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技術 物質学習支援装置、サーバ装置、物質学習支援方法、およびプログラム

出願人 株式会社京都廣川リサーチアンドコンサルティング
発明者 廣川重男
出願日 2015年2月2日 (6年5ヶ月経過) 出願番号 2015-018110
公開日 2016年8月8日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2016-142889
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機
主要キーワード 学問領域 サードパーティー コード認識処理 両ページ 集中処理 学習支援装置 ドライバーソフト 学習対象
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

従来、薬学医学等の目に見えない微細物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が困難であった。

解決手段

視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクト印刷された書籍撮影した映像である書籍撮影映像受け付ける受付部と、書籍撮影映像または書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報サーバ装置に送信する送信部と、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置から、三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した三次元動画を出力する出力部とを具備する物質学習支援装置により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

概要

背景

従来、薬学医学等の目に見えない微細物質を学習する学問領域において、通常、書籍読書講義受講等による学習が行われていた(例えば、非特許文献1参照)。

概要

従来、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が困難であった。視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクト印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像受け付ける受付部と、書籍撮影映像または書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報サーバ装置に送信する送信部と、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置から、三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した三次元動画を出力する出力部とを具備する物質学習支援装置により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

目的

ここで、出力とは、通常、三次元動画を不可視微細オブジェクトが印刷された位置に出力することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

視覚的に認識できない微細物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクト印刷された書籍撮影した映像である書籍撮影映像受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報サーバ装置に送信する送信部と、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した三次元動画を出力する出力部とを具備する物質学習支援装置

請求項2

不可視微細オブジェクトの三次元動画を格納する格納部と、前記受信部が受信した三次元動画を前記格納部に蓄積する蓄積部とをさらに具備し、前記出力部は、前記受付部が同一の不可視微細オブジェクトを含む書籍撮影映像を受け付けている間、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記格納部に格納されている三次元動画を繰り返し出力する請求項1記載の物質学習支援装置。

請求項3

前記受信部は、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される2以上の三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの2以上の三次元動画を、順次、受信し、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の三次元動画を、順次、出力する請求項1または請求項2記載の物質学習支援装置。

請求項4

前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知する検知部をさらに具備し、前記送信部は、前記検知部が、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知した場合に、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の物質学習支援装置。

請求項5

前記書籍撮影映像が、2以上の不可視微細オブジェクトを含む場合であり、前記三次元動画特定情報が、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる2以上の各不可視微細オブジェクトを識別する各オブジェクト識別子であり、前記受信部は、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記2以上の各不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信し、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の三次元動画を同一画面に出力する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の物質学習支援装置。

請求項6

前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の各三次元動画を、対応する不可視微細オブジェクトが含まれる位置に出力する請求項5記載の物質学習支援装置。

請求項7

前記三次元動画特定情報に対応する三次元動画が前記格納部に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、前記送信部は、前記判断部が前記三次元動画特定情報に対応する三次元動画が前記格納部に存在すると判断した場合は、前記三次元動画特定情報をサーバ装置に送信せず、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記格納部に格納されている前記三次元動画を出力する請求項2記載の物質学習支援装置。

請求項8

請求項1から請求項7いずれか記載の物質学習支援装置に、1または2以上の三次元動画を送信するサーバ装置であって、1以上の各オブジェクト識別子に対応付けて1または2以上の三次元動画を格納しているサーバ格納部と、三次元動画特定情報を受信するサーバ受信部と、前記サーバ受信部が受信した三次元動画特定情報に対応する1または2以上の三次元動画を取得するサーバ処理部と、前記サーバ処理部が取得した1または2以上の三次元動画を、前記物質学習支援装置に送信するサーバ送信部とを具備するサーバ装置。

請求項9

受付部、送信部、受信部、および出力部により実現される物質学習支援方法であって、前記受付部が、覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける受付ステップと、前記送信部が、受付ステップで受け付けられた書籍撮影映像、または前記受付ステップで受け付けられた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信する送信ステップと、前記受信部が、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信ステップと、前記出力部が、前記受付ステップで受け付けられた書籍撮影映像に重畳して、前記受信ステップで受信された三次元動画を出力する出力ステップとを具備する物質学習支援方法。

請求項10

コンピュータを、視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信する送信部と、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した三次元動画を出力する出力部として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、視覚的に認識できない微細物質についての学習を支援する物質学習支援装置等に関するものである。

