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技術 食器

出願人 カセン産業株式会社
発明者 貨泉常雄貨泉督人
出願日 2014年12月24日 (7年0ヶ月経過) 出願番号 2014-261360
公開日 2016年7月7日 (5年5ヶ月経過) 公開番号 2016-120030
状態 特許登録済
技術分野 食卓容器 食器の洗浄、乾燥
主要キーワード 重ね寸法 耐熱合成樹脂 外側上面 断面テーパ状 洗浄スプレー 水切り用 噴射液 容器本体外
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年7月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

食器洗浄時洗浄時間の短縮を図る。

解決手段

食器2は、底部に高台4を有する容器本体3であり、開口面3Cを横に向けて容器本体3を列立させ、前後の離間された容器本体3間に洗浄液噴出させ、前方側の容器本体3の外面3Bと後方側の容器本体3の内面3Aとを同時に洗浄する洗浄機に用いられる容器本体3であって、この容器本体3を高台4の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成し、この流路を、高台4に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部5を形成して構成するとともに、これら切り欠き部5の底5cが容器本体3の底部に達するよう構成している。

概要

背景

従来、耐熱合成樹脂製の食器は、多数の人に食事サービスを提供する病院や学校、社食などで用いられる。使用後の合成樹脂製食器は、食器洗浄工程で洗浄液による洗浄浄水によるすすぎを経て、乾燥殺菌工程で熱風により乾燥され滅菌される(例えば、特許文献1参照)。ところで、洗浄機により多数の容器を同時に洗浄する洗浄工程では、近年、食器をに並べて収納したまま、隣り合う食器間の間隔を一枚ごとに空けながら洗浄する離間洗浄で籠毎洗浄するようになってきている。この方法では、籠から食器を取り出すことなく洗浄できるので、洗浄作業が容易になり、しかも、浸漬槽を用いることがないので、浸漬用の水や熱エネルギーを削減することができる。このような離間洗浄には、例えば、耐熱性の合成樹脂製食器が用いられる(例えば、特許文献2参照)。

概要

食器洗浄時の洗浄時間の短縮をる。食器2は、底部に高台4を有する容器本体3であり、開口面3Cを横に向けて容器本体3を列立させ、前後の離間された容器本体3間に洗浄液を噴出させ、前方側の容器本体3の外面3Bと後方側の容器本体3の内面3Aとを同時に洗浄する洗浄機に用いられる容器本体3であって、この容器本体3を高台4の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成し、この流路を、高台4に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部5を形成して構成するとともに、これら切り欠き部5の底5cが容器本体3の底部に達するよう構成している。

目的

従来、耐熱合成樹脂製の食器は、多数の人に食事のサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

本体底部に高台を有する食器または蓋上部に取手を有する食器であって、開口面を横に向けて食器を列立させ、前後の離間された食器間に洗浄液噴出させ、前後の食器の内面と外面とを同時に洗浄する洗浄機に用いられる食器において、高台または取手に高台または取手の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成したことを特徴とする食器。

請求項2

流路を、高台または取手に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部を形成して構成するとともに、これら切り欠き部の底が本体底部または蓋上部に達するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の食器。

請求項3

高台または取手の周方向両端は傾斜して形成されることを特徴とする請求項2に記載の食器。

請求項4

高台または取手は、周方向に直交する断面がテーパ状に形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の食器。

請求項5

高台または取手の周方向長さに対する切り欠き部の周方向長さを高台または取手の内側の広さに応じて設定したことを特徴とする請求項2ないし4のうちいずれか1に記載の食器。

請求項6

高台または取手を、指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さに形成したことを特徴とする請求項2ないし5のうちいずれか1に記載の食器。

