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技術 集電箱

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 川口慶
出願日 2015年2月24日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2015-034229
公開日 2016年9月1日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2016-158383
状態 特許登録済
技術分野 配電盤 分電盤
主要キーワード ネジ端子 差込み式 長方形部分 商用電源用 通線用 導電バー 集電箱 過負荷電流
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月1日)のものです。
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図面 (10)

課題

電流が流れている導電部材に触れにくい集電箱を提供する。

解決手段

導電バー50は、複数の入力用ブレーカ10の各々が有する2次側端子出力用ブレーカ20が有する1次側端子21との間に電気的に接続されている。この導電バー50は、単相3線式配線のL1相の電圧線に接続される第1導電バー51と、単相3線式配線のL2相の電圧線に接続される第2導電バー52と、単相3線式配線の中性線に接続される第3導電バー53とを含む。開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第3導電バー53が、第1導電バー51の一部及び第2導電バー52の一部とそれぞれ重なり、かつ、第3導電バー53が、第1導電バー51及び第2導電バー52よりも開口に近い位置に配置されている。

概要

背景

従来、商用電源が接続される商用電源用ブレーカと、分散型電源が接続される連系用ブレーカとを箱体収納した配線装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この配線装置では、箱体の内部に、帯板状の3本の導電バーが互いに並行するようにして取り付けられている。3本の導電バーに対して商用電源用ブレーカと連系用ブレーカとが電気的に接続されており、商用電源用ブレーカと連系用ブレーカとは導電バーの長手方向に並ぶように配置されている。なお、単相3線式のAC100V/200V配線の場合、配線装置は、2本の電圧線中性線とにそれぞれ接続される3本の導電バーを備える。

概要

電流が流れている導電部材に触れにくい集電箱を提供する。導電バー50は、複数の入力用ブレーカ10の各々が有する2次側端子出力用ブレーカ20が有する1次側端子21との間に電気的に接続されている。この導電バー50は、単相3線式配線のL1相の電圧線に接続される第1導電バー51と、単相3線式配線のL2相の電圧線に接続される第2導電バー52と、単相3線式配線の中性線に接続される第3導電バー53とを含む。開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第3導電バー53が、第1導電バー51の一部及び第2導電バー52の一部とそれぞれ重なり、かつ、第3導電バー53が、第1導電バー51及び第2導電バー52よりも開口に近い位置に配置されている。

目的

本発明は上記課題に鑑みてなされ、電流が流れている導電部材に触れにくい集電箱を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

それぞれ対応する交流電源から交流電力が入力される複数の入力用ブレーカと、出力用ブレーカと、前記複数の入力用ブレーカの各々が有する2次側端子と前記出力用ブレーカが有する1次側端子との間に電気的に接続された導電バーと、前面が開口した箱型であって内部に前記複数の入力用ブレーカと前記出力用ブレーカと前記導電バーとを収納するキャビネットとを備え、前記導電バーは、単相3線式配線のL1相の電圧線に接続される第1導電バーと、単相3線式配線のL2相の電圧線に接続される第2導電バーと、単相3線式配線の中性線に接続される第3導電バーとを含み、前記開口から前記キャビネットの内部を見た場合に、前記第3導電バーが、前記第1導電バーの一部及び前記第2導電バーの一部とそれぞれ重なり、かつ、前記第3導電バーが、前記第1導電バー及び前記第2導電バーよりも前記開口に近い位置に配置されるように、前記導電バーが前記キャビネットの内部に配置されたことを特徴とする集電箱

請求項2

前記開口から前記キャビネットの内部を見た場合に、前記第1導電バーと前記第2導電バーの間に前記第3導電バーが位置するように、前記導電バーが前記キャビネットの内部に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の集電箱。

請求項3

前記開口から前記キャビネットの内部を見た場合に、前記第1導電バー、前記第2導電バー及び前記第3導電バーの各々を部分的又は全体的に覆うカバーを更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集電箱。