背景技術

0002

従来、薬学医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、通常、書籍読書講義受講等による学習が行われていた(例えば、非特許文献1参照)。

先行技術

0003

雅史、"薬と生体立体構造化学−君はクスリターゲットの姿を見たか!−"、[online]、[平成27年1月3日検索]、インターネット[URL:http://www.kyoto-hirokawa.co.jp/info/detail.php?id=13796392434]

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来においては、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が困難であった。

課題を解決するための手段

0005

本第一の発明の物質学習支援装置は、視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクト印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像受け付ける受付部と、受付部が受け付けた書籍撮影映像、または受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報サーバ装置に送信する送信部と、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置から、三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した三次元動画を出力する出力部とを具備する物質学習支援装置である。

0006

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

0007

また、本第二の発明の物質学習支援装置は、第一の発明に対して、不可視微細オブジェクトの三次元動画を格納する格納部と、受信部が受信した三次元動画を格納部に蓄積する蓄積部とをさらに具備し、出力部は、受付部が同一の不可視微細オブジェクトを含む書籍撮影映像を受け付けている間、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、格納部に格納されている三次元動画を繰り返し出力する物質学習支援装置である。

0008

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

0009

また、本第三の発明の物質学習支援装置は、第一または第二の発明に対して、受信部は、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置から、三次元動画特定情報により特定される2以上の三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの2以上の三次元動画を、順次、受信し、出力部は、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した2以上の三次元動画を、順次、出力する物質学習支援装置である。

0010

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、さらに効果的な学習が可能となる。

0011

また、本第四の発明の物質学習支援装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知する検知部をさらに具備し、送信部は、検知部が、受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知した場合に、受付部が受け付けた書籍撮影映像、または受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信する物質学習支援装置である。

0012

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、さらに効率的に学習が可能となる。

0013

また、本第五の発明の物質学習支援装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、書籍撮影映像が、2以上の不可視微細オブジェクトを含む場合であり、三次元動画特定情報が、受付部が受け付けた書籍撮影映像、または受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる2以上の各不可視微細オブジェクトを識別する各オブジェクト識別子であり、受信部は、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置から、2以上の各不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信し、出力部は、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した2以上の三次元動画を同一画面に出力する物質学習支援装置である。

0014

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、さらに効率的に効果的な学習が可能となる。

0015

また、本第六の発明の物質学習支援装置は、第五の発明に対して、出力部は、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部が受信した2以上の各三次元動画を、対応する不可視微細オブジェクトが含まれる位置に出力する物質学習支援装置である。

0016

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、さらに効率的に効果的な学習が可能となる。

0017

また、本第七の発明の物質学習支援装置は、第二から第六いずれか1つの発明に対して、三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部に存在するか否かを判断する判断部をさらに具備し、送信部は、判断部が三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部に存在すると判断した場合は、三次元動画特定情報をサーバ装置に送信せず、出力部は、受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、格納部に格納されている三次元動画を出力する物質学習支援装置である。

0018

かかる構成により、通信負荷を軽減し、かつ高速に三次元動画を出力できることにより、さらに効率的な学習が可能となる。

0019

また、本第八の発明のサーバ装置は、第一から第七いずれかの発明に対して、物質学習支援装置に、1または2以上の三次元動画を送信するサーバ装置であって、1以上の各オブジェクト識別子に対応付けて1または2以上の三次元動画を格納しているサーバ格納部と、三次元動画特定情報を受信するサーバ受信部と、サーバ受信部が受信した三次元動画特定情報に対応する1または2以上の三次元動画を取得するサーバ処理部と、サーバ処理部が取得した1または2以上の三次元動画を、物質学習支援装置に送信するサーバ送信部とを具備するサーバ装置である。

0020

かかる構成により、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

発明の効果

0021

本発明による物質学習支援システムによれば、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

図面の簡単な説明

0022

実施の形態1における物質学習支援システムの概念
同物質学習支援システムのブロック図
同物質学習支援装置1の動作について説明するフローチャート
同サーバ装置2の動作について説明するフローチャート
同三次元動画管理表を示す図
同書籍の例を示す図
同撮影時を説明する図
同出力例を示す図
同出力例を示す図
同撮影時を説明する図
同出力例を示す図
コンピュータシステム概観
同コンピュータシステムのブロック図

実施例

0023

以下、物質学習支援システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。

0024

(実施の形態1)
本実施の形態において、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる物質学習支援システムについて説明する。

