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技術 画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 萩原弘志
出願日 2016年2月25日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-034106
公開日 2016年8月18日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-148854
状態 特許登録済
技術分野 表示装置の制御、回路 デジタル計算機の表示出力 スタジオ装置 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 余白画像 正方形画像 リサイズ画像 横長画像 メイン画像 矩形画像 切り出し画像 画サイズ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

サムネイル視認性を向上し、高速処理を可能とする。

解決手段

記憶部に記憶した画像一覧を見やすく表示できると共に、画像一覧表示高速に行えるようにするため、画像表示装置は、Exif(登録商標形式画像ファイル読み出し、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出し、このサムネイル画像から所定サイズの正方形状の表示画像を生成し、画像一覧として表示する。余白を除いた同一サイズの正方形状の表示画像が並んだ状態で画像一覧が表示できるため、視認性が向上される。Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を用いて画像一覧を作成するため、高速処理が可能である。

概要

背景

近年普及しているデジタルカメラや、カメラ付き携帯電話機撮像装置により取得された画像の多くは、デジタルスチルカメラ画像ファイルフォーマット規格(以下、Exif(登録商標)(EXchangeable Image File format)という)に準拠した形式になっている(例えば特許文献1に記載)。

Exif(登録商標)形式の画像ファイルは、メイン画像のデータの他に、カメラ情報と、サムネイル画像のデータを含む。サムネイル画像のデータは、高画素化されているメイン画像のデータに比べて、データ量が少なく、高速処理が可能である。このため、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれるサムネイル画像を使うと、画像の一覧を素早く表示することができる。

ところが、Exif(登録商標)形式の画像ファイルにおいては、メイン画像は縦長の画像、横長の画像があり、また、様々なアスペクト比(アスペクト比)の画像があるのに対して、サムネイル画像は、アスペクト比「4:3」、画像サイズ「160×120」と規定されている。サムネイル画像には、アスペクト比を保持して縮小されたメイン画像が格納されている。このため、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれるサムネイル画像を用いて画像一覧を作成すると、表示部分に余白部分が生じてしまうことがある。

図9を参照してこれをより詳細に説明する。図9は、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像501が縦長の画像の場合を示す。Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像はアスペクト比「4:3」の横長画像なので、縦長の画像とは合致しない。したがって、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像501が縦長の場合、これに対するサムネイル画像502には、図9に示すように、左右に余白部分(斜線で示す)が生じてくる。

図10は、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像601のアスペクト比が「4:3」より横長(例えばアスペクト比「16:9」)の場合を示す。Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像はアスペクト比「4:3」なので、アスペクト比「16:9」の画像とは合致しない。したがって、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像601のアスペクト比が「16:9」の場合、これに対するサムネイル画像602には、図10に示すように、上下に余白部分が生じる。

そこで、Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像から画像一覧を作成する際に、サムネイル画像中の余白部分を除去して一覧表示することが考えられる。しかしながら、余白部分を除いてサムネイル画像を一覧表示すると、図11に示すように、一覧画面中に様々なアスペクト比の画像が混在することになり、表示が乱雑になり、視認性が悪化する。

特に携帯電話機は、待受画面アイコン表示などのさまざまなアプリケーションで画像を利用するため、一般的なデジタルカメラに比べ、多くの画像サイズやアスペクト比のものが存在する。したがって、画像を一覧表示する場合にサムネイル画像を用いると、異なるサイズの画像が混在して表示されるため視認性が悪化する。

また、特許文献2及び特許文献3には、正方形状の画像を一覧表示画像として表示することで、画像の視認性を高めるようにした表示装置が記載されている。このように、正方形状の画像を一覧表示画像として表示すれば、視認性を向上させることができる。

概要

サムネイルの視認性を向上し、高速処理を可能とする。記憶部に記憶した画像一覧を見やすく表示できると共に、画像一覧表示高速に行えるようにするため、画像表示装置は、Exif(登録商標)形式の画像ファイルを読み出し、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出し、このサムネイル画像から所定サイズの正方形状の表示画像を生成し、画像一覧として表示する。余白を除いた同一サイズの正方形状の表示画像が並んだ状態で画像一覧が表示できるため、視認性が向上される。Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を用いて画像一覧を作成するため、高速処理が可能である。