技術分野

0001

本発明は、集電箱に関し、より詳細には、複数の電源から入力される電力集約して外部に出力する集電箱に関する。

背景技術

0002

従来、商用電源が接続される商用電源用ブレーカと、分散型電源が接続される連系用ブレーカとを箱体収納した配線装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この配線装置では、箱体の内部に、帯板状の3本の導電バーが互いに並行するようにして取り付けられている。3本の導電バーに対して商用電源用ブレーカと連系用ブレーカとが電気的に接続されており、商用電源用ブレーカと連系用ブレーカとは導電バーの長手方向に並ぶように配置されている。なお、単相3線式のAC100V/200V配線の場合、配線装置は、2本の電圧線中性線とにそれぞれ接続される3本の導電バーを備える。

先行技術

0003

特開2003−37940号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載された配線装置では、3本の導電バーが互いに並行するように配置されているが、メンテナンス時などに、電流が流れている導電バーに作業員が触れにくくすることが求められている。

0005

本発明は上記課題に鑑みてなされ、電流が流れている導電部材に触れにくい集電箱を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の集電箱は、それぞれ対応する交流電源から交流電力が入力される複数の入力用ブレーカと、出力用ブレーカと、前記複数の入力用ブレーカの各々が有する2次側端子と前記出力用ブレーカが有する1次側端子との間に電気的に接続された導電バーと、前面が開口した箱型であって内部に前記複数の入力用ブレーカと前記出力用ブレーカと前記導電バーとを収納するキャビネットとを備え、前記導電バーは、単相3線式配線のL1相の電圧線に接続される第1導電バーと、単相3線式配線のL2相の電圧線に接続される第2導電バーと、単相3線式配線の中性線に接続される第3導電バーとを含み、前記開口から前記キャビネットの内部を見た場合に、前記第3導電バーが、前記第1導電バーの一部及び前記第2導電バーの一部とそれぞれ重なり、かつ、前記第3導電バーが、前記第1導電バー及び前記第2導電バーよりも前記開口に近い位置に配置されるように、前記導電バーが前記キャビネットの内部に配置されたことを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、電流が流れている導電部材に触れにくい集電箱を提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

実施形態の集電箱を用いた全体システムの概略的なブロック図である。
実施形態の集電箱を示し、前扉が外されたキャビネットの正面図である。
実施形態の集電箱が備える第1導電部材の外観斜視図である。
実施形態の集電箱を示し、図2におけるA1−A1断面図である。
実施形態の集電箱を示し、図2におけるB1−B1断面図である。
実施形態の集電箱が備える第2導電部材の側面図である。
実施形態の集電箱の変形例を示し、前扉が外されたキャビネットの正面図である。
実施形態の集電箱の変形例を示し、図7におけるC1−C1断面図である。
実施形態の集電箱の変形例に用いられるカバーが折り曲げられる前の状態の平面図である。

実施例

0009

以下、本実施形態に係る集電箱について図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。

0010

図1は本実施形態の集電箱1を用いた太陽光発電システムシステム構成図である。図2は前扉が外された状態の集電箱1の正面図である。なお、以下の説明では、集電箱1が施工場所(例えば建物外壁など)に設置された状態での上下左右を上下左右として説明を行う。すなわち、図2のX軸方向を前後方向、図2のY軸方向を左右方向とし、図2のZ軸方向を前後方向として説明するが、集電箱1を取り付ける向きを上記の方向に限定する趣旨ではない。

0011

本実施形態の集電箱1は、図1に示すように、複数の入力用ブレーカ10と、出力用ブレーカ20と、導電部材30とを備えている。本実施形態では導電部材30が、入力用ブレーカ10に直接接続される第1導電部材40と、この第1導電部材40と出力用ブレーカ20との間を電気的に接続する第2導電部材50とで構成されている(図2参照)。

