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技術 テキスト表示装置、学習装置

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 梶清貴
出願日 2014年12月25日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2014-263022
公開日 2016年7月7日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2016-122139
状態 特許登録済
技術分野 検索装置 電気的に作動する教習具
主要キーワード マーカ付き まちがい アポストロフィ テキストビューア マーカモード テキスト範囲 登録テキスト 色別表示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月7日)のものです。
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図面 (16)

課題

登録単語等についての学習をより効果的に実施することを可能にする。

解決手段

テキスト表示装置は、テキストを表示し、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する。テキスト表示装置は、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを前記学習装置から受信し、前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する。

概要

背景

近年の電子辞書には、辞書検索された所望の項目を、別途ユーザ独自の単語帳として登録し、この単語帳内の登録単語を適宜呼び出して表示させることができる単語帳機能を搭載したものがある。また、辞書検索された所望の項目とその内容の表示画面において、注目すべき部分をマーカにより識別して表示させることのできるマーカ機能を搭載したものがある。

さらに、従来の電子辞書には、単語帳機能によって登録した単語などをマーカにより隠した状態で表示し、隠された単語などを記憶しているか確認することができる学習機能を有したものがある(例えば、特許文献1参照)。

概要

登録単語等についての学習をより効果的に実施することを可能にする。テキスト表示装置は、テキストを表示し、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する。テキスト表示装置は、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを前記学習装置から受信し、前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する。

目的

本発明は、前記のような課題に考慮してなされたもので、登録単語等についての学習をより効果的に実施することが可能なテキスト表示装置、学習装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

テキストを表示する第1テキスト表示手段と、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する送信手段と、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを前記学習装置から受信する受信手段と、前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段とを有することを特徴とするテキスト表示装置

請求項2

前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第3テキスト表示手段と、ユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段とをさらに有する請求項1記載のテキスト表示装置。

請求項3

前記受信手段は、前記複数の第1の部分的なテキストに対応する複数の第2の部分的なテキストのうち、何れかの前記第2の部分的なテキストをランダム順番で受信することを特徴とする請求項1記載のテキスト表示装置。

請求項4

前記第3テキスト表示手段は、複数の第1の部分的なテキストをそれぞれ識別可能な形態で表示し、同等の第1の部分的なテキストが複数ある場合には同じ形態で表示することを特徴とする請求項2記載のテキスト表示装置。

請求項5

テキスト表示装置からテキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを受信する受信手段と、前記複数の第1の部分的なテキストをランダムな順番で指定する指定手段と、前記指定手段により指定された順番で前記第1の部分的なテキストに対応する第2の部分的なテキストを出力する第1出力手段と、前記第1出力手段により出力された前記第2の部分的なテキストを前記テキスト表示装置に送信する送信手段とを具備したことを特徴とする学習装置。

請求項6

複数の項目とその項目の説明情報とを対応付けて記憶する辞書記憶手段と、前記第1出力手段により出力される前記第2の部分的なテキストに対応する前記項目を検索し、この検索された前記項目の説明情報を出力する第2出力手段とをさらに有する請求項5記載の学習装置。

請求項7

テキストを表示する第1テキスト表示手段と、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを登録する登録手段と、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストをランダムな順番で表示する登録テキスト表示手段と、前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段と、ユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段とを有するテキスト表示装置。

請求項8

コンピュータを、テキストを表示する第1テキスト表示手段と、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する送信手段と、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを前記学習装置から受信する受信手段と、前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段として機能させるためのプログラム

請求項9

コンピュータを、テキスト表示装置からテキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを受信する受信手段と、前記複数の第1の部分的なテキストをランダムな順番で指定する指定手段と、前記指定手段により指定された順番で前記第1の部分的なテキストに対応する第2の部分的なテキストを出力する第1出力手段と、前記第1出力手段により出力された前記第2の部分的なテキストを前記テキスト表示装置に送信する送信手段として機能させるためのプログラム。

請求項10

コンピュータを、テキストを表示する第1テキスト表示手段と、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを登録する登録手段と、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストをランダムな順番で表示する登録テキスト表示手段と、前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段と、ユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、電子辞書などのテキストを表示するテキスト表示装置学習装置に関する。

背景技術

0002

近年の電子辞書には、辞書検索された所望の項目を、別途ユーザ独自の単語帳として登録し、この単語帳内の登録単語を適宜呼び出して表示させることができる単語帳機能を搭載したものがある。また、辞書検索された所望の項目とその内容の表示画面において、注目すべき部分をマーカにより識別して表示させることのできるマーカ機能を搭載したものがある。

0003

さらに、従来の電子辞書には、単語帳機能によって登録した単語などをマーカにより隠した状態で表示し、隠された単語などを記憶しているか確認することができる学習機能を有したものがある(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2013−047989号公報

発明が解決しようとする課題

0005

このように特許文献1に記載された従来技術では、電子辞書に設けられた単語辞書機能とマーカ機能とを組み合わせて学習機能を実現している。特許文献1に記載された学習機能では、辞書検索された項目についての表示画面において、単語などをマーカにより隠して表示している。すなわち、ある項目についての表示画面において、常に同じ位置がマーカにより隠されているために憶えやすく、より学習効果の高い表示形態が求められていた。

0006

本発明は、前記のような課題に考慮してなされたもので、登録単語等についての学習をより効果的に実施することが可能なテキスト表示装置、学習装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明のテキスト表示装置は、テキストを表示する第1テキスト表示手段と、前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する送信手段と、前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを受信する受信手段と、前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段とを有する。

発明の効果

0008

本発明によれば、登録単語についての学習をより効果的に実施することが可能なテキスト表示装置、学習装置を提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