目的

本発明は、記憶している画像一覧を見やすく表示できると共に、画像一覧表示を高速に行える画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

表示手段と、それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備える画像表示装置

請求項2

前記制御手段は、前記サムネイル画像に含まれる前記有効画像領域の中心を通る前記短辺の各画素に対応する画素が全て含まれるように、前記所定サイズの表示画像を生成する請求項1に記載の画像表示装置。

請求項3

前記制御手段は、前記短辺のサイズが、当該短辺に対応する前記所定サイズの表示画像の辺のサイズとなるように、前記サムネイル画像のサイズを、当該サムネイル画像のアスペクト比を保持して変更して、リサイズ画像を生成し、当該リサイズ画像から、当該リサイズ画像の中心を重心とする前記所定サイズの表示画像を切り出す請求項2に記載の画像表示装置。

請求項4

前記制御手段は、前記サムネイル画像の中心から、前記サムネイル画像に含まれる前記有効画像領域の中心を通る前記短辺の各画素が全て含まれるように、前記所定サイズの表示画像と同じアスペクト比を有する方形の画像を切り出して、切り出し画像を生成し、前記切り出し画像のサイズが前記所定サイズの表示画像のサイズとなるように、前記切り出し画像のサイズを変更する請求項2に記載の画像表示装置。

請求項5

それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成し、前記所定サイズの表示画像を表示手段に表示させる画像表示方法

請求項6

それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成するステップと、前記所定サイズの表示画像を表示手段に表示させるステップとを含むコンピュータにより実行可能な画像表示プログラム

技術分野

0001

本発明は、画像表示装置画像表示方法、及び画像表示プログラムに関する。

背景技術

0002

近年普及しているデジタルカメラや、カメラ付き携帯電話機撮像装置により取得された画像の多くは、デジタルスチルカメラ画像ファイルフォーマット規格(以下、Exif(登録商標)(EXchangeable Image File format)という)に準拠した形式になっている(例えば特許文献1に記載)。

0003

Exif(登録商標)形式の画像ファイルは、メイン画像のデータの他に、カメラ情報と、サムネイル画像のデータを含む。サムネイル画像のデータは、高画素化されているメイン画像のデータに比べて、データ量が少なく、高速処理が可能である。このため、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれるサムネイル画像を使うと、画像の一覧を素早く表示することができる。

0004

ところが、Exif(登録商標)形式の画像ファイルにおいては、メイン画像は縦長の画像、横長の画像があり、また、様々なアスペクト比(アスペクト比)の画像があるのに対して、サムネイル画像は、アスペクト比「4:3」、画像サイズ「160×120」と規定されている。サムネイル画像には、アスペクト比を保持して縮小されたメイン画像が格納されている。このため、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれるサムネイル画像を用いて画像一覧を作成すると、表示部分に余白部分が生じてしまうことがある。

0005

図9を参照してこれをより詳細に説明する。図9は、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像501が縦長の画像の場合を示す。Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像はアスペクト比「4:3」の横長画像なので、縦長の画像とは合致しない。したがって、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像501が縦長の場合、これに対するサムネイル画像502には、図9に示すように、左右に余白部分(斜線で示す)が生じてくる。

0006

図10は、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像601のアスペクト比が「4:3」より横長(例えばアスペクト比「16:9」)の場合を示す。Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像はアスペクト比「4:3」なので、アスペクト比「16:9」の画像とは合致しない。したがって、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像601のアスペクト比が「16:9」の場合、これに対するサムネイル画像602には、図10に示すように、上下に余白部分が生じる。

0007

そこで、Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像から画像一覧を作成する際に、サムネイル画像中の余白部分を除去して一覧表示することが考えられる。しかしながら、余白部分を除いてサムネイル画像を一覧表示すると、図11に示すように、一覧画面中に様々なアスペクト比の画像が混在することになり、表示が乱雑になり、視認性が悪化する。

