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技術 入力装置、その制御方法および制御プログラム、並びに記録媒体

出願人 シャープ株式会社
発明者 平野裕介宮澤清介
出願日 2015年1月6日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2015-001153
公開日 2016年7月11日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2016-126626
状態 拒絶査定
技術分野 位置入力装置
主要キーワード ヒンジ状 付記事項 タッチアップ 許可モード 機能切替 クラムシェル型 カメラボタン 入力ボタン群
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

ユーザの意図しない入力がタッチパネルから行われることを防止する。

解決手段

タッチパネル(12)からの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否部(30)は、操作ボタン(14)が押下されたことを検知すると、タッチパネル(12)からの入力を拒否する。

概要

背景

タッチパネルは、ユーザの指、スタイラスペンペン先などの物体(以下、「指示体」と称する。)が接触または接近(以下、「タッチ」と称する。)した、当該タッチパネル上の位置を検出し、検出した位置の情報を出力するポインティングデバイスである。上記タッチパネルを表示装置表示画面に設けることにより、キーボードマウスなどの入力装置に比べて、直感的な操作が可能となる。

このため、例えば、携帯電話機スマートフォンタブレット型端末等の近時の携帯端末には、上記入力装置として、操作ボタンおよびタッチパネルの両方を備えているものが多い。例えば、特許文献1に記載の電子機器では、タッチパネルおよび筐体の周面に複数の操作ボタンが配置されている。

概要

ユーザの意しない入力がタッチパネルから行われることを防止する。タッチパネル(12)からの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否部(30)は、操作ボタン(14)が押下されたことを検知すると、タッチパネル(12)からの入力を拒否する。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの意図しない入力がタッチパネルから行われることを防止できる入力装置などを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ユーザからの入力を受け付け入力装置であって、操作ボタンと、タッチパネルと、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否部と、を備えており、該タッチ入力許否部は、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否することを特徴とする入力装置。

請求項2

前記タッチ入力許否部は、前記タッチパネルからの入力を拒否している場合に前記タッチパネルにおけるタッチアップを検知すると、前記タッチパネルからの入力を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。

請求項3

前記タッチ入力許否部は、前記タッチパネルにおけるタッチアップを検知してから所定期間が経過した後に、前記タッチパネルからの入力を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。

請求項4

前記操作ボタンは、前記タッチパネルに重畳されていることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の入力装置。

請求項5

前記タッチパネルからの入力に基づくカーソルを表示するように外部の表示装置を制御する表示制御部をさらに備えており、該表示制御部は、前記タッチ入力許否部が前記タッチパネルからの入力を拒否する場合、前記カーソルの表示を中止するように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の入力装置。

請求項6

請求項1から5までの何れか1項に記載の入力装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記各部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。

請求項7

請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

請求項8

ユーザから操作ボタンおよびタッチパネルを介しての入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否ステップを含んでおり、該タッチ入力許否ステップは、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否することを特徴とする入力装置の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、ユーザからの入力を受け付け入力装置、その制御方法および制御プログラム、並びに記録媒体に関する。具体的には、本発明は、タッチパネルと操作ボタンとを備えた入力装置などに関する。

背景技術

0002

タッチパネルは、ユーザの指、スタイラスペンペン先などの物体(以下、「指示体」と称する。)が接触または接近(以下、「タッチ」と称する。)した、当該タッチパネル上の位置を検出し、検出した位置の情報を出力するポインティングデバイスである。上記タッチパネルを表示装置表示画面に設けることにより、キーボードマウスなどの入力装置に比べて、直感的な操作が可能となる。

0003

このため、例えば、携帯電話機スマートフォンタブレット型端末等の近時の携帯端末には、上記入力装置として、操作ボタンおよびタッチパネルの両方を備えているものが多い。例えば、特許文献1に記載の電子機器では、タッチパネルおよび筐体の周面に複数の操作ボタンが配置されている。

先行技術

0004

特開2012−155434号公報(2012年08月16日公開

発明が解決しようとする課題

0005

上記電子機器では、上記タッチパネルからの入力と、上記操作ボタンからの入力とが、それぞれ別々に制御手段に送信されている。このため、ユーザが上記操作ボタンの操作中に上記タッチパネルに上記指示体がタッチすることにより、ユーザの意図しない入力が上記タッチパネルから行われる虞がある。その結果、上記電子機器においてユーザの意図しない動作が行われる虞がある。

