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技術 マイクロ波エネルギーを使用して特定の組織に効果を生じるシステムおよび方法

出願人 ミラドライ,インコーポレイテッド
発明者 マークイー.ディームダンフランシスジェシーアーネストジョンソンスティーブンキムアレクセイサラミニテッドスーピータースミスダンハロック
出願日 2016年3月28日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2016-063521
公開日 2016年6月30日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-116953
状態 特許登録済
技術分野 放射線治療装置
主要キーワード 電磁出力 熱だめ マイクロ波周波数帯域 固体冷却 ピークエネルギー密度 ピーク電場 カップリング値 二次減圧
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月30日)のものです。
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図面 (20)

課題

マイクロ波エネルギーを使用して特定の組織に効果を生じるシステムおよび方法の提供。

解決手段

明細書中に開示される、マイクロ波エネルギーを組織に適用するためのシステムは、いくつかの実施形態において、所定の特徴を有するマイクロ波信号を発生させるように適合された信号発生器、この発生器に接続されてマイクロ波エネルギーを組織に適用するように適合されたアプリケータであって、1つ以上のマイクロ波アンテナおよび組織インターフェースを備えるアプリケータ、組織インターフェースに接続される減圧源、この組織インターフェースに接続される冷却剤源、ならびにこの信号発生器、減圧源、および冷却剤源を制御するように適合された制御器を備え得る。この制御器は、ピーク電力損失密度プロフィールが、この組織の第一の層より下にある第二の層において生じさせるように、このシステムがエネルギー送達するように構成される。

概要

背景

(関連技術の説明)
エネルギーベース治療は、身体全体組織に適用されて、多数の治療的結果および/または美的結果を達成し得ることが公知である。

概要

マイクロ波エネルギーを使用して特定の組織に効果を生じるシステムおよび方法の提供。本明細書中に開示される、マイクロ波エネルギーを組織に適用するためのシステムは、いくつかの実施形態において、所定の特徴を有するマイクロ波信号を発生させるように適合された信号発生器、この発生器に接続されてマイクロ波エネルギーを組織に適用するように適合されたアプリケータであって、1つ以上のマイクロ波アンテナおよび組織インターフェースを備えるアプリケータ、組織インターフェースに接続される減圧源、この組織インターフェースに接続される冷却剤源、ならびにこの信号発生器、減圧源、および冷却剤源を制御するように適合された制御器を備え得る。この制御器は、ピーク電力損失密度プロフィールが、この組織の第一の層より下にある第二の層において生じさせるように、このシステムがエネルギー送達するように構成される。

目的

有害な副作用または不快さを最小にして、これらのエネルギーベースの治療の有効性を改善し、そして有利な病理学的変化を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

図面に記載された発明。

技術分野

0001

本願は、米国特許法第119条第(e)項のもとで、米国仮出願番号60/912,899(2007年4月19日出願、発明の名称「METHODS ANDAPPARATUS FOR REDUCING SWEAT PRODUCTION」、その全体が本明細書中に参考として明白に援用され、そしてその開示は、本願の明細書の一部とみなされる添付の付録1に含まれる);米国仮出願番号61/013,274(2007年12月12日出願、発明の名称「METHODS,DEVICESAND SYSTEMS FOR NON−INVASIVEDELIVERY OFMICROWAVE
HERAPY」、これもまた、その全体が本明細書中に参考として明白に援用され、そしてその開示は、これもまた本願の明細書の一部とみなされる添付の付録2に含まれる);および米国仮出願番号61/045,937(2008年4月17日出願、発明の名称「SYSTEMS AND METHODS FOR CREATING AN EFFECT USING MICROWAVE ENERGY INSPECIFIE
TISSUE」、これもまた、その全体が本明細書中に参考として明白に援用される)に対する優先権を主張する。同時に出願された、国際出願番号がまだ付与されていない、代理人事件番号FOUNDRY.001VPC(発明の名称「METHODS AND APPARATUS FOR SWEAT PRODUCTION」、2008年4月18日出願);および国際出願番号がまだ付与されていない、代理人事件番号FOUNDRY.007VPC(発明の名称「METHODS,DEVICES,AND SYSTEMS FOR NON−INVASIVE DELIVERY OF MICROWAVE THERAPY」、2008年4月18日出願)もまた、その全体が本明細書中に参考として援用される。

0002

背景
(発明の分野)
本願は、マイクロ波治療非侵襲性送達のための方法、装置およびシステムに関する。特に、本願は、種々の治療的結果および/または美的結果を達成するために、患者表皮組織皮膚組織および皮下組織マイクロ波エネルギー非侵襲的に送達するための方法、装置およびシステムに関する。

背景技術

0003

(関連技術の説明)
エネルギーベースの治療は、身体全体組織に適用されて、多数の治療的結果および/または美的結果を達成し得ることが公知である。

発明が解決しようとする課題

0004

有害な副作用または不快さを最小にして、これらのエネルギーベースの治療の有効性を改善し、そして有利な病理学的変化を提供することが、引き続き必要とされるままである。

課題を解決するための手段

0005

皮膚が電磁放射線(例えば、マイクロ波エネルギー)で照射される場合、この電磁放射線が組織を通過するにつれて、エネルギーが組織の各層により吸収される。各組織層により吸収されるエネルギーの量は、多数の変数関数である。各組織層に吸収されるエネルギーの量を制御する変数のうちのいくつかとしては、各層に達する電磁放射線の電力;各層が照射される時間の量;各層における組織の導電率または正接;および電磁放射エネルギー放射するアンテナからの電力蓄積パターンが挙げられる。組織の特定の層に達する電力は、多数の変数の関数である。組織の特定の層に達する電力を制御する変数のうちのいくつかとしては、皮膚の表面に影響を及ぼす電力、および電磁放射線の周波数が挙げられる。例えば、より高い周波数において、電磁信号貫入深さは浅く、そしてほとんどの電力は、組織の上層蓄積する。より低い周波数において、より大きい侵入深さは、組織の上層と下層との両方における電力の蓄積を生じる。

0006

多数の機構によって、組織に熱が発生し得る。組織において熱を発生させる機構のうちのいくつかとしては、抵抗加熱誘電加熱および熱伝導が挙げられる。抵抗加熱は、電流が組織において発生し、抵抗損失を生じる場合に起こる。組織は、例えば、単極RFエネルギーまたは双極RFエネルギーを使用して、抵抗加熱され得る。誘電加熱は、電磁エネルギー極性分子の増加した物理的回転(これは、マイクロ波エネルギーを熱に変換する)を誘導する場合に起こる。組織は、例えば、組織をマイクロ波周波数帯域の電磁エネルギーで照射することによって、誘電加熱され得る。本明細書中で使用される場合、マイクロ波周波数帯域またはマイクロ波周波数とは、例えば、組織が外部アンテナを使用して照射されて電磁放射線を伝達する場合に、組織において誘電加熱を誘導するために適切な周波数の電磁エネルギーをいい得る。このような周波数は、例えば、約100メガヘルツMHz)〜30ギガヘルツGHz)の範囲であり得る。組織が抵抗加熱により加熱されても誘導加熱により加熱されても、組織の1つの領域において発生する熱は、例えば、熱伝導、熱放射または熱対流によって、隣接組織に伝達され得る。

0007

マイクロ波信号が失われやすい誘電材料(例えば、水)に放射される場合、この信号のエネルギーは、このエネルギーがこの材料に貫入するにつれて吸収されて熱に変換される。この熱は主として、マイクロ波信号に曝露される場合に誘導される分子の物理的回転により発生する。所定の材料についての、マイクロ波エネルギーの熱への変換効率は、エネルギー消失係数(すなわち、正接(tanδ))により定量化され得る。正接は、材料組成およびマイクロ波信号の周波数の関数として変動する。水は、大きい正接を有するので、マイクロ波エネルギーで照射される場合に効率的に発熱する。全ての生物学的組織いくらか含水量を有し、従って失われやすいので、マイクロ波エネルギーを使用して加熱され得る。様々な組織型は、様々な量の含水量を有する。筋肉および皮膚は、比較的高い含水量を有し、そして脂肪および骨は、かなり低い含水量を有する。マイクロ波加熱は一般に、高い含水量の組織においてより効率的である。

0008

RFエネルギー(これは、皮膚の表面を通って伝導する)またはマイクロ波エネルギー(これは、皮膚の表面を通って放射される)を適用して皮膚表面より下の組織を加熱することは、一般に、温度勾配を生じ、この温度勾配は、皮膚の表面にピークを有し、そして組織内への深さの増加とともに低下する。すなわち、最も熱い点は、一般に、皮膚の表面またはその近くに見出される。この温度勾配は、電磁放射線が組織を通って移動する際に電磁放射線により失われる電力から生じる。電力損失密度プロフィールは、一般に、電磁放射線の放射される電力とも周波数とも無関係に、皮膚表面の組織においてピークを有し、そして電磁放射線が組織を通って移動するにつれて低下する。電力損失密度は、1立方メートルあたりワット数として測定される。組織における電力蓄積の等価な特徴付けは、比吸収率SAR)であり、これは1キログラムあたりのワット数で測定される。組織における比吸収率は、例えば、組織内の電場の大きさの二乗に比例し得る。一定の放射電力ベルについて、侵入深さは、一般に、周波数が増加するにつれて減少する。従って、一般的な最も重要なこととして、より深い組織層への損傷なしで皮膚表面の近くの組織(例えば、表皮)を加熱するためには、一般に、より高い周波数が選択される。さらに、一般的に最も重要なこととして、皮膚内の深部の組織(例えば、皮下組織)または皮膚表面より下の組織(例えば、筋肉組織)を加熱するためには、一般に、より低い周波数が選択され、充分なエネルギーが深部組織に達することを確実にする。

0009

電磁エネルギーが皮膚表面より下の組織の構造を加熱するために使用され、そして皮膚表面または皮膚表面に隣接する組織に対する損傷を制限または防止することが望ましい場合、ピーク温度を組織内の深部に移動させるように、温度勾配を改変することが可能である。組織内の温度勾配は、例えば、外部機構を使用して熱を皮膚表面の近くの組織から除去することによって、皮膚表面より下の組織内にピーク温度を移動させるように改変され得る。熱を皮膚表面から除去する外部機構としては、例えば、皮膚表面および隣接する層を冷却する熱だめが挙げられ得る。外部機構が皮膚の表面から熱を除去するために使用される場合、この熱は、電磁放射線がエネルギーをその組織に蓄積させるにつれて、除去され得る。従って、外部機構が使用されて熱を皮膚の表面および隣接する層から除去する場合、エネルギーは依然として、皮膚表面に隣接する組織により実質的に同じ速度で吸収され(そして冷却される組織の電力損失密度およびSARは実質的に一定なままであり、冷却により影響を受けない)が、熱が蓄積し得るより速く熱を除去することによって損傷が防止され、冷却される組織(例えば、皮膚表面に隣接する組織)の温度が、組織損傷が起こるかまたは外傷が形成され得る温度に達することを防止する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
所定の特性を有するマイクロ波信号を発生させるように適合された信号発生器
発生器に接続され、マイクロ波エネルギーを組織に適用するように適合されたアプリケータであって、該アプリケータは、1つ以上のマイクロ波アンテナおよび1つの組織インターフェースを備える、アプリケータ;
該組織インターフェースに接続された減圧源
該組織インターフェースに接続された冷却剤源;ならびに
該信号発生器、該減圧源、および該冷却剤源を制御するように適合された制御器
を備える、マイクロ波エネルギーを組織に適用するためのシステム。
(項目2)
上記マイクロ波信号が、約4GHz〜約10GHzの範囲の周波数を有する、項目1に記載のシステム。
(項目3)
上記マイクロ波信号が、約5GHz〜約6.5GHzの範囲の周波数を有する、項目2に記載のシステム。
(項目4)
上記マイクロ波信号が、約5.8GHzの周波数を有する、項目3に記載のシステム。
(項目5)
上記マイクロ波アンテナが、電磁放射線の電場成分が上記組織の外側表面に対して実質的に平行になるように偏光した電磁放射線を放射するように構成されたアンテナを備える、項目1に記載のシステム。
(項目6)
上記組織が第一の層および第二の層を備え、該第二の層は該第一の層より下にあり、上記制御器は、ピーク電力損失密度プロフィールが該第二の層において生じるように、該システムがエネルギーを送達するように構成されている、項目1に記載のシステム。
(項目7)
組織インターフェース;
マイクロ波エネルギー送達デバイス
該組織インターフェースと該マイクロ波エネルギーデバイスとの間に配置された冷却要素であって、該冷却要素は、該組織インターフェースに配置された冷却プレートを備える、冷却要素;および
該冷却要素と該マイクロ波送達デバイスとの間に配置された冷却流体であって、該冷却流体は、該冷却要素の誘電率より大きい誘電率を有する、冷却流体、を備える、標的組織にマイクロ波エネルギーを送達するための装置。
(項目8)
組織収集チャンバを有する組織インターフェース;
冷却プレートを有する冷却要素;および
マイクロ波アンテナを有するマイクロ波エネルギー送達デバイス、
を備える、組織標的領域にマイクロ波エネルギーを送達するための装置。
(項目9)
標的領域を含む組織を上昇させて該組織を冷却プレートと接触させるように適合された減圧チャンバであって、該冷却プレートは、該標的領域の上の皮膚表面と接触し、該皮膚表面を冷却し、そして該皮膚組織を該マイクロ波エネルギー送達デバイスから物理的に分離するように適合されている、減圧チャンバ;および
熱効果を生じさせるために充分なエネルギーを該標的領域に送達するように構成されたマイクロ波アンテナ、
を備える、組織の標的領域にマイクロ波エネルギーを送達するための装置。
(項目10)
マイクロ波アンテナ;
該マイクロ波アンテナと該組織との間に配置された流体チャンバ;および
冷却チャンバと該組織との間に配置された冷却プレート、
を備える、マイクロ波エネルギーを組織内にカップリングさせるためのシステム。
(項目11)
標的組織層および第一の組織層を、皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程であって、該第一の組織層は該標的組織層の上にあり、該第一の組織層は該皮膚の表面に隣接している、工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
包含する、標的組織層において組織効果を生じさせる方法。
(項目12)
冷却の非存在下で標的組織層に外傷を作製する方法であって、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および第一の組織層を、皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程であって、該第一の組織層は、該標的組織層の上にあり、該第一の組織層は、該皮膚の表面に隣接している、工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目13)
標的組織層において熱を発生させる方法であって、該熱は、該標的組織層の内部または近くに外傷を作製するために充分であり、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および該第一の組織層を、該皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目14)
冷却の非存在下で標的組織層に熱を発生させる方法であって、該熱は、該標的組織層の内部または近くで組織効果を生じさせるために充分であり、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および該第一の組織層を、該皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目15)
組織において温度プロフィールを生じさせる方法であって、該温度プロフィールは、標的組織層においてピークを有し、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および該第一の組織層を、該皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目16)
冷却の非存在下で組織において温度プロフィールを生じさせる方法であって、該温度プロフィールは、標的組織層においてピークを有し、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および該第一の組織層を、該皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目17)
組織の第一の層において外傷を作製する方法であって、該第一の層は、皮膚の外側表面に隣接する上部分、および該皮膚の第二の表面に隣接する下部分を有し、該方法は、
該皮膚の外側表面を、所定の電力、周波数、および電場配向を有するマイクロ波エネルギーに曝露する工程;
該第一の層の該下部分にピークを有するエネルギー密度プロフィールを生じさせる工程;ならびに
該皮膚の外側表面の該マイクロ波エネルギーへの曝露を、外傷を作製するために充分な時間にわたって継続する工程であって、該外傷は、ピークエネルギー密度領域において開始する、工程、
を包含する、方法。
(項目18)
皮膚において外傷を作製する方法であって、該皮膚は、少なくとも外側表面、該外側表面より下の第一の層、および第二の層を有し、該方法は、
電磁エネルギーを放射するように適合されたデバイスを該外側表面に隣接させて配置する工程;
電磁エネルギーを該デバイスから放射する工程であって、該マイクロ波エネルギーは、該外側表面の領域に対して実質的に平行な電場成分を有する、工程;および
該第一の層において定常波パターンを生じさせる工程であって、該定常波パターンは、該第一の層において強め合う干渉ピークを有し、該強め合う干渉ピークから該皮膚表面までの距離は、該強め合う干渉ピークから該第一の層と該第二の層との間の界面までの距離より大きい、工程、
を包含する、方法。
(項目19)
皮膚において温度勾配を生じさせる方法であって、該皮膚は、少なくとも外側表面、該外側表面より下の第一の層、および第二の層を有し、該方法は、
電磁エネルギーを放射するように適合されたデバイスを該外側表面に隣接させて配置する工程;
電磁エネルギーを該デバイスから放射する工程であって、該マイクロ波エネルギーは、該外側表面の領域に対して実質的に平行な電場成分を有する、工程;および
該第一の層において定常波パターンを生じさせる工程であって、該定常波パターンは、該第一の層において強め合う干渉ピークを有し、該強め合う干渉ピークから該皮膚表面までの距離は、該強め合う干渉ピークから該第一の層と該第二の層との間の界面までの距離より大きい、工程、
を包含する、方法。
(項目20)
皮膚の皮膚層において外傷を作製する方法であって、該皮膚層は、該皮膚の外側表面に隣接する上部分、および該皮膚の皮下層に隣接する下部分を有し、該方法は、
該外側表面を、所定の電力、周波数、および電場配向を有するマイクロ波エネルギーに曝露する工程;
該皮膚層の該下部分においてピークエネルギー密度領域を生じさせる工程;ならびに
該マイクロ波エネルギーでの該皮膚の放射を、外傷を作製するために充分な時間にわたって継続する工程であって、該外傷は、該ピークエネルギー密度領域において開始する、工程、
を包含する、方法。
(項目21)
皮膚の皮膚層において外傷を作製する方法であって、該皮膚は、少なくとも皮膚層および皮下層を有し、該方法は、
マイクロ波エネルギーを放射するように適合されたデバイスを該皮膚の外側表面に隣接させて配置する工程;および
該皮膚層の上の該皮膚の外側表面の領域に対して実質的に平行な電場成分を有するマイクロ波エネルギーを放射する工程であって、該マイクロ波エネルギーは、該皮膚層において定常波パターンを生じさせる周波数を有し、該定常波パターンは、該皮膚層において、該皮膚層と該皮下層との間の界面の近くに強め合う干渉ピークを有する、工程、
を包含する、方法。
(項目22)
皮膚の皮膚層において外傷を作製する方法であって、該皮膚は、少なくとも皮膚層および皮下層を有し、該方法は、
マイクロ波エネルギーを放射するように適合されたデバイスを該皮膚の外側表面に隣接させて配置する工程;
該皮膚層の上の該皮膚の外側表面の領域に対して実質的に平行な電場成分を有するマイクロ波エネルギーを放射する工程であって、該マイクロ波エネルギーは、該皮膚層において定常波パターンを生じさせる周波数を有し、該定常波パターンは、該皮膚層において、該皮膚層と該皮下層との間の界面の近くに強め合う干渉ピークを有する、工程;および
該放射されたマイクロ波エネルギーを使用して、該皮膚領域の下部分を加熱し、該外傷を作製する工程、
を包含する、方法。
(項目23)
標的組織層の内部または近くに位置する組織構造を加熱する方法であって、該標的組織層は、第一の組織層より下にあり、該第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、該方法は、
該標的組織層および該第一の組織層を、該皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程;ならびに
電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、該電力損失密度プロフィールは、該標的組織層の領域においてピーク電力損失密度を有する、工程、
を包含する、方法。
(項目24)
皮膚の皮膚層と皮下層との間の界面より下に位置する組織構造の少なくとも一部分の温度を上昇させる方法であって、該皮膚層は、該皮膚の外側表面に隣接する上部分、および該皮膚の皮下領域に隣接する下部分を有し、該方法は、
該皮膚に、所定の電力、周波数および電場配向を有するマイクロ波エネルギーを放射する工程;
ピークエネルギー密度領域を該皮膚層の下部分において生じさせる工程;
該ピークエネルギー密度領域における組織の誘導加熱によって、該ピークエネルギー密度領域において外傷を開始する工程;
該外傷を拡大する工程であって、該外傷は、少なくとも部分的に、該ピークエネルギー密度領域から周囲組織への熱の伝導によって拡大する、工程;
熱を、該皮膚表面および該皮膚層の上部分の少なくとも一部分から除去する工程;ならびに
該皮膚への該マイクロ波エネルギーの放射を、該外傷が該界面を越えて該皮下層内まで延びるために充分な時間にわたって継続する工程、
を包含する、方法。
(項目25)
皮膚の皮膚層と皮下層との間の界面より下に位置する組織構造の少なくとも一部分の温度を上昇させる方法であって、該皮膚層は、該皮膚の外側表面に隣接する上部分、および該皮膚の皮下領域に隣接する下部分を有し、該方法は、
マイクロ波エネルギーを放射するように適合されたデバイスを該皮膚の外側表面に隣接させて配置する工程;
該皮膚層の上の外側表面の領域に対して実質的に平行な電場成分を有するマイクロ波エネルギーを放射する工程であって、該マイクロ波エネルギーは、該皮膚層において定常波パターンを生じさせる周波数を有し、該定常波パターンは、該皮膚層の下部分において強め合う干渉ピークを有する、工程;
該皮膚領域の下部分の組織を、該放射されたマイクロ波エネルギーを使用して加熱することにより、該皮膚領域の下部分において外傷を作製する工程;
熱を、該皮膚表面および該皮膚層の上部分の少なくとも一部分から除去して、該外傷が該皮膚層の上部分内まで広がることを防止する工程;ならびに
第一の所定の時間後に放射を止める工程であって、該所定の時間は、該組織構造の温度を上昇させるために充分である、工程、
を包含する、方法。
(項目26)
組織へのマイクロ波エネルギーの適用を制御する方法であって、該方法は、
所定の特性を有するマイクロ波信号を発生させる工程;
該マイクロ波エネルギーを、マイクロ波アンテナおよび該マイクロ波アンテナに作動可能に接続された組織インターフェースを介して組織に適用する工程;
減圧を該組織インターフェースに供給する工程;ならびに
冷却流体を該組織インターフェースに供給する工程、
を包含する、方法。
(項目27)
放射された電磁エネルギーを使用して組織を処置する前に該組織を配置する方法であって、該方法は、
組織インターフェースを皮膚表面に隣接させて配置する工程;
該皮膚表面を該組織インターフェースの組織チャンバ内に係合させる工程;
該皮膚の少なくとも1層を含む層を該皮膚より下の筋肉層から実質的に分離する工程;および
該皮膚表面を該組織チャンバ内に保持する工程、
を包含する、方法。

