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技術 食品生地搬出装置

出願人 株式会社飯田製作所
発明者 飯田一
出願日 2015年2月5日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2015-021252
公開日 2016年8月8日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2016-140340
状態 特許登録済
技術分野 生地の製造装置または加工装置
主要キーワード 串刺し団子 押出しロール 清掃手順 団子生地 仕上げロール 搬出対象 ポッパー 入力回転軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年8月8日)のものです。
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図面 (8)

課題

大きな設置スペースを必要とせずに高品質食品生地を上方に搬送搬出可能な食品生地搬出装置を提供する。

解決手段

搬出対象生地投入する搬出対象生地投入ホッパー31と、搬出対象生地投入ホッパー31に投入された搬出対象生地を第1のスクリュー33の回転により水平方向に搬送する水平搬送路32と、上部に搬出対象生地を排出する排出口43を有するとともに、下部に水平搬送路32により搬送された搬出対象生地を搬入する搬入口44を有し、水平搬送路32の出口から排出された搬出対象生地を搬入口44から搬入して第2のスクリュー42の回転により排出口43まで斜め上方に搬送する斜め搬送路41と、を具備し、搬出対象生地投入ホッパー31に投入された搬出対象生地を排出口43から食品成形装置50の生地投入ホッパー51に搬出する。

概要

背景

従来、上部に生地投入ポッパーが配設された食品形成装置としては、特許文献1に記載された団子製造機が知られている。

この団子製造機は、上部に設けられたホッパー1に団子生地を投入し、このホッパー1から押出しロール2によって押し出される団子生地をホッパー1の下方にう設けられた成形ロール18、19、丸目仕上げロール44で成形し、その後、串刺し機構により成形された団子を串刺して排出するように構成されている。

しかし、このような団子製造機は、ホッパー1の位置が、1700mm程度の高所に設けられており、また、ホッパー1に一度に投入できる生地の最大重量は10kg程度に設定されているので、この団子製造機を高速駆動すると、頻繁に、高所のホッパー1に団子生地を投入する必要があった。

たとえば、この団子製造機の団子製造能力を1分間に120本とすると、2分に一回のペースで5kg単位の団子生地を高所のホッパー1に投入する必要があり、この団子生地の投入作業は非常に労力を要するという問題があった。

また、ベルトコンベアを用いて団子生地を搬送して高所のホッパー1に投入する構成も考えられるが、このような構成の場合、団子生地を高所のホッパー1まで確実に搬送するためにはベルトコンベアの斜度を大きく取れないので、このベルトコンベア配設のために大きな設置スペースが必要となり、また、団子生地が外気中に露出するため、異物混入の虞があり、また、団子生地の搬送途中で団子生地が乾燥して製造された団子の品質が悪化するという問題もあった。

概要

大きな設置スペースを必要とせずに高品質の食品生地を上方に搬送搬出可能な食品生地搬出装置を提供する。搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパー31と、搬出対象生地投入ホッパー31に投入された搬出対象生地を第1のスクリュー33の回転により水平方向に搬送する水平搬送路32と、上部に搬出対象生地を排出する排出口43を有するとともに、下部に水平搬送路32により搬送された搬出対象生地を搬入する搬入口44を有し、水平搬送路32の出口から排出された搬出対象生地を搬入口44から搬入して第2のスクリュー42の回転により排出口43まで斜め上方に搬送する斜め搬送路41と、を具備し、搬出対象生地投入ホッパー31に投入された搬出対象生地を排出口43から食品成形装置50の生地投入ホッパー51に搬出する。

目的

本発明は、大きな設置スペースを必要とせずに高品質の食品生地を上方に搬送搬出可能な食品生地搬出装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

食品成形に用いる食品生地食品成形装置生地投入ホッパー搬出する食品生地搬出装置であって、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパーと、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を第1のスクリューの回転により水平方向に搬送する水平搬送手段と、上部に前記搬出対象生地を前記生地投入ホッパーに排出する排出口を有するとともに、下部に前記水平搬送手段により搬送された前記搬出対象生地を搬入する搬入口を有し、前記水平搬送手段の出口から排出された前記搬出対象生地を前記搬入口から搬入して第2のスクリューの回転により前記排出口まで斜め上方に搬送する斜め搬送手段と、を具備し、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を前記排出口から前記食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出することを特徴とする食品生地搬出装置。

