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技術 電気錠システム

出願人 日本電産サンキョー株式会社
発明者 吉川伸一芦部昇中村五郎
出願日 2015年1月28日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2015-014525
公開日 2016年8月4日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2016-138412
状態 特許登録済
技術分野 錠;そのための付属具
主要キーワード 停電検知信号 通電時施錠型 解錠センサ 停電検知回路 施錠センサ 扉開閉センサ ソレノイド駆動用 停電検知
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (3)

課題

通電時施錠型電気錠の利点を有しながら消費電力を抑制することが可能な電気錠システムを提供する。

解決手段

電気錠システム1は、瞬時通電施解錠型の電気錠3と、電気錠3が施錠状態であることを検知するための施錠検知部8と、停電を検知するための停電検知部20と、停電時に電気錠3に電力を供給するための充電部30と、電気錠3および充電部30に電力を供給するための電力供給部14とを備えている。停電検知部20によって停電が検知されていない通常時には、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電力供給部14から電気錠3に電力が供給される。また、停電検知部20での検知結果に基づいて停電が検知され、かつ、施錠検知部8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が解錠状態になる。

概要

背景

従来、通電時施錠型電気錠が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気錠は、電力が供給されると施錠状態となり、電力の供給が停止されると解錠状態になる。そのため、この電気錠は、停電が発生して電気錠に電力が供給されなくなると、自動的に解錠状態になる。また、従来、通電時解錠型の電気錠も知られている。この電気錠は、電力が供給されると解錠状態となり、電力の供給が停止されると施錠状態になる。そのため、この電気錠は、停電が発生して電気錠に電力が供給されなくなると、自動的に施錠状態になる。

概要

通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら消費電力を抑制することが可能な電気錠システムを提供する。電気錠システム1は、瞬時通電施解錠型の電気錠3と、電気錠3が施錠状態であることを検知するための施錠検知部8と、停電を検知するための停電検知部20と、停電時に電気錠3に電力を供給するための充電部30と、電気錠3および充電部30に電力を供給するための電力供給部14とを備えている。停電検知部20によって停電が検知されていない通常時には、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電力供給部14から電気錠3に電力が供給される。また、停電検知部20での検知結果に基づいて停電が検知され、かつ、施錠検知部8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が解錠状態になる。

目的

本発明の第1の課題は、通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら消費電力を抑制することが可能な電気錠システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

停電時に解錠状態となる電気錠を備える電気錠システムであって、前記電気錠が施錠状態であることを検知するための施錠検知部と、停電を検知するための停電検知部と、停電時に前記電気錠に電力を供給するための充電部と、前記電気錠および前記充電部に電力を供給するための電力供給部と、前記電力供給部から前記電気錠に電力が供給可能な第1状態と前記充電部から前記電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部とを備え、前記電気錠は、瞬時通電施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、前記停電検知部によって停電が検知されていない通常時には、前記切替部は前記第1状態となっており、前記電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、前記電力供給部から前記電気錠に電力が供給され、前記停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、前記施錠検知部での検知結果に基づいて前記電気錠が施錠状態であることが検知されると、前記切替部が前記第1状態から前記第2状態に切り替わり、前記充電部から前記電気錠に電力が供給されて、前記電気錠が解錠状態になることを特徴とする電気錠システム。

請求項2

停電時に施錠状態となる電気錠を備える電気錠システムであって、前記電気錠が解錠状態であることを検知するための解錠検知部と、停電を検知するための停電検知部と、停電時に前記電気錠に電力を供給するための充電部と、前記電気錠および前記充電部に電力を供給するための電力供給部と、前記電力供給部から前記電気錠に電力が供給可能な第1状態と前記充電部から前記電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部とを備え、前記電気錠は、瞬時通電時施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、前記停電検知部によって停電が検知されていない通常時には、前記切替部は前記第1状態となっており、前記電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、前記電力供給部から前記電気錠に電力が供給され、前記停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、前記解錠検知部での検知結果に基づいて前記電気錠が解錠状態であることが検知されると、前記切替部が前記第1状態から前記第2状態に切り替わり、前記充電部から前記電気錠に電力が供給されて、前記電気錠が施錠状態になることを特徴とする電気錠システム。

請求項3

空芯状に巻回され電源に接続される給電コイルを備えるとともに、前記電力供給部として、空芯状に巻回され前記給電コイルと所定の隙間を介して対向配置される受電コイルを備え、非接触電力伝送によって前記給電コイルから前記受電コイルに電力が伝送されることを特徴とする請求項1または2記載の電気錠システム。

