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図面 (20)

課題

事前装填すべき物質の全体量を推定する必要性をなくし、植え込み工程において、この物質がインプラントから落下することのない脊椎インプラントを提供することにある。

解決手段

物質の流体注入を可能にする脊椎インプラント10が開示されている。インプラントは、通路24と、通路と流体連通する穴16とを備えた取付具を含んでいる。穴は、上部面12および下部面14を通り、かつ/またはインプラントの中心空洞18へと延在している。このインプラントによって、その最初の植え込みの後、物質をインプラントに導入することが可能になる。インプラントの植え込み方法もまた開示されている。

概要

背景

背中の痛みは、多くの異なる疾患によって引き起こされる場合があり、そのうちの少なからずは、脊椎椎間板直接衝撃を与える問題である。典型的な椎間板の問題には、とりわけ、劣化膨張ヘルニア形成、薄化および異常な動作が含まれる。脊椎の外科処置の分野において広く利用されてきたこのような椎間板の問題の治療の1つの方法は、脊椎融合処置であり、これにより悪影響を受けた椎間板を除去し、隣接する椎体体内スペーサインプラントなどを利用することにより併せて融合される。一部の例では、椎体全体を除去し交換することが必要な場合もある。これは、除去された椎体に隣接する椎体を併せて融合するように作用する、より大型のインプラントを使用することによって実現される場合が多い。

上記に挙げたインプラントは、デバイスと既存の椎体の骨との間の係合保証するのに機械的機構に依拠する場合が多い。このように脊椎の通常の圧縮負荷と結合することで、骨が既存の椎体からインプラント内に入り込みこれを通り抜けて成長することができるまで、インプラントを所定の場所に維持するように作用している。骨の成長を促進するために、インプラントに骨成長促進剤事前装填され、その後で脊椎内に配置される場合が多い。骨成長促進剤には、自然発生する骨、人工材料などが含まれてもよい。

概要

事前装填すべき物質の全体量を推定する必要性をなくし、植え込み工程において、この物質がインプラントから落下することのない脊椎インプラントを提供することにある。物質の流体注入を可能にする脊椎インプラント10が開示されている。インプラントは、通路24と、通路と流体連通する穴16とを備えた取付具を含んでいる。穴は、上部面12および下部面14を通り、かつ/またはインプラントの中心空洞18へと延在している。このインプラントによって、その最初の植え込みの後、物質をインプラントに導入することが可能になる。インプラントの植え込み方法もまた開示されている。A

目的

本発明によるインプラントは、このような物質を椎間腔に供給するより効率的なやり方を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の穴を含む上部面と、第2の穴を含む下部面と、前記上部面および前記下部面を通るように形成され、第3の穴を含む空洞と、前記第1、第2および第3の穴と流体連通する通路を含む取付具とを備えている、脊椎インプラント

請求項2

複数の第1、第2および第3の穴をさらに含んでいる、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項3

前記通路と流体連通するマニフォルドと、前記マニフォルドおよび前記第1の穴と流体連通する第1のチャネルと、前記マニフォルドおよび前記第2の穴と流体連通する第2のチャネルとをさらに含んでいる、請求項2に記載の脊椎インプラント。

請求項4

前記第1および第2のチャネルは湾曲している、請求項3に記載の脊椎インプラント。

請求項5

前記マニフォルドは湾曲している、請求項4に記載の脊椎インプラント。

請求項6

前記第1の穴、前記第2の穴、前記第1のチャネルおよび前記第2のチャネルは、前記通路からさらに離れるように延びるにしたがってサイズが拡大している、請求項3に記載の脊椎インプラント。

請求項7

前記第3の穴は、前記マニフォルドならびに前記第1および第2のチャネルの少なくとも一方と流体連通している、請求項3に記載の脊椎インプラント。

請求項8

前記上部面および前記下部面に多孔性の構造をさらに含んでいる、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項9

前記取付具は雄ルアー取付具である、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項10

前記取付具と係合される器具をさらに備えている、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項11

前記インプラントは、患者の前方の面から植え込むように設計されている、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項12

前記通路、前記マニフォルド、前記第1のチャネル、前記第2のチャネルならびに前記第1および第2の穴は、流体伝達構造に含まれている、請求項3に記載の脊椎インプラント。

