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技術 プラスチック製の包装用容器

出願人 中央化学株式会社
発明者 宮崎哲也高山晃一
出願日 2015年2月9日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-023731
公開日 2016年8月12日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2016-145071
状態 特許登録済
技術分野 一体成形容器 環境に敏感な生物、食品又は薬品の包装
主要キーワード つながり部 部分端面 傾斜面状 辺部側 販売場所 仕切り材 製造場所 盛り付け
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月12日)のものです。
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図面 (12)

課題

盛り付けを円滑に行え、食材ボリューム感を持たせ、さらに盛り付けた状態を維持する、プラスチック製の包装用容器を提供する。

解決手段

食品が載せられる食品載置領域10と、食品載置領域を囲み外郭を規定する周縁領域20と、食品載置領域の一部を上方へ突き出させて形成される突出部100と、を備え、突出部100は頂部と頂部から徐々に低くなると共に広くなる複数の凹型曲面部とを備え、各曲面部は異なる方向を向いている。

概要

背景

刺身用の包装用容器は、刺身を載せる容器本体と、容器本体に着脱自在に取り付けられ外から刺身が見えるよう透明に構成された蓋体と、を備えている。容器本体は、平坦状の載置部と、載置部のまわりに形成され蓋体が合わさる周縁部と、を備えている。刺身の製造者は、載置部を利用して複数種の刺身を盛り付け、蓋体で被せた後、店頭に並べたり、販売店へ出荷する。

概要

盛り付けを円滑に行え、食材ボリューム感を持たせ、さらに盛り付けた状態を維持する、プラスチック製の包装用容器を提供する。食品が載せられる食品載置領域10と、食品載置領域を囲み外郭を規定する周縁領域20と、食品載置領域の一部を上方へ突き出させて形成される突出部100と、を備え、突出部100は頂部と頂部から徐々に低くなると共に広くなる複数の凹型曲面部とを備え、各曲面部は異なる方向を向いている。

目的

本発明は、盛り付けを円滑に行え、食材にボリューム感を持たせ、さらに盛り付けた状態を維持する、プラスチック製の包装用容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

食品を載せる食品載置領域と、上記食品載置領域を囲み外郭を規定する周縁領域と、上記食品載置領域の一部を上方へ突き出させて形成される突出部と、を備え、上記突出部は、頂部と、上記頂部から徐々に低くなると共に広くなる複数の凹型曲面部と、を備え、各曲面部は異なる方向を向いている、プラスチック製の包装用容器

請求項2

上記突出部を複数設けて、平坦状の領域(以下、平坦部と呼ぶ。)が画されている、請求項1に記載のプラスチック製の包装用容器。

請求項3

上記突出部は、隣り合う曲面部の間に、上記頂部から徐々に低くなる稜線部を備え、上記突出部と上記突出部との間で、上記稜線部が連続して形成されている、請求項2に記載のプラスチック製の包装用容器。

請求項4

上記周縁領域に隣接した上記食品載置領域の一部を、下方へ突き出させて形成される脚部を備えている、請求項1から請求項3の何れかに記載のプラスチック製の包装用容器。

請求項5

上記周縁領域と上記食品載置領域とを部分的に上方へ突き出させて形成される別の突出部(以下、第2突出部と呼ぶ。)を備え、上記第2突出部は、別の頂部(以下、第2頂部と呼ぶ。)と、上記第2頂部から徐々に低くなると共に上記平坦部へ向けて広がる別の凹型の曲面部と、を備え、上記脚部が、矩形に形成された上記食品載置領域の各隅に設けられ、上記周縁領域が、上記脚部に隣接した角部と、上記角部に寄せた位置に設けられた上記第2頂部と、を備えている、請求項4に記載のプラスチック製の包装用容器。

技術分野

0001

本発明は、刺身等の食材を収容する包装用容器であって、食材を載せる容器本体の構造に関する。

背景技術

0002

刺身用の包装用容器は、刺身を載せる容器本体と、容器本体に着脱自在に取り付けられ外から刺身が見えるよう透明に構成された蓋体と、を備えている。容器本体は、平坦状の載置部と、載置部のまわりに形成され蓋体が合わさる周縁部と、を備えている。刺身の製造者は、載置部を利用して複数種の刺身を盛り付け、蓋体で被せた後、店頭に並べたり、販売店へ出荷する。

