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技術 協調的送信を支援する無線通信システムにおいてデータを受信する方法及び装置

出願人 エルジーエレクトロニクスインコーポレイティド
発明者 キムヒョンテキムウンスンパクハンチョンソハンピョルパクチョンヒョンキムキチョン
出願日 2016年5月11日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2016-095227
公開日 2016年8月4日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 2016-140114
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 歪み程度 電力チャネル 数学的モデリング メモリーユニット チャネル経路 端末グループ内 フィードバック構成 最大情報
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図面 (15)

課題

本発明は、無線通信システムに関する。

解決手段

本発明の一実施例に係る協調的送信支援する無線通信システムにおいて端末がデータを受信する方法は、協調的送信に参加する複数の基地局のうち、データを実際に送信する送信基地局を示す情報を受信するステップと、複数の基地局のそれぞれの0の電力(zero−power)チャネル状態情報参照信号(CSI−RS)に関する情報を受信するステップと、送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素にデータがマッピングされないと仮定してPDSCHチャネルを介してデータを受信するステップと、を含むことができる。

概要

背景

多重入出力MIMO:Multi−Input Multi−Output)技術は、単一の送信アンテナと単一の受信アンテナを使用したことから脱皮し、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを使用してデータの送受信効率を向上させる技術である。受信側は、単一のアンテナを使用する場合には単一アンテナ経路(path)を通してデータを受信するが、複数のアンテナを使用する場合には複数の経路を通してデータを受信する。したがって、データの送信速度送信量を向上させることができ、カバレッジ(coverage)を増大させることができる。

単一−セル(Single−cell)MIMO動作は、一つのセルで一つの端末下りリンク信号を受信する単一ユーザー−MIMO(Single User−MIMO;SU−MIMO)方式と、二つ以上の端末が一つのセルで下りリンク信号を受信する多重ユーザー−MIMO(Multi User−MIMO;MU−MIMO)方式とに区別される。

一方、多重セル環境なおいて改善されたMIMO送信を適用することによって、セル境界に位置するユーザー処理量を改善するための協調マルチポイント(Coordinated Multi−Point:CoMP)システムに関する研究が活発に行われている。CoMPシステムを適用すると、多重−セル環境でセル間干渉(Inter−Cell Interference)を減らすことができ、システム全般の性能を向上させることができる。

チャネル推定(channel estimation)は、フェーディング(fading)によって生じる信号の歪みを補償することによって、受信された信号を復元する過程のことをいう。ここでいうフェーディングとは、無線通信システム環境で多重経路(multi path)−時間遅延(time delay)によって信号の強度が急に変動する現象を指す。チャネル推定のためには、送信機受信機も知っている参照信号(reference signal)が必要である。また、参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ぶこともできる。

下りリンク参照信号(downlink reference signal)は、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator CHannel)、PHICH(Physical Hybrid Indicator CHannel)、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)などのコヒーレント(coherent)復調のためのパイロット信号である。下りリンク参照信号は、セル内の全端末が共有する共用参照信号(Common Reference Signal;CRS)と、特定端末のみのための専用参照信号(Dedicated Reference Signal;DRS)がある。4送信アンテナを支援する既存の通信システム(例えば、LTErelease(リリース)8又は9標準に基づくシステム)に比べて拡張されたアンテナ構成を有するシステム(例えば、8送信アンテナを支援するLTE−A標準に基づくシステム)では、効率的な参照信号の運用発展した送信方式を支援するためにDRSベースデータ復調を考慮している。すなわち、拡張されたアンテナを用いたデータ送信を支援するために、2以上のレイヤに対するDRSを定義することができる。DRSはデータと同一のプリコーダによってプリコーディングされるため、別のプリコーディング情報無しで、受信側でデータを復調するためのチャネル情報を容易に推定することができる。

一方、下りリンク受信側では、DRSを用いて、拡張されたアンテナ構成に対してプリコーディングされたチャネル情報を取得することができるが、プリコーディングされていないチャネル情報を取得するためにはDRS以外の別の参照信号が要求される。そのため、LTE−A標準に基づくシステムでは、受信側でチャネル状態情報(Channel State Information;CSI)を取得するための参照信号、すなわち、CSI−RSを定義することができる。

概要

本発明は、無線通信システムに関する。本発明の一実施例に係る協調的送信を支援する無線通信システムにおいて端末がデータを受信する方法は、協調的送信に参加する複数の基地局のうち、データを実際に送信する送信基地局を示す情報を受信するステップと、複数の基地局のそれぞれの0の電力(zero−power)チャネル状態情報−参照信号(CSI−RS)に関する情報を受信するステップと、送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素にデータがマッピングされないと仮定してPDSCHチャネルを介してデータを受信するステップと、を含むことができる。

目的

CCEは、無線チャネルの状態に基づくコーディングレートでPDCCHを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

IMR(InterferenceMeasurementResource)が2つ以上の0の電力(zero−power)CSI−RS(Channel−StateInformation−ReferenceSignal)リソース和集合に存在する無線接続システムにおいて端末がデータを処理する方法であって、0でない電力(non−zero−power)を用いるCSI−RSリソース設定識別する情報を含むDCIを受信するステップと、第1の0の電力CSI−RSリソースにPDSCH(PhysicalDownlinkControlChannel)がマッピングされないと推定するステップであって、前記第1の0の電力CSI−RSリソースは、前記0でない電力を用いる前記CSI−RSリソース設定と関連する0の電力CSI−RSリソースに用いられる、ステップと、前記IMRのうち、前記第1の0の電力CSI−RSリソース以外で、第2の0の電力CSI−RSリソースに、前記PDSCHがマッピングされると推定するステップと、前記推定するステップに基づいて前記PDSCHを処理するステップと、を含む、データ処理方法

請求項2

前記IMRは前記第1の0の電力CSI−RSリソースと前記第2の0の電力CSI−RSリソースの一つと重なる、請求項1に記載のデータ処理方法。

請求項3

前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを示すビットマップ情報を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載のデータ処理方法。

請求項4

前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを示す情報をRRC(RadioResourceControl)シグナリングを用いて受信するステップをさらに含む、請求項1に記載のデータ処理方法。

請求項5

前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを割り当てるサブフレームオフセット及びサブフレーム周期の少なくとも一つを示す情報を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載のデータ処理方法。

請求項6

IMR(InterferenceMeasurementResource)が2つ以上の0の電力(zero−power)CSI−RS(Channel−StateInformation−ReferenceSignal)リソースの和集合に存在する無線接続システムにおいてデータを処理する端末であって、RF(RadioFrequency)ユニットと、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、0でない電力(non−zero−power)を用いるCSI−RSリソース設定を識別する情報を含むDCI(Downlink Control Information)を受信し、第1の0の電力CSI−RSリソースにPDSCH(PhysicalDownlinkControlChannel)がマッピングされないと推定し、前記第1の0の電力CSI−RSリソースは、前記0でない電力を用いる前記CSI−RSリソース設定と関連した0の電力CSI−RSリソースに用いられ、前記IMRのうち、前記第1の0の電力CSI−RSリソース以外で、第2の0の電力CSI−RSリソースに、前記PDSCHがマッピングされると推定し、前記推定した結果に基づいて前記PDSCHを処理するように構成された、端末。

請求項7

前記IMRは前記第1の0の電力CSI−RSリソースと前記第2の0の電力CSI−RSリソースの一つと重なる、請求項6に記載の端末。

請求項8

前記プロセッサは、前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを示すビットマップ情報を受信するように構成された、請求項6に記載の端末。

請求項9

前記プロセッサは、前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを示す情報をRRC(RadioResourceControl)シグナリングを用いて受信するように構成された、請求項6に記載の端末。

請求項10

前記プロセッサは、前記第1及び第2の0の電力CSI−RSリソースを割り当てるサブフレームオフセット及びサブフレーム周期の少なくとも一つを示す情報を受信するように構成された、請求項6に記載の端末。

技術分野

0001

本発明は、無線通信システムに関し、特に、協調的送信(cooperative multi-point:CoMP)を支援する無線通信システムにおいて送信基地局に対応する0の電力チャネル状態情報参照信号リソース領域にデータがマッピングされないと仮定してPDSCHチャネルを介してデータを受信するデータ受信方法及び装置に関する。

背景技術

0002

多重入出力MIMO:Multi−Input Multi−Output)技術は、単一の送信アンテナと単一の受信アンテナを使用したことから脱皮し、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを使用してデータの送受信効率を向上させる技術である。受信側は、単一のアンテナを使用する場合には単一アンテナ経路(path)を通してデータを受信するが、複数のアンテナを使用する場合には複数の経路を通してデータを受信する。したがって、データの送信速度送信量を向上させることができ、カバレッジ(coverage)を増大させることができる。

0003

単一−セル(Single−cell)MIMO動作は、一つのセルで一つの端末下りリンク信号を受信する単一ユーザー−MIMO(Single User−MIMO;SU−MIMO)方式と、二つ以上の端末が一つのセルで下りリンク信号を受信する多重ユーザー−MIMO(Multi User−MIMO;MU−MIMO)方式とに区別される。

0004

一方、多重セル環境なおいて改善されたMIMO送信を適用することによって、セル境界に位置するユーザー処理量を改善するための協調マルチポイント(Coordinated Multi−Point:CoMP)システムに関する研究が活発に行われている。CoMPシステムを適用すると、多重−セル環境でセル間干渉(Inter−Cell Interference)を減らすことができ、システム全般の性能を向上させることができる。

