図面 (/)

技術 可動式ヘッドレスト

出願人 ダイハツ工業株式会社
発明者 今井仁佐藤学
出願日 2015年2月5日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-021662
公開日 2016年8月8日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2016-141391
状態 特許登録済
技術分野 椅子の脚、座部、背もたれ及び付属物 車両用座席
主要キーワード 凸状物 移動孔 バックガラス 断面円弧形状 連結突起 固定突起 後部窓 パッド部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

乗員の頭部の位置に配置されるパッド部材の位置を調整できる可動式ヘッドレストの提供。

解決手段

ヘッドレスト100は、乗員の頭部を受けるパッド部材101、及び、パッド部材21を支持する支持部材103を有している。パッド部材101は、運転席助手席、それぞれのシートバック5の上方に配置される。パッド部材101は、運転席、助手席に着座した乗員の頭部を支持する。パッド部材101は、支持部材103によって、シートバック5とは独立して可動する。これにより、シートバック5の位置や乗員の着座姿勢にあわせて、パッド部材101を移動させることができる。また、容易にパッド部材101を移動させて、位置決めできる。

概要

背景

従来のヘッドレストについて、図8、図9に示すヘッドレスト20を用いて説明する。図8に示すように、キャブオーバタイプのトラック(車両)1は、乗員室2と共に荷台荷室)3を備えている。これら乗員室2と荷台(荷室)3とはキャビンバックパネル4で仕切られている。キャビンバックパネル4には、シートバック5の上部に後部窓となる開口部6が設けられ、この開口部6にはバックガラス7が装着されている。さらにキャビンバックパネル4には、乗員の頭部を受けるためのヘッドレスト20が固定されている。

図9に示すように、ヘッドレスト20は、車両の乗員の頭部を受けるパッド部材21とパッド部材21を固定する固定部材22とを備えるヘッドレスト本体23と、パッド部材21の上端よりも上方に突出する上部ステー24と、パッド部材21の下端よりも下方に突出する下部ステー25と、を備え、下部ステー25をリインフォース11を上方から下方へ跨ぐように配置するとともにその下端部をリインフォース11に係合させて保持する一方、上部ステー24をキャビンバックパネル4に対して締結部材30で固定することで、ヘッドレスト20をキャビンバックパネル4に固定する。

これにより、限られたスペースの中で安価にパッド部材の大型化を図ることができるヘッドレストの取付構造を提供する(以上、特許文献1参照)。

概要

乗員の頭部の位置に配置されるパッド部材の位置を調整できる可動式ヘッドレストの提供。ヘッドレスト100は、乗員の頭部を受けるパッド部材101、及び、パッド部材21を支持する支持部材103を有している。パッド部材101は、運転席助手席、それぞれのシートバック5の上方に配置される。パッド部材101は、運転席、助手席に着座した乗員の頭部を支持する。パッド部材101は、支持部材103によって、シートバック5とは独立して可動する。これにより、シートバック5の位置や乗員の着座姿勢にあわせて、パッド部材101を移動させることができる。また、容易にパッド部材101を移動させて、位置決めできる。

目的

これにより、限られたスペースの中で安価にパッド部材の大型化を図ることができるヘッドレストの取付構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車両のキャビンバックパネル又は車両の乗員室ルーフに取り付けられるヘッドレストであって、乗員の頭部の位置に配置されるパッド部材、一端が前記キャビンバックパネル又は前記ルーフに固定され、他の一端が前記パッド部材に接続される支持部材であって、前記バックパネルに対する前記パッド部材の位置、又は、前記ルーフに対する前記パッド部材の位置を調整する支持部材、を有する可動式ヘッドレスト

技術分野

0001

本発明は、ヘッドレストに関し、特に、配置位置を調整できる可動式のものに関する。

背景技術

0002

従来のヘッドレストについて、図8図9に示すヘッドレスト20を用いて説明する。図8に示すように、キャブオーバタイプのトラック(車両)1は、乗員室2と共に荷台荷室)3を備えている。これら乗員室2と荷台(荷室)3とはキャビンバックパネル4で仕切られている。キャビンバックパネル4には、シートバック5の上部に後部窓となる開口部6が設けられ、この開口部6にはバックガラス7が装着されている。さらにキャビンバックパネル4には、乗員の頭部を受けるためのヘッドレスト20が固定されている。

