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技術 ジョブ処理システム、ジョブ処理プログラム、およびジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 高橋雅雄
出願日 2015年2月13日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2015-026826
公開日 2016年8月18日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2016-149091
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 ファクシミリ一般
主要キーワード 照合テーブル ドライブ素子 接続頻度 装置パターン スマートデバイス 点滅光 固定キー 代理装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月18日)のものです。
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図面 (16)

課題

ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることが可能なジョブ処理システムを提供する。

解決手段

第1の装置のジョブ処理装置MFP(1)は、代理グループ内の各MFP(1)〜(3)を特定するパターンを含む所定のパターンを発信し、携帯端末120は、所定のパターンを取得して、取得した所定のパターンに関する情報をサーバーに送信し、サーバー110は、所定のパターンに関する情報に基づいて第1の装置または第2の装置を特定し、特定した装置と携帯端末との通信中継する。

概要

背景

画像形成装置等の電子機器スマートデバイス等の端末装置との連携により機能を拡張し、その利便性の向上に努めている。それら二つの機器の間の接続には、主に、ネットワークを経由した接続が利用されている。ネットワーク接続により、有線ではなく無線による通信が可能となることにより、ケーブルの長さにとらわれずにすむ、ケーブルを這わせてある場所にとらわれずにすむ、というように、ユーザーに大きな利便性を与える。

しかし、ネットワーク通信を行うためには、電子機器のネットワーク上の住所であるIP(Internet Protocol)アドレス電子機器間認知する必要がある。一般的には、ユーザーが直接電子機器に送信先の装置のIPアドレスを入力する方式がとられる。この作業は、特に電子機器の操作に不慣れで、IPアドレスに馴染みが薄いユーザーにとっては、困難で不便であることが多い。そこで、この作業を不要とする技術が開発されている。

下記特許文献1に開示された印刷ステムでは、印刷リクエストプリンターにより受信されると、プリンターは自身の一意識別子であるUIDをグラフカルコードの印刷等により出力するとともにネートワークを介してサーバーに送信する。ユーザーによる印刷リクエストの入力に応答してスマートデバイスで起動したカメラ撮影されたグラフィカルコードから抽出されたUIDと印刷データとがサーバーに送信されると、サーバーは、これと一致するUIDを送信してきたプリンターを特定し、当該プリンターに印刷データを転送して印刷させる。

概要

ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることが可能なジョブ処理システムを提供する。第1の装置のジョブ処理装置MFP(1)は、代理グループ内の各MFP(1)〜(3)を特定するパターンを含む所定のパターンを発信し、携帯端末120は、所定のパターンを取得して、取得した所定のパターンに関する情報をサーバーに送信し、サーバー110は、所定のパターンに関する情報に基づいて第1の装置または第2の装置を特定し、特定した装置と携帯端末との通信を中継する。

目的

すなわち、ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることが可能な中継接続システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも一つ以上のジョブ処理装置を含む装置群と、前記少なくとも一つ以上のジョブ処理装置のいずれかのジョブ処理装置にジョブを処理させるサーバーと、前記サーバーに印刷データを送信する携帯端末とを有するジョブ処理システムであって、前記装置群に含まれる少なくとも一つの第1の装置は、前記第1の装置を特定する第1のパターンおよび、前記第1の装置と同じ代理グループの、当該第1の装置以外の第2の装置を特定する第2のパターンを含む所定のパターンを発信する発信部を有し、前記携帯端末は、前記発信部が発信する前記所定のパターンを取得するパターン取得部と、前記パターン取得部により取得された前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する送信部と、を有し、前記サーバーは、前記装置群に含まれる装置をそれぞれ特定する、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを関連付けて記憶している記憶部と、前記送信部により送信された前記所定のパターンに関する情報を受信する受信部と、前記記憶部を参照し、前記受信部により受信された前記所定のパターンに関する情報に基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置を特定する特定部と、前記特定部により識別情報が特定された前記第1の装置または前記第2の装置と前記携帯端末との間の通信中継する中継部と、を有するジョブ処理システム。

請求項2

前記発信部は、前記所定のパターンを、点滅パターンで発信し、前記パターン取得部は、前記発信部により発信される点滅パターンを撮影することにより前記所定のパターンを動画として取得し、前記携帯端末は、前記パターン取得部により取得された動画から前記所定のパターンを認識する認識部をさらに有し、前記送信部は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する、請求項1に記載のジョブ処理システム。

請求項3

前記発信部は、前記所定のパターンを、点滅パターンで発信し、前記パターン取得部は、前記発信部により発信される点滅パターンを撮影することにより前記所定のパターンを動画として取得し、前記送信部が前記サーバーに送信する前記所定のパターンに関する情報は、前記パターン取得部により取得された前記動画であり、前記サーバーは、前記受信部により受信された前記所定のパターンに関する情報に含まれる前記動画から前記所定のパターンを認識する認識部をさらに有し、前記特定部は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置を特定する、請求項1に記載のジョブ処理システム。

請求項4

前記携帯端末は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに含まれる前記第1のパターンおよび前記第2のパターンによりそれぞれ特定される前記第1の装置および前記第2の装置のいずれかを選択可能な第1ユーザーインターフェースを表示する表示部をさらに有し、前記送信部は、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する、請求項2に記載のジョブ処理システム。

請求項5

前記送信部は、前記記憶部に記憶された前記第1のパターンおよび前記第2のパターンを含む所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記第1の装置の発信部は、前記サーバーから受信した前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記所定のパターンを発信する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項6

前記記憶部は、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに記憶し、前記送信部は、前記記憶部に記憶された、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記認識部は、前記パターン取得部により取得された、前記第1の装置の前記発信部により発信される前記点滅パターンの動画から前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに認識し、前記表示部は、前記認識部により認識された前記位置情報に基づいて、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置関係を、前記第1ユーザーインターフェースとともに表示する、請求項5に記載のジョブ処理システム。

請求項7

前記表示部は、前記装置群に含まれる装置のうち、当該装置が発信する点滅パターンが前記認識部により認識された装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに追加する装置として選択可能な第2ユーザーインターフェースをさらに表示し、前記送信部は、前記第2ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンに関する情報を含む追加要求を前記サーバーにさらに送信し、前記受信部は、前記追加要求を前記送信部からさらに受信し、前記サーバーは、前記記憶部を参照し、前記受信部により受信された前記追加要求に含まれる前記パターンに関する情報に基づいて装置を特定し、特定した装置を、前記記憶部に記憶された前記代理グループの設定情報において前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに含まれる装置として設定する、請求項4〜6のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項8

前記記憶部は、前記第1の装置が含まれる代理グループと、含まれる装置が重複する他の代理グループとして設定された近接グループの設定情報をさらに記憶し、前記送信部は、前記記憶部に記憶された、前記近接グループの設定情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記認識部は、前記パターン取得部により取得された、前記第1の装置の前記発信部が発信する前記点滅パターンから、前記点滅パターンに含まれる前記近接グループの設定情報をさらに認識し、前記表示部は、前記認識部により認識された前記近接グループの設定情報に含まれる前記近接グループのうちいずれかが選択されることにより、選択された前記近接グループに含まれる装置のいずれかを、当該装置を特定するパターンを前記送信部から送信される前記所定のパターンに関する情報に含ませる装置として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースをさらに表示する、請求項4〜7のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項9

前記サーバーは、前記代理グループに含まれる装置のうち発信部によりパターンを発信させることが可能になった装置を特定するパターンを特定し、特定したパターンに関する情報を含む除外通知を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の発信部から発信する前記所定のパターンから前記特定したパターンを除外させる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項10

前記第1の装置がジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態の装置である場合は、前記第1の装置の前記発信部は前記第1の装置の選択が不可能であることを示すパターンがさらに含まれる前記所定のパターンを発信し、前記認識部は、前記所定のパターンから、前記代理装置の選択が不可能であることをさらに認識し、前記表示部は、前記第1の装置の選択が不可能であることが前記解析部により認識されたときは、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から前記第1の装置を除外する、請求項4〜9のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項11

前記第1の装置の前記発信部は、多面体の異なる面から、それぞれ異なる一つ以上の前記第2の装置を特定する前記第2のパターンおよび当該第2の装置の相対的な位置情報を含む前記所定のパターンの点滅パターンを発信する、請求項2〜10のいずれか一項に記載のジョブ処理システム。

請求項12

前記多面体の異なる面から点滅パターンにより前記所定のパターンがそれぞれ発信される装置は、前記面ごとに最適化された装置である、請求項11に記載のジョブ処理システム。

請求項13

携帯端末から印刷データを受信し、少なくとも一つ以上のジョブ処理装置を含む装置群のいずれかのジョブ処理装置にジョブを処理させるサーバーに、前記装置群に含まれる装置をそれぞれ特定する、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを関連付けて記憶する手順(a)と、前記装置群に含まれる少なくとも一つの第1の装置の発信部から発信される、前記第1の装置を特定する第1のパターンおよび、前記第1の装置と同じ代理グループの、当該第1の装置以外の第2の装置を特定する第2のパターンを含む所定のパターンを取得し、取得した前記所定のパターンに関する情報を送信する前記携帯端末から前記所定のパターンに関する情報を受信する手順(b)と、前記手順(a)において記憶された、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを参照し、前記手順(b)において受信された前記所定のパターンに関する情報に基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置の識別情報を特定し、識別情報が特定された前記第1の装置または前記第2の装置と前記携帯端末との間の通信を中継する手順(c)と、を有する手順を実行させる、ジョブ処理プログラム

