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技術 建設廃材用ゴミ取り装置

出願人 日工株式会社
発明者 曾根武志細川和久宇山伸宏
出願日 2014年12月22日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2014-259362
公開日 2016年6月30日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2016-117041
状態 特許登録済
技術分野 固体相互の分離 固体廃棄物の処理 セメント、コンクリート、人造石、その養生
主要キーワード 静圧制 各吸引ノズル 静圧値 ゴミ取り装置 排風量 慣性集塵機 網目サイズ 吸引具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月30日)のものです。
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図面 (2)

課題

建設廃材破砕処理して得られる再生骨材から混在するゴミを効果的に分離除去可能な建設廃材用ゴミ取り装置を提供する。

解決手段

建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材を粒度別い分ける振動篩2を備え、この振動篩2の篩網3a、3b上に投入された再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズル4a、4bを備えると共に、この吸引ノズル4a、4bを篩網3a、3b終端部に臨ませる。また、吸引ノズル4a、4b下流の吸引ダクト5の途中には静圧センサ12を備えると共に、この静圧センサ12にて検出される静圧値と予め設定した静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクト5の排風量可変制御する静圧/排風量制御器13を備え、振動篩2の篩網3a、3b上の再生骨材から一定の吸引力でゴミを吸引除去可能なように構成する。

概要

背景

道路工事などによって掘り起こされるアスファルト舗装廃材コンクリート構造物解体工事等に伴って発生するコンクリート廃材等の建設廃材を各種破砕機にて破砕処理して再生骨材として回収した後、振動篩等で所定粒度別にい分けて再生合材路盤材等の材料として再利用することが行われている。

なお、前記建設廃材には、木屑ビニール等のゴミが少なからず混入しており、従来、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から、先ず、手選別などで大まかにゴミを取り除いた後、振動篩にて粒度別に篩い分ける際に手選別では取り切れずに残ったゴミを適宜の吸引装置等にて吸引除去するようにしたものがある。

例えば、特許文献1(特開平11−104566号公報)には、振動篩の上方に設けられた吸込フードから振動篩の振動により浮き上がった細粒分又は軽量なゴミを吸込み、ゴミが流れる吸込みダクトの途中位置に設けられ、ゴミの流れと交叉し且つ所定以上の大きさのゴミを付着させるフィルタを有する回転自在な回転回収体と、この回転回収体から落下させられた前記付着したゴミを貯蔵する気密保持されたゴミ貯蔵部とを備え、ゴミは前記回転回収体で回収する一方、細粒分は下流のバグフィルタで回収するように構成されてなる破砕処理した建設廃材からゴミを取り除くゴミ取り装置が記載されている。

概要

建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から混在するゴミを効果的に分離除去可能な建設廃材用ゴミ取り装置を提供する。 建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材を粒度別に篩い分ける振動篩2を備え、この振動篩2の篩網3a、3b上に投入された再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズル4a、4bを備えると共に、この吸引ノズル4a、4bを篩網3a、3b終端部に臨ませる。また、吸引ノズル4a、4b下流の吸引ダクト5の途中には静圧センサ12を備えると共に、この静圧センサ12にて検出される静圧値と予め設定した静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクト5の排風量可変制御する静圧/排風量制御器13を備え、振動篩2の篩網3a、3b上の再生骨材から一定の吸引力でゴミを吸引除去可能なように構成する。

目的

本発明は上記の点に鑑み、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から混在するゴミを効果的に分離除去可能な建設廃材用ゴミ取り装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

建設廃材破砕処理して得られる再生骨材粒度別い分ける振動篩を備え、該振動篩の篩網上に投入された再生骨材から混在するゴミ吸引除去する吸引ノズルを備えると共に、該吸引ノズル下流の吸引ダクト集塵機及び排風機を備えた建設廃材用ゴミ取り装置であって、前記吸引ノズルを篩網の骨材送出方向下流側に臨ませ、前記吸引ダクトの途中には静圧センサを備えると共に、該静圧センサにて検出される静圧値と予め設定した所定の静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクトの排風量可変制御する静圧/排風量制御器を備え、前記振動篩の篩網上の再生骨材から一定の吸引力でゴミを吸引除去可能なように構成したことを特徴とする建設廃材用ゴミ取り装置。

請求項2

前記集塵機の下位に二軸破砕機と篩網付振動フィーダとを順に配置し、集塵機でゴミと一緒捕捉された再生骨材を前記二軸破砕機にて少なくとも篩網付振動フィーダの篩網を通過可能な粒度以下にまで破砕処理して篩網上に残留するゴミから分離回収するように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設廃材用ゴミ取り装置。

