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技術 硬貨識別装置

出願人 旭精工株式会社
発明者 大友博
出願日 2014年12月16日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2014-253853
公開日 2016年6月23日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-115172
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) コインの検査
主要キーワード 押動体 押出体 直径センサ 回転軸線回り 回転経路 ピボット運動 バラ積み状態 厚みセンサ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月23日)のものです。
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図面 (10)

課題

バイメタル貨であっても、精度良く硬貨金種および真贋識別が可能な硬貨識別装置を提供する。

解決手段

硬貨識別装置は、ガイドの近傍に配置され、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する第1硬貨検出センサと、ガイドから所定の間隔を置いて配置され、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得する第2硬貨検出センサと、第1硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置され、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する第3硬貨検出センサと、第2硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置され、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得する第4硬貨検出センサと、を含んで構成され、第2硬貨検出センサおよび第3硬貨検出センサは、硬貨が第3硬貨検出センサに達した時に、協働して硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する機能を有する検出部を備える。

概要

背景

第1の従来技術として、非磁性材料で作られたスライドベース、および、前記スライドベースに近接し、かつ、前記スライドベースに平行な面内にて回転する非磁性材料で作られ、かつ、受入部を有する回転体、前記回転体の回転経路の外周に位置する基準ガイドおよび前記基準ガイドに相対する回転体によって移動される硬貨移動通路の上下に金種判別のための磁気センサを配置し、前記磁気センサは直径センサ材質センサおよび厚みセンサを含んでいることを特徴とする硬貨金種判別装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

特許第4780494号(図2〜6、段落番号0026〜0040)

概要

バイメタル貨であっても、精度良く硬貨の金種および真贋識別が可能な硬貨識別装置を提供する。硬貨識別装置は、ガイドの近傍に配置され、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する第1硬貨検出センサと、ガイドから所定の間隔を置いて配置され、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得する第2硬貨検出センサと、第1硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置され、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する第3硬貨検出センサと、第2硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置され、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得する第4硬貨検出センサと、を含んで構成され、第2硬貨検出センサおよび第3硬貨検出センサは、硬貨が第3硬貨検出センサに達した時に、協働して硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する機能を有する検出部を備える。

目的

そこで本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、バイメタル貨であっても、精度良く硬貨の金種および真贋の識別が可能な硬貨識別装置を提供することにある。なお、ここに明記しない本発明の他の目的は、以下の説明および添付図面から明らかである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

硬貨の一面を支持すると共に当該硬貨が搬送される搬送経路を構成するベースと、前記搬送経路上の前記硬貨を押動する押動部を有し、前記ベースに垂直な回転軸線の回りに回転して前記搬送経路に沿って前記硬貨を1枚ずつ搬送する回転体と、前記回転体の回転経路の外周において前記搬送経路に沿って配置され、前記硬貨の周面を案内するガイドと、前記搬送経路に沿って配置され、前記硬貨の物理的特性を取得する検出部と、を有し、前記検出部は、第1乃至第4硬貨検出センサを含んで構成され、前記第1硬貨検出センサは、前記ガイドの近傍に配置され、前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサは、前記ガイドから所定の間隔を置いて配置され、前記硬貨の中央部に関する物理的特性を取得し、前記第3硬貨検出センサは、前記第1硬貨検出センサに対して前記搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置されると共に前記ガイドの近傍に配置され、前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得し、前記第4硬貨検出センサは、前記第2硬貨検出センサに対して前記搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置されると共に前記ガイドから所定の間隔を置いて配置され、前記硬貨の中央部に関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサおよび前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨が前記第3硬貨検出センサに達した時に、協働して前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する硬貨識別装置

請求項2

前記第1硬貨検出センサは、前記硬貨の前記周縁部の厚みに関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサは、前記硬貨の前記中央部の材質に関する物理的特性を取得し、前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨の前記周縁部の材質に関する物理的特性を取得し、前記第4硬貨検出センサは、前記硬貨の前記中央部の厚みに関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサおよび前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨が前記第3硬貨検出センサに達した時に、協働して前記硬貨の前記周縁部の材質および直径に関する物理的特性を取得する請求項1に記載された硬貨識別装置。

請求項3

前記第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれは、前記搬送経路を挟んで相対して配置される一対の磁性体コアと、前記一対の磁性体コアに巻き付けられたコイルと、を有し、前記一対の磁性体コアの間を通過する前記硬貨の磁気的特性を取得する磁気センサで構成される請求項1および2のいずれか1項に記載された硬貨識別装置。

請求項4

前記検出部は、前記第2および第4硬貨検出センサより前記ガイドから遠くに配置された第5硬貨検出センサと、前記第5硬貨検出センサより前記ガイドから遠くに配置された第6硬貨検出センサと、および前記第5および第6硬貨検出センサから前記搬送経路の下流側に配置される第7硬貨検出センサと、を有し、前記第5乃至第7硬貨検出センサのそれぞれは、前記硬貨の直径に関する物理的特性を取得する請求項1乃至3のいずれか1項に記載された硬貨識別装置。

技術分野

0001

本発明は、硬貨金種および真贋を精度良く識別する硬貨識別装置に関する。なお、本明細書で使用する「硬貨」は、通貨の硬貨、トークンおよびメダル等を含み、かつ、形状は円形、および、多角形を含んでいる。

背景技術

0002

第1の従来技術として、非磁性材料で作られたスライドベース、および、前記スライドベースに近接し、かつ、前記スライドベースに平行な面内にて回転する非磁性材料で作られ、かつ、受入部を有する回転体、前記回転体の回転経路の外周に位置する基準ガイドおよび前記基準ガイドに相対する回転体によって移動される硬貨の移動通路の上下に金種判別のための磁気センサを配置し、前記磁気センサは直径センサ材質センサおよび厚みセンサを含んでいることを特徴とする硬貨金種判別装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

特許第4780494号(図2〜6、段落番号0026〜0040)

発明が解決しようとする課題

0004

第1従来技術において、識別対象の硬貨は、1個の材質センサ、1個の厚みセンサ、および3個の直径センサによって金種が識別される。材質センサおよび厚みセンサのそれぞれは、硬貨の中心部に相対すると共に周縁部にも相対するように配置されている。周縁部(リング部)と中心部(コア部)とが異なる金属で構成されているバイメタル貨の金種を識別する場合、材質センサよってバイメタル貨のコア部およびリング部の材質に関するデータが取得されると共に、中心部と周縁部との接合部の材質に関するデータが取得される。厚みセンサでも同様に、コア部およびリング部の厚みに関するデータと共に、コア部とリング部との接合部の厚みに関するデータが取得される。コア部とリング部との接合部の構造のバラつきに伴い、コア部とリング部との接合部から取得されるデータにもバラつきが生じる。そのため、材質センサおよび厚みセンサのそれぞれで取得されるデータにバラつきが生じ、バイメタル貨の識別の精度が低くなるという問題がある。