請求項4

前記充電部の充電が完了していることを検知するための充電検知部を備え、前記切替部は、前記充電部の充電完了前には前記受電コイルと前記充電部とを電気的に接続し、前記充電部の充電が完了すると前記受電コイルと前記充電部とを電気的に遮断し、前記充電部の充電完了前の前記電気錠の動作時には、前記給電コイルから前記受電コイルに、前記電気錠を動作させるために必要な電力と前記充電部を充電するために必要な電力とが伝送され、前記充電部の充電完了後の前記電気錠の動作時には、前記給電コイルから前記受電コイルに、前記電気錠を動作させるために必要な電力が伝送されることを特徴とする請求項3記載の電気錠システム。

請求項5

前記充電部の充電が完了していることを検知するための充電検知部を備え、前記切替部は、前記充電部の充電完了前には前記受電コイルと前記充電部とを電気的に接続し、前記充電部の充電が完了すると前記受電コイルと前記充電部とを電気的に遮断し、前記充電部の充電完了前の前記電気錠の非動作時には、前記給電コイルから前記受電コイルに、前記充電部を充電するために必要な電力が伝送され、前記充電部の充電完了後の前記電気錠の非動作時には、前記給電コイルから前記受電コイルへの電力伝送が停止されていることを特徴とする請求項3または4記載の電気錠システム。

技術分野

0001

本発明は、電気錠を備える電気錠システムに関する。

背景技術

0002

従来、通電時施錠型の電気錠が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気錠は、電力が供給されると施錠状態となり、電力の供給が停止されると解錠状態になる。そのため、この電気錠は、停電が発生して電気錠に電力が供給されなくなると、自動的に解錠状態になる。また、従来、通電時解錠型の電気錠も知られている。この電気錠は、電力が供給されると解錠状態となり、電力の供給が停止されると施錠状態になる。そのため、この電気錠は、停電が発生して電気錠に電力が供給されなくなると、自動的に施錠状態になる。

先行技術

0003

特開2008−214872号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述のように、通電時施錠型の電気錠には、停電が発生して電気錠に電力が供給されない状態になると電気錠が自動的に解錠状態になるといった利点がある。また、通電時解錠型の電気錠には、停電が発生して電気錠に電力が供給されない状態になると電気錠が自動的に施錠状態になるといった利点がある。しかしながら、通電時施錠型の電気錠の場合、施錠状態のときに常に電力が消費されているため、消費電力が大きくなる。また、通電時解錠型の電気錠の場合、解錠状態のときに常に電力が消費されているため、消費電力が大きくなる。

0005

そこで、本発明の第1の課題は、通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら消費電力を抑制することが可能な電気錠システムを提供することにある。また、本発明の第2の課題は、通電時解錠型の電気錠の利点を有しながら消費電力を抑制することが可能な電気錠システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記の第1の課題を解決するため、本発明の電気錠システムは、停電時に解錠状態となる電気錠を備える電気錠システムであって、電気錠が施錠状態であることを検知するための施錠検知部と、停電を検知するための停電検知部と、停電時に電気錠に電力を供給するための充電部と、電気錠および充電部に電力を供給するための電力供給部と、電力供給部から電気錠に電力が供給可能な第1状態と充電部から電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部とを備え、電気錠は、瞬時通電施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、停電検知部によって停電が検知されていない通常時には、切替部は第1状態となっており、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電力供給部から電気錠に電力が供給され、停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、施錠検知部での検知結果に基づいて電気錠が施錠状態であることが検知されると、切替部が第1状態から第2状態に切り替わり、充電部から電気錠に電力が供給されて、電気錠が解錠状態になることを特徴とする。

0007

本発明の電気錠システムは、電力供給部から電気錠に電力が供給可能な第1状態と充電部から電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部を備えている。また、本発明では、停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、施錠検知部での検知結果に基づいて電気錠が施錠状態であることが検知されると、切替部が第1状態から第2状態に切り替わり、充電部から電気錠に電力が供給されて、電気錠が解錠状態になる。すなわち、本発明では、停電が検知されるとともに電気錠が施錠状態であることが検知されると、ユーザが何らかの操作を行わなくても、切替部が自動的に第1状態から第2状態に切り替わって充電部から電気錠に電力が供給され、停電が発生したときに施錠状態であった電気錠が停電後の短時間で解錠状態になる。そのため、本発明の電気錠システムには、停電が発生して電気錠に電力が供給されない状態になったときに電気錠が自動的に解錠状態になるといった通電時施錠型の電気錠の利点がある。また、本発明では、電気錠は、瞬時通電時施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに電力が消費される。そのため、本発明では、電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。このように、本発明の電気錠システムでは、通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。