請求項13

前記流体伝達構造は、前記インプラントの残りの部分とは別に形成されている、請求項12に記載の脊椎インプラント。

請求項14

窓を備えた側壁をさらに備え、前記窓は前記空洞と流体連通している、請求項1に記載の脊椎インプラント。

請求項15

前記窓の中に位置し、前記通路と流体連通する第4の穴および第5の穴をさらに備えている、請求項14に記載の脊椎インプラント。

請求項16

複数の第1の穴を含む上部面と、複数の第2の穴を含む下部面と、前記上部面および前記下部面を通るように形成された空洞と、前記第1および第2の穴と流体連通する通路を含む取付具とを備えている、脊椎インプラント。

請求項17

前記通路と流体連通するマニフォルドと、前記マニフォルドおよび前記第1の穴と流体連通する第1のチャネルと、前記マニフォルドおよび前記第2の穴と流体連通する第2のチャネルとをさらに含んでいる、請求項16に記載の脊椎インプラント。

請求項18

前記空洞と流体連通する複数の第3の穴をさらに含んでいる、請求項16に記載の脊椎インプラント。

請求項19

上部面と、下部面と、前記上部面および前記下部面を通るように形成され、複数の第1の穴を含む空洞と、前記穴と流体連通する通路を含む取付具とを備えている、脊椎インプラント。

請求項20

前記上部面は複数の第2の穴を含み、前記下部面は複数の第3の穴を含んでいる、請求項16に記載の脊椎インプラント。

技術分野

0001

[関連出願の相互参照
本出願は、2015年1月14日に提出された米国仮特許出願第62/103,270号の出願日の利益を主張し、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。

0002

[発明の分野]
本発明は、脊椎外科処置、すなわち隣接する椎間体の融合または椎体代用に関する。

背景技術

0003

背中の痛みは、多くの異なる疾患によって引き起こされる場合があり、そのうちの少なからずは、脊椎の椎間板直接衝撃を与える問題である。典型的な椎間板の問題には、とりわけ、劣化膨張ヘルニア形成、薄化および異常な動作が含まれる。脊椎の外科処置の分野において広く利用されてきたこのような椎間板の問題の治療の1つの方法は、脊椎融合処置であり、これにより悪影響を受けた椎間板を除去し、隣接する椎体が体内スペーサインプラントなどを利用することにより併せて融合される。一部の例では、椎体全体を除去し交換することが必要な場合もある。これは、除去された椎体に隣接する椎体を併せて融合するように作用する、より大型のインプラントを使用することによって実現される場合が多い。

0004

上記に挙げたインプラントは、デバイスと既存の椎体の骨との間の係合保証するのに機械的機構に依拠する場合が多い。このように脊椎の通常の圧縮負荷と結合することで、骨が既存の椎体からインプラント内に入り込みこれを通り抜けて成長することができるまで、インプラントを所定の場所に維持するように作用している。骨の成長を促進するために、インプラントに骨成長促進剤事前装填され、その後で脊椎内に配置される場合が多い。骨成長促進剤には、自然発生する骨、人工材料などが含まれてもよい。

発明が解決しようとする課題

0005

骨成長促進剤のこのような事前装填は通常、既存のインプラントを植え込む前に、典型的には手術室バックテーブルで行われる。これには、外科医または他の医療専門家がインプラントに事前装填すべき物質の全体の量を推定することが要求され、これは簡単な仕事ではない場合が多い。さらに事前装填された物質は、植え込み工程においてインプラントから落下する場合がある。これらすべては、非効率な外科処置となりやすい。

0006

したがって、上記に挙げた欠点を克服する改善された脊椎インプラントに対する要望がある。

課題を解決するための手段

0007

本出願は、セメント骨成長促進物質、BMA、生物製剤抗菌剤抗生物質などの物質を現場で適用することを可能にする複数の実施形態の脊椎インプラントを開示する。本発明によるインプラントは、このような物質を椎間腔に供給するより効率的なやり方を提供する。本発明によるインプラントは、本明細書に特に開示されるものとは大きく異なる場合もあるが、インプラントは一般に、上部面および下部面、ならびにインプラントを通るように形成された空洞の内側面のうちの1つまたはすべてにあるいずれかの穴に流体接続された通路を含んでいる。穴は、物質の均一な流れがインプラントに導入されることを可能にするようにサイズが決められるおよび/または成形されてよい。隣接する椎体を融合するのに適したインプラントとして概ね開示されるが、本発明によるインプラントは、椎体の代用として適合される場合もある。同様に、特定の面から患者の体内に導入するのに適するように概ね示されるが、本発明によるインプラントは、いずれの面からも導入されるように構成されていてもよい。

