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図面 (20)

課題

便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供する。

解決手段

画像形成装置100は、画像形成装置100の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する記憶装置110と、画像形成装置100を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断する認証部108とを備える。認証部108は、記憶装置100が保持する登録ユーザーの情報を用いて、認証レベルに応じて、画像形成装置100の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する。

概要

背景

MFP(Multifunction Peripheral)は、スキャナー機能複写機能プリンターとしての機能、ファクシミリ機能データ通信機能、およびサーバー機能を備えている。

インターネット発達などに伴い、MFPなどの画像形成装置を用いて、外部機器との通信を行う機会が増えている。画像形成装置では、外部機器への情報漏えいを防ぐため、ユーザーに対してIDおよびパスワードの入力などのログイン操作を要求し、認証が完了するまで画像形成装置の全ての機能の使用を制限することが一般的になっている。

情報機器における認証に関する従来技術は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。下記特許文献1には、ディジタル機器を利用する際の個人認証に使用されるパスワード認証方法が開示されている。この方法では、入力されたパスワードと、記憶手段に登録されたパスワードとが一致しない場合に、入力パスワード登録パスワードとが類似であるか否かを判定する。そして、この判定の結果が類似である場合、入力パスワードと登録パスワードとが一致するときに実施が許可される範囲のうち、一部の範囲の実施を許可する。

下記特許文献2には、情報機器を使用するに際しての全体認証と、その情報機器の機能を使用するに際しての個別認証とを行う認証方法が開示されている。この方法では、情報機器自体を起動する操作を受付けたとき、全体認証を行うと共に得られた認証率を記憶部の所定領域にみなし認証率として格納する。その後、時間と共にみなし認証率を漸次減算し、各機能を起動する操作を受付けたとき、みなし認証率の値と起動すべき機能ごとに予め定められた個別認証用閾値とを比較して、みなし認証率が個別認証用の閾値以上か否かを判定する。閾値未満であれば個別認証を行い、その際に得られた認証率を更新されたみなし認証率として格納する。その後、時間が経過するに従い前なし認証率の値を漸次減算する。

概要

便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供する。画像形成装置100は、画像形成装置100の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する記憶装置110と、画像形成装置100を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断する認証部108とを備える。認証部108は、記憶装置100が保持する登録ユーザーの情報を用いて、認証レベルに応じて、画像形成装置100の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する。

目的

本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、利便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像形成装置の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する第1の保持手段と、前記画像形成装置を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、前記使用ユーザーの認証レベルを判断する認証レベル判断手段と、前記第1の保持手段が保持する前記登録ユーザーの情報を用いて、前記認証レベル判断手段にて判断した認証レベルに応じて、前記画像形成装置の機能の使用を前記使用ユーザーに対して許可する許可手段とを備えた、画像形成装置。

請求項2

前記許可手段は、前記認証レベル判断手段にて判断した認証レベルが高いほど、前記使用ユーザーに対して使用を許可する前記画像形成装置の機能を増やす、請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記許可手段にて前記画像形成装置の機能の使用を許可した後で、前記使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、前記使用ユーザーの新たな認証レベルを判断する認証レベル再判断手段をさらに備えた、請求項1または2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記認証レベル再判断手段にて判断した新たな認証レベルが、前記認証レベル判断手段にて判断した認証レベルよりも高い場合に、前記使用ユーザーに使用を許可する前記画像形成装置の機能を増やす再許可手段をさらに備えた、請求項3に記載の画像形成装置。

請求項5

複数の認証レベルと、前記複数の認証レベルの各々において使用を許可する前記画像形成装置の機能との関係を示す情報であるレベル別機能情報を保持する第2の保持手段さらに備え、前記許可手段は、前記認証レベル判断手段にて判断した認証レベルと、前記レベル別機能情報とに基づいて、前記使用ユーザーに使用を許可する前記画像形成装置の機能を決定する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項6

前記レベル別機能情報は、前記複数の認証レベルの各々において使用を許可する前記画像形成装置の機能を、前記画像形成装置内に機密情報を残さない機能、機密情報を前記画像形成装置から外に出さない機能、前記機密情報を会社外に出さない機能、および全ての機能に区分する、請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

前記画像形成装置内に機密情報を残さない機能は、コピーウェブブラウザを用いたウェブ閲覧、およびウェブブラウザを用いたウェブ画面プリントを含み、前記機密情報を前記画像形成装置から外に出さない機能は、スキャントゥーボックスを含み、前記機密情報を会社外に出さない機能は、会社内宛のスキャン配信、および前記画像形成装置内の共用ボックスに保存されたデータのプリントを含む、請求項6に記載の画像形成装置。

請求項8

前記認証レベル判断手段は、前記使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、前記使用ユーザーの情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段にて取得した前記使用ユーザーの情報と、前記登録ユーザーの情報とに基づいて、前記使用ユーザーの認証レベルを決定する決定手段とを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項9

前記第1の保持手段にて保持する前記登録ユーザーの情報は、前記登録ユーザーの端末を特定する情報を含み、前記情報取得手段にて取得する前記使用ユーザーの情報は、前記使用ユーザーの端末から発せられた電波に含まれる前記使用ユーザーの端末を特定する情報を含み、前記決定手段は、前記登録ユーザーの端末を特定する情報と、前記使用ユーザーの端末を特定する情報とが一致するか否かに基づいて、前記使用ユーザーの認証レベルを決定する、請求項8に記載の画像形成装置。

請求項10

前記第1の保持手段にて保持する前記登録ユーザーの情報は、特徴点の情報を含み、前記情報取得手段にて取得する前記使用ユーザーの情報は、前記画像形成装置に搭載されたカメラ撮影した前記使用ユーザーの画像を含み、前記決定手段は、前記特徴点の情報が、前記画像形成装置に搭載されたカメラで撮影された前記登録ユーザーの画像に含まれるか否かに基づいて、前記使用ユーザーの認証レベルを決定する、請求項8または9に記載の画像形成装置。

請求項11

前記第1の保持手段にて保持する前記登録ユーザーの情報は、前記登録ユーザーの声紋を含み、前記情報取得手段にて取得する前記使用ユーザーの情報は、前記画像形成装置に搭載されたマイクで入手した前記使用ユーザーの声紋を含み、前記決定手段は、前記登録ユーザーの声紋と前記使用ユーザーの声紋との一致度に基づいて、前記使用ユーザーの認証レベルを決定する、請求項8〜10のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項12

前記第1の保持手段にて保持する前記登録ユーザーの情報は、前記登録ユーザーの顔の画像を含み、前記情報取得手段にて取得する前記使用ユーザーの情報は、前記画像形成装置に搭載されたカメラで撮影した前記使用ユーザーの顔の画像を含み、前記決定手段は、前記登録ユーザーの顔の画像と前記使用ユーザーの顔の画像との一致度に基づいて、前記使用ユーザーの認証レベルを決定する、請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項13

