図面 (/)

技術 記録装置及び記録装置の制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 大森昇
出願日 2014年12月24日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2014-261250
公開日 2016年7月7日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-122925
状態 特許登録済
技術分野 TV信号の記録
主要キーワード トリム処理 タブレット型情報端末 ガベージコレクション処理 メニュー表 デフラグ処理 連係動作 モード切り替えスイッチ 記録待機状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

バッファメモリオーバーフローするのを抑制するとともに、データの記録速度が低下しないようにする。

解決手段

記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力手段と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する手段であり、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを繰り返し行うように制御する制御手段とを備え、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力手段を制御する。

概要

背景

従来、デジタルカメラスマートフォンでは、動画静止画、或いは、各種のファイルを、交換可能なメモリカードや内蔵の記録媒体に記録する。内蔵の記録媒体としては、近年では、SSD(Solid State Drive)といった半導体記憶装置が使われる。これらの記憶装置は、NANDフラッシュメモリコントローラなどから構成されるが、FAT(File Allocation Tables)等のファイルシステムを認識しない。

また、これらの記憶装置では、ガベージコレクション処理(以下、GC処理)が行われる。GC処理が行われている間、ホストは記憶装置に対してアクセスできなくなるため、処理が停止されてしまう。また、GC処理は、メモリ内でのデータコピーを伴うため、フラッシュメモリ耐久性が低下する原因となる。

そこで、これらの記憶装置に対し、ホストが使用していない記憶領域を通知するためのトリム(trim)コマンドが用意された(特許文献1参照)。このトリムコマンドを使用することにより、未使用領域をGC処理の対象外に設定することができる。これにより、ホストが記憶装置に対してアクセスできなくなる期間を短くし、また、フラッシュメモリの耐久性が低下するのを防ぐことができる。

概要

バッファメモリオーバーフローするのを抑制するとともに、データの記録速度が低下しないようにする。記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力手段と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する手段であり、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを繰り返し行うように制御する制御手段とを備え、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力手段を制御する。

目的

本発明は前述の問題点に鑑み、記憶装置に対して適切に未使用領域を知らせて、データの記録速度が低下しないようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力手段と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する手段であって、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを、繰り返し行うように前記記録手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力手段を制御することを特徴とする記録装置

請求項2

前記制御手段は、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態でないと判別した場合、前記未使用の領域を検出したことに応じて、前記記録媒体に前記所定のコマンドを出力するように前記コマンド出力手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

請求項3

前記所定のコマンドはトリムコマンドであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。

請求項4

記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力手段と、前記記録手段により前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であるか否かを判別し、前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であると判別した場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。

請求項5

記録媒体にデータを記録する記録工程と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力工程と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録工程を制御する工程であって、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを、繰り返し行うように前記記録工程を制御する制御工程とを備え、前記制御工程は、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力工程を制御することを特徴とする記録装置の制御方法

請求項6

記録媒体にデータを記録する記録工程と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力工程と、前記記録工程において前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であるか否かを判別し、前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であると判別した場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力工程を制御する制御工程とを備えることを特徴とする記録装置の制御方法。

請求項7

記録媒体にデータを記録する記録工程と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力工程と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録工程を制御する工程であって、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを、繰り返し行うように前記記録工程を制御する制御工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、前記制御工程は、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力工程を制御するようコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。

請求項8

記録媒体にデータを記録する記録工程と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力工程と、前記記録工程において前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であるか否かを判別し、前記記録媒体に連続的にデータを記録している状態であると判別した場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力工程を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

技術分野

0001

本発明は記録装置及び記録装置の制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、デジタルカメラスマートフォンでは、動画静止画、或いは、各種のファイルを、交換可能なメモリカードや内蔵の記録媒体に記録する。内蔵の記録媒体としては、近年では、SSD(Solid State Drive)といった半導体記憶装置が使われる。これらの記憶装置は、NANDフラッシュメモリコントローラなどから構成されるが、FAT(File Allocation Tables)等のファイルシステムを認識しない。