請求項14

前記手順(b)は、前記第1の装置の前記発信部から点滅パターンで発信された前記所定のパターンを撮影することで動画として取得し、取得した動画から前記所定のパターンを認識し、認識した前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する前記携帯端末から前記所定のパターンに関する情報を受信する、請求項13に記載のジョブ処理プログラム。

請求項15

前記手順(b)において前記携帯端末から送信される前記所定のパターンに関する情報は、前記携帯端末により撮影された前記第1の装置の発信部から点滅パターンで発信された前記所定のパターンの動画であり、前記手順(c)は、前記所定のパターンに関する情報に含まれる動画から前記所定のパターンを認識し、認識した前記所定のパターンに基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置の識別情報を特定する、請求項13に記載のジョブ処理プログラム。

請求項16

前記手順(b)は、認識した前記所定のパターンに含まれる前記第1のパターンおよび前記第2のパターンによりそれぞれ特定される前記第1の装置および前記第2の装置のいずれかを選択可能な第1ユーザーインターフェースを表示する前記携帯端末から、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を受信する、請求項14に記載のジョブ処理プログラム。

請求項17

前記手順は、前記手順(a)において記憶された前記第1のパターンおよび前記第2のパターンを含む所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の発信部から、前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記所定のパターンを発信させる手順(d)をさらに有する、請求項13〜16のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項18

前記手順は、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報を記憶する手順(e)を、さらに有し、前記手順(d)において前記第1の装置に送信される前記所定のパターンに関する情報には、前記手順(e)において記憶された、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報がさらに含まれ、前記手順(b)は、取得した前記点滅パターンの動画から前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報を認識し、認識した前記位置情報に基づいて、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置関係を、前記第1ユーザーインターフェースとともに表示する前記携帯端末から、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を受信する、請求項17に記載のジョブ処理プログラム。

請求項19

前記手順は、前記装置群に含まれる装置のうち、当該装置が発信する点滅パターンを認識した装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに追加する装置として選択可能な第2ユーザーインターフェースを表示し、前記第2ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンに関する情報を含む追加要求を送信する前記携帯端末から前記追加要求を受信する段階(f)と、前記手順(a)において記憶された、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを参照し、前記段階(f)で受信された前記追加要求に含まれる前記パターンに関する情報に基づいて装置を特定し、特定した装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに含まれる装置として設定する段階(g)と、をさらに有する、請求項16〜18のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項20

前記手順は、前記第1の装置が含まれる代理グループと、含まれる装置が重複する他の代理グループとして設定された近接グループの設定情報を記憶する手順(h)と、前記手順(h)において記憶された、前記近接グループの設定情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信することにより、送信された前記所定のパターンに関する情報を受信し、受信した前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記点滅パターンを発信する前記第1の装置から前記点滅パターンを取得し、前記点滅パターンに含まれる前記近接グループの設定情報を認識し、認識した前記近接グループの設定情報に含まれる前記近接グループのうちいずれかが選択されることにより、選択された前記近接グループに含まれる装置のいずれかを、当該装置を特定するパターンを前記携帯端末から送信する前記所定のパターンに関する情報に含ませる装置として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースを前記携帯端末に表示させる手順(i)と、をさらに有する、請求項16〜19のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項21

前記手順は、前記代理グループに含まれる装置のうち発信部によりパターンを発信させることが可能になった装置を特定するパターンを特定し、特定したパターンに関する情報を含む除外通知を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の前記発信部から発信する前記所定のパターンから前記特定したパターンを除外させる手順(j)をさらに有する、請求項13〜20のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項22

前記携帯端末は、前記第1の装置がジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態の装置である場合に、前記第1の装置の前記発信部が発信する前記代第1の装置の選択が不可能であることを示すパターンがさらに含まれる前記所定のパターンを取得し、前記所定のパターンから、前記第1の装置の選択が不可能であることさらに認識したときは、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から前記第1の装置を除外する、請求項16〜21のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項23

前記第1の装置の前記発信部は、多面体の異なる面から、それぞれ異なる一つ以上の前記第2の装置を特定する前記第2のパターンおよび前記第2の装置の相対的な位置情報を含む前記所定のパターンの点滅パターンを発信する、請求項14〜22のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラム。

請求項24

前記多面体の異なる面から点滅パターンにより前記所定のパターンがそれぞれ発信される各装置は、前記面ごとに最適化された装置である、請求項23に記載のジョブ処理プログラム。

請求項25

請求項13〜24のいずれか一項に記載のジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

技術分野

0001

本発明は、ジョブ処理システムジョブ処理プログラム、およびジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、サーバーを介して携帯端末ジョブ処理装置との間の通信中継するためのジョブ処理システム、ジョブ処理プログラム、およびジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。

背景技術

0002

画像形成装置等の電子機器スマートデバイス等の端末装置との連携により機能を拡張し、その利便性の向上に努めている。それら二つの機器の間の接続には、主に、ネットワークを経由した接続が利用されている。ネットワーク接続により、有線ではなく無線による通信が可能となることにより、ケーブルの長さにとらわれずにすむ、ケーブルを這わせてある場所にとらわれずにすむ、というように、ユーザーに大きな利便性を与える。

0003

しかし、ネットワーク通信を行うためには、電子機器のネットワーク上の住所であるIP(Internet Protocol)アドレス電子機器間認知する必要がある。一般的には、ユーザーが直接電子機器に送信先の装置のIPアドレスを入力する方式がとられる。この作業は、特に電子機器の操作に不慣れで、IPアドレスに馴染みが薄いユーザーにとっては、困難で不便であることが多い。そこで、この作業を不要とする技術が開発されている。

0004

下記特許文献1に開示された印刷ステムでは、印刷リクエストプリンターにより受信されると、プリンターは自身の一意識別子であるUIDをグラフカルコードの印刷等により出力するとともにネートワークを介してサーバーに送信する。ユーザーによる印刷リクエストの入力に応答してスマートデバイスで起動したカメラ撮影されたグラフィカルコードから抽出されたUIDと印刷データとがサーバーに送信されると、サーバーは、これと一致するUIDを送信してきたプリンターを特定し、当該プリンターに印刷データを転送して印刷させる。

先行技術

0005

特開2013−1596994号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、上記先行技術は、ユーザーがスマートデバイスに印刷リクエストを入力しようとする際にプリンターが省電力モードに入っていると、プリンターはUIDを出力できず、スマートデバイスはプリンターのUIDを取得できない。このため、印刷させようとするプリンターをスマートデバイスにおいて指定することができないという問題がある。

0007

本発明は、このような問題を解決するためになされたものである。すなわち、ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることが可能な中継接続システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。

0009

(1)少なくとも一つ以上のジョブ処理装置を含む装置群と、前記少なくとも一つ以上のジョブ処理装置のいずれかのジョブ処理装置にジョブを処理させるサーバーと、前記サーバーに印刷データを送信する携帯端末とを有するジョブ処理システムであって、前記装置群に含まれる少なくとも一つの第1の装置は、前記第1の装置を特定する第1のパターンおよび、前記第1の装置と同じ代理グループの、当該第1の装置以外の第2の装置を特定する第2のパターンを含む所定のパターンを発信する発信部を有し、前記携帯端末は、前記発信部が発信する前記所定のパターンを取得するパターン取得部と、前記パターン取得部により取得された前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する送信部と、を有し、前記サーバーは、前記装置群に含まれる装置をそれぞれ特定する、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを関連付けて記憶している記憶部と、前記送信部により送信された前記所定のパターンに関する情報を受信する受信部と、前記記憶部を参照し、前記受信部により受信された前記所定のパターンに関する情報に基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置を特定する特定部と、前記特定部により識別情報が特定された前記第1の装置または前記第2の装置と前記携帯端末との間の通信を中継する中継部と、を有するジョブ処理システム。

0010

(2)前記発信部は、前記所定のパターンを、点滅パターンで発信し、前記パターン取得部は、前記発信部により発信される点滅パターンを撮影することにより前記所定のパターンを動画として取得し、前記携帯端末は、前記パターン取得部により取得された動画から前記所定のパターンを認識する認識部をさらに有し、前記送信部は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する、上記(1)に記載のジョブ処理システム。

0011

(3)前記発信部は、前記所定のパターンを、点滅パターンで発信し、前記パターン取得部は、前記発信部により発信される点滅パターンを撮影することにより前記所定のパターンを動画として取得し、前記送信部が前記サーバーに送信する前記所定のパターンに関する情報は、前記パターン取得部により取得された前記動画であり、前記サーバーは、前記受信部により受信された前記所定のパターンに関する情報に含まれる前記動画から前記所定のパターンを認識する認識部をさらに有し、前記特定部は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置を特定する、上記(1)に記載のジョブ処理システム。

0012

(4)前記携帯端末は、前記認識部により認識された前記所定のパターンに含まれる前記第1のパターンおよび前記第2のパターンによりそれぞれ特定される前記第1の装置および前記第2の装置のいずれかを選択可能な第1ユーザーインターフェースを表示する表示部をさらに有し、前記送信部は、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する、上記(2)に記載のジョブ処理システム。

