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技術 記入システム及び記入方法

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 伊藤祐吾
出願日 2015年1月5日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2015-000233
公開日 2016年7月11日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-126558
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス 表示装置の制御、回路
主要キーワード 圧力感知センサ 無線ルーター 相対座標位置 筆記圧力 記入状況 記入時刻 視線センサ 非表示指示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (19)

課題

記入用紙に未記入欄があることを示す表示が見逃されないようにすることが可能な記入ステムを提供する。

解決手段

複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入システムであって、現在記入中の記入欄を検出する検出部(S302)と、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定部(S308)と、未記入の記入欄が残存する場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し(S313)、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御部(S317)と、を備える。

概要

背景

近年、記入用紙への記入に際し、ユーザーに対して記入欄への記入に関する情報を提供
することが可能な記入システムが利用されるようになってきている。
例えば、特許文献1には、電子ペンで記入した記入用紙に未記入の記入欄がある場合に、
記入データ受け付け受付端末表示装置に記入用紙の未記入欄を強調表示する技術が
開示されている。

これにより、ユーザーは、記入用紙の記入欄への記入漏れがあった場合に、記入漏れが
あった未記入欄を視認することができ、記入漏れが生じないようにすることができる。

概要

記入用紙に未記入欄があることを示す表示が見逃されないようにすることが可能な記入システムを提供する。複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入システムであって、現在記入中の記入欄を検出する検出部(S302)と、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定部(S308)と、未記入の記入欄が残存する場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し(S313)、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御部(S317)と、を備える。

目的

本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、記入用紙に未記入欄があることを示す表示が見逃されないようにすることが可能な記入システム及び記入方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入システムであって、現在記入中の記入欄を検出する検出手段と、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする記入システム。

請求項2

前記注目領域は、検出した前記記入欄の前記表示パネルにおける表示領域であることを特徴とする請求項1記載の記入システム。

請求項3

現在記入中の記入欄を検出した場合に、前記表示パネルにおいてユーザーの視線が向いている領域を検出する視線検出手段を備え、前記注目領域は、前記視線検出手段が検出した領域であることを特徴とする請求項1記載の記入システム。

請求項4

前記複数の記入欄は順序付けされており、前記判定手段による未記入の記入欄の残存の有無の判定対象となる未記入欄は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入欄であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の記入システム。

請求項5

前記警告画像は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入欄の内、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入欄を示す画像であることを特徴とする請求項4に記載の記入システム。

請求項6

前記判定手段は、未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、さらに未記入の記入欄の総数閾値以下か否かを判定し、前記表示制御手段は、未記入の記入欄の総数が閾値以下の場合には、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入欄を示す警告画像の代わりに検出した前記記入欄より順番が上位の全ての未記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることを特徴とする請求項5記載の記入システム。

請求項7

前記判定手段は、未記入の記入欄が残存しないと判定した場合に、さらに検出した前記記入欄より順番が下位の記入欄の内、未記入の記入欄が存在するか否かを判定し、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄が存在し、かつ、検出した前記記入欄より順番が下位の記入欄が全て未記入でない場合に、前記表示制御手段は、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄の内、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入の記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることを特徴とする請求項5に記載の記入システム。

請求項8

前記表示制御手段は、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄が存在し、存在する未記入の記入欄が1つである場合には、当該未記入の記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることを特徴とする請求項7に記載の記入システム。

請求項9

前記警告画像は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入の記入欄の総数を示す画像であることを特徴とする請求項4に記載の記入システム。

請求項10

複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入方法であって、現在記入中の記入欄を検出する検出ステップと、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップが未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴とする記入方法。

技術分野

0001

本発明は、記入用紙記入欄への記入支援する技術に関し、特に記入欄への記入漏れを防ぐ技術に関する。

背景技術

0002

近年、記入用紙への記入に際し、ユーザーに対して記入欄への記入に関する情報を提供
することが可能な記入システムが利用されるようになってきている。
例えば、特許文献1には、電子ペンで記入した記入用紙に未記入の記入欄がある場合に、
記入データ受け付け受付端末表示装置に記入用紙の未記入欄を強調表示する技術が
開示されている。

0003

これにより、ユーザーは、記入用紙の記入欄への記入漏れがあった場合に、記入漏れが
あった未記入欄を視認することができ、記入漏れが生じないようにすることができる。

先行技術

0004

特開2004−127197号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記の記入システムでは、記入用紙の未記入欄内において未記入があることが強調表示されるので、例えば、ユーザーが記入済みの欄を注視しているような場合には、未記入欄が強調表示されてもそのことに気づかず、見逃してしまう場合が生じ得る。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、記入用紙に未記入欄があることを示す表示が見逃されないようにすることが可能な記入システム及び記入方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る記入システムは、複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入システムであって、現在記入中の記入欄を検出する検出手段と、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御手段と、を備える
ここで、前記注目領域は、検出した前記記入欄の前記表示パネルにおける表示領域であることとすることができる。又、現在記入中の記入欄を検出した場合に、前記表示パネルにおいてユーザーの視線が向いている領域を検出する視線検出手段を備え、前記注目領域は、前記視線検出手段が検出した領域であることとすることができる。

0007

又、前記複数の記入欄は順序付けされており、前記判定手段による未記入の記入欄の残存の有無の判定対象となる未記入欄は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入欄である
こととすることができる。
さらに、前記警告画像は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入欄の内、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入欄を示す画像であることとすることができる。
又、前記判定手段は、未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、さらに未記入の記入欄の総数閾値以下か否かを判定し、前記表示制御手段は、未記入の記入欄の総数が閾値以下の場合には、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入欄を示す警告画像の代わりに検出した前記記入欄より順番が上位の全ての未記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることとすることができる。