0025

具体的には、本実施の形態において、不可視微細オブジェクトが印刷された書籍に対して、当該不可視微細オブジェクトを撮影した場合に、撮影されたオブジェクトに対応する三次元動画を受信し、出力する物質学習支援システムについて説明する。

0026

また、本実施の形態において、不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影中、三次元動画を繰り返し再生し、撮影の終了を検知した場合に、再生を終了する物質学習支援システムについて説明する。

0027

また、本実施の形態において、一の不可視微細オブジェクトの撮影に対して、2以上の動画を順次、受信し、出力できる物質学習支援システムについて説明する。

0028

また、本実施の形態において、撮影中に撮影対象のオブジェクトの変化を検知した場合に、サーバ装置に問い合わせ、撮影しているオブジェクトの変化に追従した三次元動画を受信し、出力する物質学習支援システムについて説明する。

0029

また、本実施の形態において、2以上のオブジェクトを撮影した場合、2以上の当該オブジェクトの三次元動画を受信し、同一画面に出力する物質学習支援システムについて説明する。

0030

また、本実施の形態において、書籍中の不可視微細オブジェクトの位置、2以上の当該不可視微細オブジェクトの三次元動画を出力する物質学習支援システムについて説明する。

0031

また、本実施の形態において、三次元動画が既に蓄積されている否かを判断し、蓄積する場合には、サーバ装置に三次元動画の送信を要求しない物質学習支援システムについて説明する。

0032

図1は、本実施の形態における物質学習支援システムの概念図である。物質学習支援システムは、1または2以上の物質学習支援装置1、サーバ装置2を備える。物質学習支援装置1は、ユーザが使用する端末である。物質学習支援装置1は、例えば、いわゆるスマートフォンタブレット端末携帯電話等である。ユーザは、通常、微細な物質を学習する学習者である。

0033

図2は、本実施の形態における物質学習支援システムのブロック図である。

0034

物質学習支援装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、送信部14、受信部15、および出力部16を備える。

0035

処理部13は、検知部131、判断部132、蓄および積部133を備える。

0036

サーバ装置2は、サーバ格納部21、サーバ受付部22、サーバ受信部23、サーバ処理部24、およびサーバ送信部25を備える。

0037

物質学習支援装置1を構成する格納部11は、1または2以上の三次元動画を格納し得る。格納部11に格納される三次元動画は、不可視微細オブジェクトの三次元動画である。不可視微細オブジェクトとは、視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである。微細な物質とは、例えば、タンパク質細胞、DNA、化合物などである。不可視微細オブジェクトは、例えば、タンパク質等の物質の構造、物質の構造式、物質自体などである。また、三次元動画は、CG、映像等、問わない。三次元動画は、通常、物質の構造や外形を三次元表現した映像である。三次元動画は、例えば、物質の構造を示す図を回転させた動画である。

0038

受付部12は、不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける。ここでの書籍は、通常、薬学や医学等の、不可視微細オブジェクトを学習対象として含む書籍である。

0039

受付部12は、通常、カメラ、CCD等から書籍撮影映像を受け付ける。書籍撮影映像は、通常、物質学習支援装置1が保持しているユーザが書籍を撮影した映像である。映像は、通常、動画であるが静止画でも良い。なお、物質学習支援装置1は、CCD等を含む撮影部を具備することは好適である。

0040

処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、検知部131、判断部132、蓄積部133が行う処理である。

0041

検知部131は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知する。不可視微細オブジェクトの識別をコードで行う場合、検知部131は、例えば、コード認識処理を行う。コード認識処理とは、バーコードリーダー等のコードリーダーが行う処理であり、不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子を取得する処理である。なお、コードは、例えば、バーコード、またはQRコード登録商標)等の二次元バーコード等である。ただし、コードの種類は問わない。

0042

ここで、変化とは、例えば、以下の(1)または(2)の場合である。
(1)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが異なる不可視微細オブジェクトに変化した場合。例えば、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが、不可視微細オブジェクトAから不可視微細オブジェクトBに変化した場合。
(2)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトの中に、新たな不可視微細オブジェクトが含まれるようになった場合。例えば、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが、不可視微細オブジェクトAから不可視微細オブジェクトAおよびBに変化した場合。

0043

なお、以下の(3)の場合は、検知部131は、検知する必要はない。
(3)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが含まれなくなった場合。例えば、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが、不可視微細オブジェクトAおよびBから不可視微細オブジェクトAに変化した場合。

