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技術 製造方法、画像形成装置、設定方法、及びキッティングシステム

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 清水昭弘岸上泰生
出願日 2015年1月20日 (6年7ヶ月経過) 出願番号 2015-008477
公開日 2016年7月25日 (5年1ヶ月経過) 公開番号 2016-132175
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 倉庫・貯蔵装置
主要キーワード 梱包形状 事前設定情報 根回し 出荷形態 キッティング 共通設定情報 出荷台数 顧客会社
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

設置者の負担を軽減し、作業時間の短縮、及び設定間違いの防止を図るキッティングステムを提供する。

解決手段

制御処理205は、シリアル番号格納領域207から自機のシリアル番号SNを読み込むとともに、出荷表格納領域208に出荷時に書き込まれた出荷表から、上記シリアル番号SNに対応する受注情報CIを読み込む。制御処理205は、USBメモリ111の受注表から、当該受注情報CIに対応付けられている事前設定情報PSを、USBI/F回路108を介して読み込み、不揮発性記憶領域204に書き込む。その後、システムを再起動することによって、不揮発性記憶領域204に書き込まれた事前設定情報PSに従って、ネットワークや、印刷条件などを設定する。

概要

背景

従来より、自治体組織などにプリンタなどの画像形成装置納入する際、一台ずつ決められたIPアドレス印刷関連の設定を事前に設定して納入・設置する必要がある。現状では設置者画像形成装置毎に、最新ファームウェア更新した後、その操作パネルからそれぞれのIPアドレスを設定している。しかしながら、この方式であると設置者(サービスマン)の負担が大きく、作業時間がかかる、複数台設置時など設定間違いが発生しやすいという問題があった。

そこで、例えば、特許文献1には、USBメモリに、IPアドレスなどのネットワーク関連情報が書き込まれたファイルを保存しておき、このUSBメモリを画像形成装置のUSBメモリ接続部に挿入すると、このUSBメモリに格納されたファイルからネットワーク設定情報が読み出されて自動的にネットワーク設定が行われる技術が開示されている。

また、特許文献2には、USBメモリ内に複数の異なるファイル(機能又はプログラム)が有った場合には、それらをパネル表示して、作業者に選択させる技術が開示されている。

概要

設置者の負担を軽減し、作業時間の短縮、及び設定間違いの防止をるキッティングステムを提供する。制御処理205は、シリアル番号格納領域207から自機のシリアル番号SNを読み込むとともに、出荷表格納領域208に出荷時に書き込まれた出荷表から、上記シリアル番号SNに対応する受注情報CIを読み込む。制御処理205は、USBメモリ111の受注表から、当該受注情報CIに対応付けられている事前設定情報PSを、USBI/F回路108を介して読み込み、不揮発性記憶領域204に書き込む。その後、システムを再起動することによって、不揮発性記憶領域204に書き込まれた事前設定情報PSに従って、ネットワークや、印刷条件などを設定する。

目的

本発明は、設置者の負担を軽減し、作業時間の短縮、及び設定間違いの防止を図ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

画像形成装置の製造方法であって、画像形成装置を識別するための識別情報を画像形成装置に書き込むステップと、在庫している画像形成装置の中から、少なくとも画像形成装置毎受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置毎に設定するための事前設定情報とを対応付け受注表に基づいて、所定の出荷条件の画像形成装置を選別するステップと、前記選別された画像形成装置を出荷する際に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と前記画像形成装置の識別情報とを対応付けた出荷表を、前記選別された画像形成装置に書き込むステップと、を含み、前記選別された画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする製造方法。

請求項2

画像形成装置を出荷先毎仕分けするステップを更に含み、前記出荷表を書き込むステップは、前記出荷先毎に仕分けされた画像形成装置に前記出荷表を書き込む、ことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。

請求項3

前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。

請求項4

自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする画像形成装置。

請求項5

前記識別情報記憶手段に記憶されている自装置の識別情報と前記出荷表記憶手段に記憶されている前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の識別情報とに基づいて、前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定する受注情報特定手段と、前記受注情報特定手段によって特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表から、当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する設定手段と、を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

請求項6

電源投入されると、前記受注表が記憶されている外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する判断手段を更に備え、前記判断手段によって前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記受注情報特定手段によって前記自装置宛の受注情報を特定するとともに、前記設定手段によって、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定手段は、前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。

請求項8

前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態、機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項9

画像形成装置の動作条件を設定する設定方法であって、画像形成装置に電源が投入されると、自装置を識別するための識別情報と、出荷時に書き込まれた、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表とに基づいて、当該出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定するステップと、前記特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表から、当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定するステップと、を含み、当該自装置に書き込まれている前記出荷表の内容は、所定の出荷条件が同じになっている他の画像形成装置の出荷表の内容と同じになっている、ことを特徴とする設定方法。

請求項10

画像形成装置に電源が投入されると、前記受注表を記憶する外部記憶媒体が装着されているか否かを判断するステップを更に含み、前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記特定するステップによって前記自装置宛の受注情報を特定するとともに、前記設定するステップによって、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項9に記載の設定方法。

請求項11

前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定するステップは、前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項9または10に記載の設定方法。

請求項12

前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態、機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の設定方法。

請求項13

画像形成装置と外部記憶媒体とからなるキッティングステムであって、前記外部記憶媒体は、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表を記憶し、前記画像形成装置は、自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、前記識別情報記憶手段に記憶されている自装置の識別情報と前記出荷表記憶手段に記憶されている前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の識別情報とに基づいて、前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定する受注情報特定手段と、前記受注情報特定手段によって特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する設定手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とするキッティングシステム。

請求項14

前記画像形成装置は、電源が投入されると、前記外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する判断手段を更に備え、前記判断手段によって前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記設定手段によって当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項13に記載のキッティングシステム。

請求項15

前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定手段は、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする請求項14に記載のキッティングシステム。

技術分野

0001

本発明は、製造方法、画像形成装置設定方法、及びキッティングステムに関する。

背景技術

0002

従来より、自治体組織などにプリンタなどの画像形成装置を納入する際、一台ずつ決められたIPアドレス印刷関連の設定を事前に設定して納入・設置する必要がある。現状では設置者画像形成装置毎に、最新ファームウェア更新した後、その操作パネルからそれぞれのIPアドレスを設定している。しかしながら、この方式であると設置者(サービスマン)の負担が大きく、作業時間がかかる、複数台設置時など設定間違いが発生しやすいという問題があった。

