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技術 配送管理システム

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 山本千恵子
出願日 2015年2月26日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2015-036352
公開日 2016年9月1日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2016-155674
状態 特許登録済
技術分野 物流システム 特定用途計算機
主要キーワード 算出要求 配送履歴 宅配料金 コンピュター NFCチップ 配送管理サーバ 配送管 近距離無線通信用
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月1日)のものです。
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図面 (6)

課題

依頼人受取人住所氏名などの個人情報が記載された配送伝票を用いることなく,荷物配送を管理できるシステムを提供することを課題とする。

解決手段

依頼人は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を操作して,荷物5の配送情報を入力し,配送管理サーバ3へ配送情報を送信する。配送管理サーバ3は,携帯通信機器2から送信された配送情報に対応する配送番号を生成した後,配送番号に関連付けて配送情報を記憶すると共に,配送番号を依頼人の携帯通信機器2へ送信する。依頼人は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を操作して,配送管理サーバ3から受信した配送番号をRFIDタグ4に書き込み,配送管理サーバ3は,RFIDタグ4から読み出した配送番号を利用して荷物5の配送を管理する。

概要

背景

宅配業者荷物配送依頼する際,依頼人受取人住所氏名などの荷物の配送情報が記載された複写式の配送伝票が必要とされている。配送伝票に記載される内容は,依頼人が手書きで複写式の配送伝票に記入することが多いが,現在では,スマートフォンパーソナルコンピュータを用いて,依頼人が配送伝票に記入する配送情報を宅配業者のサーバに予め登録しておき、宅配業者の配送センターに設置された端末にて配送伝票をプリントアウトできるサービスも宅配業者から提供されている。

荷物に貼る配送伝票には,配送伝票の識別に用いる伝票番号と伝票番号をエンコードしたバーコード印字され,宅配業者は,この伝票番号を用いて配送伝票が貼られた荷物の配送を管理するが,伝票番号をエンコードしたバーコードを用いて荷物の配送を管理すると,「配送伝票を貼る位置が規制される」,「複数の荷物から一度に伝票番号を読み取れない」などの問題があるため,RFIDタグRFID: Radio Frequency Identifier)を利用して荷物の配送を管理する試みが検討されている。

例えば,特許文献1,2では,RFIDタグを有する配送伝票やラベルを用いて,荷物の配送の効率化を図る発明が開示されている。特許文献1は,荷物に貼るRFIDタグが記憶しているID番号と荷物に貼る配送伝票の伝票番号を関連付けて宅配業者のホストコンピュータに記憶させて,荷物の配送管理の効率化を図る発明である。また,特許文献2は,受取人を特定する情報を荷物に貼るRFIDタグに記憶させておき,受取人を特定する情報を荷物の受領時にRFIDタグから読み取りホストコンピュータに記憶させて,荷物の受領処理の効率化を図る発明である。

概要

依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が記載された配送伝票を用いることなく,荷物の配送を管理できるシステムを提供することを課題とする。依頼人は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を操作して,荷物5の配送情報を入力し,配送管理サーバ3へ配送情報を送信する。配送管理サーバ3は,携帯通信機器2から送信された配送情報に対応する配送番号を生成した後,配送番号に関連付けて配送情報を記憶すると共に,配送番号を依頼人の携帯通信機器2へ送信する。依頼人は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を操作して,配送管理サーバ3から受信した配送番号をRFIDタグ4に書き込み,配送管理サーバ3は,RFIDタグ4から読み出した配送番号を利用して荷物5の配送を管理する。

目的

本発明は,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が記載された配送伝票を用いることなく,荷物の配送を管理できるシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