図面の簡単な説明

0010

図1は、ヒト組織構造の断面の図示である。
図2は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波エネルギーを発生および制御するためのシステムを図示する。
図3は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波エネルギーを送達するためのシステムを図示する。
図4は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面斜視図である。
図5は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの上面斜視図である。
図6は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの正面図である。
図7は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータと共に使用するための組織ヘッドの正面図である。
図8は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドの切り取り図である。
図9は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面切り取り図である。
図10は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの上面斜視部分切り取り図である。
図11は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面部分切り取り図である。
図12は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。
図13は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。
図14は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナ、およびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図15は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図16は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図17は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図18は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図19は、本発明の1つの実施形態による、組織が係合した組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。
図20は、本発明の1つの実施形態による、組織が係合した組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。
図21は、本発明の1つの実施形態による複数の導波管アンテナを備える組織ヘッドを図示する。
図22は、本発明の1つの実施形態による複数の導波管アンテナを備える組織ヘッドを図示する。
図23は、本発明の1つの実施形態による複数の導波管アンテナを備える組織ヘッドを図示する。
図24は、本発明の1つの実施形態によるアプリケータと共に使用するための使い捨て組織ヘッドを図示する。
図25は、本発明の1つの実施形態によるアプリケータと共に使用するための使い捨て組織ヘッドを図示する。
図26は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図27は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図28は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図29は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図30は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図31は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図32は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図33は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図34は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図35は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図36は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図37は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図38は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図39は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図40は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図41は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図42は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図43は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図44は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図45は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図46は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図47は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図48は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図49は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図50は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。
図51は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。

実施例

0011

(発明の実施形態の説明)

0012

図1は、ヒト組織構造の図示である。図1に図示される本発明の実施形態において、筋肉組織1301が結合組織1302により皮下組織1303に結合される。皮下組織1303は、界面1308において真皮1305に結合される。表皮1304は、真皮1305の上にある。皮膚表面1306は、表皮1304の上にあり、そして扁平上皮細胞1345および汗孔1347を含む。組織構造1325(例えば、汗腺1341、皮脂腺1342および毛包1344)は、真皮1305および皮下組織1303の全体に位置し得る。さらに、組織構造1325は、界面1308を横切るかまたは分断するように位置し得る。図1は、動脈1349、静脈1351および神経1353をさらに含む。毛包1344は、毛幹1343に付着する。組織構造(例えば、アポクリン腺エクリン汗腺または毛包)は、例えば、約0.1ミリメートル〜2ミリメートルの範囲のサイズを有すると考えられ得、そして一緒になって、より大きいサイズを有する群または構造を形成し得る。図1に図示されるように、界面1308は、非直線の不連続な粗い表面であると考えられ得、これもまた、界面1308を横切るかまたは分断する多くの組織構造および組織構造の群を含む。組織層(例えば、真皮)をモデル化する場合、組織層の誘電特性および/または伝導特性を正確にモデル化することは、困難である。これは、ヒトごとの変動、および個体の身体領域内での変動に起因する。さらに、組織構造および組織構造の群の存在は、さらなる複雑さを生じさせる。特定の層についての平均誘電率仮定することは、一般に、実際の組織の複雑さを反映しないが、出発点として使用され得る。例えば、100MHzにおいて皮膚組織について約66の誘電率を仮定すると、マイクロ波範囲の低い端における電磁エネルギーは、約370ミリメートルの波長を有する。例えば、6.0GHzにおいて皮膚組織について約38の誘電率を仮定すると、電磁エネルギーは、皮膚組織において約8ミリメートルの波長を有する。例えば、30GHzにおいて皮膚組織について約18の誘電率を仮定すると、マイクロ波範囲の高い端における電磁エネルギーは、皮膚組織において約2.5ミリメートルの波長を有する。従って、周波数が増加するにつれて、組織領域間の粗い不連続な界面の存在、および組織構造の存在は、信号が組織構造または不連続な組織界面に遭遇する場合に、この信号のうちの少なくともいくらかの散乱を生じさせる。一定サイズの組織構造または不連続性について、散乱は一般に、波長が減少するにつれて増加し、そして波長が組織構造、組織構造の群または界面の不連続性のサイズとほぼ同じ大きさである場合、より顕著になる。

0013

電磁エネルギーが構造および界面(組織層の間の界面を含む)を有する媒体を通って伝達する場合、この電磁エネルギーは、これらの構造および界面の電気的特性および物理的特性、ならびにこのような構造および界面および周囲の組織の電気的特性および物理的特性の間の差に依存して、これらの構造および/または界面によって散乱および/または反射される。反射した電磁波が入射電磁波相互作用する場合、これらの電磁波は、特定の状況下で一緒になって、1つ以上の強め合う干渉ピーク(例えば、電場ピーク)および1つ以上の干渉最小値(弱め合う干渉の領域ともまた称される)を有する定常波を形成し得る。

0014

議論の目的で組織をモデル化する際に、皮膚組織は、真皮および表皮を含むようにモデル化され得る。本議論の目的で組織をモデル化する際に、皮膚組織は、約6GHzにおいて1メートルあたり約4.5ジーメンスの伝導率を有するようにモデル化され得る。本議論の目的で組織をモデル化する際に、皮膚組織は、約6GHzにおいて約40の誘電率を有するようにモデル化され得る。本議論の目的で組織をモデル化する際に、皮下組織は、約6GHzにおいて1メートルあたり約0.3ジーメンスの伝導率を有するようにモデル化され得る。本議論の目的で組織をモデル化する際に、皮下組織は、約6GHzにおいて約5の誘電率を有するようにモデル化され得る。

0015

(システムおよび装置)
図2図25および図48図51は、選択された組織領域において熱を発生させるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、選択された組織領域において所定の比吸収率プロフィールを生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、所定の比吸収率プロフィール(例えば、図26図51に図示される比吸収率プロフィール)を生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、選択された組織領域において所定の電力損失密度プロフィールを生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、所定の電力損失密度プロフィール(例えば、図26図51に図示される電力損失密度プロフィール)を生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。

0016

図2図25および図48図51は、選択された組織領域において所定の温度プロフィールを生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、所定の温度プロフィール(例えば、図26図51に図示される温度プロフィール)を生じさせるために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。

0017

図2図25および図48図51は、選択された組織領域において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、選択された組織領域においてピークを有する比吸収率プロフィールを生じさせることによって、選択された領域に外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、比吸収率プロフィール(例えば、図26図51に図示される非吸収率プロフィール)を生じさせることによって、選択された組織において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示し、ここでこの外傷は、ピーク比吸収率に対応する組織の領域において作製される。図2図25および図48図51は、選択された組織領域においてピークを有する電力損失密度プロフィールを生じさせることによって、選択された領域において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、電力損失密度プロフィール(例えば、図26図51に図示される電力損失密度プロフィール)を生じさせることによって、選択された組織において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示し、ここでこの外傷は、ピーク電力損失密度に対応する組織の領域において作製される。図2図25および図48図51は、選択された組織領域においてピークを有する温度プロフィールを生じさせることによって、選択された領域において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示する。図2図25および図48図51は、温度プロフィール(例えば、図26図51に図示される温度プロフィール)を生じさせることによって、選択された組織において外傷を作製するために使用され得る、本発明によるシステムの実施形態および実施形態の構成要素を図示し、ここでこの外傷は、ピーク温度に対応する組織の領域において作製される。上記のように使用および構成され得るマイクロ波システムおよび装置の実施形態のさらなる非限定的な例は、例えば、米国仮出願番号60/912,899の図3図7Cおよび第8頁〜第13頁;ならびに米国仮出願番号61/013,274の図3図9および図20図26、ならびに第34頁〜第48頁および図20図26に見出され得、これらの両方は、その全体が参考として援用される。

0018

図2は、本発明の1つの実施形態に従ってマイクロ波エネルギーを発生および制御するためのシステムの1つの実施形態を図示する。図2に図示される実施形態において、制御器302は、例えば、信号発生器304により発生され増幅器306により増幅されたマイクロ波エネルギーの送達を制御する、カスタムデジタルロジックタイマーコントローラモジュールであり得る。制御器302はまた、電磁弁を制御して、減圧源308からの減圧の適用を制御し得る。本発明の1つの実施形態において、信号発生器304は、例えば、Model N5181A MXG Analog Signal Generator 100KHz−6GHz(Agilent Technologiesから入手可能)であり得る。本発明の1つの実施形態において、増幅器306は、例えば、Model
HD18288SP High PowerTWTAmplifier 5.7−18GHz(HD Communications Corporationから入手可能)であり得る。本発明の1つの実施形態において、減圧源308は、例えば、Model 0371224 Basic 30 Portable Vacuum Pump(Medelaから入手可能)であり得る。本発明の1つの実施形態において、冷却剤源310は、例えば、0P9TNAN001 NanoTherm Industrial Recirculating Chiller(ThermoTek,Inc.から入手可能)であり得る。

0019

図3は、本発明の1つの実施形態による、マイクロ波エネルギーを送達するシステムを図示する。図3に図示される本発明の実施形態において、電力は、電源318により供給され、この電源は、例えば、AC主電力線であり得る。図3に図示される本発明の実施形態において、絶縁変圧器316は、電源318により提供される主電力を分離し、そして制御器302、減圧源308、信号発生器304、増幅器306、温度データ収集システム314および冷却剤源310に、分離された電力を供給する。本発明の1つの実施形態において、減圧ケーブル372は、減圧源308をアプリケータ320に接続する。図3に図示される本発明の実施形態において、信号発生器304は信号を発生させ、この信号は例えば、持続波(CW)信号(例えば、5.8GHzの範囲の周波数を有する)であり得、そしてこの信号は、制御器302により制御される増幅器306に供給される。図3に図示される本発明の実施形態において、増幅器306からの出力信号は、信号ケーブル322によってアプリケータ320に伝達され得る。本発明の1つの実施形態において、信号ケーブル322は、例えば、光ファイバーリンクであり得る。本発明の1つの実施形態において、アプリケータ320は、例えば、マイクロ波エネルギーデバイスであり得る。図3に図示される本発明の実施形態において、冷却剤源310は、冷却剤(例えば、冷却された脱イオン水)を、冷却剤配管324に通してアプリケータ320に供給し得、そしてより具体的には、冷却剤は、流入配管326を通してアプリケータ320に供給され得、そして流出配管328を通して冷却剤源310に戻され得る。図3に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、温度測定デバイスを備え、これらの温度測定デバイスは、温度信号330を温度データ収集システム314に中継し、この温度データ収集システムは次に、温度信号を光ファイバーリンク332によって温度表示コンピュータ312に中継する。本発明の1つの実施形態において、絶縁変圧器316は、ISB−100W Isobox(MarylandのToroid Corporationから入手可能)であり得る。本発明の1つの実施形態において、温度表示コンピュータ312は、例えば、多数の市販品のタイマー中継構成要素およびカスタム制御回路から開発された、カスタムタイマー制御器であり得る。本発明の1つの実施形態において、温度データ収集システム314は、例えば、OPT−1 Optical Linkを備えるThermes−USB Temperature Data Acquisition
System(Physitemp Instruments Inc.から入手可能)であり得る。

0020

図4は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面斜視図である。図5は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの上面斜視図である。図6は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの正面図である。図4図6に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、アプリケータケーブル334、アプリケータハンドル344、アプリケータヘッド346、および組織ヘッド362を備える。図4図6に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、減圧ポート342、冷却プレート340、組織チャンバ338、および組織インターフェース336を備える。図5に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、整列フィーチャー352を備える整列ガイド348を備える。図6に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、アプリケータ320のアプリケータヘッド346に設置される。図6に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、整列ガイド348、整列フィーチャー352、および組織チャンバ338を備える。図6に図示される本発明の実施形態において、組織チャンバ338は、組織壁354および組織インターフェース336を備える。図6に図示される本発明の実施形態において、組織インターフェース336は、冷却プレート340、減圧ポート342、および減圧チャネル350を備える。

0021

図7は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータと共に使用するための組織ヘッドの正面図である。図7に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、整列ガイド348、整列フィーチャー352、および組織チャンバ338を備える。図7に図示される本発明の実施形態において、組織チャンバ338は、組織壁354および組織インターフェース336を備える。図7に図示される本発明の実施形態において、組織インターフェース336は、冷却プレート340、減圧ポート342、および減圧チャネル350を備える。本発明の1つの実施形態において、組織ヘッド362は、取り外し可能であり、そしてマイクロ波アプリケータ(例えば、アプリケータ320)の使い捨て要素として使用され得る。

0022

図8は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドの切り取り図である。図8は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド362およびアンテナ358の切り取り図である。本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は例えば、導波管364であり得、この導波管は例えば、導波管配管366および誘電フィルタ368を備え得る。図8に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、隔離部376によって、冷却剤チャンバ360内の冷却流体361から隔離される。図8に図示される本発明の実施形態において、チャンバ壁354は、組織の収集を容易にするチャンバ角度Zを有する。図8に図示される本発明の実施形態において、冷却プレート340を備え得る組織インターフェース336は、最小の寸法Xを有し、そして組織チャンバ338は、深さYを有する。