請求項7

切り欠き部を6箇所形成したことを特徴する請求項2に記載の食器。

請求項8

食器は、耐熱合成樹脂成型して円形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の食器。

技術分野

0001

本発明は、耐熱合成樹脂製の食器に関し、特に、ラックに収容されて噴射液により洗浄される食器に関するものである。

背景技術

0002

従来、耐熱合成樹脂製の食器は、多数の人に食事サービスを提供する病院や学校、社食などで用いられる。使用後の合成樹脂製食器は、食器洗浄工程で洗浄液による洗浄と浄水によるすすぎを経て、乾燥殺菌工程で熱風により乾燥され滅菌される(例えば、特許文献1参照)。ところで、洗浄機により多数の容器を同時に洗浄する洗浄工程では、近年、食器をに並べて収納したまま、隣り合う食器間の間隔を一枚ごとに空けながら洗浄する離間洗浄で籠毎洗浄するようになってきている。この方法では、籠から食器を取り出すことなく洗浄できるので、洗浄作業が容易になり、しかも、浸漬槽を用いることがないので、浸漬用の水や熱エネルギーを削減することができる。このような離間洗浄には、例えば、耐熱性の合成樹脂製食器が用いられる(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0003

特開2008−188172号公報
実開平6−86642号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献2に記載の食器では、食器の高台(脚)や取手水切り用切り欠き部が形成されている。これら切り欠き部は周方向の向き合う2箇所あるいは周方向に等間隔に3箇所または4箇所形成されている。ところで、洗浄機による離間洗浄では離間された食器の上方から食器の内面に向けて洗浄スプレー洗浄水スプレーされると、食器の内面に当たった洗浄水ははね返って前方の食器の外面に当たり、前方の食器の外面を洗浄するようになっている。洗浄水ははね返りを繰り返しながら、前方側食器の外面と後方側食器の内面を洗浄するようになっている。

0005

ところが、洗浄機により洗浄される離間された前方側食器の外面には、高台や取手には切り欠き部があるものの、高台や取手の内側に洗浄水が残留しやすく洗浄水のはね返りによる洗浄が不十分になる虞があるため、洗浄時間を長く取らなければならず、高台や取手の内側の洗浄に時間がかかり、コストが増大するとともに作業時間が長くなるという問題がある。

0006

本発明は上記課題を解決するためになされたもので、簡素な構成で、洗浄機による洗浄時間の短縮を図ることができる食器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の請求項1に係る食器は、本体底部に高台を有する食器または蓋上部に取手を有する食器であって、開口面を横に向けて食器を列立させ、前後の離間された食器間に洗浄液を噴出させ、前後の食器の内面と外面とを同時に洗浄する洗浄機に用いられる食器において、高台または取手に高台または取手の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成したことを特徴とするものである。

0008

本発明の請求項1に係る食器では、本体底部に高台を有する食器または蓋上部に取手を有する食器であって、開口面を横に向けて食器を列立させ、前後の離間された食器間に洗浄液を噴出させ、前後の食器の内面と外面とを同時に洗浄する洗浄機に用いられる食器において、高台または取手に高台または取手の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成したことにより、洗浄機による離間洗浄で離間されて周方向位置を任意にして立てられた食器の上方から食器の内面に向けて洗浄水が噴射されると、食器の内面に当たった洗浄水ははね返って前方の食器の外面に形成された高台や取手に当たり、前方の食器の外面を洗浄する。このとき、洗浄水は流路を通じて高台または取手の内外側を食器の面に沿って自在に出入りしかつ流下するので、高台または取手の内側に導かれた洗浄水は水切りし易くなり、洗浄効率が向上する。

0009

本発明の請求項2に係る食器は、流路を、高台または取手に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部を形成して構成するとともに、これら切り欠き部の底が本体底部または蓋上部に達するよう構成したことを特徴とするものである。

0010

本発明の請求項2に係る食器では、流路を、高台または取手に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部を形成して構成するとともに、これら切り欠き部の底が本体底部または蓋上部に達するよう構成したことにより、切り欠き部が最下方またはその近傍に位置しやすく、切り欠き部が最下方またはその近傍に位置すると、高台または取手の内側に当たった洗浄液は流下し易くなる。このため、高台または取手の内側に導かれた洗浄水は水切りし易くなり、洗浄効率が向上する。