0008

特に携帯電話機は、待受画面アイコン表示などのさまざまなアプリケーションで画像を利用するため、一般的なデジタルカメラに比べ、多くの画像サイズやアスペクト比のものが存在する。したがって、画像を一覧表示する場合にサムネイル画像を用いると、異なるサイズの画像が混在して表示されるため視認性が悪化する。

0009

また、特許文献2及び特許文献3には、正方形状の画像を一覧表示画像として表示することで、画像の視認性を高めるようにした表示装置が記載されている。このように、正方形状の画像を一覧表示画像として表示すれば、視認性を向上させることができる。

先行技術

0010

国際公開第WO02/41629号
日本国特開2006−262071号公報
日本国特開2007−89086号公報

発明が解決しようとする課題

0011

上述のように、Exif(登録商標)形式の画像ファイル中のメイン画像のサイズやアスペクト比は様々であるのに対して、サムネイル画像はサイズやアスペクト比が規格により定められている。このため、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から画像の一覧画面を生成すると、画像に余白部分が付加され、視認性が良くない。

0012

また、特許文献2及び特許文献3に記載されている表示装置は、Exif(登録商標)形式の画像ファイルのサムネイル画像からではなく、メイン画像から、一覧表示用の正方形状の画像を生成している。また、これらの表示装置は、一覧表示を行う毎に、メイン画像から撮影時のフォーカス位置を中心に切り出し、その後に一覧表示用サイズにリサイズを行っている。このように、特許文献2及び特許文献3に示されている表示装置は、データ量の大きなメイン画像のデータを扱っているため、処理に負担がかかり、処理速度が遅くなる。また、これらの表示装置は、メイン画像を展開するために、大容量のメモリを必要とし、処理の遅れだけでなく、メモリ不足などにより編集自体が困難になるなどの問題が考えられる。

0013

上述の課題を鑑み、本発明は、記憶している画像一覧を見やすく表示できると共に、画像一覧表示高速に行える画像表示装置、画像表示方法、及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

上述の課題を解決するために、本発明に係る画像表示装置は、表示手段と、それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備える。

0015

本発明に係る画像表示方法は、それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成し、前記所定サイズの表示画像を表示手段に表示させる。

0016

本発明に係る画像表示プログラムは、それぞれ異なるアスペクト比の複数のメイン画像のそれぞれと対応付けられているサムネイル画像の、前記メイン画像と同じアスペクト比の有効画像領域の短辺に基づく所定サイズの表示画像を生成するステップと、前記所定サイズの表示画像を表示手段に表示させるステップとを含む。

発明の効果

0017

本発明によれば、余白を除いた同一サイズの正方形状の表示画像が並んだ状態で、画像一覧が表示できるため、視認性を向上させることができる。また、本発明によれば、データ量が小さく、画サイズやアスペクト比が決まっているサムネイル画像のデータから表示画像を生成するため、高速処理が可能である。

図面の簡単な説明

0018

本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態で用いられるExif(登録商標)形式の画像ファイルデータ構造を示す図である。
本発明の第1の実施形態における正方形状の一覧表示画像を生成する処理を 示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態における正方形状の一覧表示画像を生成する処理を 示す説明図である。
本発明の第1の実施形態における正方形状の一覧表示画像を生成する処理を 示す説明図である。
本発明の第1の実施形態における一覧表示画像を示す説明図である。
本発明の第2の実施形態における正方形状の一覧表示画像を生成する処理を 示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態における正方形状の一覧表示画像を生成する処理を 示す説明図である。
Exif(登録商標)形式の画像ファイルにおけるサムネイル画像に余白部分が生じる従来例を示す図である。
Exif(登録商標)形式の画像ファイルにおけるサムネイル画像に余白部分が生じる他の従来例を示す図である。
アスペクト比の異なる表示画像による従来の一覧表示を示す図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置であるカメラ付き携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、カメラ付き携帯電話機1は、撮像装置21と、制御部22と、内蔵アンテナ23と、無線部24と、信号処理部25と、スピーカ27と、マイクロホン28と、音声処理部29と、記憶部30と、表示部31と、各種キー32とを備えている。