0003

そこで、例えば、特許文献1には、USBメモリに、IPアドレスなどのネットワーク関連情報が書き込まれたファイルを保存しておき、このUSBメモリを画像形成装置のUSBメモリ接続部に挿入すると、このUSBメモリに格納されたファイルからネットワーク設定情報が読み出されて自動的にネットワーク設定が行われる技術が開示されている。

0004

また、特許文献2には、USBメモリ内に複数の異なるファイル(機能又はプログラム)が有った場合には、それらをパネル表示して、作業者に選択させる技術が開示されている。

先行技術

0005

特開2006−289690号公報
特開2009−100103号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献1では、ネットワーク設定情報から任意の1つのネットワーク設定を使用するものであり、設置場所のネットワーク設定環境に合致したネットワーク設定を選択する技術や、複数のプリンタを同一箇所や関連する複数箇所に設置する場合の設定切り分けについて何ら考慮されていないという問題があった。また、上記特許文献2では、複数の異なるファイルから作業者が選択しなければならず、複数台設置時など設定間違いが発生しやすいという問題があった。

0007

そこで本発明は、設置者の負担を軽減し、作業時間の短縮、及び設定間違いの防止を図ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

この発明に係る製造方法は、画像形成装置の製造方法であって、画像形成装置を識別するための識別情報を画像形成装置に書き込むステップと、在庫している画像形成装置の中から、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置毎に設定するための事前設定情報とを対応付け受注表に基づいて、所定の出荷条件の画像形成装置を選別するステップと、前記選別された画像形成装置を出荷する際に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と前記画像形成装置の識別情報とを対応付けた出荷表を、前記選別された画像形成装置に書き込むステップと、を含み、前記選別された画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする。

0009

この発明に係る画像形成装置は、自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする。

0010

この発明に係る設定方法は、画像形成装置の動作条件を設定する設定方法であって、画像形成装置に電源投入されると、自装置を識別するための識別情報と、出荷時に書き込まれた、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表とに基づいて、当該出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定するステップと、前記特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表から、当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定するステップと、を含み、当該自装置に書き込まれている前記出荷表の内容は、所定の出荷条件が同じになっている他の画像形成装置の出荷表の内容と同じになっている、ことを特徴とする。

0011

この発明に係るキッティングシステムは、画像形成装置と外部記憶媒体とからなるキッティングシステムであって、前記外部記憶媒体は、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表を記憶し、前記画像形成装置は、自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、前記識別情報記憶手段に記憶されている自装置の識別情報と前記出荷表記憶手段に記憶されている前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の識別情報とに基づいて、前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定する受注情報特定手段と、前記受注情報特定手段によって特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する設定手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする。

発明の効果

0012

この発明によれば、設置者の負担を軽減し、作業時間の短縮、及び設定間違いの防止を図ることができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施形態による画像形成装置のコントローラ100の構成を示すブロック図である。
本実施形態による画像形成装置のコントローラ100内の制御処理処理フローを示す概念図である。
本実施形態による画像形成装置のキッティングシステムの処理の流れを説明するための概念図である。
本実施形態によるシリアル番号格納領域207に対するシリアル番号SNの格納例を示す概念図である。
本実施形態による受注表500の一例を示す概念図である。
本実施形態による受注表500の一例を示す概念図である。
本実施形態による出荷表600の一例を示す概念図である。
本実施形態によるキッティングシステムの出荷から設置までの作業を説明するためのフローチャートである。
本実施形態による画像形成装置400の電源投入時の処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態による画像形成装置400の電源投入時の処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態による画像形成装置400の電源投入時の動作を説明するための概念図である。

実施例

0014

以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。

0015

A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態による画像形成装置のコントローラ100の構成を示すブロック図である。図において、コントローラ100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、Video I/F回路103、ENG I/F回路104、ROM105、補助記憶装置106、NIC(Network Information Center)回路107、USB(Universal Serial Bus) I/F回路108から構成されている。

0016

CPU101、所定のプログラムを実行することにより当該コントローラ100の各部の動作を制御する。RAM102は、CPU101の動作に伴う作業エリアや、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器(図示略)から供給される印字データを変換したビットマップデータなどを保持する作業エリアなどに用いられる。特に、本実施形態では、RAM102は、電源の供給が遮断されてもデータを保持する不揮発性メモリを含む。

0017

当該不揮発性メモリには、後述する事前設定情報PSや、ファームウェアファイルなどが書き込まれる。以下では、不揮発性メモリにおける事前設定情報PSや、ファームウェアファイルなどが書き込まれる領域を、不揮発性記憶領域という。また、当該不揮発性メモリには、画像形成装置を一意に識別するための16バイトのシリアル番号が製造時に書き込まれる。以下では、不揮発性メモリにおけるシリアル番号が書き込まれる領域を、シリアル番号格納領域という。また、当該不揮発性メモリには、当該画像形成装置の納入先を含む出荷表600が出荷時に書き込まれる。以下では、不揮発性メモリにおける出荷表600が書き込まれる領域を、出荷表格納領域という。

0018

Video I/F回路103は、CPU101からの制御の下で、補助記憶装置106に記憶された印刷データから生成された画像データを印刷機構トナー転写装置現像装置など)110に出力する。ENG I/F回路104は、CPU101からの制御の下で、補助記憶装置106に記憶された印刷データから生成されたコマンドを、印刷機構110に出力する。

0019

ROM105は、CPU101によって実行されるシステムプログラムを記憶する。補助記憶装置106は、大容量記憶装置(HDD)などからなり、ホスト機器から印刷要求された印刷データを蓄積する画像メモリとして機能する。

0020

NIC回路107は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して、ホスト機器からの印字要求、並びに印字データを受信したり、ホスト機器に印刷状態エラー発生などを通知したりする。USB I/F回路108は、同様に、ホスト機器からの印字要求、並びに印字データを受信したり、ホスト機器に印刷状態やエラー発生などを通知したりし、更には、ファームウェア(画像形成装置400の制御プログラム)や、画像形成装置毎に決められたIPアドレスや印刷条件などを含む事前設定情報などが記憶されているUSBメモリ111が装着される。

0021

通常の印刷動作時には、USB I/F回路108、あるいはNIC回路107から受信した印字データを、CPU101、RAM102、及びROM105を用いて、コマンド解析画像生成を行い、Video I/F回路103とENG I/F回路104を介して印刷動作を実行する。また、ファームウェアの書き換えや、事前設定情報の設定を行う際には、USB I/F回路108に装着されたUSBメモリ111からファームウェアや、自機の事前設定情報を読み込み、IPアドレスや、印刷条件などを設定することになる。尚、ファームウェアの書き換えは、USB I/F回路108、あるいはNIC回路107から受信したホスト機器からの印字要求内に「ファームウェア更新コマンド」が含まれる場合も同様に実行される。