0005

そこで本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、バイメタル貨であっても、精度良く硬貨の金種および真贋の識別が可能な硬貨識別装置を提供することにある。なお、ここに明記しない本発明の他の目的は、以下の説明および添付図面から明らかである。

課題を解決するための手段

0006

上記した目的を達成するため、本発明に係る硬貨識別装置は以下のように構成される。

0007

(1)本発明の第1の態様の硬貨識別装置は、硬貨の一面を支持すると共に当該硬貨が搬送される搬送経路を構成するベースと、前記搬送経路上の前記硬貨を押動する押動部を有し、前記ベースに垂直な回転軸線の回りに回転して前記搬送経路に沿って前記硬貨を1枚ずつ搬送する回転体と、前記回転体の回転経路の外周において前記搬送経路に沿って配置され、前記硬貨の周面を案内するガイドと、前記搬送経路に沿って配置され、前記硬貨の物理的特性を取得する検出部と、を有し、前記検出部は、第1乃至第4硬貨検出センサを含んで構成され、前記第1硬貨検出センサは、前記ガイドの近傍に配置され、前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサは、前記ガイドから所定の間隔を置いて配置され、前記硬貨の中央部に関する物理的特性を取得し、前記第3硬貨検出センサは、前記第1硬貨検出センサに対して前記搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置されると共に前記ガイドの近傍に配置され、前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得し、前記第4硬貨検出センサは、前記第2硬貨検出センサに対して前記搬送経路の下流側に所定の間隔を置いて配置されると共に前記ガイドから所定の間隔を置いて配置され、前記硬貨の中央部に関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサおよび前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨が前記第3硬貨検出センサに達した時に、協働して前記硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得する硬貨識別装置である。

0008

(2)本発明の第2の態様の硬貨識別装置は、前記第1硬貨検出センサは、前記硬貨の前記周縁部の厚みに関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサは、前記硬貨の前記中央部の材質に関する物理的特性を取得し、前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨の前記周縁部の材質に関する物理的特性を取得し、前記第4硬貨検出センサは、前記硬貨の前記中央部の厚みに関する物理的特性を取得し、前記第2硬貨検出センサおよび前記第3硬貨検出センサは、前記硬貨が前記第3硬貨検出センサに達した時に、協働して前記硬貨の前記周縁部の材質および直径に関する物理的特性を取得する上記(1)に記載された硬貨識別装置である。

0009

(3)本発明の第3の態様の硬貨識別装置は、前記第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれは、前記搬送経路を挟んで相対して配置される一対の磁性体コアと、前記一対の磁性体コアに巻き付けられたコイルと、を有し、前記一対の磁性体コアの間を通過する前記硬貨の磁気的特性を取得する磁気センサで構成される上記(1)および(2)のいずれかに記載された硬貨識別装置である。

0010

(4)本発明の第4の態様の硬貨識別装置は、前記検出部は、前記第2および第4硬貨検出センサより前記ガイドから遠くに配置された第5硬貨検出センサと、前記第5硬貨検出センサより前記ガイドから遠くに配置された第6硬貨検出センサと、および前記第5および第6硬貨検出センサから前記搬送経路の下流側に配置される第7硬貨検出センサと、を有し、前記第5乃至第7硬貨検出センサのそれぞれは、前記硬貨の直径に関する物理的特性を取得する上記(1)乃至(3)のいずれかに記載された硬貨識別装置である。

発明の効果

0011

(1)本発明の第1の態様の硬貨識別装置によれば、硬貨識別装置は、硬貨の一面を支持すると共に硬貨が搬送される搬送経路を構成するベースと、硬貨の周面を押動する押動部を有し、搬送経路に沿って硬貨を1枚ずつ搬送する回転体と、搬送経路に沿って配置され、硬貨の周面を案内するガイドと、搬送経路に沿って配置され、硬貨の磁気的特性を取得する検出部と、を有している。硬貨は、回転体によって搬送経路を搬送されながら検出部を通過し、所定の位置へ搬送される。そのため、搬送経路を搬送される硬貨は、遠心力によりガイドに押し付けられつつ、回転体に押動される。

0012

検出部は、第1乃至第4硬貨検出センサを含んで構成されている。第1硬貨検出センサは、ガイドの近傍において、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得するように配置されている。第2硬貨検出センサは、ベースの表面に平行かつガイドの延在方向に垂直な方向(以下、第1の方向と記載する。)に沿ってガイドから所定の間隔を置いた位置において、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得するように配置されている。前記第3硬貨検出センサは、第1硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いた位置かつガイドの近傍において、硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得するように配置されている。第4硬貨検出センサは、第2硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に所定の間隔を置いた位置、かつ第1の方向に沿ってにガイドから所定の間隔を置いた位置において、硬貨の中央部に関する物理的特性を取得するように配置されている。第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれは、ガイドを基準にして配置されている。硬貨は、その周面がガイドと接した状態で、搬送経路を搬送されるので、搬送経路を搬送される硬貨と第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれとの位置関係は毎回略同一になり、硬貨の物理的特性は第1乃至第4硬貨検出センサにより精度よく検出できる。

0013

さらに、第2硬貨検出センサおよび第3硬貨検出センサは、硬貨が第3硬貨検出センサに達した時に、協働して硬貨の周縁部に関する物理的特性を取得するように配置されている。換言すれば、第2硬貨検出センサおよび第3硬貨検出センサは、硬貨の周縁部の異なる個所を同時に測定可能に配置されている。これにより、第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれで取得される物理的特性だけでなく、第2硬貨検出センサおよび第3硬貨検出センサの協働によって取得される物理的特性も含めて硬貨の識別を行うことができ、それに伴って精度よく硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

0014

例えば、硬貨がリング部(周縁部)とコア部(中央部)とで異なる材質や組成の金属で構成されているバイメタル貨の場合、第1および第3硬貨検出センサのそれぞれはバイメタル貨のリング部のみが通過する位置に配置され、第2および第4硬貨検出センサのそれぞれはバイメタル貨のコア部が通過する位置に配置されている。また、第2および第4硬貨検出センサのそれぞれの中心コアは、バイメタル貨のコア部の直径より小さく形成されている。そのため、第1および第3硬貨検出センサのそれぞれはリング部の物理的特性が取得でき、第2および第4硬貨検出センサのそれぞれはコア部の物理的特性が取得できる。さらに、第2および第3硬貨検出センサのそれぞれは、第3硬貨検出センサの中心コアとバイメタル貨の外周縁とが相対すると共に、第2硬貨検出センサの中心コアとバイメタル貨の外周縁とが相対するように構成されている。そのため、第2および第3硬貨検出センサは、第2および第3硬貨検出センサの協働によってリング部の物理的特性を取得できる。したがって、リング部およびコア部との接合部の構造のバラつきに伴う物理的特性のバラつきが、第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれで取得されないので、バイメタル貨のリング部およびコア部のそれぞれの物理的特性を精度よく検出することができ、それに伴って精度よく硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

