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技術 遊技機

出願人 株式会社三共株式会社ユニバーサルエンターテインメント
発明者 小倉敏男原嶋一雄高林慎悟鈴木雄一郎
出願日 2015年2月4日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-020462
公開日 2016年8月8日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2016-140665
状態 特許登録済
技術分野 弾玉遊技機の表示装置 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 正面視略長方形状 正面視略四角形状 中央領 非透光性部材 制御コマ 基準発光強度 屈曲板 両側部位
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月8日)のものです。
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図面 (11)

課題

焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる遊技機を提供すること。

解決手段

遊技が可能な遊技機1であって、遊技に関する画像を投影可能な投影手段400と、投影手段400によって画像が投影される部分であって投影手段400との距離が短い近領域303と投影手段400との距離が長い遠領域301とを含む被投影部300と、を備え、投影手段400の焦点Fを、近領域303と遠領域301との間の中間領域302に合わせることで焦点Fのずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐ。

概要

背景

従来、遊技者から視認可能に設けられたスクリーンと、このスクリーンに画像を投影するプロジェクタとを備える遊技機がある。このような遊技機では、遊技機の前面側の上部位置にプロジェクタが設けられ、曲面に構成されたスクリーンに画像を投影するようにしている(例えば、特許文献1参照)。

概要

焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる遊技機を提供すること。遊技が可能な遊技機1であって、遊技に関する画像を投影可能な投影手段400と、投影手段400によって画像が投影される部分であって投影手段400との距離が短い近領域303と投影手段400との距離が長い遠領域301とを含む被投影部300と、を備え、投影手段400の焦点Fを、近領域303と遠領域301との間の中間領域302に合わせることで焦点Fのずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐ。

目的

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技が可能な遊技機であって、遊技に関する画像を投影可能な投影手段と、前記投影手段によって画像が投影される部分であって前記投影手段との距離が短い近領域と前記投影手段との距離が長い遠領域とを含む被投影部と、を備え、前記投影手段の焦点を、前記近領域と前記遠領域との間の中間領域に合わせたことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記投影手段による投影位置を調整する調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。

背景技術

0002

従来、遊技者から視認可能に設けられたスクリーンと、このスクリーンに画像を投影するプロジェクタとを備える遊技機がある。このような遊技機では、遊技機の前面側の上部位置にプロジェクタが設けられ、曲面に構成されたスクリーンに画像を投影するようにしている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2009−89813号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1にあっては、スクリーン(被投影部)のうち、プロジェクタ(投影手段)から近い部分と遠い部分とでは、プロジェクタの焦点距離が異なっており、画像を投影するときに、プロジェクタから近い部分と遠い部分のいずれか一方の部分に焦点を合わせてしまうと、他方の部分に焦点のずれが生じ、画像が見づらくなってしまうという問題がある。

0005

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
遊技に関する画像(例えば、遊技に関する演出図柄の画像や各種演出に関する画像)を投影可能な投影手段(例えば、投影装置400)と、
前記投影手段によって画像が投影される部分であって前記投影手段との距離が短い近領域(例えば、図8(B)に示すように、投影装置400の投影部401からの距離が距離L2となる第3投影位置に配置される第3スクリーン303)と前記投影手段との距離が長い遠領域(例えば、図8(C)に示すように、投影装置400の投影部401からの距離が距離L2よりも長寸である距離L3となる第1スクリーン301の背板301D)とを含む被投影部(例えば、スクリーンユニット300)と、
を備え、
前記投影手段の焦点を、前記近領域と前記遠領域との間の中間領域(例えば、遠領域としての背板301Dと第3投影位置にある第3スクリーン303との間)に合わせた(例えば、投影装置400の投影部401からの距離が距離L2よりも長寸であり距離L3よりも短寸である距離L1となる第2投影位置に配置される第2スクリーン302に投影部401の焦点Fが調整されている部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる。

0007

本発明の請求項2の遊技機は、請求項1に記載の遊技機であって、
前記投影手段による投影位置を調整する調整手段を備える(例えば、収容部211内において投影装置400を前後方向に移動可能な移動手段を設ける部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、投影位置のずれを解消できる。

0008

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0009

パチンコ遊技機を正面から見た状態を示す正面図である。
遊技制御基板主基板)の回路構成例を示すブロック図である。
パチンコ遊技機を示す背面図である。
開閉扉枠開放して遊技盤遊技機用枠に取付ける状態を示す斜視図である。
パチンコ遊技機の内部構造を示す概略縦断面図である。
(A)は第2スクリーンが第2退避位置、第3スクリーンが第3退避位置、(B)は第2スクリーンが第2投影位置、第3スクリーンが第3退避位置にある状態を示すスクリーンユニットの斜視図である。
(A)は投影装置とスクリーンユニットとの位置関係を示す概略縦断面図、(B)は投影装置とスクリーンユニットとの位置関係を示す概略横断面図である。
(A)は第2スクリーンが第2投影位置、(B)は第3スクリーンが第3投影位置、(C)は第2スクリーンが第2退避位置、第3スクリーンが第3退避位置にあるときの投影光及び投影画像を示す説明図である。
変形例1におけるパチンコ遊技機の内部構造を示す概略縦断面図である。
変形例2において、(A)は第2スクリーンが第2投影位置、(B)は第3スクリーンが第3投影位置、(C)は第2スクリーンが第2退避位置、第3スクリーンが第3退避位置にあるときの投影光及び投影画像を示す説明図である。

0010

本発明に係る遊技機を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。

0011

まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、パチンコ遊技機を正面から見た正面図である。図2は、主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。尚、以下において、図1手前側をパチンコ遊技機1の前方(前面、正面)側、奥側を背面(後方)側とし、パチンコ遊技機1を前面側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。尚、本実施例におけるパチンコ遊技機1の前面とは、該パチンコ遊技機1にて遊技を行う遊技者と対向する対向面である。

0012

図1は、本実施例におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(以下、遊技機と略記する場合がある)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3と、遊技機用枠3を回動可能に支持する外枠200(図3図4参照)と、から構成されている。遊技盤2の前面には、ガイドレール2bによって囲まれた遊技領域10が形成されている。この遊技領域10には、遊技媒体としての遊技球発射装置(図示略)から発射されて打ち込まれる。また、遊技機用枠3には、後述する第1透明板50a及び第2透明板50bを有する開閉扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、該開閉扉枠50により遊技領域10を含む遊技機用枠3の前面を開閉できるようになっており、開閉扉枠50により遊技機用枠3の前面を閉鎖したときに第1透明板50a及び第2透明板50bからなる透視部を通して遊技領域10を透視できるようになっている。

0013

図1に示すように、遊技盤2は、アクリル樹脂ポリカーボネート樹脂メタクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂材にて正面視略四角形状に形成され、前面である遊技盤面に障害釘(図示略)やガイドレール2b等が設けられた盤面板(図示略)と、該盤面板の背面側に一体的に取付けられるスペーサ部材(図示略)と、から主に構成されている。尚、遊技盤2は、ベニヤ板等の非透光性部材にて正面見略四角形状に構成され、前面である遊技盤面に障害釘(図示略)やガイドレール2b等が設けられた盤面板にて構成されてもよい。

0014

遊技盤2の所定位置図1に示す例では、遊技領域10の右側下部位置)には、第1特別図柄表示器4Aと、第2特別図柄表示器4Bとが設けられている。第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、例えば7セグメントドットマトリクスLED(発光ダイオード)等から構成され、変動表示ゲームの一例となる特図ゲームにおいて、各々を識別可能複数種類識別情報(特別識別情報)である特別図柄(「特図」ともいう)が、変動可能に表示(変動表示または可変表示ともいう)される。例えば第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成される複数種類の特別図柄を変動表示する。尚、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bにおいて表示される特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」を示す記号等から構成されるものに限定されず、例えば7セグメントのLEDにおいて点灯させるものと消灯させるものとの組合せを異ならせた複数種類の点灯パターンが、複数種類の特別図柄として予め設定されていればよい。

0015

以下では、第1特別図柄表示器4Aにおいて変動表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示器4Bにおいて変動表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。

0016

遊技盤2における遊技領域10の中央付近には、パチンコ遊技機1の前後方向に貫通する開口2cが形成されており、開口2cには、環状のステージ飾り枠51が嵌合されている(図5参照)。また、遊技盤2の後方には後述する投影装置400から投影される画像を映し出すための3つのスクリーンを備えるスクリーンユニット300や演出表示装置5が設けられており、スクリーンユニット300と演出表示装置5を、開口2cを通して視認できるようになっている。

0017

このようにステージ飾り枠51は、パチンコ遊技機1の正面から見てスクリーンユニット300の周囲に位置している。よって、ステージ飾り枠51は、後述するように投影装置400からの投影光やスクリーンユニット300の光が反射して、スクリーンユニット300に投影される画像の視認性が低下してしまう虞があるため、スクリーンユニット300の周囲に位置しない他の部材(例えば、遊技領域10外に配設されている部材など)よりも光を反射し難い色(例えば、黒色など)に着色されている。

0018

演出表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)等から構成され、各種の演出画像を表示する表示領域を形成している。演出表示装置5の表示領域では、特図ゲームにおける第1特別図柄表示器4Aによる第1特図の変動表示や第2特別図柄表示器4Bによる第2特図の変動表示のそれぞれに対応して、例えば3つといった複数の変動表示部となる演出図柄変動エリアにて、各々を識別可能な複数種類の識別情報(装飾識別情報)である演出図柄(飾り図柄ともいう)が変動表示される。この演出図柄の変動表示も、変動表示ゲームに含まれる。

0019

演出図柄の変動表示は、スクリーンユニット300と演出表示装置5のいずれにおいても実行される。演出表示装置5において演出図柄の変動表示が実行される場合には、演出表示装置5の表示領域に設定された、「左」、「中」、「右」の演出図柄変動エリア5L,5C,5Rにて個々に演出図柄の変動表示が実行され、変動表示が終了するときに、「左」、「中」、「右」の各演出図柄変動エリア5L,5C,5Rにて、演出図柄の変動表示結果となる確定演出図柄(最終停止図柄)が停止表示される。

0020

また、スクリーンユニット300において演出図柄の変動表示が実行される場合にも、演出表示装置5と同様に、「左」、「中」、「右」の3つの表示領域にて演出図柄の変動表示が実行され、変動表示が終了するときに、「左」、「中」、「右」の3つの演出図柄変動エリアに確定演出図柄(最終停止図柄)が停止表示される。

0021

このように、スクリーンユニット300及び演出表示装置5の表示領域では、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲーム、または、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームと同期して、演出図柄の変動表示を行い、変動表示結果となる確定演出図柄を導出表示(あるいは単に「導出」ともいう)する。尚、確定演出図柄(最終停止図柄)をスクリーンユニット300または演出表示装置5の一方のみに表示するようにしても良い。また、特別図柄や演出図柄といった、各種の表示図柄を導出表示するとは、演出図柄等の識別情報を停止表示(完全停止表示や最終停止表示ともいう)して変動表示を終了させることである。

0022

スクリーンユニット300や演出表示装置5において変動表示される演出図柄には、例えば8種類の図柄(英数字「1」〜「8」あるいは漢数字や、英文字、所定のモチーフに関連する8個のキャラクタ画像、数字や文字あるいは記号とキャラクタ画像との組合せなどであればよく、キャラクタ画像は、例えば人物動物、これら以外の物体、もしくは、文字などの記号、あるいは、その他の任意の図形を示す飾り画像であればよい)で構成される。演出図柄のそれぞれには、対応する図柄番号が付されている。例えば、「1」〜「8」を示す英数字それぞれに対して、「1」〜「8」の図柄番号が付されている。尚、演出図柄は8種類に限定されず、大当り組合せやはずれとなる組合せなど適当な数の組合せを構成可能であれば、何種類であってもよい(例えば7種類や9種類など)。

0023

演出表示装置5の表示領域の上部の左右2箇所には、第1保留記憶変動エリア5D、第2保留記憶変動エリア5Uが設定されている。第1保留記憶変動エリア5D、第2保留記憶変動エリア5Uでは、特図ゲームに対応した変動表示の保留記憶数特図保留記憶数)を特定可能に表示する保留記憶表示が行われる。

0024

ここで、特図ゲームに対応した変動表示の保留は、普通入賞球装置6Aが形成する第1始動入賞口や、普通可変入賞球装置6Bが形成する第2始動入賞口を、遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生する。すなわち、特図ゲームや演出図柄の変動表示といった変動表示ゲームを実行するための始動条件(「実行条件」ともいう)は成立したが、先に成立した開始条件に基づく変動表示ゲームが実行中であることやパチンコ遊技機1が大当り遊技状態に制御されていることなどにより、変動表示ゲームの開始を許容する開始条件が成立していないときに、成立した始動条件に対応する変動表示の保留が行われる。本実施例では、第1始動入賞口を遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生した保留記憶表示を丸型の白色表示とし、第2始動入賞口を遊技球が通過(進入)することによる始動入賞に基づいて発生した保留記憶表示を同様に丸型の白色表示とする。