請求項2

前記第1のスクリューは、水平方向に対向配設された一対のスクリューからなり、前記水平方向搬送手段は、一端に前記一対のスクリューを回転駆動するための第1の駆動手段を有し、前記第2のスクリューは、前記搬入口から前記排出口に至る一本のスクリューからなり、前記斜め搬送手段は、一端に前記一本のスクリューを回転駆動するための第2の駆動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の食品生地搬出装置。

請求項3

前記斜め搬送手段は、前記搬入口から前記排出口に至る円筒形搬送路を有し、前記円筒形の搬送路は、複数の円筒形の単位搬送路に分割可能に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の食品生地搬出装置。

請求項4

前記搬出対象生地投入ホッパーと前記水平方向搬送手段は、台車上の一端部に水平方向移動可能に搭載され、前記斜め上方方向搬送手段は、前記台車の他端部の縁部を回動軸として前記車上に回動可能に搭載されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食品生地搬出装置。

請求項5

前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が第1の量を超えると前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段による前記搬出対象生地の搬出を停止し、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が前記第1の量より小さい第2の量を下まわると、前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段による前記搬出対象生地の搬出を再開するように前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の食品生地搬出装置。

請求項6

食品成形に用いる食品生地を食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出する食品生地搬出装置であって、台車に取り付けられたレール上を水平方向に移動可能に搭載された第1のユニットと、前記台車上に配設されるとともに、前記台車の一端の縁部を回動軸として回動可能に搭載された第2のユニットと、を具備し、前記第1のユニットは、上部に設けられ、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパーと、前記搬出対象生地投入ホッパーの下部に設けられ、前記搬出対象生地投入ホッパーから投入された前記搬出対象生地を水平方向に搬送する水平搬送路と、前記水平搬送路内に設けられ、水平搬送路内の前記搬出対象生地を出口方向に搬送する対向した1対のスクリューと、前記1対のスクリューを回転駆動するための第1のモータと、を具備し、前記第2のユニットは、上部に前記搬出対象生地を前記生地投入ホッパーに排出する排出口を有するとともに、下部に前記水平搬送手段により搬送された前記搬出対象生地を搬入する搬入口を有し、斜め上方に向かって配設された円筒形の斜め搬送路と、前記斜め搬送路内に設けられ、前記斜め搬送路内の前記搬出対象生地を前記搬入口から前記排出口まで搬送する一本のスクリューと、前記一本のスクリューを回転駆動するための第2のモータと、を具備することを特徴とする食品生地搬出装置。

請求項7

前記円筒形の斜め搬送路は、複数の円筒形の単位搬送路に分割可能に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の食品生地搬出装置。

請求項8

前記円筒形の斜め搬送路の掃除に際しては、前記第1のユニットを前記第2のユニットとの反対方向に移動させることにより、前記水平搬送路の前記出口と前記斜め搬送路の搬入口との接続を解除し、その後、前記第2のユニットを前記台車の一端の縁部を回動軸として回動させ、前記円筒形の斜め搬送路を前記単位搬送路に分割するとともに、前記一本のスクリューを取り出し、前記単位搬送路内および前記一本のスクリューの清掃を行うことを特徴とする請求項7に記載の食品生地搬出装置。

請求項9

前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が第1の量を超えると前記第1のモータおよび前記第2のモータを停止し、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が前記第1の量より小さい第2の量を下まわると、前記第1のモータおよび前記第2のモータを回転駆動するように制御する制御手段を具備することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の食品生地搬出装置。

技術分野

0001

本発明は、食品生地を上方に搬送して排出する食品生地搬出装置に関し、特に、上部に生地投入ポッパーが配設された団子製造機等のホッパーに連続的に食品生地を搬送排出可能な食品生地搬出装置に関する。

背景技術

0002

従来、上部に生地投入ポッパーが配設された食品形成装置としては、特許文献1に記載された団子製造機が知られている。

0003

この団子製造機は、上部に設けられたホッパー1に団子生地を投入し、このホッパー1から押出しロール2によって押し出される団子生地をホッパー1の下方にう設けられた成形ロール18、19、丸目仕上げロール44で成形し、その後、串刺し機構により成形された団子を串刺して排出するように構成されている。

