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技術 施設管理装置および施設管理方法

出願人 アズビル株式会社
発明者 小杉智紀
出願日 2015年2月20日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2015-031643
公開日 2016年8月25日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-154293
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 今回状態 建物施設 前後一定期間 建物設備 監視ポイント毎 水位情報 施設管理装置 グループ化情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる施設管理装置を提供する。

解決手段

施設における複数の監視ポイントの状態情報収集し、状態情報蓄積装置18に蓄積させる監視ポイントデータ収集部11と、監視ポイントの状態変化に関する状態変化情報を受信すると、グループ情報、および、関連アプリケーション情報に基づき、状態変化が生じた監視ポイントに関連する他の監視ポイントを特定する関連監視ポイント特定部15と、状態変化が生じた監視ポイントおよび関連監視ポイント特定部15が特定した他の監視ポイントの状態情報を、状態情報蓄積装置18から抽出する関連情報抽出部16とを備えた。

概要

背景

従来、建物設備監視および管理する施設管理装置は、建物施設内の各監視ポイントからネットワークを介して、例えば、1分、1時間等、一定周期データ収集を行い、収集したデータを記録するとともに、各監視ポイントの状態変化を監視している。例えば、特許文献1では、施設管理装置において、各監視ポイントから状態を示すデータを収集して記録しておくとともに、各監視ポイントに生じた状態変化に応じた関連情報を収集するために、他の監視ポイントとの対応関係を予め設定データとして登録しておくようにし、施設内のある監視ポイントにおいて状態変化が生じた場合は、当該設定データに基づき、各監視ポイントから収集しておいた記録データから状態変化のあった監視ポイントに対応する関連監視ポイントの情報を抽出し、状態変化情報と関連付けて蓄積するようにして、当該蓄積したデータから状態変化発生の原因追究を行う技術が開示されている。

概要

状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係を精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる施設管理装置を提供する。施設における複数の監視ポイントの状態情報を収集し、状態情報蓄積装置18に蓄積させる監視ポイントデータ収集部11と、監視ポイントの状態変化に関する状態変化情報を受信すると、グループ情報、および、関連アプリケーション情報に基づき、状態変化が生じた監視ポイントに関連する他の監視ポイントを特定する関連監視ポイント特定部15と、状態変化が生じた監視ポイントおよび関連監視ポイント特定部15が特定した他の監視ポイントの状態情報を、状態情報蓄積装置18から抽出する関連情報抽出部16とを備えた。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係を精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる施設管理装置および施設管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

施設における複数の監視ポイント状態情報収集し、状態情報蓄積装置蓄積させる監視ポイントデータ収集部と、前記監視ポイントの状態変化に関する状態変化情報を受信すると、前記施設の監視に使用される複数のアプリケーション毎に設定された複数のグループ毎に当該グループと関連付けられた監視ポイントを示したグループ情報、および、前記監視ポイント毎に当該監視ポイントと関連付けられた前記グループを示した関連アプリケーション情報に基づき、前記状態変化が生じた監視ポイントに関連付けられた前記アプリケーション毎のグループを前記関連アプリケーション情報から特定した後、当該特定されたグループに関連付けられた監視ポイントを前記グループ情報から特定することで、前記状態変化が生じた監視ポイントに関連する他の監視ポイントを特定する関連監視ポイント特定部と、前記状態変化が生じた監視ポイントおよび前記関連監視ポイント特定部が特定した他の監視ポイントの状態情報を、前記状態情報蓄積装置から抽出する関連情報抽出部とを備えた施設管理装置

請求項2

前記アプリケーション起動に応じて、前記関連情報抽出部が抽出した前記状態変化が生じた監視ポイントおよび前記他の監視ポイントの状態情報と、当該状態情報と関連付けられた前記状態変化情報とに基づき、前記状態変化が生じた監視ポイントおよび前記他の監視ポイントの前記状態変化発生時の状態を表示させるための再現表示用データを作成する状態変化時点状況再現部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。

