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技術 シートベルト装置用アンカ

出願人 株式会社東海理化電機製作所
発明者 奥平智洋鈴木智貴濱田尊裕漆畑徹司
出願日 2015年1月23日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2015-011760
公開日 2016年7月28日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2016-135662
状態 特許登録済
技術分野 車両用シートベルト
主要キーワード 前後方向寸法 モールド成形用 支持ボルト 左側シート 鋼板材 車両前側端 断面略矩形状 車幅方向外
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

芯金におけるピース取付位置へピースを容易に移動させることができるシートベルト装置アンカを得る。

解決手段

本スルーアンカ10では、ピース32のガイド溝50のガイド部54の下端部が芯金12の芯金下部14に形成されたガイド突起46に当接された状態で、ピース32が車両前下側へ移動されることによって、芯金12における対するピース32の取付位置へピース32を移動させることができる。

概要

背景

ピースに形成された凹部又は凸部が芯金に形成された凸部又は凹部に嵌められることによって芯金に対するピースのずれや脱落を防止する構成がある(一例として下記特許文献1を参照)。

このような構成では、芯金にピースを取付ける際に、ピースに形成された凹部又は凸部が芯金に形成された凸部又は凹部に嵌まる位置、すなわち、芯金におけるピースの取付位置までピースを芯金に対して適宜に移動させなくてはならない。

概要

芯金におけるピースの取付位置へピースを容易に移動させることができるシートベルト装置アンカを得る。本スルーアンカ10では、ピース32のガイド溝50のガイド部54の下端部が芯金12の芯金下部14に形成されたガイド突起46に当接された状態で、ピース32が車両前下側へ移動されることによって、芯金12における対するピース32の取付位置へピース32を移動させることができる。

目的

本発明は、上記事実を考慮して、芯金におけるピースの取付位置へピースを容易に移動させることができるシートベルト装置用アンカを得ることが目的である

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乗員拘束用のウェビング挿通されて支持される挿通孔が形成された芯金と、前記挿通孔の内側に設けられて前記芯金に取付けられるピースと、前記挿通孔の内側に配置された前記ピースが前記芯金における前記ピースの取付位置へ案内されるガイド手段と、を備えるシートベルト装置アンカ

請求項2

前記ガイド手段は、前記芯金及び前記ピースの一方に形成されたガイド突起と、前記芯金及び前記ピースの他方に形成され、前記ガイド突起に当接された状態で前記ピースが前記芯金に対して移動されることによって前記ピースが前記取付位置に案内されるガイド溝と、を備える請求項1に記載のシートベルト装置用アンカ。

請求項3

前記ガイド手段による前記ピースの案内方向は一方向とされた請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置用アンカ。

請求項4

前記挿通孔は、長手方向が車両前後方向とされた長孔部と、前記長孔部の車両前後方向一端部から車両上側へ向けて延びる挿通孔立上がり部と、を備え、前記ピースは、前記挿通孔の前記挿通孔立上がり部の内側に配置されて、前記芯金への前記ピースの取付状態車両上側端部が前記長孔部の車両上側端部よりも車両上側へ突出されるピース立上がり部を備え、前記ガイド手段による前記ピースの案内方向は、車両前後方向のうち前記挿通孔の前記長孔部に対して前記挿通孔立上がり部が形成された側に対して車両下側へ傾斜した方向とされた請求項3に記載のシートベルト装置用アンカ。

技術分野

0001

本発明は、芯金ピース取付けられるシートベルト装置アンカに関する。

背景技術

0002

ピースに形成された凹部又は凸部が芯金に形成された凸部又は凹部に嵌められることによって芯金に対するピースのずれや脱落を防止する構成がある(一例として下記特許文献1を参照)。

0003

このような構成では、芯金にピースを取付ける際に、ピースに形成された凹部又は凸部が芯金に形成された凸部又は凹部に嵌まる位置、すなわち、芯金におけるピースの取付位置までピースを芯金に対して適宜に移動させなくてはならない。

先行技術

0004

特開2001−310702号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記事実を考慮して、芯金におけるピースの取付位置へピースを容易に移動させることができるシートベルト装置用アンカを得ることが目的である。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載のシートベルト装置用アンカは、乗員拘束用のウェビング挿通されて支持される挿通孔が形成された芯金と、前記挿通孔の内側に設けられて前記芯金に取付けられるピースと、前記挿通孔の内側に配置された前記ピースが前記芯金における前記ピースの取付位置へ案内されるガイド手段と、を備えている。

