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技術 濾過装置

出願人 シーム株式会社
発明者 金山久樹田中武志
出願日 2015年2月10日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2015-023835
公開日 2016年8月18日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2016-147208
状態 未査定
技術分野 濾過体静止型の加圧または吸引濾過機
主要キーワード 液排出弁 空圧作動 中心空間 排液通路 外周側空間 空気供給弁 金属スラッジ 逆洗制御
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

逆洗による洗浄力を高めることを可能にした濾過装置を提供する。

解決手段

第2通路系31は、圧力波印加部を含み、圧力波印加部は、圧縮空気貯留するためのレシーバタンク38と、整流部15に向けた圧縮空気の供給によって濾材13に圧力波を印加する弁とを備え、第1通路系21は、圧力波の印加によって濾材13から取り除かれた異物を含む逆洗液を流入側の空間から排出するための後段排出路24を含み、レシーバタンク38の容量は、整流部15の容量以上である。

概要

背景

工作機械排液通路に接続される濾過装置は、工作機械から排出される加工液から切り屑等の異物を取り除く。この際に、加工液の濾過過度に繰り返されると、濾過装置に備えられた濾材目詰まりが生じてしまう。そこで、濾液が流れる方向とは反対の逆方向に濾液を流して濾材に捕らわれた異物を濾材から取り除くいわゆる逆洗が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

逆洗による洗浄力を高めることを可能にした濾過装置を提供する。第2通路系31は、圧力波印加部を含み、圧力波印加部は、圧縮空気貯留するためのレシーバタンク38と、整流部15に向けた圧縮空気の供給によって濾材13に圧力波を印加する弁とを備え、第1通路系21は、圧力波の印加によって濾材13から取り除かれた異物を含む逆洗液を流入側の空間から排出するための後段排出路24を含み、レシーバタンク38の容量は、整流部15の容量以上である。

目的

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、逆洗による洗浄力を高めることを可能にした濾過装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

流入側の空間と流出側の空間とが濾材によって区画された濾過部と、前記流入側の空間と連通し、異物を含む混合液が流れるための第1通路系と、前記流出側の空間と連通し、濾液貯留するための整流部と、前記整流部に連通し、前記濾液が流れるための第2通路系と、を備え、前記第2通路系は、圧力波印加部を含み、前記圧力波印加部は、圧縮空気を貯留するためのレシーバタンクと、前記レシーバタンクから前記整流部に向けた前記圧縮空気の供給と遮断とを切り替える弁とを備え、前記濾材から異物を取り除くための圧力波を前記圧縮空気の供給によって前記濾材に印加し、前記第1通路系は、前記濾材から取り除かれた異物を含む逆洗液を前記流入側の空間から排出するための逆洗液排出路を含み、前記レシーバタンクの容量は、前記整流部の容量以上である濾過装置

請求項2

前記レシーバタンクの容量は、前記濾過部の容量以上である請求項1に記載の濾過装置。

請求項3

前記レシーバタンクの容量は、前記整流部の容量と前記濾過部の容量とを合わせた容量以上である請求項1に記載の濾過装置。

請求項4

前記整流部に貯留される濾液の少なくとも一部が前記逆洗液として排出されるように、前記弁に開閉を複数回繰り返させる制御部をさらに備える請求項1〜3のうち何れか1項に記載の濾過装置。

請求項5

前記第2通路系は、前記圧縮空気を前記整流部に供給するための空気供給路を含み、前記逆洗液排出路の内径は、前記空気供給路の内径よりも大きい請求項1から4の何れか1項に記載の濾過装置。

請求項6

前記第1通路系は、前記逆洗液排出路に連通することを可能に構成され、外部から前記混合液が供給される混合液供給路をさらに備え、前記逆洗液排出路の内径は、前記混合液供給路の内径よりも大きい請求項1から5の何れか1項に記載の濾過装置。