請求項3

監視ポイントデータ収集部が、施設における複数の監視ポイントの状態情報を収集し、状態情報蓄積装置に蓄積させるステップと、関連監視ポイント特定部が、前記監視ポイントの状態変化に関する状態変化情報を受信すると、前記施設の監視に使用される複数のアプリケーション毎に設定された複数のグループ毎に当該グループと関連付けられた監視ポイントを示したグループ情報、および、前記監視ポイント毎に当該監視ポイントと関連付けられた前記グループを示した関連アプリケーション情報に基づき、前記状態変化が生じた監視ポイントに関連付けられた前記アプリケーション毎のグループを前記関連アプリケーション情報から特定した後、当該特定されたグループに関連付けられた監視ポイントを前記グループ情報から特定することで、前記状態変化が生じた監視ポイントに関連する他の監視ポイントを特定するステップと、関連情報抽出部が、前記状態変化が生じた監視ポイントおよび前記関連監視ポイント特定部が特定した他の監視ポイントの状態情報を、前記状態情報蓄積装置から抽出するステップとを備えた施設管理方法

技術分野

0001

この発明は、施設内の監視ポイント監視および管理を行う施設管理装置および施設管理方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、建物設備を監視および管理する施設管理装置は、建物施設内の各監視ポイントからネットワークを介して、例えば、1分、1時間等、一定周期データ収集を行い、収集したデータを記録するとともに、各監視ポイントの状態変化を監視している。例えば、特許文献1では、施設管理装置において、各監視ポイントから状態を示すデータを収集して記録しておくとともに、各監視ポイントに生じた状態変化に応じた関連情報を収集するために、他の監視ポイントとの対応関係を予め設定データとして登録しておくようにし、施設内のある監視ポイントにおいて状態変化が生じた場合は、当該設定データに基づき、各監視ポイントから収集しておいた記録データから状態変化のあった監視ポイントに対応する関連監視ポイントの情報を抽出し、状態変化情報と関連付けて蓄積するようにして、当該蓄積したデータから状態変化発生の原因追究を行う技術が開示されている。

先行技術

0003

特開2010−237920号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に開示されているような技術では、例えば、警報が発生した場合等、各監視ポイントの状態が変化した場合に情報抽出すべき他の監視ポイントとの対応関係について予め設定しておく必要がある。このため、各監視ポイントの状態変化とそれぞれ関係する監視ポイントを、一つ一つ精査する作業負荷が生じてしまうという課題があった。また、対応関係の情報に設定ミス等があった場合は、状態変化が生じても関連する監視ポイントの情報を抽出しておくことができないため、後に、膨大な蓄積データの中から必要なデータを抽出して解析しなければならず、警報発生の原因追究に手間と時間がかかってしまうという課題があった。

0005

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係を精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる施設管理装置および施設管理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明に係る施設管理装置は、施設における複数の監視ポイントの状態情報を収集し、状態情報蓄積装置に蓄積させる監視ポイントデータ収集部と、監視ポイントの状態変化に関する状態変化情報を受信すると、施設の監視に使用される複数のアプリケーション毎に設定された複数のグループ毎に当該グループと関連付けられた監視ポイントを示したグループ情報、および、監視ポイント毎に当該監視ポイントと関連付けられたグループを示した関連アプリケーション情報に基づき、状態変化が生じた監視ポイントに関連付けられたアプリケーション毎のグループを関連アプリケーション情報から特定した後、当該特定されたグループに関連付けられた監視ポイントをグループ情報から特定することで、状態変化が生じた監視ポイントに関連する他の監視ポイントを特定する関連監視ポイント特定部と、状態変化が生じた監視ポイントおよび関連監視ポイント特定部が特定した他の監視ポイントの状態情報を、状態情報蓄積装置から抽出する関連情報抽出部とを備えたものである。

発明の効果

0007

この発明によれば、状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係を精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる。

図面の簡単な説明

0008

この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成を示すブロック図である。
この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の動作を説明するフローチャートである。
この発明の実施の形態1において、監視ポイントグループ化情報記憶部に記憶されている監視ポイントグループ化情報の一例を説明する図である。
この発明の実施の形態1において、所属アプリケーション分類情報記憶部に記憶されている所属アプリケーション分類情報の一例を説明する図である。
実施の形態1において、状態変化情報の一例を説明する図である。
この発明の実施の形態1において、関連情報蓄積装置に蓄積された情報の一例を示す図である。