0025

図1に示す例では、第1特別図柄表示器4A及び第2特別図柄表示器4Bの上方位置に、特図保留記憶数を特定可能に表示するための第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられている。第1保留表示器25Aは、第1特図保留記憶数を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、第2特図保留記憶数を特定可能に表示する。

0026

また、遊技盤2の後方における演出表示装置5の上方には、スクリーンユニット300が設けられている。スクリーンユニット300は、後述する投影装置400から画像が投影されることによって、演出図柄の変動表示や該演出図柄の変動表示に応じて実行される各種演出画像等が表示されるようになっている。

0027

演出表示装置5の下方には、普通入賞球装置6Aと、普通可変入賞球装置6Bとが設けられている。普通入賞球装置6Aは、例えば所定の球受部材によって常に一定の開放状態に保たれる始動領域(第1始動領域)としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用となるソレノイド81によって、閉鎖位置となる閉鎖状態と開放位置となる開放状態とに変化する可動板を有する普通電動役物を備え、始動領域(第2始動領域)としての第2始動入賞口を形成する。

0028

一例として、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオフ状態であるときに可動板が閉鎖位置となることにより、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しがたい閉鎖状態となる。その一方で、普通可変入賞球装置6Bでは、普通電動役物用のソレノイド81がオン状態であるときに可動板が開放位置となる開放制御により、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しやすい開放状態となる。

0029

普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出される。普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球は、例えば図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第1特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)未満であれば、第1始動条件が成立する。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出され、第2特図保留記憶数が所定の上限値(例えば「4」)未満であれば、第2始動条件が成立する。尚、第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数と、第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出されたことに基づいて払い出される賞球の個数は、互いに同一の個数であってもよいし、異なる個数であってもよい。

0030

普通可変入賞球装置6Bの右方には、特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉(図示略)を備え、その大入賞口扉(図示略)によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口(図示略)を形成する。

0031

一例として、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオフ状態であるときに大入賞口扉(図示略)が大入賞口(図示略)を閉鎖状態として、遊技球が大入賞口(図示略)を通過(進入)できなくする。その一方で、特別可変入賞球装置7では、大入賞口扉用のソレノイド82がオン状態であるときに大入賞口扉(図示略)が大入賞口(図示略)を開放状態として、遊技球が大入賞口(図示略)を通過(進入)しやすくする。このように、特定領域としての大入賞口は、遊技球が通過(進入)しやすく遊技者にとって有利な開放状態と、遊技球が通過(進入)できず遊技者にとって不利な閉鎖状態とに変化する。尚、遊技球が大入賞口(図示略)を通過(進入)できない閉鎖状態に代えて、あるいは閉鎖状態の他に、遊技球が大入賞口(図示略)を通過(進入)しにくい一部開放状態を設けてもよい。

0032

大入賞口(図示略)を通過(進入)した遊技球は、例えば図2に示すカウントスイッチ23によって検出される。カウントスイッチ23によって遊技球が検出されたことに基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。こうして、特別可変入賞球装置7において開放状態となった大入賞口(図示略)を遊技球が通過(進入)したときには、例えば第1始動入賞口や第2始動入賞口といった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出される。従って、特別可変入賞球装置7において大入賞口が開放状態となれば、その大入賞口(図示略)に遊技球が進入可能となり、遊技者にとって有利な第1状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7において大入賞口(図示略)が閉鎖状態となれば、大入賞口(図示略)に遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることが不可能または困難になり、遊技者にとって不利な第2状態となる。

0033

第2保留表示器25Bの右側には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bと同様に7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成され、特別図柄とは異なる複数種類の識別情報である普通図柄(「普図」あるいは「普通図」ともいう)を変動可能に表示(変動表示)する。このような普通図柄の変動表示は、普図ゲーム(「普通図ゲーム」ともいう)と称される。

0034

普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、通過ゲート41を通過した有効通過球数としての普図保留記憶数を表示する。

0035

遊技盤2の前面(遊技盤面)には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘(図示略)が設けられている。また、第1始動入賞口、第2始動入賞口及び大入賞口とは異なる入賞口として、例えば所定の球受部材によって常に一定の開放状態に保たれる単一または複数の一般入賞口が設けられてもよい。この場合には、一般入賞口のいずれかに進入した遊技球が所定の一般入賞球スイッチによって検出されたことに基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出されればよい。遊技領域10の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。

0036

開閉扉枠50の上部位置には、前方に突出する上突出部210Aが開閉扉枠50の上辺に沿って庇状に形成されているとともに、該上突出部210A内の左右側部には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L,8Rが収容されている。尚、本実施例では上突出部210A内の左右側部にスピーカ8L,8Rが収容される形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スピーカ8L,8Rを露出するように上突出部210Aに設けても良い。さらに遊技領域10の周辺部には、演出用LED9が設けられている。パチンコ遊技機1の遊技領域10における各構造物(例えば、普通入賞球装置6A、普通可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7等)の周囲にも、演出用LEDが配置されていてもよい。開閉扉枠50の右下部位置には、遊技球を遊技領域10に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル操作ノブ)52が設けられている。例えば、打球操作ハンドル52は、遊技者等による操作量(回転量)に応じて遊技球の弾発力を調整する。打球操作ハンドル52には、発射装置(図示略)が備える発射モータの駆動を停止させるための単発発射スイッチや、タッチリングタッチセンサ)が設けられていればよい。

0037

遊技領域10の下方における開閉扉枠50の所定位置には、賞球や貸玉として払い出された遊技球を、発射装置(図示略)へと供給可能に保持(貯留)する打球供給皿が設けられている。

0038

開閉扉枠50の前面下部には、遊技者が把持して傾倒操作が可能なスティックコントローラ31Aが取付けられている。スティックコントローラ31Aは、遊技者が把持する操作桿を含む。スティックコントローラ31Aの下部には、操作桿に対する傾倒操作を検出するコントローラセンサユニット35Aが設けられている。

0039

スティックコントローラ31Aの上方には、遊技者が押下動作などにより所定の指示操作を可能なプッシュタン31Bが設けられている。プッシュボタン31Bは、遊技者からの押下動作を、機械的、電気的、あるいは、電磁的に、検出できるように構成されていればよい。プッシュボタン31Bの設置位置における打球供給皿の本体内部などには、プッシュボタン31Bに対してなされた遊技者による押下動作を検出するプッシュセンサ35Bが設けられていればよい。

0040

また、外枠200の下部には、幕板214(図3参照)が設けられており、該幕板214の内部には、低音出力用のスピーカ8Uが内蔵されている。

0041

次に、パチンコ遊技機1における遊技の進行を概略的に説明する。パチンコ遊技機1では、遊技領域10に設けられた通過ゲート41を通過した遊技球が図2に示すゲートスイッチ21によって検出されたことといった、普通図柄表示器20にて普通図柄の変動表示を実行するための普図始動条件が成立した後に、例えば前回の普図ゲームが終了したことといった、普通図柄の変動表示を開始するための普図開始条件が成立したことに基づいて、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。

0042

この普図ゲームでは、普通図柄の変動を開始させた後、普図変動時間となる所定時間が経過すると、普通図柄の変動表示結果となる確定普通図柄を停止表示(導出表示)する。このとき、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字といった、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、例えば「7」を示す数字以外の数字や記号といった、普図当り図柄以外の普通図柄が停止表示されれば、普通図柄の変動表示結果が「普図はずれ」となる。普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となったことに対応して、普通可変入賞球装置6Bを構成する電動チューリップ可動翼片傾動位置となる拡大開放制御(傾動制御)が行われ、所定時間が経過すると垂直位置に戻る通常開放制御が行われる。

0043

普通入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口を通過(進入)した遊技球が図2に示す第1始動口スイッチ22Aによって検出されたことなどにより第1始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第1開始条件が成立したことに基づいて、第1特別図柄表示器4Aによる特図ゲームが開始される。また、普通可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口を通過(進入)した遊技球が図2に示す第2始動口スイッチ22Bによって検出されたことなどにより第2始動条件が成立した後に、例えば前回の特図ゲームや大当り遊技状態が終了したことなどにより第2開始条件が成立したことに基づいて、第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームが開始される。

0044

第1特別図柄表示器4Aや第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームでは、特別図柄の変動表示を開始させた後、特図変動時間としての変動表示時間が経過すると、特別図柄の変動表示結果となる確定特別図柄(特図表示結果)を導出表示する。このとき、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄)が停止表示されれば、特定表示結果としての「大当り」となり、大当り図柄とは異なる特別図柄が確定特別図柄として停止表示されれば「はずれ」となる。尚、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄)が停止表示されるようにしても良く、これら所定表示結果としての所定の特別図柄(小当り図柄)が停止表示される場合には、大当り遊技状態とは異なる特殊遊技状態としての小当り遊技状態に制御すれば良い。

0045

特図ゲームでの変動表示結果が「大当り」になった後には、遊技者にとって有利なラウンド(「ラウンド遊技」ともいう)を所定回数実行する特定遊技状態としての大当り遊技状態に制御される。

0046

本実施例におけるパチンコ遊技機1では、一例として、「3」、「5」、「7」の数字を示す特別図柄を大当り図柄とし、「−」の記号を示す特別図柄をはずれ図柄としている。尚、小当り図柄を停止表示する場合には、例えば、「2」の数字を示す特別図柄を小当り図柄とすれば良い。尚、第1特別図柄表示器4Aによる特図ゲームにおける大当り図柄やはずれ図柄といった各図柄は、第2特別図柄表示器4Bによる特図ゲームにおける各図柄とは異なる特別図柄となるようにしてもよいし、双方の特図ゲームにおいて共通の特別図柄が大当り図柄やはずれ図柄となるようにしてもよい。

0047

特図ゲームにおける確定特別図柄として「3」、「5」、「7」の数字を示す大当り図柄が停止表示されて特定表示結果としての「大当り」となった後、大当り遊技状態において、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉が、所定の上限時間(例えば、29秒間)が経過するまでの期間あるいは所定個数(例えば9個)の入賞球が発生するまでの期間にて、大入賞口を開放状態とする。これにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)とするラウンドが実行される。

0048

ラウンドの実行中に大入賞口を開放状態とした大入賞口扉は、遊技盤2の表面を落下する遊技球を受け止め、その後に大入賞口を閉鎖状態とすることにより、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって不利な第2状態(閉鎖状態)に変化させて、1回のラウンドを終了させる。大入賞口の開放サイクルであるラウンドは、その実行回数が所定の上限回数(例えば、「16」など)に達するまで、繰り返し実行可能となっている。尚、ラウンドの実行回数が上限回数に達する前であっても、所定条件の成立(例えば大入賞口に遊技球が入賞しなかったことなど)により、ラウンドの実行が終了するようにしてもよい。

0049

大当り遊技状態におけるラウンドのうち、特別可変入賞球装置7を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)とする上限時間が比較的に長い時間(例えば、29秒など)となるラウンドは、通常開放ラウンドともいう。一方、特別可変入賞球装置7を第1状態(開放状態)とする上限時間が比較的に短い時間(例えば、0.1秒など)となるラウンドは、短期開放ラウンドともいう。

0050

尚、小当り図柄(例えば「2」の数字)を停止表示する場合にあっては、これら小当り図柄が確定特別図柄として導出された後に、特殊遊技状態としての小当り遊技状態に制御すれば良い。具体的に小当り遊技状態では、例えば、上記した、実質的には出球(賞球)が得られない短期開放大当り状態と同様に特別可変入賞球装置7において大入賞口を遊技者にとって有利な第1状態(開放状態)に変化させる可変入賞動作を実行すれば良い。

0051

投影装置400により投影されるスクリーンユニット300や演出表示装置5では、第1特別図柄表示器4Aにおける第1特図を用いた特図ゲームと、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームとのうち、いずれかの特図ゲームが開始されることに対応して、演出図柄の変動表示が開始される。そして、演出図柄の変動表示が開始されてから変動表示が終了するまでの期間では、演出図柄の変動表示状態が所定のリーチ状態となることがある。

