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技術 カラオケ装置

出願人 株式会社第一興商
発明者 熊谷達也橘聡
出願日 2015年2月20日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-031901
公開日 2016年8月25日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-153842
状態 特許登録済
技術分野 音声の分析・合成 他に分類されない音響(残響,カラオケ等)
主要キーワード あたま 文部省 再生指示データ 総合得点 アニメキャラクタ 評価コメント ミキシング信号 カラオケ演奏データ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

歌唱評価に応じたメッセージ音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できるカラオケ装置を提供する。

解決手段

楽曲歌唱により得られる歌唱音声信号採点結果に応じたメッセージを音声出力するカラオケ装置であって、複数の採点結果それぞれに対して、再生時間の異なる複数のメッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶部、複数の歌唱区間を有する楽曲について、歌唱区間毎に採点結果を算出する採点部、採点結果を算出する歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔であるインターバルの長さを検出するインターバル検出部、メッセージ記憶部に記憶されたメッセージの中から、算出された採点結果に対応するメッセージであって、再生時間が検出されたインターバルの長さ以下であるメッセージを所定のメッセージとして選択するメッセージ選択部、検出されたインターバルの間に所定のメッセージの音声出力を行うメッセージ出力部を有する。

概要

背景

概要

歌唱評価に応じたメッセージ音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できるカラオケ装置を提供する。楽曲歌唱により得られる歌唱音声信号採点結果に応じたメッセージを音声出力するカラオケ装置であって、複数の採点結果それぞれに対して、再生時間の異なる複数のメッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶部、複数の歌唱区間を有する楽曲について、歌唱区間毎に採点結果を算出する採点部、採点結果を算出する歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔であるインターバルの長さを検出するインターバル検出部、メッセージ記憶部に記憶されたメッセージの中から、算出された採点結果に対応するメッセージであって、再生時間が検出されたインターバルの長さ以下であるメッセージを所定のメッセージとして選択するメッセージ選択部、検出されたインターバルの間に所定のメッセージの音声出力を行うメッセージ出力部を有する。

目的

本発明の目的は、歌唱評価に応じたメッセージを音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できるカラオケ装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

楽曲歌唱により得られる歌唱音声信号採点結果に応じたメッセージ音声出力するカラオケ装置であって、複数の採点結果それぞれに対して、再生時間の異なる複数のメッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶部と、複数の歌唱区間を有する楽曲について、歌唱区間毎に前記採点結果を算出する採点部と、前記採点結果を算出する歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔であるインターバルの長さを検出するインターバル検出部と、前記メッセージ記憶部に記憶されたメッセージの中から、算出された前記採点結果に対応するメッセージであって、再生時間が検出された前記インターバルの長さ以下であるメッセージを所定のメッセージとして選択するメッセージ選択部と、検出された前記インターバルの間に前記所定のメッセージの音声出力を行うメッセージ出力部と、を有することを特徴とするカラオケ装置。

請求項2

前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、前記所定のメッセージとして、再生時間が最長のメッセージを選択することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。

請求項3

前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、前記所定のメッセージとして、当該複数あるメッセージから一のメッセージをランダムに選択することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。

請求項4

前記メッセージ出力部は、前記所定のメッセージの再生時間が検出されたインターバルの長さよりも短い場合、前記インターバルの開始時よりも所定時間遅らせた時点から前記所定のメッセージの音声出力を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。

請求項5

前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが無い場合、前記所定のメッセージとして、算出された採点結果に対応するメッセージの中から再生時間が最短のメッセージを選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のカラオケ装置。

技術分野

0001

本発明はカラオケ装置に関する。

0002

通信カラオケシステムにおいて、カラオケ歌唱採点機能を備えるカラオケ装置が普及している。カラオケ歌唱の採点は、歌唱者のカラオケ歌唱を数値化してリファレンスデータの数値と比較することにより行う。採点結果は、歌詞背景映像を表示するモニタを利用して、楽曲演奏中に歌唱区間毎に表示されたり、楽曲演奏終了後に総合得点として表示される。

0003

更に、点数評価だけでなく評価コメント提示する技術も知られている。たとえば特許文献1には、楽曲演奏中に歌唱リアルタイムに評価し、その評価結果を音声によって再生することが可能なカラオケ装置が開示されている。評価コメントは、歌手の声、アニメキャラクタの声、或いは大阪弁など、予めハードディスクに記憶された様々な声質の音声で再生することができる(特許文献1の明細書段落[0093])。