0003

図9に示すように、ヘッドレスト20は、車両の乗員の頭部を受けるパッド部材21とパッド部材21を固定する固定部材22とを備えるヘッドレスト本体23と、パッド部材21の上端よりも上方に突出する上部ステー24と、パッド部材21の下端よりも下方に突出する下部ステー25と、を備え、下部ステー25をリインフォース11を上方から下方へ跨ぐように配置するとともにその下端部をリインフォース11に係合させて保持する一方、上部ステー24をキャビンバックパネル4に対して締結部材30で固定することで、ヘッドレスト20をキャビンバックパネル4に固定する。

0004

これにより、限られたスペースの中で安価にパッド部材の大型化を図ることができるヘッドレストの取付構造を提供する(以上、特許文献1参照)。

先行技術

0005

特開2014−012423号公報

発明が解決しようとする課題

0006

前述の従来のヘッドレスト20には、以下に示すような改善すべき点がある。ヘッドレスト20は、キャビンバックパネル4に固定されている。このため、シート5(図8参照)を前後に移動させると、乗員の通常の着座姿勢において、ヘッドレスト20のパッド部材21と、乗員の頭部との間に間隔が生ずる場合がある。このようなパッド部材21と乗員の頭部との間に間隔が生じている場合、衝突により乗員に生ずる鞭打ちの症状が、パッド部材21と乗員の頭部との間に間隔が生じていない場合に比して、悪化する、という改善すべき点がある。

0007

そこで、本発明は、乗員の頭部の位置に配置されるパッド部材の位置を調整できる可動式ヘッドレストを提供することを目的とする。

発明の効果

0008

本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。

0009

本発明に係る可動式ヘッドレストは、車両のキャビンバックパネル又は車両の乗員室のルーフに取り付けられるヘッドレストであって、乗員の頭部の位置に配置されるパッド部材、一端が前記キャビンバックパネル又は前記ルーフに固定され、他の一端が前記パッド部材に接続される支持部材であって、前記バックパネルに対する前記パッド部材の位置、又は、前記ルーフに対する前記パッド部材の位置を調整する支持部材、を有する。

0010

これにより、所望の位置にパッド部材を移動させることができる。また、容易にパッド部材を移動させて位置決めできる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係る可動式ヘッドレストの一実施例であるヘッドレスト100の外観図である。
支持部材103を示す図であり、Aは正面図を、BはAにおけるX1−X1断面を示す図である。
可動式ヘッドレスト100の位置決めを示す図である。
本発明に係る可動式ヘッドレストの一実施例であるヘッドレスト200の外観図である。
支持部材203を示す図であり、Aは正面図を、BはAにおけるX3−X3断面を示す図である。
本発明に係る可動式ヘッドレストの一実施例であるヘッドレスト300の外観図である。
支持部材303を示す図であり、Aは正面図を、BはAにおけるX5−X5断面を示す図である。
従来のヘッドレストを示す図である。
従来のヘッドレストを示す図である。

0012

以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、従来技術と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。

0013

本発明に係る可動式ヘッドレストの一実施形態である自動車のヘッドレスト100について、以下において説明する。

0014

図1に、ヘッドレスト100の外観図を示す。ヘッドレスト100は、乗員室2及び荷台3を有するキャブオーバタイプのトラック1で、乗員室2と荷台3とがキャビンバックパネル4で仕切られているもの(図8参照)に取り付けられる。なお、キャビンバックパネル4は、トラック1のボディの一部を構成する。

0015

ヘッドレスト100は、乗員の頭部を受けるパッド部材101、及び、パッド部材21を支持する支持部材103を有している。パッド部材101は、運転席助手席、それぞれのシートバック5の上方に配置される。パッド部材101は、運転席、助手席に着座した乗員の頭部を支持する。パッド部材101は、支持部材103によって、シートバック5とは独立して可動する。