0052

ここで、リーチ状態とは、スクリーンユニット300上や演出表示装置5上の領域にて停止表示された演出図柄が大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない演出図柄(「リーチ変動図柄」ともいう)については変動が継続している表示状態、あるいは、全部又は一部の演出図柄が大当り組合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態のことである。具体的には、例えば、スクリーンユニット300や演出表示装置5の「左」、「中」、「右」の演出図柄変動エリアにおける一部(例えば「左」及び「右」の演出図柄変動エリアなど)では予め定められた大当り組合せを構成する演出図柄(例えば「7」の英数字を示す演出図柄)が停止表示されているときに未だ停止表示していない残りの演出図柄変動エリア(例えば「中」の演出図柄変動エリアなど)では演出図柄が変動している表示状態、あるいは、「左」、「中」、「右」の演出図柄変動エリア5L,5C,5Rにおける全部又は一部で演出図柄が大当り組合せの全部又は一部を構成しながら同期して変動している表示状態である。尚、これらリーチ状態は、スクリーンユニット300における変動表示においても発生する。

0053

また、リーチ状態となったことに対応して、演出図柄の変動速度を低下させたり、スクリーンユニット300や演出表示装置5に演出図柄とは異なるキャラクタ画像(人物等を模した演出画像)を表示させたり、背景画像表示態様を変化させたり、スクリーンユニット300の形状を変化させたりすることで、リーチ状態となる以前とは異なる演出動作が実行される場合がある。このようなキャラクタ画像の表示や背景画像の表示態様の変化、動画像再生表示、演出図柄の変動態様の変化といった演出動作を、リーチ演出表示(あるいは単にリーチ演出)という。尚、リーチ演出には、スクリーンユニット300や演出表示装置5やスクリーンユニット300における表示動作のみならず、スピーカ8L,8R,8Uによる音声出力動作や、演出用LED9などの発光体における点灯動作点滅動作)などを、リーチ状態となる以前の動作態様とは異なる動作態様とすることが含まれていてもよい。

0054

リーチ演出における演出動作としては、互いに動作態様(リーチ態様)が異なる複数種類の演出パターン(「リーチパターン」ともいう)が、予め用意されていればよい。そして、それぞれのリーチ態様では「大当り」となる可能性(「信頼度」あるいは「大当り信頼度」ともいう)が異なる。すなわち、複数種類のリーチ演出のいずれが実行されるかに応じて、変動表示結果が「大当り」となる可能性を異ならせることができる。

0055

特図ゲームにおける確定特別図柄として、はずれ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、演出図柄の変動表示が開始されてから、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態とならずに、所定の非リーチ組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。このような演出図柄の変動表示態様は、変動表示結果が「はずれ」となる場合における「非リーチ」(「通常はずれ」ともいう)の変動表示態様と称される。

0056

特図ゲームにおける確定特別図柄として、はずれ図柄となる特別図柄が停止表示(導出)される場合には、演出図柄の変動表示が開始されてから、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、リーチ演出が実行された後に、あるいは、リーチ演出が実行されずに、所定のリーチはずれ組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。このような演出図柄の変動表示結果は、変動表示結果が「はずれ」となる場合における「リーチ」(「リーチはずれ」ともいう)の変動表示態様と称される。

0057

特図ゲームにおける確定特別図柄として、大当り図柄となる特別図柄のうち「3」の数字を示す大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、複数種類の大当り組合せのうち、所定の通常大当り組合せ(「非確変大当り組合せ」ともいう)となる確定演出図柄が停止表示される。尚、リーチ演出が実行されずに、確定演出図柄として非確変大当り組合せを停止表示しても良い。

0058

通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)となる確定演出図柄は、例えば、スクリーンユニット300上や演出表示装置5上において変動表示される図柄番号が「1」〜「8」の演出図柄のうち、図柄番号が偶数「2」、「4」、「6」、「8」である演出図柄のいずれか1つが、「左」、「中」、「右」の各演出図柄変動エリアにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。通常大当り組合せを構成する図柄番号が偶数「2」、「4」、「6」、「8」である演出図柄は、通常図柄(「非確変図柄」ともいう)と称される。

0059

特図ゲームにおける確定特別図柄が通常大当り図柄となることに対応して、所定のリーチ演出が実行された後に、通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)の確定演出図柄が停止表示される演出図柄の変動表示態様は、変動表示結果が「大当り」となる場合における「非確変」(「通常大当り」ともいう)の変動表示態様(「大当り種別」ともいう)と称される。尚、リーチ演出が実行されずに、確定演出図柄として通常大当り組合せ(非確変大当り組合せ)を停止表示しても良い。「非確変」の大当り種別で変動表示結果が「大当り」となったことに基づいて、通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時間短縮制御時短制御)が行われる。時短制御が行われることにより、特図ゲームにおける特別図柄の変動表示時間(特図変動時間)は、通常状態に比べて短縮される。尚、時短制御では、後述するように普通図柄の当選頻度が高められて、普通可変入賞球装置6Bへの入賞頻度が高められる、いわゆる電チューサポートが実施される。ここで、通常状態とは、大当り遊技状態等の特定遊技状態などとは異なる通常遊技状態であり、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に初期化処理を実行した状態)と同一の制御が行われる。時短制御は、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば100回)の特図ゲームが実行されることと、変動表示結果が「大当り」となることのうち、いずれかの条件が先に成立したときに、終了すればよい。

0060

特図ゲームにおける確定特別図柄として、大当り図柄となる特別図柄のうち、「5」、「7」の数字を示す特別図柄といった確変大当り図柄が停止表示される場合には、演出図柄の変動表示状態がリーチ状態となったことに対応して、演出図柄の変動表示態様が「通常」である場合と同様のリーチ演出が実行された後に、複数種類の大当り組合せのうち、所定の確変大当り組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがある。尚、リーチ演出が実行されずに、確定演出図柄として確変大当り組合せを停止表示しても良い。確変大当り組合せとなる確定演出図柄は、例えば、スクリーンユニット300上や演出表示装置5上において変動表示される図柄番号が「1」〜「8」の演出図柄のうち、図柄番号が「1」、「3」、「5」、「7」である演出図柄が、「左」、「中」、「右」の各演出図柄変動エリアにて所定の有効ライン上に揃って停止表示されるものであればよい。確変大当り組合せを構成する図柄番号が「1」、「3」、「5」、「7」である演出図柄は、確変図柄と称される。特図ゲームにおける確定特別図柄として確変大当り図柄が停止表示される場合に、演出図柄の変動表示結果として、通常大当り組合せとなる確定演出図柄が停止表示されることがあるようにしてもよい。

0061

確定演出図柄が通常大当り組合せであるか確変大当り組合せであるかにかかわらず、特図ゲームにおける確定特別図柄として確変大当り図柄が停止表示される変動表示態様は、変動表示結果が「大当り」となる場合における「確変」の変動表示態様(「大当り種別」ともいう)と称される。尚、本実施例では、「確変」の大当り種別のうち、確定特別図柄として「5」、「7」の変動表示結果にて「大当り」となったことに基づいて、通常開放大当り状態に制御され、その終了後には、時短制御とともに確率変動制御(確変制御)が行われる。

0062

これら確変制御が行われることにより、各回の特図ゲームにおいて変動表示結果(特図表示結果)が「大当り」となる確率は、通常状態に比べて高くなるように向上する。確変制御は、大当り遊技状態の終了後に変動表示結果が「大当り」となって再び大当り遊技状態に制御されるという条件が成立したときに、終了すればよい。尚、時短制御と同様に、大当り遊技状態の終了後に所定回数(例えば時短回数と同じ100回や、時短回数とは異なる90回)の特図ゲームが実行されたときに、確変制御を終了してもよい。また、大当り遊技状態の終了後に特図ゲームが開始されるごとに実行される確変転落抽選にて確変制御を終了させる「確変転落あり」の決定がなされたときに、確変制御を終了してもよい。

0063

時短制御が行われるときには、普通図柄表示器20による普図ゲームにおける普通図柄の変動時間(普図変動時間)を通常状態のときよりも短くする制御や、各回の普図ゲームで普通図柄の変動表示結果が「普図当り」となる確率を通常状態のときよりも向上させる制御、変動表示結果が「普図当り」となったことに基づく普通可変入賞球装置6Bにおける可動翼片の傾動制御を行う傾動制御時間を通常状態のときよりも長くする制御、その傾動回数を通常状態のときよりも増加させる制御といった、遊技球が第2始動入賞口を通過(進入)しやすくして第2始動条件が成立する可能性を高めることで遊技者にとって有利となる制御(電チューサポート制御)が行われる。このように、時短制御に伴い第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくして遊技者にとって有利となる制御は、高開放制御ともいう。高開放制御としては、これらの制御のいずれか1つが行われるようにしてもよいし、複数の制御が組合せられて行われるようにしてもよい。

0064

高開放制御が行われることにより、第2始動入賞口は、高開放制御が行われていないときよりも拡大開放状態となる頻度が高められる。これにより、第2特別図柄表示器4Bにおける第2特図を用いた特図ゲームを実行するための第2始動条件が成立しやすくなり、特図ゲームが頻繁に実行可能となることで、次に変動表示結果が「大当り」となるまでの時間が短縮される。高開放制御が実行可能となる期間は、高開放制御期間ともいい、この期間は、時短制御が行われる期間と同一であればよい。

0065

時短制御と高開放制御がともに行われる遊技状態は、時短状態あるいは高ベース状態ともいう。また、確変制御が行われる遊技状態は、確変状態あるいは高確状態ともいう。確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態は、高確高ベース状態とも称される。尚、本実施例では制御される遊技状態としては設定されていないが、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない確変状態は、高確低ベース状態とも称される。また、確変制御とともに時短制御や高開放制御が行われる遊技状態のみを、特に「確変状態」ということもあり、高確低ベース状態とは区別するために、時短付確変状態ということもある。一方、確変制御のみが行われて時短制御や高開放制御が行われない確変状態(高確低ベース状態)は、高確高ベース状態と区別するために、時短なし確変状態ということもある。確変制御が行われずに時短制御や高開放制御が行われる時短状態は、低確高ベース状態とも称される。確変制御や時短制御及び高開放制御がいずれも行われない通常状態は、低確低ベース状態とも称される。通常状態以外の遊技状態において時短制御や確変制御の少なくともいずれかが行われるときには、特図ゲームが頻繁に実行可能となることや、各回の特図ゲームにおける変動表示結果が「大当り」となる確率が高められることにより、遊技者にとって有利な状態となる。大当り遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な遊技状態は、特別遊技状態とも称される。

0066

尚、小当り図柄を停止表示する場合にあっては、前述した小当り遊技状態に制御した後には、遊技状態の変更が行われず、変動表示結果が「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御すれば良い。

0067

パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14といった、各種の制御基板が搭載されている。また、パチンコ遊技機1には、主基板11と演出制御基板12との間で伝送される各種の制御信号中継するための中継基板15なども搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1における遊技盤2などの背面には、例えば払出制御基板91、発射制御基板インタフェース基板ターミナル基板154、などといった、各種の基板が配置されている。

0068

主基板11は、メイン側の制御基板であり、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための各種回路が搭載されている。主基板11は、主として、特図ゲームにおいて用いる乱数設定機能、所定位置に配設されたスイッチ等からの信号の入力を行う機能、演出制御基板12などからなるサブ側の制御基板に宛てて、指令情報の一例となる制御コマンドを制御信号として出力して送信する機能、ホール管理コンピュータに対して各種情報を出力する機能などを備えている。また、主基板11は、第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bを構成する各LED(例えばセグメントLED)などの点灯/消灯制御を行って第1特図や第2特図の変動表示を制御することや、普通図柄表示器20の点灯/消灯/発色制御などを行って普通図柄表示器20による普通図柄の変動表示を制御することといった、所定の表示図柄の変動表示を制御する機能も備えている。

0069

主基板11には、例えば遊技制御用マイクロコンピュータ100や、遊技球検出用の各種スイッチからの検出信号を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送するスイッチ回路110、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号をソレノイド81,82に伝送するソレノイド回路111などが搭載されている。

0070

演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、中継基板15を介して主基板11から伝送された制御信号を受信して、投影装置400、演出表示装置5、スクリーン用モータ304A,304B、スピーカ8L,8R,8U及び演出用LED9といった演出用の電気部品による演出動作を制御するための各種回路が搭載されている。すなわち、演出制御基板12は、投影装置400における表示投影動作や、演出表示装置5における表示動作や、スクリーン用モータ304A,304Bの駆動動作、スピーカ8L,8R,8Uからの音声出力動作の全部または一部、演出用LED9などにおける点灯/消灯動作の全部または一部といった、演出用の電気部品に所定の演出動作を実行させるための制御内容を決定する機能を備えている。

0071

音声制御基板13は、演出制御基板12とは別個に設けられた音声出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、スピーカ8L,8R,8Uから音声を出力させるための音声信号処理を実行する処理回路などが搭載されている。LED制御基板14は、演出制御基板12とは別個に設けられたLED出力制御用の制御基板であり、演出制御基板12からの指令や制御データなどに基づき、演出用LED9などにおける点灯/消灯駆動を行うLEDドライバ回路などが搭載されている。

