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技術 セラミックマトリックス複合材取付のための装置及びシステム

出願人 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
発明者 マシュー・マーク・ウィーバーマイケル・アラン・ハイルーキャスリーン・エリザベス・アルバース
出願日 2015年10月7日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2015-198984
公開日 2016年6月23日 (5年7ヶ月経過) 公開番号 2016-114050
状態 特許登録済
技術分野 ガスタービン、高圧・高速燃焼室 タービンロータ・ノズル・シール
主要キーワード 外側端壁 取付アセンブリ CTE材 クランプ荷重 ピン要素 組立法 半径方向外向 中間シール
関連する未来課題
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この項目の情報は公開日時点(2016年6月23日)のものです。
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図面 (9)

課題

高温環境においてセラミックマトリックス複合材CMC)から形成された構成要素と金属から形成された構成要素とを結合するための、コスト効果があり信頼性の高い装置及びシステムを提供すること。

解決手段

部品機械的に接続する装置及びシステムが提供される。本装置は、第1の熱膨張率(CTE)値を有する材料から形成された第1の継手部材を含む機械的接続継手を備え、第1の継手部材は、第1の側壁、対向する第2の側壁及びそれらの間に延在する本体を含む。機械的接続継手が更に、第2のCTE値を有する材料から形成された第2の継手部材を含み、第2のCTEが第1のCTEよりも小さい。第2の継手部材は、第1の側壁に対面する第1の脚部と、第2の側壁に対面する第2の脚部と、第1の脚部と第2の脚部との間に延在する接続部材とを含む。第1のギャップが第1の継手部材と第1の脚部との間に形成され、第2のギャップが第1の継手部材と第2の脚部との間に形成される。

概要

背景

高温環境セラミックマトリックス複合材CMC)から形成された部品を金属から形成された部品に接続する少なくとも幾つかの用途では、通常は2つの材料間でCTEが異なる。通常、部品がその高温動作条件に達すると、CMCよりも金属の成長がより早くより大きな程度になるので、2つの金属要素の間でCMCに加わるクランプ荷重は小さくなる。このクランプ荷重の喪失は、ほとんどの場合受け入れがたく、設計で克服することは困難である。

耐荷重CMC部品要素の取付は、高温でのクランプ荷重を維持するためにバネ要素を含むボルト付き継手で達成しようとされてきた。CMCの低CTEを補償するために、A−286などの高CTE材料がスペーサとして使用されている。また、非片持ち式ノズル及びシュラウドピン要素を使用していたが、限定的な成果しか収めていない。

概要

高温環境においてセラミックマトリックス複合材(CMC)から形成された構成要素と金属から形成された構成要素とを結合するための、コスト効果があり信頼性の高い装置及びシステムを提供すること。部品を機械的に接続する装置及びシステムが提供される。本装置は、第1の熱膨張率(CTE)値を有する材料から形成された第1の継手部材を含む機械的接続継手を備え、第1の継手部材は、第1の側壁、対向する第2の側壁及びそれらの間に延在する本体を含む。機械的接続継手が更に、第2のCTE値を有する材料から形成された第2の継手部材を含み、第2のCTEが第1のCTEよりも小さい。第2の継手部材は、第1の側壁に対面する第1の脚部と、第2の側壁に対面する第2の脚部と、第1の脚部と第2の脚部との間に延在する接続部材とを含む。第1のギャップが第1の継手部材と第1の脚部との間に形成され、第2のギャップが第1の継手部材と第2の脚部との間に形成される。

目的

従って、ファンアセンブリ12からの空気流の第1の部分50は、上述のようにブースタ22を通り、次いで圧縮機14内に送られ、ファンアセンブリ12からの空気流の第2の部分52は、バイパスダクト40を通って送られて、例えば航空機推力を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機械的接続継手(400)であって、第1の熱膨張率(CTE)値を有する材料から形成され、第1の側壁(404)、対向する第2の側壁(406)及びそれらの間に延在する本体(408)を含む第1の継手部材(402)と、第1のCTEよりも小さい第2のCTEを有する材料から形成された第2の継手部材(403)と、を備え、第2の継手部材が、第1の側壁に対面する第1の脚部(412)と、第2の側壁に対面する第2の脚部(414)と、第1の脚部と第2の脚部との間に延在する接続部材(416)と、を含む、機械的接続継手(400)。