0008

又、前記判定手段は、未記入の記入欄が残存しないと判定した場合に、さらに検出した前記記入欄より順番が下位の記入欄の内、未記入の記入欄が存在するか否かを判定し、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄が存在し、かつ、検出した前記記入欄より順番が下位の記入欄が全て未記入でない場合に、前記表示制御手段は、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄の内、検出した前記記入欄の順番に最も近い順番の未記入の記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることとすることができる。

0009

さらに、前記表示制御手段は、検出した前記記入欄より順番が下位の未記入の記入欄が存在し、存在する未記入の記入欄が1つである場合には、当該未記入の記入欄を示す警告画像を前記注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させることとすることができる。又、前記警告画像は、検出した前記記入欄より順番が上位の未記入の記入欄の総数を示す画像であることとすることができる。

0010

又、本発明の一形態に係る記入方法は、複数の記入欄から構成される記入用紙を、表示パネルを通してユーザーに見せながら各記入欄に記入させる記入方法であって、現在記入中の記入欄を検出する検出ステップと、現在記入中の記入欄を検出した場合に、未記入の記入欄が残存するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップが未記入の記入欄が残存すると判定した場合に、前記表示パネルを通したユーザーの視界内において、検出した前記記入欄への記入中にユーザーが注目している注目領域を特定し、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が残存する旨を示す警告画像を前記表示パネルに表示させる表示制御ステップと、を含むこととすることができる。

発明の効果

0011

上記構成を備えることにより、記入用紙の記入欄への記入中において未記入の記入欄の残存の有無が判定され、未記入の記入欄が残存する場合に、表示パネルを通したユーザーの視界内において、上記記入中にユーザーが注目している注目領域が特定され、特定した注目領域の少なくとも一部に重畳するように未記入の記入欄が有る旨を示す警告画像が表示されるので、ユーザーは警告画像の表示に容易に気づくことができ、記入中において未記入欄があることを示す表示を見逃さないようにすることができる。

図面の簡単な説明

0012

記入システムの概略図である。
表示端末10の構成を示す機能ブロック図である。
表示端末10が行う記入用紙記入支援処理の動作を示すフローチャートである。
図3の記入処理支援処理による動作の具体例を示すテーブルである。
記入用紙の記入欄のレイアウトを示す図である
図4時刻T5の時点において、表示パネル110に表示される警告画像を示す。
変形例の記入システムの概略図である。
表示端末10Aの構成を示す機能ブロック図である。
表示端末10Aが行う記入用紙記入支援処理の動作の変形例を示すフローチャートである。
表示端末10Aに表示される警告画像の表示例を示す。
別の変形例の記入システムの概略図である。
図11の記入システムの構成を示す機能ブロック図である。
PC20が行う記入用紙記入支援処理の動作を示す図である。
HMD30が行う警告画像表示処理の動作を示すフローチャートである。
図3の記入用紙記入支援処理の動作の変形例を示すフローチャートである。
図3の記入用紙記入支援処理の動作の別の変形例を示すフローチャートである。
図16の記入処理支援処理による動作の具体例を示すテーブルである。
図16の記入処理支援処理による動作の別の具体例を示すテーブルである。

実施例

0013

(実施の形態)
[1]記入システムの構成
図1(a)は、本実施の形態に係る記入システムの概略図である。記入システム1は、記入用紙Sを載置する載置台2と、撮影部109と表示パネル110とを備える平板状の表示端末10と、載置台2に固定されて載置台2の載置面と表示端末10の主面とが略平行となるように表示端末10を支持する支持部材3とから構成される。

0014

撮影部109は、載置台2の載置面に載置された記入用紙Sを撮影可能なように載置面と対向する側の表示端末10の主面(表示パネル109が配置される主面と反対側の表示端末10の主面)(図1(b)参照)に配置され、撮影画像が歪まないように撮影部109の撮影レンズ光軸は、載置面と略垂直に交差するように構成されている。
図2は、表示端末10の構成を示す機能ブロック図である。表示端末10は、所謂コンピューターであって、CPU100、無線通信部101、ROM102、RAM103、記入位置検出部104、記入状況管理部105、警告画像作成部106、表示制御部107、記入用紙情報記憶部108、撮影部109、表示パネル110等から構成される。

0015

無線通信部101は、不図示の無線ルーターと無線通信し、無線ルーターを介してLAN(Local Area Network)等のネットワークに接続する。ROM102には、表示端末10全体を制御するためのプログラム、後述する記入用紙記入支援処理を実行するプログラム等が記憶されている。RAM103は、CPU100のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。

0016

記入位置検出部104は、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、順序付けられた複数の記入欄から構成される記入用紙において、現在記入されている記入欄(以下、「記入中記入欄」という)を検出する。
具体的には、以下のようにして当該記入中記入欄を検出する。
記入位置検出部104は、撮影部109により撮影された記入用紙の画像データから、記入に用いられるペンペン先の位置を検出し、当該検出位置が記入欄内にあるか否かを、記入用紙情報記憶部108に記憶されている当該記入用紙の各番号の記入欄の表示領域の座標範囲を示す座標情報を参照して判定する。ペン先の位置の検出は、例えば、記入用紙への記入に用いるペンのペン先部分の撮影画像の画像データを予め記入用紙情報記憶部108に記憶しておき、撮影部109により撮影された画像の画像データを解析して、記憶されている画像データと特徴部が一致する領域を撮影された画像領域から抽出することにより、行うことができる。