先行技術

0003

特開2012−101816号公報

発明が解決しようとする課題

0004

刺身の盛り付け方として、一つの広い載置部を利用して複数種の刺身を盛り付けることに代えて、近年、食べる量に応じて刺身が小分けされて包装されている。一つの領域に小分けされた刺身を並べた場合、盛り付けた後、店頭へ運ぶ途中や、製造場所から離れた販売場所輸送する途中、さらに消費者購入後、自宅への帰宅の途中で、盛り付けた刺身が崩れてしまうと、刺身の商品性が損なわれてしまう。刺身を包装用容器に盛り付けた状態を維持できることが望ましい。

0005

特許文献1には、寿司を収容するプラスチック製の包装用容器が開示されており、包装用容器は、寿司の配置を規定する突出部が寿司を載せる載置部から突出するように形成されている。しかし、特許文献1に開示された包装用容器の突出部は、輸送途中などで刺身の盛り付けた状態を維持するようには構成されていない。

0006

また、従来の包装用容器では、刺身に添えて盛り付けるツマの量を少なくすると、ボリューム感を得ることができない。ツマの量を少なくしつつボリューム感が得られることが望ましい。

0007

さらに、刺身を載せる載置部のまわりで立ち上がった側部を備えた容器本体に、側部と同じ高さの仕切りを設けると、刺身を盛り付ける際に刺身を載せた包丁が仕切りに当たり載置部へ刺身を円滑に移す動作を妨げることになる。

0008

このような問題は、刺身を包装用容器に盛り付ける場合に限らず、一つの包装用容器に複数の食材を少量ずつ収容する場合にも起こり得る。

0009

本発明は、盛り付けを円滑に行え、食材にボリューム感を持たせ、さらに盛り付けた状態を維持する、プラスチック製の包装用容器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明のプラスチック製の包装用容器は、食品を載せる食品載置領域と、上記食品載置領域を囲み外郭を規定する周縁領域と、上記食品載置領域の一部を上方へ突き出させて形成される突出部と、を備えている。上記突出部は、頂部と、上記頂部から徐々に低くなると共に広くなる複数の凹型曲面部と、を備えている。各曲面部は異なる方向を向いている。

0011

本発明のプラスチック製の包装用容器は、好ましくは、上記突出部を複数設けて、平坦状の領域が画されている。さらに、上記突出部は、隣り合う曲面部の間に、上記頂部から徐々に低くなる稜線部を備え、上記突出部と上記突出部との間で、上記稜線部が連続して形成されていることが望ましい。

0012

本発明のプラスチック製の包装用容器は、好ましくは、上記周縁領域に隣接した上記食品載置領域の一部を、下方へ突き出させて形成される脚部を備えている。

発明の効果

0013

本発明のプラスチック製の包装用容器によれば、突出部が食材の移動を規制するので、盛り付けた状態を維持できる。また、突出部の頂部が載置領域で高い位置に配置されるだけであるの、盛り付けの際、包丁などが当たることを低減できる。さらに、突出部の曲面に食材を載せてボリューム感を食材に与えることができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態の包装用容器を示す斜視図である。
本発明の実施形態の容器本体を示す正面図である。
本発明の実施形態の容器本体を示す右側面図である。
(A)は本発明の実施形態の容器本体を示す平面図、(B)は容器本体の中央突出部を拡大した平面図である。
(A)は図4のA−A線に沿った容器本体の断面図、(B)は図4のB−B線に沿った容器本体の端面図である。
図2の容器本体の中央突出部を拡大した斜視図である。
図4の容器本体の平坦部周辺を拡大した図である。
図4の矢印Gで示す突出部の拡大図である。
本発明の実施形態の容器本体の部分端面図である。
本発明の実施形態の容器本体の使用状態を示す図である。
本発明の変形例の容器本体を示す平面図である。

実施例

0015

図1は本発明の実施形態の包装用容器1を示す斜視図である。包装用容器1は、食材を載せる容器本体2と、容器本体2に被さる蓋体3と、を備えている。

0016

図2は容器本体2を示す正面図、図3は容器本体2の右側面図、図4は容器本体2の平面図、図5(A)は図4のA−A線に沿った容器本体2の断面図、図5(B)は図4のB−B線に沿った容器本体2の端面図である。

0017

容器本体2は、食品を載せる食品載置領域(以下、載置領域と呼ぶ。)10と、載置領域10の周囲に設けられ容器本体2の外郭を規定する周縁領域20と、を備えて、底の浅い皿状に形成されている。載置領域10と周縁領域20との境界は、図4に示す太い破線の位置に設定されている。境界の内、縦方向の直線部分を短辺部31と呼び、横方向の直線部分を長辺部32と呼ぶ。