0020

撮像装置21としては、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子や、CMOS(Complementary MOS)撮像素子が用いられる。撮像装置21で撮像された被写体像は、デジタル化され、制御部22の制御の基に、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で圧縮符号化され、Exif(登録商標)形式の画像ファイルで、記憶部30に格納される。

0021

制御部22は、CPU(Central Processing Unit)からなり、機器全体の制御を行っている。制御部22に対して、記憶部30と表示部31とが設けられる。記憶部30には、上述のように、撮像装置21で撮像された画像データが格納されると共に、電話帳データメールデータ等、各種のデータが格納される。また、記憶部30としては、内蔵メモリの他、カード型フラッシュメモリを用いるようにしても良い。

0022

表示部31は、例えば液晶ディスプレイである。表示部31には、各種の文字や画像が表示される。また、表示部31は、撮像装置21で画像を撮像する際に、ビューファインダーとして用いることができる。また、表示部31には、記憶部30に格納した画像データの再生画面を表示することができる。さらに、本発明の第1の実施形態においては、記憶部30に格納されている画像の一覧を表示部31に表示することができる。このとき、本発明の第1の実施形態においては、画像一覧が同一サイズの正方形状の画像で並んで表示される。

0023

なお、このように、記憶部30に格納されている画像の一覧を同一サイズの正方形状の画像で並んで表示させるために、本発明の第1の実施形態において制御部22は、所定のプログラムを実行することで、画像ファイル抽出部51と正方形画像生成部52とを備える。
画像ファイル抽出部51は、記憶部30からExif(登録商標)形式の画像ファイルを読み出し、この読み出された画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出する。
正方形画像生成部52は、画像ファイル抽出部51が抽出したサムネイル画像から正方形状の表示画像を生成する。

0024

内蔵アンテナ23、無線部24、信号処理部25、スピーカ27、マイクロホン28、音声処理部29は、携帯電話機能を実現するものである。携帯電話通信方式としては、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、CDMA−2000、WCDMA(Wideband CDMA)等の各種のものがあるが、本発明は、どのような方式のものを用いても良い。

0025

内蔵アンテナ23は、近隣基地局からの電波を受信し若しくは近隣の基地局に電波を送信する。無線部24は、近隣の基地局との間で無線による通信を行う。信号処理部25は、送受信信号の処理を行う。スピーカ27は音声を出力し、マイクロホン28は音声を取得する。音声処理部29は、スピーカ27へ供給するために受話音声の信号など各種音声信号を処理し、またマイクロホン28により送信する音声信号を処理する。

0026

上述のように、本発明の第1の実施形態に係るカメラ付き携帯電話機1では、撮像装置21で被写体像を撮像すると、撮像装置21からの撮像信号が、制御部22の制御の基に、例えばJPEG形式で圧縮され、Exif(登録商標)形式の画像ファイルで、記憶部30に記憶される。

0027

図2は、Exif(登録商標)形式(Exif2.1)の画像ファイルのデータ構造を示す。図2に示すように、Exif(登録商標)形式の画像ファイルは、ヘッダと、サムネイル画像と、メイン画像とからなる。ヘッダには、画素数圧縮モード撮影日時、機種名、絞り値、色空間等、撮影時のカメラ情報が記述される。メイン画像のサイズ及びアスペクト比は、「240×320」、「480×640」、「960×1280」、「1024×1280」、「320×240」、「640×480」、「1280×960」、「1280×1024」等、様々なものがある。
サムネイル画像は、規格によりアスペクト比「4:3」、画像サイズ「160×120」と規定されている。また、サムネイル画像には、アスペクト比を保持して縮小されたメイン画像の領域である有効画像領域が含まれる。