0017

そして、当該検出位置が何れかの記入欄内にある場合に、記入位置検出部104は、当該記入欄において現在記入がされているか否かを、連続して撮影される記入用紙の画像データの画素数の差分をとることにより判定し、当該記入欄において画素数が変化している場合に当該記入欄において現在記入がされていると判定する。
ここでは、記入用紙に座標位置基準点となるマークが予め印刷されており、記入用紙は、当該マークが撮影可能な位置に載置されるものとする。当該マークは、例えば、図1(a)に示す記入用紙の符号Aで示す位置に印刷されているものとする。記入用紙の各記入欄の位置は、当該基準点に対する相対座標位置として表されるものとし、上記の検出位置は、当該基準点に対する相対座標位置として検出されるものとする。

0018

記入状況管理部105は、後述する記入用紙記入支援処理開始後、記入位置検出部104が現在記入されている記入欄の位置を検出する毎に、記入用紙情報記憶部108に記憶されている座標情報を参照して当該記入欄の番号を特定して記入状況テーブルにおいて、当該番号の記入状況フラグを「記入済み」に設定する。
ここで、「記入状況テーブル」とは、記入用紙の記入欄の番号と記入状況フラグとの対応関係を示すテーブルのこといい、記入用紙情報記憶部108に記憶されている。又、「記入状況フラグ」とは、記入欄が「未記入」であるか「記入済み」であるかを示すフラグのことをいう。

0019

記入状況管理部105は、さらに記入状況テーブルの各記入欄の記入状況フラグを参照して記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄があるか否かを判定する。
警告画像作成部106は、記入用紙情報記憶部108に記憶されている警告画像の元画像データを読み出して、当該元画像データに基づいて表示パネル110に表示するための警告画像(記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄(記入漏れ)があることを示す警告画像)を作成する。ここでは、図6に示すように、「前の記入欄に記入漏れがあります」というメッセージを示す警告画像が作成されるものとする。なお、同図においては、説明の便宜上、ペンを持つユーザーの手の画像の表示は省略されている。

0020

表示制御部107は、撮影部109により撮影された記入用紙の画像を表示パネル110に表示させるとともに、記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄がある場合に、当該上位の記入欄に未記入欄があることを示す警告画像を表示パネル110に表示すべき領域を、表示パネル110を通したユーザーの視界内において、記入中記入欄への記入中にユーザーが現在注目している注目領域に基づいて決定し、警告画像作成部106により作成された警告画像を決定した領域に表示させる。

0021

具体的には、表示制御部107は、記入中記入欄の表示領域を、上記の注目領域と特定し、当該注目領域の少なくとも一部に重畳させることが可能な領域を、警告画像を表示すべき領域として決定し、決定した領域に警告画像を当該注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示パネル110に表示させる。
例えば、表示制御部107は、図6に示すように、記入中記入欄(記入欄番号6の記入欄)の左端から所定サイズの矩形型の吹き出し形状の警告画像の左端までの距離、及び当該記入中記入欄の右端から当該警告画像の右端までの距離がそれぞれ、等距離(例えば、当該記入欄の水平方向の幅の1/4の距離)で、記入中記入欄の上の罫線から当該警告画像の下端(吹き出し部分の先端)までの垂直方向の距離が所定の距離(例えば、現在記入されている記入欄の上下の罫線間の距離の1/6の距離)となる領域を、警告画像を表示すべき領域として決定し、決定した領域に警告画像を注目領域(記入欄番号6の表示領域)の一部に重畳するように表示させることができる。

0022

記入用紙情報記憶部108は、記入用紙の各記入欄の位置の座標範囲を示す座標情報、記入状況テーブル、警告画像の元画像データ、ペン先部分の画像データ等を記憶している。
撮影部109は、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、載置台2の載置面に載置された記入用紙を撮影し、例えば毎秒30〜50の記入用紙のフレーム画像を取得する。表示パネル110は、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、撮影部109により撮影された記入用紙の画像を表示し、記入状況管理部105により記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄があると判定された場合に、表示制御部107が決定した領域に警告画像を表示する。

0023

[2]記入用紙記入支援処理
図3は、表示端末10が行う記入用紙記入支援処理の動作を示すフローチャートである。表示端末10は、警告画像の表示状態を示す表示フラグを、警告画像が非表示であることを示すオフに、記入状況テーブルの各記入欄番号の記入状況フラグを「未記入」にそれぞれ設定し(ステップS301)、記入用紙の記入欄への記入の発生を監視し、記入欄への記入を検出すると(ステップ302:YES)、記入を検出した記入欄番号(X)を記入中記入欄の記入欄番号として特定し(ステップS303)、記入状況テーブルにおいて、Xに対応する記入状況フラグを「記入済み」に設定する(ステップS304)。

0024

次に、表示端末10は、Xが1でなければ(ステップS305:NO)、変数YをXに設定した後(ステップS306)、変数Yの値を1デクリメントし(ステップS307)、記入状況テーブルにおいて、記入欄番号Yに対応する記入状況フラグを参照して記入欄番号Yの記入欄が未記入であるか否かを判定する(ステップS308)。
そして、記入欄番号Yの記入欄が未記入でない(記入済みである)場合に(ステップS308:NO)、表示端末10は、Yが1か否かを判定する(ステップS309)。

0025

Yが1でない場合には(ステップS309:NO)、表示端末10は、ステップS307の処理に移行し、Yが1であれば(ステップS309:YES)、表示フラグがオンか否かを判定する(ステップS310)。
表示フラグがオンの場合に(ステップS310:YES)、表示パネル110に表示中の警告画像を非表示にして表示フラグをオフに設定し(ステップS311)、記入状況テーブルを参照して全ての記入欄が記入済みであるか否かを判定する(ステップS312)。

0026

表示フラグがオンでない(オフ)の場合(ステップS310:NO)、表示端末10は、ステップS312の処理に移行する。
又、ステップS308において、記入欄番号Yの記入欄が未記入である場合(ステップS308:YES)、表示端末10は、記入を検出した記入中記入欄の表示領域を注目領域と特定し、注目領域に基づいて表示パネル110において警告画像を表示すべき領域を決定し(ステップS313)、表示フラグがオンでない(オフ)の場合には(ステップS314:NO)、表示フラグをオンに設定し(ステップS315)、警告画像を作成して決定した領域に作成した警告画像を注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させる(ステップS317)。