0008

また、本発明では、停電検知部によって停電が検知されていない通常時の、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときには、電力供給部から電気錠に電力が供給されている。また、停電が検知されるとともに電気錠が施錠状態であることが検知されたときに、充電部から電気錠に電力が供給されている。そのため、本発明では、充電部の充放電頻度が低い。したがって、本発明では、充電部の寿命延ばすことが可能になる。

0009

また、上記の第2の課題を解決するため、本発明の電気錠システムは、停電時に施錠状態となる電気錠を備える電気錠システムであって、電気錠が解錠状態であることを検知するための解錠検知部と、停電を検知するための停電検知部と、停電時に電気錠に電力を供給するための充電部と、電気錠および充電部に電力を供給するための電力供給部と、電力供給部から電気錠に電力が供給可能な第1状態と充電部から電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部とを備え、電気錠は、瞬時通電時施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、停電検知部によって停電が検知されていない通常時には、切替部は第1状態となっており、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電力供給部から電気錠に電力が供給され、停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、解錠検知部での検知結果に基づいて電気錠が解錠状態であることが検知されると、切替部が第1状態から第2状態に切り替わり、充電部から電気錠に電力が供給されて、電気錠が施錠状態になることを特徴とする。

0010

本発明の電気錠システムは、電力供給部から電気錠に電力が供給可能な第1状態と充電部から電気錠に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替部を備えている。また、本発明では、停電検知部での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、解錠検知部での検知結果に基づいて電気錠が解錠状態であることが検知されると、切替部が第1状態から第2状態に切り替わり、充電部から電気錠に電力が供給されて、電気錠が施錠状態になる。すなわち、本発明では、停電が検知されるとともに電気錠が解錠状態であることが検知されると、ユーザが何らかの操作を行わなくても、切替部が自動的に第1状態から第2状態に切り替わって充電部から電気錠に電力が供給され、停電が発生したときに解錠状態であった電気錠が停電後の短時間で施錠状態になる。そのため、本発明の電気錠システムには、停電が発生して電気錠に電力が供給されない状態になったときに電気錠が自動的に施錠状態になるといった通電時解錠型の電気錠の利点がある。また、本発明では、電気錠は、瞬時通電時施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに電力が消費される。そのため、本発明では、電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。このように、本発明の電気錠システムでは、通電時解錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。

0011

また、本発明では、停電検知部によって停電が検知されていない通常時の、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときには、電力供給部から電気錠に電力が供給されている。また、停電が検知されるとともに電気錠が解錠状態であることが検知されたときに、充電部から電気錠に電力が供給されている。そのため、本発明では、充電部の充放電の頻度が低い。したがって、本発明では、充電部の寿命を延ばすことが可能になる。

0012

本発明において、電気錠システムは、空芯状に巻回され電源に接続される給電コイルを備えるとともに、電力供給部として、空芯状に巻回され給電コイルと所定の隙間を介して対向配置される受電コイルを備え、非接触電力伝送によって給電コイルから受電コイルに電力が伝送されることが好ましい。このように構成すると、電気錠が取り付けられる建具建具枠との間で配線を引き回す必要がないため、電気錠システムの施工が容易になる。一方で、非接触電力伝送によって電力が供給される場合には、配線を利用して電力が供給される場合と比較して、電力の伝送効率が低くなるため、電気錠や充電部に供給される電力量が同じであっても、電気錠システムの消費電力は大きくなりやすい。しかしながら、本発明では、電気錠が瞬時通電時施解錠型の電気錠またはモータ施解錠型の電気錠であり、電気錠が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに電力が消費されるため、非接触電力伝送によって電力が供給されても、電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。

0013

本発明において、電気錠システムは、充電部の充電が完了していることを検知するための充電検知部を備え、切替部は、充電部の充電完了前には受電コイルと充電部とを電気的に接続し、充電部の充電が完了すると受電コイルと充電部とを電気的に遮断し、充電部の充電完了前の電気錠の動作時には、給電コイルから受電コイルに、電気錠を動作させるために必要な電力と充電部を充電するために必要な電力とが伝送され、充電部の充電完了後の電気錠の動作時には、給電コイルから受電コイルに、電気錠を動作させるために必要な電力が伝送されることが好ましい。このように構成すると、電気錠の動作時に給電コイルから受電コイルに伝送される電力を必要最小限にすることが可能になる。したがって、非接触電力伝送によって電力が供給されても、電気錠システムの消費電力を効果的に抑制することが可能になる。

