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技術 尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システム

出願人 テルモ株式会社
発明者 小澤仁
出願日 2014年12月15日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2014-253086
公開日 2016年6月23日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2016-114466
状態 特許登録済
技術分野 生物学的材料の調査,分析 化学反応による材料の光学的調査・分析
主要キーワード 測定時間情報 測定値対 蓋締め 端末側通信装置 色調表 検査具 使用期限情報 色調情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

正確に尿検査を行うことができる尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムを提供すること。

解決手段

尿と接触することにより複数種類の色調に変化する色調変化部11aと、この色調変化部の色調変化情報と、生体情報との対応関係を示す複数の色調変化基準情報と、を共に撮像するための撮像装置102を有し、撮像装置で撮像された色調変化情報と色調変化基準情報を記憶し、色調変化情報を色調変化基準情報と比較し、当該色調変化情報に対応する当該色調変化基準情報を特定し、色調変化部の使用期限情報である色調変化部使用期限情報を取得する使用期限情報取得部102を備え、色調変化部使用期限情報に基づき、色調変化部の使用期限到来の有無を判断し、使用期限が到来したときは、その旨を報知する尿試験情報取得装置100。

概要

背景

従来より、腎臓病糖尿病等の診断のために、尿たん白や尿糖の値を検査することは有効であることが知られている。そして、患者が、これらの検査を自宅等で簡易に行うための検査具として尿試験紙が広く用いられている(例えば、特許文献1)。
このような尿試験紙は、薬剤等が配置されている反応部を有し、この反応部に患者が尿をかけ、所定時間が経過した後の反応部の色調の変化(呈色反応)により、尿たん白や尿糖の値がどのようであるかを測定しようとするものである。

概要

正確に尿検査を行うことができる尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムを提供すること。尿と接触することにより複数種類の色調に変化する色調変化部11aと、この色調変化部の色調変化情報と、生体情報との対応関係を示す複数の色調変化基準情報と、を共に撮像するための撮像装置102を有し、撮像装置で撮像された色調変化情報と色調変化基準情報を記憶し、色調変化情報を色調変化基準情報と比較し、当該色調変化情報に対応する当該色調変化基準情報を特定し、色調変化部の使用期限情報である色調変化部使用期限情報を取得する使用期限情報取得部102を備え、色調変化部使用期限情報に基づき、色調変化部の使用期限到来の有無を判断し、使用期限が到来したときは、その旨を報知する尿試験情報取得装置100。

目的

本発明は、正確に尿検査を行うことができる尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

尿と接触することにより複数種類の色調に変化する色調変化部と、この色調変化部の複数種類の色調変化情報と、生体情報測定値との対応関係を示す複数の色調変化基準情報と、を共に撮像するための撮像装置を有し、前記撮像装置で撮像された前記色調変化情報と前記色調変化基準情報を記憶し、前記色調変化情報を前記色調変化基準情報と比較し、当該前記色調変化情報に対応する当該前記色調変化基準情報を特定すると共に、前記色調変化部の使用期限情報である色調変化部使用期限情報を取得する使用期限情報取得部を備え、前記色調変化部使用期限情報に基づき、前記色調変化部の使用期限到来の有無を判断し、使用期限が到来したときは、その旨を報知する構成となっていることを特徴とする尿試験情報取得装置

請求項2

前記使用期限情報に基づいて、前記色調変化部が、その使用期限前の所定期間内に該当するか否かを判断し、該当するときは、その旨の情報を報知する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の尿試験情報取得装置。

請求項3

前記撮像装置による撮像は、所定時間経過後に実行され、この所定時間は、生体情報毎に異なる時間が予め設定され、前記所定時間は、前記撮像装置が被検者の所定の動作を検知したことに基づき、時間測定が開始されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の尿試験情報取得装置。

請求項4

複数の前記色調変化基準情報を前記表示部に表示させることができる構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の尿試験情報取得装置。

請求項5

前記撮像装置で撮像した前記色調変化情報を前記色調変化基準情報と比較し、前記色調変化情報が正常範囲を逸脱しているか否かを判断し、正常範囲を逸脱しているときは、その旨を前記表示部に表示する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の尿試験情報取得装置。

請求項6

前記尿試験情報取得装置と、前記色調変化部を備える試験紙と、この試験紙を収容する試験紙収容部と、前記試験紙収容部を収容する包装部と、を有する尿試験紙情報管理システムであって、前記試験紙収容容器の表面には、判定用情報が配置され、この判定用情報には、試験紙を配置するための試験紙配置部と、この試験紙の前記色調変化基準情報が表示され、さらに、前記試験紙収容容器の表面には、前記色調変化部使用期限情報を有する使用期限情報記憶部が配置され、前記包装箱には、前記試験紙収容容器を配置する容器配置部が形成されると共に、前記容器配置部に前記試験紙収容容器を配置したときに、前記判定用情報の前記試験紙配置部に前記試験紙を配置可能な試験紙保持部が前記包装箱に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の尿試験情報取得装置を備える尿試験情報管理システム

技術分野

0001

本発明は、例えば、尿試験紙等で得られた情報を管理する尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムに関するものである。

背景技術

0002

従来より、腎臓病糖尿病等の診断のために、尿たん白や尿糖の値を検査することは有効であることが知られている。そして、患者が、これらの検査を自宅等で簡易に行うための検査具として尿試験紙が広く用いられている(例えば、特許文献1)。
このような尿試験紙は、薬剤等が配置されている反応部を有し、この反応部に患者が尿をかけ、所定時間が経過した後の反応部の色調の変化(呈色反応)により、尿たん白や尿糖の値がどのようであるかを測定しようとするものである。