請求項7

流入側の空間と流出側の空間とが濾材によって区画された濾過部と、前記流入側の空間と連通し、異物を含む混合液が流れるための第1通路系と、前記流出側の空間と連通し、濾液を貯留するための整流部と、前記整流部に連通し、前記濾液が流れるための第2通路系と、を備え、前記第2通路系は、圧力波印加部を含み、前記圧力波印加部は、圧縮空気を貯留するためのレシーバタンクと、前記レシーバタンクから前記整流部に向けた前記圧縮空気の供給と遮断とを切り替える弁とを備え、前記濾材から異物を取り除くための圧力波を前記圧縮空気の供給によって前記濾材に印加し、前記第1通路系は、前記濾材から取り除かれた異物を含む逆洗液を前記流入側の空間から排出するための逆洗液排出路を含み、前記第2通路系は、前記圧縮空気を前記整流部に供給するための空気供給路を含み、前記逆洗液排出路の内径は、前記空気供給路の内径よりも大きい濾過装置。

技術分野

0001

本発明は、異物を含む液である混合液から異物を取り除く濾材を備えた濾過装置に関する。

背景技術

0002

工作機械排液通路に接続される濾過装置は、工作機械から排出される加工液から切り屑等の異物を取り除く。この際に、加工液の濾過過度に繰り返されると、濾過装置に備えられた濾材で目詰まりが生じてしまう。そこで、濾液が流れる方向とは反対の逆方向に濾液を流して濾材に捕らわれた異物を濾材から取り除くいわゆる逆洗が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2014−46248号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、環境の保全が求められる近年においては、混合液に含まれる異物の種類が増える一方である。例えば、濾過装置に供給される混合液には、金属加工の際に発生する金属スラッジ半導体製造プロセスやLED製造プロセスで発生するGaAs等の化合物残渣、砥石砥粒残渣等の様々な異物が含まれる。物理的な吸着化学的な吸着によって異物を捕集する濾材においては、これらのように、物理的な性状や化学的な性状が互いに異なる様々な異物に対し、同じような捕集性能を発揮することは不可能である。結果として、濾材に対して必要以上に強固に吸着してしまう異物の種類が増える一途をたどっており、一度濾材に吸着された異物を濾材から取り除くことを可能にした上述の逆洗技術においては、強固に吸着した異物をも除去することを可能にする洗浄力を切望されている。

0005

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、逆洗による洗浄力を高めることを可能にした濾過装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決する濾過装置は、流入側の空間と流出側の空間とが濾材によって区画された濾過部と、前記流入側の空間と連通し、異物を含む混合液が流れるための第1通路系と、前記流出側の空間と連通し、濾液を貯留するための整流部と、前記整流部に連通し、前記濾液が流れるための第2通路系とを備える。前記第2通路系は、圧力波印加部を含み、前記圧力波印加部は、圧縮空気を貯留するためのレシーバタンクと、前記レシーバタンクから前記整流部に向けた前記圧縮空気の供給と遮断とを切り替える弁とを備え、前記濾材から異物を取り除くための圧力波を前記圧縮空気の供給によって前記濾材に印加する。前記第1通路系は、前記濾材から取り除かれた異物を含む逆洗液を前記流入側の空間から排出するための逆洗液排出路を含む。そして、前記レシーバタンクの容量は、前記整流部の容量以上である。

0007

上記構成によれば、レシーバタンクの容量が整流部の容量以上であるため、圧縮空気が濾液の液面に衝突するとき、圧縮空気における圧力の低下が抑えられる。結果として、圧力波による波力を高めること、ひいては、逆洗による洗浄力を高めることが可能である。

0008

上記濾過装置において、前記レシーバタンクの容量は、前記濾過部の容量以上であってもよい。

0009

上記濾過装置において、前記レシーバタンクの容量は、前記整流部の容量と前記濾過部の容量とを合わせた容量以上であってもよい。

0010

上記濾過装置は、前記整流部に貯留される濾液の少なくとも一部が前記逆洗液として排出されるように、前記弁に開閉を複数回繰り返させる制御部をさらに備えてもよい。

0011

上記濾過装置において、前記第2通路系は、前記圧縮空気を前記整流部に供給するための空気供給路を含み、前記逆洗液排出路の内径は、前記空気供給路の内径よりも大きくてもよい。

0012

上記濾過装置において、前記第1通路系は、前記逆洗液排出路に連通することを可能に構成され、外部から前記混合液が供給される混合液供給路をさらに備え、前記逆洗液排出路の内径は、前記混合液供給路の内径よりも大きくてもよい。