0008

本発明の第1の態様は、第1の穴を含む上部面と、第2の穴を含む下部面と、上部面および下部面を通るように形成され、第3の穴を含む空洞と、第1、第2および第3の穴と流体連通する通路を含む取付具とを備えている脊椎インプラントである。

0009

第1の態様の他の実施形態は、前述のものと異なる場合がある。例えば、脊椎インプラントは、複数の第1、第2および第3の穴と、通路と流体連通するマニフォルドと、マニフォルドおよび第1の穴と流体連通する第1のチャネルと、マニフォルドおよび第2の穴と流体連通する第2のチャネルとをさらに含む場合がある。第1および第2のチャネルは、湾曲している場合があり、マニフォルドも湾曲している場合がある。第1の穴、第2の穴、第1のチャネルおよび第2のチャネルは、通路からさらに離れるように延びるにしたがってサイズが拡大する場合がある。第3の穴は、マニフォルドならびに第1および第2のチャネルの少なくとも一方と流体連通してもよい。インプラントは、上部面および/または下部面に多孔性の構造をさらに有する場合がある。特定の実施形態において、取付具は、雄ルアー取付具であってよい。挿入器具を取付具と係合させることが可能である。第1の態様の脊椎インプラントは、患者の多様な面から植え込まれるように設計されてもよく、これには患者の前方の面からも含まれる。通路、マニフォルド、第1のチャネル、第2のチャネルならびに第1および第2の穴は、流体伝達構造に含まれてもよい。この構造は、インプラントの残りの部分とは別に形成されてもよい。インプラントは、中を通るように形成された窓を備えた側壁をさらに含む場合があり、窓は空洞と流体連通している。第4の穴および第5の穴が、窓の中に位置しており、通路と流体連通してもよい。

0010

本発明の第2の態様は、複数の第1の穴を含む上部面と、複数の第2の穴を含む下部面と、上部面と下部面を通るように形成された空洞と、第1および第2の穴と流体連通する通路を含む取付具とを有する別の脊椎インプラントである。

0011

第2の態様による他の実施形態は、通路と流体連通するマニフォルドと、マニフォルドおよび第1の穴と流体連通する第1のチャネルと、マニフォルドおよび第2の穴と流体連通する第2のチャネルとを含む場合がある。複数の第3の穴が空洞と流体連通する場合がある。

0012

本発明の第3の態様は、上部面と、下部面と、上部面と下部面を通るように形成され複数の穴を含む空洞と、穴と流体連通する通路を含む取付具とを有するさらに別の脊椎インプラントである。

0013

第3の態様による別の実施形態において、上部面は、複数の第2の穴を含む場合があり、下部面は複数の第3の穴を含む場合がある。

0014

本発明の主題およびその様々な利点のより完璧な理解は、添付の図面を参照する以下の詳細な記載を参照することによって達成することができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の一実施形態によるインプラントの斜視図である。
図1Aのインプラントの側面図である。
図1Aのインプラントの後方図である。
図1Aのインプラントの上面図である。
図1Dの線1E−1Eに沿って切り取った図1Aのインプラントの断面図である。
図1Aのインプラントの前方図である。
図1Fの線1G−1Gに沿って切り取った図1Aのインプラントの断面図である。
本発明の別の実施形態によるインプラントの上面図である。
線2B−2Bに沿って切り取った図2Aのインプラントの断面図である。
図2Aのインプラントの前方図である。
図2Cの線2D−2Dに沿って切り取った図2Aのインプラントの断面図である。
本発明の別の実施形態によるインプラントの上面図である。
線3B−3Bに沿って切り取った図3Aのインプラントの断面図である。
図3Aのインプラントの前方図である。
図3Cの線3D−3Dに沿って切り取った図3Aのインプラントの断面図である。
本発明の別の実施形態によるインプラントの斜視図である。
図4Aのインプラントの上面図である
図4Aのインプラントの後方図である。
図4Cの線4D−4Dに沿って切り取った図4Aのインプラントの断面図である。
本発明の別の実施形態によるインプラントの斜視図である。
図5Aのインプラントの前方図である。
図5Bの線5C−5Cに沿って切り取った図5Aのインプラントの断面図である。
図5Aのインプラントの側面図である。
図5Dの線5E−5Eに沿って切り取った図5Aのインプラントの断面図である。
脊椎の隣接する椎骨の間の本発明によるインプラントの配置を描く図である。
図6Aに描かれる配置の断面図である。
図6Bに示される配置の拡大した断面図である。
挿入器具と係合した本発明によるインプラントの断面図である。
隣接する椎骨の間に本発明によるインプラントを配置した後の挿入器具の取り外しを描く図である。
中に流体または物質を注入した後の本発明による植え込まれたインプラントを示す図である。
図6Fのインプラントのx線の図である。
挿入機器がそこに装着された本発明の別の実施形態による3D印刷式のインプラントを示す図である。
本発明の別の実施形態による3D印刷式インプラントを示す図である。
本発明の別のインプラントの実施形態の斜視図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明のさらに別のインプラントの実施形態を描く図である。
本発明の別の実施形態によるさらに別のインプラントを描く図である。
本発明の別の実施形態によるさらに別のインプラントを描く図である。
本発明の別の実施形態によるさらに別のインプラントを描く図である。
本発明のさらに別の実施形態によるインプラントの断面図である。