0015

(2)本発明の第2の態様の硬貨識別装置によれば、第1硬貨検出センサは硬貨の周縁部の厚みに関する物理的特性を取得し、第2硬貨検出センサは硬貨の中央部の材質に関する物理的特性を取得し、第3硬貨検出センサは硬貨の周縁部の材質に関する物理的特性を取得し、第4硬貨検出センサは硬貨の中央部の硬貨の厚みに関する物理的特性を取得し取得するように構成されている。さらに、第2および第3硬貨検出センサは、協働して硬貨の周縁部の材質および直径に関する物理的特性を取得するように構成されている。これにより、硬貨の周縁部および中央部のそれぞれの厚みおよび材質のそれぞれに関する物理的特性が異なる硬貨検出センサで取得されるので、これらの物理的特性を精度よく検出することができ、それに伴って精度よく硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

0016

例えば、硬貨がリング部(周縁部)とコア部(中央部)とで異なる材質や組成の金属で構成されているバイメタル貨の場合、第1硬貨検出センサでリング部の厚みに関する物理的特性が取得され、第2硬貨検出センサでコア部の材質に関する物理的特性が取得され、第3硬貨検出センサでリング部の材質に関する物理的特性が取得され、第4硬貨検出センサでコア部の厚みに関する物理的特性が取得され、第2および第3硬貨検出センサが協働してリング部の材質および直径に関する物理的特性が取得される。そのため、リング部およびコア部との接合部の構造のバラつきに伴う厚みおよび材質のそれぞれの物理的特性のバラつきが、第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれで取得されないので、バイメタル貨のリング部およびコア部とのそれぞれの厚みおよび材質のそれぞれの物理的特性を精度よく検出することができ、それに伴って精度よく硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

0017

(3)本発明の第3の態様の硬貨識別装置によれば、第1乃至第4硬貨検出センサは、一対の磁性体コアと、一対の磁性体コアに巻き付けられたコイルと、を有する磁気センサで構成されている。したがって、第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれによって硬貨の磁気的特性が検出されるので、硬貨の表面や第1乃至第4硬貨検出センサのそれぞれに埃、ゴミ等が付着した場合であってもその影響を受けず確実に硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

0018

(4)本発明の第4の態様の硬貨識別装置によれば、第5乃至第7硬貨検出センサのそれぞれは、第1の方向に沿って第2および第4硬貨検出センサよりガイドから遠くに配置され、硬貨の直径に関する物理的特性を取得可能に構成されている。第6硬貨検出センサは第5硬貨検出センサよりガイドから遠くに配置され、第7硬貨検出センサは第5および第6硬貨検出センサに対して搬送経路の下流側に配置されている。第5硬貨検出センサは、識別対象の硬貨の内、最小径の硬貨の外周縁と相対可能に配置されている。第6硬貨検出センサは、識別対象の硬貨の内、最大径の硬貨の外周縁と相対可能に配置されている。第7硬貨検出センサは、ガイドが延在する方向と垂直な方向において、第5および第6硬貨検出センサの間に配置されている。これにより、小径の硬貨は第5硬貨検出センサによって、中径の硬貨は第7硬貨検出センサによって、大径の硬貨は第6硬貨検出センサによって、硬貨の直径に関する物理的特性が取得される。これによって、1個の硬貨検出センサで硬貨の直径に関する物理的特性を取得する場合に対して、3個の硬貨検出センサそれぞれによって直径に関する物理的特性が取得されるので、物理的特性を精度よく検出することができ、それに伴って精度よく硬貨の金種および真贋の識別を行うことができる。

図面の簡単な説明

0019

図1は、本発明の実施例の硬貨識別装置の右斜視図である。
図2は、本発明の実施例の硬貨識別装置の左斜視図である。
図3は、本発明の実施例の硬貨識別装置の正面図である。
図4は、本発明の実施例の硬貨識別装置の上カバー内部を露出した正面図である。
図5は、本発明の実施例の硬貨識別装置の上カバーを外した正面図である。
図6は、図5の硬貨識別装置の硬貨識別部の拡大正面図である。
図7は、図3におけるA−A線断面図である。
図8は、図6の硬貨識別装置の硬貨識別部の検出部の拡大正面図である。
図9は、本発明の実施例の硬貨識別装置の駆動機構の正面図である。

発明を実施するための最良の形態

0020

(実施例)
本発明の実施例の硬貨識別装置100を図1乃至図9を参照して説明する。硬貨識別装置100は、バラ積み状態の硬貨Cを1枚ずつに分離して次工程に送り出す硬貨分離送出部102と、硬貨分離送出部102から送り出された硬貨Cを次工程に向けて搬送させると共に金種および真贋を識別する硬貨識別部104と、硬貨Cを搬送する機構を駆動させる駆動機構106と、を有している。
本発明の実施例の硬貨識別装置100の硬貨分離送出部102、硬貨識別部104の搬送機構、および駆動機構106は、例えば特許第4780494号公報で開示される分離送出装置を使用することが可能であり、ここでは具体的な構成についての説明を省略する。

0021

(硬貨分離送出部)
硬貨分離送出部102を図1乃至図5を参照して説明する。硬貨分離送出部102は、バラ積み状態の硬貨を一つずつ分離して次行程へ送り出す機能を有している。硬貨分離送出部102は、保留容器200、回転盤202および受取体204を含んでいる。

0022

回転盤202は、所定の角度で傾斜配置され、かつ、所定の速度で回転される。回転盤202の上面には、硬貨Cを1枚ずつ受け入れる硬貨受入部206a、206b、206cが設けられている。本発明の実施例1の受入部206a、206b、206cは同じ構成を有しているので、受入部206a、206b、206cのそれぞれで同じ構成に対して、同じ番号を付与し、アルファベット添え字によって区別する。なお、本発明の実施例1において、回転盤202の上面には3個の硬貨受入部206a、206b、206cが設けられているが、硬貨受入部206の数は硬貨識別部104における処理速度、硬貨識別装置100の外部装置(図示されない)の処理速度、および、硬貨Cの直径などに基づいて適宜変更できる。

0023

硬貨受入部206a、206b、206cは、硬貨Cを受け入れる凹部208a、208b、208cと、凹部208a、208b、208cのそれぞれの内側に配置された押出体210a、210b、210cと、を有している。凹部208a、208b、208cのそれぞれは、回転盤202の上面側および周縁側のそれぞれに開口212a、212b、212c、214a、214b、214cを有する略U字型に形成されている。