0013

上記課題を解決する濾過装置は、流入側の空間と流出側の空間とが濾材によって区画された濾過部と、前記流入側の空間と連通し、異物を含む混合液が流れるための第1通路系と、前記流出側の空間と連通し、濾液を貯留するための整流部と、前記整流部に連通し、前記濾液が流れるための第2通路系とを備える。前記第2通路系は、圧力波印加部を含み、前記圧力波印加部は、圧縮空気を貯留するためのレシーバタンクと、前記レシーバタンクから前記整流部に向けた前記圧縮空気の供給と遮断とを切り替える弁とを備え、前記濾材から異物を取り除くための圧力波を前記圧縮空気の供給によって前記濾材に印加する。前記第1通路系は、前記濾材から取り除かれた異物を含む逆洗液を前記流入側の空間から排出するための逆洗液排出路を含む。前記第2通路系は、前記圧縮空気を前記整流部に供給するための空気供給路を含む。そして、前記逆洗液排出路の内径は、前記空気供給路の内径よりも大きい。

0014

上記構成によれば、逆洗液排出路の内径が空気供給路の内径よりも大きいため、圧縮空気が濾液の液面に衝突した後に、濾材に対する圧力波の伝播阻害されることが抑えられる。それゆえに、逆洗による洗浄力を高めることが可能である。

発明の効果

0015

本発明の濾過装置によれば、逆洗による洗浄力を高められる。

図面の簡単な説明

0016

濾過装置の一実施形態における濾材装置の全体構成を示す構成図である。
一実施形態における濾過装置が備える制御装置の構成を機能的に示すブロック図である。
一実施形態における濾過処理中の濾過装置の作用を示す作用図である。
一実施形態における逆洗処理順序を示すフローチャートである。
一実施形態における逆洗処理中の濾過装置の作用を示す作用図である。
一実施形態における濾材の流入面に異物が付着した状態を示す断面図である。
一実施形態における濾材の流入面から異物が剥離した状態を示す断面図である。

実施例

0017

以下、一実施形態における濾過装置について図面を参照して説明する。
図1に示すように、濾過装置1は、金属加工の際に発生する金属スラッジ、半導体製造プロセスやLED製造プロセスで発生するGaAs等の化合物残渣、砥石の砥粒残渣等の異物と水等が混ざった混合液を濾過する。このような混合液は、マシン2が供給元となり、接続路2aを通じて混合液貯留タンク3に貯留される。この濾過装置1は、混合液を濾過する濾過タンク11を備える。この濾過タンク11には、混合液貯留タンク3から混合液を供給する第1通路系21が接続されている。また、濾過タンク11には、濾過タンク11で異物が濾過された濾液を濾液貯留タンク4に排出する第2通路系31が接続されている。

0018

第1通路系21は、濾過タンク11と接続された接続路22と、接続路22から分岐した混合液供給路23とを備えている。逆洗液排出路を構成する接続路22には、これもまた逆洗液排出路を構成する後段排出路24が接続されている。

0019

混合液供給路23は、ポンプで汲み上げられる混合液貯留タンク3の混合液を、接続路22を通じて濾過タンク11に供給するものであり、その途中に、混合液供給路23を開閉する混合液供給弁25が設けられている。混合液供給弁25は、濾過処理時に混合液を濾過タンク11に供給するとき、開弁し、逆洗処理時において、濾過タンク11からの逆流防止のため閉弁する。

0020

後段排出路24は、濾過タンク11内の濾材を逆洗したときに発生する逆洗液を濾過タンク11から接続路22を通じで逆洗液貯留タンク5に排出するものであり、その途中に、後段排出路24を開閉する逆洗液排出弁26が設けられている。逆洗液排出弁26は、濾過処理時、後段排出路24への混合液の進入を防ぐため閉弁し、逆洗処理時には開弁し、濾過タンク11からの逆洗液を逆洗液貯留タンク5に排出可能にする。混合液供給弁25及び逆洗液排出弁26は、例えば、急開と急閉が可能な駆動方式として、例えば、空圧作動式が採用される。

0021

第2通路系31は、濾過タンク11と接続された空気供給路を構成する接続路32と、接続路32から分岐した濾液排出路33とタンク連通路34とを備えている。濾液排出路33は、濾過タンク11で濾過された濾液を、接続路32を通じて濾液貯留タンク4に排出するものであり、その途中に、濾液排出路33を開閉する濾液排出弁35が設けられている。濾液排出弁35は、濾過処理時に濾過タンク11の濾液を濾液貯留タンク4に排出するとき、開弁し、逆洗処理において、濾液排出路33への濾液の進入を防止するため閉弁する。