0022

図2は、本実施形態による画像形成装置のコントローラ100内の制御処理の処理フローを示す概念図である。通常印刷時には、受信処理201がNIC回路107又はUSB I/F回路108を介して受信した印字データPDを、受信バッファ202に格納し、印刷制御処理203に印刷要求を行う。印刷制御処理203は、印刷要求があると、受信バッファ202から印字データPDを読み出し、コマンドを解析し、画像メモリ206に画像生成を行い、VIDEO I/F回路103とENG I/F回路104を用いて印刷を行う。

0023

本実施形態において、「事前設定処理」の場合、制御処理205は、シリアル番号格納領域207から自機のシリアル番号SNを読み込むとともに、出荷表格納領域208に出荷時に書き込まれた出荷表600(詳細は後述)から、上記シリアル番号SNに対応する受注情報CIを読み込む。制御処理205は、USBメモリ111の受注表500から、当該受注情報CIに対応付けられている事前設定情報PSを、USB I/F回路108を介して読み込み、不揮発性記憶領域204に書き込む。その後、システムを再起動することによって、不揮発性記憶領域204に書き込まれた事前設定情報PSに従って、ネットワークや、印刷条件などを設定する。なお、受注情報CIと事前設定情報PSの詳細については後述する。

0024

また、制御処理205は、USBメモリ111にファームウェアファイルFWが格納されていれば、当該ファームウェアファイルFWを読み込み、受信バッファ202に「ファームウェア更新コマンド」と共に格納し、印刷制御処理203へ印刷要求を行う。印刷制御処理203は、印刷要求があると、受信バッファ202から読み出した印字データ内のコマンドが「ファームウェア更新コマンド」の場合には、ファームウェアファイルFW本体を不揮発性記憶領域204に書き込む。その後、システムが再起動されることによって、不揮発性記憶領域204に書き込まれた新たなファームウェアファイルFWによって画像形成装置400を制御するプログラム(ファームウェア)の書き換え(更新)が実行される。

0025

図3は、本実施形態による画像形成装置の製造、出荷、納品、設置におけるキッティングシステム処理の流れを説明するための概念図である。
工場倉庫
工場300で製造された画像形成装置400の各々には、工場端末301により不揮発性メモリのシリアル番号格納領域207にシリアル番号SNが記憶される(ステップSA1)。工場300から発送されて倉庫310に入庫する際には(ステップSA2)、実物の入庫とともに、シリアル番号リスト情報(SNリスト情報)が在庫管理端末311に送信される(ステップSA3)。

0026

図4は、本実施形態によるシリアル番号格納領域207に対するシリアル番号SNの格納例を示す概念図である。シリアル番号SNは、装置製造時に、16バイトの領域を有するシリアル番号格納領域207に書き込まれる。本実施形態の場合、シリアル番号SNは、10桁であるので、シリアル番号格納領域207の上位媒体(「10」〜「15」)には、データなしを示す「¥0」が書き込まれる。

0027

なお、シリアル番号SNは、画像形成装置400の不揮発性メモリへの記憶の他に、本体外装に貼り付けられている定格プレートや、梱包箱外側(含:バーコード)にも明記される。これにより、在庫管理端末311は、倉庫310内に在庫している画像形成装置400とその数量をシリアル番号SNとともに管理する。

0028

営業担当者と顧客の打合せ
営業担当者は、顧客の購買担当者と、納入する場所と日時、台数、それぞれの設定内容(IPアドレス、印刷条件)を打ち合わせ営業所に戻って、業務端末321に受注内容を入力する(ステップSA4)。業務端末321では、納入先や、納入先住所、納入先受入担当者名、電話番号、設置希望日などからなる受注情報CIと、ネットワークや、印刷条件などからなる事前設定情報PSとからなる受注表500(後述する図5図6参照)を作成する。

0029

図5及び図6は、本実施形態による受注表500の一例を示す概念図である。受注表500は、図5に示す、納入先(スーパー○△店舗名)、納入先住所(店舗住所)、納入先受入担当者名(担当者)、電話番号(TEL)、設置希望日からなる受注情報CIと、図6に示す、IPアドレス、デフォルトGateway、サブネットマスクカラー印刷(の有無)、両面印刷(の有無)、マルチページ(の有無)、トナーセーブ(の有無)、スタンプ印刷(の有無)、コピーガード(の有無)、認証印刷(の有無)、管理barcode(の有無)、…、他などからなる事前設定情報PSからなる。

0030

なお、カラー印刷(の有無)、両面印刷(の有無)、マルチページ(の有無)、トナーセーブ(の有無)、スタンプ印刷(の有無)、コピーガード(の有無)、認証印刷(の有無)、管理barcode(の有無)、…、他などの設定情報は、「1」であり、「0」でなしを示す。また、事前設定情報PSがない店舗については、共通設定に記された事前設定情報を用いる。但し、事前設定情報PSは、画像形成装置400の出荷前までに作成されていればよく、それまでは、納入先(スーパー○△店舗名)、納入先住所(店舗住所)、納入先受入担当者名(担当者)、電話番号(TEL)、設置希望日からなる受注情報CIだけであってもよい。また、受注表500は、どのようなファイル形式でもよく、例えば、データをカンマタブコードで区切るテキスト形式や、特定のアプリケーション編集可能な独自ファイル形式であってもよい。

0031

<出荷手配処理
図3に説明を戻すと、業務端末321は、受注表500の全てを、倉庫310の在庫管理端末311に送信する(ステップSA5)。但し、この段階では、受注情報CIだけであってもよい。

0032

<出荷までの処理>
在庫管理端末311は、受注表500の設置希望日の少なくとも前日までに顧客のそれぞれの納品先現地注文された画像形成装置400が到着するように、1件1件毎に出荷日を設定し、出荷日が早い納品先から順に画像形成装置400(のシリアル番号SN)を1件1件対応付け(引当処理)、出荷表600(後述する図7参照)を作成する。

0033

図7は、本実施形態による出荷表600の一例を示す概念図である。出荷表600は、出荷日毎に作成され、出荷日、出荷先名、店舗名、店舗住所からなる受注情報CIと、その出荷日に出荷される1つ以上の画像形成装置400を識別するためのシリアル番号SNとが紐付けられている。シリアル番号SNは、在庫管理端末311による引当処理で割り当てられる。