0013

(5)前記送信部は、前記記憶部に記憶された前記第1のパターンおよび前記第2のパターンを含む所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記第1の装置の発信部は、前記サーバーから受信した前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記所定のパターンを発信する、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0014

(6)前記記憶部は、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに記憶し、前記送信は、前記記憶部に記憶された、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記認識部は、前記パターン取得部により取得された、前記第1の装置の前記発信部により発信される前記点滅パターンの動画から前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報をさらに認識し、前記表示部は、前記認識部により認識された前記位置情報に基づいて、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置関係を、前記第1ユーザーインターフェースとともに表示する、上記(5)に記載のジョブ処理システム。

0015

(7)前記表示部は、前記装置群に含まれる装置のうち、当該装置が発信する点滅パターンが前記認識部により認識された装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに追加する装置として選択可能な第2ユーザーインターフェースをさらに表示し、前記送信部は、前記第2ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンに関する情報を含む追加要求を前記サーバーにさらに送信し、前記受信部は、前記追加要求を前記送信部からさらに受信し、前記サーバーは、前記記憶部を参照し、前記受信部により受信された前記追加要求に含まれる前記パターンに関する情報に基づいて装置を特定し、特定した装置を、前記記憶部に記憶された前記代理グループの設定情報において前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに含まれる装置として設定する、上記(4)〜(6)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0016

(8)前記記憶部は、前記第1の装置が含まれる代理グループと、含まれる装置が重複する他の代理グループとして設定された近接グループの設定情報をさらに記憶し、前記送信部は、前記記憶部に記憶された、前記近接グループの設定情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信し、前記認識部は、前記パターン取得部により取得された、前記第1の装置の前記発信部が発信する前記点滅パターンから、前記点滅パターンに含まれる前記近接グループの設定情報をさらに認識し、前記表示部は、前記認識部により認識された前記近接グループの設定情報に含まれる前記近接グループのうちいずれかが選択されることにより、選択された前記近接グループに含まれる装置のいずれかを、当該装置を特定するパターンを前記送信部から送信される前記所定のパターンに関する情報に含ませる装置として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースをさらに表示する、上記(4)〜(7)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0017

(9)前記サーバーは、前記代理グループに含まれる装置のうち発信部によりパターンを発信させることが可能になった装置を特定するパターンを特定し、特定したパターンに関する情報を含む除外通知を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の発信部から発信する前記所定のパターンから前記特定したパターンを除外させる、上記(1)〜(8)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0018

(10)前記第1の装置がジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態の装置である場合は、前記第1の装置の前記発信部は前記第1の装置の選択が不可能であることを示すパターンがさらに含まれる前記所定のパターンを発信し、前記認識部は、前記所定のパターンから、前記代理装置の選択が不可能であることをさらに認識し、前記表示部は、前記第1の装置の選択が不可能であることが前記解析部により認識されたときは、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から前記第1の装置を除外する、上記(4)〜(9)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0019

(11)前記第1の装置の前記発信部は、多面体の異なる面から、それぞれ異なる一つ以上の前記第2の装置を特定する前記第2のパターンおよび当該第2の装置の相対的な位置情報を含む前記所定のパターンの点滅パターンを発信する、上記(2)〜(10)のいずれかに記載のジョブ処理システム。

0020

(12)前記多面体の異なる面から点滅パターンにより前記所定のパターンがそれぞれ発信される装置は、前記面ごとに最適化された装置である、上記(11)に記載のジョブ処理システム。

0021

(13)携帯端末から印刷データを受信し、少なくとも一つ以上のジョブ処理装置を含む装置群のいずれかのジョブ処理装置にジョブを処理させるサーバーに、前記装置群に含まれる装置をそれぞれ特定する、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを関連付けて記憶する手順(a)と、前記装置群に含まれる少なくとも一つの第1の装置の発信部から発信される、前記第1の装置を特定する第1のパターンおよび、前記第1の装置と同じ代理グループの、当該第1の装置以外の第2の装置を特定する第2のパターンを含む所定のパターンを取得し、取得した前記所定のパターンに関する情報を送信する前記携帯端末から前記所定のパターンに関する情報を受信する手順(b)と、前記手順(a)において記憶された、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを参照し、前記手順(b)において受信された前記所定のパターンに関する情報に基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置の識別情報を特定し、識別情報が特定された前記第1の装置または前記第2の装置と前記携帯端末との間の通信を中継する手順(c)と、を有する手順を実行させる、ジョブ処理プログラム。

0022

(14)前記手順(b)は、前記第1の装置の前記発信部から点滅パターンで発信された前記所定のパターンを撮影することで動画として取得し、取得した動画から前記所定のパターンを認識し、認識した前記所定のパターンに関する情報を前記サーバーに送信する前記携帯端末から前記所定のパターンに関する情報を受信する、上記(13)に記載のジョブ処理プログラム。

0023

(15)前記手順(b)において前記携帯端末から送信される前記所定のパターンに関する情報は、前記携帯端末により撮影された前記第1の装置の発信部から点滅パターンで発信された前記所定のパターンの動画であり、前記手順(c)は、前記所定のパターンに関する情報に含まれる動画から前記所定のパターンを認識し、認識した前記所定のパターンに基づいて、前記第1の装置または前記第2の装置の識別情報を特定する、上記(13)に記載のジョブ処理プログラム。

0024

(16)前記手順(b)は、認識した前記所定のパターンに含まれる前記第1のパターンおよび前記第2のパターンによりそれぞれ特定される前記第1の装置および前記第2の装置のいずれかを選択可能な第1ユーザーインターフェースを表示する前記携帯端末から、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を受信する、上記(14)に記載のジョブ処理プログラム。

0025

(17)前記手順は、前記手順(a)において記憶された前記第1のパターンおよび前記第2のパターンを含む所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の発信部から、前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記所定のパターンを発信させる手順(d)をさらに有する、上記(13)〜(16)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0026

(18)前記手順は、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報を記憶する手順(e)を、さらに有し、前記手順(d)において前記第1の装置に送信される前記所定のパターンに関する情報には、前記手順(e)において記憶された、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報がさらに含まれ、前記手順(b)は、取得した前記点滅パターンの動画から前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置情報を認識し、認識した前記位置情報に基づいて、前記第1の装置および前記第2の装置の相対的な位置関係を、前記第1ユーザーインターフェースとともに表示する前記携帯端末から、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンを含む前記所定のパターンに関する情報を受信する、上記(17)に記載のジョブ処理プログラム。

0027

(19)前記手順は、前記装置群に含まれる装置のうち、当該装置が発信する点滅パターンを認識した装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに追加する装置として選択可能な第2ユーザーインターフェースを表示し、前記第2ユーザーインターフェースにおいて選択された装置を特定するパターンに関する情報を含む追加要求を送信する前記携帯端末から前記追加要求を受信する段階(f)と、前記手順(a)において記憶された、装置ごとに異なるパターンと前記装置の識別情報とを参照し、前記段階(f)で受信された前記追加要求に含まれる前記パターンに関する情報に基づいて装置を特定し、特定した装置を、前記第1の装置が含まれる代理グループと同じ代理グループに含まれる装置として設定する段階(g)と、をさらに有する、上記(16)〜(18)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0028

(20)前記手順は、前記第1の装置が含まれる代理グループと、含まれる装置が重複する他の代理グループとして設定された近接グループの設定情報を記憶する手順(h)と、前記手順(h)において記憶された、前記近接グループの設定情報をさらに含む前記所定のパターンに関する情報を前記第1の装置に送信することにより、送信された前記所定のパターンに関する情報を受信し、受信した前記所定のパターンに関する情報に基づいて前記点滅パターンを発信する前記第1の装置から前記点滅パターンを取得し、前記点滅パターンに含まれる前記近接グループの設定情報を認識し、認識した前記近接グループの設定情報に含まれる前記近接グループのうちいずれかが選択されることにより、選択された前記近接グループに含まれる装置のいずれかを、当該装置を特定するパターンを前記携帯端末から送信する前記所定のパターンに関する情報に含ませる装置として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースを前記携帯端末に表示させる手順(i)と、をさらに有する、上記(16)〜(19)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0029

(21)前記手順は、前記代理グループに含まれる装置のうち発信部によりパターンを発信させることが可能になった装置を特定するパターンを特定し、特定したパターンに関する情報を含む除外通知を前記第1の装置に送信することにより、前記第1の装置の前記発信部から発信する前記所定のパターンから前記特定したパターンを除外させる手順(j)をさらに有する、上記(13)〜(20)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0030

(22)前記携帯端末は、前記第1の装置がジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態の装置である場合に、前記第1の装置の前記発信部が発信する前記代第1の装置の選択が不可能であることを示すパターンがさらに含まれる前記所定のパターンを取得し、前記所定のパターンから、前記第1の装置の選択が不可能であることさらに認識したときは、前記第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から前記第1の装置を除外する、上記(16)〜(21)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0031

(23)前記第1の装置の前記発信部は、多面体の異なる面から、それぞれ異なる一つ以上の前記第2の装置を特定する前記第2のパターンおよび前記第2の装置の相対的な位置情報を含む前記所定のパターンの点滅パターンを発信する、上記(14)〜(22)のいずれかに記載のジョブ処理プログラム。