本実施形態におけるテキスト表示装置10の電子回路の構成を示すブロック図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10(電子辞書10A)の外観構成を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10(タブレット装置10B)の外観構成を示す図。
本実施形態における学習装置30の電子回路の構成を示すブロック図。
本実施形態における学習装置30の外観構成を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10の情報表示制御プログラム22aによる情報表示制御処理の動作を説明するためのフローチャート
本実施形態におけるテキスト表示装置10の情報表示制御プログラム22aによる情報表示制御処理の動作を説明するためのフローチャート。
本実施形態における学習装置30の単語学処理プログラム42aによる単語学習処理の動作を説明するためのフローチャート。
本実施形態における学習装置30の単語学習処理プログラム42aによる単語学習処理の動作を説明するためのフローチャート。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。
本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図。

実施例

0010

以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
本実施形態におけるテキスト表示装置は、例えば、教科書等のテキストを用いて、テキストに含まれる部分的なテキスト(例えば、単語、成句、以下単語等と表記)を記憶するなどの学習のための機能を提供する。テキスト表示装置は、テキスト中からユーザ操作によって指定された単語等を、外部の電子機器である学習装置(例えば、後述する学習装置30)や自装置のデジタル単語帳アプリケーションなどに登録する。テキスト表示装置は、登録されている単語等をテキスト上でマーカによって隠した状態で表示する。一方、外部の電子機器やデジタル単語帳アプリケーションによって登録された単語等をシャッフルさせて表示する。ユーザは、例えば、シャッフルされた単語等が、テキスト表示装置において表示されたテキスト中のマーカにより隠されたどこに入るかを回答して学習を行うことができる。

0011

図1は、本実施形態におけるテキスト表示装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。図2及び図3は、本実施形態におけるテキスト表示装置10の外観構成を示す図である。図2は、テキスト表示装置10を電子辞書10Aとして実現した例を示し、図3は、テキスト表示装置10をタブレット装置(タブレット型PC(personal computer))10Bとして実現した例を示している。なお、テキスト表示装置10は、タッチパネル式のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話電子ブック携帯ゲーム機等の他の電子機器により実現することも可能である。

0012

以下、テキスト表示装置10は、電子辞書10Aとして実現された場合を例にして説明する。
テキスト表示装置10の電子回路は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成される。テキスト表示装置10は、CPU(central processing unit)21、メモリ22、記録媒体読取部24、キー入力部14、表示部17、通信部25が備えられる。

0013

CPU21は、メモリ22に予め記憶された情報表示制御プログラム22a、あるいはROMカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読取部24を介してメモリ22に読み込まれた情報表示制御プログラム22a、あるいはインターネットなどのネットワークを通じて読み込まれた情報表示制御プログラム22aに応じて、回路各部の動作を制御する。

0014

メモリ22に記憶された情報表示制御プログラム22aは、キー入力部14、タッチパネル式の表示部17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信部25を介して接続される学習装置30との通信信号に応じて起動される。

0015

メモリ22には、情報表示制御プログラム22aとして、テキスト表示装置10の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部25を介して学習装置30などの外部電子機器データ通信するための通信プログラム電子辞書機能を実現するための電子辞書プログラム、教科書などのテキストを表示するためのテキストビューアプログラム、マーカ単語帳に単語等のテキストを登録するマーカ単語帳プログラム等が記憶される。また、メモリ22には、辞書データベース22b、マーカ単語帳データ22eが記憶される。

0016

CPU21は、情報表示制御プログラム22aにより、検索語入力処理、検索語に対応した見出し語検索処理検索見出し語プレビュー付き一覧表示処理、選択された見出し語に対応する語義・用例・解説などの各種説明情報読み出し表示処理、テキスト中からユーザ操作によりマーカ指定された部分的なテキスト(単語等)のマーカ単語帳データ22eへの登録・読み出しをするマーカ単語帳処理、マーカ単語帳データ22eを学習装置30に送信する処理、学習装置30から送信されるテキストデータを受信する処理など、メモリ22内の辞書データベース22b、マーカ単語帳データ22eに基づく検索・登録・読み出し・表示・送受信処理全般を制御するための処理を実行することができる。本実施形態におけるCPU21は、情報表示制御プログラム22aにより、前述した処理を組み合わせて、学習装置30を利用した学習のための機能(以下、学習機能)を提供する。

0017

辞書データベース22bには、例えば、国語辞典英和辞典和英辞典、英英辞典百科事典等の各種の辞書が記憶される。例えば、英和辞典の辞書データとしては、アルファベット順に配列した各英単語の見出し語とその日本語の意味(訳語)、発音記号、用例、解説、括弧書きされた付加データなどからなる説明情報がその発音音声データと共に記憶される。英和辞典以外の各種の辞書データも、基本的には英和辞典と同様に、各見出し語とその説明情報が対応付けられて記憶される。

0018

テキストデータ22dは、教科書や小説など様々なコンテンツを対象とするデータである。テキストデータ22dは、予めテキスト表示装置10に記憶されていても良いし、記録媒体23から読み出したデータ、ネットワークを通じて他の装置からダウンロードしたデータであっても良い。

0019

マーカ単語帳データ22eは、情報表示制御プログラム22a(マーカ単語帳プログラム)によるマーカ単語帳処理によって登録されるデータである。マーカ単語帳データ22eは、テキスト名(コンテンツ名)と、ユーザ操作によってテキスト中から範囲指定された単語等の部分的なテキスト(見出し語)と、この部分的なテキストのテキスト中における位置(例えば、テキスト先頭からの文字位置)を示す位置情報とを対応づけたデータ(単語データ)である。ユーザにより指定された単語と同じ単語がテキストに複数存在する場合には、1つの単語(見出し語)に対して、それぞれの位置情報を対応づけて記憶するようにしても良い。この場合、同じ単語とは、文字列(テキスト)が完全に一致する場合だけでなく、同等と判定される単語(単複の違い、アポストロフィの有無、活用形の違いなどがあるもの)を含むようにしても良い。また、同等と判定される単語を、それぞれ識別できるデータを付加しても良い。さらに、範囲指定の際にユーザに選択されたマーカ色などのデータを対応づけることも可能である。

