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技術 毛髪化粧料

出願人 クラシエホームプロダクツ株式会社
発明者 矢賀浩子
出願日 2014年12月22日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2014-259112
公開日 2016年6月30日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-117692
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード アルキル型カチオン シャギー アミノポリエーテル変性シリコーン カラーリング シリコーン水性エマルジョン 試験対象者 パサツキ カチオン活性剤
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月30日)のものです。
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課題

べたつきや重さを与えることなく、柔らかでしっとり纏まる毛髪化粧料の提供。

解決手段

下記(A)〜(D)を含有し、且つ(D)の含有量全組成物中の0.1〜1.0質量%である毛髪化粧料。(A)PPG−1/PEG−1ラウラミン、PPG−1/PEG−1ミリスタミン、PPG−1/PEG−1セタミン、PPG−1/PEG−1ステアラミン、PPG−1/PEG−1アラカミン、PPG−1/PEG−1ベヘナミン等のアミン化合物;(B)式(2)で示されるエーテル型カチオン;(C)炭素数14〜24の長鎖アルキル基を有する高級アルコール;(D)アミノポリエーテル変性シリコーン。R4−O−(CH2)n−N(R5)3・X・・・(2)(R4は直鎖/分岐のC12〜22の飽和不飽和脂肪酸残基;R5はC1〜3のアルキル基;nは1〜5の整数;Xはハロゲン

概要

背景

女性ヘアスタイル流行に伴って、求められる髪の仕上がり感触並行して変化している。最近では、シャギーレイヤーカットなどの毛先ボリュームを落としたヘアスタイルが一般的であるが、一方では、カラーリングパーマ等の施術により、パサツキや髪の硬さが問題となっている。そのような背景から、仕上がりとして、しっとりまとまりながら、べたつかず、やわらかな仕上がり感が求められている。また、カラーリングやパーマ等の施術によって傷んだ髪は、ヘアトリートメントすすぎ時においても、絡みや引っ掛かりなど不快な感触につながる。このすすぎ時の不快な感触は、仕上がり感の満足度にも大きな影響を与える。従って、満足度の高い仕上がりをえる為には、柔らかでしっとりまとまり、かつべたつかない仕上がりでありながら、さらにヘアトリートメントのすすぎ時も、柔らかで指通り良い使用感が望まれる。ヘアトリートメント等の毛髪化粧料においては、従来、毛髪を柔軟にして櫛通りをよくする目的で、カチオン性界面活性剤シリコーン等の配合、或いは、しっとりとした感触を与えるために液状や固形状の油剤の配合が試みられているが、これら従来の技術では、近年のヘアスタイルにおいて要求されているニーズ満足させることは困難であり、仕上がりはしっとりまとまりながらべた付かずやわらかで、かつ使用時は、すすぎ時もやわらかで指通りの良い使用感を両立することは課題であった。

これらの課題を解決する方法として、例えば、脂肪酸アミドアミン化合物ヒドロキシエーテルアミン化合物を用いることにより、または各種シリコーンを配合して毛髪に滑らかさや柔らかさを付与する毛髪化粧料(例えば、特許文献1〜5参照)が開示されている。更にはカチオン性界面活性剤の研究が進み、ヒドロキシエーテル型カチオンのような構造を有するカチオンに、エーテル型アミン分岐脂肪酸を配合してべたつきや重さを与ることなくしなやかでしっとりした仕上がり感を与える毛髪化粧料(例えば特許文献6、7参照)が開示されるなど、毛髪にしなやかさを与える技術は年々進歩しているものの、毛髪化粧料の使用感、特にべたつきや重さを低減したいという要求も拡大し続けており、更なる進歩が望まれている。

また、(非特許文献1、2)PPG−1/PEG−1ステアラミンを、シリコーン類カチオン活性剤と併用し配合する事によって、塗布時に髪になじみやすく、乾燥後にまで優れたコンディショニング効果を維持する技術が提案されているが、柔らかさを付与しながら乾燥後のしっとりまとまる仕上がり感において十分ではない。また、4級アルキル型カチオンと組み合わせることにより一定の改善がなされているが(特許文献8)まとまりの点でまだ十分に消費者を満足させていない。