0012

本実施形態の集電箱1は単相3線式のAC100V/200V配線に用いられる。第1導電部材40は、図2及び図3に示すように、単相3線式配線のL1相の電圧線に電気的に接続される導電バー41と、L2相の電圧線に電気的に接続される導電バー42と、中性線に電気的に接続される導電バー43とで構成される。また、第2導電部材50は、図2に示すように第1導電バー51と第2導電バー52と第3導電バー53とで構成される。第1導電バー(以下、導電バーと記載する。)51は、単相3線式配線のL1相の電圧線に電気的に接続される。第2導電バー(以下、導電バーと記載する。)52は、単相3線式配線のL2相の電圧線に電気的に接続される。第3導電バー(以下、導電バーと記載する。)53は、単相3線式配線の中性線に電気的に接続される。本実施形態では、導電バー41,51がL1相に接続され、導電バー42,52がL2相に接続されているが、導電バー41,51がL2相に接続され、導電バー42,52がL1相に接続されてもよい。導電部材30は、第1導電部材40と第2導電部材50とが一体化された導電部材でもよい。すなわち、導電バー41と導電バー51、導電バー42と導電バー52、導電バー43と導電バー53が、それぞれ一体化されてもよい。

0013

本実施形態の集電箱1では、複数ある入力用ブレーカ10の各々に分散型電源100が接続されている。分散型電源100は交流電力を出力する分散型の電源であり、例えば太陽電池モジュール101と、太陽電池モジュール101によって発電された直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ102とを有する。太陽電池モジュール101で発電された直流電力はパワーコンディショナ102によって交流電力に変換されて、対応する入力用ブレーカ10の1次側端子11に入力される。各入力用ブレーカ10は、1次側端子11に入力された交流電力を、2次側端子12に接続された導電部材30を介して出力用ブレーカ20の1次側端子21に出力する。出力用ブレーカ20は、1次側端子21に入力された交流電力を、2次側端子22に接続された電線201を介して例えば交流電力系統に出力する。

0014

このように、本実施形態の集電箱1は、複数の分散型電源100から入力用ブレーカ10を介して入力された交流電力を集約し、出力用ブレーカ20を介して外部に出力するために使用される。これにより、集電箱1に接続された複数の分散型電源100を系統電源と連系させたり、集電箱1に接続された複数の分散型電源100で発電された電力を電力会社に売電したりすることができる。なお、本実施形態では集電箱1に入力用ブレーカ10が5つ収納されているが、入力用ブレーカ10の数は5つに限定されず、設計などに応じて適宜変更が可能である。

0015

以下、集電箱1を構成する各構成要素について説明する。

0016

複数の入力用ブレーカ10の各々は、分散型電源100からの電線103が電気的に接続される1次側端子11(図2参照)と、導電部材30(第1導電部材40)に電気的に接続される差し込み式の2次側端子12(図4参照)とを有する。また、複数の入力用ブレーカ10の各々はハンドル13とケース14とを更に有している。なお図2では、一部の入力用ブレーカ10の1次側端子11に接続される電線103の図示を省略している。

0017

ケース14は、絶縁性を有する合成樹脂樹脂成形品であり、平面視の形状が長方形状である箱型に形成されている。

0018

ケース14の内部には、1次側端子11と2次側端子12との間に電気的に接続された接点が収納されており、ハンドル13の操作に応じて接点のオンオフ切り替えられる。入力用ブレーカ10は、例えば、過電流短絡電流過負荷電流など)が流れたときに回路を保護する過電流保護機能を備えた回路遮断器である。なお、入力用ブレーカ10は、過電流保護機能に加えて漏洩電流に対する保護機能を備えた漏電遮断器でもよい。

0019

ケース14の長手方向における一端側には、1次側端子11を構成する3極のネジ端子が短手方向に並べて配置されている。ケース14の長手方向における他端側の端面には、3つの挿入溝15が、前後方向(ケース14の高さ方向)においてほぼ一定のピッチで設けられている。ケース14の内部には、3つの挿入溝15の各々に対応する位置に差込み式の2次側端子12が収納されている。3つの挿入溝15の各々に、板状又は棒状の第1導電部材40が挿入されると、2次側端子12が第1導電部材40を両側から挟むことによって、2次側端子12が第1導電部材40に電気的に接続される。

