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技術 二重ひだ状パックを有するフィルタ

出願人 フィルトラン・エルエルシー
発明者 イブラヒム・ハリールヴァシル・コンドラトュク
出願日 2015年3月17日 (6年11ヶ月経過) 出願番号 2015-052996
公開日 2016年7月25日 (5年7ヶ月経過) 公開番号 2016-131972
状態 特許登録済
技術分野 濾過体静止型の加圧または吸引濾過機 特殊濾過機
主要キーワード 流れ制限部材 周囲ハウジング 剛性リブ 剛性インサート 周囲フレーム 赤外線溶着 流れ制御要素 流体インレット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月25日)のものです。
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図面 (20)

課題

本願発明の課題は、新規フィルタを提供することである。

解決手段

流体フィルタ装置は、上部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルと、周囲フレーム及び折り畳まれたひだ状媒体を備えるひだ状パック要素と、を備える。周囲フレームは、周囲フレームにおいて前記媒体を固定するために、前記媒体上にモールドされており、媒体は、互いに異なる濾過密度である2つ以上の種類の媒体を備える。流れ制御要素は、流体の温度、圧力、流速、及び/又は粘度のうちの少なくとも1つにおける変化に応じて第1の媒体領域と第2媒体領域の間の比率を変化させるために配置される。

概要

背景

様々な濾過装置が知られている。より具体的には、エンジン及び/又は車両用途で使用される、例えば自動車用トランスミッション流体濾過において使用される濾過装置が知られている。いくつかの装置はチャンバを形成するハウジングを提供しており、当該チャンバは、例えば、流体に対する透過性を有するが粒子又は他の汚染物質捕獲するフェルトタイプの媒体などの濾過媒体を含む。それらのフィルタのいくつかの欠点のうちの1つは、それらが1種類の媒体のみを採用することである。このことは、ある状況において、流体が高い粘度を有する傾向にあるので、流体が冷たい場合に流体流れの難しさを引き起こす場合があり、流体が暖かい場合に、所望されるような同一の方法で濾過媒体を通過することができない。いくつかのトランスミッションフィルタの他の欠点は、媒体の平坦シート表面積が、コンパクトハウジング形状内に所望されることができる表面積より小さい点である。ある種類のフィルタのさらなる他の欠点は、それらが、2つのハウジングの間の周囲の周りに十分なシールを確実にするために、且つフィルタ媒体により、上部ハウジングと下部ハウジングとの間に直接的に挟持されることによって取り付けられるフィルタ媒体を採用することができる点である。

概要

本願発明の課題は、新規なフィルタを提供することである。流体フィルタ装置は、上部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルと、周囲フレーム及び折り畳まれたひだ状媒体を備えるひだ状パック要素と、を備える。周囲フレームは、周囲フレームにおいて前記媒体を固定するために、前記媒体上にモールドされており、媒体は、互いに異なる濾過密度である2つ以上の種類の媒体を備える。流れ制御要素は、流体の温度、圧力、流速、及び/又は粘度のうちの少なくとも1つにおける変化に応じて第1の媒体領域と第2媒体領域の間の比率を変化させるために配置される。

目的

それらのフィルタのいくつかの欠点のうちの1つは、それらが1種類の媒体のみを採用することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルと、周囲フレームと折り畳まれたひだ状媒体とを備えるひだ状パック要素であって、前記周囲フレームが前記周囲フレーム内に前記ひだ状媒体を固定するために、前記ひだ状媒体の少なくともいくつかの縁部上で少なくとも部分的にモールドされており、前記ひだ状媒体は第1の媒体領域と第2の媒体領域とを備え、2つの媒体領域は、互いに異なる濾過密度であり、前記上部ハウジングシェル、前記ひだ状パック、及び、前記下部ハウジングシェルのうちの少なくとも2つがろ材を含むチャンバを形成するように互いに取り付けられる、ひだ状パック要素と、前記下部ハウジングシェルに設けられたインレットと、前記上部ハウジングシェル及び/又はひだ状パックフレームのうちの1つに形成されたアウトレットと、前記第2の媒体領域と前記アウトレットとの間の流れ経路内に配置される、前記チャンバ内の流れ制御要素であって、(a)1つ又は複数の貫通孔を有する剛体壁、(b)全てと前記上部カバーとの間の間隙として1つ又は複数のオリフィスを少なくとも部分的に規定する剛体壁、及び/又は(c)ひだ状パックに固定的に取り付けられた一方の端部を有する弾性可性部材のうちの少なくとも1つを備える、流れ制御要素と、を備える、流体フィルタ装置