0027

ステップS314において、表示フラグがオンである場合には(ステップS314:YES)、表示端末10は、表示パネル110に表示中の警告画像を非表示にし(ステップS316)、ステップ317の処理に移行する。又、ステップS305において、Xが1の場合には(ステップS305:YES)、表示端末10は、ステップ310の処理に移行する。

0028

図4は、上記の記入処理支援処理による動作の具体例を示すテーブルである。同図の具体例は、記入用紙の記入欄が1番から10番まで順序付けられ、各記入欄が図5に示すようなレイアウトで配置された場合の動作例を示す。図4のT1〜T10は、記入欄への記入時刻を示し、数字昇順に時間が経過していることを示す。同図の丸印は、対応する記入欄が記入済みであることを示し、×印は、対応する記入欄が未記入であることを示す。

0029

例えば、時刻T1では、記入欄番号が1番の記入欄が「記入済み」で、それ以外の記入欄が「未記入」であることを示し、時刻T5では、記入欄番号が1番〜4番と6番の記入欄が「記入済み」で、それ以外の記入欄が「未記入」であることを示す。
同図の具体例においては、記入欄番号が、1番、2番、3番、4番、6番、5番、7番、9番、8番、10番の順に記入欄への記入がされたことを示している。

0030

又、同図のテーブルの最下欄は、対応する時刻における警告画像の表示の有無を示す欄であり、「有」は警告画像が表示されることを、「無」は、警告画像が表示されないことを示す。
時刻T1の時点においては、図3の記入処理支援処理において記入欄番号が1番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=1となり(ステップS305:YES)、警告画像は表示されない(ステップS310:NO、ステップS312:NO)。

0031

時刻T2の時点においては、図3の記入処理支援処理において記入欄番号が2番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=2となり(ステップS305:NO)、記入中記入欄番号2より上位の記入欄番号1は、未記入でないので警告画像は表示されない(ステップS308:NO、ステップS309:YES、ステップS310:NO、ステップS312:NO)。

0032

時刻T3、T4の各時点においても、時刻T2の時点と同様に記入中記入欄番号(時刻T3では、記入欄番号3、時刻T4では、記入欄番号4)より上位の記入欄番号(時刻T3では、記入欄番号1、2、時刻T4では、記入欄番号1〜3)は、未記入でないので警告画像は表示されない。
時刻T5の時点においては、図3の記入処理支援処理において記入欄番号が6番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=6となり(ステップS305:NO)、記入中記入欄番号6より上位の記入欄番号5が未記入であるので(ステップS308:YES)、ステップ313において決定した領域に警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:NO、ステップS315、ステップS317)。

0033

時刻T6においては、図3の記入処理支援処理において、未記入であった記入欄番号が5番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=5となり(ステップS305:NO)、記入中記入欄番号5より上位の記入欄番号1〜4に未記入欄がなくなる(ステップS308:NO)。又、時刻T5の時点において警告画像が表示されているので(ステップS310:YES)、表示中の警告画像は非表示にされる(ステップS311、ステップS312)。

0034

時刻T7においては、時刻T2の時点と同様に記入中記入欄番号7より上位の記入欄番号(記入欄番号1〜6)は、未記入でないので警告画像は表示されない。
時刻T8の時点においては、時刻T5の時点と同様に、記入中記入欄番号9より上位の記入欄番号8が未記入であるので(ステップS308:YES)、ステップ313において決定した領域に警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:NO、ステップS315、ステップS317)。

0035

時刻T9においては、時刻T6の時点の場合と同様に、未記入であった記入欄番号8の記入欄への記入がなされ、記入中記入欄番号8より上位の記入欄番号1〜7に未記入欄がなくなるので、時刻T8の時点において表示された警告画像が非表示にされる。
時刻T10においては、全ての記入欄番号の記入欄が記入済みになるので(ステップS312:YES)、記入処理支援処理が終了する。

0036

図6は、時刻T5の時点において、表示パネル110に表示される警告画像G1を示す。同図に示すように、時刻T5の時点において警告画像G1は、注目領域(記入中記入欄(記入欄番号6の記入欄)の表示領域)の上端部(一部)に重畳するように表示されている。図示していないが、時刻T8の時点においても時刻T5の時点の場合と同様に、警告画像が注目領域(記入中記入欄(記入欄番号9の記入欄)の表示領域)の上端部(一部)に重畳するように表示される。

0037

このように、本実施の形態に係る記入システムでは、記入用紙への記入中において、記入中記入欄よりも順番が上位の記入欄が未記入であった場合に、未記入欄があることを示す警告画像が、表示パネル110を通したユーザーの視界内において、ユーザーが注目している注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示されるので、ユーザーは警告画像に容易に気づくことができ、記入中において未記入欄があることを示す表示を見逃さないようにすることができる。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。

0038

(1)上記の実施の形態では、記入用紙記入支援処理において、記入中記入欄の表示領域を注目領域と特定することとしたが、表示パネル110において記入中のユーザーの視線が向いている領域を、視線センサーを用いて検出して当該領域を注目領域と特定することとしてもよい。
図7は、本変形例に係る記入システムの概略図である。同図に示すように、本変形例に係る記入システム1Aは、表示端末10Aが視線センサー111を備える点において上記の実施の形態に係る記入システム1と相違する。図8は、表示端末10Aの構成を示す機能ブロック図である。