0020

出力用ブレーカ20は、導電部材30(第2導電部材50)が電気的に接続される1次側端子21と、出力用の電線201が電気的に接続される2次側端子22とを有する。また、出力用ブレーカ20はハンドル23とケース24とを更に有している。なお、出力用ブレーカ20の2次側端子22は、例えば売電用の電力量計を介して系統電源に接続される。

0021

ケース24は、絶縁性を有する合成樹脂の樹脂成形品であり、平面視の形状が長方形状である箱型に形成されている。

0022

ケース24の内部には、1次側端子21と2次側端子22との間に電気的に接続された接点が収納されており、ハンドル23の操作に応じて接点のオン/オフが切り替えられる。出力用ブレーカ20は、例えば、過電流保護機能を備えた回路遮断器である。なお、出力用ブレーカ20は、過電流保護機能に加えて漏洩電流に対する保護機能を備えた漏電遮断器でもよい。

0023

ケース24の長手方向における一端側(施工状態における上側)には、1次側端子21を構成する3極のネジ端子が短手方向に並べて配置されている。本実施形態では、1次側端子21を構成する3極のネジ端子は、前後方向においてほぼ同じ位置に配置されている。ケース24の長手方向における他端側(施工状態における下側)には、2次側端子22を構成する3極のネジ端子が短手方向に並べて配置されている。

0024

キャビネット60は、縦長の矩形板状の背板61と、背板61の周縁から前方に突出する側壁とを有し、前面のほぼ全体に開口68が設けられた箱形に形成されている。キャビネット60の前面には前扉が開閉自在に取り付けられており、前扉を閉じた状態ではキャビネット60の前面の開口68が閉塞される。キャビネット60の側壁のうち、キャビネット60が施工場所に設置された状態で下側となる側壁には、電線を通すための通線用貫通孔が左右に1箇所ずつ設けられている。

0025

キャビネット60の背板61には、それぞれ長尺金属板からなる2本の縦桟62が、背板61の左右両側に取り付けられている。2本の縦桟62は、縦桟62の長手方向が背板61の長手方向(施工状態における上下方向)とほぼ平行になるように、背板61に取り付けられている。

0026

2本の縦桟62の上側には、2本の縦桟62の間に架け渡すようにして2本の横桟63が取り付けられている。2本の横桟63は上下に間隔をあけて配置されており、2本の横桟63に架け渡されるように支持板64が固定されている。支持板64は、縦方向の寸法に比べて横方向の寸法の方が大きい矩形の金属板であり、縦桟62の長手方向と支持板64の短手方向がほぼ平行になるように横桟63に固定されている。支持板64には、複数の入力用ブレーカ10が取り付けられる取付台65が固定されている。

0027

2本の縦桟62の下側には、2本の縦桟62の間に架け渡すようにして支持板66が取り付けられている。この支持板66には、出力用ブレーカ20が取り付けられる取付板67がネジ止めなどの方法で固定されている。本実施形態では取付板67の右側に出力用ブレーカ20が取り付けられており、取付板67の左側の空きスペースに入力用ブレーカ10が1つ取り付けられている。取付板67に取り付けられた入力用ブレーカ10には、入力用ブレーカ10の2次側端子12に電気的に接続される接続端子を備えた変換アダプタ80が取り付けられている。変換アダプタ80には3極のネジ式端子台81が設けられている。ネジ式端子台81が備える各極のネジ端子は、変換アダプタ80に接続された入力用ブレーカ10の1次側端子11に電気的に接続されている。

0028

取付台65の右側には、2つの入力用ブレーカ10が上下方向に並べて取付可能な第1取付スペース651が設けられている。取付台65の左側には、別の2つの入力用ブレーカ10が上下方向に並べて取付可能な第2取付スペース652が設けられている。また、取付台65には、第1取付スペース651と第2取付スペース652との間に第1導電部材40が取り付けられている。なお、取付台65に取り付けられる入力用ブレーカ10の数は4つに限定されず、入力用ブレーカ10の数に合わせて取付台65の大きさが変更されればよい。