近距離無線通信により通信するRFIDタグと,移動体通信により通信する配送管理サーバと,移動体通信により前記配送管理サーバと通信し,近距離無線通信により前記RFIDタグと通信する携帯通信機器とから少なくとも構成され,前記携帯通信機器は,依頼人荷物配送宅配業者依頼するときに実行する配送依頼処理として,受取人住所氏名および連絡先を少なくとも荷物の配送情報として依頼人から取得した後,前記配送情報を含む配送依頼要求を前記配送管理サーバへ送信する処理と,前記配送情報に対応する配送番号を前記配送管理サーバから受信すると,前記配送管理サーバから受信した配送番号を荷物に貼る前記RFIDタグに書き込む処理を実行するUIアプリケーションを備え,前記配送管理サーバは,前記配送依頼要求を前記携帯通信機器から受けると,前記配送依頼要求に対応する処理として,前記配送依頼要求に対応する配送番号を生成した後,前記配送依頼要求を送信した前記携帯通信機器へ配送番号を送信する処理と,配送番号に関連付けて前記配送依頼要求に含まれる前記配送情報を記憶する処理を実行し,荷物の配送に係る機器から,前記RFIDタグから読み出した配送番号を含む処理要求を受けると,前記配送管理サーバが受けた処理要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報を用い,前記配送管理サーバが受けた処理要求に対応する処理を実行する配送管理部を備え,ていることを特徴とする配送管理システム

請求項2

前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,受取人が荷物を受け取るときに実行する荷物受領処理として,配送された荷物に貼られた前記RFIDタグから配送番号を読み取る処理と,前記RFIDタグから読み取った配送番号と受取人の連絡先を含む受取人確認要求を前記配送管理サーバへ送信する処理を実行し,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,受取人が所持する前記携帯通信機器から前記受取人確認要求を受信すると,前記受取人確認要求に対応する処理として,前記受取人確認要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報から受取人の連絡先を取得し,前記受取人確認要求に含まれる受取人の連絡先と照合する,ことを特徴とする,請求項1に記載した配送管理システム。

請求項3

前記携帯通信機器は,前記携帯通信機器の位置情報を検出する位置検出部を備え,前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,前記荷物受領処理において,前記位置検出部から取得した位置情報を前記受取人確認要求に含ませ,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,前記受取人確認要求に対応する処理として,前記受取人確認要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報から受取人の住所を取得し,前記受取人確認要求に含まれる位置情報と照合する,ことを特徴とする,請求項2に記載した配送管理システム。

請求項4

前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,前記配送依頼処理において,前記配送依頼要求に対応する配送番号を前記配送管理サーバから受信すると,受取人の連絡先に対して配送番号を送信し,受取人が荷物の配送を問い合わせるときに実行する荷物問い合わせ処理として,依頼人から送信された配送番号を含む荷物問い合わせ要求を前記配送管理サーバへ送信し,前記配送管理サーバから受信した前記配送情報を表示する処理を実行し,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,前記荷物問い合わせ要求を受取人が所持する前記携帯通信機器から受けると,前記荷物問い合わせ要求に対応する処理として,前記荷物問い合わせ要求を送信した前記携帯通信機器に対して,前記荷物問い合わせ要求に含まれる配送番号に関連付けられた前記配送情報を送信する処理を実行する,ことを特徴とする,請求項1から3のいずれかに記載した配送管理システム。

技術分野

0001

本発明は,宅配業者などによって行われる荷物配送を管理する技術に関する。

背景技術

0002

宅配業者に荷物の配送を依頼する際,依頼人受取人住所氏名などの荷物の配送情報が記載された複写式の配送伝票が必要とされている。配送伝票に記載される内容は,依頼人が手書きで複写式の配送伝票に記入することが多いが,現在では,スマートフォンパーソナルコンピュータを用いて,依頼人が配送伝票に記入する配送情報を宅配業者のサーバに予め登録しておき、宅配業者の配送センターに設置された端末にて配送伝票をプリントアウトできるサービスも宅配業者から提供されている。

0003

荷物に貼る配送伝票には,配送伝票の識別に用いる伝票番号と伝票番号をエンコードしたバーコード印字され,宅配業者は,この伝票番号を用いて配送伝票が貼られた荷物の配送を管理するが,伝票番号をエンコードしたバーコードを用いて荷物の配送を管理すると,「配送伝票を貼る位置が規制される」,「複数の荷物から一度に伝票番号を読み取れない」などの問題があるため,RFIDタグRFID: Radio Frequency Identifier)を利用して荷物の配送を管理する試みが検討されている。