0044

検知部131は、不可視微細オブジェクトを画像認識して、オブジェクト識別子を取得しても良い。かかる場合、例えば、格納部11は、オブジェクト識別子と不可視微細オブジェクトの画像との組を、1組以上、格納している。そして、検知部131は、書籍撮影映像から不可視微細オブジェクトの領域を切り出し、画像を取得する。そして、検知部131は、当該画像と格納部11の1以上の各不可視微細オブジェクトの画像との類似度を算出し、類似度が最も大きい不可視微細オブジェクトの画像と対になるオブジェクト識別子を取得する。なお、検知部131は、例えば、予め決められた形状(例えば、矩形)の枠の領域を切り出し、画像を取得する。また、2つの画像の類似度を算出する技術は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。

0045

判断部132は、三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部11に存在するか否かを判断する。三次元動画特定情報は、三次元動画を特定できる情報である。三次元動画特定情報は、例えば、受付部12が受け付けた書籍撮影映像である。また、三次元動画特定情報は、例えば、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である。

0046

蓄積部133は、受信部15が受信した三次元動画を格納部11に蓄積する。蓄積部133は、不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子と対にして、三次元動画を格納部11に蓄積することは好適である。つまり、後述する受信部15は、一度受信した三次元動画を、受信しないことは好適である。

0047

送信部14は、1または2以上の三次元動画特定情報をサーバ装置2に送信する。三次元動画特定情報は、上述したように、受付部12が受け付けた書籍撮影映像、または受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である。

0048

また、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知部131が検知した場合に、送信部14は、三次元動画特定情報をサーバ装置2に送信することは好適である。なお、ここで、変化した場合とは、上述し「(1)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが異なる不可視微細オブジェクトに変化した場合。(2)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトの中に、新たな不可視微細オブジェクトが含まれるようになった場合。」であり、「(3)書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが含まれなくなった場合。」は含まないことは好適である。

0049

また、判断部132が三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部11に存在すると判断した場合は、送信部14は、三次元動画特定情報をサーバ装置2に送信しないことは好適である。

0050

受信部15は、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置2から、三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する。

0051

受信部15は、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置2から、三次元動画特定情報により特定される2以上の三次元動画であり、不可視微細オブジェクトの2以上の三次元動画を、順次、受信することは好適である。

0052

受信部15は、三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置2から、2以上の各不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信することは好適である。

0053

なお、受信部15は、一度受信した三次元動画は、受信しないことは好適である。

0054

出力部16は、受信部15が受信した三次元動画を出力する。出力部16は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部15が受信した三次元動画を出力することは好適である。

0055

出力部16は、受付部12が同一の不可視微細オブジェクトを含む書籍撮影映像を受け付けている間、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、同一の三次元動画を繰り返し出力(再生)することは好適である。なお、再生される同一の三次元動画は、通常、格納部11に格納されている三次元動画である。ここで、受付部12による書籍撮影映像の受け付けが停止した場合、受信部15は三次元動画の受信を停止することは好適である。また、受付部12による書籍撮影映像の受け付けが停止した場合、出力部16は、三次元動画の出力を停止することは好適である。

0056

出力部16は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部15が受信した2以上の三次元動画を、順次、出力することは好適である。

0057

出力部16は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部15が受信した2以上の三次元動画を同一画面に出力することは好適である。かかる場合、出力部16は、通常、同時に、2以上の三次元動画を同一画面に出力する。

0058

出力部16は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信部15が受信した2以上の各三次元動画を、対応する不可視微細オブジェクトが含まれる位置に出力する。不可視微細オブジェクトが含まれる位置とは、撮影されている書籍内の位置である。

0059

ここで、出力とは、通常、三次元動画を不可視微細オブジェクトが印刷された位置に出力することである。かかる場合、書籍内の不可視微細オブジェクトは、通常、三次元動画に隠れて見えない。

0060

しかし、出力部16は、不可視微細オブジェクトと三次元動画の両方を出力しても良い。

0061

また、出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、プロジェクターを用いた投影プリンタでの印字音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。

0062

サーバ装置2を構成するサーバ格納部21は、1以上の各オブジェクト識別子に対応付けて1または2以上の三次元動画を格納している。

0063

サーバ受付部22は、オブジェクト識別子と三次元動画との組を受け付ける。オブジェクト識別子等の入力手段は、キーボードマウスメニュー画面によるもの等、何でも良い。サーバ受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。