0039

下図7、図8を参照して本変形例に係る記入システム1Aと上記の実施の形態に係る記入システム1との相違点について説明し、両者に共通する構成要素については、同一の番号及び符号を付与して説明を省略する。
視線センサー111は、プルキニエ像を取得するためにユーザーの眼に向けて赤外光照射する発光素子と、ユーザーの眼を含む領域を撮影するイメージセンサーとから構成され、プルキニエ像を用いる角膜反射法によりユーザーの視線方向を測定し、測定結果注視領域算出部1001に出力する。

0040

注視領域算出部1001は、視線センサー111から入力された測定結果に基づいて、表示パネル110においてユーザーの視線が向いている領域を算出して求める。
図9は、表示端末10Aが行う記入用紙記入支援処理の動作の変形例を示すフローチャートである。上記の実施形態の図3の記入用紙記入支援処理と同一の処理内容については、同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下相違点について説明する。

0041

表示端末10Aは、ステップS308において記入欄番号Yの記入欄が未記入である場合に(ステップS308:YES)、視線センサー111の現在の測定結果に基づいて表示パネル110においてユーザーの視線が向いている領域を算出し、算出した領域を注目領域と特定し、注目領域に基づいて表示パネル110において警告画像を表示すべき領域を決定する(ステップS901)。具体的には、表示端末10Aは、算出した領域全体に重畳させることが可能な領域を、警告画像を表示すべき領域として決定する。そして、ステップS902において、決定した領域に警告画像を注目領域全体(算出した領域全体)に重畳するように表示させる。

0042

例えば、表示端末10Aは、図10に示すように、算出した領域(点線の丸で示す領域)全体に所定サイズの矩形型の吹き出し形状の警告画像G2が右上端部において重畳する領域を、警告画像を表示すべき領域として決定することができる。なお、同図においては、図6の場合と同様に、ペンを持つユーザーの手の画像の表示は省略されている。
このように、本変形例に係る記入システムでは、記入用紙への記入中において、記入中記入欄よりも順番が上位の記入欄が未記入であった場合に、未記入欄があることを示す警告画像が、表示パネルにおいてユーザーの視線が向いている領域全体に重畳するように表示されるので、ユーザーは警告画像に容易に気づくことができ、記入中において未記入欄があることを見逃さないようにすることができる。

0043

(2)記入システムの構成は、上記の実施の形態及び変形例(1)の構成に限定されず、図11に示すように、記入システムを載置台2、PC(Personal Computer)20、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)30、PC20と接続された板状の圧力感知センサー40から構成することとしてもよい。本変形例の記入システム1Bにおいては、記入用紙Sを、載置台2上に配置された圧力感知センサー40上の所定の位置に固定部材T(例えば、ドラフティングテープ)で固定した状態でユーザーがペンを記入用紙Sに接触させた接触位置の座標を圧力感知センサー40により検出して記入用紙Sへの記入位置を検出する。そして、PC20は、検出結果に基づいて、記入中記入欄番号を特定し、ヘッドマウントディスプレイ30に送信する。

0044

図12は、本変形例の記入システム1Bの構成を示す機能ブロック図である。以下、図12を参照して記入システム1Bの機能構成について説明する。PC20は、CPU200、通信インターフェース(I/F)部201、ROM202、RAM203、記入欄特定部204、、警告画像表示調整部205、記入用紙情報記憶部206、入力操作部207、表示部208等から構成される。

0045

通信I/F部201は、LANカードLANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。ROM202には、圧力感知センサー40を制御するためのプログラム、後述する記入用紙記入支援処理を実行するプログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU200のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
記入欄特定部204は、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、圧力感知センサー40の検出結果に基づいて順序付けられた複数の記入欄から構成される記入用紙における記入中記入欄の記入欄番号を特定する。

0046

具体的には、記入欄特定部204は、圧力感知センサー40よりペンの筆記圧力が検出された位置の位置座標を取得する毎に、記入用紙情報記憶部206に記憶されている当該記入用紙の各記入欄番号の記入欄の位置座標の座標範囲(以下、「位置座標範囲」という。)を示す記入欄位置情報を参照して、取得した位置座標が記入用紙の何れかの記入欄の位置座標範囲内に入る場合に、記入欄への記入があったことを検出し、記入を検出した記入欄の記入欄番号を、記入中記入欄の記入欄番号として特定する。

0047

さらに、記入欄特定部204は、記入中記入欄の記入欄番号を特定する毎に、記入用紙情報記憶部206に記憶されている記入状況テーブルにおいて、当該記入欄番号の記入状況フラグを「記入済み」に設定する。
警告画像表示調整部205は、記入欄特定部204が記入中記入欄の記入欄番号を特定する毎に、記入状況テーブルを参照して、記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄があるか否かを判定し、未記入の記入欄がある場合に、特定した記入欄番号と警告画像の表示指示を、通信I/F部201を介してHMD30に送信する。又、後述する記入用紙記入支援処理の説明において詳述するように、警告画像表示調整部205は、表示フラグの設定状態に応じて警告画像の非表示指示を通信I/F部201を介してHMD30に送信する。

0048

記入用紙情報記憶部206は、記入欄位置情報、記入状況テーブル等を記憶している。
入力操作部207は、キーボードマウス等の入力デバイス等から構成され、入力デバイスを通してユーザーからの操作指示を受け付ける。例えば、後述する記入用紙記入支援処理を実行するプログラムの開始指示を受け付ける。
表示部208は、液晶ディスプレイ等から構成され、プログラムの開始指示や終了指示を受け付けるための画面等を表示する。

0049

HMD30は、ユーザーの頭部に装着される眼鏡型の端末であり、眼鏡部分に表示パネル(眼鏡型表示パネル308)を備える。HMD30は、CPU300、無線通信部301、ROM302、RAM303、記憶部304、警告画像作成部305、表示制御部306、撮影部307、眼鏡型表示パネル308、入力操作部309等から構成される。
無線通信部301は、不図示の無線ルーターと無線通信し、無線ルーターを介してLANに接続し、PC20と通信する。ROM302には、HMD30全体を制御するためのプログラム、後述する記入用紙記入支援処理の実行時に起動される警告画像表示処理を実行するプログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU300のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。