0004

例えば,特許文献1,2では,RFIDタグを有する配送伝票やラベルを用いて,荷物の配送の効率化を図る発明が開示されている。特許文献1は,荷物に貼るRFIDタグが記憶しているID番号と荷物に貼る配送伝票の伝票番号を関連付けて宅配業者のホストコンピュータに記憶させて,荷物の配送管理の効率化を図る発明である。また,特許文献2は,受取人を特定する情報を荷物に貼るRFIDタグに記憶させておき,受取人を特定する情報を荷物の受領時にRFIDタグから読み取りホストコンピュータに記憶させて,荷物の受領処理の効率化を図る発明である。

先行技術

0005

特開2001−206514号公報
特開2004−130527号公報

発明が解決しようとする課題

0006

コンビニエンスストアなど宅配業者の取次店舗で荷物の配送を委託するケースも増え,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報漏えいを防止できることが望ましいといえるが,RFIDタグを有する配送伝票を利用して荷物の配送を管理する従来の技術では,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が配送伝票に記載されるため,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が宅配業者以外に知られてしまうことを防止できない。

0007

そこで,本発明は,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が記載された配送伝票を用いることなく,荷物の配送を管理できるシステムを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決する第1の発明は,近距離無線通信により通信するRFIDタグと,移動体通信により通信する配送管理サーバと,移動体通信により前記配送管理サーバと通信し,近距離無線通信により前記RFIDタグと通信する携帯通信機器とから少なくとも構成され,前記携帯通信機器は,依頼人が荷物の配送を宅配業者に依頼するときに実行する配送依頼処理として,受取人の住所氏名および受取人の連絡先を少なくとも荷物の配送情報として依頼人から取得した後,前記配送情報を含む配送依頼要求を前記配送管理サーバへ送信する処理と,前記配送情報に対応する配送番号を前記配送管理サーバから受信すると,前記配送管理サーバから受信した配送番号を荷物に貼る前記RFIDタグに書き込む処理を実行するUIアプリケーションを備え, 前記配送管理サーバは,前記配送依頼要求を前記携帯通信機器から受けると,前記配送依頼要求に対応する処理として,前記配送依頼要求に対応する配送番号を生成した後,前記配送依頼要求を送信した前記携帯通信機器へ配送番号を送信する処理と,配送番号に関連付けて前記配送依頼要求に含まれる前記配送情報を記憶する処理を実行し,荷物の配送に係る機器から,前記RFIDタグから読み出した配送番号を含む処理要求を受けると,前記配送管理サーバが受けた処理要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報を用い,前記配送管理サーバが受けた処理要求に対応する処理を実行する配送管理部を備えていることを特徴とする配送管理システムである。

0009

上述した課題を解決する第2の発明は,前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,受取人が荷物を受け取るときに実行する荷物受領処理として,配送された荷物に貼られた前記RFIDタグから配送番号を読み取る処理と,前記RFIDタグから読み取った配送番号と受取人の連絡先を含む受取人確認要求を前記配送管理サーバへ送信する処理を実行し,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,受取人が所持する前記携帯通信機器から前記受取人確認要求を受信すると,前記受取人確認要求に対応する処理として,前記受取人確認要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報から受取人の連絡先を取得し,前記受取人確認要求に含まれる受取人の連絡先と照合することを特徴とする,第1の発明に記載した配送管理システムである。

0010

上述した課題を解決する第3の発明は,前記携帯通信機器は,前記携帯通信機器の位置情報を検出する位置検出部を備え,前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,前記荷物受領処理において,前記位置検出部から取得した位置情報を前記受取人確認要求に含ませ,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,前記受取人確認要求に対応する処理として,前記受取人確認要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している前記配送情報から受取人の住所を取得し,前記受取人確認要求に含まれる位置情報と照合することを特徴とする,第2の発明に記載した配送管理システムである。