0004

特開2000−122674号公報

0005

ところで、歌唱評価に応じたメッセージ(評価コメント)を音声として再生する場合、歌唱者が当該メッセージの内容を把握できるようにすることが望ましい。このためには、歌唱者の歌唱に極力重ならないようにメッセージを再生する必要がある。

0006

特許文献1には、カラオケ演奏データに含まれるコメント再生指示データに従ったタイミングで評価コメントを再生することが記載されている。つまり、各コメント再生指示データで区切られた区間毎に歌唱評価の実行が指示され、歌唱評価結果音声出力が指示される。コメント再生指示データは、たとえば、楽曲中の各フレーズや各コーラス切り変わる位置に配置される(特許文献1の明細書段落[0027])。

0007

しかし、この場合には、膨大な数のカラオケ演奏データそれぞれに対し、予め複数のコメント再生指示データを設定しなければならず煩雑である。また、コメント再生指示データの設定は、インターバル非歌唱区間)の長さを考慮して行われるものではない。

0008

また、特許文献1には、ユーザがリモコンなどで所定の操作を行う毎に歌唱評価の実行及び評価コメントの再生を指示することも記載されている(特許文献1の明細書段落[0086])。

0009

しかし、この場合、歌唱者は歌唱中に評価の実行や評価コメントの再生指示の操作が必要となるため歌唱に集中できない。また、通常、歌唱者はインターバルの長さを把握していないため、歌唱との重なりを考慮して評価コメントの再生指示等を行うことは困難である。

0010

更に、特許文献1には、評価コメントが再生される際にカラオケ演奏音量を自動的に小さくする構成の記載がある(特許文献1の明細書段落[0095])。この場合、大音量でカラオケ歌唱を行っている場合であっても評価コメントを聞き逃すことがない。

0011

しかし、評価コメントを聞くことを優先してカラオケ演奏や歌唱音声の音量を下げるということは本末転倒であり、カラオケ歌唱の興趣を削いでしまうという問題がある。

先行技術

0012

本発明の目的は、歌唱評価に応じたメッセージを音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できるカラオケ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

上記課題を解決するために、請求項1に係るカラオケ装置は、楽曲の歌唱により得られる歌唱音声信号の採点結果に応じたメッセージを音声出力するカラオケ装置であって、複数の採点結果それぞれに対して、再生時間の異なる複数のメッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶部と、複数の歌唱区間を有する楽曲について、歌唱区間毎に前記採点結果を算出する採点部と、前記採点結果を算出する歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔であるインターバルの長さを検出するインターバル検出部と、前記メッセージ記憶部に記憶されたメッセージの中から、算出された前記採点結果に対応するメッセージであって、再生時間が検出された前記インターバルの長さ以下であるメッセージを所定のメッセージとして選択するメッセージ選択部と、検出された前記インターバルの間に前記所定のメッセージの音声出力を行うメッセージ出力部と、を有する。

0014

このようなカラオケ装置によれば、歌唱評価に応じたメッセージを音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できる。

0015

また、上記課題を解決するために、請求項2に係るカラオケ装置は、請求項1記載のカラオケ装置であって、前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、前記所定のメッセージとして、再生時間が最長のメッセージを選択する。

0016

この場合、歌唱者はメッセージ全体の内容を容易に把握できる。

0017

また、上記課題を解決するために、請求項3に係るカラオケ装置は、請求項1記載のカラオケ装置であって、前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、前記所定のメッセージとして、当該複数あるメッセージから一のメッセージをランダムに選択する。

0018

この場合、歌唱者はメッセージ全体の内容を容易に把握できる。

0019

また、上記課題を解決するために、請求項4に係るカラオケ装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置であって、前記メッセージ出力部は、前記所定のメッセージの再生時間が検出されたインターバルの長さよりも短い場合、前記インターバルの開始時よりも所定時間遅らせた時点から前記所定のメッセージの音声出力を行う。

0020

この場合、歌唱者はメッセージ全体の内容をより把握し易くなる。

0021

また、上記課題を解決するために、請求項5に係るカラオケ装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のカラオケ装置であって、前記メッセージ選択部は、検出された前記インターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが無い場合、前記所定のメッセージとして、算出された採点結果に対応するメッセージの中から再生時間が最短のメッセージを選択する。