0064

サーバ受信部23は、1または2以上の三次元動画特定情報を物質学習支援装置1から受信する。

0065

サーバ処理部24は、サーバ受信部23が受信した三次元動画特定情報に対応する1または2以上の三次元動画を取得する。

0066

サーバ処理部24は、受信されたオブジェクト識別子と対になる1または2以上の三次元動画を、サーバ格納部21から取得しても良い。

0067

また、サーバ処理部24は、受信された書籍撮影映像から、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子を取得し、当該オブジェクト識別子と対になる1または2以上の三次元動画を、サーバ格納部21から取得しても良い。

0068

サーバ処理部24は、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを画像認識し、当該不可視微細オブジェクトに最も類似する不可視微細オブジェクトと対になる1または2以上の三次元動画を、サーバ格納部21から取得しても良い。かかる場合、サーバ格納部21は、不可視微細オブジェクトと三次元動画との組を、1組以上、格納している。なお、不可視微細オブジェクトは、オブジェクト識別子と考えても良い。なお、かかる画像認識の処理、2つの画像の類似度を算出する処理(類似するか否かを判断する処理でも良い)は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。

0069

サーバ処理部24は、サーバ受付部22が受け付けたオブジェクト識別子と三次元動画との組を、サーバ格納部21に蓄積する。

0070

サーバ送信部25は、サーバ処理部24が取得した1または2以上の三次元動画を、物質学習支援装置1に送信する。サーバ送信部25は、サーバ処理部24が取得した三次元動画とオブジェクト識別子等を対にして、物質学習支援装置1に送信しても良い。

0071

サーバ処理部24が2以上の三次元動画を取得した場合、サーバ送信部25は、2以上の三次元動画を、順次、送信することは好適である。

0072

格納部11、およびサーバ格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。

0073

格納部11、およびサーバ格納部21に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。

0074

処理部13、検知部131、判断部132、蓄積部133、およびサーバ処理部24は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア専用回路)で実現しても良い。

0075

送信部14、およびサーバ送信部25は、通常、無線または有線通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。

0076

受信部15、およびサーバ受信部23は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。

0077

出力部16は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部16は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。

0078

サーバ受付部22は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。

0079

次に、物質学習支援システムの動作について説明する。まず、物質学習支援装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。

0080

(ステップS301)受付部12は、不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付けたか否かを判断する。書籍撮影映像を受け付けた場合はステップS302に行き、書籍撮影映像を受け付けない場合はステップS301に戻る。

0081

(ステップS302)処理部13は、ステップS301で受け付けられた書籍撮影映像を用いて、1または2以上の三次元動画特定情報を取得する。例えば、処理部13は、書籍撮影映像から1または2以上のコード読み取り、1または2以上のオブジェクト識別子を取得する。オブジェクト識別子は、ここでは、三次元動画特定情報である。

0082

(ステップS303)検知部131は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したか否かを判断する。変化したと判断された場合はステップS304に行き、変化していないと判断された場合はステップS306に行く。

0083

(ステップS304)判断部132は、ステップS302で取得された1または2以上の三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部11に存在するか否かを判断する。存在する場合はステップS309に行き、存在しない場合はステップS305に行く。

0084

(ステップS305)送信部14は、ステップS302で取得された1または2以上の三次元動画特定情報をサーバ装置2に送信する。

0085

(ステップS306)受信部15は、ステップS305における三次元動画特定情報の送信に応じて、サーバ装置2から、1または2以上の三次元動画を受信したか否かを判断する。三次元動画を受信した場合はステップS307に行き、三次元動画を受信しない場合はステップS306に戻る。

0086

(ステップS307)出力部16は、ステップS306で受信された1または2以上の三次元動画を、順次、出力する。また、出力部16は、2以上の三次元動画を、同時に出力しても良い。ここで、出力部16は、通常、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、受信された三次元動画を出力する。

0087

(ステップS308)蓄積部133は、ステップS306で受信された1または2以上の三次元動画を格納部11に蓄積する。なお、蓄積部133は、1または2以上の各三次元動画を、オブジェクト識別子等に対応付けて蓄積することは好適である。ステップS301に戻る。

