位置(Hx1、Hy1)より低い位置(Hz1)からシートを掬い上げて側辺支持部の高さ位置(Hx2、Hy2)に案内する傾斜面43θが形成され、その掬い上げ始点46にシート先端が到達すると、この傾斜面43θの作用でシートは掬い上げられる。

0071

そしてシートは排紙方向に送られると図9に示すように、両側辺部Sr,Slを第1支持部41と第2支持部42に支持され、その左右先端部のシートコーナSx、Syはコーナエッジ支持部44、45に支持される。このコーナエッジ支持部44,45が、シートコーナSx,Syに近接するとシート耳部の垂れ下がりが少なくなる。従って排紙口33から送られたシートはメインスタッカ25とサブスタッカ27に確実に、正しい姿勢で積載される。

0072

Cシート積載装置
23 第1スタックトレイ
25メインスタック部材
27サブスタック部材
33 排紙口
40シート積載部材
41 第1支持部
42 第2支持部
43 第3支持部
43θ 傾斜面
Ar 空間(目視開口)
44コーナ支持エッジ
45 コーナ支持エッジ
50 サブスタック部材(第2実施形態)
51 第1側辺支持部
52 第2側辺支持部
53 中央支持部
54先端辺支持部
55 サブスタック部材(第3実施形態)
56 第1側辺支持部
57 中央支持部
58 中央支持部
59 第2側辺支持部
Srシート右側辺
Sl シート左側辺
Scシート中央部
Sxシートコーナ
Sy シートコーナ
Q 屈曲点

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