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技術 乗客コンベア

出願人 株式会社日立製作所
発明者 関口健太郎堀江宣孝
出願日 2015年2月24日 (3年8ヶ月経過) 出願番号 2015-033493
公開日 2016年9月1日 (2年2ヶ月経過) 公開番号 2016-155630
状態 特許登録済
技術分野 エスカレータ,移動歩道
主要キーワード 延長部品 延長プレート 支持アングル 既設支 干渉箇所 トラスフレーム 耐震対策 層間変位角
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年9月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

既設トラスフレーム内に新設トラスフレームを設置してリニューアルするものにおいて、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保を容易にした乗客コンベアを提供する。

解決手段

建築構造物に設置される既設乗客コンベアの既設トラスフレームの内部に、自身の内部に空間を有する新設トラスフレームを設置してリニューアルする乗客コンベアにおいて、前記新設トラスフレーム終端部に、前記建築構造物の建築受台に載置される新設支持アングルを設け、かつ前記既設トラスフレームの終端部に設けられ前記建築受台に載置されている既設支アングルの、前記新設支持アングルとの干渉箇所を除去する。

概要

背景

老朽化した既設乗客コンベア撤去し、同じ場所に新設乗客コンベアを設置することで乗客コンベアのリニューアルが行われることがある。そして、リニューアル方法として、特開2013−67461号公報(特許文献1)に記載されるように、既設乗客コンベアを撤去する際、そのトラスフレーム、すなわち、既設トラスフレームを撤去せずに残し、既設トラスフレーム内に新設乗客コンベアの新設トラスフレームを設置する工法がある。

このようなものにあって、建築受台に載置されるトラスフレーム終端部支持アングル部分は、建築受台の上に既設トラスフレームの既設支アングルが載せられ、この既設支持アングルの上に新設トラスフレームの新設支持アングルが載せられた構造となっている。

概要

既設トラスフレーム内に新設トラスフレームを設置してリニューアルするものにおいて、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保を容易にした乗客コンベアを提供する。建築構造物に設置される既設乗客コンベアの既設トラスフレームの内部に、自身の内部に空間を有する新設トラスフレームを設置してリニューアルする乗客コンベアにおいて、前記新設トラスフレーム終端部に、前記建築構造物の建築受台に載置される新設支持アングルを設け、かつ前記既設トラスフレームの終端部に設けられ前記建築受台に載置されている既設支持アングルの、前記新設支持アングルとの干渉箇所を除去する。

目的

本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、既設トラスフレーム内に新設トラスフレームを設置してリニューアルするものにおいて、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保を容易にした乗客コンベアを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

建築構造物に設置される既設乗客コンベア既設トラスフレームの内部に、自身の内部に空間を有する新設トラスフレームを設置してリニューアルする乗客コンベアにおいて、前記新設トラスフレーム終端部に、前記建築構造物の建築受台に載置される新設支持アングルを設け、かつ前記既設トラスフレームの終端部に設けられ前記建築受台に載置されている既設支アングルの、前記新設支持アングルとの干渉箇所を除去することを特徴とした乗客コンベア。

請求項2

前記新設支持アングルと前記建築受台との掛かり代を前記既設支持アングルと前記建築受台との掛かり代より大きく設定することを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

請求項3

前記新設トラスフレーム終端部と前記建築受台との長手方向の隙間寸法を既設トラスフレーム終端部と前記建築受台との隙間寸法より大きく設定することを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

請求項4

前記建築構造物側の一部を除去し、前記新設支持アングルの設置スペースとすることを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

請求項5

前記既設トラスフレームの前記既設支持アングルが前記建築受台から外れた場合でも前記新設トラスフレームで前記既設トラスフレームを支持できるように前記既設トラスフレームと前記新設トラスフレームとを繋ぐ繋ぎ部を設けることを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

請求項6

前記既設トラスフレームの備える前記支持既設支持アングルに、前記既設支持アングルと前記建築受台との掛かり代より大きな掛かり代を設けるための既設支持アングル掛かり代長さ延長部品を設けることを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

請求項7

前記既設トラスフレームと前記建築受台とを固定することを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。

技術分野

0001

本発明は、エスカレーター動く歩道などに代表される乗客コンベアに関し、特に、既設の乗客コンベアのトラスフレームを利用して新設の乗客コンベアを設置するリニューアルに関する。

背景技術

0002

老朽化した既設乗客コンベア撤去し、同じ場所に新設乗客コンベアを設置することで乗客コンベアのリニューアルが行われることがある。そして、リニューアル方法として、特開2013−67461号公報(特許文献1)に記載されるように、既設乗客コンベアを撤去する際、そのトラスフレーム、すなわち、既設トラスフレームを撤去せずに残し、既設トラスフレーム内に新設乗客コンベアの新設トラスフレームを設置する工法がある。

0003

このようなものにあって、建築受台に載置されるトラスフレーム終端部支持アングル部分は、建築受台の上に既設トラスフレームの既設支アングルが載せられ、この既設支持アングルの上に新設トラスフレームの新設支持アングルが載せられた構造となっている。