概要

べたつきや重さを与えることなく、柔らかでしっとり纏まる毛髪化粧料の提供。下記(A)〜(D)を含有し、且つ(D)の含有量全組成物中の0.1〜1.0質量%である毛髪化粧料。(A)PPG−1/PEG−1ラウラミン、PPG−1/PEG−1ミリスタミン、PPG−1/PEG−1セタミン、PPG−1/PEG−1ステアラミン、PPG−1/PEG−1アラカミン、PPG−1/PEG−1ベヘナミン等のアミン化合物;(B)式(2)で示されるエーテル型カチオン;(C)炭素数14〜24の長鎖アルキル基を有する高級アルコール;(D)アミノポリエーテル変性シリコーン。R4−O−(CH2)n−N(R5)3・X・・・(2)(R4は直鎖/分岐のC12〜22の飽和不飽和脂肪酸残基;R5はC1〜3のアルキル基;nは1〜5の整数;Xはハロゲン)なし

目的

本発明の目的は、すすぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきをあたえることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える毛髪化粧料を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下記(A)〜(D)成分を含有し、且つ(D)成分の含有量毛髪化粧料に含まれる全組成物中の0.1〜1.0質量%である毛髪化粧料。(A)下記一般式(1)で表される脂肪酸アミン(式中、R1は、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、R2はC2H4Oで表されるヒドロキシエチル基、R3はC3H6Oで表されるヒドロキシプロピル基、a、bは0〜3の整数)(B)下記一般式(2)で示されるエーテル型カチオンR4−O−(CH2)n−N(R5)3・X・・・(2)(式中、R4は、直鎖又は分岐した炭素数12〜22の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R5は炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Xはハロゲン原子を示す。)(C)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール(D)アミノポリエーテル変性シリコーン

技術分野

0001

本発明は、毛髪化粧料に関し、詳しくは、すすぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきをあたえることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える毛髪化粧料に関する。

背景技術

0002

女性ヘアスタイル流行に伴って、求められる髪の仕上がり感触並行して変化している。最近では、シャギーレイヤーカットなどの毛先ボリュームを落としたヘアスタイルが一般的であるが、一方では、カラーリングパーマ等の施術により、パサツキや髪の硬さが問題となっている。そのような背景から、仕上がりとして、しっとりまとまりながら、べたつかず、やわらかな仕上がり感が求められている。また、カラーリングやパーマ等の施術によって傷んだ髪は、ヘアトリートメントのすすぎ時においても、絡みや引っ掛かりなど不快な感触につながる。このすすぎ時の不快な感触は、仕上がり感の満足度にも大きな影響を与える。従って、満足度の高い仕上がりをえる為には、柔らかでしっとりまとまり、かつべたつかない仕上がりでありながら、さらにヘアトリートメントのすすぎ時も、柔らかで指通り良い使用感が望まれる。ヘアトリートメント等の毛髪化粧料においては、従来、毛髪を柔軟にして櫛通りをよくする目的で、カチオン性界面活性剤シリコーン等の配合、或いは、しっとりとした感触を与えるために液状や固形状の油剤の配合が試みられているが、これら従来の技術では、近年のヘアスタイルにおいて要求されているニーズ満足させることは困難であり、仕上がりはしっとりまとまりながらべた付かずやわらかで、かつ使用時は、すすぎ時もやわらかで指通りの良い使用感を両立することは課題であった。

0003

これらの課題を解決する方法として、例えば、脂肪酸アミドアミン化合物ヒドロキシエーテルアミン化合物を用いることにより、または各種シリコーンを配合して毛髪に滑らかさや柔らかさを付与する毛髪化粧料(例えば、特許文献1〜5参照)が開示されている。更にはカチオン性界面活性剤の研究が進み、ヒドロキシエーテル型カチオンのような構造を有するカチオンに、エーテル型アミン分岐脂肪酸を配合してべたつきや重さを与ることなくしなやかでしっとりした仕上がり感を与える毛髪化粧料(例えば特許文献6、7参照)が開示されるなど、毛髪にしなやかさを与える技術は年々進歩しているものの、毛髪化粧料の使用感、特にべたつきや重さを低減したいという要求も拡大し続けており、更なる進歩が望まれている。