0072

図2に示すように、主基板11には、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を伝送する配線が接続されている。尚、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23は、例えばセンサと称されるものなどのように、遊技媒体としての遊技球を検出できる任意の構成を有するものであればよい。

0073

また、主基板11には、第1特別図柄表示器4A、第2特別図柄表示器4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどの表示制御を行うための指令信号を伝送する配線が接続されている。

0074

主基板11から演出制御基板12に向けて伝送される制御信号は、中継基板15によって中継される。中継基板15を介して主基板11から演出制御基板12に対して伝送される制御コマンドは、例えば、電気信号として送受信される演出制御コマンドである。演出制御コマンドには、例えば、演出図柄の変動時間及びリーチ演出の種類や擬似連の有無等の変動態様を示す変動パターンを示す変動パターン指定コマンドや、投影装置400における投影動作や演出表示装置5における画像表示動作を制御するために用いられる表示制御コマンドや、スピーカ8L,8R,8Uからの音声出力を制御するために用いられる音声制御コマンド、演出用LED9の点灯動作などを制御するために用いられるLED制御コマンドが含まれている。

0075

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップマイクロコンピュータであり、遊技制御用プログラムや固定データ等を記憶するROM101(Read Only Memory101)と、遊技制御用のワークエリアを提供するRAM102(Random Access Memory102)と、遊技制御用のプログラムを実行して制御動作を行うCPU103(Central Processing Unit103)と、CPU103とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路104と、I/O105(Input/Outputport105)と、を備えて構成される。

0076

一例として、遊技制御用マイクロコンピュータ100では、CPU103がROM101から読み出したプログラムを実行することにより、パチンコ遊技機1における遊技の進行を制御するための処理が実行される。このときには、CPU103がROM101から固定データを読み出す固定データ読出動作や、CPU103がRAM102に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、CPU103がRAM102に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部から各種信号の入力を受け付け受信動作、CPU103がI/O105を介して遊技制御用マイクロコンピュータ100の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。

0077

図2に示すように、演出制御基板12には、プログラムに従って制御動作を行う演出制御用CPU120と、演出制御用のプログラムや固定データ等を記憶するROM121と、演出制御用CPU120のワークエリアを提供するRAM122と、演出表示装置5における表示動作の制御内容を決定するための処理や投影装置400における投影動作の制御内容を決定するための処理などを実行する表示制御部123と、演出制御用CPU120とは独立して乱数値を示す数値データの更新を行う乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。

0078

一例として、演出制御基板12では、演出制御用CPU120がROM121から読み出した演出制御用のプログラムを実行することにより、演出用の電気部品による演出動作を制御するための処理が実行される。このときには、演出制御用CPU120がROM121から固定データを読み出す固定データ読出動作や、演出制御用CPU120がRAM122に各種の変動データを書き込んで一時記憶させる変動データ書込動作、演出制御用CPU120がRAM122に一時記憶されている各種の変動データを読み出す変動データ読出動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部から各種信号の入力を受け付ける受信動作、演出制御用CPU120がI/O125を介して演出制御基板12の外部へと各種信号を出力する送信動作なども行われる。

0079

本実施例の表示制御部123は、主基板11からの前述した表示制御コマンドの受信に基づいて演出制御用CPU120から出力される指示に応じて、ROM121に記憶されているキャラクタ画像データ等の各種画像データを読み出して、投影装置400により投影される画像や演出表示装置5に表示される画像を生成して投影装置400や演出表示装置5に出力する。

0080

尚、本実施例のスクリーンユニット300には、前述したように、箱状の第1スクリーン301、平板状の第2スクリーン302、湾曲板状の第3スクリーン303が設けられているため、これら箱状の第1スクリーン301、平板状の第2スクリーン302、湾曲板状の第3スクリーン303のそれぞれの形状に合わせて予め作成された画像データがROM121に記憶されており、これら各スクリーン形状に合わせた画像を用いた画像が表示制御部123において生成され(読み出され)て投影装置400に出力されることにより、各スクリーン形状に合わせた画像が投影装置400により投影される。

0081

尚、本実施例では、ROM121に記憶された画像として、各スクリーン形状において、投影対象となる各部位に対応付けられた画像、つまりプロジェクションマッピング技術により作成された画像を用いている。

0082

これら各スクリーン形状に合わせた画像としては、具体的は、略箱状をなす第1スクリーン301に投影する画像であれば、第1スクリーン301を構成する左側板301A、右側板301B、下板301C、背板301Dのそれぞれに投影する画像として、本実施例では、例えば、図8(C)に示すように、略箱状をなす第1スクリーン301を部屋に見立てた画像が例示される。この部屋に見立てた図8(C)に示す画像は、下板301Cに投影される領域の画像を奥側が狭幅となると下板301Cに形成される面の形状に合致させた床面の画像とし、左側板301Aに投影される領域の画像を左側板301Aが形成する面に対応する形状に合致させた壁面の画像とし、右側板301Bに投影される領域の画像を右側板301Bが形成する面に対応する形状に合致させた壁面の画像とし、背板301Dに投影される領域の画像を背板301Dが形成する面に対応する形状に合致させた壁面の画像として予め作成されたもの、すなわち、略箱型の第1スクリーン301を構成する各面の領域毎に合致させた画像を各面に投影するためにマッピングされた画像(いわゆるプロジェクションマッピング画像)とされている。

0083

また、湾曲状をなす第3スクリーン303に投影する画像であれば、第3スクリーン303が有する湾曲面に投影する画像として、本実施例では、例えば、図8(B)に示すように、作業車のタイヤに見立てた画像が例示される。この作業車のタイヤに見立てた図8(B)に示す画像は、第3スクリーン303の上下の端部領域部分に投影される画像としてタイヤの上下端部であり、奥方にタイヤがあるように見える画像を割り当て(マッピング)、第3スクリーン303の上下方向の中央領域部分に投影される画像としてタイヤの中央部であり、手前側にタイヤがあるように見える画像を割り当て(マッピング)した画像とされている。

0084

また、平面状をなす第2スクリーン302に投影する画像であれば、第2スクリーン302の傾斜と第2スクリーン302の面に合わせた画像、例えば、図8(A)に示すように、第2スクリーン302の傾斜によらず、上下に移動(変動)する演出図柄の画像が例示される。この第2スクリーン302の傾斜によらない図8(A)に示す画像は、第2スクリーン302の下端部領域部分に投影される画像として、上端部領域部分に投影される画像よりも幅寸法が狭くなる画像を割り当て(マッピング)た画像とされている。

0085

尚、本実施例では、各スクリーン301,302,303のそれぞれの形状に合わせて予めマッピングして画像を作成しておき、その画像データをROM121に記憶しておき、表示制御部123がROM121に記憶された画像データを読み出して、投影装置400に出力するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各スクリーン301,302,303のそれぞれの形状に対応したマッピング済みの画像を予め作成しておくものでなくても良い。例えば、各スクリーン301,302,303の形状に対応していない画像データと、各スクリーン301,302,303の形状に合致させて画像をマッピングするための領域(座標)が記述されたマッピング用データをROM121に記憶しておき、表示制御部123がROM121に記憶された画像データとスクリーンに応じたマッピング用データとを読み出すとともに、その読み出した画像データを各スクリーン301,302,303の形状に対応するようにリアルタイムにてマッピングして、該マッピングした画像をスクリーン301,302,303に投影装置400を用いて投影するようにしても良い。

0086

次に、図3図8に基づいて、パチンコ遊技機1の構造について説明する。図3は、パチンコ遊技機1を示す背面図である。図4は、開閉扉枠50を開放して遊技盤2を遊技機用枠3に取付ける状態を示す斜視図である。図5は、パチンコ遊技機1の内部構造を示す概略縦断面図である。図6は、(A)は第2スクリーン302が第2退避位置、第3スクリーン303が第3退避位置、(B)は第2スクリーン302が第2投影位置、第3スクリーン303が第3退避位置にある状態を示すスクリーンユニット300の斜視図である。図7は、(A)は投影装置400とスクリーンユニット300との位置関係を示す概略縦断面図、(B)は投影装置400とスクリーンユニット300との位置関係を示す概略横断面図である。図8は、(A)は第2スクリーン302が第2投影位置、(B)は第3スクリーン303が第3投影位置、(C)は第2スクリーン302が第2退避位置、第3スクリーン303が第3退避位置にあるときの投影光及び投影画像を示す説明図である。

0087

図3に示すように、パチンコ遊技機1の背面側、つまり、遊技機用枠3の背面上部には、遊技場に設置される遊技島(図示略)から供給される遊技球を受ける球タンク150が設けられている。球タンク150に供給された遊技球は、補給通路151を流下して左側の払出装置152に供給される。払出装置152から払い出された遊技球は、賞球通路153を流下してパチンコ遊技機1の前面に設けられた打球供給皿に誘導される。また、遊技機用枠3の背面における補給通路151の上方には、各種情報をパチンコ遊技機1の外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板154が設置されている。

0088

外枠200は、四角枠状に形成されており、該外枠200の下部には、幕板214が設けられている。外枠200には、遊技機用枠3が左側辺を中心として外枠200を閉鎖する閉鎖位置と外枠200を開放する開放位置との間で回動可能に支持されており(図4参照)、遊技機用枠3が閉鎖位置にあるときに、遊技機用枠3と幕板214とにより開口が閉鎖されるようになっている。

0089

図4に示すように、遊技機用枠3には、遊技機用枠3とほぼ同形に形成された枠体50cと、第1透明板50a及び第2透明板50bとを有する開閉扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、遊技領域10を含む遊技機用枠3の前面を開閉できるようになっている。開閉扉枠50を閉鎖したときには、第1透明板50a及び第2透明板50bを透して遊技領域10を透視できるようになっている。また、開閉扉枠50は、遊技機用枠3の前面全域被覆可能な大きさに形成されている。

0090

また、遊技機用枠3には、正面視四角形状の開口部160が形成されており、開口部160を閉鎖するように遊技盤2が前方から着脱可能に取付けられる。遊技盤2は、前述した盤面板及びスペーサ部材と、盤面板の前後面に設けられる各種部材や電子部品等を含む構造体である。また、遊技盤2の背面には、演出表示装置5、スクリーンユニット300及び演出用可動物(図示略)等が組付けられたカバー体220が取付けられ一体化されている。カバー体220は、外部からの光の入射を遮ることができるように黒色で不透明な合成樹脂材により前面が開口する略箱状に形成され、遊技盤2の背面略全域を覆うようにスペーサ部材の背面に取付けられる。このように、カバー体220が一体に取付けられた遊技盤2が遊技機用枠3に取付けられると、カバー体220が開口部160を介して遊技機用枠3の背面側に突出するようになっている(図5参照)。

0091

パチンコ遊技機1の後方に向けて膨出するカバー体220の外周面下部に形成された傾斜面220aには主基板11が収納された主基板ケース11Aが設けられている。また、遊技機用枠3の背面におけるカバー体220の下方には、遊技球の払い出しに関わる制御を行う払出制御基板91が収納された払出制御基板ケース91Aと、パチンコ遊技機1に電力を供給するための電源基板92が収納された電源基板ケース92Aと、が前後に重畳するように設けられている。このようにすることで、カバー体220の背面には、基板が配置されないので、カバー体220の奥行き方向の突出寸法を大きくとることにより、スクリーンユニット300と投影装置400との離間距離を大きくできるようにしている。

0092

図4図6に示すように、開閉扉枠50の前面には、第2透明板50bの上方の上突出部210Aと、第2透明板50bの左右の側方突出部210Bと、第2透明板50bの下方の下突出部210Cと、からなるカバー部材が、それぞれ第2透明板50bに対し前方に突出するように設けられている。遊技場等においてパチンコ遊技機1は左右方向に複数並設されているため、第2透明板50bの左右側に側方突出部210Bが突設されていることで、隣接する他のパチンコ遊技機から入射する光を遮ることができるため、パチンコ遊技機1における遊技領域10、演出表示装置5やスクリーンユニット300の視認性が低下することが防止される。

0093

上突出部210Aは、開閉扉枠50の上辺に沿って庇状に形成され、左右方向の中央位置には投影装置400を収容可能な収容部211が設けられている。また、収容部211の左右にはスピーカ8L,8Rが収容されている。尚、上突出部210Aにおける収容部211に対応する部分は、その左右側よりもやや前方に突出している。側方突出部210Bは、開閉扉枠50の左側辺及び右側辺それぞれに沿って上下方向に延設され、正面視細長帯状に形成されている。下突出部210Cは、開閉扉枠50の下辺に沿って形成され、打球供給皿、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31B及び打球操作ハンドル52等が設けられている。尚、上突出部210Aにおける収容部211に対応する部分は、側方突出部210Bよりも前方に大きく突出している。