0006

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの意図しない入力がタッチパネルから行われることを防止できる入力装置などを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る入力装置は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であって、上記課題を解決するために、操作ボタンと、タッチパネルと、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否部と、を備えており、該タッチ入力許否部は、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否することを特徴としている。

0008

また、本発明に係る入力装置の制御方法は、ユーザから操作ボタンおよびタッチパネルを介しての入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、上記課題を解決するために、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否ステップを含んでおり、該タッチ入力許否ステップは、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否することを特徴としている。

発明の効果

0009

本発明の一態様によれば、ユーザの意図しない入力がタッチパネルから行われることを防止できるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施形態に係るスマートフォンの概略構成を示すブロック図である。
上記スマートフォンの外観を示す斜視図である。
上記スマートフォンにおけるタッチパネルおよび操作ボタンをユーザが操作した場合の入力動作を示す図である。
上記タッチパネルから受信した入力データを受け付けるタッチ入力許可モードにおける上記スマートフォンの制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
上記入力データを拒否するタッチ入力拒否モードにおける上記制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の別の実施形態に係る携帯電話機の外観を示す斜視図である。
上記構成の携帯電話機におけるタッチパネルおよび操作ボタンをユーザが操作した場合の入力動作を示す図である。
本発明の他の実施形態に係る携帯電話機について、上記タッチ入力拒否モードにおける制御部の処理の流れを示すフローチャートである。

実施例

0011

以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。

0012

〔実施形態1〕
まず、本発明の一実施形態について、図1図5を参照して説明する。

0013

(スマートフォンの概要
図2は、本実施形態に係るスマートフォン(入力装置)1の外観を示す斜視図である。図示のように、スマートフォン1は、筐体11の上面にタッチパネル12および表示デバイス13が設けられ、これらの周囲に複数の操作ボタン14が設けられている。すなわち、本実施形態では、タッチパネル12と操作ボタン14とが重畳されてはいない。

0014

タッチパネル12は、上述のように、タッチされた位置を検出し、検出した位置の情報を入力データとして出力するポインティングデバイスである。本実施形態では、タッチパネル12として投影型静電容量方式のものが利用されている。静電容量方式の場合、ユーザは指示体をタッチパネル12に接近させればよく、直接接触させる必要は無い。従って、本実施形態では、表示デバイス13の下方にタッチパネル12が設けられている(図3を参照)。なお、タッチパネル12の詳細は公知であるので、その説明を省略する。

0015

表示デバイス13は、表示画面に画像を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイ電子ペーパなどが利用される。なお、表示デバイス13の詳細は公知であるので、その説明を省略する。

0016

操作ボタン14は、ハードウェアのボタンであり、スマートフォン1における各種設定や機能切替を行うための機能ボタンである。該機能ボタンの例としては、スマートフォン1の電源のON/OFF切り替える電源ボタン、音量を上げたり下げたりするための音量調節ボタン、スマートフォン1に設けられたカメラ(図示せず)で撮影するためのシャッタボタンなどが挙げられる。

0017

本実施形態では、スマートフォン1は、操作ボタン14が押下されたことを検知すると、タッチパネル12からの入力を拒否するようになっている。これにより、ユーザが操作ボタン14の操作中にタッチパネル12に指示体がタッチされたとしても、ユーザの意図しない入力がタッチパネル12から行われることを防止できる。

0018

また、本実施形態では、タッチパネル12からの入力を拒否している場合にタッチパネル12におけるタッチアップを検知すると、タッチパネル12からの入力を受け付けるようになっている。これにより、ユーザは、操作ボタン14の操作の終了後に、タッチパネル12へのタッチを開始(タッチダウン)し、タッチパネル12へのタッチを終了(タッチアップ)すれば、タッチパネル12からの入力が可能となるので、ユーザの意図する入力をタッチパネル12から直ちに行うことができる。