先行技術

0003

特開平9−105747号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、尿試験紙は、その呈色反応が正確に表れる使用期限が定められているが、被検者使用者)は、この使用期限の確認を忘れて試験紙を使用する場合も多く、この場合は正確な検査ができないという問題があった。

0005

そこで、本発明は、正確に尿検査を行うことができる尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的は、本発明にあっては、尿と接触することにより複数種類の色調に変化する色調変化部と、この色調変化部の複数種類の色調変化情報と、生体情報測定値との対応関係を示す複数の色調変化基準情報と、を共に撮像するための撮像装置を有し、前記撮像装置で撮像された前記色調変化情報と前記色調変化基準情報を記憶し、前記色調変化情報を前記色調変化基準情報と比較し、当該前記色調変化情報に対応する当該前記色調変化基準情報を特定すると共に、前記色調変化部の使用期限情報である色調変化部使用期限情報を取得する使用期限情報取得部を備え、前記色調変化部使用期限情報に基づき、前記色調変化部の使用期限の到来の有無を判断し、使用期限が到来したときは、その旨を報知するする構成となっていることを特徴とする尿試験情報取得装置により達成される。

0007

前記構成によれば、色調変化部の使用期限情報である色調変化部使用期限情報を取得する使用期限情報取得部を備え、色調変化部使用期限情報に基づき、色調変化部の使用期限の到来の有無を判断し、使用期限が到来したときは、その旨を被検者(使用者)に報知する構成となっている。
色調変化部の使用期限の到来の有無を自動的に判断し、報知するので、使用者は、その使用期限を忘れて色調変化部を使用することを未然に防ぎ、正確に尿検査を行うことができる。

0008

好ましくは、前記使用期限情報に基づいて、前記色調変化部が、その使用期限前の所定期間内に該当するか否かを判断し、該当するときは、その旨の情報を被検者(使用者)に報知する構成となっていることを特徴とする。

0009

前記構成によれば、使用期限情報に基づいて、色調変化部が、その使用期限前の所定期間内に該当するか否かを判断し、該当するときは、その旨の情報を報知する構成となっているので、使用期限到来が近いことを報知し、被検者(使用者)に注意を促すことができる。

0010

好ましくは、前記撮像装置による撮像は、所定時間経過後に実行され、この所定時間は、生体情報毎に異なる時間が予め設定され、前記所定時間は、前記撮像装置が被検者の所定の動作を検知したことに基づき、時間測定が開始されることを特徴とする。

0011

前記構成によれば、撮像装置による撮像は、所定時間経過後に実行され、この所定時間は、生体情報毎に異なる時間が予め設定され、所定時間は、撮像装置が被検者(使用者)の所定の動作を検知したことに基づき、時間測定が開始されるので、撮像までの予め設定されている所定時間における開始タイミングを被検者(使用者)が正確に制御することができる。

0012

好ましくは、複数の前記色調変化基準情報を前記表示部に表示させることができる構成となっていることを特徴とする。

0013

前記構成によれば、複数の色調変化基準情報を表示部に表示させることができる構成となっている。
すなわち、複数の色調変化基準情報が表示部に比較的大きく、かつ明確に表示されるので、被検者(使用者)等は、色調変化部の色調変化情報が、どの色調変化基準情報に該当するかを判断しやすい。

0014

好ましくは、前記撮像装置で撮像した前記色調変化情報を前記色調変化基準情報と比較し、前記色調変化情報が正常範囲を逸脱しているか否かを判断し、正常範囲を逸脱しているときは、その旨を前記表示部に表示する構成となっていることを特徴とする。

0015

前記構成によれば、撮像装置で撮像した色調変化情報を色調変化基準情報と比較し、尿糖等の色調変化情報が正常範囲を逸脱しているか否かを判断し、正常範囲を逸脱しているときは、その旨(尿糖が高いこと等)を表示部に表示する構成となっているので、尿試験を行った被検者(使用者)に迅速に高尿糖等の異変等を伝えることができ、病院等へ行くことを促すことが可能となる。

0016

好ましくは、前記尿試験情報取得装置と、前記色調変化部を備える試験紙と、この試験紙を収容する試験紙収容部と、前記試験紙収容部を収容する包装部と、を有する尿試験紙情報管理システムであって、前記試験紙収容容器の表面には、判定用情報が配置され、この判定用情報には、試験紙を配置するための試験紙配置部と、この試験紙の前記色調変化基準情報が表示され、さらに、前記試験紙収容容器の表面には、前記色調変化部使用期限情報を有する使用期限情報記憶部が配置され、前記包装箱には、前記試験紙収容容器を配置する容器配置部が形成されると共に、前記容器配置部に前記試験紙収容容器を配置したときに、前記判定用情報の前記試験紙配置部に前記試験紙を配置可能な試験紙保持部が前記包装箱に形成されていることを特徴とする。

0017

前記構成によれば、包装箱には、試験紙収容容器を配置する容器配置部が形成されると共に、容器配置部に試験紙収容容器を配置したときに、判定用情報の試験紙配置部に試験紙を配置可能な試験紙保持部が包装箱に形成されている。
したがって、被検者は、包装箱の配置部に試験紙収容容器を配置した状態で、試験紙の色調変化部に尿を接触させた後、この試験紙を包装箱の試験紙保持部で保持させた状態で、試験紙の色調変化部は、試験紙配置部に配置される。
また、試験紙収容容器の表面には、色調変化部使用期限情報を有する使用期限情報記憶部が配置される。
このため、この状態で、被検者(使用者)は、試験紙等を保持する必要なく、尿試験情報取得装置の撮像装置で色調変化部等を撮像することができ、被検者にとって撮像し易い構成となっていると共に、尿試験情報取得装置が使用期限情報記憶部内の色調変化部使用期限情報を取得し易い構成となっている。