0014

本発明において、電気錠システムは、充電部の充電が完了していることを検知するための充電検知部を備え、切替部は、充電部の充電完了前には受電コイルと充電部とを電気的に接続し、充電部の充電が完了すると受電コイルと充電部とを電気的に遮断し、充電部の充電完了前の電気錠の非動作時には、給電コイルから受電コイルに、充電部を充電するために必要な電力が伝送され、充電部の充電完了後の電気錠の非動作時には、給電コイルから受電コイルへの電力伝送が停止されていることが好ましい。このように構成すると、非接触電力伝送によって電力が供給されても、電気錠システムの消費電力を効果的に抑制することが可能になる。

発明の効果

0015

以上のように、本発明の電気錠システムでは、通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。あるいは、本発明の電気錠システムでは、通電時解錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システムの消費電力を抑制することが可能になる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施の形態にかかる電気錠システムの構成を説明するための概略図である。
図1に示す電気錠システムの電気的な構成を説明するためのブロック図である。

実施例

0017

以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。

0018

(電気錠システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる電気錠システム1の構成を説明するための概略図である。図2は、図1に示す電気錠システム1の電気的な構成を説明するためのブロック図である。

0019

本形態の電気錠システム1は、扉(開き戸)2が開かないように扉2をロックするためのシステムであり、電気錠3と、電気錠3に電力を供給する給電装置4と、電気錠システム1を制御するシステム制御部5とを備えている。また、電気錠システム1は、扉2の開閉状態を検知するための扉開閉センサ(図示省略)を備えている。扉2には、ドアノブ2aが取り付けられている。

0020

電気錠3は、瞬時通電時施解錠型の電気錠である。すなわち、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電気錠3に電力が供給され、解錠状態から施錠状態への切替後または施錠状態から解錠状態への切替後には、電気錠3への電力の供給が停止されている。電気錠3は、デッドボルト(図示省略)と、デッドボルトを駆動するソレノイド7とを備えている。また、電気錠3は、電気錠3が施錠状態であることを検知するための施錠センサ8と、電気錠3が解錠状態であることを検知するための解錠センサ9とを備えている。電気錠3は、扉2に内蔵されている。本形態の施錠センサ8は、施錠検知部であり、解錠センサ9は、解錠検知部である。

0021

給電装置4は、非接触電力伝送によって電気錠3(具体的には、ソレノイド7)に電力を供給する非接触式の給電装置である。この給電装置4は、給電コイル12を有する給電部13と、受電コイル14を有する受電部15とを備えている。受電部15は、扉2に内蔵されている。給電部13は、扉2が回動可能に取り付けられる外枠の内部、または、この外枠が固定される壁の内部に配置されている。給電コイル12および受電コイル14は、空芯状に巻回された空芯コイルである。

0022

給電部13は、給電コイル12に加えて、給電部13を制御する給電制御部17と、給電コイル12に電流を供給する駆動回路18と、受電部15と情報の通信を行うための送受信回路19と、停電を検知するための停電検知回路20とを備えている。給電制御部17は、所定の配線を介してシステム制御部5に接続されており、給電制御部17とシステム制御部5との間では情報の通信が行われる。

0023

送受信回路19は、給電制御部17に接続されている。給電制御部17は、電力変換回路21およびADコンバータ22を介して電源23(具体的には、交流電源)に接続されており、給電制御部17には、電力変換回路21およびADコンバータ22を介して電源23から電力が供給されている。電力変換回路21は、ADコンバータ22を介して電源23から供給される電力を制御用の電力に変換する。また、給電制御部17は、コンデンサ等の充電部を備えており、停電時には、この充電部から供給される電力で給電制御部17が所定の制御を行う。

0024

駆動回路18は、給電コイル12に接続されるとともに、ADコンバータ22を介して電源23に接続されている。すなわち、給電コイル12は、駆動回路18およびADコンバータ22を介して電源23に接続されている。また、駆動回路18は、給電制御部17に接続されている。給電制御部17から出力される電流供給信号が駆動回路18に入力されると、駆動回路18は、給電コイル12に電流を供給する。

