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技術 チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法

出願人 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
発明者 芳仲幸治川島大
出願日 2014年12月26日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2014-265453
公開日 2016年7月11日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-123301
状態 特許登録済
技術分野 菓子 調味料
主要キーワード 水難溶性成分 ミント系香料 噴霧冷却 スパイス系香料 シトラス系香料 糖衣ガム 付着保持 板ガム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月11日)のものです。
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課題

アドバンテームチューインガムに応用するにあたり、チューインガムからのアドバンテームの甘味発現を調整する方法を提供する。

解決手段

チューインガムに、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤、又はアドバンテームをエタノールに溶解した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くすることができる。一方、チューインガムに、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くすることができる。さらに、いずれの場合でも、アドバンテームがチューインガムの生地中吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である。

概要

背景

アドバンテーム化学名:N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニルプロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステルの1水和物)は、以下に示す特許文献1において、誘導体番号1で示されるもので、アスパルテームスクラロースなどと同じ高甘味度甘味料であって、ショ糖の約30,000倍の甘味を有するものである。
アドバンテームは、味の素株式会社で開発されたもので、EUやアメリカなどでも最近甘味料として認可されており、日本においても最近食品添加物として指定され、使用が認可されたものである。
アドバンテームは後に伸びる甘味を有しており、その特性を生かして(1)甘味付与(砂糖などの代替)(2)風味増強(3)異味苦味えぐ味渋味など)のマスキングなどに有効であるとされ、飲料、菓子デザート調味料などへの応用が広く検討されている。
特許文献2には、アドバンテームをヨーグルトの製造に使用して、得られたアドバンテームを含有するヨーグルトは、甘味と酸味バランスが良好であることが記載されている。

アドバンテームのチューインガムへの応用も検討されている。
特許文献1には、アドバンテーム(誘導体番号1)を含むアスパルチルジペプチドエステル誘導体固体状賦形剤デキストリンなど)とを含有し、製造段階で当該誘導体を溶液状態で混合する工程を含む、当該誘導体を均一に分散混合噴霧乾燥など)した固形甘味料組成物が記載されている。
さらに、アスパルチルジペプチドエステル誘導体(誘導体番号2)を配合しない比較例のチューインガムは咀嚼後4分で甘味が消失したのに対して、誘導体番号2を配合したチューインガムは咀嚼開始5分後も甘味が感じられ、20分間甘味持続効果が観られたと記載されている。
通常チューインガムに使用される甘味料は水溶性であり、チューインガムを咀嚼すると速やかに放出され甘味を呈するが、アドバンテームはチューインガムからの甘味の発現が遅く、かつ放出が悪くなるという問題点があった。
これはアドバンテームが水に溶けにくいという特性を有しているので、ガムベースへの親和性があり、チューインガムの生地中吸着されるためと考えられる。

チューインガムからの香料などの水難溶性成分の放出を早める方法としては、当該成分を粉末ガムと共に成形する方法(特許文献3)、弾性体ワックス及び乳化剤特定割合で含有するガムベースを使用する方法(特許文献4)、エタノールを含有する賦香剤が表面に付着保持させる方法(特許文献5)などが知られている。
また、チューインガムからの香料などの水難溶性成分の放出を遅くして持続性を高める方法としては、融点55℃以上の油脂類ワックス類溶融し、これに香料を添加し均一に分散させ、これを噴霧冷却することにより得られるコーティング物を配合する方法(特許文献6)などが知られている。

概要

アドバンテームをチューインガムに応用するにあたり、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法を提供する。チューインガムに、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤、又はアドバンテームをエタノールに溶解した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くすることができる。一方、チューインガムに、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くすることができる。さらに、いずれの場合でも、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である。なし

目的

本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、アドバンテームをチューインガムに応用するにあたり、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法、即ちチューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早める、又は遅くし、いずれの場合も、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

アドバンテーム製剤をチューインガムに添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味発現を調整する方法。

請求項2

アドバンテーム製剤が、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、請求項1記載の方法。

請求項3

アドバンテーム製剤が、アドバンテームをエタノールに溶解した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、請求項1記載の方法。

請求項4

アドバンテーム製剤が、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、請求項1記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、アドバンテーム製剤をチューインガムに添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味発現を調整する方法に関する。