0020

なお、デジタル単語帳アプリ(プログラム)22cは、後述する学習装置30の機能をテキスト表示装置10において実現するためのプログラムである。本実施形態におけるテキスト表示装置10は、学習装置30と協働して学習機能を提供するが、デジタル単語帳アプリ22cを実行することで、学習装置30を利用しないで単体で学習機能を提供することができる。学習装置30を利用する場合には、デジタル単語帳アプリ22cが記憶されていなくても良い。

0021

キー入力部14は、例えばテキスト表示装置10の本体ケースに設けられた文字入力キー辞書指定キー、[決定]キー、[戻る]キー、カーソルキーなどからの入力を制御する。

0022

表示部17は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置表示装置が一体となった構造を有している。例えば、表示部17は、バックライト付きカラー液晶表示画面に透明タッチパネルを重ねて構成される。表示部17の表示画面には、必要に応じて、辞書機能を提供するための各種表示領域、テキストを含む各種コンテンツを表示するコンテンツ領域、各種機能のキー入力領域、あるいは各領域が混在する領域に切り替えられる。

0023

通信部25は、外部機器との無線通信を制御する。通信部25は、CPU21の制御により学習装置30と協働する処理が実行される場合に、学習装置30との無線通信を制御する。

0024

なお、図1には図示していないが、音声出力部を設けて、スピーカあるいは外部端子を介して接続されたヘッドホンを通じて音声を出力する構成としても良い。

0025

図2に示すテキスト表示装置10(電子辞書10A)は、表示部17にコンテンツ表示領域17aを設けてテキストを表示し、このテキストを利用した学習機能によるユーザによる回答に対する判定結果を表示する判定結果表示領域17bを表示した例を示している。

0026

図3に示すテキスト表示装置10(タブレット装置10B)は、デジタル単語帳アプリ22cを実行することにより、仮想的な学習装置30を表す仮想学習装置画像17cを表示した例を示している。仮想学習装置画像17cには、学習装置30を用いた場合に学習装置30に表示される情報が表示される。

0027

図4は、本実施形態における学習装置30の電子回路の構成を示すブロック図である。図5は、本実施形態における学習装置30の外観構成を示す図である。

0028

学習装置30の電子回路は、図4に示すように、プログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成される。学習装置30は、例えばデジタル単語帳専用の携帯機器として構成されるか、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等などの他の電子機器によって実現することができる。

0029

学習装置30は、CPU41、メモリ42、記録媒体読取部44、キー入力部31、表示部32、通信部43が備えられる。

0030

CPU41は、メモリ42内に予め記憶された単語学習処理プログラム42aに応じて各部の動作を制御する。なお、単語学習処理プログラム42aは、学習装置30にテキスト表示装置10以外と通信可能な外部インターフェースを備えさせた場合には、ROMカードなどの外部記録媒体やインターネット上のWebサーバ等からメモリ42に読み込むようにすることができる。

0031

メモリ42に記憶された単語学習処理プログラム42aは、キー入力部31からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信部43を介して接続されるテキスト表示装置10との通信信号に応じて起動される。

0032

メモリ42には、単語学習処理プログラム42aとして、学習装置30の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部43を介してテキスト表示装置10とデータ通信するための通信プログラム等が記憶される。また、単語学習処理プログラム42aとして、テキスト表示装置10との通信接続に伴い、テキスト表示装置10から送信されたマーカ単語帳データ22e(マーカ単語帳データ42c)を受信してメモリ42に記憶させるためのデータ受信処理、マーカ単語帳データ42cに登録されたデータを表示させるマーカ単語帳データ表示処理、マーカ単語帳データ42cをテキスト表示装置10へ送信する単語帳データ送信処理、テキスト表示装置10により制御される学習機能に応じた単語データの表示やテキスト表示装置10への送信など、メモリ42内の辞書データベース42b、マーカ単語帳データ42cに基づく表示・送受信処理全般を制御するためのデータ処理プログラムが記憶される。

0033

辞書データベース42bには、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典等の各種の辞書が記憶される。辞書データベース42bは、テキスト表示装置10に記録された辞書データベース22bから主要なデータのみを抽出した簡易版の辞書データである。例えば、マーカ単語帳データ42cには、辞書データベース22bにおける発音記号、用例、解説、括弧書きされた付加データなどを省略した辞書データが含まれる。

0034

マーカ単語帳データ42cは、テキスト表示装置10から送信されたマーカ単語帳データ22eである。

0035

キー入力部31は、例えば学習装置30の本体ケースに設けられた複数のキー、例えば表示対象を次のデータに送る[次]キー、前のデータに戻す[戻り]キー、表示中のマーカ単語帳データにチェックデータを書き込んだり消去したりするための[チェック]キー、表示中のデータの読み上げ音声を出力させるための[音声]キーからの入力を制御する。

0036

表示部32は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造を有している。例えば、表示部32は、バックライト付きカラー液晶表示画面に透明タッチパネルを重ねて構成される。

0037

通信部43は、外部機器との無線通信を制御する。通信部43は、CPU41の制御によりテキスト表示装置10と協働する処理が実行される場合に、テキスト表示装置10との無線通信を制御する。

0038

音声出力部45は、スピーカあるいは外部端子を介して接続されたヘッドホン45e(図5参照)を通じて音声を出力する。

0039

次に、本実施形態におけるテキスト表示装置10と学習装置30の動作について説明する。
図6及び図7は、本実施形態におけるテキスト表示装置10の情報表示制御プログラム22aによる情報表示制御処理の動作を説明するためのフローチャート、図8及び図9は、学習装置30の単語学習処理プログラム42aによる単語学習処理の動作を説明するためのフローチャートである。また、図10図15は、テキスト表示装置10と学習装置30におけるそれぞれの処理の実行時における表示画面例を示す図である。