0025

停電検知回路20は、給電制御部17に接続されており、給電制御部17には、停電検知回路20から出力される停電検知信号が入力される。また、停電検知回路20は、ADコンバータ22を介して電源23に接続されている。この停電検知回路20は、ADコンバータ22を介して接続される電源23の電圧監視している。また、停電検知回路20は、電源23の電圧が所定の基準値以下になると、停電が発生したと判断する。すなわち、電源23の電圧が所定の基準値以下になると、停電検知回路20によって停電が検知される。あるいは、停電検知回路20は、電源23の電圧が所定の基準値以下になった状態が所定の基準時間、継続すると、停電が発生したと判断する。すなわち、電源23の電圧が所定の基準値以下になった状態が所定の基準時間、継続すると、停電検知回路20によって停電が検知される。本形態の停電検知回路20は、停電検知部である。

0026

受電部15は、受電コイル14に加えて、受電部15を制御する受電制御部27と、ソレノイド7に電流を供給してソレノイド7を駆動する駆動回路28と、給電部13と情報の通信を行うための送受信回路29とを備えている。また、受電部15は、停電時に電気錠3に電力を供給するための充電部30と、充電部30の充電が完了していることを検知するための充電検知回路31とを備えている。さらに、受電部15は、受電コイル14から電気錠3に電力が供給可能な第1状態と、充電部30から電気錠3に電力が供給可能な第2状態とに切り替わる切替回路32を備えている。本形態の受電コイル14は、電気錠3および充電部30に電力を供給するための電力供給部である。また、本形態の充電検知回路31は、充電検知部であり、切替回路32は、切替部である。

0027

受電コイル14は、扉2が閉じている状態において、給電コイル12と所定の隙間を介して対向配置されている。給電装置4では、扉2が閉じているときに給電コイル12に電流が供給されると、非接触電力伝送によって給電コイル12から受電コイル14に電力が伝送される。本形態では、磁界結合方式によって給電コイル12から受電コイル14に電力が伝送される。受電制御部27には、施錠センサ8および解錠センサ9が接続されており、施錠センサ8から出力される施錠検知信号および解錠センサ9から出力される解錠検知信号が入力される。また、受電制御部27には、上述の扉開閉センサが接続されており、扉開閉センサから出力される扉開閉信号が入力される。

0028

送受信回路29は、受電制御部27に接続されている。送受信回路19と送受信回路29との間では、扉2が閉じている状態において、非接触で情報の通信が行われる。たとえば、送受信回路19と送受信回路29との間では、赤外線通信によって情報の通信が行われる。送受信回路19から送受信回路29へは、ソレノイド7の駆動信号および停電検知信号等が送信され、送受信回路29から送受信回路19へは、施錠検知信号、解錠検知信号、扉開閉信号および後述の充電完了信号等が送信される。すなわち、送受信回路19、29を介して、給電制御部17から受電制御部27へソレノイド7の駆動信号および停電検知信号等が送信され、受電制御部27から給電制御部17へ施錠検知信号、解錠検知信号、扉開閉信号および充電完了信号等が送信される。

0029

なお、上述のように、給電制御部17は、システム制御部5に接続されており、給電制御部17には、システム制御部5から出力されるソレノイド7の駆動信号等が入力される。具体的には、電気錠3を解錠状態から施錠状態にするためのソレノイド7の駆動信号、および、電気錠3を施錠状態に解錠状態からするためのソレノイド7の駆動信号等がシステム制御部5から出力されて給電制御部17に入力される。また、給電制御部17は、施錠検知信号、解錠検知信号および扉開閉信号等をシステム制御部5へ出力する。

0030

充電部30は、二次電池蓄電池)またはコンデンサである。本形態の充電部30の充電容量は比較的小さくなっており、充電部30には、ソレノイド7を1回駆動するために必要な電力(すなわち、電気錠3を施錠状態から解錠状態にするために、あるいは、解錠状態から施錠状態にするために必要な電力)が充電されている。充電部30は、切替回路32に接続されている。充電検知回路31は、受電制御部27に接続されるとともに、充電部30に接続されている。受電制御部27には、充電検知回路31から出力される充電完了信号が入力される。

0031

切替回路32は、受電コイル14および充電部30に接続されている。また、切替回路32は、後述の電力変換回路35を介して駆動回路28に接続されている。さらに、切替回路32は、受電制御部27に接続されており、上述の第1状態から第2状態に切替回路32を切り替えるための切替信号が受電制御部27から出力されて、切替回路32に入力される。切替回路32は、充電部30の充電完了前には受電コイル14と充電部30とを電気的に接続し、充電部30の充電が完了すると受電コイル14と充電部30とを電気的に遮断する。本形態では、受電コイル14と充電部30とが電気的に接続されるときには、充電部30は、駆動回路28および後述の電力変換回路35を介してソレノイド7に電気的に接続されている。一方、受電コイル14と充電部30とが電気的に遮断されているときには、充電部30は、ソレノイド7と電気的に遮断されている。