技術分野

0001

本発明は、建設廃材破砕処理して得られる再生骨材から混在する木屑ビニール等のゴミを取り除く建設廃材用ゴミ取り装置に関する。

背景技術

0002

道路工事などによって掘り起こされるアスファルト舗装廃材コンクリート構造物解体工事等に伴って発生するコンクリート廃材等の建設廃材を各種破砕機にて破砕処理して再生骨材として回収した後、振動篩等で所定粒度別にい分けて再生合材路盤材等の材料として再利用することが行われている。

0003

なお、前記建設廃材には、木屑、ビニール等のゴミが少なからず混入しており、従来、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から、先ず、手選別などで大まかにゴミを取り除いた後、振動篩にて粒度別に篩い分ける際に手選別では取り切れずに残ったゴミを適宜の吸引装置等にて吸引除去するようにしたものがある。

0004

例えば、特許文献1(特開平11−104566号公報)には、振動篩の上方に設けられた吸込フードから振動篩の振動により浮き上がった細粒分又は軽量なゴミを吸込み、ゴミが流れる吸込みダクトの途中位置に設けられ、ゴミの流れと交叉し且つ所定以上の大きさのゴミを付着させるフィルタを有する回転自在な回転回収体と、この回転回収体から落下させられた前記付着したゴミを貯蔵する気密保持されたゴミ貯蔵部とを備え、ゴミは前記回転回収体で回収する一方、細粒分は下流のバグフィルタで回収するように構成されてなる破砕処理した建設廃材からゴミを取り除くゴミ取り装置が記載されている。

先行技術

0005

特開平11−104566号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記従来装置では、振動篩の振動に伴って篩網から浮き上がる軽量なゴミを細かい再生骨材と共に吸引除去した後、下流の吸い込みダクト側で不要なゴミをあらためて分離除去して有用な再生骨材を回収するようにしているため、一緒に吸い出される多くの再生骨材の中から混在するゴミを効率よく分離除去するための専用の装置・工程が別途必要となり、例えば、前記振動篩の篩網上に投入される再生骨材から、有用な骨材はできるだけ吸い出すことなく不要なゴミを効果的に吸引除去できれば、後工程のゴミの分離除去作業が不要または軽減できて効率面やコスト面で有益なものとなる可能性がある。

0007

本発明は上記の点に鑑み、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から混在するゴミを効果的に分離除去可能な建設廃材用ゴミ取り装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1記載の建設廃材用ゴミ取り装置によれば、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材を粒度別に篩い分ける振動篩を備え、該振動篩の篩網上に投入された再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズルを備えると共に、該吸引ノズル下流の吸引ダクト集塵機及び排風機を備えた建設廃材用ゴミ取り装置であって、前記吸引ノズルを篩網の骨材送出方向下流側に臨ませ、前記吸引ダクトの途中には静圧センサを備えると共に、該静圧センサにて検出される静圧値と予め設定した所定の静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクトの排風量可変制御する静圧/排風量制御器を備え、前記振動篩の篩網上の再生骨材から一定の吸引力でゴミを吸引除去可能なように構成したことを特徴としている。

0009

また、請求項2記載の建設廃材用ゴミ取り装置によれば、前記集塵機の下位に二軸破砕機と篩網付振動フィーダとを順に配置し、集塵機でゴミと一緒に捕捉された再生骨材を前記二軸破砕機にて少なくとも篩網付振動フィーダの篩網を通過可能な粒度以下にまで破砕処理して篩網上に残留するゴミから分離回収するように構成したことを特徴としている。

発明の効果

0010

本発明に係る請求項1記載の建設廃材用ゴミ取り装置によれば、再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズルを振動篩の篩網の骨材送出方向下流側に臨ませ、前記吸引ノズル下流の吸引ダクトの途中には静圧センサを備えると共に、該静圧センサにて検出される静圧値と予め設定した所定の静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクトの排風量を可変制御する静圧/排風量制御器を備え、前記振動篩の篩網上の再生骨材から一定の吸引力でゴミを吸引除去可能なように構成したので、比較的細かく軽量な骨材の多くが篩網を通過し終えている篩網下流側において、静圧制御にてゴミの重量に見合った過不足のない吸引力に調整しながら混在するゴミを吸引でき、再生骨材の混入をできるだけ抑えつつ不要なゴミを効果的に吸引除去することができる。