0023

図9は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面切り取り図である。図10は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの上面斜視部分切り取り図である。図11は、本発明の1つの実施形態によるマイクロ波アプリケータの側面部分切り取り図である。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、アプリケータハウジング356および組織ヘッド362を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アプリケータハウジング356は、アプリケータハンドル344およびアプリケータヘッド346の少なくとも一部分を囲む。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アプリケータケーブル334は、冷却剤配管324、流入配管326、流出配管328、信号ケーブル322および減圧ケーブル372を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、減圧ケーブル372は、減圧スプリッタ374に接続される。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、アンテナ258を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、導波管アンテナ364を備え得る。図9図11に図示される本発明の実施形態において、導波管アンテナ364は、誘電フィルタ368および導波管配管366を備え得る。本発明の実施形態において、冷却チャンバ360は、冷却プレート340の1つの表面を横切る冷却流体361の連続的な流れを容易にするように構成され得る。図9図11に図示される本発明の実施形態において、信号ケーブル322は、アンテナフィード370によりアンテナ358に接続され、このアンテナフィードは、例えば、半剛性同軸ケーブルまたはパネルマウントコネクタ遠位端であり得、そしてこのケーブルまたはコネクタ中心導線を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、組織ヘッド362を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、組織チャンバ338、チャンバ壁354、冷却プレート340および冷却チャンバ360を備える。図9図11に図示される本発明の実施形態において、冷却チャンバ360は、流入配管326および流出配管328に接続される。図10に図示される本発明の実施形態において、減圧ケーブル372は、二次減圧ケーブル375に接続される。図10に図示される本発明の実施形態において、二次減圧ケーブル375は、組織ヘッド362内の減圧ポート342(図示せず)に接続される。

0024

図11に図示される本発明の実施形態において、減圧ケーブル372は、二次減圧ケーブル375に接続される。図11に図示される本発明の実施形態において、二次減圧ケーブル375は、組織ヘッド362内の減圧ポート342(図示せず)に接続される。

0025

図12は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。図13は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。図14は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図15は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図16は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図17は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図18は、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図19は、組織が係合した、本発明の1つの実施形態による組織ヘッド、アンテナおよびフィールドスプレッダの切り取り図である。図12図19に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、導波管アンテナ364であり得る。図12図19に図示される本発明の実施形態において、導波管アンテナ364は、例えば、導波管配管366、導波管フィルタ368を備え得、そして例えばアンテナフィード370によって、信号ケーブル322に接続され得る。図12図19に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、例えば、組織チャンバ338、チャンバ壁354、冷却プレート340および冷却チャンバ360を備え得る。図12図19に図示される本発明の実施形態において、冷却チャンバ360は、冷却流体361を含み得る。

0026

図12に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、隔離部376によって、冷却剤チャンバ360内の冷却流体361から隔離される。図13に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358の少なくとも一部分は、冷却剤チャンバ360内に配置される。図13に図示される本発明の実施形態において、導波管アンテナ364の少なくとも一部分は、冷却剤チャンバ360内に配置される。図13に図示される本発明の実施形態において、導波管アンテナ364は、導波管配管366と誘電フィルタ368との少なくとも一部分が冷却剤チャンバ360内の冷却流体361と接触するように、冷却剤チャンバ360内に配置される。

0027

図14に図示される本発明の実施形態において、フィールドスプレッダ378は、導波管アンテナ364の出力に配置される。図14に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ378は、誘電フィルタ368の延長部であり、そして導波管アンテナ364の出力に配置される。図14に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ378は、冷却剤チャンバ360内に延びる誘電フィルタ368の延長部である。図14に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ378は、冷却剤チャンバ360を通って冷却プレート340まで延びる、誘電フィルタ368の延長部である。

0028

図15に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ380は、導波管アンテナ364の誘電フィルタ368内に統合される。図15に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ380は、誘電フィルタ368の残りの部分の誘電率とは異なる誘電率を有する、誘電フィルタ368の領域である。図15に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ380は、約1〜15の範囲の誘電率を有する領域である。

0029

図16に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、導波管アンテナ364の誘電フィルタ368内に統合され、そして冷却剤チャンバ360内に延びる。図16に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、導波管アンテナ364の誘電フィルタ368内に統合され、そして冷却剤チャンバ360を通って冷却プレート340まで延びる。図16に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、誘電フィルタ368の誘電率とは異なる誘電率を有する。図15に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ380は、約1〜15の範囲の誘電率を有する領域である。図17に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電フィルタ368内の切り欠き384からなり得る。図17に図示される本発明の1つの実施形態において、切り欠き384は、誘電フィルタ368内の円錐形の切り欠きである。図17に図示される本発明の1つの実施形態において、切り欠き384は、冷却チャンバ360内の冷却流体361が切り欠き384を少なくとも部分的に満たすように、冷却チャンバ360に接続される。図17に図示される本発明の1つの実施形態において、切り欠き384は、冷却チャンバ360内の冷却流体361が切り欠き384を満たすように、冷却チャンバ360に接続される。

0030

図18に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、冷却プレート340内に統合されるか、または冷却プレート340から突出する。図18に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、組織インターフェース336において、冷却プレート340内に統合されるか、または冷却プレート340から突出する。図18に図示される本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダ382は、冷却プレート340内に統合されるか、または冷却プレート340から突出して、組織チャンバ338に入る。

0031

図19に図示される本発明の実施形態において、皮膚1307は、組織チャンバ338内に係合する。図19に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織チャンバ338内に係合する。図19に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306は、皮膚表面1306がチャンバ壁354および冷却プレート340の少なくとも一部分に接触するように、組織チャンバ338内に係合する。図19に図示されるように、真皮1305および皮下組織1303を上昇させるために減圧が使用され得、真皮1305および皮下組織1303を筋肉1301から分離する。図19に図示されるように、真皮1305および皮下組織1303を上昇させるために減圧が使用され得、真皮1305および皮下組織1303を筋肉1301から分離し、例えば、筋肉1301に達する電磁エネルギーを制限または排除することによって、筋肉1301を保護する。

0032

図20は、本発明の1つの実施形態による、組織が係合した組織ヘッドおよびアンテナの切り取り図である。図20に図示される本発明の実施形態において、アプリケータ320は、アプリケータハウジング356、アンテナ358、減圧チャネル350および組織ヘッド362を備える。図20に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、減圧導管373、冷却要素386および冷却プレート340を備える。本発明の実施形態において、冷却要素386は、例えば、固体冷却剤;熱だめ;液体スプレー気体スプレー、冷却プレート、電熱クーラー;またはこれらの任意の組み合わせであり得る。図20に図示される本発明の実施形態において、減圧チャネル350は、減圧導管373および減圧ポート342に接続される。図20に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306は、皮膚表面1306がチャンバ壁354および冷却プレート340の少なくとも一部分と接触するように、例えば、減圧ポート342における減圧によって、組織チャンバ338内に係合する。図20に図示されるように、減圧ポート342における減圧は、真皮1305および皮下組織1303を上昇させるために使用され得、真皮1305および皮下組織1303を筋肉1301から分離する。図20に図示されるように、減圧ポート342における減圧は、真皮1305および皮下組織1303を上昇させるために使用され得、真皮1305および皮下組織1303を筋肉1301から分離し、例えば、筋肉1301に達する電磁エネルギーを制限または排除することによって、筋肉1301を保護する。

0033

図21図23は、本発明の1つの実施形態による、複数の導波管アンテナを備える組織ヘッドを図示する。図21図23に図示される本発明の実施形態において、組織ヘッド362は、本発明の実施形態による複数の導波管アンテナ364を備える。図21に図示される本発明の実施形態において、2つの導波管アンテナ364が組織ヘッド362内に配置されている。図21図23に図示される本発明の実施形態において、導波管364は、供給コネクタ388および調整ねじ390を備える。図22に図示される本発明の実施形態において、4つの導波管アンテナ364が組織ヘッド362内に配置されている。図23に図示される本発明の実施形態において、6つの導波管アンテナ364が組織ヘッド362内に配置されている。

0034

図24は、本発明の1つの実施形態によるアプリケータ320と共に使用するための使い捨て組織ヘッド363を図示する。図24に図示される本発明の実施形態において、使い捨て組織ヘッド363は、アンテナ364を使い捨て組織ヘッド363内に配置して、アプリケータハウジング356と係合する。図25は、本発明の1つの実施形態によるアプリケータ320と共に使用するための使い捨て組織ヘッド363を図示する。図25に図示される本発明の実施形態において、使い捨て組織ヘッド363は、アプリケータハウジング356と係合し、そしてラッチ365で適所に保持される。

0035

(組織プロフィール)
図26図51は、本発明の実施形態による一連の組織プロフィール(例えば、組織における電力蓄積プロフィール)を図示する。図26図51に図示される本発明の実施形態において、図示される組織プロフィールは、例えば、SARプロフィール、電力損失密度プロフィールまたは温度プロフィールを表し得る。本発明のいくつかの実施形態において、図2図25に図示されるシステムの実施形態および実施形態の構成要素、ならびに例えば、米国仮出願番号60/912,899の図3図7Cおよび第8頁〜第13頁;ならびに米国仮出願番号61/013,274の図3図9および図20図26、ならびに第34頁〜第48頁および図20図26(これらの両方は、その全体が本明細書中に参考として援用される)に図示および記載されるものは、図26図51に図示される組織プロフィールを生じさせるために使用され得る。

0036

図26図35は、本発明の実施形態による一連の組織プロフィールを図示する。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、単純な双極アンテナまたは導波管アンテナであり得る。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、媒体1318内に配置され得る。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、媒体1318を通して組織内に電磁信号を放射し、図26図35に図示されるパターンを生じさせる。本発明の1つの実施形態において、媒体1318は、例えば、約10の誘電率(これは、透過率ともまた称され得る)を有する誘電材料であり得る。

0037

図26に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約3.0GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図27に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約3.5GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図28に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約4.0GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図29に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約4.5GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図30に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約5.0GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図31に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約5.8GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図32に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約6.5GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図33に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約7.5GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図34に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約8.5GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約9.0GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。本発明の1つの実施形態において、組織プロフィール(例えば、図34および図35に図示されるプロフィール)は、少なくとも2つの強め合う干渉ピークを含み得、これらのうちの第一の強め合う干渉ピークは、第二の強め合う干渉ピークより下の組織中に位置する。本発明の1つの実施形態において、組織プロフィール(例えば、図34および図35に図示されるプロフィール)は、少なくとも2つの強め合う干渉ピークを含み得、これらのうちの第二の強め合う干渉ピークは、皮膚表面の近くに位置する。

0038

アンテナ358が、例えば組織インターフェースを備える組織ヘッドの少なくとも一部分を通して放射する導波管アンテナ(例えば、図48に図示される導波管アンテナ)である、本発明の実施形態において、特定の組織プロフィール(例えば、SARプロフィール、電力損失プロフィールまたは温度プロフィール)が生じる周波数は、このようなプロフィールが双極アンテナにより生じる周波数とは異なり得る。本発明の1つの実施形態において、導波管アンテナと皮膚表面との間に配置された組織ヘッドは、例えば、隔離部376、冷却流体361(例えば、脱イオン水)で満たされた冷却チャンバ360、および冷却プレート340を備え得る。アンテナ358が導波管である本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、皮膚表面1306から約1.5ミリメートルの距離に配置され得る。本発明の1つの実施形態において、図34は、アンテナ358が例えば約10GHzの周波数で組織ヘッドを通してエネルギーを放射する導波管アンテナである場合に得られるプロフィールを図示する。本発明の1つの実施形態において、図35は、アンテナ358が例えば、約12GHzの周波数で組織ヘッドを通してエネルギーを放射する導波管アンテナである場合に得られるプロフィールを図示する。

0039

図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、波長(作動的周波数において測定される)の約半分の長さを有し得る。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306に関して放射近距離場領域に配置され得る。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約10ミリメートルの距離に配置され得る。図26図30に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約12ミリメートルのアンテナ高を有する双極アンテナであり得る。図31に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、約8.5ミリメートルのアンテナ高を有する双極アンテナであり得る。図27〜35に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、約7ミリメートルのアンテナ高を有する双極アンテナであり得る。

0040

図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358からの電力は、皮膚表面1306を通して伝達され、プロフィール(例えば、SARプロフィール、電力損失密度プロフィールまたは温度プロフィール)を、真皮1305において生じさせる。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、第一の組織領域1309にピークを有するプロフィールを生じさせる。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、第一の組織領域1309から第二の組織領域1311へと大きさが減少するプロフィールを生じさせる。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、第二の組織領域1311から第三の組織領域1313へと大きさが減少するSARプロフィールを生じさせる。図26図35に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、第三の組織領域1313から第四の組織領域1315へと大きさが減少するプロフィールを生じさせる。

0041

例えば図26図39に図示される、本発明の1つの実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、界面1308から少なくとも部分的に反射し、その結果、例えばSAR、電力損失密度または温度のピークの大きさが、皮膚表面1306より下の第一の組織領域1309において生じる。図26図39に図示される本発明の実施形態において、界面1308は、実質的に直線として理想化されるが、実際の組織においては、界面1308は非直線の不連続な粗い界面であると予測され得、これはまた、界面1308を横断および分断する組織構造および組織構造の群を含む。本発明の1つの実施形態において、例えばSAR、電力損失密度または温度のピークの大きさは、入射電力反射電力との間の強め合う干渉が皮膚組織の第一の層より下の第一の組織領域1309に位置する結果として形成される。本発明の1つの実施形態において、例えばSAR、電力損失密度または温度の最小の大きさは、入射電力と反射電力との間の弱め合う干渉が皮膚表面1306の近くの皮膚組織の第一の層に位置することの結果として形成される。本発明の1つの実施形態において、界面1308は、例えば、皮膚1305と皮下組織1303との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、第一の組織領域1309は、皮膚の下半分において形成され得る。本発明の1つの実施形態において、界面1308は、例えば、高誘電率/高伝導率の組織層と、低誘電率低伝導率の組織との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、界面1308は、例えば、層と皮下組織との間の界面であり得る。

0042

本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309においてピーク温度を生じさせる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309の温度を、領域1309における組織において高熱を誘導するために充分な温度まで上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309の温度を、領域1309における組織を切除するために充分な温度まで上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309の温度を、領域1309における組織において細胞死を引き起こすために充分な温度まで上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309の温度を、第一の領域1309において外傷コアを形成するために充分な温度まで上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309の温度を、領域1309における組織に外傷を作製するために充分な温度まで上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、領域1309における組織の温度を、誘導加熱により上昇させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、領域1309における組織の温度を優先的に、周囲の領域の温度より高温に上昇させる。

0043

本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域1309の周囲の組織を加熱するために充分な温度を、例えば伝導加熱により発生させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域1309の周囲の組織内の組織構造(例えば、汗腺または毛包)を加熱するために充分な温度を、例えば伝導加熱により発生させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域139の周囲の組織において高温を生じさせるために充分な温度を、例えば伝導加熱により発生させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域1309の周囲の組織の切除を引き起こすために充分な温度を、例えば伝導加熱により発生させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域1309の周囲の組織において外傷を作製するために充分な温度を、例えば伝導加熱により発生させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面1306を通して伝達されるエネルギーは、第一の領域1309において、第一の領域1309の周囲の組織内に外傷を拡張させるために充分な温度を、例えば、伝導加熱により発生させる。

0044

(近距離場)
図36図39は、本発明の1つの実施形態による一連の組織プロフィールを図示する。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、単純な双極アンテナまたは導波管アンテナであり得る。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約5.8GHzの所定の周波数で励起し得る。図36図38に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306に関して放射近距離場領域に配置され得る。図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306に関して放射近距離場領域に配置され得る。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約10ミリメートルと約2ミリメートルとの間の距離Aに配置され得る。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、媒体1318内に配置され得る。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、約8.5ミリメートルのアンテナ高を有する双極アンテナであり得る。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、約5.8GHzの周波数のエネルギーを放射し得る。

0045

図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358からの電力は、皮膚表面1306を通して伝達され、皮膚1305においてSARプロフィールを生じさせる。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、第一の皮膚領域1309にピークを有するSARプロフィールを生じさせる。図36図39に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、例えばSAR、電力損失密度または温度、例えばSAR、電力損失密度または温度の大きさ、第一の組織領域1309から第二の組織領域1311への減少、第二の組織領域1311から第三の組織領域1313への減少、および第三の組織領域1313から第四の組織領域1315への減少を表し得る、組織プロフィールを生じさせる。

0046

例えば図36に図示される、本発明の1つの実施形態において、アンテナ358から皮膚表面1306を通して伝達される電力は、界面1308から少なくとも部分的に反射し、その結果、例えばSAR、電力損失密度または温度のピークが、皮膚表面1306より下の第一の組織領域1309において生じる。例えば図36に図示される、本発明の1つの実施形態において、入射電力と反射電力との間の強め合う干渉が結果として形成される、例えばSAR、電力損失密度または温度のピークは、皮膚組織の層より下の第一の組織領域1309に位置する。例えば図36に図示される、本発明のつの実施形態において、入射電力と反射電力との間の強め合う干渉の結果として形成される、例えばSAR、電力損失密度または温度のピークは、皮膚の下半分の第一の組織領域1309に位置する。図36に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約10ミリメートルの距離Aに位置し得る。図37に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約5ミリメートルの距離Aに位置し得る。図38に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約3ミリメートルの距離Aに位置し得る。図39に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、皮膚表面1306から約2ミリメートルの距離Aに位置し得る。図36〜38に図示される本発明の1つの実施形態において、領域1309内の組織は、第一の組織領域1309の上の層内の組織に対して優先的に加熱される。