0022

タンク連通路34は、濾過タンク11内の濾材を逆洗するときに圧縮空気を、接続路32を通じて濾過タンク11に供給するものであり、その途中に、圧力波印加部を構成しタンク連通路34を開閉する空気供給弁36が設けられている。空気供給弁36は、濾過処理時、タンク連通路34への濾液の進入を防ぐため閉弁し、逆洗処理時には開弁し、圧縮空気や路内の濾液を、接続路32を通じて濾過タンク11に供給可能にする。濾液排出弁35及び空気供給弁36にも、例えば、急開と急閉が可能な駆動方式として、例えば、空圧作動式が採用される。

0023

タンク連通路34には、圧力波印加部を構成し圧縮空気を生成するコンプレッサ等の空気圧縮機37と、これもまた圧力波印加部を構成し圧縮空気を一時的に貯留するレシーバタンク38とが設けられている。レシーバタンク38は、空気供給弁36が開弁すると、レシーバタンク38からは、圧縮空気がタンク連通路34から接続路32に向けて供給される。この際、接続路32や濾液排出路33が濾液によって満たされるとき、圧縮空気はタンク連通路34において濾液に衝突して圧力波を発生させ、この圧力波を濾材13に印加させる。また、接続路32や濾液排出路33が濾液によって満たされていないとき、圧縮空気は濾過タンク11において濾液に衝突して圧力波を発生させ、この圧力波を濾材13に印加させる。

0024

空気供給弁36とレシーバタンク38との間には、逆止弁39が設けられている。逆止弁39は、レシーバタンク38から空気供給弁36への圧縮空気の流れを許容し、空気供給弁36からレシーバタンク38への濾液の流れを禁止し、濾液がレシーバタンク38に逆流することを抑制する。

0025

図1に示すように、濾過タンク11は、例えば円筒状のハウジング12と、濾材13と、濾材13が収容される濾過部14と、濾過された濾液を貯留し整流する整流部15とを備えている。濾材13は、例えば濾紙、不織布等によって円筒状に形成され、濾材13の内周面が混合液の流入面13aであり、濾材13の外周面が濾液の流出面13bである。濾材13が収容される濾過部14は、濾材13より一回り大きい空間部を有しており、濾過部14の内部には、流入側の空間と流出側の空間とが濾材13によって区画されている。濾過部14は、ハウジング12において整流部15よりも第1通路系21側に位置している。

0026

濾過部14には、第1通路系21の接続路22が接続されている。濾材13の流入面13aで囲まれた中心空間部は流入側の空間であり、接続路22から混合液が供給される空間である。濾過部14において、濾材13の流出面13bよりも外側の空間部は、流出側の空間であり、整流部15と連通し、整流部15に濾液を供給する連通路16として機能する。

0027

整流部15は、濾過部14よりも第2通路系31側に位置している。整流部15は、濾液を一時的に貯留する空間部であり、その容量は濾過部14の容量より小さい。整流部15には、第2通路系31の接続路32が接続されている。濾過部14の容量は、例えば、14リットルであり、整流部15の容量は、例えば、7リットルである。

0028

以上のような濾過タンク11では、濾過処理時において、第1通路系21の接続路22から濾過部14内の濾材13の中心空間部に混合液が供給される。すると、混合液は、濾材13の流入面13aから濾材13内に浸入し、外周側の流出面13bから流出することで濾過される。濾材13で濾過された混合液、すなわち濾液は、濾過部14から連通路16を通って整流部15に供給され、一時的に貯留される。整流部15の濾液は、その後、第2通路系31の接続路32に流出される。

0029

一方で、逆洗処理時においては、圧縮空気が第2通路系31における接続路32濾液に衝突する。すると、整流部15に貯留されている濾液には、圧力波が発生し、この圧力波は、濾過部14の連通路16に伝わり、濾材13の流出面13bに印加される。これにより、連通路16の濾液は、流出面13bから流入面13aに流れ、流入面13aに堆積した異物は、流入面13aから剥がれ取り除かれる。