0011

上述した課題を解決する第4の発明は,前記携帯通信機器の前記UIアプリケーションは,前記配送依頼処理において,前記配送依頼要求に対応する配送番号を前記配送管理サーバから受信すると,受取人の連絡先に対して配送番号を送信し,受取人が荷物の配送を問い合わせるときに実行する荷物問い合わせ処理として,依頼人から送信された配送番号を含む荷物問い合わせ要求を前記配送管理サーバへ送信し,前記配送管理サーバから受信した前記配送情報を表示する処理を実行し,前記配送管理サーバの前記配送管理部は,前記荷物問い合わせ要求を受取人が所持する前記携帯通信機器から受けると,前記荷物問い合わせ要求に対応する処理として,前記荷物問い合わせ要求を送信した前記携帯通信機器に対して,前記荷物問い合わせ要求に含まれる配送番号に関連付けられた前記配送情報を送信する処理を実行することを特徴とする,第1の発明から第3の発明のいずれかに記載した配送管理システムである。

発明の効果

0012

上述した第1の発明によれば,携帯通信機器のUIアプリケーションが配送依頼処理を実行することで,依頼人が宅配業者に配送を依頼する荷物の配送情報が,配送情報に対応する配送番号に関連付けられて配送管理サーバに記憶され,更に,依頼人が宅配業者に配送を依頼する荷物に貼るRFIDタグに配送番号が記憶されるため,配送管理サーバが,RFIDタグから読み出した配送番号に関連付けられて記憶している配送情報を用い,配送管理サーバが受けた処理要求に対応する処理を実行できるようになる。
また,第2の発明によれば,配送管理サーバは,配送情報に含まれる受取人の連絡先を用いて,荷物を受け取る受取人の本人確認処理が実行できるようになる。第3の発明によれば,配送管理サーバは,配送情報に含まれる受取人の住所を用いて,荷物を受け取る受取人の本人確認処理が実行できるようになる。また,第4の発明によれば,配送管理サーバは,携帯通信機器から問い合わせを受けた荷物の配送情報を携帯通信機器へ送信でき,受取人は,どの依頼人から何が配送されたかを知ることができる。

図面の簡単な説明

0013

本実施形態に係る配送管理システムの構成を説明する図。
本実施形態に係る配送管理システムのブロック図。
UIアプリケーションが実行する配送依頼処理を説明する図。
UIアプリケーションが実行する荷物受領処理を説明する図。
UIアプリケーションが実行する荷物問い合わせ処理を説明する図。

実施例

0014

ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。

0015

図1は,本実施形態に係る配送管理システム1の構成を説明する図である。本実施形態に係る配送管理システム1は,紙媒体の配送伝票を用いることなく荷物5の配送を管理できるように発案されたシステムである。

0016

図1に図示したように,本実施形態に係る配送管理システム1は,近距離無線通信により通信するRFIDタグ4と,移動体通信により通信する配送管理サーバ3と,移動体通信により配送管理サーバ3と通信し,近距離無線通信によりRFIDタグ4と通信する携帯通信機器2とから少なくとも構成され,荷物5の配送を宅配業者に依頼する依頼人,および,依頼人が宅配業者に配送を依頼した荷物5を受け取る受取人はそれぞれ携帯通信機器2を所持している。

0017

複写式の配送伝票を用いて荷物5の配送を管理する際,荷物5の配送を管理する配送伝票番号と配送情報(依頼人の住所氏名および連絡先,受取人の住所氏名および連絡先,荷物5の品名等)が印字または記入された複写式の配送伝票を荷物5に貼っていたが,本実施形態に係る配送管理システム1では,宅配業者以外に配送情報が知られることがないように,荷物5の配送管理に用いる配送番号を記憶させたRFIDタグ4のみを荷物5に貼り,荷物5の配送情報は,荷物5に貼るRFIDタグ4に記憶させた配送番号に対応付けて配送管理サーバ3に記憶される。

0018

配送管理サーバ3は,配送番号に関付けて配送情報を記憶した後,荷物5の配送に係る機器(例えば,携帯通信機器2)から,RFIDタグ4から読み出した配送番号を含む処理要求を受けると,配送管理サーバ3が受けた処理要求に含まれる配送番号に関連付けられて記憶している配送情報を用い,配送管理サーバ3が受けた処理要求に対応する処理を実行する。なお,携帯通信機器2は,荷物5の配送依頼および荷物5の受け取りに用いられる機器となる。

