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技術 ウィンドシールドガラス締結構造

出願人 トヨタ自動車株式会社
発明者 土門義典本橋潤平水上浩一
出願日 2015年1月15日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-005859
公開日 2016年7月25日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-132257
状態 特許登録済
技術分野 車両用車体構造
主要キーワード リブ係止 弾性樹脂材料 車体上側 ウィンドシールドガラス 締結部分 継ぎ目部分 締結構造 車体部品
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

車体への組付性をより向上することのできるウィンドシールドガラス締結構造を提供する。

解決手段

本発明のウィンドシールドガラス締結構造は、モール30を介してウィンドシールドガラス10をカウルルーバー20に締結する。モール30は、ウィンドシールドガラス10の車体前側の端部における車体内側の部分に接続されるガラス接続部32と、カウルルーバー20の車体後側の端部における車体内側の部分に形成されたリブ22を挟み込んで係止するリブ係止凹部33と、当該モール30におけるガラス接続部32とリブ係止凹部33との間の部分から車体外側に突出するように形成された突出部35と、を備える。突出部35は、ウィンドシールドガラス10の前端11とカウルルーバー20の後端21との間に介在し、かつ突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分には、隙間が存在している。

概要

背景

従来、上記のようなウィンドシールドガラス締結構造として、特許文献1に記載の構造が知られている。同文献に記載の締結構造では、カウルルーバーにおける車体後側の端(以下、カウルルーバーの後端と記載する)とウィンドシールドガラスにおける車体前側の端(以下、ウィンドシールドガラスの前端と記載する)との間隙に填め込まれたプロテクターによって、カウルルーバーの後端部分の車体外側の面とウィンドシールドガラスの前端部分の車体外側の面とを面一で繋げるようにしている。

概要

車体への組付性をより向上することのできるウィンドシールドガラス締結構造を提供する。本発明のウィンドシールドガラス締結構造は、モール30を介してウィンドシールドガラス10をカウルルーバー20に締結する。モール30は、ウィンドシールドガラス10の車体前側の端部における車体内側の部分に接続されるガラス接続部32と、カウルルーバー20の車体後側の端部における車体内側の部分に形成されたリブ22を挟み込んで係止するリブ係止凹部33と、当該モール30におけるガラス接続部32とリブ係止凹部33との間の部分から車体外側に突出するように形成された突出部35と、を備える。突出部35は、ウィンドシールドガラス10の前端11とカウルルーバー20の後端21との間に介在し、かつ突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分には、隙間が存在している。

目的

本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、車体への組付性をより向上することのできるウィンドシールドガラス締結構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ウィンドシールドガラスを、モールを介してカウルルーバー締結するウィンドシールドガラス締結構造において、前記モールは、前記ウィンドシールドガラスの車体前側の端部における車体内側の部分に接続されるガラス接続部と、前記カウルルーバーの車体後側の端部における車体内側の部分に形成されたリブを挟み込んで係止するリブ係止凹部と、当該モールにおける前記ガラス接続部と前記リブ係止凹部との間の部分から車体外側に突出するように形成された突出部と、を備え、前記ウィンドシールドガラスの車体前側の端と前記カウルルーバーの車体後側の端との間に前記突出部が介在し、かつ同突出部と前記カウルルーバーの車体後側の端との間の部分に隙間が存在する、ことを特徴とするウィンドシールドガラス締結構造。

技術分野

0001

本発明は、カウルルーバーウィンドシールドガラスとを締結するウィンドシールドガラス締結構造に関する。

背景技術

0002

従来、上記のようなウィンドシールドガラス締結構造として、特許文献1に記載の構造が知られている。同文献に記載の締結構造では、カウルルーバーにおける車体後側の端(以下、カウルルーバーの後端と記載する)とウィンドシールドガラスにおける車体前側の端(以下、ウィンドシールドガラスの前端と記載する)との間隙に填め込まれたプロテクターによって、カウルルーバーの後端部分の車体外側の面とウィンドシールドガラスの前端部分の車体外側の面とを面一で繋げるようにしている。