0011

また、請求項2記載の建設廃材用ゴミ取り装置によれば、前記集塵機の下位に二軸破砕機と篩網付振動フィーダとを順に配置し、集塵機でゴミと一緒に捕捉された再生骨材を前記二軸破砕機にて少なくとも篩網付振動フィーダの篩網を通過可能な粒度以下にまで破砕処理して篩網上に残留するゴミから分離回収するように構成したので、例え再生骨材の一部がゴミと一緒に吸い出されても下流の集塵機にて効率よく分離回収でき、簡単な構成ながら再生骨材を収率良く回収することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明に係る建設廃材用ゴミ取り装置の一実施例を示す概略説明図である。

0013

本発明に係る建設廃材用ゴミ取り装置にあっては、回収した建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材を粒度別に篩い分ける振動篩と、該振動篩の篩網上に投入される再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズルとを備えると共に、該吸引ノズル下流の吸引ダクトにはゴミ捕捉用の集塵機と、吸引ノズルの吸引力を得るための排風機とを備えている。

0014

前記吸引ノズルは、その先端部を篩網の骨材送出方向下流側に臨ませ、篩網上に投入される再生骨材のうち、比較的粒径が細かく軽量な骨材の多くが篩網を通過し終え、比較的粒径が大きく重量のある骨材が大半を占めている篩網終端部付近において重量差のある軽量なゴミを吸引するようにしており、分離する再生骨材とゴミとの重量差を有効に利用しながら、再生骨材の吸い込みをできるだけ抑えつつゴミを効果的に吸引除去可能なように図っている。

0015

また、前記吸引ノズル下流の吸引ダクトの途中には静圧検出用の静圧センサを備えていると共に、該静圧センサにて検出される静圧値と予め設定される所定の静圧設定値との差値量に基づいて吸引ダクトの排風量を可変制御する静圧/排風量制御器を備えており、比較的軽量なゴミの重量に見合った過不足のない吸引力に調整・維持可能なように図っている。なお、前記静圧設定値としては、篩網に投入される再生骨材やそれに混在するゴミの量、重量、或いは性状等を考慮しつつ、実際のゴミの吸引具合等を確認しながら適当な負圧値を適宜設定すると良い。

0016

また、好ましくは、前記集塵機の下位に二軸破砕機、篩網付振動フィーダを順に配置し、集塵機にてゴミと一緒に捕捉される再生骨材を前記二軸破砕機に投入して、少なくともその下位の篩網付振動フィーダの篩網を通過可能な粒度以下にまで破砕処理してゴミから分離回収できるように構成しても良い。

0017

そして、上記構成の建設廃材用ゴミ取り装置にて、建設廃材を破砕処理して得られる再生骨材から混在するゴミを分離除去するときには、先ず、吸引ノズルにてゴミの重量に見合った過不足のない適当な吸引力が得られるように、前記静圧/排風量制御器に適宜の静圧設定値を設定登録する。そして、被処理物である再生骨材を前記振動篩に投入すると、比較的細かく軽量な骨材の多くが投入後速やかに篩網を通過して篩い分けられていく一方、比較的粒径が大きく重量のある骨材は篩網を通過することなく篩網上を下流方向へと送り出されていき、その結果、前記吸引ノズルを臨ませている篩網の終端部付近においては、重量のある再生骨材が大半を占めその中に軽量なゴミが混在している状態となり、その状態下で篩網の振動に伴って浮き上がるゴミが前記吸引ノズルより効果的に吸引されて再生骨材から分離除去されていく。

0018

また、前記吸引ノズル下流の吸引ダクトに備えた集塵機の下位に二軸破砕機と篩網付振動フィーダとを配置した場合には、前記集塵機にてゴミと一緒に捕捉される再生骨材を二軸破砕機にて少なくとも篩網付振動フィーダの篩網を通過可能な粒度以下にまで破砕処理することにより、混在する木屑やビニール等のゴミがその柔軟な性状から破砕を免れてそのまま振動フィーダの篩網上に残留するのを利用して効率よく分離回収することが可能となり、簡単な構成ながら再生骨材の回収率向上に寄与するものとなる。なお、前記二軸破砕機の各破砕軸の間隔は、少なくとも篩網付振動フィーダの篩網の網目より小さい範囲内で適宜調整することができ、その調整幅に応じて所望粒度に調整された再生骨材を回収することが可能となる。

0019

また、前記振動篩に配される網目サイズの異なる複数の篩網にそれぞれ個別に吸引ノズルを臨ませるようにしても良く、その場合には、上段側の篩網を通過し得る比較的細かいゴミも下段側の篩網の下流側にて吸引除去でき、混入ゴミのより少ない良質な再生骨材を回収することが可能となる。このとき、上段側の篩網上のゴミと下段側の篩網上のゴミの重量等に差異があるようであれば、各吸引ノズルの下流側にそれぞれダンパー等を設けて吸引力を個別に調整させるようにしても良い。