0088

(ステップS309)処理部13は、ステップS302で取得された1または2以上の三次元動画特定情報に対応する1または2以上の三次元動画を格納部11から読み出す。

0089

(ステップS310)出力部16は、ステップS309で読み出された1または2以上の三次元動画を、順次、出力する。ステップS301に戻る。

0090

なお、図3のフローチャートにおいて、三次元動画を受信中に、受付部12が書籍撮影映像を受け付けていない(撮影が終了している)と判断した場合、受信部15は、三次元動画の受信を終了することは好適である。

0091

また、図3のフローチャートにおいて、三次元動画を出力中に、受付部12が書籍撮影映像を受け付けていない(撮影が終了している)と判断した場合、出力部16は、三次元動画の出力を終了することは好適である。

0092

また、図3のフローチャートにおいて、例えば、ステップS302で取得された2以上の三次元動画特定情報のうち、一部の三次元動画特定情報に対応する三次元動画のみ格納部11に存在しない場合、送信部14は、格納部11に存在しない三次元動画に対応する1以上の三次元動画特定情報をサーバ装置2に送信する。そして、出力部16は、格納部11に存在しない三次元動画については、受信部15が受信した三次元動画を出力する。そして、一部の三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部11に存在する場合、処理部13は、当該一部の三次元動画特定情報に対応する三次元動画を格納部11から読み出し、出力部16が当該三次元動画を出力する。

0093

さらに、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。

0094

次に、サーバ装置2の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。

0095

(ステップS401)サーバ受信部23は、1以上の三次元動画特定情報を物質学習支援装置1から受信したか否かを判断する。1以上の三次元動画特定情報を受信した場合はステップS402に行き、受信しない場合はステップS404に行く。

0096

(ステップS402)サーバ処理部24は、ステップS401で受信された三次元動画特定情報に対応する1または2以上の三次元動画をサーバ格納部21から取得する。

0097

(ステップS403)サーバ送信部25は、ステップS402で取得された1以上の三次元動画を、物質学習支援装置1に送信する。ステップS401に戻る。

0098

(ステップS404)サーバ受付部22は、オブジェクト識別子と三次元動画との組を受け付けたか否かを判断する。三次元動画等を受け付ければステップS405に行き、三次元動画等を受け付けなければステップS401に戻る。

0099

(ステップS405)サーバ処理部24は、ステップS404で受け付けられたオブジェクト識別子と三次元動画との組を、サーバ格納部21に蓄積する。ステップS401に戻る。

0100

なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。

0101

以下、本実施の形態における物質学習支援システムの具体的な動作について説明する。物質学習支援システムの概念図は図1である。

0102

今、サーバ装置2のサーバ格納部21は、図5に示す三次元動画管理表を格納している。三次元動画管理表は、「ID」「オブジェクト識別子」「三次元動画」「位置情報」を有するレコードを1以上格納している。「三次元動画」の属性には、オブジェクト識別子に対応付けて、1または2以上の三次元動画が格納される。また、「位置情報」の属性値は、三次元動画が出力されるデフォルトの位置を示す情報である。デフォルトの位置は、ページ内のデフォルトの位置である。デフォルトの位置は、例えば、コード(例えば、QRコード)からの相対的な位置を示す情報である。ただし、「位置情報」のデータ構造は問わない。

0103

かかる状況において、ユーザは、薬学の書籍を学習している、とする。そして、ユーザは、図6に示す書籍のページを開いている、とする。図6両ページには、視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクトが印刷されている。また、不可視微細オブジェクトの近くに、当該不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子が埋め込まれた二次元バーコードも印刷されている。

0104

そして、ユーザは、カメラ機能を有する物質学習支援装置1を保持している。そして、ユーザは、カメラ機能を用いて、図7に示すように、書籍の右ページの上側を撮影している、とする。

0105

次に、受付部12は、不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける。

0106

次に、処理部13は、受け付けられた書籍撮影映像を用いて、三次元動画特定情報を取得する。ここで、処理部13は、書籍撮影映像の二次元バーコードを認識し、オブジェクト識別子「obj003」を取得する。ここで、オブジェクト識別子は三次元動画特定情報である。

0107

次に、検知部131は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したか否かを判断する。さらに詳細には、検知部131は、格納部11に格納されているオブジェクト識別子を取得しようとするが、取得できない(「NULL」を取得する)。そして、検知部131は、取得したオブジェクト識別子「obj003」と「NULL」とを比較し、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化した、と判断する。

0108

次に、判断部132は、取得された三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部11に存在しない、と判断する。