0040

まず、テキスト表示装置10は、ユーザ操作によって選択されたコンテンツのテキストを表示部17において表示する(ステップA1)。ここで、単語帳登録モードがユーザ操作によって指定されると(ステップA2、Yes)、CPU21は、単語帳登録モード(マーカモード)に移行すると共に、学習装置30に対して単語帳登録モードに移行することを指示する情報を送信する(ステップA3)。

0041

学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10からモードの移行を示す情報を受信し(ステップB1、Yes)、単語帳登録モードへの移行を指示する情報であった場合には(ステップB1、Yes)、登録対象とする単語データの受信待ち状態となる。

0042

テキスト表示装置10では、ユーザは、表示部17の表示面(タッチパネル)に例えばペンなどを用いてタッチ操作することにより、表示部17に表示されたテキストから登録対象とする部分的なテキストを指定することができる。登録対象とするテキストは、表示部17に表示されたテキストから任意の範囲によって指定することができるが、以下の説明では説明を簡単するために単語単位で指定するものとする。

0043

CPU21は、ユーザ操作によって、表示部17に表示されたテキスト中で何れかの単語が指定されると(ステップA4)、この指定された単語に対してマーカを付して、登録対象とする単語を識別可能な状態で表示する(ステップA5)。マーカは、所定の表示色を用いて、単語を含むように表示された帯状の表示形態を示す。マーカは、表示部17に表示された単語を識別可能となるように表示することもできるし、単語が識別できないように隠して表示することもできる。単語登録時には、単語を識別可能な形態で表示する。

0044

CPU21は、登録対象として指定された単語(テキスト)をもとに、現在の表示対象としているテキスト中に、指定単語と同等の単語があるかを検索する。ここで、同等の単語がない場合(ステップA6、No)、CPU21は、登録対象として指定された単語(第1の部分的なテキスト)と、この単語のテキスト中の位置を示す位置情報とを対応づけた単語データを、マーカ単語帳データ22eに追加登録する(ステップA11)。また、CPU21は、マーカ単語帳データ22eに追加登録した単語データを、学習装置30に送信する(ステップA12)。

0045

一方、学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10から単語データ、すなわちテキスト表示装置10のマーカ単語帳データ22eに登録された単語とテキスト中の位置情報を受信すると(ステップB3、Yes)、マーカ単語帳データ42cに、指定された登録単語と位置情報とを対応づけて追加登録する(ステップB4)。

0046

CPU41は、辞書データベース42b(簡易辞書)を参照して、追加登録した単語に対応する音声データを読み出し、単語の音声を音声出力部45から出力させる。また、CPU41は、追加登録した単語を含む、テキスト表示装置10に表示中のテキスト(現在表示中のページ)においてマーカ単語帳データ42cに登録した単語を一覧表示する(ステップB5)。

0047

なお、マーカ単語帳データ42cには、辞書データベース42bの見出し語として登録されている基本形の単語が登録されるものとする。従って、テキスト表示装置10において、例えば複数形の単語がユーザによって登録対象として指定された場合であっても学習装置30は単数形の単語が登録されるものとする。従って、学習装置30における単語の一覧表示においても基本形の単語が表示される。

0048

図10(a1)は、テキスト表示装置10における表示部17のコンテンツ表示領域17aに表示されたテキスト(英文)の表示例を示し、図10(a2)は、学習装置30における単語登録時の表示例を示す図である。

0049

図10(a1)では、例えば単語「midist」がペン26を用いてユーザ操作によって登録対象として選択されている。「midist」には、特定の表示色によるマーカが付される。一方、学習装置30は、テキスト表示装置10において指定された単語の単語データを受信して、追加登録した単語「midist」を表示すると共に、「midist」の音声を出力する。テキスト表示装置10を操作するユーザは、学習装置30から指定単語の音声が出力されることで、単語登録されたことを確認することができる。

0050

同様にして、図10(b1)に示すように、他の単語「prairies」がユーザによるペン26の操作によって登録対象として指定されると、図10(b2)に示すように、単語「prairie」(基本形)を単語一覧追加表示すると共に、「prairie」の音声を出力する。

0051

一方、ユーザ装置によって登録対象として指定された単語と同等の単語が、現在の表示対象としているテキスト(ページ)中にある場合(ステップA6、Yes)、CPU21は、該当する同等の単語についてのマーカを付して表示すると共に、より識別が可能となるように点滅表示させる(ステップA7)。

0052

図11(c1)は、例えばユーザ操作によって単語「farmer」が登録対象として指定された場合に、単語「farmer」と同等の単語「farmer’s」(アポストロフィ+s付き)がマーカ付きの点滅表示されている例を示している。

0053

この場合、ユーザは、ペン26を用いて、登録対象として指定したマーカ付きで表示された単語、あるいはマーカ付きの点滅表示された単語(同等単語)をタッチすることで、同等単語を含む一括登録の指定、あるいは同等単語の解除を指定することができる。

0054

例えば、マーカ付きの点滅表示された単語が指定された場合(ステップA8、Yes)、CPU21は、この指定された同等単語を登録対象から外して、マーカを消去する(ステップA10)。従って、複数の同等単語がテキスト中に含まれている場合には、ユーザ操作によって登録対象とする同等単語と、登録から除外する同等単語を選択することができる。

0055

また、登録対象として初めに指定したマーカ付きで表示された単語が指定された場合(ステップA8、No)、CPU21は、登録対象として指定された単語と、登録が解除されていない同等単語と、それぞれの単語のテキスト中の位置を示す位置情報とを対応づけた単語データを、マーカ単語帳データ22eに追加登録する(ステップA9)。また、CPU21は、マーカ単語帳データ22eに追加登録した単語データを、学習装置30に送信する(ステップA12)。