0047

図36に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、皮膚表面1306の放射近距離場内の距離Aに位置し得る。図37に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、皮膚表面1306の放射近距離場内の距離Aに位置し得る。図38に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、皮膚表面1306の放射近距離場内の距離Aに位置し得る。図39に図示される本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、皮膚表面1306の反応性の近距離場内の距離Aに位置し得る。図39に図示されるように、本発明の1つの実施形態において、アンテナを反応性の近距離場に配置することによって、かなりの反応性カップリングが生じ、これは、上部皮膚層における電力蓄積を増加させ、そして図36図38に図示される優先加熱プロフィール破壊する。

0048

(優先加熱−真皮)
図40図43は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図40図43に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、汗腺(例えば、エクリン腺、アポクリン腺またはアポエクリン腺を含む)であり得る。図40図43に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、汗腺(例えば、エクリン腺、アポクリン腺またはアポエクリン腺を含む)であり得る。図40図43に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、毛包であり得る。図40図43に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、組織構造1325から皮膚表面1306まで延びる管1329を含み得る。

0049

図40は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321が、真皮1305の所定の部分において、例えば真皮1305を電磁放射線で照射して外傷コア1321において組織に誘導加熱を発生させることにより、作製される。本発明の1つの実施形態において、外傷コア1321は、例えば、外傷が成長し始める組織層内の点または領域であり得る。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、外傷コア1321の誘電加熱により皮膚組織中に発生する熱によって、作製される。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが真皮1305に加えられると拡張する。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、強め合う干渉ピークが皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる真皮1305の領域に位置し得る。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、強め合う干渉ピークが皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる真皮1305の領域に位置し得、ここで皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーの少なくとも一部分は、界面1308(これは例えば、高誘電率/高伝導性組織と低誘電率/低伝導性の組織との間の界面であり得る)から反射する。図40に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、強め合う干渉ピークが皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる真皮1305の領域に位置し得、ここで皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーの少なくとも一部分は、界面1308(これは例えば、真皮1305と皮下組織1303との間の界面であり得る)から反射する。

0050

図41は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図41に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが真皮1305に加えられると拡張し、熱を発生させ、この熱が周囲の組織に伝導して拡張外傷1323を作製する。図41に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321から拡張外傷1323に伝導する熱は、組織(組織構造1325が挙げられる)を損傷する。図41に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321から拡張外傷1323内に伝導される熱は、界面1308を横断し、そして界面1308より下の組織(組織構造1325が挙げられる)を損傷する。

0051

図42は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図42に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、真皮1305の所定の部分に、例えば真皮1305を電磁放射線で照射して外傷コア1321における組織内に誘電加熱を発生させることにより作製される。図42に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが真皮1305に加えられると拡張する。図42に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306から除去される。図42に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される。図42に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を冷却することによって、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される。図42に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される熱は、外傷コア1321が皮膚表面1306の方向に成長することを防止する。図42に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去されることは、外傷コア1321が冷却される領域1327内に成長することを防止する。

0052

図43は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図43に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、真皮1305の所定の部分において、例えば、真皮1305を電磁放射線で照射して外傷コア1321における組織において誘電加熱を発生させることにより作製され、そして拡張外傷1323は、外傷コア1321から伝導される熱により作製される。図43に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、真皮1305にエネルギーが加えられると拡張し、そして拡張外傷1323は、熱が外傷コア1321から伝導されると拡張する。図43に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306から除去される。図43に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される。図43に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を冷却することにより、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される。図43に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去される熱は、外傷コア1321および拡張外傷1323が、皮膚表面1306の方向に成長することを防止する。図43に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して真皮1305から除去されることは、外傷コア1321および拡張外傷1323が冷却される領域1327内に成長することを防止する。

0053

(優先加熱−腺層)
図44図47は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図44図47に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、汗腺(例えば、エクリン腺、アポクリン腺またはアポエクリン腺を含む)であり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、汗腺(例えば、エクリン腺、アポクリン腺またはアポエクリン腺を含む)であり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、真皮1305および皮下組織1303は、組織構造1325を含み得、これらの組織構造は、例えば、毛包であり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、組織構造1325から皮膚表面1306まで延びる管1329を含み得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、腺層1331内に集中し得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、腺層1331内に集中し得、ここで腺層1331は、上界面1335および下界面1333を有する。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、腺層1331と真皮1305との間の上界面1335を有し得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、腺層1331と皮下組織1303との間の下界面1333を有し得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、界面1333は、実際の組織において、非直線の不連続な粗い界面であり得、これはまた、多くの組織構造および組織構造の群を含み、これらは、組織界面1333の粗さおよび非直線性を追加する。

0054

図44図47に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、少なくとも部分的に、高誘電率/高伝導性の組織(例えば、汗腺)からなり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、組織構造1325は、少なくとも部分的に、高い含水量を有する組織(例えば、汗腺)からなり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、少なくとも部分的に、高誘電率/高伝導性の組織からなり得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、腺層1331と高誘電率/高伝導性の組織(例えば、真皮1305)との間の上界面1335を有し得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、腺層1331と低誘電率/低伝導性の組織(例えば、皮下組織1303)との間の下界面1333を有し得る。図44図47に図示される本発明の実施形態において、腺層1331は、腺層1331と低誘電率組織との間の下界面1333を有し得る。

0055

図44は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、腺層1331の所定の部分に、例えば、腺層1331を電磁放射線で照射して外傷コア1321における組織内に誘電加熱を発生させることにより作製される。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、外傷コア1321の誘電加熱により腺層1331において発生する熱によって、作製される。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが腺層1331に加えられると拡張する。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、例えばSAR、電力損失密度または温度の強め合う干渉ピークが、皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる、腺層1331の領域に位置し得る。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる、例えばSAR、電力損失密度または温度の強め合う干渉ピークが、腺層1331の領域に位置し得、ここで皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーの少なくとも一部分は、下界面1333から反射する。図44に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、例えばSAR、電力損失密度または温度の強め合う干渉ピークが、皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーにより生じる、腺層1331の領域に位置し得、ここで皮膚表面1306を通して伝達される電磁エネルギーの少なくとも一部分は、下界面1333(これは例えば、腺層1331と皮下組織1303との間の界面であり得る)から反射する。

0056

図45は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図45に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが腺層1331に加えられると拡張し、熱を発生させ、この熱が周囲の組織に伝導され、拡張外傷1323を作製する。図45に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321から拡張外傷1323内へと伝導される熱は、組織(組織構造1325が挙げられる)を損傷する。図45に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321から拡張外傷1323内へと伝導される熱は、下界面1333を横断し、そして下界面1333より下の組織を損傷する。

0057

図46および図47は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図46および図47に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、腺層1331の一部分に、例えば、腺層1331を電磁放射線で照射して外傷コア1321における組織内に誘電加熱を発生させることにより作製される。図46および図47に図示される本発明の実施形態において、外傷コア1321は、エネルギーが腺層1331に加えられると拡張し、そして拡張外傷1323は、外傷コア1323から伝導される熱により作製される。図46および図47に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306から除去される。図46および図47に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を通して皮膚層1305から除去される。図46および図47に図示される本発明の実施形態において、熱は、皮膚表面1306を冷却して冷却された領域1307を真皮1305に作製することにより、皮膚表面1306を通して皮膚層1305から除去される。図47に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して皮膚層1305から除去される熱は、拡張外傷1323が皮膚表面1306の方向に成長することを防止する。図46に図示される本発明の実施形態において、皮膚表面1306を通して腺層1331から除去される熱は、拡張外傷1323が冷却される領域1327内へと成長することを防止する。

0058

図48図51は、本発明の実施形態による組織プロフィールおよび装置を図示する。図48図51において、アンテナ358は、例えば、導波管アンテナ364であり得る。図48図49に図示される本発明の実施形態において、導波管アンテナ364は、例えば、導波管配管366および誘電フィルタ368を備え得る。図48および図49に図示される本発明の実施形態において、電磁エネルギーは、組織ヘッド362を介して真皮1305内に放射され得、この組織ヘッドは、例えば、隔離部376、冷却剤チャンバ360および冷却プレート340を備え得る。図48に図示される本発明の実施形態において、ピーク(これは例えば、ピークSAR、ピーク電力損失密度またはピーク温度であり得る)は、第一の組織領域1309において生じる。図48に図示される本発明の実施形態において、低下したレベル(これは例えば、低下したSAR、低下した電力損失密度または低下した温度)は、第二の組織領域1311において生じ、さらに低下したレベルが、第三の組織領域1313および第四の組織領域1315において生じる。図48に図示される本発明の実施形態において、真皮1305は、界面1308により皮下組織1303から分離される。図48に図示される本発明の実施形態において、界面1308は、この議論の目的で実質的に直線として理想化されるが、実際の組織においては、界面1308は、非直線の不連続な粗い表面であり、これはまた、この組織界面を横断および分断する多くの組織構造を含む。図48に図示される本発明の実施形態において、皮下組織1303は、筋肉組織1301の上にある。図48に図示される本発明の実施形態において、電磁放射線は、例えば、5.8GHzの周波数で放射され得る。図48に図示される本発明の実施形態において、真皮1305は、例えば38.4の誘電率、および例えば1メートルあたり4.54ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図48に図示される本発明の実施形態において、皮下組織1303は、例えば4.9の誘電率、および例えば1メートルあたり0.31ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図48に図示される本発明の実施形態において、筋肉組織1301は、例えば42.22の誘電率、および例えば1メートルあたり5.2ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図48に図示される本発明の実施形態において、隔離部376は、例えばポリカーボネートであり得、そして例えば、3.4の誘電率、および例えば1メートルあたり0.0051ジーメンスの伝導率を有し得る。図48に図示される本発明の実施形態において、冷却プレート340は、例えば、アルミナ(99.5%)であり得、そして例えば9.9の誘電率、および例えば1メートルあたり3×10−4ジーメンスの伝導率を有し得る。図48に図示される本発明の実施形態において、冷却流体361は、例えば脱イオン水であり得、そして例えば81の誘電率、および例えば1メートルあたり0.0001ジーメンスの伝導率を有し得る。

0059

図49に図示される本発明の実施形態において、ピーク(これは例えば、ピークSAR、ピーク電力損失密度またはピーク温度であり得る)は、第一の組織領域1309において生じる。図48に図示される本発明の実施形態において、低下したレベル(これは例えば、低下したSAR、低下した電力損失密度または低下した温度であり得る)は、第二の組織領域1311において生じ、さらに低下したレベルが、第三の組織領域1313および第四の組織領域1315において生じる。図49に図示される本発明の実施形態において、真皮1305は、界面1308により皮下組織1303から分離される。図49に図示される本発明の実施形態において、界面1308は、非直線の界面としてモデル化され、皮膚と皮下組織との間の実際の界面により近く類似する。図49に図示される本発明の実施形態において、皮下組織1303は、筋肉組織1301の上にある。図49に図示される本発明の実施形態において、電磁放射線は、例えば5.8GHzの周波数で放射され得る。図49に図示される本発明の実施形態において、皮膚1305は、例えば38.4の誘電率、および例えば1メートルあたり4.54ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図49に図示される本発明の実施形態において、皮下組織1303は、例えば4.9の誘電率、および例えば1メートルあたり0.31ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図49に図示される本発明の実施形態において、筋肉組織1301は、例えば42.22の誘電率、および例えば1メートルあたり5.2ジーメンスの伝導率を有すると仮定され得る。図49に図示される本発明の実施形態において、隔離部376は、例えばプレキシガラスであり得、そして例えば3.4の誘電率、および例えば1メートルあたり0.0051ジーメンスの伝導率を有し得る。図49に図示される本発明の実施形態において、冷却プレート340は、例えばアルミナ(99.5%)であり得、そして例えば9.9の誘電率、および例えば1メートルあたり3×10−4ジーメンスの伝導率を有し得る。図49に図示される本発明の実施形態において、冷却流体361は、例えば脱イオン水であり得、そして例えば81の誘電率、および1メートルあたり0.0001ジーメンスの伝導率を有し得る。

0060

図50は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図51は、本発明の1つの実施形態による組織プロフィールを図示する。図50および図51に図示される本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば導波管アンテナ364であり得る。本発明の1つの実施形態において、導波管アンテナ364は、誘電フィルタ368を有し得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、例えば、組織ヘッド362に配置され得、この組織ヘッドは、例えば、隔離部376、冷却剤チャンバ360、および冷却プレート340を備える。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ340は、冷却流体361を含み得、この冷却流体は、例えば、脱イオン水であり得る。本発明の1つの実施形態において、組織ヘッド362は、組織インターフェース336に対して組織を配置するように適合された組織チャンバ(図示せず)を備え得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ358は、電磁放射線を皮膚表面1306を通して伝達して、組織プロフィール(これは例えば、SARプロフィール、電力損失密度プロフィールまたは温度プロフィールを表し得る)を生じさせるように適合される。本発明の1つの実施形態において、この組織プロフィールは、第一の組織領域1309、第二の組織領域1311、第三の組織領域1313、および第四の組織領域1315を含む。本発明の1つの実施形態において、第一の組織領域1309は、例えば、ピークSAR、ピーク電力損失密度またはピーク温度を表し得る。本発明の1つの実施形態において、第一の組織領域1309は、例えば、真皮1305の、真皮1305と皮下組織1303との界面1308の近くに位置し得る。皮下組織1303は、筋肉組織1301の上に重なる。図51に図示される本発明の実施形態において、フィールドスプレッダ379が、冷却剤チャンバ360内に配置される。図51に図示される本発明の実施形態において、フィールドスプレッダ379は、例えば、第一の組織領域1309を広げて平坦にするために使用され得る。図51に図示される本発明の実施形態において、フィールドスプレッダ379は、例えば、第一の組織領域1309に形成される外傷を広げて平坦にするために使用され得る。

0061

(さらなる一般的実施形態)
(手順)
本発明の1つの実施形態において、電磁出力は、所定の時間にわたって皮膚に送達される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、例えば、エネルギーの送達前に組織チャンバ内に係合する。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁エネルギーの適用前に冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁エネルギーの適用中に冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁エネルギーの適用後に冷却される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、所定の量の電力を、皮膚の表面の近くに配置されたアンテナに印加することによって、皮膚に送達される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁エネルギーデバイスの近くに配置される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚を適所に保持するための減圧源を使用して、電磁エネルギー送達デバイスの近くに配置される。本発明の1つの実施形態において、処置されるべき領域は、処置前に麻酔される。本発明の1つの実施形態において、麻酔される領域は、皮膚の誘電特性を変化させる。本発明の1つの実施形態において、皮膚を通して照射される電磁放射線の特性は、処置に対する麻酔薬の影響を決定する変数(例えば、麻酔薬の誘電特性)を考慮するように改変される。処置に対する麻酔薬の影響を決定し得る変数としては、例えば、投与後の時間;麻酔薬の血管拡張特性;投与される麻酔薬の体積;麻酔薬の種類(注射される液体局所);麻酔薬が投与される組織の位置/深さ;麻酔の方法(例えば、1つの位置または多数の小さい位置)が挙げられ得る。本発明の1つの実施形態において、電磁エネルギーを組織に送達するように適合されたハンドピース整列させるためにテンプレートが使用され得る。本発明の1つの実施形態において、テンプレートは、ハンドピースが例えば腋窩において、ある位置からある位置へと移動する場合に、ハンドピースを整列させるために使用される。本発明の1つの実施形態において、テンプレートは、例えば麻酔薬(これは例えば、リドカインであり得る)の送達のための注射部位を整列させるために使用される。本発明の1つの実施形態において、テンプレートは、以前に処置された領域を示すことによって、処置を容易にするために使用される。本発明の1つの実施形態において、テンプレートは、例えば、ヘンナシャーピーマーク(sharpie mark)または入墨を使用することにより、整列され得る。

0062

(組織構造)
(領域)
本発明の1つの実施形態において、組織は、特定の誘電特性および伝導特性を有する層から構築され得る。本発明の1つの実施形態において、高い誘電率を有する組織(高誘電性組織ともまた称される)は、約25より大きい誘電率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、低い誘電率を有する組織(低誘電性組織ともまた称される)は、約10未満の誘電率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、高い伝導率を有する組織(高伝導性組織ともまた称される)は、1メートルあたり約1.0ジーメンスより大きい伝導率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、低い伝導率を有する組織(低伝導性組織ともまた称される)は、1メートルあたり約1.0ジーメンス未満の伝導率を有し得る。

0063

(低/低)
本発明の1つの実施形態において、低誘電性/低伝導性組織は、例えば、皮下組織であり得る。本発明の1つの実施形態において、低誘電性組織、低伝導性組織は、皮下組織において見出される組織(例えば、脂肪)であり得る。本発明の1つの実施形態において、低誘電性/低伝導性の組織は、例えば、腺層より下の皮下組織の領域であり得る。

0064

(高/高)
本発明の1つの実施形態において、高誘電性の高伝導性の組織は、例えば、真皮において見出される組織であり得る。本発明の1つの実施形態において、高誘電性の高伝導性の組織は、例えば、真皮において見出される組織であり得る。本発明の1つの実施形態において、高誘電性の高伝導性の組織は、例えば、腺層において見出される組織であり得る。本発明の1つの実施形態において、高誘電性の高伝導性の組織は、例えば、筋肉組織であり得る。