0003

また、これらの記憶装置では、ガベージコレクション処理(以下、GC処理)が行われる。GC処理が行われている間、ホストは記憶装置に対してアクセスできなくなるため、処理が停止されてしまう。また、GC処理は、メモリ内でのデータコピーを伴うため、フラッシュメモリ耐久性が低下する原因となる。

0004

そこで、これらの記憶装置に対し、ホストが使用していない記憶領域を通知するためのトリム(trim)コマンドが用意された(特許文献1参照)。このトリムコマンドを使用することにより、未使用領域をGC処理の対象外に設定することができる。これにより、ホストが記憶装置に対してアクセスできなくなる期間を短くし、また、フラッシュメモリの耐久性が低下するのを防ぐことができる。

先行技術

0005

特開2013−200688号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、トリムコマンドの発行及び記憶装置におけるトリム処理の間、ホストは記憶装置に対してデータの書き込みができない。従って、例えば、動画など、リアルタイムに処理する必要があるデータの記録中においては、トリムコマンドにより記録速度が低下してしまい、バッファメモリオーバーフローする可能性があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、記憶装置に対して適切に未使用領域を知らせて、データの記録速度が低下しないようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の記録装置は、記録媒体にデータを記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されたデータが消去されたことにより未使用となった記録領域を指定するための所定のコマンドを前記記録媒体に出力するコマンド出力手段と、動画データと前記動画データに関する管理情報とを前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御する手段であって、記録開始の指示から記録停止の指示までの間、新たに前記管理情報を記録する処理と、記録済みの管理情報の記録領域を前記未使用の領域に変更する処理とを、繰り返し行うように前記記録手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記記録開始の指示に応じて前記動画データの記録を行う状態であるか否かを判別し、前記動画データの記録を行う状態である場合に、前記所定のコマンドを前記記録媒体に出力しないように前記コマンド出力手段を制御することを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、動画の記録状態であるか否かを判別した結果に基づいて記録領域を指定するための所定のコマンドを発行するようにした。これにより、記憶装置に対して適切に未使用領域を知らせることが可能となり、バッファメモリがオーバーフローするのを抑制できるとともに、データの記録速度が低下しないようにすることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態における記録装置の構成例を示すブロック図である。
第1の実施形態における記録媒体に記録されるデータの様子を示す図である。
第1の実施形態における記録媒体に対するトリムコマンドの発行処理の手順を説明するフローチャートである。
第2の実施形態における記録媒体に記録されるデータの様子を示す図である。

実施例

0010

[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。

0011

なお、本実施形態において説明される各機能ブロックは必ずしも個別のハードウェアである必要はない。すなわち、例えばいくつかの機能ブロックの機能は、1つのハードウェアにより実行されてもよい。また、いくつかのハードウェアの連係動作により1つの機能ブロックの機能または、複数の機能ブロックの機能が実行されてもよい。また、各機能ブロックの機能は、CPUがメモリ上に展開したコンピュータプログラムにより実行されてもよい。
本実施形態では、本発明における記録装置を撮像装置に適用した場合について説明するが、携帯電話、スマートフォン、タブレット型情報端末ノート型情報端末コンピュータ等であってもよい。

0012

まず、図1を用いて、本実施形態の記録装置100の構成を説明する。
図1において、主制御部101はCPU、メモリ等を備え、記録装置100の全体の処理を制御する。主制御部101は、ROM111に記憶されたプログラムやメモリ112に記憶された情報、操作部106からの情報などに従って記録装置100の各部を制御する。主制御部101は、機能ブロックとして、未使用領域判定部102、トリム(trim)コマンド制御部103、記録制御部104、記録状態判定部105を有する。

0013

操作部106は、例えば電源タン、記録開始、停止の指示ボタンメニュー表示ボタン、モード切り替えスイッチ、決定ボタン等の各種操作を入力するスイッチ類を有する。操作部106は、ユーザによりこれらのキーやボタン、タッチパネルが操作されると主制御部101に操作信号を送信する。また、カーソルキーポインティングデバイス、タッチパネル、ダイヤル等のどのようなタイプの操作子であってもよい。操作部106の各操作部材は、表示部107に表示される種々の機能アイコンとして実現されることも可能である。ユーザは、これらの機能アイコンを選択、操作することが可能である。