前記許可手段にて使用を許可した前記画像形成装置の機能を提示する提示手段をさらに備えた、請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項14

前記提示手段は、前記画像形成装置の機能を表示する表示手段を含み、前記表示手段は、前記使用ユーザーに対して許可されている前記画像形成装置の機能と、前記使用ユーザーに対して許可されていない前記画像形成装置の機能とを、互いに異なる表示態様で表示する、請求項13に記載の画像形成装置。

請求項15

前記表示手段は、前記使用ユーザーに対して使用を許可している機能を実行するためのキーグレーアウトせずに表示し、前記使用ユーザーに対して使用を許可していない機能を実行するためのキーをグレーアウトして表示する、請求項14に記載の画像形成装置。

請求項16

前記使用ユーザーの積極的なログイン操作を受け付けるログイン受付手段をさらに備え、前記許可手段は、前記ログイン受付手段にて受け付けたログイン操作が正しい場合に、前記使用ユーザーが使用を許可されている前記画像形成装置の全ての機能の使用を前記使用ユーザーに対して許可する、請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項17

前記許可手段は、前記認証レベル判断手段にて判断した認証レベルが最も低いレベルである場合にも、前記画像形成装置の一部の機能の使用を前記使用ユーザーに対して許可する、請求項1〜16のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項18

画像形成装置の特定の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する第1の保持ステップと、前記画像形成装置を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、前記使用ユーザーの認証レベルを判断する認証レベル判断ステップと、前記第1の保持ステップにて保持する前記登録ユーザーの情報を用いて、前記認証レベル判断ステップにて判断した認証レベルに応じて、前記画像形成装置の機能の使用を前記使用ユーザーに対して許可する許可ステップとをコンピューターに実行させる、画像形成装置の制御プログラム

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、利便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。

背景技術

0002

MFP(Multifunction Peripheral)は、スキャナー機能複写機能プリンターとしての機能、ファクシミリ機能データ通信機能、およびサーバー機能を備えている。

0003

インターネット発達などに伴い、MFPなどの画像形成装置を用いて、外部機器との通信を行う機会が増えている。画像形成装置では、外部機器への情報漏えいを防ぐため、ユーザーに対してIDおよびパスワードの入力などのログイン操作を要求し、認証が完了するまで画像形成装置の全ての機能の使用を制限することが一般的になっている。

0004

情報機器における認証に関する従来技術は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。下記特許文献1には、ディジタル機器を利用する際の個人認証に使用されるパスワード認証方法が開示されている。この方法では、入力されたパスワードと、記憶手段に登録されたパスワードとが一致しない場合に、入力パスワード登録パスワードとが類似であるか否かを判定する。そして、この判定の結果が類似である場合、入力パスワードと登録パスワードとが一致するときに実施が許可される範囲のうち、一部の範囲の実施を許可する。

0005

下記特許文献2には、情報機器を使用するに際しての全体認証と、その情報機器の機能を使用するに際しての個別認証とを行う認証方法が開示されている。この方法では、情報機器自体を起動する操作を受付けたとき、全体認証を行うと共に得られた認証率を記憶部の所定領域にみなし認証率として格納する。その後、時間と共にみなし認証率を漸次減算し、各機能を起動する操作を受付けたとき、みなし認証率の値と起動すべき機能ごとに予め定められた個別認証用閾値とを比較して、みなし認証率が個別認証用の閾値以上か否かを判定する。閾値未満であれば個別認証を行い、その際に得られた認証率を更新されたみなし認証率として格納する。その後、時間が経過するに従い前なし認証率の値を漸次減算する。

先行技術

0006

特開2005−208763号公報
特開2013−167946号公報

発明が解決しようとする課題

0007

画像形成装置の機能の中には、画像形成装置のウェブブラウザを用いてウェブサイトを表示する機能など、情報漏えいの危険性が無い機能も存在している。

0008

しかし、従来の画像形成装置は、認証OKまたは認証NGの2択で、画像形成装置の全ての機能の使用を許可するか否かを判断していた。このためユーザーは、画像形成装置の使用を開始する際には常に、ログイン操作により画像形成装置に自身を認証させる必要があった。

0009

また、ユーザーがパスワードを忘れた場合などには、ユーザーは正しいログイン操作を行うことができず、画像形成装置の全ての機能を使用することができない事態となっていた。その結果、従来の画像形成装置には利便性が低いという問題があった。

0010

本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、利便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0011

本発明の一の局面に従う画像形成装置は、画像形成装置の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する第1の保持手段と、画像形成装置を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断する認証レベル判断手段と、第1の保持手段が保持する登録ユーザーの情報を用いて、認証レベル判断手段にて判断した認証レベルに応じて、画像形成装置の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する許可手段とを備える。

0012

上記画像形成装置において好ましくは、許可手段は、認証レベル判断手段にて判断した認証レベルが高いほど、使用ユーザーに対して使用を許可する画像形成装置の機能を増やす。

0013

上記画像形成装置において好ましくは、許可手段にて画像形成装置の機能の使用を許可した後で、使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの新たな認証レベルを判断する認証レベル再判断手段をさらに備える。

0014

上記画像形成装置において好ましくは、認証レベル再判断手段にて判断した新たな認証レベルが、認証レベル判断手段にて判断した認証レベルよりも高い場合に、使用ユーザーに使用を許可する画像形成装置の機能を増やす再許可手段をさらに備える。

0015

上記画像形成装置において好ましくは、複数の認証レベルと、複数の認証レベルの各々において使用を許可する画像形成装置の機能との関係を示す情報であるレベル別機能情報を保持する第2の保持手段さらに備え、許可手段は、認証レベル判断手段にて判断した認証レベルと、レベル別機能情報とに基づいて、使用ユーザーに使用を許可する画像形成装置の機能を決定する。

0016

上記画像形成装置において好ましくは、レベル別機能情報は、複数の認証レベルの各々において使用を許可する画像形成装置の機能を、画像形成装置内に機密情報を残さない機能、機密情報を画像形成装置から外に出さない機能、機密情報を会社外に出さない機能、および全ての機能に区分する。

0017

上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置内に機密情報を残さない機能は、コピー、ウェブブラウザを用いたウェブ閲覧、およびウェブブラウザを用いたウェブ画面プリントを含み、機密情報を画像形成装置から外に出さない機能は、スキャントゥーボックスを含み、機密情報を会社外に出さない機能は、会社内宛のスキャン配信、および画像形成装置内の共用ボックスに保存されたデータのプリントを含む。

0018

上記画像形成装置において好ましくは、認証レベル判断手段は、使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段にて取得した使用ユーザーの情報と、登録ユーザーの情報とに基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する決定手段とを含む。