0004

しかし、このような団子製造機は、ホッパー1の位置が、1700mm程度の高所に設けられており、また、ホッパー1に一度に投入できる生地の最大重量は10kg程度に設定されているので、この団子製造機を高速駆動すると、頻繁に、高所のホッパー1に団子生地を投入する必要があった。

0005

たとえば、この団子製造機の団子製造能力を1分間に120本とすると、2分に一回のペースで5kg単位の団子生地を高所のホッパー1に投入する必要があり、この団子生地の投入作業は非常に労力を要するという問題があった。

0006

また、ベルトコンベアを用いて団子生地を搬送して高所のホッパー1に投入する構成も考えられるが、このような構成の場合、団子生地を高所のホッパー1まで確実に搬送するためにはベルトコンベアの斜度を大きく取れないので、このベルトコンベア配設のために大きな設置スペースが必要となり、また、団子生地が外気中に露出するため、異物混入の虞があり、また、団子生地の搬送途中で団子生地が乾燥して製造された団子の品質が悪化するという問題もあった。

先行技術

0007

特開平9ー74986号公報

発明が解決しようとする課題

0008

そこで、本発明は、大きな設置スペースを必要とせずに高品質の食品生地を上方に搬送搬出可能な食品生地搬出装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、食品成形に用いる食品生地を食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出する食品生地搬出装置であって、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパーと、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を第1のスクリューの回転により水平方向に搬送する水平搬送手段と、上部に前記搬出対象生地を前記生地投入ホッパーに排出する排出口を有するとともに、下部に前記水平搬送手段により搬送された前記搬出対象生地を搬入する搬入口を有し、前記水平搬送手段の出口から排出された前記搬出対象生地を前記搬入口から搬入して第2のスクリューの回転により前記排出口まで斜め上方に搬送する斜め搬送手段と、を具備し、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を前記排出口から前記食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出することを特徴とする。

0010

請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1のスクリューは、水平方向に対向配設された一対のスクリューからなり、前記水平方向搬送手段は、一端に前記一対のスクリューを回転駆動するための第1の駆動手段を有し、前記第2のスクリューは、前記搬入口から前記排出口に至る一本のスクリューからなり、前記斜め搬送手段は、一端に前記一本のスクリューを回転駆動するための第2の駆動手段を有することを特徴とする。

0011

請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記斜め搬送手段は、前記搬入口から前記排出口に至る円筒形搬送路を有し、前記円筒形の搬送路は、複数の円筒形の単位搬送路に分割可能に形成されていることを特徴とする。

0012

請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記搬出対象生地投入ホッパーと前記水平方向搬送手段は、台車上の一端部に水平方向移動可能に搭載され、前記斜め上方方向搬送手段は、前記台車の他端部の縁部を回動軸として前記車上に回動可能に搭載されていることを特徴とする。

0013

請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が第1の量を超えると前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段による前記搬出対象生地の搬出を停止し、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が前記第1の量より小さい第2の量を下まわると、前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段による前記搬出対象生地の搬出を再開するように前記水平方向搬送手段および前記斜め搬送手段を制御する制御手段を有することを特徴とする。

0014

請求項6の発明は、食品成形に用いる食品生地を食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出する食品生地搬出装置であって、台車に取り付けられたレール上を水平方向に移動可能に搭載された第1のユニットと、前記台車上に配設されるとともに、前記台車の一端の縁部を回動軸として回動可能に搭載された第2のユニットと、を具備し、前記第1のユニットは、上部に設けられ、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパーと、前記搬出対象生地投入ホッパーの下部に設けられ、前記搬出対象生地投入ホッパーから投入された前記搬出対象生地を水平方向に搬送する水平搬送路と、前記水平搬送路内に設けられ、水平搬送路内の前記搬出対象生地を出口方向に搬送する対向した1対のスクリューと、前記1対のスクリューを回転駆動するための第1のモータと、を具備し、前記第2のユニットは、上部に前記搬出対象生地を前記生地投入ホッパーに排出する排出口を有するとともに、下部に前記水平搬送手段により搬送された前記搬出対象生地を搬入する搬入口を有し、斜め上方に向かって配設された円筒形の斜め搬送路と、前記斜め搬送路内に設けられ、前記斜め搬送路内の前記搬出対象生地を前記搬入口から前記排出口まで搬送する一本のスクリューと、前記一本のスクリューを回転駆動するための第2のモータと、を具備することを特徴とする。