0056

学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10からマーカ単語帳データ22eに登録された単語及び同等単語と、それぞれのテキスト中の位置情報を受信すると(ステップB3、Yes)、マーカ単語帳データ42cに追加登録する(ステップB4)。また、CPU41は、登録単語(基本形)の音声を出力させると共に(ステップB5)、追加登録した単語を一覧表示に追加する。

0057

図11(c2)は、学習装置30において単語「farmer」が一覧表示に追加されると共に、「farmer」の音声が出力されていることを示している。
以下同様にして、テキスト表示装置10に表示されたテキストからユーザ操作によって指定された単語は、学習装置30のマーカ単語帳データ42cに追加登録することができる。図11(d1)は、さらに単語「lumber」「contained」「rusty」が指定された例を示し、図11(d2)は、それぞれの単語が一覧表示に追加された例を示している。

0058

なお、学習装置30は、テキスト表示装置10において表示対象としているテキストのページに含まれる単語を一覧表示するものとする。テキスト表示装置10は、表示されているテキストの範囲がページ切り替えスクロールなどによって変更された場合には、変更された後のテキスト範囲を学習装置30に通知する。学習装置30は、変更された後のテキスト範囲に含まれる単語を、テキスト表示装置10から受信した各単語のテキスト中における文字位置の情報をもとに判別し、該当する単語のみを一覧表示する。

0059

テキスト表示装置10において、ユーザ操作によって単語帳登録モードの終了が指示されると(ステップA13、Yes)、CPU21は、学習装置30に対して、単語帳登録モードを終了する旨を送信する(ステップA14)。学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10から単語帳登録モードを終了する旨が受信されると(ステップB7)、単語帳登録モードを終了して、テキスト表示装置10からの情報受信待ち状態に移行する(ステップB1)。

0060

次に、ユーザ操作によって単語学習モードが指定された場合について説明する。単語学習モードがユーザ操作によって指定されると(ステップA15、Yes)、CPU21は、単語学習モードに移行すると共に、学習装置30に対して単語学習モードに移行することを指示する情報と現在のコンテンツ表示領域17aに表示しているテキストのページ位置(テキスト範囲)とを送信する(ステップA16)。

0061

学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10からモードの移行を示す情報を受信し(ステップB1、Yes)、単語学習モードへの移行を指示する情報であった場合には(ステップB8、Yes)、単語学習モードに移行し、テキスト表示装置10から受信されたページ位置をもとに該当ページに含まれる登録済みの単語を判別して、該当する単語を一覧表示する(ステップB9)。

0062

学習装置30では、ユーザは、一覧表示された単語中から学習しようとする単語を任意に指定することができる。学習装置30のCPU41は、例えばペン26を用いたユーザ操作によって何れかの単語が指定されると(ステップB10)、この指定された単語をマーカ等を付加して表示すると共に、指定された単語の音声を出力する。また、CPU41は、ユーザによって指定された単語をテキスト表示装置10に送信する(ステップB12)。

0063

テキスト表示装置10のCPU21は、学習装置30から単語を受信すると、現在表示中のページ含まれる単語であるかを判別する(ステップA17)。ここで、該当する単語であった場合、CPU21は、受信した単語のテキスト中の文字位置をマーカ単語帳データ42cから読み出し(ステップA18)、この文字位置をもとにテキスト中の該当する単語部分にマーカを付加して識別表示する(ステップA19)。なお、テキスト表示装置10にマーカが付加される単語は、マーカ単語帳データ42cに登録された単語を対象としても良いし、マーカ単語帳データ42cに登録されていない同等の単語を含んでいても良い。

0064

一方、学習装置30は、一覧表示から選択されたマーカ付きの単語が、さらにユーザ操作によって指定された場合には、指定単語に対応する辞書データを辞書データベース42bから読み出し、この単語(見出し語)に対応する説明情報(例えば、見出し語、発音記号、訳語)を表示する。

0065

図12(a1)は、学習装置30に表示された単語の一覧表示から単語「lumber」が指定された状態を示している。単語「lumber」が指定されることにより、この単語「lumber」の音声が出力される。また、学習装置30からテキスト表示装置10に単語「lumber」が送信されることにより、図12(a3)に示すように、テキスト表示装置10に表示されたテキスト中において、単語「lumber」がマーカが付加されて表示される。さらに、学習装置30では、図12(a2)に示すように、単語「lumber」についての説明情報を任意に表示させることができる。

0066

図12(b1)は、学習装置30に表示された単語の一覧表示から単語「farmer」が指定された状態を示している。単語「farmer」が指定されることにより、この単語「farmer」の音声が出力される。また、学習装置30からテキスト表示装置10に単語「farmer」が送信されることにより、図12(b3)に示すように、テキスト表示装置10に表示されたテキスト中において、単語「farmer」と同等の単語として登録された単語「farmer’s」の2箇所にマーカが付加されて表示される。さらに、学習装置30では、図12(b2)に示すように、単語「farmer」についての説明情報を任意に表示させることができる。

0067

こうして、学習装置30に一覧表示された単語から任意に単語を指定することで、テキスト表示装置10に表示されたテキスト中で該当する単語がマーカによって明示されるため、この単語のテキスト中での使われ方やテキストの内容理解などの学習を容易にすることができる。また、学習装置30では、指定した単語の訳語などを簡単に表示できるので、テキストを参照しながら単語を理解するための学習を容易にすることができる。

0068

テキスト表示装置10において、ユーザ操作によって単語学習モードの終了が指示されると(ステップA20、Yes)、CPU21は、学習装置30に対して、単語学習モードを終了する旨を送信する(ステップA14)。学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10から単語学習モードを終了する旨が受信されると(ステップB15)、単語学習モードを終了して、テキスト表示装置10からの情報受信待ち状態に移行する(ステップB1)。