0032

(24)前記多面体の異なる面から点滅パターンにより前記所定のパターンがそれぞれ発信される各装置は、前記面ごとに最適化された装置である、上記(23)に記載のジョブ処理プログラム。

0033

(25)上記(13)〜(24)のいずれかに記載のジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

発明の効果

0034

代理装置および被代理装置を特定するパターンを含む所定のパターンを代理装置から発信し、携帯端末により取得された当該所定のパターンに関する情報を携帯端末からサーバーに送信させ、当該所定のパターンに関する情報に基づいて被代理装置または代理装置を特定し、特定された被代理装置または代理装置と携帯端末との間の通信をサーバーに中継させる。これにより、ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることができる。

図面の簡単な説明

0035

本発明の実施形態に係る中継接続システムのブロック図である。
MFPのブロック図である。
携帯端末のブロック図である。
携帯端末により代理装置が発生する点滅パターンが撮影されている状態を、点滅パターンにより発信されている所定のパターンとともに示す説明図である。
携帯端末の表示部に表示された第1ユーザーインターフェースと代理グループ内のMFPの相対的な位置関係とを示す説明図である。
代理装置がビーコンである場合の、携帯端末の表示部に表示された第1ユーザーインターフェースと代理グループ内の装置の相対的な位置関係とを示す説明図である。
代理装置であるビーコンが立方体の4つの側面から異なる装置パターンの点滅パターンを発生させている状態の俯瞰図である。
第2ユーザーインターフェースを示す図である。
第3ユーザーインターフェースを示す図である。
サーバーのブロック図である。
照合テーブルを示す図である。
携帯端末の基本動作を示すフローチャートである。
サーバーの基本動作を示すフローチャートである。
代理グループにMFPを追加するときの、携帯端末の動作を示すフローチャートである。
代理グループにMFPを追加するときの、サーバーの動作を示すフローチャートである。

実施例

0036

以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るジョブ処理システム、ジョブ処理プログラム、およびジョブ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体について詳細に説明する。

0037

図1は、本発明の実施形態に係る中継接続システムのブロック図である。

0038

ジョブ処理システム100は、複数のMFP(MultiFunction Peripheral)130、携帯端末120、およびサーバー110を有する。複数のMFP130は装置群を構成し、各MFP130はジョブ処理装置を構成する。

0039

サーバー110、携帯端末120、およびMFP130は、ネットワーク140を介して相互に通信可能に接続される。携帯端末120は、アクセスポイント141を介してネットワーク140に接続されることができる。ネットワーク140は、イーサネット登録商標)等の規格によりコンピュータネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいは、LAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)により構成することができる。

0040

図2は、MFPのブロック図である。

0041

MFP130は、制御部131、記憶部132、発光部133、画像処理部134、画像読取部135、操作部136、画像形成部137、および通信部138を有し、これらは信号をやり取りするためのバス139を介して相互に接続される。発光部133は発信部を構成する。

0042

記憶部132は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等により構成される。制御部131により実行されるプログラム、および制御部131により処理されるデータはRAMにより一時的に記憶される。ROMにより、各種プログラムや各種データが記憶される。HDDにより、制御部131がMFP130の各構成要素を制御するためのプログラムを含む各種プログラム、通信部138を通じて受信した印刷ジョブ、画像データ、およびその他の各種データが保存される。

0043

印刷ジョブとは、MFP130に対する印刷命令の総称であり、印刷ジョブには印刷データおよび印刷設定が含まれる。印刷データとは、印刷の対象であるドキュメントのデータであり、印刷データには、例えば、イメージデータ、ベクタデータグラフィックスデータ)、テキストデータといった各種データが含まれる。具体的には、印刷データは、例えば、PDL(Page Description Language)データ、PDF(Portable Document Format)データまたはTIFF(Tagged Image File Format)データである。印刷設定には、カラーまたはモノクロの設定や用紙の設定等が含まれる。

0044

画像処理部134は、CPU(Central Processing Unit)、またはASIC(Application Specific IntegratedCircuit)等から構成され、印刷ジョブに含まれる印刷データのレイアウト処理およびラスタライズ処理を行い、ビットマップ形式の画像のデータである画像データを生成する。

0045

画像読取部135は、原稿台の所定の読み取り位置にセットされた原稿蛍光ランプ等の光源で光を当て、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像装置光電変換して、その電気信号から画像データを生成する。

0046

操作部136は、各種設定を行うタッチパネルコピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、および各種設定条件初期化するリセットキー等により構成される。

0047

画像形成部137は、用紙の搬送装置感光体ドラム帯電装置レーザーユニット現像装置転写分離装置、および定着装置を有し、電子写真方式により帯電露光現像転写、および定着の各工程を経て、用紙に画像データに基づく画像形成を行い出力する。

0048

発光部133は、LED等の発光素子と発光素子を駆動するドライブ素子により構成される。発光部133は操作部136の一部として設けられてもよい。発光部133は、ユーザーに視覚的に情報を与えるために複数色で発光することができるとともに、様々な点滅パターンで点滅することができる。

0049

後述するように、発光部133の点滅による点滅パターンは、携帯端末120により撮影および解析され、認識される。従って、発光部133の点滅による点滅パターンは、携帯端末120で撮影された動画により正確に認識できる周期で行われる。セキュリティの観点から、点滅光の点滅は、ユーザーにより肉眼では点滅が確認できない周期で行われることが望ましい。
例えば、携帯端末120で撮影される動画のフレームレートが30フレーム/秒の場合、1/30秒〜1/15秒程度を最小の発光期間消光期間として点滅させることができる。

0050

通信部138は、ネットワーク140を通じて外部装置と通信するためのインターフェースである。

0051

制御部131は、CPU等により構成されることができ、プログラムに従って上記各構成要素の制御や各種の演算処理等を行う。すなわち、制御部131は、MFP130を構成する各構成要素と連携をとりながら、画像形成を含む各種処理に関する制御全般を行なう。

0052

制御部131は、MFP130の特定を開始する時点でなされる、MFP130の識別開始の通知が、サーバー110から通信部138により受信されることで、識別開始の通知に含まれる所定のパターンに関する情報に基づいて、所定のパターンを点滅光により発光部133から一定時間発信させる。所定のパターンに関する情報にはMFP130ごとに異なる点滅パターンである装置パターンが含まれている。後述するように、サーバー110において、各MFP130のネットワーク140上のアドレスであるIPアドレス(以下、「装置IPアドレス」と称する)とMFP130ごとに異なる装置パターンが対応づけられて照合テーブルに記憶されている。装置IPアドレスは、MFP130をそれぞれ識別可能な識別情報でもある。なお、ネットワーク上のアドレスは、ネットワークを用いた通信において装置(MFP130等)を特定できる情報であれば装置IPアドレス以外の情報であってもよく、例えば、装置名やMACアドレス等であってもよい。

0053

各MFP130は、MFP130ごとに異なるパターンに関する情報をサーバー110から通信部138により受信する。

0054

なお、制御部131は、MFP130の電源投入されたとき、またはサーバー110と通信可能になったときから、あらかじめ受信した所定のパターンに関する情報に含まれる装置パターンで発光部133により点滅パターンを発生させてもよい。

0055

設定された代理グループに含まれる少なくともいずれかのMFP130である代理装置の制御部131は、代理グループに含まれる各MFP130の装置IPアドレスに対応付けされた装置パターンをさらに含む所定のパターンに関する情報を通信部138により受信する。すなわち、代理装置(第1の装置)は、代理装置を特定する装置パターン(第1のパターン)および、代理装置と同じ代理グループの、代理装置以外のMFP130である被代理装置(第2の装置)を特定する装置パターン(第2のパターン)を含む所定のパターンに関する情報を受信する。代理グループはサーバー110の照合テーブルにおいて設定される。代理グループに含まれる代理装置の制御部131は、当該代理装置の装置パターンで発光部133により点滅光を発生させるとともに、代理グループに含まれる他のMFP130の装置パターンの点滅光を代理で発光部133に発生させる。すなわち、代理装置の発光部133は、代理装置を特定する装置パターンおよび、代理装置と同じ代理グループの、代理装置以外のMFP130である被代理装置を特定する装置パターンを含む所定のパターンを点滅パターンで発信する。代理装置は、点滅光を発生させることができれば、MFP130のようなジョブ処理装置に限定されず、ジョブ処理機能を有さないビーコン(beacon)であってもよい。

0056

代理装置の制御部131は、代理装置がビーコンのようにジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態のMFP130である場合は、代理装置の選択が不可能であることを示すパターンを所定のパターンに含ませて、発光部133により発信させてもよい。ジョブ処理機能を発揮できない状態のMFP130とは、例えば、用紙が設定されていない状態のMFP130である。

0057

代理装置がサーバー110から受信する所定のパターンに関する情報には、代理グループに含まれる各MFP130の相対的な位置情報がさらに含まれてもよい。

0058

制御部131は、MFP130に対する操作要求が所定時間なされなかった場合にMFP130を省電力モードに移行させる。省電力モードとは、MFP130の消費電力を低下させるモードである。省電力モードにおいては、MFP130は、発光部133の光点滅による点滅光の発生、およびネットワーク140を通じた通信の少なくともいずれかが不可能になる。