0015

請求項7の発明は、請求項6に記載の発明において、前記円筒形の斜め搬送路は、複数の円筒形の単位搬送路に分割可能に形成されていることを特徴とする。

0016

請求項8の発明は、請求項7に記載の発明において、前記円筒形の斜め搬送路の掃除に際しては、前記第1のユニットを前記第2のユニットとの反対方向に移動させることにより、前記水平搬送路の前記出口と前記斜め搬送路の搬入口との接続を解除し、その後、前記第2のユニットを前記台車の一端の縁部を回動軸として回動させ、前記円筒形の斜め搬送路を前記単位搬送路に分割するとともに、前記一本のスクリューを取り出し、前記単位搬送路内および前記一本のスクリューの清掃を行うことを特徴とする。

0017

請求項9の発明は、請求項6乃至8のいずれか1項の発明において、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が第1の量を超えると前記第1のモータおよび前記第2のモータを停止し、前記生地投入ホッパーに搬出された前記搬出対象生地の蓄積量が前記第1の量より小さい第2の量を下まわると、前記第1のモータおよび前記第2のモータを回転駆動するように制御する制御手段を具備することを特徴とする。

発明の効果

0018

本発明は、食品成形に用いる食品生地を食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出する食品生地搬出装置であって、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパーと、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を第1のスクリューの回転により水平方向に搬送する水平搬送手段と、上部に前記搬出対象生地を前記生地投入ホッパーに排出する排出口を有するとともに、下部に前記水平搬送手段により搬送された前記搬出対象生地を搬入する搬入口を有し、前記水平搬送手段の出口から排出された前記搬出対象生地を前記搬入口から搬入して第2のスクリューの回転により前記排出口まで斜め上方に搬送する斜め搬送手段と、を具備し、前記搬出対象生地投入ホッパーに投入された前記搬出対象生地を前記排出口から前記食品成形装置の生地投入ホッパーに搬出するように構成したので、大きな設置スペースを必要とせずに高品質の食品生地を上方に搬送搬出可能な食品生地搬出装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0019

図1は、本発明に係る食品生地搬出装置の概要を示す側面図である。
図2は、図1に示した食品生地搬出装置の水平搬送部の上面図である。
図3は、図1に示した食品生地搬出装置の利用形態の一例を示す側面図である。
図4は、図1に示した食品生地搬出装置の斜め搬送手段の清掃手順を説明するための図である。
図5は、図1に示した食品生地搬出装置の斜め搬送手段の清掃手順を説明するための図である。
図6は、図1に示した食品生地搬出装置の斜め搬送手段の清掃手順を説明するための図である。
図7は、図1に示した食品生地搬出装置の動作を説明するフローチャートである。

実施例

0020

以下、本発明を実施するための実施例について、願書に添付した図面を参照しながら詳細に説明する。

0021

図1は、本発明に係る食品生地搬出装置の概要を示す側面図である。

0022

本発明に係る食品生地搬出装置100は、台車10と、台車10上に取り付けられたレール20上を矢印Aで示す水平方向に移動可能に搭載された第1のユニット30と、台車10の一端の縁部10aを回動軸として矢印Bで示すように回動可能に搭載された第2のユニット40とを具備して構成される。

0023

第1のユニット30は、第1のユニット30の上部に設けられ、搬出対象生地を投入する搬出対象生地投入ホッパー31と、搬出対象生地投入ホッパー31の下部に設けられ、搬出対象生地を水平方向に搬送する水平搬送路32と、水平搬送路32内に設けられ、水平搬送路32内の搬出対象生地を水平搬送路32の出口32a方向に搬送する対向した1対のスクリュー33と、1対のスクリュー33を回転駆動するための第1のモータ34と、1対のクリュー33を互いに逆方向に回転させるためのギヤボックス35と、ギヤボックス35の入力回転軸35aに第1のモータ34の回転軸34aの回転を伝達するチェーンベルト36と、第1のモータ34、ギヤボックス35、チェーンベルト36を収容する第1のハウジング37と、この食品生地搬出装置100を制御する制御部38とを具備する。