0029

第1導電部材40は、図2及び図3に示すように、L1相に接続される導電バー41と、L2相に接続される導電バー42と、中性線に接続される導電バー43とを有している。

0030

導電バー41は平面視の形状が細長い矩形状に形成された金属板であり、導電バー41の長手方向における両端部には貫通孔414が設けられている。導電バー41は、長手方向が支持板64の短手方向とほぼ平行し、かつ、導電バー43の右側に位置するように取付台65の前面に置かれ、貫通孔414に通したネジ71を取付台65のネジ穴ねじ込むことによって取付台65に固定される。導電バー41の左側縁には、導電バー41の左側縁から突出する部位をほぼ直角に折り曲げることによって、前方に突出する突出部413が複数箇所図3では6箇所)に設けられている。各突出部413には接続端子411,412が設けられている。接続端子411(第1接続部)は、突出部413から右側に突出し、第1取付スペース651に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される。接続端子411は、入力用ブレーカ10が備える3箇所の挿入溝15のうち、最も後側(取付台65に近い側)に位置する挿入溝15に挿入可能な高さ位置に設けられ、挿入溝15に臨むように配置された2次側端子12に電気的に接続される。接続端子412(第2接続部)は、突出部413から左側に突出し、第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される。接続端子412は、入力用ブレーカ10が備える3箇所の挿入溝15のうち、前後方向の中央に位置する挿入溝15に挿入可能な高さ位置に設けられ、挿入溝15に臨むように配置された2次側端子12に電気的に接続される。

0031

導電バー42は平面視の形状が細長い矩形状に形成された金属板であり、導電バー42の長手方向における両端部には貫通孔424が設けられている。導電バー42は、長手方向が支持板64の短手方向とほぼ平行し、かつ、導電バー43の左側に位置するように取付台65の前面に置かれ、貫通孔424に通したネジ71を取付台65のネジ穴にねじ込むことによって取付台65に固定される。導電バー42の右側縁には、導電バー41の左側縁から突出する部位をほぼ直角に折り曲げることによって、前方に突出する突出部413が複数箇所(図3では6箇所)に設けられている。各突出部423には接続端子421,422が設けられている。接続端子421(第1接続部)は、突出部423から右側に突出し、第1取付スペース651に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される。接続端子421は、入力用ブレーカ10が備える3箇所の挿入溝15のうち、前後方向の中央に位置する挿入溝15に挿入可能な高さ位置に設けられ、挿入溝15に臨むように配置された2次側端子12に電気的に接続される。接続端子422(第2接続部)は、突出部423から左側に突出し、第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される。接続端子422は、入力用ブレーカ10が備える3箇所の挿入溝15のうち、最も後側(取付台65に近い側)に位置する挿入溝15に挿入可能な高さ位置に設けられ、挿入溝15に臨むように配置された2次側端子12に電気的に接続される。

0032

導電バー43は、平面視の形状が細長い矩形状に形成された金属板であり、長手方向における両側の端部431が長手方向における中間部432よりも後側に位置するように、中間部432と端部431との間でZ形に曲げられている。導電バー43の両側の端部431には貫通孔433がそれぞれ設けられている。取付台65の左右方向における中央部には、前方に突出する柱状部653が、上下両側にそれぞれ設けられている(図4参照)。導電バー43は、柱状部653の先端面に端部431が置かれた状態で、貫通孔433に通したネジ71を柱状部653のネジ穴にねじ込むことで、上下両側にある柱状部653の間に架け渡されるようにして取付台65に固定される。導電バー43の中間部432は、第1取付スペース651及び第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10の3箇所の挿入溝15のうち、最も前側の(取付台65から最も遠い位置にある)挿入溝15に挿入可能な高さ位置に配置されている。したがって、導電バー43の中間部432の右端部は、第1取付スペース651に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入され、中間部432の左端部は、第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される。ここにおいて、第1取付スペース651に取り付けられた入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される中間部432の右端部が第1接続部となる。また、第2取付スペース652に取り付けられた入力用ブレーカ10の挿入溝15に挿入される中間部432の左端部が第2接続部となる。