0019

(スマートフォンの詳細)
図1は、スマートフォン1の概略構成を示すブロック図である。図示のように、スマートフォン1は、制御部20、記憶部21、入力部22、および表示部(表示装置)23を備える構成である。

0020

制御部20は、スマートフォン1内の各種構成を統括的に制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを備える構成である。記憶部21は、各種のデータおよびプログラムを記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの記憶素子を備える構成である。なお、制御部20の詳細については後述する。

0021

入力部22は、スマートフォン1の表面に設けられたタッチパネル12および複数の操作ボタン14などの入力デバイスをユーザが操作することにより、該操作に基づく入力データを作成して制御部20に送信するものである。

0022

表示部23は、制御部20から画像データを受信し、受信した画像データに基づいて表示画面に画像を表示するものである。具体的には、表示部23は、上述の表示デバイス13と、受信した画像データに基づいて表示デバイス13を駆動するドライバ回路とを備える構成である。

0023

次に、制御部20の詳細について説明する。図1に示すように、制御部20は、タッチ入力許否部30、入力処理部31、および表示制御部32を備える構成である。

0024

タッチ入力許否部30は、タッチパネル12から受信した入力データを受け付けるか否かを判断するものである。具体的には、タッチ入力許否部30は、タッチパネル12から受信した入力データを受け付けるタッチ入力許可モードと、当該入力データを拒否するタッチ入力拒否モードとを有する。

0025

上記タッチ入力許可モードでは、タッチパネル12から受信した入力データが入力処理部31その他のブロックに送出される。これにより、上記入力データに基づく入力処理が行われることになる。一方、上記タッチ入力拒否モードでは、上記入力データの送出が中止される。これにより、上記入力データに基づく入力処理が拒否されることになる。

0026

さらに、タッチ入力許否部30は、上記タッチ入力許可モードにおいて、何れかの操作ボタン14が押下されたことを検知すると、上記タッチ入力拒否モードに遷移する。何れかの操作ボタン14が押下されたことは、操作ボタン14からの入力データを受信することにより検知できる。なお、任意の操作ボタン14が押下されたことを示す信号を受信することにより検知してもよい。

0027

また、タッチ入力許否部30は、上記タッチ入力拒否モードにおいて、タッチパネル12におけるタッチアップを検知すると、上記タッチ入力許可モードに遷移する。上記タッチアップは、タッチの位置を含む入力データを受信しなくなったことにより検知できる。なお、タッチの終了を示す入力データを受信することにより検知してもよい。

0028

また、タッチ入力許否部30は、上記タッチ入力拒否モードにおいて、タッチパネル12におけるタッチアップを検知すると、上記タッチ入力許可モードに遷移する。上記タッチアップは、タッチの終了を示す入力データ、またはタッチの終了位置を含む入力データをタッチパネル12から受信することにより検知できる。

0029

入力処理部31は、タッチパネル12からの入力データを、タッチ入力許否部30を介して受信すると共に、操作ボタン14からの入力データを受信し、受信した入力データに基づいて、各種の処理を行うものである。

0030

表示制御部32は、表示部23に対して表示制御を行うものであり、具体的には、表示部23に画像を表示するための表示データを作成して、表示部23に送信するものである。

0031

本実施形態では、タッチ入力許否部30は、上記タッチ入力許可モードでは、タッチパネル12からの入力データに含まれるタッチの位置に基づきカーソルを表示するように、表示制御部32を介して表示部23に指示する。また、タッチ入力許否部30は、上記タッチ入力拒否モードでは、上記カーソルの表示を中止(消去)するように、表示制御部32を介して表示部23に指示する。

0032

これにより、ユーザは、カーソルが表示部23に表示されているか否かにより、上記タッチ入力許可モードおよび上記タッチ入力拒否モードの何れであるかを認識することができる。なお、所定の操作ボタン14が押下された場合にのみカーソルCの表示を中止する構成としてもよい。

0033

なお、記憶部21には、現在の状態が上記タッチ入力許可モードおよび上記タッチ入力拒否モードの何れであるかを示すモードデータ、上記カーソルの表示位置を示す座標データなどが記憶されていてもよい。