0050

記憶部304は、記入用紙の各記入欄に付加された記入欄照合用のマークと記入欄番号との対応関係を示す記入欄特定テーブル、警告画像の元画像データ等を記憶している。本変形例の記入システム1Bに用いられる記入用紙Sの各記入欄には、撮像画像から各記入欄の表示領域を特定するためのマーク(例えば、記入欄毎に形状、色、模様等が互いに異なるマーク)が所定の位置(例えば、矩形状の記入欄の左上、右上、左下、右下の各端部の位置)に予め付加されている。

0051

警告画像作成部305は、記憶部304に記憶されている警告画像の元画像データを読み出して、当該元画像データに基づいて眼鏡型表示パネル308に表示するための警告画像を作成する。
表示制御部306は、撮影部307により撮影された記入用紙の画像を眼鏡型表示パネル308に表示させる。又、表示制御部306は、PC20から記入中記入欄の記入欄番号と警告画像の表示指示を受信すると、記入欄特定テーブルを参照して当該記入欄番号に対応する記入欄照合用マークを特定し、さらに、当該時点において撮影部307により撮影された記入用紙の画像の画像データを解析して、特定した記入欄照合用マークと一致するマークの位置を特定することにより、眼鏡型表示パネル308に表示されている撮影画像における記入中記入欄の表示領域を特定する。

0052

そして、表示制御部306は、上記の実施の形態の場合と同様にして特定した記入中記入欄の表示領域を、眼鏡型表示パネル308を通したユーザーの視界内において、ユーザーが現在注目している注目領域と特定し、当該注目領域の少なくとも一部に重畳させることが可能な領域を、警告画像を表示すべき領域として決定し、決定した領域に警告画像を当該注目領域の少なくとも一部に重畳するように眼鏡型表示パネル308に表示させる。

0053

又、表示制御部306は、PC20から警告画像非表示指示を受信した場合に、表示中の警告画像を非表示にさせる。
撮影部307は、HMD30の装着者が見ている光景を撮影する。ここでは、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、圧力感知センサー40上に載置されている記入用紙Sを撮影し、例えば毎秒30の記入用紙Sのフレーム画像を取得する。眼鏡型表示パネル308は、後述する記入用紙記入支援処理を実行している間、撮影部307により撮影された記入用紙Sの画像を表示し、PC20から警告画像の表示指示が受信されると、記入用紙Sの画像に警告画像を重畳表示する。入力操作部309は、ユーザーからの操作指示を受け付ける。例えば、例えば、後述する警告画像表示処理を実行するプログラムの開始指示を受け付ける。

0054

図13は、PC20が行う記入用紙記入支援処理の動作を示す図である。図3の上記の実施の形態の記入用紙記入支援処理の動作と同一の処理内容については、同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
PC20は、ステップS310において、表示フラグがオンの場合に(ステップS310:YES)、警告画像の非表示指示をHMD30に送信して表示フラグをオフに設定する(ステップS1301)。

0055

又、PC20は、ステップS314において、表示フラグがオンの場合に(ステップS314:YES)、警告画像の非表示指示をHMD30に送信し(ステップS1302)、ステップS303において特定した記入欄番号と警告画像の表示指示をHMD30に送信する(ステップS1303)。
又、PC20は、ステップS312において、全ての記入欄が記入済みである場合に(ステップS312:YES)、処理終了指示をHMD30に送信する(ステップS1304)。

0056

図14は、HMD30が行う警告画像表示処理の動作を示すフローチャートである。HMD30は、PC20から記入中記入欄の記入欄番号と警告画像の表示指示を受信すると(ステップS1401:YES)、眼鏡型表示パネル308に表示されている撮影画像における記入中記入欄の表示領域を特定する(ステップS1402)。
次にHMD30は、特定した表示領域を注目領域と特定し、注目領域に基づいて眼鏡型表示パネル308において警告画像を表示すべき領域を決定し(ステップS1403)、警告画像を作成し、決定した領域に作成した警告画像を注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させる(ステップS1404)。

0057

そして、HMD30は、PC20から警告画像非表示指示を受信すると(ステップS1405:YES)、表示中の警告画像を非表示にし(ステップS1406)、PC20から処理終了指示を受信したか否かを判定する(ステップS1407)。
処理終了指示を受信していない場合には(ステップS1407:NO)、HMD30は、ステップS1401の処理に移行し、処理終了指示を受信した場合には(ステップS1407:YES)、警告画像表示処理を終了する。

0058

(3)又、変形例(2)の記入システムの構成において、圧力感知センサーの代わりに公知技術である電子ペンを用いてユーザーの記入用紙への記入位置を検出することとしてもよい。
具体的には、記入用紙として特許文献(特開2013−145586)の図3図4に示されるドットパターンを印刷した記入用紙を用い、当該特許文献の図5及び段落0036〜0045に記載されている構成の電子ペンにより印刷されたドットパターンを撮影し、撮影したドットパターンの画像データから記入用紙への記入位置の座標データを演算して取得し、当該座標データを電子ペンに内蔵されている通信ユニットを介してPC20に送信して変形例(2)と同様の動作を行うこととしてもよい。