実施例

0009

以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1の構成を示すブロック図である。
施設管理装置1は、図1に示すように、監視ポイントデータ収集部11、グループ情報記憶装置12、関連アプリケーション情報記憶装置13、状態変化情報取得部14、関連監視ポイント特定部15、関連情報抽出部16、状態変化時点状況再現部17、状態情報蓄積装置18、関連情報蓄積装置19、表示部20を備えるとともに、通信回線を介して複数(例えば#1〜#N)のコントローラ100と接続されている。

0010

コントローラ100は施設内の複数(例えば#1〜#n)の監視ポイント101を有し、監視ポイント101の状態が変化すると状態変化情報を生成して施設管理装置1へ通知し、さらに、常時秒周期で監視ポイント101の状態を示す状態情報を施設管理装置1へ通知する。なお、監視ポイントとは、屋上タンク水位情報運転停止情報、アナログ変換等の動作時の温度情報など、予め監視対象として定義されているポイントである。また、状態が変化するとは、例えば、各監視ポイントにおいて設定された閾値を超えて警報が出力された等、異常状態が起こった場合等をいう。

0011

監視ポイントデータ収集部11は、各監視ポイント101の状態情報を、常時秒周期でコントローラ100を介して収集し、予め決められた一定周期になると、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積する。具体的には、監視ポイントデータ収集部11は、コントローラ100を介して常時収集した各監視ポイント101の状態情報を、内部に保有するRAM等のメモリに、収集時刻とあわせて一時保存し、例えば1分毎等、予め決められた一定周期になると、メモリ上に一時保存された、当該一定周期になった時点の各監視ポイント101の状態情報を、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積する。また、監視ポイントデータ収集部11は、状態変化情報取得部14から、状態変化が生じた旨の通知を受信すると、状態情報を状態情報蓄積装置18に蓄積するタイミングを常時に変更し、コントローラ100を介して収集した各監視ポイント101の状態情報を常時、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積する。
すなわち、監視ポイントデータ収集部11は、正常時は、コントローラ100を介して常時収集している各監視ポイント101の状態情報を間引いて状態情報蓄積装置18に蓄積し、各監視ポイント101に状態変化があった場合は、即時、その時点の状態情報を状態情報蓄積装置18に蓄積するようにする。
このように、例えば、状態情報蓄積装置18がハードディスクである場合には、書き込み時間がかかり、CPU負荷が高くなってしまうこと、また、正常時は秒周期の細かい情報は必要ないことを考慮し、監視ポイントデータ収集部11では、正常時に常時秒周期で収集した状態情報はメモリに一旦保存している。ただし、メモリは容量が少なく、秒周期で状態情報を保存していると、短い期間の情報しか保存できない。このため、正常時には、部分的な情報のみを状態情報蓄積装置18に出力して、メモリ上の古い情報は適宜のタイミングで削除可能として、また、異常時には、警報をトリガとして、容量が大きい状態情報蓄積装置18に、メモリに保存した状態情報を常時出力して保存できるようにする。
異常時には状態情報を常時出力して状態情報蓄積装置18に保存するようにすることで、より細かいデータに基づいた状態変化発生の原因を調査することができる。

0012

グループ情報記憶装置12は、施設の監視および管理に使用される複数のアプリケーション毎に設定された複数のグループ毎に、当該グループと関連付けられた監視ポイント101を示したグループ情報を記憶する。各アプリケーションとは、ここでは、施設管理装置1における施設監視・管理のための各種機能のことをいい、例えば、監視ポイント101をグループ分けしたグループリストサマリグラフトレンドグラフフロアの平面図を表わすグラフィック画面設備運転スケジュールを設定する機能、日報月報などの帳票機能等である。各アプリケーションには複数のグループが設定可能であり、当該各グループには、監視ポイントが登録される。当該複数のアプリケーション、あるいは、各アプリケーションのグループには、例えば、アプリケーションの特性等も考慮しながら、管理者が監視・管理がしやすいように、自由に監視ポイントをグループ化して登録することができる。重複して複数のアプリケーションやグループに、同一の監視ポイント101を登録しておくことも可能である。
なお、各アプリケーションのグループへの監視ポイント101の登録は、システム構築した時点で、管理者等により、図示しない入力装置を用いて実施され、グループ情報としてグループ情報記憶装置12に記憶されている。