先行技術

0003

特開2014−111429号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、樹脂成形品であるカウルルーバーには、ある程度の寸法のバラツキがあり、そのバラツキにより、カウルルーバーの後端とウィンドシールドガラスの前端との間隙の幅にもバラツキが生じてしまう。カウルルーバーの後端とウィンドシールドガラスの前端との間隙が上記プロテクターなどの他の部材によって封隙された構造では、そうしたバラツキにより、その間隙の幅が狭くなると、プロテクターなどの他の部材が組み付けられなくなってしまう。そのため、プロテクター等の、上記間隙に挿入される部材の寸法を、間隙の幅のバラツキに応じて変更するなどの対策が必要となり、カウルルーバーやプロテクターなどのウィンドシールドガラスの締結に係る部材の車体への組付性が低下する虞がある。

0005

本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、車体への組付性をより向上することのできるウィンドシールドガラス締結構造を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するウィンドシールドガラス締結構造は、ウィンドシールドガラスを、モールを介してカウルルーバーに締結するウィンドシールドガラス締結構造において、上記モールは、ウィンドシールドガラスの車体前側の端部における車体内側の部分に接続されるガラス接続部と、カウルルーバーの車体後側の端部における車体内側の部分に形成されたリブを挟み込んで係止するリブ係止凹部と、当該モールにおけるガラス接続部とリブ係止凹部との間の部分から車体外側に突出するように形成された突出部と、を備える。そして、ウィンドシールドガラスの車体前側の端とカウルルーバーの車体後側の端との間に突出部が介在し、かつ同突出部とカウルルーバーの車体後側の端との間の部分に隙間が存在する、ことを特徴とする。

0007

上記締結構造では、ウィンドシールドガラスをモールのガラス接続部に接続するとともに、カウルルーバーのリブをモールのリブ係止凹部にて挟み込んで係止することで、ウィンドシールドガラスとカウルルーバーとがモールを介して締結される。一方、モールにおけるガラス接続部とリブ係止凹部との間の部分からは、車体外側に突出するように突出部が形成されており、その突出部がウィンドシールドガラスの車体前側の端とカウルルーバーの車体後側の端との間に介在するようになっている。

0008

ただし、上記締結構造は、そうした突出部とカウルルーバーの車体後側の端との間の部分に隙間ができるような寸法設定となっているため、カウルルーバーの寸法に多少のバラツキがあっても、カウルルーバーと突出部とが干渉しないようになる。したがって、上記ウィンドシールドガラスの締結構造によれば、車体への組付性をより向上することができる。

図面の簡単な説明

0009

ウィンドシールドガラス締結構造の一実施形態が適用される車両の車体前側部分の斜視図。
図1の2−2線に沿った断面図。
図2の領域3の部分を拡大して示す断面図。

実施例

0010

以下、ウィンドシールドガラス締結構造の一実施形態を、図1図3を参照して詳細に説明する。なお、各図において、矢印FRは車体前側を、矢印UPは車体上側を、それぞれ示している。また、図3において、矢印INは車体内側を、矢印OUTは車体外側を、それぞれ示している。

0011

図1に示すように、車体におけるウィンドシールドガラス10とエンジンフード40との間の部分には、樹脂成形品として形成されたカウルルーバー20が設けられている。この車体では、ウィンドシールドガラス10の車体前側の端(以下、ウィンドシールドガラス10の前端11と記載する)とカウルルーバー20の車体後側の端(以下、カウルルーバー20の後端21と記載する)との間にある程度の間隙が形成されるように、各車体部材の寸法が設定されている。

0012

図2に示すように、ウィンドシールドガラス10とカウルルーバー20との継ぎ目部分には、モール30が配置されている。そして、そのモール30を介してウィンドシールドガラス10とカウルルーバー20とが締結されている。

0013

図3に、ウィンドシールドガラス10およびカウルルーバー20の締結部分の拡大断面構造を示す。同図に示すように、カウルルーバー20の車体後側の端部における車体内側の部分には、車体幅方向に延びる板状のリブ22が、車体内側に突出すように形成されている。なお、リブ22の先端部分23は、車体後側に膨出されている。

0014

モール30は、金属板31が芯材としてインサートされた、ゴムウレタンなどの弾性樹脂材料により形成されている。モール30における車体後側の部分には、平板状のガラス接続部32が設けられている。ガラス接続部32の車体外側の面は、例えば粘着テープ12などによって、ウィンドシールドガラス10の車体前側の端部における車体内側の面に接続されている。