0024

押出体210a、210b、210cのそれぞれは、凹部208a、208b、208cの一側に配置されている。押出体210a、210b、210cのそれぞれは、通常時、すなわち硬貨C受け入れ可能時、その一端が凹部208a、208b、208cの周縁側の開口214a、214b、214c側、他端が回転盤202の中心側に位置し、凹部208a、208b、208cの一側に沿って配置されている。周縁側の開口214a、214b、214c側の押出体210a、210b、210cの端部210aa、210ba、210caのそれぞれが回転盤202に回動可能に固定されている。押出体210a、210b、210cのそれぞれは、回転盤202の回転に伴って、端部210aa、210ba、210caを中心にピボット運動し、回転盤202の中心側の押出体210a、210b、210cの端部210ab、210bb、210cbのそれぞれが周縁側の開口214a、214b、214cのそれぞれに向かって移動するように構成されている。

0025

硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれは、その大きさが最大径硬貨の直径以上かつ最小径硬貨の直径の2倍未満、さらにその高さが最薄硬貨の厚み以下となるように設定されている。そのため、回転盤202の上面に平行に硬貨Cが2枚以上並んだ状態で、硬貨Cは硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれに受入られない。さらに、回転盤202の上面に垂直な方向に硬貨Cが2枚以上積み重なっていても、最下位の硬貨C以外の硬貨は硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれで保持されない。

0026

これにより、硬貨Cは、上面側の開口212a、212b、212cのそれぞれから硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれに1枚のみ受け入れられ、回転盤202の第1回転方向R1に向かう回転に伴ってピボット運動する押出体210a、210b、210cのそれぞれによって周縁側の開口214a、214b、214cのそれぞれから押し出され、次工程に送り出される。

0027

(硬貨識別部)
硬貨識別部104を図1乃至図8を参照して説明する。硬貨識別部104は、硬貨分離送出部102から1枚ずつ送り出された硬貨Cの金種および真贋を識別する機能を有している。硬貨識別部104は、硬貨Cの一面を支持するベース302と、硬貨Cの周面を押動する回転体304と、回転体304に押動される硬貨Cを直線的に案内するガイド306と、回転体304に押動される硬貨Cの物理的特性を検出する検出部308と、を有している。

0028

ベース302は、合成樹脂などの非磁性材料により構成されている。ベース302の表面310は平面状に形成されている。表面310上には、表面310に垂直な回転軸線回りを回転可能な回転体304が配置されている。表面310は、硬貨分離送出部102の回転盤202の上面と略面一に構成されている。これにより、硬貨Cは硬貨分離送出部102から硬貨識別部104に円滑に受け渡される。換言すれば、硬貨Cは、硬貨分離送出部102の硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれから受取体204を介して搬送経路320まで円滑に搬送される。なお、表面310には、硬貨Cの一面と表面310との間の摩擦力を低減するために、硬貨Cが案内される方向に延びる凸条を設けても構わない。

0029

回転体304は、硬貨分離送出部102から受け取った硬貨Cの周面を押動して、次工程に受け渡す機能を有している。回転体304は、合成樹脂などの非磁性材料により成形されている。回転体304は、ベース302の表面310にと平行に配置され、表面310に垂直な回転軸線318周りを回転可能に構成されている。回転体304は、回転軸線318を中心に、回転軸線318に略垂直な方向に延伸するブレード状の複数の押動体316を有している。押動体316は、硬貨分離送出部102から一枚ずつ送り出された硬貨Cを受け取る必要があるため、回転盤202の硬貨受入部206a、206b、206cと対応して設けられている。換言すれば、本発明の実施例1において、回転体304は、回転盤202の硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれに対応して設けられた押動体316a、316b、316cを有している。硬貨分離送出部102の硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれから受取体204に送り出された硬貨Cは、第2回転方向に向かって回転する回転体304の押動体210a、210b、210cのそれぞれによって押動され、ベース302の搬送経路320上を搬送される。なお、押動体316の個数は、回転盤202の硬貨受入部206の個数や、回転盤202の回転速度と回転体304の回転速度との関係によって適宜変更できる。

0030

ガイド306は、回転体304に押動される硬貨Cの周面を案内する機能を有している。ガイド306は、押動体316a、316b、316cの周縁側端部の回転経路322の外周に位置し、受取体204に続いて設けられている。ガイド306は、受取体204に続いて形成された弧状部312および弧状部312に続いて形成された直線部314を有している。硬貨Cは、ベース302上を回転体304に押動されると共に、その周面がガイド306の直線部314に案内される。これにより、硬貨Cは、回転体304およびガイド306によって搬送経路320上を直線部314が延在する方向に沿って搬送方向R3に向かって直線的に案内される。なお、本発明の実施例1において、ガイド306はベース302と別体で構成されているが、これに限定されずベース302とガイド306とを一体的に成形しても構わない。

0031

ベース302の表面310側にはカバー324が設けられている。カバー324には、硬貨識別装置100の作動を制御する制御部328が配置されている。カバー324は、ベース302に対して開閉可能に構成され、閉状態では回転体304および搬送経路320を覆い、開状態では回転体304および搬送経路320を露出する。カバー324は、閉状態においてベース302の表面310と相対する底面326は平坦に形成されている。カバー324の底面326とベース302の表面310との間隔は、硬貨Cの最大厚みより僅かに大きく設定されている。これにより、回転体304に押動される硬貨Cのベース302の表面310に垂直な方向への変位が防止され、硬貨Cが安定して搬送される。

0032

検出部308は、複数の硬貨検出センサを含んで構成され、当該複数の硬貨検出センサで取得された硬貨の物理的特性に基づいて硬貨の金種および真贋を識別する機能を有している。本発明の実施例1において、検出部308は、第1乃至第7硬貨検出センサ330、332、334、336、338、340、342から構成されている。第1乃至第7硬貨検出センサ330、332、334、336、338、340、342のそれぞれは、一対の磁性体コアと当該一対の磁性体コアのそれぞれに巻き付けられたコイルとを含んで構成される磁気センサより構成されている。第1硬貨検出センサ330は、一対の磁性体コア330a、330bと、一対の磁性体コア330a、330bのそれぞれの中心コア330aa、330baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第2硬貨検出センサ332は、一対の磁性体コア332a、332bと、一対の磁性体コア332a、332bのそれぞれの中心コア332aa、332baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第3硬貨検出センサ334は、一対の磁性体コア334a、334bと、一対の磁性体コア334a、334bのそれぞれの中心コア334aa、334baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第4硬貨検出センサ336は、一対の磁性体コア336a、336bと、一対の磁性体コア336a、336bのそれぞれの中心コア336aa、336baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第5硬貨検出センサ338は、一対の磁性体コア338a、338bと、一対の磁性体コア338a、338bのそれぞれの中心コア338aa、338baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第6硬貨検出センサ340は、一対の磁性体コア340a、340bと、一対の磁性体コア340a、340bのそれぞれの中心コア340aa、340baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。第7硬貨検出センサ342は、一対の磁性体コア342a、342bと、一対の磁性体コア342a、342bのそれぞれの中心コア342aa、342baに巻き付けられたコイル(図示されない)と、を有して構成されている。