0013

関連アプリケーション情報記憶装置13は、監視ポイント101毎に、当該監視ポイント101と関連付けられた各アプリケーションのグループを示した関連アプリケーション情報を記憶する。
なお、関連アプリケーション情報については、システムを構築した時点で、上記グループ情報記憶装置12に記憶されているグループ情報から自動的に作成されて関連アプリケーション情報記憶装置13に記憶されている。また、システムを構築した後、管理者等により、各アプリケーションのグループの設定の変更を行える。その場合も、変更されたグループ情報に基づき、自動的に関連アプリケーション情報を作成することができるようにする。

0014

状態変化情報取得部14は、監視ポイント101において状態変化が生じたことを示す状態変化情報がコントローラ100,200,300から通知されると、この状態変化情報を受信する。なお、状態変化情報取得部14は、受信した状態変化情報を関連監視ポイント特定部15に送信するとともに、関連情報蓄積装置19に蓄積させる。また、状態変化情報取得部14は、状態変化情報を受信すると、監視ポイントデータ収集部11に対して、監視ポイント101において状態変化が生じた旨の通知を送信する。

0015

関連監視ポイント特定部15は、グループ情報記憶装置12に記憶されているグループ情報と、関連アプリケーション情報記憶装置13に記憶されている関連アプリケーション情報とから、状態変化情報取得部14が受信した状態変化情報の通知元である監視ポイント101、すなわち、状態変化が生じた監視ポイント101の状態変化に対応して状態情報を収集すべき監視ポイント101(以下、「関連監視ポイント」という)を特定する。

0016

関連情報抽出部16は、状態変化情報取得部14が受信した状態変化情報の通知元である監視ポイント101、すなわち、状態変化が生じた監視ポイント101、および、関連監視ポイント特定部15が特定した関連監視ポイントについて、状態情報蓄積装置18に蓄積された時系列の状態情報から、状態変化発生時刻前後の状態情報を抽出し、状態変化情報と関連付けて、関連情報として関連情報蓄積装置19に蓄積させる。

0017

状態変化時点状況再現部17は、管理者等により関連するアプリケーションが起動されると、起動されたアプリケーションに応じて、関連情報蓄積装置19を参照し、状態変化情報および当該状態変化情報に関連付けられた関連情報に基づき、状態変化が生じた監視ポイントおよび関連監視ポイントの、状態変化発生時の状態を表示させるための再現表示用データを作成する。状態変化時点状況再現部17が作成した再現表示用データは、表示部20で表示される。

0018

状態情報蓄積装置18は、監視ポイントデータ収集部11が収集した監視ポイント101の状態情報を蓄積する。
関連情報蓄積装置19は、関連情報抽出部16が作成した関連情報を蓄積する。
表示部20は、状態変化時点状況再現部17が作成した再現表示用データを表示する。

0019

なお、ここでは、図1に示すように、グループ情報記憶装置12、関連アプリケーション情報記憶装置13、状態情報蓄積装置18、関連情報蓄積装置19は、施設管理装置1が備えるものとしたが、これに限らず、グループ情報記憶装置12、関連アプリケーション情報記憶装置13、状態情報蓄積装置18、関連情報蓄積装置19は、施設管理装置1の外部に備えるようにしてもよい。
また、ここでは、図1に示すように、施設管理装置1は、表示部20を備えるようにしたが、これに限らず、表示部20は施設管理装置1の外部に備えるようにしてもよい。

0020

次に、施設管理装置1の動作を説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1の動作を説明するフローチャートである。
なお、この施設管理装置1には、図3,4に示すような、グループ情報と、関連アプリケーション情報とが、予め作成され、記憶されているものとする。
また、ここでは、正常時に、各監視ポイント101の状態情報を状態情報蓄積装置18に蓄積する周期は、予め1分に設定されているものとする。