0004

また、(非特許文献1、2)PPG−1/PEG−1ステアラミンを、シリコーン類カチオン活性剤と併用し配合する事によって、塗布時に髪になじみやすく、乾燥後にまで優れたコンディショニング効果を維持する技術が提案されているが、柔らかさを付与しながら乾燥後のしっとりまとまる仕上がり感において十分ではない。また、4級アルキル型カチオンと組み合わせることにより一定の改善がなされているが(特許文献8)まとまりの点でまだ十分に消費者を満足させていない。

0005

特開平9−71515号公報
特開2000−053537号公報
特表2000−501430号公報
特開2004−323495号公報
特開2008−056665号公報
特開2010−13406
特開2010−6750
特開2014−43419

先行技術

0006

「Fregrance Journal」 2011年6月号、pp.102−103
「Fregrance Journal」 2012年4月号、pp.29−31

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の目的は、すすぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきをあたえることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える毛髪化粧料を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明者は、このような状況に鑑み、鋭意研究した結果、特定の脂肪酸アミンと、特定のカチオン性界面活性剤と、アミノポリエーテル変性シリコーンを含有する毛髪化粧料が、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。

発明の効果

0009

本発明の毛髪化粧料は、すすぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきをあたえることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与える効果を付与することができる。

0010

以下、本発明を詳細に説明する。

0011

本発明における(A)成分の脂肪酸アミンは、例えば下記一般式(1)で表される。

0012

(式中、R1は、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、R2はC2H4Oで表されるヒドロキシエチル基、R3はC3H6Oで表されるヒドロキシプロピル基、a、bは0〜3の整数