0020

このように、振動篩に投入される再生骨材の篩い分けがある程度完了する篩網の下流側にてゴミを吸引除去するようにしたので、ゴミを吸引する際の再生骨材の混入を抑制でき、後工程のゴミの分離除去作業等が不要化或いは軽減化できると共に、再生骨材に混在する比較的軽量なゴミを吸引するのに見合った吸引力で足りるため、排風機に要求される能力を抑えられコスト面で有利なものとなる。また、集塵機にて捕捉されるゴミに再生骨材が混入していた場合でも、その再生骨材を敢えて細かく破砕処理することにより、篩網付振動フィーダ等にてゴミから効率よく分離回収でき、収率良く再生骨材を回収することが可能となる。

0021

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

0022

図中の1は、例えば、アスファルト舗装廃材、コンクリート廃材などの建設廃材から混在する木屑、ビニール等のゴミを分離除去する建設廃材用ゴミ取り装置であって、建設廃材を破砕処理することによって得られる再生骨材を所定粒度別に篩い分ける振動篩2と、該振動篩2の各篩網3a、3b上に投入される再生骨材から混在するゴミを吸引除去する吸引ノズル4a、4bとを備えていると共に、該吸引ノズル4a、4b下流の分岐ダクト5a、5bを連結する吸引ダクト5にはゴミ捕捉用の慣性式の集塵機であるサイクロン6と、吸引ノズル4a、4bの吸引力を得るための排風機7とを順に連結している。

0023

前記振動篩2は、再生骨材を、例えば粒径40mm程度以上、13〜40mm程度、13mm程度以下の各粒径別に篩い分けることができるように網目サイズの異なる複数の篩網3a、3bを本体ケーシング8内に上下に配していると共に、該本体ケーシング8の上端部には起振体9、及び骨材投入用の投入口10を備えている一方、下端部には前記各篩網3a、3bにて粒径別に篩い分けられた再生骨材を排出する排出口11a、11b、11cを備えている。

0024

また、前記各吸引ノズル4a、4bの先端部をそれぞれ篩網3a、3bの骨材送出方向下流側(図中右端側)に臨ませ、各篩網3a、3b上に供給される再生骨材のうち、比較的粒径が細かく軽量な骨材(上段側の篩網3aであれば粒径40mm程度以下、下段側の篩網3bであれば粒径13mm程度以下)の多くが篩網3a、3bを通過し終え、比較的粒径が大きく重量のある骨材(上段側の篩網3aであれば粒径40mm程度以上、下段側の篩網3bであれば粒径13mm程度以上)が大半を占めている各篩網3a、3b終端部付近において重量差のある軽量なゴミを吸引するようにしており、分離する再生骨材とゴミとの重量差ができるだけ大きくなるように図りながら、再生骨材の吸い込みを抑えつつゴミを効果的に吸引除去可能なようにしている。

0025

前記吸引ノズル4a、4bとサイクロン6とを連結する吸引ダクト5の途中には静圧検出用の静圧センサ12を備えていると共に、該静圧センサ12にて検出される吸引ダクト5内の静圧値と予め設定される所定の静圧設定値との差値量に基づいて、例えば、インバータ制御とした前記排風機7の回転数を調整したり、風量調整用に吸引ダクト5に設けられるメインダンパー(図示せず)の開度を調整するなどして、吸引ダクト5の排風量を可変制御する静圧/排風量制御器13を備えており、篩網3a、3b上のゴミを吸引するのに見合った過不足のない一定の吸引力に調整・維持可能なようにしている。

0026

なお、上段側の篩網3a上に残るゴミと下段側の篩網3b上に残るゴミの重量等に大きく差異があり、各吸引ノズル4a、4bに要求される吸引力に差が生じるようであれば、各吸引ノズル4a、4b下流側の分岐ダクト5a、5bにそれぞれダンパーと静圧センサとを設けて、各静圧センサにて検出される各分岐ダクト5a、5b内の静圧値に基づいて対応するダンパーの開度を個別に調整して各吸引ノズル4a、4bの吸引力を調整するようにしても良い。