0014

表示部107は、例えば、液晶表示デバイス、または有機EL表示デバイスなどを有し、表示制御部108の制御により画像やメニュー画面、及びその他必要な情報を表示する。
表示制御部108は、記録時においては、撮像部109により得られた動画や各種の情報を表示部107に表示する。また、表示制御部108は、再生時においては、再生された動画を表示部107に表示する。

0015

撮像部109は、被写体を撮影し、動画データを出力する。
信号処理部110は、記録時においては、撮像部109により得られた動画データに対し所定の画像処理や、圧縮符号化処理を施す。
信号処理部110は、再生時においては、再生された動画データを復号して出力する。
ROM111は、主制御部101のプログラムや固定値などの不揮発の情報を記憶する。
メモリ112は、DRAM等の揮発性メモリから構成され、記録される動画データや管理情報、或いは、主制御部101の制御のために必要な各種の情報を記憶する。

0016

記録媒体制御部113は、主制御部101からの指示に応じて、記録媒体114に対し、動画データや管理情報等のデータを記録し、また、記録媒体114からデータを読み出す。
記録媒体114は、ランダムアクセス可能な記録媒体である。記録媒体114は、フラッシュメモリやコントローラを内蔵した記憶装置から構成される。本実施形態では、記録媒体114として、eMMC(embedded MMC)を用いるが、これに限らない。

0017

記録媒体114として、SSD等、トリムコマンドに対応した記憶装置を使用することが可能である。また、記録媒体114は、ガベージコレクションGC)処理を行う機能を持つ。即ち、記録媒体114におけるコントローラは、記録媒体114のフラッシュメモリデバイスにおいてデータを記憶するために使用されていない記憶領域をチェックし、その記憶領域を未記録領域として扱うように変更する。また、記録媒体114では、GC処理の際に、フラッシュメモリの物理的な記憶領域のフラグメントを解消する処理(デフラグ処理)も一緒に実行する。記録媒体114は、このようなGC処理を、主制御部101からの指示によらず、任意のタイミングで実行することができる。
データバス115は、記録装置100の各部の間でデータやコマンドを転送する。

0018

主制御部101において、未使用領域判定部102は記録媒体114において記録装置100が使用していない領域(未使用領域)を判定する。具体的には、未使用領域判定部102は、以前有効なデータが格納されていて、その後ファイルシステムの管理上でデータを消去した場合、その領域を未使用領域と判定する。また、未使用領域判定部102は、ファイルシステムの管理上で、ファイルの一部を削除するなどデータサイズを減少させた場合も、減少させた分の領域を未使用領域と判定する。

0019

トリムコマンド制御部103は、記録媒体制御部113を制御して、記録媒体114に対してトリムコマンドの送信と各種レスポンスの受信を行う。トリムコマンドとは、記録媒体114に対し、未使用領域判定部102により検出した未使用領域、即ち記録装置100(主制御部101)がデータの記録のために使用していない領域を知らせるためのコマンドである。

0020

本実施形態では、1回に送信するトリムコマンドにより、記録媒体114におけるフラッシュメモリ上で、連続したアドレスからなる記録領域を未使用領域として指定する。また、アドレスが不連続となる複数の未使用領域を指定する場合は、それぞれの記録領域を指定するためのトリムコマンドを複数出力する。

0021

記録制御部104は、記録媒体114に対する動画データや管理情報の書き込み、読み出しを制御する。具体的には、管理情報生成、記録中の動画データの書き込みや管理情報の更新、動画データの記録停止時の処理などを制御する。
記録状態判定部105は、記録装置100が動画の記録状態であるか否かを判別する。本実施形態では、後述のように、ユーザにより動画の記録開始の指示が出力されてから、記録停止の指示が出力されて動画の記録が停止されるまでの間が記録状態として判定される。