0032

受電制御部27は、電力変換回路34および切替回路32を介して受電コイル14に接続されており、受電制御部27には、電力変換回路34および切替回路32を介して受電コイル14から電力が供給可能となっている。電力変換回路34は、受電コイル14から供給される電力を制御用の電力に変換する。また、受電制御部27は、コンデンサ等の充電部を備えており、停電時には、この充電部から供給される電力で受電制御部27が所定の制御を行う。なお、本形態では、受電制御部27に、充電部30からも電力が供給可能となっている。

0033

駆動回路28は、ソレノイド7に接続されるとともに、電力変換回路35を介して切替回路32に接続されている。電力変換回路35は、受電コイル14または充電部30から供給される電力をソレノイド駆動用の電力に変換する。また、駆動回路28は、受電制御部27に接続されている。受電制御部27から出力される駆動信号が駆動回路28に入力されると、駆動回路28は、ソレノイド7を駆動する。

0034

(電気錠システムの動作)
電気錠システム1では、停電検知回路20によって停電が検知されていない通常時には、切替回路32は、受電コイル14から電気錠3に電力が供給可能な第1状態となっている。具体的には、充電部30の充電完了前の切替回路32では、ソレノイド7と受電コイル14とが電気的に接続されるとともに、受電コイル14と充電部30とが電気的に接続され、かつ、ソレノイド7と充電部30とが電気的に接続されている。また、充電部30の充電完了後の切替回路32では、ソレノイド7と受電コイル14とが電気的に接続されるとともに、受電コイル14と充電部30とが電気的に遮断され、かつ、ソレノイド7と充電部30とが電気的に遮断されている。ただし、充電部30の充電が完了するまでの時間は短時間であるため、切替回路32が第1状態であるときには、通常、ソレノイド7と受電コイル14とが電気的に接続されるとともに、受電コイル14と充電部30とが電気的に遮断され、かつ、ソレノイド7と充電部30とが電気的に遮断されている。

0035

この状態で、電気錠3を動作させるために、システム制御部5がソレノイド7の駆動信号を出力し、このソレノイド7の駆動信号が給電制御部17に入力されると、給電制御部17から駆動回路18に電流供給信号が入力されて、給電コイル12に電流が供給される。給電コイル12に電流が供給されると、給電コイル12から受電コイル14に電力が伝送される。

0036

また、給電制御部17に入力されたソレノイド7の駆動信号は、送受信回路19、29を介して、給電制御部17から受電制御部27へ送信される。ソレノイド7の駆動信号を受信した受電制御部27は、駆動回路28に駆動信号を出力し、駆動信号が入力された駆動回路28は、ソレノイド7を駆動する。また、ソレノイド7が動作すると、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わる。上述のように、停電検知回路20によって停電が検知されていない通常時には切替回路32が第1状態となっているため、ソレノイド7には、受電コイル14から電力が供給される。すなわち、停電検知回路20によって停電が検知されていない通常時には、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、受電コイル14から電気錠3に電力が供給される。

0037

本形態では、停電検知回路20によって停電が検知されていない通常時における電気錠3の動作時に充電部30の充電が行われており、充電部30の充電完了前の電気錠3の動作時には、給電コイル12から受電コイル14に、電気錠3を動作させる(すなわち、ソレノイド7を動作させる)ために必要な電力と充電部30を充電するために必要な電力とが伝送される。また、停電検知回路20によって停電が検知されていない通常時における充電部30の充電完了後の電気錠3の動作時には、給電コイル12から受電コイル14に、電気錠3を動作させるために必要な電力が伝送される。

0038

給電コイル12から受電コイル14に伝送される電力量は、給電コイル12に供給される電流によって変動する。また、給電コイル12に供給される電流は、駆動回路18に入力される電流供給信号によって変動する。本形態では、上述のように、送受信回路19、29を介して、受電制御部27から給電制御部17に充電完了信号が送信されており、給電制御部17は、充電完了信号に基づいて電流供給信号を生成し、生成した電流供給信号を駆動回路18に出力する。また、駆動回路18は、電流供給信号に応じた電流を給電コイル12に供給する。