0018

周縁領域20は、載置領域10と一体に形成されており、容器側部を形成する傾斜面状の部分(以下、立上り部21と呼ぶ。)と、立上り部21の外側でさらに高い位置に設けられ周縁領域20の上端を形成する部分(以下、上端部22と呼ぶ。)とから構成されている。立上り部21と上端部22とは載置領域10の隅に対応した位置でつながって角部23を構成している。

0019

容器本体2は、食品の盛り付けた状態を維持するよう、周縁領域の上端部22より内側に配置された突出部100と、周縁領域の上端部22に配置された外側の突出部200とを備えている。内側の突出部100は、載置領域10の中央と、載置領域10と周縁領域20との境界と、に設けられている。中央に配置された突出部100(以下、中央突出部100Aと呼ぶ。)は、載置領域10の一部を上方へ突き出して形成され、境界に配置された突出部100(以下、境界突出部100Bと呼ぶ。)は、載置領域10と周縁領域20の一部を上方へ突き出して形成されている

0020

図6は中央突出部100Aの拡大斜視図である。中央突出部100Aは頂部110と稜線部120と曲面部130とから構成されている。頂部110は、中央突出部100Aの最も高い部分を形成し、周縁領域20より高い位置に配置される。頂部110は、上方へ凸型の曲面に形成されているが、平らに形成されていてもよい。

0021

中央突出部100Aは四つの稜線部120を備えている。各稜線部120は頂部110のまわりに90度の間隔で配置されている。稜線部120は、図4の平面視で、頂部110から短辺部31又は長辺部32へ向けて、高さが徐々に低くなる部分として形成されている。以下、図4(B)に示すように、頂部110から一方の長辺部32側へ向かう(図4紙面で上方へ向かう)稜線部120を第1稜線部121と呼び、他方の長辺部32側へ向かう稜線部120を第2稜線部122と呼び、頂部110から一方の短辺部31へ向かう(図4の紙面で左方へ向かう)稜線部120を第3稜線部123と呼び、他方の短辺部31側へ向かう稜線部120を第4稜線部124と呼ぶ。後述する他の境界突出部100Bの稜線部120も、これらの稜線部120の向きと同じものは同じ名称で説明する。

0022

曲面部130は、隣り合う稜線部120の間で、頂部110から徐々に低くなると共に広くなる凹型の曲面に形成されている。曲面部130の下部は、載置領域10の平坦状の領域(以下、平坦部150と呼ぶ。)につながっている。各曲面部130は異なる方向を向いて配置されている。

0023

境界突出部100Bは、載置領域10の周縁を構成する各短辺部31と各長辺部32とに設けられている。図4の矢印Cで示す左側の短辺部31に配置された境界突出部100Bについて説明するが他の境界突出部100Bも同様に形成される。

0024

境界突出部100Bは、中央突出部100Aと同様に、頂部110と稜線部120と曲面部130とを備えている。

0025

境界突出部100Bは、載置領域10の左端で、短辺部31の中間に設けられている。境界突出部100Bは、中央突出部100Aと距離を置いて横に並ならぶように配置されている。

0026

境界突出部100Bの頂部110は、載置領域10に配置され、稜線部120として、第1稜線部121と第2稜線部122と第3稜線部123と第4稜線部124とを備えている。第3稜線部123が載置領域10から周縁領域20まで延びており、第1稜線部121と第2稜線部122と第4稜線部124とは載置領域10に配置されている。

0027

境界突出部100Bの稜線部120の内、中央突出部100A側へ向けて形成された第4稜線部124は、中央突出部100Aの第3稜線部123とつながっている。境界突出部100Bの頂部110から中央突出部100Aの頂部110へ、稜線部120が連続するように形成される。稜線部同士つながり部分を、以下、連続部125と呼ぶ。連続部125は平坦部150より高く形成されていて、隣り合う頂部110をつなぐ稜線部120の内、連続部125が最も低い部分を形成する。

0028

境界突出部100Bの第3稜線部123は、周縁領域20の立上り部21につながっている。境界突出部100Bの第1稜線部121と第2稜線部122とは、載置領域10と周縁領域20の境界に沿って形成されていて、頂部110から平坦部150まで低くなるように形成されている。

0029

境界突出部100Bの曲面部130の内、第1稜線部121と第4稜線部124の間と第2稜線部122と第4稜線部124との間に形成される曲面部130は、反対側の周縁領域20に形成された曲面部130と比べて、広く形成されている。