発明の効果

0018

以上説明したように、本発明によれば、正確に尿検査を行うことができる尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の尿試験情報管理システムを示す概略図である。
測定値対色調表等を示す概略図である。
図1に示す尿検査用スティックを複数、例えば、10枚収容するための試験紙収容部である例えば、紙、プラスチック製の容器と、この容器を収容する包装部である例えば、包装箱を示す概略図である。
バーコード内に記憶されている情報を示す概略説明図である。
尿検査用スティックを判定用情報の尿検査用スティック配置部に配置した状態を示す概略斜視図である。
図1管理サーバの主な構成を示す概略ブロック図である。
図1携帯端末の主な構成を示す概略ブロック図である。
第1の各種情報記憶部の内容を示す概略ブロック図である。
第2の各種情報記憶部の内容を示す概略ブロック図である。
本実施の形態にかかる尿試験情報管理システムの動作例等を示す概略フローチャートである。
本実施の形態にかかる尿試験情報管理システムの動作例等を示す他の概略フローチャートである。
本実施の形態にかかる尿試験情報管理システムの動作例等を示す他の概略フローチャートである。
本実施の形態にかかる尿試験情報管理システムの動作例等を示す他の概略フローチャートである。

実施例

0020

以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。

0021

図1は、本発明の尿試験情報管理システム1を示す概略図である。
図1に示すように、尿試験情報管理システム1は、試験紙である例えば、尿試験用スティック10を有している。
この尿試験用スティック10は、被検者(使用者)自身が直接尿をかけるか、被検者が紙コップ等の容器に採取した尿に浸漬(接触)させることで、呈色反応させ色調が変化(呈色)する色調変化部である例えば、尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11bを所定の間隔を設けて配置している。

0022

なお、本実施の形態では、一つの尿試験用スティック10に複数種類、例えば2種類の色調変化部である尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11bが配置されている例を用いて以下、説明するが、本発明は、かかる例に限らず、一つの尿試験用スティックに1種類の色調変化部である例えば、尿たん白試験紙のみが配置されている場合や、3種類以上の色調変化部が配置されている場合も含まれる。

0023

ところで、この尿たん白試験紙11aは、例えば、テトラブロムフェノールブルーを含み、尿に含まれる尿たん白の量に応じて異なる色調に変化する構成となっている。
また、尿糖試験紙11bは、例えば、グルコースオキシダーセ、ペルオキシターゼ、G—トリジンを含み、尿に含まれる尿糖の量に応じて異なる色調に変化する構成となっている。

0024

このように、尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bは、使用者等の尿との呈色反応で、その色調が変化するが、この変化した色調から、当該尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bにおける尿たん白量(mg/dL)や尿糖量(mg/dL)を測定することになる。
このため、尿検査用スティック10とは、別に、尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bが尿と接触することで変化した色調(色調変化情報の一例)が示す尿たん白量及び尿糖量を記載した色調変化基準情報である例えば、測定値対応色調表20が必要となる。

0025

図2は、測定値対応色調表20等を示す概略図である。
図2に示すように、測定値対応色調表20は、例えば、それぞれ5個ずつの異なる色の色調20a乃至20e、20f乃至20jが上下に平行に印刷されている。
具体的には、図2上段の5個の色調20a乃至20eは、生体情報である例えば、尿たん白の量を示す色調20a等となる。
すなわち、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11aの色が20aの色調の色と同じ場合は、尿たん白量は0〜検出限界以下(対応する色調表の記号:「−」)となり、色調20bの色と同じ場合は15mg/dL(対応する色調表の記号:「±」)、色調20cの色と同じ場合は、30mg/dL(対応する色調表の記号:「+」)、色調20dの色と同じ場合は、100mg/dL(対応する色調表の記号:「++」)、そして、色調20eの色と同じ場合は、250mg/dL(対応する色調表の記号:「+++」)であると測定することができる構成となっている。
こうして、測定された尿中の尿たん白量(mg/dL)がどの程度であるかを容易に確認できる。

0026

また、図2下段の5個の色調20f乃至20jは、尿糖の量を示す色調20f等となる。
すなわち、尿検査用スティック10の尿糖試験紙11bの色が20fの色調の色と同じ場合は、尿糖量は0〜検出限界以下(対応する色調表の記号:「−」)となり、色調20gの色と同じ場合は50mg/dL(対応する色調表の記号:「±」)、色調20hの色と同じ場合は、100mg/dL(対応する色調表の記号:「+」)、色調20iの色と同じ場合は、250mg/dL(対応する色調表の記号:「 」)、そして、色調20jの色と同じ場合は、500mg/dL(対応する色調表の記号:「++」)であると測定することができる構成となっている。
こうして、測定された尿糖量(mg/dL)がどの程度であるかを容易に確認できる。