0033

したがって、第1取付スペース651に取り付けられる入力用ブレーカ10では、最も後側にある挿入溝15に導電バー41の接続端子411が挿入され、前後方向の中間位置にある挿入溝15に導電バー42の接続端子421が挿入される。また、第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10では、最も後側の挿入溝15に導電バー42の接続端子422が挿入され、前後方向の中間位置にある挿入溝15に導電バー41の接続端子412が挿入される。また、第1取付スペース651及び第2取付スペース652にそれぞれ取り付けられる入力用ブレーカ10では、最も前側にある挿入溝15に導電バー43の中間部432が挿入される。なお本実施形態では、分散型電源100から集電箱1にAC200Vの交流電力が入力されるので、分散型電源100に接続された入力用ブレーカ10では、L1相及びL2相に対応した1次側端子11にAC200Vの交流電力が入力される。したがって、分散型電源100から入力用ブレーカ10を介してL1相の導電バー41とL2相の導電バー42とにAC200Vの交流電力が入力されることになる。なお、第1取付スペース651に取り付けられる入力用ブレーカ10は、ケース14の長手方向が左右方向とほぼ平行になり、かつ、1次側端子11が右側に配置されるようにして取付台65に取り付けられる。また、第2取付スペース652に取り付けられる入力用ブレーカ10は、ケース14の長手方向が左右方向とほぼ平行になり、かつ、1次側端子11が左側に配置されるようにして取付台65に取り付けられる。

0034

次に、第2導電部材50について図2図4図6を参照して説明する。第2導電部材50は、L1相に接続される導電バー51と、L2相に接続される導電バー52と、中性線に接続される導電バー53とを有している。

0035

導電バー51は、金属板を加工して形成されており、平面視の形状がZ字形に形成された主部512と、主部512の一端側(下端側)をクランク状に折り曲げることによって主部512との間に僅かな段差が設けられた端子部511とを有する。主部512の一端側に設けられた端子部511は、出力用ブレーカ20が有するL1相の1次側端子21(本実施形態では右端のネジ端子)に接続される。主部512の他端側の端部は、取付台65の前面において柱状部653の右側に配置される導電バー41の一端(下側端)に重ねて配置され、ネジ71を用いて導電バー41と一緒に取付台65にネジ固定される(図4参照)。これにより、L1相の導電バー41と導電バー51とが電気的に接続される。

0036

導電バー52は、金属板を加工して形成されており、平面視の形状がZ字形に形成された主部521と、主部521の一端側(上端側)をクランク状に折り曲げることによって主部521との間に僅かな段差が設けられた端子部522とを有する。主部521の他端側(下側)の端部は、出力用ブレーカ20が有するL2相の1次側端子21(本実施形態では左端のネジ端子)に接続される。主部521の一端側に設けられた端子部522は、取付台65の前面において柱状部653の左側に配置されるL2相の導電バー42の一端(下側端)に重ねて配置され、ネジ71を用いて導電バー42と一緒に取付台65にネジ固定される(図4参照)。これにより、L2相の導電バー42と導電バー52とが電気的に接続される。

0037

本実施形態では、取付台65に取り付けられた導電バー41,42の前面と、出力用ブレーカ20が有する1次側端子21の前面との間に僅かな高低差が存在する。この高低差を吸収するために、導電バー51,52はそれぞれ中間部でクランク状に折り曲げられている(図5及び図6参照)。