0034

例えば、出荷表601は、**月05日を出荷日とする画像形成装置400のリストからなる。出荷表602は、**月06日を出荷日とする画像形成装置400のリストからなる。また、出荷表603は、**月07日を出荷日とする画像形成装置400のリストからなる。出荷表604は、**月08日を出荷日とする画像形成装置400のリストからなる。

0035

なお、図7に示す例では、出荷日単位で出荷表600が作成されているが、出荷台数が多い場合などには、更に、同一出荷日の画像形成装置400を出荷先別に仕分けし、仕分けした画像形成装置400の山ごとに、それぞれの出荷先の出荷表600を書き込むようにしてもよい。また、出荷表600は、どのようなファイル形式でもよく、例えば、データをカンマやタブコードで区切るテキスト形式や、特定のアプリケーションで編集可能な独自ファイル形式であってもよい。更にまた、図7に示す例では、同一の顧客にのみ出荷する様に作成されているが、どのように混在していてもよく、例えば、異なる顧客の混在や、異なる機種の混在や、画像形成装置400以外の製品の混在であってもよい。以下では、出荷表600と表記した場合、図7に示すような出荷日単位の出荷表601〜604のいずれかのことを指す。

0036

図3に説明を戻すと、在庫管理端末311は、作成した出荷表600を用いて、毎日、その日に出荷する画像形成装置400の当日出荷リストを作成し、該当する画像形成装置400を倉庫310からピッキング出庫)し(ステップSA7)、これらピッキングした少なくとも1つ以上の画像形成装置400に対して、同一の出荷表600を書き込む(ステップSA8)。

0037

ピッキングは、出荷日単位や、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態単位、機種単位などに従って、倉庫から該当する画像形成装置400を出庫することにより行われる。言い換えると、画像形成装置400は、出荷条件が同じ装置単位で出庫される。出荷条件とは、出荷日や、出荷先、出荷レーン、出荷形態、機種など、いずれか1つの条件項目を含む。また、出荷条件が同じであるとは、同一の出荷日、同一の出荷先、同一の出荷レーン、同一の出荷形態、同一の機種であることを指す。どの条件項目を出荷条件とするかは、出荷作業効率性や、スケジュール、顧客の要望委託する運送業者経費などによって適宜設定することが可能となっている。

0038

但し、同一の出荷日であっても、出荷先や、出荷レーン、出荷形態、機種などが異なる場合もある。同様に、同一の出荷先であっても、出荷日や、出荷レーン、出荷形態、機種などが異なる場合もある。すなわち、ピッキングされた画像形成装置400は、同じ出荷条件を有する装置単位で纏められて出荷されるが、それぞれ纏められた画像形成装置400は、共通する出荷条件以外においては、異なる機種や、異なる顧客(出荷先)に対する装置などが混在していてもよい。

0039

なお、出荷形態には、運送方法の違い、梱包形状の違い、運送業者の違いなどが含まれる。運送方法の違いとは、路(トラック列車)であるのか、船舶であるのか、飛行機であるかなどを示す。このように運送方法が異なると、画像形成装置400をパレットに積むか、コンテナに入れるかなど、後述する梱包形状も異なる。次に、梱包形状の違いとは、通常の段ボール梱包であるのか、段ボールの外側に木箱を追加するのか、海外への通関用形態とするのかなどを示す。さらに、運送業者の違いとは、例えば、運送業者などへの引き渡し時刻や方法が異なるなど、あるいは、地元業者が陸路→通関業者がコンテナ積載寄港地で分散して飛行機へと運送業者が変わることなどを示す。

0040

ここで、出荷条件としての条件項目として、主に出荷先について詳細に説明する。
出荷先は、宛名という情報と、住所という情報とを含む。宛名という情報としては、例えば、顧客名、直販名、代理店名などがある。出荷条件を顧客名とした場合には、該当画像形成装置400は、同一顧客の全ての地域の支店・店舗などに出荷される。また、出荷条件を代理店名とした場合には、該当画像形成装置400は、代理店が持つ各地の倉庫に向けて出荷される。この場合、受注表500の「スーパー◇▽店舗名」や出荷表600の「出荷先名」が「代理店名」になる。受注表500は、営業マンと代理店の購買担当者との間で話し合って作成される。直販名については上記顧客名と同様であるので説明を省略する。

0041

また、代理店名と類似した他の例として、OEM(Original Equipment Manufacturer)販売相手先ブランド名印刷や機能変更して出荷など)がある。ワールドワイド(World Wide)で展開するOEM販売の場合、各地(販売国)への配送のハブ(HUB)となる数カ所の物流拠点へ倉庫から出荷し、その後、OEM先が各販売国へ分配する際に、電源プラグなどを各国用に差し替えたり各国語マニュアルを入れたりしてから配送することになる。数カ所の物流拠点とは、例えば、シンガポールアジア)、オランダ(欧州圏)、オレゴン(北米圏)、ウルグアイ米圏)など、周辺各国への配送の利便性や、関税その他の経費や、現地労働者賃金などの条件によって、各社がそれぞれ設定する。
また、住所という情報としては、例えば、地域/エリア別、国別などがある。

0042

そして、在庫管理端末311は、ピッキングされた出荷条件が同じ、少なくとも1つ以上の画像形成装置400に対して、同一(一種類)の出荷表600を書き込む。例えば、出荷条件が出荷日であれば、同一の出荷日の画像形成装置400には、それぞれ同じ(一種類の)出荷表600が書き込まれる。また、例えば、出荷条件が出荷先であれば、同一の出荷先の画像形成装置400には、それぞれ同じ(一種類の)出荷表600が書き込まれる。また、例えば、出荷条件が出荷レーンであれば、同一の出荷レーンの画像形成装置400には、それぞれ同じ(一種類の)出荷表600が書き込まれる。同様に、出荷条件が出荷形態であれば、同一の出荷形態の画像形成装置400に、あるいは、出荷条件が機種であれば、同一の機種の画像形成装置400に、それぞれ同じ(一種類の)出荷表600が書き込まれる。言い換えると、例えば、同一の出荷日の画像形成装置400であれば、異なる出荷先(宛名、住所)、異なる出荷レーン、異なる出荷形態、あるいは異なる機種の画像形成装置400であっても、それぞれ同じ(一種類の)出荷表600が書き込まれることになる。

0043

或いは、大口顧客への出荷を対応するために、ある1週間は、その顧客宛の出荷しかしないのであれば、その大口顧客へ1週間かけて出荷される画像形成装置400に対して、その顧客に出荷する全数の情報内容の出荷表600を、1週間の間は変えずに書き込むようにしてもよい。