0027

このように、図1の尿試験用スティック10は、図2に示す測定値対応色調表20と共に使用することで、初めて、尿たん白量や尿糖量を測定することができるため、以下のような形態で取り扱われる。
図3は、図1に示す尿検査用スティック10を複数、例えば、10枚収容するための防湿性を有する試験紙収容部である例えば、プラスチック製、アルミニウム製の容器31と、それに螺合して密閉する蓋31a、この容器31を収容する包装部である例えば、包装箱30を示す概略図である。
蓋31aの内側には、蓋締めが完全でなく緩んでいた場合に湿度の高い保管条件、あるいは長期間にわたる保管により、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a,尿糖試験紙11bが空気中の水分を吸湿した場合、その旨を色変化で知らせる吸湿インジケータ(不図示)が貼付けて設けられている。
この吸湿インジケータは、その色変化により吸湿の度合いを知らせるもので、吸湿剤として 例えば塩化コバルト塩化マグネシウムを含有するシリカゲルを用い、不織布に吸湿剤を塗布するようにして形成されている。

0028

蓋締めが完全でなく緩んでいた場合に湿度の高い保管条件あるいは長期間にわたる保管により、空気中の水分を吸湿し、吸湿度に応じて、青色→薄い青色→白→薄いピンクの順に色変化する性質を利用している。
被検者(使用者)は、その色変化を視認して、青色から薄い青色の場合は「使用可」、白から薄いピンクの場合は「使用不可」と判断する。
また、図3に示すように、容器31の表面には、上述の測定値対応色調表(色調表の記号を含む)20を含む判定用情報32が印刷されている。
上述した測定値対応色調表20を除く他の判定用情報32を、図2を用いて説明する。

0029

図2に示すように、判定用情報32は、図1に示す尿検査用スティック10を配置する部分を示す試験紙配置部である例えば、尿検査用スティック配置部33が印刷されている。
具体的には、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bを配置する部分が明示されている。このため、使用者が紙コップ等の容器に採取した尿に浸漬(接触)させた尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bを尿検査用スティック配置部33に配置し、これらの試験紙の色を測定値対応色調表20の各色調20a等と比較することができる構成となっている。

0030

また、尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11bは、それぞれ色調変化部使用期限情報である例えば、年月日等で示す使用期限情報が定まっている。
このため、本実施の形態では、容器31に表面に使用期限情報記憶部である例えば、バーコード37が配置されている。
なお、バーコードは2次元バーコードを用いてもよい。
図4は、バーコード37内に記憶されている情報を示す概略説明図である。
図4に示すように、このバーコード37には、容器31内に収容されている試験紙の種類、例えば、尿たん白試験紙11a、尿糖試験紙11b等の種類情報と、それぞれ試験紙の使用期限情報が記憶されている。

0031

さらに、本実施の形態では、図5に示すように、尿検査用スティック10を配置することが可能な構成となっている。
図5は、尿検査用スティック10を判定用情報32の尿検査用スティック配置部33に配置した状態を示す概略斜視図である。
図5に示すように、包装箱30は、その一部を変形させることで、容器31を、その判定用情報32を上面に、安定的に配置する容器配置部35を形成することができる構成となっている。

0032

また、図5に示すように、包装箱30には、尿検査用スティック10を容器31の判定用情報32の尿検査用スティック配置部33に固定配置可能な試験紙保持部である例えば、尿検査用スティック保持部36が形成されている。
この尿検査用スティック保持部36は、例えば、尿検査用スティック10を挿入し、固定配置可能な穴部となっており、この穴部に尿検査用スティック10の一端部を配置させることで、図4に示すように、尿検査用スティック10を尿検査用スティック配置部33に精度良く配置可能な構成となっている。

0033

具体的には、図1の尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bが、それぞれ、図2の尿検査用スティック配置部33の尿たん白試験紙配置部33a及び尿糖試験紙配置部33bに対応するように配置される。
したがって、使用者等(被検者自身、被検者の介護者、あるいは看護師等の医療従事者)は、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bの色調と、測定値対応色調表20の色調とを対比し易い構成となっている。
特に、図1に示す尿試験情報取得装置である例えば、カメラ付き携帯端末(以下「携帯端末」という。)100を用いて、これら尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bの色調と、測定値対応色調表20の色調を撮像するときは、被検者が尿検査用スティック10を把持することなく、撮像動作をすることができるので、撮像し易いという効果も発揮する。

0034

ところで、本実施の形態の尿試験情報管理システム1は、図1に示す、カメラ機能を有すると共に通信が可能な携帯端末100を有している。
図1に示す、携帯端末100は、表示部である例えば、カラー表示する端末ディスプレイ101を備えると共に、基地局2及びインターネット網3を介して、例えば、薬局等に配置される管理サーバ200と通信可能な構成となっている。
また、携帯端末100の撮像装置である例えば、カメラ(撮像装置)102は、例えば、1300万画素程度となっており、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bの色調と、測定値対応色調表20の色調を精度良く撮像可能な構成となっている。

0035

また、携帯端末100のカメラ102で、図3に示す容器31の表面に配置されているバーコード37を撮像し、そのバーコード37の情報(試験紙の種類、例えば、尿たん白試験紙11a、尿糖試験紙11b等の種類情報と、それぞれ試験紙の使用期限情報)を取得することができる構成ともなっている。このため、カメラ102は,使用期限情報取得部の一例ともなっている。

0036

図1に示す携帯端末100及び管理サーバ200は、それぞれコンピュータを有し、これらのコンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バスを介して接続され、カメラ付き携帯端末100全体の動作・判断・制御を行う。
携帯端末100のCPUは、後述するアプリケーションソフトウエアの制御も行う。更には、管理サーバ200の尿試験情報管理に関するソフトウエア起動・制御も行うことができる。