0033

第1乃至第7硬貨検出センサ330、332、334、336、338、340、342のそれぞれは、搬送経路320に沿って配置されている。磁性体コア330a、332a、334a、336a、338a、340a、342aのそれぞれは、ベース302の裏面側に配置されている。他方、磁性体コア330b、332b、334b、336b、338b、340b、342bのそれぞれは、カバー324内、詳細には底面326の搬送経路320と反対側の面に配置されている。さらに、磁性体コア330a、332a、334a、336a、338a、340a、342aのそれぞれと、磁性体コア330b、332b、334b、336b、338b、340b、342bのそれぞれとは、搬送経路320を挟んで相対して配置されている。すなわち、搬送経路320を搬送される硬貨Cは、磁性体コア330a、332a、334a、336a、338a、340a、342aのそれぞれと、磁性体コア330b、332b、334b、336b、338b、340b、342bのそれぞれとの間を通過しながら搬送される。

0034

第1硬貨検出センサ330および第4硬貨検出センサ336のそれぞれは、搬送経路320を搬送される硬貨Cの厚みに関する物理的特性を取得可能に構成され、第2硬貨検出センサ332および第3硬貨検出センサ334のそれぞれは搬送経路320を搬送される硬貨Cの材質に関する物理的特性を取得可能に構成されている。

0035

第1硬貨検出センサ330は、ガイド306の直線部314の近傍に配置され、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれが硬貨Cの周縁部と相対するように構成されている。第1硬貨検出センサ330の一対の中心コア330aa、330baのそれぞれは、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれのガイド306側の端部がガイド306の直線部314と接するように配置されている。さらに、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれが搬送方向R3に向かって搬送される硬貨Cの周縁部のみが通過する範囲に配置されると共に硬貨Cの中央部と相対しないように、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれの直径D1が設定されている。換言すれば、ガイド306の直線部314から一対の中心コア330aa、330baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L1が設定されている。

0036

第2硬貨検出センサ332は、第1硬貨検出センサ330に対してガイド306から遠くに配置され、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれが硬貨Cの中央部と相対するように構成されている。換言すれば、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれが搬送方向R3に向かって搬送される硬貨Cの中央部が通過する範囲に配置されると共に硬貨Cの周縁部と相対しないように、ガイド306の直線部314から一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの中心までの距離L2および一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの直径D2が設定されている。

0037

第3硬貨検出センサ334は、第1硬貨検出センサ330に対して搬送経路320の下流側に所定の距離置いて配置されている。さらに、第3硬貨検出センサ334は、ガイド306の直線部314の近傍に配置され、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれが硬貨Cの周縁部と相対するように構成されている。第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれは、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれのガイド306側の端部がガイド306の直線部314と接するように配置されている。さらに、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれが搬送方向R3に向かって搬送される硬貨Cの周縁部のみが通過する範囲に配置されると共に硬貨Cの中央部と相対しないように、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれの直径D3が設定されている。換言すれば、ガイド306の直線部314から一対の中心コア334aa、334baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L3が設定されている。

0038

第4硬貨検出センサ336は、第2硬貨検出センサ332に対して搬送経路320の下流側に所定の距離置いて配置されている。さらに、第4硬貨検出センサ336は、第3硬貨検出センサ334に対してガイド306から遠くに配置され、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれが硬貨Cの中央部と相対するように構成されている。換言すれば、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれが搬送方向R3に向かって搬送される硬貨Cの中央部が通過する範囲に配置されると共に硬貨Cの周縁部と相対しないように、ガイド306の直線部314から一対の中心コア336aa、336baのそれぞれの中心とガイド306の直線部314までの距離L4および一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの直径D4のそれぞれが設定されている。

0039

これにより、第1硬貨検出センサ330は、硬貨Cの周縁部のみの厚みに関する物理的特性を取得することができる。第2硬貨検出センサ332は、硬貨Cの中央部のみの材質に関する物理的特性を取得することができる。第3硬貨検出センサ334は、硬貨Cの周縁部のみの材質に関する物理的特性を取得することができる。第4硬貨検出センサ336は、硬貨Cの中心部のみの厚みに関する物理的特性を取得することができる。

0040

さらに、第2硬貨検出センサ332および第3硬貨検出センサ334は、識別対象の硬貨Cの内の最大直径の硬貨LCの外周縁が第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれと相対した際に、最大直径の硬貨LCの外周縁が第2硬貨検出センサ332の一対の中心コア332aa、332baのそれぞれとも相対しているように、第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれと一対の中心コア332aa、332baのそれぞれとの間隔L7が設定されている。第2硬貨検出センサ332の一対の磁性体コア332a、332bのそれぞれに巻かれたコイルのそれぞれと、第3硬貨検出センサ334の一対の磁性体コア334a、334bのそれぞれに巻かれたコイルのそれぞれとは、電気的に直列に接続されている。これによって、第2硬貨検出センサ332および第3硬貨検出センサ334は、協働して硬貨Cの周縁部の材質および直径に関する物理的特性を取得することができる。したがって、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336のそれぞれで取得された硬貨Cの周縁部および中央部それぞれの厚みおよび材質に関する物理的特性に加え、第2および第3硬貨検出センサ332、334の協働により取得された硬貨Cの周縁部の材質に関する物理的特性を硬貨Cの識別に用いることによって、第2および第3硬貨検出センサ332、334の協働により取得された硬貨Cの物理的特性を用いない場合と比べて、より精度よく硬貨Cの金種および真偽の識別を行うことができる。