0059

制御部131は、携帯端末120が送信した印刷ジョブを、サーバー110を介して通信部138により受信すると、受信した印刷ジョブに含まれる印刷データに対し画像処理部134によりラスタライズ処理をさせ、画像形成部127に用紙に画像形成をさせて出力させる。

0060

図3は、携帯端末のブロック図である。

0061

携帯端末120は、制御部121、記憶部122、撮影部123、画像処理部124、表示部125、操作部126、および通信部127を有し、これらは信号をやり取りするためのバス128を介して相互に接続される。撮影部123はパターン取得部を、制御部121は認識部を、通信部126は送信部をそれぞれ構成する。

0062

記憶部122は、RAM、ROM、SSD(Solid State Drive)等により構成される。制御部121により実行されるプログラム、および制御部121により処理されるデータはRAMにより一時的に記憶される。ROMおよびSSDにより、制御部121が携帯端末120の各構成要素を制御するためのプログラムを含む各種プログラムや撮影部123により撮影されたMFP130の発光部133が発生する点滅光の動画を含む各種データが記憶される。

0063

撮影部123は、光学レンズ、および撮像素子等により構成され、光学レンズにより撮像素子上に光投影された像の情報を電気信号に変換して出力する。

0064

画像処理部124は、CPU、またはASIC等から構成され、撮影部123により出力される電気信号に基づいて動画データ(以下、「動画」とも称する)を生成する。

0065

表示部125は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、画像処理部124により生成された動画を含む各種の情報を表示する。

0066

操作部126は、各種設定および入力を行うタッチパネルおよび固定キーにより構成されることができる。タッチパネルは、表示部125の一部として設けられてもよい。

0067

通信部127は、無線LAN等の無線通信によってアクセスポイント141を介してネットワーク140と接続されることで、外部装置と通信するためのインターフェースである。

0068

制御部121は、CPU等により構成されることができ、プログラムに従って上記各構成要素の制御や各種の演算処理等を行う。すなわち、制御部121は、携帯端末120を構成する各構成要素と連携をとりながら、各種処理に関する制御全般を行なう。

0069

制御部121は、サーバー110にMFP130の識別開始の通知を送信する。サーバー110に送信された識別開始の通知がサーバー110において照合テーブルに登録されているMFP130に送信されると、識別開始の通知を受信したMFP130により識別開始の通知に含まれる所定のパターンが点滅パターンにより発信される。

0070

制御部121は、画像処理部124により生成された動画に基づいて、撮影部123により撮影された、MFP130が発信する点滅パターンによる所定のパターンを解析し、所定のパターンに含まれる装置パターンを認識する。撮影部123により撮影された動画に複数のMFP130の点滅パターンが含まれている場合は、制御部121は、動画に含まれている複数のMFP130の装置パターンを認識する。

0071

制御部121は、代理装置が発生する点滅パターンによる所定のパターンを解析し、所定のパターンに含まれる、代理グループ内のMFP130の装置パターンを認識する。

0072

図4は、携帯端末により代理装置が発生する点滅パターンが撮影されている状態を、点滅パターンにより発信されている所定のパターンとともに示す説明図である。

0073

携帯端末120の撮影範囲430に代理装置のMFP130であるMFP(1)の発光部133が含まれることにより、代理装置が発生する点滅パターンが携帯端末120により撮影されている。代理装置は、例えば、スタートビット(S)、自身(MFP(1))の装置パターン、被代理装置(MFP(2)、MFP(3))の順番で点滅光による所定のパターンを発信することができる。スタートビットの直後が代理装置の装置パターンとあらかじめ定めることにより、携帯端末120は代理装置のIPアドレスと対応付けされた装置パターンを認識することができる。

0074

制御部121は、代理装置が発生する点滅パターンによる所定のパターンを解析し、所定のパターンに含まれる、代理グループ内のMFP130の相対的な位置情報を認識することができる。代理グループ内のMFP130の相対的な位置情報は、所定のパターンに含まれる各装置パターンの順番としてパターン情報に含まれてもよい。すなわち、例えば、スタートビット(S)、自身の装置パターン、被代理装置であるMFP(2)、被代理装置であるMFP(3)の順番でパターン情報に装置パターンが含まれている場合は、制御部121は、代理装置であるMFP(1)の1つ右横に被代理装置であるMFP(2)が存在し、代理装置であるMFP(1)の2つ右横に被代理装置であるMFP(2)が存在すると認識することができる。

0075

制御部121は、装置パターンを認識したMFP130のいずれかを携帯端末120との接続を要求する装置として選択可能な第1ユーザーインターフェースを表示部125に表示させる。また、制御部121は、認識した位置情報に基づいて代理グループ内のMFP130の相対的な位置関係を第1ユーザーインターフェースとともに表示部125に表示させることができる。

0076

図5は、携帯端末の表示部に表示された第1ユーザーインターフェースと代理グループ内のMFPの相対的な位置関係とを示す説明図である。

0077

携帯端末120の表示部125には、第1ユーザーインターフェース1251が代理装置MFP(1)と各被代理装置MFP(2)、MFP(3)との相対的な位置関係とともに表示されている。すなわち、代理グループ内のMFP130を選択するためのタッチパネルのボタンが第1ユーザーインターフェース1251として表示されるとともに、当該ボタンの位置関係により、代理装置であるMFP(1)の1つ右横に被代理装置であるMFP(2)が存在し、代理装置であるMFP(1)の2つ右横に被代理装置であるMFP(2)が存在するというMFP130の相対的な位置関係が表示されている。

0078

第1ユーザーインターフェース1251には、代理装置であるMFP(1)のボタンの下に点滅パターンを発生している装置であることを示すマーク1253が表示されている。

0079

制御部121は、代理装置が点滅パターンにより発信する所定のパターンにおいてスタートビットの直後の装置パターンの装置を代理装置として認識することができる。このため、代理装置であるMFP(1)のボタンにおいて、MFP(1)のボタンにより選択されるMFP130が代理装置であることを示す表示がなされてもよい。

0080

なお、表示部125において、第1ユーザーインターフェース1251の上部に撮影部123で撮影されている動画が表示されることができる。

0081

図6は、代理装置がビーコンである場合の、携帯端末の表示部に表示された第1ユーザーインターフェースと代理グループ内の装置の相対的な位置関係とを示す説明図である。

0082

代理装置がビーコン1301のようにジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態のMFP130である場合は、代理装置が点滅パターンにより発信する所定のパターンに代理装置の選択が不可能であることを示すパターンが含まれている。制御部121は、所定のパターンを解析して所定のパターンに含まれる、代理装置の選択が不可能であることを示すパターンを認識したときは、第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から当該代理装置を除外する。

0083

図6においては、第1ユーザーインターフェース1251において、ビーコン1301を選択するためのタッチパネルのボタンが表示されておらず、第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置からビーコン1301が除外されている。

0084

ビーコン1301のようにジョブ処理機能を有さない装置を代理装置とすることにより、代理グループ内のすべてのMFP130が省電力モードに移行していても、携帯端末120と接続を求めるMFP130として代理グループ内のMFP130を選択し、印刷ジョブの処理の予約をサーバー110経由で行うことができる。

0085

図7は、代理装置であるビーコンが立方体の4つの側面から異なる装置パターンの点滅パターンを発生させている状態の俯瞰図である。図7には、立方体のビーコン1301の各側面から点滅パターンにより発信される各パターンも併せて示されている。

0086

図7において、10台のMFP(MFP(1)〜MFP(10))はビーコン1301を代理装置とする代理グループに含まれている。ビーコン1301の立方体の異なる各側面a、b、c、dからは、それぞれ異なる装置パターンおよびMFP130の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信される。すなわち、ビーコン1301の立方体の側面の一つである側面aからは、MFP(1)〜MFP(3)の装置パターンおよびMFP(1)〜MFP(3)の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信される。側面bからは、MFP(4)、MFP(5)の装置パターンおよびMFP(4)、MFP(5)の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信される。側面cからは、MFP(6)、MFP(7)の装置パターンおよびMFP(6)、MFP(7)の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信される。側面dからは、MFP(8)〜MFP(10)の装置パターンおよびMFP(8)〜MFP(10)の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信される。

0087

ユーザーが携帯端末120で、ビーコン1301の側面aから発信される点滅パターンを撮影する場合は、ユーザーはMFP(1)〜MFP(3)の比較的近くにいると考えられる。ビーコン1301の側面aからMFP(1)〜MFP(3)の装置パターンおよびMFP(1)〜MFP(3)の相対的な位置情報を含む所定のパターンが点滅パターンにより発信され、当該点滅パターンが撮影されることで、所定のパターンが携帯端末120に認識されて、MFP(1)〜MFP(3)が選択可能に第1ユーザーインターフェース1251に表示される。これにより、ユーザーは比較的近くのMFP130であるMFP(1)〜MFP(3)のいずれかを第1ユーザーインターフェース1251において選択し、携帯端末120と接続させることができる。

0088

このように、ビーコン1301の異なる側面から装置パターンおよびMFP130の相対的な位置情報が点滅パターンにより発信される各MFP130は、側面ごとに最適化されたMFP130とすることが望ましい。すなわち、側面から発生する点滅パターンの点滅光の照射方向(図7の各矢印の方向)に存在するMFP130の装置パターンを当該点滅パターンにより発信される所定のパターンに含ませるようにすることが望ましい。