0005

チャネル推定(channel estimation)は、フェーディング(fading)によって生じる信号の歪みを補償することによって、受信された信号を復元する過程のことをいう。ここでいうフェーディングとは、無線通信システム環境で多重経路(multi path)−時間遅延(time delay)によって信号の強度が急に変動する現象を指す。チャネル推定のためには、送信機受信機も知っている参照信号(reference signal)が必要である。また、参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ぶこともできる。

0006

下りリンク参照信号(downlink reference signal)は、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator CHannel)、PHICH(Physical Hybrid Indicator CHannel)、PDCCH(Physical Downlink Control CHannel)などのコヒーレント(coherent)復調のためのパイロット信号である。下りリンク参照信号は、セル内の全端末が共有する共用参照信号(Common Reference Signal;CRS)と、特定端末のみのための専用参照信号(Dedicated Reference Signal;DRS)がある。4送信アンテナを支援する既存の通信システム(例えば、LTErelease(リリース)8又は9標準に基づくシステム)に比べて拡張されたアンテナ構成を有するシステム(例えば、8送信アンテナを支援するLTE−A標準に基づくシステム)では、効率的な参照信号の運用発展した送信方式を支援するためにDRSベースデータ復調を考慮している。すなわち、拡張されたアンテナを用いたデータ送信を支援するために、2以上のレイヤに対するDRSを定義することができる。DRSはデータと同一のプリコーダによってプリコーディングされるため、別のプリコーディング情報無しで、受信側でデータを復調するためのチャネル情報を容易に推定することができる。

0007

一方、下りリンク受信側では、DRSを用いて、拡張されたアンテナ構成に対してプリコーディングされたチャネル情報を取得することができるが、プリコーディングされていないチャネル情報を取得するためにはDRS以外の別の参照信号が要求される。そのため、LTE−A標準に基づくシステムでは、受信側でチャネル状態情報(Channel State Information;CSI)を取得するための参照信号、すなわち、CSI−RSを定義することができる。

発明が解決しようとする課題

0008

上述したような議論に基づき、以下では、協調的送信を支援する無線通信システムにおいてデータを受信する方法及びそのための装置を提案する。

0009

本発明で達成しようとする技術的課題は、上記の技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。

課題を解決するための手段

0010

上記問題点を解決するために、本発明の一実施例に係る、協調的送信を支援する無線通信システムにおいて端末がデータを受信する方法は、前記協調的送信に参加する複数の基地局のうち、前記データを実際に送信する送信基地局を示す情報を受信するステップと、前記複数の基地局のそれぞれの0の電力(zero−power)チャネル状態情報−参照信号(CSI−RS)に関する情報を受信するステップと、前記送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素に前記データがマッピングされないと仮定してPDSCH(physical downlink control channel)チャネルを介して前記データを受信するステップと、を含むことを特徴とする。

0011

前記データを受信するステップは、前記複数の基地局のうち、前記データを実際に送信しない協調基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素には前記データがマッピングされると仮定して前記データを受信してもよい。

0012

前記協調的送信において干渉を測定するための干渉測定リソースIMR)は、前記複数の基地局のそれぞれの0の電力CSI−RSのリソース要素の和集合内に存在してもよい。

0013

前記データを受信するステップは、前記IMRのリソース要素のうち、前記送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素には前記データがマッピングされないと仮定し、残りのIMRのリソース要素には前記データがマッピングされると仮定して前記データを受信するステップを含んでもよい。

0014

前記送信基地局を示す情報は、DCI(Downlink Control Information)を通じて受信されてもよい。

0015

前記0の電力CSI−RSに関する情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて受信されてもよい。

0016

前記0の電力CSI−RSに関する情報は、前記0の電力CSI−RSが送信されるサブフレームオフセット及び周期の少なくとも一つを含んでもよい。

0017

本発明の他の実施例に係る、協調的送信を支援する無線通信システムにおいてデータを受信する端末は、RF(Radio Frequency)ユニットと、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記協調的送信に参加する複数の基地局のうち、前記データを実際に送信する送信基地局を示す情報を受信し、前記複数の基地局のそれぞれの0の電力(zero−power)チャネル状態情報−参照信号(CSI−RS)に関する情報を受信し、前記送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素に前記データがマッピングされないと仮定してPDSCH(physical downlink control channel)チャネルを介して前記データを受信するように構成されることを特徴とする。

0018

前記プロセッサは、前記複数の基地局のうち、前記データを実際に送信しない協調基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素には前記データがマッピングされると仮定して前記データを受信するように構成されてもよい。

0019

前記協調的送信において干渉を測定するための干渉測定リソース(IMR)は、前記複数の基地局のそれぞれの0の電力CSI−RSのリソース要素の和集合内に存在してもよい。

0020

前記プロセッサは、前記IMRのリソース要素のうち、前記送信基地局に対応する0の電力CSI−RSのリソース要素には前記データがマッピングされないと仮定し、残りのIMRのリソース要素には前記データがマッピングされると仮定して前記データを受信するように構成されてもよい。

0021

前記送信基地局を示す情報は、DCI(Downlink Control Information)を介して受信されてもよい。

0022

前記0の電力CSI−RSに関する情報は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを通じて受信されてもよい。

0023

前記0の電力CSI−RSに関する情報は、前記0の電力CSI−RSが送信されるサブフレームオフセット及び周期の少なくとも一つを含んでもよい。

0024

本発明について上述した一般的な説明と後述する詳細な説明はいずれも例示的なもので、請求項に記載の発明に関する更なる説明のためのものである。

発明の効果

0025

本発明の実施例によれば、協調的送信を支援する無線通信システムにおいてデータをより効率的に受信することができる。

0026

また、本発明の実施例によれば、協調的送信(CoMP)を支援する無線通信システムにおいて送信基地局に対応する0の電力チャネル状態情報参照信号のリソース領域にデータがマッピングされないと仮定したうえPDSCHチャネルを介してデータを受信することができる。

0027

本発明から得られる効果は以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者には明らかであろう。

図面の簡単な説明

0028

下りリンク無線フレームの構造を示す図である。
一つの下りリンクスロットリソースグリッド(resource grid)の一例を示す図である。
下りリンクサブフレームの構造を示す図である。
上りリンクサブフレームの構造を示す図である。
多重アンテナを有する無線通信システムの構成図である。
既存のCRS及びDRSのパターンを示す図である。
DMRSパターンの一例を示す図である。
CSI−RSパターンの例示を示す図である。
ZP(Zero Power)CSI−RSパターンの例示を示す図である。
CoMPを行う例を示す図である。
下りリンクCoMP動作を行う場合を示す図である。
本発明の第1実施例に係るデータ受信方法を表すフローチャートである。
本発明の一実施例に係るEPDCCHの例示を示す図である。
本発明の一実施例に適用されることができる基地局及び端末の構成を図示した図である。

実施例

0029

本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付の図面は、本発明に関する実施例を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的思想を説明する。
以下の実施例は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、特別の言及がない限り、選択的なものと考慮すればよい。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合していない形態で実施されもてよく、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成してもよい。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り替えられてもよい。

0030

本明細書において、本発明の実施例を、基地局と端末間のデータ送信及び受信の関係を中心に説明する。ここで、基地局は、端末と通信を直接行うネットワーク終端ノード(terminal node)としての意味を持つ。本文書で基地局によって行われるとした特定動作は、場合によっては基地局の上位ノード(upper node)によって行われることもある。

0031

すなわち、基地局を含めた複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、又は基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。「基地局(BS:Base Station)」は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、アクセスポイントAP:Access Point)などの用語に置き換えてもよい。中継機は、RN(Relay Node)、RS(Relay Station)などの用語に置き換えてもよい。また、「端末(Terminal)」は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)などの用語に置き換えてもよい。

0032

以下の説明で使われる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更してもよい。

0033

場合によって、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置は省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式で図示されることもある。また、本明細書を通じて同一の構成要素には同一の図面符号を付して説明する。

0034

本発明の実施例は、無線接続システムであるIEEE 802システム、3GPPシステム、3GPPLTE及びLTE−A(LTE−Advanced)システム、並びに3GPP2システムの少なくとも一つに開示された標準文書によって裏付けることができる。すなわち、本発明の実施例において、本発明の技術的思想を明確にするために説明を省いた段階又は部分は、上記の文書によって裏付けることができる。また、本文書で開示している用語はいずれも上記の標準文書によって説明することができる。

0035

以下の技術は、CDMA(Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)などのような様々な無線接続システムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現することができる。UTRAはUMTS(Universal Mobile TelecommunicationsSystem)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(longterm evolution)は、E−UTRAを使用するE−UMTS(Evolved UMTS)の一部で、下りリンクにおいてOFDMAを採用し、上りリンクにおいてSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)は、3GPP LTEの進展である。WiMAXは、IEEE 802.16e規格(WirelessMAN−OFDMA Reference System)及び進展したIEEE 802.16m規格(Wireless MAN−OFDMA Advanced system)によって説明することができる。明確性のために、以下では3GPP LTE及び3GPP LTE−Aシステムを中心に説明するが、本発明の技術的思想がこれに制限されることはない。