0065

(腺)
本発明の1つの実施形態において、腺層は、例えば、高誘電性の高伝導性の組織の層であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、高い含水量を有する組織の層であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、真皮と皮下組織との間の界面の領域の組織層であり得、この界面は、腺層の誘電率および伝導率を、腺層内にピーク電場を有する定常波パターンを生じさせるために充分なレベルまで上昇させるために充分な腺組織を含む。本発明の1つの実施形態において、腺組織は、ヒトの皮膚の5ミリメートル厚の部分において、3ミリメートル〜5ミリメートルの平均厚さを占め得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、アポクリン腺小葉とエクリン腺小葉との両方を、腺層内に含み得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、実質的に全ての汗腺が局在しているヒトの腋窩内の層であり得る。腺層がアポクリン腺小葉とエクリン腺小葉との両方を含む本発明の1つの実施形態において、アポクリン腺モジュールは、エクリン腺小葉より数が多く、より大きくあり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、腺を囲む組織の伝導率を上昇させるために充分に集中した腺(例えば、エクリン汗腺、アポエクリン汗腺および/またはアポクリン汗腺)を含む、組織の層であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、腺を囲む組織の誘電率を上昇させるために充分に集中した腺(例えば、エクリン汗腺、アポエクリン汗腺および/またはアポクリン汗腺)を含む、組織の層であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、誘電率を隣接する真皮の誘電率と一致させるように上昇させるために充分な腺組織を有する、皮下組織の領域であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、腺層の誘電率を周囲の皮下組織の誘電率と一致させるように上昇させるために充分な腺組織を有する、皮下組織の領域であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、腺層の誘電率を周囲の皮下組織の誘電率を超えるように上昇させるために充分な腺組織を有する、皮下組織の領域であり得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、約20より大きい誘電率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、腺層は、1メートルあたり約2.5ジーメンスより大きい伝導率を有し得る。

0066

(界面)
本発明の1つの実施形態において、重要な界面(誘電性界面または誘電性不連続部ともまた称され得る)は、高い誘電率および高い伝導率を有する組織の層と、低い誘電率を有する組織の層との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、誘電性界面は、高い誘電率および高い伝導率を有する組織の層と、低い誘電率および低い伝導率を有する組織の層との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、重要な界面は、真皮と腺層との間の界面に存在する。本発明の1つの実施形態において、重要な界面は、真皮と皮下組織との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、重要な界面は、真皮と、制限された数の汗腺を有する皮下組織の部分との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、重要な界面は、真皮と、腺領域を含まない皮下組織の領域との間の界面であり得る。本発明の1つの実施形態において、重要な界面は、真皮と、有意な数の組織構造を含まない皮下組織の領域との間の界面であり得る。

0067

(処置)
本発明の実施形態において、処置されるべき組織は、例えば、この組織の温度を上昇させることにより処置され得る。本発明の実施形態において、処置されるべき組織は、例えば、この組織の温度を、この組織に変化を起こすために充分な温度まで上昇させることにより処置され得る。本発明の実施形態において、処置されるべき組織は、例えば、この組織の温度を、この組織を損傷するために充分な温度まで上昇させることにより処置され得る。本発明の実施形態において、処置されるべき組織は、例えば、この組織の温度を、この組織を破壊するために充分な温度まで上昇させることにより処置され得る。本発明の実施形態において、電磁放射線が、組織を加熱して外傷を作製するために使用され、ここでこの外傷は、この組織を誘電加熱することにより発生する熱からの損傷の結果として開始し、そしてこの外傷は、少なくとも部分的に、誘電加熱により発生する熱の熱伝導の結果として拡大する。本発明の実施形態において、電磁放射線は、組織構造(例えば、毛包)の内容物(例えば、皮脂)を加熱するために使用され得る。本発明の実施形態において、電磁放射線は、組織構造(例えば、毛包)の内容物(例えば、皮脂)を、例えばこの内容物中の細菌を損傷または破壊するために充分な温度まで、加熱するために使用され得る。本発明の実施形態において、電磁放射線は、組織構造(例えば、毛包)の内容物(例えば、皮脂)を加熱するために使用され得る。本発明の実施形態において、電磁放射線は、組織を、周囲の組織または組織構造において二次的な効果を引き起こすために充分な温度まで加熱するために使用され得る。

0068

(標的組織)
本発明の実施形態において、例えば組織の温度を上昇させることによって、処置されるべき組織は、標的組織と称され得る。

0069

(処置されるべき組織)
(組織層)
本発明の実施形態において、標的組織は、皮膚/皮下組織界面に隣接する組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、皮膚層内の、皮膚/皮下組織界面の近くの組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、深部真皮組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、皮膚/脂肪界面に隣接する組織であり得る。

0070

物理的構造
本発明の実施形態において、標的組織は、腋窩組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、毛を有する領域の組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、1平方センチメートルあたり少なくとも30個の汗腺を有する領域に位置する組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、1平方センチメートルあたり平均100個の汗腺を有する領域に位置する組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、皮膚の表面の約0.5mm〜6mm下方に位置する組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、汗腺(例えば、アポクリン腺およびエクリン腺が挙げられる)の領域に位置する組織であり得る。

0071

組織特性
本発明の実施形態において、標的組織は、誘電加熱に供される組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、高い双極子モーメントを有する組織であり得る。本発明の実施形態において、処置されるべき組織は、例えば、外因性物質を含む組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、細菌を有する組織を含み得る。

0072

(組織型)
本発明の実施形態において、標的組織は、ヒト組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、ブタ組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、コラーゲン、毛包、脂肪性浮腫、エクリン腺、アポクリン腺、皮脂腺、またはクモ状静脈(spider vein)であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、毛包であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、下セグメント球状体(bulb)および球状体上部(suprabulb))、中間セグメント)、ならびに上セグメント(漏斗)を含む、毛包の領域であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、毛包に関連する構造(例えば、幹細胞)であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、創傷組織であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、傷害されるべき組織(例えば、外科手術前の皮膚組織)であり得る。本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、組織構造への血液供給であり得る。

0073

(効果)
本発明の実施形態において、標的組織は、例えば、ピークSARの50%に等しいSARを有する領域、ピークSARの少なくとも約30%、40%、50%、60%、70%、80%、またはそれより多くの百分率を有する領域、あるいは特定の実施形態において、ピークSARの約90%、80%、70%、60%、または50%以下のSARを有する領域により規定される、組織の塊であり得る。

0074

(方法)
(組織および構造)
本発明の1つの実施形態において、標的組織を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、腺を損傷する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、毛包を損傷する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織を破壊する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚組織を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織への損傷を防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面に向かう外傷の成長を防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、毛包に関連する幹細胞を損傷または破壊する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織を優先的に処置するために電磁場を整列させる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、より高い含水量を有する組織を優先的に処置するために電磁場を整列させる方法が記載される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーは、皮脂を加熱するために使用される。

0075

(放射)
本発明の1つの実施形態において、組織における電力蓄積を制御する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織における電場パターンを制御する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織において高電力蓄積の塊を生じさせる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、マイクロ波デバイスの出力を制御する方法が記載される。

0076

(外傷)
本発明の1つの実施形態において、組織において外傷を作製する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織において皮下外傷を作製する方法が記載される。

0077

勾配
本発明の1つの実施形態において、組織内に温度勾配を生じさせる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚/皮下組織界面にピークを有する温度勾配を生じさせる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織において逆電力勾配を生じさせる方法が記載される。

0078

(臨床適応症
本発明の1つの実施形態において、を減少させる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、患者における汗の産生を減少させる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、腋窩の発汗過多症を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、発汗過多症を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、毛を除去する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、毛の再成長を防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、臭汗症を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織を脱神経させる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、火炎状母斑を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、血管腫を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、乾癬を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、汗を減少させる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、汗を減少させる方法が記載される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、挫瘡を処置するために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、皮脂腺を処置するために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、細菌を破壊するために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、プロピオン酸菌属を破壊するために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、毛包から皮脂を除去するために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、閉塞毛包をきれいにするために使用され得る。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、面皰形成(comedogenesis)を逆転させるために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、黒色面皰をきれいにするために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、白色面皰をきれいにするために使用される。本発明の実施形態において、電磁エネルギーが、炎症を減少させるために使用される。いくつかの実施形態において処置され得るさらなる状態および構造は、例えば、米国仮出願番号60/912,899の第3頁〜第7頁;および米国仮出願番号61/013,274の第1頁〜第10頁に記載されており、これらの両方は、その全体が参考として援用される。

0079

(配置)
本発明の1つの実施形態において、皮膚を配置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚/脂肪界面を配置する方法が記載される。

0080

(電力損失密度)
(皮膚)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、皮膚表面より下に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、皮膚の上層より下の皮膚の領域に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接する皮膚の層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接した、皮膚表面と重要な界面との間の皮膚の層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。

0081

(真皮)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、真皮の領域に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、皮膚の表面に電磁放射線を放射することにより、真皮の上層より下の真皮の領域に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚表面を通して電磁放射線で照射することにより、真皮と上皮との間の界面に隣接した真皮の領域に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接する真皮の領域に局在した高電力損失密度の領域が生じる。

0082

(腺層)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、腺層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接する腺層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接した、皮膚の第一の層より下の腺層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射することにより、重要な界面に隣接した、真皮の少なくとも一部分より下の腺層に局在した高電力損失密度の領域が生じる。

0083

(温度勾配)
(皮膚)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚表面より下の領域にピークを有する温度勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚の上層より下の皮膚の領域にピークを有する温度勾配を生じさせる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接する皮膚の層にピークを有する温度勾配を生じさせる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接した、重要な界面と皮膚の表面との間の皮膚の層にピークを有する温度勾配を生じさせる。

0084

(真皮)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、温度勾配を生じさせ、この温度勾配は、皮膚の表面より下の真皮の層にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、温度勾配を生じさせ、この温度勾配は、真皮の上層より下の真皮の層にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、温度勾配を生じさせ、この温度勾配は、真皮と皮下組織との間の界面に隣接する真皮の領域にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、温度勾配を生じさせ、この温度勾配は、重要な界面に隣接する真皮の領域にピークを有する。

0085

(腺層)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚表面より下の腺層にピークを有する温度勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接する腺層にピークを有する温度勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接した、皮膚の第一の層より下の腺層にピークを有する温度勾配が生じる。

0086

(逆電力勾配)
(皮膚)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚表面より下の領域にピークを有する逆電力勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚の上層より下の皮膚の領域にピークを有する逆電力勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接する皮膚の層にピークを有する逆電力勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接した、重要な界面と皮膚の表面との間の皮膚の層にピークを有する逆電力勾配が生じる。

0087

(真皮)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は逆電力勾配を生じさせ、この逆電力勾配は、皮膚の表面より下の真皮の層にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、逆電力勾配を生じさせ、この逆電力勾配は、真皮の上層より下の真皮の層にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、逆電力勾配を生じさせ、この逆電力勾配は、真皮と皮下組織との間の界面に隣接する真皮の領域にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、逆電力勾配を生じさせ、この逆電力勾配は、重要な界面に隣接する真皮の領域にピークを有する。

0088

(腺層)
本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、皮膚表面より下の腺層にピークを有する逆電力勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接する腺層にピークを有する逆電力勾配が生じる。本発明の1つの実施形態において、組織を皮膚の表面を通して電磁放射線で照射すると、重要な界面に隣接した、皮膚の第一の層より下の腺層にピークを有する逆電力勾配が生じる。

0089

(外傷)
(皮膚)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚表面より下の領域に外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚表面より下の領域に外傷を作製するために使用され、この外傷は、皮膚の上層より下の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、重要な界面に隣接する皮膚の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、重要な界面に隣接し、そして皮膚表面と重要な界面との間の皮膚の層で開始する。

0090

(真皮)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、皮膚の表面より下の真皮の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、真皮の上層より下の真皮の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、真皮と皮下組織との間の界面の近くの真皮の領域で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、重要な界面に隣接する真皮の領域で開始する。

0091

(腺層)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、腺層で開始する外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、重要な界面に隣接する腺層で開始する外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、重要な界面に隣接した、皮膚の第一の層より下の腺層で開始する外傷を作製するために使用される。

0092

(皮膚)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、皮膚表面より下の領域に外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚表面より下の領域に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、皮膚の上層より下の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、重要な界面に隣接する皮膚の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、重要な界面に隣接した、皮膚表面と重要な界面との間の皮膚の層で開始する。

0093

(真皮)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、皮膚の表面より下の真皮の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、真皮の上層より下の真皮の層で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、真皮と皮下組織との間の界面の近くの真皮の領域で開始する。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、皮膚に外傷を作製するために使用され、この外傷は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、重要な界面に隣接する真皮の領域で開始する。

0094

(腺層)
本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、腺層で開始する外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、重要な界面に隣接する腺層で開始する外傷を作製するために使用される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線は、熱を皮膚の表面から除去するための任意の外部機構の非存在下で、重要な界面に隣接した、皮膚の第一の層より下の腺層で開始する外傷を作製するために使用される。

0095

(外傷の始点)
本発明の1つの実施形態において、外傷の始点は、低誘電性組織に隣接する高誘電性の高伝導性の組織の点または領域に位置し得る。本発明の1つの実施形態において、外傷の始点は、重要な界面に隣接する高誘電性の高伝導性の組織の点または領域に位置し得る。本発明の1つの実施形態において、外傷の始点は、皮膚の表面を通して放射されるマイクロ波エネルギーがピーク電場を有する定常波パターンを生じさせる点または領域に位置し得る。本発明の1つの実施形態において、外傷の始点は、皮膚の表面を通して放射されるマイクロ波エネルギーが強め合う干渉を生じさせる、重要な界面の近くの、高誘電性/高伝導性の組織に位置し得る。

0096

(電磁放射線の特性)
本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、特定の電場特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が皮膚の外側表面に対して実質的に平行である、電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が皮膚内の組織層間の少なくとも1つの界面に対して実質的に平行である電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が重要な界面に対して実質的に平行である電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が真皮と皮下組織との間の界面に対して実質的に平行である電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が腺層と真皮の一部との間の界面に対して実質的に平行である電磁放射線で照射される。

0097

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、特定の偏光特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が皮膚の外側表面に対して実質的に平行になるように電磁放射線が偏光された電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が皮膚内の組織層間の少なくとも1つの界面に対して実質的に平行になるように電磁放射線が偏光された電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が真皮と皮下組織との間の界面に対して実質的に平行になるように電磁放射線が偏光された電磁放射線で照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、電磁放射線の電場成分が腺層と皮下組織との間の界面に対して実質的に平行になるように電磁放射線が偏光された電磁放射線で照射される。

0098

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、特定の周波数特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、約5.8GHzの周波数を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、5GHz〜6.5GHzの周波数を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、4.0GHz〜10GHzの周波数を有する電磁放射線により照射される。

0099

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、組織内での特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚内にピークを有する強め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、真皮に強め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射され、この強め合う干渉パターンは、真皮の第一の層より下の真皮の領域にピークを有し、そして弱め合う干渉が真皮の第一の層に生じる。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、強め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射され、この強め合う干渉パターンは、重要な界面に隣接するピークを有する。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、腺層にピークを有する強め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、皮膚内での特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚内に弱め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、真皮に弱め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射され、この弱め合う干渉パターンは、真皮の深層の上の真皮の領域にピークを有する。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、弱め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射され、この弱め合う干渉パターンは、重要な界面に隣接するピークを有する。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、腺層にピークを有する弱め合う干渉パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、組織層にピーク電場を生じさせる強め合う干渉パターンを生じさせる。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、局在した高電力損失密度の領域を生じさせる強め合う干渉パターンを生じさせる。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、組織層に最小電場を生じさせる弱め合う干渉パターンを生じさせる。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、局在した低電力損失密度の領域を生じさせる弱め合う干渉パターンを生じさせる。

0100

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、組織内での特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚内に定常波パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、真皮の第一の層より下の真皮にピークを有する定常波パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、重要な界面に隣接するピークを有する定常波パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、腺層にピークを有する定常波パターンを生じさせる電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、ピーク電場を生じさせる定常波パターンを生じさせる。本発明の1つの実施形態において、電磁放射線で照射される皮膚は、局在化した高電力損失密度の領域を生じさせる定常波パターンを生じさせる。

0101

(アンテナ)
本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの位置から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚表面の近くに配置されたアンテナにより発生される電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対して放射近距離場領域に位置するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対して実質的に放射近距離場領域内に位置するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面から1波長の半分未満の距離に位置するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面から1波長の半分未満の距離に位置するアンテナにより照射され、この波長は、このアンテナをこの皮膚表面から分離する誘電材料内で測定される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面から1波長の半分未満の距離に位置するアンテナにより照射され、この波長は、このアンテナをこの皮膚表面から分離する冷却流体内で測定される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚表面から約2.65ミリメートル未満の距離に位置するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、放射される信号の波長は、空気中での波長を、アンテナを皮膚表面から分離する材料の誘電率の平方根除算したものである。本発明の1つの実施形態において、放射される信号の波長は、空気中での波長を、アンテナを皮膚表面から分離する冷却流体の誘電率の平方根で除算したものである。

0102

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの出力の位置から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対する放射近距離場領域に出力を有するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対する反応性近距離場領域の外側に出力を有するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対する遠距離場領域内にはない出力を有するアンテナにより照射される。

0103

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの放射開口部分の位置に関連する特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に関する放射近距離場領域に放射開口部分を有するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に対する反応性近距離場の外側に放射開口部分を有するアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する皮膚の表面に関して遠距離場領域内にはない放射開口部分を有するアンテナにより照射される。

0104

本発明の1つの実施形態において、反応性近距離場領域は、例えば、アンテナのすぐ近くを囲む近距離場領域の、近距離反応性場が優先的である部分であり得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナは、皮膚表面から、D2/λの平方根の約0.62倍であり得る距離に位置し得、ここでDは、アンテナ開口部分の最大物理寸法であり、そしてλは、アンテナにより伝達される電磁放射線の、アンテナ出力と皮膚表面との間に位置する媒体中で測定された波長である。本発明の1つの実施形態において、放射近距離場領域は、例えば、反応性近距離場領域と、遠距離場領域との間の放射電磁界が優先的であるアンテナの場の領域であり得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナは、皮膚表面から、D2/λの約2倍であり得る最大距離に位置し得、ここでDは、アンテナ開口部分の最大物理寸法であり、そしてλは、アンテナにより伝達される電磁放射線の、アンテナ出力と皮膚表面との間に位置する媒体中で測定された波長である。本発明の1つの実施形態において、遠距離場領域は、例えば、場の角分布がアンテナからの距離に本質的に無関係であるアンテナの場の領域であり得る。