0038

導電バー53は、金属板を加工して形成されており、第1端子部531と主部532と第2端子部533とを有している。主部532は平面視の形状がZ字形に形成されている。主部532の一端側(下端側)には端子部531が設けられ、主部532の他端側(上端側)には端子部533が設けられている。端子部531は、主部532の一端側から突出する部位をクランク状に折り曲げることによって形成されており、端子部531と主部532とがほぼ平行し、かつ、端子部531と主部532との間に段差が設けられている。この端子部531は、出力用ブレーカ20が有する中性線用の1次側端子21(本実施形態では中央のネジ端子)に接続される。端子部533は、主部532の他端側から突出する部位をクランク状に折り曲げることによって形成されており、端子部533と主部532とがほぼ平行し、かつ、端子部533と主部532との間に段差が設けられている。端子部533は、柱状部653の前側に配置される中性線用の導電バー43に重ねて配置され、ネジ71を用いて導電バー43と一緒に取付台65にネジ固定される(図4及び図5参照)。これにより、中性線用の導電バー43と導電バー53とが電気的に接続される。本実施形態では、施工状態において、柱状部653の前面が、出力用ブレーカ20が有する1次側端子21の前面よりも前側に位置しているので、端子部533が端子部531よりも前側に配置されるように、導電バー53の両端がクランク状に曲げられている。

0039

また、図2に示すように、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、中性線に接続される導電バー53が導電バー51の一部及び導電バー52の一部とそれぞれ重なるように、導電バー51〜53がキャビネット60の内部に収納されている。また、図5及び図6に示すように、導電バー53が導電バー51,52よりも開口68に近い位置に配置されるように、導電バー51〜53がキャビネット60の内部に配置されている。

0040

本実施形態では、分散型電源100から入力用ブレーカ10にAC200Vの交流電力が入力されるから、L1相の導電バー51とL2相の導電バー52とにAC200Vの交流電力が入力され、中性線に接続される導電バー53には電流が流れない。そして、導電バー53が導電バー51,52よりも開口68に近い位置に配置され、導電バー53によって導電バー51,52の一部が覆われているから、電圧線に接続される導電バー51,52に触れにくくなり、安全性が向上する。

0041

また、中性線に接続される導電バー53は、L1相に接続される導電バー51と、L2相に接続される導電バー52との間に位置するように、導電バー51〜53がキャビネット60の内部に配置されている(図2参照)。本実施形態では、前方から見て、中性線に接続される導電バー53の左右に、L1相に接続される導電バー51と、L2相に接続される導電バー52とが配置されている。そして、導電バー51,52の間に配置される導電バー53が、導電バー51,52よりも開口68に近い位置に配置されるから、導電バー53の両側に位置する導電バー51,52に触れにくくなり、安全性が向上する。

0042

また、取付板67に取り付けられた入力用ブレーカ10の2次側端子12は、変換アダプタ80のネジ式端子台81が有する各極のネジ端子に電気的に接続されている。ネジ式端子台81が有する3極のネジ端子のうち、L1相のネジ端子には電線82の一端が接続され、電線82の他端は導電バー51に接続されている。ネジ式端子台81が有する3極のネジ端子のうち、L2相のネジ端子には電線83の一端が接続され、電線83の他端は導電バー52に接続されている。ネジ式端子台81が有する3極のネジ端子のうち、中性極のネジ端子には電線84の一端が接続され、電線84の他端は導電バー53に接続されている。したがって、取付板67に取り付けられる入力用ブレーカ10の2次側端子12も変換アダプタ80と電線82〜84を介して導電バー51〜53に電気的に接続されることになる。

0043

したがって、複数台の入力用ブレーカ10の2次側端子12が導電部材30を介して出力用ブレーカ20の1次側端子21に電気的に接続される。よって、複数の分散型電源100から入力用ブレーカ10に入力される交流電力を集約して、出力用ブレーカ20から外部に出力することができる。

0044

本実施形態の集電箱1において、図7及び図8に示すように、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、導電バー51〜53の各々を部分的に覆うカバー90を更に備えてもよい。