0016

支持部材103は、一端がキャビンバックパネル4に固定され、他の一端がパッド部材101に固定されている。支持部材103の詳細について、図2を用いて説明する。図2Aは、支持部材103の正面図を示し、図2Bは、図2AのX1−X1断面を示す。図2においては、支持部材103の中心軸J103に対して左側のみを図示している。また、支持部材103は、中心軸J103に対して左右対称に形成されている。なお、図2においては、パッド部材101を点線で示している。

0017

図2Aに示すように、支持部材103は、固定部材103a、可動部材103b、パッド連結部材103c、位置決め部材103dを有している。固定部材103aは、所定の固定ボルトBを用いて、キャビンバックパネル4の強固な構造部材に固定される。固定部材103aは、底板103a1、及び、ガイドレール103a3を有している。底板103a1は、平板形状を有している。また、底板103a1は、複数の位置決め孔103a5、及び、複数の固定突起103a7を有している。位置決め孔103a5と固定突起103a7とは、一対一で形成される。位置決め孔103a5は、底板103a1の中央に、所定の間隔で、横一列に配置される。ガイドレール103a3は、底板103a1の両側縁に沿って形成される。したがって、位置決め孔103a5及び固定突起103a7は、相対して位置するガイドレール103a3の間に位置する。ガイドレール103a3は、コの字形状を有している。なお、ガイドレール103a3では、底板103a1をキャビンバックパネル4に取り付けた状態で、コの字形状の開口が、キャビンバックパネル4側を向くように配置されている。

0018

位置決め孔103a5は、位置決め部材103dを挿入するための開口である。固定突起103a7は、キャビンバックパネル4に対して乗員室3側に突出するように形成される。また、固定突起103a7は、位置決め孔103a5に対して、中心軸J103から離れる方向に向かう側に形成される。さらに、図2Bに示すように、固定突起103a3は、中心軸J103に向かって斜めに突出するように形成される。

0019

可動部材103bは、可動板103b1、ガイドレール係合部103b3、及び、連結突起103b7を有している。可動板103b1は、平板形状を有している。図2Bに示すように、可動板103b1は、1つの位置決め孔103b5を有している。位置決め孔103b5は、可動板103b1の一端側に形成される。位置決め孔103b5には、位置決め部材103dが挿入される。なお、位置決め孔103a5の側縁、固定突起103a7の先端縁、及び、位置決め孔103b5によって、位置決め部材103dの位置が固定される。ガイドレール係合部103b3は、可動板103b1の両側縁に形成される。ガイドレール係合部103b3は、コの字状のガイドレール103a3と係合する平板状の凸状物である。ガイドレール係合部103b3がガイドレール103a3と係合することによって、可動部材103bは、固定部材103aに対して移動できる。

0020

連結突起103b7は、可動板103b1の、位置決め孔103b5が形成される一端側とは異なる一端側に形成される。連結突起103b7は、キャビンバックパネル4に対して乗員室2側に突出するように配置される。

0021

パッド連結部材103cは、可動部材103bとパッド部材101とを連結する。パッド連結部材103cの一端は、可動部材103bの連結突起103b7に回転可能に接続される。パッド連結部材103cの、可動部材103bに接続される一端と異なる一端は、パッド部材101に回転可能に接続される。

0022

位置決め部材103dは、突出部材103d1、操作部材103d3、及び、弾性部材103d5を有している。突出部材103d1は、固定部材103aの位置決め孔103a5、及び、可動部材103bの位置決め孔103b5に嵌合する円柱形状を有している。操作部材103d3は、パッド部材101を位置決めしようとする乗員が操作する部材である。突出部材103d1と操作部材103d3とは、弾性部材103d5によって接続されており、操作部材103d3を操作することによって、突出部材103d1を、固定部材103aの位置決め孔103a5に嵌合し、かつ、固定突起103a7に係合する状態、固定部材103aの位置決め孔103a5に嵌合しないが、固定突起103a7に係合する状態、固定部材103aの位置決め孔103a5に嵌合せず、かつ、固定突起103a7にも係合しない状態に変化させることができる。