0105

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの構成から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、主としてTE10モードで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、TE10モードのみで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、TEMモードで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、TEMモードのみで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の実施形態において、TEMおよびTE10は、放射される電磁エネルギーが横方向の電場を含むモードであるので、特に有用である。従って、アンテナが適切に配置される場合、電磁エネルギーをTEMモードまたはTE10モードで伝達するアンテナは、このアンテナに隣接する皮膚表面または重要な界面(例えば、真皮と皮下組織との間の界面)に対して平行または実質的に平行であり得る電場を生じさせる。

0106

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの構成から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、主としてTEMモードで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、TEMモードのみで電磁界パターンを放射するように構成されたアンテナにより照射される。

0107

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの構成から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、皮膚の表面に対して実質的に平行な電場成分を有する電磁エネルギーを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、重要な界面に対して実質的に平行な電場成分を有する電磁エネルギーを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、真皮と皮下組織との間の界面に対して実質的に平行な電場成分を有する電磁エネルギーを放射するように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、腺領域と皮下組織の一部との間の界面に対して実質的に平行な電場成分を有する電磁エネルギーを放射するように構成されたアンテナにより照射される。

0108

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの構成から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する組織に定常波を生じさせるように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する組織に定常波を生じさせるように構成されたアンテナにより照射され、この定常波は、重要な界面に隣接するピークを有する。

0109

本発明の1つの実施形態において、皮膚は、特定の特性(より具体的には、電磁放射線を放射するアンテナの構成から生じる特定の特性)を有する電磁放射線により照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する組織に強め合う干渉を生じさせるように構成されたアンテナにより照射される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、隣接する組織に強め合う干渉を生じさせるように構成されたアンテナにより照射され、この強め合う干渉は、重要な界面に隣接するピークを有する。

0110

(組織/組織構造の加熱)
本発明の1つの実施形態において、組織は、外傷において発生した熱を特定の組織に伝導することにより、加熱される。本発明の1つの実施形態において、組織は、外傷において発生した熱を中間組織を介して伝導することにより加熱され、この外傷の熱は主として、誘電加熱により発生する。本発明の1つの実施形態において、重要な界面より下に位置する組織は、外傷において発生した熱をこの重要な界面を横切って伝導させることにより加熱される。本発明の1つの実施形態において、重要な界面の上に位置する外傷において発生した熱を伝導させることによって、重要な界面より下に位置する組織を加熱するための方法が記載され、この外傷において発生した熱は主として、誘電加熱により発生し、そして重要な界面より下の熱は主として、外傷から中間組織を通して誘電障壁より下に位置する組織への熱の伝導により発生する。

0111

本発明の1つの実施形態において、重要な界面の近くの皮膚の領域に位置する組織構造(例えば、汗腺または毛包)が加熱される。本発明の1つの実施形態において、重要な界面の近くに位置する組織構造は、外傷からの熱の伝導により加熱され、この外傷は、誘電加熱により作製される。本発明の1つの実施形態において、第一の組織層に位置する組織構造は、重要な界面からの反射により第一の組織層に生じる定常波の結果として、第一の組織層において発生する熱により加熱される。

0112

本発明の1つの実施形態において、真皮と皮下組織との層が出会う皮膚の領域に位置する組織構造が加熱される。本発明の1つの実施形態において、腺層に位置する組織構造が加熱される。本発明の1つの実施形態において、真皮と皮下組織層が出会う皮膚の領域に位置する組織構造が損傷される。本発明の1つの実施形態において、腺層に位置する組織構造が損傷される。本発明の1つの実施形態において、真皮と皮下組織層とが出会う皮膚の領域に位置する組織構造が破壊される。本発明の1つの実施形態において、腺層に位置する組織構造が破壊される。本発明の1つの実施形態において、組織要素は、外傷において発生した熱を中間組織を介して組織要素に伝導することにより加熱され、この外傷における熱は主として、誘電加熱により発生する。本発明の1つの実施形態において、重要な界面より下に位置する組織構造は、重要な界面より上の外傷において主として誘電加熱により発生した熱を、中間組織を通して重要な界面より下に位置する組織構造へと伝導することにより、加熱される。

0113

本発明の1つの実施形態において、重要な界面に隣接する領域は、周囲の組織よりも多くのエネルギーをこの領域に蓄積させることにより加熱され得る。

0114

本発明の1つの実施形態において、皮膚層と皮下組織層との間の界面の近くの皮膚層の組織が優先的に加熱される。

0115

(冷却)
本発明の1つの実施形態において、皮膚の表面より下の組織において発生した熱は、この熱を皮膚の表面から除去することにより、皮膚の表面に隣接する組織を損傷することを防止される。本発明の1つの実施形態において、皮膚の表面より下の組織において発生した熱は、この皮膚の表面を冷却することによって、皮膚の表面に隣接する組織を損傷することを防止される。

0116

本発明の1つの実施形態において、誘電加熱により外傷において発生した熱が、この外傷と皮膚の表面との間に位置する皮膚層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面から熱を除去することによって、誘電加熱により外傷において発生した熱がこの外傷と皮膚の表面との間に位置する皮膚層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面を冷却することによって、誘電加熱により外傷において発生した熱がこの外傷と皮膚の表面との間に位置する皮膚層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。

0117

本発明の1つの実施形態において、組織の層に始点を有する外傷において発生した熱が、この外傷の始点と皮膚の表面との間に位置する組織の層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面から熱を除去することによって、組織の層に始点を有する外傷において発生した熱が、この外傷と皮膚の表面との間に位置する皮膚層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面を冷却することによって、組織の層に始点を有する外傷において発生した熱が、この外傷と皮膚の表面との間に位置する皮膚層の組織を損傷することを防止する方法が記載される。

0118

本発明の1つの実施形態において、外傷が皮膚の表面に向かって成長することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面から熱を除去することによって、外傷が皮膚の表面に向かって成長することを防止する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面を冷却することによって、外傷が皮膚の表面に向かって成長することを防止する方法が記載される。

0119

本発明の1つの実施形態において、冷却は、エネルギーが送達された後のある時間にわたってオフにされ得、その後、再開され得る。本発明の1つの実施形態において、冷却は、エネルギーが送達された後に、例えば約2秒間オフにされ得る。本発明の1つの実施形態において、冷却は、皮膚表面を通して除去される熱の量を制御するために、パルス化された様式でオンおよびオフにされ得る。

0120

アンテナシステム
アンテナ型
本発明の実施形態において、アンテナ358は、例えば、同軸単一スロットアンテナ;同軸複数スロットアンテナ;印刷スロットアンテナ;導波管アンテナ;ホーンアンテナパッチアンテナパッチトレースアンテナ;Vivaldiアンテナ;または導波管アンテナであり得る。本発明の実施形態において、アンテナは、例えば、アンテナのアレイであり得る。本発明の実施形態において、アンテナは、例えば、1つ以上のアンテナが同時に電磁エネルギーを放射するアンテナのアレイであり得る。本発明の実施形態において、アンテナは、例えば、少なくとも1つであるが全てではないアンテナが同時に電磁エネルギーを放射するアンテナのアレイであり得る。本発明の実施形態において、アンテナは、例えば、2つ以上の異なる型のアンテナであり得る。本発明の実施形態において、アレイ内の特定のアンテナが、選択的に活性化または不活性化され得る。

0121

反射減衰量帯域幅
本発明の1つの実施形態において、アンテナは、5.8GHzを中心とする最適化反射減衰量(S11)プロフィールを有する。散乱パラメータまたは反射減衰量(dBで表したS11の大きさ)は、アンテナフィードにおいて測定された反射電力の測定値をアンテナフィード内への電力で除算したものであり、効率の尺度として使用され得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナは、例えば、−15dB以下であり得る最適カップリング値を有し、これは、97%電力カップリングに対応する。97%電力カップリングにおいて、(例えばマイクロ波発生器から)アンテナへの利用可能な入力電力のうちの97%が、このアンテナの入力ポートにカップリングされる。あるいは、本発明の1つの実施形態において、アンテナは、例えば、−10dB以下の最適カップリング値を有し、これは、90%電力カップリングに対応する。あるいは、本発明の1つの実施形態において、アンテナは、例えば、−7dB以下であり得る最適カップリング値を有し、これは、80%電力カップリングに対応する。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、調整ねじを備え得る。本発明の1つの実施形態において、調整ねじは、例えば、予測される負荷について反射減衰量(S11の大きさ)を適合させるために使用され得る。

0122

本発明の1つの実施形態において、アンテナは、最適な周波数帯域にわたって−10dB以上の反射で、アンテナにカップリングされる電力を維持するように最適化される。最適帯域幅は、例えば、目的の周波数(例えば、5.8GHz)において、例えば約0.25GHz(搬送周波数の各側において0.125GHz)であり得る。最適帯域幅は、目的の周波数(例えば、5.8GHz)において、例えば約1.0GHz(搬送周波数の各側において0.5GHz)であり得る。

0123

(誘電フィルタ)
本発明の実施形態において、誘電フィルタ368は、約10の誘電率を有し得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、約9.7〜約10.3の誘電率を有し得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、流体(冷却チャンバ内の冷却流体を含む)に対して不浸透性であり得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、液体が導波管配管に入ることを防ぐように構成され得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、アンテナフィードからのエネルギーを組織内に効率的にカップリングさせるように構成され得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、導波管配管、冷却剤チャンバ(冷却流体を含む)および皮膚を、所定の周波数(例えば、約4GHz〜10GHz、約5GHz〜6.5GHzの範囲の周波数、または約5.8GHzの周波数)に一致させるように構成され得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、組織表面に対して垂直な最小電場を有する場を生じさせるように構成され得る。本発明の実施形態において、誘電フィルタは、標的組織において、例えば、約4GHz〜10GHz、約5GHz〜6.5GHzの範囲の周波数、または約5.8GHzの周波数でTE10場を生じさせるように構成され得る。

0124

本発明の1つの実施形態において、導波管の断面内側形状(例えば、15.8ミリメートルの幅および7.9ミリメートルの高さを有するWR62)は、適切な誘電フィルタを選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、WR62)は、適切なフィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、WR62)は、3〜12の範囲の誘電率を有するフィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、WR62)は、約10の誘電率を有するフィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、WR62)は、流体(例えば、冷却流体)に対して不浸透性である誘電フィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、WR62)は、例えばEccostockである誘電フィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナは、例えばポリカーボネート、Teflon(登録商標)、プラスチックまたは空気である誘電フィルタ材料を選択することによって、所定の周波数において最適化され得る。

0125

(フィールドスプレッダ)
本発明の1つの実施形態において、アンテナは、フィールドスプレッダと称され得る誘電素子を、アンテナ出力において備え得、この誘電素子は、電場がより広い領域にわたって組織に印加されるような様式でマイクロ波信号をかき乱すかまたは散乱させる。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、電場がアンテナを出る際に、電場を発散させる。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、1〜80の誘電率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、1〜15の誘電率を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、例えば、組織においてピークSAR領域、ピーク温度領域またはピーク電力損失密度領域を広げて平坦にするために使用され得る。本発明の実施形態において、フィールドスプレッダは、例えば、組織の外傷を広げて平坦にするために使用され得る。

0126

本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電素子であり得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、電場を広げるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、アンテナの出力から冷却プレートまで延びるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電フィルタから冷却プレートまで延びるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、少なくとも部分的に冷却チャンバ内に配置され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、少なくとも部分的に冷却流体中に配置され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、丸みを帯びたフィーチャーを有するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、楕円形であり得る。本発明の1つの実施形態において、少なくとも部分的に冷却流体中に配置されるフィールドスプレッダは、輪郭付けられた形状を有し得る。本発明の1つの実施形態において、少なくとも部分的に冷却流体中に配置されるフィールドスプレッダは、冷却流体中での渦電流を防止するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、少なくとも部分的に冷却流体中に配置されるフィールドスプレッダは、冷却流体中で気泡が形成されることを防止するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、システムは、複数のフィールドスプレッダを有し得る。

0127

本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電フィルタと一致する誘電率を有するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電フィルタとは異なる誘電率を有するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、導波管の中心において場の強度を低下させることによって、有効な場のサイズ(EFS)を増加させるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、導波管の中心において場の強度を低下させることによって、標的組織中の深さにおける50%SAR等高線面積と放射開口部分の表面積との比を増加させるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、アンテナから放出される信号をフィールドスプレッダの周りで発散させて、局所電場ピークを作製させ、この局所電場ピークが再度結合して、より大きいSAR領域を形成するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、導波管アンテナの内面の約2%〜50%の断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、矩形の断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、6ミリメートル×10ミリメートルの矩形の断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、15.8ミリメートル×7.9ミリメートルの内面を有する導波管と共に使用される場合、6ミリメートル×10ミリメートルの矩形の断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、約60平方ミリメートルの矩形の断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、約124平方ミリメートルの面積を有する内面を有する導波管と共に使用される場合、約60平方ミリメートルの矩形断面を有し得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、例えば10の誘電率を有する、例えばアルミナから構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、導波管に埋め込まれた誘電領域からなるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、冷却チャンバ内に配置された誘電領域からなるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、誘電フィルタの切り欠きからなるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、冷却流体(例えば、水)が切り欠き内に流れることを可能にするように構成された、誘電フィルタの切り欠きからなるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、冷却流体からなるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、フィールドスプレッダは、1つ以上の空気ギャップからなるように構成され得る。

0128

(効率/フリンジ
本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、フリンジ電界に起因する自由空間放射を減少または排除するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、フリンジ電界を組織の方へと再指向するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの効率を改善するように最適化され、この効率は、例えば、アンテナの入力において利用可能なエネルギーを、隣接する組織にカップリングされるエネルギーを比較することにより測定され得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの入力において利用可能なエネルギーのうちの少なくとも70%が、このアンテナの出力に隣接する組織に蓄積するように、アンテナの効率を改善するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、導波管アンテナの外側縁部が流体と接触するように、アンテナの出力を配置することによって最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力が流体と接触するようにこのアンテナの出力を配置することにより最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力を流体から分離する絶縁体によりアンテナの出力が覆われるように、このアンテナの出力を配置することにより最適化され得る。この絶縁体は、導波管の出力のフリンジ電界に起因する自由空間放射を減少させる厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力を流体(例えば、冷却流体)から分離する絶縁体によりアンテナの出力が覆われるように、アンテナの出力を配置することにより最適化され得る。この絶縁体は、0.005インチ未満の厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)から冷却流体を通して隣接する組織内への電力の移動は、アンテナの出力と冷却流体との間の絶縁層の厚さを減少させることにより最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)から冷却流体を通して隣接する組織内への電力の移動は、アンテナの出力を冷却流体内に配置することにより最適化される。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力を、アンテナ充填材料の誘電率より低い誘電率を有する絶縁体(例えば、ポリカーボネート)で覆うことにより最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力を、アンテナ充填材料の誘電率より低い誘電率を有する絶縁体(例えば、ポリカーボネート)で覆うことにより最適化され得、この絶縁体の厚さは、約0.0001インチ〜0.006インチである。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、このアンテナの出力を絶縁体で覆うことにより最適化され得、この絶縁体は、約0.015インチの厚さである。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、このアンテナの出力を、アンテナ充填材料の誘電率より低い誘電率を有する絶縁体(例えば、ポリカーボネート)で覆うことにより最適化され得、この絶縁体の厚さは、約0.0001インチ〜0.004インチである。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、このアンテナの出力を、アンテナ充填材料の誘電率より低い誘電率を有する絶縁体(例えば、ポリカーボネート)で覆うことにより最適化され得、この絶縁体の厚さは、約0.002インチである。本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、アンテナの出力を、アンテナ充填材料の誘電率に実質的に等しい誘電率を有する絶縁体(例えば、アルミナ)で覆うことにより最適化され得る。

0129

(偏光/TE10)
本発明の1つの実施形態において、アンテナ(例えば、導波管アンテナ)は、例えば、このアンテナが実質的に純粋なTE10モードで放送することを確実にするようにアンテナの設計を最適化することにより、最適化され得る。

0130

(冷却システム)
本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、電磁放射線を放出するように適合されたデバイスと皮膚との間に配置される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、冷却流体および冷却プレートを備える。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、冷却プレートを通過して流れる冷却流体を備える。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバを通って流れる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、電磁放射線を放出するように適合されたデバイスと冷却プレートとの間に位置する冷却チャンバを通って流れる。本明細書中に記載されるシステムおよびデバイスと一緒に使用され得る他の冷却システムおよび種々の構成要素は、例えば、米国仮出願番号60/912,899の図33図36および第40頁〜第45頁;ならびに米国仮出願番号61/013,274の図11A〜図11Bおよび第21頁〜第24頁に記載および図示されており、これらの両方は、その全体が参考として援用される。

0131

(温度)
本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、皮膚表面を所定の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、皮膚表面を45℃未満の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、皮膚表面を40℃未満の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、皮膚表面を約22℃の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、冷却プレートを40℃未満の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、皮膚表面を45℃未満の温度に維持するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、この冷却システムから熱を除去するために使用される。

0132

(冷却流体)
本発明の1つの実施形態において、移動する冷却流体は、冷却システムから熱を除去するために使用される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却システムの冷却チャンバに入る際に、−5℃〜40℃の温度を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却システムの冷却チャンバに入る際に、10℃〜25℃の温度を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却システムの冷却チャンバに入る際に、約22℃の温度を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバを通って移動する際に、1秒間あたり少なくとも100ミリリットルの流量を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバを通って移動する際に、1秒間あたり250ミリリットル〜450ミリリットルの流量を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバを通って移動する際に、1秒間あたり0.18メートル〜0.32メートルの速度を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内の冷却剤の流れは、非層流である。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内の冷却剤の流れは、熱移動を容易にするために、渦流である。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバに入る前に、約1232〜2057のレイノルズ数を有する。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、冷却チャンバに入る前に、約5144〜9256のレイノルズ数を有する。