0007

請求項1に記載のシートベルト装置用アンカによれば、芯金の挿通孔の内側に配置されたピースは、ガイド手段によって芯金におけるピースの取付位置へ案内される。これによって、ピースが芯金に取付位置で取付けられる。

0008

請求項2に記載のシートベルト装置用アンカは、請求項1に記載のシートベルト装置用アンカにおいて、前記ガイド手段は、前記芯金及び前記ピースの一方に形成されたガイド突起と、前記芯金及び前記ピースの他方に形成され、前記ガイド突起に当接された状態で前記ピースが前記芯金に対して移動されることによって前記ピースが前記取付位置に案内されるガイド溝と、を備えている。

0009

請求項2に記載のシートベルト装置用アンカでは、ガイド溝がガイド突起に当接された状態でピースが芯金に対して移動されることによって、ピースを芯金におけるピースの取付位置に案内できる。

0010

請求項3に記載のシートベルト装置用アンカは、請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置用アンカにおいて、前記ガイド手段による前記ピースの案内方向は一方向とされている。

0011

請求項3に記載のウェビング巻取装置では、ガイド手段によるピースの案内方向が一方向とされるため、芯金へのピースの取付けが容易になる。

0012

請求項4に記載のシートベルト装置用アンカは、請求項3に記載のシートベルト装置用アンカにおいて、前記挿通孔は、長手方向が車両前後方向とされた長孔部と、前記長孔部の車両前後方向一端部から車両上側へ向けて延びる挿通孔立上がり部と、を備え、前記ピースは、前記挿通孔の前記挿通孔立上がり部の内側に配置されて、前記芯金への前記ピースの取付状態車両上側端部が前記長孔部の車両上側端部よりも車両上側へ突出されるピース立上がり部を備え、前記ガイド手段による前記ピースの案内方向は、車両前後方向のうち前記挿通孔の前記長孔部に対して前記挿通孔立上がり部が形成された側に対して車両下側へ傾斜した方向とされている。

0013

請求項4に記載のウェビング巻取装置によれば、芯金へのピースの取付状態で、芯金の挿通孔の挿通孔立上がり部内に配置されるピースのピース立上がり部は、車両上側端部が挿通孔の長孔部の車両上側端部よりも車両上側へ突出される。このような構成であっても、ガイド手段によるピースの案内方向が車両前後方向のうち、挿通孔の長孔部に対して挿通孔立上がり部が形成された側に対して車両下側へ傾斜した方向とされる。このため、このような構成であってもガイド手段によるピースの案内方向が一方向となり、芯金へのピースの取付けが容易になる。

発明の効果

0014

以上、説明したように、本発明に係るシートベルト装置用アンカ芯金では、芯金におけるピースの取付位置へピースを容易に移動させることができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の一実施の形態に係るシートベルト装置用アンカを車両左側シート用に用いた車幅方向内側からの正面図である。
図1の2−2線に沿った断面図である。
芯金へのピースの取付けを説明する図2に対応した断面図である。
芯金へのピースの取付けを説明する図1に対応し、一部を図2の4−4線で破断した側面図であり、(A)は芯金におけるピースの取付位置へのピースの移動前を示し、(B)は芯金におけるピースの取付位置へのピースの移動後を示す。
本発明の一実施の形態に係るシートベルト装置用アンカを車両右側シート用に用いた車幅方向内側からの正面図である。

実施例

0016

次に、図1から図5の各図を用いて、本発明の一実施の形態について説明する。なお、各図において、矢印FRは車両前側を示し、矢印LHは車両左側を示し、矢印UPは車両上側を示している。

0017

<本実施の形態の構成>
図1及び図2に示されるように、本実施の形態に係るシートベルト装置用アンカとしての車両左側シート用のスルーアンカ10は芯金12を備えている。芯金12は、鋼板材等の金属板材プレス成形することによって形成されている。芯金12は芯金下部14を備えている。芯金下部14の長手方向は車両前後方向に沿っており、芯金下部14の厚さ方向は車両左右方向(車幅方向)に沿っている。芯金下部14の上端部の車両前後方向中間部には芯金上部16が形成されている。芯金上部16は車両前後方向寸法が芯金下部14の車両前後方向寸法よりも短く、芯金上部16は芯金下部14の車両前後方向中間部から延出されている。さらに、芯金12は、芯金下部14の車両上下方向中間部よりも車両上側部分が芯金下部14の車両上下方向中間部よりも車両下側部分に対して車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では車両右側)へ傾斜されている。