0059

又、PC20を用いず、通信ユニットから直接HMD30に座標データを送信する処理を行うこととし、HMD30で変形例(2)の記入用紙記入支援処理と同様の動作を実行するように記入システムを構成することとしてもよい。
(4)又、変形例(2)、(3)の記入システムにおいてHMD30が視線センサーを備える構成とし、変形例(1)の場合と同様に眼鏡型表示パネル306において記入中のユーザーの視線が向いている領域を、視線センサーを用いて検出して当該領域を注目領域と特定することとしてもよい。具体的には、図14のステップS1403の処理の代わりに図9のステップS901、ステップS902と同様の処理を行うこととしてもよい。本変形例の場合には、眼鏡型表示パネル306を透光型の表示パネルとし、HMD30において撮影部307の構成を省いた構成としてしてもよい。

0060

(5)上記の実施の形態の記入用紙記入支援処理の動作を、図15に示すように変形して警告画像の表示形態を変更することとしてもよい。同図において、上記の実施形態の図3の記入用紙記入支援処理と同一の処理内容については、同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下相違点について説明する。表示端末10は、ステップS315又はステップS316の処理を実行した後に、記入状況テーブルを参照してXより記入欄番号(順番)が上位の未記入欄の総数(N)をカウントし(ステップS1501)、Nが閾値以下か否かを判定する(ステップS1502)。

0061

Nが閾値以下でない場合には(ステップS1502:NO)、ステップS313の処理において決定した領域に、記入欄番号Y(Xより順番が上位でXに順番が最も近い未記入の記入欄番号)の記入欄が未記入(記入漏れ)であることを示す警告画像(例えば、Yが5である場合、記入欄5)が記入漏れです。」というメッセージを示す警告画像)を、警告画像の元画像データ及びXより順番が上位の未記入欄番号Yの情報に基づいて作成し、作成した警告画像を注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させる(ステップS1503)。

0062

Nが閾値以下の場合には(ステップS1502:YES)、表示端末10は、ステップS313の処理において決定した領域に、Xより順番が上位の未記入欄(記入漏れの記入欄)を全て示す警告画像(例えば、閾値が2の場合で、未記入欄の記入欄番号が5、6の場合、「記入欄5)と6)が記入漏れです。」というメッセージを示す警告画像)を、警告画像の元画像データ及びXより順番が上位の未記入欄の情報に基づいて作成し、作成した警告画像を注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させる(ステップS1504)。

0063

これにより、本変形例に係る記入用紙記入支援処理では、記入用紙への記入中において、記入中記入欄よりも順番が上位の記入欄が未記入であった場合に、未記入欄を特定する警告画像が、表示パネル110を通したユーザーの視界内において、ユーザーが注目している注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示されるので、ユーザーは警告画像の表示に容易に気づくことができるとともに、迅速に未記入欄の位置を知ることができる。

0064

なお、本変形例のステップS1501、ステップS1502、ステップS1504の処理をなくし、ステップS315又はステップ316の処理が実行された後、ステップS1503の処理を行うように、本変形例を変形することとしてもよい。
(6)又、上記の実施の形態の記入用紙記入支援処理の動作を、図16に示すように変形して警告画像の表示形態を変更することとしてもよい。同図において、上記の実施形態の図3の記入用紙記入支援処理と同一の処理内容については、同一のステップ番号を付与して説明を省略し、以下相違点について説明する。

0065

表示端末10は、ステップS304の処理を実行した後、記入状況テーブルを参照してXよりも記入欄番号(順番)が上位の未記入欄が有るか否かを判定し(ステップS1601)、有る場合には(ステップS1601:YES)、ステップS306〜ステップS308、ステップS313〜ステップS316の処理を実行した後、記入欄番号Yの記入欄が未記入(記入漏れ)であることを示す警告画像(例えば、Yが5である場合、記入欄5)が記入漏れです。」というメッセージを示す警告画像)を、警告画像の元画像データ及び未記入欄番号Yの情報に基づいて作成し、作成した警告画像を注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示させる(ステップS1602)。

0066

Xよりも順番が上位の未記入欄が無い場合には(ステップS1601:NO)、表示端末10は、記入状況テーブルを参照してXよりも順番が下位の未記入欄が有るか否かを判定し(ステップS1603)、有る場合には(ステップS1603:YES)、さらに、Xよりも順番が下位の記入欄が全て未記入欄であって、その未記入欄の数が2以上か否かを判定する(ステップS1604)。

0067

ステップS1604の判定結果が否定的である場合には(ステップS1604:NO)、表示端末10は、変数YをXに設定した後(ステップS1605)、変数Yの値を1インクリメントし(ステップS1606)、記入状況テーブルにおいて、記入欄番号Yに対応する記入状況フラグを参照して記入欄番号Yの記入欄が未記入であるか否かを判定する(ステップS1607)。

0068

記入欄番号Yの記入欄が未記入である場合には(ステップS1607:YES)、表示端末10は、ステップS313の処理に移行し、記入欄番号Yの記入欄が未記入でない場合には(ステップS1607:NO)、ステップS1606の処理に移行する。
ステップS1604の判定結果が肯定的である場合には(ステップS1604:YES)、表示端末10は、表示フラグがオンか否かを判定する(ステップS1608)。そして、表示フラグがオンの場合には(ステップS1608:YES)、表示端末10は、表示パネル110に表示中の警告画像を非表示にして表示フラグをオフに設定し(ステップS1609)、表示フラグがオンでない場合には(ステップS1608:NO)、ステップS302の処理に移行する。

0069

又、ステップS1603において、Xよりも順番が下位の未記入欄が無い場合には(ステップS1603:NO)、表示端末10は、表示フラグがオンか否かを判定し(ステップS1610)、表示フラグがオンの場合には(ステップS1610:YES)、表示パネル110に表示中の警告画像を非表示にして表示フラグをオフに設定し(ステップS1611)、表示フラグがオンでない場合には(ステップS1610:NO)、処理を終了する。