0011

本発明の請求項3に係る食器は、高台または取手の周方向両端は傾斜して形成されることを特徴とするものである。

0012

本発明の請求項4に係る食器は、高台または取手は、周方向に直交する断面がテーパ状に形成されることを特徴とするものである。

0013

本発明の請求項5に係る食器は、高台または取手の周方向長さに対する切り欠き部の周方向長さを高台または取手の内側の広さに応じて設定したことを特徴とするものである。

0014

本発明の請求項6に係る食器は、高台または取手を、指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さに形成したことを特徴とするものである。

0015

本発明の請求項7に係る食器は、切り欠き部を6箇所形成したことを特徴とするものである。

0016

本発明の請求項8に係る食器は、食器は、耐熱合成樹脂を成型して円形に形成されることを特徴とするものである。

発明の効果

0017

本発明の請求項1に係る食器は、本体底部に高台を有する食器または蓋上部に取手を有する食器であって、開口面を横に向けて食器を列立させ、前後の離間された食器間に洗浄液を噴出させ、前後の食器の内面と外面とを同時に洗浄する洗浄機に用いられる食器において、高台または取手に高台または取手の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成したので、洗浄時、水切りし易く、洗浄効率を向上させ、コストダウンを図る効果がある。

図面の簡単な説明

0018

図1の(A)、(B)はそれぞれ、本発明の第1の実施例に係る食器を示す底面図および平面図である。(実施例1)
図2は、図1の食器の縦断面図である。
図3は、図1の食器を洗浄機で離間洗浄する際の説明図である。
図4図1の食器の変形例を示す縦断面図である。
図5は、本発明の第2の実施例に係る食器を示す縦断面図である。(実施例2)

0019

食器の洗浄効率を向上させるという目的を、本体底部に高台を有する食器であって、開口面を横に向けて食器を列立させ、前後の離間された食器間に洗浄液を噴出させ、前後の食器の内面と外面とを同時に洗浄する洗浄機に用いられる食器において、高台に高台の内外側を洗浄液が自在に出入りしかつ流下する流路を形成し、この流路を、高台に周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部を形成して構成するとともに、これら切り欠き部の底が本体底部に達するよう構成したことにより実現した。

0020

以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。本発明の第1の実施例に係る食器2は、図1の(A)および(B)に示すように、容器本体3からなり、耐熱合成樹脂を成型して形成される。容器本体3は、椀、飯器等の用途に応じて所望の形状に成型される。本実施例に係る容器本体3は盛りつけ開口面3Cが円形の平面視円形状に形成される。容器本体3は、使用後、食器洗浄工程で洗浄液による洗浄と浄水によりすすぎを経て、乾燥殺菌工程で熱風により乾燥され滅菌されるようになっている。洗浄工程では、図3に示すように、容器本体3の開口面3Cを横に向けて籠10に立てて並べて収容し、収容したまま隣り合う容器本体3間の間隔を一枚ずつ空けながら洗浄する離間洗浄で籠10毎洗浄するようになっている。洗浄時、離間された容器本体3の上方から容器本体3の内面3Aに向けて洗浄ノズル11で洗浄液(洗浄水)12が噴射されると、容器本体3の内面3Aに当たった洗浄液12ははね返って進行方向前方側の容器本体3fの外面3Bに当たり、この外面3Bを洗浄するようになっている。つまり、洗浄液12をはね返らせて、進行方向後方側の容器本体3rの内面3Aと前方側の容器本体3fの外面3Bとを洗浄するようになっている。

0021

ところで、容器本体3の外面3Bの底部には、高台(脚部)4が形成される。この高台4には、周方向等間隔に少なくとも5以上の切り欠き部(流路)5(5−1〜5−6)を形成して構成される。本実施例では、切り欠き部5−1〜5−6は、周方向等間隔に6箇所形成される。すなわち、洗浄時、容器本体3を籠10に立てて周方向の位置を自由に収容した場合でも、従来のように切り欠き部が2箇所または4箇所形成されたものと比較して、切り欠き部5が下方に位置しやすくなっている。