0021

監視ポイントデータ収集部11は、コントローラ100を介して常時収集した各監視ポイント101の状態情報を、内部に保有するRAM等のメモリに収集時刻とあわせて一時保存する(ステップST201)。
監視ポイントデータ収集部11は、予め決められた周期になったかどうかを判断する(ステップST202)。

0022

ステップST202において、予め決められた周期になっていない場合(ステップST202の“NO”の場合)、ステップST203の処理をスキップし、ステップST204へ進む。

0023

ステップST202において、予め決められた周期になった場合(ステップST202の“YES”の場合)、監視ポイントデータ収集部11は、内部に保有するメモリに一時保存した各監視ポイント101の状態情報を、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積する(ステップST203)。すなわち、ここでは、1分毎に、監視ポイントデータ収集部11により、コントローラ100を介して常時収集した各監視ポイント101の状態情報が、状態情報蓄積装置18に蓄積されている。

0024

状態変化情報取得部14は、監視ポイント101の状態が変化したことを示す状態変化情報をコントローラ100から受信したかどうかを判断する(ステップST204)。
ステップST204において、状態変化情報を受信していない場合(ステップST204の“NO”の場合)、ステップST201へ戻る。

0025

ステップST204において、状態変化情報を受信した場合(ステップST204の“YES”の場合)、状態変化情報取得部14は、受信した状態変化情報を関連情報蓄積装置19に記憶させる(ステップST205)。
ここでは、状態変化情報取得部14は、監視ポイント#1(101)から、図5に示すように、2014/08/04 11:30:03に、環境温度が、アナログ変換が可能な範囲の上限温度を超えたため警報を発生させた旨の状態変化情報を受信したとする。
なお、図5は一例に過ぎず、各監視ポイント101からコントローラ100を介して送信される状態変化情報には、監視ポイント101が特定できる情報と、状態変化の内容を示す情報が含まれていればよい。

0026

状態変化情報取得部14は、監視ポイントデータ収集部11に対して、監視ポイント101において状態変化が生じた旨の通知を送信する(ステップST206)。
監視ポイントデータ収集部11は、当該状態変化が生じた旨の通知を受信すると、状態情報を状態情報蓄積装置18に蓄積するタイミングを常時に変更し、コントローラ100を介して収集した各監視ポイント101の状態情報を常時、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積するようにする。なお、このとき、監視ポイントデータ収集部11は、内部に保有するメモリに一時保存した各監視ポイント101の状態情報のうち、例えば10分等、予め設定された期間分だけ前に保存した各監視ポイント101の状態情報を、収集時刻とあわせて時系列データとして状態情報蓄積装置18に蓄積させるようにする。すなわち、監視ポイントデータ収集部11は、状態変化が生じる前の設定された期間に各監視ポイント101から常時収集した状態情報について、状態情報蓄積装置18に蓄積されているようにする。なお、内部に保有するメモリに一時保存した各監視ポイント101を状態情報蓄積装置18に蓄積させたとき、すでに状態情報蓄積装置18に同一の状態情報が蓄積されていれば、監視ポイントデータ収集部11は、同一の状態情報については新たに蓄積させないようにしてもよいし、状態情報を上書きするようにしてもよい。
また、この場合、メモリ上の古い情報を適宜削除するタイミングは、例えば20分等、10分以上とし、メモリ上には、10分以上の状態情報が蓄積されているようにする。
なお、図2のフローチャートには示さないが、監視ポイントデータ収集部11において、常時と変更した状態情報の蓄積タイミングを再び予め設定された周期、すなわち、ここでは1分に戻すタイミングについては、例えば、状態変化情報取得部14が、状態変化情報を受信しなくなった際に監視ポイントデータ収集部11に対して正常に戻った旨の通知を送信し、当該通知を受けて予め設定された周期に戻すようにしてもよいし、蓄積タイミングを常時に変更してから10分後など、予め正常時の蓄積タイミングに戻すタイミングを設定しておくようにしてもよい。
関連監視ポイント特定部15は、グループ情報記憶装置12に記憶されているグループ情報と、関連アプリケーション情報記憶装置13に記憶されている関連アプリケーション情報とから、関連監視ポイントを特定する(ステップST207)。