請求項2

前記流れ制御要素は、前記ひだ状パックに取り付けられる、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項3

前記流れ制御要素は、前記ひだ状パックの一部と一体化される、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項4

前記流れ制御要素は、複数の流れ制御要素を備える、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項5

前記ひだ状パックから分離して配置された補助的なフィルタ材料であって、前記ひだ状パックにおける媒体の密度と異なる媒体の密度を有する補助的なフィルタ材料をさらに備える、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項6

前記補助的なフィルタ材料は、少なくとも1つの貫通孔を備える、請求項5に記載の流体フィルタ装置。

請求項7

前記補助的なフィルタ材料は、複数の貫通孔を備える、請求項5に記載の流体フィルタ装置。

請求項8

前記補助的なフィルタ材料は、前記ひだ状パックの前の流体流れの方向において、前記ひだ状パックに隣接して配置される、請求項5に記載の流体フィルタ装置。

請求項9

前記上部ハウジングシェル及び前記下部ハウジングシェルは、振動溶着レーザー溶着接着超音波溶着、又は赤外線溶着のうちの1つによって、前記ひだ状パックのフレームに接合されている、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項10

前記流れ制御要素は、可撓性弾性部材である、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項11

前記流れ制御要素は、複数の孔を有する部材を備える、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項12

前記流れ制御要素は、前記複数の孔を少なくとも部分的に規定するために、上部カバーを少なくとも部分的に当接する櫛形状を備える、請求項11に記載の流体フィルタ装置。

請求項13

前記流れ制御要素は、流体の温度、圧力、流速、及び/又は粘度の少なくとも1つを変化させるために、前記第1の媒体領域と前記第2の媒体領域の間の流れの比率を変更させる、請求項1に記載の流体フィルタ装置。

請求項14

上部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルと、周囲フレーム及び折り畳まれたひだ状媒体を備えるひだ状パック要素であって、前記周囲フレームは、前記周囲フレーム内に前記ひだ状媒体を固定するために、前記ひだ状媒体の少なくともいくつかの縁部上で少なくとも部分的にモールドされており、前記ひだ状媒体は第1の媒体領域と第2の媒体領域とを備え、2つの媒体領域は、互いに異なる濾過密度であり、前記上部ハウジングシェル、前記ひだ状パック、及び、前記下部ハウジングシェルの少なくとも2つがろ材を含むチャンバを形成するように互いに取り付けられる、ひだ状パック要素と、前記下部ハウジングシェルに設けられたインレットと、前記上部ハウジングシェル及び/又はひだ状パックフレームの1つに形成されたアウトレットと、流体の温度、圧力、流速、及び/又は粘度の少なくとも1つにおける変化に応じて前記第1の媒体領域と前記第2の媒体領域との間の流れの比率を変更するための流れ制御手段と、を備える流体フィルタ装置。

請求項15

前記流れ制御手段が前記ひだ状パックに取り付けられる、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項16

前記流れ制御手段は、前記ひだ状パックの一部と一体とされる、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項17

前記ひだ状パックから分離して配置された補助的なフィルタ材料であって、前記ひだ状パックにおける媒体の密度と異なる媒体密度を有する、補助的なフィルタ材料をさらに備える、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項18

前記補助的なフィルタ材料は、前記ひだ状パックの前の流体流れの方向において、前記ひだ状パックに隣接して配置される、請求項17に記載の流体フィルタ装置。

請求項19

前記補助的なフィルタ材料は、少なくとも1つの貫通孔を備える、請求項17に記載の流体フィルタ装置。

請求項20

前記補助的なフィルタ材料は、複数の貫通孔を備える、請求項17に記載の流体フィルタ装置。

請求項21

前記上部ハウジングシェル及び前記下部ハウジングシェルは、振動溶着、レーザー溶着、接着、超音波溶着、及び赤外線溶着のうちの1つによって、前記ひだ状パックのフレームに接合される、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項22