0089

制御部121は、第1ユーザーインターフェース1251において選択されたMFP130の装置パターンと、携帯端末120のネットワーク140上のアドレスであるIPアドレス(以下、「端末IPアドレス」と称する)を含む所定のパターンに関する情報を、接続要求としてサーバー110に送信する。接続要求とは、当該接続要求に含まれている装置パターンにサーバー110において対応付けされている装置IPアドレスのMFP130に、当該要求に含まれている端末IPアドレスの携帯端末120を通信可能に接続する要求である。

0090

制御部121は、サーバー110によりネットワーク140を介して携帯端末120と接続されたMFP130に印刷ジョブを送信し、MFP130により用紙に画像形成をさせて出力させる。

0091

制御部121は、装置パターンを認識したMFP130のうち代理グループに追加する装置として選択可能な第2ユーザーインターフェースを表示する。制御部121は、第2ユーザーインターフェースにおいて選択されたMFP130の装置アドレスに関連付けされた装置パターンを含む追加要求をサーバー110に送信する。すなわち、制御部121は、第2ユーザーインターフェースにおいて選択されたMFP130を特定するパターンに関する情報を含む追加要求をサーバー110に送信する。これにより、選択されたMFP130を代理グループに追加することができる。サーバー110は、追加要求に含まれる装置パターンに装置IPアドレスが関連付けされたMFP130を、追加要求において指定された代理グループに追加する登録をする。

0092

第1ユーザーインターフェースと第2ユーザーインターフェースとの相互の切り替えは、例えば、各ユーザーインターフェースに切替えボタンを設けることにより実行できる。

0093

図8は、第2ユーザーインターフェースを示す図である。

0094

第2ユーザーインターフェースには、制御部121により装置パターンが認識されたMFP130であるMFP(5)を選択するためのボタンと、各代理グループを選択するためのボタンが表示されている。MFP(5)を選択するためのボタンと代理グループG(1)を選択するボタンとを選択することにより、装置パターンが認識されたMFP130であるMFP(5)を代理グループG(1)に追加することができる。図7には、代理グループG(1)が選択された状態が示されている。なお、制御部121により複数の装置パターンが認識された場合は、複数の装置パターンと関連付けされたMFP130のいずれかを選択可能な第2ユーザーインターフェースが表示される。

0095

第2ユーザーインターフェースは、携帯端末120により所定時間連続して点滅パターンが撮影され、装置パターンが認識された当該点滅パターンを発生させたMFP130が代理グループに追加するMFP130として選択されるユーザーインターフェースであってもよい。

0096

制御部121は、当該代理グループと、含まれるMFP130が重複する他の代理グループ(以下、「近接グループ」と称する)のいずれかを選択可能に表示するとともに、選択された近接グループ内のMFP130のいずれかを、携帯端末120との接続を要求するMFP130として選択可能に表示する第3ユーザーインターフェースを表示する。すなわち、制御部121は、近接グループのいずれかが選択されることにより、選択された近接グループ内のMFP130のいずれかを、MFP130の装置アドレスに関連付けされた装置パターンを接続要求に含ませるMFP130として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースを表示する。第1ユーザーインターフェース、第2ユーザーインターフェース、および第3ユーザーインターフェースとの相互の切り替えは、例えば、各ユーザーインターフェースに切替えボタンを設けることにより実行できる。

0097

制御部121は、代理装置であるMFP130から点滅パターンにより発信された、近接グループの設定情報を含む所定のパターンを解析することで認識した近接グループの設定情報に基づいて第3ユーザーインターフェースを表示することができる。

0098

図9は、第3ユーザーインターフェースを示す図である。

0099

図9のAに示すように、第3ユーザーインターフェース1254として、代理グループG(1)内のMFP130を選択するためのタッチパネルのボタンが表示されるとともに、当該代理グループに対する近接グループG(2)等を選択するためのボタンが表示されている。また、MFP(1)、MFP(2)、およびMFP(3)が同じ代理グループG(1)に含まれることが点線枠線により示されている。

0100

表示部125において、第3ユーザーインターフェース1251の上部に撮影部123で撮影されている動画が表示されてもよい。

0101

図9のAにおいて、近接グループG(2)を選択するためのボタンが選択されることにより、図9のBに示すように、近接グループG(2)内のMFP130であるMFP(3)およびMFP(4)のいずれかを携帯端末120との接続を要求するMFP130として選択するためのボタンが表示される。図9の例においては、代理グループG(1)と代理グループG(1)に対する他の代理グループである近接グループG(2)とにMFP(3)が共通に含まれている。

0102

図10は、サーバーのブロック図である。

0103

サーバー110は、制御部111、記憶部112、および通信部113を有し、これらは信号をやり取りするためのバス114を介して相互に接続される。通信部113は、受信部を、制御部111は特定部および中継部を、それぞれ構成する。

0104

記憶部112は、RAM、ROM、HDD等により構成される。制御部111により実行されるプログラム、および制御部111により処理されるデータはRAMにより一時的に記憶される。ROMにより、各種プログラムや各種データが記憶される。HDDにより、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、印刷ジョブ、照合テーブル1121、代理グループに含まれるMFP130の相対的な位置情報、およびその他の各種データが保存される。

0105

図11は、照合テーブルを示す図である。

0106

照合テーブル1121は、MFP130ごとに、装置ID、装置IPアドレス、装置パターン、点滅状態装置状態接続頻度、および端末IPアドレスが関連付けされて登録され、記憶される。つまり、サーバー110は、複数のMFP130を、一群のMFP130として、予め、グループとして管理することができ、グループに含まれるMFP130のそれぞれについて、装置ID、装置IPアドレス、装置パターン、点滅状態、装置状態、接続頻度、および端末IPアドレス等の情報を記憶する。また、照合テーブル1121には、代理グループの設定情報が登録される。図11においては、各行が、1つのMFP130に関して関連付けされた情報になっている。

0107

装置IDは、各MFP130に割り当てられた識別番号または名称である。

0108

装置パターンは、「1」と「0」とを所定の複数個並べた符号で表され、例えば、点滅パターンにより装置パターンを発信する場合においては、「1」は発光、「0」は消光に対応する。装置パターンは、記憶部112に装置パターンを生成するためのプログラムを記憶させておき、当該プログラムを動作させることにより生成され、照合テーブル1121に登録されることができる。装置パターンは、管理者が作成して照合テーブル1121に登録してもよい。また、同一のネットワーク140内でサーバー110と通信可能なMFP130が制御部111により新たに認識されたときに、前述のプログラムにより点滅パターンを生成し、新たに認識されたMFP130の装置IPアドレスと関連付けて照合テーブル1121に登録してもよい。

0109

点滅状態は、MFP130の発光部133が正常に光点滅動作するか異常があるかを示す情報である。サーバー110は、発光部133の異常を自己診断等で検出したMFP130から通知を受けて、点滅状態を照合テーブル1121に登録し、かつ更新する。

0110

装置状態には、MFP130が、消耗品切れ(例えば、トナー切れ)や、紙詰まり解除するためにドアが開いている等の要因で正常にジョブを実行できない状態にあるかどうかが登録および更新される。例えば、サーバー110は、トナー切れで印刷できないMFP130からその通知を受けて照合テーブル1121の装置状態を登録および更新する。

0111

接続頻度は、携帯端末120から接続要求を受けて、接続設定が行われた回数である。接続設定とは、MFP130の装置IPアドレスと、携帯端末120の端末IPアドレスとが関連付けられて照合テーブル1121に登録され、記憶部112に記憶されることで、MFP130と携帯端末120とがネットワーク140を介して接続される設定である。

0112

端末IPアドレスは、接続設定によってMFP130の装置IPアドレスと関連付けされて照合テーブル1121に登録される。

0113

図11において、MFP(1)は、有効な接続設定が登録されている例を示している。MFP(9)は、装置状態がトナー切れであり、接続設定はなされていない例を示している。MFP(8)は、発光部133の点滅異常が発生している例を示している。MFP(2)、MFP(3)は、省電力モードの状態にある例を示している。また、MFP(1)、MFP(2)、MFP(3)が代理グループG(1)に含まれ、MFP(3)、MFP(4)が代理グループG(2)に含まれ、MFP(1)、MFP(6)が代理グループG(3)に含まれているという代理グループの設定情報が登録されている。

0114

照合テーブル1121には近接グループの設定情報が登録されている。代理グループの設定情報は、近接グループの設定情報を兼ねてもよい。すなわち、例えば、図11の例においては、代理グループG(1)と他の代理グループG(2)とには、同じMFP130であるMFP(3)が含まれていることから、代理グループG(2)は、代理グループG(1)の近接グループとして登録されていることになる。

0115

通信部113は、ネットワーク140を通じて外部装置と通信するためのインターフェースである。

0116

制御部111は、CPU等により構成されることができ、プログラムに従って上記各構成要素の制御や各種の演算処理等を行う。すなわち、制御部111は、サーバー110を構成する各構成要素と連携をとりながら、各種処理に関する制御全般を行なう。