0024

この第1のユニット30の第1のハウジング37の下部には車輪37aが配設され、第1のユニット30は、この車輪37aにより台車10上に取り付けられたレール20上を矢印Aで示すように水平方向に移動可能に構成されている。

0025

また、1対のスクリュー33は、図2に示すように、ギヤボックス35の出力軸にそれぞれ取り付けられたスクリュー33aとスクリュー33aと逆に螺旋が形成されたスクリュー33bとからなり、第1のモータ34によるギヤボックス35の入力軸35aの回転により、スクリュー33aをR1方向、スクリュー33bをR2方向に回転させることにより、搬出対象生地投入ホッパー31から投入された搬出対象生地を水平搬送路32の出口32a方向に向かって搬送する。

0026

第2のユニット40は、上部に、搬出対象生地を図3に示す食品成形装置50の生地投入ホッパー51に排出するための排出口43を有し、下部に水平搬送路32の出口32aから搬出された搬出対象生地を搬入するための搬入口44を有する円筒形の斜め搬送路41と、搬入口44から斜め搬送路41内に搬入された搬出対象生地を排出口43に向かって斜め上方に搬送する一本のスクリュー42と、このスクリュー42を回転駆動するための第2のモータ45と、スクリュー42の回転軸46に第2のモータ45の回転軸45aの回転を伝達するチェーンベルト47と、第2のモータ45、チェーンベルト47を収容する第2のハウジング48とを具備して構成される。

0027

この第2のユニット40の斜め搬送路41は、内部の清掃を容易にするために、3つの単位搬送路41a、41b、41cに分割可能に形成されている。

0028

また、この第2のユニット40の斜め搬送路41の内部の清掃を行うために、第2のハウジング48の縁部と台車10の縁部との間にヒンジ49が設けられており、このヒンジ49により、第2のユニット40は、台車10の一端の縁部10aを回動軸として矢印Bで示すように回動可能に構成されている。

0029

上記構成の食品生地搬出装置100において、搬出対象生地投入ホッパー31から投入された搬出対象生地は、水平搬送路32に落下し、水平搬送路32に落下した搬出対象生地は水平搬送路32内の1対のスクリュー33の回転により、水平搬送路32の出口32a方向に向かって搬送され、この水平搬送路32の出口32a方向に向かって搬送された搬出対象生地は円筒形の斜め搬送路41の搬入口44から円筒形の斜め搬送路41内に搬入される。

0030

この円筒形の斜め搬送路41の搬入口44から円筒形の斜め搬送路41内に搬入された搬出対象生地は、斜め搬送路41内の一本のスクリュー42の回転により、斜め搬送路41の上部の排出口43まで搬送され、この排出口43から搬出対象生地が排出される。

0031

なお、制御部38は、この食品生地搬出装置100の制御を行うもので、例えば、図3に示す食品成形装置50の生地投入ホッパー51に搬出対象生地を搬送搬出する場合は、食品成形装置50の生地投入ホッパー51の搬出対象生地の蓄積量を監視し、この蓄積量が第1の量を超えると第1のモータ34および第2のモータ45を停止し、この蓄積量が第1の量より小さい第2の量を下まわると、第1のモータ34および第2のモータ45を回転駆動して、搬出対象生地を搬送搬出を再開するように制御する。

0032

図3は、図1に示した食品生地搬出装置の利用形態の一例を示す側面図である。この利用形態においては、搬出対象生地の搬出対象である食品成形装置が団子製造機50である場合を示している。

0033

この種の団子製造機50は、団子製造機50の上部に設けられたホッパー51に団子生地を投入し、このホッパー51に投入された団子生地を押出しロールによって押し出される団子生地をホッパー1の下方に設けられた成形ロール、丸目仕上げロールに導き団子に成形し、この成形された団子に対して串刺し機構により串を刺して排出するように構成されている。