0022

これら切り欠き部5(5−1〜5−6)の周方向両端5a、5b、すなわち、各高台4の周方向両端4a(5b)、4b(5a)は緩やかに傾斜して形成され、切り欠き部5の底5cが容器本体3の外面3Bに達するようになっている。容器本体3は、高台4が指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さh(本実施例では、高さhは3〜5mm)を有するように形成される。また、高台4は、周方向に直交する断面がテーパ状に形成され、洗浄時、内側に噴射された洗浄液を外部に流出しやすくしている。つまり、洗浄時、容器本体3が籠10内に収容されて一つの高台4が最下部に位置して立てられた場合、洗浄液が最下部の高台4の内側面6に当たっても溜まることなく流下するようになっている。

0023

容器本体3の切り欠き部5と高台4の周方向長さL1、L2について、容器本体3が例えば、飯茶碗などの椀型ボールの場合、切り欠き部5はその周方向長さL1を、高台4の周方向長さL2より長くなるように設定している(L1>L2)。なお、これら切り欠き部5の周方向長さL1と高台4の周方向長さL2については、高台4の内側面6の大きさに応じて、ほぼ等しくなるように設定してもよい。

0024

次に、上記第1の実施例に係る食器2の作用について説明する。上記第1の実施例に係る食器2は、容器本体3の外面3Bの底部には、高台4が形成される。この高台4には、周方向等間隔に切り欠き部5(5−1〜5−6)が6箇所形成される。これら切り欠き部5(5−1〜5−6)の周方向両端5a、5b、すなわち、各高台4の周方向両端4a(5b)、4b(5a)は緩やかに傾斜して形成され、底5cが容器本体3の底部(外面3B)に達するようになっている。高台4は指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さhを有するとともに、周方向に直交する断面がテーパ状に形成される。容器本体3では、切り欠き部5の周方向長さL1を高台4の周方向長さL2より長く設定している。このように構成された容器本体3が図示しない洗浄機により洗浄される際、図3に示すように、籠10内に開口面2Cを横に向けて容器本体3を同じ方向に列立させ、前後で離間された容器本体3の上方から容器本体3の内面3Aに向けて洗浄ノズル11で洗浄液12が噴射されると、進行方向後方側の容器本体3rの内面3Aに当たった洗浄液12ははね返って進行方向前方側の容器本体3fの外面3Bに当たり、前方側の容器本体3fの外面3Bを洗浄する。このとき、洗浄液12が前方側の容器本体3fの外面3Bに当たると、切り欠き部5は、洗浄液12が高台4の内外側を容器本体3の外面3Bに沿って自在に出入りしかつ流下する流路を形成しているので、高台4の内側面6に噴射された洗浄液12は外部に流出しやすくなり、たとえ、高台4の外側から内側面6への流入が繰り返されても、外部への流出を円滑に行うようになっている。つまり、洗浄時、容器本体3を籠10内に任意の周方向位置で立てた状態で収容すると、切り欠き部5が最下方またはその近傍に位置しやすく、切り欠き部5が最下方またはその近傍に位置すると、高台4の内側面6に当たった洗浄液12は内側面6に沿って流下し易くなる。例え、切り欠き部5が最下方に位置しておらず、高台4の一つが最下方に位置することになっても、高台4は断面テーパ状に形成されているので、洗浄液12が最下部の高台4の内側面6に当たっても溜まることなく流下するようになっている。また、切り欠き部5の周方向長さL1が高台4の周方向長さL2より長くなっているので、洗浄液12が高台4の内側面6に導かれても、外部に流出しやすい。このため、本実施例に係る容器本体3では、洗浄時間の短縮を図ることができる。さらに、高台4は、指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さhに設定しているので、重ね寸法を低くすることができ、収納性を向上させることができるようになっている。このため、洗浄時、籠10内により多く収納することができ作業効率が向上する。