0036

図1を参照して下りリンク無線フレームの構造について説明する。

0037

セルラーFDM無線パケット通信システムにおいて、上り下りリンクデータパケット送信はサブフレーム(subframe)単位に行われ、1サブフレームは、複数のOFDMシンボルを含む一定の時間区間と定義される。3GPPLTE標準では、FDD(Frequency Division Duplex)に適用可能なタイプ1無線フレーム(radio frame)構造と、TDD(Time Division Duplex)に適用可能なタイプ2無線フレーム構造を支援する。

0038

図1は、タイプ1無線フレーム構造を示す図である。下りリンク無線フレームは10個のサブフレームで構成され、1個のサブフレームは時間領域(time domain)において2個のスロットで構成される。1個のサブフレームを送信するために掛かる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、1サブフレームの長さは1msであり、1スロットの長さは0.5msであってもよい。1スロットは時間領域において複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域において複数のリソースブロック(Resource Block;RB)を含む。3GPPLTEシステムでは、下りリンクでOFDMAを用いるので、OFDMシンボルが1シンボル区間を表す。OFDMシンボルはSC−FDMAシンボル又はシンボル区間と呼ばれることもある。リソースブロック(RB)はリソース割当単位であり、1スロットにおいて複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含むことができる。

0039

1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、CP(Cyclic Prefix)の構成(configuration)によって異なることがある。CPには拡張CP(extended CP)と一般CP(normal CP)がある。例えば、OFDMシンボルが一般CPによって構成された場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は7個であってもよい。OFDMシンボルが拡張CPによって構成された場合、1 OFDMシンボルの長さが増加するため、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、一般CPの場合に比べて少ない。拡張CPの場合に、例えば、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は6個であってもよい。端末が速い速度で移動する場合などのようにチャネル状態が不安定な場合には、シンボル間干渉をより減らすために拡張CPを用いることができる。

0040

一般CPが用いられる場合、1スロットは7個のOFDMシンボルを含み、1サブフレームは14個のOFDMシンボルを含む。このとき、各サブフレームにおける先頭2個又は3個のOFDMシンボルはPDCCH(physical downlink control channel)に割り当て、残りのOFDMシンボルはPDSCH(physical downlink shared channel)に割り当てることができる。

0041

無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、又はスロットに含まれるシンボルの数は様々に変更することができる。

0042

図2は、1下りリンクスロットにおけるリソースグリッド(resource grid)を例示する図である。これは、OFDMシンボルが一般CPで構成された場合である。図2を参照すると、下りリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域で複数のリソースブロックを含む。ここで、1下りリンクスロットは7個のOFDMシンボルを含み、1リソースブロックは12個の副搬送波を含むとしたが、これに制限されない。リソースグリッド上の各要素(element)をリソース要素(RE)と呼ぶ。例えば、リソース要素a(k,l)は、k番目の副搬送波とl番目のOFDMシンボルに位置しているリソース要素となる。一般CPの場合、1つのリソースブロックは12×7リソース要素を含む(拡張CPの場合は、12×6リソース要素を含む)。各副搬送波の間隔は15kHzであるから、1リソースブロックは周波数領域で約180kHzを含む。NDLは、下りリンクスロットに含まれるリソースブロックの数である。NDLの値は、基地局のスケジューリングによって設定される下りリンク送信帯域幅(bandwidth)によって決定できる。

0043

図3は、下りリンクサブフレームの構造を示す図である。1サブフレーム内で第一のスロットの先頭における最大3個のOFDMシンボルは、制御チャネルが割り当てられる制御領域に該当する。残りのOFDMシンボルは、物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Chancel;PDSCH)が割り当てられるデータ領域に該当する。送信の基本単位は、1サブフレームとなる。すなわち、2個のスロットにわたってPDCCH及びPDSCHが割り当てられる。3GPPLTEシステムで用いられる下り制御チャネルには、例えば、物理制御フォーマット指示子チャネル(Physical Control Format Indicator Channel;PCFICH)、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDCCH)、物理HARQ指示子チャネル(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Chanel;PHICH)などがある。PCFICHは、サブフレームの最初のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内の制御チャネル送信に用いられるOFDMシンボルの個数に関する情報を含む。PHICHは、上り送信応答としてHARQACKNACK信号を含む。PDCCHで送信される制御情報を、下りリンク制御情報(Downlink Control Information;DCI)という。DCIは、上りリンク又は下りリンクスケジューリング情報を含んだり、任意の端末グループに対する上り送信電力制御命令を含む。PDCCHは、下り共有チャネル(DL−SCH)のリソース割当及び送信フォーマット、上り共有チャネル(UL−SCH)のリソース割当情報ページングチャネル(PCH)のページング情報、DL−SCH上のシステム情報、PDSCH上で送信されるランダムアクセス応答(Random Access Response)のような上位層制御メッセージのリソース割当、任意の端末グループ内の個別端末に対する送信電力制御命令のセット、送信電力制御情報、VoIP(Voice over IP)の活性化などを含むことができる。複数のPDCCHが制御領域内で送信され、端末は複数のPDCCHをモニタすることもできる。PDCCHは一つ以上の連続する制御チャネル要素(Control Channel Element;CCE)の組合せ(aggregation)で送信される。CCEは、無線チャネルの状態に基づくコーディングレートでPDCCHを提供するために用いられる論理割当単位である。CCEは、複数個のリソース要素グループに対応する。PDCCHのフォーマット利用可能なビット数は、CCEの個数とCCEによって提供されるコーディングレート間の相関関係によって決定される。基地局は、端末に送信されるDCIによってPDCCHフォーマットを決定し、制御情報に巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC)を付加する。CRCは、PDCCHの所有者又は用途によって無線ネットワーク臨時識別子(Radio Network Temporary Identifier;RNTI)という識別子でマスクされる。PDCCHが特定端末に対するものであれば、端末のcell−RNTI(C−RNTI)識別子をCRCにマスクすることができる。又は、PDCCHがページングメッセージに対するものであれば、ページング指示子識別子(Paging Indicator Identifier;P−RNTI)をCRCにマスクすることができる。PDCCHがシステム情報(より具体的に、システム情報ブロック(SIB))に対するものであれば、システム情報識別子及びシステム情報RNTI(SI−RNTI)をCRCにマスクすることができる。端末のランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を示すために、ランダムアクセス−RNTI(RA−RNTI)をCRCにマスクすることができる。

0044

図4は、上りリンクサブフレームの構造を示す図である。上りリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区別できる。制御領域には上りリンク制御情報を含む物理上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel;PUCCH)が割り当てられる。データ領域には、ユーザーデータを含む物理上り共有チャネル(Physical uplink shared channel;PUSCH)が割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、一つの端末はPUCCHとPUSCHを同時に送信しない。一つの端末のPUCCHは、サブフレームにおいてリソースブロック対(RB pair)に割り当てられる。リソースブロック対に属するリソースブロックは、2スロットに対して互いに異なる副搬送波を占める。これを、PUCCHに割り当てられるリソースブロック対がスロット境界で周波数−ホップ(frequency−hopped)するという。

0045

多重アンテナ(MIMO)システムのモデリング

0046

MIMO((Multiple Input Multiple Output)システムは、多重送信アンテナ多重受信アンテナを用いてデータの送受信効率を向上させるシステムである。MIMO技術は、全体メッセージを受信する上で、単一アンテナ経路に依存せず、複数個のアンテナから受信される複数個のデータ断片を組み合わせて全体データを受信することができる。

0047

MIMO技術には、空間ダイバーシティ(Spatial diversity)技法空間多重化(Spatial multiplexing)技法などがある。空間ダイバーシティ技法は、ダイバーシティ利得(gain)によって送信信頼度(reliability)を上げたりセル半径を広めたりすることができ、高速で移動する端末に対するデータ送信に適している。空間多重化技法は、互いに異なるデータを同時に送信することによって、システムの帯域幅を増加させることなくデータ送信率を増大させることができる。

0048

図5は、多重アンテナを有する無線通信システムの構成図である。図5(a)に示すように、送信アンテナの数をNT個、受信アンテナの数をNR個と増やすと、送信機又は受信機のいずれか一方のみで複数のアンテナを用いる場合とは違い、アンテナ数に比例して理論的チャネル送信容量が増加する。したがって、送信レートを向上させ、周波数効率を画期的に向上させることができる。チャネル送信容量が増加することから、送信レートを、理論的に、単一アンテナ利用時の最大送信レート(Ro)にレー増加率(Ri)を掛けた分だけ増加させることができる。

0049

0050

例えば、4個の送信アンテナと4個の受信アンテナを用いるMIMO通信システムでは、単一アンテナシステムに比べて理論上、4倍の伝送レートを取得することができる。多重アンテナシステムの理論的容量増加が90年代半ばに証明されて以来、これを実質的なデータ伝送率の向上へと導くための種々の技術が現在まで活発に研究されている。それらのいくつかの技術は既に3世代移動通信と次世代無線LANなどの様々な無線通信の標準に反映されている。

0051

現在までの多重アンテナ関連研究動向をみると、様々なチャネル環境及び多重接続環境における多重アンテナ通信容量計算などと関連した情報理論側面の研究、多重アンテナシステムの無線チャネル測定及び模型導出の研究、及び伝送信頼度の向上及び伝送率の向上のための時空間信号処理技術の研究などを含め、様々な観点で活発に研究が行われている。

0052

多重アンテナシステムにおける通信方法数学的モデリングを用いてより具体的に説明する。当該システムには、NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナが存在するとする。