0037

図6は、図1の管理サーバ200の主な構成を示す概略ブロック図である。
図6に示すように、管理サーバ200は、「管理サーバ制御部201」を有し、管理サーバ制御部201は、携帯端末100等と通信するための「管理サーバ側通信装置202」、各種情報を表示する「管理サーバ側ディスプレイ203」及び各種情報を入力するキーボード等の「管理サーバ側入力装置204」を制御する構成となっている。
また、管理サーバ制御部201は、図6の「管理サーバ側個人情報記憶部205」も制御するが、この内容については後述する。

0038

図7は、図1の携帯端末100の主な構成を示す概略ブロック図である。
図7に示すように、携帯端末100は、「端末制御部103」を有し、端末制御部103は、管理サーバ200等と通信するための「端末側通信装置104」、端末側ディスプレイ101、カメラ102、「計時装置105」及び各種情報を入力する「端末側入力装置106」等を制御する構成となっている。
また、端末制御部103は、図7に示す「第1の各種情報記憶部120」及び「第2の各種情報記憶部140」も制御する。図8及び図9は、それぞれ、第1の各種情報記憶部120及び第2の各種情報記憶部140の内容を示す概略ブロック図である。これらの内容については後述する。

0039

図10乃至図13は、本実施の形態にかかる尿試験情報管理システム1の動作例等を示す概略フローチャートである。
以下、本フローチャートに沿って動作を説明すると共に、図1乃至図9等の構成についても説明する。

0040

先ず、本実施の形態では、図1の携帯端末100に、本実施の形態にかかる尿試験情報管理システム1を動作させるためのアプリケーションソフトウエアをダウンロード等させる。
具体的には、カメラ102で撮像する尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bの色調及び測定値対応色調表20の色調の画像データを取得すると共に、管理サーバ200へ送信等するためのアプリケーションである。
また、このアプリケーションは、図3の容器31に配置されているバーコード37をカメラ102で撮像することで、その容器31内に収容されている尿検査用スティック10の試験紙の種類及び使用期限情報を携帯端末100が取得可能な構成ともなっている。

0041

本実施の形態では、先ず、尿たん白と尿糖の測定をしようとする被検者(使用者)が、図3に示す包装箱30と容器31を用意する。そして、携帯端末100にダウンロード等したアプリションを起動させる。
この状態で、図10のステップST(以下「ST」とする。)1へ進む。ST1では、図1の端末側ディスプレイ101に「使用期限を確認するため容器を撮像してください」旨が表示される。

0042

この表示を視認した被検者(使用者)は、図3に示すように包装箱30から容器31を取り出し、容器31の表面に配置されているバーコード37を、携帯端末100のカメラ102で撮像する。
すると、ST2へ進む。ST2では、携帯端末100のカメラ102で撮像することで、バーコード37のデータを取得する。本実施の形態のバーコード37のデータは、図4に示すように「尿たん白試験紙」と「尿糖試験紙」で、それぞれの使用期限が「2014年00月00日」と「2014年00月00日」となっている。
したがって、携帯端末100は、これらのバーコード37の情報を取得し、図8の「試験紙及び使用期限情報記憶部121」に記憶する。

0043

なお、本実施の形態では、バーコード37に、試験紙の種類情報(尿糖等)と、その使用期限情報を記憶させたが、本発明はこれに限らず、バーコード37の代わりにIC(半導体集積回路チップを使用してもよい。この場合はICチップにかかる情報が記憶されると共に、携帯端末100は、図7に示す端末側通信装置104等を用いて、ICチップと近距離通信等を行い、ICチップ内の情報を取得することになる。

0044

また、本実施の形態では、容器31の尿検査用スティック10には、2種類の試験紙が配置されているが、本発明は、これに限らず、1種類でも3種類以上であっても構わない。

0045

ところで、ST2の次に、ST3の工程が実行される。ST3では、図8の「使用期限徒過判断部(プログラム。)122」が動作し、試験紙及び使用期限情報記憶部121の各試験紙の「使用期限」と図7の計時装置105の現在時刻情報等を参照し、当該使用期限が徒過したか否かを判断する。
ST3で、尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bのいずれか、又は両方の使用期限が徒過していると判断されたときは、ST4へ進む。ST4では、使用期限を徒過している試験紙名を端末側ディスプレイに表示し、動作を終了する。なお、本実施の形態では、表示の例で説明しているが、本発明は、表示及び/または音声で報知し、好ましくは、さらに、その後に撮像を行わない旨のアラーム(表示及び/または音声)を行ってから動作を終了しても構わない。

0046

したがって、本実施の形態では、被検者(使用者)が、使用期限を徒過した試験紙を使用して、尿検査をすることを未然に防ぐことができ、不正確検査結果等の発生も未然に防止することができる。
このため、図1の管理サーバ200に記憶されるデータの精度の低下を防ぐことができる。

0047

一方、ST3で、尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bのいずれか、又は両方の使用期限が徒過していないと判断されたときは、ST5へ進む。ST5では、図8の「使用期限1週間前判断部(プログラム)123」が動作し、試験紙及び使用期限情報記憶部121と計時装置105を参照し、尿たん白試験紙11a等の試験紙が使用期限まで所定日数以内、例えば1週間以内であるか否かを判断する。

0048

ST5で、尿たん白試験紙11a、尿糖試験紙11bのいずれか又は一方の使用期限が1週間以内であると判断されたときは、ST6へ進む。ST6では、該当する試験紙名を特定し、端末側ディスプレイ101に、使用期限が1週間以内に迫っている旨表示する。
したがって、本実施の形態では、使用期限が到来していない試験紙であっても、使用期限到来が近いことを被検者(使用者)に報知することで、注意を促すことができる。