0022

また、主制御部101は、FAT等の不図示のファイルシステムを有し、記録媒体114に記録される動画データや管理情報をファイルとして管理する。また、主制御部101は、ファイルシステム情報を記録媒体114から読みだしてメモリ112に記憶し、記録や消去の処理に応じてファイルシステム情報を更新して記録媒体114に書き込むことで、記録媒体114に記録されたファイルシステム情報を更新する。
また、記録媒体114のコントローラは、ファイルシステムを持たない。そのため、記録媒体114のコントローラは、主制御部101がファイルシステム情報を更新することにより、未使用領域が発生した場合でも、ファイルシステム情報からこれを検出することができない。

0023

次に、記録装置100による記録処理を説明する。
操作部106が操作され、電源がオンになると、主制御部101は各部を制御し、記録待機状態に設定する。記録待機状態において、撮像部109は動画データを出力する。
表示制御部108は、撮像部109から出力された動画データが示す動画とその他必要な情報を表示部107に表示する。記録待機状態において、操作部106より記録開始の指示が出力されると、主制御部101は、記録媒体制御部113に対し、動画ファイルに対応する管理情報を記録するように指示すると共に、信号処理部110より出力される動画データを記録するように指示する。

0024

本実施形態では、動画データをMXF、或いはMP4といったファイル形式に従い記録媒体114に記録する。また、主制御部101は、動画データに対応した管理情報を生成し、記録媒体114に記録する。管理情報は、動画データのファイル先頭からのオフセット符号化形式、その他動画データを再生するのに必要な情報を含む。記録媒体制御部113は、所定量の未記録の動画データがメモリ112に蓄積される度に、この所定量の動画データを読み出して記録媒体114に記録する。主制御部101は、動画の記録を開始した後、このように所定量の動画データを記録する毎に、記録媒体114に記録された管理情報を更新する。動画データと管理情報の記録処理については後述する。

0025

このように、記録媒体114に対する動画の記録を開始した後、操作部106より記録停止の指示が出力されたことに応じて、主制御部101は、記録媒体制御部113を制御し、動画データの記録を停止する。また、主制御部101は、記録媒体114に対して管理情報を記録するように制御する。このように、ユーザからの指示により、記録媒体114に動画ファイルと管理情報を記録する。なお、動画データと管理情報の記録形式については特に限定しないが、MXFフォーマットでは動画データと管理情報とが別のファイルとして記録される。また、MP4形式では、一つのファイルに動画データと管理情報が格納される。

0026

図2は、動画の記録中における、記録媒体114に記録される動画データと管理情報の状態を示す図である。
まず、記録開始時には管理情報201を記録する。一般的に、管理情報は動画データに比べて少量のデータである。次に、1回目の動画データの記録と管理情報の更新を行う。
まず、所定量の動画データ202を記録する。その後、主制御部101は、管理情報を更新するために、新たな管理情報204を記録する。そして、メモリ112に記憶されたファイルシステム情報を変更し、管理情報201の記録領域を未使用領域203に変更する。変更後のファイルシステム情報により、記録媒体114に記録されたファイルシステム情報を更新する。

0027

次に、2回目の所定量の動画データの記録と管理情報の更新を行う。
まず、動画データ205を記録する。その後、新たな管理情報207を記録し、ファイルシステム情報を変更することにより、今までの管理情報204の記録領域を未使用領域206に変更する。変更後のファイルシステム情報により、記録媒体114に記録されたファイルシステム情報を更新する。3回目以降も同様に動画データの記録と管理情報の更新を行う。

0028

以上のように、所定量の動画データの書き込みの度に、新たに管理情報を記録すると共に、記録済みの管理情報の記録領域を未使用領域に変更する処理を繰り返し行う。このように、管理情報の更新に伴い、未使用領域が発生する。

0029

次に、再生処理について説明する。
操作部106より再生モードへの切り替え指示が出力された場合、主制御部101は、各部を制御し、記録媒体114に記録された各動画ファイルサムネイル画像を含むインデックス画面を表示部107に表示する。
ユーザが操作部106を操作して、いずれかの動画ファイルを選択して再生を指示すると、主制御部101は、指定された動画ファイルとその管理情報を記録媒体114から読み出すように記録媒体制御部113に指示する。