0034

ここで、団子製造機50の位置は、1700mm程度の高所に設けられており、また、ホッパー51に一度に投入できる生地の最大重量は10kg程度に設定されている。

0035

そこで、この団子製造機50の串刺し団子製造速度は1分間に120本程度とする高速化が要求されており、この場合は、5kg程度の団子生地を2分間に1回程度投入する必要があり非常に労力を要する。

0036

このような団子製造機50に本発明の食品生地搬出装置100を用いる場合は、団子製造機50の配設位置に近づけて本発明の食品生地搬出装置100を設置し、本発明の食品生地搬出装置100の排出口43の位置が団子製造機50のホッパー51の上部になるようにする。

0037

団子製造機50の起動に際しては、本発明の食品生地搬出装置100の搬出対象生地投入ホッパー31に搬出対象生地である団子生地を投入する。搬出対象生地投入ホッパー31に投入された団子生地は、水平搬送路32をその出口32a方向に搬送され、円筒形の斜め搬送路41の搬入口44から円筒形の斜め搬送路41内に搬入され、円筒形の斜め搬送路41内を斜め上方に搬送されて、排出口43から団子製造機50のホッパー51に投入される。

0038

団子製造機50のホッパー51の近傍には、ホッパー51内の団子生地の量を検知するためのセンサ52が設けられており、このセンサ52で検知されたホッパー51内の団子生地の量は、本発明の食品生地搬出装置100に通知される。本発明の食品生地搬出装置100は、団子製造機50から通知されたホッパー51内の団子生地の量に基づき本発明の食品生地搬出装置100による搬出対象生地である団子生地の搬送搬出を制御する。なお、ここで上記斜め搬送路41の上端に団子製造機50のホッパー51内の団子生地の量を検知するためのセンサを設け、このセンサの検知出力に基づき団子生地の搬送搬出を制御するように構成してもよい。

0039

この搬出対象生地である団子生地の搬送搬出を制御は、制御部38で行われ、例えば、団子製造機50のホッパー51内の団子生地の量が、第1の量を超えると第1のモータ34および第2のモータ45を停止して搬出対象生地である団子生地の搬送搬出を一時停止し、団子製造機50のホッパー51内の団子生地の量が、第1の量より小さい第2の量を下まわると、第1のモータ34および第2のモータ45を回転駆動して、搬出対象生地である団子生地の搬送搬出を再開するように制御する。

0040

ここで、本発明の食品生地搬出装置100の搬出対象生地投入ホッパー31の容量が、例えば40kgであるとすると、団子製造機50を高速連続駆動しても10分程度に一回団子生地の本発明の食品生地搬出装置100の搬出対象生地投入ホッパー31に投入すればよく、また、本発明の食品生地搬出装置100の搬出対象生地投入ホッパー31の配設位置は、900mm程度の高さであるので、団子生地の投入に係わる労力は大幅に軽減される。

0041

また、本発明の食品生地搬出装置100は、円筒形の斜め搬送路41を用いて搬出されるため、搬出対象生地である団子生地は、外気に一切触れることなく、団子製造機50のホッパー51に排出されるので、搬出対象生地の搬送途中で異物が混入したり、団子生地が乾燥して製造された団子の品質が悪化する等の不都合は生じない。

0042

ところで、本発明の食品生地搬出装置100は、長尺の円筒形の斜め搬送路41を用いているので、斜め搬送路41の上部位置は1700mm程度の高所になる。また、搬出対象生地が団子生地等である場合は、この長尺の円筒形の斜め搬送路41の内面およびスクリュー42に生地が付着するため、斜め搬送路41の内面およびスクリュー42の清掃が困難になる。

0043

そこで、本発明の食品生地搬出装置100においては、この長尺の円筒形の斜め搬送路41を水平方向に回動可能にするとともに、この長尺の円筒形の斜め搬送路41を複数、この実施例においては3つに、分割できるように構成されている。

0044

次に、図4乃至図6を参照して、図1に示した食品生地搬出装置100の斜め搬送路41の清掃手順を説明する。

0045

食品生地搬出装置100の斜め搬送路41の清掃に際しては、まず、図4に示すように、第1のユニット30を矢印Aに移動し、水平搬送路32の出口32aと斜め搬送路41の搬入口44との接続を解除する。

