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技術 伝達装置

出願人 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社トヨタ自動車株式会社
発明者 武田光博水野嘉博河野哲也曽我吉伸森山修司二谷啓允稲垣貴文
出願日 2015年1月19日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2015-007547
公開日 2016年7月25日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2016-133031
状態 特許登録済
技術分野 回転型ポンプ(2) 回転型液体ポンプの応用細部
主要キーワード サクション油路 吸込油路 油圧供給回路 油圧供給装置 吐出圧室 余剰流量 吸入圧室 余剰油
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

平衡形のベーンポンプにおいてキャビテーションの発生を抑制できる伝達装置を提供する。

解決手段

ケースの下部の油を吸引するためのストレーナ4と、変速機構2に油圧を供給する油圧供給回路60と、油圧供給回路60の余剰油圧P1を排出するサクション油路66とを有するバルブボディ6と、サクション油路66に連通されたメイン側吸入口81と、ストレーナ4に連通されたサブ側吸入口82と、メイン側吸入口81の下流側に対向するメイン側吸入ポート73と、サブ側吸入口82の下流側に対向するサブ側吸入ポート75と、メイン側吐出口83及びサブ側吐出口84と、メイン側吸入ポート73の下流側及びサブ側吸入ポート75の下流側に配置され、メイン側吸入ポート73とサブ側吸入ポート75とを連通する連通油路79と、を有する平衡形ベーンポンプ5と、を備える。

概要

背景

従来、例えば車両用自動変速機において、作動油あるいは潤滑油等(以下、単にオイルともいう)の油圧を生成する装置としてオイルポンプが利用され、中でも振動を発生しにくく比較的小型であるベーンポンプが広く普及している。例えば、自動変速機のバルブボディ等の油圧機器に油圧を供給する油圧供給装置として、平衡形ベーンポンプ(以下、単にベーンポンプと略称する)を備えたものが知られている。このようなベーンポンプとしては、第1の吐出ポート及び第2の吐出ポートを備え、第1の吐出ポートは切換弁を介して油圧機器に連通され、第2の吐出ポートは切換弁を介さずに油圧機器に連通されたものがある(特許文献1参照)。

また、このベーンポンプでは、タンク貯留されたオイルを吸入するためのストレーナに連通された吸込油路が設けられ、この吸込油路には、油圧機器から排出されるオイルを導く還流通路合流されている。これにより、このベーンポンプは、油圧機器からの余剰油圧を吸入することができ、ストレーナだけからオイルを吸入する場合に比べて吸入する油圧が高くなるので、キャビテーションの発生を抑制することができる。

概要

平衡形のベーンポンプにおいてキャビテーションの発生を抑制できる伝達装置を提供する。ケースの下部の油を吸引するためのストレーナ4と、変速機構2に油圧を供給する油圧供給回路60と、油圧供給回路60の余剰油圧P1を排出するサクション油路66とを有するバルブボディ6と、サクション油路66に連通されたメイン側吸入口81と、ストレーナ4に連通されたサブ側吸入口82と、メイン側吸入口81の下流側に対向するメイン側吸入ポート73と、サブ側吸入口82の下流側に対向するサブ側吸入ポート75と、メイン側吐出口83及びサブ側吐出口84と、メイン側吸入ポート73の下流側及びサブ側吸入ポート75の下流側に配置され、メイン側吸入ポート73とサブ側吸入ポート75とを連通する連通油路79と、を有する平衡形ベーンポンプ5と、を備える。

目的

そこで、キャビテーションの発生を抑制しながらも、平衡形のベーンポンプを中心にストレーナと油圧機器とを互いに反対側に配置できる伝達装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

伝達機構を収容するケースと、前記ケースの下部に貯留した油を吸引するためのストレーナと、前記伝達機構に油圧を供給する油圧供給回路と、前記油圧供給回路で余剰した余剰油圧を排出するサクション油路とを有するバルブボディと、前記サクション油路及び前記ストレーナの一方と連通された第1の吸入口と、前記サクション油路及び前記ストレーナの他方と連通された第2の吸入口と、前記第1の吸入口の下流側に対向する第1の吸入ポートと、前記第2の吸入口の下流側に対向する第2の吸入ポートと、前記油圧供給回路に油圧を吐出する第1の吐出口及び第2の吐出口と、前記第1の吸入ポートの下流側及び前記第2の吸入ポートの下流側に配置され前記第1の吸入ポートと前記第2の吸入ポートとを連通する連通油路と、を有する平衡形のベーンポンプと、を備える、ことを特徴とする伝達装置