0030

記録媒体制御部113は、記録媒体114から読み出した動画データと管理情報をメモリ112に記憶する。主制御部101はメモリ112に記憶された管理情報に基づいて信号処理部110を制御し、信号処理部110は、メモリ112から動画データを読み出し、復号した後で表示制御部108に送る。表示制御部108は、再生された動画を表示する。ユーザにより再生停止の指示があると、主制御部101は、各部を制御して動画の再生を停止する。

0031

また、再生モードにおいて、ユーザが操作部106を操作することにより、記録媒体114に記録された動画ファイルの編集、或いは消去を指示することができる。例えば、ユーザは、操作部106を操作することにより、記録媒体114に記録された動画ファイルを指定して消去を指示することができる。

0032

主制御部101は、指定された動画ファイルをその管理情報と共に消去する処理を行う。具体的には、主制御部101は、メモリ112に記憶されたファイルシステム情報を更新し、指定された動画ファイルのデータが記憶されていた領域を未記録の領域に変更する。また、管理情報が動画ファイルとは別のファイルとして記録される場合は、主制御部101は、メモリ112に記憶されたファイルシステム情報を更新し、管理情報のファイルが記憶されていた領域を未記録の領域に変更する。そして、変更したファイルシステム情報により、記録媒体114に記録されたファイルシステム情報を更新する。

0033

また、ユーザにより、動画ファイルの一部削除の指示があった場合、主制御部101は、指定されたファイルにおける指定された部分を消去する処理を行う。具体的には、主制御部101は、メモリ112に記憶されたファイルシステム情報を更新し、指定された動画ファイルのデータが記憶されていた領域を未記録の領域に変更する。そして、変更したファイルシステム情報により、記録媒体114に記録されたファイルシステム情報を更新する。

0034

このように、主制御部101は、ファイルシステム情報を更新することにより、記録媒体114に記録された動画ファイルの全部、或いはその一部を消去する。このとき、記録媒体114に記録されたデータの実体は消去されない。
本実施形態では、記録媒体114に対するアクセスを行った場合に、トリムコマンドを記録媒体114に出力するか否かを判別する。次に、トリムコマンドの制御について説明する。

0035

図3は、主制御部101によるトリムコマンドの発行処理を示すフローチャートである。図3の処理は、記録媒体114に対するアクセスを行った場合に、主制御部101により実行される。
まず、S301において、未使用領域判定部102により、新たに未使用となる領域があるか否かを判定する。記録媒体114からファイルを削除した場合、もしくは記録媒体114に記録されているファイルのファイルサイズを減少させる場合、ファイルの記録先を変更する場合に未使用領域ありと判定する。ファイルを新規作成した場合、もしくは既存ファイルのファイルサイズを増加させる場合に未使用領域なしと判定する。

0036

図2に示すような、動画記録中の管理情報の更新はファイルの記録先を変更する場合に該当するため、未使用領域ありと判定する。未使用領域ありと判定した場合は未使用領域の先頭アドレスとサイズの情報をメモリ112に記憶する。この際、未使用領域が、不連続なアドレスからなる複数の記録領域を含む場合は、それぞれの記録領域の先頭アドレスの情報がメモリ112に記憶される。未使用領域なしと判定した場合は処理を終了する。

0037

次に、S302において、記録状態判定部105により、記録装置100が動画記録状態であるか否かを判定する。前述のように、本実施形態では、ユーザによる動画の記録開始の指示から、記録停止の指示により記録を停止するまでを、動画の記録状態であると判定する。即ち、記録媒体114への書き込みコマンド送受信を行っている状態のみならず、動画データを順次メモリ112に蓄積している状態や、記録を停止する際の管理情報の更新などの状態を含む。動画記録状態であると判断した場合は、トリムコマンド出力処理を行うことなく処理を終了する。

0038

動画記録状態でないと判定した場合はS303に進む。
S303において、トリムコマンド制御部103が、メモリ112に記憶した未使用領域の先頭アドレスとサイズの情報をもとに、記録媒体制御部113を制御して記録媒体114に対してトリムコマンドを出力するコマンド出力処理を行う。そして、主制御部101は、未使用領域の先頭アドレスとサイズの情報をメモリ112に記憶している場合は消去して処理を終了する。