0019

上記画像形成装置において好ましくは、第1の保持手段にて保持する登録ユーザーの情報は、登録ユーザーの端末を特定する情報を含み、情報取得手段にて取得する使用ユーザーの情報は、使用ユーザーの端末から発せられた電波に含まれる使用ユーザーの端末を特定する情報を含み、決定手段は、登録ユーザーの端末を特定する情報と、使用ユーザーの端末を特定する情報とが一致するか否かに基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する。

0020

上記画像形成装置において好ましくは、第1の保持手段にて保持する登録ユーザーの情報は、特徴点の情報を含み、情報取得手段にて取得する使用ユーザーの情報は、画像形成装置に搭載されたカメラ撮影した使用ユーザーの画像を含み、決定手段は、特徴点の情報が、画像形成装置に搭載されたカメラで撮影された登録ユーザーの画像に含まれるか否かに基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する。

0021

上記画像形成装置において好ましくは、第1の保持手段にて保持する登録ユーザーの情報は、登録ユーザーの声紋を含み、情報取得手段にて取得する使用ユーザーの情報は、画像形成装置に搭載されたマイクで入手した使用ユーザーの声紋を含み、決定手段は、登録ユーザーの声紋と使用ユーザーの声紋との一致度に基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する。

0022

上記画像形成装置において好ましくは、第1の保持手段にて保持する登録ユーザーの情報は、登録ユーザーの顔の画像を含み、情報取得手段にて取得する使用ユーザーの情報は、画像形成装置に搭載されたカメラで撮影した使用ユーザーの顔の画像を含み、決定手段は、登録ユーザーの顔の画像と使用ユーザーの顔の画像との一致度に基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する。

0023

上記画像形成装置において好ましくは、許可手段にて使用を許可した画像形成装置の機能を提示する提示手段をさらに備える。

0024

上記画像形成装置において好ましくは、提示手段は、画像形成装置の機能を表示する表示手段を含み、表示手段は、使用ユーザーに対して許可されている画像形成装置の機能と、使用ユーザーに対して許可されていない画像形成装置の機能とを、互いに異なる表示態様で表示する。

0025

上記画像形成装置において好ましくは、表示手段は、使用ユーザーに対して使用を許可している機能を実行するためのキーグレーアウトせずに表示し、使用ユーザーに対して使用を許可していない機能を実行するためのキーをグレーアウトして表示する。

0026

上記画像形成装置において好ましくは、使用ユーザーの積極的なログイン操作を受け付けるログイン受付手段をさらに備え、許可手段は、ログイン受付手段にて受け付けたログイン操作が正しい場合に、使用ユーザーが使用を許可されている画像形成装置の全ての機能の使用を使用ユーザーに対して許可する。

0027

上記画像形成装置において好ましくは、許可手段は、認証レベル判断手段にて判断した認証レベルが最も低いレベルである場合にも、画像形成装置の一部の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する。

0028

本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムは、画像形成装置の特定の機能の使用が許可されたユーザーである登録ユーザーの情報を保持する第1の保持ステップと、画像形成装置を使用するユーザーである使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断する認証レベル判断ステップと、第1の保持ステップにて保持する登録ユーザーの情報を用いて、認証レベル判断ステップにて判断した認証レベルに応じて、画像形成装置の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する許可ステップとをコンピューターに実行させる。

発明の効果

0029

本発明によれば、利便性を向上することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0030

本発明の一実施の形態における画像形成装置100の外観図である。
本発明の一実施の形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施の形態におけるユーザー情報テーブルを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態におけるレベル別機能情報テーブルを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態において、使用ユーザーの認証レベルがデフォルトのレベル(レベル0)である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第1の例において、使用ユーザーURが行う動作を模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第1の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル1である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第1の動作を模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル1である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第2の動作を模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル2である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第3の動作を模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル3である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第3の例において、画像形成装置100が使用ユーザーURの外観の画像を撮影する様子を模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態の第3の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル2である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。
本発明の一実施の形態における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図16声紋認識処理(S5)のサブルーチンである。
図16顔認識処理および特徴点認識処理(S13)のサブルーチンである。
図16のiBeacon受信処理(S17)のサブルーチンである。
本発明の変形例において、使用ユーザーが使用を許可されていない機能を実行しようとした場合に、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRを模式的に示す図である。

実施例

0031

以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。

0032

以下の実施の形態では、画像形成装置がMFPである場合について説明する。画像形成装置は、MFPの他、プリンター、複写機、またはファクシミリなどであってもよい。端末は、たとえばスマートフォンタブレット、またはPC(Personal Computer)などであってもよい。

0033

始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。

0034

図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置100の外観図である。図1は、画像形成装置100を前方から見た場合の外観図である。

0035

図1を参照して、画像形成装置100には、操作パネル150と、カメラ151と、マイク152と、赤外線照射部153と、赤外線受信部154とが搭載されている。操作パネル150は、たとえば画像形成装置100の上部前面に取り付けられている。操作パネル150は、表示部およびハードウェアキーなどを含んでいる。カメラ151、マイク152の各々は、たとえば操作パネル150の前面に設けられている。赤外線照射部153および赤外線受信部154の各々は、たとえば画像形成装置100の前面に設けられている。

0036

カメラ151は、画像形成装置100の前方の画像を撮影する。マイク152は、画像形成装置100の周囲の音を入手する。

0037

赤外線照射部153は、画像形成装置100の周囲(特に前方)に対して赤外線照射する。赤外線受信部154は、赤外線を受信する。画像形成装置100に人間が接近した場合、赤外線照射部153から照射された赤外線はその人間で反射し、赤外線受信部154で受信される。

0038

画像形成装置100は、画像形成装置100の機能の使用が許可されたユーザー(以降、登録ユーザーと記すことがある)の情報を保持している。画像形成装置100は、画像形成装置100を使用するユーザー(以降、使用ユーザーと記すことがある)の積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断する。画像形成装置100は、登録ユーザーの情報を用いて、使用ユーザーの認証レベルに応じて、画像形成装置100の機能の使用を使用ユーザーに対して許可する。

0039

なお、本実施の形態では、画像形成装置100が会社内に配置されている場合を想定している。画像形成装置100はネットワークを通じて会社内および会社外のそれぞれの外部機器(図示無し)との通信が可能である。

0040

図2は、本発明の一実施の形態における画像形成装置100の構成を示すブロック図である。

0041

図2を参照して、画像形成装置100は、システムコントローラー101と、入力画像処理部103と、撮像部104と、メール送受信部105と、操作表示部106と、無線通信制御部107と、認証部108と、ファクシミリ送受信部109と、記憶装置110と、出力画像処理部111と、プリンターエンジン112と、接近検知部113と、ネットワークI/F114と、メモリ115と、声紋認識部121と、顔認識部122と、iBeacon(登録商標)受信部123と、特徴点検出部124とを備えている。システムコントローラー101は、撮像部104、メール送受信部105、操作表示部106、無線通信制御部107、認証部108、ファクシミリ送受信部109、記憶装置110、出力画像処理部111、プリンターエンジン112、接近検知部113、ネットワークI/F114、およびメモリ115の各々と接続されている。