0027

また、前記静圧/排風量制御器13に設定する静圧設定値としては、篩網3a、3b上に投入される再生骨材やゴミの量、重量、或いは性状(湿潤状態か否かなど)等を考慮しつつ、実際のゴミの吸引具合等を確認しながら適当な負圧値を設定すると良く、また例えば、前記各条件が変動を生じてゴミを好適に吸引するのに必要な吸引力が変わった場合でも、前記静圧設定値を再設定することにより簡単に適当な吸引力に調整することができる。また、吸引ダクト5内の静圧を検出しているので、吸引ダクト5内にゴミ等が詰まって閉塞するような不測の事態が生じた場合でも直ちに検出できて迅速に対応することができる。

0028

また、前記サイクロン6の下位には所定間隔軸支された二本の破砕軸14を有する二軸破砕機15と、所定の網目サイズ(例えば6mm程度)の篩網16を有した篩網付振動フィーダ17とを順に配置し、サイクロン6にてゴミと一緒に捕捉される再生骨材をゴミと共に前記二軸破砕機15に投入させて、少なくともその下位の篩網付振動フィーダ17の篩網16を通過可能な粒径以下にまで破砕処理することにより、混在する木屑やビニール等のゴミがその柔軟性からあまり破砕されずに篩網16上に残留するのを利用して効率よく分離回収可能なように図っている。なお、前記各破砕軸14の間隔は、少なくとも篩網付振動フィーダ17の篩網16の網目より小さい範囲内であれば適宜調整することができ、その調整幅に応じて分離回収される再生骨材の粒度を調整することも可能となる。

0029

そして、上記構成の建設廃材用ゴミ取り装置1にて、建設廃材からゴミを分離除去するときには、先ず、吸引ノズル4a、4bにてゴミの重量に見合った過不足のない適当な吸引力が得られるように、前記静圧/排風量制御器13に適宜の静圧設定値を設定登録する。次いで、建設廃材を適宜の破砕設備にて破砕処理することで得られた再生骨材を振動篩2の投入口10より投入すると、各篩網3a、3bにて粒度別に篩い分けられて下位の排出口11a、11b、11cより排出されていく。

0030

このとき、各篩網3a、3bでは、それぞれの粒度範囲において、比較的細かく軽量な骨材の多くが投入後速やかに篩網3a、3bを通過して篩い分けられていく一方、比較的大きく重量のある骨材は篩網3a、3bを通過することなく篩網3a、3b下流方向へと送り出されていき、その結果、前記吸引ノズル4a、4bを臨ませている篩網3a、3bの終端部付近においては、重量のある骨材が大半を占めている中に軽量なゴミが混在しているような状態となり、その状態下で篩網3a、3bの振動に伴って浮き上がるゴミが前記吸引ノズル4a、4bより効果的に吸引されて分離除去されていく。

0031

一方、各吸引ノズル4a、4bより吸引された木屑やビニール等のゴミは、分岐ダクト5a、5b、及び吸引ダクト5を介して導出され、下流のサイクロン6にて捕捉されるが、一緒に吸引された再生骨材がサイクロン6にてゴミと共に捕捉される場合があり、この捕捉された骨材とゴミは共に下位の二軸破砕機15に投入して破砕処理にかけていく。このとき、木屑やビニール等のゴミはその柔軟な性状から破砕を免れ、下位の篩網付振動フィーダ17の篩網16を通過することなく終端部まで送り出されて分離除去される一方、骨材は所定粒径以下に破砕処理され、下位の篩網付振動フィーダ17の篩網16を通過して篩い分けられて、再生骨材として有効に回収される。

0032

なお、本実施例ではゴミ捕捉用の集塵機としてサイクロン6を採用しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他の集塵機を適宜採用することができる。また、図中には記載していないが、各吸引ノズル4a、4bにて吸引されるゴミには、慣性集塵機であるサイクロン6では十分に捕捉しきれない細かいダスト分も含まれているため、必要に応じてサイクロン6下流側にバグフィルタ等の集塵機を設置するようにしても良い。

実施例

0033

このように、本発明によれば、振動篩2の篩網4a、4b終端部付近にてゴミを吸引するようにすると共に、静圧制御にてゴミの重量に見合った過不足のない適当な吸引力にて吸引するようにしたので、再生骨材の混入をできるだけ抑えながらゴミを効果的に吸引除去することが可能となり、後工程のゴミの分離除去作業等が不要或いは軽減できて有益なものとなる。

0034

1…建設廃材用ゴミ取り装置2…振動篩
3a、3b…篩網4a、4b…吸引ノズル
5…吸引ダクト5a、5b…分岐ダクト(吸引ダクト)
6…サイクロン(集塵機) 7…排風機
12…静圧センサ13…静圧/排風量制御器
15…二軸破砕機17…篩網付振動フィーダ

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