0046

この状態で、図5に示すように、第2のユニット40を台車10の一端の縁部10aを回動軸として矢印B方向に回動して、斜め搬送路41が略水平に位置するようにする。ここで、第2のユニット40の第2のハウジング48に設けられた支持棒48aに支持されて水平状態を維持する。

0047

この状態で、斜め搬送路41を3つの単位搬送路41a、41b、41cに分割し、一本のスクリュー42を取り出し、3つの単位搬送路41a、41b、41cの内部および一本のスクリュー42の清掃を行う。

0048

図6の(A)は、斜め搬送路41から取り出した一本のスクリュー42を示し、図6の(B)、(C)、(D)は、斜め搬送路41を分割した3つの単位搬送路41a、41b、41cを示す。

0049

この状態で、スクリュー42および3つの単位搬送路41a、41b、41cの清掃を行うことができるので、容易に、一本のスクリュー42および斜め搬送路41の内部の清掃を行うことができる。

0050

図7は、図1に示した食品生地搬出装置100の動作を説明するフローチャートである。図1に示した食品生地搬出装置100が起動されると(ステップ701)、第1のモータ34および第2のモータ45を回転し、搬出対象生地投入ホッパー31に投入された搬出対象生地の搬送搬出を開始する(ステップ702)。

0051

食品生地搬出装置100が起動されると、制御部38は、この食品生地搬出装置100により搬出された食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量を監視する。この搬出対象である食品成形装置のホッパーの蓄積生地の監視は、例えば、搬出対象生地の搬出対象である食品成形装置が図3に示す団子製造機50である場合は、例えば、団子製造機50のホッパー51の近傍に配設されたセンサ52から通知された信号に基づき行うことができる。

0052

食品生地搬出装置100の制御部38は、搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量が第1の量を超えたかを調べる(ステップ703)。ここで、第1の量を超えていない場合は(ステップ703でNO)、ステップ703に戻り、第1のモータ34および第2のモータ45の回転を続け、搬出対象生地の搬送搬出を続ける。

0053

ステップ703で、搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量が第1の量を超えたと判断されると(ステップ703でYES)、第1のモータ34および第2のモータ45を停止し、搬出対象生地の搬送搬出を一時停止する(ステップ705)。

0054

次に、搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量が第1の量より小さい第2の量を下まわったかを調べる(ステップ705)。ここで、第2の量を下まわっていないと判断されると(ステップ705でNO)、ステップ705に戻り、搬出対象生地の搬送搬出の一時停止を続ける。

0055

ステップ705で搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量が第2の量を下まわったと判断されると(ステップ706でYES)、第1のモータ34および第2のモータ45の回転を再開し、搬出対象生地の搬送搬出を再開し(ステップ706)、ステップ703に戻る。

0056

上述したように、本発明の食品生地搬出装置100は、搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量に応じて、搬出対象生地の搬送搬出を間欠的に繰り返し、搬出対象食品成形装置のホッパーの蓄積された生地の量が常に一定の範囲になるように制御することができる。

0057

このような構成において、作業者は、食品生地搬出装置100の搬出対象生地投入ホッパー31の搬出対象生地の量を見て、搬出対象生地を低所の搬出対象生地投入ホッパー31に補充するという簡単な作業だけで、搬出対象食品成形装置を高速運転することが可能になる。

0058

なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。

0059

10…台車
10a…縁部
20…レール
30…第1のユニット
31…搬出対象生地投入ホッパー
32…水平搬送路
32a…出口
33…一対のクリュー
33a…クリュー
33b…クリュー
34…第1のモータ
35…ギヤボックス
36…チェーンベルト
37…第1のハウジング
38…制御部
40…第2のユニット
41…斜め搬送路
41a…単位搬送路
41b…単位搬送路
41c…単位搬送路
42…一本のスクリュー
43…排出口
44…搬入口
45…第2のモータ
46…回転軸
47…チェーンベルト
48…第2のハウジング
49…ヒンジ
50…団子製造機
51…ホッパー
52…センサ機
100…食品生地搬出装置

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