実施例

0016

本発明の第1の実施形態によるインプラント10が図1A図1Gに描かれている。インプラント10は、患者の前方の面から植え込むのに適したインプラントとして示されている。しかしながら、他の実施形態に関する以下の考察から容易に明らかであるように、本発明は、いかなる特定のタイプのインプラント設計にも限定されない。むしろ、本発明のいくつかの特徴は、異なるタイプのインプラントに実装することができることが企図されている。例えば、本発明によるインプラントは、患者の後方、横方向または後方の横方向の面などからの植え込みにも適用することができる。さらに本発明によるインプラントは、生体適合性であり、ヒトの脊椎の自然に生じる力に耐えるのに適した様々な種類の材料で構築される可能性がある。例えば、本発明によるインプラントは、チタンなどの金属材料、PEEKなどの高分子材料で構築される場合があることが企図されている。

0017

インプラント10は、上部面12および下部面14をそれぞれ含むように示されている。各々の面は、中を通るように形成された複数の穴16を含むが、穴の全体の数およびその形状は、特定のインプラントおよびその全体のサイズに応じて変化する場合がある。インプラント10はまた、インプラントの中心部分を通り、上部面12および下部面14の各々を通るように形成された中心空洞18も含んでいる。空洞18は、示されるものと異なるようにサイズが決められ成形される場合もあり、インプラント10の他の場所に位置決めすることも可能である。空洞18の内部もまた、複数の穴20を含んでおり、これも穴16と同様に全体の数および形状が変化する場合がある。またインプラントの上部面および下部面を通る2つ以上の空洞を含むようにも企図されている。

0018

インプラント10はまた、その前方部分に形成されたルアー取付具22を含んでいる。他の実施形態において、異なるタイプの取付具が利用される場合もある(例えばねじ山付き、スナップ嵌合式など)。取付具22は、同様に設計された挿入器具(以下で考察する)によって係合されるように設計され、通路24を含んでいる。図1Eに示されるように、通路24は、穴16、20と流体接続されたマニフォルド26に通じている。詳細には、図1Eおよび図1Gに示されるようにマニフォルド26は、一連内部通路(単一の流れチャネル28が図1Gに示されており、2つのチャネル28、29が図1Eに示されている)を介して穴16、20に接続され、そのため、通路24を通って取り込まれる物質は最終的に穴16、20を通過することができる。マニフォルド26は、実際には2つの流れチャネル28、29と接続するため、チャネル28は、上部面12にある穴16と流体連通し、チャネル29は、下部面14にある穴16と流体連通することを理解されたい。チャネルはまた、空洞18の内部にある穴20とも流体連通している。これにより、セメントなどの骨成長促進剤は、インプラント10を植え込んだ後に導入されることが可能になり、このことにより、植え込み処置がより容易になり、同時にこの物質を外科処置の部位により適切に適用することが可能になる。