0028

また、カメラ付き携帯電話機1は、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から、同一サイズの正方形状の表示画像を生成して、画像一覧として表示している。このように、画像一覧が同一サイズの正方形状の画像で並んで表示されるため、視認性を向上させることができる。

0029

図3は、本発明の第1の実施形態における、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から正方形状の表示画像を生成する処理を示すフローチャートである。

0030

図3において、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から正方形状の表示画像を生成する際に、制御部22は、記憶部30からExif(登録商標)形式の画像ファイルを読み出し、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出する(ステップ101)。次に、制御部22は、このサムネイル画像から有効画像領域の短辺を特定する。そして、制御部22は、このサムネイル画像のサイズを、特定した短辺のサイズが正方形状の表示画像の一辺のサイズとなるように、アスペクト比を保持してリサイズする(ステップ102)。そして制御部22は、リサイズされた画像の中心を検出し(ステップ103)、この画像の中心を重心とする正方形状の画像を切り出す(ステップ104)。これにより、有効画像領域の中心を通る有効画像領域の短辺の各画素に対応する画素が全て含まれる、所定サイズの正方形状の表示画像が生成される。そして、制御部22は、生成された正方形状の画像を一覧表示画像として表示する(ステップ105)。

0031

前述したように、Exif(登録商標)形式のファイルのサムネイル画像は、アスペクト比「4:3」、画像サイズ「160×120」に規格化されている。これに対して、メイン画像は、様々なアスペクト比のものがある。したがって、サムネイル画像には、図4に示すように、余白部分が生じることがある。

0032

図4において、サムネイル画像101は、サムネイル画像の左右に余白部分が生じている例である。このような余白部分は、撮像した画像が縦長の画像であるのに対して、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像が横長であることから生じている。このように、その左右に余白部分が生じているサムネイル画像101の場合には、その短辺の長さは、有効画像領域の横方向のサイズA1となる。

0033

また、図4において、サムネイル画像201は、サムネイル画像の上下に余白部分が生じている例である。このような余白画像は、撮像した画像のアスペクト比が「4:3」より横長(例えば「16:9」)であるのに対して、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像がアスペクト比「4:3」であることから生じている。このように、上下に余白部分が生じているサムネイル画像201の場合には、その短辺の長さは、有効画像領域の縦方向のサイズB2となる。

0034

ここで、画像を一覧表示するときの表示画像は、図5に示すように、「M×M」のサイズの正方形状の画像である。

0035

ステップ101で、記憶部30から読み出されたExif(登録商標)形式の画像ファイルから、図4におけるサムネイル画像101が抽出された場合には、ステップ102で、サムネイル画像101の有効画像領域の部分の短辺のサイズA1が正方形状の表示画像の一辺のサイズMとなるようにリサイズされる。これにより、図4に示すように、リサイズ画像102が生成される。

0036

また、ステップ101で、記憶部30から読み出されたExif(登録商標)形式の画像ファイルから、図4におけるサムネイル画像201が抽出された場合には、ステップ102で、サムネイル画像101の有効画像領域の部分の短辺のサイズB2が表示画像の一辺のサイズMとなるようにリサイズされる。これにより、図4に示すような、リサイズ画像202が生成される。

0037

図4に示すように、リサイズ画像102、202が生成されたら、ステップ103で、リサイズ画像102、202の中心が検出され、ステップ104で、このリサイズ画像102、202の中心から正方形状の画像が切り出される。

0038

リサイズ画像102の場合には、ステップ103で、その画像の中心P1が検出され、ステップ104で、中心P1から、サイズ(M×M)の正方形状の部分が切り出される。
これにより、図4に示すように、一辺の長さがMの正方形状の表示画像103が生成される。

0039

また、リサイズ画像202の場合には、ステップ103で、その画像の中心P2が検出され、ステップ104で、中心P2から、サイズ(M×M)の正方形状の部分が切り出される。これにより、図4に示すように、一辺の長さがMの正方形状の表示画像203が生成される。