0049

一方、ST5で、尿たん白試験紙11a等の使用期限が1週間以内でないと判断されたときは、ST7へ進む。ST7では、使用期限1週間以内の試験紙が存在しない旨を端末側ディスプレイ101に表示する。
これにより、被検者(使用者)は当該試験紙の使用期限に未だ余裕があることを知ることができる。

0050

また、本実施の形態では、上述の使用期限等の情報を端末側ディスプレイ101に表示する例で説明したが、本発明は、これに限らず、音声等で報知する構成としても構わない。

0051

次いで、ST8へ進む。ST8では、携帯端末100の端末側ディスプレイ101に「試験紙に尿をかけたときにカメラの上で手を振ってください」と表示される。
そして、ST9で、被検者(使用者)が図1の尿試験用スティック10に被検者(使用者)の尿をかけ、携帯端末100のカメラ102の上で手を振る動作を行う。

0052

次いで、ST10へ進む。ST10では、図8の「動作検知部(プログラム)124」が動作し、カメラ102が動作し、所定時間内に所定速度の手の移動動作を検知したか否かを判断する。すなわち、被検者(使用者)が手を振ったか否かを検知する。
ST10で、被検者(使用者)が手を振ったことを検知した場合は、ST11へ進む。

0053

ST11では、図8の試験紙及び使用期限情報記憶部121と,図8の「試験紙種類別測定時間情報記憶部125」を参照する。
この試験紙種類別測定時間情報記憶部125は、試験紙毎の所定の呈色反応(即ち、色調変化情報)が出る(発現)までの最適な経過時間(秒)である測定検査時間のデータが記憶されている。例えば、尿たん白試験紙11aの場合は10秒、尿糖試験紙11bの場合は30秒である。

0054

そして、ST11では、当該試験紙、本実施の形態では尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11bと、これらの試験紙の測定検査時間(本実施の形態では、10秒と30秒)を特定し、図7の計時装置105の計時測定を開始する。

0055

次いで、ST12へ進む。ST12では、被検者(使用者)が、包装箱30の一部を変形させ、図5に示すように容器配置部35を形成する。
また、容器31は、その表面に印刷されている判定用情報32が上面に位置するように、容器配置部35に配置される。

0056

次いで、被検者(使用者)が尿をかけた尿検査用スティック10を、包装箱30の尿検査用スティック保持部36の穴部に挿入し、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bを、判定用情報32の尿検査用スティック配置部33に配置する。
これにより、尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a及び尿糖試験紙11bは、それぞれ、図2の判定用情報32の尿たん白試験紙配置部33a及び尿糖試験紙配置部33bに精度良く配置される。
そして、その撮像領域に、尿たん白試験紙11a等と、それらの判定用情報32の測定値対応色調表20が含まれるように、携帯端末100のカメラ102を配置する。

0057

次いで、ST13に進む。ST13では、図8の動作検知部(プログラム)124が、尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11bと、これらの試験紙の測定検査時間(本実施の形態では、10秒と30秒)を特定し、計時装置105を参照しつつ、その短い時間である10秒が経過したか否かを判断する。

0058

ST13で、10秒が経過したと判断したときは、ST14で、携帯端末100がカメラ102のシャッターを動作させる。
このように、本実施の形態では、試験紙に尿を接触させた(かけた)ときから、その所定の呈色反応(即ち、色調変化情報)が出る(発現)までの最適な経過時間(秒)を正確に計測して、画像を取得することができる。
また、その正確な時間を計測する際、携帯端末100のカメラ102に対して、使用者が手を振るだけで良いので、極めて簡易に、時間の測定を開始できる。

0059

特に、尿たん白試験紙11a等に尿をかけた状態で、尿試験用スティック10を持ちながら、携帯端末100を操作し、測定時間の計測を開始させることは、極めて困難であるため、本実施の形態の構成により、被検者(使用者)は極めて容易に時間の測定を開始することができる。

0060

また、このとき、本実施の形態では、図5に示すように、尿検査用スティック10は、包装箱30の尿検査用スティック保持部36に保持され、精度良く尿検査用スティック配置部33に配置されるので、被検者(使用者)は、尿検査用スティック10を判定用情報32上に手で持ちながら配置させつつ、携帯端末100を保持する必要がない。すなわち、携帯端末100の保持のみに専念することができるので、当該写真を撮像し易い構成となっている。

0061

次いでST15へ進む。ST15では、カメラ102が撮像した画像データ(尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a等の色調(色調変化情報の一例)並びに判定用情報32で、測定値対応色調表20等)を、図9の「端末側個人情報記憶部141」に「尿たん白情報」として、その撮像日時情報と共に記憶させる。
この時、機能キーとしての入力キー(不図示)として、端末側ディスプレイ101に、色調表の記号(「−」、「±」、「+」、「++」、「+++」)を表示させ、該当する色調表の記号を記憶させるようにしてもよい。

0062

図9の「端末側個人情報記憶部141」に示すように、「尿たん白情報」には、撮像された尿検査用スティック10の尿たん白試験紙11a等の色調及び測定値対応色調表20等がカラー色彩付き)で記憶される。併せて、いわゆるタイムスタンプと称される測定日時情報が、好ましくは秒単位で記憶される(図9の例では、2014年1月10日13時30分30秒)。更に好ましくは、個人識別情報として、患者である被検者(使用者)の氏名も含む。
このとき、カメラ102は、その画素数が1300万画素となっているため、鮮明な画像情報として記憶されることになる。

0063

また、尿たん白情報としては、尿を「尿たん白試験紙11a」に接触させた後、10秒後の色調が最も適切な尿たん白値を示すため、本実施の形態は、最適なタイミングにおける尿たん白試験紙11aの色調を端末側個人情報記憶部141に記憶させることができる。