0117

制御部111は、装置ID、装置IPアドレス、装置パターン、点滅状態、装置状態、接続頻度、および端末IPアドレスを、関連付けて照合テーブル1121に登録し、記憶部112に記憶させる。また、制御部111は、代理グループの設定情報および近接グループの設定情報を照合テーブル1121に登録し、記憶部112に記憶させる。

0118

制御部111は、携帯端末120からMFP130の識別開始の通知が通信部113により受信されると、照合テーブル1121に登録されているMFP130に、所定のパターンに関する情報が含まれる識別開始の通知を通信部113から送信させる。これにより、制御部111は、MFP130の発光部133から点滅パターンにより所定のパターンを発信させる。すなわち、制御部111は、所定のパターンに含まれている、照合テーブル1121において装置IPアドレスに関連付けられている装置パターンを、MFP130の発光部133から点滅パターンにより発信させる。

0119

制御部111は、代理装置のMFP130に対しては、照合テーブル1121において代理グループの設定情報において設定された、代理グループに含まれる各MFP130の装置IPアドレスに関連付けられている装置パターンをさらに含む所定のパターンに関する情報を通信部113から送信させる。これにより、制御部は、代理装置のMFP130に、自身の装置IPアドレスに関連付けされている装置パターンを発光部133から点滅パターンにより発信させるとともに、被代理装置の装置IPアドレスに関連付けされている装置パターンを、被代理装置に代理して発信させる。

0120

制御部111は、代理装置のMFP130に対して、代理グループに含まれる各MFP130の相対的な位置情報をさらに含む所定のパターンに関する情報を通信部113から送信させることができる。

0121

制御部111は、携帯端末120から接続要求が通信部113により受信されると、接続要求に含まれる装置パターンと照合テーブル1121において関連付けされた装置IPアドレスのMFP130を特定する。制御部111は、特定したMFP130の装置IPアドレスと、接続要求に含まれる携帯端末120の端末IPアドレスとを関連付けて照合テーブル1121に登録して記憶部112に記憶させる。制御部111は、照合テーブル1121において端末IPアドレスと装置IPアドレスとが関連付けされて登録されると、当該端末IPアドレスの携帯端末120と、当該装置IPアドレスのMFP130との間の通信を中継する。これにより、接続要求を送信した携帯端末120と、接続要求に含まれる点滅パターンに関連付けられた装置IPアドレスのMFP130とがネットワーク140を介して接続される。なお、制御部111は、MFP130の装置IPアドレスと、携帯端末120の端末IPアドレスとを関連付けて照合テーブル1121に登録することで記憶部112に記憶させた後、当該登録を一定時間保持することで連続印刷に関連することができる。

0122

制御部111は、携帯端末120から追加要求が通信部113により受信されたときは、追加要求に含まれる装置パターンに装置IPアドレスが関連付けされたMFP130を追加要求において指定された代理グループに追加する登録をする。

0123

制御部111は、所定のパターンに関する情報に、近接グループの設定情報を含ませて代理装置のMFP130に送信し、代理装置のMFP130から近接グループの設定情報を含む所定のパターンを点滅パターンにより発信させることができる。携帯端末120は、当該所定のパターンを解析して所定のパターンに含まれる近接グループの設定情報を認識し、近接グループのいずれかを選択可能に表示するとともに、選択された近接グループ内のMFP130のいずれかを、携帯端末120との接続を要求するMFP130として選択可能に表示するための第3ユーザーインターフェースを表示する。

0124

制御部111は、代理グループに含まれるMFP130のうち、発光部133から点滅パターンにより所定のパターンを発信させることが可能になったMFP130の装置アドレスと関連付けされた装置パターンを特定し、特定した装置パターンを含む除外通知を通信部113から代理装置のMFP130に送信する。これにより、制御部111は、代理装置のMFP130の発光部133から点滅パターンにより発信する所定のパターンから特定した装置パターンを除外させる。

0125

以下、フローチャートにより、携帯端末のおよびサーバーの基本動作について説明する。

0126

図12は、携帯端末の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは携帯端末120の記憶部122に記憶させたプログラムに従い、制御部121により実行されることができる。

0127

ユーザーにより印刷データをMFP130に送信するためのアプリケーションプログラムが起動されると(S101)、制御部121は、サーバー110にMFP130の識別開始の通知を送信する(S102)。サーバー110は、携帯端末120から識別開始の通知を受信すると、照合テーブル1121に登録されているすべてのMFP130に識別開始の通知を送信し、点滅パターンの発生が可能なMFP130に識別開始の通知に含まれる所定のパターンを点滅パターンにより発信させる。

0128

制御部121は、撮影部123によりMFP130が発生する点滅パターンの動画が撮影されると、動画に含まれる点滅パターンを解析して点滅パターンに含まれる所定のパターンを認識する(S103)。

0129

制御部121は、代理装置以外のMFP130が発生する点滅パターンの動画が撮影部123により撮影される場合は、所定のパターンを認識することにより、当該MFPの装置IPアドレスに関連付けされた装置パターンを認識する。

0130

制御部121は、代理装置のMFP130が発生する点滅パターンの動画が撮影部123により撮影される場合は、所定のパターンを認識することにより、代理グループ内の各MFP130の装置IPアドレスに関連付けされた装置パターンを認識する。

0131

制御部121は、所定のパターンに代理グループ内のMFP130の相対的な位置情報が含まれている場合は、MFP130の相対的な位置情報を認識する。

0132

制御部121は、認識した装置パターンをサーバー110へ送信する(S104)。

0133

制御部121は、サーバー110から、認識した装置パターンに照合テーブル1121において関連付けされたMFP130の情報を受信し(S105)、表示部125に表示する(S106)。受信されるMFP130の情報には、例えば、照合テーブル1121に登録されている、点滅状態、装置状態、および代理グループの設定情報等の情報が含まれる。なお、MFP130が点滅パターンにより発信する所定のパターンに当該MFP130の情報を含ませることにより、制御部121は、MFP130が発信する所定のパターンから当該MFP130の情報を取得してもよい。

0134

制御部121は、操作部126において入力されるユーザーからの各種指示を受け付け(S107)、指示の内容を判断する(S108)。

0135

制御部121は、ユーザーから操作のキャンセルの指示を受けた場合は、サーバー110に操作のキャンセルを通知して(S112)、処理を終了する。

0136

制御部121は、第3ユーザーインターフェースにおいて、ユーザーにより近接グループの選択の指示がされた場合は、選択された近接グループの選択指示をサーバーに送信する(S109)。近接グループの選択指示がサーバーに送信されると、サーバー110から代理装置のMFP130に選択された近接グループ内のMFP130の装置IPアドレスに関連付けされた装置パターンを含む所定のパターンに関する情報が送信され、代理装置のMFP130は、当該所定のパターンを点滅パターンにより発信する。制御部121は、撮影部123により代理装置であるMFP130が発生する点滅パターンの動画が撮影されると、動画を解析して所定のパターンに含まれる近接グループ内のMFP130の装置IPアドレスに関連付けされた装置パターンを認識し(S103)、サーバー110に送信することで(S104)、サーバー110から近接グループ内のMFP130の情報を受信し(S105)、近接グループ内いずれかのMFP130を選択可能に表示する(S106)。

0137

制御部121は、第1ユーザーインターフェース等において、MFP130の選択がされた場合は、選択されたMFP130と携帯端末120とを接続させるための接続要求をサーバーに送信し(S110)、選択されたMFP130に印刷処理させる印刷ジョブをサーバーに送信する(S111)。

0138

図13は、サーバーの動作を示すフローチャートである。本フローチャートはサーバー110の記憶部112に記憶させたプログラムに従い、制御部111により実行されることができる。

0139

制御部111は、携帯端末120からMFP130の識別開始の通知を受信すると(S201)、照合テーブル1121に登録され管理されているすべてのMFP130に識別開始の通知を送信し、MFP130に点滅パターンにより所定のパターンを発信させる(S202)。

0140

制御部111は、携帯端末120により撮影されたMFP130による点滅パターンの動画が解析されることで認識された所定のパターンに含まれる装置パターンを携帯端末120から通信部113により受信する(S203)。制御部111は、受信した装置パターンに関連付けされたMFP130を特定し(S204)、特定したMFP130を含む代理グループの情報、および選択された近接グループの情報を照合テーブル1121から取得する(S205)。

0141

制御部111は、近接グループの選択指示が携帯端末120から通信部113により受信されたときは(S206:YES)、近接グループ内のMFP130の状況を判断する(S208)。制御部111は、近接グループの選択指示が携帯端末120から通信部113により受信されていないときは(S206:NO)、代理グループ内のMFP130の状況を判断する(S207)。MFP130の状況とは、例えば、省電力モードへの移行の有無や点滅状態の異常の有無等である。

0142

制御部111は、代理グループ内、または近接グループ内のMFP130の状況を判断した結果に基づいて、特定されたMFP130が代理点滅する被代理装置であるMFP130を決定する(S209)。例えば、制御部111は、代理グループ内、または近接グループ内のMFP130のうち点滅パターンを発生することができるMFP130(例えば、省電力モードに移行していないMFP130)を被代理装置から除外することができる。