0040

このようにして、正方形状の表示画像が生成されたら、ステップ105で、図6に示すように、正方形状の表示画像が一覧表示画像として表示される。図6に示すように、本発明の第1の実施形態に係るカメラ付き携帯電話機1では、余白を除いた同一サイズの正方形状の表示画像が並んだ状態となる。このため、視認性を向上させることができる。

0041

また、本発明の第1の実施形態に係るカメラ付き携帯電話機1は、上述のように、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から、同一サイズの正方形状の表示画像を生成して、画像一覧として表示している。このとき扱う画像データは、サムネイル画像のデータであり、データ量が小さく、画サイズやアスペクト比が決まっている。また、このときの処理は、リサイズ処理と、画像の切り出し処理であり、複雑な演算処理を必要としない。このため、高速処理が可能であり、また、大容量のメモリを必要としない。

0042

<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述の第1の実施形態における画像表示装置は、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出し、このサムネイル画像を有効画像領域の短辺を表示画像の一辺に合わせてリサイズし、このリサイズした画像の中心を検出し、このリサイズした画像の中心から正方形状の画像を切り出して、所定サイズの正方形状の表示画像を生成している。

0043

これに対して、この第2の実施形態は、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出し、このサムネイル画像の中心を検出し、このサムネイル画像の中心から画像の有効画像領域に合わせて正方形状の画像を切り出し、切り出した正方形状の画像をリサイズして、所定サイズの正方形状の表示画像を生成する。他の部分については、第1の実施形態と同様であり、重複説明を省略する。

0044

図7は、本発明の第2の実施形態における、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から正方形状の表示画像を生成する処理を示すフローチャートである。

0045

図7において、Exif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像から正方形状の表示画像を生成する際に、制御部22は、記憶部30からExif(登録商標)形式の画像ファイルを読み出し、このExif(登録商標)形式の画像ファイルに含まれているサムネイル画像を抽出する(ステップ201)。そして、制御部22は、このサムネイル画像の中心を検出し(ステップ202)、このサムネイル画像の中心から、画像の有効画像領域に合わせて正方形状の画像を切り出す(ステップ203)。
具体的には、制御部22は、サムネイル画像に含まれる有効画像領域の中心を通る有効画像領域の短辺の各画素が全て含まれるように正方形状の画像を切り出す。そして、制御部22は、この切り出された正方形状の切り出し画像の一辺のサイズが、正方形状の表示画像の一辺のサイズとなるようにリサイズする(ステップ204)。これにより、有効画像領域の中心を通る有効画像領域の短辺の各画素に対応する画素が全て含まれる、所定サイズの正方形状の表示画像が生成される。そして、制御部22は、生成された正方形状の画像を一覧表示画像として表示する(ステップ205)。

0046

つまり、図8において、サムネイル画像301は、サムネイル画像の左右に余白部分が生じている例である。また、図8において、サムネイル画像401は、サムネイル画像の上下に余白部分が生じている例である。また、画像を一覧表示するときの表示画像は、「M×M」のサイズの正方形状の画像であるとする。

0047

ステップ201で、記憶部30から読み出されたExif(登録商標)形式の画像ファイルから、図8におけるサムネイル画像301が抽出された場合には、ステップ202で、サムネイル画像301の中心P3が検出され、ステップ203で、サムネイル画像301の中心P3から有効画像領域が正方形状に切り出される。これにより、図8において、正方形状の切り出し画像302が得られる。このとき切り出される正方形状の切り出し画像302の一辺の長さは、サムネイル画像301の有効画像領域の短辺となる横方向のサイズA3となる。

0048

また、ステップ201で、記憶部30から読み出されたExif(登録商標)形式の画像ファイルから、図8におけるサムネイル画像401が抽出された場合には、ステップ202で、サムネイル画像401の中心P4が検出され、ステップ203で、サムネイル画像401の中心P4から有効画像領域が正方形状に切り出される。これにより、図8において、正方形状の切り出し画像402が得られる。このとき、切り出される正方形状の切り出し画像402の一辺の長さは、サムネイル画像401の有効画像領域の短辺となる縦方向のサイズB4となる。