0039

なお、電気錠3の動作時に充電部30の充電が行われるのに加えて、あるいは、電気錠3の動作時に充電部30の充電が行われるのに代えて、電気錠3が動作しないとき(すなわち、電気錠3の非動作時)に、充電部30の充電が行われても良い。すなわち、電気錠3の非動作時に、給電コイル12から受電コイル14に、充電部30を充電するために必要な電力が伝送されても良い。この場合には、充電部30の充電が完了すると、給電コイル12から受電コイル14への電力伝送が停止される。すなわち、充電部30の充電後の電気錠3の非動作時には、給電コイル12から受電コイル14への電力伝送が停止されている。

0040

また、電気錠システム1では、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、施錠センサ8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、切替回路32が、充電部30から電気錠3に電力が供給可能な第2状態に自動的に切り替わり、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が解錠状態になる。具体的には、まず、停電が検知されると、給電制御部17に入力された停電検知信号が送受信回路19、29を介して受電制御部27へ送信される。停電検知信号を受信した受電制御部27は、電気錠3が施錠状態であるのか否かを判別し、電気錠3が施錠状態であると、切替回路32に切替信号を出力するとともに、駆動回路28に駆動信号を出力する。

0041

切替信号が入力された切替回路32は、充電部30から電気錠3に電力が供給されるように、ソレノイド7と充電部30とが電気的に遮断された状態からソレノイド7と充電部30とが電気的に接続される状態へ接続状態を切り替える。また、駆動回路28は、充電部30から供給される電力によって、ソレノイド7を駆動して、施錠状態から解錠状態に電気錠3を切り替える。なお、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されても、解錠センサ9での検知結果に基づいて電気錠3が解錠状態であることが検知されると、切替回路32は第1状態のままであり、電気錠3に電力は供給されない。

0042

(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、施錠センサ8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、ユーザが何らかの操作を行わなくても、切替回路32が、充電部30から電気錠3に電力が供給可能な第2状態に自動的に切り替わり、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が解錠状態になる。すなわち、本形態では、停電が検知されるとともに電気錠3が施錠状態であることが検知されると、停電が発生したときに施錠状態であった電気錠3がすぐに動作して、停電後、短時間で電気錠3が解錠状態になる。そのため、本形態の電気錠システム1には、停電が発生して電気錠3に電力が供給されない状態になったときに電気錠3が自動的に解錠状態になるといった通電時施錠型の電気錠の利点がある。また、本形態では、電気錠3は、瞬時通電時施解錠型の電気錠であり、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに電力が消費される。そのため、本形態では、電気錠システム1の消費電力を抑制することが可能になる。このように、本形態の電気錠システム1では、通電時施錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システム1の消費電力を抑制することが可能になる。

0043

本形態では、停電が検知されるとともに電気錠3が施錠状態であることが検知されたときに、充電部30から電気錠3に電力が供給されている。そのため、本形態では、充電部30の充放電の頻度が低い。したがって、本形態では、充電部30の寿命を延ばすことが可能になる。

0044

本形態では、非接触電力伝送によって給電コイル12から受電コイル14に電力が伝送されている。そのため、本形態では、扉2と、扉2が回動可能に取り付けられる外枠との間で配線を引き回す必要がない。したがって、本形態では、電気錠システム1の施工が容易になる。一方で、非接触電力伝送によって電力が供給される場合には、配線を利用して電力が供給される場合と比較して、電力の伝送効率が低くなるため、電気錠3や充電部30に供給される電力量が同じであっても、電気錠システム1の消費電力は大きくなりやすい。しかしながら、本形態では、電気錠3が瞬時通電時施解錠型の電気錠であり、電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに電力が消費されるため、非接触電力伝送によって電力が供給されても、電気錠システム1の消費電力を抑制することが可能になる。

0045

本形態では、充電部30の充電完了前の電気錠3の動作時に、給電コイル12から受電コイル14に、電気錠3を動作させるために必要な電力と充電部30を充電するために必要な電力とが伝送され、充電部30の充電完了後の電気錠3の動作時に、給電コイル12から受電コイル14に、電気錠3を動作させるために必要な電力が伝送されている。すなわち、本形態では、電気錠3の動作時に、必要最小限の電力が給電コイル12から受電コイル14に伝送されている。そのため、本形態では、非接触電力伝送によって電力が供給されても、電気錠システム1の消費電力を効果的に抑制することが可能になる。

0046

なお、上述のように、電気錠3の非動作時に、給電コイル12から受電コイル14に、充電部30を充電するために必要な電力が伝送されても良く、この場合には、充電部30の充電が完了すると、給電コイル12から受電コイル14への電力伝送が停止される。そのため、この場合でも、電気錠システム1の消費電力を効果的に抑制することが可能になる。