0109

次に、送信部14は取得された三次元動画特定情報「obj003」をサーバ装置2に送信する。

0110

次に、サーバ装置2のサーバ受信部23は、三次元動画特定情報「obj003」を物質学習支援装置1から受信する。

0111

次に、サーバ処理部24は、三次元動画特定情報「obj003」と対になる三次元動画と位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」を三次元動画管理表(図5)から取得する。

0112

次に、サーバ送信部25は、取得された1つの三次元動画と位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」とオブジェクト識別子「obj003」とを、物質学習支援装置1に送信する。

0113

次に、物質学習支援装置1の受信部15は、サーバ装置2から、1つの三次元動画と位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」とオブジェクト識別子「obj003」とを受信する。

0114

次に、処理部13は、二次元バーコードの位置と大きさを検知する。そして、処理部13は、二次元バーコードの位置と大きさと位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」とを用いて、三次元動画を出力するウィンドウの位置と大きさを決定する。なお、処理部13は、二次元バーコードの位置と位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」とを用いて、三次元動画を出力するウィンドウの位置のみを決定しても良い。かかる場合、ウィンドウの大きさは、通常、固定である。

0115

次に、出力部16は、受信された1つの三次元動画を、決定されたウィンドウに出力する。

0116

次に、蓄積部133は、受信された1つの三次元動画を、オブジェクト識別子「obj003」および位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」と対にして格納部11に蓄積する。

0117

そして、ユーザが、書籍のページの同様の位置をカメラで撮影している間、処理部13は、格納部11の三次元動画を読み出し、出力部16は、当該三次元動画を繰り返し出力する。かかる出力例は、図8である。図8において、801は動画を出力する領域である。

0118

次に、ユーザが、撮影を中止した、とする。すると、受付部12は、書籍撮影映像を受け付けない、と判断する。

0119

そして、処理部13は、三次元動画が出力中である、と判断する。出力部16は、三次元動画の出力を終了する。

0120

なお、出力部16は、図9に示すように、不可視微細オブジェクト901と比較が可能なように、不可視微細オブジェクト901の領域とは異なる領域に、三次元動画を出力することは好適である。なお、上記決定されたウィンドウの領域が不可視微細オブジェクト901の領域であるので、出力部16は、上記決定されたウィンドウの領域以外の領域に、三次元動画を出力する。

0121

次に、ユーザは、例えば、2つの二次元バーコードが含まれるように、カメラを書籍からさらに離して、書籍のページを撮影した、とする(図10参照)。すると、受付部12は、2つの以上の不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける。

0122

次に、処理部13は、受け付けられた書籍撮影映像を用いて、2つの三次元動画特定情報「obj002」「obj003」を取得した、とする。なお、処理部13は、二次元バーコード1001、1002を認識し、2つの三次元動画特定情報「obj002」「obj003」を取得する。

0123

次に、検知部131は、受付部12が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化した、と判断する。つまり、具体的には、例えば、検知部131は、格納部11の三次元動画特定情報「obj003」を読み出す。そして、検知部131は、取得された三次元動画特定情報「obj002」「obj003」と、読み出した三次元動画特定情報「obj003」とを比較する。そして、不可視微細オブジェクトのオブジェクト識別子が増加しているので、検知部131は、書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化した、と判断する。

0124

次に、判断部132は、取得された2つの三次元動画特定情報「obj002」「obj003」に対応する三次元動画が格納部11に存在するか否かを判断する。ここで、判断部132は、三次元動画特定情報「obj003」に対応する三次元動画は存在するが、三次元動画特定情報「obj002」に対応する三次元動画は存在しない、と判断する。

0125

次に、送信部14は、存在しない三次元動画に対応する三次元動画特定情報「obj002」をサーバ装置2に送信する。

0126

次に、サーバ装置2のサーバ受信部23は、三次元動画特定情報「obj002」を物質学習支援装置1から受信する。

0127

次に、サーバ処理部24は、受信された三次元動画特定情報「obj002」に対応する2つの三次元動画と位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」とを三次元動画管理表(図5)から取得する。

0128

次に、サーバ送信部25は、取得された2つの三次元動画と位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」とオブジェクト識別子「obj002」とを、物質学習支援装置1に送信する。

0129

次に、物質学習支援装置1の受信部15は、サーバ装置2から、2つの三次元動画と位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」とオブジェクト識別子「obj002」とを受信する。