0041

例えば、硬貨Cが1ユーロ硬貨および2ユーロ硬貨等のようなバイメタル貨BCを識別する場合について説明する。第1硬貨検出センサ330は、ガイド306の直線部314の近傍において、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれがバイメタル貨BCのリング部(周縁部)と相対するように配置されている。換言すれば、バイメタル貨BCのリング部のみが通過し、バイメタル貨BCのコア部(中央部)とリング部との接合部が通過しない範囲に、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれが配置されている。一対の中心コア330aa、330baのそれぞれは、ガイド306側の端部はガイド306の直線部314と接するように配置されている。一対の中心コア330aa、330baのそれぞれがバイメタル貨のコア部とリング部の接合部と相対しないように、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれの直径D1がバイメタル貨のリング部の線径W2より小さくなるように設定されている(D1<W2)。換言すれば、ガイド306の直線部314から一対の中心コア330aa、330baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L1がバイメタル貨BCのリング部の線径W2より小さくように設定されている(L1<W2)。これによって、第1硬貨検出センサ330は、バイメタル貨BCのリング部のみの厚みに関する物理的特性を取得することができ、バイメタル貨BCのコア部とリング部の接合部の構造のバラつきに伴う厚みに関する物理的特性のバラつきが、第1硬貨検出センサ330で取得されるバイメタル貨BCのリング部の厚みに関する物理的特性に及ぼす影響を防止できる。なお、本発明の実施例の硬貨識別装置100において、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれの直径D1と、ガイド306の直線部314から一対の中心コア330aa、330baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L1とは、同じであるように構成されている(D1=L1)。しかしながら、これに限定されることはなく、一対の中心コア330aa、330baのそれぞれがバイメタル貨のコア部とリング部の接合部のそれぞれと相対しないように構成されていれば構わないので、距離L1が線径W2より小さくなるように設定されていれば、直径D1は適宜変更できる。

0042

第2硬貨検出センサ332は、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれがバイメタル貨BCのコア部と相対するように配置されている。換言すれば、搬送方向R3に向かって搬送されるバイメタル貨BCのコア部が通過する範囲に一対の中心コア332aa、332baのそれぞれが配置されている。ガイド306の直線部314から一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの中心までの距離L2は、バイメタル貨BCのリング部の線径W2より大きく、かつバイメタル貨のコア部の直径W1とリング部の線径W2との合計値より小さくなるように設定されている(W2<L2<W1+W2)。さらに、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの直径D2は、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれの中心からバイメタル貨のコア部のガイド306側の端部までのガイド306の直線部314に垂直な方向に沿った距離G1およびガイド306と反対側の端部までの直線部314に垂直な方向に沿った距離G2のうち小さい方の距離の2倍の値より小さくなるように設定されている。すなわち、距離G1が距離G2より小さい場合(G1<G2)、直径D2は距離G1の2倍の値より小さくなるように設定されている(D2<G1×2)。一方、距離G2が距離G1より小さい場合(G2<G1)、直径D2は距離G1の2倍の値より小さくなるように設定されている(D2<G1×2)。これによって、バイメタル貨BCが搬送方向R3に搬送される過程において、一対の中心コア332aa、332baのそれぞれがバイメタル貨BCのコア部のみと相対することができる。したがって、第2硬貨検出センサ332は、バイメタル貨BCのコア部のみの材質に関する物理的特性を取得することができ、バイメタル貨BCのコア部とリング部の接合部の構造のバラつきに伴う材質に関する物理的特性のバラつきが、第2硬貨検出センサ332で取得されるバイメタル貨BCのコア部の材質に関する物理的特性に及ぼす影響を防止できる。

0043

第3硬貨検出センサ334は、第1硬貨検出センサ330に対して搬送経路320の下流側に配置されている。さらに、第3硬貨検出センサ334は、ガイド306の直線部314の近傍において、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれがバイメタル貨BCのリング部と相対するように配置されている。換言すれば、バイメタル貨BCのリング部のみが通過し、バイメタル貨BCのコア部とリング部との接合部が通過しない範囲に、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれが配置されている。一対の中心コア334aa、334baのそれぞれは、ガイド306側の端部はガイド306の直線部314と接するように配置されている。一対の中心コア334aa、334baのそれぞれがバイメタル貨のコア部とリング部の接合部と相対しないように、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれの直径D3がバイメタル貨のリング部の線径W2より小さくなるように設定されている(D3<W2)。換言すれば、ガイド306の直線部314から一対の中心コア334aa、334baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L3がバイメタル貨BCのリング部の線径W2より小さくように設定されている(L3<W2)。これによって、第3硬貨検出センサ334は、バイメタル貨BCのリング部のみの材質に関する物理的特性を取得することができ、バイメタル貨BCのコア部とリング部の接合部の構造のバラつきに伴う材質に関する物理的特性のバラつきが、第3硬貨検出センサ334で取得されるバイメタル貨BCのリング部の材質に関する物理的特性に及ぼす影響を防止できる。なお、本発明の実施例の硬貨識別装置100において、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれの直径D3と、ガイド306の直線部314から一対の中心コア334aa、334baのそれぞれのガイド306と反対側の端部までの距離L3とは、同じであるように構成されている(D3=L3)。しかしながら、これに限定されることはなく、一対の中心コア334aa、334baのそれぞれがバイメタル貨のコア部とリング部の接合部のそれぞれと相対しないように構成されていれば構わないので、距離L3が線径W2より小さくなるように設定されていれば、直径D3は適宜変更できる。また、本発明の実施例の硬貨識別装置100において、第1硬貨検出センサ330の一対の中心コア330aa、330baのそれぞれの直径D1と、第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれの直径D3と、は同じ大きさに設定されているが、これに限定されることはなく、直径D1および直径D3のそれぞれは適宜変更することができる。

0044

第4硬貨検出センサ336は、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれがバイメタル貨BCのコア部と相対するように配置されている。換言すれば、搬送方向R3に向かって搬送されるバイメタル貨BCのコア部が通過する範囲に一対の中心コア336aa、336baのそれぞれが配置されている。ガイド306の直線部314から一対の中心コア336aa、336baのそれぞれの中心までの距離L4は、バイメタル貨BCのリング部の線径W2より大きく、かつバイメタル貨のコア部の直径W1とリング部の線径W2との合計値より小さくなるように設定されている(W2<L4<W1+W2)。さらに、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれの直径D4は、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれの中心からバイメタル貨のコア部のガイド306側の端部までのガイド306の直線部314に垂直な方向に沿った距離G3およびガイド306と反対側の端部までの直線部314に垂直な方向に沿った距離G4のうち小さい方の距離の2倍の値より小さくなるように設定されている。すなわち、距離G3が距離G4より小さい場合(G3<G4)、直径D4は距離G3の2倍の値より小さくなるように設定されている(D4<G3×2)。一方、距離G4が距離G3より小さい場合(G4<G3)、直径D4は距離G3の2倍の値より小さくなるように設定されている(D4<G3×2)。これによって、バイメタル貨BCが搬送方向R3に搬送される過程において、一対の中心コア336aa、336baのそれぞれがバイメタル貨BCのコア部のみと相対することができる。したがって、第4硬貨検出センサ336は、バイメタル貨BCのコア部のみの厚みに関する物理的特性を取得することができ、バイメタル貨BCのコア部とリング部の接合部の構造のバラつきに伴う厚みに関する物理的特性のバラつきが、第4硬貨検出センサ336で取得されるバイメタル貨BCのコア部の厚みに関する物理的特性に及ぼす影響を防止できる。