0143

制御部111は、特定したMFP130が、代理点滅を行うことが可能かどうか判断する(S210)。すなわち、制御部111は、特定したMFP130が代理点滅を行う機能を有するかどうか判断する。このような判断をするのは、自身の装置パターンについては点滅光を発生することができても、他のMFP130の装置パターンを代理して点滅光を発生することができないMFP130も存在するからである。

0144

制御部111は、特定されたMFP130が、代理点滅が可能と判断したときは(S210:YES)、特定されたMFP130である代理装置に、代理グループ内のMFP130および近接グループ内のMFP130の装置パターンを含む所定のパターンに関する情報を送信する(S212)。

0145

制御部111は、特定されたMFP130が、代理点滅が不可能であると判断したときは(S210:NO)、携帯端末120に、代理グループ内のMFP130および近接グループ内のMFP130の装置パターンを含むパターン情報を送信する(S211)。

0146

なお、ステップS204において特定されたMFP130が複数ある場合は、各MFP130についてステップS205〜ステップS212を実行することができる。

0147

制御部111は、携帯端末120から通信部113により受信されたユーザーによる指示の内容を判断する(S213)。

0148

制御部111は、ユーザーの指示の内容が、操作のキャンセルであるときは、照合テーブル1121に登録され管理されているすべてのMFP130に点滅パターンによる所定のパターンの発信の終了を指示する(S217)。

0149

制御部111は、ユーザーによる指示の内容が、近接グループの選択の指示であるときは、選択された近接グループを一時的に記憶する(S214)。これにより、近接グループの選択の指示により選択された近接グループが選択されている状態が維持されるため、他の近接グループが後に選択された場合であっても、前に選択された近接グループ内のMFP130の装置パターンが含まれる所定のパターンに関する情報が代理装置のMFP130に送信される(S203〜S212)。

0150

制御部111は、ユーザーによる指示の内容が、MFP130の選択であるときは、携帯端末120から受信した接続要求に含まれる端末IPアドレスを選択されたMFP130と関連付けて照合テーブル1121に登録し、選択されたMFP130への印刷ジョブの送信を予約する(S215)。その後、制御部111は、照合テーブル1121に登録され管理されているすべてのMFP130に点滅パターンによる所定のパターンの発信の終了を指示する(S217)。

0151

次に、フローチャートにより、代理グループにMFPを追加するときの、携帯端末のおよびサーバーの動作について説明する。

0152

図14は、代理グループにMFPを追加するときの、携帯端末の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは携帯端末120の記憶部122に記憶させたプログラムに従い、制御部121により実行されることができる。

0153

制御部121は、撮影部123によりMFP130が発生する点滅パターンの動画が撮影されると、動画に含まれる点滅パターンを解析して点滅パターンに含まれる所定のパターンを認識する(S301)。

0154

制御部121は、操作部126により表示部125に、代理グループに追加するMFP130を選択するための第2ユーザーインターフェースを表示させる(S302)。

0155

制御部121は、第2ユーザーインターフェースにおいて選択されたMFP130を指定された代理グループに追加するための追加要求を通信部127によりサーバー110に送信する(S303)。

0156

図15は、代理グループにMFPを追加するときの、サーバーの動作を示すフローチャートである。本フローチャートはサーバー110の記憶部112に記憶させたプログラムに従い、制御部111により実行されることができる。

0157

制御部111は、携帯端末120から通信部113により追加要求を受信すると(S401)、追加要求に含まれる装置パターンに装置IPアドレスが関連付けされたMFP130を特定する(S402)。

0158

制御部111は、特定したMFP130を、追加要求において指定された代理グループに、照合テーブル1121において追加する登録をする(S403)。

0159

本実施形態は以下の効果を奏する。

0160

代理装置および被代理装置を特定するパターンを含む所定のパターンを代理装置から発信し、携帯端末により取得された当該所定のパターンに関する情報を携帯端末からサーバーに送信させ、当該所定のパターンに関する情報に基づいて被代理装置または代理装置を特定し、特定された被代理装置または代理装置と携帯端末のアドレスとの間の通信をサーバーに中継させる。これにより、ある程度離れた位置から、省電力モードに入っている画像形成装置による印刷の指定をすることができる。

0161

さらに、代理装置から発信させる所定のパターンを点滅パターンとし、携帯端末により点滅パターンを撮影し、撮影した動画から所定のパターンを認識し、認識した当該所定のパターンに関する情報を携帯端末からサーバーに送信させる。これにより、被代理装置がユーザーから見て物陰に設置されている等により、携帯端末による点滅パターンの取得ができないMFPによる印刷の指定をすることができる。

0162

さらに、携帯端末により認識された所定のパターンに含まれる代理装置および被代理装置のいずれかを選択可能な第1ユーザーインターフェースを携帯端末において表示し、選択された装置を特定するパターンを含む所定のパターンに関する情報を携帯端末からサーバーに送信する。これにより、印刷させようとする画像形成装置の選択をより容易に行うことができる。

0163

さらに、代理グループに含まれる各MFPのアドレスに関連付けされた装置パターンとMFPの相対的な位置情報とを含む所定のパターンを代理装置から点滅パターンにより発信させ、携帯端末により取得した所定のパターンから認識された位置情報に基づく各MFPの相対的な位置関係を、MFPを接続対象として選択可能な第1ユーザーインターフェースとともに表示する。これにより、ユーザーは点滅光の照射方向から各MFPの相対的な位置関係が把握できるため、簡単かつ的確に携帯端末との接続を求めるMFPを指定することができる。

0164

さらに、携帯端末により装置パターンが認識されたMFPのうち代理グループに追加するMFPを選択可能な第2ユーザーインターフェースを表示し、第2ユーザーインターフェースで選択されたMFPを特定するパターンに関する情報を含む追加要求をサーバーに送信し、追加要求に基づいて特定されるMFPを代理グループに追加登録する。これにより、IPアドレスの入力をせずに、より簡単に代理グループへのMFPの追加をすることができる。

0165

代理装置から点滅パターンにより発信させる所定のパターンに、代理グループと、含まれるMFPが重複する他の代理グループである各近接グループの設定情報をさらに含め、携帯端末により近接グループの設定情報を、取得した所定のパターンからさらに認識する。そして、各近接グループのいずれかを選択することで、選択された近接グループ内のいずれかのMFPを接続対象として選択可能に表示させるための第3ユーザーインターフェースを携帯端末に表示させる。これにより、携帯端末により点滅パターンを撮影しているユーザーに比較的近い範囲内において、携帯端末との接続を求めるMFPの選択範囲を拡大することができる。

0166

代理グループに含まれる装置のうちパターン情報の発信が可能になった装置を特定する装置パターンを特定し、特定した装置パターンに関する情報を含む除外通知をサーバーから代理装置に送信することにより、代理装置が発信する所定のパターンから特定した装置パターンを除外させる。これにより、代理装置への処理負担の集中を低減することができる。

0167

代理装置がジョブ処理機能を有さない装置またはジョブ処理機能を発揮できない状態のMFPである場合は、代理装置が発信する所定のパターンに代理装置の選択が不可能であることを示すパターンをさらに含める。そして、代理装置の選択が不可能であることを示すパターンが、取得した所定のパターンから携帯端末により認識されたときは、第1ユーザーインターフェースにおいて選択可能な装置から代理装置を除外する。これにより、ユーザーが誤ってジョブ処理機能を有さない装置等を携帯端末と接続を求める装置として選択することを防止できる。

0168

多面体の代理装置の異なる面から異なる装置パターンおよびMFPの相対的な位置情報を含むパターン情報を点滅光により発信させる。これにより、各被代理装置の設置方向に応じた方向にパターン情報を一つの代理装置から発信させることができる。

0169

多面体の代理装置の異なる面から装置パターンおよびMFPの相対的な位置情報を含むパターン情報が点滅光により発信される各MFPは、当該面ごとに最適化されたMFPとする。これにより、携帯端末で点滅光を撮影するユーザーの比較的近くのMFPが選択され、携帯端末と接続されることができる。

0170

本発明に係る中継接続システム、中継接続プログラム、および中継接続プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上述した実施形態に限定されるものではない。

0171

例えば、上述した実施形態においては、代理装置がパターン情報を点滅光により発信し、点滅光を撮影した携帯端末が、撮影した点滅光を解析してパターン情報を認識している。しかし、代理装置は、例えば、Bluetooth(登録商標)等を利用し、電波によりパターン情報を発信し、携帯端末は電波によりパターン情報を取得してもよい。

0172

また、上述した実施形態においては、ジョブ処理装置の発光部から発信される点滅パターンを撮影した携帯端末が、撮影した点滅パターンを解析して点滅パターンを認識している。しかし、携帯端末からサーバーに点滅パターンの動画を、点滅パターンに関する情報として送信し、サーバーにより動画が解析されて動画に含まれる点滅パターンが認識されてもよい。これにより、携帯端末による処理負担を低減することができる。

0173

また、上述した実施形態では、ジョブ処置装置をMFPとして説明したが、携帯端末から要求されたジョブを処理する装置であれば、MFPに限定されない。また、ネットワーク上のアドレスをIPアドレスとして説明したが、IPで使用されるアドレスに限らず、使用されるネットワークに応じ、そのネットワーク上のアドレスであればよい。

0174

100中継接続システム、
110サーバー、
120携帯端末、
130MFP、
430撮影範囲
1301ビーコン。

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