0018

芯金12の芯金上部16には支持孔18が形成されている。支持孔18は断面略円形とされており、支持孔18は芯金上部16の厚さ方向に貫通している。支持孔18には支持部材としての支持ボルト(図示省略)が車幅方向内側から貫通される。支持ボルトは、スルーアンカ10の車幅方向外側のセンターピラーに設けられたアンカ高さ調節装置のスライダ(何れも図示省略)等にナットによって取付けられており、これによって、スルーアンカ10が支持ボルト周り回動可能に車体に支持される。

0019

また、芯金12の芯金下部14には挿通孔20が形成されている。挿通孔20は車両左右方向に芯金12の芯金下部14を貫通しており、シートベルト装置のウェビング(図示省略)が挿通孔20に貫通配置される。挿通孔20は長孔部22を備えている。長孔部22の長手方向は車両前後方向に沿っている。長孔部22の車両前側端部には挿通孔立上がり部としての前側立上がり部24が形成されている。前側立上がり部24は長孔部22の車両前側端部から車両上側へ延びている。これに対して、長孔部22の車両後側端部には後側立上がり部26が形成されている。後側立上がり部26は長孔部22の車両後側端部から車両上側へ延びている。

0020

一方、芯金12の芯金下部14にはピース32が設けられている。ピース32は合成樹脂材によって形成されている。ピース32はピース本体部34を備えている。ピース本体部34の長手方向は車両前後方向に沿っており、ピース本体部34の車両前側端部にはピース立上がり部36が形成されている。ピース立上がり部36は、ピース本体部34の車両前側端部から車両上側へ延びている。

0021

また、図2に示されるように、ピース32のピース本体部34の車両上側面は、車両上側へ向けて張出した湾曲面とされている。また、図示は省略するが、ピース32のピース立上がり部36の車両後側面は、車両後側へ向けて張出した湾曲面とされており、ピース立上がり部36の車両後側面はピース本体部34の車両上側面に連続している。ピース32のピース本体部34の車両上側面及びピース32のピース立上がり部36の車両後側面には、挿通孔20を貫通されたウェビングが当接される。

0022

また、ピース32の車両下側面は車両下側へ向けて開口された湾曲面とされており、ピース32の車両前側面は車両前側へ向けて開口された湾曲面とされている。また、ピース32の車両下側面及びには車両前側面における車幅方向中間部には溝部38が形成されている。溝部38は断面略矩形状に形成されており、更に、溝部38はピース32の車両下側面では車両下側へ向けて開口され、ピース32の車両前側面では車両前側へ向けて開口されている。溝部38の開口端の車幅方向外側(左側シート用のスルーアンカ10では車両左側)にはガイド面40が形成されている。

0023

ガイド面40は、車幅方向内側で且つ車両下側へ張出す湾曲面とされており、ガイド面40に芯金12の挿通孔20の車両下側端部が当接された状態でピース32が芯金12に対して車両下側へスライドされると、芯金12の挿通孔20の車両下側端部がピース32の溝部38に入るまでピース32が車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では車両右側)へ移動される。

0024

ピース32の溝部38には、芯金12の挿通孔20の車両下側端部及び車両前側端部が入っている。この状態で、ピース32は芯金12に取付けられている。

0025

また、図1及び図2に示されるように、ピース32のピース本体部34には保持片42が形成されている。保持片42はピース本体部34の車両下側面における車両前後方向中間部から車両下側へ向けて延出されている。保持片42の車両下側端部には保持爪44が形成されている。保持爪44は、保持片42の車両下側端部から車幅方向外側(左側シート用のスルーアンカ10では車両左側)へ突出形成されている。ピース32の芯金12への取付状態では、保持片42の車幅方向外側面(左側シート用のスルーアンカ10では保持片42の車両左側面)が芯金12の芯金下部14の車幅方向内側面(左側シート用のスルーアンカ10ならば芯金下部14の車両右側面)に当接され、保持爪44の車両上側面が芯金12の芯金下部14の車両下側面に当接されている。

0026

図1に示されるように、ピース32の芯金12への取付状態でピース32のピース立上がり部36の車両上側端部は、芯金12の挿通孔20における長孔部22の車両上側部分よりも寸法L分だけ車両上側へ突出されている。