0022

この場合、歌唱者はメッセージの内容を大凡把握することができる。

発明の効果

0023

本発明によれば、歌唱評価に応じたメッセージを音声出力する場合に、歌唱者が当該メッセージの内容を容易に把握できる。

図面の簡単な説明

0024

実施形態に係るカラオケ装置の概略を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体のハードウェア構成例を示す図である。
実施形態に係る記憶部に記憶されるテーブルデータの例を示す図である。
実施形態に係る記憶部に記憶されるテーブルデータの例を示す図である。
実施形態に係る記憶部に記憶される音声データの例を示す図である。
実施形態に係る記憶部に記憶される音声データの例を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。
実施形態に係るメッセージの音声出力を開始するタイミングの例を示す図である。
実施形態に係るメッセージの音声出力を開始するタイミングの例を示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
実施形態において参照する楽曲の楽譜を示す図である。

実施例

0025

図1図10を参照して、実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。

0026

==カラオケ装置==
(ハードウェア構成)
カラオケ装置1は、カラオケ演奏及び歌唱者が歌唱を行うための装置である。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30(表示部)、マイク40、及びリモコン装置50を備える。カラオケ装置1は、通信回線を介してサーバ(図示なし)と通信可能に接続される。

0027

スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は歌唱者の音声をアナログ音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。歌唱者はリモコン装置50を用いてカラオケ装置1の起動、楽曲の予約等を行うことができる。

0028

カラオケ本体10は、選択されたカラオケ楽曲演奏制御、歌詞および背景映像の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図2はカラオケ本体10のハードウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。

0029

制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。

0030

通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインタフェースを提供する。

0031

記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。本実施形態において、記憶部13は、楽曲データ記憶部13a、メッセージ記憶部13b、映像データ記憶部13c、音声データ記憶部13dを含む。

0032

楽曲データ記憶部13aは、複数の楽曲データを記憶する。楽曲データは、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うためのデータである。カラオケ装置1が楽曲データに基づいて楽曲を演奏することにより、歌唱者はカラオケの歌唱が可能となる。なお、それぞれの楽曲には、歌唱者が歌唱を行うための歌詞が設定されている区間である「歌唱区間」と、歌詞が設定されていない区間である「非歌唱区間(インターバル)」とが存在する。非歌唱区間は、ある歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔に相当する。

0033

楽曲データは、MIDIデータ歌詞データ、リファレンスデータ等が含まれる。MIDIデータは、電子楽器音源自動演奏させるための自動演奏データ(カラオケ演奏データ)であり、時系列ノート情報によって構成される。ノート情報は、たとえば発音消音のタイミング、キー押圧力、音の高さ、再生ピッチ等を制御する各種の命令によって構成される。歌詞データは、カラオケ楽曲における歌詞テロップを表示装置30に表示させるための文字列データである。歌詞データは、楽曲毎に予め設定されている。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準となるデータであり、ヴォーカル音高を表す時系列の音高情報によって構成されている。リファレンスデータは歌唱区間毎に設定されている。

0034

なお、本実施形態に係るカラオケ装置1において使用される楽曲データは、楽曲データ記憶部13aに記憶されているものではなく、サーバ(図示なし)から直接取得したデータであってもよい。

0035

メッセージ記憶部13bは、複数の採点結果それぞれに対して、再生時間の異なる複数のメッセージを対応付けて記憶する。図3及び図4は、複数の採点結果と再生時間の異なる複数のメッセージとを対応付けたテーブルデータの例を示す。

0036

図3のテーブルデータは、採点結果とインターバルの長さとのマトリクスとなっている。図3のテーブルデータにおいては、採点結果毎のインターバルの長さと、当該インターバル中に再生可能な再生時間のメッセージに対応するメッセージ(メッセージID)とが一対一で記憶されている。なお、図3におけるメッセージIDの下に記載された値は、当該メッセージの再生時間を示す。

0037

一方、図4のテーブルデータのように、メッセージ毎に再生時間を対応付けるだけでもよい。この場合、図3のテーブルデータのように、個々のインターバルの長さに対応したメッセージを記憶する必要がない。すなわち、インターバルの長さに関わらず複数のメッセージを記憶することができるため、メッセージの自由度を高めることができる。