前記流れ制御手段は、可撓性弾性部材である、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項23

前記流れ制御手段は、複数の孔を有する部材を備える、請求項14に記載の流体フィルタ装置。

請求項24

前記流れ制御手段は、複数の孔を少なくとも部分的に規定するために、上部カバーを少なくとも部分的に当接する櫛形状を備える、請求項23に記載の流体フィルタ装置。

請求項25

上部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルであって、前記上部ハウジングシェル及び前記下部ハウジングシェルがチャンバの少なくとも一部を形成する、下部ハウジングシェルと、第1の媒体領域及び第2の媒体領域を備える前記チャンバ内のフィルタ配置構成であって、2つの媒体領域が互いに異なる濾過密度とされる、フィルタ配置構成と、前記チャンバ内への流体の供給のために設けられたインレットと、前記チャンバから流体の出口のために設けられたアウトレットであって、全ての流体が2つの媒体領域の一方又は他方を通じて流れるアウトレットと、前記チャンバ内の流れ制御要素であって、前記第2の媒体領域と前記アウトレットとの間の流れ経路に配置される、流れ制御要素と、を備える、流体フィルタ装置。

請求項26

前記流れ制御要素は、複数の流れ制御要素を備える、請求項25に記載の流体フィルタ装置。

請求項27

上部ハウジングシェルと、下部ハウジングシェルと、周囲フレームと折り畳まれたひだ状媒体とを備えるひだ状パック要素であって、前記周囲フレームが、前記周囲フレーム内に前記ひだ状媒体を固定するために、前記ひだ状媒体の少なくともいくつかの縁部上で少なくとも部分的にモールドされており、前記ひだ状媒体は第1の媒体領域と第2の媒体領域とを備え、2つの媒体領域は、互いに異なる濾過密度であり、前記上部ハウジングシェル、前記ひだ状パック、及び、前記下部ハウジングシェルのうちの少なくとも2つが、ろ材を含むチャンバを形成するように互いに取り付けられる、ひだ状パック要素と、前記下部ハウジングシェルに設けられたインレットと、前記上部ハウジングシェル及び/又は前記ひだ状パックフレームのうちの1つに形成されたアウトレットと、前記チャンバ内の流れ制御要素であって、前記インレットと前記第2の媒体領域との間の流れ経路内に配置される、流れ制御要素と、を備える、流体フィルタ装置。

請求項28

前記流れ制御要素は、前記ひだ状パックに取り付けられる、請求項27に記載の流体フィルタ装置。

請求項29

前記流れ制御要素は、前記ひだ状パックの一部と一体化される、請求項27に記載の流体フィルタ装置。

請求項30

前記上部ハウジングシェル及び前記下部ハウジングシェルは振動溶着、レーザー溶着、接着、超音波溶着、又は赤外線溶着のうちの1つによって、前記ひだ状パックのフレームに接合される、請求項27に記載の流体フィルタ装置。

請求項31

前記流れ制御要素は、突出しているブレードを備える、請求項27に記載の流体フィルタ装置。

請求項32

前記ブレードは、前記下部ハウジングシェルの一部と補完的な形状とされる、請求項31に記載の流体フィルタ装置。

請求項33

前記下部ハウジングシェルは貫通部分を有し、前記ブレードは、前記貫通部分と補完的な形状とされる、請求項32に記載の流体フィルタ装置。

請求項34

前記流れ制御要素は、流体の温度、圧力、流速及び/又は粘度のうちの少なくとも1つにおける変化に応じて前記第1の媒体と前記第2の媒体との間の流れの比率を変化させる、請求項27に記載の流体フィルタ

技術分野

0001

この出願は、2013年1月31日に提出し、係属中であり、米国特許公開番号2014/0209528 A1として公開された米国特許出願番号第13/755,134号の一部継続出願であり、米国特許出願番号第13/755,134号の優先権を主張する。その全体の開示は、その全体を参照によって本願に組み込まれる。