0044

或いは、例えば、出荷レーンが複数有る場合には、同一の出荷レーンから出荷される少なくとも1つ以上の画像形成装置400に対しては、同じ内容の出荷表600を書き込み、出荷レーンBから出荷される少なくとも1つ以上の画像形成装置400に対しては、出荷レーンAと異なる内容の出荷表600を書き込むことがあってもよい。

0045

このように、本実施形態では、出荷条件が同じ画像形成装置には、同一(一種類)の出荷表600が書き込まれることを特徴としている。このように、出荷条件が同じ画像形成装置400の全てに同一内容の出荷表600を書き込むようにしたので、出荷時に画像形成装置400の個々と対応する情報との紐付けを間違えて書き込んでしまうことを防止し、更に、紐付け対応を格別意識する必要がないため出荷作業の軽減化を図ることができる。

0046

なお、上記説明では、出荷条件の条件項目を単一としたが、これに限らず、同一の出荷日で、且つ同一の出荷先、或いは、同一の出荷先で、且つ同一の出荷レーンというように、複数の条件項目を組み合わせるようにしてもよい。

0047

出荷条件が出荷日である場合には、図7を参照すると、例えば、**月05日に出荷される全ての画像形成装置400には、出荷表601が書き込まれる。つまり、出荷表601は、シリアル番号SNが「7120000281」、「7120000282」の画像形成装置400に書き込まれる。**月06日に出荷される全ての画像形成装置400には、出荷表602が書き込まれる。つまり、出荷表602は、シリアル番号SNが「7120000283」、「7120000284」、「7120000285」の画像形成装置400に書き込まれる。

0048

また、**月07日に出荷される全ての画像形成装置400には、出荷表603が書き込まれる。つまり、出荷表603は、シリアル番号SNが「7120000286」、「7120000287」の画像形成装置400に書き込まれる。そして、**月08日を出荷日とする画像形成装置400には、出荷表604が書き込まれる。つまり、出荷表604は、シリアル番号SNが「7120000288」、「7120000289」、「7120000290」の画像形成装置400に書き込まれる。

0049

また、在庫管理端末311は、上記出荷表600の書き込みと並行して帳票発行端末323に出庫情報を送信する(ステップSA9)。出庫情報は、出庫する画像形成装置400のシリアル番号SN、出荷先情報、出荷日などからなる。

0050

帳票発行端末323は、在庫管理端末311からの出庫情報を用いて、その日に出荷する画像形成装置400に対する、送り状、納入伝票荷札などの帳票を発行する。画像形成装置400は、上記帳票とともに、顧客の各納入先に出荷される(ステップSA10)。また、在庫管理端末311は、出庫情報を用いて、顧客の各納入先のそれぞれの地域の保守サービス担当する各サービス拠点330の拠点端末331に対して、受注表500を送信する(ステップSA11)。

0051

<サービス拠点での作業>
拠点端末331は、上記在庫管理端末311から送信されてきた受注表500をUSBメモリ111に対して保存する(ステップSA12)。すなわち、図5図6に示す受注表500がUSBメモリ111に保存される。

0052

顧客の各地の各納入先には、それぞれの設置作業日に合わせて、画像形成装置400が届けられ納品されているので、サービスマンは、上記USBメモリ111を持って、顧客現地へ訪問し、梱包を開梱して設置作業を実施する(ステップSA13)。現地では、サービスマンは、画像形成装置400の梱包を開梱して設置した後、USBメモリ111を画像形成装置400に装着して電源を投入する。画像形成装置400は、電源が投入されると、装着されているUSBメモリ111に保存されている受注表500の情報に基づいて、「USBメモリ認識」、「設定内容判定」、「設定実行」を全て自動的に行う。

0053

B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図8は、本実施形態によるキッティングシステムの出荷から設置までの作業を説明するためのフローチャートである。まず、シリアル番号SNが記憶された画像形成装置400が工場300から倉庫310に入庫されると、在庫管理端末311は、シリアル番号SNに従って画像形成装置400の入庫、在庫、出庫を管理する(ステップS10)。在庫管理端末311は、所定のタイミングで、業務端末321から受注情報CIが含まれる受注表500を受信し(ステップS12)、1件1件毎に出荷日を設定し、出荷日が早い納品先から順に画像形成装置400(のシリアル番号SN)を1件1件対応付け(引当処理)、出荷表600(図7参照)を作成する(ステップS14)。

0054

次に、在庫管理端末311は、作成した出荷表600を参照し、出荷日であるか否か、すなわち出荷すべき画像形成装置400があるか否かを判断する(ステップS16)。そして、出荷日である場合には(ステップS16のYES)、倉庫310において、出荷する1つ以上の画像形成装置400を倉庫310からピッキングする(ステップS18)。次に、在庫管理端末311は、ピッキングした出荷条件が同じ画像形成装置400に同一の出荷表600を書き込む(ステップS20)。次に、出荷表600が書き込まれた画像形成装置400は、それぞれの顧客の納入先に出荷される(ステップS22)。更に、在庫管理端末311は、それぞれの納入先各地の地域の保守サービスを担当する各サービス拠点330の拠点端末331に対して、受注表500を送信する(ステップS24)。

0055

例えば、出荷条件が出荷日である場合には、**月08日を出荷日とする画像形成装置400(図示の例では3台)には、図7に示す出荷表604が書き込まれる。言い換えると、シリアル番号SNが「7120000288」〜「7120000290」の画像形成装置400に出荷表604が書き込まれた後、倉庫310から**月08日に出荷される。

0056

次に、サービス拠点330において、拠点端末331は、在庫管理端末311から送信されてきた受注表500をUSBメモリ111に対して保存する(ステップS26)。

0057

サービスマンは、上記USBメモリ111を持って、画像形成装置400が既に到着し納入されている顧客現地へ訪問し、梱包を開梱して設置作業を実施する(ステップS28)。

0058

図9及び図10は、本実施形態による画像形成装置400の電源投入時の処理を説明するためのフローチャートである。また、図11は、本実施形態による画像形成装置400の電源投入時の動作を説明するための概念図である。

0059

サービスマンは、顧客現地において、画像形成装置400の梱包を開梱して設置する。その後、サービスマンは、USBメモリ111を画像形成装置400に装着して電源を投入する。画像形成装置400のCPU101は、電源が投入されると、まず、USBメモリ111が装着されているか否かを判断する(ステップS30)。そして、USBメモリ111が装着されずに電源が投入された場合には(ステップS30のNO)、CPU101は、通常の起動処理を実行する(ステップS32)。その後、当該処理を終了する。