請求項2

前記ベーンポンプに対して、前記ストレーナとは反対側に前記バルブボディを配置する、ことを特徴とする請求項1記載の伝達装置。

技術分野

0001

本発明は、自動車等の車両に適用されて好適な伝達装置係り、詳しくは、伝達機構に供給する作動油潤滑油油圧を生成するオイルポンプとしてベーンポンプを適用した伝達装置に関する。

背景技術

0002

従来、例えば車両用自動変速機において、作動油あるいは潤滑油等(以下、単にオイルともいう)の油圧を生成する装置としてオイルポンプが利用され、中でも振動を発生しにくく比較的小型であるベーンポンプが広く普及している。例えば、自動変速機のバルブボディ等の油圧機器に油圧を供給する油圧供給装置として、平衡形ベーンポンプ(以下、単にベーンポンプと略称する)を備えたものが知られている。このようなベーンポンプとしては、第1の吐出ポート及び第2の吐出ポートを備え、第1の吐出ポートは切換弁を介して油圧機器に連通され、第2の吐出ポートは切換弁を介さずに油圧機器に連通されたものがある(特許文献1参照)。

0003

また、このベーンポンプでは、タンク貯留されたオイルを吸入するためのストレーナに連通された吸込油路が設けられ、この吸込油路には、油圧機器から排出されるオイルを導く還流通路合流されている。これにより、このベーンポンプは、油圧機器からの余剰油圧を吸入することができ、ストレーナだけからオイルを吸入する場合に比べて吸入する油圧が高くなるので、キャビテーションの発生を抑制することができる。

先行技術

0004

特開2010−14101号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載した油圧供給装置では、ベーンポンプの吸込油路と還流油路とをベーンポンプの外部で合流させているので、ストレーナと油圧機器とベーンポンプとの設置位置によっては、吸込油路と還流油路とを合流させてからベーンポンプに連通することが困難になり、設計の自由度が低下してしまう虞がある。

0006

そこで、キャビテーションの発生を抑制しながらも、平衡形のベーンポンプを中心にストレーナと油圧機器とを互いに反対側に配置できる伝達装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本開示に係る伝達装置(1)は(例えば、図1乃至図4参照)、伝達機構(2)を収容するケース(3)と、
前記ケース(3)の下部(3a)に貯留した油(7)を吸引するためのストレーナ(4)と、
前記伝達機構(2)に油圧を供給する油圧供給回路(60)と、前記油圧供給回路(60)で余剰した余剰油圧(P1)を排出するサクション油路(66)とを有するバルブボディ(6)と、
前記サクション油路(66)及び前記ストレーナ(4)の一方と連通された第1の吸入口(81)と、前記サクション油路(66)及び前記ストレーナ(4)の他方と連通された第2の吸入口(82)と、前記第1の吸入口(81)の下流側に対向する第1の吸入ポート(73)と、前記第2の吸入口(82)の下流側に対向する第2の吸入ポート(75)と、前記油圧供給回路(60)に油圧を吐出する第1の吐出口(83)及び第2の吐出口(84)と、前記第1の吸入ポート(73)の下流側及び前記第2の吸入ポート(75)の下流側に配置され前記第1の吸入ポート(73)と前記第2の吸入ポート(75)とを連通する連通油路(79)と、を有する平衡形のベーンポンプ(5)と、を備えることを特徴とする。

0008

なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。

発明の効果

0009

本伝達装置によると、ベーンポンプの第1の吸入口がサクション油路に連通されると共に、第2の吸入口がストレーナに連通されるので、バルブボディがベーンポンプを介してストレーナの反対側に配置される場合、油路を合流させることなく配置することができる。これにより、設計の自由度を向上することができる。また、サクション油路とストレーナとからの流量を連通油路によって第1及び第2の吸入ポートへ供給するので、ストレーナの油だけでなくバルブボディからの余剰油圧を吸入することができる。このため、ストレーナの油だけを吸入する場合に比べて吸入する油圧が高くなるので、ベーンポンプの低速回転時や高速回転時におけるキャビテーションの発生を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0010