0042

システムコントローラー101は、画像形成装置100全体を制御する。システムコントローラー101は、画像形成装置100の制御プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101を含んでいる。

0043

撮像部104は、原稿などの画像を読み取る。入力画像処理部103は、撮像部104およびメモリ115の各々と接続されている。入力画像処理部103は、撮像部104で読み取った画像を処理し、メモリ115に保存する。

0044

メール送受信部105は、外部機器との間で電子メールの送受信を行う。

0045

操作表示部106は、操作パネル150に対して各種情報を表示する。また操作表示部106は、操作パネル150への使用ユーザーの入力操作を検出する。さらに操作表示部106は、使用ユーザーの入力操作に関する発声を、マイク152を用いて検出する。

0046

無線通信制御部107は、画像形成装置100と外部機器(端末など)との無線通信を制御する。特に無線通信制御部107は、iBeaconをインストールした端末から発信された電波を受信する。

0047

認証部108は、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々と接続されている。

0048

声紋認識部121は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの声紋と、マイク152で入手した使用ユーザーの声の声紋との一致度を、認識結果として認証部108に対して出力する。

0049

顔認識部122は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの顔の画像と、カメラ151で撮影した使用ユーザーの顔の画像との一致度を、認識結果として認証部108に対して出力する。

0050

iBeacon受信部123は、無線通信制御部107と接続されている。iBeacon受信部123は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの端末を特定する情報である端末ID(Identificatin)と、使用ユーザーの端末(この端末には、iBeaconのアプリケーションがインストールされているものとする)から発せられたiBeaconの電波に含まれる使用ユーザーの端末IDとが一致するか否か(登録ユーザーの端末IDを受信したか否か)を、認識結果として認証部108に対して出力する。iBeacon受信部123は、iBeaconの電波を常時受信可能な状態であることが好ましい。

0051

特徴点検出部124は、ユーザー情報テーブルに記録された特徴点の情報が、カメラ151で撮影した使用ユーザーの画像に含まれるか否か(特徴点の検出の有無)を、認識結果として認証部108に対して出力する。

0052

認証部108は、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々の認識結果に基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定(判断)する。認証部108は、決定した認証レベルと、レベル別機能情報とに基づいて、使用ユーザーに使用を許可する画像形成装置100の機能を決定する。

0053

なお、認証部108は、使用ユーザーの積極的なログイン操作無しに、使用ユーザーの認証レベルを判断可能なものであればよい。認証部108は、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124のうち少なくともいずれかの認識結果に基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定するものであってもよい。

0054

使用ユーザーの積極的なログイン操作とは、使用ユーザーが画像形成装置100にログインするために(画像形成装置100に自分を認証させるために)積極的に行う動作を示している。使用ユーザーの積極的なログイン操作には、たとえば画像形成装置100の操作パネル150を通じてユーザーIDおよびパスワードを入力する動作、画像形成装置100に対してIDカードタッチする動作、画像形成装置100からのログイン要求に応じて顔をカメラに向ける動作、画像形成装置100からのログイン要求に応じて発声する動作、またはログインに必要なユーザーIDおよびパスワードを発声する動作などが含まれる。

0055

さらに認証部108は、使用ユーザーの積極的なログイン操作も受け付ける。認証部108は、受け付けたログイン操作に基づいて使用ユーザーの認証を行う。

0056

ファクシミリ送受信部109は、外部機器との間でファクシミリの送受信を行う。

0057

記憶装置110は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)などの大容量のものであり、各種情報を保持する。特に記憶装置110は、ユーザー情報テーブル(図3)と、レベル別機能情報テーブル(図3)と、レベル管理テーブル(図5(a)など)など保持する。また記憶装置110は、登録ユーザーが任意のデータを保存する領域であるボックス領域を有している。

0058

出力画像処理部111は、記憶装置110、プリンターエンジン112、およびメモリ115の各々と接続されている。出力画像処理部111は、記憶装置110やメモリ115などに保存されている画像データを処理して印刷データを作成し、プリンターエンジン112に送信する。

0059

プリンターエンジン112は、印刷データを用紙に印刷する。また画像形成装置100が複写機として動作する場合、プリンターエンジン112は、撮像部104で読み取った画像を印刷する。プリンターエンジン112は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。プリンターエンジン112は、たとえば電子写真方式で用紙に画像を形成する。トナー像形成部は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙(記録媒体)にカラー画像を形成する。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを有する。定着装置は、加熱ローラーと加圧ローラーとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナー溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラー搬送ローラー、およびそれらを駆動するモーターなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、画像形成装置100の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙を画像形成装置100の筐体から排紙トレイなどに排出する。

0060

接近検知部113は、赤外線受信部で受信した赤外線の強度に基づいて、画像形成装置100への人間の接近を検知する。接近検知部113は、画像形成装置100への人間の接近を検知した場合に、カメラ151およびマイク152の各々をオンする。これによってカメラ151は撮影を開始し、マイク152は音の入手を開始する。なお、カメラ151およびマイク152の各々は、画像形成装置100への人間の接近の有無に関わらず、常時オンされてもよい。

0061

ネットワークI/F114は、ネットワーク300を通じて外部機器との通信を制御する。ネットワーク300は、たとえば有線または無線のLAN(Local Area Network)である。ネットワーク300は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルを用いて各種機器を接続する。ネットワーク300に接続された機器は、お互いに各種データのやり取りが可能となっている。

0062

メモリ115は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などによって構成されている。ROMは、CPU102が実行する制御プログラムなどを記憶する。RAMはCPU102の作業用のメモリであり、各種ジョブに関するデータを一時的に保存する。

0063

なお、画像形成装置100は、ワークフローを保持および管理する機能を有していてもよい。ワークフローとは、ネットワークに接続された複数のデバイス間で予め設定されたジョブを連携して処理するフローを意味している。ワークフローは記憶装置110に格納される。ワークフローを記憶装置110に保持することで、後でそのワークフローを再利用することができる。

0064

図3は、本発明の一実施の形態におけるユーザー情報テーブルを模式的に示す図である。なお、図3において、声紋情報および顔情報は*印で示されている。

0065

図3を参照して、ユーザー情報テーブルは、登録ユーザーの情報を含むテーブルである。ユーザー情報テーブルは、登録ユーザーに関する、ユーザーIDと、声紋情報と、顔情報と、端末IDと、パスワードと、使用が制限されている機能(使用制限)とを含んでいる。