請求項2

第1の継手部材と第1の脚部との間の第1のギャップ(418)と、第1の継手部材と第2の脚部との間の第2のギャップ(420)と、を更に備える、請求項1記載の機械的接続継手(400)。

請求項3

第1のギャップが、第1の温度にて第1の継手部材と第1の脚部との間に第1の距離(422)を定め、第2の温度にて第1の継手部材と第1の脚部との間に第2の距離(426)を定め、該第2の距離が第1の距離と異なり、第2の温度が第1の温度とは異なる、請求項2記載の機械的接続継手。

請求項4

第2の距離と第1の距離との間の距離変化が、第2の温度と第1の温度との間の温度変化反比例する、請求項2記載の機械的接続継手。

請求項5

第1の継手部材が、第1の温度にて第1の脚部に第1の力(430)を作用し、第2の温度にて第1の脚部に第2の力(432)を作用させ、第2の力が第1の力よりも大きく、第2の温度が第1の温度よりも高い、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項6

第1の継手部材内から第2の継手部材内に延在する位置決めピン(302)を更に備える、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項7

第1の側壁及び対向する第2の側壁が弓形の形状にされ、全体として円形断面を形成し、第1の脚部及び第2の脚部が弓形の形状にされ、全体として第1の側壁及び第2の側壁に相補的な円形断面を形成する、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項8

第1の側壁及び対向する第2の側壁が弓形の形状にされ、第1の脚部及び第2の脚部が第1の側壁及び第2のる側壁に相補的な弓形の形状にされる、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項9

第1の継手部材が金属性材料を含む、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項10

第2の継手部材がセラミック材料を含む、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項11

第2の継手部材がセラミックマトリックス複合材CMC)材料を含む、請求項1記載の機械的接続継手。

請求項12

翼形取付アセンブリであって、ベーンプラットフォーム(210)から延び、第1の熱膨張率(CTE)を有するセラミックマトリックス複合材(CMC)を各々が含む複数の翼形部ベーンシャンク(214)と、第2のCTEを有する金属材料から形成され、複数の翼形部ベーンシャンク(214)のうちの隣接する翼形部ベーンシャンク間に位置付けられた翼形部ベーンハンガー(216)と、を備え、翼形部ベーンハンガーの表面が、増大する温度に伴って複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンクに向かって外向きに膨張し、これにより複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンクに力を作用するように構成されている、翼形部取付アセンブリ。

請求項13

翼形部ベーンハンガーの表面から該翼形部ベーンハンガー内に延在する第1のボア(304)と、複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンクの1つの翼形部ベーンシャンクの表面から該翼形部ベーンシャンク内に延在して且つ第1のボアと整列されている第2のボアと、を更に備える、請求項12記載の翼形部取付アセンブリ。

請求項14

第1のボア内から第2のボア内に延在するピン(302)を更に備える、請求項13記載の翼形部取付アセンブリ。

請求項15

第1のボア及び第2のボアが、作動温度にて予め設定された嵌合が得られるようなサイズにされる、請求項13記載の翼形部取付アセンブリ。

請求項16

複数の翼形部ベーンシャンク及び翼形部ベーンハンガーが、複数の翼形部ベーンシャンクの表面と翼形部ベーンハンガーの表面との間で圧入接合される、請求項13記載の翼形部取付アセンブリ。

請求項17

複数の翼形部ベーンシャンクのうちの1つの翼形部ベーンシャンクと翼形部ベーンハンガーとの間にギャップ(306)を含み、該ギャップは、翼形部取付アセンブリの温度が第1の温度から第2の温度に上昇したときにサイズが減少するように構成されている、請求項12記載の翼形部取付アセンブリ。

請求項18

ガスタービンエンジンアセンブリ(10)であって、回転軸線を含み、複数の軸受によりケーシング(208)内に支持される回転部材(202)と、第1の熱膨張率(CTE)を有する金属材料を含み、ケーシング内で回転部材から半径方向外向きに位置付けられた翼形部ベーンハンガー(216)と、を備え、翼形部ベーンハンガーが、ケーシングに固定して結合された半径方向外側部分と、ベーン取付具を有する半径方向内側部分と、を含み、ガスタービンエンジンアセンブリ(10)が更に、第1の脚部及び第2の脚部を有する半径方向外側シャンク部を含むベーン(206)を備え、第1及び第2の脚部の各々が、翼形部取付具の両側で半径方向外向きに延在しており、且つ第2のCTEを有するセラミックマトリックス複合材(CMC)を含む、ガスタービンエンジンアセンブリ(10)。