0023

ここで、支持部材103を用いたパッド部材101の位置決め方法について図3を用いて説明する。図3Aは、パッド部材101が最もキャビンバックパネル4に近い位置に位置決めされている状態を示し、中心軸J103から最も遠い位置の固定部材103aの位置決め孔103a5(以下、位置決め孔103a5−1とする)で、パッド部材101が位置決めされている状態を示す。図3Bは、中心軸J103から最も2番目に遠い位置の固定部材103aの位置決め孔103a5(以下、位置決め孔103a5−2とする)、つまり、位置決め孔103a5−1に隣接する位置決め孔103a5−2で、パッド部材101が位置決めされている状態を示す。

0024

図3Aに示すように位置決めされているパッド部材101を、図3Bに示す位置に位置決めしようとする場合、乗員は、操作部材103d3を、キャビンバックパネル4から乗員室2側に向かう矢印a31方向へ操作する。これにより、突出部材103d1を、固定部材103aの位置決め孔103a5に嵌合しないが、固定突起103a7に係合する状態とする。この状態で、可動部材103bを、中心軸J103方向である矢印a33方向に移動させる。このとき、突出部材103d1は、固定部材103aの表面を移動する。

0025

さらに、可動部材103bを移動させると、突出部材103d1は、矢印a35に示すように、固定突起103a7を超えて移動し、隣接する位置決め孔103a7−2に嵌合する。このとき、連結部材103cを、可動部材103bの移動に応じて、反時計回りである矢印a37方向に回転させる。なお、乗員は、可動部材103b、位置決め部材103dの位置決め動作を、中心軸J103を中心とした反対側でも実施する。

0026

これにより、図5Bに示すように、シートバック5の位置や乗員の着座姿勢にあわせて、パッド部材101を移動させることができる。また、容易にパッド部材101を移動させて、位置決めできる。

0027

前述の実施例1におけるヘッドレスト100では、パッド部材101は、支持部材103を介して、キャビンバックパネル4に固定されていた。一方、本実施例に係るヘッドレスト200では、パッド部材101は、乗員室2のルーフ14に固定される。なお、本実施例においては、実施例1及び従来技術と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。

0028

ヘッドレスト200について、図4を用いて説明する。ヘッドレスト200は、パッド部材101、及び、支持部材203を有している。支持部材203では、一端がキャビンのルーフ14の強固な構造部材に固定され、もう一端がパッド部材101に接続される。

0029

支持部材203は、固定部材203a、可動部材203b、パッド連結部材203c、及び、位置決め部材103dを有している。支持部材203の各構成要素について、図5を用いて説明する。図5Aは、支持部材203の正面図を示し、図5Bは、図4AのX3−X3断面を示す。固定部材203aは、底板203a1、及び、ガイドレール203a3を有している。底板203a1は、平板形状を有している。また、底板203a1は、複数の位置決め孔103a5、及び、複数の固定突起103a7を有している。位置決め孔103a5は、底板203a1の1つの側縁に沿って、所定の間隔で、横一列に配置される。ガイドレール203a3は、底板203a1の中央付近に1つ、位置決め孔103a5が配置されている側とは異なる側の側縁に沿って1つ、それぞれ形成される。したがって、位置決め孔103a5及び固定突起103a7は、相対して位置するガイドレール203a3の間には位置しない。

0030

ガイドレール203a3は、コの字形状を有している。なお、ガイドレール203a3では、底板203a1をルーフ14に取り付けた状態で、コの字形状の開口が、ルーフ14側を向くように配置されている。ガイドレール203a3は、可動孔203a9を有している。可動孔203a9は、可動部材203bの可動板103b1が移動する開口である。可動孔203a9は、長方形状の開口であり、可動部材203bの移動範囲に形成される。