0066

さらにユーザー情報テーブルは、特徴点の情報を含んでいる。特徴点の情報は、たとえば複数の登録ユーザーに共通する外観の情報である。ここでは、特徴点の情報は会社の社員証制服、または従業員証などの会社内の人間の外観の画像である。これにより、画像形成装置100は、カメラ151を通じて特徴点を検出した場合に、使用ユーザーが、画像形成装置100の使用が許可されている人間である可能性が高いと判断し、使用ユーザーに所定の機能の使用を許可する。

0067

図4は、本発明の一実施の形態におけるレベル別機能情報テーブルを模式的に示す図である。

0068

図4を参照して、レベル別機能情報テーブルは、複数の認証レベルと、複数の認証レベルの各々において使用を許可する画像形成装置100の機能との関係を示す情報を含むテーブルである。レベル別機能情報テーブルでは、レベル0、レベル1、レベル2、およびレベル3の4段階に認証レベルが区分されている。

0069

画像形成装置100は、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々から取得した認識結果に基づいて、レベル別機能情報を用いて使用ユーザーの認証レベルを決定する。

0070

具体的には、声紋認識の認識結果が30%未満の一致度であり、かつ顔認識の認識結果が30%未満の一致度であり、登録ユーザーの端末IDを受信せず、かつ特徴点を検出しない場合には、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル0に決定する。

0071

レベル0は、デフォルトの認証レベルである。レベル0は、画像形成装置100内に機密情報を残さない機能の使用を許可する(機能を解放する)認証レベルである。使用ユーザーの認証レベルが最も低いレベルであるレベル0の場合にも、使用ユーザーは、コピー、ウェブブラウザを用いたウェブ閲覧、およびウェブブラウザを用いたウェブ画面のプリントの使用が許可される。

0072

声紋認識の認識結果が30%以上60%未満の一致度である場合、顔認識の認識結果が30%以上60%未満の一致度である場合、登録ユーザーの端末IDを受信した場合、または特徴点を検出した場合には、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル1に決定する。

0073

レベル1は、機密情報を画像形成装置100から外に出さない機能の使用を許可する認証レベルである。使用ユーザーの認証レベルがレベル1の場合には、レベル0で許可された機能に加えて、スキャントゥーボックスが許可される。

0074

声紋認識の認識結果が60%以上100%未満の一致度である場合、顔認識の認識結果が60%以上100%未満の一致度である場合、または認証レベルをレベル1に決定するための上記4つの条件のうち2つを満たす場合には、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル2に決定する。

0075

レベル2は、機密情報を会社外に出さない機能の使用を許可する認証レベルである。使用ユーザーの認証レベルがレベル2の場合には、レベル0および1で許可された機能に加えて、社内宛のスキャン配信、および前記画像形成装置内の共用ボックスに保存されたデータのプリントが許可される。

0076

さらに、声紋認識の認識結果が100%の一致度である場合、顔認識の認識結果が100%の一致度である場合、または使用ユーザーから入力されたユーザーIDおよびパスワードによる認証が成功した場合(画像形成装置100が受け付けたログイン操作が正しい場合)には、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル3に決定する。

0077

レベル3は、全ての機能の使用を許可する認証レベルである。但し、使用ユーザーの認証レベルがレベル3の場合であっても、画像形成装置100の管理者などから使用ユーザー自身が使用の権限を付与されていない機能については、使用が許可されない。

0078

このように、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルが高いほど、使用ユーザーに対して使用を許可する画像形成装置100の機能を増やす。

0079

続いて、画像形成装置の動作例について説明する。

0080

(第1の例)

0081

本例では、iBeaconの電波の受信により認証レベルが更新される例について説明する。

0082

図5は、本発明の一実施の形態において、使用ユーザーの認証レベルがデフォルトのレベル(レベル0)である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。なお、図5図7図9図11、および図13において、(a)はレベル管理テーブルを示している。(b)は操作画面SRを示している。

0083

図5(a)を参照して、レベル管理テーブルは、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々の認識結果を示すテーブルである。

0084

使用ユーザーURの認証レベルがレベル0の場合、レベル管理テーブルは、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々の認識結果は、全てレベル0の条件を満たすものになっている。すなわち、声紋認識部121の認識結果30%未満の一致度(レベル0の条件を満たす一致度)であり、かつ顔認識部122の認識結果が30%未満の一致度(レベル0の条件を満たす一致度)であり、かつiBeacon受信部123の認識結果が登録ユーザーの端末IDを受信しないことを示すもの(レベル0の条件を満たす認識結果)であり、かつ特徴点検出部124の認識結果が特徴点を検出しないことを示すもの(レベル0の条件を満たす認識結果)である。この状態が続く限り、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル0に維持し、図5(b)に示す操作画面SRを表示し続ける。

0085

図5(b)を参照して、操作画面SRは、複数のキー(アイコン)を含んでいる。複数のキーの各々は、画像形成装置100の対応する機能の各々を実行するためのキーである。具体的には、キーKY1は、コピーを実行するためのキーである。キーKY2は、プリントを実行するためのキーである。キーKY3は、電子メールを送信するためのキーである。キーKY4は、ボックス領域へアクセスするためのキーである。キーKY5は、ファクシミリの送受信を行うためのキーである。キーKY6は、ファイルの送受信を行うためのキーである。キーKY7は、スキャンを行うためのキーである。キーKY8は、ウェブブラウザを用いてウェブサイトを閲覧するためのキーである。

0086

画像形成装置100は、使用を許可した画像形成装置100の機能を提示する。たとえば画像形成装置100は、画像形成装置100で実行可能な機能を表示する際に、使用ユーザーに対して許可されている画像形成装置の機能100と、使用ユーザーに対して許可されていない画像形成装置100の機能とを、互いに異なる表示態様で表示する。

0087

第1〜第3の例では、画像形成装置100は、使用ユーザーに対して使用を許可している機能のキーをグレーアウトせずに表示し、使用ユーザーに対して使用を許可していない機能のキーをグレーアウトして表示する。画像形成装置100は、グレーアウトされたキーの押下を受け付けない。

0088

使用ユーザーの認証レベルがレベル0である場合、画像形成装置100は、コピー、ウェブブラウザを用いたウェブ閲覧、およびウェブブラウザを用いたウェブ画面のプリントのみの使用を許可する。画像形成装置100は、キーKY1およびキーKY8をグレーアウトせずに表示し、他のキーをグレーアウトして表示する。キーKY8は、許可したウェブブラウザを用いたウェブ閲覧およびウェブブラウザを用いたウェブ画面のプリントに関連するキーである。

0089

図6は、本発明の一実施の形態の第1の例において、使用ユーザーURが行う動作を模式的に示す図である。

0090

図6を参照して、使用ユーザーURは、端末200を所持している。使用ユーザーURは、iBeaconのアプリケーションが搭載された端末200を所持した状態で、画像形成装置100を使用するために画像形成装置100に接近する。この動作は、画像形成装置100を使用するための動作であり、積極的なログイン動作には該当しない。