0053

送信信号について説明すると、NT個の送信アンテナがある場合に、送信可能な最大情報はNT個であるる。送信情報を下記の数式2のように表現することができる。

0054

0055

0056

0057

0058

0059

0060

0061

ここで、wijは、i番目の送信アンテナとj番目の情報間重み値を意味する。Wは、プリコーディング行列と呼ぶこともできる。

0062

一方、送信信号xは、2つの場合(例えば、空間ダイバーシティ及び空間多重化)によって異なる方法で考慮できる。空間多重化の場合、異なった信号が多重化され、多重化された信号が受信側に送信されるため、情報ベクトルの要素(element)がそれぞれ異なる値を有する。一方、空間ダイバーシティの場合は、同一の信号が複数個のチャネル経路を通して反復的に送信されるため、情報ベクトルの要素が同一の値を有する。勿論、空間多重化及び空間ダイバーシティ技法の組合せも考慮することができる。すなわち、同一の信号が、例えば、3個の送信アンテナを通して空間ダイバーシティ技法によって送信され、残りの信号は空間多重化されて受信側に送信されてもよい。

0063

0064

0065

多重アンテナ無線通信システムでチャネルをモデリングする場合、チャネルは、送受信アンテナインデックスによって区別することができる。送信アンテナjから受信アンテナiを経るチャネルをhijと表示するものとする。hijにおいて、受信アンテナインデックスが前であり、送信アンテナのインデックスが後であることに留意されたい。

0066

図5(b)に、NT個の送信アンテナから受信アンテナiへのチャネルを示している。これらのチャネルをまとめてベクトル及び行列の形態で表示することができる。図5(b)で、総NT個の送信アンテナから受信アンテナiに到着するチャネルは、次のように表すことができる。

0067

0068

したがって、NT個の送信アンテナからNR個の受信アンテナに到着する全てのチャネルは、次のように表現することができる。

0069

0070

0071

0072

上述した数式9のモデリングによって受信信号を次の通り表現することができる。

0073

0074

0075

0076

0077

MIMO送信において、「ランク(Rank)」は、独立して信号を送信できる経路の数を表し、「レイヤ(layer)の個数」は、各経路を通して送信される信号ストリームの個数を表す。送信端は、信号の送信に用いられるランク数に対応する個数のレイヤを送信するのが一般的であるため、特別な言及がない限り、ランクはレイヤ個数と同じ意味を有する。

0078

参照信号(Reference Signal;RS)

0079

無線通信システムでパケットを送信する際、送信されるパケットは無線チャネルを介して送信されるため、送信過程で信号の歪みが発生しうる。歪んだ信号を受信側で正しく受信するためには、チャネル情報を用いて受信信号から歪みを補正しなければならない。チャネル情報を把握するために、送信側も受信側も知っている信号を送信し、該信号がチャネルを介して受信される際の歪み程度を用いてチャネル情報を得る方法を主に用いる。該信号をパイロット信号(Pilot Signal)又は参照信号(Reference Signal)という。

0080

多重アンテナを用いてデータを送受信する場合に、正しい信号を受信するためには、各送信アンテナ受信アンテナ間チャネル状況を知る必要がある。そのために、各送信アンテナ別に異なる参照信号が存在しなければならない。

0081

移動通信システムにおいて参照信号(RS)はその目的によって2種類に大別できる。その一つは、チャネル情報の取得のために用いられるRSであり、もう一つは、データ復調のために用いられるRSである。前者は、端末が下りチャネル情報を取得するためのRSであるため、広帯域に送信されなければならず、特定サブフレーム下りデータを受信しない端末であっても、当該RSを受信及び測定可能でなければならない。このようなRSは、ハンドオーバーなどのための測定などのためにも用いられる。後者は、基地局が下りデータを送る時、当該リソースで併せて送るRSであり、端末は当該RSを受信することによってチャネル推定ができ、データを復調することができる。このようなRSは、データの送信される領域で送信されなければならない。

0082

既存の3GPPLTE(例えば、3GPPLTEリリース−8)システムでは、ユニキャスト(unicast)サービスのために2種類の下りリンクRSを定義する。その一つは共用参照信号(Common RS;CRS)であり、もう一つは、専用参照信号(Dedicated RS;DRS)である。CRSは、チャネル状態に関する情報取得及びハンドオーバーなどのための測定などのために用いられ、セル−特定(cell−specific)RSと呼ぶことができる。DRSは、データ復調のために用いられ、端末−特定(UE−specific)RSと呼ぶことができる。既存の3GPPLTEシステムで、DRSはデータ復調のみのために用いることができ、CRSは、チャネル情報取得のためにもデータ復調のためにも用いることができる。

0083

CRSは、セル−特定に送信されるRSであり、広帯域(wideband)に対して毎サブフレームごとに送信される。CRSは、基地局の送信アンテナ個数によって最大4個のアンテナポートに対して送信可能である。例えば、基地局の送信アンテナが2個である場合、0番と1番のアンテナポートに対するCRSを送信し、4個の場合は、0〜3番のアンテナポートに対するCRSをそれぞれ送信する。

0084

図6は、基地局が4個の送信アンテナを支援するシステムで一つのリソースブロック(一般CPの場合、時間上で14個のOFDMシンボル×周波数上で12個の副搬送波)上でCRS及びDRSのパターンを示す図である。図6で、「R0」、「R1」、「R2」及び「R3」と表示されたリソース要素(RE)は、それぞれ、アンテナポートインデックス0、1、2及び3に対するCRSの位置を表す。一方、図6で「D」と表示されたリソース要素は、LTEシステムで定義されるDRSの位置を表す。

0085

LTEシステムの進展した形態のLTE−Aシステムでは、下りリンクで最大8個の送信アンテナを支援することができる。そのため、最大8個の送信アンテナに対するRSも支援されなければならない。LTEシステムにおける下りリンクRSは最大4個のアンテナポートのみに対して定義されているため、LTE−Aシステムにおいて基地局が4個以上最大8個の下りリンク送信アンテナを有する場合、それらのアンテナポートに対するRSがさらに定義されなければならない。最大8個の送信アンテナポートに対するRSとして、チャネル測定のためのRS、データ復調のためのRSの両方とも考慮されなければならない。

0086

LTE−Aシステムを設計する上で重要な考慮事項の一つは逆方向互換性(backward compatibility)である。逆方向互換性とは、既存のLTE端末がLTE−Aシステムでも正しく動作するように支援することを意味する。RS送信観点からは、LTE標準で定義されているCRSが全帯域で毎サブフレームごとに送信される時間−周波数領域に最大8個の送信アンテナポートに対するRSを追加すると、RSオーバーヘッド過度に大きくなる。そのため、最大8個のアンテナポートに対するRSを新しく設計するに当たり、RSオーバーヘッドを減らすことを考慮しなければならない。

0087

LTE−Aシステムで新しく導入されるRSは、大きく、2種類に分類できる。その一つは、送信ランク変調及びコーディング技法(Modulation and Coding Scheme;MCS)、プリコーディング行列インデックス(Precoding Matrix Index;PMI)などの選択のためのチャネル測定目的のRSであるチャネル状態情報−参照信号(Channel State Information RS;CSI−RS)であり、もう一つは、最大8個の送信アンテナを通して送信されるデータを復調するための目的のRSである復調−参照信号(DeModulation RS;DMRS)である。

0088

チャネル測定目的のCSI−RSは、既存のLTEシステムにおけるCRSがチャネル測定、ハンドオーバーなどの測定などの目的と同時にデータ復調のために用いられるのとは違い、チャネル測定中心の目的のために設計される特徴がある。勿論、CSI−RSは、ハンドオーバーなどの測定などの目的に用いられてもよい。CSI−RSがチャネル状態に関する情報を得る目的のみに送信されるため、既存のLTEシステムにおけるCRSとは違い、毎サブフレームごとに送信されなくてもよい。したがって、CSI−RSのオーバーヘッドを減らすために、CSI−RSは時間軸上で間欠的に(例えば、周期的に)送信されるように設計されてもよい。

0089

仮に、ある下りリンクサブフレーム上でデータが送信される場合には、データ送信がスケジューリングされた端末に専用で(dedicated)DMRSが送信される。特定端末専用のDM RSは、当該端末がスケジューリングされたリソース領域、すなわち、当該端末に対するデータが送信される時間−周波数領域でのみ送信されるように設計することができる。

0090

図7は、LTE−Aシステムで定義されるDMRSパターンの一例を示す図である。図7では、下りリンクデータが送信される一つのリソースブロック(一般CPの場合、時間上で14個のOFDMシンボル×周波数上で12個の副搬送波)上でDM RSが送信されるリソース要素の位置を示している。DM RSは、LTE−Aシステムでさらに定義される4個のアンテナポート(アンテナポートインデックス7、8、9及び10)に対して送信することができる。互いに異なるアンテナポートに対するDM RSは、異なる周波数リソース(副搬送波)及び/又は異なる時間リソース(OFDMシンボル)に位置することで区別することができる(すなわち、FDM及び/又はTDM方式で多重化できる)。また、同一の時間−周波数リソース上に位置する互いに異なるアンテナポートに対するDM RSは、直交コード(orthogonal code)によって区別することができる(すなわち、CDM方式で多重化できる)。図7の例示で、DM RSCDMグループ1と表示されたリソース要素(RE)にはアンテナポート7及び8に対するDM RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。同様に、図7の例示で、DM RSグループ2と表示されたリソース要素にはアンテナポート9及び10に対するDM RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。