0019

図2は,本実施形態に係る配送管理システム1のブロック図である。依頼人が宅配業者に配送を依頼する荷物5に貼るRFIDタグ4はラベル状またはカード状の媒体で,公知の内容であるため図2では図示していないが,RFIDタグ4には,近距離無線通信用アンテナと,このアンテナを利用して近距離無線通信するICチップ実装されている。RFIDタグ4に実装されるICチップは,電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを有し,RFIDタグ4が荷物5に貼られる際,ICチップの不揮発性メモリには,依頼人が所持する携帯通信機器2によって,配送管理サーバ3から受信した荷物5の配送番号が書き込まれる。

0020

図2に図示したように,本実施形態に係る配送管理サーバ3は,コンピュタープログラムで実現される機能として,荷物5に貼られるRFIDタグ4に書き込まれる配送番号を用いて荷物5の配送を管理する配送管理部30を備え,更に,DB(DB: DataBase)として,荷物5に貼られたRFIDタグ4に書き込まれる配送番号に関連付けて荷物5の配送情報を少なくとも記憶する配送情報DB31を備える。

0021

配送管理サーバ3の配送管理部30は,荷物5に貼られるRFIDタグ4に書き込まれる配送番号を用いて荷物5の配送を管理できるように,配送情報(依頼人の住所氏名および連絡先,受取人の住所氏名および連絡先,荷物5の品名等)を含む配送依頼要求を依頼人が所持する携帯通信機器2から受けると,配送依頼要求に対応する処理として,この配送情報に対応する配送番号を生成し,配送管理部30が生成した配送番号に関連付けて,配送依頼要求に含まれる配送情報を配送情報DB31に登録する処理と,配送依頼要求を送信した携帯通信機器2へこの配送番号を送信する処理を行う。

0022

また,配送管理サーバ3の配送管理部30は,荷物5に貼られたRFIDタグ4に記憶されている配送番号,受取人の連絡先および携帯通信機器2の位置情報を含む受取人確認要求を受取人の携帯通信機器2から受信すると,受取人確認要求に対応する処理として,受取人確認要求に含まれる配送番号に関連付けられている配送情報を配送情報DB31から検索し,配送情報DB31から検索した配送情報に含まれる受取人の連絡先と受取人確認要求に含まれる受取人の連絡先を照合することで,受取人の連絡先を用いた受取人の本人確認を行う。更に,配送管理サーバ3の配送管理部30は,受取人の本人確認として,配送情報DB31から検索した配送情報に含まれる受取人の住所と受取人確認要求に含まれる位置情報を照合することで,受取人の住所を用いた受取人の本人確認を行い,受取人の連絡先を用いた受取人の本人確認および受取人の住所を用いた受取人の本人確認にそれぞれ成功すると,荷物5の受け渡し許可を荷物5の配送担当になっている宅配業者のドライバーに対して通知する。

0023

また,配送管理サーバ3の配送管理部30は,荷物5に貼られるRFIDタグ4に書き込まれた配送番号を含む荷物問い合わせ要求を受取人の携帯通信機器2から受信すると,荷物問い合わせ要求に対応する処理として,荷物問い合わせ要求に含まれる配送番号に関連付けられた配送情報を配送情報DB31から検索し,荷物問い合わせ要求を送信した携帯通信機器2(依頼人の携帯通信機器2になる)に対して検索した配送情報を送信する処理を行う。配送番号に対応する配送情報を依頼人の携帯通信機器2に対して送信することで,受取人は,荷物5が配送される前に,誰から何が配送されるのか予め確認できる。

0024

なお,荷物5に貼られるRFIDタグ4に書き込まれる配送番号を含む処理要求に対応する処理は,上述した内容に限定されない。例えば,依頼人が荷物5を持ち込む店舗に設置されたPOS端末が,荷物5に貼られているRFIDタグ4に書き込まれた配送番号を含む料金算出要求を配送管理サーバ3へ送信し,配送管理サーバ3の配送管理部30が,この配送番号に対応する配送情報を利用して荷物5の宅配料金を算出することもできる。