0027

また、図1及び図2に示されるように、芯金12の芯金下部14にはガイド手段を構成するガイド突起46が設けられている。ガイド突起46は芯金下部14における挿通孔20よりも車両下側部分から車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では車両右側)へ突出されている。ガイド突起46は、芯金12の車両前後方向中央よりも一側(左側シート用のスルーアンカ10では車両後側)へずれて形成されている。

0028

これに対して、図2に示されるように、ピース32にはガイド手段を構成するガイド片48が設けられている。ガイド片48は、ピース32のピース本体部34の車両下側面から車両下側へ向けて延びており、ガイド片48はピース32の保持片42よりも車両前後方向中央よりも一側(左側シート用のスルーアンカ10では車両後側)へずれて形成されている。

0029

ガイド片48にはガイド溝50が形成されている。ガイド溝50は、ガイド片48の車幅方向外側面(左側シート用のスルーアンカ10ではガイド片48の車両左側面)で開口されており、また、図1に示されるように、ガイド溝50は、ガイド片48の車両下側端部で開口されている。

0030

ガイド溝50は位置決め部52を備えている。位置決め部52は、ガイド溝50の車両前後方向中間部よりも車両後側部分で且つガイド溝50の車両上下方向中間部よりも車両上側に形成されている。ピース32の芯金12への取付状態でガイド溝50の位置決め部52には芯金12のガイド突起46が入っており、ガイド突起46の外周面が位置決め部52の車両前側面及び車両後側面に当接されることによって、ピース32の芯金12に対する車両前後方向への相対移動が制限される。

0031

また、ガイド溝50はガイド部54を備えている。ガイド部54は位置決め部52の車両前側で且つ位置決め部52の車両下側に形成されている。ガイド部54は車両前側へ向けて車両下側へ変位する斜面とされている。

0032

芯金12のガイド突起46がガイド部54の車両前下側の端部に当接された状態では、ピース32は、芯金12への取付状態よりも芯金12に対して車両上側に配置され、しかも、この状態では、ピース立上がり部36が挿通孔20の前側立上がり部24の内側に入る。芯金12のガイド突起46がガイド溝50のガイド部54に当接された状態でピース32を車両前下側へ移動させても、ピース32のピース立上がり部36が芯金12の挿通孔20の前側立上がり部24の車両後側面に当接しないようにガイド溝50のガイド部54の形成位置や傾斜角度等が設定されている。

0033

また、本スルーアンカ10はモールド部56を備えている。モールド部56は、ピース32が芯金12に取付けられた状態で芯金12がモールド成形用金型内にセットされ、この状態でモールド成形用の合成樹脂材が金型内に充填されることによって形成される。これによって、芯金12の芯金下部14において挿通孔20の内側面のピース32取付部分を除いた部分がモールド部56によって被覆される。さらに、モールド部56はピース32とは異なる合成樹脂材によって形成されており、ピース32はモールド部56よりもウェビングに対する摺動抵抗が低い合成樹脂材とされている。

0034

一方、図5には車両右側シート用のスルーアンカ10が示されている。この図に示されるように、車両右側シート用のスルーアンカ10の芯金12は、車両左側シート用のスルーアンカ10の芯金12が車両上下方向を軸方向とする軸周り反転(180度回転)されて使用されている。このため、車両右側シート用のスルーアンカ10の芯金12のガイド突起46は、芯金12の車両前後方向中央よりも車両前へずれて形成されており、更に、ガイド突起46は芯金下部14の車両右側面から車両右側へ突出されている。

0035

これに対して、車両右側シート用のスルーアンカ10には車両左側シート用のスルーアンカ10のピース32が使用されていない。車両右側シート用のスルーアンカ10のピース32は、車両左側シート用のスルーアンカ10のピース32とは構成が異なっており、具体的には、車両右側シート用のスルーアンカ10のピース32では、ガイド片48がピース32の保持片42よりも車両前後方向中央よりも車両前側へずれて形成されている。

0036

<本実施の形態の作用、効果>
次に、芯金12へのピース32の取付手順の説明を通して、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。

0037

芯金12にピース32を取付ける際には、芯金12の挿通孔20の前側立上がり部24の車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では前側立上がり部24の車両右側)にピース32のピース立上がり部36が位置するように芯金12に対してピース32が配置される。この状態で図3に示されるように、芯金12の芯金下部14の車幅方向内側面(左側シート用のスルーアンカ10では芯金下部14の車両右側面)におけるガイド突起46よりも車両下側部分に、ピース32の保持片42の保持爪44における車幅方向外側端部(左側シート用のスルーアンカ10では保持爪44の車両左側端部)が当接される。