0019

図2A図2Dは、第2の実施形態のインプラント110を描いている。インプラント110は上記で考察したインプラント10と同様であるため、同様の参照番号を、100の続き番号ではあるが、同様の要素を記述するのに利用する。例えば、インプラント110は、上部面112、下部面114、空洞118、開口120、取付具122および通路124を含んでいる。インプラント10と110の主な違いは、後者が、その上部面112および下部面114を通る穴を全く含まない点である。よって通路124を通して導入されるいかなる物質も空洞118内に広がるのみである。この種の設計は結果として、従来の脊椎インプラントとより類似した植え込み後のインプラントとなり、すなわち移植材料などが中心空洞などのみに含まれるものになる。インプラント10と同様に、インプラント110も、マニフォルド126および流れチャネル128、129を含んでいる。これもまたインプラント10と同様に、インプラント110は、患者の前方の面から植え込むように設計されている。当然のことながら、インプラント110は、本出願で開示されるすべての実施形態のインプラントと同様に他の面から植え込むように構成されてもよく、またその個々の特徴機構において種々の全体の形状および/またはサイズを呈する可能性がある。

0020

図3A図3Dは、さらに別の実施形態のインプラント210を描いている。インプラント110でのように、インプラント210に含まれる同様の要素は、200の続き番号の中で同様の参照番号によって特定される。インプラント110とは対照的に、インプラント210は、上部面212および下部面214を通る穴216のみを含んでいる。空洞218の中には穴は全く含まれていない。したがって、通路224を通って導入される物質は、これらの上部面および下部面のみに広がることになる。インプラント210は、インプラントが椎体の間の所定の場所にセメントで固められる状況に最も適している。通路224より注入されたセメントは、上部面212および下部面214と椎骨との接触面に広がる。空洞218には別個に骨成長促進剤などが詰め込まれる場合があるが、これは外科医次第である。空洞218のないインプラント210を提供することも企図される。このような実施形態は、その上部面212および下部面214に追加の穴216を含む場合もある。

0021

図4A図4Dは、さらに別の実施形態のインプラント310を描いており、これはインプラント210に最も近い設計である。インプラント310は、その上部面312および下部面314を通るように形成された穴316のみを含んでおり、空洞318内には、穴が全く形成されていない。しかしながら、穴316ならびに流れチャネル328は、変化するサイズを示している。より具体的には、穴316および流れチャネル328は、それらが通路324を進む際サイズが拡大している。このようなサイズの拡大は、均衡した流体の流れを保証することを目指している。換言すると、この設計は、各々の穴316が物質の同一量の流体流れを獲得し、これにより通路324を通って導入されるセメントまたは他の物質を均等に分散させることを保証するものである。当然のことながら、同様の概念が、穴がインプラントの中心空洞内にも延在する上記で考察したインプラント10、110などのインプラントに採用される場合もある。

0022

図5A図5Eは、本発明によるPLIF式(すなわち、患者の後方の横方向の面からの植え込みに最も適したもの)のインプラント410を描いている。これは、全体的なインプラントの設計が、上記に記載した前方インプラントとどのように変わるかの一つの例である。全体的な形状の違いとは別に、インプラント410は、ルアー取付具などの代わりに内側にねじ山が付いた通路424を含んでいる。別のやり方で、インプラント410は、上記に考察したインプラント210のものと同様の機能性を提供している。当然のことながら、上記に挙げた変形形態のいずれもインプラント410に適用させることができる。例えば、空洞418は、通路424と流体連通する穴を含む場合がある。

0023

本発明によるインプラントの使用が図6A図6Gに描かれている。利用方法を容易に記載するために、インプラント10が参照される。しかしながら、上記に記載したインプラントまたはその変形形態のいずれもこのような使用で利用することができることが企図されている。図6Aに示されるようにインプラント10はまず、挿入器具50と接続されている。挿入器具は、インプラント10と剛性に係合するように設計されており、例えば、雌ルアー取付具52(図6B図6Dに最もよく示される)を含んでいる。器具50はまた、この器具がそこに接続される際、物質がインプラント10の通路24を通って導入されることを可能にする内部通路54を含んでいる。器具50は、取付具52と反対側にねじ山付きの端部を含むように描かれるが、多くの異なる構成も企図されている。基本的に器具50は、材料の供給源と、取り外し可能にまたは一体式に接続される必要がある。このような接続に関して、多くの異なる設計が物質を提供する供給源となるように企図されている。例えば、通路24を通って展開することが可能であるように、加圧されまたは加圧されることが可能な材料の供給源を提供することが企図されている。