0091

端末200は、CPU201と、電波発生部202と、メモリ203とを備えている。CPU201は、端末200全体の動作を制御する。メモリ203は、iBeaconのアプリケーションであるアプリ204のプログラムなどの各種情報を保持する。電波発生部202は、アプリが起動された場合に、端末200の端末IDを含む電波EWを発生する。

0092

画像形成装置100は、電波EWを受信すると、使用ユーザーが近くに居ることを認識する、画像形成装置100は、登録ユーザーの端末IDを受信したか否か(電波EWに登録ユーザーの端末IDの情報が含まれているか否か)をiBeacon受信部123で認識する。

0093

図7は、本発明の一実施の形態の第1の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル1である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。

0094

図7(a)を参照して、iBeacon受信部123の認識結果が登録ユーザーの端末IDを受信したことを示す場合(レベル1の条件を満たす認識結果である場合)、画像形成装置100は、レベル管理テーブルにおけるiBeacon受信部123の認識結果をレベル1に上げる。その結果、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル1に上げる。これにより、画像形成装置100は、使用ユーザーが登録ユーザーであると推定し、使用ユーザーの接近に伴い、レベル1の機能を予め解放することができる。使用ユーザーが使用可能な機能は増える。

0095

なお、画像形成装置100は、iBeacon受信部123による認識と並行して、声紋認識部121、顔認識部122、および特徴点検出部124による認識も行う。本例では、説明の便宜のため、声紋認識部121、顔認識部122、および特徴点検出部124による認識結果は、いずれもレベル1の条件に満たない(レベル0の条件のみを満たす)状態が続くものとする。

0096

図7(b)を参照して、使用ユーザーの認証レベルがレベル1に上昇した場合、画像形成装置100は、スキャントゥーボックスの使用を新たに許可する。

0097

画像形成装置100は、認証レベルの変化に応じて、許可された機能の表示態様を更新する。画像形成装置100は、キーKY1およびKY8に加えてキーKY4およびKY7をグレーアウトせずに表示し、他のキーをグレーアウトして表示する。キーKY4およびKY7は、新たに許可したスキャントゥーボックスに関連するキーである。

0098

なお、画像形成装置100は、キーKY4およびKY7で実行可能な機能のうちスキャントゥーボックスのみが利用可能である旨のメッセージを、操作画面SRに含めてもよい。

0099

その後、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の各々は使用ユーザーの認識を繰り返す。画像形成装置100は、声紋認識部121、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124の認識結果が、その時の認証レベルよりも上の認証レベルの条件を満たすものである場合には、使用ユーザーURの認証レベルを上げる。

0100

(第2の例)

0101

本例では、声紋認証により認証レベルが徐々に上がり、画像形成装置100の機能が解放される例について説明する。

0102

図8は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第1の動作を模式的に示す図である。

0103

図8を参照して、使用ユーザーURは、画像形成装置100でスキャンを実行するために画像形成装置100に接近する。画像形成装置100は、使用ユーザーURの接近を検知すると、カメラ151および152の各々をオンする。

0104

使用ユーザーURは、画像形成装置100に原稿をセットする。使用ユーザーURは、画像形成装置100に向かってたとえば「スキャンしたい」と発声することにより、画像形成装置100にスキャンの実行を指示する。この動作は、ジョブの設定または実行指示を行う動作であり、積極的なログイン動作には該当しない。画像形成装置100は、使用ユーザーURの声をマイク152で入手する。

0105

画像形成装置100は、使用ユーザーURの声(1回目の声)をマイク152で入手すると、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの声紋(ユーザー情報テーブルに登録ユーザーの声紋が複数存在する場合、マイク152で入手した使用ユーザーURの声の声紋に最も近い登録ユーザーの声紋)と、マイク152で入手した使用ユーザーURの声の声紋との一致度を、声紋認識部121の認識結果として得る。

0106

なお、画像形成装置100は、声紋認識部121による認識と並行して、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124による認識も行う。本例では、説明の便宜のため、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124による認識結果は、いずれもレベル1の条件に満たない(レベル0の条件のみを満たす)状態が続くものとする。

0107

図9は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル1である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。

0108

図9(a)を参照して、ここでは、声紋認識部121の認識結果が、30%以上60%未満の一致度(レベル1の条件を満たす一致度)であるものとする。この場合、画像形成装置100は、レベル管理テーブルにおける声紋認識部121の認識結果をレベル1に上げる。その結果、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル1に上げる。

0109

図9(b)を参照して、使用ユーザーの認証レベルがレベル1に上昇した場合、画像形成装置100は、スキャントゥーボックスの使用を新たに許可する。その結果、使用ユーザーが使用可能な機能は増える。画像形成装置100は、認証レベルの変化に応じて、許可された機能の表示態様を更新する。

0110

画像形成装置100は、キーKY1およびKY8に加えてキーKY4およびKY7をグレーアウトせずに表示し、他のキーをグレーアウトして表示する。

0111

図10は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第2の動作を模式的に示す図である。

0112

図10を参照して、続いて使用ユーザーURは、画像形成装置100に向かってたとえば「読み込み設定変更」と発声することにより、画像形成装置100に対してスキャンの条件を設定する。この動作は、ジョブの設定を行う動作であり、積極的なログイン動作には該当しない。画像形成装置100は、使用ユーザーURの声(2回目の声)をマイク152で入手する。

0113

画像形成装置100は、レベル1に対応する機能の使用を使用ユーザーURに対して許可した後で、使用ユーザーURの声をマイク152で入手する。画像形成装置100は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの声紋(前回用いた登録ユーザーの声紋)と、マイク152で入手した使用ユーザーURの、1回目および2回目の声の声紋との一致度を、声紋認識部121の認識結果として得る。

0114

図11は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル2である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。

0115

図11(a)を参照して、声紋認識部121が一致度を出力するのに使用可能な使用ユーザーの声紋の情報量は、1回目の場合(図8の発声に基づいて一致度を出力した場合)の情報量と比較して増える。したがって、声紋認識部121が出力する一致度は、通常、声紋認識部121が1回目に出力した一致度(図8の発声に基づく一致度)よりも上昇する。

0116

ここでは、声紋認識部121の認識結果が、60%以上100%未満の一致度(レベル2の条件を満たす一致度)であるものとする。この場合、画像形成装置100は、レベル管理テーブルにおける声紋認識部121の認識結果をレベル2に上げる。その結果、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル2に上げる。

0117

図11(b)を参照して、使用ユーザーの認証レベルがレベル2に上昇した場合、画像形成装置100は、会社内宛のスキャン配信、および前記画像形成装置内の共用ボックスに保存されたデータのプリントの使用を新たに許可する。その結果、使用ユーザーが使用可能な画像形成装置100の機能が増える。