0038

映像データ記憶部13cは、カラオケ演奏時に表示装置30に表示される背景画像キャラクタ等の映像データを記憶する領域である。

0039

音声データ記憶部13dは、メッセージ記憶部13bに記憶されているメッセージの内容を音声で表した音声データを記憶する。たとえば、音声データ記憶部13dはメッセージIDとメッセージの音声データとを関連付けて記憶している。なお、メッセージ記憶部13bに記憶されたメッセージと音声データ記憶部13dに記憶された音声データとは、同じメッセージIDを付与することにより関連付けることができる。また、本実施形態のメッセージは、後述する「キャラクタ採点モード」で用いても違和感がないよう、各キャラクタのイメージに合わせた言葉遣いとなっている。

0040

図5及び図6は、音声データ記憶部13dに記憶される音声データの例を示す。

0041

図5の音声データは、各メッセージに使用される言葉は似ているが(或いは、言葉の一部が共通であるが)、長さの異なる複数のメッセージに対応するデータである。このような音声データを用いる場合、インターバルの長さが異なる場合であっても、採点結果に応じて同じ主旨のメッセージを放音できる。

0042

また、図6の音声データは、メッセージの主旨は似ている(賞賛、励まし等)が、使用される言葉及び長さが異なる複数のメッセージに対応するデータである。このような音声データを用いる場合、たとえば、同じ採点結果であってもインターバルの長さの違いによって異なる言葉で表現されたメッセージが放音されるため、歌唱者を飽きさせることが無い。

0043

音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源ミキサアンプ(いずれも図示なし)を含む。MIDI音源は、楽曲データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該音楽信号およびマイク40から出力される音声信号を適当な比率ミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。また、本実施形態にかかる音響処理部14は、音声出力制御部400(後述)の制御に基づいて所定のメッセージを放音させる。

0044

表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。

0045

操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、歌唱者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて予約信号中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。

0046

(ソフトウェア構成)
図7はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、採点部100と、インターバル検出部200と、メッセージ選択部300と、音声出力制御部400とを備える。

0047

採点部100、インターバル検出部200、メッセージ選択部300、及び音声出力制御部400は、制御部11のCPU11aがメモリ11bに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。

0048

採点部100は、複数の歌唱区間を有する楽曲について、歌唱区間毎に採点結果を算出する。採点結果の算出は公知の手法を用いることができる。たとえば、採点部100は、歌唱者がある歌唱区間に歌唱を行った場合、当該歌唱に基づく歌唱音声信号を取得する。そして、採点部100は、楽曲データ記憶部13aから当該歌唱区間に対応するリファレンスデータを読み出し、取得した歌唱音声信号とリファレンスデータとを比較することにより、音高に基づく採点結果を算出する。採点結果は、たとえば、0〜100点の範囲の得点情報として算出される。なお、採点部100は、音高に基づく採点結果だけでなく、歌唱の音量やタイミング(リズム)、さらには歌唱技法の評価結果等を組み合わせた総合評価を採点結果として算出してもよい。

0049

インターバル検出部200は、採点結果を算出する歌唱区間の終了から次の歌唱区間の開始までの間隔であるインターバルの長さを検出する。たとえば、インターバル検出部200は、楽曲データ記憶部13aに記憶された楽曲データに基づいてインターバルの長さを検出する。なお、楽曲データとして、予めインターバルの長さに関する情報が記録されていてもよい。この場合、インターバル検出部200は、当該情報を楽曲データ記憶部13aから読み出すことにより、インターバルの長さを検出する。

0050

メッセージ選択部300は、メッセージ記憶部13bに記憶されたメッセージの中から、採点部100で算出された採点結果に対応するメッセージであって、再生時間がインターバル検出部200で検出されたインターバルの長さ以下であるメッセージを所定のメッセージとして選択する。

0051

たとえば、ある歌唱区間の採点結果が95点、当該歌唱区間から次の歌唱区間までのインターバルの長さが1,100msecであったとする。この場合、メッセージ選択部300は、図3のテーブルデータを参照し、採点結果95点に対応するメッセージM011〜M015のうち、インターバルの長さ1,100msecに対応するメッセージM012を所定のメッセージとして選択する。また、図4のテーブルデータを参照する場合、メッセージ選択部300は、採点結果95点に対応するメッセージM011〜M015のうち、インターバルの長さ1,100msecに収まる再生時間のメッセージM011を所定のメッセージとして選択する。

0052

なお、検出されたインターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、メッセージ選択部300は、所定のメッセージとして、再生時間が最長のメッセージを選択してもよい。