0094

上記したように、側方突出部210Bにスピーカ8L,8Rを配置することで、遊技者とスピーカ8L,8Rの距離を短縮することができるため、他のパチンコ遊技機1から出力される音の影響を受けにくくなり、効果音の効果を高めることができる。

0095

図1に示すように、上突出部210Aは、細長帯状の側方突出部210Bを介して下突出部210Cと一体に形成されている。よって、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31B及び打球操作ハンドル52等が操作されることにより下突出部210Cに振動が生じた場合、側方突出部210Bを介して上突出部210Aに振動が伝達されるが、側方突出部210Bは、上突出部210Aや下突出部210Cに比べて表面積が小さく、かつ、突出長さも小さいことで、振動が上突出部210Aに伝達されにくくなる。よって、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31B及び打球操作ハンドル52等の操作により生じる振動で投影装置400から投影された画像が揺れることが抑制される。

0096

第1透明板50a及び第2透明板50bは、枠体50cの開口を閉鎖するように設けられている。本実施例では、第1透明板50aは透明なガラス板にて構成され、第2透明板50bは、前方側からの光(例えば、遊技場の室内光や他のパチンコ遊技機からの光など)の入射を防ぐために、半透明アクリル樹脂板(いわゆるスモークアクリル板)にて構成されており、第1透明板50a及び第2透明板50bは、前方、つまり、遊技者側から見て第2透明板50b、第1透明板50aの順に配置されている。

0097

また、第1透明板50aは第2透明板50bよりも薄い板厚寸法を有する平板(ガラス板)にて形成されている。

0098

このように、本実施例では、第2透明板50bが存在することにより、第1透明板50aは、遊技者によって殴打されること等が無いとともに、投影装置400から投影される画像の光(投影光)は、第1透明板50aを透過しなければならないため、できるだけ第1透明板50aによる屈折や光の吸収等を抑えることが好ましいので、第1透明板50aの板厚を、遊技球の衝突等によって破損しない強度を有する最小限の厚みとなるようにしている。

0099

また、第2透明板50bとしてアクリル樹脂板を用いることにより、第2透明板50bが破損しても破片飛散してしまうことを防ぐことができるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2透明板50bとしてスモークフィルムを貼着したガラス板等を用いても良い。また、逆に、第1透明板50aと第2透明板50bの双方をアクリル樹脂板としても良い。

0100

尚、本実施例の第1透明板50a(ガラス板)の表面には、光の反射を抑えるために、蒸着によって銀の薄膜が形成されている。

0101

このように、第1透明板50aにのみ銀の薄膜を表面に形成しているのは、本実施例では、投影装置400から投影される画像の光(投影光)は、第2透明板50bは透過しないが、第1透明板50aを透過しなければならないとともに、第1透明板50aに対して斜め上方から投影光が入射されるので、投影光が第1透明板50aにて反射され易いことから、これら投影光が第1透明板50aにて反射されることを、銀の薄膜を表面に形成することによって防ぐようにしている。

0102

尚、本実施例では、反射防止膜として銀薄膜を用いた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら銀薄膜以外の反射防止膜を使用しても良い。

0103

また、本実施例では、第1透明板50aと第2透明板50bとに平板を用いた形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、湾曲する湾曲板や、屈曲板等にて構成されていてもよい。

0104

また、本実施例では、上記したように、第1透明板50aを透明なガラス板にて構成し、第2透明板50bを半透明のアクリル樹脂板にて構成した形態を例示したが、第1透明板50aと第2透明板50bの少なくとも一方を、ガラス板またはアクリル樹脂板以外の透明素材、例えば、ポリカーボネート樹脂等にて構成されていてもよい。このように、第1透明板50aと第2透明板50bとは、異なる素材にて構成されていてもよいし、同一の素材にて構成されていてもよい。

0105

また、本実施例では、第2透明板50bを半透明のアクリル樹脂板にて構成することで、パチンコ遊技機1の前方側からの光の入射を防ぐ形態を例示したが、第2透明板50bを構成するガラス板や透明樹脂板遮光フィルムを貼着すること等により、少なくとも外部から入射する光の強度を低下させるための遮光層を設けることで、周囲の照明の光によって、スクリーンユニット300に投影された画像が視認しづらくなってしまうことを、より一層防ぐことができる。

0106

第1透明板50aは、略鉛直方向に沿って立設されており、開閉扉枠50が閉鎖位置にあるときに、遊技盤2の盤面板に対し前方に離れた位置において略平行をなし、該盤面板との間に遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されるようになっている。

0107

第2透明板50bは、第1透明板50aに対し前方に離れた位置において傾斜するように設けられる。詳しくは、第1透明板50aと第2透明板50bとの上端部間の離間寸法D1が、第1透明板50aと第2透明板50bとの下端部間の離間寸法D2よりも長寸となるように設けられている(D1>D2)。つまり、第2透明板50bは、下方から上方にかけて漸次、第1透明板50aとの距離が増大するように傾斜して設けられている。

0108

また、第1透明板50aと第2透明板50bとの間に形成される空間の側周面は閉鎖枠212により覆われており、第1透明板50aと第2透明板50bとの間に手指を挿入できないようになっている。また、閉鎖枠212における収容部211に対応する部分(上部)には投影口213が形成されており、該投影口213に投影部401(レンズ)が臨むように投影装置400が設けられている。つまり、本実施例における投影部401は、第1透明板50aと第2透明板50bとの間に設けられている(図5参照)。

0109

投影装置400は、投影部401を後斜め下向きにした状態で収容部211内に収容される。また、投影部401には、該投影部401からの投影光の拡散を防止する(投影範囲を決定する)ための拡散防止筒402が投影部401を囲むように設けられている。

0110

このように投影装置400は、第1透明板50aと第2透明板50bと閉鎖枠212とにより囲まれた空間と収容部211とを連通する投影口213に投影部401及び拡散防止筒402が臨むように収容部211に設けられることで、収容部211の後方に配設されるスクリーンユニット300に第1透明板50aを通して画像を投影可能となっている。詳しくは、投影部401から投影された投影光は、第1透明板50aの前方から該第1透明板50aを斜めに透過し、遊技盤2の開口2cを通過してスクリーンユニット300に到達するようになっている。つまり、投影装置400は、投影部401から投影される光が第2透明板50bを通過せずに第1透明板50aを通過する位置に設けられている。

0111

また、投影部401及び拡散防止筒402は、第1透明板50aと第2透明板50bと閉鎖枠212とにより囲まれた空間内に投影口213を介して臨むように設けられていることで、投影部401及び拡散防止筒402の前方が第2透明板50bにより被覆されるため、第1透明板50aと第2透明板50bと閉鎖枠212とにより囲まれた空間内に手指や異物を進入させることができないので、投影部401から投影された投影光が手指で遮られたり、投影部401(レンズなど)や第1透明板50aに触られて指紋がついたりすること等を回避できる。

0112

図3図5に示すように、開閉扉枠50の背面下部には、演出制御基板12が収納された演出制御基板ケース12Aが取付けられている。演出制御基板12には、配線230の一端が接続されている。この配線230は、遊技機用枠3の下部に形成された挿通口215を介して遊技機用枠3の背面側に延設され、該配線230の他端は、主基板11やスクリーン用モータ304A,304B等を含む各種基板及び演出用電子部品にそれぞれ接続されている。尚、演出制御基板ケース12Aは、開閉扉枠50に着脱可能に設けられている。つまり、演出制御基板12は、演出制御基板ケース12Aを介して開閉扉枠50に着脱可能に設けられている。尚、本実施例では、演出制御基板12を開閉扉枠50の背面下部に設けた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー体220の背面以外であれば、その他の部分に演出制御基板12を配置するようにしても良い。

0113

図6及び図7に示すように、スクリーンユニット300は、前方及び上方に向けて開口する略箱状に形成された第1スクリーン301と、第2スクリーン302及び第3スクリーン303と、第2スクリーン302及び第3スクリーン303をそれぞれ個別に移動させるためのスクリーン用モータ304A,304Bと、スクリーン用モータ304A,304Bの駆動力を第2スクリーン302、第3スクリーン303に伝達するための機構ユニット305とを有し、カバー体220に固設されている。

0114

第1スクリーン301は、左側板301A,右側板301B,下板301C,背板301Dにより前方及び上方に向けて開口する略箱状、つまり、立体状に形成されている。左側板301Aと右側板301Bとは、前方に向けて漸次離間寸法が大きくなるように平面視略ハの字状に配設されていることで、前方から視認できるようになっている。下板301Cは、前方に向けて下方に傾斜するように配設されていることで、前方から視認できるようになっている。背板301Dは、略鉛直方向に向けて遊技盤2と略平行をなすように配設されている。

0115

第2スクリーン302は、軟質の合成樹脂材からなるベース板302Aと、ベース板302Aの前面側に嵌合される化粧板302Bと、から構成されている。化粧板302Bは、正面視略長方形状をなす平板とされている。また、ベース板302Aの左右側には、機構ユニット305の内部に設けられた回動軸(図示略)に軸支されたアームが取付けられている。よって、第2スクリーン302は、スクリーン用モータ304Aの駆動により、第1スクリーン301の前方を覆うように配置される第2投影位置(図6(B)において実線で示す位置)と、第1スクリーン301の上方に退避する第2退避位置(図6(B)において2点鎖線で示す位置)と、の間で左右方向を向く回動軸心を中心として回動可能とされている。尚、第2投影位置においては、上方に向けて背面側に傾倒するように配置される。

0116

第3スクリーン303は、正面視略長方形状をなし、上下方向の略中央位置が前側に湾曲する湾曲板とされている。また、第3スクリーン303の左右側には、機構ユニット305の内部に設けられた回動軸(図示略)に軸支されたアームが取付けられている。よって、第3スクリーン303は、スクリーン用モータ304Bの駆動により、第1スクリーン301の前方を覆うように配置される第3投影位置(図8(B)において実線で示す位置)と、第1スクリーン301の背面側に退避する第3退避位置(図8(A)(C)において実線で示す位置)と、の間で左右方向を向く回動軸心を中心として回動可能とされている。

0117

このように、第1スクリーン301はカバー体220に固設されており、第2スクリーン302及び第3スクリーン303は第1スクリーン301に対し回動可能に設けられている。尚、本実施例では、第2スクリーン302と第3スクリーン303とは、第2投影位置及び第3投影位置それぞれに一緒に配置されることはなく、交互に配置されるようになっているが、双方が一緒に第2投影位置及び第3投影位置に配置される構成にしてもよい。

0118

つまり、投影装置400によって画像が投影される被投影部としてのスクリーンユニット300は、第2スクリーン302と第3スクリーン303とが第2投影位置と第3投影位置とに選択的に配置可能に設けられていることで、形状を変化可能である。具体的には、第2スクリーン302が第2投影位置に配置されて被投影部となる第1形状と、第3スクリーン303が第3投影位置に配置されて被投影部となる第2形状と、第2スクリーン302と第3スクリーン303とが第2投影位置と第3投影位置に退避し、第1スクリーン301が被投影部となる第3形状と、に変化可能である。

0119

尚、本実施例では、第2スクリーン302が第2投影位置に配置され第1形状となる状態がスクリーンユニット300の駆動初期状態とされており、主に第2スクリーン302にて演出図柄の変動表示が実行されており、例えば、演出制御用CPU120が予告演出スーパーリーチ演出等の演出の実行及び演出パターン等を決定した場合において、決定した演出パターンが第1スクリーン301や第3スクリーン303を用いる演出パターンであれば、第1スクリーン301または第3スクリーン303に画像が投影されることがある。

0120

図7において1点鎖線で示すように、投影装置400は、投影部401から投影された投影光が投影装置400の後斜め下方に配設された第1スクリーン301に到達するように設けられている。具体的には、投影部401から投影された投影光の投影範囲は、上限が背板301Dの上端よりやや上方、下限が下板301Cの前端よりやや下方、左限が左側板301Aの前端、右限が右側板301Bの前端となる範囲とされている。

0121

また、投影装置400は、投影部401から投影された投影光が、遊技盤2の前面である遊技盤面や、開口2cに嵌合され遊技盤面側から遊技領域10に向けて突設されたステージ飾り枠51や、演出表示装置5などにより遮られることがないように設けられている。

0122

このように構成された投影装置400とスクリーンユニット300にあっては、図8(A)に示すように、第2スクリーン302が第2投影位置にあるときは、第2スクリーン302の前面に、投影装置400から投影された画像(例えば、演出図柄の変動表示など)が投影される。