0091

図8は、LTE−Aシステムで定義されるCSI−RSパターンの例示を示す図である。図8では、下りリンクデータが送信される一つのリソースブロック(一般CPの場合、時間上で14個のOFDMシンボル×周波数上で12個の副搬送波)上でCSI−RSが送信されるリソース要素の位置を示している。ある下りリンクサブフレームで、図8(a)乃至8(e)のいずれか一つのCSI−RSパターンを用いることができる。CSI−RSは、LTE−Aシステムでさらに定義される8個のアンテナポート(アンテナポートインデックス15、16、17、18、19、20、21及び22)に対して送信することができる。互いに異なるアンテナポートに対するCSI−RSは、異なった周波数リソース(副搬送波)及び/又は異なった時間リソース(OFDMシンボル)に位置することで区別することができる(すなわち、FDM及び/又はTDM方式で多重化できる)。また、同一の時間−周波数リソース上に位置する互いに異なるアンテナポートに対するCSI−RSは、直交コード(orthogonal code)によって区別することができる(すなわち、CDM方式で多重化できる)。図8(a)の例示で、CSI−RSCDMグループ1と表示されたリソース要素(RE)にはアンテナポート15及び16に対するCSI−RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。図8(a)の例示で、CSI−RS CDMグループ2と表示されたリソース要素にはアンテナポート17及び18に対するCSI−RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。図8(a)の例示でCSI−RS CDMグループ3と表示されたリソース要素にはアンテナポート19及び20に対するCSI−RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。図8(a)の例示で、CSI−RS CDMグループ4と表示されたリソース要素にはアンテナポート21及び22に対するCSI−RSを位置させることができ、これらは、直交コードによって多重化できる。図8(a)を基準にして説明した同一原理を、図8(b)乃至8(e)に適用することもできる。

0092

図9は、LTE−Aシステムにおいて定義されるZP(0の電力)(Zero Power) CSI−RSパターンの例示を示す図である。ZP CSI−RSの用途は2種類に大別される。その第一は、CSI−RS性能改善のための用途である。すなわち、一つのネットワークは、他のネットワークのCSI−RS測定性能を改善するために、他のネットワークのCSI−RS REにミューティング(muting)をし、自身のUEが正しくレートマッチング(rate matching)を行えるように、ミューティングされたREをZP CSI−RSと設定して知らせることができる。その第二は、CoMP CQI計算のための干渉測定の用途である。すなわち、ZP CSI−RS REに一部のネットワークがミューティングを行い、UEは、このZP CSI−RSから干渉を測定し、CoMP CQIを計算することができる。

0093

図6乃至図9のRSパターンは単に例示的なものであり、本発明の様々な実施例を適用するにあって特定RSパターンに限定されるものではない。すなわち、図6乃至図9と異なるRSパターンが定義及び使用される場合にも、本発明の様々な実施例を同様に適用することができる。

0094

協調的送信(CoMP)システムにおけるチャネル状態情報(CSI)フィードバック

0095

以下では、CoMP(Cooperative Multipoint Transmission/Reception)について説明する。

0096

LTE−A以降のシステムは、複数のセル間の協調を可能にし、システムの性能を向上させる方式の導入を試みている。このような方式を協調多重ポイント送信/受信(Cooperative Multipoint Transmission/Reception: CoMP)という。CoMPとは、特定端末と、基地局、アクセス(Access)ポイント或いはセル(Cell)との通信をより円滑にするために、2つ以上の基地局、アクセスポイント或いはセルが互いに協調して端末と通信する方式のことを指す。本発明で、基地局、アクセス(Access)或いはセルはいずれも同じ意味で使われてもよい。

0097

一般的に、周波数再使用因子(frequency reuse factor)が1である多重セル環境で、セル−間干渉(Inter−Cell Interference; ICI)によって、セル−境界に位置している端末の性能と平均セクター収率が減少することがある。このようなICIを低減するために、既存のLTEシステムでは、端末特定電力制御を用いた部分周波数再使用(fractional frequency reuse;FFR)のような単なる受動的な技法を用いて、干渉によって制限を受けた環境でセル−境界に位置している端末が適度の収率性能を有するようにする方法が適用された。しかし、セル当たり周波数リソース使用を減らすよりは、ICIを低減したり、ICIを端末の所望する信号として再使用することが一層好ましいだろう。このような目的を達成するために、CoMP送信技法を適用することができる。

0098

図10には、CoMPを行う一例を示す。図10を参照すると、無線通信システムは、CoMPを行う複数の基地局(BS1、BS2及びBS3)と端末を含む。CoMPを行う複数の基地局(BS1、BS2及びBS3)は互いに協調して端末にデータを効率的に送信することができる。

0099

CoMP送信方式は、データ共有を用いた協調的MIMO形態のジョイントプロセシング(CoMP− Joint Processing、CoMP−JP)及び協調スケジューリングビームフォーミング(CoMP− Coordinated Scheduling/beamforming、CoMP−CS/CB)方式とに区別できる。

0100

下りリンクにおいて、ジョイントプロセシング(CoMP−JP)方式では、端末は、CoMP送信方式を行う複数の基地局からデータを同時に受信することができ、各基地局から受信した信号を結合して受信性能を向上させることができる(Joint Transmission、JT)。また、CoMP送信方式を行う基地局のずれか一つが特定時点に端末にデータを送信する方法も考慮することができる(Dynamic Point Selection,DPS)。協調スケジューリング/ビームフォーミング方式(CoMP−CS/CB)では、端末はビームフォーミングによってデータを瞬間的に一つの基地局、すなわち、サービング基地局から受信することができる。

0101

上りリンクでジョイントプロセシング(CoMP−JP)方式が適用される場合、複数の基地局が端末からPUSCH信号を同時に受信することができる(Joint Reception、JR)。これと違い、協調スケジューリング/ビームフォーミング方式(CoMP−CS/CB)の場合、1つの基地局のみがPUSCHを受信することができる。協調スケジューリング/ビームフォーミング方式を用いるようにする決定は、協調セル(或いは、基地局)で決定することができる。

0102

CoMP送信方式を用いる端末、すなわち、CoMP UEは、CoMP送信方式を行う複数の基地局に対してチャネル情報をフィードバック(feedback、以下、CSIフィードバック)することができる。ネットワークスケジューラ(Network Scheduler)は、CSIフィードバックに基づいて、CoMP−JP、CoMP−CS/CB及びDPS方式の中から、送信率を高め得るような適切なCoMP送信方式を選択することができる。そのために、CoMP UEが、CoMP送信方式を行う複数個の基地局内でCSIフィードバックを設定する(configure)方法として、PUCCHを用いた周期的なフィードバック送信方式に従うことができる。この場合、それぞれの基地局に対するフィードバック構成(feedback configuration)は互いに独立したものであってもよい。そのため、以下、本発明の一実施例に係る明細書では、このような独立したフィードバック構成をもってチャネル情報をフィードバックする動作のそれぞれを、CSIプロセス(CSI process)と呼ぶ。このようなCSIプロセスは、1つのサービングセルに1つ又はそれ以上存在可能である。

0103

図11には、下りリンクCoMP動作を行う場合を示す。

0104

図11で、UEは、eNB1とeNB2との間に位置しており、両eNB(すなわち、eNB1、eNB2)は、UEへの干渉問題を解決するために、JT、DCS、CS/CBのような適切なCoMP動作を行う。UEは、基地局のCoMP動作を助けるために、CSIフィードバック(CSI feedback)を行う。CSIフィードバックによって送信される情報は、各eNBのPMI情報及びCQI情報を含み、さらに、JTのための両eNB間のチャネル情報(例えば、両eNBチャネル間の位相オフセット(phase offset)情報)を含んでもよい。

0105

図11で、UEは、自身のサービングセル(serving cell)であるeNB1にCSIフィードバック信号を送信しているが、状況によって、eNB2にCSIフィードバック信号を送信してもよく、両eNBにCSIフィードバック信号を送信してもよい。また、図11では、CoMPに参加する基本単位をeNBとして説明しているが、eNBの他、eNBによって制御される送信ポイント(transmission point)をCoMPに参加する基本単位にしてもよい。

0106

ネットワークでCoMPスケジューリングをするには、UEはサービングeNBの下りリンクCSI情報だけでなく、CoMPに参加する隣接eNBの下りリンクCSI情報も併せてフィードバックしなければならない。そのために、UEは、様々なデータ送信eNBと様々な干渉環境を反映する複数のCSIプロセスをフィードバックする。

0107

したがって、LTEシステムでCoMP CSI計算時に干渉測定のためにIMR(Interference Measurement Resource)が用いられる。1つのUEは、複数個のIMRが設定され(configure)、これら複数個のIMRのそれぞれに対して独立した設定(configuration)を有する。すなわち、それぞれのIMRは、周期、オフセット(offset)及びリソース設定(resource configuration)が独立して設定され、基地局はRRC(Radio Resource Control)シグナリングなどの上位層シグナリング(RRCなど)を用いてUEにシグナリングすることができる。