背景技術

0002

アドバンテーム(化学名:N−[N−[3−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニルプロピル]−L−α−アスパルチル]−L−フェニルアラニン1−メチルエステルの1水和物)は、以下に示す特許文献1において、誘導体番号1で示されるもので、アスパルテームスクラロースなどと同じ高甘味度甘味料であって、ショ糖の約30,000倍の甘味を有するものである。
アドバンテームは、味の素株式会社で開発されたもので、EUやアメリカなどでも最近甘味料として認可されており、日本においても最近食品添加物として指定され、使用が認可されたものである。
アドバンテームは後に伸びる甘味を有しており、その特性を生かして(1)甘味付与(砂糖などの代替)(2)風味増強(3)異味苦味えぐ味渋味など)のマスキングなどに有効であるとされ、飲料、菓子デザート調味料などへの応用が広く検討されている。
特許文献2には、アドバンテームをヨーグルトの製造に使用して、得られたアドバンテームを含有するヨーグルトは、甘味と酸味バランスが良好であることが記載されている。

0003

アドバンテームのチューインガムへの応用も検討されている。
特許文献1には、アドバンテーム(誘導体番号1)を含むアスパルチルジペプチドエステル誘導体固体状賦形剤デキストリンなど)とを含有し、製造段階で当該誘導体を溶液状態で混合する工程を含む、当該誘導体を均一に分散混合噴霧乾燥など)した固形甘味料組成物が記載されている。
さらに、アスパルチルジペプチドエステル誘導体(誘導体番号2)を配合しない比較例のチューインガムは咀嚼後4分で甘味が消失したのに対して、誘導体番号2を配合したチューインガムは咀嚼開始5分後も甘味が感じられ、20分間甘味持続効果が観られたと記載されている。
通常チューインガムに使用される甘味料は水溶性であり、チューインガムを咀嚼すると速やかに放出され甘味を呈するが、アドバンテームはチューインガムからの甘味の発現が遅く、かつ放出が悪くなるという問題点があった。
これはアドバンテームが水に溶けにくいという特性を有しているので、ガムベースへの親和性があり、チューインガムの生地中吸着されるためと考えられる。

0004

チューインガムからの香料などの水難溶性成分の放出を早める方法としては、当該成分を粉末ガムと共に成形する方法(特許文献3)、弾性体ワックス及び乳化剤特定割合で含有するガムベースを使用する方法(特許文献4)、エタノールを含有する賦香剤が表面に付着保持させる方法(特許文献5)などが知られている。
また、チューインガムからの香料などの水難溶性成分の放出を遅くして持続性を高める方法としては、融点55℃以上の油脂類ワックス類溶融し、これに香料を添加し均一に分散させ、これを噴霧冷却することにより得られるコーティング物を配合する方法(特許文献6)などが知られている。

先行技術

0005

特開2001−103925号公報
特開2012−200198号公報
特開2005−333966号公報
特開平6−225702号公報
特開平6−153804号公報
特開平6−269248号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、アドバンテームをチューインガムに応用するにあたり、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法、即ちチューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早める、又は遅くし、いずれの場合も、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

本発明者は、鋭意研究を重ねていたところ、アドバンテーム製剤の種類によって、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整できることを見出した。
即ち、チューインガムに、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤、又はアドバンテームをエタノールに溶解した製剤を添加・混合すると、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くすることができ、一方でチューインガムに、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤を添加・混合すると、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くすることができることを見出した。
さらに、いずれの場合でも、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好であることを見出した。

0008

本発明は、下記に掲げるチューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法に関するものである。
項1.アドバンテーム製剤をチューインガムに添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法。
項2.アドバンテーム製剤が、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、項1記載の方法。
項3.アドバンテーム製剤が、アドバンテームをエタノールに溶解した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、項1記載の方法。
項4.アドバンテーム製剤が、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤であり、甘味の発現の調整が、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするものである、項1記載の方法。

発明の効果

0009

本発明によれば、チューインガムに、アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし当該混合溶液を乾燥した製剤、又はアドバンテームをエタノールに溶解した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くすることができる。
また、チューインガムに、アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤を添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くすることができる。
さらに、いずれの場合でも、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である。 このように、アドバンテーム製剤の種類により、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整することができ、かつ甘味の放出が良好であることから、アドバンテームをチューインガムに応用する範囲を広げることができる。