0045

カバー90は例えば合成樹脂の成型品であり、図9に示すように、主部91と、一対の脚部92とを一体に備えている。主部91は、横長の長方形部分の長辺からほぼ半円形の突出部が突出するような形状に平面視の形状が形成されている。主部91の長方形部分の長手方向における両端部にはそれぞれ脚部92が連結されている。脚部92は、主部91との境界部分で折り曲げられることによって、主部91とほぼ直交する方向に突出する(図8参照)。主部91とほぼ直交する方向に脚部92を折り曲げることによって、カバー90は下側から見た形状がU形に形成され、脚部92の先端の爪93を例えば取付台65に結合させることで、カバー90が取付台65に取り付けられる。図7に示すように開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、取付台65に取り付けられたカバー90で、導電バー51,52,53がそれぞれ部分的に覆われているから、導電バー51,52,53に触れにくくなり、安全性が向上する。なお、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、取付台65に取り付けられたカバー90で、導電バー51,52,53を全体的に覆ってもよく、安全性が更に向上する。

0046

以上説明したように、本実施形態の集電箱1は、複数の入力用ブレーカ10と、出力用ブレーカ20と、導電バー(第2導電部材50)と、キャビネット60とを備える。複数の入力用ブレーカ10の各々は、それぞれ対応する交流電源(分散型電源100)から交流電力が入力される。導電バー(第2導電部材50)は、複数の入力用ブレーカ10の各々が有する2次側端子12と出力用ブレーカ20が有する1次側端子21との間に電気的に接続される。キャビネット60は、前面が開口した箱型であって内部に複数の入力用ブレーカ10と出力用ブレーカ20と導電バーとを収納する。導電バーは、単相3線式配線のL1相の電圧線に接続される第1導電バー(導電バー51)と、単相3線式配線のL2相の電圧線に接続される第2導電バー(導電バー52)と、単相3線式配線の中性線に接続される第3導電バー(導電バー53)とを含む。開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第3導電バーが、第1導電バーの一部及び第2導電バーの一部とそれぞれ重なるように、導電バーがキャビネット60の内部に配置される。さらに、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第3導電バーが、第1導電バー及び第2導電バーよりも開口68に近い位置に配置されるように、導電バーがキャビネット60の内部に配置される。

0047

第3導電バーが第1導電バー及び第2導電バーよりも開口68に近い位置に配置され、第3導電バーによって第1導電バーの一部及び第2導電バーの一部が覆われるから、電圧線に接続される第1導電バー、第2導電バーに触れにくくなり、安全性が向上する。

0048

また、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第1導電バー(導電バー51)と第2導電バー(導電バー52)の間に第3導電バー(導電バー53)が位置するように、導電バー(第2導電部材50)がキャビネット60の内部に配置されてもよい。

0049

第1導電バーと第2導電バーとの間に位置する第3導電バーが、第1導電バー及び第2導電バーよりも開口68に近い位置に配置されるから、電圧線に接続される第1導電バー、第2導電バーに触れにくくなり、安全性が更に向上する。

0050

また、開口68からキャビネット60の内部を見た場合に、第1導電バー(導電バー51)、第2導電バー(導電バー52)及び第3導電バー(導電バー53)の各々を部分的又は全体的に覆うカバー90を更に備えてもよい。

0051

カバー90が第1導電バー、第2導電バー及び第3導電バーの各々を覆うことによって、電圧線に接続される第1導電バー、第2導電バーに触れにくくなるから、安全性が更に向上する。

0052

上記の実施形態では、分散型電源100として、太陽電池モジュール101で発電された直流電力を交流電力に変換して出力するような電源を例示しているが、分散型電源100は太陽電池モジュール101を備えた電源に限定されない。分散型電源100は、例えば燃料電池風力発電システムなどで発電された電力を出力する電源でもよい。

0053

1集電箱
10入力用ブレーカ
111次側端子
122次側端子
20出力用ブレーカ
21 1次側端子
22 2次側端子
30導電部材
40 第1導電部材
50 第2導電部材(導電バー)
51 導電バー(第1導電バー)
52 導電バー(第2導電バー)
53 導電バー(第3導電バー)
60キャビネット
68 開口
90 カバー

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