0002

この出願はまた、2013年1月31日に提出し、係属中であり、米国特許公開番号2014/0209529 A1として公開された米国特許出願番号第13/755,154号の一部継続出願であり、米国特許出願番号第13/755,154号の優先権を主張する。その全体の開示は、その全体を参照によって本願に組み込まれる。

0003

本願は一般的に、濾過の技術分野に関する。より具体的には、本願発明のいくつかの実施形態は、車両用エンジンなどのエンジンにおけるエンジンオイル又はトランスミッションオイルなどの液体を濾過するために使用されるフィルタに関する。

背景技術

0004

様々な濾過装置が知られている。より具体的には、エンジン及び/又は車両用途で使用される、例えば自動車用トランスミッション流体の濾過において使用される濾過装置が知られている。いくつかの装置はチャンバを形成するハウジングを提供しており、当該チャンバは、例えば、流体に対する透過性を有するが粒子又は他の汚染物質捕獲するフェルトタイプの媒体などの濾過媒体を含む。それらのフィルタのいくつかの欠点のうちの1つは、それらが1種類の媒体のみを採用することである。このことは、ある状況において、流体が高い粘度を有する傾向にあるので、流体が冷たい場合に流体流れの難しさを引き起こす場合があり、流体が暖かい場合に、所望されるような同一の方法で濾過媒体を通過することができない。いくつかのトランスミッションフィルタの他の欠点は、媒体の平坦シート表面積が、コンパクトハウジング形状内に所望されることができる表面積より小さい点である。ある種類のフィルタのさらなる他の欠点は、それらが、2つのハウジングの間の周囲の周りに十分なシールを確実にするために、且つフィルタ媒体により、上部ハウジングと下部ハウジングとの間に直接的に挟持されることによって取り付けられるフィルタ媒体を採用することができる点である。

発明が解決しようとする課題

0005

それ故に、上記の欠点のいずれか又はいくつかを克服することができるフィルタ装置及び方法を有することが望ましい。

課題を解決するための手段

0006

トランスミッションフィルタなどのフィルタの現在の必要性を考慮して、様々な例示的な実施形態の概要提示される。いくつかの簡易化及び省略は、以下の概要で行われることができる。この点は、様々な例示的な実施形態のいくつかの態様を強調し、紹介するように意図されているが、本願の技術的範囲を制限するものではない。当業者が進歩性のコンセプトを作り、且つ使用することを可能にするために十分である、好ましい例示的な実施形態の詳細な説明は、以下の段落に続くであろう。

0007

いくつかの態様において、流体フィルタ装置は、上部ハウジングシェル、下部ハウジングシェル、周囲フレームと折り畳まれたひだ状媒体を備えるひだ状パック要素であって、前記周囲フレームが、前記ひだ状媒体を前記周囲フレームに固定するために、前記ひだ状媒体の少なくともいくつかの縁部上で少なくとも部分的にモールドされ、前記ひだ状媒体が互いに異なる2種類の濾過密度の媒体を備える、ひだ状パック要素と、を備える。流れ制御要素は、流体の温度、圧力、流速、及び/又は粘度のうちの少なくとも1つにおける変化に応じて、第1の媒体と第2の媒体との間の流れの比率を変化させるために配置される。

0008

本願発明における前述の目的及び利点は、様々な例示的な実施形態によって達成されるそれらの例示であり、網羅的であり、実現されることができる可能な利点を制限するように意図されていない。それ故に、様々な例示的な実施形態のそれらの目的及び利点並びに他の目的及び利点は本願における説明から明らかになっており、本願で実現されるように、且つ、当業者にとって明らかであるいずれかの変形例を考慮して改良されるように、様々な例示的な実施形態を実施することから習得されることができる。それ故に、本願発明は、本願で示され、且つ様々な例示的な実施形態に記載される新規の方法、配置構成、組み合わせ、及び改良に属する。