0015

また、モール30における車体前側の部分には、車体幅方向に延びる溝状のリブ係止凹部33が形成されている。そして、そのリブ係止凹部33にリブ22を挟み込んで係止することで、カウルルーバー20に対してモール30が、ひいてはモール30のガラス接続部32に接続されたウィンドシールドガラス10が締結されている。なお、リブ係止凹部33の車体後側の内面には、リップ34が形成されている。リップ34は、リブ係止凹部33の車体後側の内面からその垂直方向よりも車体内側寄りに傾いた方向に突き出するように形成されている。リップ34は、リブ係止凹部33にリブ22が挿入された状態において、リブ22の車体後側の面に押し当てられている。そして、このリップ34の先端と、車体後側に膨出したリブ22の先端部分23との当接により、リブ係止凹部33からのリブ22の抜け止めがなされている。

0016

さらに、モール30におけるガラス接続部32とリブ係止凹部33との間の部分からは、車体外側に突出するように突出部35が形成されている。車体に組み付けられた状態において突出部35は、ウィンドシールドガラス10の前端11とカウルルーバー20の後端21との間に介在する。なお、本実施形態の締結構造では、モール30は、その突出部35がウィンドシールドガラス10の前端11に当接するように取り付けられている。

0017

本実施形態の締結構造では、突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分に隙間が存在するように、各部の寸法設定がなされている。すなわち、車体前後方向における突出部35の幅は、カウルルーバー20などの各車体部品の寸法公差内での、ウィンドシールドガラス10の前端11とカウルルーバー20の後端21との間隙の幅の最小値よりも小さくされている。ちなみに、本実施形態では、突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分の隙間の幅cが、カウルルーバー20の板厚tよりも大きくなるように、各部の寸法設定がなされている。

0018

次に、以上のように構成された本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の締結構造では、ウィンドシールドガラス10をモール30のガラス接続部32に接続するとともに、カウルルーバー20のリブ22をモール30のリブ係止凹部33にて挟み込んで係止することで、ウィンドシールドガラス10とカウルルーバー20とがモール30を介して締結される。一方、モール30におけるガラス接続部32とリブ係止凹部33との間の部分から車体外側に突出するように突出部35が形成されており、その突出部35がウィンドシールドガラス10の前端11とカウルルーバー20の後端21との間に介在するようになっている。なお、突出部35は、ウィンドシールドガラス10の前端11に当接するように設けられており、これにより、モール30およびウィンドシールドガラス10の接続部分がシールされている。

0019

ここで、カウルルーバー20の後端21とウィンドシールドガラス10の前端11との間隙を突出部35により封隙する構造とした場合を考える。樹脂成形品であるカウルルーバー20の寸法のバラツキに応じて上記間隙の幅にもバラツキが生じる。そのため、上記間隙を突出部35により封隙する構造とすると、カウルルーバー20などの寸法のバラツキによっては、突出部35がカウルルーバー20に干渉して、カウルルーバー20等の車体への組み付けが困難となってしまうことがある。

0020

その点、本実施形態の締結構造では、突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分に隙間ができるような寸法設定となっているため、カウルルーバー20の寸法に多少のバラツキがあっても、カウルルーバー20と突出部35とが干渉することはない。したがって、車体への組付性を低下させることなく、カウルルーバー20とウィンドシールドガラス10とを締結することが可能となる。

0021

以上の本実施形態のウィンドシールドガラス締結構造によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、突出部35とカウルルーバー20の後端21との間の部分に隙間ができるような寸法設定となっており、カウルルーバー20の寸法に多少のバラツキがあっても、カウルルーバー20と突出部35とが干渉しないため、車体への組付性をより向上することができる。

0022

(2)リブ係止凹部33内に形成されたリップ34により、リブ22の抜け止めがなされているため、カウルルーバー20とモール30との締結が容易で、かつ締結後にそれらが外れ難くなる。

0023

なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・リブ22の先端部分23の膨出の有無やリブ係止凹部33内のリップ34の有無などといった、リブ22およびリブ係止凹部33の噛み合い形状は、上記実施形態の例に限らず適宜変更してもよい。

0024

・弾性樹脂材料のみでモール30の強度を確保できるのではあれば、芯材としての金属板31を省略してもよい。
・モール30のガラス接続部32とウィンドシールドガラス10との接続を、接着溶着などの粘着テープ12以外の方法で行うようにしてもよい。

0025

10…ウィンドシールドガラス、11…ウィンドシールドガラス10の前端(車体前側の端)、20…カウルルーバー、21…カウルルーバー20の後端(車体後側の端)、22…リブ、30…モール、32…ガラス接続部、33…リブ係止凹部、35…突出部。

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