先行技術

0004

特開2013−67461号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1のような構造の場合、新設支持アングルと建築受台との間に既設支持アングルが存在するため、地震等で建築構造物揺れたときに、新設トラスフレームの終端部と建築受台とが接触するよりも先に既設支持アングルと接触してしまい、少なくとも既設支持アングルの厚さ分だけ新設トラスフレームの終端部と建築受台との間の隙間寸法が実質的に短くなってしまうという問題があった。

0006

本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、既設トラスフレーム内に新設トラスフレームを設置してリニューアルするものにおいて、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保を容易にした乗客コンベアを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

前記目的を達成するために、本発明は、例えば、建築構造物に設置される既設乗客コンベアの既設トラスフレームの内部に、自身の内部に空間を有する新設トラスフレームを設置してリニューアルする乗客コンベアにおいて、前記新設トラスフレーム終端部に、前記建築構造物の建築受台に載置される新設支持アングルを設け、かつ前記既設トラスフレームの終端部に設けられ前記建築受台に載置されている既設支持アングルの、前記新設支持アングルとの干渉箇所を除去することを特徴としている。

発明の効果

0008

本発明によれば、既設トラスフレーム内に新設トラスフレームを設置してリニューアルするものであっても、既設支持アングルの新設支持アングルとの干渉箇所を除去したことで、新設支持アングルと建築受台との間に既設支持アングルが存在しなくなるので、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保が容易になる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の乗客コンベアの第1の実施形態を示す斜視図である。
本発明が適用される乗客コンベアの概略構成図である。
本発明の乗客コンベアの第2の実施形態を示す斜視図である。
本発明の乗客コンベアの変形例を示す斜視図である。
本発明の乗客コンベアの他の変形例を示す斜視図である。

0010

本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図および各実施例において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。

0011

第1の実施形態では、乗客コンベアとして、既設エスカレーターの既設トラスフレームを利用して設置される新設エスカレーターを例示する。既設エスカレーター1は、図2に示すように、建築構造物の下階床F1と上階床F2との間に架設され、下階床F1に延在する下部水平部2a、上階床F2に延在する上部水平部2b、及び下部水平部2aと上部水平部2bとの間に形成される傾斜部2cを有して成る既設トラスフレーム2を備えており、下部水平部2aの終端部には、下階床F1の建築受台F1aに載置される既設下部支持アングル3が設けられると共に、上部水平部2bの終端部には、上階床F2の建築受台F2aに載置される既設上部支持アングル4が設けられている。

0012

既設トラスフレーム2には、構成部品、例えば、無端状に連結され、乗降口間を移動する複数の踏段5と、上部機械室6に設置される踏段駆動機7と、踏段駆動機7により駆動される上部スプロケット8と、下部機械室9に設置される下部スプロケット10と、上部スプロケット8および下部スプロケット10に巻回される踏段チェーン11と、踏段5の進行方向側方に立設される欄干12と、この欄干12により支持される移動手摺13とが設置されている。

0013

第1の実施形態にあっては、リニューアルに際し、既設トラスフレーム2から前述した構成部品をまず撤去し、既設トラスフレーム2だけを残す。この状態で、新設エスカレーターの後述する新設トラスフレーム14を設置する。この新設トラスフレーム14は、既設トラスフレーム2の収納空間収納されるため、長手方向および短手方向(収納空間の横幅方向)において既設トラスフレーム2よりも小型にできている。そして、この実施形態では、既設トラスフレーム2を残したまま既設エスカレーター1を撤去して新設エスカレーターを設置する際、新設トラスフレームと建築受台との間の隙間寸法の確保を容易にするための工夫が施されている。さらに、層間変位角を大きく想定しても、トラスフレーム終端部と建築受台との隙間寸法を必要寸法確保できるとともに、支持アングルと建築受台との掛かり代も必要寸法確保するために、トラスフレーム終端部において工夫が施されている。

0014

具体的には、新設トラスフレーム14は、図1に示すように、下階床F1に延在する下部水平部14aの長手方向寸法が、既設トラスフレーム2の下部水平部2aの長手方向寸法より短く設定されている。これは新設トラスフレーム14の下部水平部14a終端部と建築受台F1aとの長手方向の隙間寸法W1を既設の隙間寸法W2より大きく設定するためである。また、新設トラスフレーム14の下部水平部14a終端部には、既設下部支持アングル3と建築受台F1aとの掛かり代W3より大きな掛かり代W4を有する新設下部支持アングル15が設けられている。さらに、既設下部支持アングル3は、図1点線Aで示す中央部が除去され、新設下部支持アングル15は既設下部支持アングル3と干渉することなく建築受台F1aに載置される。なお、図1は下階床F1側の構造を示すものであるが、上階床F2側も同様の構造となっている。

0015

このように構成される新設トラスフレーム14を既設トラスフレーム2の収納空間に設置した後、新設踏段、新設踏段駆動機、新設上部スプロケット、新設下部スプロケット、新設踏段チェーン、新設欄干、新設移動手摺等の構成部品を据え付けていく。なお、既設トラスフレーム2に装着される外装板に関しては、既設トラスフレーム2はそのまま残されるものであることから、既存のものを流用することも可能である。