0133

本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、マイクロ波エネルギーに対して実質的に透明であるように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、電磁エネルギーの吸収を最小にするように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、アンテナを組織に適合させるように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、マイクロ波エネルギーの組織への効率的な移動を容易にするように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、皮膚の表面から熱を伝導により除去するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、高い誘電率を有する流体からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、70〜90という高い誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、約80という高い誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、2〜10という低い誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、約2という低い誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、約80の誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、脱イオン水からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、アルコールからなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、エチレングリコールからなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、グリセロールからなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、殺菌剤からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、少なくとも部分的に、植物油からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、低い誘電率を有する流体からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却流体は、1メートルあたり約0.5ジーメンス未満の導電率を有する流体からなる。

0134

(冷却プレート)
本発明の実施形態において、冷却プレートは、例えば、皮膚と接触するように;皮膚組織を冷却するように;皮膚組織をマイクロ波アンテナから物理的に分離するように;ヒトの腋窩の毛を有する領域に適合するように;熱電冷却機を構築するように;熱伝導性であるように;マイクロ波エネルギーに対して実質的に透明であるように;マイクロ波の反射を最小にするために充分に薄いように;セラミックからなるように;またはアルミナからなるように、構成され得る。

0135

本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、電磁エネルギーを組織に伝導するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、熱を皮膚の表面から冷却流体へと伝導するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、0.0035インチ〜0.025インチの厚さを有するように最適化され、そして0.225インチまでの厚さを有し得る。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、2〜15の誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、約10の誘電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、低い導電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、1メートルあたり0.5ジーメンス未満の導電率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、高い熱伝導率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、室温で1メートル・ケルビンあたり18ワット〜50ワットの熱伝導率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、室温で1メートル・ケルビンあたり10ワット〜100ワットの熱伝導率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、室温で1メートル・ケルビンあたり0.1ワット〜5ワットの熱伝導率を有するように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、少なくとも部分的に、セラミック材料からなる。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、少なくとも部分的に、アルミナからなる。

0136

本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、例えば、薄膜ポリマー材料であり得る。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、例えば、ポリイミド材料であり得る。本発明の1つの実施形態において、冷却プレートは、例えば、1メートル・ケルビンあたり約0.12ワットの伝導率および約0.002インチ〜0.010インチの厚さを有する材料であり得る。

0137

(冷却チャンバ)
本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、電磁放射線周波数、冷却流体組成および冷却プレート組成のために最適化された厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、高誘電性の冷却流体のために最適化された厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、約80の誘電率を有する冷却流体(例えば、脱イオン水)のために最適化された厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、0.5ミリメートル〜1.5ミリメートルの厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、約1.0ミリメートルの厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、低誘電性の冷却流体のために最適化された厚さを有する。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、約2の誘電率を有する冷却流体(例えば、植物油)のために最適化された厚さを有する。低誘電性の低伝導性の冷却流体は、損失を制限すること、または要素に適合することが望ましい場合、有利であり得る。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、流体が冷却チャンバを通って流れる際に渦電流が最小になるように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバは、流体が冷却チャンバを通って流れる際に気泡が最小にされるように最適化される。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内に位置するフィールドスプレッダは、冷却チャンバを通る冷却流体の層流を最適にするように配置および設計される。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内に位置するフィールドスプレッダは、形状が実質的に楕円形である。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内に位置するフィールドスプレッダは、形状が実質的に円形である。本発明の1つの実施形態において、冷却チャンバ内に位置するフィールドスプレッダは、形状が実質的に矩形である。

0138

熱電モジュール
本発明の1つの実施形態において、皮膚表面を所定の温度に維持するように最適化された冷却システムは、例えば、熱伝モジュールであり得る。本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、熱電冷却機(TEC)の冷プレート側を、導波管アンテナに隣接する冷却プレートの面に取り付けることによって、皮膚表面を所定の温度に維持するように最適化される。TECの熱い側は、フィン付き熱だめに取り付けられ、このフィン付き熱だめは、TECの熱い側を低温に維持してTECの冷却性能を最適化する目的で、軸流ファンにより作動される。冷却プレートおよび熱だめへのTECの取り付けは、セラミック熱接着性エポキシを利用する。例えば、TECは、部品番号06311−5L31−03CFL(Custom Thermoelectricから入手可能)であり得、熱だめは、部品番号655−53AB(Wakefield Engineeringから入手可能)であり得、セラミック熱接着性エポキシは、Arctic Silverから入手可能であり得、そして軸流ファンは、部品番号1608KL−04W−B59−L00(NMB−MATから入手可能)であり得る。

0139

本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、熱電冷却機(TEC)の冷プレート側を、導波管アンテナに隣接するかまたは囲む冷却プレートとして構築し、TECの熱い側に開口部(ここに導波管アンテナが存在する)を備えることによって、皮膚表面を所定の温度に維持するように最適化される。TECの熱い側は、フィン付き熱だめに取り付けられ、このフィン付き熱だめは、TECの熱い側を低温に維持してTECの冷却性能を最適化する目的で、軸流ファンにより作動される。熱だめへのTECの取り付けは、セラミック熱接着性エポキシを利用する。例えば、TECは、Laird Technologyから入手可能であり得、熱だめは、部品番号655−53AB(Wakefield
Engineeringから入手可能)であり得、セラミック熱接着性エポキシは、Arctic Silverから入手可能であり得、そして軸流ファンは、部品番号1608KL−04W−B59−L00(NMB−MATから入手可能)であり得る。

0140

本発明の1つの実施形態において、冷却システムは、熱電冷却機(TEC)の冷プレート側を、導波管アンテナの面に取り付けることによって、皮膚表面を所定の温度に維持するように最適化される。TECの熱い側は、フィン付き熱だめに取り付けられ、このフィン付き熱だめは、TECの熱い側を低温に維持してTECの冷却性能を最適化する目的で、軸流ファンにより作動される。導波管アンテナおよび熱だめへのTECの取り付けは、セラミック熱接着性エポキシを利用する。例えば、TECは、部品番号06311−5L31−03CFL(Custom Thermoelectricから入手可能)であり得、熱だめは、部品番号655−53AB(Wakefield Engineeringから入手可能)であり得、セラミック熱接着性エポキシは、Arctic Silverから入手可能であり得、そして軸流ファンは、部品番号1608KL−04W−B59−L00(NMB−MATから入手可能)であり得る。

0141

(エネルギー)
本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、所望の組織効果を最適にする時間にわたって皮膚に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、3秒〜4秒の時間にわたって皮膚に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、1秒〜6秒の時間にわたって皮膚に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、組織の標的領域に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、標的組織において1立方ミリメートルあたり0.1ジュール〜0.2ジュールのエネルギー密度を生じさせるために充分な時間にわたって、標的領域に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、標的組織を少なくとも75℃の温度まで加熱するために充分な時間にわたって、標的領域に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、標的組織を55℃〜75℃の温度まで加熱するために充分な時間にわたって、標的領域に送達される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーは、標的組織を少なくとも45℃の温度まで加熱するために充分な時間にわたって、標的領域に送達される。

0142

(冷却)
本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、所望の組織効果を最適にする時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達されている間に冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間より前の時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間の1秒〜5秒前の時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間の約2秒前の時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間より後の時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間の後の10秒〜20秒の時間にわたって冷却される。本発明の1つの実施形態において、皮膚表面は、エネルギーが皮膚に送達される時間の後の約20秒の時間にわたって冷却される。

0143

出力電力
本発明の1つの実施形態において、電力は、電磁エネルギーを放射するように適合されたデバイスに送達される。本発明の1つの実施形態において、電力は、アンテナへの入力(例えば、導波管アンテナへのフィード)に送達される。本発明の1つの実施形態において、アンテナの入力ポートにおいて利用可能な電力は、50ワット〜65ワットである。本発明の1つの実施形態において、アンテナの入力ポートにおいて利用可能な電力は、40ワット〜70ワットである。本発明の1つの実施形態において、アンテナの入力ポートにおいて利用可能な電力は、経時的に変動する。

0144

(組織の収集)
本発明の1つの実施形態において、皮膚は、エネルギー送達デバイスに対して最適な位置に保持される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、減圧を使用して、エネルギー送達デバイスに対して最適な位置に保持される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、400ミリメートル水銀〜750ミリメートル水銀の減圧を使用して、エネルギー送達デバイスに対して最適な位置に保持される。本発明の1つの実施形態において、皮膚は、約650ミリメートル水銀の減圧を使用して、エネルギー送達デバイスに対して最適な位置に保持される。皮膚を適所に保持し、そして/または非標的組織構造を保護するために、本発明の実施形態と共に使用され得る他の組織収集システム、方法およびデバイスは、例えば、米国仮出願番号60/912,899の図38〜図52Cおよび第46頁〜第57頁;ならびに米国仮出願番号61/013,274の図12図16Bおよび第24頁〜第29頁に見出され得、これらの両方は、その全体が参考として援用される。

0145

(組織インターフェース)
(組織チャンバ)
本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、例えば、吸引チャンバであり得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、皮膚組織の少なくとも一部分を収集するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、減圧源に作動可能に結合され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、少なくとも1つのテーパ状の壁を有するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、皮膚組織を少なくとも部分的に収集し、そして皮膚組織を冷却プレートに接触させるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、少なくとも1つの吸引要素を備えるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、皮膚を上昇させ、そして皮膚を冷却要素に接触させて配置するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、皮膚を上昇させ、そして皮膚を冷却要素に接触させて配置するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、皮膚を上昇させ、そして皮膚を吸引チャンバに接触させて配置するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、皮膚を上昇させ、そして皮膚を吸引開口部と接触させて配置するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、吸引開口部は、少なくとも1つのチャネルを備え得、このチャネルは、丸みを帯びた縁部を有し得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、卵円形または競技場トラックの形状を有し得、この組織チャンバは、冷却流体の流れの方向に対して垂直な、直線の縁部を備える。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、皮膚を上昇させ、皮膚組織を下にある筋肉組織から分離するように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、少なくとも1つの温度センサを備えるように構成され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、少なくとも1つの温度センサを備えるように構成され得、この温度センサは、熱電対であり得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、少なくとも1つの温度センサを備えるように構成され得、この温度センサは、皮膚表面の温度を監視するように構成される。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバ338は、少なくとも1つの温度センサを備えるように構成され得、この温度センサは、マイクロ波信号を有意に摂動させないように構成される。

0146

本発明の1つの実施形態において、組織インターフェースは、皮膚を下にある筋肉から分離するように最適化された組織チャンバを備え得る。本発明の1つの実施形態において、組織インターフェースは、皮膚が例えば減圧により組織チャンバに引き込まれる場合に、皮膚を下にある筋肉から分離するように最適化された減圧チャンバを備え得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、約1ミリメートル〜約30ミリメートルの深さを有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、約7.5ミリメートルの深さを有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバの壁は、約2°〜45°の角度を有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバの壁は、5°〜20°のチャンバ角Zを有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバの壁は、約20°のチャンバ角Zを有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、卵円形の形状を有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、競技場トラックの形状を有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、アスペクト比を有するように最適化され得、このアスペクト比は、組織インターフェース表面の最小寸法対減圧チャンバの高さとして定義され得る。図8に図示される本発明の実施形態において、アスペクト比は、例えば、最少寸法10と組織深さYとの間の比であり得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、約1:1〜約3:1のアスペクト比を有するように最適化され得る。本発明の1つの実施形態において、組織チャンバは、約2:1のアスペクト比を有するように最適化され得る。

0147

(段階的処置)
いくつかの実施形態において、処置を段階ごとに実施することが望ましくあり得る。さらに、処置は、標的組織のセクションが最初の段階で処置され、一方で他のセクションが引き続く段階において処置されるように実施され得る。本明細書中に開示されるシステムおよびデバイスを使用する処置は、例えば、米国仮出願番号60/912,899の図54〜図57および第61頁〜第63頁;ならびに米国仮出願番号61/013,274の図17図19および第32頁〜第34頁に開示されるような段階で処置され得、これらの両方は、その全体が参考として援用される。

0148

診断
本発明の実施形態はまた、多汗症罹患する患者を識別および診断するための方法および装置を包含する。このような診断は、主観的な患者データ(例えば、観察される発汗に関する質問に対する患者の返答)または客観的試験に基づいてなされ得る。客観的試験の1つの実施形態において、ヨウ素溶液が患者に塗布されて、皮膚表面で患者が発汗している箇所および発汗していない箇所を識別し得る。さらに、特定の患者は、処置されるべき領域を具体的に識別する目的で、身体の様々な部分での過剰な発汗に基づいて診断され得る。従って、処置は、処置を必要とする身体の様々な部分に対して選択的にのみ(例えば、手、腋窩、足および/または顔において選択的に)適用され得る。

0149

(処置の成功の定量)
上記処置のいずれか、または処置の任意の段階の完了後、成功が患者により定性的に評価され得るか、または多数の様式により定量的に評価され得る。例えば、処置された単位表面積あたり障害または破壊された汗腺の数の測定が行われ得る。このような評価は、処置された領域を画像化すること、または処置される領域に施された処置の量(例えば、送達されたエネルギーの量、標的組織の測定された温度など)を決定することにより、実施され得る。上記ヨウ素溶液試験もまた、処置の効果の程度を決定するために使用され得る。さらに、処置は、患者により経験される発汗の量が、規定された試験基準下で、処置前と比較して所望の百分率だけ減少し得るように、開始または改変され得る。例えば、多汗症の特に重篤な症例を罹患すると診断された患者について、発汗の量は、約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、またはそれより多く減少され得る。さほど重篤ではないか、またはより正常な発汗プロフィールを有すると診断された患者については、発汗の段階的減少が達成され得るが、解決はより少ない。例えば、このような患者は、25%の増分での部分的な無発汗症を達成し得るのみであり得る。

0150

(システム、方法、およびデバイスの概要
本発明の1つの実施形態において、エネルギーを組織に適用する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の領域を重要な界面に隣接する真皮の領域に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の領域を腺層に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の第一の領域および第二の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、この第一の領域およびこの第二の領域は、低電力損失密度の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、第一の領域および第二の領域は、低電力損失密度の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高電力損失密度の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、この高電力損失密度の隣接する領域は、低電力損失密度の領域により分離されている。

0151

本発明の1つの実施形態において、エネルギーを組織に適用する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高比吸収率(SAR)の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高比吸収率(SAR)の領域を、重要な界面に隣接する真皮の領域に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高比吸収率(SAR)の領域を腺層に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した比吸収率(SAR)の第一の領域および第二の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、この第一の領域およびこの第二の領域は、低比吸収率(SAR)の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高比九州率(SAR)の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、第一の領域および第二の領域は、低比吸収率(SAR)の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した比吸収率(SAR)の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、高比吸収率(SAR)の隣接する領域は、低比吸収率(SAR)の領域により分離されている。

0152

本発明の1つの実施形態において、エネルギーを組織に適用する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高温の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高温の領域を重要な界面に隣接する真皮の領域に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高温の領域を腺層に有する放射パターンを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した温度の第一の領域および第二の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、この第一の領域およびこの第二の領域は、低温の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した高温の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、第一の領域および第二の領域は、低温の領域により分離されている。本発明の1つの実施形態において、この方法は、局在した温度の複数の領域を皮膚に有する放射パターンを生じさせる工程を包含し、隣接する高温の領域は、低温の領域により分離されている。

0153

本発明の1つの実施形態において、電磁場を整列させて比較的高い含水量を有する組織を優先的に処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、組織を皮膚の表面と整列させた電磁電場で照射する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、組織をTE10モードの電磁放射線で照射する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、組織を、皮膚の表面の少なくとも一部分に対して垂直な方向に最小電場を有する電磁放射線で照射する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、電磁波の電場成分を整列させて、高い含水量を有する組織を、横方向の電波(TE)または横方向の電磁波(TEM)で照射することにより優先的に加熱する工程を包含する。

0154

本発明の1つの実施形態において、組織へのエネルギーの送達を制御する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約5.8GHzの周波数のエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約40ワットより大きい電力を有するエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約2秒〜約10秒の時間にわたってエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、皮膚表面を約2秒の時間にわたって予冷する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約20秒の時間にわたって事後冷却する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約22秒より長時間にわたって組織の係合を維持する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、約600ミリメートル水銀の減圧を使用して組織を係合する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、皮膚の温度を測定する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、エネルギー送達持続時間;予冷持続時間;事後冷却持続時間;出力電力;周波数;減圧を、組織パラメータ(例えば、皮膚の温度)のフィードバックの結果として調整する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、エネルギーを送達する方法は、エネルギー送達持続時間;予冷持続時間、事後冷却持続時間;出力電力;周波数;減圧を、組織パラメータ(例えば、冷却流体の温度)のフィードバックの結果として調整する工程を包含する。

0155

本発明の1つの実施形態において、熱を組織から除去する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織を冷却する方法が記載され、この方法は、皮膚の表面を係合する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、冷却要素を皮膚表面と接触させて配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚表面を伝導により冷却する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚表面を対流により冷却する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚表面を伝導および対流により冷却する工程を包含する。

0156

本発明の1つの実施形態において、組織構造を損傷または破壊する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、腺を損傷または破壊する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、組織構造に高温を誘導する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、高温は、組織を例えば、約42℃〜45℃の温度まで穏やかに加熱することにより、達成され得る。本発明の1つの実施形態において、この方法は、組織構造を剥離する工程を包含し、この工程は、組織を約47℃を超える温度まで加熱することにより達成され得る。