0060

一方、USBメモリ111が装着されて電源が投入された場合には(ステップS30のYES)、CPU101は、USBメモリ111に受注表500があるか否かを判断する(ステップS34)。そして、USBメモリ111に受注表500があった場合には(ステップS34のYES)、CPU101は、シリアル番号格納領域207から自機のシリアル番号SNを読み込む(ステップS36)。次に、CPU101は、図11上段に示すように、自機のシリアル番号SNと画像形成装置400の出荷表603のシリアル番号SNとを照合し、自機のシリアル番号SNに一致するシリアル番号SNがあるか否かを判断する(ステップS38)。そして、画像形成装置400本体の出荷表600に同じシリアル番号SNがあった場合には(ステップS38のYES)、CPU101は、USBメモリ111の受注表500を参照し、一致したシリアル番号SNに対応する受注情報CIと同じ受注情報CIがあるか否かを判断する(ステップS40)。

0061

そして、一致したシリアル番号SNに対応する受注情報CIと同じ受注情報CIがUSBメモリ111の受注表500にあった場合には(ステップS40のYES)、CPU101は、一致した受注情報CIに対応して事前設定情報PSがあるか否かを判断する(ステップS42)。そして、一致した受注情報CIに対応して事前設定情報PSがある場合には(ステップS42のYES)、CPU101は、図11下段に示すように、該当受注情報CIに対応する事前設定情報PSを、USBメモリ111の受注表500から読み出し、不揮発性記憶領域204に書き込む(ステップS44)。

0062

一方、USBメモリ111の受注表500に、一致したシリアル番号SNに対応する受注情報CIと同じ受注情報CIがない場合(ステップS40のNO)、あるいは、USBメモリ111の受注表500に、同じ受注情報CIがあるものの、事前設定情報PSがない場合には(ステップS42のNO)、CPU101は、共通設定に記された事前設定情報PS(図5及び図6参照)を、USBメモリ111から読み出し、不揮発性記憶領域204に書き込む(ステップS46)。

0063

ステップS44、S46終了後、あるいは、USBメモリ111に受注表500がない場合(ステップS34のNO)、あるいは、出荷表格納領域208に出荷表600に対応するシリアル番号がない場合には(ステップS38のNO)、CPU101は、USBメモリ111にファームウェア(ファイル)があるか否かを判断する(ステップS48)。そして、USBメモリ111にファームウェア(ファイル)がない場合には(ステップS48のNO)、CPU101は、システムを再起動する(ステップS50)。この結果、再起動されたシステムは、不揮発性記憶領域204に事前設定情報PSが書き込まれている場合には、その事前設定情報PSに従ってネットワークや印刷条件などを設定して待機モードとなる。

0064

一方、USBメモリ111にファームウェア(ファイル)がある場合には(ステップS48のYES)、CPU101は、USBメモリ111からファームウェアファイルFWを読み込み、受信バッファ202に「ファームウェア更新コマンド」と共に書き込む(ステップS52)。次に、CPU101は、印刷制御処理203に印刷要求を行う(ステップS54)。印刷制御処理203は、印刷要求があると、受信バッファ202から読み出した印字データ内のコマンドが「ファームウェア更新コマンド」の場合には、ファームウェアファイルFW本体を不揮発性記憶領域204に書き込む。その後、システムが再起動されることによって、不揮発性記憶領域204に書き込まれた新たなファームウェアファイルFWによって画像形成装置400を制御するプログラム(ファームウェア)の書き換え(更新)が実行される。その後、当該処理を終了する。

0065

次に、印刷制御処理203の動作について図10を参照して説明する。なお、当該印刷制御処理203は、通常の印刷動作時も実行される処理である。CPU101は、印刷制御処理203において、印刷要求を待機する(ステップS60)。そして、印刷要求があると、CPU101は、受信バッファ202を参照し、印字データがあるか否かを判断する(ステップS62)。そして、受信バッファ202に印字データがない場合には(ステップS62のNO)、ステップS60に戻り、印刷要求の待機状態を継続する。

0066

一方、受信バッファ202に印字データがある場合には(ステップS62のYES)、CPU101は、ファームウェア更新コマンド以外であるか否かを判断する(ステップS64)。そして、ファームウェア更新コマンド以外である場合には(ステップS64のYES)、CPU101は、受信バッファ202内の印字データを解析し、そのコマンドに従って描画処理を行う(ステップS66)。次に、CPU101は、1ページ分の描画処理が終了したか否かを判断する(ステップS68)。そして、1ページ分の描画処理が終了していない場合には(ステップS68のNO)、CPU101は、ステップS62に戻り、上述した処理を繰り返し、1ページ分の描画処理を行う。

0067

一方、1ページ分の描画処理が終了した場合には(ステップS68のYES)、CPU101は、1ページ分の画像をVIDEO I/F回路103に送信する(ステップS70)。これにより、印刷機構(トナー転写装置や現像装置など)110が1ページ分の画像を用紙に印刷処理する。

0068

一方、受信バッファ202を参照し、ファームウェア更新コマンドがあった場合には(ステップS64のNO)、CPU101は、受信バッファ202のファームウェアデータを不揮発性記憶領域204に書き込む(ステップS72)。次に、CPU101は、システムを再起動する(ステップS74)。この結果、再起動されたシステムは、不揮発性記憶領域204に書き込まれた新たなファームウェアを実行するとともに、事前設定情報PSが不揮発性記憶領域204に書き込まれている場合には、不揮発性記憶領域204に書き込まれた事前設定情報PSに従ってネットワークや印刷条件などを設定して待機モードとなる。その後、当該処理を終了する。

0069

サービスマンは、2台目、3台目の画像形成装置400も同様に、梱包を開梱して設置後、USBメモリ111を画像形成装置400に装着して電源を投入する。2台目、3台目の場合も、1台目と同様に、画像形成装置400は、図11に示すUSBメモリ111に書き込まれた受注表500から、自機のシリアル番号SNに対応する受注情報CIに対する事前設定情報PSを読み出し、事前設定を自動的に実行することになる。

0070

上述した実施形態によれば、出荷時に、出荷条件が同じ画像形成装置400に対して、受注情報CIとシリアル番号SNとを紐付けた同じ出荷表600を書き込んでおき、設置時には、出荷表600から自機の納入先を特定し、当該自機の納入先に一致する受注情報CIに紐付けられた事前設定情報PSを取得してネットワークや印刷条件などを設定するようにしたので、作業の軽減化、及び設定間違いの防止を図ることができる。そして、同じ出荷条件を有する画像形成装置400の全てに同一内容の出荷表600を書き込むようにしたので、出荷時に紐付け対応を間違えて書き込んでしまうことを防止し、更に、紐付け対応を格別意識する必要がないため出荷作業の軽減化を図ることができる。