0045

したがって、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336のいすれにおいてもバイメタル貨BCのコア部とリング部との接合部の構造のバラつきの影響を受けることなく、第1硬貨検出センサ330でバイメタル貨BCのリング部の厚みに関する物理的特性が取得され、第2硬貨検出センサ332でバイメタル貨BCのコア部の材質に関する物理的特性が取得され、第3硬貨検出センサ334でバイメタル貨BCのリング部の材質に関する物理的特性が取得され、第4硬貨検出センサ336でバイメタル貨BCのコア部の厚みに関する物理的特性が取得される。そのため、1個の硬貨検出センサでコア部およびリング部両方の厚みおよび材質のいずれかに関する物理的特性を取得する場合に対して、コア部およびリング部それぞれの詳細な厚みおよび材質に関する物理的特性を得ることができ、かつ精度良くバイメタル貨の金種および真偽の識別を行うことができる。

0046

また、第2硬貨検出センサ332および第3硬貨検出センサ334は、バイメタル貨BCの外周縁が第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれに達した際に、第2硬貨検出センサ332の一対の中心コア332aa、332baのそれぞれでもバイメタル貨BCの外周縁と相対するように配置されている。換言すれば、第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれおよび第2硬貨検出センサ332の一対の中心コア332aa、332baのそれぞれと、バイメタル貨BCの外周縁とが同時に相対するように、第2硬貨検出センサ332の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれと第3硬貨検出センサ334の一対の中心コア334aa、334baのそれぞれとの距離L7が設定されている。これによって、第2硬貨検出センサ332および第3硬貨検出センサ334は、協働してバイメタル貨BCのリング部の材質に関する物理的特性を取得すると共に、バイメタル貨BCの直径に関する物理的特性を取得することができる。そのため、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336のそれぞれで取得されたバイメタル貨BCのリング部およびコア部のそれぞれの厚みおよび材質に関する物理的特性に加え、第2および第3硬貨検出センサ332、334が協働することにより取得されたバイメタル貨BCのリング部の材質に関する物理的特性を用いることによって、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336のそれぞれで取得されたバイメタル貨BCのリング部およびコア部のそれぞれの厚みおよび材質に関する物理的特性のみを用いる場合に対して、より精度よくバイメタル貨BCの金種および真偽の識別を行うことができる。

0047

なお、本発明の実施例1の硬貨識別装置100の硬貨識別部104において、第1および第4硬貨検出センサ330、336は硬貨Cの厚みに関する物理的特性を取得し、第2および第3硬貨検出センサ332、334は硬貨Cの材質に関する物理的特性を取得するように構成されているが、第1および第4硬貨検出センサ330、336が硬貨Cの材質に関する物理的特性を取得し、第2および第3硬貨検出センサ332、334が硬貨Cの厚みに関する物理的特性を取得するように構成しても構わない。また、第2および第3硬貨検出センサ332、334と同様に、第1および第4硬貨検出センサ330、336のそれぞれのコイルを電気的に直列に接続し、第1および第4硬貨検出センサが協働して硬貨Cの物理的特性を取得できるように構成しても構わない。さらに、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336それぞれの一対の中心コア330aa、330ba、332aa、332ba、334aa、334ba、336aa、336baのそれぞれの位置およびサイズ、すなわち距離L1、L2,L3,L4、L7、および直径D1、D2、D3,D4のそれぞれは、識別対象である硬貨Cの直径等に応じて適宜変更することができる。

0048

第5硬貨検出センサ338、第6硬貨検出センサ340および第7硬貨検出センサ342のそれぞれは、搬送経路320を搬送される硬貨Cのガイド306と反対側の外周縁と相対して、硬貨Cの直径に関する物理的特性を取得する機能を有している。第5硬貨検出センサ338は、最小直径の硬貨SCの直径に関する物理的特性が取得できるように配置されている。換言すれば、第5硬貨検出センサ338の一対の中心コア338aa、338baのそれぞれと最小直径の硬貨SCのガイド306と反対側の外周縁とが相対するように配置されている。さらに換言すれば、第5硬貨検出センサ338の一対の中心コア338aa、338baのそれぞれのガイド306側の端部とガイド306の直線部314との距離L5は、最小直径の硬貨SCの直径より小さく設定されている。

0049

第6硬貨検出センサ340は、最大直径の硬貨LCの直径に関する物理的特性を取得できるように配置されている。換言すれば、第6硬貨検出センサ340の一対の中心コア340aa、340baのそれぞれと最大直径の硬貨LCのガイド306と反対側の外周縁とが相対するように配置されている。さらに換言すれば、第6硬貨検出センサ340の一対の中心コア340aa、340baのそれぞれのガイド306と反対側の端部とガイド306の直線部314との距離D6は、最大直径の硬貨LCの直径より大きく設定されている。

0050

第7硬貨検出センサ342は、第5および第6硬貨検出センサ338、340に対して、搬送経路320の下流側に配置されている。さらに第7硬貨検出センサ342の一対の中心コア342aa、342baのそれぞれは、ガイド306の直線部314が延在する方向に垂直かつベース302に表面310に平行な方向において、第5硬貨検出センサ338の一対の中心コア338aa、338baのそれぞれと第6硬貨検出センサ340の一対の中心コア340aa、340baのそれぞれとの間に配置されている。これによって、第5硬貨検出センサ338は小径の硬貨Cの直径に関する物理的特性を取得でき、第6硬貨検出センサ340は大径の硬貨Cの直径に関する物理的特性を取得でき、第7硬貨検出センサ342は中径の硬貨Cの直径に関する物理的特性が取得できるように構成されている。

0051

第5硬貨検出センサ338および第7硬貨検出センサ342のそれぞれは、ガイド306の直線部314が延在する方向に垂直かつベース302に表面310に平行な方向において、第5硬貨検出センサ338の一対の中心コア338aa、338baのそれぞれのガイド306と反対側の端部と、第7硬貨検出センサ342の一対の中心コア342aa、342baのそれぞれのガイド306側の端部とが、所定の長さG5オーバーラップするように配置されている。また、第6硬貨検出センサ340および第7硬貨検出センサ342のそれぞれは、ガイド306の直線部314が延在する方向に垂直かつベース302に表面310に平行な方向において、第6硬貨検出センサ340の一対の中心コア340aa、340baのそれぞれのガイド306側の端部と、第7硬貨検出センサ342の一対の中心コア342aa、342baのそれぞれのガイド306と反対側の端部とが、所定の長さG6オーバーラップするように配置されている。