0030

ところで、濾材13の流入面13aに密着した異物を逆洗処理によって流入面13aから効果的に剥がすには、印加する圧力波の波力を大きくする必要がある。また、逆洗する回数を増やす必要がある。

0031

ここで、レシーバタンク38の容量は、整流部15の容量以上であり、所定の圧力範囲で圧縮空気をより多く整流部15に供給できるように構成されている。好ましくは、レシーバタンク38の容量は、濾過部14の容量以上に設定され、更に好ましくは、整流部15の容量と濾過部14の容量とを合わせた容量以上に設定される。なお、レシーバタンク38の容量は、法規制安全基準等によって最大値が制限され、ここでは40リットル未満(39リットル)に設定されている。

0032

また、接続路22の内径や後段排出路24の内径は、第2通路系31における濾液排出路33の内径より大きい。また、接続路22の内径や後段排出路24の内径は、混合液供給路23の内径より大きい。ここでは、一度生成された圧力波が第2通路系31において反射することを抑え、濾材13に対する整流部15からの圧力波の伝播が阻害されることを抑えている。例えば、接続路22の配管や後段排出路24の配管には、40A(ボア径32A)が用いられ、濾液排出路33の配管には、32A(ボア径25A)が用いられ、混合液供給路23の配管には、25A(ボア径20A)が用いられる。

0033

次に、図2を参照して濾過装置1における電気的構成を説明する。
図2に示すように、濾過装置1を構成する処理設定部41は、外部の入力機器に接続され、濾過装置1における各種の処理の条件が入力機器から入力される。処理設定部41では、例えば、濾過処理の行われた時間の累積値である濾過累積時間が濾過装置1における処理内容を濾過処理と逆洗処理とに切り替える切り替え条件として設定される。処理設定部41は、濾過累積時間を計時し、濾過累積時間の計測値が切り替え条件となる所定時間以下であるとき、濾過処理のモードを設定し、濾過処理時間の計測値が所定時間よりも大きい場合に、逆洗処理のモードを設定して濾過処理時間をリセットする。

0034

濾過制御部42は、濾過処理のモードのときの動作を制御する。具体的に、濾過制御部42は、濾過処理のモードのとき、混合液供給弁25を開弁すると共に濾液排出弁35を開弁する制御を行う制御信号を弁駆動部44に出力する。また、逆洗液排出弁26を閉弁すると共に、空気供給弁36を閉弁する制御を行う制御信号を弁駆動部44に出力する。

0035

逆洗制御部43は、逆洗処理のモードのときの動作を制御する。具体的に、逆洗制御部43は、逆洗処理のモードのとき、逆洗液排出弁26を開弁すると共に、空気供給弁36を開弁する制御を行う制御信号を弁駆動部44に出力する。また、混合液供給弁25を閉弁すると共に濾液排出弁35を閉弁する制御を行う制御信号を弁駆動部44に出力する。

0036

弁駆動部44は、濾過制御部42又は逆洗制御部43からの各弁25,26,35,36の開閉を制御する制御信号に従って、各弁25,26,35,36を開閉する。

0037

次に、図3を参照して濾過処理について説明する。
濾過処理のモードのとき、濾過制御部42は、混合液供給弁25を開弁し混合液供給路23を開放すると共に、濾液排出弁35を開弁し濾液排出路33を開放する。また、逆洗液排出弁26を閉弁し、後段排出路24を遮断すると共に、空気供給弁36を閉弁しタンク連通路34を遮断する。これにより、混合液貯留タンク3から濾液貯留タンク4に至る経路確立する。混合液は、ポンプによって、混合液貯留タンク3から第1通路系21の混合液供給路23及び接続路22を通じて濾過タンク11の濾過部14に供給される。そして、混合液は、濾過部14内の濾材13の流入面13aから濾材13内に進入し、流出面13bから流出する。かくして、混合液は、濾材13によって濾過され濾液となる。濾材13の流入面13a側には、混合液から除去した異物が堆積する。混合液を濾過して生成された濾液は、濾材13の外周側の連通路16を通って、整流部15に一時的に貯留される。そして、濾液は、第2通路系31の接続路32及び濾液排出路33を通じて濾液貯留タンク4に排出される。濾液貯留タンク4に貯留された濾液は、接続路2bを通りマシン2で再利用することができる。