0009

様々な例示的な実施形態をより理解するために、添付した図面を参照することができる。

図面の簡単な説明

0010

第1の好ましい実施形態によるフィルタの分解図である。
図1フィルタパックの平面図である。
図1のフィルタの断面図である。
第2の好ましい実施形態によるフィルタの分解図である。
図4のフィルタパックの平面図である。
図4のフィルタの断面図である。
図4のフィルタの他の断面図である。
第3の好ましい実施形態によるフィルタの分解図である。
図8のフィルタパックの平面図である。
図8のフィルタの断面図である。
図8のフィルタの他の断面図である。
第4の好ましい実施形態によるフィルタの分解図である。
図12のフィルタの断面図である。
第5の好ましい実施形態によるフィルタの断面図である。
図14のフィルタの他の断面図である。
図14のフィルタの底面図である。
図14のフィルタで使用されるひだ状パックの図面である。
図14のフィルタの分解図である。
図14のフィルタの他の断面図である。

実施例

0011

本願発明のいくつかの実施形態は、例えば自動車用のトランスミッション流体フィルタなどのフィルタに関する。いくつかの実施形態は、同様の符号が至る所で同様の部品を示す図面を参照して記載されるであろう。

0012

図1は、第1の好ましい実施形態によるフィルタの分解図である。図2は、図1のフィルタパックの平面図である。図3は、図1のフィルタの断面図である。

0013

フィルタ10は、流体インレット開口部14を有する下部カバー12を含む。上部カバー15が設けられる。フィルタパック16は、ひだ状の第1の媒体18及びひだ状の第2の媒体20を有する。媒体は、流れ制御要素22によって分離される。流れ制御要素22は、以下にさらに詳細に記載されるような温度、粘度、及び/又は流体圧力に応じて、様々な媒体区画のそれぞれを通じて流れるであろう流体の量を(以下に記載されるように、媒体の種類及び表面積と共に)決定する。この例において、要素22は受動的とされ、剛体であり、フィルタ10を通じて流れる流体における流体圧力差に基づいて構成を変化させない。しかし、それが流体のための小さな間隙を提供する場合、第1の媒体18及び第2の媒体20を通じて流体流れの割合を制御する。この例において、(流れ制限部材として考慮されることもできる)要素22は、図3に最も良く見られるように、1つ又は複数の制御された寸法決めされた永久孔23を有する垂直方向の壁又はウェブである。第1の媒体18及び第2の媒体20は、例えば車両用のトランスミッション流体などの流体を濾過するのに適切な材料の幅広い範囲のいずれかとされることができる。媒体18及び20は、例えば密度、効率性、及び/又は材料の種類などの、互いに異なる特性を有することができる。フィルタパック16は、周囲ハウジング部分24及び横断方向リブ26を有し、それらは、ハウジング部分24と一体とされることができる。媒体18及び20は、媒体上にオーバーモールドされるハウジング24及びリブ26を有することができる。

0014

ハウジング24は、振動溶着レーザー溶着接着超音波溶着、又は赤外線溶着のうちの1つ又は複数によって下部カバー12及び上部カバー15に取り付けられることができる。ハウジング24はまた、車両用のトランスミッションなどの装置にフィルタ10を取り付けるための、取付ボス30、32を有することができる。この実施形態において、下部カバー12及び上部カバー15は、様々なタイプの媒体を包含するチャンバを形成する。流体アウトレット44は、ハウジング24の一部とされる。しかしながら、他の実施形態において、流体アウトレット44は上部カバー15における開口部として設けられてもよい。さらに、他の実施形態において、下部カバー12及び上部カバー15は互いに取り付けられ、ひだ状パックを完全に取り囲んでもよい。要素22における孔の寸法、形状、及び表面積の選択は、2つの媒体の間の流体流れの割合に影響を及ぼす。各媒体18,20の表面積の選択はまた、全ての実施形態における各媒体を通じた相対的な流量における要因とされるであろう。上部シェル15は、剛性を有し、且つ空間を形成するくぼみ42を有してもよい。これらのくぼみ42は、周囲のトランスミッション構成要素におけるボルトヘッドに対応するように配置されてもよい。これにより、周囲の構成要素に隣接するフィルタ10のコンパクトな取付を可能にする。パック16のハウジング24はまた、流体アウトレット44を組み込む。上部シェル15及び下部シェル12は、最適な取付によって、例えば振動溶着、レーザー溶着、接着、超音波溶着、又は赤外線溶着のうちの1つ又は複数によって、ハウジング部分24の上部及び底部にそれぞれ取り付けられる。