0025

なお、図4は、上記第1の実施例に係る食器の変形例を示すもので、図4に示す食器22は、平皿深皿のような、高台24内側の面積が比較的広い容器本体23である。この容器本体23では、切り欠き部25の周方向長さを、高台24の周方向長さより短くなるように設定している。すなわち、これら食器2、22では、高台4、24の内側の広さに応じて、つまり、はね返って当たる洗浄液12が、高台4、24の内外側を自在に出入りしかつ流下しやすくなるよう高台4、24の周方向長さに対する切り欠き部5、25の周方向長さを設定するようにしている。このように、切り欠き部5、25は、洗浄時、はね返った洗浄液12が高台4、24内側に当たると、円滑に高台4、24外側に流出させるようになっている。すなわち、洗浄時、洗浄液12は切り欠き部5、25を通じて高台4、24の内外側を容器本体3の外面3Bに沿って自在に出入りしかつ流下するようになっている。従って、変形例に係る容器本体22についても、上記第1の実施例とほぼ同様の作用を果たす。

0026

次に、本発明の第2の実施例に係る食器32について説明する。第2の実施例に係る食器32は、図5に示すように、上記第1の実施例に係る食器2および変形例に係る食器22が、容器本体の外面底部に形成された高台4、24に切り欠き部5、25を形成して流路を構成するようにしているのに対し、食器蓋33の外側上面部に形成された取手34に流路としての切り欠き部25を形成した点が異なっている。

0027

すなわち、第2の実施例に係る食器32は、耐熱合成樹脂を成型して形成された食器蓋33からなっている。食器蓋33は、椀、飯器等の用途に応じて所望の形状に成型される。本実施例に係る食器蓋33は平面視円形に形成される。食器蓋33の外側上面33Bには、取手34が形成される。この取手34には、周方向等間隔に切り欠き部(流路)35が5箇所以上、好ましくは6箇所形成される。これら切り欠き部35の周方向両端35a、35b、すなわち、各取手34の周方向両端34a(35b)、34b(35a)は緩やかに傾斜して形成され、切り欠き部35の底35cが食器蓋33の上面33Bに達するようになっている。取手34は指が引っ掛かり指の滑りを阻止する高さh1を有するとともに、周方向に直交する断面が湾曲してテーパ状に形成される。すなわち、指で掴む取手34の外周面側37はやや急勾配の面が形成され、内周面側38は、洗浄液12が流れ出しやすいように緩やかに傾斜して形成される。食器蓋33では、切り欠き部35の周方向長さを取手34の周方向長さより長く設定している。

0028

第2の実施例に係る食器32は、上述のように構成されているので、洗浄時、食器蓋33を籠10内に任意の周方向位置で立てた状態で収容すると、切り欠き部35が最下方に位置しやすく、切り欠き部35が最下方に位置すると、取手34の内側面36に当たった洗浄液12は流下し易くなる。例え、切り欠き部35が最下方に位置しておらず、取手34の一つが最下方に位置することになっても、取手34は断面が湾曲してテーパ状に形成されているので、洗浄液が最下部の取手34の内側面36に当たっても溜まることなく流下するようになっている。また、切り欠き部35の周方向長さが取手34の周方向長さより長くなっているので、洗浄液が取手34の内外側から出入りしても、外部に流出しやすい。このように、本実施例に係る食器蓋33では、洗浄時間の短縮を図ることができる。

実施例

0029

なお、上記実施例では、円形の食器について述べたがこれに限られるものではなく、四角形状や多角形状の角型状の食器にも適用可能であることはいうまでもない。また、上記第1、第2の実施例では、切り欠き部5、25、35を高台4、24または取手34に周方向等間隔に6箇所形成するように構成しているが、これに限られるものではなく、5箇所でもよいし6箇所以上形成するようにしてもよい。さらに、上記実施例では、合成樹脂を成型して形成された食器について述べたがこれに限られるものではなく、金属製、陶磁器製の食器にも適用可能であることはいうまでもない。

0030

2食器
3容器本体
3A 容器本体内面(食器内面
3B容器本体外面(食器外面)
3C 開口面
3f前方側の容器本体
3r後方側の容器本体
4高台
5切り欠き部(流路)
12 洗浄液

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