0123

また、図8(B)に示すように、第3スクリーン303が第3投影位置にあるときは、第3スクリーン303の前面に、投影装置400から投影された画像(例えば、演出画像など)が投影される。尚、画像は、第3スクリーン303の湾曲面に応じた画像が投影される。

0124

また、図8(C)に示すように、第2スクリーン302が第2退避位置、第3スクリーン303が第3退避位置にあるときは、第1スクリーン301の前面に、投影装置400から投影された画像(例えば、演出画像など)が投影される。尚、画像は、それぞれ異なる方向を向く左側板301A,右側板301B,下板301C,背板301Dに応じた画像が投影される。

0125

投影装置400の投影部401から被投影部としての第1スクリーン301、第2スクリーン302及び第3スクリーン303までの距離はそれぞれ異なっている。詳しくは、図8(A)に示すように、投影部401から第2投影位置に配置された第2スクリーン302の前後左右方向の略中央位置までの距離L1と、図8(B)に示すように、投影部401から第3投影位置に配置された第3スクリーン303の前後左右方向の略中央位置までの距離L2と、図8(C)に示すように、投影部401から第1スクリーン301において最も後方に配置された背板301Dの前後左右方向の略中央位置までの距離L3と、はそれぞれ異なっている。

0126

また、各距離L1,L2,L3の関係は、L3>L1>L2とされている。つまり、投影部401から第3投影位置にある第3スクリーン303までの距離L2が最も短く、投影部401から第1スクリーン301の背板301Dまでの距離L3が最も長くなっており、投影部401から第2投影位置にある第2スクリーン302までの距離L1は、距離L2と距離L3との間の長さとなっている(L3>L1>L2)。すなわち、投影装置400によって画像が表示される被投影部は、投影部401との距離が最も長い遠領域としての背板301Dと、投影部401との距離が最も短い近領域としての第3投影位置にある第3スクリーン303と、背板301Dと第3スクリーン303との間の中間領域としての第2投影位置にある第2スクリーン302と、を含む。

0127

このように、第1スクリーン301の背板301Dに画像を投影する場合と、第2スクリーン302に画像を投影する場合と、第3スクリーン303に画像を投影する場合と、で投影部401からの距離が異なるため、例えば、投影部401の焦点を該投影部401に最も近い第3スクリーン303に合わせると、最も後方にある背板301Dに投影する際における焦点のずれが大きくなる。また、投影部401の焦点を該投影部401から最も遠い背板301Dに合わせると、最も前方にある第3スクリーン303に投影する際の焦点のずれが大きくなり、画像がみづらくなってしまう。

0128

よって、本実施例では、背板301Dと第3スクリーン303との間の第2投影位置に配置される第2スクリーン302に予め焦点Fを合わせて調整していることで、第1スクリーン301の背板301Dに画像を投影する場合、第2スクリーン302に画像を投影する場合及び第3スクリーン303に画像を投影する場合における焦点のずれを小さく抑えることができるので、各スクリーンに投影される画像が見づらくなることを防ぐことができる。

0129

尚、本実施例では、第2投影位置は、後方の背板301Dと前方の第3スクリーン303との中間位置よりやや前方位置であるが、前述したように第2スクリーン302が第2投影位置に配置される状態がスクリーンユニット300の駆動初期状態とされ、演出図柄の変動表示画像等を投影する時間が長いため、図8(A)に示すように、焦点Fを第2投影位置に配置される第2スクリーン302に合わせているが、背板301Dと第3スクリーン303との間の中間領域に合わせれば良く、背板301Dと第3スクリーン303との中間位置あるいは該中間位置よりやや後方位置等に合わせてもよい。

0130

つまり、本実施例における背板301Dと第3スクリーン303との間の中間領域とは、背板301Dと第3スクリーン303との間の中間位置(具体的には、投影部401からの距離L1が(L2+L3)/2となる位置)のみならず、背板301Dと第3スクリーン303との間の領域全体を含む。よって、背板301Dと第3スクリーン303との間であれば、背板301Dと第3スクリーン303のいずれか一方に近接するように焦点Fを合わせても良いし、背板301Dと第3スクリーン303との間の中間位置に焦点Fを合わせても良い。特に、第3スクリーン303に投影される画像を背板301Dに投影される画像よりも鮮明に表示したい場合は、第3スクリーン303に近接する位置に焦点Fを合わせても良いし、背板301Dに投影される画像を第3スクリーン303に投影される画像よりも鮮明に表示したい場合は、背板301Dに近接するように焦点Fを合わせても良い。

0131

尚、本実施例では、焦点Fを第2投影位置に配置される第2スクリーン302に合わせる形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、背板301Dと第3スクリーン303との間の第2投影位置とは異なる位置に焦点Fを合わせるようにしても良い。

0132

次に、図7に示すように、スクリーンユニット300の周囲を覆うように配設されるステージ飾り枠51は、前述したように表面が光を反射し難い色に着色されているため、投影光がステージ飾り枠51にて遊技者側へ反射したり、第1スクリーン301、第2スクリーン302及び第3スクリーン303や第1透明板50a、第2透明板50bに映り込むこと等により、第1スクリーン301、第2スクリーン302及び第3スクリーン303に投影される画像の視認性が低下してしまうことを防ぐようになっている。

0133

また、ステージ飾り枠51には、遊技盤2の遊技盤面(前面)から前方に突出する突出壁部51aが全周に亘り突設されており、遊技領域10を流下する遊技球が開口2cに臨むように設けられたスクリーンユニット300への進入が阻止されるようになっている。詳しくは、図7(A)に示すように、突出壁部51aの前端部と第1透明板50aの背面との間の前後寸法W1は、遊技球(図7(A)に示す遊技球P)の直径Rよりも短寸に形成されている(W1<R)。よって、遊技球が突出壁部51aと第1透明板50aとの間からスクリーンユニット300側でもある開口2c側へ進入することが防止されるため、投影部401から投影される投影光が遊技球により遮られることを防止できる。

0134

また、本実施例では、スクリーンユニット300の前方斜め上方位置から画像が投影されるため、突出壁部51aが投影部401から投影される投影光を遮らないように設けられていることが好ましい。

0135

以上説明したように、本発明の実施例におけるパチンコ遊技機1にあっては、投影部401が第1透明板50aと第2透明板50bとの間に設けられていることで、投影装置400からスクリーンユニット300に向けて投影される投影光が第1透明板50aのみを通過するため、第2透明板50bによりスクリーンユニット300への画像の投影が阻害されることが防止されるとともに、投影装置400からの投影光が第2透明板50bにより屈折されることがなくなる。つまり、投影装置400は、投影部401からの投影光が第2透明板50bを通過せずに第1透明板50aを通過する位置に設けられていればよい。

0136

また、第1透明板50aと第2透明板50bとの上端部間の離間寸法D1が、第1透明板50aと第2透明板50bとの下端部間の離間寸法D2よりも長寸(D1>D2)となることにより、第1透明板50aと第2透明板50bとの上端部間に投影装置400の投影光が入射されるスペースを確保することができる。

0137

また、第1透明板50aを投影装置400の投影光の通過に適したガラス板により構成したり、第2透明板50bをガラス板よりも強度が向上したアクリル樹脂板により構成する等、第1透明板50aと第2透明板50bとを異なる材質により構成することで、各々の透明板を透明板の使用用途に適した構成とすることができる。

0138

また、第1透明板50aと第2透明板50bとを厚みが異なるようにすることで、各々の透明板に適した厚みにすることができる。例えば、第2透明板50bの強度を向上させるために第1透明板50aよりも厚く形成したり、第1透明板50aの投影光の透過率を向上させるために薄く形成したりすることができる。

0139

また、第1透明板50aの表面に光の反射を低減させるための低反射層として銀の薄膜層を形成することにより、投影装置400からの投影光が第1透明板50aで反射し難くなり、スクリーンユニット300や遊技領域10、演出表示装置5の視認性を向上させることができる。尚、銀の薄膜層は、遊技球との接触により剥離することがないように第1透明板50aの表面に形成されているが、前方が第2透明板50bにより覆われていることで、遊技者が薄膜層に触れて指紋等が付着して遊技領域10の視認性が損なわれることがない。

0140

また、主基板11、演出制御基板12や払出制御基板91が、スクリーンユニット300の前方領域を除く位置であって、該スクリーンユニット300の後方端よりも前方となる位置(例えば、図5参照)に配置されることで、スクリーンユニット300の後方領域には主基板11、演出制御基板12や払出制御基板91が配置されることがないので、投影装置400とスクリーンユニット300との距離を長くしつつ、遊技島にて特別な設置工事等を行うこと無く該遊技島にパチンコ遊技機1を設置することができるとともに、遊技島において、島設備や該遊技島の対向面側に設けられた他のパチンコ遊技機により本パチンコ遊技機1の後方突出距離が制限されてしまうことを回避することができる。

0141

尚、スクリーンユニット300の前方領域を除く位置であって、該スクリーンユニット300の後方端よりも前方となる位置とは、スクリーンユニット300の前方領域及び後方領域を除く位置、つまり、パチンコ遊技機1において投影部401からの投影光を遮らない位置であればよい。

0142

また、主基板11は、スクリーンユニット300を収納する箱状のカバー体220の外周面下部に設けられていることで、スクリーンユニット300の後方領域に主基板11が配置されることがないので、投影装置400とスクリーンユニット300との距離を長くすることができる。

0143

また、演出制御基板12は、パチンコ遊技機1の前面に開閉可能に設けられた開閉扉枠50の背面下部に着脱可能に設けられているので、演出制御基板12を開閉扉枠50から取り外すことにより該演出制御基板12のメンテナンスを簡便に行うことができる。

0144

また、パチンコ遊技機1の前面上部位置において該パチンコ遊技機1の前方側に突出するように形成された上突出部210A内に、投影装置400とスピーカ8L,8Rとが配置されることで、遊技場の照明光等によって、スクリーンユニット300に投影された画像が視認しづらくなってしまうことを防ぐことができる。更に、上突出部210Aを用いて投影装置400を配置するスペースを確保できるとともに、遊技者に近い位置にて音を出力することができる。

0145

また、開閉扉枠50における投影装置400とスティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bとの間が正面視細長帯状の機械的な強度が弱い側方突出部210Bとなっていることで、スティックコントローラ31Aやプッシュボタン31Bが操作されることにより発生する振動が、側方突出部210Bにより吸収されて投影装置400に伝達されることを抑制し、投影装置400が投影する画像の振れを抑えることができる。

0146

また、パチンコ遊技機1の前面上部位置に、該パチンコ遊技機1の前方側に突出するように形成された上突出部210A内に投影装置400が設けられることで、遊技場の照明光によって、上突出部210Aの下方に配設されたスクリーンユニット300に投影された画像が視認しづらくなってしまうことを防ぐことができるとともに、投影装置400とスクリーンユニット300との距離を長くとることができ、投影される画像のゆがみを抑えることができる。

0147

また、パチンコ遊技機1の前面における左右両側部位置に、パチンコ遊技機1の前方側に突出するように側方突出部210Bを形成することで、隣接するパチンコ遊技機1から入射する光によって、スクリーンユニット300に投影された画像が視認しづらくなってしまうことを防ぐことができる。

0148

また、パチンコ遊技機1は、音を出力可能なスピーカ8L,8Rを備え、スピーカ8L,8Rが上突出部210Aに設けられていることで、遊技者に近い位置にて音を出力することができる。

0149

また、投影装置400における投影部401の焦点Fを、投影部401に最も近い第3スクリーン303と投影部401から最も遠い背板301Dとの間の第2スクリーン302が配置される第2投影位置に合わせたことで、第1スクリーン301や第3スクリーン303に投影光が投影される場合、焦点のずれによって、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる。

0150

以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。

0151

例えば、前記実施例では、スクリーンユニット300が複数のスクリーンを有し、第2スクリーン302や第3スクリーン303を動作させることで形状を変化可能に構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つのスクリーンにて構成されていてもよいし、4つ以上のスクリーンにて構成されていてもよい。また、複数のスクリーンを動作させることでスクリーンユニット300の形状を変化可能とされていたが、一のスクリーンが変形することで形状を変化可能に構成されていてもよい。

0152

また、前記実施例では、第1透明板50aに対し、第2透明板50bを下方から上方にかけて漸次、第1透明板50aとの距離が増大するように傾斜して設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1透明板50aと第2透明板50bとの間隔が、投影光が入射される側が広ければ、第2透明板50b全体を第1透明板50aに対し傾斜させなくても良い。例えば、図9に示す変形例1のように、第2透明板50bとして、下部501が第1透明板50aに対し略平行に立設され、上部502が第1透明板50aに対し傾斜する屈曲板を適用しても良い。つまり、第2透明板50bの少なくとも一部を第1透明板50aに対し傾斜させることで、第1透明板50aと第2透明板50bとの間隔は投影光が入射される側が広くなるようにしてもよい。また、第1透明板50aと第2透明板50bとを略平行に設けてもよい。