請求項19

半径方向外側部分と翼形部ベーンハンガーとの間にギャップを含み、該ギャップは、翼形部ベーンハンガーの温度が第1の温度から第2のより高い温度に上昇したときにサイズが減少するように構成されている、請求項18記載のガスタービンエンジンアセンブリ(10)。

請求項20

翼形部ベーンハンガーと半径方向外側シャンク部との間に延在するピンを更に備える、請求項18記載のガスタービンエンジンアセンブリ(10)。

技術分野

0001

本明細書は、部品接続アセンブリに関し、より詳細には、異なる熱膨張率(CTE)を有する材料を含む部品接続アセンブリに関する。

背景技術

0002

高温環境セラミックマトリックス複合材CMC)から形成された部品を金属から形成された部品に接続する少なくとも幾つかの用途では、通常は2つの材料間でCTEが異なる。通常、部品がその高温動作条件に達すると、CMCよりも金属の成長がより早くより大きな程度になるので、2つの金属要素の間でCMCに加わるクランプ荷重は小さくなる。このクランプ荷重の喪失は、ほとんどの場合受け入れがたく、設計で克服することは困難である。

0003

耐荷重CMC部品要素の取付は、高温でのクランプ荷重を維持するためにバネ要素を含むボルト付き継手で達成しようとされてきた。CMCの低CTEを補償するために、A−286などの高CTE材料がスペーサとして使用されている。また、非片持ち式ノズル及びシュラウドピン要素を使用していたが、限定的な成果しか収めていない。

先行技術

0004

米国特許第8607577号明細書

0005

1つの実施形態では、機械的接続継手は、第1の熱膨張率(CTE)値を有する材料から形成された第1の継手部材を含み、第1の継手部材は、第1の側壁、対向する第2の側壁及びそれらの間に延在する本体を含む。機械的接続継手は更に、第2のCTE値を有する材料から形成された第2の継手部材を含み、第2のCTEが第1のCTEよりも小さい。第2の継手部材は、第1の側壁に対面する第1の脚部と、第2の側壁に対面する第2の脚部と、第1の脚部と第2の脚部との間に延在する接続部材とを含む。第1のギャップが第1の継手部材と第1の脚部との間に形成され、第2のギャップが第1の継手部材と第2の脚部との間に形成される。

0006

別の実施形態では、翼形取付アセンブリは、ベーンプラットフォームから延び、第1の熱膨張率(CTE)を有するセラミックマトリックス複合材(CMC)を各々が含む複数の翼形部ベーンシャンクを含む。翼形部取付アセンブリはまた、第2のCTEを有する金属材料から形成され、複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンク間に位置付けられた翼形部ベーンハンガーを備え、翼形部ベーンハンガーの表面が、複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンクに向かって外向きに膨張し、これにより複数の翼形部ベーンシャンクのうちの隣接する翼形部ベーンシャンクに力を作用するように構成されている。

0007

更に別の実施形態では、ガスタービンエンジンアセンブリは、回転軸線を含み、複数の軸受によりケーシング内に支持される回転部材を備える。ガスタービンエンジンアセンブリはまた、第1の熱膨張率(CTE)を有する金属材料を含み、ケーシング内で回転部材から半径方向外向きに位置付けられた翼形部ベーンハンガーを備え、翼形部ベーンハンガーが、ケーシングに固定して結合された半径方向外側部分と、ベーン取付具を有する半径方向内側部分と、を含む。ガスタービンエンジンアセンブリが更に、第1の脚部及び第2の脚部を有する半径方向外側シャンク部を含むベーンを備え、第1及び第2の脚部の各々が、翼形部取付具の両側で半径方向外向きに延在しており且つ第2のCTEを有するセラミックマトリックス複合材(CMC)を含む。