0064

ST16で、30秒経過したと判断されたときは、ST17へ進む。ST17では、カメラ102が自動的に動作し、撮像する。そして、このカメラ102が撮像した画像データ(尿検査用スティック10の尿糖試験紙11b等の色調(色調変化情報の一例)並びに判定用情報32の測定値対応色調表20等)を図9の「端末側個人情報記憶部141」に「尿糖情報」として、その撮像日時情報と共に記憶させる。
図9に示すように、「尿糖情報」には、撮像された尿検査用スティック10の尿糖試験紙11a等の色調及び測定値対応色調表20等がカラー(色彩付き)で記憶される。併せて、いわゆるタイムスタンプと称される測定日時情報が、好ましくは秒単位で記憶される(図9の例では、2014年1月10日13時30分30秒)。
このとき、カメラ102は、上述のように、その画素数が1300万画素となっているため、鮮明な画像情報として記憶されることになる。

0065

また、尿糖情報としては、尿を「尿糖試験紙11b」に接触させた後、30秒後の色調が最も適切な尿糖値を示すため、本実施の形態は、最適なタイミングにおける尿糖試験紙11bの色調を端末側個人情報記憶部141に記憶させることができる。
この時、入力キー(不図示)として、端末側ディスプレイ101に、色調表の記号(「−」、「±」、「+」、「+」、「 」、「++」)を表示させ、該当する色調表の記号を記憶させるようにしてもよい。

0066

次いで、ST18へ進む。ST18では、図9の「尿たん白色調判断部(プログラム)142」が動作し、図9の端末側個人情報記憶部141の「尿たん白情報」の「尿たん白試験紙11a」の色調と「測定値対応色調表20」の色調20a乃至20eとを比較し、色調20a乃至20eのいずれかの色調が最も近いかを判断する。そして、最も近い特定された色調20a等を、端末側個人情報記憶部141の尿たん白情報の色調情報に記憶させる。

0067

このように、本実施の形態では、被検者(使用者)自身が直接尿をかけるか、紙コップ等の容器に採取した尿に浸漬(接触)させた後、被検者(使用者)自身又は看護師等の医療従事者が、尿たん白試験紙11aの色調と最も近い色調20a等を自動的に選択判断する。
これら各色調20a等は、図2に示すように、その尿たん白値と関連付けられているので、色調20a等を判断することで、尿たん白の値も自動的に特定することが可能となっている。
この特定された尿たん白の測定値は、後述するように、管理サーバ200へ送信され、そこにアクセス可能固定端末(不図示)または携帯端末(不図示)を有する専門家である医師薬剤師等による確認・判断の参考とされる。

0068

なお、本実施の形態では、携帯端末100が、尿たん白試験紙11aの色調と最も近い色調20a等を測定値対応色調表20から自動的に選択している。しかし、本発明はこれに限らず、携帯端末100の端末側ディスプレイ101に、尿たん白試験紙11aの色調及び測定値対応色調表20の色調20a等を同時に、又は各色調20a等を各別に順番に表示し、この表示を視認した被検者(使用者)に最も近い色調20a等を選択させる構成としても構わない。

0069

次いで、ST19へ進む。ST19では、図9の「尿糖色調判断部(プログラム)143」が動作し、図9の端末側個人情報記憶部141の「尿糖情報」の「尿糖試験紙11b」の色調と「測定値対応色調表20」の色調20f乃至20jとを比較し、色調20f乃至20jのいずれかの色調が最も近いかを判断する。そして、最も近い特定された色調20f等を、端末側個人情報記憶部141の尿糖情報の色調情報に記憶させる。

0070

このように、本実施の形態では、被検者(使用者)が尿をかけた尿糖試験紙11bの色調と最も近い色調20f等を自動的に選択判断する。これら各色調20f等は、図2に示すように、その尿糖値と関連付けられているので、色調20f等を判断することで、尿糖の値も自動的に特定することが可能となっている。
この特定された尿糖の測定値は、後述するように、管理サーバ200へ送信され、そこにアクセス可能な固定端末(不図示)または携帯端末(不図示)を有する専門家である医師や薬剤師等による確認・判断の参考とされる。

0071

なお、本実施の形態では、携帯端末100が、尿糖試験紙11bの色調と最も近い色調20f等を測定値対応色調表20から自動的に選択している。しかし、本発明はこれに限らず、携帯端末100の端末側ディスプレイ101に、尿糖試験紙11bの色調及び測定値対応色調表20の色調20f等を同時に、又は各色調20f等を各別に順番に表示し、この表示を視認した被検者(使用者)に最も近い色調20b等を選択させる構成としても構わない。

0072

次いで、ST20へ進む。ST20では、図9の「高尿糖判断警告部(プログラム)144」が動作し、図9の端末側個人情報記憶部141の「尿糖情報」の「色調情報」が、色調20i又は色調20jであるか否かが判断させる。
すなわち、尿糖の値が正常範囲を逸脱しているか否かを判断する。

0073

ST20で、「尿糖情報」の「色調情報」が、色調20i又は色調20jであると判断されたときは、ST21で、端末側ディスプレイ101に、例えば、「糖尿病のおそれがあります。検査してください。」という警告が表示されると共に、図9の「端末側個人情報記憶部141」のに高尿糖警報情報ありと記録される。
したがって、本実施の形態では、尿糖の値が正常範囲を超えている場合や数回の測定の平均が正常範囲を超えている場合は、その旨を被検者(使用者)に迅速に知らせることができ、被検者が病院等へ行くことを促すこともできる。