0024

器具50に接続されたインプラント10の場合、器具50は、図6A図6Cに示されるように椎体の間にインプラント10を配置するように操作することができる。図示される椎体は自然に互いに隣接しているが、インプラント10は、別の椎体を除去したことにより隣接するようになった椎体の間に配置されるようにサイズが決められ、成形することができるように企図されている。ひとたびインプラント10が配置されると、物質を器具50の通路54を通ってインプラント10内へと導入することができる。上記で考察したインプラント10の通路24、チャネル28、29および穴16、20によってこのような物質が最終的に上部面12および下部面14を通り、および/または空洞18内へと広がることが可能になる。図6Fおよび図6Gは、例えば、2つの模造人体の間に植え込まれた本発明によるインプラントを描いている。セメントがその後導入され、インプラントの上部面および下部面を通り、模造人体内へと広がるのが示されている。これは、上記で考察したインプラント210と同様のインプラントが、セメントを利用することによって所定の場所に最初に固定されるシナリオを描いている。最終的に、図6Eは、インプラント10からの器具50の取り外しを描いている。

0025

図7Aおよび図7Bは、インプラント210およびインプラント410の3D印刷式の変形をそれぞれ描いている。図示されるように、このようなインプラントの変形は、米国特許第7,537,664号および8,147,861号、米国特許出願公開第2006/0147332号、2007/0142914号、2008/0004709号ならびに米国特許出願シリアル番号13/441,154号および13/618,218号に開示されるものなど3D印刷工程を使用することによって形成することができるように、多孔性の上部面および下部面を含んでおり、これらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。インプラントの中実の部分もまた、同様の手順を利用することによって形成することができる。3D印刷による本発明によるインプラントの形成は、このような工程を可能にするように設計を修正することが必要な場合があることを理解されたい。例えば、3D印刷工程を使用した場合、不可能ではないとしても、空隙を直接覆う面を形成することは困難である。したがって、多様なマニフォルド、チャネルおよび通路を湾曲させる、または丸みをつけることによって3D印刷工程による形成を可能にする場合もある。任意の他の好適な工程、例えばレーザエッチング法によって何らかの多孔性の領域を形成することも企図される。

0026

図8Aは、上記で考察したインプラント10と同様のインプラント510を描いており、図8B図8Dは、上記で考察したインプラント410と同様のインプラント610、710を描いている。したがって、適用可能な場合は、同様の参照番号がこのような図面において利用される。図8A図8Dのインプラントは、それらが横方向の窓530、630、730をインプラントの各々の側部にそれぞれ含む点において上記で考察したインプラントと異なっている。各々のケースにおいて、これらの横方向の窓によって、物質を窓の中に導入し、浸出させ椎間板の空間へと抽出することが可能になる。窓はまた、インプラント510、610、710の全体の剛性を軽減させ、撮像工程(例えば蛍光透視法)における見え方を改善するように作用する場合もある。この点において、窓は、適用可能な場合、インプラントの脊柱前弯症先細の部分と同様に先細にされることも企図されている。さらに、インプラント710の場合、横方向の窓730は、穴732を含んでいる。このような穴は、上記で考察した他のものと同様に、インプラント内に導入された物質が中を通過することを可能にするものである。

0027

図9A図9Bは、上記で考察したインプラント110と同様のさらに別の実施形態のインプラント810を描いている。より顕著なことには、インプラント810は、空洞818の内部に穴820を含むのみである。インプラント810はまた、多孔性の上部面812および下部面814を含んでいる。図9Aの部分的に透明な図は、内部構成要素(例えばマニフォルド826およびチャネル828、829)を示しており、図9Bの部分的に透明な植え込み図は、空洞818およびこれにより椎間板の空間への物質の流れを示している。図9Bは、流体の流れを完全に理解することができるように、参照番号を含まないことに留意されたい。

0028

図10A図10Bは、上記で考察したインプラント710と同様のインプラント910を描いている。インプラント910は、多孔性の上部面912および下部面914、ならびに穴932を備えた横方向の窓930を含んでいる。図10Bの部分的に透明な植え込み図は、上部面912への物質の流れ、ならびに窓930からの物質の流れを描いている。図10Bは、流体の流れを完全に理解することができるように、参照番号を含まないことに留意されたい。

0029

図11Aおよび図11Bのインプラント1010は、米国特許第8,349,015(「’015特許」)に開示されるものと同様の全体の設計を呈しており、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。’015特許のものと同様のスタンドアローン設計を利用することに加えて、インプラント1010は、上記で考察したものと同様に、挿入器具と流体係合するように設計された通路1024を含んでいる。これにより、インプラント1010に物質を導入することが可能になり、物質は最終的に空洞1018内に分散されることになる。このような物質の流れは、図11Bの部分的に透明な植え込み図において示されている。