0118

画像形成装置100は、認証レベルの変化に応じて、許可された機能の表示態様を更新する。画像形成装置100は、会社内宛のことを示すメッセージMG1を操作画面SRに追加する。メッセージMG1の表示態様は任意であるが、たとえばグレーアウトしているキーKY2、KY3、KY5、およびKY6の各々に重なる位置に表示される。

0119

図12は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーURが行う第3の動作を模式的に示す図である。

0120

図12を参照して、続いて使用ユーザーURは、画像形成装置100に向かってたとえば「原稿設定変更」と発声することにより、画像形成装置100に対してスキャンの条件を設定する。この動作は、ジョブの設定を行う動作であり、積極的なログイン動作には該当しない。画像形成装置100は、使用ユーザーURの声(3回目の声)をマイク152で入手する。

0121

画像形成装置100は、画像形成装置100は、レベル2に対応する機能の使用を使用ユーザーURに対して許可した後で、使用ユーザーURの声をマイク152で入手する。画像形成装置100は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの声紋(前回用いた登録ユーザーの声紋)と、マイク152で入手した使用ユーザーURの、1回目、2回目、および3回目の声の声紋との一致度を、声紋認識部121の認識結果として得る。

0122

図13は、本発明の一実施の形態の第2の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル3である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。

0123

図13(a)を参照して、ここでは、声紋認識部121の認識結果が、100%の一致度(レベル3の条件を満たす一致度)であるものとする。この場合、画像形成装置100は、レベル管理テーブルにおける声紋認識部121の認識結果をレベル3に上げる。その結果、画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルをレベル3に上げる。

0124

図13(b)を参照して、使用ユーザーの認証レベルがレベル3に上昇した場合、画像形成装置100は、画像形成装置100の全ての機能の使用を許可する。その結果、使用ユーザーが使用可能な機能は増える。

0125

画像形成装置100は、認証レベルの変化に応じて、許可された機能の表示態様を更新する。画像形成装置100は、全てのキーKY1、KY2、KY3、KY4、KY5、KY6、KY7、およびKY8をグレーアウトせずに表示し、メッセージMG1を操作画面SRから消去する。

0126

なお、画像形成装置100は、音声以外の方法(たとえば操作パネル150からの入力などの方法)でジョブの設定および実行指示を使用ユーザーから受け付けてもよい。

0127

(第3の例)

0128

本例では、認証結果を組み合わせてトータルの認証レベルを判断する例について説明する。

0129

本例では、使用ユーザーは、画像形成装置100に向かってたとえば「スキャンしたい」と発声することにより、画像形成装置100にスキャンの実行を指示し(図8)、画像形成装置100は、声紋認識部121の認識結果(30%以上60%未満の一致度)に基づいて使用ユーザーの認証レベルをレベル1に決定し、図9(b)に示す操作画面SRを表示している状態を前提とする。

0130

画像形成装置100は、声紋認識部121による認識と並行して、顔認識部122、iBeacon受信部123、および特徴点検出部124による認識も行う。本例では、説明の便宜のため、iBeacon受信部123および特徴点検出部124による認識結果は、いずれもレベル1の条件に満たない(レベル0の条件のみを満たす)状態が続くものとする。

0131

図14は、本発明の一実施の形態の第3の例において、画像形成装置100が使用ユーザーURの外観の画像を撮影する様子を模式的に示す図である。

0132

図14を参照して、画像形成装置100は、レベル1に対応する機能の使用を使用ユーザーURに対して許可した後で、矢印AR1で示すように、使用ユーザーURの外観の画像をカメラ151で入手する。使用ユーザーURは、画像形成装置100の前方に立っているに過ぎず、使用ユーザーURの動作は、積極的なログイン動作には該当しない。画像形成装置100は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの顔の画像と、入手した画像に含まれる登録ユーザーの顔の画像との一致度を、顔認識部122の認識結果として得る。また画像形成装置100は、ユーザー情報テーブルに記録された特徴点の情報が、入手した画像に含まれるか否かを、特徴点検出部124の認識結果として得る。

0133

図15は、本発明の一実施の形態の第3の例において、使用ユーザーの認証レベルがレベル2である場合における、レベル管理テーブルと、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRとを模式的に示す図である。

0134

図15(a)を参照して、ここでは、顔認識部122の認識結果が、30%以上60%未満の一致度(レベル1の条件を満たす一致度)であり、特徴点検出部124の認識結果が、特徴点を検出しないことを示すものであるものとする。この場合、画像形成装置100は、レベル管理テーブルにおける顔認識部122の認識結果をレベル1に上げる。これにより、声紋認識部121および顔認識部122の各々の認識結果がレベル1の条件を満たすものとなる。画像形成装置100は、使用ユーザーが、認証レベルをレベル1に決定するための4つの条件(図4)のうち2つを満たすと判断し、使用ユーザーの認証レベルをレベル2に上げる。

0135

このように、画像形成装置100は、異なる複数の認識方法による認識結果を使用することにより、単独の認識方法による認識結果のみを使用した場合の認証レベルよりも高い認証レベルに、使用ユーザーの認識レベルを設定してもよい。

0136

図15(b)を参照して、使用ユーザーの認証レベルがレベル2に上昇した場合、画像形成装置100は、会社内宛のスキャン配信、および前記画像形成装置内の共用ボックスに保存されたデータのプリントの使用を新たに許可する。その結果、使用ユーザーが使用可能な機能は増える。

0137

画像形成装置100は、認証レベルの変化に応じて、許可された機能の表示態様を更新する。画像形成装置100は、会社内宛のことを示すメッセージMG1を操作画面SRに追加する。

0138

図16は、本発明の一実施の形態における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。

0139

図16を参照して、画像形成装置100のCPU102は、画像形成装置100の電源がオンされると、使用ユーザーの認証レベルをレベル0に設定する(S1)。次にCPU102は、マイク152で音声を入手したか否かを判別する(S3)。

0140

ステップS3において、マイク152で音声を入手したと判別した場合(S3でYES)、CPU102は、声紋認識処理を行い(S5)、ステップS7の処理へ進む。

0141

ステップS3において、マイク152で音声を入手しないと判別した場合(S3でNO)、CPU102は、カメラ151で撮影した画像に変化があったか否かを判別する(S11)。

0142

ステップS11において、カメラ151で撮影した画像に変化があったと判別した場合(S11でYES)、CPU102は、顔認識処理および特徴点認識処理を行い(S13)、ステップS7の処理へ進む(S7)。

0143

ステップS11において、カメラ151で撮影した画像に変化がないと判別した場合(S11でNO)、CPU102は、iBeaconの電波を受信したか否かを判別する(S15)。

0144

ステップS15において、iBeaconの電波を受信したと判別した場合(S15でYES)、CPU101は、iBeacon受信処理を行い(S17)、ステップS7の処理へ進む。