0038

この状態で、ピース32のピース立上がり部36が芯金12の挿通孔20の前側立上がり部24の内側に配置されるまで、ピース32が芯金12に対して車幅方向外側(図3の矢印A方向)へ回動される。これによって、図4(A)に示されるように、芯金12の芯金下部14のガイド突起46が、ピース32のガイド片48のガイド溝50におけるガイド部54の車両前下側端部に当接される。次いで、ガイド突起46をガイド溝50のガイド部54に当接させた状態のままピース32が芯金12に対して車両前下側へスライドされる。

0039

ピース32が芯金12に対して車両前下側へスライドされることによって、ピース32のガイド面40が芯金12の挿通孔20の長孔部22の車両下側端部に当接される。この状態で更にピース32が車両前下側へスライドされると、ピース32が芯金12に対して車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では車両右側)へ移動される。これによって、ピース32の保持片42の車両下側部分に対して保持片42の車両上側部分が車幅方向内側(左側シート用のスルーアンカ10では車両右側)へ弾性変形される。

0040

ピース32のガイド片48のガイド溝50の車両後端部が芯金12のガイド突起46に当接されるまでピース32が車両前下側へスライドされると、図4(B)に示されるように、芯金12のガイド突起46の一部がガイド溝50の位置決め部52に入る。この状態では、ピース32の溝部38に芯金12の挿通孔20の車両下側端部及び車両前側端部が入る。さらに、この状態ではピース32の保持片42が弾性復元されて、保持片42の保持爪44の車両上側面が芯金12の芯金下部14の車両下側面に当接される。

0041

このように、本実施の形態では、ピース32のピース立上がり部36が芯金12の挿通孔20の前側立上がり部24の内側に入った状態で、ピース32が車両前下側へスライドされることによってピース32が芯金12に取付けられる。このため、ピース32の芯金12への取付状態でピース立上がり部36の車両上側端部が挿通孔20の長孔部22の車両上側部分よりも車両上側へ突出される構成であってもピース32を芯金12への取付けることができる。

0042

また、ピース32のガイド片48に形成されたガイド溝50のガイド部54を芯金12のガイド突起46に当接させ、この状態のままピース32を車両前下側へスライドさせるだけでピース32を芯金12へ取付けることができる。このため、芯金12におけるピース32の取付位置にピース32を容易に取付けることができる。

0043

さらに、ピース32のピース立上がり部36が芯金12の挿通孔20の前側立上がり部24の内側に入った状態では、ピース32を芯金12に取付けるためのピース32のスライド方向が車両前下側への直線的な一方向である。このため、芯金12におけるピース32の取付位置へのピース32の取付けを容易に自動化できる。

0044

また、芯金12のガイド突起46の形成位置が芯金12の車両前後方向中央よりも車両前後方向一側(左側シート用のスルーアンカ10では車両後側)へずれて形成され、ピース32のガイド片48の形成位置も、これに対応するように形成される。このため、車両左側シート用のスルーアンカ10と、車両右側シート用のスルーアンカ10とでは、ガイド片48の形成位置が異なる。このため、ピース32を誤って取付けることを防止又は効果的に抑制できる。

0045

さらに、車両左側シート用のスルーアンカ10と、車両右側シート用のスルーアンカ10とで芯金12を共用できるため低コストである。

0046

なお、本実施の形態では、芯金12にガイド突起46を形成して、ピース32にガイド溝50を形成した構成であったが、芯金12にガイド溝を形成して、ガイド溝に対応するようにピース32にガイド突起を形成する構成であってもよい。

0047

さらに、本実施の形態は、ピース32の芯金12への取付状態でピース立上がり部36の車両上側端部が挿通孔20の長孔部22の車両上側部分よりも車両上側へ突出される構成であったが、ピース32の芯金12への取付状態でピース立上がり部36の車両上側端部が挿通孔20の長孔部22の車両上側部分よりも車両下側に位置する構成であってもよいし、更には、ピース32にピース立上がり部36が形成されない構成であってもよい。

0048

10スルーアンカ
12芯金
20挿通孔
22長孔部
24 前側立上がり部(挿通孔立上がり部)
32ピース立上がり部
46ガイド突起(ガイド手段)
50ガイド溝(ガイド手段)

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