0016

第1の実施形態によれば、既設トラスフレーム2内に新設トラスフレーム14を設置してリニューアルするものであっても、既設支持アングル3の新設支持アングル15との干渉箇所を除去したことで、新設支持アングル15と建築受台F1aとの間に既設支持アングル3が存在しなくなるので、新設トラスフレーム14と建築受台F1aとの間の隙間寸法W1の確保が容易になる。

0017

また、新設トラスフレーム14終端部と建築受台F1aとの長手方向の隙間寸法W1を既設の隙間寸法W2より大きく設定すると共に、新設トラスフレーム14終端部に、既設支持アングル3と建築受台F1aとの掛かり代W3より大きな掛かり代W4を有する新設支持アングル15を設け、かつ既設支持アングル3の新設支持アングル15との干渉箇所を除去することにより、既設トラスフレーム2内に新設トラスフレーム14を設置してリニューアルするものにあって、乗客コンベアの耐震対策のために建築構造物の層間変位角を大きく想定しても、新設トラスフレーム14終端部と建築受台F1aとの隙間寸法を必要寸法確保できるとともに、新設支持アングル15と建築受台F1aとの掛かり代も必要寸法確保することができる。

0018

また、既設トラスフレーム2を残したままとすることができると共に、既設トラスフレーム2に装着される外装板も既存のものを用いることが可能であり、リニューアル作業を比較的容易に行うことができると共に、リニューアルにかかるコストの低減を図ることもできる。

0019

尚、本実施例は、掛かり代寸法と隙間寸法の両方を確保する場合を記載しているが、これに限られず、隙間寸法W1を隙間寸法W2と同程度としてもよいし、掛かり代W4を掛かり代W2と同程度としてもよい。この場合でも、既設支持アングル3の新設支持アングル15との干渉箇所を除去したことで、新設支持アングル15と建築受台F1aとの間に既設支持アングル3が存在しなくなるので、新設トラスフレーム14と建築受台F1aとの間の隙間寸法W1の確保が容易になる効果は得られる。

0020

本発明に係る乗客コンベアの第2の実施形態を図3に基づき説明する。なお、前述した第1の実施形態のものと同等のものには同一符号が付してある。

0021

第2の実施形態と前述した第1の実施形態の主な違いは、建築受台F1a部分にある。エスカレーターの設置状況は様々であり、現場によっては、建築受台F1aの幅寸法が限られており、既設支持アングル3と建築受台F1aとの掛かり代W3より大きな掛かり代W4を有する新設支持アングル15を設置するスペースがない場合がある。このような状況では、建築構造物側、例えば図3の点線Bで示す下階床F1の一部を除去し、新設支持アングル15の設置スペースとする。

0022

第2の実施形態によれば、リニューアルの際に、建築構造物側に比較的小規模の加工を施すことで、耐震性の高い新設エスカレーターを設置することができる。

0023

なお、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、前述した実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。

0024

例えば図4に示すように、新設トラスフレーム14に、既存トラスフレーム2を固定具91により固定することで、地震等により大きな層間変位角が生じた際に、万一、従来の耐震基準を有する既存トラスフレーム2が脱落しても、より高い耐震基準を有する新設トラスフレーム14で支えられ、既存トラスフレーム2が落下することを防ぐこともできる。尚、固定具91は、固定具固定部92a、92bで溶接などにより固定されている。すなわち、既設トラスフレーム2の既設支持アングル15が建築受台F1aから外れた場合でも新設トラスフレーム14で既設トラスフレーム2を支持できるように、例えば固定具91などにより既設トラスフレーム2と新設トラスフレーム14とを繋ぐ繋ぎ部を設けるようにする。

0025

また、図5に示すように、既設支持アングル3に、建築受台F1aとの掛かり代を大きくする延長プレート93を取付けることにより、地震等により大きな層間変位角が生じた際に、既存トラスフレーム2が脱落する危険性を低減することもできる。尚、延長プレート93は、延長プレート固定部94で溶接などにより固定されている。

実施例

0026

また、図示しない追加外装固定金具により、既存トラスフレーム2と建築受台F1aあるいはF2aとを固定し、既設トラスフレーム2が脱落する危険性を低減することもできる。

0027

1既設エスカレーター
2既設トラスフレーム
3既設下部支持アングル
4 既設上部支持アングル
14新設トラスフレーム
15 新設下部支持アングル
91固定具
92a 固定具固定部(新設トラス溶接部
92b 固定具固定部(既設トラス側溶接部)
93延長プレート
94 延長プレート固定部(溶接部)
F1下階床
F1a建築受台
F2上階床
F2a 建築受台
W1 新設トラスフレーム終端部と建築受台との長手方向の隙間寸法
W2 既設トラスフレーム終端部と建築受台との長手方向の隙間寸法
W3既設支持アングルと建築受台との掛かり代
W4 新設支持アングルと建築受台との掛かり代

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