0015

図4は、第2の好ましい実施形態によるフィルタ100の分解図である。図5は、図4のフィルタの平面図である。図6は、図4のフィルタの断面図である。図7は、図4のフィルタの他の断面図である。この実施形態において、同様の部品は、第1の実施形態と同一の参照符号が付されており、第1の実施形態のそれらと類似である。この実施形態において、「流れ制御要素」は流れ制限プレートであり、この流れ制限プレートはまた、第1の実施形態の要素22と同様に、受動的であり、又は固定されている。流れ制御要素は、特定の剛性リブ128と一体化される。リブ128は、受動的な流れ制御孔131を有する。流れ制御孔131は、リブ128におけるスロット又は間隙とされることができる。これらは例えば、上部シェル40の下側と接触することができる上方向に突出するフィンガ129を有する櫛形状とされてもよい。フィンガ129は別として、流体は、リブ128の上部に亘って、すなわち流れ制御孔131を通じて流れることができる。この方法において、フィンガは流体のための間隙を部分的に規定しており、その間隙はまた上部シェル40の内面によって部分的に規定される。流量は、流体の粘度に依存しており、媒体20が媒体18より粗い又は効率的ではない場合において、低い温度の高い粘度の流体で大きくなるであろう。フィンガ129(それらの幅及び数)の間に規定される流れ制御孔131の領域の選択は、第1の媒体18と第2の媒体20との間の流れのバランスの程度の選択を可能にする。

0016

図8は、第3の好ましい実施形態によるフィルタ200の分解図である。図9は、図8のフィルタパックの平面図である。図10は、図8のフィルタの断面図である。図11図8のフィルタの他の断面図である。この好ましい実施形態において、同様の部品は、第1の実施形態と同一の参照符号が付されており、第1の実施形態のそれらと類似である。しかしながら、この実施形態において、「流れ制御要素」はバルブ222であり、このバルブ222は、その上部領域が屈曲によって曲がる又は移動する点においてセミアクティブである。この実施形態において、バルブ222は、エラストマーとされてもよい弾性可性部材とされる。バルブ222は、エラストマー材料にオーバーモールドされる鋼製の内部剛性インサートを有するエラストマー構成要素とされてもよい。図10及び図11によく見られるように、バルブは、ハウジング24の取付位置226における溝内をシールする下部ローブ224を有することができる。流量は流体の粘度に依存しており、媒体20が媒体18より粗い又は媒体18より効率的ではない場合において、低い温度、高い粘度の流体で大きくなるであろう。第1の媒体18と第2の媒体20との間の流れバランスは、バルブ222の材料の剛性、バルブ222の断面形状、及び流体の温度などの要因によって影響が及ぼされる。

0017

図12は、第4の好ましい実施形態によるフィルタ300の分解図である。図13は、図12のフィルタの断面図である。フィルタ300は、下部シェル312及び上部シェル314を有する。下部シェルは流体インレット316を有し、上部シェルは流体アウトレット318を有する。ひだ状パック322は、媒体領域324上にオーバーモールドされる周囲ハウジング320を有する。媒体領域324は、1つ又は複数の種類の媒体を有することができ、上述したバルブを有してもよく、又は有しなくてもよい。下部シェル312、上部シェル314、及びひだ状パック320は、上述したように一緒に取り付けられる。フィルタは、参照符号330及び332で示されるような少なくとも1つの他のシートタイプの媒体を含み、これらの媒体は、ハウジングをつなぐ。この例示において、シート媒体330及び332は、ひだ状媒体324より前の流れ経路内に位置する。シート媒体330及び332は、ひだ状媒体324と異なる特性とされてもよく、互いに異なる特性とされてもよい。シート媒体330及び332はまた、貫通穴又は貫通孔334、336を有してもよい。これらの穴又は孔は、流体のためのバイパスを形成し、ひだ状媒体領域324より低い又は高い密度又は効率とされてもよい。孔334、336は、重複してもよく、又は、重複してなくてもよい。