0071

また、上述した実施形態によれば、同一出荷日の画像形成装置400を出荷先毎に仕分けし、出荷先毎に仕分けされた画像形成装置400の全てに同じ出荷表600を書き込むようにしたので、同一出荷日の画像形成装置400が膨大な場合などに、画像形成装置400に書き込むデータ量を少なくすることができる。

0072

また、上述した実施形態によれば、自装置のシリアル番号SNと出荷表600のシリアル番号SNとに基づいて、出荷表600に含まれる受注情報CIの中から自装置宛の受注情報CIを特定し、該特定された自装置宛の受注情報CIに基づいて、USBメモリ111の受注表500から、当該画像形成装置400に対する事前設定情報PSに基づいて動作条件を設定するようにしたので、サービスマンによる、シリアル番号SNと事前設定情報PSとの紐付けや、事前設定情報PSの選択間違いなどが発生せず、作業の軽減化、及び設定間違いの防止を図ることができる。そして、シリアル番号SNと出荷表600と受注表500により紐付け対応を図っているため、USBメモリ111に書き込む受注表500は、その顧客の全ての拠点地域に対する全ての受注情報であってもよいので、地域を意識した受注表500を作り直す必要がないため、作業の軽減化、及び設定間違いの防止を図ることができ、また、サービスマンが担当する地域内の顧客の拠点のみの受注情報であってもよいので、USBメモリ111に書き込むデータ量を少なくすることができる。

0073

また、事前設定情報PSを作成するときも、納入先とそこに設置する画像形成装置400の設定条件を意識すればよく、画像形成装置400のシリアル番号SNを格別意識する必要がないので、シリアル番号SNと事前設定情報PSとの紐付け間違いを防止することができる。

0074

上述した実施形態によれば、受注表500に当該画像形成装置400に対する事前設定情報PSが記憶されていない場合には、受注表500に含まれる共通設定情報に基づいて当該画像形成装置400の動作条件を設定するようにしたので、作業の軽減化、及び設定間違いの防止を図ることができる。

0075

更にまた、上述した実施形態によれば、営業マンは、顧客の購買担当者と打合せを行って受注表500を作成し、営業所320の業務端末321から倉庫310の在庫管理端末311に受注表500をオンラインアップ(SA5)するのみであるため、倉庫に出向いて在庫の画像形成装置400のそれぞれと顧客の設置先とを紐付ける作業は必要ないし、各地のサービス拠点に出向いて受注表500を手渡ししたりサービスマンとの打合せを行う必要もないなど、営業マンとしての通常の業務範囲のみであり、なんら特殊なイレギュラー処理を行う必要がないため、間違いの発生が増加する要素が存在しない。

0076

また、上述した実施形態によれば、顧客の購買担当者は、画像形成装置400の設置先と最低限電話やメールで打合せを行い、顧客会社の全社ルール総合的な管理計画、及び、各地の設置先の要望などを営業マンに伝えるのみでよい。

0077

そしてまた、上述した実施形態によれば、倉庫310においては、在庫管理端末311によって、工場300から入荷した画像形成装置400をシリアル番号SN情報と共に在庫管理し、営業所320の業務端末321からの受注表500を受け付け、出荷日に向けて、画像形成装置400の在庫の1つ1つと対応付けて引き当て処理を行い、出荷表600を作成し、帳票発行端末323により発送のための送り状などを発行し、出荷計画に合わせて画像形成装置400を出荷すると共に各地の配送先管轄担当するサービス拠点330に受注表500をオンラインで送ることで、顧客先での設置作業指示を行う、という以上これらの処理は全て、通常実施している定常業務であり、人的な作業は物理的に物を動かす作業の内の一部のみであるため、なんら特殊なイレギュラー処理を行う必要がないため、間違いの発生が増加する要素が存在しない。唯一従来業務と異なる部分が、本願発明の特徴となる出荷表600の画像形成装置400への書き込み処理であるが、既に定常業務内で作成された出荷表600であり、それを出荷レーンのオートメーション化された処理の中に加えて書き込むのみである。

0078

更に、各地の顧客先へ設置のために訪問作業を行うサービスマンは、従来から、在庫管理端末311からの受注表500をサービス拠点330の拠点端末331で受信し、訪問設置に行く顧客情報を紙やモバイル端末で確認して、設置日に合わせて顧客設置先を訪問しているが、従来は紙やモバイル端末で、設置場所の画像形成装置400ごとのそれぞれの事前設定情報PSを参照しながら、画像形成装置400の操作パネルから、設定の1つ1つを設定更新し、正しく設定されたか否かを逐次確認していたが、上述した実施形態であれば、サービスマンは、拠点端末331から受注表500をUSBメモリ111にコピーして、顧客設置先へ訪問し、画像形成装置400にそのUSBメモリ111を差し込み、画像形成装置400の電源をONするのみで、画像形成装置400が自動的に判断して、全ての事前設定情報PSを設定し完了するため、作業時間は大幅に短縮され、操作パネルを操作する必要もないため、操作パネルでの入力ミス設定忘れなどが発生しないなど、間違いの発生要素が存在しない。

0079

上述した実施形態において、間違いが発生する可能性としては、受注表500と出荷表600に含まれる設置先の情報(受注情報CI)が何らかの原因によりアンマッチになってしまった場合であるが、そのような場合でも上述した実施形態によれば、受注表500に含まれる共通設定情報に基づいて設定されるため、顧客の標準的な設定状態や、必要最低限の設定などが可能であるため、その後の対処処理を、非常に軽微な状況にすることができる。

0080

一般にキッティングサービスを行うためには、通常とは異なる処理など、色々な部署の人々が根回しに奔走するなどしながら、更に色々なイレギュラー処理を行うこととなり、それら定常業務とは異なる作業が多くなるため、通常以上に気を遣いながらの確認作業となるため、作業の全体的に多大な時間増加となり、且つ、間違いが発生する可能性が増大し、一旦間違いが発生すると、それに対する回復処理にかかる時間や人的パワーは更に非常に大きなものとなってしまう。それに対して、上述した実施形態によれば、時間も人的パワーも増加する要素が無く、更に、時間短縮、及び、間違いの発生要素を無くすことが可能であるため、上述した実施形態をそのまま通常の定常処理としても何ら負担となる部分がない。勿論、キッティングサービスを専門で生業とする場合であっても、上述した実施形態を採用して通常の定常処理とすることが可能である。

0081

なお、上述した実施形態においては、USBメモリ111を用いたが、着脱可能で、データの書き換えが可能な外部記憶媒体であれば、USBメモリ111に限定されることはない。