実施の形態に係る車両用駆動装置を示す概略の説明図。
実施の形態に係るベーンポンプを示す縦断面図。
実施の形態に係るベーンポンプのポンプカバーを示す底面図。
実施の形態に係る油圧供給回路の一部を示す説明図。

実施例

0011

以下、本実施の形態に係る伝達装置を、図1乃至図4に沿って説明する。尚、本実施の形態では、伝達装置を自動変速機を備える車両用駆動装置1に適用した場合について説明している。

0012

本実施の形態の車両用駆動装置1の概略構成について図1に沿って説明する。車両用駆動装置1は、変速機構(伝達機構)2と、変速機構2を収容するケース3と、ケース3の内部の下部3aに設けられたストレーナ4と、ケース3の内部に設置されたベーンポンプ5と、ケース3の側面に設置されたバルブボディ6と、を備えている。

0013

変速機構2は、例えば、第1軸2a,第2軸2b,第3軸2c,第4軸2dの4軸を有するベルト式無段変速機としている。但し、変速機構2としては4軸のベルト式無段変速機には限られず、多段変速機等、各種の変速機構を適用することができる。ケース3の下部3aには、作動油や潤滑油等に利用される油7が貯留されている。ストレーナ4は、ベーンポンプ5に連通されることにより、ケース3の下部3aに貯留した油7を吸引するようになっており、本実施の形態では吸入口4aを下方に向けて設置されている。但し、吸入口4aの向きは側方等、他の方向であってもよい。尚、これら変速機構2、ケース3、ストレーナ4は、いずれも公知のものを適用することができるので、各構成についての詳細な説明は省略する。

0014

ベーンポンプ5は平衡形で、図2に示すように、ポンプボディ50と、ポンプカバー51と、駆動軸52と、ロータ53と、ベーン54と、カムリング55と、ボディ側サイドプレート56と、カバー側サイドプレート57と、を備えている。

0015

ポンプカバー51はポンプボディ50に締結されており、内部の空間が封止されている。駆動軸52は、ポンプボディ50及びポンプカバー51により回転自在に支持されており、不図示の駆動源に連結されて回転されるようになっている。ポンプボディ50には、ボディ側サイドプレート56に対向してメイン吐出圧室581及びサブ吐出圧室582が形成されている。また、ポンプカバー51には、カバー側サイドプレート57に対向して吸入圧室59が形成されている。

0016

ロータ53は、一定の間隔で放射状に配置された複数のスリットを有している。ベーン54は略矩形平板状で、ロータ53の各スリットに摺動自在に挿入されている。ロータ53が回転することにより、ベーン54の先端がカムリング55の内周面摺接し、ベーン54はロータ53が1回転する間にロータ53の径方向に2回往復動するようになっている。また、ロータ53の外周面と、互いに隣接するベーン54と、カムリング55の内周面と、ボディ側サイドプレート56と、カバー側サイドプレート57とにより、ポンプ室画成される。

0017

また、図3に示すように、ベーンポンプ5は、後述する油圧供給回路60のメイン側油路a1に油圧を供給するメイン側ポンプ部71と、サブ側油路a2に油圧を供給するサブ側ポンプ部72とを備えている。メイン側ポンプ部71は、メイン側吸入ポート(第1の吸入ポート)73とメイン側吐出ポート74とを備え、サブ側ポンプ部72は、サブ側吸入ポート(第2の吸入ポート)75とサブ側吐出ポート76とを備えている。

0018

メイン側吸入ポート73の下流側及びサブ側吸入ポート75の下流側には、メイン側吸入ポート73とサブ側吸入ポート75とを連通する連通油路79が配置されている。メイン側吐出ポート74は、メイン吐出圧室581に連通し、サブ側吐出ポート76は、サブ吐出圧室582に連通している(図2参照)。