0053

たとえば、ある歌唱区間の採点結果が85点、当該歌唱区間から次の歌唱区間までのインターバルの長さが1,800msecであったとする。この場合、図3のテーブルデータによれば、採点結果85点に対応するメッセージM031〜M035のうち、インターバルの長さ1,800msecに収まる再生時間のメッセージは、メッセージM031〜M033の3つが存在する。この場合、メッセージ選択部300は、メッセージM031〜M033の中で最も再生時間の長いメッセージM033を所定のメッセージとして選択する。

0054

或いは、検出されたインターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが複数ある場合、メッセージ選択部300は、所定のメッセージとして、複数あるメッセージから一のメッセージをランダムに選択してもよい。

0055

たとえば、ある歌唱区間の採点結果が85点、当該歌唱区間から次の歌唱区間までのインターバルの長さが1,800msecであったとする。この場合、図3のテーブルデータによれば、採点結果85点に対応するメッセージM031〜M035のうち、インターバルの長さ1,800msecに収まる再生時間のメッセージは、メッセージM031〜M033の3つが存在する。この場合、メッセージ選択部300は、所定のメッセージとして、メッセージM031〜M033のうち一のメッセージをランダムに選択する。

0056

更に、メッセージ選択部300は、検出されたインターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが無い場合、所定のメッセージとして、算出された採点結果に対応するメッセージの中から再生時間が最短のメッセージを選択してもよい。

0057

たとえば、ある歌唱区間の採点結果が85点、当該歌唱区間から次の歌唱区間までのインターバルの長さが400msecであったとする。この場合、図3のテーブルデータによれば、採点結果85点に対応するメッセージM031〜M035のうち、インターバルの長さ400msecに収まる再生時間のメッセージは存在しない。この場合、メッセージ選択部300は、メッセージM031〜M035の中で最も再生時間の短いメッセージM031を所定のメッセージとして選択する。

0058

なお、検出されたインターバルの長さ以下の再生時間のメッセージが無い場合、メッセージ選択部300は所定のメッセージの選択を行わないことも可能である。この場合には、メッセージを音声出力することなく歌唱を優先することができる。

0059

音声出力制御部400は、検出されたインターバルの間に所定のメッセージの音声出力を行うよう音響処理部14を制御する。具体的には、音声出力制御部400は、音声データ記憶部13dから所定のメッセ—ジに対応する音声データを読み出して、音響処理部14に送信する。音響処理部14は、音声出力制御部400の制御に基づいて、スピーカ20から音声データに対応するメッセージを放音させる。すなわち、「音声出力制御部400」、「音響処理部14」、「スピーカ20」は、検出されたインターバルの間に所定のメッセージの音声出力を行う「メッセージ出力部」を構成する。なお、音声出力を行う場合に、予め録音された音声データを用いる代わりに、テキストデータを用いることも可能である。この場合、音声データ記憶部13dは、テキストデータとメッセージIDとを関連付けて記憶している。そして、音響処理部14は所定のメッセージに対応するテキストデータに基づいて音声合成を行い、所定のメッセージ内容を放音する。

0060

==タイミングの決定について==
次に、図8A及び図8Bを参照して音声出力制御部400による音声出力のタイミングの具体例について説明を行う。図8A及び図8Bは、楽曲の歌唱区間及びインターバルと、メッセージの音声出力を開始するタイミング(以下、単に「タイミング」という場合がある)との関係を模式的に示した図である。

0061

本実施形態のように、所定のメッセージの再生時間が検出されたインターバルの長さよりも短い場合、音声出力制御部400は、選択されたメッセージの音声出力の開始タイミングをインターバルの開始時とすることができる(図8A参照)。このようにタイミングを設定することにより、インターバル中にメッセージを全て放音することが可能となる。よって、歌唱者はメッセージ全体の内容を容易に把握できる。

0062

或いは、音声出力制御部400は、選択されたメッセージの音声出力の開始タイミングを、インターバルの開始時よりも所定時間遅らせた時点とすることも可能である(図8B参照)。

0063

たとえば、検出されたインターバルの長さが1,400msecであり、選択されたメッセージの長さが1,000msecであったとする。この場合、音声出力制御部400は、インターバル開始時よりも200msec遅い時点で音声出力を行う。このように音声出力を行うことにより、先の歌唱区間及び次の歌唱区間それぞれとメッセージとの間に所定の間隔(図8Bの例では200msec)が生じる。すなわち、歌唱区間とメッセージの放音期間との間隔が空くため、メッセージ内容を聞き取りやすくなる。よって、歌唱者はメッセージ全体の内容をより把握し易くなる。