0082

また、上述した実施形態においては、USBメモリ111を用いたが、USBメモリ111に限定されず、画像形成装置400の設置後、通信手段を用いて、サービス拠点や、サービスマンの携帯端末などにアクセスして受注表500を取得し、以降同様に事前設定処理を実行するようにしてもよい。

0083

更に、上述した実施形態においては、画像形成装置400が出荷されると共に、在庫管理端末311から、それぞれの納入先各地の地域の保守サービスを担当する各サービス拠点330の拠点端末331に対して、受注表500を送信するとしたが、在庫管理端末311から業務端末321に対して画像形成装置400の出荷情報のみが送信(通知)され、業務端末321がその情報を受けて、それぞれの納入先各地の地域の保守サービスを担当する各サービス拠点330の拠点端末331に対して、受注表500を送信するようにしてもよい。

0084

以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。

0085

(付記1)
付記1に記載の発明は、画像形成装置の製造方法であって、画像形成装置を識別するための識別情報を画像形成装置に書き込むステップと、在庫している画像形成装置の中から、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置毎に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表に基づいて、所定の出荷条件の画像形成装置を選別するステップと、前記選別された画像形成装置を出荷する際に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と前記画像形成装置の識別情報とを対応付けた出荷表を、前記選別された画像形成装置に書き込むステップと、を含み、前記選別された画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする製造方法である。

0086

(付記2)
付記2に記載の発明は、画像形成装置を出荷先毎に仕分けするステップを更に含み、前記出荷表を書き込むステップは、前記出荷先毎に仕分けされた画像形成装置に前記出荷表を書き込む、ことを特徴とする付記1に記載の製造方法である。

0087

(付記3)
付記3に記載の発明は、前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態、機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする付記1または2に記載の製造方法である。

0088

(付記4)
付記4に記載の発明は、自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とする画像形成装置である。

0089

(付記5)
付記5に記載の発明は、前記識別情報記憶手段に記憶されている自装置の識別情報と前記出荷表記憶手段に記憶されている前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の識別情報とに基づいて、前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定する受注情報特定手段と、前記受注情報特定手段によって特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表から、当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する設定手段と、を更に備えることを特徴とする付記4に記載の画像形成装置である。

0090

(付記6)
付記6に記載の発明は、電源が投入されると、前記受注表が記憶されている外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する判断手段を更に備え、前記判断手段によって前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記受注情報特定手段によって前記自装置宛の受注情報を特定するとともに、前記設定手段によって、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記5に記載の画像形成装置である。

0091

(付記7)
付記7に記載の発明は、前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定手段は、前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記5または6に記載の画像形成装置である。

0092

(付記8)
付記8に記載の発明は、前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態、機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする付記4乃至7のいずれか一つに記載の製造方法である。

0093

(付記9)
付記9に記載の発明は、画像形成装置の動作条件を設定する設定方法であって、画像形成装置に電源が投入されると、自装置を識別するための識別情報と、出荷時に書き込まれた、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表とに基づいて、当該出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定するステップと、前記特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表から、当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定するステップと、を含み、当該自装置に書き込まれている前記出荷表の内容は、所定の出荷条件が同じになっている他の画像形成装置の出荷表の内容と同じになっている、ことを特徴とする設定方法である。

0094

(付記10)
付記10に記載の発明は、画像形成装置に電源が投入されると、前記受注表を記憶する外部記憶媒体が装着されているか否かを判断するステップを更に含み、前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記特定するステップによって前記自装置宛の受注情報を特定するとともに、前記設定するステップによって、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から当該自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記9に記載の設定方法である。

0095

(付記11)
付記11に記載の発明は、前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定するステップは、前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記9または10に記載の設定方法である。

0096

(付記12)
付記12に記載の発明は、前記出荷条件は、少なくとも出荷日単位、出荷先単位、出荷レーン単位、出荷形態、機種のいずれか1つ、またはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする付記9乃至11のいずれか一つに記載の製造方法である。

0097

(付記13)
付記13に記載の発明は、画像形成装置と外部記憶媒体とからなるキッティングシステムであって、前記外部記憶媒体は、少なくとも画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置の設置時に当該画像形成装置に設定するための事前設定情報とを対応付けた受注表を記憶し、前記画像形成装置は、自装置を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、出荷時に、少なくとも前記画像形成装置毎の受注情報と画像形成装置毎の識別情報とを対応付けた出荷表を記憶する出荷表記憶手段と、前記識別情報記憶手段に記憶されている自装置の識別情報と前記出荷表記憶手段に記憶されている前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の識別情報とに基づいて、前記出荷表に含まれる前記画像形成装置毎の受注情報の中から、自装置宛の受注情報を特定する受注情報特定手段と、前記受注情報特定手段によって特定された前記自装置宛の受注情報に基づいて、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表から自装置に対する事前設定情報を読み込み、当該事前設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する設定手段と、を備え、所定の出荷条件の画像形成装置のそれぞれに書き込まれる前記出荷表は、互いに同一内容である、ことを特徴とするキッティングシステムである。

0098

(付記14)
付記14に記載の発明は、前記画像形成装置は、電源が投入されると、前記外部記憶媒体が装着されているか否かを判断する判断手段を更に備え、前記判断手段によって前記外部記憶媒体が装着されていると判断された場合に、前記設定手段によって当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記13に記載のキッティングシステムである。

0099

(付記15)
付記15に記載の発明は、前記受注表は、前記画像形成装置の識別情報に拘わらず、共通して用いることが可能な共通設定情報を含み、前記設定手段は、前記外部記憶媒体に記憶されている前記受注表に前記自装置に対する事前設定情報が記憶されていない場合、前記受注表に含まれる前記共通設定情報に基づいて当該自装置の動作条件を設定する、ことを特徴とする付記14に記載のキッティングシステムである。

0100

100コントローラ
101 CPU
102 RAM
103 Video I/F回路
104 ENG I/F回路
105 ROM
106補助記憶装置
107NIC回路
108 USB I/F回路
110印刷機構
111USBメモリ
201受信処理
202受信バッファ
203印刷制御処理
204不揮発性記憶領域
205制御処理
206画像メモリ
207シリアル番号格納領域
208 出荷表格納領域
300工場
301工場端末
310倉庫
311在庫管理端末
320営業所
321業務端末
323帳票発行端末
330サービス拠点
331拠点端末
400画像形成装置
500受注表
600、601、602、603、604 出荷表
SNシリアル番号
FWファームウェアファイル
PS事前設定情報
CI受注情報

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