0030

矢印Dで示す長辺部側の境界突出部100Bは、長辺部32の中間に配置されていて、短辺部側の境界突出部100Bと同様に形成されている。長辺部側の境界突出部100Bの第1稜線部121は連続部125を介して中央突出部100Aの第2稜線部122とつながっている。

0031

他方の短辺部31と他方の長辺部32とに設けられた矢印Eと矢印Fとで示す各境界突出部100Bも同様に形成されて、中央突出部100Aと連続部125を介してつながっている。五つの突出部100が仕切り材として機能し、四つの平坦部150が画される。

0032

図7は、矢印C、Dの境界突出部100Bに隣接した一つの平坦部150を拡大した平面図である。平坦部150は横長の矩形型に形成されている。横に並んだ突出部100をつなぐ連続部125は、縦に並んだ突出部100をつなぐ連続部125に比べて寸法が長く形成されている

0033

突出部100が平坦部150の三つの隅に対応した位置に配置され、稜線部120が、縦と横に並んだ突出部100の間に配置されている。各突出部100の曲面部130は平坦部側を向いて配置されている。

0034

短辺部側の境界突出部100Bの曲面部130は、対角の位置に配置された長辺部側の境界突出部100Bの曲面部130まで、中央突出部100Aの曲面部130と連続部125の側面とを介して連続して形成されて、平坦部150の周りを囲っている。このように構成される連続した面で、載置領域10の内、平坦部150と異なる傾きを備えた部分を、包囲部131と呼ぶ。

0035

容器本体2は、平坦部150に複数の凸部160を備えている。凸部160は、包囲部131に比べて高さを低く設定されて、粒状に形成されている。

0036

平坦部150の周辺で、包囲部131からはずれた位置に、外側の突出部200が設けられている。図4図7に矢印Gと矢印Hで示すように、角部23と周縁突出部110Bとの間にそれぞれ配置されている。

0037

矢印Gで示す外側の突出部200について説明する。外側の突出部200は、頂部210と稜線部220と曲面部230とを備えている。図8は外側の突出部200の拡大図であり、外側の突出部200は、境界突出部100Bと異なり、各部の大きさ、形状、数が異なっている。外側の突出部200では、稜線部220が一つ、曲面部230が二つ設けられる。

0038

外側の突出部200は、頂部210を、境界突出部100Bの頂部210の位置より外側に配置されている。頂部210は外側突出部200の最も高い部分を構成する。頂部210は中央突出部100Aと境界突出部100Bとに比べて低く形成されている。外側突出部200の頂部210は、周縁領域20の上端部22に設けられている。

0039

稜線部220は、頂部210から載置領域10の平坦部150まで、徐々に低くなる部分として形成されている。この稜線部220の下端図4に示すように、周縁突出部100Bの第2稜線部122の下端に近接して配置され、さらに平坦部150の周縁に隣接する。

0040

二つの曲面部230の内、図4に示すように稜線部220を境に角部側の曲面部230は平坦部150につながっている。反対側の曲面部230は境界突出部100B側の曲面部130につながっている。

0041

図4図7に矢印Hで示す長辺部側に設けられた外側の突出部200は、短辺部側の外側の突出部200と同様に形成されている。他の平坦部150でも、包囲部131から外れた位置に二つの突出部200が配置されている。

0042

載置領域10の各隅には、図2図3とに示すように脚部180が形成されている。脚部180は載置領域10を下方へ突出させて形成されている。

0043

周縁領域20の上端部22は、外側突出部200の頂部210と角部23との間を凹ませて形成されている。

0044

容器本体2は図1図3とに示すように蓋体3を取り付けることができる。図1図3とで蓋体3は一点鎖線で表されている。蓋体3は、載置領域10の上方を覆う天井部3Aと、天井部3Aの周縁から下方へ延長して形成される蓋側部3Bと、蓋側部3Bの下端に形成されて容器本体2の上端部22に合わさる取付部3Cと、を備えている。取付部3Cは、容器本体2の上端部22が内側に嵌るように形成されている。なお、蓋体3の取付方は容器本体2の外側を蓋体3の内側に合わせる外嵌合に限定されるものではない。

0045

容器本体2は樹脂材成型して構成されている。容器本体2の材料は限定されるものではないが、好ましくは衝撃性保温及び断熱性を備えるよう例えば発泡ポリスチレンで構成される。容器本体2に取り付けられる蓋体3は透明に構成され、樹脂材を成型して構成される。蓋体3の材料は限定されるものではないが、例えば耐衝撃性ポリスチレン樹脂HIPS)で構成される。