0027

ここで、ステップST207における関連監視ポイント特定部15の具体的な動作について、例を用いて説明する。
なお、ここでは、上述のとおり、施設管理装置1には、図3に示すようなグループ情報がグループ情報記憶装置12に記憶されており、図4に示すような関連アプリケーション情報が関連アプリケーション情報記憶装置13に記憶されているものとする。また、ステップST204において、状態変化情報取得部14は、図5に示すような状態変化情報を受信したものとする。

0028

関連監視ポイント特定部15は、状態変化情報取得部14から状態変化情報を受信し、状態変化が生じた監視ポイント101が、監視ポイント#1(101)であることを認識すると、関連アプリケーション情報記憶装置13に記憶された関連アプリケーション情報から、当該監視ポイント#1(101)は各アプリケーションのどのグループに属しているかを検出する。ここでは、図4より、監視ポイントID#1(101)は、グループリストのグループNO.1、サマリグラフのサマリNO.1、トレンドグラフのトレンドNO.2、制御プログラムプログラムNO.2のグループに属していることが検出される。

0029

次に、関連監視ポイント特定部15は、検出した各アプリケーションの同一のグループにグループ分けされている他の監視ポイントを、グループ情報から検出する。ここでは、図3より、グループリストのグループNO.1には、監視ポイント#1(101)の他に監視ポイント#2(101),#4(101)が、サマリグラフのサマリNO.1には、監視ポイント#1(101)の他に監視ポイント#4(101),#5(101)が、トレンドグラフのトレンドNO.2には、監視ポイント#1(101)の他に監視ポイント#3(101),#5(101)が、制御プログラムのプログラムNO.2には、監視ポイント#1(101)の他に監視ポイント#3(101)がグループ分けされている。そこで、関連監視ポイント特定部15は、該当の監視ポイント#2(101),#3(101),#4(101),#5(101)を、監視ポイント#1(101)の関連監視ポイントに特定する。

0030

なお、管理者等により、各アプリケーションのグループの設定の変更が行われた場合は、関連監視ポイント特定部15は、変更されたグループ情報、および、当該変更されたグループ情報から自動的に作成された関連アプリケーション情報から、上述したステップST207の処理を行い、関連監視ポイントを特定する。

0031

図2のフローチャートに戻る。
関連情報抽出部16は、ステップST204で状態変化情報取得部14が受信した状態変化情報の通知元である監視ポイント101、すなわち、状態変化が生じた監視ポイント101、および、ステップST207で関連監視ポイント特定部15が特定した関連監視ポイントについて、状態情報蓄積装置18に蓄積された時系列の状態情報から、状態変化発生時刻前後の状態情報を抽出し、今回状態変化があった監視ポイント101の状態変化情報と関連付けて、関連情報として関連情報蓄積装置19に蓄積させる(ステップST208)。状態変化発生時刻前後とは、状態変化発生の前後一定期間をいう。一定期間は適宜設定するようにすればよい。

0032

具体的には、例えば、状態変化発生時刻前後とは、状態発生の前後30分と設定されていたとすると、ここでは、監視ポイント#1(101)の状態変化情報を受信し(図5参照)、監視ポイント#1(101)の関連監視ポイントとして監視ポイント#2(101),#3(101),#4(101),#5(101)が特定されているので、関連情報抽出部16は、監視ポイント#1(101)の状態変化情報を受信した2014/08/04 11:30の前後30分の、監視ポイント#1(101),#2(101),#3(101),#4(101),#5(101)の状態情報を状態情報蓄積装置18から抽出し、ステップST205で状態変化情報取得部14が関連情報蓄積装置19に蓄積させた状態変化情報と関連付けられた関連情報として、関連情報蓄積装置19に蓄積させる。

0033

なお、状態変化発生後30分の状態情報は、状態変化が生じた時点では状態情報蓄積装置18には蓄積されていない。従って、関連情報抽出部16は、状態発生後30分の該当の監視ポイント101の状態情報は、事後に収集して関連情報蓄積装置19に蓄積させるようにする。状態情報を事後に収集する方法としては、関連情報抽出部16は、例えば、状態情報蓄積装置18に状態情報が蓄積され次第、状態情報蓄積装置18から該当の状態情報を抽出するようにしてもよいし、直接コントローラ100を介して該当の監視ポイント101から状態情報を収集するようにしてもよい。