0019

更に、ベーンポンプ(O/P)5は、ポンプカバー51に開口して形成されたメイン側吸入口(第1の吸入口)81及びサブ側吸入口(第2の吸入口)82と、ポンプボディ50に開口して形成されたメイン側吐出口(第1の吐出口)83及びサブ側吐出口(第2の吐出口)84とを備えている(図4参照)。

0020

メイン側吸入口81は、サクション油路66に連通され、メイン側吸入ポート73に対向して配置されている。即ち、メイン側吸入ポート73は、メイン側吸入口81の下流側に対向している。サブ側吸入口82は、ストレーナ4に連通され、サブ側吸入ポート75に対向して配置されている。即ち、サブ側吸入ポート75は、サブ側吸入口82の下流側に対向している。また、連通油路79は、メイン側吸入口81とサブ側吸入口82とを連通している。また、メイン側吐出口83は、後述する油圧供給回路60のメイン側油路a1に連通され、サブ側吐出口84は、油圧供給回路60のサブ側油路a2に連通されている。

0021

ここで、図1に示すように、車両用駆動装置1において、ストレーナ4と、ベーンポンプ5と、バルブボディ6とは、ベーンポンプ5を中心にして、ストレーナ4とバルブボディ6とが水平方向に互いに反対側に配置されている。即ち、ベーンポンプ5に対して、ストレーナ4とは反対側にバルブボディ6を配置している。これにより、バルブボディ6をケース3の前面に設置できるので、車両の小型化に貢献することができる。

0022

バルブボディ6は、ケース3の側面のうちの前面に設置されている(図1参照)。図4に示すように、バルブボディ(V/B)6は、変速機構2に油圧を供給する油圧供給回路60と、油圧供給回路60で余剰した余剰油圧P1を排出するサクション油路66とを有している。油圧供給回路60は、例えば、プライマリレギュレータバルブ61と、セカンダリレギュレータバルブ62と、第1のサブチェックバルブ63と、第2のサブチェックバルブ64と、潤滑チェックバルブ65とを備えている。

0023

プライマリレギュレータバルブ61は、ベーンポンプ5のメイン側吐出口83にメイン側油路a1を介して連通されており、ベーンポンプ5のメイン側ポンプ部71から吐出された油圧をライン圧PL調圧するようになっている。ライン圧PLは、例えば、変速機構2の不図示のプライマリプーリセカンダリプーリの制御に使用される。

0024

セカンダリレギュレータバルブ62は、プライマリレギュレータバルブ61から排出された油圧をセカンダリ圧Psecに調圧するようになっている。セカンダリ圧Psecは、例えば、変速機構2の不図示のトルクコンバータの制御に使用される。更に、セカンダリレギュレータバルブ62から排出された油圧は、例えば、変速機構2の潤滑油として使用され、一部は潤滑チェックバルブ65を介して余剰油圧P1としてサクション油路66からメイン側吸入口81に還流される。

0025

また、ベーンポンプ5のサブ側ポンプ部72から吐出された油圧は、サブ側吐出口84からサブ側油路a2を介してプライマリレギュレータバルブ61に供給され、プライマリレギュレータバルブ61からセカンダリレギュレータバルブ62を経て変速機構2の潤滑油として使用されたり、一部は余剰油圧P1としてサクション油路66からメイン側吸入口81に還流される。尚、サブ側油路a2の油圧がメイン側油路a1の油圧より大きい場合は、第1のサブチェックバルブ63によって、サブ側油路a2の油圧がメイン側油路a1に流入してライン圧PLを生成するようになっている。同様に、プライマリレギュレータバルブ61から排出された時点でサブ側の油圧がメイン側の油圧より大きい場合は、第2のサブチェックバルブ64によって、サブ側の油圧がメイン側に流入してセカンダリ圧Psecを生成するようになっている。

0026

次に、車両用駆動装置1の動作について説明する。

0027

不図示の駆動源が始動し、ベーンポンプ5が低速回転で作動されると、メイン側ポンプ部71はメイン側吸入口81から油を吸入すると同時に、サブ側ポンプ部72はサブ側吸入口82から油を吸入する。ここで、駆動源が始動したばかりで回転速度が低速である時は、ベーンポンプ5の吐出量が少なく、油圧供給回路60からの余剰流量が少ないため、サクション油路66からの油の流入は期待できないが、サブ側吸入口82から吸入した油を、連通油路79を介してメイン側ポンプ部71へ必要十分量の油を供給する事で、メイン側ポンプ部71で発生する圧力損失を抑え、キャビテーションの発生を抑制する。