0034

(入力の動作)
図3は、上記構成のスマートフォン1について、ユーザの指先がタッチパネル12および操作ボタン14を操作した場合の入力動作を示す図である。同図において、下段にはスマートフォン1の断面図が示され、上段には表示デバイス13の画面が示されている。

0035

まず、電源投入後の初期状態では、上記タッチ入力許可モードの状態となっている。図3の(a)は、上記タッチ入力許可モードの場合を示している。この場合、タッチパネル12および操作ボタン14の両方からの入力が可能であり、表示デバイス13にはカーソルCが表示されている。

0036

次に、図3の(b)に示すように、ユーザUの指先が何れかの操作ボタン14を押下すると、上記タッチ入力拒否モードに遷移する。この場合、操作ボタン14からの入力は可能であるが、タッチパネル12からの入力は拒否される。また、表示デバイス13におけるカーソルCの表示が中止される。

0037

次に、図3の(c)に示すように、ユーザUの指先がタッチパネル12にタッチしても、上記タッチ入力拒否モードが維持される。従って、タッチパネル12へのタッチは検知されるが、検知されたタッチに基づく入力処理は行われない。

0038

次に、図3の(d)に示すように、ユーザUの指先がタッチパネル12からタッチアップすると、上記タッチ入力許可モードに遷移する。このとき、上記タッチアップされた位置に基づきカーソルCが表示される。なお、ユーザUの指先がタッチパネル12に再びタッチしたときに、該タッチされた位置に基づきカーソルCが表示されてもよい。

0039

次に、図3の(e)に示すように、ユーザUの指先がタッチパネル12にタッチしてスライドしても、上記タッチ入力許可モードが維持される。従って、タッチパネル12からの入力が可能であり、図示の例では、上記スライドに従ってカーソルCの表示位置が変更される。

0040

(入力の処理)
図4および図5は、上記構成のスマートフォン1について、ユーザがタッチパネル12および操作ボタン14を操作した場合の入力処理の流れを示すフローチャートである。
具体的には、図4は、上記タッチ入力許可モードにおける制御部20の処理の流れを示しており、図5は、上記タッチ入力拒否モードにおける制御部20の処理の流れを示している。

0041

図4に示すように、上記タッチ入力許可モードでは、制御部20は、入力部22から入力データを取得するまで待機する(S10)。該入力データを取得すると、入力処理部31は、取得した入力データに基づく処理を実行すると共に(S11)、タッチ入力許否部30は、当該入力データが操作ボタン14からのものであるか否かを判断する(S12)。

0042

上記入力データが操作ボタン14からの入力データではない場合、すなわちタッチパネル12からの入力データである場合には、ステップS10に戻って上記処理を繰り返す。一方、上記入力データが操作ボタン14からの入力データである場合、タッチ入力許否部30は、カーソルCの消去を、表示制御部32を介して表示部23に指示する(S13)。その後、上記タッチ入力拒否モードに遷移する。

0043

図5に示すように、上記タッチ入力拒否モードでは、制御部20は、入力部22から入力データを取得するまで待機する(S20)。該入力データを取得し、取得した入力データが操作ボタン14からのものである場合(S21にてYES)、入力処理部31は、取得した入力データに基づく処理を実行する(S22)。その後、ステップS20に戻って上記処理を繰り返す。

0044

一方、取得した入力データが操作ボタン14からのものではない場合、すなわちタッチパネル12からのものである場合には(S21にてNO)、タッチ入力許否部30は、当該入力データが、タッチアップを示すものであるか否かを判断する(S23)。上記入力データがタッチアップを示すものではない場合、タッチ入力許否部30は、タッチパネル12からの入力データを拒否するので、ステップS22は行わずにステップS20に戻って上記処理を繰り返す。

0045

一方、上記入力データがタッチアップを示すものである場合、タッチ入力許否部30は、タッチアップされた位置に基づくカーソルCの表示を、表示制御部32を介して表示部23に指示する(S24)。その後、上記タッチ入力許可モードに遷移する。

0046

〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について、図6および図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る携帯電話機(入力装置)2の外観を示す斜視図である。図示のように、本実施形態の携帯電話機2は、いわゆるクラムシェル型であり、同図に開いた状態で示されている。図示の携帯電話機2を閉じたときに内側となる部分が、携帯電話機2を開いたときにユーザが主に利用する側であり、この側を本願では前面側とする。