0031

位置決め孔103a5は、位置決め部材103dを挿入するための開口である。固定突起103a7は、ルーフ14に対して乗員室2側に突出するように形成される。また、固定突起103a7は、位置決め孔103a5の前方側、又は、後方側に形成される。さらに、図5Bに示すように、固定突起103a3は、前方側、又は、後方側に向かって斜めに突出するように形成される。

0032

可動部材203bは、可動板203b1、ガイドレール係合部103b3、及び、連結突起103b7を有している。可動板203b1は、平板形状を有している。図5Bに示すように、可動板203b1は、1つの位置決め孔103b5を有している。位置決め孔103b5は、可動板103b1の一側端側に形成される。ガイドレール係合部203b3は、可動板203b1の中央付近に1つ、位置決め孔203b5が形成されている側とは異なる側の側縁に沿って1つ、それぞれ形成される。ガイドレール係合部203b3は、コの字状のガイドレール203a3と係合する平板状の凸状物である。ガイドレール係合部203b3がガイドレール203a3と係合することによって、可動部材203bは、固定部材203aに対して移動できる。

0033

連結突起203b7は、可動板103b1において、相対して位置するガイドレール203a3の間に、配置される。これにより、パッド連結部材203cは、ガイドレール203a3の間に位置する。なお、連結突起203b7は、ルーフ14に対して乗員室2側に突出するように形成される。

0034

パッド連結部材203cは、可動部材203bに固定される一端、及び、パッド部材101に固定される一端を有している。パッド連結部材203cと可動部材203bとの固定には、ボルト等が用いられる。パッド部材101は、固定部材203aにおいて可動部材203bが移動する方向に対して垂直となるように、配置される。位置決め部材103dは、パッド連結部材203cを固定部材203aに対して固定する。これにより、固定部材203aに対してパッド連結部材203cを位置決めし、ひいては、パッド部材101を位置決めする。

0035

ヘッドレスト200において、パッド部材101を位置決めしようとする乗員は、実施例1と同様に、位置決め部材103dを操作し、可動部材203bを固定部材203aに沿って移動させることによってパッド連結部材203cを所望の位置に移動させる。これにより、パッド部材101を容易に移動させ、位置決めできる。

0036

前述の実施例2におけるヘッドレスト200は、パッド部材101を、固定部材203aに沿って、直線的に移動させるものであった。一方、本実施例に係るヘッドレスト300では、パッド部材101を回転移動させるものである。なお、本実施例においては、実施例1、実施例2、及び、従来技術と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。

0037

ヘッドレスト300について、図6を用いて説明する。ヘッドレスト300は、パッド部材101、及び、支持部材303を有している。支持部材303では、一端がキャビンのルーフ14の強固な構造部材に固定され、もう一端がパッド部材101に固定される。

0038

図7に支持部材303を示す。なお、図7Aには、支持部材303をルーフ14に取り付けた状態で乗員室2側から見た状態を、図7Bには、図7AのX5−X5断面を示している。

0039

支持部材303は、固定部材303a、可動部材303b、パッド連結部材303c、及び、位置決め部材103dを有している。固定部材303aは、底板303a1、ガイドレール303a3、半円ガイド板303a6を有している。底板303a1は、半円ガイド板303a6の半円形状に沿って形成される。したがって、底板303a1は、断面半円形状を有している。また、底板303a1は、ガイドレール303a3の間に、連結部材移動孔303a8を有している。底板303a1は、その他の構成については、実施例2における底板203a1と同様である。なお、図7においては、底板303a1が有する位置決め孔103a5及び固定突起103a7については記述を省略している。

0040

可動部材303bは、可動板303b1、ガイドレール係合部303b3、及び、連結孔303b7を有している。可動板303b1は、実施例2における可動板203b1と同様に、1つの位置決め孔103b5(図示せず)を有している。また、可動板303b1は、パッド連結部材303cが挿入される連結孔303b7を有している。パッド連結部材303cは、連結孔303b7の周縁溶接する等によって、可動板303b1に固定される。可動板303b1は、固定部材303aの底板303a1に沿って移動するため、断面円弧形状を有している。その他の可動部材303bの構成については、実施例2における可動部材203bの対応する構成と同様である。