0145

ステップS15において、iBeaconの電波を受信しないと判別した場合(S15でNO)、CPU101は、ステップS7の処理へ進む。

0146

ステップS7において、CPU102はジョブに関する操作を受け付ける(S7)。次にCPU102は、ジョブの実行が完了したか否かを判別する(S9)。

0147

ステップS9において、ジョブの実行が完了したと判別した場合(S9でYES)、CPU102は、処理を終了する。

0148

ステップS9において、ジョブの実行が完了しないと判別した場合(S9でNO)、CPU102はステップS3の処理へ進む。

0149

図17は、図16の声紋認識処理(S5)のサブルーチンである。

0150

図17を参照して、声紋認識処理において、CPU102は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの声紋と、マイク152で入手した使用ユーザーの声の声紋との一致度を取得する(S101)。続いてCPU102は、取得した一致度に基づいてレベル管理テーブルの声紋認識の項目を更新する(S103)。次にCPU102は、更新後のレベル管理テーブルに基づいて、使用ユーザーの認証レベルを決定する(S105)。次にCPU102は、決定した認証レベルはレベル0〜レベル3のいずれであるかを判別する(S107)。

0151

ステップS107において、決定した認証レベルはレベル0であると判別した場合(S107で「レベル0」)、CPU102は、レベル0の機能の使用を許可し(S109)、ステップS117の処理へ進む。

0152

ステップS107において、決定した認証レベルはレベル1であると判別した場合(S107で「レベル1」)、CPU102は、レベル1以下の機能の使用を許可し(S111)、ステップS117の処理へ進む。

0153

ステップS107において、決定した認証レベルはレベル2であると判別した場合(S107で「レベル2」)、CPU102は、レベル2以下の機能の使用を許可し(S113)、ステップS117の処理へ進む。

0154

ステップS107において、決定した認証レベルはレベル3であると判別した場合(S115で「レベル3」)、CPU102は、全ての機能の使用を許可し(S115)、ステップS117の処理へ進む。

0155

ステップS117において、CPU102は、使用を許可した機能を操作画面の表示に反映させ(S117)、リターンする。

0156

図18は、図16の顔認識処理および特徴点認識処理(S13)のサブルーチンである。

0157

図18を参照して、顔認識処理および特徴点認識処理において、CPU102は、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの顔画像と、カメラ151で入手した使用ユーザーの顔画像との一致度を取得する(S201)。次にCPU102は、カメラ151で入手した使用ユーザーの外観の画像に基づいて、特徴点の検出の有無を取得する(S202)。続いてCPU102は、取得した一致度および特徴点の有無に基づいて、レベル管理テーブルの顔認識および特徴点認識の項目を更新する(S203)。次にCPU102は、ステップS205の処理へ進む。

0158

本サブルーチンにおけるステップS205以降の処理の各々は、図17に示す声紋認識処理のサブルーチンにおけるステップS105以降の処理の各々と同一であるので、その説明は繰り返さない。

0159

図19は、図16のiBeacon受信処理(S17)のサブルーチンである。

0160

図19を参照して、iBeacon受信処理において、CPU102は、受信した電波に、ユーザー情報テーブルに記録された登録ユーザーの端末IDが含まれているか否かの情報を取得する(S301)。続いてCPU102は、取得した情報に基づいて、レベル管理テーブルのiBeaconの項目を更新する(S303)。次にCPU102は、ステップS305の処理へ進む。

0161

本サブルーチンにおけるステップS305以降の処理の各々は、図17に示す声紋認識処理のサブルーチンにおけるステップS105以降の処理の各々と同一であるので、その説明は繰り返さない

0162

[実施の形態の効果]

0163

上述の実施の形態によれば、使用ユーザーは、積極的なログイン操作を行う必要が無いので、パスワードを忘れた場合などであっても所望の機能の操作を行うことができ、利便性が向上する。加えて、使用ユーザーを完全に特定しなくても使用を許可しても構わない機能については、認証結果にかかわらず使用を許可するので、利便性が向上する。また、画像形成装置は、認証を自動的に繰り返すことで認証レベルを更新し、認証レベルに応じた機能の使用を許可するので、使用ユーザーは画像形成装置の操作を継続的に行うことで自らの認証レベルを上げ、所望の機能を使用することができる。さらに、使用が許可された画像形成装置の機能が提示されるので、使用ユーザーは、自らが使用可能な機能を容易に把握することができる。

0164

[その他]

0165

図20は、本発明の変形例において、使用ユーザーが使用を許可されていない機能を実行しようとした場合に、操作パネルの表示部に表示される操作画面SRを模式的に示す図である。

0166

図20を参照して、画像形成装置100は、使用を許可した画像形成装置100の機能を次の方法で提示してもよい。画像形成装置100は、使用ユーザーの認証レベルに関わらず、操作画面SRに含まれる全ての機能をグレーアウトせずに表示する。使用ユーザーは、たとえば認証レベルがレベル0である場合などに、キーKY5を押下することにより、ファクシミリ機能を実行しようとする。押下されたキーKY5に対応するファクシミリ機能は、使用ユーザーが使用を許可されていない機能である。

0167

画像形成装置100は、使用ユーザーが、使用を許可していない機能を実行しようとした場合に、たとえば「その機能は使用できません」という、押下された機能が使用できないことを通知するメッセージMG2を表示する。

0168

画像形成装置100は、メッセージMG2とともに、またはメッセージMG2の代わりに、使用ユーザーに対して積極的なログイン操作を要求するメッセージ(たとえば「ログイン操作を行って下さい」など)を表示してもよい。

0169

第1〜第3の例において、画像形成装置100は、一定時間操作入力を受け付けなかった場合、または接近検知部113で使用ユーザーURを検知しなくなった場合などに、使用ユーザーURの認証レベルをレベル0に戻してもよい。これにより、使用ユーザーUR以外の第三者による操作入力によって画像形成装置100が動作することを防止することができる。

0170

上述の実施の形態における各部の動作は、適宜組み合わせることができる。

0171

上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROMフレキシブルディスクハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。

0172

上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0173

100画像形成装置
101システムコントローラー
102,201 CPU(Central Processing Unit)
103入力画像処理部
104撮像部
105メール送受信部
106操作表示部
107無線通信制御部
108 認証部
109ファクシミリ送受信部
110記憶装置
111出力画像処理部
112プリンターエンジン
113接近検知部
114ネットワークI/F
115,203メモリ
121声紋認識部
122顔認識部
123 iBeacon受信部
124特徴点検出部
150操作パネル
151カメラ
152マイク
153赤外線照射部
154赤外線受信部
200端末
202電波発生部
204 iBeaconアプリ
300 ネットワーク
AR1 矢印
EW電波
KY1,KY2,KY3,KY4,KY5,KY6,KY7,KY8キー
MG1,MG2 メッセージ
SR 操作画面
UR 使用ユーザー

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