0047

図6に示されるように、携帯電話機2は、本体50と、蓋体51とからなり、本体50と蓋体51とはヒンジ状に連結している。蓋体51の前面側には表示デバイス13が設けられている。

0048

本体50の前面側には、タッチパネル12と、複数の操作ボタン14からなる操作ボタン群52とが設けられている。すなわち、本実施形態では、タッチパネル12上に操作ボタン14が載置されている。さらに、本実施形態では、操作ボタン14に指示体が接触するとタッチパネル12におけるタッチを検知する一方、操作ボタン14から指示体が離間するとタッチパネル12におけるタッチアップを検知するように、タッチパネル12の感度が調整される。

0049

操作ボタン群52は、携帯電話機2における各種設定や機能切替を行うための機能ボタン群53と、数字文字などの記号を入力するための入力ボタン群54とから構成されている。具体的には、機能ボタン群53は、上述の電源ボタンおよび音量調整ボタン、通話を開始させるオフフックボタン、通話を終了させるオンフックボタン、撮影モードを起動させるカメラボタンメールモードを起動させるメールボタン選択対象上下左右方向に移動させるための4つのカーソルキーカーソルボタン)、4つのカーソルキーの中央に配置されており種々の選択を決定する決定ボタンなどを含んでいる。また、入力ボタン群54は、テンキーである。

0050

なお、本実施形態の携帯電話機2における概略構成は、図1に示すスマートフォン1の概略構成と同様であるので、その説明を省略する。また、本実施形態の携帯電話機2における入力の処理は、図4および図5に示すスマートフォン1における入力の処理と同様であるので、その説明を省略する。

0051

ところで、図1図5に示すスマートフォン1の場合、操作ボタン14を押下して上記タッチ入力拒否モードに遷移した後、上記タッチ入力許可モードに戻るには、タッチパネル12に対しタッチダウンしてタッチアップする操作が必要である。

0052

これに対し、本実施形態の携帯電話機2の場合、操作ボタン14を押下すると、上記タッチ入力拒否モードに遷移すると共に、タッチパネル12にタッチダウンすることになる。従って、上記タッチ入力許可モードに戻るには、操作ボタン14から指示体を離間すればよく、タッチパネル12に対しタッチダウンしてタッチアップする操作が不要である。その結果、上記タッチ入力拒否モードから上記タッチ入力許可モードへの遷移をスムーズに行うことができる。

0053

(入力の動作)
図7は、上記構成の携帯電話機2について、ユーザがタッチパネル12および操作ボタン14を操作した場合の入力動作を示す図である。同図において、下段には本体50の断面図が示され、上段には蓋体51における表示デバイス13の画面が示されている。

0054

まず、電源投入後の初期状態では、上記タッチ入力許可モードの状態となっている。図7の(a)は、上記タッチ入力許可モードの場合を示している。この場合、タッチパネル12および操作ボタン14の両方からの入力が可能であり、表示デバイス13にはカーソルCが表示されている。

0055

次に、図7の(b)に示すように、ユーザUの指先が何れかの操作ボタン14を押下すると、タッチパネル12へのタッチを検知すると共に、上記タッチ入力拒否モードに遷移する。この場合、操作ボタン14からの入力は可能であるが、タッチパネル12からの入力は拒否される。従って、検知したタッチに基づく入力処理は行われない。また、表示デバイス13におけるカーソルCの表示が中止される。

0056

次に、図7の(c)に示すように、ユーザUの指先が操作ボタン14の表面をスライドさせても、上記タッチ入力拒否モードが維持される。従って、タッチパネル12へのタッチは検知され続けるが、検知されたタッチに基づく入力処理は行われない。

0057

次に、図7の(d)に示すように、ユーザUの指先が操作ボタン14の表面から離間すると、タッチパネル12からのタッチアップを検知すると共に、上記タッチ入力許可モードに遷移する。このとき、上記タッチアップされた位置に基づきカーソルCが表示される。なお、ユーザUの指先が操作ボタン14の表面に再びタッチしたときに、該タッチされた位置に基づきカーソルCが表示されてもよい。