0052

これによって、第5乃至第7硬貨検出センサ338、340、342のそれぞれは、ガイド306の直線部314が延在する方向に垂直かつベース302に表面310に平行な方向において、第5硬貨検出センサ338の一対の中心コア338aa、338baのそれぞれと第7硬貨検出センサ342の一対の中心コア342aa、342baのそれぞれとの境界および第6硬貨検出センサ340の一対の中心コア340aa、340baのそれぞれと第7硬貨検出センサ342の一対の中心コア342aa、342baのそれぞれとの境界と、硬貨Cの外周縁とが相対した場合でも、硬貨Cの直径に関する物理的特性が取得できる。

0053

第5乃至第7硬貨検出センサは338、340、342のそれぞれは、識別対象である複数種類の硬貨Cのうち、小径の硬貨Cの直径に関する物理的特性が第5硬貨検出センサ338で取得され、中径の硬貨Cの直径に関する物理的特性が第7硬貨検出センサ342で取得され、大径の硬貨Cの直径に関する物理的特性が第6硬貨検出センサ342で取得されるように配置されている。換言すれば、硬貨Cの直径に関する物理的特性は、硬貨Cの直径に応じて第5乃至第7硬貨検出センサは338、340、342のいずれかで取得される。したがって、1個の硬貨検出センサから直径に関する物理的特性を取得する場合に対して、詳細な直径に関する物理的特性を得ることができ、精度よく硬貨Cの金種および真偽の識別を行うことができる。さらに、第2および第3硬貨検出センサ332、334で取得された硬貨Cの直径に関する物理的特性を、第5乃至第7硬貨検出センサ338、340、342のそれぞれで取得された硬貨Cの直径に関する物理的特性と共に用いることによって、より精度よく硬貨Cの金種および真偽の識別を行うことができる。

0054

なお、硬貨識別部104の第1乃至第7硬貨検出センサ330、332、334、336、338、340、342のそれぞれの配置は、搬送経路320の長さ、識別対象の硬貨の直径等に基づいて適宜変更できる。例えば、第1乃至第4硬貨検出センサ330、332、334、336のそれぞれに対して搬送経路320の下流側に第5乃至第7硬貨検出センサ338、340、342を配置する構成でも構わない。また、第1および第4硬貨検出センサ330、336に対して搬送経路320の下流側に第2および第3硬貨検出センサ332、334を配置する構成でも構わない。

0055

(駆動機構)
硬貨識別装置100の駆動機構106を図9を参照して説明する。駆動機構106は、硬貨分離送出部102の回転盤202および硬貨識別部104の回転体302を駆動させる機能を有している。駆動機構106は、駆動源240からの動力を受ける駆動ギヤ242と、回転盤202を回転させる第1被動ギヤ244と、回転体304を回転させる第2被動ギヤ350と、を有している。

0056

駆動ギヤ242は、駆動源240のモータ(図示されない)の出力軸に連結されている。第1被動ギヤ244は、平歯車状を成し、回転盤202の裏面側で、回転盤202と一体的に構成されている。これにより、第1被動ギヤ244が回転すると共に回転盤202が回転する。第2被動ギヤ350は、平歯車状を成し、ベース302の裏面側に配置されている。第2被動ギヤ350は、回転軸線318を中心に回転可能に構成され、回転軸線318に沿ってベース302を貫通して延伸する回転軸352によって回転体304と固定されている。これにより、第2被動ギヤ350が回転すると共に回転体304が回転する。

0057

駆動機構106は、駆動ギヤ242と第1被動ギヤ244とが駆動連結され、さらに第1被動ギヤ224と第2被動ギヤ350とが駆動連結されている。そのため、駆動ギヤ202が第2回転方向R2に向かって回転すると、その回転に伴って第1被動ギヤ244が第1回転方向R1に向かって回転する。さらに第1被動ギヤ244が第1回転方向R1に向かって回転すると、その回転に伴って第2被動ギヤ350が第2回転方向R2に向かって回転する。したがって、駆動ギヤ202の第2回転方向R2への回転に伴って、第1被動ギヤ244と共に回転盤202が第1回転方向R1に向かって回転し、第2被動ギヤ350と共に回転体304が第2回転方向R2に向かって回転する。

0058

第1被動ギヤ244と第2被動ギヤ350とのギヤ比は1対1に設定され、硬貨Cが、回転盤202の回転に伴って硬貨受入部206a、206b、206cのそれぞれから送り出され、受取体204に受け渡された直後に、回転体304の押動体316a、316b、316cのそれぞれによって押動されるように、回転盤202の回転と回転体304の回転とは同期されている。なお、第1被動ギヤ242と第2被動ギヤ350とのギヤ比は1対1であることに限定されず、回転盤202の硬貨受入部206の数および回転体304の押動体316の数の比率に応じて適宜変更できる。

0059

(変形例)
本発明の硬貨識別装置100において、硬貨分離送出部102は、本発明の実施例1に記載された硬貨分離送出部102の構成に限定されない。例えば、特開2014−041396号公報で開示される、回転ディスクの回転に伴って当該回転ディスクの直径方向に直線的に往復動する移動体によって、硬貨Cを1枚ずつに分離した後、次工程に送り出す硬貨の分離・送出装置を使用することができる。

0060

本発明は、硬貨を処理する硬貨処理装置に好適に利用でき、例えば、釣銭機両替機自動販売機現金自動預け払い機券売機などへの使用が好適である。

0061

100硬貨識別装置
102硬貨分離送出部
104 硬貨識別部
106駆動機構
200保留容器
202回転盤
204受取体
206a、206b、206c 硬貨受入部
208a、208b、208c 凹部
210a、210b、210c押出体
210aa、210ba、210ca 端部
210ab、210bb、210cb 端部
212a、212b、212c 上面側の開口
214a、214b、214c周縁側の開口
240駆動源
242駆動ギヤ
244 第1被動ギヤ
302ベース
304回転体
306ガイド
308 検出部
310 表面
312 弧状部
314 直線部
316a、316b、316c押動体
318回転軸線
320搬送経路
322回転経路
324カバー
326 底面
328 制御部
330 第1硬貨検出センサ
330a,330b磁性体コア
330aa、330ba中心コア
332 第2硬貨検出センサ
332a,332b 磁性体コア
332aa、332ba 中心コア
334 第3硬貨検出センサ
334a,334b 磁性体コア
334aa、334ba 中心コア
336 第4硬貨検出センサ
336a,336b 磁性体コア
336aa、336ba 中心コア
338 第5硬貨検出センサ
338a,338b 磁性体コア
338aa、338ba 中心コア
340 第6硬貨検出センサ
340a,340b 磁性体コア
340aa、340ba 中心コア
342 第7硬貨検出センサ
342a,342b 磁性体コア
342aa、342ba 中心コア
350 第2被動ギヤ
352回転軸
C 硬貨
LC最大直径の硬貨
SC最小直径の硬貨
BCバイメタル貨
R1 第1回転方向
R2 第2回転方向
R3 搬送方向

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