0025

依頼人および受取人がそれぞれ所持する携帯通信機器2は,近距離無線通信と移動体通信の2つの通信に対応しディスプレイを有する携帯可能な通信機器で,図1では,NFC(Near Field Communication)に対応したスマートフォンの形態で携帯通信機器2を図示している。

0026

図2に図示したように,本実施形態に係る携帯通信機器2は,近距離無線通信に係る信号処理を行う近距離無線通信部21と,移動体通信網を利用する移動体通信に係る信号処理を行う移動体通信部22と,携帯通信機器2の位置情報を検出する位置検出部23と,ユーザインターフェース(UI: User-InterFace)を表示するディスプレイ(ここでは,タッチパネル24)を備え,更に,携帯通信機器2のアプリケーションプロセッサを動作させるアプリケーションとして,宅配業者が提供しているサービスを利用するために必要なUIを提供するUIアプリケーション20を備える。

0027

携帯通信機器2が備える近距離無線通信部21は,近距離無線通信に係る信号処理を行う近距離無線通信チップ(例えば,NFCチップ)と近距離無線通信用のアンテナにより実現される機能で,携帯通信機器2が備える移動体通信部22は,移動体通信網を利用する移動体通信に係る信号処理を行うRFトランシーバチップと移動体通信用のアンテナにより実現される機能である。また,携帯通信機器2が備える位置検出部23が位置情報を検出する手法としては,GPS(Global Positioning System)を利用する手法,移動体通信網の基地局の位置を利用する手法などが既に知られている。

0028

携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,宅配業者が公開しているアプリケーションで,本実施形態に係る配送管理システム1において,ユーザ(ここでは,依頼人および受取人)と配送管理サーバ3間のやりとりは,携帯通信機器2にインストールされているUIアプリケーション20を通じて行われる。

0029

ここから,携帯通信機器2にインストールされているUIアプリケーション20が実行する処理を説明しながら,配送管理システム1の動作についても説明する。

0030

まず,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する配送依頼処理について説明する。図3は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する配送依頼処理を説明する図である。携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する配送依頼処理は,依頼人が荷物5の配送を宅配業者に依頼するときにUIアプリケーション20が実行する処理であり,荷物5の配送を宅配業者に依頼する際,依頼人が,依頼人が所持する携帯通信機器2のUIアプリケーション20を起動させ,荷物5の配送依頼をする操作を行うと,UIアプリケーション20は配送依頼処理を実行する。

0031

配送依頼処理において,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,まず,荷物5の配送情報を入力するUIを携帯通信機器2のタッチパネル24に表示し,依頼人がこのUIに入力した配送情報を取得する(S1)。依頼人が入力する配送情報には,依頼人の住所氏名および依頼人の連絡先,受取人の住所氏名および受取人の連絡先,荷物5の内容等が含まれる。配送情報に含ませる受取人の連絡先は,携帯通信機器2の電話番号とすることもできるし,受取人のメールアドレスにすることもできる。

0032

次に,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,配送情報を配送管理サーバ3へ送信するUIを携帯通信機器2のタッチパネル24に表示し,依頼人が配送情報を配送管理サーバ3へ送信する操作を行うと,UIアプリケーション20は,移動体通信部22を利用して,依頼人から取得した配送情報を含む配送依頼要求を配送管理サーバ3へ送信する(S2)。

0033

携帯通信機器2から配送依頼要求が配送管理サーバ3へ送信されると,配送管理サーバ3の配送管理部30は,配送依頼要求に対応する処理として,配送依頼要求に含まれる配送情報に対応する配送番号を生成し(S3),この配送番号に関連付けて配送依頼要求に含まれる配送情報を配送情報DB31に登録した後(S4),配送依頼要求を送信した携帯通信機器2に対して配送番号を送信する(S5)。

0034

携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,移動体通信部22を利用して,配送管理サーバ3から配送番号を受信すると,配送管理サーバ3から受信した配送番号をUIアプリケーション20の配送履歴に登録した後(S6),移動体通信部22を利用して,依頼人が入力した配送情報に含まれる受取人の連絡先へ配送管理サーバ3から受信した配送番号をショートメッセージなどで送信する(S7)。