0153

また、図9に示すように、第2透明板50bの上部502を、投影部401からの投影光を遮らないように該投影光の経路の近傍に該経路に沿って傾斜させることで、第1透明板50aに対し第2透明板50bを傾斜させる部分、つまり、上部502の上下寸法を極力短くすることができるため、第1透明板50aに対し第2透明板50bが傾斜することで光が屈折してスクリーンユニット300や遊技領域10の視認性が損なわれることを防止できるとともに、第2透明板50bの下部501を極力第1透明板50aに近づけて後方に配置することができるので、第2透明板50b全体が遊技者側に配置されて圧迫感を与えてしまうことがない。

0154

また、前記実施例では、投影装置400の投影部401を第1透明板50aと第2透明板50bとの間に設けることで、これら第1透明板50aと第2透明板50bとの間に投影部401から投影光を出力する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、投影光が、第1透明板50aと第2透明板50bとの間に投影されて、第2透明板50bを通過せずに第1透明板50aを通過する位置であれば、投影部401は第1透明板50aと第2透明板50bとの間に設けられていなくても良い。つまり、投影光が、第1透明板50aと第2透明板50bとの間に投影されるものであれば、投影部401が第1透明板50aと第2透明板50bとの間に設けられていなくても良い。

0155

また、前記実施例では、第1透明板50aと第2透明板50bとは、第1透明板50aと第2透明板50bとの上端部間の離間寸法D1が第1透明板50aと第2透明板50bとの下端部間の離間寸法D2よりも長寸(D1>D2)となるように設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、離間寸法D1が離間寸法D2よりも短寸(D1<D2)となるように設け、第1透明板50aと第2透明板50bとの下端部間に投影部401を設けて下方から投影するようにしても良い。また、第1透明板50aと第2透明板50bとの上端部間及び下端部間双方の離間寸法を中央部の離間寸法よりも長寸とし、上方及び下方から投影するようにしても良い。

0156

また、前記実施例では、上部に上突出部210Aが設けられた開閉扉枠50を、左側辺を中心として回動可能に遊技機用枠3に対して設けることで、左側辺を中心として開閉扉枠50を回動させることで遊技機用枠3の前面を開閉する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上部に上突出部210Aが設けられた開閉扉枠50を、上辺または下辺を中心として回動可能に遊技機用枠3に対して設け、該開閉扉枠50を、左右方向を向く回動軸を中心として上方または下方に回動させることで遊技機用枠3の前面を開閉するようにしても良く、このようにすることで、遊技機用枠3を開閉する際に上突出部210Aが隣接する他のパチンコ遊技機1等に当接して邪魔になることを防ぐことができる。

0157

また、前記実施例では、パチンコ遊技機1の上部に設けられた上突出部210A内に投影装置400を収容することで、スクリーンユニット300に対してパチンコ遊技機1の上部から投影光を入射させる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ遊技機1の左右側部に設けられた側方突出部210Bや、パチンコ遊技機1の下部に設けられた下突出部210C内に投影装置400を収容することで、スクリーンユニット300に対してパチンコ遊技機1の左右側部や下部から投影光を入射させるようにしても良い。

0158

また、前記実施例では、第1透明板50aの表面に銀の薄膜を形成することによって、光の反射を抑える形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2透明板50bの表面に銀の薄膜を形成することによって、遊技場等において隣接する他のパチンコ遊技機や遊技場の照明等からの光が第2透明板50bで反射することを低減させるようにしても良い。

0159

また、前記実施例では、制御基板の一例として、遊技の制御を行う主基板11、演出の制御を行う演出制御基板12及び賞球の制御を行う払出制御基板91等を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技に関連する制御を行う制御基板であれば、上記以外の制御基板を含む。

0160

また、前記実施例では、演出制御基板12を開閉扉枠50に対して着脱可能な演出制御基板ケース12Aに収納することで、演出制御基板12を開閉扉枠50に対して着脱可能とする形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、開閉扉枠50に対して演出制御基板ケース12Aを移動可能に取付けることで、演出制御基板12を開閉扉枠50に対して移動可能に設けても良く、このようにすることで、演出制御基板12を作業しやすい位置まで移動させることが可能となるので、メンテナンスを簡便に行うことができる。また、主基板11や払出制御基板91等を着脱可能または移動可能に設けてもよい。

0161

また、前記実施例では、主基板11や払出制御基板91を開閉扉枠50の背面におけるスクリーンユニット300の下方位置に設け、演出制御基板12をスクリーンユニット300の前下方に設けた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクリーンユニット300の前方領域を除く位置であって、スクリーンユニット300の後方端よりも前方となる位置であれば、主基板11、払出制御基板91や演出制御基板12を上記以外の場所に設けても良い。このようにすることで、主基板ケース11A、払出制御基板ケース91Aや演出制御基板ケース12Aの前後寸法分、スクリーンユニット300をパチンコ遊技機1の後方に配置できるようにし、投影装置400とスクリーンユニット300との距離を極力長くすることができる。また、これら制御基板ケースは、遊技機用枠3や開閉扉枠50の背面等に係止部やネジ等を介して取付けるだけでなく、フック等を介して吊支することにより設けてもよい。

0162

また、主基板11、払出制御基板91や演出制御基板12を、パチンコ遊技機1の前方側に突出するように該パチンコ遊技機1の前面上部位置に形成された上突出部210Aに設けても良く、このように上突出部210Aを備えることで、周囲の照明の光によって、スクリーンユニット300に投影された画像が視認しづらくなってしまうことを防ぐことができ、かつ上突出部210Aを用いて主基板11、払出制御基板91や演出制御基板12を配置するスペースを確保できる。

0163

また、前記実施例では、遊技機用枠3の背面下部に主基板11、払出制御基板91及び電源基板92を設け、開閉扉枠50の背面下部に演出制御基板12を設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら主基板11、演出制御基板12、払出制御基板91及び電源基板92のうち、遊技に関連する制御を行う制御基板としての主基板11、演出制御基板12及び払出制御基板91に関しては、パチンコ遊技機1の前方から不正されにくい遊技機用枠3の背面下部に設けることが好ましいが、主基板11、演出制御基板12、払出制御基板91及び電源基板92全てを開閉扉枠50の背面下部、または遊技機用枠3の背面等に設けても良い。

0164

また、前記実施例では、開閉扉枠50の背面下部に演出制御基板12を設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出制御基板12は、パチンコ遊技機1を設置する遊技島等、パチンコ遊技機1以外に設けるようにしても良い。尚、演出制御基板12に替えて、或いは加えて遊技に関連する制御を行う制御基板としての主基板11、演出制御基板12や払出制御基板91を遊技島に設けるようにしても良い。

0165

また、前記実施例では、上突出部210Aにスピーカ8L,8Rを収容する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スピーカ8L,8Rは側方突出部210Bや下突出部210Cに収容しても良い。

0166

また、前記実施例では、上突出部210Aにスピーカ8L,8Rを収容する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上突出部210A内において、該上突出部210Aとスピーカ8L,8Rとの間に防振手段としてのバネゴム等の弾性部材を介在させることで、スピーカ8L,8Rの音出力により生じる振動が投影装置400に伝達されてしまうことを防止し、スクリーンユニット300に表示される画像が不鮮明になってしまうことを防ぐようにしても良い。

0167

また、前記実施例では、上突出部210A内の収容部211に投影装置400を収容する形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、収容部211と上突出部210Aの外方とに連通する開口を上突出部210Aに形成することで、投影装置400の駆動により生じる熱を収容部211内から排出して投影装置400の過熱を防ぐようにしても良い。尚、開口は上突出部210Aの上面、下面、側面のいずれに形成されていても良いが、収容部211内から排出される熱が効率よく排出されるように上突出部210Aの上面に開口を形成することが望ましい。また、上突出部210Aの下面に開口を形成する場合は、例えば、悪戯によって液体などが上突出部210Aに投入されても、該液体を上突出部210Aの外に容易に流出させることができる。

0168

また、前記実施例では、投影部401の焦点が予め第2投影位置に設定されている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、収容部211に対し投影装置400を前後・上下方向に移動可能な移動手段を設け、投影光を投影するスクリーンに応じて投影装置400を移動させ、投影部401から各スクリーンまでの距離を調整することで、いずれのスクリーンにおいても焦点のずれがほぼ無い状態で画像を表示することが可能となる。

0169

また、投影装置400を移動させることで各スクリーンまでの距離を調整できるようにしなくても、投影部401のオートフォーカス機能により、焦点を各スクリーン各々に応じた位置に調整するようにしても良い。

0170

また、前記実施例では、スクリーンユニット300が複数のスクリーンを有し、第2スクリーン302や第3スクリーン303を回動させることで形状を変化可能に構成されているものにおいて、焦点Fを第3スクリーン303と第1スクリーン301の背板301Dとの間である第2スクリーン302に合わせているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、被投影部としての左側板301A,右側板301B,下板301Cのように、前後方向に奥行きを有することで前部と後部とで投影部401からの距離が異なる第1スクリーン301に画像を投影する場合において、左側板301A,右側板301B,下板301Cの後部と前部との間の中間領域に焦点Fを合わせるようにすることが好ましい。

0171

また、前記実施例では、例えば、図8に示すように、投影部401から第1スクリーン301に投影される画像と、投影部401から第2スクリーン302に投影される画像と、投影部401から第3スクリーン303に投影される画像と、が異なる形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、投影部401から形状が各々異なる第1スクリーン301、第2スクリーン302、第3スクリーン303に投影される画像のうち少なくとも2の画像を共通の画像としても良い。例えば、図10(B)、図10(C)に示す変形例2に示すように、第1スクリーン301に投影する場合と第2スクリーン302に画像を投影する場合とで共通の画像を投影するようにしても良く、このようにすることで、形状の変化で投影画像が遊技者に認識されることによる興趣の低下を防ぐことができる。

0172

具体的には、例えば、予告演出やスーパーリーチ演出等において、演出制御用CPU120が、図10(A)に示す画像と、図10(A)に示す画像よりも大当り期待度が高い図10(B)(C)に示す画像とを含む複数の画像のうちからいずれかを表示するとともに、スクリーンの切替えに応じて投影する画像を切替えることがあるものにおいて、第2スクリーン302に図10(B)に示す画像を投影している状態で、第2スクリーン302が第2退避位置へ移動してスクリーンユニット300の形状が変化する場合、該形状の変化によって、遊技者は画像が表示される前に図10(A)に示す期待度が高い画像へ切替わることを予測できてしまうが、上記のように第1スクリーン301に投影する場合と第2スクリーン302に画像を投影する場合とで共通の画像を投影することがあるようにすることで、少なくとも画像が表示されるまでは図10(B)(C)に示す期待度が高い画像が表示されるか分からなくなるので、興趣の低下を防ぐことができる。

0173

尚、第1スクリーン301に投影する場合と第3スクリーン303に画像を投影する場合とで共通の画像を投影するようにしても良いし、第2スクリーン302に投影する場合と第3スクリーン303に画像を投影する場合とで共通の画像を投影するようにしても良い。また、共通の画像とは、内容が同じまたは近似する画像であれば良く、スクリーンの形状の違いにより見え方が異なっても良い。

0174

また、演出制御用CPU120は、投影部401から第1スクリーン301〜第3スクリーン303のうちいずれのスクリーンに画像を投影するか、つまり、スクリーンユニット300の形状に応じて投影部401から投影する投影光の発光強度(投影光の輝度)を異ならせても良い。例えば、図10(A)〜図10(C)に示すように、投影部401から第2スクリーン302に画像を投影する場合の投影光の発光強度を基準発光強度(発光強度:中)とし、投影部401から第3スクリーン303に画像を投影する場合の発光強度を、投影部401から第2スクリーン302に画像を投影する場合の発光強度よりも弱くなるように投影装置400を制御し(発光強度:弱)、投影部401から第1スクリーン301に画像を投影する場合の発光強度を、投影部401から第2スクリーン302に画像を投影する場合の発光強度よりも強くなるように投影装置400を制御しても良い(発光強度:強)。

0175

つまり、第2スクリーン302よりも投影部401に近い第3投影位置に配置される第3スクリーン303に画像を投影する場合、第2スクリーン302に画像を投影する場合よりも投影光をやや暗くなるように調整し、第2スクリーン302よりも投影部401から遠い第1スクリーン301に画像を投影する場合は、第2スクリーン302に画像を投影する場合よりも投影光をやや明るくなるように調整する。このようにすることで、遠近によって明るさが違うことにより画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる。また、演出制御用CPU120は、スクリーンユニット300の形状に応じて異なる明るさにて画像を投影することで、形状が変化しても、画像が見づらくなってしまうことを防ぐことができる。