0069

次に、ユーザ操作によって単語テストモードが指定された場合について説明する。単語テストモードがユーザ操作によって指定されると(ステップA21、Yes)、CPU21は、単語テストモードに移行すると共に、学習装置30に対して単語テストモードに移行することを指示する情報と現在のコンテンツ表示領域17aに表示しているテキストのページ位置(テキスト範囲)とを送信する(ステップA22)。

0070

CPU21は、マーカ単語帳データ22eから現在表示中のページ含まれる登録単語と、登録単語のテキスト中の文字位置を読み出し、この文字位置をもとにテキスト中の該当する単語部分にマーカを付加して識別できないように隠して表示する(ステップA23)。

0071

学習装置30は、テキスト表示装置10からモードの移行を示す情報を受信し(ステップB1、Yes)、単語テストモードへの移行を指示する情報であった場合には(ステップB16、Yes)、単語テストモードに移行し、テキスト表示装置10から受信されたページ位置をもとに該当ページに含まれる登録済みの単語を判別する。そして、CPU41は、該当ページに含まれる登録済みの単語が複数ある場合に、この複数の単語の順番ランダムに並べ替えて、メモリ42のワークエリアに記憶する(ステップB17)。CPU41は、ワークエリアに記憶された単語を、ランダムに並べ替えられた順番で一覧表示する(ステップB18)。すなわち、本実施形態における学習装置30は、登録された複数の単語をシャッフルして、単語テストの出題対象とする順番を不定にすることで学習効果の向上を図る。

0072

ここで、ユーザは、単語テストの形態として、例えば出題モードとマーカ色モードとを指定することができる。CPU41は、例えば、出題モードとマーカ色モードとをユーザが指定することができるメニューを表示部32に表示し、このメニューを通じてユーザによる指定を入力する(ステップB19,B20)。

0073

出題モードとは、学習装置30における出題対象とする単語の内容についての表示形態を示すもので、例えば「単語(見出し語)」「訳」「単語&訳」の何れかを指定することができる。例えば、出題モードとして「訳」を指定することで、テキスト表示装置10に表示された英文のテキストに対して、学習装置30において、テストの出題対象として訳(単語の日本語訳)を一覧表示させることができる。

0074

マーカ色モードは、テキスト表示装置10における出題対象とする単語に付加されるマーカの形態を示すもので、例えば「共通」「個別色」の何れかを指定することができる。例えば、「共通」を指定することで、テキスト表示装置10において、出題対象とする全ての単語を、予め決められた特定の色のマーカによって隠して表示させることができる。また、「個別色」を指定することで、テキスト表示装置10において、出題対象とする単語毎に、それぞれ異なる色のマーカによって隠して表示させることができる。この場合、同等の単語が複数ある場合には、同じ色のマーカによって隠して表示される。すなわち、単語毎に異なるマーカ色を用いることで、単語を指定する際のヒントとすることができる。

0075

CPU41は、ユーザによりマーカ色モードが「個別色」に指定されると、テキスト表示装置10にマーカを単語毎に色別で表示する指示を送信する(ステップB21)。テキスト表示装置10のCPU21は、学習装置30からマーカの色別表示が指示されると(ステップA25、Yes)、表示中のテキスト中で出題対象とする単語を、単語毎に、それぞれ異なる色のマーカにより隠して表示する(ステップA26)。

0076

なお、前述した説明では、マーカ色モードを学習装置30においてユーザが指定するとしているが、テキスト表示装置10に対してユーザが指定するようにしても良い。従って、初めにマーカ色モードを「個別色」に指定した後、テキスト表示装置10に対するユーザ操作によって「共通」に変更することもできる。

0077

ここで、ユーザにより表示形態を確認する「OK」の指示が入力される(ステップA27、Yes)、CPU41は、学習装置30から出題対象と単語の受信待ちの状態となる。

0078

一方、学習装置30のCPU41は、ワークエリアに記憶された先頭の単語を出題対象として指定し(ステップB22)、ユーザにより指定された出題モードに応じて、出題対象として指定した単語の内容(「単語(見出し語)」「訳」「単語&訳」)を表示すると共に、単語の音声を出力させる(ステップB23)。CPU41は、出題対象として指定した単語(第2の部分的なテキスト)をテキスト表示装置10に送信する(ステップB24)。

0079

テキスト表示装置10のCPU21は、学習装置30から単語テストの出題対象とする単語を受信すると(ステップA24、Yes)、ユーザ操作によるマーカの指定(回答)待ち状態となる。CPU21は、ユーザ操作によってコンテンツ表示領域17aにおいて表示されたマーカにより隠された単語が指定されると(ステップA28、Yes)、この指定された単語と、学習装置30から受信した単語とが同等であるかを判定する。

0080

この判定の結果、同等であると判定した場合(ステップA29、Yes)、CPU21は、判定結果(単語テスト結果)として、判定結果表示領域17bに「○正解」を表示し、さらに正解を表す音声を出力する(ステップA30)。一方、同等であると判定しない場合(ステップA29、No)、CPU21は、判定結果(単語テスト結果)として、判定結果表示領域17bに「×まちがい」を表示し、さらに誤り表す音声を出力する(ステップA31)。

0081

CPU21は、ユーザによって指定された単語を、マーカにより隠した状態から、マーカが付加された認識可能な状態に変更する(ステップA32)。ユーザは、指定した単語の表示形態が変更されることにより、回答に対する正解あるいは誤りを確認することができる。ここで、ユーザ操作により確認OKが指示されると(ステップA33、Yes)、CPU21は、指定単語を元のマーカにより隠した状態に戻して次の出題に備える。