0038

処理設定部41は、濾過処理のモード開始時から濾過処理時間を計時しており、累積時間が切り替え条件の所定時間より大きくなると、濾材13での濾過効率が悪化することから、逆洗処理のモードに移行する。ここで、逆洗処理のモードを図4のフローチャートを参照して説明する。

0039

テップS1及び図5に示すように、逆洗制御部43は、更に、混合液供給弁25及び濾液排出弁35を閉弁する。また、空気供給弁36及び逆洗液排出弁26は、閉弁した状態にある。ステップS2において、逆洗制御部43は、逆洗液排出弁26を開弁し後段排出路24を開放する。ステップS3において、逆洗制御部43は、更に、空気供給弁36を開弁しタンク連通路34を開放する。

0040

ここで、逆洗制御部43は、空気圧縮機37を駆動し、レシーバタンク38から圧縮空気をタンク連通路34に放出する。例えば、空気圧が0.5Mpa程度の圧縮空気をタンク連通路34に供給する。すると、圧縮空気は、タンク連通路34及び接続路32を通り濾過タンク11の整流部15に至り、整流部15に貯留されている濾液に衝突し圧力波を発生させる。圧力波は、濾過部14の連通路を通り、濾材13の流出面13bに印加される。図6に示すように、濾材13の流入面13aには、これまでの濾過処理のモードによって異物6が堆積している。図7に示すように、この流入面13aに堆積している異物6は、圧力波Pによって、連通路16の濾液7aが高圧で流出面13bから流入面13aに透過することで、流入面13aから剥がれ取り除かれる。濾材13から取り除かれた異物6を含む逆洗液7bは、第2通路系31の接続路32から開放されている濾液排出路33を通り逆洗液貯留タンク5に排出される。この後、逆洗制御部43は、ステップS4において、逆洗液排出弁26及び空気供給弁36を閉弁し、1回目の逆洗処理を終了する。

0041

ステップS5において、逆洗制御部43は、改めて、逆洗液排出弁26を開弁し後段排出路24を開放し、ステップS6において、逆洗制御部43は、空気供給弁36を開弁しタンク連通路34を開放する。そして、逆洗制御部43は、レシーバタンク38から圧縮空気をタンク連通路34に放出し、濾材13の流出面13bに圧力波を印加する。これにより、2回目の逆洗処理が行われ、濾材13から取り除かれた異物6を含む逆洗液7bは、第2通路系31の接続路32から濾液排出路33を通り逆洗液貯留タンク5に排出される。この後、逆洗制御部43は、ステップS7において、逆洗液排出弁26及び空気供給弁36を閉弁し、2回目の逆洗処理を終了する。

0042

ステップS8において、逆洗制御部43は、再度、逆洗液排出弁26を開弁し後段排出路24を開放し、ステップS9において、逆洗制御部43は、空気供給弁36を開弁しタンク連通路34を開放する。そして、逆洗制御部43は、レシーバタンク38から圧縮空気をタンク連通路34に放出し、濾材13の流出面13bに圧力波を印加する。これにより、3回目の逆洗処理が行われ、濾材13から取り除かれた異物6を含む逆洗液7bは、第2通路系31の接続路32から濾液排出路33を通り逆洗液貯留タンク5に排出される。この後、逆洗制御部43は、ステップS10において、逆洗液排出弁26及び空気供給弁36を閉弁し、3回目の逆洗処理を終了する。
以上3回の逆洗処理では、例えば1回の逆洗処理につき、3リットルの濾液が整流部15から濾過部14に供給される。

0043

ステップS11において、逆洗制御部43は、所定時間、例えば10秒程度、待機し、濾過タンク11の濾過部14の底部や第1通路系21の接続路22や後段排出路24の中の逆洗液7bに分散している異物を沈降させる。ステップS12において、逆洗制御部43は、混合液供給弁25及び逆洗液排出弁26を開弁し、混合液供給路23と後段排出路24とを連通させ、混合液貯留タンク3から逆洗液貯留タンク5との間の経路を確立する。そして、逆洗制御部43は、ポンプを駆動し、混合液貯留タンク3の混合液を、混合液貯留タンク3から混合液供給路23と後段排出路24とを通って逆洗液貯留タンク5へ流す。これにより、混合液供給路23と後段排出路24に沈殿した異物を逆洗液貯留タンク5へ排出することができる。すなわち、ここでの処理は、後段排出路24の清掃処理であり、例えば、2リットル程度の混合液を後段排出路24に流す。
逆洗制御部43は、ステップS13において、以上のようなステップS1〜ステップS12に至る処理を、あと、2回繰り返し、逆洗処理のモードを終了する。
以上のような濾過装置1は、以下のように列挙する効果を得ることができる。