0064

==カラオケ装置1の動作について==
次に、図9及び図10を参照して本実施形態に係るカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図9は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。図10は、文部省である童謡「ふじの山」(作詞:巌谷小波)の一部を示す楽譜である。

0065

歌唱者は、リモコン装置50を介し、「ふじの山」の楽曲を選択し、歌唱を行う(楽曲の選択・歌唱。ステップ10)。

0066

採点部100は、最初の歌唱区間として、出だしの8小節の歌唱「あたまを くもの うえにだ し しほうの やーまを みおろーしー て」の歌唱が終了した時点で、当該歌唱区間の採点結果として85点を算出する(採点結果の算出。ステップ11)。また、ある歌唱区間において、80%〜90%程度の歌唱が終了した時点で採点結果を得ることとしてもよく、例えば、本実施形態であれば、当該歌唱区間の87.5%、すなわち、7小節目の「みおろーしー」の歌唱が終了した時点での採点結果を算出してもよい。なお、本発明における「歌唱区間毎に採点結果を算出する」には、ある歌唱区間における一部の歌唱に基づいて採点結果を得る場合も含まれる。

0067

インターバル検出部200は、ステップ10で選択された楽曲「ふじの山」のリファレンスデータを参照し、最初の歌唱区間(8小節目の「て」)の歌唱が終了してから次の歌唱区間(「かみなりさーまーを・・・・」)が開始するまでのインターバルの長さ750msecを検出する(インターバルの検出。ステップ12)。図10の楽譜に示した通り、本楽曲のインターバルは1拍(4分休符)であり、BPMは80である。よって、インターバルは、60/80=0.75secとなる。

0068

メッセージ選択部300は、メッセージ記憶部13bに記憶されたテーブルデータ(図3参照)を参照し、85点の採点結果に対応するメッセージであって、インターバルの長さ750msecで再生可能なメッセージM031を選択する(メッセージの選択。ステップ13)。

0069

音声出力制御部400は、ステップ13で選択されたメッセージM031に対応する音声データを音声データ記憶部13dから読み出す(音声データの読み出し。ステップ14)。

0070

音響処理部14は、音声出力制御部400の制御に基づき、スピーカ20を介してステップ14で読み出されたメッセージM031に対応する音声データの出力を行う(メッセージの放音。ステップ15)。具体的には、音響処理部14は、750msecのインターバル中に再生時間400msecのメッセージM031(対応する音声データ)を放音する。

0071

このように、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、歌唱音声が放音されない非歌唱区間(インターバル)の間に歌唱評価に応じたメッセージ全てを音声出力することができる。よって、歌唱者は、自己の歌唱音声の影響を受けることなく、メッセージの内容を容易に把握できる。

0072

なお、歌唱者が歌唱する際に「キャラクタ採点モード」を利用することも可能である。キャラクタ採点モードはカラオケ装置1が有するモードである。キャラクタ採点モードが選択された場合、表示処理部15(制御部11)は、歌唱時に表示装置30に背景画像及び歌詞と共にキャラクタを表示させ、楽曲の進行に合わせてキャラクタの表示態様を変化させる。このようなモードを搭載することにより、カラオケ装置1は歌唱者に対してより高い趣向性を与えることができる。

0073

このようなモードにおいて、表示処理部15(制御部11)は、メッセージの音声出力のタイミングに合わせてキャラクタの表示態様を変化させる制御を行うこともできる。たとえば、メッセージの内容が「賞賛」の場合、表示処理部15は、キャラクタが喜んでいるようなアニメーションを表示させる。また、メッセージの放音に合わせてキャラクタの表情を変化させることにより、あたかもキャラクタのセリフとしてメッセージが放音されているような視覚的効果を与えることもできる。このような場合、歌唱者は視覚的にメッセージの概要を把握できる。

0074

上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。また、上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。それらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0075

1カラオケ装置
10カラオケ本体
11 制御部
13 記憶部
13a楽曲データ記憶部
13b メッセ—ジ記憶部
14音響処理部
20スピーカ
100採点部
200インターバル検出部
300メッセージ選択部
400音声出力制御部

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