0039

このように、本実施形態では、動画の記録中においては、記録媒体114に対してトリムコマンドを発行しない。これにより、トリムコマンドを発行することにより記録媒体114への動画データの書き込み速度が低下することを防ぐことができる。特に、アドレスが連続していない複数の記録領域が未使用領域となった場合、トリムコマンドの発行回数も増加するが、動画記録中にはトリムコマンドが出力されないので、記録媒体114の書き込み速度の低下を抑えることができる。

0040

一方、動画像データの記録を行う状態でない場合には、ファイル消去や編集によるファイルの一部消去等により、未使用領域が発生したことに応じて、トリムコマンドを記録媒体114に出力する。そのため、動画記録中に、メモリ112がオーバーフローする可能性を抑制しつつ、トリムコマンドにより指定した未使用領域に対するGC処理を停止させ、記録媒体114の耐久性能を向上させることができる。
なお、本実施形態では、動画記録中である場合にトリムコマンドを記録媒体114に出力しないようにした。これに限らず、例えば、記録装置100が静止画を記録する構成とした場合に、静止画連写中である場合にもトリムコマンドを出力しないように構成してもよい。

0041

[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態においても、記録装置100の構成は図1と同様である。本実施形態では、動画データを記録媒体114に書き込む際に、1回の書き込みコマンドにより、所定サイズの連続した空き領域を指定してデータの書き込みを行う構成とする。これにより、更に高速に記録媒体114への書き込みを行うことが可能となる。

0042

また、動画の記録中はメモリ112に対し、この1回の書き込みコマンドで書き込むデータ量のn倍の動画データが蓄積されたことに応じて、記録媒体制御部113が書き込みコマンドをn回出力することによりこの所定量の動画データを記録媒体114に記録する。そして、所定量の動画データの書き込みが完了すると、管理情報を更新する。

0043

また、記録停止時など、メモリ112に記憶された動画データのデータ量が、1回の書き込みコマンドで書き込むデータ量のn倍とならない場合は、書き込みデータ量の整数倍に足りない分のダミーデータを書き込む。その後、ファイルシステム情報を変更し、このダミーデータの記録領域を未記録領域に変更する処理を行う。この一連の処理をトランケート処理切り詰め処理)という。

0044

例えば、1回の書き込みコマンドにより書き込むデータ量が16メガバイト(MB)で、メモリ112に記憶された動画データが100MBである場合、書き込みコマンドを7回発行して、ダミーデータを含む112MBのデータを記録媒体114に書き込む。その後、ファイルシステム情報を変更して、最後の12バイト分のダミーデータの記録領域を未記録領域(未使用領域)に変更する。

0045

図4は、このようにトランケート処理を行う場合に、記録媒体114に記録される動画データと管理情報を示す図である。
図4において、401は記録停止の指示の時点で記録されている管理情報である。記録停止の指示があると、その時点でメモリ112に記憶された動画データ402が記録媒体114に記録される。前述のように、メモリ112に記憶された動画データのサイズが、書き込み単位の整数倍とならない場合は、動画データの終端にダミーデータを追加して記録する。

0046

次に、ファイルシステム情報を変更することにより、先ほど記録した動画データ402のうち、ダミーデータの記録領域404を削除してファイルサイズを減少させる。その結果、動画データとして有効な領域403がファイルシステム上で存在することとなる。
次に、新たな管理情報406を記録すると共に、ファイルシステム情報を変更し、今までの管理情報401の記録領域を未使用領域405に変更する。
このように、トランケート処理により未使用領域が発生した場合であっても、図3で説明したトリムコマンドの制御処理により、連続的にデータを記録している状態であると判別した場合、この未使用領域を指定したトリムコマンドは出力されない。

0047

(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

0048

100記録装置
101 主制御部
102未使用領域判定部
103トリムコマンド制御部
104記録制御部
105記録状態判定部
106 操作部
107 表示部
108表示制御部
109撮像部
110信号処理部
111 ROM
112メモリ
113記録媒体制御部
114 記録媒体
115 データバス

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