0082

学習装置30は、ユーザによる次キーの操作により、出題対象を次の単語に進める指示があると(ステップB25、Yes)、出題対象とすることができる次の単語があれば(ステップB26,Yes)、ワークエリアに記憶された次の単語を出題対象として指定し(ステップB28)、ユーザにより指定された出題モードに応じて、出題対象として指定した単語の内容を表示すると共に単語の音声を出力させて、この指定した単語をテキスト表示装置10に送信する(ステップB23,B24)。

0083

以下、前述と同様にして、テキスト表示装置10において、ユーザにより指定されたマーカにより隠された単語と、学習装置30からテキスト表示装置102送信した出題対象とする単語とが同等であるか判定し、その判定結果を出力する(ステップA28〜A31)。

0084

図13(a1)は、学習装置30の単語テストモード移行時の表示例を示している。図13(a1)では、テキスト表示装置10に表示されたテキストに対応する登録単語がシャッフルされて一覧表示されている。学習装置30は、出題モードとマーカ色モードが指定されると、図13(a2)に示すように、テキスト一覧の先頭の単語「lumber」が出題対象として表示すると共に音声を出力する。

0085

ユーザは、テキスト表示装置10において、マーカによって複数箇所の単語が隠されたテキスト中から、出題対象とする単語とテキストの内容を確認しながら、出題対象とする単語が何れのマーカによって隠されているかを判断して、ペン26を用いて該当するマーカを指定する。図13(a3)では、単語「contain」を隠したマーカがユーザ操作によって指定された状態を示している。テキスト表示装置10は、単語「contain」と、学習装置30から受信した単語「lumber」とが同等であるかを判定した結果、判定結果表示領域17bに「×まちがい」を表示している。

0086

図14(b2)は、図13(a2)に示す出題対象に対して、正しく単語「lumber」を隠したマーカがユーザ操作によって指定された状態を示している。この場合、テキスト表示装置10は、判定結果表示領域17bに「○正解」を表示している。なお、学習装置30は、図14(b1)に示すように、出題対象とする単語「lumber」について、ユーザ操作に応じて辞書データベース42bに記憶された説明情報を表示させることができる。これにより、出題対象とする単語について、説明情報を利用した学習をすることができる。

0087

図14(c1)は、学習装置30における出題モードとして「訳」が指定された場合の表示例を示している。図14(c1)に示すように、出題対象として単語「prairie」の訳語「大草原」が表示されている。ユーザは、訳語「大草原」に対応する単語を隠したマーカを判断して指定する。図14(c2)は、図14(c1)に示す出題対象の訳語「大草原」に対して、正しく単語「prairies」を隠したマーカがユーザ操作によって指定された状態を示している。この場合、テキスト表示装置10は、判定結果表示領域17bに「○正解」を表示している。

0088

図15(d1)は、学習装置30におけるマーカ色モードとして「個別」が指定された場合の表示例を示している。図15(d1)に示すように、出題対象とする複数の単語の一覧表示において、各単語に対して、それぞれ異なる色のマーカが付加されている。例えば、単語「midist」は、シアン(cy)のマーカが付されている。同様にして、「prairie」はマゼンタ(ma)、「farmer」はグリーン(gr)、「lumber」にはバイオレット(vi)、「contain」にはアイボリー(iv)、「rusty」にはブルー(bl)のマーカがそれぞれ付されている。テキスト表示装置10は、学習装置30からマーカ色モード「個別」に応じて色別表示が指示された場合、図15(d2)に示すように、学習装置30に表示される各単語に付されたマーカの色により、それぞれ対応する単語に対して同じ色のマーカが付加される(テスト時にはマーカによって単語が隠される)。図15(d2)に示すように、同等単語「farmer」「farmer’s」には、同じ色のマーカが付加される。

0089

なお、マーカ色モード「個別」は、ユーザに対してヒントを与えるモードであるため、図15(d1)に示す単語の一覧表示では、ユーザが分かり易いように単語の並びをシャッフルする前の順番で表示している。なお、図13(a1)に示すように、シャッフルした順番で表示することも可能である。

0090

図15(e1)は、学習装置30における出題モードとして「単語&訳」が指定された場合の表示例を示している。図15(e1)に示すように、出題対象として単語「farmer」と訳語「農民」が表示されると共に、「farmer」と「農民」が音声により出力される。図15(E2)は、図15(e1)に示す出題対象の「farmer」「農民」に対して、正しく単語「farmer’s」(同等単語)を隠したマーカがユーザ操作によって指定された状態を示している。この場合、テキスト表示装置10は、判定結果表示領域17bに「○正解」を表示している。マーカ色モード「個別」の場合には、同等単語に対して同じ色のマーカが付加されるため、正解とする単語(マーカ)を判断する際に参考にすることが可能である。

0091

テキスト表示装置10において、ユーザ操作によって単語テストモードの終了が指示されると(ステップA35、Yes)、CPU21は、学習装置30に対して、単語テストモードを終了する旨を送信する(ステップA14)。学習装置30のCPU41は、テキスト表示装置10から単語テストモードを終了する旨が受信されると(ステップB27、Yes)、単語テストモードを終了して、テキスト表示装置10からの情報受信待ち状態に移行する(ステップB1)。
また、学習装置30は、ワークエリアに記憶された出題対象とする単語が全て出題済みになると(ステップB26、No)、同様に単語テストモードを終了する。

0092

このようにして、本実施形態では、テキスト表示装置10と学習装置30とを組み合わせることによって、登録単語等についての学習をより効果的に実施することが可能となる。

0093

なお、前述した説明では、テキスト表示装置10に表示されたテキストに対応する複数の単語の順番を並べ替え(シャッフル)、この並べ替えた順番で出題対象とする単語を選択しているが(シャッフル学習機能)、並べ替えないようにしても良いし、ランダムに並べ替えるのではなく、予め決められたルールに応じた順番で並べ替えても良い。なお、ルールは、例えばマーカ単語帳データ42cに登録される単語に対して、重要度、過去のテストの結果(正誤数など)、テキスト中の頻出数などの属性データを付加しておき、この属性データに基づいて決めることができる。