0108

また、LTEシステムでCoMP CSI計算時に要求される(desired)チャネル測定のためにCSI−RSが用いられる。1つのUEには複数個のCSI−RSが設定され、このとき、CSI−RSはそれぞれ独立した設定を有する。すなわち、各CSI−RSは、周期、オフセット、リソース割当、電力制御(power control、Pc)、アンテナポート(antenna port)数が独立して設定される。CSI−RSに関する情報は、上位層シグナリング(RRCなど)を用いて基地局からUEに送信することができる。

0109

UEに設定された複数個のCSI−RSと複数個のIMRのうち、信号測定のための一つのCSI−RSリソースと干渉測定のための一つのIMRとを関連付けて(associate)一つのCSIプロセスを定義することができる。UEは、異なったCSIプロセスから誘導されたCSI情報は、独立した周期とサブフレームオフセット(subframe offset)でフィードバックする。

0110

すなわち、それぞれのCSIプロセスは、独立したCSIフィードバック設定を有する。このようなCSI−RSリソースとIMRリソースとの関連付け(association)情報、及びCSIフィードバック設定などは、CSIプロセス別にRRCなどの上位層シグナリングを用いて基地局がUEに知らせることができる。例えば、UEには表1のような3つのCSIプロセスが設定されると仮定する。

0111

0112

表1で、CSI−RS0とCSI−RS1はそれぞれ、UEのサービングeNBであるeNB1から受信するCSI−RSと、協調に参加する隣接eNBであるeNB2から受信するCSI−RSを表す。もし、表1のそれぞれのCSIプロセスに対して設定されたIMRについて表2のように設定されたと仮定すれば、

0113

0114

IMR0で、eNB1はミューティング(muting)を、eNB2はデータ送信を行い、UEは、IMR0から、eNB1を除くeNBからの干渉を測定するように設定される。同様に、IMR1で、eNB2はミューティング(muting)を、eNB1はデータ送信を行い、UEは、IMR1から、eNB2を除くeNBからの干渉を測定するように設定される。また、IMR2ではeNB1、eNB2の両方ともミューティング(muting)を行い、UEは、IMR2から、eNB1及びeNB2を除くeNBからの干渉を測定するように設定される。

0115

したがって、表1及び表2に示す通り、CSIプロセス0のCSI情報は、eNB1からデータを受信する場合、最適のRI,PMI,CQI情報を示す。CSIプロセス1のCSI情報は、eNB2からデータを受信する場合に、最適のRI,PMI,CQI情報を示す。CSIプロセス2のCSI情報は、eNB1からデータを受信し、eNB2から干渉を全く受けない場合に、最適のRI,PMI,CQI情報を示す。

0116

1つのUEに設定された全てのIMRを、ZP(zero power) CSI−RSと表す(indicate)ことができる。すなわち、UEは、データ受信時に、設定されたIMRで自身のデータがマッピングされないと仮定してPDSCHレートマッチングを行う。

0117

ここで、全てのIMRをZP CSI−RSと示す理由は、CoMP UEがどのeNBから実際にデータを受信するか否かを知らないためである。例えば、図10で、DPSCoMPを行うとき、UEは、別のシグナリングがない限り、eNB1及びeNB2のいずれのeNBが実際にデータを送信するか否かを知らずにデータを受信する。

0118

もし、eNB1がデータを送信し、その事実をUEが知ると、IMR1を、干渉測定だけでなく、データ受信の用途にも用いることができる。逆に、eNB2がデータを送信し、その事実をUEが知ると、IMR0を、干渉測定だけでなく、データ受信の用途にも用いることができる。しかし、データを送信するeNBをUEが知っていない場合には、IMR0及びIMR1に対してミューティング(muting)を仮定してPDSCHレートマッチングを行うことが、デコーディング誤りを減らす上で効果的である。

0119

上記の全てのIMRをZP CSI−RSと示す方式において、UEは、設定された全てのIMRに対してデータを受信できず、PDSCHリソースを浪費する問題点がある。UEが、設定された全てのIMRでデータが送信されないと仮定してPDSCHレートマッチングを行うわけである。

0120

第1実施例

0121

以下では、UEが、設定されたIMRでもデータを受信し、PDSCHリソースをより效率的に用いる本発明の一実施例を説明する。そのために、UEは、eNB別ミューティング(muting)を行うZP CSI−RS情報、及びデータを実際に送信するeNBを示す送信eNB情報を受信する。

0122

eNB別ミューティングを行うZP CSI−RSの情報は、RRCシグナリングなどの上位層シグナリングを用いてUEに送信することができる。例えば、図11で、eNB1がIMR0及びIMR2でミューティングを行うため、UEは、IMR0及びIMR2を含むeNB1のZP CSI−RS情報を受信する。一方、eNB2は、IMR1及びIMR2でミューティングを行うため、UEは、IMR1及びIMR2を含むeNB2のZP CSI−RS情報を受信する。

0123

各eNBのZP CSI−RS情報は、ZP CSI−RSの周期、サブフレームオフセット(subframe offset)及びリソース設定(resource configuration)を含む。これらの値は、各eNBのZP CSI−RS別に独立して設定されてもよいが、レガシー(Legacy)UEへの影響(impact)を最小化するために、各eNBのZP CSI−RSは同一の周期とサブフレームオフセットを有するように制限されてもよい。このような制限により、ZP CSI−RSが設定されないサブフレーム数を増やすことができ、基地局は、レガシーUEをこのサブフレームにスケジューリングし、データマッピング不一致(mismatch)によるデータデコーディング誤りを最小化することができる。

0124

データを実際に送信するeNBを示す情報である送信eNB情報は、PDCCH内のDCIを用いてeNBからUEに動的に(dynamic)送信することができる。例えば、図11でDPSを行う場合、UEはeNB1又はeNB2からデータを受信する。このとき、UEは送信eNB情報をDCIフィールドで受信する。図11の実施例ではeNBを2個としたが、現在LTEシステムでは1つのUE当たり最大3つのeNBが協調通信を行うことができることから、DCIに2ビットフィールドを追加して送信eNB情報を送信することもできる。また、協調通信を行うeNBが増加する場合、それに対応する長さのフィールドをDCIに追加して送信eNB情報を送信してもよい。

0125

表3は、上述した2ビットフィールドの例である。2ビットフィールドは、CSIプロセスインデックスと定義されたり、CSI−RSインデックスと定義される。例えば、上記の2ビットフィールドが「00」と設定された場合、UEは、CSI−RS0と測定された下りリンクチャネルを介してデータが受信されるという事実がわかる。

0126

0127

上述した送信eNB情報は、DCIに新しいフィールドを追加して伝送してもよく、既存のDCIで定義されたフィールドのうち、使用用途が定義されておらず保留された(reserved)ビットを用いて送信してもよい。例えば、CAのために定義された3ビットCIFフィールドにおいて保留された一部の状態(state)を、表3のようにCSIプロセスインデックス又はCSI−RSインデックスと定義して用いることができる。

0128

UEは、eNB別ZP CSI−RS情報及び送信eNB情報に基づいて、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RS情報を把握し、当該ZP CSI−RSリソース要素(RE)ではデータがマッピングされないと仮定してデータ復調(demodulation)を行う。

0129

上記の方式でUEがデータレートマッチングを行う場合、UEは、設定されたIMRのうち、データを送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素の外部に存在するIMRではデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う。すなわち、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素に含まれるIMRリソースについては、UEは当該IMRにデータがマッピングされないと仮定してデータ復調を行う。一方、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素に含まれないIMRリソースについては、UEは当該IMRにデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う。

0130

例えば、図11で送信eNB情報がeNB1を指定する場合、UEはIMR0とIMR2に対してデータがマッピングされないと仮定してデータ復調を行う。そして、UEは、IMR1に対してデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う。一方、送信eNB情報がeNB2を指定する場合、UEはIMR1とIMR2に対してデータがマッピングされないと仮定してデータ復調を行う。そして、UEは、IMR0に対してデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う。

0131

上記の方法により、UEは、IMRにおいてデータがマッピングされるリソース要素を用いて干渉測定を行うことができる。すなわち、UEは、IMRと設定されたリソースがさらにZP CSI−RSと設定されないと、当該リソースにPDSCHがマッピングされたと判断する。UEは、ZP CSI−RSと設定されないIMRのリソースを用いてPDSCHを受信する場合、当該IMRから干渉測定の目的に受信されるPDSCHを含めた全ての受信信号を干渉信号として考慮する。また、UEは、当該IMRでPDSCHの受信を目的とするUEのための信号が存在すると判断する。

0132

一方、CoMP測定集合(measurement set)内で少なくとも一つのeNBはミューティングを行うため、IMRはeNBのそれぞれのZP CSI−RSリソース要素の和集合内に存在しなければならない。すなわち、端末は、ZP CSI−RSリソース要素のいずれか一つがIMRに完全にオーバーラッピング(over lapping)されないように設定されることを期待しない。例えば、2個のeNBがCoMP動作を行う場合、端末は、2個のZP CSI−RSが設定される。このとき、IMRは、2個のZP CSI−RSリソース要素の和集合内に存在する。

0133

上述したIMR適用方法は、説明の便宜のためにネックワークの観点で記述された。すなわち、CoMPに参加するそれぞれのeNBにZP CSI−RSを設定し、eNBのうち、実際にデータを送信するeNBを知らせると述べた。