0070

図17は、上記の記入処理支援処理による動作の具体例を示すテーブルである。同図の具体例は、記入用紙の記入欄が1番から10番まで順序付けられ、各記入欄が図5に示すようなレイアウトで配置された場合の動作例を示す。同図の各符号は、図4のテーブルと同様であるので説明を省略する。
同図の具体例においては、記入欄番号が、1番、3番、5番、8番、2番、9番、4番、6番、10番、7番の順に記入欄への記入がされたことを示している。

0071

又、同図のテーブルの最下欄は、対応する時刻において、警告画像が示す未記入欄番号Yを示す欄であり、「数字」は、Yの番号を、「無」は、警告画像が表示されないことをそれぞれ示す。
時刻T1の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が1番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=1となり、警告画像は表示されない(ステップS1601:NO、ステップS1603:YES、ステップS1604:YES、ステップS1608:NO)。

0072

時刻T2の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が3番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=3となり、記入中記入欄番号3より順番が上位の未記入欄(記入欄番号2の未記入欄)があるので(ステップ1601:YES)、Y=2となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号2の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:NO、ステップS315、ステップS1602)。

0073

時刻T3の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が5番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=5となり、記入中記入欄番号5より順番が上位の未記入欄(記入欄番号2と4の未記入欄)があるので(ステップ1601:YES)、Yは、X(記入欄番号5)に最も順番が近い4となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号4の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0074

時刻T4の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が8番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=8となり、記入中記入欄番号8より順番が上位の未記入欄(記入欄番号2、4、6、7の未記入欄)があるので(ステップ1601:YES)、Yは、X(記入欄番号8)に最も順番が近い7となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号7の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0075

時刻T5の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が2番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=2となる。そして、記入中記入欄番号2より順番が上位の未記入欄が無く、記入中記入欄番号2より順番が下位の未記入欄(記入欄番号4、6、7、9、10の未記入欄)があるので(ステップS1601:NO、ステップS1603:YES、ステップS1604:NO)、Yは、X(記入欄番号2)に最も順番が近い4となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号4の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0076

時刻T6の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が9番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=9となり、記入中記入欄番号9より順番が上位の未記入欄(記入欄番号4、6、7の未記入欄)があるので(ステップ1601:YES)、Yは、X(記入欄番号9)に最も順番が近い7となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号7の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0077

時刻T7の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が4番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=4となる。そして、記入中記入欄番号4より順番が上位に未記入欄が無く、記入中記入欄番号4より順番が下位の未記入欄(記入欄番号6、7、10の未記入欄)があるので(ステップS1601:NO、ステップS1603:YES、ステップS1604:NO)、Yは、X(記入欄番号4)に最も順番が近い6となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号6の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0078

時刻T8の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が6番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=6となる。そして、記入中記入欄番号6より順番が上位の未記入欄が無く、記入中記入欄番号6より順番が下位の未記入欄(記入欄番号7、10の未記入欄)があるので(ステップS1601:NO、ステップS1603:YES、ステップS1604:NO)、Yは、X(記入欄番号6)に最も順番が近い7となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号7の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0079

時刻T9の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が10番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、X=10となり、記入中記入欄番号10より順番が上位の未記入欄(記入欄番号7の未記入欄)があるので(ステップ1601:YES)、Y=7となり、ステップ313において決定した領域に記入欄番号7の記入欄が記入漏れであることを示す警告画像が注目領域の少なくとも一部に重畳するように表示される(ステップS313、ステップS314:YES、ステップS316、ステップS1602)。

0080

時刻T10の時点においては、図16の記入処理支援処理において記入欄番号が7番の記入欄への記入が検出され(ステップS302:YES)、記入欄番号1〜10の全ての記入欄が記入されたことになるので(ステップS1601:NO、ステップS1603:NO)、表示中の警告画像が非表示にされ、記入支援処理が終了する(ステップS1610:YES、ステップS1611)。

0081

このように、本変形例においては、記入中記入欄よりも順番が下位の未記入欄がある場合においても、未記入欄を特定する警告画像が表示されるので、ユーザーが記入欄の順番に従わず、ランダムに記入した場合においても、警告画像でユーザーに記入漏れがあることを知らせることができ、記入漏れの発生を防止することができる。
又、図18に示す図17とは別の具体例のテーブルに示すように、記入欄への記入順が記入欄の順番に従っている場合には、警告画像は、未記入欄が1つになった場合を除いて表示されないので(ステップS1601:NO、ステップS1603:YES、ステップS1604:YES、ステップS1608:NO)、ユーザーが記入順に沿って記入している時に不必要に警告画像が過度に表示されないようにすることができる。

0082

(7)上記の実施の形態では、記入中記入欄より記入欄番号が上位の記入欄に未記入の記入欄(記入漏れ)があることを示す警告画像)を作成して表示パネル110に表示させることとしたが、当該警告画像の代わりに記入中記入欄より記入欄番号が上位の未記入欄の総数を示す警告画像を作成して表示パネル110に表示させることとしてもよい。変形例(1)〜(3)についても同様に、本変形例の警告画像を表示させることとしてもよい。

0083

(8)上記の実施の形態及び変形例(1)〜(3)では、記入中記入欄より順番が上位の記入欄に未記入の記入欄が有る場合に、警告画像を表示パネルに表示させることとしたが、
記入中記入欄より順番が上位、下位にかかわらず未記入欄がある場合には警告画像を表示パネルに表示させることとしてもよい。

0084

本発明は、記入用紙の記入欄への記入を支援する技術に関し、特に記入欄への記入漏れを防ぐ技術として利用できる。

0085

1、1A、1B記入システム
2 載置台
3支持部材
10、10A表示端末
20 PC
30 HMD
40圧力感知センサー
100 CPU
101無線通信部
102 ROM
103 RAM
104記入位置検出部
105記入状況管理部
106警告画像作成部
107表示制御部
108記入用紙情報記憶部
109撮影部
110 表示パネル

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