0049

そして、ステップ204で、この正方形状の切り出し画像302、402の一辺のサイズが正方形状の表示画像の一辺のサイズとなるようにリサイズされる。

0050

図8において、切り出された画像が正方形状の切り出し画像302の場合には、その一辺の長さはA3となる。よって、ステップ204で、一辺の長さがA3の正方形状の切り出し画像302が、一辺の長さがMの表示画像の長さとなるようにリサイズされる。これにより、図8に示すような、正方形状の表示画像303が生成される。

0051

図8において、切り出された画像が正方形状の切り出し画像402の場合には、その一辺の長さはB4となる。よって、ステップ204で、一辺の長さがB4の正方形状の切り出し画像402が、一辺の長さがMの表示画像の長さとなるように、リサイズされる。これにより、図8に示すような、正方形状の表示画像403が生成される。

0052

本発明の第2の実施形態でも、余白を除いた同一サイズの正方形状の表示画像が並んだ状態で、画像一覧が表示できるため、視認性を向上させることができる。また、このとき扱う画像データは、データ量が小さく、画サイズやアスペクト比が決まっているサムネイル画像のデータであり、また、このときの処理は、画像の切り出し処理と、リサイズ処理とであり、複雑な演算処理を必要としない。このため、高速処理が可能であり、また、大容量のメモリを必要としない。

0053

本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
なお、本実施形態では、一覧表示する表示画像として所定サイズの正方形状の画像を用いる場合を説明したが、これに限られず、所定サイズの矩形画像を用いても良い。

0054

上述した第1の実施形態において、矩形画像を表示画像として用いる場合、制御部22は、ステップ102で、以下の処理を行う。すなわち、制御部22は、有効画像領域の短辺のサイズが、当該短辺に対応する表示画像の辺のサイズとなるように、サムネイル画像のサイズを、アスペクト比を保持して変更してリサイズする処理を行う。
例えば、表示画像として「160×120」の矩形画像を用いる場合、まず、制御部22は、有効画像領域の短辺が横方向であるか縦方向であるかを判定する。有効画像領域の短辺が横方向である場合、有効画像領域の短辺のサイズが、表示画像の横方向の辺のサイズ、即ち160となるように、サムネイル画像のサイズを、アスペクト比を保持して変更してリサイズする。他方、有効画像領域の短辺が縦方向である場合、有効画像領域の短辺のサイズが、表示画像の縦方向の辺のサイズ、即ち120となるように、サムネイル画像のサイズを、アスペクト比を保持して変更してリサイズする。
このような処理により、第1の実施形態において矩形画像を表示画像として用いることができる。

0055

上述した第2の実施形態において、矩形画像を表示画像として用いる場合、制御部22は、ステップ203で、以下の処理を行う。すなわち、制御部22は、サムネイル画像に含まれる有効画像領域の中心を通る有効画像領域の短辺の各画素が全て含まれるように、表示画像と同じアスペクト比を有する矩形画像を切り出す処理を行う。
例えば、表示画像として「160×120(アスペクト比4:3)」の矩形画像を用い、サムネイル画像の有効画像領域のサイズが「160×90」である場合、制御部22は、「120×90(アスペクト比4:3)」の矩形画像を切り出す。
他方、表示画像として「160×120(アスペクト比4:3)」の矩形画像を用い、サムネイル画像の有効画像領域のサイズが「100×120」である場合、制御部22は、「100×75(アスペクト比4:3)」の矩形画像を切り出す。
このような処理により、第2の実施形態において矩形画像を表示画像として用いることができる。
本願は、2010年10月4日に、日本に出願された特願2010−224652号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。

0056

本発明は、画像ファイルの一覧を表示させる画像表示装置に適用することができ、画像一覧表示の視認性を向上させることができる。

0057

1:携帯電話機
21:撮像装置
22:制御部
23:内蔵アンテナ
24:無線部
25:信号処理部
27:スピーカ
28:マイクロホン
29:音声処理部
30:記憶部
31:表示部
32:各種キー
51:画像ファイル抽出部
52:正方形画像生成部

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