0018

図14は、第5の好ましい実施形態によるフィルタ400の断面図である。図15は、図14のフィルタの他の断面図である。図16は、図14のフィルタの底面図である。図17は、図14のフィルタで使用されたひだ状パックの図面である。図18は、図14のフィルタの分解図である。図19は、図14のフィルタの他の断面図である。フィルタは、インレット414を有する下部カバー412と、アウトレット444を有する上部カバー415と、を有する。ひだ状パック416は、2つの媒体領域418及び420を有する。ひだ状パック416のリブは、ブレード形状の形態で突出する受動的流れ制御要素422を有する。ブレード422は下向きに突出しており、下部カバー412のV字状貫通領域417と補完している。他の実施形態に対して上述されるような流体の様々な流れ制御特性に応じて、インレットに入る流体は、図19に最も良く図示されるように、第1の媒体418を通過する第1の流れ経路を有するであろう。この第1の流れ経路は、ブレード422によって本質的にブロックされた流体である。第2の流れ経路は、流体がブレード422の側面の周りを流れるように形成されており、それ故に、ブレードの周りを流れ、第2の媒体420を通じて流れる。各流れ経路を通じた相対的な体積の割合は、ブレードの幾何学形状及び寸法に基づいて変化し、他の実施形態に対して上述した流体特性、例えば、相対的な媒体面積、及び媒体の相対的な圧力差に基づいて変化するであろう。

0019

いくつかの実施形態が、第2の媒体を通過する割合又は比率と比較して第1の媒体を通過する流体の割合又は比率の制御を提供するフィルタシステムを提供することは明らかである。この制御現象は、例えば流体供給の流速及び/又は供給圧力及び/又は流体の粘度及び/又は流体の温度などの要因に応じて動的に変化してもよい。いくつかの実施形態は、屈曲する能動的に付勢された流れ制御要素を提供しており、いくつかの他の実施形態は、流れ制御プレート又は他の流れ制御構造における間隙、スロット、又は円形状の穴、又は他の形状の穴などの孔の形態とされる種類の受動的な流れ制御要素を提供する。いくつかの実施形態において、流れ制御要素は、流体の温度における変化が流体の粘度に影響を及ぼし、この流体の粘度が各フィルタ媒体を通じて流れる流体流れの比率を変化させる点で熱的に作動される。その代わりに、又は追加して、流れ制御要素は、温度によってその形状、性質、又は挙動を変化させることができ、それ故に、媒体を通じて流れ性質に影響を及ぼす。

0020

上記の説明及び図面から、ひだ状パックのアウトレット側面上の流れ経路に配置された様々な種類の流れ制御要素を有する様々な実施形態が示され、インレット側面上のある種類の流れ制御要素を有する一の実施形態が示されることが明らかである。しかしながら、いずれかの種類の流れ制御要素が、インレット側面及び/又はアウトレット側面の流れ経路に設けられることができることは、明白である。すなわち、能動的な要素及び/又は受動的な要素は、インレット側面又はアウトレット側面に向けて、ひだ状パックのいずれかの側面に配置されることができる。

0021

様々な例示的な実施形態がそのある種の例示的な態様に対する特定の参照によって詳細に記載されるけれども、本願発明が他の実施形態で可能であり、その詳細が様々な自明な態様において修正可能であることは、理解されるべきである。当業者に容易に明確になるように、様々な変形例及び修正は、本願発明の精神及び技術的範囲内に留まるように作用されることができる。それに応じて、前述の開示、説明、及び図面は図示の目的のためであり、発明を何ら限定するものではなく、特許請求の範囲によってのみ規定される。

0022

10フィルタ
12 下部カバー
14流体インレット開口部
15 上部カバー
16フィルタパック
18 第1の媒体
20 第2の媒体
22流れ制御要素
24ハウジング
26リブ
30、32取付ボス
42くぼみ
44流体アウトレット
100 フィルタ
128剛性リブ
129フィンガ
131流れ制御孔
200 フィルタ
222バルブ
226取付位置
300 フィルタ
312 下部シェル
314 上部シェル
316 流体インレット
318 流体アウトレット
320ひだ状パック
324媒体領域、ひだ状媒体
330、332シート媒体
334、336貫通孔
400 フィルタ
412 下部カバー
414インレット
415 上部カバー
417 V字状貫通領域
418 第1の媒体
420 第2の媒体
422 流れ制御要素、ブレード
444 アウトレット

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