0041

パッド連結部材303cは、ルーフ14の近くで、一端が半円ガイド板303a6に、回転可能に固定される。

0042

以上から、パッド連結部材303cは、軸J103cを中心に、矢印a71方向、矢印a73方向に回転することができる。これにより、パッド部材101も、J103cを中心に、矢印a71方向、矢印a73方向に回転する。例えば、図6に示すように、シートバック5をキャビンバックパネル4の方向に移動させた場合(図中点線参照)、パッド部材101もキャビンバックパネル4の方向(矢印a61方向)に回転させることによって、乗員の頭の位置に対して、パッド部材101の位置を適切に配置することができる。

0043

[他の実施例]
(1)パッド部材101:前述の実施例1においては、パッド部材101は、シートバック5とは独立して可動するとしたが、パッド部材101とシートバック5と連結し、シートバック5の移動にあわせて、パッド部材101も移動するようにしてもよい。実施例2、実施例3についても同様である。

0044

(2)支持部材103:前述の実施例1における支持部材103は、固定部材103aの位置決め孔103a5、可動部材103bの位置決め孔103b5に、位置決め部材103dの突出部材103d1を嵌合させることによって、パッド部材101を位置決めするとしたが、パッド部材101を位置決めできるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、ガイドレールを有する固定部材、ガイドレールを移動する一端を有するパッド連結部材、及び、パッド連結部材をガイドレールに対して固定するボルトを用いて、パッド連結部材を位置決めするようにしてもよい。実施例2、実施例3についても同様である。

実施例

0045

(3)ヘッドレスト100〜300を使用する車両:前述の実施例1においては、可動式ヘッドレスト100を、キャビンバックパネル4を有するトラックに用いるとしたが、バックパネルを有する車両であれば、例示のものに限定されない。例えば、バックパネルを有するバン型の車両であってもよい。ヘッドレスト200、300を用いる車両についても、同様である。

0046

本発明に係る可動式ヘッドレストは、例えば、バックパネルを有する軽トラックのヘッドレストとして用いられる。

0047

100、200、300ヘッドレスト
101パッド部材
103支持部材
103a固定部材
103a1底板
103a3ガイドレール
103a3固定突起
103a5位置決め孔
103a7 固定突起
103b可動部材
103b1可動板
103b3 ガイドレール係合部
103b5 位置決め孔
103b7連結突起
103cパッド連結部材
103c 連結部材
103d 部材
103d1突出部材
103d3操作部材
103d5弾性部材
203 支持部材
203a 固定部材
203a1 底板
203a3 ガイドレール
203a9可動孔
203b 可動部材
203b1 可動板
203b3 ガイドレール係合部
203b5 孔
203b7 連結突起
203c パッド連結部材
303 支持部材
303a 固定部材
303a1 底板
303a3 ガイドレール
303a6半円ガイド板
303a8 連結部材移動孔
303b 可動部材
303b1 可動板
303b3 ガイドレール係合部
303b7連結孔
303c パッド連結部材

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • クラリオン株式会社の「 振動発生装置および振動発生方法」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】振動の発生に伴う振動発生手段の温度上昇を抑制しつつ、ユーザに対して十分な報知を行うこと。【解決手段】振動発生装置1aは、警告情報に基づいて車両状況に基づく緊急度のレベルを決定する車両状況緊急度... 詳細

  • トヨタ紡織株式会社の「 乗物用格納シート装置」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】荷室を拡張および縮小させる際の操作性に優れた乗物用格納シート装置を提供する。【解決手段】乗物用格納シート装置4は、シート10と、デッキボード20と、カバーボード30とを備える。シート10のシー... 詳細

  • トヨタ紡織株式会社の「 乗物用アームレスト」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】衝撃を好適に吸収できる乗物用アームレストを提供する。【解決手段】乗物のドアトリム1に設けられる乗物用アームレスト10であって、車両前後方向に延設し、車両室内側に膨出する膨出部12を備え、膨出部... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