0058

次に、図7の(e)に示すように、ユーザUの指先が操作ボタン14の表面にタッチしてスライドしても、上記タッチ入力許可モードが維持される。従って、タッチパネル12からの入力が可能であり、図示の例では、上記スライドに従ってカーソルCの表示位置が変更される。

0059

付記事項
本実施形態では、タッチパネル12上に操作ボタン14が載置されているが、弾力性を有するタッチパネル12を用いることにより、操作ボタン14の上にタッチパネル12を載置することもできる。この場合、通常のタッチパネル12と同様に、タッチパネル12に指示体が接触するとタッチを検知する一方、タッチパネル12から指示体が離間するとタッチアップを検知するように、タッチパネル12の感度を調整すればよい。従って、タッチパネル12と操作ボタン14とが重畳されていれば、本実施形態の作用効果を奏することができる。

0060

〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態の携帯電話機2は、図6および図7に示す携帯電話機2に比べて、上記タッチ入力拒否モードにおける制御部20の処理が異なり、その他の構成および処理は同様である。

0061

図8は、本実施形態の上記タッチ入力拒否モードにおける制御部20の処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、上記タッチ入力拒否モードにおいてタッチアップを検知してから所定期間(例えば1秒)が経過した後、上記タッチ入力許可モードに遷移している。なお、この所定期間は、記憶部21に記憶されることが望ましい。

0062

図8に示す処理は、図5に示す処理に比べて、ステップS23・S24の間にステップS30〜S32が追加されている点が異なり、その他の処理は同様である。

0063

図8に示すように、上記入力データがタッチアップを示すものである場合(S23にてYES)、タッチ入力許否部30は、操作ボタン14からの入力データを取得するか(S30)、或いは、所定期間が経過するまで待機する(S31)。

0064

所定期間が経過する前に操作ボタン14からの入力データを取得した場合(S30にてYES)、入力処理部31は、取得した入力データに基づく処理を実行する(S32)。その後、ステップS20に戻って上記処理を繰り返す。すなわち、上記タッチ入力拒否モードが維持されることになる。一方、操作ボタン14からの入力データを取得せずに所定期間が経過した場合(S31にてYES)、カーソルCが表示されて(S24)、上記タッチ入力許可モードに遷移する。

0065

従って、本実施形態では、ユーザUの指先が操作ボタン14の表面から離間した状態が所定期間維持された場合に、上記タッチ入力許可モードに遷移して、図7の(d)に示すように、カーソルCが表示されることになる。また、上記所定期間に操作ボタン14が押下された場合には、上記タッチ入力拒否モードが維持されて、図7の(b)に示す状態に戻ることになる。

0066

これにより、例えば、ユーザUが操作ボタン14からの連続入力を意図しているにもかかわらず、指先が操作ボタン14から離間することにより、タッチパネル12からの入力が開始されてしまい、ユーザUの意図しない入力が行われることを防止することができる。

0067

(付記事項)
なお、本発明は、スマートフォン1および携帯電話機2に限定されるものではなく、PHS(Personal Handyphone System)端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)などの携帯端末に適用することができる。さらに、本発明は、タッチパネル12および操作ボタン14を備える入力部22と、制御部20とを備える任意の入力装置に対し適用することができる。

0068

ソフトウェアによる実現例〕
スマートフォン1および携帯電話機2の制御ブロック(特に制御部20)は、集積回路ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。

0069

後者の場合、スマートフォン1および携帯電話機2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形媒体」、例えば、テープディスクカード半導体メモリプログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体通信ネットワーク放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

0070

〔まとめ〕
本発明の態様1に係る入力装置(スマートフォン1、携帯電話機2)は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置であって、操作ボタン(14)と、タッチパネル(12)と、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否部(30)と、を備えており、該タッチ入力許否部は、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否する構成である。

0071

上記の構成によると、操作ボタンが押下されると、タッチパネルからの入力が拒否される。これにより、ユーザが上記操作ボタンの操作中に上記タッチパネルに指示体がタッチされたとしても、ユーザの意図しない入力が上記タッチパネルから行われることを防止できる。