0028

駆動源が高速で駆動し、ベーンポンプ5が高速回転で作動されると、ベーンポンプ5の吐出が増え、余剰流量が多くなる。余剰流量がストレーナ4から吸入した流量よりも大きい場合、余剰流量を連通油路79を介してサブ側ポンプ部72へ油を供給する事で、圧力損失を抑え、キャビテーションの発生を抑制する。

0029

以上説明したように、本実施の形態の車両用駆動装置1によると、ベーンポンプ5のメイン側吸入口81がサクション油路66に連通されると共に、サブ側吸入口82がストレーナ4に連通されるので、バルブボディ6がベーンポンプ5を介してストレーナ4の反対側に配置される場合、油路を合流させることなく配置することができる。これにより、設計の自由度を向上することができる。

0030

また、本実施の形態の車両用駆動装置1では、ベーンポンプ5のメイン側吸入口81がサクション油路66に連通されると共に、サブ側吸入口82がストレーナ4に連通されるので、ストレーナ4の油だけでなくバルブボディ6からの余剰油圧P1を吸入することができる。このため、ストレーナ4の油だけを吸入する場合に比べて吸入時の圧力損失が小さくなるので、キャビテーションの発生を抑制することができる。

0031

また、本実施の形態の車両用駆動装置1では、ベーンポンプ5は、メイン側吸入口81とサブ側吸入口82とを連通する連通油路79を有している。このため、ベーンポンプ5の低速回転時には、サブ側吸入口82から吸入した油圧は連通油路79を流通してメイン側吸入ポート73に回り込んで流入することができる。また、ベーンポンプ5の高速回転時には、メイン側吸入ポート73の油圧は連通油路79を流通してサブ側吸入ポート75に回り込んで流入するようになるので、サブ側ポンプ部72で発生した圧力損失が補われ、キャビテーションの発生を抑制することができる。

0032

また、本実施の形態の車両用駆動装置1では、ベーンポンプ5に対して、ストレーナ4とは反対側にバルブボディ6を配置している。これにより、バルブボディ6をケース3の前面に設置できるので、車両の小型化に貢献することができる。

0033

また、本実施の形態の車両用駆動装置1では、バルブボディ6はケース3の側面に設置され、ベーンポンプ5はケース3の内部に設置されるようにしている。このため、自動車等の車両に好適に適用することができる。特に本実施の形態では、バルブボディ6はケース3の前面に設置されていることから、車両の小型化に貢献することができる。

0034

尚、上述した本実施の形態においては、メイン側吸入口81にサクション油路66を連通すると共に、サブ側吸入口82にストレーナ4を連通する場合について説明したが、これには限られない。例えば、メイン側吸入口81にストレーナ4を連通すると共に、サブ側吸入口82にサクション油路66を連通するようにしてもよい。

0035

また、上述した本実施の形態においては、油圧供給回路60は、プライマリレギュレータバルブ61及びセカンダリレギュレータバルブ62を備えている場合について説明したが、これには限られない。例えば、セカンダリレギュレータバルブ62を有さず、セカンダリ圧Psecが発生しない油圧供給回路としてもよい。この場合、プライマリレギュレータバルブ61から排出された油圧をサクション油路66に供給するようにできる。

0036

1車両用駆動装置(伝達装置)
2変速機構(伝達機構)
3ケース
3a ケースの下部
4ストレーナ
5ベーンポンプ
6バルブボディ
7 油
60油圧供給回路
66サクション油路
73メイン側吸入ポート(第1の吸入ポート)
75サブ側吸入ポート(第2の吸入ポート)
79 メイン側連通油路(第1の連通油路)
81 メイン側吸入口(第1の吸入口)
82 サブ側吸入口(第2の吸入口)
83 メイン側吐出口(第1の吐出口)
84 サブ側吐出口(第2の吐出口)
P1余剰油圧

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