0094

また、前述した説明では、テキスト表示装置10によって単語登録された単語を学習装置30に送信し、学習装置30のマーカ単語帳データ42cに追加登録された単語を単語テストモードにおける出題対象としているが、テキスト表示装置10においてユーザが登録した単語だけでなく、予め決められた単語を学習装置30から送信して単語テストを実行しても良い。例えば、学習装置30に予め記憶されている単語データベース、例えば新たに学習する単語、頻出単語などのデータベースから、出題対象とする単語を選択してテキスト表示装置10に送信する。テキスト表示装置10は、学習装置30から受信した単語をもとに、表示中のテキストにおいて該当する単語を明示して表示する。これにより、ユーザは、学習装置30から受信された単語をテキスト表示装置10に表示されたテキスト内で学習することができる。

0095

また、前述した説明では、テキスト表示装置10(電子辞書10A)と学習装置30との組み合わせたシステムを例に説明しているが、テキスト表示装置10をタブレット装置10Bとしても同様に実施することができる。

0096

また、テキスト表示装置10(タブレット装置10B)は、デジタル単語帳アプリ22cを実行することにより、単体で前述したテキスト表示装置10と学習装置30との処理を実行することも可能である。この場合、テキスト表示装置10は、図3に示すように、表示部17に仮想学習装置画像17cを表示して、前述した学習装置30と同様の情報を表示させる。情報表示制御プログラム22aとデジタル単語帳アプリ22cは、前述したテキスト表示装置10と学習装置30と同様にして各種のデータを送受信することで、前述と同様の処理を実現することができる。

0097

なお、前述したテキスト表示装置10と学習装置30における処理(図6図9に示すフローチャートに示す処理)を実行させるプログラムは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスクフレキシブルディスクハードディスク等)、光ディスクCD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録装置媒体に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、この外部記録装置の媒体に記憶されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前述したテキスト表示装置10と学習装置30の機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。

0098

また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク上を伝送させることができ、この通信ネットワークに接続されたコンピュータからプログラムのデータを、テキスト表示装置10や学習装置30に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述したテキスト表示装置10と学習装置30を実現することもできる。

0099

本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。

0100

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。

0101

[1]
テキストを表示する第1テキスト表示手段と、
前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する送信手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを前記学習装置から受信する受信手段と、
前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段と
を有することを特徴とするテキスト表示装置。

0102

[2]
前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第3テキスト表示手段と、
ユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
をさらに有する[1]記載のテキスト表示装置。

0103

[3]
前記受信手段は、前記複数の第1の部分的なテキストに対応する複数の第2の部分的なテキストのうち、何れかの前記第2の部分的なテキストをランダムな順番で受信することを特徴とする[1]記載のテキスト表示装置。

0104

[4]
前記第3テキスト表示手段は、複数の第1の部分的なテキストをそれぞれ識別可能な形態で表示し、同等の第1の部分的なテキストが複数ある場合には同じ形態で表示することを特徴とする[2]記載のテキスト表示装置。

0105

[5]
テキスト表示装置からテキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを受信する受信手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストをランダムな順番で指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された順番で前記第1の部分的なテキストに対応する第2の部分的なテキストを出力する第1出力手段と、
前記第1出力手段により出力された前記第2の部分的なテキストを前記テキスト表示装置に送信する送信手段と
具備したことを特徴とする学習装置。

0106

[6]
複数の項目とその項目の説明情報とを対応付けて記憶する辞書記憶手段と、
前記第1出力手段により出力される前記第2の部分的なテキストに対応する前記項目を検索し、この検索された前記項目の説明情報を出力する第2出力手段と
をさらに有する[5]記載の学習装置。

0107

[7]
テキストを表示する第1テキスト表示手段と、
前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを登録する登録手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストをランダムな順番で表示する登録テキスト表示手段と、
前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段と、
前記マーカを指定するユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と
を有するテキスト表示装置。

0108

[8]
コンピュータを、
テキストを表示する第1テキスト表示手段と、
前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを学習装置に送信する送信手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストを受信する受信手段と、
前記第2の部分的なテキストに対応する前記第1の部分的なテキストを明示して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段として機能させるためのプログラム。

0109

[9]
コンピュータを、
テキスト表示装置からテキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを受信する受信手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストをランダムな順番で指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された順番で前記第1の部分的なテキストに対応する第2の部分的なテキストを出力する第1出力手段と、
前記第1出力手段により出力された前記第2の部分的なテキストを前記テキスト表示装置に送信する送信手段として機能させるためのプログラム。

0110

[10]
コンピュータを、
テキストを表示する第1テキスト表示手段と、
前記テキストに含まれる複数の第1の部分的なテキストを登録する登録手段と、
前記複数の第1の部分的なテキストの何れかに対応する第2の部分的なテキストをランダムな順番で表示する登録テキスト表示手段と、
前記第1の部分的なテキストをマーカにより隠して前記テキストを表示する第2テキスト表示手段と、
前記マーカを指定するユーザ操作に応じて、前記マーカに対応する前記第1の部分的なテキストと前記第2の部分的なテキストとが同等であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段として機能させるためのプログラム。

0111

10…テキスト表示装置(電子辞書)、14,31…キー入力部、17,32…表示部、30…学習装置、21,41…CPU、22,42…メモリ、22a…情報表示制御プログラム、42a…単語学習処理プログラム、22b,42b…辞書データベース、22e,42c…マーカ単語帳データ、23…記録媒体、24…記録媒体読み取り部、25,43…通信部。

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