0008

図1〜8は、本明細書で記載される方法及び装置の例示的な実施形態を示している。

図面の簡単な説明

0009

長手方向軸線を有する例示的なガスタービンエンジンアセンブリ10の概略断面図。
本開示の例示的な実施形態による、図1に示すガスタービンエンジンアセンブリの一部の断面図。
本開示の例示的な実施形態による、図1に示すガスタービンエンジンアセンブリの一部の半径方向内向きに見た図。
本開示の別の実施形態による、図1に示すガスタービンエンジンアセンブリの一部の半径方向内向きに見た図。
本開示の例示的な実施形態による、機械的接続継手の側面図。
本開示の別の例示的な実施形態による、機械的接続継手の平面図。
図2に示すベーンハンガー及びシャンク並びに金属中間シールを含む、片持ち式固体ダブレットCMCベーンの斜視図。
CMC部品だけを示した片持ち式固体ダブレットCMCベーンの斜視図。

実施例

0010

種々の実施形態の特定の特徴は一部の図面で示され、他の図面では示されない場合があるが、これは便宜上のことに過ぎない。何れかの図面の何れかの特徴は、他の何れかの図面の何れかの特徴と組み合わせて参照及び/又は請求項に記載することができる。

0011

別途指示されていない限り、本明細書で示される図面は、本開示の実施形態の特徴を例証するものとする。これらの特徴は、本開示の1又はそれ以上の実施形態を含む幅広い種類のシステムで適用可能であると考えられる。従って、図面は、当業者には公知の従来の全ての特徴を含むことを意図するものではなく、本開示の実施形態の実施に必要とされることを意図している。

0012

以下の詳細な説明は、限定ではなく例証として本開示の実施形態について例示している。本開示は、産業、商業、及び住宅用途において低CTEを有する部品と高CTEを有する部品とを接合する分析的及び系統的実施形態に対して一般的に応用されることは企図される。

0013

本開示の実施形態は、2つの部品、例えば、セラミックマトリックス複合材(CMC)ベーンを金属翼形部ハンガーに接合する取付構成を記載している。本明細書では片持ち式固体ダブレットCMCベーンに関して記載されているが、本発明の取付構成は、他のCMCベーン及び構造に適用されるあらゆるCMC−金属部品接合に適用可能であることを理解されたい。本明細書で説明されるように、外側端壁を通る連続プライとして翼形部から延在する2つのCMCベーン装着シャンク間に金属ハンガーが挟装されピン止めされる。金属ピン及びハンガーは、作動温度にて金属がCMCよりも大きく成長するときに所望のクランプ荷重が得られるようにCMCが取り付けられる。同じ取付構成を用いて、内側流路端壁を通って延在するベーンシャンク間に金属製内側中間シールボックスを装着することができる。

0014

CMCベーンに取り付けられる金属部品は、CMC間又はCMC内部に拘束されるように構成される。従って、CMCと金属間の熱膨張率(CTE)の差違を利用して、高温の作動温度において部品間のクランプ荷重が減少ではなく増大するようにする。例えば、固体翼形部及び一体式CMC流路端壁を含む片持ち式CMCダブレットベーンの接続において、金属ハンガーが2つのCMCベーン装着シャンク間に狭装されピン止めされる。金属ハンガーは、作動温度にて金属がCMCよりも大きく成長するときに所望のクランプ荷重が得られるようにCMCベーンシャンク間に挟装される。同様に、金属ピン(又は段付きボルト)及びCMC孔は、作動温度において所望の嵌装が得られるようなサイズにされる。

0015

以下の説明は、添付図面を参照しており、該図面では、そうでないことの表現がない限り、異なる図面における同じ参照符号は同じ要素を示している。

0016

図1は、長手方向軸線11を有する例示的なガスタービンエンジンアセンブリ10の概略断面図である。ガスタービンエンジンアセンブリ10は、ファンアセンブリ12と、コアガスタービンエンジン13とを含む。コアガスタービンエンジン13は、高圧圧縮機14、燃焼器16、及び高圧タービン18を含む。例示的な実施形態では、ガスタービンエンジンアセンブリ10はまた、低圧タービン20、多段ブースタ圧縮機22、及びブースタ22を実質的に囲むスプリッタ44を含む。

0017

ファンアセンブリ12は、ロータディスク26から半径方向外向きに延在するファンブレード24のアレイを含む。ガスタービンエンジンアセンブリ10は、吸気側28と排気側30とを有する。ファンアセンブリ12、ブースタ22、及びタービン20は、第1のロータシャフト31により共に結合され、圧縮機14及びタービン18は、第2のロータシャフト32により共に結合される。例示的な実施形態では、エンジンアセンブリ10は、限定ではないが、米国オハイオシンシナティ所在のGeneral Electric Companyから入手可能なLEAP又はPassport 20ガスタービンエンジンとすることができる。