0046

容器本体2は、内側の突出部100で分けられた各平坦部150に食材を載せることができる。食材は、平坦な領域に載せると共に、隣接した突出部100や外側突出部200の曲面部130,230に載せることができる。

0047

食材として、例えば刺身を盛り付ける場合、各平坦部150に異なる刺身を載せることができる。その際、平坦部150にツマを載せ、その上に各刺身を載せる。図9は矢印C,Dで示す突出部100の間の平坦部150に刺身320を盛り付けた状態で、図7のJ−J線に沿った断面を表している。ツマ310と刺身320が平坦部150と曲面部130を利用して盛り付けられる。

0048

包丁を用いて刺身を盛り付けるときに、載置領域10に設けられる頂部110と周縁領域20に設けられる頂部210とが、容器本体2の縦と横の方向に距離を置いて配置されているので、頂部110と頂部210との間に包丁を入れて平坦部150に近づけることができる。

0049

平坦部150に盛り付けられた食材は、包囲部131で包まれる。包囲部131の内、平坦部150の三つの隅に配置された突出部100の広い曲面部130が、三方向から食材を包み、盛り付けた状態を維持する。また、盛り付けた食材の内、突出部100の高さを越えた上側は頂部110で支えられる。平坦部150まわりで、包囲部131からはずれた位置で、食材は外側突出部220で支えられる。

0050

包装用容器1によれば、食材を盛り付けた後、食材に移動する力が作用しても、平坦部150の周りで上方へ突き出た突出部100が食材の移動を規制する。例えば食材を容器本体2に収容した商品を製造工場からスーパーマーケットへ輸送するとき、また消費者が購入した商品を自宅へ持ち帰るとき等、容器本体2は、盛り付けた食材の形が崩れることを低減できる。

0051

さらに、包装用容器1は、平坦部150の周りで内側の突出部100と外側の突出部200とで盛り付けた状態を維持できるので、図10に示すように、食材300を消費者に見やすい傾けた姿勢で置くことができる。

0052

容器本体2は、載置領域10を部分的に上方へ突出させて、その上に食材を載せるので、食材にボリューム感を持たせることができる。刺身を盛り付ける場合であれば、図9に示すように、ツマ310を曲面部130に載せて量を低減し、刺身を見栄え良く盛り付けることができる。また、脚部180が載置領域10を持ち上げて、容器本体2は深さを浅く形成されることによっても、食材にボリューム感を持たせることができる。

0053

(変形例)
上記の包装用容器1では、五つの突出部100を載置領域10に設けて四つの平坦部150が画されているが、突出部100の数は図示例に限定されるものではない。例えば、載置領域10と周縁領域20との境界を規定する短辺部31と長辺部32の長さの比率も図示例に限定されるものではない。

0054

図11に示す変形例の容器本体2Aは、上記の容器本体2に比べて縦と横の寸法を短く形成されていて、二つの突出部100によって二つの平坦部150を載置領域10に構成している。各平坦部150は、矩形型に形成されていて、隣り合う平坦部150の間に突出部150が設けられている。

0055

各平坦部150の周辺では、内側の突出部100が設けられていない位置に、外側の突出部200が、周縁領域20に頂部210を配置して、形成されている。これらの外側の突出部200と内側の突出部100とで、平坦部150が囲われている。容器本体2Aによれば、内側の突出部100と、外側の突出部200とで、食材を盛り付けた状態を維持できる。

0056

(その他)
上記の構成で、内側の突出部100の内、境界突出部100Bを構成から外して、中央突出部100Aの各稜線部120を周縁領域20まで延長させて、載置領域10を分けるように構成してもよい。

0057

内側の突出部100の境界突出部100Bは、一部が周縁領域20に侵入して形成されているが、周縁領域20が占める割合は図示例に限定されるものではなく、例えば境界突出部100Bを載置領域10だけで構成してもよい。外側の突出部200も、載置領域10を利用する大きさや載置領域10へ侵入する程度は図示例に限定されず、例えば周縁領域だけで構成することもできる。

0058

内側の突出部100の頂部110は、周縁領域20の上端部22と、同じ高さ或いは低く形成されてもよい。

0059

1包装用容器
2,2A容器本体
3蓋体
3A天井部
3B 蓋側部
3C 蓋下部
10 載置領域
20周縁領域
21立上り部
22上端部
31 短辺部
32 長辺部
100,200 突出部
100A 中央突出部
100B境界突出部
110,210 頂部
120,220稜線部
121 第1稜線部
122 第2稜線部
123 第3稜線部
124 第4稜線部
125 連続部
130,230曲面部
150平坦部
160 凸部
180 脚部

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