0074

次いで、ST22へ進む。ST22では、図1の携帯端末100が、図9の端末側個人情報(当該被検者である使用者の「個人識別番号」を含む)を薬局に配置される管理サーバ200へ送信し、ST23で、図6の管理サーバ側個人情報記憶部205に記憶される。
この情報は、個人識別番号に基づき蓄積されるため、管理サーバ側個人情報記憶部205に尿たん白情報や尿糖情報が蓄積される。
したがって、携帯端末100の端末側ディスプレイ101に表示させたり、プリントアウトすることでこのデータを出力して、医師や看護師等の医療従事者が確認し検討することで、当該個人識別番号の被検者(使用者)の測定値のトレンド(傾向)を把握でき、糖尿病や腎機能に関わる病気治療の参考とすることができる。

0075

また、この管理サーバ側個人情報記憶部205に記憶されている尿たん白試験紙11aの色調や尿糖試験紙11bの色調の画像は、それぞれ、最適のタイミングで撮像したデータである。さらに、その色調は、カメラ付き携帯端末100のカメラの精度が高いため、その色調は精度良く再現される。
したがって、尿たん白情報及び尿糖情報の画像情報から医師等が正確に対応する色調a等を「測定値対応色調表20」から爾後に選択し直す、又は、確認することができる。
このため、被検者(使用者)が取得した尿のデータを有効且つ適切に利用することが可能となる。

0076

なお、本実施の形態では、携帯端末100に備わっているライト照射して、尿たん白試験紙11a等を撮像する構成とすることもできる。
この場合は、一定の明るさで撮像することができるので、当該尿たん白試験紙11a等の色調が、測定値対応色調表20のどの色調20a等に対応する(色調が近い)か等をより精度良く判断することができる。

0077

ところで、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。本実施の形態では、管理サーバ200は薬局に配置されているが、本発明はこれに限らず、病院等に配置されていても構わない。また、本実施の形態では、尿検査用スティック10には、尿たん白試験紙11aと尿糖試験紙11b配置されているが、いずれか一つのみでもよく、また、他の生体情報の試験紙を有していても構わない。
携帯端末100は、個人用にも病院用にも適用できるようにいずれで使用するかのモード選択機能を備えてもよい。
病院用の場合、バーゴード読取り部を設けて、被検者である患者(使用者)に装着し、ベッドサイドに設けられたバーコードを読み取り、当該患者名を特定し、端末側ディスプレイ101に表示させて確認した後、当該患者名も併せて、「端末側個人情報記憶部141」に「尿たん白情報」、「尿糖情報」として、その撮像日時情報と共に記憶させることができるようにするとよい。

0078

また、ST1の前に、吸湿インジケータの色変化をカメラ102で撮像して判断し、検査ができる色変化であることを条件にST1に進むようにしてもよい。また、検査ができない色変化であればその旨のアラームを表示及び/または音声を発生させて、被検者が尿検査用スティックによる検査を行わないように喚起するようにしてもよい。

0079

また、上述の説明では、使用期限を徒過している場合、ST4で、試験紙名を携帯端末100の端末側ディスプレイ101に表示及び/または音声で報知し、好ましくは、さらにその後に撮像を行わない旨のアラーム(表示及び/または音声)を行い、動作を終了するようにした。
しかし、本発明は、これに限らず、徒過した使用期限が数日程度以内の場合、機能キーによりアラームを解除して、尿と反応した尿たん白試験紙11a,尿糖試験紙11bを撮像できるようにして「尿たん白情報」、「尿糖情報」として、その撮像日時情報と共に端末側個人情報記憶部141に参考情報として記憶させてもよい。この場合は、参考情報である旨のメモ等を併せて記憶する。

0080

1・・・尿試験情報管理システム、2・・・基地局、3・・・インターネット網、10・・・尿検査用スティック、11a・・・尿たん白試験紙、11b・・・尿糖試験紙、20・・・測定値対応色調表、20a乃至20j・・・色調、30・・・包装箱、31・・・容器、31a・・・蓋、32・・・判定用情報、33・・・尿検査用スティック配置部、33a・・・尿たん白試験紙配置部、33b・・・尿糖試験紙配置部、35・・・容器配置部、36・・・尿検査用スティック保持部、37・・・バーコード、100・・・カメラ付き携帯端末(携帯端末)、101・・・端末側ディスプレイ、102・・・撮像装置(カメラ)、103・・・端末制御部、104・・・端末側通信装置、105・・・計時装置、106・・・端末側入力装置、120・・・第1の各種情報記憶部、121・・・試験紙及び使用期限情報記憶部、122・・・使用期限徒過判断部(プログラム。)、123・・・使用期限1週間前判断部(プログラム)、124・・・動作検知部(プログラム)、125・・・試験紙種類別測定時間情報記憶部、140・・・第2の各種情報記憶部、141・・・端末側個人情報記憶部、142・・・尿たん白色調判断部(プログラム)、143・・・尿糖色調判断部(プログラム)、144・・・高尿糖判断警告部(プログラム)、端末側個人情報記憶部、107a・・・端末側個人情報、108・・・尿たん白色調判断部(プログラム)、109・・・尿糖色調判断部(プログラム)、110・・・高尿糖判断警告部(プログラム)、200・・・管理サーバ、201・・・管理サーバ制御部、202・・・管理サーバ側通信装置、203・・・管理サーバ側ディスプレイ、204・・・管理サーバ側入力装置、205・・・管理サーバ側個人情報記憶部

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