0018

作動時には、空気がファンアセンブリ12を通って流れ、この空気流の第1の部分50は、ブースタ22を通って送られる。ブースタ22から吐出される圧縮空気は、圧縮機14を通って送られ、ここで空気流が更に圧縮されて燃焼器16に送給される。燃焼器16からの高温の燃焼生成物図1には示さず)は、タービン18,20を駆動するのに利用され、タービン20は、シャフト31によってファンアセンブリ12及びブースタ22を駆動するのに利用される。ガスタービンエンジンアセンブリ10は、設計作動条件と設計外作動条件との間のある範囲の作動条件で作動可能である。

0019

ファンアセンブリ12から吐出される空気流の第2の部分52は、バイパスダクト40を通って送られて、ファンアセンブリ12からの空気流の一部をコアガスタービンエンジン13の周りバイパスさせる。より具体的には、バイパスダクト40は、ファンケーシング42とスプリッタ44との間に延在する。
従って、ファンアセンブリ12からの空気流の第1の部分50は、上述のようにブースタ22を通り、次いで圧縮機14内に送られ、ファンアセンブリ12からの空気流の第2の部分52は、バイパスダクト40を通って送られて、例えば航空機推力を提供する。ガスタービンエンジンアセンブリ10はまた、ファンアセンブリ12に構造上の支持を与えるファンフレームアセンブリ60を含み、また、ファンアセンブリ12をコアガスタービンエンジン13に結合するのにも利用される。

0020

ファンフレームアセンブリ60は、通常は半径方向外側取付フランジと半径方向内側取付フランジとの間で実質的に半径方向に延び且つバイパスダクト40内で円周方向に間隔を置いて配置された複数の出口ガイドベーン70を含む。ガイドベーン70は、ファンブレード24のような回転ブレードから下流側で空気流を転回させる役割を果たす。

0021

図2は、本開示の例示的な実施形態による、ガスタービンエンジンアセンブリ10(図1に示す)の一部の断面である。例示的な実施形態では、回転部材202は、複数の半径方向外向きに延在するブレード204を含む。ブレード204は、回転部材202を囲むケーシング208から半径方向内向きに延在する固定ベーン206と互いに噛み合っている。固定ベーン206は、プラットフォーム210、プラットフォーム210から半径方向内向きに延在する翼形部212、及びプラットフォーム210から半径方向外向きに延在するシャンク214を含む。固定ベーン206は、金属ベーンハンガー216を介してケーシング208に結合される。CMCベーンのシャンク214におけるスロット218により、シャンク214の長さ220に沿った異なる成長が可能になる。

0022

図3は、本開示の例示的な実施形態による、ガスタービンエンジンアセンブリ10(図1に示す)の一部の半径方向内向きに見た図である。図4は、本開示の別の実施形態による、ガスタービンエンジンアセンブリ10(図1に示す)の一部の半径方向内向きに見た図である。例示的な実施形態では、ベーン206は、第1の熱膨張率(CTE)を有するセラミックマトリックス複合材料(CMC)から形成される。図3で見られるベーン206の一部がシャンク214である。ベーン206は、ベーンハンガー216により隠れているが、紙面内に延在している。1又はそれ以上の位置決め又はドリフトピン302が、シャンク214内部からベーンハンガー216内に延在する。ピン302は、シャンク214の各々におけるそれぞれのボア304内に遊嵌することができ、作動温度にて膨張してシャンク214のボア304内で締まり嵌めすることができる。種々の実施形態では、シャンク214とベーンハンガー216との間にギャップ306が形成される。ギャップ306は、組み立てプロセス中の設置を容易にすることができる。始動時にガスタービンエンジンアセンブリ10(図1に示す)の温度が上昇すると、ギャップ306が減少する。1つの実施形態では、ギャップ306がほぼゼロの距離にまで減少することは、ベーンハンガー216の表面308がシャンク214の表面310及び/又はベーンハンガー216に直接的に荷重がかかることを意味する。シャンク214及びベーンハンガー216が形成される異なる材料のCTEが異なっていることに起因して、ベーンハンガー216がシャンク214とは異なる割合で膨張するので、ベーンハンガー216は、ギャップ306を吸収してシャンク214に接触し、シャンク214に力を加える。この力は、シャンク214及びベーンハンガー216の寸法、それぞれのCTE、ガスタービンエンジンアセンブリ10(図1に示す)の予想作動温度に基づいて予め設定されている。別の実施形態では、図3に示すような4つのピン302の代わりに、3つのピンが使用される。一対のピン312が、シャンク214及びベーンハンガー216を貫通して延在する貫通ボア314を共用することができる。