0030

図12A図12Cは、3D印刷または付加的な製造工程を介して形成するのに特に適した一実施形態のインプラント1110を描いている。詳細には、上述の実施形態に関連して上記で考察した要素と同様の多くの要素を含むことの他に、インプラント1110は、中にチャネルと穴が形成された事前形成された流体伝達構造1170(図12Cに単独で示される)を含んでいる。この構成要素は、インプラント1110の残りの部分とは別に形成され、3D印刷工程などを利用して構築することができる(図12B部分隠れ線図を参照)。付加的に、インプラント1110および事前形成された流体伝達構造1170は、同時に形成される場合もある。あるいは流体伝達構造1170が、同様の工程によって形成される場合もある。インプラント1110は、2015年1月14日に提出された米国仮特許出願第62/103,276号および本出願と同日に提出された関連する通常出願に開示されるものと同様の残りの構造を呈しており、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。例えば、インプラントは、多孔性の部分と非多孔性の部分の両方を含む外側面を呈する場合もある。

0031

図13は、さらに別の実施形態のインプラント1210の断面図を描いている。図示されるように、通路1224は、インプラントの全体の構造の中に三角形の空隙として簡素に形成されている。このような通路は、上記で考察したものなどの穴(図示せず)と連通する場合、あるいは単に物質がインプラント1210を構成する多孔性材料の中に浸出するまたはその中に押し入ることを可能にする場合もあることに留意されたい。特定の実施形態において、このような浸出は、特定の場所のみで生じる場合もある。インプラント1210は、3D印刷工程を利用して形成されるさらに別のインプラントの実施形態であるが、当然のことながら、他の既知の製造工程を利用することによって形成される場合もある。

0032

本出願に開示される多様な実施形態のインプラントによって、本発明によるインプラントが大きく変化する可能性があり、その一方でなおも本発明の顕著な特徴を包含することが容易に明らかになる。すべての企図される実施形態が示されている訳ではないことを理解されたい。種々の実施形態は、各々から特定の特徴を取り入れており、その一方でなおも本発明の範囲内に留まることも理解されたい。本発明によるインプラントを3D印刷と同様の工程などによって形成することを本明細書では具体的に考察しているが、本発明のインプラントを製造するのに他の工程も利用され得ることも理解されたい。

0033

別個の通路、マニフォルド、チャネルおよび穴として示してきたが、物質を本発明によるインプラントに導入し、そこから分散させることができる様々な構成を提供することが企図されている。例えばインプラントの多孔性の領域と流体連通するチャンバを設けることで、チャンバ内の物質が多孔性物質を通過することを可能にすることが企図されている。インプラント自体に多孔性材料を含むことが可能なことにより、特有の通路/マニフォルド/チャネルシステムの必要性をなくすことができる。さらに、独立した通路/マニフォルド/チャネルシステムを単一のインプラントの中に含むことが企図されている。これは、多数の穴の挿入器具と接続することで、2つ以上の物質をインプラントに導入することを可能にするものである。例えば、インプラントの空洞に向けられた1つの物質(例えば同種移植片)を有する一方で、別の物質(例えばセメント)が上部面および下部面に向けられることが有利である。種々のインプラントの外側面に穴を設けることで、物質をインプラントから誘導することを可能にすることも企図されている。これによりこのような物質をインプラントの周りに分散させることができ、融合処置において有利となり得る。当然のことながら、多孔性の領域は、同様のことを可能にするためにインプラントの外側に含まれる場合もある。

0034

本明細書における発明を特定の実施形態を参照して記載してきたが、このような実施形態は、本発明の原理および用途の単なる例示であることを理解されたい。したがって、多くの修正が例示の実施形態に対して行われ、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱せずに、他の構成が考案され得ることを理解されたい。

0035

10、110、210、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110、1210インプラント
12、112、212、312、812、912 上部面
14、114、214、314、814、914 下部面
16、216、316、 穴
18、118、218、318、418、818、1018 空洞
20、820 穴
22、122取付具
24、124、224、324、424、1024、1224通路
26、126、826マニフォルド
28、29、128、129、328、828、829流れチャネル
50挿入器具
52 取付具
54内部通路
118 開口
530、630、730、930 横方向の窓
732、932 穴
1170流体伝達構造

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