0157

本発明の1つの実施形態において、電磁放射線を使用して組織を処置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、組織において二次的効果を生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、組織において二次的効果を生じさせる工程を包含し、この二次的効果としては、例えば、細菌のコロニー形成を減少させることが挙げられる。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、組織において二次的効果を生じさせる工程を包含し、この二次的効果としては、皮膚の斑点をきれいにするかまたは減少させることが挙げられる。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、組織において二次的効果を生じさせる工程を包含し、この二次的効果としては、例えば、尋常性ざ瘡から生じる皮膚の斑点をきれいにするかまたは減少させることが挙げられる。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、皮脂腺を損傷する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、皮脂線を障害する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、組織を処置する方法は、皮脂腺を一時的に障害する工程を包含する。

0158

本発明の1つの実施形態において、選択された組織にエネルギーを送達する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを介してエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織内の標的組織に熱効果を生じさせるために充分なエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、誘電加熱に供される組織にエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、高誘電モーメントを有する組織にエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、コラーゲン、毛包、脂肪性浮腫、エクリン腺、アポクリン腺、皮脂腺、クモ状静脈およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、皮膚組織内の標的組織にエネルギーを送達する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、皮膚組織内の標的組織は、皮膚組織の皮膚層と皮下組織層との間の界面を含む。本発明の1つの実施形態において、標的組織において熱効果を生じさせることは、少なくとも1つの汗腺の熱変性を包含する。本発明の1つの実施形態において、標的組織において熱効果を生じさせることは、少なくとも1つの汗腺の剥離を包含する。

0159

本発明の1つの実施形態において、マイクロ波エネルギーを組織に送達する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、冷却要素を皮膚組織に適用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織の真皮層と皮下層との間の界面の近くに外傷を作製するために充分な電力、周波数および持続時間でマイクロ波エネルギーを組織に適用する工程、ならびに温度および持続時間で冷却を適用する工程を包含し、この間、皮膚組織の上皮および真皮層の非標的組織の熱変性を最小にする。本発明の1つの実施形態において、この方法は、汗腺を熱的に変更するために充分なマイクロ波エネルギーを、汗腺を含む皮膚の第二の層に適用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚の第一の層が保護的に冷却されている間に、マイクロ波エネルギーを適用する工程を包含し、第二の層は、皮膚表面に対して第一の層より深い。本発明の1つの実施形態において、この方法は、冷却要素を介して冷却する工程を包含する。

0160

本発明の1つの実施形態において、この方法は、1つ以上のフィールドスプレッダを使用してMWエネルギーがアンテナから発生する際にMWエネルギーを広げる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、1つの導波管外傷より大きい連続的な外傷を作製する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、複数のアンテナを使用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、1つの導波管外傷より大きい連続的な外傷を作製する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、導波管のアレイを使用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、複数の導波管を直列で活性化させる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、複数のアンテナを活性化する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、アレイ内の全てではないアンテナを活性化する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、アレイ内の全てではないアンテナを連続的に冷却する工程を包含する。

0161

本発明の1つの実施形態において、エネルギーを組織に適用する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚表面より深い深さでエネルギーを適用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、神経組織または筋肉組織ほどには深くない位置にエネルギーを適用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、エネルギーを標的組織に集中させる周波数で電磁放射線を適用する工程を包含する。

0162

本発明の1つの実施形態において、組織を選択的に加熱する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、誘電加熱により組織を選択的に加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、腺を選択的に加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、汗腺を選択的に加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、腺液(glandular
fluid)を損傷するために充分な温度まで組織を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、病的状態を生じさせるために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、死をもたらすために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、隣接する毛包を損傷するために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、隣接する毛包を破壊するために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚/脂肪界面の組織において高温を誘導するために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、周囲の組織での高温を最小にしながら、皮膚/脂肪界面の組織において高温を誘導するために充分な温度まで腺を加熱する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、少なくとも50℃まで腺を加熱する工程を包含する。

0163

本発明の1つの実施形態において、皮膚組織において温度プロフィールを生じさせる方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚−脂肪界面のすぐ上の領域にピークを有する温度プロフィールを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、温度が皮膚表面に向かって低下する温度プロフィールを生じさせる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、冷却の非存在下で温度が皮膚表面に向かって低下する温度プロフィールを生じさせる工程を包含する。

0164

本発明の1つの実施形態において、皮膚を配置する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、吸引、つまむことまたは接着剤を使用する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、吸引、つまむことまたは接着剤を使用して、皮膚および皮下層を筋肉層から離すように持ち上げる工程を包含する。

0165

本発明の1つの実施形態において、エネルギーを組織に適用する方法が記載される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを皮膚組織上に配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、このマイクロ波アプリケータは、マイクロ波アンテナを備える。本発明の1つの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、単一スロットアンテナ;複数スロットアンテナ;導波管アンテナ;ホーンアンテナ;印刷スロットアンテナ;パッチアンテナ;パッチトレースアンテナ;Vivaldiアンテナおよびこれらの組み合わせからなる群より選択される。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを、より吸収性の組織要素を有する領域上に配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを、集中した汗腺を有する領域上に配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを、毛を有する領域上に配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、マイクロ波エネルギー送達アプリケータを腋窩上に配置する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚を吸引チャンバ内に収集する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、真空ポンプを作動させる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、減圧ポンプを脱作動させて皮膚を解放する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達アプリケータの近くに固定する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織に吸引を適用することによって、この皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達アプリケータの近くに固定する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達アプリケータの近くに固定する工程を包含し、この皮膚組織をこのエネルギー送達アプリケータに隣接する吸引チャンバ内に少なくとも部分的に収集する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、潤滑剤を使用して減圧を増強する工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達アプリケータの近くに固定する工程を包含し、この皮膚組織を上昇させる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達アプリケータの近くに固定する工程を包含し、皮膚を冷却部に接触させる工程を包含する。本発明の1つの実施形態において、この方法は、減圧ポンプを作動させて皮膚を吸引チャンバ内に収集する工程を包含する。

0166

1つの実施形態において、本明細書中には、マイクロ波エネルギーを組織に適用するためのシステムが開示され、このシステムは、所定の特性を有するマイクロ波信号を発生させるように適合された信号発生器;この発生器に接続されてマイクロ波エネルギーを組織に適用するように適合されたアプリケータであって、1つ以上のマイクロ波アンテナおよび組織インターフェースを備える、アプリケータ;この組織インターフェースに接続された減圧源;この組織インターフェースに接続された冷却源;ならびにこの信号発生器、この減圧源、およびこの冷却剤源を制御するように適合された制御器を備える。いくつかの実施形態において、このマイクロ波信号は、約4GHz〜約10GHzの範囲、約5GHz〜約6.5GHzの範囲、または約5.8GHzの周波数を有する。このシステムは、この信号発生器とこのアプリケータとの間に接続された増幅器をさらに備え得る。このマイクロ波アンテナは、電磁放射線の電場成分が組織の外側表面に対して実質的に平行になるように偏光された電磁放射線を放射するように構成された、アンテナを備え得る。いくつかの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、導波管アンテナを備える。このアンテナは、TE10モード、および/またはTEMモードで放射するように構成されたアンテナを備え得る。この組織インターフェースは、組織に係合して組織を保持するように構成され得る。この皮膚は、いくつかの実施形態において、腋窩領域の皮膚である。このマイクロ波アンテナは、電磁放射線の電場成分が組織の外側表面に対して平行であるように偏光された電磁放射線を放射するように構成された、アンテナを備え得る。

0167

いくつかの実施形態において、この組織インターフェースは、冷却プレート、およびこの冷却プレートとマイクロ波アンテナとの間に配置された冷却チャンバを備える。いくつかの実施形態において、この冷却プレートは、約2〜15の誘電率を有する。減圧源は、組織インターフェースに減圧を供給するように構成され得る。いくつかの実施形態において、この減圧は、約400mmHg〜約750mmHg、またはいくつかの実施形態において、約650mmHgである。冷却源は、組織インターフェースに冷却剤を供給するように構成され得る。この冷却剤は、冷却流体であり得、この冷却流体は、いくつかの実施形態において、約70〜90、約80、約2〜10、または約2の誘電率を有する。いくつかの実施形態において、この冷却流体は、約−5℃〜40℃、10℃〜25℃、または約22℃の温度を有し得る。いくつかの実施形態において、この冷却流体は、組織インターフェースの少なくとも一部を通る、1秒あたり約100mL〜600mL、または1秒あたり約250mL〜450mLの流量を有する。いくつかの実施形態において、この冷却流体は、組織インターフェースを通って、1秒あたり0.18メートル〜0.32メートルの速度で流れるように構成される。この冷却流体は、例えば、グリセリン、植物油、イソプロピルアルコール、水、アルコールと混合された水、またはいくつかの実施形態においては他の組み合わせから選択され得る。冷却源は、熱電モジュールを備え得る。いくつかの実施形態において、組織は第一の層および第二の層を備え、この第二の層は第一の層より下にあり、制御器は、ピーク電力損失密度プロフィールが第二の層において生じるようにシステムがエネルギーを送達するように構成される。

0168

別の実施形態において、マイクロ波エネルギーを標的組織に送達するための装置が開示され、この装置は、組織インターフェース;マイクロ波エネルギー送達デバイス;この組織インターフェースとこのマイクロ波エネルギーデバイスとの間に配置された冷却要素であって、この組織インターフェースに配置された冷却プレートを備える、冷却要素;およびこの冷却要素とこのマイクロ波送達デバイスとの間に配置された冷却流体であって、この冷却要素の誘電率より大きい誘電率を有する、冷却流体を備える。いくつかの実施形態において、この組織インターフェースは、組織収集チャンバを備え、この組織チャンバは、いくつかの実施形態において、減圧チャンバであり得る。この冷却プレートは、セラミックから作製され得る。いくつかの実施形態において、この冷却プレートは、標的組織の周りの皮膚表面と接触し、この皮膚組織を冷却し、そしてこの皮膚組織を冷却流体から物理的に分離するように構成される。いくつかの実施形態において、マイクロ波エネルギー送達デバイスは、マイクロ波アンテナを備え、このマイクロ波アンテナは、いくつかの実施形態において、導波管アンテナであり得る。

0169

別の実施形態において、マイクロ波エネルギーを組織の標的領域に送達するための装置が開示され、この装置は、組織収集チャンバを有する組織インターフェース;冷却プレートを有する冷却要素;およびマイクロ波アンテナを有するマイクロ波エネルギー送達デバイスを備える。いくつかの実施形態において、この組織収集チャンバは、組織(標的領域を含む)を上昇させ、そしてこの組織を冷却要素と接触させるように適合された減圧チャンバを備える。いくつかの実施形態において、この減圧チャンバは、第一の辺および第二の辺、ならびに第一の端部および第二の端部を有する競技場トラックの形状を有し、この第一の辺と第二の辺とは互いに平行であり、そしてこの第一の端部およびこの第二の端部は、弓形の形状を有する。いくつかの実施形態において、冷却プレートは、標的組織より上の皮膚表面と接触し、この皮膚組織を冷却し、そしてこの皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達デバイスから物理的に分離するように構成される。この冷却プレートは、マイクロ波エネルギーに対して実質的に透明であり得る。いくつかの実施形態において、マイクロ波アンテナは、熱効果を生じさせるために充分なエネルギーを標的領域に送達するように構成される。いくつかの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、導波管アンテナを備える。

0170

1つの実施形態において、マイクロ波エネルギーを組織の標的領域に送達するための装置がまた開示され、この装置は、組織(標的領域を含む)を上昇させてこの組織を冷却プレートと接触させるように適合された減圧チャンバであって、この冷却プレートは、標的領域より上の皮膚表面に接触し、この皮膚表面を冷却し、そしてこの皮膚組織をマイクロ波エネルギー送達デバイスから物理的に分離するように適合されている、減圧チャンバ;およびこの標的領域に熱効果を生じさせるために充分なエネルギーを送達するように構成されたマイクロ波アンテナを備える。いくつかの実施形態において、この減圧チャンバは、第一の辺および第二の辺、ならびに第一の端部および第二の端部を有する競技場トラックの形状を有し、この第一の辺と第二の辺とは互いに平行であり、そしてこの第一の端部およびこの第二の端部は、弓形の形状を有する。いくつかの実施形態において、この冷却プレートは、マイクロ波エネルギーに対して実質的に透明である。いくつかの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、熱効果を生じさせるために充分なエネルギーを標的領域に送達するように構成される。いくつかの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、導波管アンテナを備える。いくつかの実施形態において、このマイクロ波アンテナは、標的領域にピークを有する放射パターンを生じさせるように構成される。

0171

1つの実施形態において、マイクロ波エネルギーを組織にカップリングさせるためのシステムもまた開示され、このシステムは、マイクロ波アンテナ、このマイクロ波アンテナと組織との間に配置される流体チャンバ、およびこの冷却チャンバと組織との間に配置される冷却プレートを備える。1つの実施形態において、このシステムは、少なくとも1つのフィールドスプレッダをさらに備える。このフィールドスプレッダは、流体チャンバ内で、導波管と冷却プレートとの間に配置され得る。このフィールドスプレッダは、流体チャンバを通る流体の層流を容易にするように構成され得る。1つの実施形態において、このフィールドスプレッダは、冷却流体内での渦電流または気泡のうちの1つ以上を防止するように構成され得る。1つの実施形態において、このシステムは、マイクロ波の反射を最小にしながら熱移動を最大にするように選択された冷却流体をさらに備え得る。この冷却流体は、アルコール、グリセロール、エチレングリコール、脱イオン水、殺菌剤、および植物油からなる群より選択され得る。1つの実施形態において、マイクロ波アンテナは、所定の周波数において組織の表面に対して垂直な最小電場を有する場を生じさせるように選択された誘電フィルタを備える、導波管であり得る。1つの実施形態において、流体チャンバは、この流体チャンバを通る冷却流体の層流を容易にするような構成にされた形状を有する。この流体チャンバは、矩形の形状であり得る。いくつかの実施形態において、この冷却プレートは熱伝導性であり、そしてマイクロ波エネルギーに対して実質的に透明である。

0172

別の実施形態において、標的組織層において組織効果を生じさせる方法が開示され、この方法は、標的組織層および第一の組織層を、皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程であって、この第一の層はこの標的組織層より上にあり、この第一の組織層は皮膚の表面に隣接している、工程;ならびに電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、この電力損失密度プロフィールは、この標的組織層の領域内にピーク電力損失密度を有する、工程を包含する。1つの実施形態において、この方法は、汗の産生の減少を望む患者を識別する工程をさらに包含する。他の実施形態において、この方法は、脂肪性浮腫の減少を望む患者を識別する工程、多汗症を有する患者を識別する工程、毛細管拡張症を有する患者を識別する工程、静脈瘤の静脈を有する患者を識別する工程、または毛の除去を望む患者を識別する工程をさらに包含する。別の実施形態において、この方法は、第一の組織層から熱を除去する工程をさらに包含する。1つの実施形態において、この方法は、組織層から熱を除去する工程をさらに包含する。1つの実施形態において、組織効果としては、外傷が挙げられる。この外傷は、標的組織層に始点を有し得る。1つの実施形態において、この外傷の始点は、ピーク電力損失密度を有する標的組織層の領域にある。1つの実施形態において、この方法は、外傷が第一の層へと成長することを防止するために充分な熱を第一の層から除去する工程をさらに包含し、この第一の層から熱を除去する工程は、皮膚表面を冷却する工程を包含する。1つの実施形態において、標的組織層は、真皮、真皮の深層、または腺層を含み得る。1つの実施形態において、電磁エネルギーは、皮膚表面の少なくとも一部分に対して実質的に平行な電場成分を有する。この電磁放射線は、皮膚表面の少なくとも一部分に対して平行な電場成分を有し得る。いくつかの実施形態において、電磁エネルギーは、TE10モードまたはTEMモードで放射する。いくつかの実施形態において、電磁エネルギーは、約4GHz〜10GHzの範囲、5GHz〜6.5GHzの範囲、または約5.8GHzの周波数を有する。1つの実施形態において、電磁エネルギーは、誘電加熱によって、標的組織において熱を発生させる。1つの実施形態において、電力損失密度は、標的組織層および第一の組織層における定常波パターンにより生じる。1つの実施形態において、定常波パターンは、標的組織層の領域に強め合う干渉ピークを有する。定常波パターンは、第一の組織層において強め合う干渉の最小を有し得る。

0173

別の実施形態において、冷却の非存在下で標的組織層に外傷を作製する方法が開示され、この標的組織層は、第一の組織層より下にあり、この第一の組織層は、皮膚表面に隣接しており、この方法は、標的組織層および第一の組織層を、皮膚表面を通して、所定の周波数および電場特性を有する電磁エネルギーで照射する工程であって、この第一の組織層はこの標的組織層より上にあり、この第一の組織層は皮膚の表面に隣接している、工程;ならびに電力損失密度プロフィールを生じさせる工程であって、この電力損失密度プロフィールは、標的組織層の領域にピーク電力損失密度を有する、工程を包含する。1つの実施形態において、この外傷は、標的組織層に始点を有する。いくつかの実施形態において、この標的組織層は、真皮、真皮の深層、または腺層を含む。1つの実施形態において、電磁エネルギーは、皮膚表面の少なくとも一部分に対して実質的に平行な電場成分を有する。1つの実施形態において、電磁エネルギーは、皮膚表面の少なくとも一部分に対して実質的に平行な電場成分を有する。1つの実施形態において、電磁エネルギーは、皮膚の表面の少なくとも一部分に対して平行な電場成分を有する。いくつかの実施形態において、電磁エネルギーは、TE10モードまたはTEMモードで放射する。いくつかの実施形態において、電磁エネルギーは、約4GHz〜10GHzの範囲、5GHz〜6.5GHzの範囲、または約5.8GHzの周波数を有する。電磁エネルギーは、誘電加熱によって、標的組織において熱を発生させ得る。1つの実施形態において、電力損失密度は、標的組織層および第一の組織層における定常波パターンにより生じる。定常波パターンは、標的組織層または第一の組織層の領域に、強め合う干渉ピークを有し得る。1つの実施形態において、外傷の始点は、ピーク電力損失密度を有する標的組織層の領域内にある。

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