0134

UEの観点で説明すると、UEは、設定されたCSI−RSを基準に、CoMPに参加する各eNBを区別する。例えば、図11で、UEは、自身に設定された2つのCSI−RS(すなわち、CSI−RS0とCSI−RS1)から、eNB1とeNB2を区別する。そのため、eNB別にZP CSI−RSを設定する動作は、UEの観点ではCSI−RS別にZP CSI−RSを設定する動作を意味する。そして、実際にデータを送信するeNBを知らせる動作は、UEの観点で、どのCSI−RSの下りリンクチャネルで実際にデータが送信されるかを示す動作を意味する。したがって、UEには、ネットワークからCSI−RS別にZP CSI−RS情報がそれぞれ設定され、どのCSI−RSの下りリンクチャネルで実際にデータが送信されるかが指定される。これらの両情報に基づき、UEは、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RSを把握し、当該ZP CSI−RSリソース要素でデータがマッピングされないと仮定してデータ復調を行う。

0135

また、UEは、複数のCSI−RS設定を受信し、それぞれのCSI−RS別にZP CSI−RS設定を受信する。すなわち、一つのCSI−RSと一つのZP CSI−RSリソースは一対一で連結されている。これに加えて、UEには複数のIMRが割り当てられる。

0136

UEが送信eNB情報を含むDCIによって割り当てられたPDSCHを介してデータを受信する場合、UEは、指定された複数のCSI−RSリソースの全てにデータがマッピングされないと仮定するが、ZP CSI−RSリソースについては、送信eNB情報によって指定されたCSI−RSと対応するZP CSI−RSリソースにのみデータがマッピングされないと仮定する。すなわち、IMRのうち、送信eNB情報によって指定されたCSI−RSと対応するZP CSI−RSリソースに含まれないリソースは、データがマッピングされると仮定する。

0137

一方、UEが送信eNB指示情報を含まないDCI(例えば、送信eNB情報を含まないDCIフォーマット1A)によって割り当てられたPDSCHを介してデータを受信する場合に、UEは、複数のCSI−RSリソースにはいずれもデータがマッピングされないと仮定するが、ZP CSI−RSリソースについては、特定リソース、代表として最初(インデックスが最も低い)ZP CSI−RSリソースのみにデータがマッピングされないと仮定する。すなわち、IMRのうち、インデックスが最も低いZP CSI−RSリソースに含まれないリソースは、データがマッピングされると仮定する。

0138

他の方法として、UEは、送信eNB情報を含まないDCI、すなわち、DCI 1Aによって割り当てられたPDSCHを介してデータを受信する場合、指定された複数のCSI−RSリソース及びZP CSI−RSリソースのいずれにもデータがマッピングされないと仮定してもよい。そして、IMRについては、ZP CSI−RSリソースに含まれないリソースは、データがマッピングされると仮定する。

0139

一方、CSI−RSは、送信パワーが乗せられて実際に送信がなされるRSであることから、NZP(Non−Zero Power) CSI−RSと呼ぶこともできる。

0140

図12は、本発明の第1実施例に係るデータ受信方法を示すフローチャートである。

0141

まず、端末は、データを実際に送信するeNBを指定する情報である送信eNB情報を受信する(S1210)。送信eNB情報の受信に関する詳細な説明は上述の通りであり、その詳細な説明は省略する。

0142

また、端末は、eNB別ミューティングを行うZP CSI−RSの情報を受信する(S1230)。端末がZP CSI−RSの情報を受信する方法に関する詳細な説明は上述の通りであり、その詳細な説明は省略する。

0143

次に、端末は、設定されたIMRのうち、データを送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素の外部に存在するIMRではデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う(S1250)。すなわち、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素に含まれるIMRリソースについては、UEは、当該IMRにデータがマッピングされないと仮定してデータ復調を行う。一方、データを実際に送信するeNBのZP CSI−RSリソース要素に含まれないIMRリソースについては、UEは、当該IMRにデータがマッピングされると仮定してデータ復調を行う。

0144

第2実施例

0145

上述した第1実施例はPDSCHデータマッピングに関するが、UEがEPDCCH(Enhanced PDCCH)を受信する場合、EPDCCHのDCIto REマッピング(mapping)にも同一の方式を拡張して適用することができる。

0146

LTEシステムにおいてPDSCH領域の一部をEPDCCHと指定し、当該リソースを制御情報の送信のために用いることができる。EPDCCHは、図13のように、既存のPDCCHに代えてPDSCH領域で送信される制御チャネルである、改良された(enhanced)PDCCHのことを指す。図13で、EPDCCHのために用いられる周波数リソースは連続しているとしたが、これは一実施例に過ぎず、周波数ダイバーシティを得るために、EPDCCHは、互いに離隔した周波数リソースを用いて送信されてもよい。

0147

基地局は、一つのUEに複数のEPDCCHセット(EPDCCH set)を指定することができる。ここで、EPDCCHセットとは、一連のEPDCCHブラインドデコーディング(blind decoding)候補(candidate)が存在するPRBのセットを意味する。EPDCCHセットを構成するPRBは、RRCシグナリングなどの上位層シグナリングを通じて与えることができる。端末は、特定のブラインドデコーディング候補の検出を試みる際に、各候補が当該候補の属するEPDCCHセットのリソースを用いると仮定する。さらに、基地局は、EPDCCHセットごとに様々な固有の特徴を設定することができる。例えば、EPDCCH候補が局部(localized)送信を用いるか分散(distributed)送信を用いるか、及び各EPDCCHセットに属する候補が下りリンク割当(assignment)に用いられたとき、HARQACKのために用いるパラメータ(parameter)などが設定されてもよい。

0148

UEは、基地局から多重(multiple)EPDCCHセットをRRCで指定された場合、EPDCCHセットを、DCIをデコーディングするための探索領域(search space、SS)と設定し、様々な集成(aggregation)レベルに対してブラインドデコーディングを試みる。各セットは、多重PRBと指定されてもよく、他のセットと一部のPRBが重なってもよい。

0149

このとき、サービング(Serving)eNBだけでなく、他の隣接eNBもUEにEPDCCH送信を行うことができる。例えば、次のように様々な場合を考慮することができる。第一に、各EPDCCHセットの送信が、互いに異なるeNBから行われることがある。第二に、各EPDCCHSS内のPRBにおいてEPDCCH送信が互いに異なるeNBから行われることがある。第三に、各EPDCCHDMRSポートにおいてEPDCCH送信が互いに異なるeNBから行われることがある。以下、各場合について詳しく説明し、EPDCCHのDCIto REマッピング方式を提案する。

0150

第一に、各EPDCCHセットの送信が互いに異なるeNBから行われることがある。このとき、基地局はUEにRRCなどの上位層シグナリングを用いて各セットのEPDCCH送信eNB情報を知らせることができる。このEPDCCH送信eNB情報は、EPDCCH送信eNBのCSI−RSインデックスである。UEは、当該情報から各セットのDCIをブラインドデコーディングするとき、該当セットのEPDCCH送信eNBのZP CSI−RSリソース要素でDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。すなわち、当該セットのCSI−RSに一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。これらのZP CSI−RS外に存在するIMRに対してはDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0151

例えば、図11で、UEに2個のEPDCCHセット、すなわち、set0とset1が設定され、set0ではeNB1が制御情報を送信し、set1ではeNB2が制御情報を送信する。UEには基地局からRRCを通じてset0に対してCSI−RS0を、set1に対してCSI−RS1が設定される。UEはset0に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS0に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。一方、UEは、set1に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS1に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。UEは、当該ZP CSI−RS外に存在するIMRに対してはDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0152

各EPDCCHセットと連結されるCSI−RSのインデックスは、EPDCCHセット設定メッセージ(configuration message)内のフィールドで直接指示することができる。

0153

直接指示の場合、1つのEPDCCHセットが2つ以上のCSI−RSと連結されてもよい。この場合は、2つ以上のeNBで同一のEPDCCHを同時に送信する動作に有用である。

0154

直接指示の他の例として、基地局が、UEがEPDCCHに対するチャネル推定をより容易に具現できるように、ドップラー拡散(Doppler spread)や周波数オフセット(frequency offset)のようなチャネルの長期間(long term)特徴(characteristic)がEPDCCHDMRSと同じCSI−RSを、RRCのような上位層信号で指定することもできる。上記CSI−RSは同一位置で送信されるという仮定を適用できるQC(quasi−colocated)CSI−RSを挙げることができる。このとき、このような上位層信号をDCIマッピングにも再使用して、特定EPDCCHとQC CSI−RS及びそれに伴うZP CSI−RSに対してはDCIマッピングがなされないとして動作できる。

0155

又は、各EPDCCHセットに連結されるCSI−RSのインデックスは、間接指示されてもよい。例えば、EPDCCHセット0は自動でCSI−RS0に、EPDCCHセット1は自動でCSI−RS1に連結されるとして動作することもできる。

0156

第二に、EPDCCHSS内の各PRBでEPDCCH送信が互いに異なるeNBから行われることがある。このとき、基地局はUEにRRCなどの上位層シグナリングを用いて各PRBのEPDCCH送信eNB情報を知らせることができる。当該EPDCCH送信eNB情報は、EPDCCH送信eNBのCSI−RSインデックスである。UEは、当該情報から各PRBをブラインドデコーディングするとき、該当PRBのEPDCCH送信eNBのZP CSI−RS REでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。すなわち、当該PRBのCSI−RSに一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。当該ZP CSI−RS外に存在するIMRに対してはDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0157