0072

ところで、ユーザは、上記タッチパネルへのタッチダウンを行うと、上記タッチパネルからのタッチアップを必ず行うことになる。そこで、本発明の態様2に係る入力装置は、上記態様1において、前記タッチ入力許否部は、前記タッチパネルからの入力を拒否している場合に前記タッチパネルにおけるタッチアップを検知すると、前記タッチパネルからの入力を受け付けてもよい。これにより、ユーザは、上記操作ボタンの操作の終了後に、上記タッチパネルに対しタッチダウンおよびタッチアップを行えば、上記タッチパネルからの入力が可能となるので、ユーザの意図する入力を上記タッチパネルから直ちに行うことができる。

0073

なお、上記の場合、ユーザが上記操作ボタンを操作する間に上記タッチパネルに上記指示体を複数回タッチすることにより、ユーザの意図しない入力が上記タッチパネルから行われる虞がある。そこで、本発明の態様3に係る入力装置は、上記態様2において、前記タッチ入力許否部は、前記タッチパネルにおけるタッチアップを検知してから所定期間が経過した後に、前記タッチパネルからの入力を受け付けてもよい。この場合、ユーザが上記操作ボタンを連続して操作する間に上記タッチパネルに上記指示体が複数回タッチされたとしても、ユーザの意図しない入力が上記タッチパネルから行われることを防止できる。

0074

本発明の態様4に係る入力装置は、上記態様1から3において、前記操作ボタンは、前記タッチパネルに重畳されていてもよい。この場合、上記操作ボタンが押し下げられると、上記タッチパネルにタッチしたことを検知することになるが、上記タッチパネルからの入力が拒否されているので、上記態様1と同様の効果を奏することができる。

0075

さらに、上記操作ボタンまたは上記タッチパネルに指示体が接触すると上記タッチパネルにタッチしたことを検知し、上記操作ボタンまたは上記タッチパネルから上記指示体が離間すると上記タッチパネルからタッチアップしたことを検知するように設定してもよい。この場合、ユーザが上記操作ボタンの操作を終了して上記操作ボタンまたは上記タッチパネルから上記指示体を離間させると、上記タッチパネルからの入力が受け付け可能となるので、ユーザは上記タッチパネルの操作にスムーズに切り替えることができる。

0076

本発明の態様5に係る入力装置は、上記態様1から3において、前記タッチパネルからの入力に基づくカーソルを表示するように外部の表示装置(表示部23)を制御する表示制御部(32)をさらに備えており、該表示制御部は、前記タッチ入力許否部が前記タッチパネルからの入力を拒否する場合、前記カーソルの表示を中止するように前記表示装置を制御してもよい。この場合、ユーザは、カーソルが表示装置に表示されていないことにより、タッチパネルからの入力が拒否されていることを認識することができる。

0077

本発明の態様6に係る入力装置の制御方法は、ユーザから操作ボタンおよびタッチパネルを介しての入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、前記タッチパネルからの入力を受け付けるか否かを判断するタッチ入力許否ステップを含んでおり、該タッチ入力許否ステップは、前記操作ボタンが押下されたことを検知すると、前記タッチパネルからの入力を拒否する方法である。

0078

上記の方法によると、上記態様1と同様の効果を奏することができる。

0079

本発明の各態様に係る入力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記入力装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記入力装置をコンピュータにて実現させる入力装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。

0080

本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。

0081

本発明は、操作ボタンが押下されると、タッチパネルからの入力が拒否されることにより、ユーザが上記操作ボタンの操作中に上記タッチパネルに指示体がタッチされたとしても、ユーザの意図しない入力が上記タッチパネルから行われることを防止できるので、上記タッチパネルおよび上記操作ボタンを備える任意の入力装置に適用することができる。

0082

1スマートフォン(入力装置)
2携帯電話機(入力装置)
11筐体
12タッチパネル
13表示デバイス
14 操作ボタン
20 制御部
21 記憶部
22 入力部
23 表示部(表示装置)
30タッチ入力許否部
31入力処理部
32表示制御部
50 本体
51蓋体
52操作ボタン群
53機能ボタン群
54 入力ボタン群

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