0035

次に,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,荷物5に貼るRFIDタグ4に携帯通信機器2をかざすことを指示するメッセージをタッチパネル24に表示してから,近距離無線通信部21を作動させ,近距離無線通信部21がRFIDタグ4を検出すると,近距離無線通信部21が検出したRFIDタグ4へ配送管理サーバ3から受信した配送番号を送信し,配送管理サーバ3から受信した配送番号をRFIDタグ4に書き込み(S8),依頼人は,配送番号を書き込んだRFIDタグ4を荷物5に貼り付けて,この手順は終了する。

0036

このように,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が配送依頼処理を実行することで,依頼人が宅配業者に配送を依頼する荷物5の配送情報が,配送情報に対応する配送番号に関連付けられて配送管理サーバ3に記憶され,更に,依頼人が宅配業者に配送を依頼する荷物5に貼るRFIDタグ4に配送番号が記憶されるため,配送管理サーバ3が,RFIDタグ4から読み出した配送番号に関連付けられて記憶している配送情報を用い,配送管理サーバ3が受けた処理要求に対応する処理を実行できるようになる。

0037

なお,このようにすることで,荷物5には依頼人や受取人に関する情報は一切記載されないことになるが,宅配業者の配送センターや物流センター側では,RFIDタグ4から読み出した配送番号に対応する配送情報を配送管理サーバ3に問い合わせ,配送管理サーバ3から送信された配送情報に従って荷物5の配送処理を行うことができる。

0038

次に,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物受領処理について説明する。図4は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物受領処理を説明する図である。携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物受領処理は,受取人が宅配業者から荷物5を受領するときにUIアプリケーション20が実行する処理で,受取人が宅配業者から荷物5を受領する際,受取人が,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を起動させ,荷物5を受領する操作を行うと,UIアプリケーション20は荷物受領処理を実行する。

0039

荷物受領処理において,まず,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,受取人が所持する携帯通信機器2を荷物5に貼られたRFIDタグ4にかざすことを指示するメッセージを携帯通信機器2のディスプレイに表示した後,近距離無線通信部21を作動させ,近距離無線通信部21が検出したRFIDタグ4から配送番号を読み取る(S10)。

0040

次に,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,位置検出部23を作動させて,この時点における携帯通信機器2の位置情報を取得し(S11),移動体通信部22を利用して,RFIDタグ4から読み出した配送番号と,受取人の連絡先および位置検出部23が取得した位置情報を含む受取人確認要求を配送管理サーバ3へ送信する(S12)。なお,受取人確認要求に含ませる受取人の連絡先は,UIアプリケーション20に予め登録しておくこともできるし,また,UIアプリケーション20が携帯通信機器2から読み出すようにすることもできる。

0041

配送管理サーバ3の配送管理部30は,受取人確認要求を受信すると,受取人確認要求に含まれる配送番号に対応付けられている配送情報を配送情報DB31から検索し,配送情報DB31から検索した配送情報に含まれている受取人の連絡先と受取人確認要求に含まれる受取人の連絡先が一致するか確認することで,受取人の連絡先を用いた受取人の本人確認を行う(S13)。

0042

次に,配送管理サーバ3の配送管理部30は,配送情報DB31から検索した配送情報に含まれる受取人の住所と,受取人確認要求に含まれる位置情報を照合し,配送情報DB31から取得した配送情報に含まれる受取人の住所が受取人確認要求に含まれる位置情報に該当するか確認することで,受取人の住所を用いた受取人の本人確認を行う(S14)。より具体的には,配送管理サーバ3の配送管理部30は,地図データを提供している地図サービス等を利用して,受取人の住所に対応する位置情報を特定し,受取人の住所に対応する位置情報を中心とする所定の範囲内に,受取人確認要求に含まれる位置情報が含まれているか否か確認することで,受取人の住所が受取人確認要求に含まれる位置情報に該当するか確認する。