例えば、図11で、UEにEPDCCHSS内に2個のPRB、すなわち、PRB0とPRB1を設定し、PRB0ではeNB1が制御情報を送信し、PRB1ではeNB2が制御情報を送信する。UEは、基地局からRRCを通じて、PRB0に対してCSI−RS0が、PRB1に対してCSI−RS1が設定される。UEは、PRB0に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS0に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。一方、UEは、PRB1に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS1に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。UEは、当該ZP CSI−RS外に存在するIMRに対してはDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0158

さらに、EPDCCHSS内の各PRBでEPDCCH送信が互いに異なるeNBから行われる場合、次のような方式でDCIto REマッピングを行うことができる。UEは、各PRBでブラインドデコーディングを行う際、設定された多重CSI−RSの中から、当該PRBに割り当てられたDMRSのスクランブリング識別子(scrambling id)と同じCSI−RSスクランブリング識別子を有するCSI−RSを探す。その後、上記CSI−RSに一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。

0159

また、基地局とUEは、事前に定義されたDMRSのスクランブリング識別子とCSI−RSスクランブリング識別子間のマッピングテーブル(mappingtable)を用いてCSI−RSを探すこともできる。該マッピングテーブルはRRCを通じて基地局がUEに知らせることができる。その後、当該CSI−RSに一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。

0160

第三に、各EPDCCHDMRSポート(port)でEPDCCH送信が互いに異なるeNBから行われることがある。このとき、基地局はUEにRRCなどの上位層シグナリングを用いて各DMRSポートのEPDCCH送信eNB情報を知らせる。このEPDCCH送信eNB情報はEPDCCH送信eNBのCSI−RSインデックスである。UEは、当該情報から各DMRSポートに対するブラインドデコーディングを行う際、当該DMRSポートのEPDCCH送信eNBのZP CSI−RS REでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。すなわち、当該DMRSポートのCSI−RSに一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。当該ZP CSI−RS外に存在するIMRに対してはDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0161

例えば、図11で、UEは、DMRSポート7とDMRSポート9を介してEPDCCHを受信することができる。このとき、eNB1がDMRSポート7を介して制御情報を送信し、eNB2がDMRSポート9を介して制御情報を送信する。UEは、基地局からRRCを通じて、DMRSポート7に対してCSI−RS0が、DMRSポート9に対してCSI−RS1が設定される。UEは、DMRSポート7に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS0に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。一方、UEは、DMRSポート9に対してブラインドデコーディングを行う際、CSI−RS1に一対一で連結されたZP CSI−RSでDCIマッピングがされていないと仮定してブラインドデコーディングを行う。UEは、当該ZP CSI−RS外に存在するIMRに対してDCIマッピングがされていると仮定してブラインドデコーディングを行う。

0162

上述した通り、複数のeNBがUEにEPDCCHを送信する3つの場合についてそれぞれ、EPDCCHのDCIto RE mapping方法を説明した。より簡単にいうと、UEにEPDCCH送信が可能な全てのeNBに対して各eNBのZP CSI−RSの結合(union)でDCI to REマッピングを決定することができる。すなわち、UEはネットワークから上記eNBのZP CSI−RSの結合情報を受信し、EPDCCHのブラインドデコーディングを行う際、設定されたZP CSI−RSの全てに対してDCIマッピングがされていないと仮定する。

0163

第3実施例

0164

上述した方法で、IMRでデータがマッピングされたか否か、又はIMRでDCIがマッピングされたか否かを決定するために、各eNB別ZP CSI−RS情報と送信eNB情報を送信した。これにより、UEは、IMRでデータ/DCIがマッピングされたか否かをデータ送信eNBのZP CSI−RS情報から間接的に把握することができる。その他の方式として、IMRでデータがマッピングされたか否か、又はIMRでDCIがマッピングされたか否かを、次のようにDCIを用いて直接受信することもできる。

0165

一例として、表4のように、DCIに3ビットフィールドを追加し、データがマッピングされたか否かをUEに知らせることができる。UEは、DCIを用いて表4の情報を受信し、ミューティングと設定されたIMRでデータマッピングがされていないと仮定する。データ送信と設定されたIMRではデータマッピングされたと仮定する。

0166

0167

例えば、図11で、UEがeNB1からデータを受信する場合、UEは基地局から上記DCIフィールドで「010」を受信する。UEはIMR1に対してデータマッピングを仮定し、IMR0,IMR2に対してデータマッピングを仮定せずにデータ復調を行う。一方、UEがeNB2からデータを受信する場合、UEは基地局から上記DCIフィールドで「011」を受信する。UEは、IMR0に対してデータマッピングを仮定し、IMR1及びIMR2に対してデータマッピングを仮定せずにデータ復調を行う。

0168

又は、表4のように新しいフィールドを追加するのではなく、DCI内にあるDMRSシーケンス(sequence)の初期値(initial value)情報を用いて、IMRでデータマッピングがされたか否かを決定してもよい。例えば、上記初期値を0、1に設定可能であり、UEに0が指定された場合、UEは、設定されたIMRのうち、IMR0のみにデータマッピングされていると仮定する。UEに1が指定された場合、UEは、設定されたIMRのうち、IMR1のみにデータマッピングされていると仮定する。上記の例では初期値を1ビットに制限して説明したが、可能なビット数によって、より多いデータマッピングIMRをUEに設定することもできる。

0169

上記の通り、UEがIMRでデータマッピングされているか否か又はDCIマッピングされているか否かをDCIを用いて直接受信する場合、UEは、基地局から一つのZP CSI−RS情報を受信し、IMRを除くリソースに対してデータ/DCIがマッピングされたか否かを決定する。上記の一つのZP CSI−RS情報は、各eNB別ZP CSI−RSの結合(union)を表す。例えば、図11で、eNB1のZP CSI−RSがリソース1,2,3に、そしてeNB2のZP CSI−RSがリソース3,4,5に割り当てられた場合、UEは、上記の一つのZP CSI−RS情報から、ZP CSI−RSがリソース1,2,3,4,5に割り当てられたことを把握し、当該リソースでデータ/DCIマッピングがないと仮定する。

0170

図14に、本発明の一実施例に適用可能な基地局及び端末を例示する。

0171

無線通信システムにリレーが含まれる場合、バックホールリンクで通信は基地局とリレー間に行われ、アクセスリンクで通信はリレーと端末間に行われる。したがって、図面に例示した基地局又は端末は、状況によってリレーに置き換えてもよい。

0172

図14を参照すると、無線通信システムは、基地局1410及び端末1420を含む。基地局1410は、プロセッサ1413、メモリー1414、及び無線周波数(Radio Frequency、RF)ユニット1411,1412を含む。プロセッサ1413は、本発明で提案した手順及び/又は方法を具現するように構成することができる。メモリー1414はプロセッサ1413と接続され、プロセッサ1413の動作に関連した様々な情報を記憶する。RFユニット1411,1412は、プロセッサ1413と接続され、無線信号を送信及び/又は受信する。端末1420は、プロセッサ1423、メモリー1424及びRFユニット1421,1422を含む。プロセッサ1423は、本発明で提案した手順及び/又は方法を具現するように構成することができる。メモリー1424は、プロセッサ1423と接続され、プロセッサ1423の動作に関連した様々な情報を記憶する。RFユニット1421,1422は、プロセッサ1423と接続され、無線信号を送信及び/又は受信する。基地局1410及び/又は端末1420は、単一アンテナ又は多重アンテナを有することができる。以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態で結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することができる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は、変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に置き換わってもよい。特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成してもよく、出願後の補正によって新しい請求項として含めてもよいことは明らかである。

0173

本文書で基地局によって行われるとした特定動作は、場合によっては、その上位ノード(upper node)によって行われてもよい。すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局又は基地局以外の他のネットワークノードによって行われることは明らかである。基地局は、固定局(fixed station)、Node B、eNode B(eNB)、アクセスポイント(access point)などの用語に代えてもよい。

0174

本発明に係る実施例は、様々な手段、例えば、ハードウェアファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの結合などによって具現することができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、一つ又はそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラマイクロコントローラマイクロプロセッサなどによって具現することができる。

0175

ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を実行するモジュール、手順、関数などの形態として具現することができる。ソフトウェアコードは、メモリーユニットに記憶させ、プロセッサによって駆動することができる。

0176

メモリーユニットは、プロセッサの内部又は外部に設けられて、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを授受することができる。

0177

上開示した本発明の好ましい実施例についての詳細な説明は、当業者が本発明を具現して実施できるように提供された。以上では本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術の分野における熟練した当業者に理解されるように、本発明の領域から逸脱しない範囲内で本発明を様々に修正及び変更することもできる。例えば、当業者は、上記の実施例に記載された各構成を互いに組み合わせる方式で用いてもよい。したがって、本発明は、ここに開示されている実施の形態に制限されるものではなく、ここに開示されている原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えるためのものである。

0178

本発明は、本発明の精神及び必須特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態として具体化できる。したがって、上記の詳細な説明は、いずれの面においても制約的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付した請求項の合理的な解釈によって決定しなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。ここに開示されている実施の形態に制限されるものではなく、ここに開示されている原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えるためのものである。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成してもよく、出願後の補正によって新しい請求項として含めてもよい。

0179

本発明は、端末、リレー、基地局などのような無線通信装置に利用可能である。

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