0044

(1)レシーバタンク38の容量が整流部15の容量以上であるため、圧縮空気が濾液の液面に衝突するとき、圧縮空気の圧力の低下が抑えられる。したがって、逆洗による洗浄力を高めることができる。

0045

(2)レシーバタンク38の容量が整流部15の容量以上であるため、逆洗処理を複数回繰り返して行うときには、濾液の液面に衝突する圧縮空気の圧力の低下が特に抑えられる。

0046

(3)複数回の逆洗処理を行った後に、路内の逆洗液に分散した異物が沈澱する時間を設けて、その後、後段排出路24の異物を逆洗液貯留タンク5に流すようにしている。したがって、後段排出路24に異物に残留してしまうことを抑制することができる。

0047

(4)接続路22の一端からは、混合液供給路23と後段排出路24とが分岐している。したがって、混合液供給路23と後段排出路24とが各別に濾過タンク11と接続される構成と比べて、第1通路系における配管構成を簡素化することができる。

0048

(5)接続路32の一端からは、濾液排出路33とタンク連通路34とが分岐している。したがって、濾液排出路33とタンク連通路34とが各別に濾過タンク11と接続される構成と比べて、第2通路系における配管構成を簡素化することができる。

0049

(6)接続路22の内径や後段排出路24の内径は、混合液供給路23の内径や濾液排出路33の内径よりも大きい。そのため、圧縮空気が濾液の液面に衝突した後に、濾材13に対する圧力波の伝播が阻害されることが抑えられる。それゆえに、逆洗による洗浄力を高めることができる。

0050

なお、以上のような濾過装置1は、以下のように変更して実施することもできる。
・混合液供給路23は、接続路22を介さず、濾過タンク11と直接接続されていなくてもよい。この場合、混合液供給路23は、濾過タンク11において接続路22とは別の部位と逆洗液貯留タンク5とを接続すればよい。
・逆洗を行う回数は、特に限定されるものではない。すなわち、ステップS1〜ステップS4の処理と、ステップS11〜ステップS12の処理とを実施し、逆洗処理を1回としてもよい。また、逆洗処理の回数が複数回のときには、逆洗処理の回数は特に限定されるものではない。
・濾液排出路33は、接続路32を介さず、整流部15と直接接続されていなくともよい。この場合、濾液排出路33は、整流部15において接続路32とは別の部位と接続すればよい。
・レシーバタンク38の容量は、整流部15の容量以上であれば、特に限定されるものではない。
・濾過タンク11内に配される濾材13は、外周面を流入面13aとし、内周面を流出面13bとしてもよい。この場合、第1通路系21は、濾材13の流入面13a側の外周側空間部と接続され、第2通路系31は、濾材13の中心空間部と接続されることになる。
・逆洗液貯留タンク5に貯留された逆洗液は、遠心分離機によって捕集される。濾紙等によって捕集された捕集対象物は、微粒子であっても、微粒子が粒子結合しているため、遠心分離器によって容易に捕集することができる。

0051

1…濾過装置、2…マシン、2a…接続路、2b…接続路、3…混合液貯留タンク、4…濾液貯留タンク、5…逆洗液貯留タンク、6…異物、7a…濾液、7b…逆洗液、11…濾過タンク、12…ハウジング、13…濾材、13a…流入面、13b…流出面、14…濾過部、15…整流部、16…連通路、21…第1通路系、22…接続路、23…混合液供給路、24…後段排出路、25…混合液供給弁、26…逆洗液排出弁、31…第2通路系、32…接続路、33…濾液排出路、34…タンク連通路、35…濾液排出弁、36…空気供給弁、37…空気圧縮機、38…レシーバタンク、39…逆止弁、41…処理設定部、42…濾過制御部、43…逆洗制御部、44…弁駆動部。

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