0010

本発明は、アドバンテーム製剤をチューインガムに添加・混合することにより、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整する方法に関するものである。

0011

(1)チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にする方法
チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするには、(I)アドバンテームをデキストリンとの混合溶液とし、当該混合溶液を乾燥した製剤を調製するか、又は(II)アドバンテームをエタノールに溶解した製剤を調製し、これらの製剤をチューインガムに添加・混合する。
(I)のアドバンテームとデキストリンとの混合溶液は、アドバンテームとデキストリンを質量比で0.1:99.9〜10:90、好ましくは0.5:99.5〜5:95とし、これを水に加えて加熱して撹拌溶解し、得られた混合溶液を乾燥することで調製することができる。
乾燥方法としては、噴霧乾燥、凍結乾燥濃縮乾燥などの方法を用いることができる。
また、デキストリンの代わりに、シクロデキストリンセルロースなどの多糖類も使用することができる。
なお、アドバンテームとデキストリンを粉体混合しただけの製剤では、チューインガムに添加・混合しても、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くし、かつ口中へのアドバンテームの甘味の放出を良好にすることもできない。
また、(II)で使用するエタノールは、通常95%エタノールを使用し、これにアドバンテームを0.1〜5%、好ましくは0.2〜2.5%濃度となるように溶解して、エタノール製剤を調製することができる。
このように、調製された(I)又は(II)のアドバンテーム製剤を、チューインガムに添加・混合して製造されたチューインガムは、通常の咀嚼によりアドバンテームの甘味を早く発現させることができ、さらに、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である。

0012

(2)チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にする方法
チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くし、チューインガムからのアドバンテームの甘味の放出を良好にするには、(III)アドバンテームをエタノールに溶解して食用油脂に添加した製剤を調製し、この製剤をチューインガムに添加・混合する。
アドバンテームをエタノールに溶解するには、上記(II)で示した方法を用い、このエタノール溶液を食用油脂に、例えば1〜20%、好ましくは5〜15%添加して、製剤を調製する。
使用する食用油脂としては、例えば、大豆油綿実油とうもろこし油などの一般的な食用油やその精製品及び加工品、更にグリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
このように、調製された(III)のアドバンテーム製剤を、チューインガムに添加・混合して製造されたチューインガムは、通常の咀嚼によりアドバンテームの甘味を遅く発現させることができ、さらに、アドバンテームがチューインガムの生地中に吸着されることが少なく、口中へのアドバンテームの甘味の放出が良好である。

0013

以下の記載は、上記(1)及び(2)のどちらの方法にも共通して適用されるものである。
本発明に使用されるアドバンテームは、例えば、前記特許文献1の製造例1に記載された製法に従って、製造することができる。

0014

チューインガムに添加・混合されるアドバンテームの量は、1ppm〜1000ppm、好ましくは2.5ppm〜500ppm、さらに好ましくは5ppm〜250ppmである。
アドバンテームの量が1ppmより少ないと、チューインガムからアドバンテームの甘味が発現した際の甘味が十分ではなく、逆に1000ppmより多いと、アドバンテームの甘味が強すぎるので、いずれも好ましくない。

0015

本発明のチューインガムには、様々な種類のチューインガムが含まれ、例えば、風船ガムブロック状やスティック状板ガム糖衣ガム等が挙げられる。

0016

本発明のチューインガムのガムベースには、酢酸ビニル樹脂天然樹脂ゴム、ワックス、水素添加動植物油脂、乳化剤、充填剤等を目的に応じて適宜使用することができる。

0017

本発明のチューインガムは、従来のチューインガムと同様に製造することができる。
上記のガムベースを加温して軟化させた後、上記のように調製したアドバンテーム製剤、及び通常チューインガム に添加される他の原料、即ち、甘味料、軟化剤増粘剤色素、香料などと合わせて、例えば、常法によりニーダー等の配合機で混合し、成形機により成形することにより、本発明のチューインガムが得られる。