0023

図5は、本開示の例示的な実施形態による、機械的接続継手400の側面図である。1つの実施形態では、機械的接続継手400は、限定ではないが、ベーンハンガー216などの第1の継手部材402を第2の継手部材403に接合するよう構成される。第1の継手部材402は、第1の熱膨張率(CTE)値を有する材料、例えば、金属又は金属性材料から形成される。第1の継手部材402は、第1の側壁404と、対向する第2の側壁406と、これらの間に延在する本体408とを含む。限定ではないがシャンク214のような第2の継手部材403は、第1のCTEよりも小さい第2のCTE値を有するセラミックマトリックス複合材(CMC)材料から形成される。第2の継手部材403は、第1の側壁404に対面する第1の脚部412、第2の側壁406に対面する第2の脚部414、及び第1の脚部412と第2の脚部414との間に延在する接続部材416を含む。第1のギャップ418が第1の継手部材402と第1の脚部412との間に定められる。第2のギャップ420が、第1の継手部材402と第2の脚部414との間に定められる。

0024

第1のギャップ418は、第1の温度にて第1の継手部材402と第1の脚部412との間に第1の距離422を定め、第2の温度にて第1の継手部材402と第1の脚部412との間に第2の距離426を定め、第2の距離426が第1の距離422と異なり、第2の温度は第1の温度とは異なる。例示的な実施形態では、第2の距離426と第1の距離422との間の距離変化は、第2の温度と第1の温度との間の温度変化反比例する。第1の継手部材402は、第1の温度にて第1の脚部412に第1の力430を作用し、第2の温度にて第1の脚部412に第2の力432を作用させ、ここで第2の力432は第1の力430よりも大きく、第2の温度は第1の温度よりも高い。

0025

図6は、本開示の別の例示的な実施形態による、機械的接続継手500の平面図である。1つの実施形態では、機械的接続継手500は、第1の継手部材502を第2の継手部材504に接合するよう構成される。例示的な実施形態では、第1の側壁506及び対向する第2の側壁508は、弓形の形状にされ、全体として円形断面を形成する。第1の脚部510及び第2の脚部512は、弓形の形状にされ、全体として第1の側壁506及び第2の側壁508に相補的な円形断面を形成する。種々の実施形態では、機械的接続継手500は、円形ではなく、限定ではないが、長円長方形楕円、及び同様のものを含む、他の弓形又は方形断面を有することができる。

0026

図7は、ベーンハンガー216、シャンク214、及び中間シール702を含む、片持ち式固体ダブレットCMCベーン700の斜視図である。図8は、CMC部品だけを示した片持ち式固体ダブレットCMCベーン700の斜視図である。

0027

部品を接合する装置及びシステムに関する上述の実施形態は、比較的簡素な幾何形状及び材料によって堅固な規定取付具をもたらすコスト効果があり信頼性の高い手段を提供する。より具体的には、本明細書で記載される装置及びシステムは、立証されたタービン取付具及び組立法の使用を可能にし、また、従来のシール方法でも可能となる。結果として、本明細書で記載される装置及びシステムは、コスト効果があり信頼性の高い方式で高温環境にて作動する部品の保守及び組み立てを可能にする。

0028

本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本開示を説明し、また、あらゆる当業者が、あらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる組み込み方法を実施することを含む本開示を実施することを可能にする。本開示の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。

0029

10ガスタービンエンジンアセンブリ
12ファンアセンブリ
13コアガスタービンエンジン
14高圧圧縮機
16燃焼器
18高圧タービン
20低圧タービン
22多段ブースタ圧縮機
26ロータディスク
24ファンブレード
40バイパスダクト
42ファンケーシング
44スプリッタ
60ファンフレームアセンブリ
70出口ガイドベーン
214シャンク
216ベーンハンガー
402 第1の継手部材
403 第2の継手部材

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