0013

このような脂肪酸アミンを具体的に示すとPPG−1/PEG−1ラウラミン、PPG−1/PEG−1ミリスタミン、PPG−1/PEG−1セタミン、PPG−1/PEG−
1ステアラミン、PPG−1/PEG−1アラカミン、PPG−1/PEG−1ベヘナミン、PPG−1/PEG−1カルナバミン、PPG−1/PEG−1オレアミン、PPG−1/PEG−1エライザミン、PPG−1/PEG−1リノラミン、PPG−1/PEG−1リノレナル、PPG−1/PEG−2ラウラミン、PPG−1/PEG−2ラウラミン、PPG−1/PEG−2ミリスタミン、PPG−1/PEG−2セタミン、PPG−1/PEG−2ステアラミン、PPG−1/PEG−2アラカミン、PPG−1/PEG−2ベヘナミン、PPG−1/PEG−2カルナバミン、PPG−1/PEG−2オレアミン、PPG−1/PEG−2エライザミン、PPG−1/PEG−2リノラミン、PPG−1/PEG−2リノレナル、PPG−1/PEG−3ラウラミン、PPG−1/PEG−3ラウラミン、PPG−1/PEG−3ミリスタミン、PPG−1/PEG−3セタミン、PPG−1/PEG−3ステアラミン、PPG−1/PEG−3アラカミン、PPG−1/PEG−3ベヘナミン、PPG−1/PEG−3カルナバミン、PPG−1/PEG−3オレアミン、PPG−1/PEG−3エライザミン、PPG−1/PEG−3リノラミン、PPG−1/PEG−3リノレナル、PPG−2/PEG−1ラウラミン、PPG−2/PEG−1ミリスタミン、PPG−2/PEG−1セタミン、PPG−2/PEG−1ステアラミン、PPG−2/PEG−1アラカミン、PPG−2/PEG−1ベヘナミン、PPG−2/PEG−1カルナバミン、PPG−2/PEG−1オレアミン、PPG−2/PEG−1エライザミン、PPG−2/PEG−1リノラミン、PPG−2/PEG−1リノレナル、PPG−2/PEG−2ラウラミン、PPG−2/PEG−2ミリスタミン、PPG−2/PEG−2セタミン、PPG−2/PEG−2ステアラミン、PPG−2/PEG−2アラカミン、PPG−2/PEG−2ベヘナミン、PPG−2/PEG−2カルナバミン、PPG−2/PEG−2オレアミン、PPG−2/PEG−2エライザミン、PPG−2/PEG−2リノラミン、PPG−2/PEG−2リノレナル、PPG−2/PEG−3ラウラミン、PPG−2/PEG−3ミリスタミン、PPG−2/PEG−3セタミン、PPG−2/PEG−3ステアラミン、PPG−2/PEG−3アラカミン、PPG−2/PEG−3ベヘナミン、PPG−2/PEG−3カルナバミン、PPG−2/PEG−3オレアミン、PPG−2/PEG−3エライザミン、PPG−2/PEG−3リノラミン、PPG−2/PEG−3リノレナル、PPG−3/PEG−1ラウラミン、PPG−3/PEG−1ミリスタミン、PPG−3/PEG−1セタミン、PPG−3/PEG−1ステアラミン、PPG−3/PEG−1アラカミン、PPG−3/PEG−1ベヘナミン、PPG−3/PEG−1カルナバミン、PPG−3/PEG−1オレアミン、PPG−3/PEG−1エライザミン、PPG−3/PEG−1リノラミン、PPG−3/PEG−1リノレナル、PPG−3/PEG−2ラウラミン、PPG−3/PEG−2ミリスタミン、PPG−3/PEG−2セタミン、PPG−3/PEG−2ステアラミン、PPG−3/PEG−2アラカミン、PPG−3/PEG−2ベヘナミン、PPG−3/PEG−2カルナバミン、PPG−3/PEG−2オレアミン、PPG−3/PEG−2エライザミン、PPG−3/PEG−2リノラミン、PPG−3/PEG−2リノレナル、PPG−3/PEG−3ラウラミン、PPG−3/PEG−3ミリスタミン、PPG−3/PEG−3セタミン、PPG−3/PEG−3ステアラミン、PPG−3/PEG−3アラカミン、PPG−3/PEG−3ベヘナミン、PPG−3/PEG−3カルナバミン、PPG−3/PEG−3オレアミン、PPG−3/PEG−3エライザミン、PPG−3/PEG−3リノラミン、PPG−3/PEG−3リノレナル、PPG−1ラウラミン、PPG−1ミリスタミン、PPG−1セタミン、PPG−1ステアラミン、PPG−1アラカミン、PPG−1ベヘナミン、PPG−1カルナバミン、PPG−1オレアミン、PPG−1エライザミン、PPG−1リノラミン、PPG−1リノレナル、PPG−2ラウラミン、PPG−2ミリスタミン、PPG−2セタミン、PPG−2ステアラミン、PPG−2アラカミン、PPG−2ベヘナミン、PPG−2カルナバミン、PPG−2オレアミン、PPG−2エライザミン、PPG−2リノラミン、PPG−2リノレナル、PPG−3ラウラミン、PPG−3ミリスタミン、PPG−3セタミン、PPG−3ステアラミン、PPG−3アラカミン、PPG−3ベヘナミン、PP
G−3カルナバミン、PPG−3オレアミン、PPG−3エライザミン、PPG−3リノラミン、PPG−3リノレナル、PEG−1ラウラミン、PEG−1ミリスタミン、PEG−1セタミン、PEG−1ステアラミン、PEG−1アラカミン、PEG−1ベヘナミン、PEG−1カルナバミン、PEG−1オレアミン、PEG−1エライザミン、PEG−1リノラミン、PEG−1リノレナル、PEG−2ラウラミン、PEG−2ミリスタミン、PEG−2セタミン、PEG−2ステアラミン、PEG−2アラカミン、PEG−2ベヘナミン、PEG−2カルナバミン、PEG−2オレアミン、PEG−2エライザミン、PEG−2リノラミン、PEG−2リノレナル、PEG−3ラウラミン、PEG−3ミリスタミン、PEG−3セタミン、PEG−3ステアラミン、PEG−3アラカミン、PEG−3ベヘナミン、PEG−3カルナバミン、PEG−3オレアミン、PEG−3エライザミン、PEG−3リノラミン、PEG−3リノレナル、ラウラミン、ミリスタミン、セタミン、ステアラミン、アラカミン、ベヘナミン、カルナバミン、オレアミン、エライザミン、リノラミン、リノレナル等が挙げられる。

0014

これらの中でも、a≠0、b≠0のものが好ましく、特にR1が炭素数18のステアリル基、a=1、b=1である、PPG−1/PEG−1ステアラミンと、R1が炭素数22のベヘニル基、a=1、b=1である、PPG−1/PEG−1ベヘナミンが特に好ましい。