0047

(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。

0048

上述した形態では、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、施錠センサ8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、切替回路32が、充電部30から電気錠3に電力が供給可能な第2状態に切り替わり、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が解錠状態になる。この他にもたとえば、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されるとともに、解錠センサ9での検知結果に基づいて電気錠3が解錠状態であることが検知されたときに、切替回路32が、充電部30から電気錠3に電力が供給可能な第2状態に切り替わり、充電部30から電気錠3に電力が供給されて、電気錠3が施錠状態になっても良い。

0049

この場合の電気錠システム1には、停電が発生して電気錠3に電力が供給されない状態になったときに電気錠3が自動的に施錠状態になるといった通電時解錠型の電気錠の利点がある。また、この場合には、上述した形態と同様に、電気錠システム1の消費電力を抑制することが可能になる。すなわち、この場合の電気錠システム1では、通電時解錠型の電気錠の利点を有しながら電気錠システム1の消費電力を抑制することが可能になる。なお、この場合には、停電検知回路20での検知結果に基づいて停電が検知されても、施錠センサ8での検知結果に基づいて電気錠3が施錠状態であることが検知されると、切替回路32は第1状態のままであり、電気錠3に電力は供給されない。

0050

上述した形態では、受電コイル14と充電部30とが電気的に接続されるときに、充電部30はソレノイド7に電気的に接続され、受電コイル14と充電部30とが電気的に遮断されているときに、充電部30はソレノイド7と電気的に遮断されている。この他にもたとえば、受電コイル14と充電部30との電気的な接続状態とは関係なく、充電部30とソレノイド7との電気的な接続状態が切替可能になるように切替回路32が構成されても良い。この場合には、切替回路32が第1状態であるときに、受電コイル14と電気錠3とが電気的に接続されるとともに電気錠3と充電部30とが電気的に遮断され、切替回路32が第2状態であるときに、電気錠3と充電部30とが電気的に接続されている。

0051

上述した形態では、充電部30は、切替回路32を介して受電コイル14に接続されているが、充電部30は、切替回路32を介さずに受電コイル14に接続されても良い。この場合には、たとえば、充電部30と受電コイル14とが電気的に接続される状態と充電部30と受電コイル14とが電気的に遮断される状態とに接続状態を切り替える切替回路が充電部30と受電コイル14との間に配置される。また、上述した形態では、充電部30の充電が完了すると、受電コイル14と充電部30とが電気的に遮断されているが、充電部30の充電が完了した後に、受電コイル14と充電部30とが電気的に接続されていても良い。

0052

上述した形態では、電気錠3は、デッドボルトを駆動する駆動源としてソレノイド7を備えているが、電気錠3は、デッドボルトを駆動する駆動源としてモータを備えていても良い。すなわち、電気錠3は、モータ施解錠型の電気錠であっても良い。この場合であっても、上述した形態と同様に電気錠3が解錠状態から施錠状態にまたは施錠状態から解錠状態に切り替わるときに、電気錠3に電力が供給され、解錠状態から施錠状態への切替後または施錠状態から解錠状態への切替後には、電気錠3への電力の供給が停止されている。また、この場合には、電気錠3が施錠状態から解錠状態になるまでモータを回転させるために必要な電力が充電部30に充電される。この場合であっても、上述した形態と同様の効果を得ることができる。

0053

上述した形態では、停電を検知するための停電検知回路20を給電部13が備えているが、停電を検知するための停電検知回路をシステム制御部5または受電部15が備えていても良い。また、上述した形態では、電気錠システム1は、扉2が開かないように扉2をロックするためのシステムであるが、電気錠システム1は、引き戸、窓あるいは雨戸等の扉2以外の建具が開かないように建具をロックするためのシステムであっても良い。

0054

上述した形態では、磁界結合方式によって、給電コイル12から受電コイル14へ電力が伝送されているが、電磁誘導方式等の他の方式によって、給電コイル12から受電コイル14へ非接触で電力が伝送されても良い。また、上述した形態では、給電装置4は、非接触電力伝送によって電気錠3に電力を供給しているが、給電装置4は、所定の配線を介して切替回路32に接続される電源を用いて電気錠3に電力を供給しても良い。この場合には、配線を介して切替回路32に接続される電源が、電気錠3および充電部30に電力を供給するための電力供給部となる。

0055

1電気錠システム
3電気錠
8施錠センサ(施錠検知部)
9解錠センサ(解錠検知部)
12給電コイル
14受電コイル(電力供給部)
20停電検知回路(停電検知部)
23電源
30充電部
31充電検知回路(充電検知部)
32切替回路(切替部)

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