0018

本発明のチューインガムでは、アドバンテームと他の糖類又は高甘味度甘味料とを組み合わせて使用することもできる。
糖類としては、例えば、砂糖、果糖ブドウ糖水飴還元水飴はちみつ異性化糖転化糖オリゴ糖イソマルトオリゴ糖キシロオリゴ糖ゲンチオオリゴ糖ニゲロオリゴ糖大豆オリゴ糖等)、トレハロース糖アルコールマルチトールエリスリトールソルビトール還元パラチノースキシリトールラクチトールマンニトール等)を挙げることができ、 高甘味度甘味料としては、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウムステビア抽出物羅漢果抽出物ソーマチンアリテーム、ネオテームカンゾウ抽出物サッカリンナトリウム等が挙げられる。

0019

また、本発明のチューインガムには、種々の香料を配合することができ、このような香料としては、例えば、ペパーミントスペアミントなどのミント系香料フルーツ系香料として、オレンジレモンライムグレーフルーツなどのシトラス系香料や、アップル、バナナチェリー、グレープ、メロン、ピーチ、パイナップルストロベリーブルーベリーライチアセロラマンゴーグアバ、洋ナシマスカットなど;バニラコーヒーココアチョコレートなどのビーンズフレーバーシナモンナツメグなどのスパイス系香料紅茶緑茶などのお系香料;ワインウイスキーブランデーなどの洋酒系フレーバー;アーモンドピーナッツなどのナッツ系香料;ミルク、ヨーグルト、チーズなどの乳系香料などの各種香料を例示することができる。

0020

以下、本発明の内容を以下の実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
なお、以下の記載において、「%」は質量%を示す。

0021

(製造例1)
表1の処方(単位:kg)に従い、下記の製法でチューインガムを製造した。
(製法)
(1)1を加温し、軟化させた。
(2)60℃に保温している縦型ニーダーに(1)及び2の20〜30%、4〜6を投入し、30rpmで約5分撹拌混合した。
(3)撹拌しながら残りの2、3の粉体混合物を投入し、さらに15〜20分撹拌混合した。

0022

0023

(比較例1)
製造例1で調製したチューインガムに、アドバンテーム原末を0.01%添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0024

(比較例2)
アドバンテーム1部、デキストリン(谷化学工業株式会社、TK−16)99部を粉体混合し、アドバンテームを1%含有する粉体混合製剤を得た。
製造例1で調製したチューインガムに、当該粉体混合製剤を1%(アドバンテーム原末として0.01%)添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0025

(比較例3)
製造例1で調製したチューインガムに、アドバンテーム原末を0.001%添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0026

(実施例1)
アドバンテーム0.4部、デキストリン(松谷化学工業株式会社、TK−16)39.6部を水に加え、80℃加熱攪拌溶解させ、全量が100部になるように水で重量を補正する。
得られた溶液を噴霧乾燥し、アドバンテームを1%含有する噴霧乾燥製剤を得た。
製造例1で調製したチューインガムに、当該噴霧乾燥製剤を1%(アドバンテーム原末として0.01%)添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0027

(実施例2)
アドバンテームを95%エタノールに溶解し、アドバンテームを1%含有するエタノール製剤を得た。
製造例1で調製したチューインガムに、当該エタノール製剤を0.1%(アドバンテーム原末として0.001%)添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0028

(実施例3)
実施例2で調製したアドバンテームを1%含有するエタノール製剤を、中鎖脂肪酸トリグリセライドに10%添加し、アドバンテームを0.1%含有する油脂製剤を得た。
製造例1で調製したチューインガムに、当該油脂製剤を1%(アドバンテーム原末として0.001%)添加して混合し、アドバンテームを含有するチューインガムを製造した。

0029

試験例1)
得られた各チューインガム2gを、1秒間に2回咀嚼し、比較例1又は比較例3のチューインガムを基準として、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現の速さ、及び甘味の強さを官能で評価して、結果を表2に示した。

0030

実施例

0031

表2の結果から、実施例1及び実施例2のチューインガムは、それぞれ比較例1及び比較例3のチューインガムに比べて、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を早くでき、しかも口中へのアドバンテームの甘味の放出も良好であることがわかる。
一方、実施例3のチューインガムは、比較例3のチューインガムに比べて、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を遅くでき、しかも口中へのアドバンテームの甘味の放出も良好であることがわかる。

0032

本発明により、チューインガムからのアドバンテームの甘味の発現を調整することができ、口中へのアドバンテームの甘味の放出も良好であるので、アドバンテームのチューインガムへの応用範囲が広まり、飲食品の分野において有用である。

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