0015

本発明では、これらの脂肪酸アミンの中から1種単独又は2種以上を任意に組み合わせて用いることができ、その配合量は、好ましくは0.1〜10質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す)、更に好ましくは、0.5〜5%の範囲である。この配合量の範囲であれば、すすぎ時に指通りよくやわらかで、かつ毛髪にべたつきをあたえることなく、やわらかでしっとりとまとまる仕上がり感を与えることができるため好ましい。

0016

本発明において、(B)エーテル型カチオンは、下記一般式(2)
R4−O−(CH2)n−N(R5)3・X ・・・(2)
(式中、R4は、直鎖又は分岐した炭素数12〜22の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、R5は炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Xはハロゲン原子を示す。)で表され、具体例で示すとラウロキシプロピルトリモニウムクロリド、ミリスチロキシプロピルトリモニウムクロリド、セチロキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ベヘニロキシプロピルトリモニウムクロリド、ラウロキシプロピルトリモニウムブロミド、ミリスチロキシプロピルトリモニウムブロミド、セチロキシプロピルトリモニウムブロミド、ステアロキシプロピルトリモニウムブロミド、ベヘニロキシプロピルトリモニウムブロミド等が挙げられる。

0017

これらの中でもステアロキシプロピルトリモニウムクロリドが特に好ましい。

0018

本発明では、これらのエーテル型カチオンの中から1種又は2種以上を任意に用いることができ、その配合量は、好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは、0.5〜5%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与えることができるため好ましい。

0019

本発明における(C)成分の炭素数14〜22の長鎖のアルキル基を有する高級アルコールは、好ましいものとしては、炭素数16〜22の長鎖高級アルコール、例えばセチルアルコールステアリルアルコールベヘニルアルコールである。

0020

これらの高級アルコールは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、好ましくは1〜20%、更に好ましくは、3〜10%の範囲である。この配合量
の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきを与えることなく、やわらかでしっとりとした仕上がり感を与える事ができ、かつ、すすぎ時に指通りよくやわらかで、仕上がりへの期待感を与える効果を付与することができるため好ましい。

0021

本発明の毛髪化粧料に配合される(D)アミノポリエーテル変性シリコーンはアミノ変性ポリシロキサン鎖とポリオキシアルキレン鎖とのブロック共重合体である。

0022

このようなアミノポリエーテル変性シリコーンとしては、例えばアミノ・ポリエーテル変性直鎖ABnタイプである(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコンコポリマー、市販品ではSILSTYLE104、201、401(東レ・ダウコーニング社製)が特に好ましい。その配合量は、0.1〜1%の範囲であることが好ましい。

0023

本発明の毛髪化粧料は、一般式(1)で表されるような脂肪酸アミン、一般式(2)で表されるようなエーテル型カチオン、高級アルコール、上記記載のシリコーン誘導体を必須成分とし、これらを水又は水に適宜な溶剤などを加えた液に含有させることによって調製されるが、これらの必須成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常毛髪化粧料に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。

0024

そのような成分としては、例えば、ラウリル硫酸塩ポリオキシエチレンラウリルテル硫酸塩、ラウリルベンゼンスルホン酸塩ラウロイルメチ−β−アラニンナトリウム等のアニオン性界面活性剤、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウムベタインヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインヤシ油アルキルN−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム等の両性界面活性剤ポリオキシエチレンアルキルエーテルポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤カチオン化セルロースヒドロキシエチルセルロースポリ塩化ジアリルジメチルアンモニウム)、高重合ポリエチレングリコール等の高分子化合物グリセリンプロピレングリコールブチレングリコールジプロピレングリコール等の湿潤剤ステアリン酸ベヘニン酸オレイン酸等の高級脂肪酸ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油流動イソパラフィンワセリンスクワラン等の炭化水素、アモジメチコン、ジメチルポリシロキサン高重合シリコーンポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン類、ジンクピリチオン塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分、エタノールメタノールプロピルアルコールイソプロピルアルコール等の低級アルコール、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アルギニングリシン、L−グルタミン酸、L−システイン、Lスレオニン等のアミノ酸、その他紫外線吸収剤防腐剤、糖類、香料色剤金属イオン封鎖剤酸化防止剤、各種薬剤等が挙げられる。

0025

本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンスヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパックヘアローションヘアリキッドヘアクリームヘアフォームリーブオントリートメントパーマ剤ヘアカラー等に用いることができる。また本発明の毛髪化粧料は、常法により製造することができる。