0043

次に,配送管理サーバ3の配送管理部30は,受取人の連絡先を用いた受取人の本人確認と受取人の住所を用いた受取人の本人確認にそれぞれ成功すると,荷物5の受け渡し許可を荷物5の配送担当になっている宅配業者のドライバーに対して通知し(S15),宅配業者のドライバーから受取人に荷物5が受け渡される。宅配業者のドライバーは,宅配業者専用の携帯端末を所持していることが一般的であるため,荷物5の配送担当になっている宅配業者のドライバーが所持する携帯端末から配送管理サーバ3の配送管理部30に対して,荷物5に貼られているRFIDタグ4から読み出した配送番号を含む荷物5の受け渡し許可の確認要求を送信し,配送管理サーバ3の配送管理部30は,受取人の本人確認に成功している場合,荷物5の受け渡し許可の確認要求を送信した携帯端末に対して,荷物5の受け渡し許可を通知するように構成するとよい。このように構成することで,どの宅配業者のドライバーがどの受取人にどの荷物5を渡そうとしているのか,配送管理サーバ3の配送管理部30側で把握することができる。

0044

このように,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が荷物受領処理を実行することで,配送管理サーバ3にて,RFIDタグ4から読み出した配送番号に関連付けられて記憶している配送情報を用いて,荷物5を受け取る受取人の本人確認処理が実行できるようになる。

0045

次に,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物問い合わせ処理について説明する。図5は,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物問い合わせ処理を説明する図である。携帯通信機器2のUIアプリケーション20が実行する荷物問い合わせ処理は,受取人が,依頼人が宅配業者に配送を依頼した荷物5を問い合わせするときにUIアプリケーション20が実行する処理で,受取人が宅配業者に荷物5の問い合わせする際,受取人が,携帯通信機器2のUIアプリケーション20を起動させ,荷物5の問い合わせを行う操作を行うと,UIアプリケーション20は荷物問い合わせ処理を実行する。

0046

荷物問い合わせ処理において,まず,携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,移動体通信部22を利用して,依頼人の携帯通信機器2から受信した配送番号をUIアプリケーション20の受け取り履歴に登録する(S20)。依頼人の携帯通信機器2から送信された配送番号をUIアプリケーション20の受け取り履歴に登録する手法としては,受取人が,依頼人の携帯通信機器2から送信された配送番号をUIアプリケーション20に入力する手法もあるが,UIアプリケーション20が,依頼人の携帯通信機器2から送信された配送番号を読み取る手法も考えられる。

0047

依頼人の携帯通信機器2から送信された配送番号がUIアプリケーション20の受け取り履歴に登録された後,受取人が,受け取り履歴に登録されている配送番号を選択すると,UIアプリケーション20は,移動体通信部22を利用して,受取人が選択した配送番号を含む荷物問い合わせ要求を配送管理サーバ3へ送信する(S21)。

0048

配送管理サーバ3の配送管理部30は,受取人の携帯通信機器2から荷物問い合わせ要求を受信すると,荷物問い合わせ要求に含まれる配送番号に関連付けられている配送情報を配送情報DB31から検索し(S22),荷物問い合わせ要求を送信した携帯通信機器2へこの配送情報を送信する(S23)。

0049

受取人の携帯通信機器2のUIアプリケーション20は,移動体通信部22を利用して,配送管理サーバ3から配送情報を受信すると,この配送情報を携帯通信機器2のタッチパネル24に表示して(S24),この手順は終了する。

0050

このように,携帯通信機器2のUIアプリケーション20が荷物問い合わせ処理を実行することで,配送管理サーバ3は,RFIDタグ4から読み出した配送番号に関連付けられて記憶している配送情報を用いて,荷物5の問い合わせに対応することができ,受取人は,配送管理サーバ3から送信された配送情報を見れば,どの依頼人から何が配送されたかを知ることができる。

0051

これまで述べたように,荷物5の配送情報を配送管理サーバ3で管理し,配送情報に対応する配送番号を記憶したRFIDタグ4のみを荷物5に貼ることで,依頼人や受取人の住所氏名などの個人情報が記載された配送伝票を用いることなく,荷物5の配送を管理できる。

0052

1配送管理システム
2携帯通信機器
20UIアプリケーション
21近距離無線通信部
22移動体通信部
23位置検出部
24タッチパネル
3配送管理サーバ
30配送管理部
31配送情報DB
4RFIDタグ
5 荷物

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