0130

そして、出力部16は、三次元動画特定情報「obj002」に対応する2つの三次元動画を位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」で特定される位置に出力する。なお、位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」で特定される位置の算出方法は、上述した通りである。なお、出力部16は、位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」で特定される位置に、2つの三次元動画を、順次、出力する。また、撮影中、出力部16は、繰り返し、2つの三次元動画を、順次、出力する。

0131

次に、蓄積部133は、2つの三次元動画を、オブジェクト識別子「obj002」および位置情報「(x3,y3)(x4,y4)」に対応付けて、格納部11に蓄積する。

0132

次に、処理部13は、オブジェクト識別子「obj003」に対応する三次元動画と位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」とを格納部11から読み出す。

0133

次に、出力部16は、読み出された三次元動画を、位置情報「(x5,y5)(x6,y6)」で特定される位置に出力する。

0134

かかる出力例は、図11である。図11において、1101、1102の2つの三次元動画が同時に出力されている。

0135

以上、本実施の形態によれば、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる。

0136

また、本実施の形態によれば、三次元動画特定情報に対応する三次元動画が格納部に存在するか否かを判断し、存在する場合には、三次元動画特定情報をサーバ装置に送信しないことにより、通信負荷を軽減し、かつ高速に三次元動画を出力できることにより、さらに効率的な学習が可能となる。

0137

なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における物質学習支援装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、視覚的に認識できない微細な物質に関するオブジェクトである不可視微細オブジェクトが印刷された書籍を撮影した映像である書籍撮影映像を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信する送信部と、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信する受信部と、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した三次元動画を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。

0138

また、上記プログラムにおいて、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、不可視微細オブジェクトの三次元動画を格納する格納部を含み、前記受信部が受信した三次元動画を前記格納部に蓄積する蓄積部として、コンピュータをさらに機能させ、前記出力部は、前記受付部が同一の不可視微細オブジェクトを含む書籍撮影映像を受け付けている間、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記格納部に格納されている三次元動画を繰り返し出力するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0139

また、上記プログラムにおいて、前記受信部は、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記三次元動画特定情報により特定される2以上の三次元動画であり、前記不可視微細オブジェクトの2以上の三次元動画を、順次、受信し、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の三次元動画を、順次、出力するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0140

また、上記プログラムにおいて、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知する検知部として、さらに機能させるためのプログラムであって、前記送信部は、前記検知部が、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトが変化したことを検知した場合に、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる不可視微細オブジェクトを識別するオブジェクト識別子である三次元動画特定情報をサーバ装置に送信するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0141

また、上記プログラムにおいて、前記書籍撮影映像が、2以上の不可視微細オブジェクトを含む場合であり、前記三次元動画特定情報が、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像、または前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に含まれる2以上の各不可視微細オブジェクトを識別する各オブジェクト識別子であり、前記受信部は、前記三次元動画特定情報の送信に応じて、前記サーバ装置から、前記2以上の各不可視微細オブジェクトの三次元動画を受信し、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の三次元動画を同一画面に出力するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0142

また、上記プログラムにおいて、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記受信部が受信した2以上の各三次元動画を、対応する不可視微細オブジェクトが含まれる位置に出力するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0143

また、上記プログラムにおいて、前記三次元動画特定情報に対応する三次元動画が前記格納部に存在するか否かを判断する判断部として、さらに機能させるためのプログラムであって、前記送信部は、前記判断部が前記三次元動画特定情報に対応する三次元動画が前記格納部に存在すると判断した場合は、前記三次元動画特定情報をサーバ装置に送信せず、前記出力部は、前記受付部が受け付けた書籍撮影映像に重畳して、前記格納部に格納されている前記三次元動画を出力するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。

0144

また、図12は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の物質学習支援装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図12は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図13は、システム300のブロック図である。

0145

図12において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。

0146

図13において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、MPU3013、CD−ROMドライブ3012に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラム命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。

0147

コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の物質学習支援装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。

0148

プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の物質学習支援装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。

0149

なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。

0150

また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。

0151

また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。

0152

また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。

0153

本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。

0154

以上のように、本発明にかかる物質学習支援システムは、薬学や医学等の目に見えない微細な物質を学習する学問領域において、効率的に効果的な学習が可能となる、という効果を有し、物質学習支援システム等として有用である。

0155

1物質学習支援装置
2サーバ装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 送信部
15 受信部
16 出力部
21サーバ格納部
22 サーバ受付部
23 サーバ受信部
24サーバ処理部
25 サーバ送信部
131 検知部
132 判断部
133蓄積部
133 積部

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