0026

次に本発明を実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法評価法を説明する。

0027

(1)使用時の感触試験法
20名のパネルが本発明の実施例及び比較例の試料を使用し、すすぎ時の指通り、すすぎ時のやわらかさ、すすぎ時のなめらかさについて「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。判断基準は以下の通りで
ある。
◎:大変優れている・・・「良い」と答え試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下

0028

(2)使用後の毛髪の仕上がり感試験法
20名のパネルが本発明の実施例及び比較例の試料を使用し、使用後の毛髪の仕上がりのしっとり感、仕上がりのべたつきの無さ、仕上がりのやわらかさについて「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。判断基準は以下の通りである。
◎:大変優れている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下

0029

実施例1〜2及び比較例1〜7(ヘアリンス)
表1に記載の配合組成によるヘアリンスを調整し、すすぎ時の指通り、やわらかさ、なめらかさ、使用後のしっとり感、使用後のべたつきの無さ、使用後のやわらかさについて調べ、その結果も表1に示した。

0030

0031

表1から明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜2のヘアリンスは、比較例1〜7の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。

0032

以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例3〜4として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の使用時の指通り、すすぎ時の指通り、やわらかさ、なめらかさ、使用後のしっとり感、使用後のべたつきの無さ、使用後のやわらかさの各項目を検討したところ、いずれの実施例においても優れた特性を有しており良好であった。

0033

実施例3(ヘアコンディショナー)
配合量(質量%)(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 1.0
(2)ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド 1.0
(3)セトステアリルアルコール6.5
(4)ジリノール酸ジ(フィトステアリルイソステアリル/
セチル/ステアリル/ベヘニル) 1.0
(5)ベヘニルアルコール0.5
(6)べヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(7)ステアリルPGトリモニウムクロリド 1.0
(8)コハク酸ジエチルヘキシル2.0
(9)ダイマージリーノール酸(フィトステリル/イソステアリル/
セチル/ステアリル/ベヘニル) 2.0
(10)乳酸1.0
(11)パラフィン1.0
(12)プロピレングリコール0.5
(13)ソルビトール3.0
(14)グリセリン0.5
(15)ヒドロキシエチルセルロース0.4
(16)アモジメチコン2.0
(17)メチルポリシロキサン(300cs) 5.0
(18)アミノポリエーテル変性シリコーン
(SILSTYLE104、東レ・ダウコーニング社製) 0.5
(19)アンズ核油 0.1
(20)セラミド2 0.1
(21)トウモロコシ由来スフィンゴ脂質0.1
(22)ポリグルタミン酸0.1
(23)シャクヤクエキス0.1
(24)ローヤルゼリーエキス0.1
(25)ユズ果実エキス0.1
(26)コメヌカエキス0.1
(27)フェノキシエタノール0.2
(28)サリチル酸0.1
(29)香料0.5
(30)精製水残余

0034

製法
(1)〜(11)を80℃にて均一に混合溶解したものに、80℃に加温した(12)〜(15)、(30)を分散したものをプロペラ攪拌しながら加え、乳化を行う。徐々に冷却を行い、60℃にて(16)〜(29)を添加し、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。

0035

実施例4ヘアパック
配合量(%)
(1)PPG−1/PEG−1ステアラミン 2.0
(2)ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.5
(3)セトステアリルアルコール5.0
(4)ベヘニルアルコール1.0
(5)ラノリン1.0
(6)アモジメチコン1.0
(7)アミノポリエーテル変性シリコーン
(SILSTYLE104、東レ・ダウコーニング社製) 0.5
(8)べヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(9)ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.5
(10)シリコーン水性エマルジョン
(XS65−B7116、GE東シリコーン社製) 5.0
(11)ヒドロキシウレア1.0
(12)PG 3.0
(13)セバシン酸ジエチル1.0
(14)乳酸0.5
(15)フェノキシエタノール0.2
(16)香料0.6
(17)PEG−160M 0.1
(18)精製水残余

実施例

0036

[製法]
(1)〜(9)、(14)を80℃にて均一に混合溶解させ、(12)(17)(18)を50℃にて混合したものを加えて乳化し、ホモミキサー混合分散を行いながら、50℃で(10)、(11)、(15)、(16)を加えて、室温まで冷却して、ヘアパックを調製した。

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