0034

図6は、この発明の実施の形態1において、関連情報蓄積装置19に蓄積された情報の一例を示す図である。
図6に示すように、関連情報抽出部16は、状態情報蓄積装置18から抽出した各監視ポイント101の状態情報を関連情報として状態変化情報と関連付けて関連情報蓄積装置19に蓄積させる。

0035

なお、図6は一例に過ぎず、関連情報抽出部16は、状態変化情報と関連付けられた関連情報として、状態変化が生じた監視ポイント101および関連監視ポイントの、状態変化発生時刻前後の状態情報を、関連情報蓄積装置19に蓄積させるものであればよい。
また、ここでは、関連情報抽出部16は、状態変化が生じた監視ポイント101および関連監視ポイントについて、状態情報蓄積装置18に蓄積された時系列の状態情報から、状態変化発生時刻前後の状態情報を抽出するようにしたが、これに限らず、関連情報抽出部16は、状態変化が生じた監視ポイント101および関連監視ポイントについて、例えば、状態変化発生時から所定時間前までのみの状態情報等、設定された期間の状態情報を抽出するようにしてもよいし、状態変化発生時刻の状態情報を抽出するようにしてもよい。

0036

図2のフローチャートに戻る。
状態変化時点状況再現部17は、管理者等により関連するアプリケーションが起動されると、起動されたアプリケーションに応じて、関連情報蓄積装置19を参照し、状態変化情報および当該状態変化情報に関連付けられた関連情報に基づき、該当の監視ポイント101および関連監視ポイントの、状態変化発生時の状態を表示させるための再現表示用データを作成する(ステップST209)。

0037

ステップST209において状態変化時点状況再現部17が作成した再現表示用データは、表示部20で表示され、ユーザは、表示部20で、状態変化が発生した当時の、関連する監視ポイント101の状態が再現されたデータを確認し、状態変化の原因追究を行うことができる。

0038

また、状態変化時点状況再現部17は、関連情報蓄積装置19に蓄積されている全ての状態変化情報、あるいは、一定期間だけ遡った範囲の状態変化情報の一覧を表示部20に表示させ、図示しない入力部から、ユーザの所望の状態変化情報の選択を受け付け、受け付けた状態変化情報に関連付けられた関連情報から再現表示用データを作成し、表示部20に表示させるようにしてもよい。

0039

また、この実施の形態1では、状態変化時点状況再現部17が、再現表示用データを作成し、表示部20に表示させるようにしたが、これに限らず、状態変化時点状況再現部17および表示部20を備えないようにしてもよい。すなわち、ユーザは、状態変化時点の状態を再現表示して確認するのではなく、関連情報蓄積装置19に蓄積された状態変化情報および関連情報を、状態変化の原因追究用のデータとして使用するようにしてもよい。

0040

以上のように、実施の形態1によると、状態変化に応じた監視ポイント同士の対応関係を精査して設定する作業を要することなく、監視ポイントの状態変化が生じた際には、関連する監視ポイントのデータも含めた、状態変化の原因解析のためのデータを、より確実に、原因追究がしやすい形で抽出することができる。また、状態変化が発生時の状態をより簡単、かつ、より正確に再現でき、状態変化の原因追究をより効率よく行うことができる。

0041

なお、この発明の実施の形態1において、施設管理装置1は、図1で示すような構成としたが、施設管理装置1は、監視ポイントデータ収集部11と、関連監視ポイント特定部15と、関連情報抽出部16とを備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
また、実施の形態1における施設管理装置1の制御に用いられる各部は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
また、実施の形態1におけるグループ情報記憶装置12、関連アプリケーション情報記憶装置13、状態情報蓄積装置18、関連情報蓄積装置19は、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。

0042

また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。

0043

1施設管理装置
11監視ポイントデータ収集部
12グループ情報記憶装置
13関連アプリケーション情報記憶装置
14状態変化情報取得部
15関連監視ポイント特定部
16関連情報抽出部
17状態変化時点状況再現部
18状態情報蓄積装置
19 関連情報蓄積装置
20 表示部
100コントローラ
101 監視ポイント

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