0176

また、前記実施例では、スクリーンユニット300(被投影部)の周囲に位置する部材としてのステージ飾り枠51を、スクリーンユニット300(被投影部)の周囲に位置しない部材(例えば、遊技領域10外に配設されている部材など)よりも、光を反射し難い色、材質、表面状態の少なくともいずれかとしている形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スクリーンユニット300(被投影部)の周囲に位置する部材として、障害釘、風車、入賞装置等をスクリーンユニット300(被投影部)の周囲に位置しない部材よりも、光を反射し難い色、材質、表面状態の少なくともいずれかとしても良い。また、パチンコ遊技機1全体(例えば、遊技盤2や上突出部210A、側方突出部210B、下突出部210C、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31B等を含む開閉扉枠50等)を、光を反射し難い色、材質、表面状態の少なくともいずれかとしても良い。

0177

また、前記実施例では実施していないが、パチンコ遊技機1にエラー報知制御手段を備えるようにして、該エラー報知制御手段により、パチンコ遊技機1における異常の発生を報知するようにしても良く、この場合にあっては、本体を開閉可能に覆う開閉扉枠50(開閉扉)の開放異常を投影装置400(投影手段)によりスクリーンユニット300(被投影部)に大きく投影して報知しようとしても、前記実施例では開閉扉枠50(開閉扉)に投影装置400(投影手段)が設けられているため、異常を報知する画像をスクリーンユニット300(被投影部)に投影できなくなってしま可能性が高いので、少なくとも開閉扉枠50(開閉扉)が開放されている期間においては、スクリーンユニット300(被投影部)とは個別に設けられ、画像を表示可能な表示手段である演出表示装置5に、エラー報知画像を表示して異常の発生を報知するようにすれば良い。

0178

また、前記実施例では、遊技球(遊技媒体)が通過する通過経路は、該通過経路を通過する遊技球がスクリーンユニット300(被投影部)に投影される投影光を遮らない位置に設けられていることで、通過経路を通過する遊技球によって投影光が遮られて画像が分かりづらくなってしまうことを防止できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、通過経路を通過する遊技球が、投影光の一部を遮るように通過経路を形成するようにしても良い。

0179

また、前記実施例では、特に詳細な説明はしていないが、投影装置400(投影手段)の制御を行う投影制御手段である演出制御用CPU120は、本体を開閉可能に覆う開閉扉枠50(開閉扉)の開放に関係なく投影装置400(投影手段)の制御を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、投影制御手段である演出制御用CPU120は、少なくとも開閉扉枠50(開閉扉)が開放されている期間においては、閉鎖されている期間と比較して投影装置400から投影される投影光の明るさを低減させる制御、または、投影装置400による投影を停止する制御を行うようにしても良い。

0180

また、前記実施例では実施していないが、スクリーンユニット300の形状が変化する(投影対象のスクリーンが切り替わる)ときにおいて、投影を中止することにより、スクリーンユニット300に投影可能な特定画像である保留記憶表示や演出図柄の変動表示については投影せずに、演出表示装置5に表示したり、形状が変化しない非変化部に投影表示することで、スクリーンユニット300の形状が変化することによって、特定画像が誤認されることを防ぐようにしても良いし、特定画像である保留記憶表示や演出図柄の変動表示を、スクリーンユニット300の形状の変化に合わせて表示するようにしても良い。

0181

また、前記実施例では実施していないが、屈曲部を有する第1スクリーン301(被投影部)に保留記憶表示等の特定画像を投影表示する場合にあっては、屈曲部を跨がらないように投影表示するようにしても良い。

0182

また、前記実施例では実施していないが、複数の被投影部である第1スクリーン301と第2スクリーン302とを備えるスクリーンユニット300において、画像が投影されるスクリーンが第2スクリーン302から第1スクリーン301に切り替わる前に、切り替わることを予告する演出を実行可能な演出実行手段を備えるようにしても良い。

0183

また、前記実施例では実施していないが、投影装置400の暖機運転を実行するようにしても良い。尚、投影装置400の暖機運転を実行する場合、第1形状(第2スクリーン302が投影対象となる形状)と該第1形状とは異なる第2形状(第1スクリーン301が投影対象となる形状)とに変化可能なスクリーンユニット300(被投影部)の形状は、投影装置400の暖機運転が完了した後に変化するようにしても良いし、投影装置400の暖機運転が完了する前に変化するようにしても良い。

0184

また、前記実施例では実施していないが、電力供給の開始に際して、演出にて使用される演出装置としての演出用可動物(図示略)と投影装置400とを異なるタイミングにて起動させる起動制御を行う起動制御手段として演出制御用CPU120を機能させるようにしても良い。

0185

また、前記実施例では、特に詳細な説明はしていないが、投影装置400の暖機運転を起動時において実行し、その後は、投影装置400を継続して稼働状態とするようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら投影装置400を、例えば、遊技者にとって有利な有利状態となる期待度が第1演出よりも高い第2演出を実行する場合において稼働状態として、スクリーンユニット300に第2演出に関する画像を投影装置400が投影するようにしても良く、この場合にあっては、第2演出が実行される前に該第2演出が実行されるか否かを判定する判定手段を備えるようにして、該判定手段によって第2演出が少なくとも実行されることが判定された場合に、第2演出に係わる作動条件が成立、つまり、第2演出に関する画像を投影するタイミングとなる前に、事前に暖機運転を開始するようにすれば良い。

0186

また、前記実施例では、投影装置400を上突出部210Aに不動に固定して設けた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、投影装置400を、例えば、第1スクリーン301(第1被投影部)に画像を投影可能な第1状態と、第2スクリーン302(第2被投影部)に画像を投影可能な第2状態に可動させる可動手段にて可動可能に上突出部210Aに設けるようにしても良く、この場合にあって投影装置400は、少なくとも可動手段によって可動される期間においては、投影光の明るさを低減させて遊技に関する画像を投影する、または、遊技に関する画像を投影しないようにすれば良い。

0187

また、前記実施例では、スクリーンユニット300(被投影部)に投影される投影画像と、演出表示装置5に表示される表示画像とが、互いに作用し合うような連携演出を行わない形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、投影装置400(投影手段)が投影する投影画像と演出表示装置5(表示手段)が表示する表示画像とにより連携演出を実行する連携演出実行手段を備えるようにしても良く、この場合にあっては、スクリーンユニット300(被投影部)の近傍に配置される演出表示装置5の表示制御と、投影装置400の投影制御を行う制御手段である演出制御用CPU120は、連携演出が実行されるときには、投影装置400(投影手段)により投影される投影画像の明るさと、演出表示装置5(表示手段)により表示される表示画像の明るさとを合わせる制御を行うようにすれば良い。

0188

また、前記実施例では、投影装置400(投影手段)を、本体を開閉可能に覆う開閉扉枠50(開閉扉)に前方側に突出するように庇状に形成された上突出部210Aに設け、開閉扉枠50(開閉扉)の開閉に応じて投影装置400(投影手段)の投影方向が変化する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら投影装置400(投影手段)を、開閉扉枠50(開閉扉)を閉鎖した状態及び開放した状態のいずれの状態であっても、スクリーンユニット300(被投影部)に画像を投影可能な位置に設けるようにしても良い。

0189

また、前記実施例では実施していないが、第1スクリーン301(第1被投影部)と該第1スクリーン301に当接可能な第2スクリーン302(第2被投影部)とを含むスクリーンユニット300(被投影部)において、第1スクリーン301(第1被投影部)と第2スクリーン302(第2被投影部)とが当接する第2スクリーンの外周部に緩衝部となる緩衝部材を設けるようにしても良い。尚、緩衝部は、弾性材から成る緩衝部材ではなく、外周部の形状を切欠状またはカーブ状として形成するようにしても良い。

0190

また、前記実施例では、スーパーリーチ演出や予告演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、変動表示が実行されていない大当り中において、該大当り遊技が確変大当りの大当り遊技であるか通常大当り(非確変大当り)の大当り遊技であるかが不明である場合に、確変大当りの大当り遊技であることを報知する確変昇格演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影するようにしても良いし、例えば、5ラウンド大当りであるか16ラウンドの大当りであるかが不明である場合に、16ラウンドであることを報知するラウンド昇格演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影するようにしても良い。更には、大当りに当選する確率が高い高確率状態であるのか、大当りに当選する確率が低い通常状態(低確率状態)であるのかが判別不能である潜伏状態である場合に、高確率状態であるか通常状態(低確率状態)であるのを示唆する演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影するようにしても良い。

0191

また、前記実施例では、スーパーリーチ演出や予告演出等の遊技中の演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影する形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、パチンコ遊技機1の演出や特徴等を紹介するデモ演出等、パチンコ遊技機1において遊技が行われていない状態(非遊技中)で実行される演出としてスクリーンユニット300に対して画像を投影するようにしても良い。

0192

また、前記実施例では、投影装置400から投影される画像を表示するためのスクリーンユニット300と演出画像を表示するための演出表示装置5をパチンコ遊技機1に設ける形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチンコ遊技機1には演出表示装置5を設けないようにしても良い。尚、パチンコ遊技機1に演出表示装置5を設けない場合は、演出図柄の変動表示や各種演出画像を投影装置400からの投影によってスクリーンユニット300に表示すれば良い。

0193

また、前記実施例では、スクリーンユニット300と演出表示装置5との両方で演出図柄の変動表示を実行可能な形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出図柄の変動表示はスクリーンユニット300と演出表示装置5のいずれか一方のみで実行するようにしても良い。

0194

また、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機1を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、予め定められた球数の遊技球が遊技機内部に循環可能に内封され、遊技者による貸出要求に応じて貸し出された貸出球や、入賞に応じて付与された賞球数加算される一方、遊技に使用された遊技球数が減算されて記憶される、所謂、封入式遊技機にも本発明を適用可能である。尚、これら封入式遊技機においては遊技球ではなく得点ポイントが遊技者に付与されるので、これら付与される得点やポイントが遊技価値に該当する。

0195

また、前記実施例では、遊技球を打球発射装置により遊技領域よりも下方から打ち出す形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記打球発射装置をパチンコ遊技機1における遊技領域の上方位置に設けることによって、遊技球を遊技領域の上方位置から打ち出すようにしても良い。

0196

また、前記実施例では、始動入賞口を、第1始動入賞口と第2始動入賞口の2つとした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、始動入賞口を1つのみとしても良いし、始動入賞口を3以上としても良い。

0197

また、前記実施例では、特別図柄を、第1特図と第2特図の2つとした形態を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、特別図柄を1つのみとしても良いし、特別図柄を3以上としても良い。

0198

また、前記実施例では、第1特別図柄表示器4Aと第2特別図柄表示器4Bはそれぞれ表示結果となる最終停止図柄を含む複数種類の特別図柄を変動表示した後に、最終停止図柄を停止表示するようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示結果となる最終停止図柄を含めずに複数種類の特別図柄を変動表示した後に、最終停止図柄を停止表示するものであっても良い。つまり、表示結果となる最終停止図柄は、変動表示に用いられる特別図柄と異なる図柄であっても良い。

0199

前記遊技者にとって有利な状態とは、遊技者が多くの遊技媒体を獲得できる遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り等)や、獲得できる遊技媒体の期待値が異なる複数種類の特定遊技状態(ラウンド数が異なる大当り等)や、通常遊技状態よりも賞球払出の条件が成立しやすくなる高ベース状態(時短状態)や、前記特定遊技状態となる確率が高い高確率遊技状態(高確率状態)や高確低ベース状態(潜伏確変状態)、特別リーチ状態(例えば、スーパーリーチ等)、変動パターンが大当り変動パターンに基づく変動パターンである状態等が含まれる。

0200

また、前記実施例では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機が適用されていたが、例えば遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な演出表示装置やリールに変動表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該演出表示装置に導出された変動表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンにも適用可能である。尚、本発明をスロットマシンに適用する場合の遊技領域としては、スロットマシンの前面を閉鎖する遊技機用枠に設けられた透明板の後方に配置されるスクリーンユニットを含む。

実施例

0201

また、前記実施例では、スクリーンユニット300の後方領域には、いずれの基板も配置しない形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、投影装置400とスクリーンユニット300との距離を十分に確保できる場合にあっては、スクリーンユニット300の後方領域に、基板を配置するようにしても良い。

0202

1パチンコ遊技機
2遊技盤
11主基板
12演出制御基板
50開閉扉枠
50a 第1透明板
50b 第2透明板
210A 上突出部
210B側方突出部
210C 下突出部
300スクリーンユニット
301 第1スクリーン
302 第2スクリーン
303 第3スクリーン
400投影装置
401投影部

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